JP2005210074A - Multilayer board and power amplifier module - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、多層基板及びパワーアンプモジュールに関する。 The present invention relates to a multilayer substrate and a power amplifier module.
近年、通信端末装置、特に携帯電話では、形状の小型化が急速に進展しており、当然の帰結として、携帯電話の一部品であるパワーアンプモジュールにも小型化が強く求められている。パワーアンプモジュールは通信端末装置としては一部品であり、マザーボードにパワーアンプモジュールとその他のデバイスが接続されることになる。そのため、外部接続端子のインピーダンスがずれてしまい、発振を含めた特性劣化の原因となってしまう。従って、周囲のデバイスの影響を受けずに、本来の特性を満足できるパワーアンプモジュールが要求される。 In recent years, communication terminal devices, particularly mobile phones, have been rapidly reduced in size, and as a natural consequence, power amplifier modules, which are parts of mobile phones, are strongly required to be downsized. The power amplifier module is one component as a communication terminal device, and the power amplifier module and other devices are connected to the motherboard. For this reason, the impedance of the external connection terminal is deviated, which causes deterioration of characteristics including oscillation. Therefore, a power amplifier module that can satisfy the original characteristics without being affected by surrounding devices is required.
上記問題を解決するため、従来のパワーアンプモジュール(例えば特許文献1参照)に、バイパスコンデンサ付き多層基板(例えば特許文献2及び3参照)を適用して、その特性を調べてみた。
図3は、バイパスコンデンサ付き多層基板を適用したパワーアンプモジュールの具体的な構成を示す回路図である。パワーアンプモジュール200は、図3に示すように、入力整合回路部101と、半導体回路部102と、段間整合回路部103と、バイアス回路部104と、出力整合回路部105と、から構成されている。
FIG. 3 is a circuit diagram showing a specific configuration of a power amplifier module to which a multilayer substrate with a bypass capacitor is applied. As illustrated in FIG. 3, the
入力整合回路部101は、Pin端子でのインピーダンス(50[Ω])を半導体回路部102の入力インピーダンスに整合させ、Pin端子から入力された信号をインピーダンス未整合による損失なく半導体回路部102の入力へ伝送する。
The input
半導体回路部102は、2段構成の半導体素子S1及びS2を備え、入力整合回路部101から入力される信号を増幅して出力する。
The
段間整合回路部103は、半導体素子S1の出力インピーダンスを半導体素子S2の入力インピーダンスに整合させ、半導体素子S1から出力された信号をインピーダンス未整合による損失なく、半導体素子S2の入力へ伝送する。
The interstage
バイアス回路部104は、3つのインダクタンス素子L1〜L3と、接地キャパシタンス素子C1と、を備えており、半導体回路102の半導体素子S1及びS2を増幅素子として動作させるものである。インダクタンス素子L1〜L3は、半導体回路部102の各段で増幅された信号をVccやVreg等の電源端子へ漏洩させないよう、インピーダンスを理想的には無限大とすることが求められる。接地キャパシタンス素子C1は、高周波信号を減衰させると同時に、半導体素子S1の出力部Aと半導体素子S2の出力部Bとの間でアイソレーションがとれるようになっている。
The
図3に示す出力整合回路部105は、半導体素子S2の出力インピーダンスをPout端子で見たインピーダンス(50[Ω])に整合させ、半導体素子S2から出力された信号をインピーダンス未整合による損失なく、Pout端子へ伝送する。
The output
図23は、図3に示すパワーアンプモジュールの正面図である。パワーアンプモジュール200は、誘電体基板1と、MMIC(Microwave Monolithic IC)2と、チップコンデンサ6と、から構成されている。また、誘電体基板1の面内には、サーマルビア3と長孔スルーホール4とビアホール5とが形成されており、パワーアンプモジュール100は、ビアホール5の内部にビア7を備えている。
FIG. 23 is a front view of the power amplifier module shown in FIG. The
誘電体基板1は、上から見て、第1の誘電体層21と、第2の誘電体層22と、第3の誘電体層23と、第4の誘電体層24と、第5の誘電体層25と、第6の誘電体層26と、第7の誘電体層27と、を積層した構成となっている。具体的には、誘電体基板1は、第4の誘電体層24をコア基板として、その上に第3の誘電体層23、第2の誘電体層22及び第1の誘電体層21を順次積層し、その下に第5の誘電体層25、第6の誘電体層26及び第7の誘電体層27を順次積層することによって形成される。また、第1〜第7の誘電体層21〜27は、エポキシ樹脂等によって構成されている。
When viewed from above, the
