JP2005207219A - Mounting structure of glass panel to sash - Google Patents
Mounting structure of glass panel to sash Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005207219A JP2005207219A JP2004258144A JP2004258144A JP2005207219A JP 2005207219 A JP2005207219 A JP 2005207219A JP 2004258144 A JP2004258144 A JP 2004258144A JP 2004258144 A JP2004258144 A JP 2004258144A JP 2005207219 A JP2005207219 A JP 2005207219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass panel
- glass
- glazing channel
- sash
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
Description
本発明は、複層ガラスや合わせガラス等のガラスパネルの周縁部に配されるグレージングチャンネルを介したガラスパネルのサッシへの取付構造に関するものである。 The present invention relates to a structure for attaching a glass panel to a sash through a glazing channel disposed on the peripheral edge of a glass panel such as double-glazed glass or laminated glass.
複層ガラスを建物のサッシ(框)に取付けるために複層ガラス周縁部にグレージングチャンネル(アタッチメント、ビード材)が取付けられる。このグレージングチャンネルは断面略コ字状であり、複層ガラスの下側の辺に取付けられるグレージングチャンネルの底面には水抜きのための排水用孔が設けられる(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に記載のアタッチメント(グレージングチャンネル)を形成する硬質の補強材の内側面には内側軟質部が形成され、複層ガラスがアタッチメントの補強材に接触しないようにするとともに、補強材と複層ガラス間に空隙を設け、水分が浸入したときに複層ガラスの端面が長時間水分にさらされてシール材が劣化することを防止する。
A glazing channel (attachment, bead material) is attached to the periphery of the multilayer glass to attach the multilayer glass to the sash of the building. The glazing channel has a substantially U-shaped cross section, and a drainage hole for draining water is provided on the bottom surface of the glazing channel attached to the lower side of the multilayer glass (see, for example, Patent Document 1). An inner soft part is formed on the inner side surface of the hard reinforcing material forming the attachment (glazing channel) described in
しかし、特許文献1のアタッチメントは内側軟質部によりどの程度の大きさの空隙を設ければ上記効果が表れるかは明確ではない。通常内側軟質部の高さは0.4mm前後であり、十分な空隙が形成されないため、複層ガラスの端面とアタッチメントとの間に浸入した水分がアタッチメントの外部に排出される前に複層ガラスの端面に表面張力により密着して滞留し、複層ガラス端面が水分に長時間さらされるおそれがある。また、排水用孔はアタッチメントの底面に長手方向に点在するものであり、通常約50mmピッチでその直径は約8mmで形成されることが多い。したがって各排水用孔間に水分が滞留することがあり、この水分が複層ガラス周縁部に設けられるシール材を劣化させるおそれがある。また、合わせガラスの周縁部にこのようなアタッチメントを装着した場合にも、合わせガラスとアタッチメントとの間に浸入した水分が排出されにくいため、合わせガラスの周縁部で中間膜が長時間水分にさらされて剥離が生ずるおそれがある。
However, it is not clear how large the gap of the attachment of
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、グレージングチャンネルが取付けられるガラスパネルの端面とグレージングチャンネルの底面部との間に十分な隙間を形成し、グレージングチャンネル内における水分の滞留をなくし、ガラスパネル端面が水分にさらされることを防止し、さらには、グレージングチャンネルを周縁部に取付けたガラスパネルのコーナー部における排水性を向上するガラスパネルのサッシへの取付構造の提供を目的とする。 The present invention is based on the above prior art, forms a sufficient gap between the end surface of the glass panel to which the glazing channel is attached and the bottom surface of the glazing channel, and eliminates the retention of moisture in the glazing channel. An object of the present invention is to provide a glass panel sash mounting structure that prevents the end face of the glass panel from being exposed to moisture, and further improves drainage at the corner of the glass panel having a glazing channel attached to the peripheral edge.
