JP2005205992A - Seat back pocket - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両のシートバックに設けられたシートバックポケットに関する。 The present invention relates to a seat back pocket provided in a seat back of a vehicle.
従来、車両のシートバックの後面には、一般的に物品を収容するシートバックポケットが設けられている。このシートバックポケットは、シートバックの後面を構成する可撓性の表皮と、この表皮に左右側および下側が縫い付けられて固定された可撓性のシート材とにより上側が開口するように形成されている。 Conventionally, a seat back pocket for accommodating articles is generally provided on the rear surface of a vehicle seat back. The seat back pocket is formed so that the upper side is opened by a flexible skin that forms the rear surface of the seat back and a flexible seat material that is sewn and fixed to the left and right sides of the skin. Has been.
またシートバックポケットの中には、内部をさらにシート材によって前後に分割したものが提案されている(特許文献1参照)。このようなシートバックポケットにおいては、複数の物品を前側のポケットと後側のポケットに分けて収容することにより物品を整然と収容することが可能となっている。
しかしながら、このようなシートバックポケットは可撓性の表皮とシート材とから形成されているため、硬い物品を収容するとシート材の表面が凸凹して見栄えが悪くなってしまう問題があった。 However, since such a seat back pocket is formed of a flexible skin and a sheet material, there is a problem that when a hard article is accommodated, the surface of the sheet material becomes uneven and looks bad.
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、硬い物品を収容しても見栄えが悪くなるのを防ぐことができるシートバックポケットを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such conventional problems, and an object of the present invention is to provide a seat back pocket that can prevent the appearance from deteriorating even when a hard article is accommodated.
前記課題を解決するために本発明の請求項1記載のシートバックポケットにおいては、車両のシートバックの後面に設けられたポケット本体と、このポケット本体内に収容された収容部材とを備え、前記ポケット本体は、前記シートバックの後面を構成する可撓性の表皮と、この表皮に左右側および下側が固定された可撓性のシート材とにより上側が開口するように形成されている一方、前記収容部材は、前記シート材に面接して前記ポケット本体内で起立した可撓性の起立板と、この起立板の上部の左右側に一端側が取り付けられて他端側が重合する一対の紐状部材と、両紐状部材の他端側を任意の重合位置で固定する固定手段とを備え、前記一対の紐状部材は、前記起立板が前方へ湾曲するまで引っ張れるように形成されたものとしている。 In order to solve the above problems, in the seat back pocket according to claim 1 of the present invention, the seat back pocket includes a pocket main body provided on the rear surface of the seat back of the vehicle, and an accommodating member accommodated in the pocket main body, While the pocket main body is formed so that the upper side is opened by a flexible skin constituting the rear surface of the seat back and a flexible sheet material in which the left and right sides and the lower side are fixed to the skin, The housing member is a flexible standing plate that stands up in the pocket body in contact with the sheet material, and a pair of string-like shapes in which one end side is attached to the left and right sides of the upper portion of the standing plate and the other end side is superposed. Member and a fixing means for fixing the other end side of both string-like members at an arbitrary overlapping position, and the pair of string-like members are formed so as to be pulled until the upright plate is bent forward. No .
かかる構成において、両紐状部材の他端側を引っ張って起立板を前方へ湾曲させ、この状態で両紐状部材の他端側を固定手段で固定することにより起立板が湾曲した状態で保持される。この結果、収容部材とポケット本体の表皮との間には空間が形成されるため、この空間に硬い物品を収容することにより硬い物品は起立板で遮られてシート材の表面が凸凹してしまうことがない。 In such a configuration, the upright plate is bent forward by pulling the other end sides of the both cord-like members, and the upright plates are held in a curved state by fixing the other end sides of the both cord-like members with fixing means in this state. Is done. As a result, a space is formed between the housing member and the skin of the pocket body, and by storing the hard article in this space, the hard article is blocked by the upright plate and the surface of the sheet material is uneven. There is nothing.
また、請求項2記載のシートバックポケットにおいては、前記起立板は、前方へ湾曲可能な範囲で前記シート材に固定されたものとしている。
In the seat back pocket according to
かかる構成においては、起立板を前方へ湾曲させる際に起立板がぐらつかないため、起立板がシート材に固定されていない場合に比べて起立板を容易に湾曲させることができる。 In such a configuration, the upright plate does not wobble when the upright plate is bent forward, so that the upright plate can be easily bent as compared with the case where the upright plate is not fixed to the sheet material.
