JP2005104317A - A-form suspension arm for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、概して、ダブルウイッシュボーン式の車両用サスペンションにおいて主としてアッパーアームとして用いられるいわゆるA形アームに係り、特に、プレス加工によって板状部材より成形されたA形サスペンションアームに関する。 The present invention generally relates to a so-called A-shaped arm mainly used as an upper arm in a double wishbone type vehicle suspension, and more particularly, to an A-shaped suspension arm formed from a plate-like member by pressing.
従来、プレス加工によって、板状部材より略コの字状断面を有するように成形された車両用A形サスペンションアームが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1記載の従来のA形サスペンションアームには、各アーム先端部にブッシュを圧入するための円筒形部材が溶接により固着されている。 In the conventional A-type suspension arm described in Patent Document 1, a cylindrical member for press-fitting a bush into each arm tip is fixed by welding.
本発明は、製造時の溶接工程を省くと共に、サスペンションアームの軽量化及びコスト低減を図るために、上述のようなブッシュ圧入用の部材を取り付けることを不要な構造とした車両用A形サスペンションアームを提供することを主たる目的とする。 The present invention eliminates the welding process at the time of manufacture, and reduces the weight of the suspension arm and reduces the cost, so that it is unnecessary to attach a member for press-fitting the bush as described above. The main purpose is to provide
上記目的を達成するための本発明の第一の態様は、板状部材をプレス加工することにより成形された車両用A形サスペンションアームであって、両アーム先端部分において、横断面において向かい合う二面を貫くようにブッシュを圧入するための貫通孔が設けられた車両用A形サスペンションアームである。 A first aspect of the present invention for achieving the above object is an A-type suspension arm for a vehicle formed by pressing a plate-like member, and two surfaces facing in cross section at both arm tip portions. This is an A-type suspension arm for a vehicle provided with a through-hole for press-fitting a bush so as to penetrate through.
この態様において、「横断面」とは、アーム長手方向に垂直な面で切断したときの断面を指す。 In this embodiment, the “transverse section” refers to a cross section when cut along a plane perpendicular to the arm longitudinal direction.
この態様によれば、プレス加工で成形されるアーム本体にブッシュ圧入用の孔が設けられるため、ブッシュを圧入するための(例えば円筒状の)部材をアームの先端に(例えば溶接で)固着させる必要がない。 According to this aspect, the hole for press-fitting the bush is provided in the arm main body formed by press working, so that the member (for example, cylindrical) for press-fitting the bush is fixed to the tip of the arm (for example, by welding). There is no need.
なお、この態様において、上記横断面の形状を、上記ブッシュが上記貫通孔に圧入されたときに、車両走行中に(制動力や駆動力による前後Gが掛かることによって)当該A形サスペンションアームに生じると予測される引張応力と打ち消し合うような残留圧縮応力が生じるように設計すれば、板厚増や重量増などを伴わずにアームの疲労強度を向上させることができるため好ましい。 In this aspect, the cross-sectional shape of the A-type suspension arm is determined when the bush is press-fitted into the through-hole while the vehicle is running (by applying a longitudinal force G due to braking force or driving force). It is preferable to design the residual compressive stress so as to cancel out the tensile stress that is predicted to occur because the fatigue strength of the arm can be improved without increasing the plate thickness or weight.
上記残留圧縮応力は、例えば、上記横断面の形状を、上記向かい合う二面にそれぞれ設けられた上記貫通穴の中心軸が、当該A形サスペンションアームが成形されたときには一致しておらず、上記ブッシュを上記貫通穴に圧入することによって一致するようになる、ように設計することによって付与することができる。 The residual compressive stress is, for example, the shape of the cross section is not the same as the center axis of the through hole provided in the two opposite surfaces when the A-type suspension arm is molded, and the bush Can be applied by designing so as to be matched by press-fitting into the through hole.
この場合、上記向かい合う二面にそれぞれ設けられた上記貫通穴の中心軸が、当該A形サスペンションアームが成形されたときに、1)交差しているように設計されてもよく、或いは、2)平行のまま(例えば残留圧縮応力を発生させたい側の中心軸が上記一方向側に)ずれているように設計されてもよい。 In this case, the central axes of the through holes respectively provided on the two opposite surfaces may be designed to 1) intersect when the A-shaped suspension arm is molded, or 2) You may design so that it may shift | deviate in parallel (for example, the central axis of the side which wants to generate | occur | produce a residual compressive stress is shifted | deviated to the said one direction side).