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、複数枚のガラス板を重ねて形成したガラスパネルのサッシヘの取付構造であって、前記ガラスパネルの周縁に沿って前記ガラスパネル両面と前記ガラスパネル端面とを覆うように前記ガラスパネルに取付けられるグレージングチャンネルを介して前記サッシに取付けられ、前記ガラスパネル下辺に取付けられるグレージングチャンネルは前記ガラスパネル端面を覆う底面部と、前記ガラスパネルの周縁部で前記ガラスパネル両面を覆う側面部とを有し、前記ガラスパネル端面と底面部の下端面との間に高さ3〜10mmの間隙が設けられ、該間隙と前記グレージングチャンネル外部とを連通する開口部が前記グレージングチャンネルに設けられることを特徴とするガラスパネルのサッシヘの取付構造を提供する。
In order to achieve the above object, the invention of
請求項2の発明では、前記底面部が幅方向の中央部付近で前記グレージングチャンネルの長手方向に沿って分割され、該分割された底面部同士を1本又は複数本の連結片で連結し、前記開口部が前記グレージングチャンネルの長手方向の少なくとも両端部付近に設けられることを特徴としている。
In the invention of
請求項3の発明では、前記ガラスパネルは空気層を介して複数枚のガラス板を重ねた複層ガラスであり、前記間隙は、複層ガラスの周縁部に設けられるシール材の幅以上の幅を有し、かつ、該シール材と対応する位置に設けられていることを特徴としている。 According to a third aspect of the present invention, the glass panel is a multi-layer glass in which a plurality of glass plates are stacked via an air layer, and the gap is a width greater than or equal to a width of a sealing material provided at a peripheral edge of the multi-layer glass. And is provided at a position corresponding to the sealing material.
請求項4の発明では、前記ガラスパネルは接着層を介して複数枚のガラス板を積層した合わせガラスであり、前記間隙は、合わせガラスの接着層の幅以上の幅を有し、かつ、該接着層と対応する位置に設けられていることを特徴としている。
In the invention of
請求項5の発明では、前記ガラスパネルの下辺に取付けたグレージングチャンネルの長手方向の両端部において、該グレージングチャンネルと前記ガラスパネルの縦辺に配される他のグレージングチャンネルとが接合部材により接合されることを特徴としている。
In the invention of
請求項1の発明によれば、ガラスパネル下辺において、グレージングチャンネルの底面部の下端面とガラスパネル端面との間に高さが3〜10mmの間隙が設けられるので、グレージングチャンネルの底面部とガラスパネルの瑞面との間に十分な隙間が形成されるため、ガラスパネル瑞面とグレージングチャンネルとの間に浸入した水分がグレージングチャンネルの外部に排出されるまでに表面張力によりガラスパネル端面に密着して滞留することがない。また、該間隙とグレージングチャンネル外部とを連通する開口部を有するのでグレージングチャンネル内に浸入した水分が速やかにグレージングチャンネル外部に排出されるので、ガラスパネル端面が長時間水分にさらされることを防止できる。 According to the first aspect of the present invention, since the gap of 3 to 10 mm is provided between the lower end surface of the bottom surface portion of the glazing channel and the end surface of the glass panel at the lower side of the glass panel, the bottom surface portion of the glazing channel and the glass A sufficient gap is formed between the ridged surface of the panel, so that moisture that has entered between the glazed channel and the glazing channel adheres to the edge of the glass panel due to surface tension before it is discharged outside the glazing channel. And will not stay. In addition, since the opening communicates with the gap and the outside of the glazing channel, moisture that has entered the glazing channel is quickly discharged to the outside of the glazing channel, so that the end face of the glass panel can be prevented from being exposed to moisture for a long time. .