コア基板である第4の誘電体層24は、比誘電率がεr=9.5で、厚さが155[μm]の誘電体から構成されており、第1〜第3の誘電体層21〜23及び第5〜第7の誘電体層25〜27は、比誘電率がεr=10.5で、厚さが40[μm]の誘電体から構成されている。
The fourth
第1〜第7の誘電体層21〜27には、図3に示す回路図に含まれる回路部品のうち、MMIC2に含まれる第1及び第2の半導体素子S1及びS2を除いたチップ部品が搭載されており、これらのチップ部品は、所望の回路構成となるように接続されている。回路部品の配置については、特に限定はないが、採用し得る一例を、図5〜図11及び図13を参照して説明する。尚、本発明に関係する箇所のみ、下層に接続されるビアを×、ビアの受け側を○とし、図5〜図11及び図13に示す。
In the first to seventh
図5は第1の誘電体層21を表面側から見た平面図、図6は第2の誘電体層22を表面側から見た平面図、図7は第3の誘電体層23を表面側から見た平面図、図8は第4の誘電体層24を表面側から見た平面図、図9は第5の誘電体層25を表面側から見た平面図、図10は第6の誘電体層26を表面側から見た平面図、図11は第7の誘電体層27を表面側から見た平面図、図13は第7の誘電体層27を裏面側から見た平面図である。
FIG. 5 is a plan view of the first
図7〜図11に示す第3〜第7の誘電体層23〜27の表面には、それぞれ導体パターンが形成されている。図7〜図10に示す第3〜第6の誘電体層23〜26の表面に形成されている導体パターンは、インダクタンス素子L1及びL2の一部を構成しており、図11に示す第7の誘電体層27の表面に形成されている導体パターンは、インダクタンス素子L2の一部を構成している。これらの導体パターンによって、インダクタンス素子L1及びL2が取得される。
Conductor patterns are formed on the surfaces of the third to seventh
図23に示す誘電体基板1には、信号入力用端子Pin、信号出力用端子Pout、接地端子GND及び外部接続端子Vcc等が側面電極もしくは裏面電極の形態で付与されている。
The
MMIC2は、図3に示す回路図に含まれる回路部品のうち、第1及び第2の半導体素子S1及びS2から構成される半導体回路部102の回路部品を搭載するものであり、その電極は、ワイヤーボンディング、フリップチップ実装等により、誘電体基板1上に形成された導体パターンに接続される。また、MMIC2は、その信頼性確保のため、封止用樹脂により、封止された状態で実装される。
The
サーマルビア3は、MMIC2の搭載領域内において、第1〜第7の誘電体層21〜27の層間を連続して貫通するように、適当な間隔をあけて複数設けられている。サーマルビア3の内部には、Agペースト等の導電性ペーストによる充填材が充填されている。
In the mounting area of the
長孔スルーホール4は、誘電体基板1の側面付近において、第1〜第7の誘電体層21〜27の層間を連続して貫通するように設けられている。
The long hole through
ビアホール5は、第1〜第7の誘電体層21〜27の層間を連続して貫通するように設けられている。
The
チップコンデンサ6は、誘電体基板1の表面に搭載されており、図3に示す回路図に含まれる回路部品のうち、接地キャパシタンス素子C1を構成している。チップコンデンサ6は、電源電圧の変動を緩和し、電源ノイズを抑制するバイパスコンデンサとして機能するものである。
The
ビア7は、第1の誘電体層21の表面に搭載されているチップコンデンサ6と、第7の誘電体層27の裏面に付与されている外部電源端子Vccと、をビアホール5を介して電気的に接続している。
Via 7 electrically connects
図24は、バイアス回路部104の一部である。図25は、0603サイズで電気容量が100[pF]のチップコンデンサ6を図23に示す接地キャパシタンス素子C1として用いた場合のPort1−2間のアイソレーション特性と、電気容量100[pF]の理想コンデンサを用いた場合のアイソレーション特性と、を示すグラフである。
FIG. 24 is a part of the
チップコンデンサ6を用いた場合のアイソレーション特性は、図25に示すように、理想コンデンサを用いた場合のアイソレーション特性、即ちコンデンサ本来の特性とはほど遠いことがわかる。これは、チップコンデンサ6の自己共振周波数が低いためである。
As shown in FIG. 25, the isolation characteristic when the
また、チップコンデンサ6が有する微小インダクタンスL6、グランド電極GNDの引回しや長孔スルーホール4が有するインダクタンスL4等のため、実際のバイアス回路部104のPort1−2間には、図26に示すような、直列共振回路が形成される。このため、誘電体基板1表面でのグランド電極のインピーダンスは高くなってしまう。
Further, because of the minute inductance L6 that the
上述のような事情のため、接地キャパシタンス素子C1はコンデンサ本来の特性を発揮し得ず、パワーアンプモジュール200に広い帯域を有するバイパスコンデンサを形成することは困難であった。
Due to the circumstances as described above, the grounded capacitance element C1 cannot exhibit the original characteristics of the capacitor, and it is difficult to form a bypass capacitor having a wide band in the
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、小型で、周囲のデバイスの影響を受けにくい多層基板、パワーアンプモジュール及び通信端末装置を提供することを目的とする。 SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is that it provides a multi-layer board, a power amplifier module, and a communication terminal device that are small in size and hardly affected by surrounding devices.
