JP2005268143A - 信号線用ソケット - Google Patents
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Abstract
【課題】 パーツの組合わせにより多チャンネル仕様のソケットとする。
【解決手段】
接続凹部S1が6口並設され、接続凹部S1が並設された一端には取付部S5が設けられ、側面S22には連結溝部S6が設けられる第1ソケットハウジングS2と、前記同様の接続凹部S1が2口並設され、接続凹部S1が並設された一端には連結突部S7が設けれ、他端には取付部S5が設けられる第2ソケットハウジングS4とからなり、
各ハウジングS2,S4の各接続凹部S1には、背面S44から接続凹部S1内に一対の接続ピンS3が突設され、第1ソケットハウジングS2の連結溝部S6と第2ソケットハウジングS4の連結突部S7とを嵌合することで接続凹部S1が8連続する8口ソケットを形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】
接続凹部S1が6口並設され、接続凹部S1が並設された一端には取付部S5が設けられ、側面S22には連結溝部S6が設けられる第1ソケットハウジングS2と、前記同様の接続凹部S1が2口並設され、接続凹部S1が並設された一端には連結突部S7が設けれ、他端には取付部S5が設けられる第2ソケットハウジングS4とからなり、
各ハウジングS2,S4の各接続凹部S1には、背面S44から接続凹部S1内に一対の接続ピンS3が突設され、第1ソケットハウジングS2の連結溝部S6と第2ソケットハウジングS4の連結突部S7とを嵌合することで接続凹部S1が8連続する8口ソケットを形成する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、信号線とアース線等のリード線が接続されたプラグと嵌合して電気的に導通状態とする信号線用ソケットに関する。
オーディオ機器等に用いるスピーカケーブルのリード線は、一般に信号線とアース線の1対からなる1チャンネルで1つのスピーカに音声出力信号を送信する。
通常のステレオタイプであれば、用いるスピーカが2つであり2チャンネルとなる。又、ウーハーを追加する或はセンタースピーカを追加した場合には3チャンネルとなる。更に、視聴者より前方に左右のスピーカ、視聴者より後方に左右のスピーカを設置し、音響に前後の臨場感を表す場合があり、この場合には、4チャンネルとなる。
更にまた、所謂5.1チャンネルといわれる、視聴者前後の左右スピーカの4チャンネルと視聴者前方にセンター用のセンタチャンネルと低音の補強用のウーハーチャンネルとからなる6チャンネルによって臨場感ある音響空間を実現している。同様に、所謂7.1チャンネルといわれる8チャンネルを用いた音響環境や9チャンネルを用いた音響空間などがある。
このように、スピーカへの出力チャンネルが増加するに従い、従来のようなネジによるリード線1本ずつの接続ではスピーカの配線作業が多くなる。
通常のステレオタイプであれば、用いるスピーカが2つであり2チャンネルとなる。又、ウーハーを追加する或はセンタースピーカを追加した場合には3チャンネルとなる。更に、視聴者より前方に左右のスピーカ、視聴者より後方に左右のスピーカを設置し、音響に前後の臨場感を表す場合があり、この場合には、4チャンネルとなる。
更にまた、所謂5.1チャンネルといわれる、視聴者前後の左右スピーカの4チャンネルと視聴者前方にセンター用のセンタチャンネルと低音の補強用のウーハーチャンネルとからなる6チャンネルによって臨場感ある音響空間を実現している。同様に、所謂7.1チャンネルといわれる8チャンネルを用いた音響環境や9チャンネルを用いた音響空間などがある。
このように、スピーカへの出力チャンネルが増加するに従い、従来のようなネジによるリード線1本ずつの接続ではスピーカの配線作業が多くなる。
そこで、信号線とアース線からなる1対のリード線を1組とした上記各チャンネル数のソケットを製造し、すべてのチャンネルに対応していた。そして、市場における各チャンネルの使用頻度は、多く用いられている順に6チャンネルタイプのものが約60%、4チャンネルタイプのものが約20%、8チャンネルタイプのものが約10%、9チャンネルタイプのものが約10%であり、オーディオ機器を製造する際には、夫々のソケットを製造し、夫々対応するオーディオ機器に取付けていた。
そこで従来は、例えば、『プラグ』(特許第3435132号、以下従来例という。)に表すようなソケットとプラグとを利用してリード線を接続していた。
即ち、図12(a)に表すように、一対のリード線(3)は第1リード線(5)と第2リード線(7)からなり、オーディオ機器のアンプとスピーカとの間に配線される。一対のリード線(3)を、アンプまたはスピーカに設けられるソケット(127)の接続凹部(139)に挿抜自在の外形を有するプラグハウジング(15)と、このプラグハウジング(15)内に設けられ、第1リード線(5)と第2リード線(7)に対応して接続凹部(139)内に突設された一対のピン端子(131)と接触する一対のプラグ側接触端子と、非対称形状の接続凹部(139)に対して特定姿勢でのみ挿抜するように、プラグハウジング(15)の外形を非対称とする逆挿入防止手段と、一対のプラグ側接触端子を、それぞれ第1リード線(5)または第2リード線(7)に接続する接続手段と、を備えたプラグを設け、該プラグを挿抜自在なソケット(127)に挿入することで一対のリード線とソケット側のオーディオ機器等とを接続する。そして、ソケット127は、プラグハウジング15が挿入される接続凹部139を設け、更に接続凹部の中にはピン端子131を接続凹部139の開口面側に突設してあり、該ピン端子131がプラグ側接触端子と嵌合して電気的な接続を完了していた。そして、ソケット127の表面は、図12(b)に表すように、全ての接続凹部139が同一面に形成されていた。
