Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2005175214A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005175214A
JP2005175214A JP2003413401A JP2003413401A JP2005175214A JP 2005175214 A JP2005175214 A JP 2005175214A JP 2003413401 A JP2003413401 A JP 2003413401A JP 2003413401 A JP2003413401 A JP 2003413401A JP 2005175214 A JP2005175214 A JP 2005175214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
transistors
power supply
core
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003413401A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshirou Iwasa
伊郎 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003413401A priority Critical patent/JP2005175214A/ja
Publication of JP2005175214A publication Critical patent/JP2005175214A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 コアトランジスタを高密度に集積しても一定量の電源間容量をチップ内部に配置することができるようにする。
【解決手段】 チップ内部に配置された複数のコアトランジスタ100と、複数のコアトランジスタ100を囲むように配置された複数のI/Oセル10と、複数のコアトランジスタ100の電源配線12及びグラウンド配線14と、複数のコアトランジスタ100のうち、I/Oセル10に隣接しているトランジスタであるダミートランジスタの少なくとも一つを、電源配線12とグラウンド配線14との間に設けられた電源間容量素子200として機能させるように電源配線12及びグラウンド配線14に接続する容量素子用配線42,44とを具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。特に本発明は、コアトランジスタを高密度に集積しても一定量の電源間容量をチップ内部に配置することができる半導体装置及びその製造方法に関する。
図18は、従来の半導体装置の平面図である。この半導体装置において、複数のI/Oセル310及び配線パッド320で囲まれた内部領域330には、コアトランジスタ(図示せず)が形成されている。近年、内部領域330のコアトランジスタは、高密度に集積されるようになっており、また高速で動作するようになっている。このため、内部領域330のコアトランジスタが高速で動作すると高周波成分がノイズとなり、半導体装置の外部に反射される場合がある。これを防ぐために、内部領域330のコアトランジスタの電源配線とグラウンド配線との間に、容量素子すなわち電源間容量素子を設けることがある(例えば特許文献1参照)。
特開2000−58751
電源間容量を配置する場所としては、I/Oセルで囲まれた内部領域においてコアトランジスタが形成されていない空領域が考えられる。しかしコアトランジスタの高集積化が進むと空領域が少なくなるため、容量素子を必要な量ほど配置することが困難な場合がある。また場合によっては容量素子を配置できないこともある。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、コアトランジスタを高密度に集積しても一定量の電源間容量をチップ内部に配置することができる半導体装置及びその製造方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明にかかる半導体装置は、
チップ内部に配置され、トランジスタとして使用しないダミートランジスタを含む複数のコアトランジスタと、
前記複数のコアトランジスタを囲むように配置された複数のI/Oセルと、
前記複数のコアトランジスタに電圧を供給する電源配線及びグラウンド配線と、
前記ダミートランジスタの少なくとも一つを、前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線と
を具備し、
前記ダミートランジスタは前記複数のI/Oセルの隣に配置されている。
この半導体装置によれば、ダミートランジスタを電源間容量素子として機能させている。このため、電源間容量素子を配置するためのスペースを新たに確保する必要はない。従ってコアトランジスタの集積率を高めても一定量の電源間容量素子を配置して、コアトランジスタから外部に反射されるノイズを減らすことができる。
なおダミートランジスタは、複数のコアトランジスタの周縁部全周にわたって配置されており、容量素子用配線は、複数のダミートランジスタそれぞれを電源間容量素子として機能させてもよい。
