JP2005243293A - Solid polymer electrolyte membrane for fuel cell - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、燃料電池の製造に際してロール状に巻回した状態から順次繰り出されながら使用に供される燃料電池用の固体高分子電解質膜に関する。 The present invention relates to a solid polymer electrolyte membrane for a fuel cell that is used while being sequentially drawn out from a state of being wound into a roll during the production of the fuel cell.
例えば、固体高分子型燃料電池の単セルは、陽イオン交換膜としての固体高分子電解質膜を一対の電極により挟み込み、さらにその外側を一対のセパレータにより挟持して構成されている(例えば、特許文献1参照。)。固体高分子電解質膜は、その抵抗による電圧降下を抑制するため、薄膜に形成されている。薄膜である固体高分子電解質膜は、形状を保持する力がほとんどないため、ハンドリング性が悪い。 For example, a single cell of a polymer electrolyte fuel cell is configured such that a solid polymer electrolyte membrane as a cation exchange membrane is sandwiched between a pair of electrodes, and the outside is sandwiched between a pair of separators (for example, patents). Reference 1). The solid polymer electrolyte membrane is formed in a thin film in order to suppress a voltage drop due to its resistance. A solid polymer electrolyte membrane, which is a thin film, has poor handling properties because it has little force to retain its shape.
特許文献1では、固体高分子電解質膜を一対の電極で挟み込んだものを多孔質の補強部材でさらに囲繞し、一体化電極を構成している。複数の部品からなる全体によって、固体高分子電解質膜のハンドリング性を改善している。 In Patent Document 1, a solid polymer electrolyte membrane sandwiched between a pair of electrodes is further surrounded by a porous reinforcing member to constitute an integrated electrode. The whole of the plurality of parts improves the handling property of the solid polymer electrolyte membrane.
しかしながら、特許文献1では、固体高分子電解質膜単体でのハンドリング性については考慮されておらず、固体高分子電解質膜単体での変形を十分に抑制することはできない。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、単体でのハンドリング性を良好なものとし、これを通して、燃料電池の製造の簡素化を図り得る燃料電池用の固体高分子電解質膜を提供することを目的とする。 The present invention has been made in order to solve the problems associated with the above-described prior art, and has excellent handling properties as a single unit. Through this, the solid for a fuel cell can simplify the production of the fuel cell. An object is to provide a polymer electrolyte membrane.
上記目的を達成するための本発明は、燃料電池の製造に際してロール状に巻回した状態から順次繰り出されながら使用に供される燃料電池用の固体高分子電解質膜において、
前記繰り出し方向と略平行をなす一対の縁辺の各々に設けられ、かつ、一対の電極の間に介装される領域をなす本体部の肉厚寸法よりも大きい寸法を有する膨出部を含み、
前記膨出部は、巻き癖によって前記本体部が前記繰り出し方向に丸まることを防止する形状保持力を前記本体部に付与することを特徴とする燃料電池用の固体高分子電解質膜である。
In order to achieve the above object, the present invention provides a solid polymer electrolyte membrane for a fuel cell that is used while being fed out from a state wound in a roll shape in the production of a fuel cell.
Including a bulging portion that is provided on each of a pair of edges substantially parallel to the feed-out direction and has a size larger than a thickness of a main body portion that forms an area interposed between the pair of electrodes;
The bulging portion is a solid polymer electrolyte membrane for a fuel cell, which imparts a shape retention force to the main body portion to prevent the main body portion from being rounded in the feed-out direction due to a curl.
本発明によれば、本体部は、膨出部から付与される形状保持力により、繰り出し方向に丸まることが防止されているため、固体高分子電解質膜は、本来の形状である平坦形状を保持し、単体でのハンドリング性が良好なものとなる。これを通して、燃料電池の製造の簡素化を図ることができる。 According to the present invention, since the main body portion is prevented from being rounded in the feeding direction by the shape holding force applied from the bulging portion, the solid polymer electrolyte membrane holds the flat shape which is the original shape. In addition, the handling property by itself becomes good. Through this, the manufacture of the fuel cell can be simplified.