また、請求項3記載のシートバックポケットにおいては、前記収容部材は前記ポケット本体内に着脱自在に収容されるとともに、前記起立板は、矩形状の板を左右に分割して形成され、分割された側が前後に重合した一対の分割板と、両分割板が重合している一対の重合部の下部を連結した回動軸とから構成され、前記一対の重合部の一方の上部には突起が設けられている一方、前記一対の重合部の他方の上部には前記突起を挿通させた長穴が設けられ、この長穴は左右に長く形成されているとともに、前記突起を、前記両分割板が前記ポケット本体内で起立した状態で挿通させる非使用位置から前記両分割板の上部を下方へ所定角度拡げた状態で挿通させる使用位置まで案内するように長さが設定され、前記長穴の周縁には、前記長穴の前記使用位置を挿通した前記突起の移動を規制する規制部が設けられ、この規制部の規制力は、前記突起が前記長穴の前記使用位置を挿通した状態で前記起立板を前方へ湾曲させた際に前記突起が前記使用位置から前記非使用位置へ戻ろうとする力よりも強く設定されたものとしている。
Further, in the seat back pocket according to
かかる構成においては、両分割板の上部を下方へ所定角度拡げると起立板の上側の幅が下側の幅よりも大きくなるため、この状態で起立板を前方へ湾曲させることにより湾曲後の起立板の上側の幅が下側の幅よりも小さくなるのが抑えられる。したがって、起立板を前方へ湾曲させても起立板の上部の両脇とポケット本体との間に物品が入り込む隙間が生じるのを防ぐことができる。 In such a configuration, when the upper portions of both split plates are expanded downward by a predetermined angle, the upper side width of the upright plate becomes larger than the lower side width. Therefore, the upright plate is bent forward by bending the upright plate in this state. It is possible to prevent the upper width of the plate from becoming smaller than the lower width. Therefore, even if the standing plate is bent forward, it is possible to prevent a gap from entering the article between the upper side of the standing plate and the pocket body.
本発明の請求項1記載のシートバックポケットにおいては、両紐状部材の他端側を引っ張って起立板を前方へ湾曲させ、この状態で両紐状部材の他端側を固定手段で固定することにより起立板が湾曲した状態で保持される。この結果、収容部材とポケット本体の表皮との間には空間が形成されるため、この空間に硬い物品を収容することにより硬い物品は起立板で遮られてシート材の表面が凸凹してしまうことがない。よって、硬い物品を収容しても見栄えが悪くなるのを防ぐことができる。
In the seat back pocket according to
また、請求項2記載のシートバックポケットにおいては、起立板を前方へ湾曲させる際に起立板がぐらつかないため、起立板がシート材に固定されていない場合に比べて起立板を容易に湾曲させることができる。よって、硬い物品を収容する際の作業性を高めることができる。
Further, in the seat back pocket according to
また、請求項3記載のシートバックポケットにおいては、両分割板の上部を下方へ所定角度拡げると起立板の上側の幅が下側の幅よりも大きくなるため、この状態で起立板を前方へ湾曲させることにより湾曲後の起立板の上側の幅が下側の幅よりも小さくなるのが抑えられる。したがって、起立板を前方へ湾曲させても起立板の上部の両脇とポケット本体との間に物品が入り込む隙間が生じるのを防ぐことができる。よって、シートバックポケットの使い勝手を良くすることできる。
In the seat back pocket according to
本発明をより詳細に説明するために、以下添付図面に従ってこれを説明する。 In order to explain the present invention in more detail, it will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明の第1の実施の形態を示す車両用シート1を後側から見た斜視図である。この車両用シート1は、シートクッション2と、シートクッション2の後端部21に設けられたシートバック3と、シートバック3の後面3aに設けられた本発明のシートバックポケット4とから構成されている。
FIG. 1 is a perspective view of a
シートバック3は図2に示すように、バックフレーム31と、バックフレーム31に取り付けられたバックパッド32と、バックパッド32を覆って取り付けられた表皮33とから構成されている。
As shown in FIG. 2, the
バックフレーム31は金属製であって略ロ字状に形成されており、前側には左右のバックフレーム31間に張り渡されたバネ311が上下方向に複数設けられている。
The
またバックパッド32はウレタン樹脂等の発泡体から形成されており、バックフレーム31の後側の中間部分を除いてバックフレーム31に巻き付けて取り付けられている。
The
また表皮33は合成樹脂や布材から形成されており、ぴんと張られた状態でバックパッド32を覆って取り付けられている。
The
そしてシートバックポケット4は、シートバック3の後面3aの下部に設けられたポケット本体5と、ポケット本体5内に収容された収容部材6とを備えている。
The
さらにポケット本体5は、シートバック3の後面3aを構成する表皮33と、表皮33に固定されたシート材51とから構成されている。このシート材51は合成樹脂や布材によって形成されている。また図3に示すようにシート材51の上端部52は内側へ折り返されており、折り返されていない一般部53に縫い付けられている。