ダミートランジスタがPチャンネルMOSトランジスタである場合、容量素子用配線は、ゲート電極、ソース領域及びドレイン領域それぞれをグラウンド配線に接続し、かつウェルを電源配線に接続していてもよい。またダミートランジスタがNチャンネルMOSトランジスタである場合、容量素子用配線は、ゲート電極、ソース領域及びドレイン領域それぞれを電源配線に接続し、かつウェルをグラウンド配線に接続していてもよい。
ダミートランジスタがPチャンネルMOSトランジスタである場合、容量素子用配線は、ゲート電極をグラウンド配線に接続し、かつソース領域及びドレイン領域を電源配線に接続していてもよい。またダミートランジスタがNチャンネルMOSトランジスタである場合、容量素子用配線は、ゲート電極を電源配線に接続し、かつソース領域及びドレイン領域をグラウンド配線に接続していてもよい。これらの場合、ダミートランジスタは、隣接する少なくとも2つのゲート電極及び2つのゲート絶縁膜それぞれが互いに繋がっており、他のコアトランジスタよりゲート電極及びゲート絶縁膜の面積が広くしてもよい。この場合電源間容量素子一つあたりの容量を多くすることができるため、コアトランジスタから外部に反射されるノイズをさらに減らすことができる。
本発明にかかる他の半導体装置は、
チップ内部に配置され、トランジスタとして使用しないダミーCMOSトランジスタを含む複数のコアCMOSトランジスタと、
前記複数のコアCMOSトランジスタを囲むように配置された複数のI/Oセルと、
前記複数のコアCMOSトランジスタに電圧を供給する電源配線及びグラウンド配線と、
前記ダミーCMOSトランジスタの少なくとも一つを、前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線と
を具備し、
前記ダミーCMOSトランジスタは前記複数のI/Oセルの隣に配置されている。
ダミーCMOSトランジスタはN型ウェルに形成されたPチャンネルMOSトランジスタ及びP型ウェルに形成されたNチャンネルMOSトランジスタからなる場合、容量素子用配線は、PチャンネルMOSトランジスタのゲート電極、ソース領域及びドレイン領域それぞれをグラウンド配線に接続するとともにN型ウェルを電源配線に接続し、NチャンネルMOSトランジスタのゲート電極、ソース領域及びドレイン領域それぞれを電源配線に接続するとともにP型ウェルをグラウンド配線に接続していてもよい。また容量素子用配線は、PチャンネルMOSトランジスタのゲート電極をグラウンド配線に接続するとともにソース領域及びドレイン領域を電源配線に接続し、NチャンネルMOSトランジスタのゲート電極を電源配線に接続するとともにソース領域及びドレイン領域をグラウンド配線に接続していてもよい。
本発明にかかる他の半導体装置は、
チップ内に配置された複数のコアトランジスタと、
前記複数のコアトランジスタに電圧を供給する電圧電源配線及びグラウンド配線と、
前記複数のコアトランジスタの一部を用いて構成された論理回路と、
前記論理回路として使用されなかった前記コアトランジスタを、前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線と
を具備する。
この半導体装置によれば、論理回路として使用されなかったコアトランジスタを電源間容量素子として機能させている。このため電源間容量素子を配置するためのスペースを新たに設ける必要はない。従ってコアトランジスタの集積率を高めても、電源間容量素子を複数配置してコアトランジスタから外部に反射されるノイズを減らすことができる。
本発明にかかる他の半導体装置は、
チップ内部に配置され、トランジスタとして使用しないダミートランジスタを含む複数のコアトランジスタと、
前記複数のコアトランジスタを囲むように配置された複数のI/Oセルと、
前記複数のコアトランジスタに電圧を供給する電源配線及びグラウンド配線と、
前記複数のコアトランジスタの一部を用いて構成された論理回路と、
前記ダミートランジスタの少なくとも一つ、及び前記論理回路として使用されなかった前記コアトランジスタを、それぞれ前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線と
を具備する。
この半導体装置によれば、ダミートランジスタ、及び論理回路として使用されなかったコアトランジスタを電源間容量素子として機能させている。このため電源間容量素子を配置するためのスペースを新たに設ける必要はない。従ってコアトランジスタの集積率を高めても、電源間容量素子を複数配置してコアトランジスタから外部に反射されるノイズを減らすことができる。
本発明にかかる半導体装置の製造方法は、
トランジスタとして使用しないダミートランジスタを含む複数のコアトランジスタ、及び該複数のコアトランジスタの周囲に位置するI/Oセルを形成する工程と、
前記ダミートランジスタの少なくとも一つを、前記コアトランジスタの電源配線とグラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する工程と
を具備し、
前記ダミートランジスタは前記I/Oセルの隣に位置する。
本発明にかかる他の半導体装置の製造方法は、
トランジスタとして使用しないダミーCMOSトランジスタを含む複数のコアCMOSトランジスタ、及び該複数のコアCMOSトランジスタの周囲に位置するI/Oセルを形成する工程と、
前記ダミーCMOSトランジスタの少なくとも一つを、前記コアCMOSトランジスタの電源配線とグラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する工程と