即ち、図12(a)に表すように、一対のリード線(3)は第1リード線(5)と第2リード線(7)からなり、オーディオ機器のアンプとスピーカとの間に配線される。一対のリード線(3)を、アンプまたはスピーカに設けられるソケット(127)の接続凹部(139)に挿抜自在の外形を有するプラグハウジング(15)と、このプラグハウジング(15)内に設けられ、第1リード線(5)と第2リード線(7)に対応して接続凹部(139)内に突設された一対のピン端子(131)と接触する一対のプラグ側接触端子と、非対称形状の接続凹部(139)に対して特定姿勢でのみ挿抜するように、プラグハウジング(15)の外形を非対称とする逆挿入防止手段と、一対のプラグ側接触端子を、それぞれ第1リード線(5)または第2リード線(7)に接続する接続手段と、を備えたプラグを設け、該プラグを挿抜自在なソケット(127)に挿入することで一対のリード線とソケット側のオーディオ機器等とを接続する。そして、ソケット127は、プラグハウジング15が挿入される接続凹部139を設け、更に接続凹部の中にはピン端子131を接続凹部139の開口面側に突設してあり、該ピン端子131がプラグ側接触端子と嵌合して電気的な接続を完了していた。そして、ソケット127の表面は、図12(b)に表すように、全ての接続凹部139が同一面に形成されていた。
しかしながら、上記のような従来から実施されているソケットでは、前記市場でのニーズに応えるために、機器製造側では、4チャンネル、6チャンネル、8チャンネル、9チャンネル夫々のソケットを製造しなければならないという問題点を有した。そして、ソケットは型をおこして製造するので、製造個数が増える程安価に製造可能となるにも拘らず、特に6チャンネルの市場における市場におけるニーズに比し、ニーズの少ない8チャンネル及び9チャンネルのソケットを別途製造しなければならず、コスト高となってしまう問題点を有した。
又、ソケットに設けた接続凹部表面が全て同一面に形成されていたため、特定の接続凹部のみを利用する場合には、オーディオ機器等のパネル(図示せず)に穿設したソケット取付け用の穿設孔内には挿入できず、パネル(図示せず)の背面側に位置しているため、ソケットにプラグを抜き差しする際には、ソケットに対し上下或は左右全方向にかかる力がソケットの取付部によって支持されなければならず強度が不足してしまうという問題点を有した。
又、ソケットに設けた接続凹部表面が全て同一面に形成されていたため、特定の接続凹部のみを利用する場合には、オーディオ機器等のパネル(図示せず)に穿設したソケット取付け用の穿設孔内には挿入できず、パネル(図示せず)の背面側に位置しているため、ソケットにプラグを抜き差しする際には、ソケットに対し上下或は左右全方向にかかる力がソケットの取付部によって支持されなければならず強度が不足してしまうという問題点を有した。
そこでこの発明は、上記問題点を解決するために、
プラグが挿入係止されることで、一端にリード線を接続されたプラグ側コンタクトがソケット側に設けたソケット側コンタクトと接続しソケット側とプラグ側とを電気的に導通状態とさせる信号線用ソケットであって、一方が開口された空間部である接続凹部が複数口並設され、接続凹部が並設された一端には取付部が設けられ、他端には連結するための連結溝部が設けられる第1ソケットハウジングと、一方が開口された空間部である接続凹部が第1ソケットハウジングとは異なる複数口並設され、接続凹部が並設された一端には第1ソケットハウジングと連結固定させる連結突部が設けれ、他端には取付部が設けられる第2ソケットハウジングと、からなり、各ハウジングの各接続凹部には、接続凹部の開口側と対向する底面から接続凹部内にソケット側コンタクトが突設され、第1ソケットハウジングの連結溝部と第2ソケットハウジングの連結突部とを嵌合することで接続凹部が複数口連続するソケットを形成することを特徴とする信号線用ソケット、
を提供する。従って、複数口の第1ソケットハウジングと第2ソケットハウジングとを連結することで、第1ソケットハウジングに増して更に複数口のソケットハウジングを形成する。第1ソケットハウジングと第2ソケットハウジングは、夫々の口数を所望する数となるように適宜選択すれば良く、これにより所望の口数を有するソケットを構成できる。
プラグが挿入係止されることで、一端にリード線を接続されたプラグ側コンタクトがソケット側に設けたソケット側コンタクトと接続しソケット側とプラグ側とを電気的に導通状態とさせる信号線用ソケットであって、一方が開口された空間部である接続凹部が複数口並設され、接続凹部が並設された一端には取付部が設けられ、他端には連結するための連結溝部が設けられる第1ソケットハウジングと、一方が開口された空間部である接続凹部が第1ソケットハウジングとは異なる複数口並設され、接続凹部が並設された一端には第1ソケットハウジングと連結固定させる連結突部が設けれ、他端には取付部が設けられる第2ソケットハウジングと、からなり、各ハウジングの各接続凹部には、接続凹部の開口側と対向する底面から接続凹部内にソケット側コンタクトが突設され、第1ソケットハウジングの連結溝部と第2ソケットハウジングの連結突部とを嵌合することで接続凹部が複数口連続するソケットを形成することを特徴とする信号線用ソケット、
を提供する。従って、複数口の第1ソケットハウジングと第2ソケットハウジングとを連結することで、第1ソケットハウジングに増して更に複数口のソケットハウジングを形成する。第1ソケットハウジングと第2ソケットハウジングは、夫々の口数を所望する数となるように適宜選択すれば良く、これにより所望の口数を有するソケットを構成できる。
又、
