Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2005247513A - エレベータの乗りかご壁面の係止装置 - Google Patents

エレベータの乗りかご壁面の係止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005247513A
JP2005247513A JP2004061193A JP2004061193A JP2005247513A JP 2005247513 A JP2005247513 A JP 2005247513A JP 2004061193 A JP2004061193 A JP 2004061193A JP 2004061193 A JP2004061193 A JP 2004061193A JP 2005247513 A JP2005247513 A JP 2005247513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
fixed
wall surface
car
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004061193A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Yamada
護 山田
Yukiomi Mizuno
幸臣 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004061193A priority Critical patent/JP2005247513A/ja
Publication of JP2005247513A publication Critical patent/JP2005247513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

【課題】非磁性体からなる乗りかごの壁体内表面に保護幕などの被固定物を容易に係止でき、被固定物を係止しないときは壁の見栄えを損なわないようにしたエレベータの乗りかご壁面の係止装置を提供する。
【解決手段】乗りかご10を形成する壁体1が非磁性体によって構成されたエレベータの乗りかご内の壁面部に被固定物4を係止するものにおいて、上記壁面部1aに設けられ、その背面部に磁石または磁性体が取り付けられた固定部5と、上記被固定物の側に設けられ、上記固定部の背面部に取り付けられた磁石または磁性体に壁体を介して吸着する磁性体または磁石からなる吸着体40とを備え、該吸着体を上記固定部に吸着させることにより被固定物を乗りかご内の壁面部に係止させるように構成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータの乗りかご内の壁面部に、例えば保護幕や案内掲示板などの被固定物を張るなど係止することのできるエレベータの乗りかご壁面の係止装置に関するものである。
エレベータの乗りかごの内壁面を保護する保護幕を壁面部に係止するものとしては、カーテンフックがあり、カーテンフックを使わないときは壁面部からの出寸法を小さくして見栄えを良くするようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
また、乗りかご内に設ける手摺を円形中空状とし、その中空部に保護幕を内蔵し、使用時に引き出し、引き出した保護幕の下端部を鉤状のフックや磁石などで壁面下端部に固定するようにしたものがある(例えば特許文献2参照)。
実開昭59−2766号公報(第1頁、第1図) 実開昭52−14671号公報(第1頁、第1図)
上記特許文献1に示されたものでは、出寸法を小さくしてもカーテンフックを使わないときにはフックが見えて目障りになるという意匠上の問題点があった。また、特許文献2に示されたものでは、手摺の高さ位置がほぼ限定されており、しかも鉤状のフックなどはやはり見栄えが悪く、磁石を用いて固定するにしても乗りかごの壁体がステンレス材やアルミ材で構成されている場合には、張ることができないといった問題点もあった。
この発明は、かかる従来技術の問題点を解消するためになされたもので、乗りかごを形成する壁体がステンレス材やアルミ材などの非磁性体からなるエレベータにおいて、保護幕、掲示板、催し案内などの被固定物を容易に係止することができ、しかも、このような被固定物を係止しないときに、外観上の意匠的な見栄えを損なうことのないエレベータの乗りかご壁面の係止装置を提供することを目的としている。
この発明によるエレベータの乗りかご壁面の係止装置は、壁体が非磁性体からなるエレベータの乗りかご内の壁面部に被固定物を係止するものにおいて、上記壁面部の所定部に設けられ、その背面部に磁石または磁性体が取り付けられた固定部と、上記被固定物に設けられ、上記固定部の背面部に取り付けられた磁石または磁性体に壁体を介して吸着する磁性体または磁石からなる吸着体とを備え、該吸着体を上記固定部に吸着させることにより被固定物を乗りかご内の壁面部に係止させるようにしたものである。
この発明は、ステンレス材やアルミ材などの非磁性体からなる壁体内側の壁面部に設けられた固定部の背面部に磁石または磁性体を取り付け、保護幕などの被固定物側に前記磁石または磁性体に吸引される磁性体または磁石からなる吸着体を取り付けたことにより、乗りかごの壁体が非磁性体であっても、保護幕などの被固定物を容易に係止することができ、しかも、このような被固定物を係止しない場合においても突起物などがないので、意匠的に見栄えを損なうことがない係止装置が得られる。
実施の形態1.
図1ないし図3は、この発明を実施するための実施の形態1であるエレベータの乗りかご壁面の係止装置を説明するもので、図1は乗りかごの壁体と被固定物としての保護幕(2点鎖線で図示)の上半部を透視して示す斜視図、図2は図1のII−II線における矢視断面図、図3は保護幕などの被固定物の上端部を示す側面断面図である。図において、乗りかご10を形成する壁体1は非磁性体のステンレス材からなり、上部天井2には照明器具3が取り付けられている。乗りかご10を形成する壁体1の内側の壁面部1a上部には、保護幕などの被固定物4(図1では2点鎖線で示す)を固定するための固定部5が複数設けられ、該固定部5は、この例ではコーナー部がR状に形成された矩形の凹部によって形成されている。