を具備し、
前記ダミーCMOSトランジスタは前記I/Oセルの隣に位置する。
本発明にかかる他の半導体装置の製造方法は、
複数のコアトランジスタを形成する工程と、
前記複数のコアトランジスタの一部を論理回路として機能させるための配線を形成し、かつ前記論理回路として機能していないコアトランジスタを、前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線を形成する工程と
を具備する。
本発明にかかる他の半導体装置の製造方法は、
トランジスタとして使用しないダミートランジスタを含む複数のコアトランジスタを形成する工程と、
前記複数のコアトランジスタの一部を論理回路として機能させるための配線を形成し、かつ、前記ダミートランジスタの少なくとも一つ、及び前記論理回路として機能していないコアトランジスタを、それぞれ前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線を形成する工程と
を具備する。
発明を実施するための形態
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態にかかる半導体装置の平面図である。
本実施形態にかかる半導体装置において、チップの内部領域30には、複数のコアトランジスタ(図示せず)が高密度に集積しており、内部領域30の周囲には、複数のI/Oセル10及び複数の配線パッド20が配置されている。I/Oセル10の内部にはコアトランジスタより大型のトランジスタ(図示せず)が形成されている。
内部領域30にあるコアトランジスタのゲート電極とI/Oセル10にあるトランジスタのゲート電極は、同一の膜を同時にエッチングすることで形成される。一般的に、大きなパターンを有する部分と微細なパターンを有する部分とを同時にエッチングする場合、ローディング効果により、微細なパターンを有する部分のエッチングレートは低くなる。このため、内部領域30のうちI/Oセル10に隣接する領域であるダミー領域32では、ゲート電極を形成するときのエッチングレートが、I/Oセル10に大きなゲート電極を形成するときの影響を受けて、ダミー領域32以外におけるエッチングレートと比べて低くなる。このためダミー領域32では、ゲート電極が意図する形状とは異なる形状に形成される。従ってダミー領域32に形成されたトランジスタは、コアトランジスタとしての品質が保証できない場合があるため一般にダミートランジスタとして扱われ、配線に接続されない。
本実施形態においてこのダミートランジスタは、コアトランジスタの電源配線とグラウンド配線との間に接続された電源間容量素子として機能するべく配線に接続されている。
次に、図2及び図3を用いて電源間容量素子の構成について説明する。図2は図1において破線Aで囲んだ領域を拡大した平面図である。図3(a)は図2のA−A断面を示す図であり、図3(b)は図2のB−B断面を示す図である。
図2に示すように、平面配置において、内部領域30には複数のコアトランジスタ100がマトリクス状に配置されている。またダミー領域32にはダミートランジスタが形成されているが、このダミートランジスタは、電源間容量素子200として機能するべく、容量素子用配線42を介してコアトランジスタの電源配線12に接続し、また容量素子用配線44によってグラウンド配線14に接続している。なお電源配線12及びグラウンド配線14は、内部領域30の縁に沿ってI/Oセル10中に形成されている。
詳細には、図3(a)の断面図に示すように、コアトランジスタ100はPチャンネルMOSトランジスタであり、以下の構造を有する。シリコン基板1にはN型ウェル34aが形成されている。N型ウェル34aの表面には素子分離膜2が形成されており、この素子分離膜2の相互間の素子領域には、ソース領域及びドレイン領域であるP型不純物層104a、ならびにゲート電極102が形成されている。ゲート電極102はゲート酸化膜102aの上に形成されており、また平面配置においてP型不純物層104aに挟まれている。素子分離膜2、ゲート電極102及びP型不純物層104aの上には層間絶縁膜3が形成されている。層間絶縁膜3には図示しない接続孔が形成されており、この接続孔を介して層間絶縁膜3上に形成された配線が、ゲート電極102及びP型不純物層104aに接続している。
電源間容量素子200は以下の構造を有する。シリコン基板1にはN型ウェル34aがコアトランジスタ100の下から電源間容量素子200の下まで連続して形成されている。N型ウェル34aの表面には素子分離膜2が形成されており、この素子分離膜2の相互間の素子領域には、ソース/ドレインであるP型不純物層204a及びゲート電極202が形成されている。ゲート電極202はゲート酸化膜202aの上に形成されており、また平面配置においてP型不純物層204aに挟まれている。ゲート電極202及びゲート酸化膜202aは、上記したローディング効果により、コアトランジスタ100のゲート電極102及びゲート酸化膜102aとは異なった形状に形成されている。そして素子分離膜2、ゲート電極102及びP型不純物層104aの上には層間絶縁膜3が形成されている。層間絶縁膜3には、ゲート電極202上及びP型不純物層204a上それぞれの上に位置する接続孔3a,3bが形成されている。容量素子用配線44は、一部が接続孔3a,3bの中に埋め込まれることによりゲート電極202及びP型不純物層204aに接続するとともに、グラウンド配線14に接続している。
