JP2005266797A - 音源信号分離装置及び方法、並びにピッチ検出装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 端子11からのステレオ音声がピッチ検出部12に入力され、ピッチの2波長分を検出単位としてピッチ検出が行われ、ピッチ及び同じピッチが連続する定常性部分が検出される。遅延補正加算部13では、所望の音源からの音声の位相を合わせるようにステレオ音声を遅延補正し、足し込むことにより、所望の音源信号が強調された信号を出力する。音源信号分離部19内の分離係数作成部14では、音源信号分離部19内のフィルタ演算回路15のフィルタ係数を、ピッチ検出部12で検出されたピッチに応じて作成する。分離係数作成部14で作成されたフィルタ係数がフィルタ演算回路15に送られ、フィルタ演算回路15では、検出されたピッチ毎に更新されるフィルタ係数により遅延補正加算部13からの出力信号をフィルタ処理することにより、所望の音源信号を分離した波形出力を得る。
【選択図】 図1
Description
d(n)−d(n−1)>th、かつ、d(n+1)−d(n)<−th ・・・(2)
のときの点nを極大点、そのときのサンプル値を極大値とする。
Ty= max3 − max1 ・・・(3)
となる。
r(n)=Ty(n)/Ty(n−1) ・・・(4)
となる。
Claims (20)
- 複数の音源からの音響信号が混合されて複数の集音手段により集音された入力音響信号の内の所望の音源信号を強調する音源信号強調手段と、
上記入力音響信号の内の上記所望の音源信号のピッチを検出するピッチ検出手段と、
検出された上記ピッチと上記音源信号強調手段により強調された音源信号とに基づいて、上記入力音響信号から上記所望の音源信号を分離する音源信号分離手段と
を有することを特徴とする音源信号分離装置。 - 上記音源信号分離手段は、
上記音源信号強調手段からの出力信号から上記所望の音源信号を分離するフィルタ手段と、
上記ピッチ検出手段からの検出情報に基づき、上記フィルタ手段のフィルタ係数を出力するフィルタ係数出力手段と
を有することを特徴とする請求項1記載の音源信号分離装置。 - 上記フィルタ係数出力手段は、上記フィルタ手段の周波数特性を、上記ピッチ検出手段により検出されたピッチの周波数の整数倍の周波数成分を通過させる特性とするフィルタ係数を出力することを特徴とする請求項2記載の音源信号分離装置。
- 上記フィルタ係数出力手段は、予め何種類かのピッチに応じたフィルタ係数が蓄積された記憶手段を備え、上記ピッチ検出手段により検出されたピッチに応じて上記記憶手段から該ピッチに対応するフィルタ係数を読み出して出力することを特徴とする請求項3記載の音源信号分離装置。
- 上記音源信号強調手段からの出力信号の子音帯域を処理する高域処理手段と、
上記音源信号強調手段からの出力信号の子音帯域を取り出して上記高域処理手段に送り、上記音源信号強調手段からの出力信号の子音以外の帯域を取り出して上記フィルタ手段に送り、上記音源信号強調手段からの出力信号の母音帯域を取り出して上記ピッチ検出手段に送るフィルタバンク手段と
をさらに有することを特徴とする請求項2記載の音源信号分離装置。 - 上記複数の集音手段は、左右のステレオマイクロホンであることを特徴とする請求項2記載の音源信号分離装置。
- 上記音源信号強調手段は、上記複数の集音手段からの音響信号に対して、上記所望の音源から上記複数の集音手段までの音の伝搬の遅延時間差を補正して加算することにより、上記所望の音源からの音響信号のみを強調することを特徴とする請求項2記載の音源信号分離装置。
- 上記ピッチ検出手段は、上記所望の音源信号のピッチの2波長分を検出単位としてピッチ検出を行うことを特徴とする請求項2記載の音源信号分離装置。
- 上記音源信号分離手段は、
上記音源信号強調手段からの出力信号中の少なくともほぼ同じピッチが連続する定常性部分を用い、上記ピッチ検出手段からの検出情報に基づき、基本波形を作成する基本波形作成手段と、
上記入力音響信号に基づく信号の少なくとも一部を、上記基本波形作成手段により作成された基本波形の繰り返し波形で置き換えて出力する基本波形置き換え手段と
を有することを特徴とする請求項1記載の音源信号分離装置。 - 上記ピッチ検出手段は、上記所望の音源信号のピッチの2波長分を検出単位としてピッチ検出を行うことを特徴とする請求項9記載の音源信号分離装置。
- 上記複数の集音手段は、左右のステレオマイクロホンであることを特徴とする請求項9記載の音源信号分離装置。
- 上記音源信号強調手段は、上記複数の集音手段からの音響信号に対して、上記所望の音源から上記複数の集音手段までの音の伝搬の遅延時間差を補正して加算することにより、上記所望の音源からの音響信号のみを強調することを特徴とする請求項9記載の音源信号分離装置。
- 上記基本波形作成手段は、上記所望の音源信号のピッチが連続する定常性部分について、ピッチの2波長分を単位として加算し平均化することにより基本波形を作成することを特徴とする請求項9記載の音源信号分離装置。
- 複数の音源からの音響信号が混合されて複数の集音手段により集音された入力音響信号の内の所望の音源信号を強調する工程と、
上記入力音響信号の内の上記所望の音源信号のピッチを検出する工程と、
検出された上記ピッチと上記強調する工程で強調された音源信号とに基づいて、上記入力音響信号から上記所望の音源信号を分離する工程と
を有することを特徴とする音源信号分離方法。 - 複数の音源からの音響信号が混合されて複数の集音手段により集音された入力音響信号の所望の音源信号を強調する音源信号強調手段と、
上記音源強調手段からの出力信号中のピッチの2波長分を検出単位として2波長周期を検出する周期検出手段と、
上記周期検出手段により検出された2波長周期の変化に基づき少なくともほぼ同じピッチが連続しているか否かを判定し、判定結果に応じてピッチ情報を出力する連続判定手段と
を有することを特徴とするピッチ検出装置。 - 上記複数の集音手段は、左右のステレオマイクロホンであることを特徴とする請求項15記載のピッチ検出装置。
- 上記音源信号強調手段は、上記複数の集音手段からの音響信号に対して、上記所望の音源から上記複数の集音手段までの音の伝搬の遅延時間差を補正して加算することにより、上記所望の音源からの音響信号のみを強調することを特徴とする請求項15記載のピッチ検出装置。
- 複数の音源からの音響信号が混合されて複数の集音手段により集音された入力音響信号の所望の音源信号を強調する音源信号強調工程と、
上記音源強調工程により得られる出力信号中のピッチの2波長分を検出単位として2波長周期を検出する周期検出工程と、
上記周期検出工程により検出された2波長周期の変化に基づき少なくともほぼ同じピッチが連続しているか否かを判定し、判定結果に応じてピッチ情報を出力する連続判定工程と
を有することを特徴とするピッチ検出方法。 - 複数の音源からの音響信号が混合されてなる入力音響信号の所望の音源信号のピッチの2の倍数の波長分を検出単位としてピッチ検出を行うピッチ検出手段と、
検出された上記ピッチに基づいて所望の音源信号を分離する音源信号分離手段と
を有することを特徴とする音源信号分離装置。 - 複数の音源からの音響信号が混合されてなる入力音響信号の所望の音源信号のピッチの2の倍数の波長分を検出単位としてピッチ検出を行う工程と、
検出された上記ピッチに基づいて所望の音源信号を分離する工程と
を有することを特徴とする音源信号分離方法。
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