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JP2005106139A - チルトヒンジ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型かつ小口径でフリクショントルクを安定的に創出できる、チルトヒンジを提供する。
【解決手段】相対的に開閉される第1の部材と第2の部材をフリクション回動可能に連結するヒンジであって、第1フリクションディスク2と第2フリクションディスク3を互いに軸方向へ圧接すべく、シャフト4に設けられた複数の皿ばね5及び又はスプリングワッシャーとを含み、この皿ばね5及び又はスプリングワッシャーは、互いにホルダー1内で重なり合う、前記第1フリクションディスク2と前記第2フリクションディスク3を前記ホルダー1外と、前記ホルダー1内に配設する。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えばラップトップ型パソコンやノート型パソコンのような小型のOA機器の第1の部材であるキーボード本体と、第2の部材であるディスプレー装置を、フリクション回動可能に連結する際に用いて好適なチルトヒンジに関する。
ラップトップ型パソコンやノート型パソコンは、キーボード本体と、このキーボード本体に対しチルトヒンジを介して開閉可能に取り付けられたディスプレー装置から成り、普段は二つに折り畳まれているが、使用時にはキーボード本体に対しディスプレー装置を開いて用いるように構成されている。これらのコンピュータは極力薄く小型のものが求められているため、チルトヒンジも小径でフリクション機能の高いものが求められている。かかる要請を満たすものとして、次のものが公知である。
特表2000−501149号公表特許公報 この公表特許公報に記載されたフリクションヒンジは、一対のアームを有する複数枚のワッシャー状を呈したクリップを軸方向へ重ね合わせて保持手段へ回転を拘束させて取り付け、前記各アームの間にシャフトを圧接挿通させてシャフトの外周と各アームの半径方向との間にフリクショントルクを創出させる構成のものである。
上述した公知構成のフリクションヒンジは、ワッシャー状のクリップの一対のアームでシャフトを挟んでフリクショントルクを得るものであるため、小径で必要なフリクショントルクを得ようとすると、各クリップのフリクション面積が小さいことから、多数枚のクリップを必要とするという問題があり、開発要求である、例えば7φ程度のシャフトで100kg・mmのフリクショントルクを得ようとすれば、さらに多数枚のクリップを必要とし、フリクションヒンジの軸方向の寸法が長くなるという問題があった。
この発明の目的は、小型かつ小口径で必要とされるフリクショントルクを創出できる、チルトヒンジを提供せんとするにある。
上述した目的を達成するためにこの発明は、相対的に開閉される第1の部材と第2の部材をフリクション回動可能に連結するヒンジであって、前記第1の部材と第2の部材のいずれか一方の部材に取り付けられるホルダーと、他の部材に取り付けられる前記ホルダーに相対的に回転可能かつ軸方向へ移動不可に取り付けられたシャフトと、このシャフトを各挿通孔へ回転可能かつ軸方向へ移動可能に挿通させつつ前記ホルダーへ拘束された複数の第1フリクションディスクと、前記シャフトに回転を拘束されつつ軸方向へ移動可能に前記第1フリクションディスクの間へ介在された複数の第2フリクションディスクと、前記第1フリクションディスクと第2フリクションディスクを互いに軸方向へ圧接すべく、前記シャフトに設けられた複数の皿ばね及び又はスプリングワッシャーとを含み、この皿ばね及び又はスプリングワッシャーは、互いに前記ホルダー内で重なり合う、前記第1フリクションディスクと前記第2フリクションディスクの前記ホルダー外と、前記ホルダー内に配設されることを特徴とする。
その際にこの発明は、前記第1フリクションディスクと第2フリクションディスクのいずれか一方を硬質の材料で、いずれか他方を軟質の材料で構成することができる。
この発明はさらに、前記第1フリクションディスクを、その外縁に前記ホルダーへ係止させる係止部を有するものとし、前記第2フリクションディスクを、前記シャフトを挿通させる挿通孔に該シャフトへ係止させる係止部を有するものとすることができる。
この発明はさらに、前記皿ばね及び又はスプリングワッシャーを、前記シャフトの端部へ取り付けられるナットと、前記第1フリクションディスク又は第2フリクションディスクのいずれか一方のものとの間と、前記第1フリクションディスクと第2フリクションディスクの間に、前記シャフトをその挿通孔へ挿通させつつ介在させたことを特徴とする。
この発明はさらに、前記皿ばね及び又はスプリングワッシャーで前記ホルダー内に配設されるものは、少なくとも一対以上の前記第1フリクションディスクと前記第2フリクションディスクの間に数箇所複数枚ずつ配設することができる。