また図3(b)の断面図に示すように、素子分離膜2には開口部2aが設けられており、この開口部2aにおいてN型ウェル34aは層間絶縁膜3に面している。層間絶縁膜3には、開口部2a上に位置するように接続孔3cが形成されている。容量素子用配線42は、一部が接続孔3cに埋め込まれることによりN型ウェル34aに接続するとともに、電源配線12に接続している。
電源間容量素子200の等価回路図を図4に示す。電源配線12からVDDが容量素子用配線42を介してN型ウェル34aに印加され、グラウンド配線14からVSSが容量素子用配線44を介してゲート電極202及びソース/ドレインであるP型不純物層204aに印加されると、電源間容量素子200は、P型不純物層204aとN型ウェル34aの界面に電荷を蓄積する。
このような構造の半導体装置は、例えば以下のようにして形成される。まずシリコン基板1の上にレジストパターン(図示せず)を形成する。このレジストパターンをマスクとしてシリコン基板1にイオンを照射してイオン注入を行う。そしてレジストパターンを除去した後、熱処理を行うことによりN型ウェル34aを形成する。次いでLOCOS法により、素子領域を互いに分離する素子分離膜2を形成する。このとき素子分離膜2には開口部2aが形成される。次いで素子領域にゲート酸化膜102a,202aを熱酸化法により形成した後、ゲート酸化膜102a,202a上を含む全面上にポリシリコン膜をCVD法により堆積する。次いでポリシリコン膜をエッチングしてパターニングすることにより、ゲート酸化膜102a上にゲート電極102を形成するとともに、ゲート酸化膜202a上にゲート電極202を形成する。このときローディング効果により、ゲート電極102周辺のエッチングレートとゲート電極202周辺のエッチングレートが異なるため、ゲート電極202はゲート電極102とは異なった形状に形成される。
次いで、これらゲート電極102,202をマスクとしてシリコン基板1に不純物イオンをイオン注入し、所定の熱処理を施す。これにより、シリコン基板1にはP型不純物層104a及びP型不純物層204aが形成される。
さらに層間絶縁膜3をCVD法により堆積する。層間絶縁膜3は、例えば酸化シリコン膜、BPSG(boro- phospho silicate glass)膜、SOG(spin on glass)膜等である。次いで層間絶縁膜3上にレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとしてエッチングすることにより、ゲート電極202の上には接続孔3aを、P型不純物層204aの上には接続孔3bを、素子分離膜2の開口部2a上には接続孔3cを、それぞれ形成する。
次いで接続孔3a,3b,3cの中及び層間絶縁膜3上にAl合金膜をスパッタリングにより堆積する。次いで、このAl合金膜をパターニングすることにより、Al合金膜からなる容量素子用配線42,44それぞれを形成する。このとき、コアトランジスタ100の配線の一部が容量素子用配線42,44と同時に形成されてもよい。
上記のとおり本実施形態の半導体装置によれば、内部領域30に形成されたトランジスタのうちI/Oセル10に隣接するダミートランジスタは、ゲート電極202及びP型不純物層204aが容量素子用配線44によってグラウンド配線14に接続され、N型ウェル34aが容量素子用配線42によって電源配線12に接続しているため、電源間容量素子200として機能する。このため、新たにスペースを確保しなくてもチップ内に電源間容量素子を配置することができる。従って内部領域30におけるコアトランジスタ100の集積度を高めても電源間容量素子200を複数配置し、コアトランジスタ100から外部に反射するノイズを減らすことができる。
また従来の製造工程に対して配線パターンを形成するときのパターニングを変更するのみで電源間容量素子200を形成することができるため、従来と比べて製造コストは高くならない。
図5は第2の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図であり、第1の実施形態における図2に相当する図である。本実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態にかかる半導体装置において、内部領域30にはNチャンネルMOSトランジスタであるコアトランジスタ110がマトリクス状に配置されている。コアトランジスタ110はゲート電極102及びソース/ドレイン領域であるN型不純物層104bを備える。ダミー領域32に形成されたダミートランジスタは、ゲート電極202及びソース/ドレイン領域である2つのN型不純物層204bを備える。P型ウェル34bは、コアトランジスタ110の下からダミートランジスタの下まで連続して形成されている。そしてダミートランジスタは、電源間容量素子201として機能するように、容量素子用配線46,48によって電源配線12及びグラウンド配線14に接続されている。
詳細には、容量素子用配線46はP型ウェル34bをグラウンド配線14に接続し、容量素子用配線48はゲート電極202及び2つのN型不純物層204bを電源配線12に接続する。このような構造の半導体装置は、層間絶縁膜3上のAl合金膜のエッチングパターンを変更することにより、第1の実施形態と同様の方法によって形成することができる。