請求項2の発明によれば、グレージングチャンネルをガラスパネルの下辺に取付ける場合に、グレージングチャンネルの底面部を幅方向の中央部付近でグレージングチャンネルの長手方向に沿って分割することで底面部に開口部を形成し、分割された底面部同士が一本又は複数本の連結片で連結されるため、ガラスパネルに取付ける際の作業性を維持しつつ、グレージングチャンネル内に浸入した水分を容易に外部に排出できる。また、底面部の両端が開放するように分割された底面部を連結片で連結するため(略梯子状)、グレージングチャンネルを分割しながらも、部品点数が増加することはない。また、開口部がグレージングチャンネルの長手方向の少なくとも両端部付近に設けられるので、ガラスパネルのコーナー部において、グレージングチャンネル内に浸入した水分を排出しやすい。このようにガラスパネル下辺のコーナー部でグレージングチャンネルを開放してここから排水することにより、ガラスパネルの左右の縦辺に配されたグレージングチャンネル内に浸入した雨水等が下辺に取付けられたグレージングチャンネル内に流れ込むことが少なくなり、水分によりシール材が劣化する等の問題発生が抑えられる。
According to invention of
請求項3の発明によれば、ガラスパネル端面とグレージングチャンネルの底面部との間に設けられる間隙を、複層ガラスの周縁部に設けられるシール材の幅以上の幅を有するように設定し、かつ、該シール材と対応する位置にこの間隙を設けるため、複層ガラスのシール材は、グレージングチャンネルとは直接には接しない。したがって、グレージングチャンネル内に浸入した水分がシール材に長時間接することがなく、水分によるシール材の劣化が防止される。また、2層以上の空気層を有する複層ガラスの場合には、複数の空気層の周縁部に設けられるシール材それぞれに対応するように1つ又は複数の間隙を設ければよい。なお、本発明に用いる複層ガラスとしては、アルミニウム製のスペーサを介して一対のガラス板を重ね合わせ、該スペーサとガラス板とを一次シールで接着して封止し、該スペーサの外縁部の両ガラス板間を二次シールで封止したもの、又は、合成樹脂材料からなる成形物をスペーサとして用い、該スペーサとガラス板とをシール材で接着して封止したもののいずれでもよい。二次シールを用いた複層ガラスの場合には、二次シールの幅以上の幅を有するように間隙の幅を設定すればよく、合成樹脂材料からなるスペーサを用いた二次シールを使用しない複層ガラスの場合には、合成樹脂製スペーサの幅以上の幅を有するように間隙の幅を設定すればよい。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、ガラスパネル端面とグレージングチャンネルの底面部との間に設けられる間隙を、合わせガラスを構成する複数枚のガラス板相互間に設けられる接着層の幅以上の幅を有するように設定し、かつ、該接着層と対応する位置にこの間隙を設けるため、合わせガラスの接着層は、グレージングチャンネルとは直接には接しない。したがって、グレージングチャンネル内に浸入した水分が接着層に長時間接することがなく、水分による接着層の剥離や劣化が防止される。なお、複層ガラスを構成する複数枚のガラス板のいずれかが合わせガラスである場合に本発明を適用するには、複層ガラスのシール材と対応する位置及び合わせガラスの接着層に対応する位置のそれぞれに間隙を設ければよい。
According to the invention of
請求項5の発明によれば、ガラスパネルの下辺の両端部でガラスパネルの縦辺に配される他のグレージングチャンネルと強固に接合できる。
According to invention of
図1は本発明に係るグレージングチャンネルを配した複層ガラスをサッシに取付けたときの断面図である。なお、本発明に係るグレージングチャンネルは複層ガラス以外に合わせガラス等のガラスパネルに適用可能である。 FIG. 1 is a cross-sectional view of a multi-layer glass having a glazing channel according to the present invention attached to a sash. In addition, the glazing channel according to the present invention can be applied to a glass panel such as laminated glass in addition to the multilayer glass.
