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JP2005180737A - スクイブ - Google Patents

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JP2005180737A
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Japan
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squib
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bus
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JP2003419479A
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Kazuo Matsuda
一男 松田
Hiromi Aida
弘巳 相田
Kazuyoshi Saito
和敬 斎藤
Junichi Nishimura
純一 西村
Etsuya Miyake
越也 三宅
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US10/982,417 priority patent/US7343859B2/en
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Priority to EP04026447A priority patent/EP1529696B1/en
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Abstract

【課題】 作業負担を低減して、コストの低減や着火の確実化を図りつつ、既存の乗員拘束装置を変更を加えることなく、バスに接続することができる低エネルギーのスクイブを提供する。
【解決手段】 点火制御装置に共通のバスを介して複数個が接続され、点火制御装置から供給される電気エネルギーおよび電気信号によって選択的に作動可能なバス接続用のスクイブ1である。ヘッダ4と点火剤9とIC点火回路6とを個別形成して、ヘッダ4と点火剤9との間にIC点火回路6を配置してパッケージ2を形成し、該パッケージ2には点火用コンデンサ5を内蔵するとともに、パッケージ2の外形を円柱状に形成してその端面に着火素子3を接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車用エアバック装置やプリテンショナー装置等、火薬を用いたシステムで使用されるスクイブ(着火装置)に係り、低エネルギーで着火可能な着火素子を備えたスクイブに関するものである。
近年、スクイブはエアバック装置やプリテンショナー装置等のシステムを作動させるために、ガス発生剤に着火することを目的として使用されている。この種の従来型のスクイブとして、図5または図6に示すものがある。これらの図に示すように、スクイブ30は内部に点火薬と呼ばれる火薬35やヘッダ32を備えており、ニッケルクロムや白金を材料とした細線(電橋線)31がヘッダ32に溶接され、ヘッダ32からピン33、34を突出形成させている。そして、スクイブ30のピン33、34に外部のコントロールユニット(図示せず)を接続して、該コントロールユニットからピン33、34に電流を通電させ、そのジュール熱により火薬35に点火する構造となっている。
また、近年、自動車に搭載されるエアバッグやプリテンショナーの数は増大傾向にある。その傾向に対応するため、図7に示すように、複数のスクイブ40をワイヤードオア形式で接続し(バス接続)、電力供給機能と通信機能を2本のワイヤ(バス)42で共有させ、コントロールユニット41から通信コマンドで点火制御を行うことにより、ハーネスの削減を図る技術が提案されている(特許文献1、2参照)。
このバス接続に用いられるスクイブは、従来の汎用型のスクイブに通信点火回路および点火用コンデンサを組み込む必要があるが、図8に示すように、通信点火回路43や点火用コンデンサ43を組み込んだスクイブ40が提案されている(特許文献3参照)。
ところで、複数のスクイブをバスに接続する構成とすると、それらのスクイブ全てがバスから電力を供給されるため、着火に必要なエネルギーも従来の汎用型のスクイブに対して1/100程度にする必要がある。そのため、低エネルギーで着火可能な着火素子を備えたスクイブが提案されている(特許文献4〜6参照)。
そして、この種の低エネルギースクイブとして、図9に示すように、通信回路と点火回路、着火素子とを、一つのパッケージ51内に収容して、外部形状を従来と同一に形成したスクイブ50に内蔵することで、既存の乗員拘束装置を変更を加えることなく、バスに接続する技術が検討されつつある。
特開平10−154992号公報 特開2000−124932号公報 特開2000−241098号公報 米国特許第5847309号公報 米国特許第5905266号公報 米国特許第6192802号公報
しかしながら、低エネルギースクイブの場合には、通信点火回路をヘッダ内部に収納し、かつ着火素子を点火回路内部に形成する必要がある。そのためにはヘッダ構造に一定の空間を確保する必要があるため、ヘッダの加工する際の作業負担が増大してしまい、コスト高になってしまうという問題がある。また、外部形状を従来の汎用型のスクイブと同じにするためには、通信点火回路パッケージも小型化する必要があるため、そのパッケージに点火用コンデンサを内蔵する際の困難性が高くなってしまうという問題がある。また、着火の確実化を図るためには、点火剤と着火素子間の密着性を確保する必要があるが、そのためには点火剤を押し固める作業(圧填作業)が必要となり、かかる作業は回路のパッケージ形状上別工程とならざるを得ないという問題がある。
