JP2005115522A - 代理人認証システムおよび代理人認証方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】高いセキュリティを確保しつつ代理人としてコンピュータシステムにログインしてコンピュータシステム内の情報にアクセスすることを可能とする代理人認証システムを提供する。
【解決手段】第1のユーザによって管理されたコンピュータシステムに記憶されているデータにアクセス可能な第2のユーザを代理人として、この代理人の顔画像をデータ記憶部30に登録しておき、コンピュータシステムに代理人としてログインするときは、ログインを要求する者の顔画像をカメラ4で取り込み、この取り込んだ顔画像と代理人として登録済みの顔画像とを照合して代理人認証を行う。また、代理人認証を通じてログインした代理人によるデータアクセスが発生したとき、当該代理人の顔画像を取り込んで、この顔画像を代理人アクセス履歴として記録する。
【選択図】図2
【解決手段】第1のユーザによって管理されたコンピュータシステムに記憶されているデータにアクセス可能な第2のユーザを代理人として、この代理人の顔画像をデータ記憶部30に登録しておき、コンピュータシステムに代理人としてログインするときは、ログインを要求する者の顔画像をカメラ4で取り込み、この取り込んだ顔画像と代理人として登録済みの顔画像とを照合して代理人認証を行う。また、代理人認証を通じてログインした代理人によるデータアクセスが発生したとき、当該代理人の顔画像を取り込んで、この顔画像を代理人アクセス履歴として記録する。
【選択図】図2
Description
本発明は、コンピュータシステムに、このコンピュータシステムの管理者に代わって他の者が代理人としてログインし、コンピュータシステムに記憶されているデータにアクセスできるようにするための代理人認証を行う代理人認証システムおよび代理人認証方法に関する。
コンピュータシステムへのログインには、ログインの権限が与えられているユーザの本人認証を行うために、ユーザにパスワードの入力を要求し、入力されたパスワードについて登録済みのパスワードとの照合が行われる。両パスワードが一致したなら、本人認証にパスして、コンピュータシステム内の情報資源に対してアクセスすることが可能となる。 しかし、パスワードの漏洩により、本人以外の者がその本人になりすましてコンピュータシステム内の情報資源にアクセスし、情報の盗用、改ざん、破壊といった不正が行われるおそれがある。そこで、本人の顔画像の特徴情報などを予め登録しておき、ログインしようとしている者の顔画像を撮像装置により取り込んでその顔画像から特徴情報などを抽出し、登録されている本人の顔画像の特徴情報と比較して本人認証を行う技術が存在する(たとえば特許文献1を参照)。このような顔画像の照合による本人認証をパスワード照合に代えて採用すれば、煩わしいパスワード管理が不要になり、また、他者が本人になりすましてコンピュータシステムに不正にログインできる確率を大幅に抑制できる。
特開2003−067339号公報
しかしながら、本人不在時にコンピュータシステム内の情報に対してアクセスする必要が生じた場合、パスワード照合による本人認証であるなら、本人からパスワードを聞き出すことで本人不在時の緊急に対応することが可能であるが、顔画像の照合による本人認証を採用した場合、他者が本人に代わってコンピュータシステム内にログインするすべがないという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、高いセキュリティを確保しつつ代理人としてコンピュータシステムにログインしてコンピュータシステム内の情報にアクセスすることを可能とする代理人認証システムおよび代理人認証方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するために、本発明にかかる代理人認証システムは、第1のユーザによって管理されたコンピュータシステムに記憶されているデータにアクセス可能な第2のユーザを代理人として、この代理人の顔画像を登録する代理人登録手段と、前記コンピュータシステムにログインを要求する者の顔画像を取り込む顔画像取り込み手段と、この顔画像取り込み手段によって取り込まれた顔画像と前記代理人として登録済みの顔画像とを照合して代理人認証を行う代理人認証手段とを具備することを特徴とする。
この発明によれば、顔画像の照合による認証を通じて、代理人としてコンピュータシステムへのログインが可能となり、コンピュータシステム内の情報にアクセスすることができるので、高いセキュリティを確保できるとともに、本人の不在時などに緊急に本人のコンピュータシステム内の情報にアクセスすることができる。