さらにこの発明は、前記ナットを、このナットに代えて前記シャフトの端部をかしめることによって形成されたかしめ部とすることができる。
この発明はさらに、前記ホルダーを、少なくとも前記第1フリクションディスクと第2フリクションディスクの全部或は一部を内部に収納させるケース部を有することができる。
そしてこの発明は、前記第1フリクションディスク及び又は第2フリクションディスクを、互いの圧接部の潤滑を促すオイル溜部を有するものとすることができる。
この発明は以上のように構成したので、次のような効果を奏し得る。
請求項1、3、4、5及び7のように構成すると、互いに異なる方向へ圧接回動する第1フリクションディスクと第2フリクションディスクの各フリクション発生部は面接触となり、フリクショントルクを発生させるフリクション面積が全体として増大する上に、各第1フリクションディスク2と第2フリクションディスク3の間により強くフリクショントルクが発生するので、小径かつ小型でも大きなフリクショントルクを創出させることができるものである。
請求項2のように構成すると、硬い材質の第1フリクションディスクと軟らかい材質の第2フリクションディスクが、互いに圧接状態で反対方向へ回転摺動することにより、より強いフリクショントルクを発生することができるものである。
請求項6のように構成すると、構成をより簡単にして製作コストを下げることができるものである。
請求項8のように構成すると、永年使用してもきしみ音や異音を発生させることなく、安定したフリクショントルクを発生させることができる。
以下にこの発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明に係るチルトヒンジを用いたノート型パソコンAを示し、指示記号Bのものがキーボード本体、指示記号Cのものがディスプレイ装置である。この発明に係るチルトヒンジはD視の部分に取り付けられ、キーボード本体Bとディスプレイ装置Cを相対的に開閉可能に連結するものであり、通常2個使用される。
図2乃至図5は、この発明に係るチルトヒンジの構成を示す。指示記号1は、第1の部材を構成する、例えばノート型パソコンAのキーボード本体B側へ取り付けられるホルダーであり、取付部1aとケース部1bとから成る。ケース部1bは、一側部に軸受孔1cを設けた側壁1dを有すると共に、内部に後述する第1フリクションディスク2と第2フリクションディスク3を収納する空洞部1eを有し、この空洞部1eに第1フリクションディスク2の係止部2cを係止する係止溝1fが設けられている。尚、取付部1aには、取付孔1g,1gが設けられている。
このホルダー1の側壁1dに設けた軸受孔1cには、シャフト4が変形小径部4aを回転可能に軸支させている。このシャフト4は変形小径部4aに続いて大径部のフランジ部4bと断面半円形状の取付部4cが設けられ、この取付部4cに図1と図3乃至図5に示したように、第2の部材であるディスプレイ装置Cを取り付けるものである。尚、この取付部4cを第1の部材であるキーボード本体Bに取り付け、ホルダー1を第2の部材であるディスプレイ装置Cへ取り付けても良い。このシャフト4の変形小径部4aは、その両側を削り取ることによって断面略楕円形状を呈し、自由端側に雄ネジ4eが設けられ、さらに取付部4cには取付孔4dが設けられている。尚、変形小径部4aと取付部4cの各断面形状は、実施の形態のものに限定されない。その他の多角形状を始めとする様々な形状のものがあり得る。
第1フリクションディスク2は、硬質の耐摩耗性に富んだ金属製の材料から成る平面鍵穴状を呈した板材である。この第1フリクションディスク2は、とくに図5に示したように、シャフト4の変形小径部4aを挿通させる円形挿通孔2aを設けたフリクション発生部2bと、このフリクション発生部2bより突設した略台形状の係止部2cとから成り、ホルダー1の空洞部1e内に収納させて、その係止部2cの下端部を空洞部1e内の係止溝1fへ係止させることによって、ホルダー1に拘束された複数枚のものと、とくに図3に示したように、ホルダー1の側壁1dの外側に設けた窪所1h内に係止固定させた1枚のものとから成る。そして、フリクション発生部3bの上縁には、切欠によって形成されたオイル溜部2dを形成してある。尚、このオイル溜部2dを第1フリクションディスク2に設ける位置、数、形態については、実施の形態のものに限定されない。それは円形挿通孔2aの内周に設けられる場合や、フリクション発生部2bに小孔或は凹部として設けられる場合がある。
第2フリクションディスク3は、同じく硬質の耐摩耗性に富んだ金属製の板材から成る円盤状のものであり、シャフト4の変形小径部4aを挿通させる変形挿通孔3aを設けたフリクション発生部3bと、この変形挿通孔3aに設けた一対の切欠から成るオイル溜部3cとを具えている。この第2フリクションディスク3は、空洞部1e内で第1フリクションディスク2とその両面又は片面が接触している複数枚のものと、ホルダー部1の外側のシャフト4のフランジ部4bと第1フリクションディスク2との間に配設された1枚のものとから成る。