図6に電源間容量素子210の等価回路図を示す。電源配線12からVDDが容量素子用配線48を介してゲート電極202及びN型不純物層204bに印加され、グラウンド配線14からVSSが容量素子用配線46を介してP型ウェル34bに印加されると、電源間容量素子201は、N型不純物層204bとP型ウェル34bの界面に電荷を蓄積する。
本実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図7は、第3の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図であり、第1の実施形態における図2に相当する図である。本実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態にかかる半導体装置において、内部領域30にはPチャンネルMOSトランジスタであるコアトランジスタ100がマトリクス状に配置されている。そしてダミー領域32に形成されたダミートランジスタは、電源間容量素子210として機能するべく、ゲート電極202が容量素子用配線52によってグラウンド配線14に接続しており、P型不純物層204aが2つとも容量素子用配線54によって電源配線12に接続している。またN型ウェル34a(図示せず)は図示しない配線により電源配線12に接続されている。
図8(a)は図7のA−A断面を示す断面図であり、図8(b)は図7のB−B断面を示す断面図である。図8(a)に示すように、ゲート電極202は素子分離膜2上まで延伸している。層間絶縁膜3には、この延伸した部分の上に位置する接続孔3aが形成されている。容量素子用配線52は、一部が接続孔3aに埋め込まれることによりゲート電極202に接続している。また図8(b)に示すように容量素子用配線54は、層間絶縁膜3に形成された接続孔3bに一部が埋め込まれることによりP型不純物層204aに接続している。
図9に電源間容量素子210の等価回路図を示す。電源配線12からVDDが図示しない配線を介してN型ウェル34aに印加されるとともに容量素子用配線54を介してソース/ドレインであるP型不純物層204aに印加され、グラウンド配線14からVSSが容量素子用配線52を介してゲート電極202に印加されると、電源間容量素子200は、ゲート絶縁膜202aとN型ウェル34aの界面に電荷を蓄積する。
このような構造の半導体装置は、接続孔3a,3bを形成する位置を変更するとともに接続孔3cを形成せず、また層間絶縁膜3上のAl合金膜のエッチングパターンを変更することにより、第1の実施形態と同様の方法により製造することができる。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図10は第4の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図であり、第2の実施形態における図5に相当する図である。本実施形態において第2の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態にかかる半導体装置において、内部領域30にはNチャンネルMOSトランジスタであるコアトランジスタ110がマトリクス状に配置されている。そしてダミー領域32に形成されたダミートランジスタは、電源間容量素子211として機能するべく、ゲート電極202が容量素子用配線56によって電源配線12に接続しており、N型不純物層204bが2つとも容量素子用配線58によってグラウンド配線14に接続している。なおうP型ウェル34b(図示せず)は、図示しない配線を介してグラウンド配線に接続している。
図11は電源間容量素子211の等価回路図である。電源配線12からVDDが容量素子用配線56を介してゲート電極202に印加され、グラウンド配線14からVSSが図示しない配線を介してP型ウェルに印加されるとともに容量素子用配線58を介してソース/ドレインであるN型不純物層204bに印加されると、電源間容量素子200は、ゲート絶縁膜202aとP型ウェル34bの界面に電荷を蓄積する。
上記した本実施形態にかかる半導体装置によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図12は第5の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図であり、第1の実施形態における図2に相当する図である。本実施形態において第1及び第2の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。本実施形態にかかる半導体装置は、コアトランジスタがCMOSトランジスタで構成されている。
すなわち内部領域30において、Pチャンネルトランジスタであるコアトランジスタ100を配置する領域と、Nチャンネルトランジスタであるコアトランジスタ110とを配置する領域が、図中縦方向について帯状に交互に形成されている。そしてダミー領域32においても、Nチャンネルトランジスタのダミートランジスタを利用して形成された電源間容量素子200と、Pチャンネルトランジスタのダミートランジスタを利用して形成された電源間容量素子201とが交互に配置されている。電源間容量素子200と電源配線12及びグラウンド配線14の接続関係は第1の実施形態と同じであり、電源間容量素子201と電源配線12及びグラウンド配線14の接続関係は第2の実施形態と同じである。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図13は第6の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図であり、第3の実施形態における図7に相当する図である。本実施形態において第3及び第4の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。本実施形態にかかる半導体装置は、コアトランジスタがCMOSトランジスタで構成されている。