前記第1ソケットハウジングが接続凹部を6口並設され、前記第2ソケットハウジングが接続凹部を2口或は3口並設されてなる信号線用ソケット、
では、第1ソケットハウジングが6口であり、これに加え、第2ソケットハウジングが2口とすると第1ソケットハウジングと第2ソケットハウジングとを連結することで8口のソケットを構成する。又、第2ソケットハウジングが3口とすると、第1ソケットハウジングと第2ソケットハウジングとを連結することで、9口のソケットを構成する。
前記第1ソケットハウジングが接続凹部を6口並設され、前記第2ソケットハウジングが接続凹部を2口或は3口並設されてなる信号線用ソケット、
では、第1ソケットハウジングが6口であり、これに加え、第2ソケットハウジングが2口とすると第1ソケットハウジングと第2ソケットハウジングとを連結することで8口のソケットを構成する。又、第2ソケットハウジングが3口とすると、第1ソケットハウジングと第2ソケットハウジングとを連結することで、9口のソケットを構成する。
更にこの発明では、
プラグが挿入係止されることで、一端にリード線を接続されたプラグ側コンタクトがソケット側に設けたソケット側コンタクトと接続しソケット側とプラグ側とを電気的に導通状態とさせる信号線用ソケットであって、
ソケットの形成するソケットハウジングには、ソケットハウジング表面が開口された空間部である接続凹部が複数並設され、接続凹部並設方向両端には取付部が設けられ、接続凹部のうち選択される特定の接続凹部の開口側縁部を他の接続凹部及び取付部より突出させて形成することを特徴とする信号線用ソケット、
を提供する。該ソケットでは、例えば接続凹部が6口設けられた場合に、両端の接続凹部開口の開口側縁部を取付部と同一面となるよう形成し、中間の接続凹部開口側縁部を両端の接続凹部開口側縁部及び取付部表面より突出させて形成する。このように形成した通信線用ソケットは、該ソケットを取付けるオーディオ機器等のパネルにあけられたパネル開口に全接続凹部が位置するように取付部をネジ止め等によって取付け全接続凹部を利用可能とするか、縁部を突出して形成した接続凹部のみが挿入可能な開口を形成してあるオーディオ機器等のパネルに該突出した接続凹部のみが挿入されて取付部によってパネルに固定されることで、所定数の接続凹部のみが利用可能なソケットとして利用することとなる。
プラグが挿入係止されることで、一端にリード線を接続されたプラグ側コンタクトがソケット側に設けたソケット側コンタクトと接続しソケット側とプラグ側とを電気的に導通状態とさせる信号線用ソケットであって、
ソケットの形成するソケットハウジングには、ソケットハウジング表面が開口された空間部である接続凹部が複数並設され、接続凹部並設方向両端には取付部が設けられ、接続凹部のうち選択される特定の接続凹部の開口側縁部を他の接続凹部及び取付部より突出させて形成することを特徴とする信号線用ソケット、
を提供する。該ソケットでは、例えば接続凹部が6口設けられた場合に、両端の接続凹部開口の開口側縁部を取付部と同一面となるよう形成し、中間の接続凹部開口側縁部を両端の接続凹部開口側縁部及び取付部表面より突出させて形成する。このように形成した通信線用ソケットは、該ソケットを取付けるオーディオ機器等のパネルにあけられたパネル開口に全接続凹部が位置するように取付部をネジ止め等によって取付け全接続凹部を利用可能とするか、縁部を突出して形成した接続凹部のみが挿入可能な開口を形成してあるオーディオ機器等のパネルに該突出した接続凹部のみが挿入されて取付部によってパネルに固定されることで、所定数の接続凹部のみが利用可能なソケットとして利用することとなる。
従って、この発明によれば、比較的少ない頻度で使用される8口及び9口のソケットを小さな2口用或は3口用のパーツと組合わせて製造可能となる。
又、所定の接続凹部のみを突出して設けたソケットでは、全接続凹部数のソケットとして利用可能であると共に突出して設けた接続凹部数のソケットとして利用可能となる。更に、該ソケットでは、突出して設けた接続凹部の突出した周囲部がオーディオ機器等のパネル開口周囲部に位置するので、該ソケットにプラグを挿抜する際に、該ソケットに上下或は左右方向に力が加わり応力が発生しても、パネル周囲部によって応力を押え所定量以上の変形を抑制可能である。
又、所定の接続凹部のみを突出して設けたソケットでは、全接続凹部数のソケットとして利用可能であると共に突出して設けた接続凹部数のソケットとして利用可能となる。更に、該ソケットでは、突出して設けた接続凹部の突出した周囲部がオーディオ機器等のパネル開口周囲部に位置するので、該ソケットにプラグを挿抜する際に、該ソケットに上下或は左右方向に力が加わり応力が発生しても、パネル周囲部によって応力を押え所定量以上の変形を抑制可能である。
以下に、図面に基づきこの発明の実施の形態を説明する。図1はこの発明の実施の形態を表す斜視説明図であり、図2はこの発明の実施の形態の使用状態を表す断面説明図であり、図3はこの発明の実施の形態にかかる第1ソケットハウジングの斜視説明図であり、図4は第1ソケットハウジングであるソケットを表し(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図、(d)は左側面図、(e)は平面図、(f)は底面図、(g)及び(h)は一部拡大説明図であり、図5は第2ソケットハウジングを表す斜視説明図であり、図6は第2ソケットハウジングであるソケットを表し(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図、(d)は左側面図、(e)は平面図、(f)は底面図、(g)及び(h)は一部拡大説明図であり、図7は他の第2ソケットハウジングであるソケットを表す斜視説明図であり、図8は第3ソケットを表す斜視説明図であり、図9はプラグを表す斜視説明図であり、図10(a)(b)はプラグのハウジングを表す斜視説明図であり、図11はプラグとソケットとの嵌合状態の断面説明図である。