Furthermore, the pocket
さらに、シート材51は下端部54も内側へ折り返されており、シート材51全体がぴんと張られた状態で、下端部54と左右両縁55、55(図1参照)が表皮33に縫い付けられて固定されている。したがって、ポケット本体5は、上側が開口するように形成されている。
Further, the
具体的に説明すると、ポケット本体5は合成樹脂や布材からなる表皮33とシート材51がぴんと張られているために、シート材51の上端部を持って後方へ引っ張るとバックパッド32が圧縮されてポケット本体5の上端部が前後方向に開き、シート材51の上端部を放すと圧縮されていたバックパッド32が元に戻ってポケット本体5の上端部が閉じるように形成されている。
More specifically, since the
一方、収容部材6はポケット5本体内に着脱自在に収容されており、ポケット本体5内で起立した起立板7と、起立板7の上部の左右側に一端側が取り付けられた本発明の一対の紐状部材であるバンド8、9と、両バンド8、9の他端側を固定する本発明の固定手段であるバックル10とから構成されている。
On the other hand, the
起立板7は矩形の平板状に形成されており、図2に示すようにシート材51に後面72が面接して起立している。また、この起立板7は合成樹脂によって形成されており、これにより可撓性を有している。
The
また、両バンド8、9は合成繊維で編まれた紐状部材から成り、起立板7が前方へ湾曲するまで前方へ引っ張れるように形成されている。そして、図3に示すように両バンド8、9は、一端部81、91が起立板7の上部において前面71の左右側に起立板7の幅方向に沿って折り曲げられた状態で固定されており、他端側は重合している。
Moreover, both the
また、バックル10は左側のバンド8の他端部82(先端部)に取り付けられている。このバックル10には左右方向に2つの挿通穴11、12が設けられており、両挿通穴11、12には右側のバンド9の他端側が挿通されている。
The
さらに、このバックル10には基端側の挿通穴12を左右に分割する分割柱13が設けられており、この分割柱13によって基端側の挿通穴12は左右2つの穴14、15に分割されている。
Further, the
そしてバックル10は、右側のバンド9の他端側を各挿通穴11、14、15に通すことによって係止させているとともに、バックル10の先端側を起こしてバンド9の係止状態を解除しながらバンド9の他端側を任意の長さに引っ張った後、先端側を倒してバンド9の他端側を再び係止させる。このようにすることによりバックル10は、両バンド8、9の他端側を任意の重合位置で固定することが可能となっている。
The
かかる構成において硬い物品をシートバックポケット4に収容する際には、図3から図4にかけて示すように、一方の手でバックル10の先端側を起こして他方の手で右側のバンド9の他端部を持って左方へ任意の長さに引っ張るとともにバックル10を持って左側のバンド8を右方へ引っ張る。これにより、起立板7の左右側が前方へ引っ張られて起立板7が前方へ湾曲する。
When a hard article is accommodated in the seat back
このようにして起立板7を前方へ湾曲させた状態で、バックル10を倒して両バンド8、9の他端側を固定することにより、起立板7が湾曲した状態で保持される。
In this way, the
この結果、図5に示すように収容部材6とポケット本体5の表皮33との間には空間Sが形成される。このため、この空間Sに硬い物品を収容することにより硬い物品は起立板7で遮られてシート材51に当たらないのでシート材51の表面が凸凹してしまうことがない。よって、本実施の形態のシートバックポケット4においては、硬い物品を収容しても見栄えが悪くなるのを防ぐことができる。
As a result, a space S is formed between the
図6は本発明の第2の実施の形態を示す車両用シート101を後側から見た斜視図である。なお第1の実施の形態と同様の部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。
FIG. 6 is a perspective view of a
本実施の形態のシートバックポケット104は、シートバック3の後面3aの下部に設けられたポケット本体5と、ポケット本体5内に収容された収容部材106とを備えている。
The seat back
この収容部材106は、第1の実施の形態の収容部材6と同様に、ポケット本体5内で起立した起立板7と、起立板7の上部の左右側に一端側が取り付けられた一対のバンド8、9と、両バンド8、9の他端側を固定するバックル10とから構成されている。
Like the
そして本実施の形態では、図7にも示すように起立板7の左右中間部701がシート材51に縫い付けられて固定されており、この状態でも起立板7を前方へ湾曲させることが可能となっている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 7, the left and right
かかる構成において硬い物品をシートバックポケット104に収容する際には、第1の実施の形態で説明したように、両バンド8、9の他端側を引っ張って起立板7を前方へ湾曲させてバックル10で固定することにより起立板7が前方へ湾曲した状態で保持される。この結果、この起立板7と表皮33との間には空間Sが形成される。
In this configuration, when a hard article is accommodated in the seat back
したがって、この空間Sに硬い物品を収容することにより、硬い物品は起立板7で遮られてシート材51に当たらないのでシート材7の表面が凸凹してしまうことがない。よって、本実施の形態のシートバックポケット104においては、第1の実施の形態のシートバックポケット4と同様に硬い物品を収容しても見栄えが悪くなるのを防ぐことができる。