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明の実施形態の係る燃料電池用の固体高分子電解質膜20を適用した固体高分子型燃料電池の単セル10を示す断面図である。図2(A)は、ロール状に巻回した状態の固体高分子電解質膜20が、燃料電池の製造に際して繰り出されている状態を示す斜視図、図2(B)は、図2(A)の2B−2B線に沿う断面図である。なお、図2(A)に付したX軸は、ロール状に巻回した状態から繰り出される固体高分子電解質膜20の繰り出し方向を示し、Y軸は、繰り出し方向(X方向)と直交する方向を示している。
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a
燃料電池は、単セル10を多数積層して燃料電池スタックの形態で、例えば、自動車の駆動源として使用される。
A fuel cell is used in the form of a fuel cell stack in which a large number of
単セル10は、水の電気分解の逆の原理を利用し、水素と酸素とを反応させて水を得る過程で電気を得ることができる電池である。単セル10は、陽イオン交換膜としての固体高分子電解質膜20と、触媒層が形成された一対の電極31、32と、一対のセパレータ41、42と、を有する。単セル10は、固体高分子電解質膜20を一対の電極31、32により挟み込み、さらにその外側を一対のセパレータ41、42により挟持して構成されている。電極31側のセパレータ41には、冷却水を流通させるための流路溝43と、燃料ガス(水素)を流通させるための流路溝44とが形成されている。電極32側のセパレータ42には、冷却水を流通させるための流路溝45と、酸化剤ガス(空気)を流通させるための流路溝46とが形成されている。流路溝43〜46の形状および配置は、ガスの拡散性、圧力損失、生成水の排出性、冷却性能等を考慮する必要があり、微細で複雑な構成を有している。
The
固体高分子電解質膜20は、水素イオンを移動させる機能を有する高分子膜である。固体高分子電解質膜20は、その抵抗による電圧降下を抑制するため、薄膜(例えば、数十μm〜100μm程度)に形成されている。
The solid
図2(A)に示すように、成形された固体高分子電解質膜20は芯材21にロール状に巻回した状態で保存ないし保管され、燃料電池の製造に際しては、順次繰り出されながら使用に供されている。
As shown in FIG. 2 (A), the formed solid
図2(B)にも示すように、固体高分子電解質膜20は、繰り出し方向(X方向)と略平行をなす一対の縁辺20aの各々に設けられ、かつ、一対の電極31、32の間に介装される領域をなす本体部22の肉厚寸法よりも大きい寸法を有する膨出部23を含んでいる。図示例の膨出部23は、縁辺20aの端部に設けられ、断面円形状を有している。単セル10を組み立てる際には、本体部22は、一対の電極31、32に挟み込まれ、膨出部23は、電極31、32からはみ出して一対のセパレータ41、42の間に配置されることになる(図1を参照)。本体部22表面からの膨出部23の高さhは、各電極31、32の厚さよりも大きく設定されている。後述するが、膨出部23にガスシール機能を発揮させるためである。
As shown in FIG. 2B, the solid
膨出部23は、巻き癖によって本体部22が繰り出し方向(X方向)に丸まることを防止する形状保持力を本体部22に付与する。すなわち、固体高分子電解質膜20をロール状に巻回した状態で保存している間に、本体部22は、巻き癖が付き易い。このため、固体高分子電解質膜20を繰り出したとき、巻き癖によって、本体部22には繰り出し方向(X方向)に丸まろうとする力が作用する。一方、膨出部23は、本体部22の肉厚寸法よりも大きい寸法を有しているので、本体部22に比べると巻き癖が付き難く、本来の形状である平坦形状を保持しようとする力つまり形状保持力が強い。固体高分子電解質膜20を繰り出したとき、膨出部23が形状保持力を本体部22に付与する。この結果、本体部22は、当該本体部22に作用する丸まろうとする力に抗して、繰り出し方向(X方向)に丸まることが防止される。
The bulging
図3は、膨出部23を備える固体高分子電解質膜20を成形する成形装置50を示す図である。
FIG. 3 is a view showing a forming
膨出部23は、本体部22を構成する材料と同一材料から、本体部22と一体的に形成することが好ましい。膨出部23を備える固体高分子電解質膜20の成形を容易に行い得るからである。
The bulging
成形装置50は、上ローラ51と、下ローラ52とを有し、各ローラ51、52には、本体部22を成形するための小径部51a、52aと、膨出部23を形成するための断面半円弧形状をなす環状溝部51b、52bとが形成されている。固体高分子電解質膜20の素材を、矢印で示すように相互に押圧された上下のローラ51、52の間を通過させることにより、本体部22と膨出部23とが同一材料から一体的に形成された固体高分子電解質膜20が成形される。