Sは、この発明にかかる信号線用ソケットである。信号線用ソケットSは、接続凹部S1が複数穿設された第1ソケットハウジングS2及び第2ソケットハウジングS4が接続されて構成され、接続凹部S1内にはソケット側コンタクトS3が立設されてなる。
ソケットハウジングS2は、接続凹部S1が複数並設して穿設される。即ち、図1及び図3に表すように、略直方体形状をなし、表面から接続凹部S1が複数穿設される。第1ソケットハウジングS2に穿設された接続凹部S1は6口並設して開口される。接続凹部S1の形状は、左右が明確となるよう、表面視が略4角形であるが、一辺の両端を面取りをしたように欠いた状態の6角形として穿設され、プラグP1を差込む方向を特定可能な形状からなる。そして、接続凹部S1の開口と対向する底面S11には、図1及び図2に表すように、ソケット側コンタクトS3が立設固定される。ソケット側コンタクトS3は、一端が底面S11の側壁を貫通して外方に突出し、オーディオ機器等の装置内回路を構成しているリード線と接続され、ソケット側コンタクトS3の他端側と導通状態となる。そして、ソケット側コンタクトS3は、図2に表すように、接続凹部S1にプラグP1を嵌入した状態でプラグP1に設けるプラグ側コンタクトP3と係止し、プラグ側コンタクトP3と導通状態となる。この実施の形態では、ソケット側コンタクトS3はコンセント状の平板形状を成す一対からなるが、棒状等他の形状でもよい。
ソケットハウジングS2は、接続凹部S1が複数並設して穿設される。即ち、図1及び図3に表すように、略直方体形状をなし、表面から接続凹部S1が複数穿設される。第1ソケットハウジングS2に穿設された接続凹部S1は6口並設して開口される。接続凹部S1の形状は、左右が明確となるよう、表面視が略4角形であるが、一辺の両端を面取りをしたように欠いた状態の6角形として穿設され、プラグP1を差込む方向を特定可能な形状からなる。そして、接続凹部S1の開口と対向する底面S11には、図1及び図2に表すように、ソケット側コンタクトS3が立設固定される。ソケット側コンタクトS3は、一端が底面S11の側壁を貫通して外方に突出し、オーディオ機器等の装置内回路を構成しているリード線と接続され、ソケット側コンタクトS3の他端側と導通状態となる。そして、ソケット側コンタクトS3は、図2に表すように、接続凹部S1にプラグP1を嵌入した状態でプラグP1に設けるプラグ側コンタクトP3と係止し、プラグ側コンタクトP3と導通状態となる。この実施の形態では、ソケット側コンタクトS3はコンセント状の平板形状を成す一対からなるが、棒状等他の形状でもよい。
接続凹部S1には、係止部S21を設ける。係止部S21は、プラグP1が嵌入された際に、プラグP1に設ける抜け止め防止片P21gと係止しプラグP1の抜け止めをするために設け、並設される各接続凹部S1相互が隣り合わない一方の側壁の開口側に突設する。このように係止部S21を設けることで、プラグP1の挿抜時にもプラグP1に設ける抜け止め防止片P22gの操作を隣り合う接続凹部S1に関わりなくできるので、操作するための間隔を隣り合う接続凹部S1相互間に設けなくともよく、ソケットSを小型化することが可能となる。
S5は、取付部である。取付部S5は、図1、図2、図4に表すように、第1ソケットハウジングS2の接続凹部S1が並設されて連続する側の側壁に、接続凹部S1の開口側に設ける。取付部S5は、図示しないがオーディオ機器等ソケットSを取付けるために第1ソケットハウジングS2の側壁からフランジ状に突設して設け、第1ソケットハウジングS2における接続凹部S1開口側表面から取付ける対象であるオーディオ機器等のパネル(図示せず)厚さ分だけ対向側へずらして設ける。更に取付部Sにはネジ止め用の孔S51を穿設する。従って、オーディオ機器等に取付ける際には、第1ソケットハウジングS2の開口側表面と、オーディオ機器等のパネル(図示せず)表面とが一体面となるように取付け可能である。
S6は、連結溝である。連結溝S6は、図4に表すように、下面S26の取付部S5とは対向する側面S22側及び上面S23の側面S22側に設ける。連結溝S6の上部溝S61は、図4(b)(e)(g)に表すように、上面S23の側面S22側に凹形状をなす溝として形成される。凹形状を成す上部溝S61は、上面S23の背面S24側から前面S25側にかけて設け、背面S24側は背面S24から抜けるまで設け、前面S25側は前面S25に到達しないよう設ける。連結溝S6の下部溝S62は、図4(b)(d)(f)(h)に表すように、下面S26の側面S22側に楔形状をなす溝として形成される。楔形状を成す下部溝S62は、下面S26の背面S24側から前面S25側にかけて設け、背面S24側は背面S24から抜けるまで設け、前面S25側は前面S25に到達しないよう設ける。
第2ソケットハウジングS4は、図1に表すように、第1ソケットハウジングS2と嵌合させてソケットSを形成し、図5及び図6に表すように、第1ソケットハウジングS2同様略直方体形状をなし、表面から接続凹部S1が複数穿設される。図5及び図6に表す第2ソケットハウジングS4は接続凹部S1を3口並設した物であり、第1ソケットハウジングS2と嵌合させて使用することで、9口のソケットSを構成する。尚、図7に表す第2ソケットハウジングS4は接続凹部S1を2口設けて構成したものであり、図5に表す第2ソケットハウジングS4同様に使用することで、第1ソケットハウジングS2と共に8口のソケットSを構成することができ、第2ソケットハウジングS4に設ける接続凹部S1の数以外は図5に表す第2ソケットハウジングS4同様である。