指示記号5のものは、ホルダー1の空洞部1e内に収容配置された第1弾性手段5a及び第2弾性手段5bと、ホルダー1の外部に配置された第3弾性手段5cを構成する複数の皿ばねである。この各皿ばね5はその各中心部軸方向に設けた円形状の各挿通孔5dにシャフト4の変形小径部4aを挿通させつつ、第1弾性手段5aを構成するものは2枚、ホルダー1のケース部1bの空洞部1e内の右から2枚目となる第2フリクションディスク3と、3枚目となる同じく第2フリクションディスク3の間に、その各挿通孔5dへシャフト4の変形小径部4aを挿通させつつ配設されている。第2弾性手段5bを構成するものは2枚、右から5枚目となる第2フリクションディスク2と6枚目の第2フリクションディスク2との間に、その各挿通孔5dへシャフト4の変形小径部4aを挿通させつつ配設されている。さらに、第3弾性手段5cを構成する5枚の皿ばねは、ホルダー1の外側に位置し、空洞部1e内の一番外側に位置する第2フリクションディスク3と、シャフト4の変形小径部4aに設けた雄ネジ4eにネジ着させた締付ナット6との間に、その各挿通孔5dへシャフト4の変形小径部4aを挿通させつつ配置されている。
したがって、締付ナット6を締め付けると、第1弾性手段5aと第2弾性手段5bによって、空洞部1e内において、この第1弾性手段5aと第2弾性手段5bの両側に配置された第1フリクションディスク2と第2フリクションディスク3が強く圧接される上に、第3弾性手段5cによっても第2弾性手段5bとの間に配置した第1フリクションディスク2と第3フリクションディスク3が強く圧接される。この状態において、ホルダー1或はシャフト4を回転させると、第3弾性手段5cのみによる場合よりも、空洞部1e内にある第1フリクションディスク2と第3フリクションディスク3が、第1弾性手段5aと第2弾性手段5bによってより強く圧接される結果、各第1フリクションディスク2と第2フリクションディスク3の各フリクション発生部2b,3bの間により強いフリクショントルクが発生することになる。
次に、実施例1に示した各部材の材料、寸法等を次のように定めてチルトヒンジを構成した。
即ち、ホルダー1には、そのケース部1bの外径を7mm、長さを7mm、高さを10mm、空洞部1eの内径を5.4mm、軸受孔1cの径を3mmとした、構成材料を2DCIの成型品を用いた。シャフト4には、材料としてSUS303を用い、全体の長さを26.8mm、フランジ部4bの外径を7mm、小径部4aの最大径を3mmとしたものを用いた。第1フリクションディスク2には、材厚が0.4mmのSK−1を焼き入れし、その表面にニッケルメッキしたものを用い、円盤部分の外径を5.4mm、円形挿通孔20の内径を3mmとし、第2フリクションディスク3も、材厚が0.4mmのSK−1を焼き入れし、その表面にニッケルメッキしたものを用い、外径を5.3mm、変形挿通孔3aの長径を3mmとしたものを用いた。さらに、皿ばね5は材料として表面に燐酸塩皮膜を施したバネ用鋼の材厚0.3mmで、外径が5mm、挿通孔が3mm、全体の厚さが0.67mmのものを用い、締付ナット6はSUM24Lを用い、MF2n3で表面処理したものを用いた。さらに、潤滑剤としては、例えばスミテックP1等のフッ素系のグリスを用いて、各第1、第2フリクションディスク2,3の間に塗布させた。
以上のように構成した各部材を用いて図3に示したように、第1フリクションディスク2、第2フリクションディスク3、及び皿ばね5を配置して、締付ナット6を初期フリクショントルクが100kgf・mmとなるまで締め付け、ホルダー1とシャフト4を相対的に反対方向へ回転させて3万回の耐久テストを行いフリクショントルク測定したところ、耐久テスト後においても経時的変化が少なく、ほぼ100kgf・mmのフリクショントルクを維持することができた。尚、第1フリクションディスク2に燐青銅のH材にニッケルメッキをしたものを用いて耐久テストをしたところ、初期においてかなりのトルクダウンが見られたが、その後は安定したフリクショントルクを創出することができた。
さらに、第1フリクションディスクにSUS304に焼き入れをしその表面にニッケルメッキをしたものを用いたもので測定したところ、初期のトルクダウンが少なく、80kg・mmの範囲で安定したフリクショントルクを創出することができた。
図8は、さらに他の実施の形態を示し、先の各実施の形態の締付ナットに代えて、押え用ワッシャー10とシャフト11の変形小径部11aのかしめ部11bを用いている。
このように実施してもこの発明の目的を達成でき、かつ構成が簡単になるため、製作コストを下げることができる。
尚、以上の実施の形態において、第1フリクションディスクと第2フリクションディスクの構成、形状、組み合わせ方、全部硬質のものを用いるか、硬質と軟質のものを交互に用いるか等については、各ディスクを少なくとも2枚以上重ね合わせる点を除いて限定はない。また、皿ばねはこれをスプリングワッシャーとしても良い。さらに基本的には潤滑油を用いるが、各ワッシャーの表面に弗素コーティングしたり、窒化処理することによって、潤滑油を省略することも考えられる。