The forming
図4(A)〜(E)は、膨出部23を備える固体高分子電解質膜20に補強部24をさらに成形する手順の説明に供する概念図である。なお、図4においては、理解の容易のため、膨出部23および補強部24を縁辺20a、20bから離して示してある。
FIGS. 4A to 4E are conceptual diagrams for explaining a procedure for further forming the reinforcing
固体高分子電解質膜20は、繰り出し方向(X方向)に直交する方向(Y方向)と略平行をなす一対の縁辺20bの各々に設けられ、かつ、本体部22の肉厚寸法よりも大きい寸法を有する補強部24をさらに含んでいる。図示例の補強部24は、縁辺20bの両面に設けられ、断面半円形状を有している(図4(C)を参照)。単セル10を組み立てる際には、補強部24は、膨出部23と同様に、電極31、32からはみ出して一対のセパレータ41、42の間に配置されることになる。本体部22表面からの補強部24の高さhは、各電極31、32の厚さよりも大きく設定されている。後述するが、補強部24にガスシール機能を発揮させるためである。
The solid
補強部24は、本体部22が繰り出し方向(X方向)と略直交する方向(Y方向)に丸まることを防止する形状保持力を本体部22に付与する。すなわち、薄肉の本体部22は、形状を保持する力がほとんどないため、繰り出し方向(X方向)に直交する方向(Y方向)に丸まる虞がある。一方、補強部24は、本体部22の肉厚寸法よりも大きい寸法を有しているので、本体部22に比べると、本来の形状である平坦形状を保持しようとする力つまり形状保持力が強い。固体高分子電解質膜20を繰り出したとき、補強部24が形状保持力を本体部22に付与する。この結果、本体部22は、繰り出し方向(X方向)と略直交する方向(Y方向)に丸まることが防止される。
The reinforcing
補強部24は、本体部22を構成する材料とは異なる材料から形成されている。補強部24の機能に適した材料、補強部24の成形方法に適した材料を自由に選択できるようにするためである。補強部24の形成材料は特に限定されないが、例えば、射出成形することができ、さらに弾性変形が可能なシリコンゴムを好適に使用できる。
The reinforcing
図4を参照して、補強部24を成形する成形装置は、補強部24の素材を射出成形する成形金型55と、固体高分子電解質膜20を所定の長さで切断するカッタ56とを有する。成形金型55内で、Y方向と略平行をなす一対の縁辺20bの各々に補強部24が射出成形される。
Referring to FIG. 4, a molding apparatus for
補強部24を成形する際には、まず、繰り出された固体高分子電解質膜20を成形金型55内に搬入する(図4(A))。本体部22は、膨出部23から付与される形状保持力により、繰り出し方向(X方向)に丸まることが防止されている。このため、繰り出した固体高分子電解質膜20を成形金型55内に容易に搬入できる。次いで、補強部24の素材を射出成形して補強部24を成形する(図4(B)(C))。そして、カッタ56により、固体高分子電解質膜20を所定の長さで切断する(図4(D))。
When molding the reinforcing
矩形形状をなす切断片25には、X方向と略平行をなす一対の縁辺20aの各々に膨出部23が設けられ、Y方向と略平行をなす一対の縁辺20bの各々に補強部24が設けられている(図4(E))。切断片25は、膨出部23が付与する形状保持力によりX方向に丸まることが防止され、補強部24が付与する形状保持力によりY方向に丸まることが防止され、本来の形状である平坦形状を保持している。したがって、固体高分子電解質膜20単体でのハンドリング性が良好となり、この後に実施される、電極31、32との接合作業や、セパレータ41、42との組み付け作業を行い易くなる。
The
図1を参照して、本実施形態の固体高分子電解質膜20にあっては、膨出部23は、セパレータ41、42との間でシール手段26を構成している。膨出部23は、電極31、32からはみ出した部分において一対のセパレータ41、42が圧接し、弾性変形している。同様に、本実施形態の固体高分子電解質膜20にあっては、補強部24も、セパレータ41、42との間でシール手段を構成している。補強部24は、電極31、32からはみ出した部分において一対のセパレータ41、42が圧接し、弾性変形している。
With reference to FIG. 1, in the solid
膨出部23および補強部24がセパレータ41、42に圧接することにより、ガスシールが行われる。固体高分子電解質膜20単体でのハンドリング性を高める部材(膨出部23および補強部24)が、同時に、流路溝44、46を流れるガスをシールする機能を発揮することから、シールするためだけの部材を別途設ける形態に比較して、部品点数の削減、製造工程の簡素化を図ることができる。