接続凹部S1の形状は、第1ソケットハウジングS2に設けた接続凹部S1同様であり、プラグP1を差込む方向を特定可能な形状からなる。そして、接続凹部S1の開口と対向する底面S11には、第1ソケットハウジングS2同様にソケット側コンタクトS3が立設固定される。第2ソケットハウジングS4に設けるソケット側コンタクトS3は、第1ソケットハウジングS2同様である。
第2ソケットハウジングS4の接続凹部S1にも、第1ソケットハウジングS2同様な係止部S41を設ける。
第2ソケットハウジングS4に設ける取付部S5は、図5乃至図7に表すように、第1ソケットハウジングS2の接続凹部S1が並設されて連続する側の側壁とは反対の側壁、即ち図5中右側の側壁に設ける。従って、第2ソケットハウジングS4に設ける取付部S5は、第1ソケットハウジングS2と対称な形状となる。その他第2ソケットハウジングS4に設ける取付部S5は第1ソケットハウジングS2に設ける取付部S5と同様である。
接続凹部S1の形状は、第1ソケットハウジングS2に設けた接続凹部S1同様であり、プラグP1を差込む方向を特定可能な形状からなる。そして、接続凹部S1の開口と対向する底面S11には、第1ソケットハウジングS2同様にソケット側コンタクトS3が立設固定される。第2ソケットハウジングS4に設けるソケット側コンタクトS3は、第1ソケットハウジングS2同様である。
第2ソケットハウジングS4の接続凹部S1にも、第1ソケットハウジングS2同様な係止部S41を設ける。
第2ソケットハウジングS4に設ける取付部S5は、図5乃至図7に表すように、第1ソケットハウジングS2の接続凹部S1が並設されて連続する側の側壁とは反対の側壁、即ち図5中右側の側壁に設ける。従って、第2ソケットハウジングS4に設ける取付部S5は、第1ソケットハウジングS2と対称な形状となる。その他第2ソケットハウジングS4に設ける取付部S5は第1ソケットハウジングS2に設ける取付部S5と同様である。
S7は、連結突部である。連結突部S7は、図5乃至図7に表すように、下面S46の取付部S5とは対向する側面S42側及び上面S43の側面S42側に設ける。連結突部S7の上部突部S71は、図6(a)(b)(c)(g)に表すように、上面S43の側面S42側に、突部が下方を向く凸形状をなして外方へ突出して設け、第1ソケットハウジングS2に設けた連結溝S6の上部溝S61と嵌合可能な形状に形成される。同様に、連結突部S7の下部突部S72は、図6(a)(b)(c)(h)に表すように、下面S46の側面S42側に、突部が上方を向く楔形状をなして外方へ突出して設け、第1ソケットハウジングS2に設けた連結溝S6の下部溝S62と嵌合可能な形状に形成される。従って連結突部S7は、上部突部S71及び下部突部S72の凸部が相互に対向するよう突出させて設ける。
S8は、4口及び6口汎用の第3ソケットである。第3ソケットS8は、図8に表すように、図8中左右に連続して6口の接続凹部S1を設けてなり、接続凹部S1の連続する側の両端に取付部S5を設ける。
即ち、第3ソケットS8は、第3ソケットハウジングS81に6口の接続凹部S1を設け、両端に取付部S5を設け連結溝S6を設けない以外は第1ソケットハウジングS2と同様の第3ソケットハウジングS81に、第1ソケットハウジングS2と同様の接続凹部S1を穿設し、接続凹部S1内には第1ソケットハウジングS2同様ソケット側コンタクトS3を突設して構成する。又、第3ソケットハウジングS81では、並設される接続凹部S1のうち両端となる接続凹部S1a及びS1fの開口側面、即ち、前面S82を取付部S5と同一面を形成するように他の接続凹部S1b乃至S1eより稍背面側になるよう段差を設け、接続凹部S1b乃至S1eの周囲部S83が突出するように形成する。その際、接続凹部S1aと接続凹部S1bとの段差である周囲部S83は、ソケットSを取付けるオーディオ機器等の表面パネル(図示せず)厚となるようにすると、プラグP1を挿抜する際にソケットSが上下或は左右に移動されようとしても、取付けた際に段差による接続凹部S1b乃至接続凹部S1eの周囲部S83がパネル(図示せず)開口部の側面と当接して移動できないようにするので、ソケットS取付の強度を増すことができる。
即ち、第3ソケットS8は、第3ソケットハウジングS81に6口の接続凹部S1を設け、両端に取付部S5を設け連結溝S6を設けない以外は第1ソケットハウジングS2と同様の第3ソケットハウジングS81に、第1ソケットハウジングS2と同様の接続凹部S1を穿設し、接続凹部S1内には第1ソケットハウジングS2同様ソケット側コンタクトS3を突設して構成する。又、第3ソケットハウジングS81では、並設される接続凹部S1のうち両端となる接続凹部S1a及びS1fの開口側面、即ち、前面S82を取付部S5と同一面を形成するように他の接続凹部S1b乃至S1eより稍背面側になるよう段差を設け、接続凹部S1b乃至S1eの周囲部S83が突出するように形成する。その際、接続凹部S1aと接続凹部S1bとの段差である周囲部S83は、ソケットSを取付けるオーディオ機器等の表面パネル(図示せず)厚となるようにすると、プラグP1を挿抜する際にソケットSが上下或は左右に移動されようとしても、取付けた際に段差による接続凹部S1b乃至接続凹部S1eの周囲部S83がパネル(図示せず)開口部の側面と当接して移動できないようにするので、ソケットS取付の強度を増すことができる。
第3ソケット8は、このように両端の接続凹部S1a及び接続凹部S1fを他の接続凹部S1b乃至S1eと段差を設けた周囲部S83を設けることで、4口のソケットSとしても利用できる汎用性を有する。即ち、4口用として用いる際には、ソケットSを取付けるオーディオ機器等の表面パネル(図示せず)を予め接続凹部S1b乃至S1eが嵌入可能な大きさに穿設しておき、オーディオ機器等に取付ける際に、予めオーディオ機器等の表面パネル(図示せず)の該穿設孔に接続凹部S1b乃至S1eの周囲部S83を嵌入させて両端の取付部S5を固定することで、パネル(図示せず)表面には接続凹部S1b乃至S1eが露呈することとなり4口として利用可能となる。