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る多層基板は、表面に電極を備える複数の誘電体層を積層して形成した多層基板であって、前記多層基板の一主面に搭載されている半導体素子と他主面に付与されている電源端子とをビアホールを介して電気的に接続するビアを備え、前記誘電体層を挟む第1及び第2の電極のうち、前記第1の電極を前記ビアから引き出された信号ラインにより前記半導体素子と前記電源端子とに電気的に接続すると共に、第2の電極を接地することによって、前記多層基板の内層にバイパスコンデンサを形成した、ことを特徴とする。 In order to achieve the above object, a multilayer substrate according to a first aspect of the present invention is a multilayer substrate formed by laminating a plurality of dielectric layers having electrodes on the surface, and is formed on one main surface of the multilayer substrate. A via that electrically connects the mounted semiconductor element and a power supply terminal provided on the other main surface through a via hole, and the first and second electrodes sandwiching the dielectric layer, The first electrode is electrically connected to the semiconductor element and the power supply terminal by a signal line drawn from the via, and the second electrode is grounded, thereby forming a bypass capacitor in the inner layer of the multilayer substrate. It is characterized by that.
また、上記多層基板において、前記バイパスコンデンサは、前記複数の誘電体層のうち、グランド付近にある下層の誘電体層を用いて形成されている、ことが望ましい。場合によっては前記ビアから引き出した信号側のコンデンサ電極を接地されたグランド電極で上下層から挟み、コンデンサを形成することで容量値を稼ぐ事が出来、更に上下をグランド電極で挟んだ事で信号電極と他のパターンとのアイソレーション効果にもつながる。また、その他の例として、図27に示すように、積層基板内部に対称にバイパスコンデンサを形成する事で、基板に反り等がない高品質な基板を提供出来る。
1.コンデンサは何層で形成しても構わない。
2.信号側のコンデンサ電極を上下のグランド電極で挟む事でバイパスコンデンサと多層基板内の他の層に形成された各種回路パターンとを電磁気的に遮蔽できるので、他の電極とのアイソレーション効果も期待出来る。
3.基板内部に対称にバイパスコンデンサを形成する事で、高品質な基板を提供出来る。
In the multilayer substrate, it is preferable that the bypass capacitor is formed using a lower dielectric layer near the ground among the plurality of dielectric layers. In some cases, the capacitor electrode on the signal side drawn out from the via can be sandwiched from the upper and lower layers with a grounded ground electrode, and the capacitance value can be increased by forming a capacitor. It also leads to an isolation effect between the electrode and another pattern. As another example, as shown in FIG. 27, by forming a bypass capacitor symmetrically inside the multilayer substrate, it is possible to provide a high-quality substrate free from warpage or the like.
1. The capacitor may be formed with any number of layers.
2. By sandwiching the capacitor electrode on the signal side between the upper and lower ground electrodes, the bypass capacitor and various circuit patterns formed on other layers in the multilayer substrate can be electromagnetically shielded, so that an isolation effect from other electrodes can also be expected. I can do it.
3. By forming bypass capacitors symmetrically inside the substrate, a high-quality substrate can be provided.
また、上記多層基板において、前記バイパスコンデンサを構成する誘電体層は、その比誘電率が他に使用している層よりも高く、40以上である事が望ましい。 In the multilayer substrate, it is desirable that the dielectric layer constituting the bypass capacitor has a relative dielectric constant higher than that of other layers and is 40 or more.
さらに、上記多層基板において、前記バイパスコンデンサを構成する誘電体層は、その厚さが他に使用している層よりも薄く、10[μm]以下である事が望ましい。 Further, in the multilayer substrate, it is desirable that the dielectric layer constituting the bypass capacitor is thinner than other layers used and is 10 [μm] or less.
また、本発明の第2の観点に係るパワーアンプモジュールは、通信端末装置の送信部に用いられるパワーアンプモジュールであって、前記半導体素子から構成され、入力された信号を増幅して出力する増幅回路部と、前記バイパスコンデンサを含み、前記半導体素子を増幅素子として動作させるバイアス回路部と、を備え、前記バイアス回路部を構成する複数の回路要素のうち、少なくとも一部の回路要素は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の多層基板の内層に形成されている、ことを特徴とする。
A power amplifier module according to a second aspect of the present invention is a power amplifier module used in a transmission unit of a communication terminal device, and includes an amplifier configured to amplify an input signal and output the amplified signal. A circuit unit, and a bias circuit unit including the bypass capacitor and operating the semiconductor element as an amplifying element, and at least some of the circuit elements constituting the bias circuit unit include: It is formed in the inner layer of the multilayer board | substrate of any one of claim |
本発明により、小型で、周囲のデバイスの影響を受けにくい多層基板及びパワーアンプモジュールを提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a multilayer substrate and a power amplifier module which are small in size and hardly affected by surrounding devices.