本発明によれば、(例えば溶接によって)アームの各先端部に固着される(例えば円筒形の)ブッシュ圧入用部材を不要な構造とした車両用A形サスペンションアームを提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the A-type suspension arm for vehicles made into the structure which does not require the bush press-fitting member (for example, cylindrical) fixed to each front-end | tip part of an arm (for example by welding) can be provided.
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、ダブルウイッシュボーン式の車両用サスペンションの基本概念、主要なハードウェア構成、及び作動原理、並びにその中でA形アームがどのように用いられるか、等々については当業者には既知であるため、詳しい説明を省略する。 Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. Since the basic concept of the double wishbone type vehicle suspension, the main hardware configuration and the operating principle, and how the A-shaped arm is used therein are known to those skilled in the art. Detailed explanation is omitted.
まず、図1〜6を用いて、本発明の一実施例に係るA形サスペンションアームについて説明する。 First, an A-type suspension arm according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図1は、本実施例に係る車両用A形サスペンションアーム100の外観を概略的に示す斜視図である。A形アーム100は、板状部材をプレス加工して成形されたものであり、略コの字状の横断面を持つ。この略コの字状断面の両先端部分は、剛性を高めるために、内側に向けて、すなわち互いに接近する方向へ屈曲される。
FIG. 1 is a perspective view schematically showing an appearance of a vehicle-type
A形アーム100には、車両搭載時にアーム揺動の支点となるボールジョイント(図示せず)が取り付けられる孔101が設けられる。
The A-shaped
A形アーム100の両アーム先端部分にはブッシュを圧入するための孔102が形成される。このブッシュ圧入孔102は、板状部材に4つの穴を打ち抜いておいてから略コの字状にプレス加工することによって形成される。
A
また、ブッシュ圧入孔102の板内側(4ヶ所)には、孔102の全周にわたって、フランジ103が形成される。フランジ103の内周面は、圧入されたブッシュの外周面から押圧され、これを支える。
A
図2は、本実施例に係る車両用A形サスペンションアーム100の概略を示す上面図である。図示するように、図面向かって左方向が車両に組み付けられた際の車両前方方向であり、右方向が車両後方方向である。また図示したアーム形状は一例に過ぎず、当業者は適宜設計し得る。
FIG. 2 is a top view showing an outline of the vehicle
図中、F1は車両走行中に制動力によってA形アーム100(の支点)に掛かる力(G)を表し、F2は車両走行中に駆動力によってA形アーム100(の支点)に掛かる力(G)を表す。また、矢印Aは、ブッシュ圧入孔102へのブッシュ圧入方向を表す。
In the figure, F 1 represents a force (G) applied to the A-shaped arm 100 (fulcrum) by the braking force during traveling of the vehicle, and F 2 is applied to the A-shaped arm 100 (fulcrum) by the driving force during traveling of the vehicle. Represents force (G). An arrow A represents a bush press-fitting direction into the bush press-
図3は、A形アーム100にブッシュ301が圧入されたときの、図2の円Bで囲った一方のアーム先端部分の部分縦断面図である。
FIG. 3 is a partial longitudinal sectional view of one arm tip portion surrounded by a circle B in FIG. 2 when the
図示するように、ブッシュ301には圧入されたときにフランジ103と接触しない長手方向位置に外径が変化する段差が設けられており、圧入方向先端側の外径の方が若干小さく設計される。加えて、ブッシュ圧入孔102は、先に挿入される側の内径Φ1が後から挿入される側の内径Φ2より大きく設計される(Φ1>Φ2)。
As shown in the figure, the
ブッシュ301の長手方向の後端側略半分はブッシュ圧入孔102のΦ1との間で適切な圧入代を持つ外径を有し、先端側略半分はΦ2との間で適切な圧入代を持つ外径を有する。したがって、ブッシュ301の先端側略半分が後端側略半分より先に内径Φ1のブッシュ圧入孔102を通過しても、ブッシュ301によりフランジ103が過度に押圧されることがなく、後端側略半分と内径Φ1との間の適切な圧入代の関係は保たれる。
A substantially half of the rear end side of the
次いで、図4及び5を用いて、車両走行中にA形アーム100に生じると予測される歪(応力)について説明する。図4は、図2の円Bで囲った一方のアーム先端部分の部分拡大図である。