複層ガラス1をサッシ(框)2に取付けるため、複層ガラス1の周縁部にグレージングチャンネル(アタッチメント、ピード材)3が取付けられる。グレージングチャンネル3が取付けられた複層ガラス1はセッティングブロック19を介してサッシ2に取付けられる。グレージングチャンネル3は断面略コ字状であり、複層ガラス1の端面を置う硬質樹脂部材からなる底面部4と、複層ガラス1の周縁部で複層ガラス1の両面を覆う硬質樹脂部材からなる側面下片部5a及びこの側面下片部5aの上部に備わる軟質樹脂部材からなる弾性上縁部5bにより構成される側面部5とで形成される。硬質の側面下片部5aで複層ガラス1の周縁部を保持し、弾性上縁部5bが雨水等の浸入を防止する。なお、側面下片部5aの複層ガラス1と接触する面の一部に軟質樹脂部材を設けて側面下片部5aの硬質樹脂部材と複層ガラス1とが直接接触することを防止したり、側面下片部5aの断面形状が弾性上縁部5b側に向けて広がるような形状としたりするなどしてもよい。
In order to attach the
複層ガラス1は2枚のガラス枚8,8間に一次シール6を介してスペーサ9が介装され、その外側を二次シール10で封止して形成される。スペーサ9の上面側には貫通孔12が形成され、スペーサ9内には乾操剤11が充填される。複層ガラス1の端面(ガラス板8,8の端面)と底面部4との間には底上げ部材13と底面部4の高さの合計が3〜10mmとなるように底上げ部材13が設けられ、複層ガラス1の二次シール10と連結片7との間に間隙14が形成される。このように、底上げ部材13と底面部4の高さの合計を3〜10mmとすることにより、複層ガラス1の二次シール10の下側に十分な高さの間隙14が形成されるため、雨水等の水分が複層ガラス1の端面とグレージングチャンネル3との間に浸入しても、表面張力により複層ガラス3の端面に密着して滞留することがなく、水分がグレージングチャンネル3の外部に排出される。
The
また、底上げ部材13を設けることに代えて、グレージングチャンネル3の底面部4を厚く形成し、複層ガラス1の端面と底面部4との間に高さ3〜10mmの間隙が設けられるようにしてもよい。なお、底上げ部材13等の複層ガラス1の端面と接触する面には、軟質樹脂部材を設けるのが好ましい。
Further, instead of providing the
底面部4は幅方向の中央部付近でグレージングチャンネル3の長手方向に沿って分割され、長手方向に所定間隔で設けた一本又は複数本の連結片7により、分割された底面部4同士を互いに連結する。このように底面部4を分割することにより、開口部15が形成される(図2参照)。連結片7により、グレージングチャンネル3が完全に分離されないので、複層ガラス1への取付けの際の作業性が悪くなることはない。この開口部15により、浸入した水分はグレージングチャンネル3の外部に確実に排出されるので二次シール10が長時間水分にさらされることを防止できる。したがって、二次シール10の劣化による複層ガラス1との剥離が生じにくい。
The
通常、サッシ2の上端面からサッシ2の底面までの距離Hは、約16〜20mmに設定されている。また、グレージングチャンネル3内への複層ガラス1の差込量bは、複層ガラス1に設けられるシール材(一次シール、二次シール)が紫外線により劣化するのを防止するため、シール材を外部光線から遮蔽できる程度の探さが必要であり、約13mm以上とされ、好ましくは14mm以上、さらに好ましくは、14.6mm前後とされる。一方、サッシ2の上端面から複層ガラス1の端面までの距離e(複層ガラス1のサッシ2への差込畳)は、強度の観点から6mm以上とする必要があり、好ましくは8mm以上、さらに好ましくは、10mm前後とされる。したがって、セッティングブロック19の高さdを4〜5mmとすれば、複層ガラス1端面と底面部4の下端面との距離cは、10mm以下としなければならない。また、複層ガラス1端面と底面部4の下端面との距離cが3mm未満では、グレージングチャンネル3内に浸入した水分の排水性能が確保されない。よって、複層ガラス1端面と底面部4の下端面との距離cは、3〜10mmとすればよい(この場合、サッシ2の上端面から複層ガラス1の端面までの距離eは、6〜13mm)。
Usually, the distance H from the upper end surface of the
サッシ2の上端面から弾性上緑部5bの上端面までの距離aは、サッシに装着された複層ガラスの外観を大きく左右するので、できるだけ小さくするのが好ましい。具体的には、距離aを4mm以下とすれば外観があまり妨げられることがなく、非常に好ましい。また、前記同様に、複層ガラス1に設けられるシール材が紫外線により劣化するのを防止する目的で、距離aを4mm超5mm以下としてもよい。したがって、サッシ2の上端面から弾性上縁部5bの上端面までの距離aを4〜5mmとし、グレージングチャンネル3内への複層ガラス1の差込量bを13mm以上として、複層ガラス1端面と底面部4の下端面との距離cを3〜7mmとすれば更に好ましい(この場合、サッシ2の上端面から複層ガラス1の端面までの距離eは、8〜13mm)。逆に、複層ガラス1端面と底面部4の下端面との距離cを10mm超とすれば、サッシ2の上端面から弾性上緑部5b上端面までの距離aが大きくなってグレージングチャンネル3がサッシ2から大きく露出して外額上好ましくない。
The distance a from the upper end surface of the
図2(A)、(B)は本発明に係るグレージングチャンネルの接合構造を示す概略図である。
図示したように、複層ガラス等のガラスパネル20の下辺に図1と同様のグレージングチャンネル3が配され、ガラスパネル20の縦辺に底面部が分割されない他のグレージングチャンネル16が配される。グレージングチャンネル3,16の両端部は斜め45°に切断され、当該部分が互いに当接して接合部材17により接合される。この接合部材17は接着テープであってもよいし、コ字状の硬質合成樹脂からなる保持具に接着剤を塗布したものであってもよく、両グレージングチャンネル3,16を確実に接合する。図2(A)は、縦辺に配するグレージングチャンネル16の下端部から、下辺に配するグレージングチャンネル3の側面部5にかけて接着テープ(接合部材17)により接合している。一方、図2(B)は、縦辺に配するグレージングチャンネル16の下端部から、下辺に配するグレージングチャンネル3の底面部4にかけて接着テープ(接合部材17)により接合している。
2 (A) and 2 (B) are schematic views showing a glazing channel junction structure according to the present invention.