以下、本発明の実施の形態に係る通信端末装置を図面を参照して説明する。 Hereinafter, a communication terminal apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の実施の形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図である。通信端末装置は、例えば携帯電話等であって、図1に示すように、RF(Radio Frequency)部10と、ベースバンド部20と、を備え、RF部10は、アンテナ11と、スイッチ12と、送信部13と、分配器14と、受信部15と、IF(Intermediate Frequency)部16と、から構成されている。
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a communication terminal apparatus according to an embodiment of the present invention. The communication terminal device is a mobile phone, for example, and includes an RF (Radio Frequency)
送信部13は、ミキサ131と、電力増幅部132と、を備えている。ミキサ131は、図示しない変調器から供給される信号と、分配器14から供給される信号と、をミキシングし、ミキシングして得られた信号を電力増幅部132に供給する。電力増幅部132は、ミキサ131から供給される信号を増幅し、増幅した信号をスイッチ12を介してアンテナ11に伝送する。
The
なお、本実施の形態において、電力増幅部132において使用される周波数帯は、880〜915[MHz]または1710〜1785[MHz]であり、電力増幅部132に要求される出力は、35[dBm]または32[dBm]である。
In the present embodiment, the frequency band used in the
受信部15は、増幅器151と、ミキサ152と、を備えている。増幅器151は、アンテナ11からスイッチ12を介して入力された信号を増幅し、増幅した信号からノイズ成分が除去された所定の周波数成分の信号を抽出する。ミキサ152は、増幅器151から出力された受信信号と、分配器14から供給される信号と、をミキシングし、ミキシングして得られた信号をIF部16に供給する。
The receiving
図2は、電力増幅部132の内部構成を示すブロック図である。電力増幅部132は、図2に示すように、パワーアンプモジュール100と、バンドパスフィルタ110と、電力検出部120と、ローパスフィルタ130と、電力制御部140と、から構成されている。電力制御部140は、電力検出部120から供給される電力検出信号に基づき、パワーアンプ100から出力される送信信号の電力を制御する。
FIG. 2 is a block diagram showing an internal configuration of the
なお、本実施の形態において、1系の電力増幅部を有する回路構成を示しているが、GSM/DCSデュアルバンド対応の電力増幅部も知られており、そのような電力増幅部にも、本願発明は適用可能である。 In the present embodiment, a circuit configuration having a one-system power amplification unit is shown, but a power amplification unit corresponding to a GSM / DCS dual band is also known. The invention is applicable.
図3は、図2に示すパワーアンプモジュール100の具体的な構成を示す回路図である。パワーアンプモジュール100は、図3に示すように、入力整合回路部101と、半導体回路部102と、段間整合回路部103と、バイアス回路部104と、出力整合回路部105と、から構成されている。
FIG. 3 is a circuit diagram showing a specific configuration of
入力整合回路部101は、Pin端子でのインピーダンス(50[Ω])を半導体回路部102の入力インピーダンスに整合させる機能を有し、Pin端子から入力された信号をインピーダンス未整合による損失なく半導体回路部102の入力へ伝送する。
The input
半導体回路部102は、2段構成の半導体素子S1及びS2を備え、入力整合回路部101から入力される信号を増幅して出力する。
The
また、Vref端子は、出力制御用に設けられた端子であり、パワーアンプモジュール100の出力は、Vref端子に印加される電圧レベルにより制御される。Vref端子に印加される電圧は、図2に示す電力検出部120によって得られた信号が、電力制御部140に帰還されることにより得られ、電力制御部140からの出力であるVref信号により、パワーアンプモジュール100の出力が、常に、一定となるように動作する。
The Vref terminal is a terminal provided for output control, and the output of the
段間整合回路部103は、半導体素子S1の出力インピーダンスを半導体素子S2の入力インピーダンスに整合させ、半導体素子S1から出力された信号をインピーダンス未整合による損失なく、半導体素子S2の入力へ伝送する。
The interstage
バイアス回路部104は、3つのインダクタンス素子L1〜L3と、接地キャパシタンス素子C1と、を備えており、半導体回路102の半導体素子S1及びS2を増幅素子として動作させるものである。インダクタンス素子L1〜L3は、半導体回路部102の各段で増幅された信号をVccやVreg等の電源端子へ漏洩させないよう、インピーダンスを理想的には無限大とすることが求められる。このため、通常、バイアス回路104を構成するインダクタンス素子L1〜L3は、(λ/4)長パターン又は(λ/4)長パターンに相当するインピーダンスを有する。接地キャパシタンス素子C1は、高周波信号を減衰させると同時に、半導体素子S1の出力部Aと半導体素子S2の出力部Bとの間でアイソレーションがとれるようになっている。
The
出力整合回路部105は、半導体素子S2の出力インピーダンスをPout端子で見たインピーダンス(50[Ω])に整合させ、半導体素子S2から出力された信号をインピーダンス未整合による損失なく、Pout端子へ伝送する。
The output
図4は、図2に示すパワーアンプモジュール100の正面図である。パワーアンプモジュール100は、誘電体基板1と、MMIC(Microwave Monolithic IC)2と、から構成されている。誘電体基板1の面内には、サーマルビア3と長孔スルーホール4とビアホール5とが形成されており、パワーアンプモジュール100は、ビアホール5の内部にビア7を備えている。