本発明は上記課題を解消する手段を提供し、作業負担を低減して、コストの低減や着火の確実化を図りつつ、既存の乗員拘束装置を変更を加えることなく、バスに接続することができる低エネルギーのスクイブを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、点火制御装置に共通のバスを介して複数個が接続され、点火制御装置から供給される電気エネルギーおよび電気信号によって選択的に作動可能なバス接続用のスクイブ(例えば、実施の形態におけるスクイブ1)において、ヘッダ部(例えば、実施の形態におけるヘッダ4)と火薬部(例えば、実施の形態における点火剤9)と通信点火回路(例えば、実施の形態におけるIC点火回路6)とを個別形成して、前記ヘッダ部と前記火薬部との間に、通信点火回路を配置したパッケージ(例えば、実施の形態におけるパッケージ2)を形成し、該パッケージには点火用コンデンサ(例えば、実施の形態におけるコンデンサ5)を内蔵することを特徴とする。
この発明によれば、前記通信点火回路や前記火薬部を前記ヘッダと個別形成することにより、前記ヘッダの構造を単純化することができ、作業負担やコストの低減を図ることができる。また、前記パッケージ内に、前記着火素子を組み込む必要が無くなったことから、点火用コンデンサを内蔵するスペースを確保することが可能となり、スクイブの組立工程を簡略化することができ作業負担を低減することができる。さらに、前記パッケージと前記着火素子とを別体で形成することにより、各部材を分業して制作させることができ、生産性を向上させることも可能となる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のものであって、前記パッケージの外形を円柱状に形成してその端面に着火素子(例えば、実施の形態における着火素子3)を接続することを特徴とする。
この発明によれば、前記パッケージの外形を円柱状に形成したことにより、前記パッケージの形状が単純化できるとともに、前記パッケージを前記着火素子を介して点火剤に圧入することで、前記点火剤を均一に圧縮して密着性を確保することができる。
請求項1に係る発明によれば、作業負担やコストの低減を図ることができ、低エネルギーで着火可能な着火性能を保持しつつ、既存の乗員拘束装置を変更を加えることなく、バスに接続することができる。
請求項2に係る発明によれば、前記点火剤を均一に圧縮して密着性を確保することができる。
本発明の実施の形態におけるスクイブについて図1〜図4を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるスクイブの構成要素を示す分解斜視図である。図2は図1に示した各構成要素が組み付けられて構成されるスクイブの概略斜視図である。図3は図1に示した通信点火回路を示す構造説明図である。図4は図3に示した通信点火回路を樹脂モールドした通信点火ユニットを示す概略斜視図である。
これらの図に示すように、本実施の形態におけるスクイブ1は、パッケージ2と、着火素子3と、ヘッダ4とをそれぞれ個別に形成している。以下、各部材について個別に説明する。
図3、図4に示すように、パッケージ2は、点火制御装置(図示せず)から供給される電力を蓄電可能なコンデンサ5と、前記点火制御装置と通信して点火制御を行うIC点火回路6と、その両側に配置されるリード11とを内蔵し、これらを樹脂モールド10により一体化した構造となっている。そして、パッケージ2の形状は、略円柱状に形成されている。
また、着火素子3は、発熱部とこれに隣接する燃料部とを備えている。発熱部は電流が供給されると発熱して燃料部を活性化させ、燃料部は活性化されると激しく化学反応を起こし、大きな熱を発生する。このように発熱部を通電部と燃料部とで構成したことにより、通常のスクイブよりも低エネルギーで着火することが可能となっている。
また、ヘッダ4は、略外形円柱状に形成された本体部の下側より突出形成される一対のピン7、8を備えており、該ピン7、8を介して外部信号線である2線式のバス線(図示せず)と接続できるようになっている。
そして、前記パッケージ2の下端部を前記ヘッダ4に接続するとともに、前記パッケージ2の上端面に着火素子3を装着して一体化させてユニットを形成する。この状態で、略円筒状のキャップ(図示せず)に保持された点火剤9に前記ユニットを圧入することでスクイブ1を形成する。
これらのスクイブは、ステアリングホイールやダッシュボード、左右のシートや、ルーフの左右の側部といった適所に展開されるエアバッグ装置にそれぞれ設けられ、前記バスを介して前記点火制御装置に接続される。
このようにすることで、IC点火回路6や前記点火剤9を前記ヘッダ4と個別形成することにより、前記ヘッダ4の構造を単純化することができ、作業負担やコストの低減を図ることができる。
また、パッケージ2の外形を円柱状に形成したことにより、パッケージ2の形状が単純化できるとともに、パッケージ2を着火素子3を介して点火剤9に圧入することで、前記点火剤9を均一に圧縮して密着性を確保することができる。
また、パッケージ2内に、前記着火素子3を組み込む必要が無くなったことから、コンデンサ5を内蔵するスペースを確保することが可能となり、スクイブ1の組立工程を簡略化することができ作業負担を低減することができる。
さらに、パッケージ2と着火素子3とを別体で形成することにより、各部材を分業して制作させることができ、生産性を向上させることも可能となる。
本発明の実施の形態におけるスクイブの構成要素を示す分解斜視図である。 図1に示した各構成要素が組み付けられて構成されるスクイブの概略斜視図である。 図1に示した通信点火回路を示す構造説明図である。 図3に示した通信点火回路を樹脂モールドした通信点火ユニットを示す概略斜視図である。 従来における汎用型のスクイブの断面図である。 図5に示すスクイブのAA断面図である。 バス接続対応のスクイブを備えた点火システムの説明図である。 バス接続対応のスクイブを示す断面図である。 従来の汎用型のスクイブと同等形状のパッケージを備える低エネルギースクイブの概略斜視図である。
符号の説明
1 スクイブ
2 パッケージ
3 着火素子
4 ヘッダ
5 コンデンサ
6 点火回路
9 点火剤

Claims (2)

  1. 点火制御装置に共通のバスを介して複数個が接続され、点火制御装置から供給される電気エネルギーおよび電気信号によって選択的に作動可能なバス接続用のスクイブにおいて、
    ヘッダ部と火薬部と通信点火回路とを個別形成して、前記ヘッダ部と前記火薬部との間に、通信点火回路を配置したパッケージを形成し、該パッケージには点火用コンデンサを内蔵することを特徴とするスクイブ。
  2. 前記パッケージの外形を円柱状に形成してその端面に着火素子を接続することを特徴とする請求項1に記載のスクイブ。
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