Gas sealing is performed when the bulging
以上のように、本実施形態によれば、燃料電池の製造に際してロール状に巻回した状態から順次繰り出されながら使用に供される燃料電池用の固体高分子電解質膜20において、繰り出し方向(X方向)と略平行をなす一対の縁辺20aの各々に設けられ、かつ、一対の電極31、32の間に介装される領域をなす本体部22の肉厚寸法よりも大きい寸法を有する膨出部23を含み、膨出部23は、巻き癖によって本体部22が繰り出し方向(X方向)に丸まることを防止する形状保持力を本体部22に付与するので、固体高分子電解質膜20は、本来の形状である平坦形状を保持し、単体でのハンドリング性が良好なものとなる。これを通して、燃料電池の製造の簡素化を図ることができる。
As described above, according to the present embodiment, in the solid
繰り出し方向(X方向)に直交する方向(Y方向)と略平行をなす一対の縁辺20bの各々に設けられ、かつ、本体部22の肉厚寸法よりも大きい寸法を有する補強部24をさらに含み、補強部24は、本体部22が繰り出し方向(X方向)と略直交する方向(Y方向)に丸まることを防止する形状保持力を本体部22に付与するので、固体高分子電解質膜20は、本来の形状である平坦形状をさらに保持し、単体でのハンドリング性がさらに良好なものとなる。これを通して、燃料電池の製造の簡素化を図ることができる。
It further includes a reinforcing
膨出部23は、本体部22を構成する材料と同一材料から、本体部22と一体的に形成されているので、膨出部23を備える固体高分子電解質膜20の成形を容易に行い得る。
Since the bulging
補強部24は、本体部22を構成する材料とは異なる材料から形成されているので、補強部24の機能に適した材料、補強部24の成形方法に適した材料を自由に選択できる。
Since the reinforcing
膨出部23は、セパレータ41、42との間でシール手段26を構成し、補強部24は、セパレータ41、42との間でシール手段を構成しているので、固体高分子電解質膜20単体でのハンドリング性を高める部材(膨出部23および補強部24)が、同時に、ガスをシールする機能を発揮することから、シールするためだけの部材を別途設ける形態に比較して、部品点数の削減、製造工程の簡素化を図ることができる。
Since the bulging
(変形例)
図5(A)〜(C)は、膨出部23の形状の変形例を示す図である。
(Modification)
FIGS. 5A to 5C are diagrams showing a modification of the shape of the bulging
膨出部23は、本体部22の丸まり防止機能やガスシール機能を考慮して適宜の形状を採用することができる。例えば、若干の隙間を隔てて膨出部23を2重に形成する形態(図5(A))、断面矩形形状の膨出部23を形成する形態(図5(B))、2個の膨出部23を連接してなるダブルクリップを形成する形態(図5(C))などを例示できる。補強部24に関しても同様に、本体部22の丸まり防止機能やガスシール機能を考慮して適宜の形状を採用することができる。
The bulging
電極31、32からはみ出す固体高分子電解質膜20におけるはみ出し部は一対のセパレータ41、42の間の略中央部分に位置する。このため、ガスシール機能を兼ね備える膨出部23や補強部24を形成する場合には、膨出部23や補強部24の断面形状は、本体部22を中心にして対称形状であることが好ましい。各セパレータ41、42との間で均一な押し付け力を確保するためである。電極31、32の厚さ寸法が異なる場合には、均一な押し付け力を確保するために、膨出部23や補強部24の断面形状を、本体部22を中心にして非対称形状にしても良い。
The protruding portion of the solid
なお、ガスシール機能を備える膨出部23や補強部24について説明したが、本体部22の丸まり防止機能のみを備える膨出部23や補強部24としても良い。この場合には、本体部22の表面または裏面のいずれか一方にのみ、膨出部23や補強部24を形成することもできる。
In addition, although the bulging
本発明は、燃料電池用の固体高分子電解質膜を製造する用途に適用できる。 The present invention can be applied to uses for producing a solid polymer electrolyte membrane for a fuel cell.
10 単セル、
20 固体高分子電解質膜、
20a 繰り出し方向と略平行をなす一対の縁辺、
20b 繰り出し方向に直交する方向と略平行をなす一対の縁辺、
21 芯材、
22 本体部、
23 膨出部、
24 補強部、
25 切断片、
26 シール手段、
31、32 電極、
41、42 セパレータ、