4 is a front view of the
誘電体基板1は、上から見て、第1の誘電体層21と、第2の誘電体層22と、第3の誘電体層23と、第4の誘電体層24と、第5の誘電体層25と、第6の誘電体層26と、第7の誘電体層27と、第8の誘電体層28と、を積層した構成となっている。具体的には、誘電体基板1は、第4の誘電体層24をコア基板として、その上に第3の誘電体層23、第2の誘電体層22及び第1の誘電体層21を順次積層し、その下に第5の誘電体層25、第6の誘電体層26、第7の誘電体層27及び第8の誘電体層28を順次積層することによって形成される。なお、誘電体基板1は互いに独立する第1〜第8の誘電体層21〜28を順次に積層し、加圧及び加熱することによって、第1〜第8の誘電体層21〜28を構成する誘電体層及び必要な導体パターンを形成してもよい。
When viewed from above, the
誘電体基板1は、第1〜第8の誘電体層21〜28のうち少なくとも1つ、特に、第6の誘電体層26,第7の誘電体層27及び第8の誘電体層28は、ポリビニルベンジルエーテル化合物とチタン酸バリウム等のセラミック誘電体粉末とを含むハイブリット層によって構成されている。本実施の形態において、第1〜第8の誘電体層21〜28は、全てポリビニルベンジルエーテル化合物とチタン酸バリウム等のセラミック誘電体粉末とを含むハイブリット層によって構成されている。無機フィラーを適宜添加してすることも可能である。例えば、コンデンサの容量を高めるため、BaO-TiO2−Nd2O3系、BaO−TiO2−SnO2系、BaO−TiO2−Sm2O3系、PbO−BaO−Nd2O3−TiO2系、BaTiO3系、PbTiO3系、SrTiO3系、CaTiO3系、(Ba,Sr)TiO3系、Ba(Ti,Zr)O3系、BaTiO3−SiO2系、SrZrO3系、BiTiO4系、(Bi2O3,PbO)−BaO−TiO2系、La2Ti2O7系、Nd2TiO7系、(Li,Sm)TiO3系、MgTiO3系、Mg2O4系、Al2O3系、TiO2系、BaO−SiO2系、PbO−CaO系、BaWO4系、CaWO4系、Ba(Mg,Nb)O3系、Ba(Mg,Ta)O3系、BA(Co,Mg,Nb)O3系、Ba(Co,Mg,Ta)O3系、Sr(Mg,Nb)O3系、Ba(Zn,Ta)O3系、Ba(Zn,Nb)O3系、Sr(Zn,Nb)O3系、Ba(Mg,W)O4系、Ba(Ga,Ta)O3系、ZnTiO3系、ZrTiO4系、(Zr,Sn)TiO4系等の誘電体材料を添加する。これらは、単独で或いは2種類以上混合して添加して良く、これらの材料から得たい特性により適宜選択することが可能である。ポリビニルベンジルエーテル化合物で構成されるがこの他に、例えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、ポリイミド樹脂、シアネート樹脂及びポリブタジエン樹脂等が使用可能である。なお、第1〜第8の誘電体層21〜28は、樹脂とセラミック誘電体粉末とを含むハイブリット層によって構成されることが好ましいが、エポキシ樹脂等の有機材料単独で構成されるものであってもよい。
The
本実施の形態において、コア基板である第4の誘電体層24は、比誘電率がεr=9.5で、厚さが155[μm]の誘電体から構成されており、第1〜第3の誘電体層21〜23及び第5〜第7の誘電体層25〜27は、比誘電率がεr=10.5で、厚さが40[μm]の誘電体から構成されている。そして、第8の誘電体層28は、比誘電率が他の誘電体層21〜27よりも高く、厚さが他の誘電体層21〜27よりも薄い誘電体、具体的には比誘電率がεr=40で、厚さが10[μm]の誘電体、から構成されている。
In the present embodiment, the
なお、第1〜第7の誘電体層21〜27に、第8の誘電体層28と同様に厚さが10[μm]程度の誘電体を用いてもよいが、薄い誘電体を用いると、その分積層工程での難度が増す。このため、本実施の形態のように、必要な層、即ち第8の誘電体層28のみに、厚さの薄い誘電体を用いた方が好ましい。また、第1〜第7の誘電体層21〜27に、第8の誘電体層28と同様に比誘電率がεr=40程度の誘電体を用いてもよいが、このようにすると、基板の特性が制限され、設計の自由度が小さくなる。このため、本実施の形態のように、必要な層、即ち第8の誘電体層28のみに、比誘電率の高い誘電体を用いた方が好ましい。
The first to seventh
また、第7の誘電体層27の表面と第8の誘電体層28の裏面とは、グランド端子GNDに接続されている。
The surface of the
第1〜第8の誘電体層21〜28には、図3に示す回路図に含まれる回路部品のうち、MMIC2に含まれる第1及び第2の半導体素子S1及びS2を除いたチップ部品が搭載されており、これらのチップ部品は、所望の回路構成となるように接続されている。回路部品の配置については、特に限定はないが、採用し得る一例を、図5〜図13を参照して説明する。尚、本発明に関係する箇所のみ、下層に接続されるビアを×、ビアの受け側を○とし、図5〜図11及び図13に示す。
In the first to eighth
図5は第1の誘電体層21を表面側から見た平面図、図6は第2の誘電体層22を表面側から見た平面図、図7は第3の誘電体層23を表面側から見た平面図、図8は第4の誘電体層24を表面側から見た平面図、図9は第5の誘電体層25を表面側から見た平面図、図10は第6の誘電体層26を表面側から見た平面図、図11は第7の誘電体層27を表面側から見た平面図、図12は第8の誘電体層28を表面側から見た平面図、図13は第8の誘電体層28を裏面側から見た平面図である。
FIG. 5 is a plan view of the
図7〜図12に示す第3〜第8の誘電体層22〜28の表面と図13に示す第8の誘電体層28の裏面とには、それぞれ導体パターンが形成されている。
Conductor patterns are respectively formed on the front surfaces of the third to eighth
図7〜図10に示す第3〜第6の誘電体層22〜26の表面に形成されている導体パターンは、インダクタンス素子L1及びL2の一部を構成しており、図11に示す第7の誘電体層27の表面に形成されている導体パターンは、インダクタンス素子L2の一部を構成している。これらの導体パターンによって、インダクタンス素子L1及びL2が取得される。
The conductor patterns formed on the surfaces of the third to sixth
また、図12に示す第8の誘電体層28の表面に形成されている導体パターンは、接地キャパシタンス素子C1の電極領域C1aを構成している。この電極領域C1aとグランド端子GNDに接続された第7の誘電体層27の表面領域との対向及び電極領域C1aとグランド端子GNDに接続された第8の誘電体層28の裏面領域との対向によって、バイパスコンデンサとして機能する接地キャパシタンス素子C1が取得される。