As shown in the figure, a
ガラスパネル20の下辺に配するグレージングチャンネル3の底面部4はグレージングチャンネル3の長手方向の両端部が開放されるように略梯子状に連結片7で連結される。このため、ガラスパネル20の縦辺に配されるグレージングチャンネル16内に浸入し、グレージングチャンネル16を伝って流れ落ちる雨水等の水分を確実に開口部15から排水でき、下辺に配するグレージングチャンネル3内への雨水の流れ込みを防止し、ガラスパネル20の下辺両端のコーナー部における水分の滞留を防止できる。
The
図3は本発明に係る別のグレージングチャンネルの接合構造を示す概略図である。
図示したように、ガラスパネル20の縦辺に配するグレージングチャンネル16とガラスパネル20の下辺に配するグレージングチャンネル3の底面部を外側から覆う接合部材18を用いて両グレージングチャンネル3,16は確実に接合される。この接合部材18は略L字状の板材であり、グレージングチャンネル3を覆う側は開口部15に対応して開口している。このため、上述したガラスパネル20のコーナー部における水分の排水性を損なうことなく強固に両グレージングチャンネル3,16を接合できる。その他の構成、作用、効果は図2と同様である。なお、接合部材18は接着や嵌合、ネジ等の各種の方法によって固定できる。
FIG. 3 is a schematic view showing a joint structure of another glazing channel according to the present invention.
As shown in the drawing, the
図4(A)〜(I)は、本発明に係るグレージングチャンネルのそれぞれ別の例の断面図である。
各例のグレージングチャンネル3は、前述の図1~図3の実施例と同様に、底面部4及びその両側の側面部5,5により構成される。硬質樹脂からなる両側の側面部5の下部(前述の実施例の側面下片部5aに相当)に内側に突出するパネル支持部21が形成される。このパネル支持部21上にガラス板(不図示)が支持される。したがって、ガラス板は底面部4の下端面から距離cだけ嵩上げされた状態でグレージングチャンネル3内に嵌め込まれる。(B)〜(H)の例も同様である。(I)の例では、底面部4の図の左右両端部近くを突出させてパネル支持部21を形成している。
4A to 4I are cross-sectional views of different examples of the glazing channel according to the present invention.
The
各例のグレージングチャンネル3の底面部4には、前述の実施例と同様に、グレージングチャンネル3内に浸入した水を排出するための水抜き孔として開口部15(図2、図3)が形成される。このような底面部4の水抜き孔に代えて、又はこれとともに側面部5に水抜き孔を設けてもよい。
In the
図5は、水抜き孔の配置例を示す。
図5(A)は、図4(A)のグレージングチャンネル3の水抜き孔22を示す。この例では、底面部4に水抜き孔22が形成されるとともに、両側の側面部5,5の下部(パネル支持部21より下側)に水抜き孔22が形成される。このように側面部5にも水抜き孔22を設けることにより、排水性がさらに向上する。図4(B)〜(H)の例についても同様である。
FIG. 5 shows an example of the arrangement of drain holes.