50 成形装置、
51 上ローラ、
51a、52a 小径部、
51b、52b 環状溝部、
52 下ローラ、
55 成形金型、
56 カッタ、
X 固体高分子電解質膜の繰り出し方向、
Y 繰り出し方向(X方向)と直交する方向。
10 single cell,
20 solid polymer electrolyte membrane,
20a A pair of edges substantially parallel to the feeding direction,
20b A pair of edges substantially parallel to the direction orthogonal to the feeding direction,
21 Core material,
22 body part,
23 bulges,
24 reinforcements,
25 cut pieces,
26 sealing means,
31, 32 electrodes,
41, 42 separator,
50 molding equipment,
51 Upper roller,
51a, 52a small diameter part,
51b, 52b annular groove,
52 Lower roller,
55 Mold,
56 cutters,
X The feeding direction of the solid polymer electrolyte membrane,
Y A direction perpendicular to the feeding direction (X direction).
Claims (6)
前記繰り出し方向と略平行をなす一対の縁辺の各々に設けられ、かつ、一対の電極の間に介装される領域をなす本体部の肉厚寸法よりも大きい寸法を有する膨出部を含み、
前記膨出部は、巻き癖によって前記本体部が前記繰り出し方向に丸まることを防止する形状保持力を前記本体部に付与することを特徴とする燃料電池用の固体高分子電解質膜。 In the solid polymer electrolyte membrane for a fuel cell to be used while being sequentially drawn out from a state wound in a roll during the production of the fuel cell,
Including a bulging portion that is provided on each of a pair of edges substantially parallel to the feed-out direction and has a size larger than a thickness of a main body portion that forms an area interposed between the pair of electrodes;
A solid polymer electrolyte membrane for a fuel cell, wherein the bulging portion imparts a shape holding force to the main body portion to prevent the main body portion from being rounded in the feeding direction due to a curl.
前記補強部は、前記本体部が前記繰り出し方向と略直交する方向に丸まることを防止する形状保持力を前記本体部に付与することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用の固体高分子電解質膜。 A reinforcing portion provided on each of a pair of edges substantially parallel to the direction orthogonal to the feeding direction, and having a size larger than the thickness of the main body portion;
2. The solid height for a fuel cell according to claim 1, wherein the reinforcing portion imparts a shape holding force to the main body portion to prevent the main body portion from being rounded in a direction substantially orthogonal to the feeding direction. Molecular electrolyte membrane.
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