Further, the conductor pattern formed on the surface of the
このように、バイパスコンデンサとして機能する接地キャパシタンス素子C1を誘電体基板1の内層に形成することで、パワーアンプモジュール100は、バイパスコンデンサとしてチップコンデンサ6を誘電体基板1の表面に搭載するパワーアンプモジュール200に比べて、小型にすることができる。
Thus, by forming the grounded capacitance element C1 functioning as a bypass capacitor in the inner layer of the
また、第8の誘電体層28は、比誘電率が高く、厚さが薄い誘電体から構成されているため、パワーアンプモジュールは、電極領域C1aと第7の誘電体層27の表面領域との対向及び電極領域C1aと第8の誘電体層28の裏面領域との対向によって取得される接地キャパシタンス素子C1の電気容量を大きくすることができる。本実施の形態では2つの誘電体層を用いて容量を形成しているが、2層以上で容量を形成してもかまわない。また、必要以上の容量値をとる事が出来るならば、1層で容量を形成してもかまわない。また、このバイパスコンデンサを形成する層に比誘電率の高いセラミック粒子を含有したハイブリット材を用いることが好ましい。
In addition, since the
図4に示す誘電体基板1には、信号入力用端子Pin、信号出力用端子Pout、接地端子GND及び外部接続端子Vcc等が側面電極もしくは裏面電極の形態で付与されている。なお、本実施の形態において、外部接続端子Vccは、裏面電極に付与されている。
The
MMIC2は、図3に示す回路図に含まれる回路部品のうち、第1及び第2の半導体素子S1及びS2から構成される半導体回路部102の回路部品を搭載するものであり、その電極は、ワイヤーボンディング、フリップチップ実装等により、誘電体基板1上に形成された導体パターンに接続される。また、MMIC2は、その信頼性確保のため、封止用樹脂により、封止された状態で実装される。
The
サーマルビア3は、MMIC2の搭載領域内において、第1〜第7の誘電体層21〜27の層間を連続して貫通するように、適当な間隔をあけて複数設けられている。サーマルビア3の内部には、Agペースト等の導電性ペーストによる充填材が充填されている。なお、サーマルビア3の内部に充填される充填材は、熱伝導性に優れているものであれば、非導電性材料であってもよい。
In the mounting area of the
長孔スルーホール4は、誘電体基板1の側面付近において、第1〜第8の誘電体層21〜28の層間を連続して貫通するように設けられている。このサーマルビア3とスルーホール4とによって、パワーアンプモジュール100の放熱性を高めることができる。
The long hole through
ビアホール5は、第1〜第8の誘電体層21〜28の層間を連続して貫通するように設けられている。
The via
ビア7は、第1の誘電体層21の表面に搭載されている半導体素子S1及びS2と、第8の誘電体層28の裏面に付与されている外部接続端子Vccと、をビアホール5を介して電気的に接続するものである。
The via 7 connects the semiconductor elements S1 and S2 mounted on the surface of the
図14は、接地キャパシタンス素子C1と、半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccと、の接続構成を示す図である。図14に示すように、第8の誘電体層28の表面に形成されている導体パターンは、電極領域C1aと共に、この電極領域C1aとビア5とを電気的に接続する引出電極領域を含んでいる。接地キャパシタンス素子C1は、この引出電極領域とビア5とから構成される信号ラインにより半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccと電気的に接続されている。なお、引出電極領域の幅Wは、ビア7の最小径よりも大きく形成される。
FIG. 14 is a diagram illustrating a connection configuration of the grounded capacitance element C1, the semiconductor elements S1 and S2, and the external connection terminal Vcc. As shown in FIG. 14, the conductor pattern formed on the surface of the
このように半導体素子S1及びS2と外部接続端子Vccとを接続する信号ライン(ビア5)から引き出された信号ライン(引出電極領域)により、電極領域C1aを半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccに接続しているため、パワーアンプモジュール100は、長孔スルーホール4を含んだグランド電極の引回しや接地キャパシタンス素子C1に対して直列のインダクタンス成分をもつスルーホール等の電極の引回しを減らすことができる。この結果、パワーアンプモジュール100は、バイパスコンデンサとして機能するキャパシタンス素子C1の自己共振周波数を高めることができる。
Thus, the signal region (leading electrode region) drawn from the signal line (via 5) connecting the semiconductor elements S1 and S2 and the external connection terminal Vcc is used to make the electrode region C1a the semiconductor elements S1 and S2 and the external connection terminal Vcc. Therefore, the
なお、本実施の形態において、誘電体基板1の最下層である第8の誘電体層付近に、換言すれば接地面付近に、バイパスコンデンサとして機能するキャパシタンス素子C1を形成したのは、グランド電極のインピーダンスが高くなった場合における接地キャパシタンス素子C1の自己共振周波数の低下を防止するためである。
In the present embodiment, the capacitance element C1 functioning as a bypass capacitor is formed near the eighth dielectric layer, which is the lowermost layer of the