なお、図2において図の左側が乗りかご10の室内側である。上記固定部5の背面部(図2の右側)には、例えばゴム磁石やフェライト系磁石などからなる板状の磁石51が接着剤などにより取り付けられている。一方、保護幕などの被固定物4は、図3に示すように、保護幕などの本体の裏側に鉄板などの磁性体40aからなる吸着体40が貼り付けられている。また、上記凹部によって形成された固定部5の寸法(凹みの深さ及び縦横の寸法)と、上記被固定物4の裏面に設けた吸着体40の寸法とは、上記被固定物4を固定部5に固定したときに、図2に示すように吸着体40が固定部5に収まるように合わせてある。具体的には、被固定物4の最大重量、吸着体40の固定部5に対する吸着力等を考慮して、予め適宜の寸法に形成されている。
上記のように構成された実施の形態1においては、ステンレス材からなる壁体1の壁面部1aにおける所望の位置、大きさに設けられた固定部5を凹部によって形成して、その背面部に磁石51を張り付け、被固定物4の裏面に貼り付けた磁性体40aからなる吸着体40が磁石51に吸い付けられることで、保護幕などの被固定物4を固定部5に係止し、乗りかご10の壁面部1aに簡単に張ることができる。このため、被固定物4の着脱が容易であり、しかも被固定物4を使用しないときは、壁面部1aにフックなどの突起物が無いので見栄えが悪くならず、意匠上の問題も解消できる。また、固定部5は、乗りかご10の壁体1における任意の箇所に任意の数設けることができるので、被固定物4を係止する位置の制約が解消できる。さらに、この実施の形態1では、固定部5の凹みの中に、被固定物4の裏面に設けた吸着体40がすっぽり入り込むように構成されているので、保護幕などの被固定物4の表面を平らにすることができ、美観上優れている。
なお、この実施の形態1では壁体1の上端部周囲に固定部5を列状に1列設けたが、これに限定されるものではなく、列状でなくてもよく、また、複数列、例えば壁体1の上下方向中間部、下端部にも同様の固定部を設け、保護幕などの被固定物4を上下複数箇所で固定することにより、被固定物が膨れたり、風ではためいたりするのを防ぐこともできる。また、磁石51と吸着体40の取り付け関係を逆にしても良い。例えば、固定部5の背面部の磁石51を鉄板などの磁性体とし、被固定物4に貼り付ける磁性体からなる吸着体40を磁石からなる吸着体にしても差し支えない。さらに、固定部5は凹部に形成したが、凹部を無くし、他の壁面部1aと一様な平面であってもよいことは言うまでもない。この場合、所定位置に設けられた固定部5が分かるように、例えば壁体1の壁面部1aに模様や着色などを施しても良い。また、固定部5は必ずしも厳密な位置、寸法として定める必要はなく、顧客の要望等に応じた概略的なものでも差し支えない。
実施の形態2.
図4ないし図6は、この発明の実施の形態2であるエレベータの乗りかご壁面の係止装置を説明するもので、図4は乗りかご室内の固定部に掲示板からなる被固定物を固定した状態を示す要部斜視図、図5は図4のV−V線における矢視断面図、図6は被固定物を示す側面断面図である。図に示すように、壁体1の上部所定位置に設けられた固定部5は上記実施の形態1と同様、列状に設けられ、凹部にて形成されているが、固定部5の背面部には磁石に代えて鉄板などの磁性体52が例えば接着によって取り付けられている。さらに、被固定物4は、この実施の形態2では、表面部に、例として「本日8階催事場にて衣類の大売出し中です」というような文字情報が記載された掲示板からなり、その背面部には図6に示すように板状の磁石40bからなる吸着体40が接着されている。
上記のように構成された実施の形態2では、被固定物4として掲示板を用い、保護幕を張らないときに、文字情報などの情報類を表示した掲示板を係止するようにしたもので、掲示板からなる被固定物4の裏面に、壁体1の固定部5に吸引される磁石40aからなる吸着体40を貼り付けるようにしたものである。この実施の形態2においても被固定物4を固定部5に容易に係止させることができるなど実施の形態1と同様の効果が得られる。また、表示面積等に応じた大きさの掲示板が張れるので、情報や宣伝をエレベータ乗客に伝えられるといった効果を得ることもできる。なお、この実施の形態2でも、固定部5を凹部によって形成したが、壁体1の他の部分と一様な平面としてもよいのは言うまでもない。
ところで、上記実施の形態の説明では、固定部5を略矩形とした例を示したが、形状や大きさなどは特に限定されるものではない。例えば、円形、楕円形、あるいはこれらを組み合わせたものなど任意である。さらに、固定部5は凹部あるいは一様な平面の例で示したが、凸部で形成しても差し支えない。また、被固定物4自体を吸着体40によって構成しても差し支えないし、さらには吸着体40を被固定物4本体の表面側に設けても同様の効果が期待できる。その他、この発明の精神の範囲内で種々の変形や変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施の形態1によるエレベータの乗りかご壁面の係止装置における乗りかごの壁体と被固定物としての保護幕(2点鎖線で図示)の上半部を透視して示す斜視図である。 図1の被固定物張付部分のII−II線における矢視断面図である。 図1に示す保護幕などの被固定物の上端部を示す側面断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの乗りかご壁面の係止装置における乗りかご室内の固定部に表示板からなる被固定物を固定した状態を示す要部斜視図である。 図4のV−V線における矢視断面図である。 図4の被固定物を示す側面断面図である。
符号の説明
1 壁体、 1a 壁面部、 2 天井、 3 照明器具、 4 被固定物、 40 吸着体、 40a 吸着体(磁性体)、 40b 吸着体(磁石)、 5 固定部、 51 磁石、 52 磁性体、 10 乗りかご。