すなわち内部領域30において、Pチャンネルトランジスタであるコアトランジスタ100を配置する領域と、Nチャンネルトランジスタであるコアトランジスタ110とを配置する領域が、図中縦方向について帯状に交互に形成されている。そしてダミー領域32においても、Nチャンネルトランジスタのダミートランジスタを利用して形成された電源間容量素子210と、Pチャンネルトランジスタのダミートランジスタを利用して形成された電源間容量素子211とが交互に配置されている。電源間容量素子210と電源配線12及びグラウンド配線14の接続関係は第3の実施形態と同じであり、電源間容量素子211と電源配線12及びグラウンド配線14の接続関係は第4の実施形態と同じである。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図14は第7の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図であり、第6の実施形態における図13に相当する図である。図15は図14のA−A断面を示す図である。本実施形態において第6の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
図13に示すように本実施形態にかかる半導体装置において、内部領域30にはPチャンネルMOSトランジスタであるコアトランジスタ120と、NチャンネルMOSトランジスタであるコアトランジスタ130とが交互にマトリクス状に配置されている。そしてダミー領域32には電源間容量素子230,240が、それぞれコアトランジスタ120,130のダミートランジスタを利用して形成されている。
図13及び図14に示すようにコアトランジスタ120は、平面配置において、両端それぞれにP型不純物層122が形成されている。P型不純物層122それぞれの内側にはゲート電極121が隣接して形成されており、これらゲート電極121は互いに離間して略平行に配置されている。そして2つのゲート電極121の間にはP型不純物層123が形成されている。コアトランジスタ130も平面配置において、両端それぞれにN型不純物層132が形成されている。N型不純物層132それぞれの内側にはゲート電極131が隣接して形成されており、これらゲート電極131は互いに離間して略平行に配置されている。そして2つのゲート電極131の間にはN型不純物層133が形成されている。
電源間容量素子230はゲート電極232及び2つのP型不純物層234を備えており、電源間容量素子240はゲート電極242及び2つのN型不純物層244を備えている。電源間容量素子230のゲート電極232は、コアトランジスタ120における2つのゲート電極121を繋げた形状であり、2つのゲート電極及びその間を覆う領域に形成されている。このためゲート電極232の面積は、2つのゲート電極121の面積の和より大きい。そしてゲート電極232は容量素子用配線62によってグラウンド配線14に接続されており、2つのP型不純物層234それぞれは容量素子用配線64によって電源配線12に接続されている。
また電源間容量素子240のゲート電極242もゲート電極232と同様の形状であり、その面積は2つのゲート電極131の面積の和より大きい。そしてゲート電極242は容量素子用配線66によって電源配線12に接続されており、2つのN型不純物層244それぞれは容量素子用配線68によってグラウンド配線14に接続されている。
またコアトランジスタ120のN型ウェルは電源間容量素子230の下まで連続して形成されており、図示しない配線を介して電源配線12に接続されている。コアトランジスタ130のP型ウェルも電源間容量素子240の下まで連続して形成されており、図示しない配線を介してグラウンド配線14に接続されている。
上記の電源間容量素子230,240は、それぞれ第3の実施形態にかかる電源間容量素子210及び第4の実施形態にかかる電源間容量素子211と同様の作用により電荷を蓄積する。
本実施形態によれば、第6の実施形態と同様の効果を得ることができる。また電源間容量素子230,240のゲート電極232,242の面積を大きくしたため、電源間容量素子一つあたりの容量が大きくなる。従って電源間容量を増やし、コアトランジスタ100から外部に反射されるノイズをさらに減らすことができる。
図16は、第8の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図であり、第1の実施形態における図2に相当する図である。本実施形態において第1又は第2の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態にかかる半導体装置は、予め内部領域30にCMOSトランジスタであるコアトランジスタ100,110を形成した後に、これらコアトランジスタ100,110を繋ぐ配線パターン(図示せず)を設計、形成することにより論理回路を形成している。このためコアトランジスタ100,110を互いに繋ぐ配線パターンを変更するのみで、異なる論理を有する複数種類の半導体装置を製造することができる。ここで一部のコアトランジスタ100,110は論理設計上不要となる場合がある。