また、本発明にかかる代理人認証システムは、代理人認証を通じてログインした代理人によるデータアクセスが発生したのに基づき、当該代理人の顔画像を取り込んで、代理人アクセス履歴として記録するアクセス履歴記録手段をさらに具備するものとしてよい。これにより、コンピュータシステムにおいて何らの事故・不具合が発生した場合に、その原因の追求を、記録された代理人の顔画像をもとに行うことができる。
さらに、本発明にかかる代理人認証システムは、代理人登録手段によって登録された代理人のデータに対するアクセス権限を設定するアクセス権限設定手段と、代理人に設定されたアクセス権限とデータに対して第1のユーザによって設定されたアクセス権限とに基づき、当該代理人によるデータのアクセスに制限をかけるアクセス制限手段とをさらに具備するようにしてもよい。これにより、代理人ごとにアクセス権限を高い自由で設定することができ、複数の第2のユーザを代理人として設定する場合に、個々のユーザごとに適切なアクセス権限を与えることができる。
本発明の代理人認証システムおよび代理人認証方法によれば、顔画像の照合による認証を通じて代理人としてコンピュータシステムへのログインが可能となり、コンピュータシステム内の情報にアクセスすることができるので、高いセキュリティを確保できるとともに、本人の不在時などに緊急に本人のコンピュータシステム内の情報にアクセスすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる代理人認証システムの構成を示す図である。
同図に示すように、この代理人認証システム100は、一つのコンピュータシステムにおいて構築された場合の実施形態であり、コンピュータ本体1と、このコンピュータ本体1の周辺機器であるモニター2、キーボード3、操作者の顔をディジタル画像として撮像可能なカメラ4を備えている。このコンピュータシステムを代理人認証システム100として機能させるために必要なプログラムやパラメータは、たとえばハードディスクドライブなどのリード/ライト可能な記憶装置5やコンピュータ本体1のROM(Read Only Memory)6に記憶されている。また、コンピュータ本体1において核をなす構成要素であるCPU(Central Processing Unit)などの演算制御部7は、RAM(Random Access Memory )などのメインメモリ8を作業領域に用いてプログラムを実行するための演算および制御を行う。なお、コンピュータ本体1において、ROM6、演算制御部7、メインメモリ8はバス9を通じて接続されている。バス9には、インターフェース(I/F)10,11,12,13を通じて記憶装置5、カメラ4、モニター2、キーボード3がそれぞれ接続されている。
コンピュータシステムを代理人認証システム100として機能させるためのプログラムは、たとえばOS(Operating System)上で動作するアプリケーションプログラムとして導入されたものであってもよいし、コンピュータ本体1がもつBIOS(Basic Input Output System )に組み込まれたプログラムとして組み込まれたものであってもよい。その他、プログラムの具体的な実装の形態は問わない。
図2は、この代理人認証システム100の機能的な構成を示すブロック図である。
同図に示すように、この代理人認証システム100は、代理人登録機構20と代理人認証アクセス制御機構30とデータ記憶部40とで構成される。
代理人登録機構20は代理人顔画像登録部21、代理人パスワード登録部22、および代理人アクセス権限設定部23で構成される。
ここで、代理人とは、コンピュータシステムの管理者である第1のユーザによって、コンピュータシステム内の情報資源にアクセスすることが許された第2のユーザのことである。
代理人顔画像登録部21は、代理人として登録すべき第2のユーザの顔の画像がカメラ4によって取り込まれた後、この取り込まれた第2のユーザの顔の顔画像から特徴情報を抽出してユーザIDと関連付けてデータ記憶部40に登録する。
代理人パスワード登録部22は、代理人として登録された第2のユーザからキーボードを用いて入力されたパスワードをユーザIDと関連付けてデータ記憶部40に登録する。
代理人アクセス権限設定部23は、代理人として登録された第2のユーザの、コンピュータシステム内の情報資源に対するアクセス権限の設定入力を受け入れて、この設定された第2のユーザのアクセス権限をユーザIDと関連付けてデータ記憶部40に登録する。このアクセス権限の設定により、第2のユーザはコンピュータシステム内のデータに対して、リード、ライト、消去、コピーなどのうち、権限として与えられた操作を行うことが許される。