FIG. 5 (A) shows the
図5(B)は、図4(I)のグレージングチャンネル3の水抜き孔22を示す。この例では、底面部4の中央部に水抜き孔22を設けるとともに、左右のパネル支持部21と側面部5の間に水抜き孔22を設けている。
FIG. 5B shows the
図6は、図5(A)のグレージングチャンネルの斜視図である。
図示したように、グレージングチャンネル3の底面部4と側面部5の下部にそれぞれ水抜き孔22が交互に形成されている。このように交互に水抜き孔22を設けることにより、強度を保ちつつ排水性を高めることができる。
FIG. 6 is a perspective view of the glazing channel of FIG.
As shown in the figure, drain holes 22 are alternately formed in the
図7は、水抜き孔の形状例を示す。
水抜き孔22の形状は、矩形に限らず、(A)〜(D)に示すように各種の形状とすることができる。これらの形状に限らず、円形、長円形、菱形や三角形その他の多角形などの形状としてもよい。また、水抜き孔22の隅部の形状を略円弧状のなめらかな曲線としたり、隅部に略円形の孔を水抜き孔22と連なるように設けたりしてもよい。
FIG. 7 shows an example of the shape of the drain hole.
The shape of the
1:複層ガラス、2:サッシ、3:グレージングチャンネル、4:底面部、5:側面部、5a:側面下片部、5b:弾性上縁部、6:一次シール、7:連結片、8:ガラス板、9:スペーサ、10:二次シール、11:乾燥剤、12:貫通孔、13:底上げ部材、14:間隙、15:開口部、16:グレージングチャンネル、17:接合部材、18:接合部材、19:セッティングブロック、20:ガラスパネル、21:パネル支持部、22:水抜き孔、
a:サッシの上端面から弾性上縁部の上端面までの距離、
b:グレージングチャンネル内への複層ガラスの差込量、
c:複層ガラス端面と底面部の下端面との距離、
d:セッティングブロックの高さ、
e:サッシの上端面から複層ガラスの端面までの距離、
H:サッシの上端面からサッシの底面までの距離。
1: multi-layer glass, 2: sash, 3: glazing channel, 4: bottom surface portion, 5: side surface portion, 5a: side surface lower piece portion, 5b: elastic upper edge portion, 6: primary seal, 7: connecting piece, 8 : Glass plate, 9: spacer, 10: secondary seal, 11: desiccant, 12: through hole, 13: bottom raising member, 14: gap, 15: opening, 16: glazing channel, 17: bonding member, 18: Joining member, 19: setting block, 20: glass panel, 21: panel support, 22: drainage hole,
a: Distance from the upper end surface of the sash to the upper end surface of the elastic upper edge,
b: Amount of double-glazed glass inserted into the glazing channel,
c: distance between the end face of the multi-layer glass and the lower end face of the bottom surface,
d: height of the setting block,
e: the distance from the upper end surface of the sash to the end surface of the multilayer glass,
H: Distance from the upper end surface of the sash to the bottom surface of the sash.
Claims (5)
前記ガラスパネルの周縁に沿って前記ガラスパネル両面と前記ガラスパネル端面とを覆うように前記ガラスパネルに取付けられるグレージングチャンネルを介して前記サッシに取付けられ、
前記ガラスパネル下辺に取付けられるグレージングチャンネルは前記ガラスパネル端面を覆う底面部と、
前記ガラスパネルの周縁部で前記ガラスパネル両面を覆う側面部とを有し、
前記ガラスパネル端面と底面部の下端面との間に高さ3〜10mmの間隙が設けられ、
該間隙と前記グレージングチャンネル外部とを連通する開口部が前記グレージングチャンネルに設けられることを特徴とするガラスパネルのサッシヘの取付構造。 A glass panel sash mounting structure formed by stacking a plurality of glass plates,
Attached to the sash via a glazing channel attached to the glass panel so as to cover both sides of the glass panel and the end face of the glass panel along the periphery of the glass panel,
The glazing channel attached to the lower side of the glass panel is a bottom surface portion covering the end surface of the glass panel;
And having side portions that cover both sides of the glass panel at the periphery of the glass panel,
A gap of 3 to 10 mm in height is provided between the end face of the glass panel and the lower end face of the bottom part,
An attachment structure for a glass panel sash, wherein an opening for communicating the gap with the outside of the glazing channel is provided in the glazing channel.