コアトランジスタ100のN型ウェル34aは第1の実施形態と同様に容量素子用配線42によって電源配線12に接続している。そして論理設計上不要であるコアトランジスタ100は、電源間容量素子200として機能するべく、ゲート電極102及び2つのP型不純物層104aが容量素子用配線44によってグラウンド配線14に接続される。またコアトランジスタ110のP型ウェル34bは第2の実施形態と同様に容量素子用配線46によってグラウンド配線14に接続している。論理設計上不要であるコアトランジスタ110は、電源間容量素子201として機能するべく、ゲート電極102及び2つのN型不純物層104bが容量素子用配線48によって電源配線12に接続される。
なお容量素子用配線44は、ダミー領域32に形成されたダミートランジスタを電源間容量素子200として機能させるために、ゲート電極202及びP型不純物層204aにも接続しており、容量素子用配線48は、ダミー領域32に形成されたダミートランジスタを電源間容量素子201として機能させるために、ゲート電極202及びN型不純物層204bにも接続している。
容量素子用配線42,44,46,48は、例えば以下のようにして、論理回路を形成するための配線パターンと同時に形成される。予めゲート電極102上、P型不純物層104a上及びN型不純物層104b上を含む全面上には、第1の実施形態における層間絶縁膜3に相当する絶縁膜(図示せず)が形成されている。まずこの絶縁膜上にレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとして絶縁膜をエッチングすることにより、コアトランジスタ100,110のゲート電極102上、P型不純物層104a上及びN型不純物層104bそれぞれに位置する接続孔を形成すると同時に、電源間容量素子200,201のゲート電極202上、P型不純物層204a上及びN型不純物層204b上それぞれに位置する接続孔を形成する。
次いでこれら接続孔の中及び絶縁膜上に、Al合金膜を例えばスパッタリング法により形成する。次いでこのAl合金膜上にレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとしてAl合金膜をエッチングする。これにより、コアトランジスタ100のゲート電極102に接続する配線(図示せず)、P型不純物層104aに接続する配線(図示せず)、コアトランジスタ110のゲート電極102に接続する配線(図示せず)、及びN型不純物層104bに接続する配線(図示せず)を形成すると同時に、容量素子用配線42,44,46,48を形成することができる。
上記の本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また論理回路として使用していないコアトランジスタ100,110を電源間容量素子200,201として使用しているため、電源間容量素子を配置するためのスペースを新たに設けなくてもさらに電源間容量を増やすことができる。従ってコアトランジスタ100から外部に反射されるノイズをさらに減らすことができる。
図17は、第9の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図であり、第8の実施形態における図16に相当する図である。本実施形態において第3、第4又は第8の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態は、第8の実施形態とは異なり、論理構成上不要であるコアトランジスタ100,110を電源間容量素子210,211として機能させている。詳細には、コアトランジスタ100のゲート電極102を容量素子用配線72によってグラウンド配線14に接続し、2つのP型不純物層104aを容量素子用配線74によって電源配線12に接続している。またコアトランジスタ110のゲート電極102を、容量素子用配線76によって電源配線12に接続し、2つのN型不純物層104bを容量素子用配線78によってグラウンド配線14に接続している。
なお容量素子用配線72,74は、ダミー領域32に形成されたダミートランジスタを電源間容量素子210として機能させるべく、それぞれゲート電極202,P型不純物層204aにも接続している。また容量素子用配線76,78も、ダミー領域32に形成されたダミートランジスタを電源間容量素子211として機能させるべく、それぞれゲート電極202,N型不純物層204bにも接続している。
本実施形態においても第8の実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。