又、6口用として利用する場合には、パネル(図示せず)に接続凹部S1a乃至S1fが嵌合可能な大きさの穿設孔を設け、接続凹部S1a乃至S1fが穿設孔に位置するよう接続凹部S1b乃至S1eの周囲部S83を穿設孔に嵌入して両端の取付部S5をパネル(図示せず)と固定することで、接続凹部S1a乃至S1fの6口すべてが表面に露呈して6口用として利用可能である。そしてこの時、プラグP1を挿抜する際にソケットSが上下に移動されようとしても、取付けた際に段差による接続凹部S1b乃至接続凹部S1e周囲部S83の上下部がパネル(図示せず)開口部の上下の側面と当接して移動できないようにするので、ソケットS取付の強度を増すことができる。このような上下方向への移動は、取付部S5相互方向と交差する側へ力が働くので、取付部S5を中心とする応力が働くこととなり、取付部S5のみで規制する場合には破損等する可能性が高く、パネルの周囲部(図示せず)によって規制できるのは有効である。又、挿抜の際に起こるソケットSの取付部S5方向である左右側への移動は、取付部S5方向に力が加わることとなり、取付部S5によって規制できる。
又、6口用として利用する場合には、パネル(図示せず)に接続凹部S1a乃至S1fが嵌合可能な大きさの穿設孔を設け、接続凹部S1a乃至S1fが穿設孔に位置するよう接続凹部S1b乃至S1eの周囲部S83を穿設孔に嵌入して両端の取付部S5をパネル(図示せず)と固定することで、接続凹部S1a乃至S1fの6口すべてが表面に露呈して6口用として利用可能である。そしてこの時、プラグP1を挿抜する際にソケットSが上下に移動されようとしても、取付けた際に段差による接続凹部S1b乃至接続凹部S1e周囲部S83の上下部がパネル(図示せず)開口部の上下の側面と当接して移動できないようにするので、ソケットS取付の強度を増すことができる。このような上下方向への移動は、取付部S5相互方向と交差する側へ力が働くので、取付部S5を中心とする応力が働くこととなり、取付部S5のみで規制する場合には破損等する可能性が高く、パネルの周囲部(図示せず)によって規制できるのは有効である。又、挿抜の際に起こるソケットSの取付部S5方向である左右側への移動は、取付部S5方向に力が加わることとなり、取付部S5によって規制できる。
尚、この実施の形態では、第3ソケットS8は、中央の4つの接続凹部S1b乃至S1eを突出して形成したが、例えば、センターチャンネルと、左右チャンネルとウーハーとからなる4チャンネルとして利用する場合に、中央の接続凹部S1c及び接続凹部S1dを左右チャンネル用とし、両端の接続凹部S1a及び接続凹部S1fをセンタースピーカ及びウーハー用として夫々4つの接続凹部S1a、S1c、S1d、S1fを取付部S5及び他の接続凹部S1b、S1eより突出するように設けて該突出した接続凹部S1a、S1c、S1d、S1fが挿入可能な穿設孔をパネルに予め空けて取付ける等、利用形態によって種々の方法が考えられ、3口用或は5口用等利用可能な接続凹部S1を他の数としても利用可能である。
次いで、ソケットSと嵌合するプラグP1について説明する。
P1は、プラグである。プラグP1は、図2及び図9に表すように、ハウジングP2によって外形形状を形成し、内部にはプラグ側コンタクトP3を設ける。そして、プラグP1は、ソケットSに設ける接続凹部S1に挿入固定することで、プラグP1側とソケットS側とを電気的に接続する。
ハウジングP2内には、図2に表すように、一対のリード線L1、L2が接続されるプラグ側コンタクトP3を設ける。プラグ側コンタクトP3は、導体から成り、先端部P31がソケットSに設けるソケット側コンタクトS3と接続される接続部を形成し、後端部P32にはリード線L1、L2を接続固定する。先端部P31は、図2に表すように、鰐口状に対向する2片から形成し、2片間にソケット側コンタクトS3が挿入されることで、電気的な導通状態が確保される。このように、プラグ側コンタクトP3はプラグP1がソケットSに挿入固定された際に、ソケット側コンタクトS3と導通してリード線L1、L2をソケット側コンタクトS3と電気的に接続することとなる。
ここで、リード線L1及びリード線L2は、例えば、スピーカケーブルの信号線及びアース線である。
P1は、プラグである。プラグP1は、図2及び図9に表すように、ハウジングP2によって外形形状を形成し、内部にはプラグ側コンタクトP3を設ける。そして、プラグP1は、ソケットSに設ける接続凹部S1に挿入固定することで、プラグP1側とソケットS側とを電気的に接続する。
ハウジングP2内には、図2に表すように、一対のリード線L1、L2が接続されるプラグ側コンタクトP3を設ける。プラグ側コンタクトP3は、導体から成り、先端部P31がソケットSに設けるソケット側コンタクトS3と接続される接続部を形成し、後端部P32にはリード線L1、L2を接続固定する。先端部P31は、図2に表すように、鰐口状に対向する2片から形成し、2片間にソケット側コンタクトS3が挿入されることで、電気的な導通状態が確保される。このように、プラグ側コンタクトP3はプラグP1がソケットSに挿入固定された際に、ソケット側コンタクトS3と導通してリード線L1、L2をソケット側コンタクトS3と電気的に接続することとなる。
ここで、リード線L1及びリード線L2は、例えば、スピーカケーブルの信号線及びアース線である。
次いでハウジングP2の詳細を説明する。ハウジングP2は、ハウジング本体P21と、ハウジング本体P21と対向して固定されることでハウジングP2を形成するハウジングレバーP22とからなる。