次に、上述のように内層にバイパスコンデンサを形成したパワーアンプモジュール100(図4)と、バイパスコンデンサとしてチップコンデンサ6を表面に搭載したパワーアンプモジュール200(図23)と、のバイアス回路部104における出力部Aと出力部Bとの間のアイソレーション特性を比較してみた。なお、この比較において、パワーアンプモジュール100の内層に形成したバイパスコンデンサと、パワーアンプモジュール200の表面にバイパスコンデンサとして搭載されたチップコンデンサ6と、の電気容量は、共に約120[pF]である。
Next, the
図15は、パワーアンプモジュール100と、パワーアンプモジュール200と、のバイアス回路部104における出力部Aと出力部Bとの間のアイソレーション特性を示すグラフである。パワーアンプモジュール100は、バイパスコンデンサとして機能するキャパシタンス素子C1の自己共振周波数を高めることにより、図15に示すように、パワーアンプモジュール200よりも広い帯域でアイソレーションを得ることができる。
FIG. 15 is a graph showing isolation characteristics between the output unit A and the output unit B in the
続いて、図16に示すように、バイアス回路104に0603サイズのチップコンデンサCsを接続し、このチップコンデンサCsの電気容量を変化させることにより、外部接続端子Vccのインピーダンスが変化したときの出力部Aと出力部Bとの間のアイソレーション特性を求めてみる。図17は、この場合のパワーアンプモジュール200におけるアイソレーション特性を示すグラフであり、図18は、パワーアンプモジュール100におけるアイソレーション特性を示すグラフである。
Subsequently, as shown in FIG. 16, an output portion when the impedance of the external connection terminal Vcc is changed by connecting the 0603 size chip capacitor Cs to the
パワーアンプモジュール100及び200の基本波となる900[MHz]帯において、バイパスコンデンサとしてチップコンデンサ6を搭載するパワーアンプモジュール200では、図17に示すように、外部のインピーダンスの影響を受けてアイソレーションが大きく変化している。一方、バイパスコンデンサを内層するパワーアンプモジュール100では、図18に示すように、外部のインピーダンスが変化しても、一定以上のアイソレーションを得ることができる。
In the 900 [MHz] band, which is the fundamental wave of the
このように、内層に自己共振周波数の高いバイパスコンデンサを形成することにより、パワーアンプモジュール100は、広い帯域でアイソレーションを得ることができ、外部接続端子Vccのインピーダンスの影響、換言すれば周囲のデバイスの影響を受けにくくなる。
In this way, by forming a bypass capacitor having a high self-resonance frequency in the inner layer, the
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記実施の形態の変形態様について、説明する。 In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various deformation | transformation and application are possible. Hereinafter, modifications of the above-described embodiment applicable to the present invention will be described.
上記実施の形態において、第8の誘電体層28の表面に形成されている導体パターンは、電極領域C1aと共に、この電極領域C1aとビア5とを電気的に接続する引出電極領域を含んでおり、接地キャパシタンス素子C1は、この引出電極領域とビア5とから構成される信号ラインにより半導体素子S1及びS2や外部接続端子Vccと電気的に接続されていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、ビア5から引き出された位置に形成されたキャパシタンス素子C1を、半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccに接続する手法であれば任意である。
In the above embodiment, the conductor pattern formed on the surface of the
例えば、図19及び図20に示すように、導体パターンに電極領域C1aの一部として引出電極領域を形成することによって、キャパシタンス素子C1を半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccに接続してもよい。 For example, as shown in FIGS. 19 and 20, even if the capacitance element C1 is connected to the semiconductor elements S1 and S2 and the external connection terminal Vcc by forming an extraction electrode area as a part of the electrode area C1a in the conductor pattern. Good.
また、図21に示すように、半導体素子S1及びS2と外部接続端子Vccとを接続する信号ラインに電極領域C1aを含めることによって、キャパシタンス素子C1を半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccに接続してもよい。 Further, as shown in FIG. 21, the capacitance element C1 is connected to the semiconductor elements S1, S2 and the external connection terminal Vcc by including the electrode region C1a in the signal line connecting the semiconductor elements S1 and S2 and the external connection terminal Vcc. May be.