Therefore, by accommodating a hard article in the space S, the hard article is blocked by the
また本実施の形態では、起立板7を前方へ湾曲させる際に、起立板7がシート材51に固定されていることからぐらつかない。このため、第1の実施の形態のシートバックポケット4のように起立板7がシート材51に固定されていない場合と比べて起立板7を容易に湾曲させることができる。よって、本実施の形態のシートバックポケット104においては、第1の実施の形態のシートバックポケット4に比べて、硬い物品を収容する際の作業性を高めることができる。
In the present embodiment, when the
なお本実施の形態では、起立板7の左右中間部701をシート材51に縫い付けて固定したが、起立板7の固定方法はこれに限定されない。また、起立板7は前方へ湾曲可能な範囲でシート材51に固定すれば良く、本実施の形態の他に例えば起立板7の左右一方側をシート材51に固定しても良い。
In the present embodiment, the left and right
しかし、本実施の形態のように起立板7の左右中間部701をシート材51に固定すれば、起立板7の左右側を一番容易に引っ張ることができるので、硬い物品を収容する際の作業性を一番高めることができる。
However, if the left and right
図8は本発明の第3の実施の形態を示す車両用シート201を後側から見た斜視図である。なお第1の実施の形態と同様の部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。
FIG. 8 is a perspective view of the
本実施の形態のシートバックポケット204は、シートバック3の後面3aの下部に設けられたポケット本体5と、ポケット本体5内に収容された収容部材206とを備えている。
The seat back
この収容部材206はポケット5本体内に着脱自在に収容されており、シート材51に面接してポケット本体5内で起立した起立板207と、起立板207の上部の左右側に一端側が取り付けられた一対のバンド8、9と、両バンド8、9の他端側を固定するバックル10とから構成されている。
The
起立板207は合成樹脂によって形成されており、これによって起立板207は可撓性を有している。そして本実施の形態では、起立板207が矩形状の板を斜めに切断することにより左右に分割して形成された一対の分割板271、272を中心にして構成されている。
The
右側の分割板271は図9に示すように、上端271aが下端271bよりも長く、かつ、分割された側の左端271cが斜めになっている台形状に形成されている。そして、この分割板271の前面271dにおいて上部2711の右側には、右側のバンド9の一端部91が取り付けられている。
As shown in FIG. 9, the
一方、左側の分割版272も図9に示すように、上端272aが下端272bよりも長く、かつ、分割された側の右端272cが斜めになっている台形状に形成されている。そして、この分割板272の前面272dにおいて上部2721の左側には、左側のバンド8の一端部81が取り付けられている。
On the other hand, as shown in FIG. 9, the left divided
そして両分割板271、272は、分割された側である右側の分割板271の左側と左側の分割板272の右側とが前後に重合して一対の重合部273、274を形成しており、両重合部273、274の下部が回動軸275を介して連結されている。
The divided
また両重合部273、274において、左側の分割板272の重合部274の上部には突起276が設けられている一方、右側の分割板271の重合部273の上部には突起276を挿通させる長穴277が設けられている。
Further, in both overlapping
この長穴277は、図10に示すように左右に長い上側へ向いた円弧状に形成されている。またこの長穴277は、突起276を、両分割板271、272がポケット本体5内で起立した状態(図9の状態)で挿通させる非使用位置Aから、両分割板271、272の上部2711、2721を下方へ所定角度拡げた状態(図11の状態)で挿通させる使用位置Bまで案内するように長さが設定されている。
As shown in FIG. 10, the
そして、長穴277の周縁277aには、長穴277の使用位置Bの隣に上下一対の規制部278、278が設けられている。両規制部278、278は使用位置Bの隣で上下に対向して長穴277内へ突出しており、突起276を挟持することによって使用位置Bを挿通した突起276の非使用位置A方向への移動を規制している。
A pair of upper and lower restricting
そして両規制部278、278の規制力は、突起276が長穴277の使用位置Bを挿通した状態で、起立板207を前方へ湾曲させた際に突起276が使用位置Bから非使用位置Aへ戻ろうとする力よりも大きく設定されている。
The restricting force of the restricting
なお、両分割板271、272を図9に示す非使用状態から図11に示す状態まで拡げたり、拡げた状態から非使用状態へ狭める際には、両規制部278、278の規制力に打ち勝つことが可能となっている。
In addition, when both the dividing
かかる構成において硬い物品をシートバックポケット204に収容する際にはまず収容部材206をシートバックポケット204から取り出して両分割板271、272の上部2711、2721を下方へ所定角度拡げる(図11参照)。
In this configuration, when a hard article is accommodated in the seat back
次に、図12に示すように、両バンド8、9の他端側を引っ張って起立板207を前方へ湾曲させて両バンド8、9の他端側をバックル10で固定する。これにより、起立板207が前方へ湾曲した状態で保持され、図13に示すように起立板207と表皮33との間には空間Sが形成される。