小型でも大きなフリクショントルクを経時変化することなく安定的に創出できるので、小型のノートパソコンやラップトップ型のパソコン用のチルトヒンジとして、まさに求められている要求を満たすことのできるものである。
この発明に係るチルトヒンジを使用したノート型パソコンを開いて見た斜視図である。 この発明に係るチルトヒンジの正面図である。 図2の縦断面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 この発明に係るチルトヒンジの動作を説明する断面図である。 この発明に係るチルトヒンジの動作を説明する断面図である。 この発明に係るチルトヒンジのさらに他の実施の形態を示す正面図である。
符号の説明
A ノート型パソコン
B キーボード本体
C ディスプレイ装置
1 ホルダー
1a 取付部
1b ケース部
1c 軸受孔
1d 側壁
1e 空洞部
1f 係止溝
1g 取付孔
1h 窪所
2 第1フリクションディスク
2a 円形挿通孔
2b フリクション発生部
2c 係止部
2d オイル溜部
3 第2フリクションディスク
3a 変形挿通孔
3b フリクション発生部
3c オイル溜部
4 シャフト
4a 変形小径部
4b フランジ部
4c 取付部
4d 取付孔
4e 雄ネジ
5 皿ばね
5a 第1弾性手段
5b 第2弾性手段
5c 第3弾性手段
5d 挿通孔
6 締付ナット
10 押え用ワッシャー
11 シャフト
11a 変形小径部
11b かしめ部

Claims (8)

  1. 相対的に開閉される第1の部材と第2の部材をフリクション回動可能に連結するヒンジであって、前記第1の部材と第2の部材のいずれか一方の部材に取り付けられるホルダーと、他の部材に取り付けられる前記ホルダーに相対的に回転可能かつ軸方向へ移動不可に取り付けられたシャフトと、このシャフトを各挿通孔へ回転可能かつ軸方向へ移動可能に挿通させつつ前記ホルダーへ拘束された複数の第1フリクションディスクと、前記シャフトに回転を拘束されつつ軸方向へ移動可能に前記第1フリクションディスクの間へ介在された複数の第2フリクションディスクと、前記第1フリクションディスクと第2フリクションディスクを互いに軸方向へ圧接すべく、前記シャフトに設けられた複数の皿ばね及び又はスプリングワッシャーとを含み、この皿ばね及び又はスプリングワッシャーは、互いに前記ホルダー内で重なり合う、前記第1フリクションディスクと前記第2フリクションディスクの前記ホルダー外と、前記ホルダー内に配設されることを特徴とする、チルトヒンジ。
  2. 前記第1フリクションディスクと第2フリクションディスクのいずれか一方は硬質の材料で、いずれか他方は軟質の材料で構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のチルトヒンジ。
  3. 前記第1フリクションディスクは、その外縁に前記ホルダーへ係止させる係止部を有し、前記第2フリクションディスクは、前記シャフトを挿通させる挿通孔に該シャフトへ係止させる係止部を有することを特徴とする、請求項1乃至2のいずれかに記載のチルトヒンジ。
  4. 前記皿ばね及び又はスプリングワッシャーは、前記シャフトの端部へ取り付けられるナットと、前記第1フリクションディスク又は第2フリクションディスクのいずれか一方のものとの間と、前記第1フリクションディスクと第2フリクションディスクの間に、前記シャフトをその挿通孔へ挿通させつつ介在させたことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のチルトヒンジ。
  5. 前記皿ばね及び又はスプリングワッシャーで前記ホルダー内に配設されるものは、少なくとも一対以上の前記第1フリクションディスクと前記第2フリクションディスクの間に数箇所複数枚ずつ配設したことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のチルトヒンジ。
  6. 前記ナットは、このナットに代えて前記シャフトの端部をかしめることによって形成されたかしめ部としたことを特徴とする、請求項4乃至5のいずれかに記載のチルトヒンジ。
  7. 前記ホルダーは、少なくとも前記第1フリクションディスクと第2フリクションディスクの全部或は一部を内部に収納させるケース部を有することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載のチルトヒンジ。
  8. 前記第1フリクションディスク及び又は第2フリクションディスクは、互いの圧接部の潤滑を促すオイル溜部を有することを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載のチルトヒンジ。
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