Next, the distortion (stress) predicted to occur in the
図4には、A形アーム100に図2の制動力F1が掛かった際に生じると予測される圧縮歪b、c及び引張歪a、dを模式的に示す。図示するように、A形アーム100はある程度の板厚を持っているため、板外と板内では生じる応力の向きが逆になる。
4 shows a compressive strain b which is expected to occur when the braking force F 1 in FIG. 2 is applied to the
また、図5(a)及び(b)には、図2の制動力F1及び駆動力F2がそれぞれA形アーム100に掛かった場合に生じる歪a〜dの向き及び大きさを概略的に示す。図示するように、掛かる力の向きが逆になれば生じる歪の向きも逆になる。また、制動力F1及び駆動力F2について、一般的には制動力F1の方が大きい(F1>F2)ため、制動力F1が掛かった場合の方が平均応力は高くなる。さらに、同じ領域においては、Rがより小さい板内の方に板外よりも大きな応力が生じる。
Further, FIG. 5 (a) and (b), schematically the direction and magnitude of the distortion a~d caused when the braking force F 1 and the driving force F 2 in FIG. 2 is applied to the
一般的には圧縮歪よりも引張歪の方が疲労強度に与える影響が大きいため、このA形アーム100の疲労強度を向上させるためには、制動力F1が掛かった際に最も大きな引張歪が生じると予測される図4のaの部分を強化すればよいことが判る。そこで、本実施例では、上記aの部分に予め積極的に圧縮側の残留歪を付与し、走行中に制動力F1が掛かった際の平均歪の低減を図る。
Since in general a large influence on fatigue strength better tensile than the compressive strain strain, in order to improve the fatigue strength of the
具体的な方法を図6を用いて説明する。図6は、A形アーム100の一方のアーム先端部分について図2のC視を示し、図6(a)はブッシュ圧入前、図6(b)はブッシュ圧入後の状態を示す。
A specific method will be described with reference to FIG. 6 shows the C tip of FIG. 2 for the tip of one arm of the
図6(a)に示すように、本実施例に係るA形アーム100を板状部材から成形する際には、特にアーム先端部分の横断面において、向かい合う二面が下方に開いた形状となるようにプレス加工される。換言すれば、ブッシュ圧入前の状態では対となるブッシュ圧入孔102の中心軸同士が交差するように、ブッシュ圧入孔102が設けられた向かい合う両面が傾けられる。
As shown in FIG. 6 (a), when the
このような形状に成形されたA形アーム100にブッシュ301を方向Aから圧入すると、図6(b)に示すように、圧入された状態ではブッシュ圧入孔102が設けられた向かい合う両面が垂直方向に略平行となり、ブッシュ圧入孔102の中心軸も揃う。この圧入により、ブッシュ301が圧入された状態では図6(b)にa’で示す部分に圧縮側の残留応力が生じる。
When the
このようにブッシュ取付時に予め付与された残留圧縮歪a’は、車両走行中に制動力F1によって生じ得る引張歪a(図4参照)と打ち消し合ってこれを低減する。 Thus bushing mounted at pre-granted residual compressive strain a a 'reduces this cancel each other and the tensile may be caused by the braking force F 1 in the vehicle traveling strain a (see FIG. 4).
したがって、本実施例によれば、A形アーム100自体にブッシュ圧入孔102を設けることによって、(例えば溶接によって)アームの先端に固着される(例えば円筒形の)ブッシュ圧入用部材が不要になると共に、車両走行中に生じ得る引張歪に対するA形アーム100の疲労強度を高めることができる。
Therefore, according to the present embodiment, by providing the bush press-
なお、本実施例において、図6(a)では、便宜上、ブッシュ圧入孔102が設けられた向かい合う両面が垂直中心線から略同角度左右に開いているように図示したが、これは一例に過ぎず、予測される制動力F1による引張応力の大きさや、製造及びブッシュ圧入のしやすさなどに基づいて、開く角度は任意に設定でき、左右も対称でなくてもよい。車両走行中に生じると予測される最大引張応力を打ち消すのに十分な残留圧縮応力を付与できるだけの角度が付けられることが好ましい。
In this embodiment, in FIG. 6 (a), for convenience, the opposing both surfaces where the bush press-
また、図2〜4では、図6(a)に示した下方に開いた横断面形状については便宜上図示を省略しており、また、図6(b)では、図3に一例を示したブッシュ301の詳細な形状について便宜上図示を省略している。 2 to 4, the cross-sectional shape opened downward in FIG. 6A is not shown for convenience, and in FIG. 6B, the bush shown in FIG. 3 as an example. The detailed shape of 301 is omitted for convenience.