さらに、上記実施の形態において、外部接続端子Vccは、裏面電極に付与されていたが、本発明は、これに限定されず、側面電極に付与してもよい。この場合の信号ラインを、図22に示すように、第1の誘電体層21の表面に搭載されている半導体素子S1及びS2と第8の誘電体層28の表面の電極領域C1aとを接続するビア5と、電極領域C1aと、側面電極の態様で付与された外部接続端子Vccと電極領域C1aとを接続するビア5と、によって構成することで、積層方向に対して表層側でビア5を用いたグランドのもつインダクタンス成分を減らすことができる。更には、外部接続端子に接続される側のビア5をそのまま半スルーホールと言った形状にして側面端子にすることも可能である。このため、本変形態様によっても、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
Furthermore, in the said embodiment, although the external connection terminal Vcc was provided to the back surface electrode, this invention is not limited to this, You may provide to a side electrode. As shown in FIG. 22, the signal lines in this case connect the semiconductor elements S1 and S2 mounted on the surface of the
1 誘電体基板
2 MMIC
3 サーマルビア
4 長孔スルーホール
5 ビアホール
6 チップコンデンサ
7 ビア
21 第1の誘電体層
22 第2の誘電体層
23 第3の誘電体層
24 第4の誘電体層
25 第5の誘電体層
26 第6の誘電体層
27 第7の誘電体層
28 第8の誘電体層
100 パワーアンプモジュール
101 入力整合回路部
102 半導体回路部
103 段間整合回路部
104 バイアス回路部
105 出力整合回路部
C1 接地キャパシタンス素子
C1a電極領域
S1 半導体素子
S2 半導体素子
Vcc外部接続端子
1
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記多層基板の一主面に搭載されている半導体素子と他主面に付与されている電源端子とをビアホールを介して電気的に接続するビアを備え、
前記誘電体層を挟む第1及び第2の電極のうち、前記第1の電極を前記ビアから引き出された信号ラインにより前記半導体素子と前記電源端子とに電気的に接続すると共に、第2の電極を接地することによって、前記多層基板の内層にバイパスコンデンサを形成した、
ことを特徴とする多層基板。 A multilayer substrate formed by laminating a plurality of dielectric layers having electrodes on the surface,
A via that electrically connects a semiconductor element mounted on one main surface of the multilayer substrate and a power supply terminal provided on the other main surface through a via hole;
Of the first and second electrodes sandwiching the dielectric layer, the first electrode is electrically connected to the semiconductor element and the power supply terminal by a signal line drawn from the via, and a second By grounding the electrode, a bypass capacitor was formed in the inner layer of the multilayer substrate.
A multilayer substrate characterized by that.
前記バイパスコンデンサを形成する前記第2の電極は、前記多層基板に形成され、前記第1の電極よりも面積が大きいグランド電極である、
ことを特徴とする請求項1に記載の多層基板。 The first electrode forming the bypass capacitor is formed inside the multilayer substrate, and is connected to the semiconductor element through the via hole,
The second electrode forming the bypass capacitor is a ground electrode formed on the multilayer substrate and having a larger area than the first electrode.
The multilayer substrate according to claim 1.
前記バイパスコンデンサを形成する前記第2の電極は、前記多層基板に形成され、前記第1の電極よりも面積が大きいグランド電極であり、
前記バイパスコンデンサを形成する第3の電極は、前記第1の電極を挟むように、前記第2の電極と反対側の層に形成されたグランド電極である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の多層基板。 The first electrode forming the bypass capacitor is formed inside the multilayer substrate, and is connected to the semiconductor element through the via hole,
The second electrode forming the bypass capacitor is a ground electrode formed on the multilayer substrate and having a larger area than the first electrode,
The third electrode forming the bypass capacitor is a ground electrode formed in a layer opposite to the second electrode so as to sandwich the first electrode.
The multilayer substrate according to claim 1 or 2, characterized in that
ことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の多層基板。 The ground electrode formed on the IC mounting side with respect to the first electrode forming the bypass capacitor is a part of the capacitance electrode of the bypass capacitor, and is electrically insulated from the ground electrode, and The first electrode and the semiconductor element were electrically connected through the via hole formed so as to pass through directly.
The multilayer substrate according to claim 1, 2 or 3.
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の多層基板。 The bypass capacitor is formed using a lower dielectric layer near the ground among the plurality of dielectric layers.
The multilayer board according to claim 1, wherein the multilayer board is provided.
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の多層基板。 The dielectric layer constituting the bypass capacitor is higher in dielectric constant than other dielectric layers,
The multilayer substrate according to any one of claims 1 to 5, wherein:
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多層基板。 The dielectric layer constituting the bypass capacitor is thinner than other dielectric layers,
The multilayer substrate according to claim 1, wherein the multilayer substrate is a multilayer substrate.
前記半導体素子から構成され、入力された信号を増幅して出力する増幅回路部と、
前記バイパスコンデンサを含み、前記半導体素子を増幅素子として動作させるバイアス回路部と、
を備え、
前記バイアス回路部を構成する複数の回路要素のうち、少なくとも一部の回路要素は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の多層基板の内層に形成されている、
ことを特徴とするパワーアンプモジュール。 A power amplifier module used in a transmission unit of a communication terminal device,
An amplification circuit unit configured by the semiconductor element and amplifying and outputting an input signal;
A bias circuit section including the bypass capacitor and operating the semiconductor element as an amplifying element;
With
At least a part of the plurality of circuit elements constituting the bias circuit unit is formed in an inner layer of the multilayer substrate according to any one of claims 1 to 7.
A power amplifier module characterized by that.
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