一方、代理人認証アクセス制御機構30は、代理人パスワード照合部31、代理人顔画像照合部32、データアクセス実行制限部33および代理人アクセス履歴記録部34で構成される。
代理人パスワード照合部31は、第2のユーザが代理人の立場でコンピュータシステムにログインしようとする際に、第2のユーザがキーボード3を操作することによって入力した自分のパスワードと、データ記憶部40に代理人として登録済みのパスワードとの照合を行う。
代理人顔画像照合部32は、パスワード照合に成功した第2のユーザの顔画像をカメラ4により取り込んで、その顔画像の特徴情報を抽出し、この特徴情報とデータ記憶部40に登録済みの代理人の顔画像の特徴情報とを照合して代理人認証を行う。
データアクセス実行制限部33は、代理人認証を通じてコンピュータシステムへのログインに成功した代理人によるデータのアクセスを、この代理人に設定されているアクセス権限と、コンピュータシステムの管理者である第1のユーザにより個々のデータ(ファイル)に設定されたアクセス権限とに基づいて制限する制御を行う。
代理人アクセス履歴記録部34は、代理人認証を通じてログインに成功した代理人によるデータアクセスが発生したとき、当該代理人の顔画像をカメラ4により取り込んで、この顔画像を代理人のアクセス履歴の要素としてデータ記憶部40に記録する。
データ記憶部40には、図3に示すように、代理人管理テーブル41、代理人アクセス履歴42、および代理人アクセス履歴記録部34がカメラ4を使って採取した代理人の顔画像の実体データ43などが蓄積されている。
代理人管理テーブル41には、図4に示すように、代理人のユーザID51、パスワード52、顔画像の特徴情報53、アクセス権限54が関連付けて登録されている。
代理人アクセス履歴42は、図5に示すように、アクセスの日時55、対象データ名(対象ファイルのパス情報)56、アクセスの内容(リード、ライト、消去、コピーなど)57、アクセスを実行したユーザの情報(ユーザID)58、そして代理人アクセス履歴記録部34がカメラ4を使って採取した代理人の顔画像の保存場所59などのデータ項目で構成される。
次に、この代理人認証システム100の動作を説明する。
図6は、この代理人認証システム100における代理人登録の処理手順を示すフローチャートである。
まず、第1のユーザ(本人)によって管理されているコンピュータシステムに第1のユーザが自分のパスワードでログインする(ステップ601)。第1のユーザは、コンピュータシステム上で代理人認証のためのプログラムを起動させる。
次に、代理人として登録すべき第2のユーザの顔をカメラ4で撮像できるように、第2のユーザをコンピュータシステムを操作可能な位置に付かせる。この状態で、第1のユーザは代理人認証のためのプログラムを通じてカメラ4による第2のユーザの顔画像の取り込みを行う(ステップ602)。カメラ4で取り込まれた第2のユーザの顔の画像は代理人顔画像登録部21に渡される。代理人顔画像登録部21は、入手したユーザの顔の画像からその特徴情報を抽出し、この顔画像の特徴情報を、第2のユーザのユーザIDと関連付けてデータ記憶部40の代理人管理テーブル41に登録する(ステップ603)。なお、第2のユーザのユーザIDは、この顔画像の特徴情報を代理人管理テーブル41に登録する際に、第2のユーザからキーボード3を通じて入力される。
次に、代理人パスワード登録部22が起動される。代理人パスワード登録部22は、続いて代理人のパスワードの入力をモニター2の画面などを通して要求する。第2のユーザはこの要求に応じてパスワードをキーボード3を用いて入力する。これにより、代理人パスワード登録部22は代理人から取得したパスワードを、データ記憶部40の代理人管理テーブル41に関連付けて登録する(ステップ604)。
続いて、代理人アクセス権限設定部23が起動される。代理人アクセス権限設定部23は、代理人に対してどのようなアクセス権限を与えるかを、第1のユーザと対話形式で設定し、設定内容をデータ記憶部40の代理人管理テーブル41に登録する(ステップ605)。具体的には、データに対するリード、ライト、消去、コピーなどのうちから、代理人に与えてもよいアクセス権限を第1のユーザが決定することになる。この代理人のアクセス権限の設定を完了させるには、第1のユーザのパスワード照合、顔画像照合などによる本人認証を経ることを必須条件にすれば、代理人が不当に自分のアクセス権限を広げてしまうといった行為を防止することができる。
次に、上記の代理人登録を終えた第2のユーザがコンピュータシステムにログインする際の代理人認証の動作を説明する。
図7は、この代理人認証の処理手順を示すフローチャートである。