The glazing channel and another glazing channel arranged on the vertical side of the glass panel are joined by a joining member at both ends in the longitudinal direction of the glazing channel attached to the lower side of the glass panel. Item 5. A structure for attaching a glass panel according to any one of Items 1 to 4 to a sash.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004258144A JP2005207219A (en) | 2003-12-26 | 2004-09-06 | Mounting structure of glass panel to sash |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003432840 | 2003-12-26 | ||
JP2004258144A JP2005207219A (en) | 2003-12-26 | 2004-09-06 | Mounting structure of glass panel to sash |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005207219A true JP2005207219A (en) | 2005-08-04 |
Family
ID=34914247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004258144A Withdrawn JP2005207219A (en) | 2003-12-26 | 2004-09-06 | Mounting structure of glass panel to sash |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005207219A (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007291826A (en) * | 2006-03-27 | 2007-11-08 | Asahi Glass Co Ltd | Double glazing and double glazing mounting structure |
JP2011202360A (en) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Lixil Corp | Opening device |
WO2011148906A1 (en) * | 2010-05-25 | 2011-12-01 | 株式会社Lixil | Multilayer glass panel, sliding screen, and opening device |
JP2013108265A (en) * | 2011-11-19 | 2013-06-06 | Sankyotateyama Inc | Opening building material |
JP2022510760A (en) * | 2018-09-25 | 2022-01-28 | シューコー インターナショナル コマンデイトゲゼルシャフト | Frames for façade, façade elements, windows or doors |
-
2004
- 2004-09-06 JP JP2004258144A patent/JP2005207219A/en not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007291826A (en) * | 2006-03-27 | 2007-11-08 | Asahi Glass Co Ltd | Double glazing and double glazing mounting structure |
JP2011202360A (en) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Lixil Corp | Opening device |
WO2011148906A1 (en) * | 2010-05-25 | 2011-12-01 | 株式会社Lixil | Multilayer glass panel, sliding screen, and opening device |
JP2013108265A (en) * | 2011-11-19 | 2013-06-06 | Sankyotateyama Inc | Opening building material |
JP2022510760A (en) * | 2018-09-25 | 2022-01-28 | シューコー インターナショナル コマンデイトゲゼルシャフト | Frames for façade, façade elements, windows or doors |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008031654A (en) | Glazing channel, glass panel fitted with it, and structure for mounting glass panel in sash | |
US20190323283A1 (en) | A pane module adapted to be installed on a window frame and a method for making a pane module | |
JP2011021465A (en) | Opening device | |
JP2005207219A (en) | Mounting structure of glass panel to sash | |
EP2146041B1 (en) | Method for the construction of a frame | |
WO2019188497A1 (en) | Glass panel support structure | |
JP2012136878A (en) | Glass panel and window glass, having glazing channel | |
JP5374437B2 (en) | Multiple windows | |
JP2963387B2 (en) | Double glazing with attachment | |
JP3187307B2 (en) | Beads and glass panels | |
JP2000356075A (en) | Double glazing shoji (sliding door) structure | |
JP2005307442A (en) | Sash using setting block, and setting block | |
JP2012112120A (en) | Glazing channel and assembly method of sash | |
JP2005061075A (en) | Double glazing support structure and double glazing | |
KR20210155552A (en) | Triple laminated glass using polycarbonate glass and manufacturing method | |
JP6654131B2 (en) | Multilayer glass | |
JP3594750B2 (en) | Panels and doors with beads | |
JP2005016188A (en) | Bead material for glass panel, glass panel using it and manufacturing method for bead material | |
JP2963341B2 (en) | Double glazing with attachment | |
CN215888759U (en) | Hollow glass with transparent edge structure | |
JPH0745545Y2 (en) | Double glass spacer | |
JP2609415B2 (en) | Sealing structure | |
JP6894822B2 (en) | Panel structure | |
JP3491516B2 (en) | Double glazing with attachment | |
JP3036478U (en) | Double glazing with attachment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060919 |
|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070619 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20080201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20081203 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081225 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090107 |