Claims (4)

  1. 壁体が非磁性体からなるエレベータの乗りかご内の壁面部に被固定物を係止するものにおいて、上記壁面部の所定部に設けられ、その背面部に磁石または磁性体が取り付けられた固定部と、上記被固定物に設けられ、上記固定部の背面部に取り付けられた磁石または磁性体に壁体を介して吸着する磁性体または磁石からなる吸着体とを備え、該吸着体を上記固定部に吸着させることにより被固定物を乗りかご内の壁面部に係止させるようにしたことを特徴とするエレベータの乗りかご壁面の係止装置。
  2. 上記壁面部に設けられた固定部は、上記被固定物の側に設けられた吸着体を収め得る大きさ及び深さの凹部として形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの乗りかご壁面の係止装置。
  3. 上記被固定物として、上記壁体の内表面を保護する保護幕を用いるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータの乗りかご壁面の係止装置。
  4. 上記被固定物として、情報類が記載された表示部材を用いるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータの乗りかご壁面の係止装置。
JP2004061193A 2004-03-04 2004-03-04 エレベータの乗りかご壁面の係止装置 Pending JP2005247513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004061193A JP2005247513A (ja) 2004-03-04 2004-03-04 エレベータの乗りかご壁面の係止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004061193A JP2005247513A (ja) 2004-03-04 2004-03-04 エレベータの乗りかご壁面の係止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005247513A true JP2005247513A (ja) 2005-09-15

Family

ID=35028382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004061193A Pending JP2005247513A (ja) 2004-03-04 2004-03-04 エレベータの乗りかご壁面の係止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005247513A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109455603A (zh) * 2018-12-20 2019-03-12 北京云眼睛网络科技有限公司 一种电梯轿厢内部装饰结构
WO2024224678A1 (ja) * 2023-04-28 2024-10-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 振動スピーカ装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0165279U (ja) * 1987-10-21 1989-04-26
JPH0237176U (ja) * 1988-09-05 1990-03-12
JPH0531313A (ja) * 1991-07-29 1993-02-09 N Ii R:Kk 空気清浄機
JPH0847472A (ja) * 1994-05-30 1996-02-20 Rinnai Corp 化粧扉の化粧板取付構造
JP2000044144A (ja) * 1998-07-30 2000-02-15 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータのかご室

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0165279U (ja) * 1987-10-21 1989-04-26
JPH0237176U (ja) * 1988-09-05 1990-03-12
JPH0531313A (ja) * 1991-07-29 1993-02-09 N Ii R:Kk 空気清浄機
JPH0847472A (ja) * 1994-05-30 1996-02-20 Rinnai Corp 化粧扉の化粧板取付構造
JP2000044144A (ja) * 1998-07-30 2000-02-15 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータのかご室

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109455603A (zh) * 2018-12-20 2019-03-12 北京云眼睛网络科技有限公司 一种电梯轿厢内部装饰结构
WO2024224678A1 (ja) * 2023-04-28 2024-10-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 振動スピーカ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140001321A1 (en) Magnetic vehicle attachment system for use with non-magnetic body structure
US20020050548A1 (en) Device for hanging articles
US20080000055A1 (en) Article for forming a loop with affixation means
JP2005247513A (ja) エレベータの乗りかご壁面の係止装置
AU2000246704B2 (en) Maintaining a closure of a shower curtain
JP3218779U (ja) マグネット式カーテン
JPH11109901A (ja) 平面状広告掲載具
US20070120392A1 (en) Mounting device for use with a thin walled structure
JP3049885U (ja) 磁着具
JP2005207142A (ja) 路面用ポール装置
KR200489280Y1 (ko) 자동차 장식용 커버
US9994164B2 (en) Interchangeable display system for art ornaments on motor vehicles
JP2575997Y2 (ja) 車両用シートにおける表皮材端末固定構造
JPH0344576Y2 (ja)
JP2009172275A (ja) 椅子の表皮材の留め構造
JP2008001079A (ja) ボード
JPH0716530U (ja) ワイヤーハーネス固定用クランプ
JPH0719903Y2 (ja) 平面ファスナ−付固定具
JPH0664316U (ja) 照明器具
JP7153830B2 (ja) テレビ取付具
JP3122235U (ja) スリッパ収納セット
JP7129009B2 (ja) 乗物用マット
JP2005231408A (ja) 車両用後付製品の取付ベース及びこの取付ベースに取り付ける傘収納ケース
KR20240057604A (ko) 조립식 보호가드
JP4488869B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070118

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091209

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02