代理人登録を終えた第2のユーザがコンピュータシステムにログインしようとする場合には、まず、第2のユーザは自分のユーザIDとパスワードをキーボード3を使って入力する(ステップ701)。
代理人パスワード照合部31は、第2のユーザより入力されたユーザIDに基づいて代理人管理テーブル41からユーザIDが一致する登録済みのパスワードを読み込み、この登録済みのパスワードと第2のユーザより入力されたパスワードとの照合を行う。すなわち、パスワードによる代理人認証が行われる(ステップ702)。
このパスワードによる代理人認証に失敗した場合にはコンピュータシステムへのログインは拒絶される。具体的にはログイン失敗がモニター2の画面を通して表示される。
パスワードによる代理人認証に成功したならば、続いて、代理人顔画像照合部32が起動される。代理人顔画像照合部32は、第2のユーザの顔画像のカメラ4による取り込みを自動的に開始し(ステップ703)、取り込んだ第2のユーザの顔画像からその特徴情報を抽出する。そして、この特徴情報とデータ記憶部40の代理人管理テーブル41に登録済みの代理人の顔画像の特徴情報とを照合して、顔画像による代理人認証を行う(ステップ704)。
この顔画像による代理人認証に失敗した場合にはコンピュータシステムへのログインは拒絶される。具体的にはログイン失敗がモニター2の画面を通して表示される。
顔画像による代理人認証に成功した場合には、コンピュータシステムへログインするための代理人認証に成功したものとして、コンピュータシステム内の情報資源に対するアクセスが当該代理人に与えられたアクセス権限の範囲で可能な状態になる。
次に、コンピュータシステムへのログインに成功した代理人からのデータのアクセス要求が発生した場合の動作を説明する。
図8は、この代理人によるデータアクセスの処理手順を示すフローチャートである。
代理人からのデータのアクセス要求が発生すると、データアクセス実行制限部33は、データ記憶部40の代理人管理テーブル41から当該代理人のアクセス権限を読み込む。続いて、データアクセス実行制限部33は、アクセス対象のデータに対してコンピュータシステムの管理者である第1のユーザによって予め設定されているアクセス権を取得する(ステップ802)。そしてデータアクセス実行制限部33は、代理人のアクセス権限と対象データのアクセス権とに基づいて、代理人のデータアクセス要求に対する実行の可否を判定する(ステップ803)。
具体的には、代理人はリード、コピーのアクセス権限をもっており、対象データのアクセス権としてリード、コピーが設定されている場合に、代理人がデータのコピーを要求した場合には、代理人のアクセス要求は許可され(ステップ804)、コピーが実際に実行される。また、同じ条件で、代理人がデータのライトを要求した場合には、代理人のアクセス要求は拒絶される(ステップ805)。また、代理人はリード、コピー、ライトのアクセス権限をもっており、対象データのアクセス権としてリード、コピーが設定されている場合に、代理人がデータのライトを要求した場合には、代理人のアクセス要求は拒絶される(ステップ805)。
代理人の要求によるデータのアクセス要求が許可された場合、代理人アクセス履歴記録部34が起動させる。代理人アクセス履歴記録部34は、今回発生した代理人のデータアクセスに関する履歴情報であるアクセス日時、対象データ名、アクセス内容、アクセスを実行したユーザIDなどを代理人アクセス履歴42としてデータ記憶部40に記録するとともに、コンピュータシステムを操作中の第2のユーザの顔画像のカメラ4による取り込みを自動的に開始し、取り込んだ第2のユーザの顔画像の情報をデータ記憶部40に蓄積する(ステップ806)。そして、代理人アクセス履歴記録部34は、データ記憶部40に蓄積した顔画像の保管場所の情報を代理人アクセス履歴42に記録する(ステップ807)。
この代理人アクセス履歴42は、コンピュータシステムの管理者である第1のユーザがもつ管理者権限で、必要に応じていつでも読み出して参照することができ、参照中の代理人アクセス履歴42の中から任意のレコードを指定し、そのレコードに含まれている顔画像の保管場所に基づいてデータ記憶部40から該当する顔画像情報を読み出し、画像閲覧用のアプリケーションによってモニター2の画面に表示させることができる。
以上説明したように、この実施形態の代理人認証システムによれば、パスワードによる照合に加え、顔画像の照合による認証を通じて、代理人としてコンピュータシステムへのログインが可能となり、コンピュータシステム内の情報にアクセスすることができるので、高いセキュリティを確保できるとともに、本人の不在時などに緊急に本人のコンピュータシステム内の情報にアクセスすることができる。