次に、本発明の別の一実施例に係るA形アームについて説明する。本実施例に係るA形アームは、上記実施例1と略同じ形状を有し、A形アーム100自体にブッシュ圧入孔102を設けたものであるが、但し、図6(a)に示したものとは異なる横断面形状により、車両走行中に引張歪が生じると予測される場所に残留圧縮歪を付与するものである。
Next, an A-shaped arm according to another embodiment of the present invention will be described. The A-shaped arm according to the present embodiment has substantially the same shape as that of the first embodiment, and is provided with the bush press-
図7は、図6で示したA形アームの横断面の代替となる本実施例に係る横断面形状を同じく図2のC視から示したものであり、図7(a)はブッシュ圧入前、図7(b)はブッシュ圧入後の状態を示す。 FIG. 7 shows the cross-sectional shape according to the present embodiment, which is an alternative to the cross-section of the A-shaped arm shown in FIG. 6, as seen from the C view of FIG. 2, and FIG. FIG. 7B shows a state after the bush press-fitting.
本実施例において、A形アーム100の一方のアーム先端部分での横断面形状は、図7(a)に示すように、ブッシュ圧入孔102が設けられた向かい合う両面は垂直方向について略平行を保ちつつ、ブッシュ圧入孔102の中心軸が平行のままずれている。より具体的には、圧縮歪を予め付与したい側の中心軸が下方にずれている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 7A, the cross-sectional shape at the tip of one arm of the
このような形状に成形されたA形アーム100にブッシュ301を方向Aから圧入すると、図7(b)に示すように、圧入された状態ではブッシュ圧入孔102の中心軸が一致し、実施例1の場合と同様に、図7(b)にa’で示す部分に圧縮側の残留応力が生じる。
When the
このようにブッシュ取付時に予め付与された残留圧縮歪a’は、車両走行中に制動力F1によって生じ得る引張歪a(図4参照)と打ち消し合ってこれを低減する。 Thus bushing mounted at pre-granted residual compressive strain a a 'reduces this cancel each other and the tensile may be caused by the braking force F 1 in the vehicle traveling strain a (see FIG. 4).
したがって、本実施例によれば、A形アーム100自体にブッシュ圧入孔102を設けることによって、(例えば溶接によって)アームの先端に固着される(例えば円筒形の)ブッシュ圧入用部材が不要になると共に、車両走行中に生じ得る引張歪に対するA形アーム100の疲労強度を高めることができる。
Therefore, according to the present embodiment, by providing the bush press-fitting
以上、本発明を実施するための最良の形態について、実施例を2つ挙げて説明したが、当業者には明らかなように、上記実施例1及び2は例示に過ぎず、本発明は他の形態でも実施可能である。 The best mode for carrying out the present invention has been described by giving two embodiments. However, as will be apparent to those skilled in the art, the first and second embodiments are merely examples, and the present invention is not limited to other embodiments. It is also possible to implement this.
例えば、上記実施例1及び2では、アーム先端部分を水平方向に見た(図2のC視)ときの形状について、ブッシュ圧入により所望の場所に残留圧縮歪が生じるように工夫した初期形状としたが(図6及び7)、予め付与される残留圧縮歪の方向は図6及び7の場合に限られない。例えば、アーム先端部分を図2のように上から見たときの形状について、ブッシュ圧入孔の中心線が交差するような初期形状としてもよく、或いは、ブッシュ圧入孔の中心線が平行のままずれた初期形状としてもよい。 For example, in Examples 1 and 2 above, the shape when the tip of the arm is viewed in the horizontal direction (view C in FIG. 2) is an initial shape devised so that residual compressive strain is generated at a desired location by bushing. However, the direction of the residual compressive strain given in advance is not limited to the cases of FIGS. For example, the shape when the arm tip is viewed from above as shown in FIG. 2 may be an initial shape such that the center line of the bush press-fit hole intersects, or the center line of the bush press-fit hole is shifted in parallel. An initial shape may be used.