ハウジング本体P21は、図9及び図10(a)に表すように、略直方体形状を成し、ソケットSに挿入する側の側面である接続凹部挿入側面P21aには、ソケット側コンタクトS3が挿入される1対の挿入口P21bを開口する。また、接続凹部挿入側面P21aに対向する後端面P21cには、リード線L1、L2を挿通させるリード線挿入口P21dを開口してなる。更にまた、挿入口P21bからリード線挿入口P21dにかけての内部は、プラグ側コンタクトP3を固定可能な空間部P21eを形成する。そして、ハウジング本体P21には、図2に表すように、プラグ側コンタクトP3が内包固定され、プラグ側コンタクトP3に固定されたリード線L1、L2がリード線挿入口P21dから挿通される。
更に、ハウジング本体P21の側面P21fには、抜け止め防止片P21gが突設される。抜け止め防止片P21gは、側面P21fの接続凹部挿入側面P21a側から後端面P21c側にかけて設け、側面P21f側に押圧されると負勢力に抗して基端部P21hを中心に先端部である自由端P21i側が揺動可能であり、中間部にはソケットSの接続凹部S1に設ける係止部S21と係止する抜け止め係止部P21jを設ける。抜け止め係止部P21jは、基端部P21h側が緩やかな傾斜面を形成し自由端P21i側が略垂直に切り立つ係止面を形成し、抜け止め防止片P21gの外側面に突設する。
また、自由端P21iには、側方へ突出する係止突部P21nを延設する。係止突部P21nは、基端部から延設先端部にかけて傾斜面を形成してなる。
また、自由端P21iには、側方へ突出する係止突部P21nを延設する。係止突部P21nは、基端部から延設先端部にかけて傾斜面を形成してなる。
従って、ハウジング本体P21に設ける抜け止め防止片P21gは、ソケットSに設ける接続凹部S1に挿入する際には、基端部P21hを中心に負勢力に抗して側面P21f側に揺動されて抜け止め係止部P21jの傾斜面が係止部S21に沿って移動して行く。そして、やがて抜け止め係止部P21jが係止部S21を越し、抜け止め係止部P21jの係止面が係止部S21と係止することで抜け止め可能である。
更に、ハウジング本体P21には、側面P21fの接続凹部挿入側面P21a側端部、及び、側面P21fと対向する側面P21kの接続凹部挿入側面P21a側端部には、ハウジングレバーP22を回動自在に係止する接続突起P21mを突設する。
尚、図10はハウジング2の分解説明図であり、(a)はハウジング本体P21を表す説明図で前方上方視の斜視説明図及び後方下方視の斜視説明図からなり、(b)はハウジングレバーP22を表す説明図で前方上方視の斜視説明図及び後方下方視の斜視説明図からなる。
尚、図10はハウジング2の分解説明図であり、(a)はハウジング本体P21を表す説明図で前方上方視の斜視説明図及び後方下方視の斜視説明図からなり、(b)はハウジングレバーP22を表す説明図で前方上方視の斜視説明図及び後方下方視の斜視説明図からなる。
ハウジングレバーP22は、ハウジング本体P21と対向して固定することでハウジングP2を形成し、接続凹部挿入側面P22aにはハウジング本体P21の挿入口P21bと対向する位置に挿入口P22bを開口する。但し、ハウジングレバーP22に開口する挿入口P22bは、ハウジング本体P21の挿入口P21bが大きな開口であったのに対し、ソケット側コンタクトS3より稍大きめの形状であり、ソケット側コンタクトS3と対向する位置に開口する。P22cは、接続孔である。接続孔P22cは、ハウジング本体P21と対向して固定したときの接続突起P21mと対向位置に穿設し、ハウジング本体P21の接続突起P21mに嵌入してハウジング本体P21に対しハウジングレバーP22が回動可能となる。このようにハウジングP2は、接続突起P21mを中心にハウジング本体P21及びハウジングレバーP22を回動させる2パーツ構造とし、ハウジング本体P21及びハウジングレバーP22を一体とさせる構造をとることで、ハウジングレバーP22内部略中央に設ける突起P22dに従来例に表したレバー同様の機能を持たせ、ハウジングP2内部へのプラグ側コンタクトP3及びリード線L1、L2の組み込み等の作業を容易とさせることが可能となる。
更にハウジングレバーP22の後端面P21c側側面には固定部P22eを設ける。固定部P22eは、ハウジングP2形成時、ハウジング本体P21の側面P21f及び側面P21kの外側に位置するように設け、ハウジングレバーP22をハウジング本体P21に対向して嵌め合わせる際には、側面P21f及び側面P21kに設ける係止突起と係止可能な係止孔として形成しハウジング本体P21とハウジングレバーP22とを係止する凹凸部が嵌合し合うことにより係止する。尚、凹部及び突部はハウジング本体P21、ハウジングレバーP22のどちらに設けても良く、双方が嵌合して接続突起P21mと接続孔P22cとの係止、及び、各側面P21f、側面P21kと固定部P22eとの係止によって、ハウジング本体P21及びハウジングレバーP22が一体となってハウジングP2を形成すればよい。接続突起P21m及び接続孔P22cも、突起及び孔が逆のパーツに設けられても良い。