Next, as shown in FIG. 12, the other ends of the
したがって、この空間Sに硬い物品を収容することにより、硬い物品は両分割材271、272で遮られてシート材51に当たらないのでシート材7の表面が凸凹してしまうことがない。よって、本実施の形態のシートバックポケット204においては、第1の実施の形態のシートバックポケット4や第2の実施の形態のシートバックポケット104と同様に、硬い物品を収容しても見栄えが悪くなるのを防ぐことができる。
Therefore, by accommodating a hard article in the space S, the hard article is blocked by the two divided
一方、両バンド8、9の一端側が起立板207の上部に取り付けられていることから、両バンド8、9の他端側を引っ張って起立板207を前方へ湾曲させると、図12に示すように起立板207の上部207cが下部207dよりも強く引っ張られて上部207cが下部207cよりも大きく湾曲する。
On the other hand, since one end side of both
ここで、起立板207を湾曲させる前に、両分割板271、272の上部2711、2721を下方へ所定角度拡げたことから、図11に示すように起立板207の上側の幅207aが下側の幅207bよりも大きくなる。このため、この状態で起立板207を前方へ湾曲させることにより、図12に示すように湾曲後の起立板207の上側の幅207eが下側の幅207fよりも小さくなるのが抑えられる。
Here, before the
したがって、起立板207を前方へ湾曲させても、起立板207の上部207cの両脇とポケット本体5との間に物品が入り込む隙間が生じるのを防ぐことができる。よって、本実施の形態のシートバックポケット204においては、使い勝手を良くすることできる。
Therefore, even if the
なお本実施の形態では、この長穴277の周縁277aに、使用位置Bを挿通した突起276の移動を規制する規制部278、278を一対で設けたが、突起276の移動を規制することができれば上下一方でも良い。
In the present embodiment, a pair of restricting
図14は本発明の第4の実施の形態を示す収容部材306の要部を示す拡大図である。なお、第3の実施の形態と同様な部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。
FIG. 14 is an enlarged view showing a main part of the
この収容部材306は、第3の実施の形態と同様にポケット本体5に着脱自在に収容されるとともに起立307を備えており、この起立板307は一対の分割板371、272と回動軸275(図9参照)とから構成されている。
As in the third embodiment, the
右側の分割板371には、第3の実施の形態の長穴277と同じ機能を有する長穴377が設けられており、長穴377の周縁377aには、使用位置Bの隣に上下一対の規制部278、278が設けられている。
The
そして本実施の形態では、さらに長穴377の周縁377aに、非使用位置Aを挿通した突起276の移動を規制する上下一対の第二の規制部379、379が設けられている。
In this embodiment, a pair of upper and lower second restricting
この第二の規制部379、379は、長穴377の非使用位置Aの隣で上下に対向して長穴377内へ突出しており、突起276を挟持することによって非使用位置Aを挿通した突起276の使用位置B方向への移動を規制している。
The second restricting
なお、両分割板271、272を非使用状態(図9参照)から拡げたり、拡げた状態から非使用状態へ狭める際には、両規制部379、379の規制力に打ち勝つことが可能となっている。
When both the dividing
かかる構成において起立板307の非使用時には、両分割板371、272が第二の規制部379、379により不用意に拡がってしまうのが抑えられる。よって、収容部材306の使い勝手を良くすることができる。
In such a configuration, when the
3 シートバック
3a 後面
4 シートバックポケット
5 ポケット本体
6 収容部材
7 起立板
8 バンド
9 バンド
10 バックル
33 表皮
51 シート材
104 シートバックポケット
106 収容部材
204 シートバックポケット
206 収容部材
207 起立板
271 分割板
272 分割板
275 回動軸
276 突起
277 長穴
277a 周縁
278 規制部
377 長穴
377a 周縁
A 非使用位置
B 使用位置
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記ポケット本体は、前記シートバックの後面を構成する可撓性の表皮と、この表皮に左右側および下側が固定された可撓性のシート材とにより上側が開口するように形成されている一方、
前記収容部材は、前記シート材に面接して前記ポケット本体内で起立した可撓性の起立板と、この起立板の上部の左右側に一端側が取り付けられて他端側が重合する一対の紐状部材と、両紐状部材の他端側を任意の重合位置で固定する固定手段とを備え、前記一対の紐状部材は、前記起立板が前方へ湾曲するまで引っ張れるように形成されたことを特徴とするシートバックポケット。 A pocket body provided on the rear surface of the seat back of the vehicle, and a housing member housed in the pocket body,
The pocket main body is formed so that the upper side is opened by a flexible skin constituting the rear surface of the seat back and a flexible sheet material having left and right sides and a lower side fixed to the skin. ,