また、添付図面に示したA形アームの形状は、いずれも本発明の特徴を説明するために概略的に示されたものであり、本発明はこれらの形状に限定されるものではない。本発明は、1)プレス加工によって成形されるA形アーム自体にブッシュ圧入孔を設けると共に、2)車両走行中に生じると予測される引張歪を打ち消すように予め残留圧縮歪を付与しておくものであれば、あらゆる形状のA形アームに適用可能である。 Also, the shapes of the A-shaped arms shown in the attached drawings are all shown schematically for explaining the features of the present invention, and the present invention is not limited to these shapes. According to the present invention, 1) a bushing press-fitting hole is provided in an A-shaped arm itself formed by press working, and 2) a residual compressive strain is applied in advance so as to cancel a tensile strain that is expected to occur during traveling of the vehicle. Any type of A-shaped arm can be used.
さらに、上記2つの実施例においては、便宜上、A形サスペンションアームの一方の先端部分に着目してその形状を説明したが、当業者には明らかなように、他方の先端部分にも上記実施例1及び2で説明した形状がミラー反転してそのまま適用されることは明らかである。 Further, in the above two embodiments, for convenience, the shape of the A-type suspension arm has been described by focusing on one tip portion. However, as will be apparent to those skilled in the art, the above embodiment is also applied to the other tip portion. It is clear that the shapes described in 1 and 2 are applied as they are after mirror inversion.
本発明に係るA形サスペンションアームは、ダブルウイッシュボーン式の車両用サスペンションにおいてアッパーアームとして利用できる。搭載される車両の種類、外観、重量、サイズ、走行性能等は問わない。 The A-type suspension arm according to the present invention can be used as an upper arm in a double wishbone type vehicle suspension. The type, appearance, weight, size, running performance, etc. of the vehicle to be mounted are not limited.
100 A形サスペンションアーム
101 ボールジョイン取付孔
102 ブッシュ圧入孔
103 フランジ
301 ブッシュ
100
Claims (6)
両アーム先端部分において、横断面において向かい合う二面を貫くようにブッシュを圧入するための貫通孔が設けられる、ことを特徴とする車両用A形サスペンションアーム。 An A-type suspension arm for a vehicle formed by pressing a plate-shaped member,
An A-type suspension arm for a vehicle, characterized in that a through-hole for press-fitting a bush is provided at both arm tip portions so as to penetrate two surfaces facing each other in a cross section.
前記横断面の形状は、前記ブッシュが前記貫通孔に圧入されたときに、車両走行中に当該A形サスペンションアームに生じると予測される引張応力と打ち消し合うような残留圧縮応力が生じるように設計される、ことを特徴とする車両用A形サスペンションアーム。 The A-type suspension arm for a vehicle according to claim 1,
The cross-sectional shape is designed so that when the bush is press-fitted into the through-hole, residual compressive stress is generated that counteracts the tensile stress expected to occur in the A-type suspension arm during vehicle travel. An A-type suspension arm for a vehicle.
前記横断面の形状は、前記向かい合う二面にそれぞれ設けられた前記貫通穴の中心軸が、当該A形サスペンションアームが成形されたときには一致しておらず、前記ブッシュを前記貫通穴に圧入することによって一致するようになる、ように設計されることを特徴とする車両用A形サスペンションアーム。 An A-type suspension arm for a vehicle according to claim 2,
The shape of the cross section is not the same as the center axis of the through hole provided on the two opposite surfaces when the A-shaped suspension arm is molded, and the bush is press-fitted into the through hole. A type suspension arm for a vehicle, which is designed so as to be matched with each other.
前記横断面の形状は、当該A形サスペンションアームが成形されたときには、前記中心軸が交差しているように設計されることを特徴とする車両用A形サスペンションアーム。 An A-type suspension arm for a vehicle according to claim 3,
The vehicle-shaped A-type suspension arm is characterized in that the shape of the cross section is designed so that the central axis intersects when the A-type suspension arm is molded.
前記横断面の形状は、当該A形サスペンションアームが成形されたときには、前記中心軸が平行のままずれているように設計されることを特徴とする車両用A形サスペンションアーム。 An A-type suspension arm for a vehicle according to claim 3,
The vehicle A-type suspension arm is characterized in that the cross-sectional shape is designed so that the central axis is shifted in parallel when the A-type suspension arm is molded.
前記中心軸のうち残留圧縮応力を発生させたい側の中心軸が前記一方向側にずれている、ことを特徴とする車両用A形サスペンションアーム。 The vehicle-type A suspension arm according to claim 5,
An A-type suspension arm for a vehicle, wherein a central axis of the central axis on which a residual compressive stress is to be generated is shifted to the one direction side.
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