更にまた、ハウジングレバーP22には、抜け止め防止片押さえ部P22f(以下、抜け止め防止片押さえ部P22fを押さえ片P22fという。)を設ける。押さえ片P22fは、ハウジング本体P21及びハウジングレバーP22を組み立てて形成するハウジングP2において、ハウジング本体P21の抜け止め防止片P21gに設ける抜け止め係止部P21jと対向位置となるようL字状に設ける。即ち、この実施の形態では、ハウジング本体P21及びハウジングレバーP22を組み立てた際の抜け止め係止部P21jに設けた係止突部P21nと対向する位置に係止突部P21nの傾斜面と当接可能な傾斜面を内側面に形成する当接部P22gと、当接部P22gの基端部を成しハウジングレバーP22と一体に形成する延設部P22hとからなり、更に傾斜部である当接部P22gは先端側を薄く形成する。そして、通常時では、係止突部P21nの傾斜面と当接部P22gの傾斜面とが当接し、抜け止め防止片P21gの位置を規制する。このように当接部P22gの先端部を薄く形成し、且つ、ハウジング本体P21に係止突部P21nを抜け止め係止部P21jとの間で段差を設け、ハウジング本体P21の係止突部P21nと当接させることで、ハウジング本体P21の抜け止め防止片P21g外面と押さえ片P22f外面とが一体面を形成することが可能となるので、プラグP1をソケットSから抜き取る際に抜け止め防止片P21gを側面P21f側へ押圧する作業の作業性を良くすることが出来る。
この発明におけるソケットは、多チャンネル仕様のオーディオ機器等のスピーカ接続用ソケットとして利用可能である。
L1 第1リード線
L2 第2リード線
P1 プラグ
P2 ハウジング
P21 ハウジング本体
P21a 接続凹部挿入側面
P21b 挿入口
P21c 後端面
P21d リード線挿入口
P21e 空間部
P21f 側面
P21g 抜け止め防止片
P21h 基端部
P21i 自由端
P21j 抜け止め係止部
P21k 側面
P21m 接続突起
P21n 係止突部
P22 ハウジングレバー
P22a 接続凹部挿入側面
P22b 挿入口
P22c 接続孔
P22d 突起
P22e 固定部
P22f 抜け止め防止片押さえ部
P22g 当接部
P22h 延設部
P3 プラグ側コンタクト
P31 先端部
P32 後端部
S ソケット
S1 接続凹部
S11 底面
S2 第1ソケットハウジング
S21 係止部
S22 側面
S23 上面
S24 背面
S25 前面
S26 下面
S3 ソケット側コンタクト
S4 第2ソケットハウジング
S41 係止部
S42 側面
S43 上面
S44 背面
S45 前面
S46 下面
S5 取付部
S51 孔
S6 連結溝
S7 連結突部
S71 上部突部
S72 下部突部
S8 第3ソケット
S81 ソケットハウジング
S82 前面
S83 周囲部
L2 第2リード線
P1 プラグ
P2 ハウジング
P21 ハウジング本体
P21a 接続凹部挿入側面
P21b 挿入口
P21c 後端面
P21d リード線挿入口
P21e 空間部
P21f 側面
P21g 抜け止め防止片
P21h 基端部
P21i 自由端
P21j 抜け止め係止部
P21k 側面
P21m 接続突起
P21n 係止突部
P22 ハウジングレバー
P22a 接続凹部挿入側面
P22b 挿入口
P22c 接続孔
P22d 突起
P22e 固定部
P22f 抜け止め防止片押さえ部
P22g 当接部
P22h 延設部
P3 プラグ側コンタクト
P31 先端部
P32 後端部
S ソケット
S1 接続凹部
S11 底面
S2 第1ソケットハウジング
S21 係止部
S22 側面
S23 上面
S24 背面
S25 前面
S26 下面
S3 ソケット側コンタクト
S4 第2ソケットハウジング
S41 係止部
S42 側面
S43 上面
S44 背面
S45 前面
S46 下面
S5 取付部
S51 孔
S6 連結溝
S7 連結突部
S71 上部突部
S72 下部突部
S8 第3ソケット
S81 ソケットハウジング
S82 前面
S83 周囲部
Claims (3)
- プラグが挿入係止されることで、一端にリード線を接続されたプラグ側コンタクトがソケット側に設けたソケット側コンタクトと接続しソケット側とプラグ側とを電気的に導通状態とさせる信号線用ソケットであって、
一方が開口された空間部である接続凹部が複数口並設され、接続凹部が並設された一端には取付部が設けられ、他端には連結するための連結溝部が設けられる第1ソケットハウジングと、
一方が開口された空間部である接続凹部が第1ソケットハウジングとは異なる複数口並設され、接続凹部が並設された一端には第1ソケットハウジングと連結固定させる連結突部が設けれ、他端には取付部が設けられる第2ソケットハウジングと、
からなり、
各ハウジングの各接続凹部には、接続凹部の開口側と対向する底面から接続凹部内にソケット側コンタクトが突設され、第1ソケットハウジングの連結溝部と第2ソケットハウジングの連結突部とを嵌合することで接続凹部が複数口連続するソケットを形成することを特徴とする信号線用ソケット。 - 前記第1ソケットハウジングが接続凹部を6口並設され、前記第2ソケットハウジングが接続凹部を2口或は3口並設されてなる請求項1記載の信号線用ソケット。
- プラグが挿入係止されることで、一端にリード線を接続されたプラグ側コンタクトがソケット側に設けたソケット側コンタクトと接続しソケット側とプラグ側とを電気的に導通状態とさせる信号線用ソケットであって、
ソケットの形成するソケットハウジングには、ソケットハウジング表面が開口された空間部である接続凹部が複数並設され、接続凹部並設方向両端には取付部が設けられ、接続凹部のうち選択される特定の接続凹部の開口側縁部を他の接続凹部及び取付部より突出させて形成することを特徴とする信号線用ソケット。
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Citations (4)
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2004
- 2004-03-22 JP JP2004081909A patent/JP2005268143A/ja active Pending
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