The housing member is a flexible standing plate that stands up in the pocket body in contact with the sheet material, and a pair of string-like shapes in which one end side is attached to the left and right sides of the upper portion of the standing plate and the other end side is superposed. Member and a fixing means for fixing the other end side of both string-like members at an arbitrary overlapping position, and the pair of string-like members are formed so as to be pulled until the upright plate is bent forward. Features a seat back pocket.
前記起立板は、矩形状の板を左右に分割して形成され、分割された側が前後に重合した一対の分割板と、両分割板が重合している一対の重合部の下部を連結した回動軸とから構成され、
前記一対の重合部の一方の上部には突起が設けられている一方、前記一対の重合部の他方の上部には前記突起を挿通させた長穴が設けられ、この長穴は左右に長く形成されているとともに、前記突起を、前記両分割板が前記ポケット本体内で起立した状態で挿通させる非使用位置から前記両分割板の上部を下方へ所定角度拡げた状態で挿通させる使用位置まで案内するように長さが設定され、
前記長穴の周縁には、前記長穴の前記使用位置を挿通した前記突起の移動を規制する規制部が設けられ、この規制部の規制力は、前記突起が前記長穴の前記使用位置を挿通した状態で前記起立板を前方へ湾曲させた際に前記突起が前記使用位置から前記非使用位置へ戻ろうとする力よりも強く設定されたことを特徴とする請求項1記載のシートバックポケット。
The housing member is detachably housed in the pocket body,
The upright plate is formed by dividing a rectangular plate into left and right, and a pair of divided plates in which the divided sides are overlapped in the front and back, and a lower portion of a pair of overlapping portions where both divided plates are overlapped. Consisting of a dynamic axis and
A protrusion is provided on one upper portion of the pair of overlapping portions, and an elongated hole through which the protrusion is inserted is provided on the other upper portion of the pair of overlapping portions. In addition, the projection is guided from a non-use position where the projections are inserted in a state where the two split plates stand up in the pocket body to a use position where the upper portions of the split plates are inserted downwardly by a predetermined angle. The length is set to
A restricting portion that restricts movement of the protrusion that has passed through the use position of the elongated hole is provided at the periphery of the elongated hole. The restricting force of the restricting portion is that the protrusion determines the use position of the elongated hole. 2. The seat back pocket according to claim 1, wherein when the upright plate is bent forward while being inserted, the projection is set to be stronger than a force for returning from the use position to the non-use position. .
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Cited By (1)
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2004
- 2004-01-21 JP JP2004013441A patent/JP2005205992A/en active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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