また、代理人ごとにアクセス権限を高い自由で設定することができ、複数の第2のユーザを代理人として設定する場合に、個々のユーザごとに適切なアクセス権限を与えることができる。
さらに、この実施形態の代理人認証システムによれば、コンピュータシステムへのログインに成功した代理人によるデータアクセス要求が許可されるごとに、その代理人の顔画像が代理人アクセス履歴42に記録されるので、コンピュータシステムにおいて何らの事故・不具合が発生した場合に、その原因の追求を代理人アクセス履歴42をもとにして行うことが可能になる。たとえば、代理人がログアウトを行わずにコンピュータシステムから離れた場合に、代理人以外の者がコンピュータシステム内の情報資源に代理人になりすましてアクセスできてしまうが、この実施形態の代理人認証システムでは、代理人の権限によるアクセス要求が許可された時点でコンピュータシステムの操作者をカメラ4で撮像して画像として記録することで、不正を行った者を特定する証拠を確保できる。
なお、この実施形態では、代理人によるアクセス要求が許可された時点でコンピュータシステムの操作者をカメラ4で撮像して画像として記録するようにしたが、代理人によるアクセス要求が発生した時点で撮像を行うようにしてもよいことは言うまでもない。
なお、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1・・・コンピュータ本体、2・・・モニター、3・・・キーボード、4・・・カメラ、5・・・記憶装置、7・・・演算制御部、8・・・メインメモリ、20・・・代理人登録機構、21・・・代理人顔画像登録部、22・・・代理人パスワード登録部、23・・・代理人アクセス権限設定部、30・・・代理人認証アクセス制御機構、31・・・代理人パスワード照合部、32・・・代理人顔画像照合部、33・・・データアクセス実行制限部、34・・・代理人アクセス履歴記録部、40・・・データ記憶部、41・・・代理人管理テーブル、42・・・代理人アクセス履歴、100・・・代理人認証システム。
Claims (6)
- 第1のユーザによって管理されたコンピュータシステムに記憶されているデータにアクセス可能な第2のユーザを代理人として、この代理人の顔画像を登録する代理人登録手段と、
前記コンピュータシステムにログインを要求する者の顔画像を取り込む顔画像取り込み手段と、
この顔画像取り込み手段によって取り込まれた顔画像と前記代理人として登録済みの顔画像とを照合して代理人認証を行う代理人認証手段と
を具備することを特徴とする代理人認証システム。 - 前記代理人認証を通じてログインした代理人によるデータアクセスが発生したのに基づき、当該代理人の顔画像を取り込んで、代理人アクセス履歴として記録するアクセス履歴記録手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の代理人認証システム。
- 前記代理人登録手段によって登録された代理人の前記データに対するアクセス権限を設定するアクセス権限設定手段と、
前記代理人に設定されたアクセス権限と前記データに対して第1のユーザによって設定されたアクセス権限とに基づき、当該代理人による前記データのアクセスに制限をかけるアクセス制限手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1または2に記載の代理人認証システム。 - 第1のユーザによって管理されたコンピュータシステムに記憶されているデータにアクセス可能な第2のユーザを代理人として、この代理人の顔画像を登録するステップと、
前記コンピュータシステムにログインを要求する者の顔画像を取り込むステップと、
前記取り込まれた顔画像と前記代理人として登録済みの顔画像とを照合して代理人認証を行うステップと
を有することを特徴とする代理人認証方法。 - 前記代理人認証を通じてログインした代理人によるデータアクセスが発生したのに基づき、当該代理人の顔画像を取り込んで、代理人アクセス履歴として記録するステップをさらに具備することを特徴とする請求項4に記載の代理人認証方法。
- 前記代理人の前記データに対するアクセス権限を設定し、この代理人に設定されたアクセス権限と前記データに対して第1のユーザによって設定されたアクセス権限とに基づき、当該代理人による前記データのアクセスに制限をかけることを特徴とする請求項4または5に記載の代理人認証方法。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061004 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20081201 |