第1の実施形態にかかる半導体装置の平面図 図1において破線Aで囲んだ領域を拡大した平面図 (a)は図2のA−A断面を示す断面図、(b)は図2のB−B断面を示す断面図 第1の実施形態にかかる電源間容量素子の等価回路図 第2の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図 第2の実施形態にかかる電源間容量素子の等価回路図 第3の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図 (a)は図7のA−A断面を示す断面図、(b)は図7のB−B断面を示す断面図 第3の実施形態にかかる電源間容量素子の等価回路図 第4の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図 第4の実施形態にかかる電源間容量素子の等価回路図 第5の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図 第6の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図 第7の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図 図14のA−A断面を示す断面図 第8の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図 第9の実施形態にかかる半導体装置の平面拡大図 従来の半導体装置の平面図
符号の説明
1…シリコン基板、2…素子分離膜、3…層間絶縁膜、3a,3b,3c…接続孔、10,310…I/Oセル、12…電源配線、14…グラウンド配線、20,320…配線パッド、30,330…内部領域、32…ダミー領域、34a…N型ウェル、34b…P型ウェル、42,44,46,48,52,54,56,58,62,64,66,68,72,74,76,78…容量素子用配線、100,110,120,130…コアトランジスタ、102,121,131,202,232,242…ゲート電極、104a,122,123,204a,234…P型不純物層、104b,132,133,204b,244…N型不純物層、200,201,210,211,230,240…電源間容量素子

Claims (16)

  1. チップ内部に配置され、トランジスタとして使用しないダミートランジスタを含む複数のコアトランジスタと、
    前記複数のコアトランジスタを囲むように配置された複数のI/Oセルと、
    前記複数のコアトランジスタに電圧を供給する電源配線及びグラウンド配線と、
    前記ダミートランジスタの少なくとも一つを、前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線と
    を具備し、
    前記ダミートランジスタは前記複数のI/Oセルの隣に配置されている半導体装置。
  2. 前記ダミートランジスタは、前記複数のコアトランジスタの周縁部全周にわたって配置されており、
    前記容量素子用配線は、前記複数のダミートランジスタそれぞれを前記電源間容量素子として機能させる請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ダミートランジスタはPチャンネルMOSトランジスタであり、
    前記容量素子用配線は、ゲート電極、ソース領域及びドレイン領域それぞれを前記グラウンド配線に接続し、かつウェルを前記電源配線に接続している請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記ダミートランジスタはNチャンネルMOSトランジスタであり、
    前記容量素子用配線は、ゲート電極、ソース領域及びドレイン領域それぞれを前記電源配線に接続し、かつウェルを前記グラウンド配線に接続している請求項1又は2に記載の半導体装置。
  5. 前記ダミートランジスタはPチャンネルMOSトランジスタであり、
    前記容量素子用配線は、ゲート電極を前記グラウンド配線に接続し、かつソース領域及びドレイン領域を前記電源配線に接続している請求項1又は2に記載の半導体装置。
  6. 前記ダミートランジスタはNチャンネルMOSトランジスタであり、
    前記容量素子用配線は、ゲート電極を前記電源配線に接続し、かつソース領域及びドレイン領域を前記グラウンド配線に接続している請求項1又は2に記載の半導体装置。
  7. 前記ダミートランジスタは、隣接する少なくとも2つのゲート電極及び2つのゲート絶縁膜それぞれが互いに繋がっており、他の前記コアトランジスタよりゲート電極及びゲート絶縁膜の面積が広い請求項5又は6に記載の半導体装置。
  8. チップ内部に配置され、トランジスタとして使用しないダミーCMOSトランジスタを含む複数のコアCMOSトランジスタと、
    前記複数のコアCMOSトランジスタを囲むように配置された複数のI/Oセルと、
    前記複数のコアCMOSトランジスタに電圧を供給する電源配線及びグラウンド配線と、
    前記ダミーCMOSトランジスタの少なくとも一つを、前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線と
    を具備し、
    前記ダミーCMOSトランジスタは前記複数のI/Oセルの隣に配置されている半導体装置。
  9. 前記ダミーCMOSトランジスタはN型ウェルに形成されたPチャンネルMOSトランジスタ及びP型ウェルに形成されたNチャンネルMOSトランジスタからなり、
    前記容量素子用配線は、前記PチャンネルMOSトランジスタのゲート電極、ソース領域及びドレイン領域それぞれを前記グラウンド配線に接続するとともに前記N型ウェルを前記電源配線に接続し、前記NチャンネルMOSトランジスタのゲート電極、ソース領域及びドレイン領域それぞれを前記電源配線に接続するとともに前記P型ウェルを前記グラウンド配線に接続している請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記ダミーCMOSトランジスタはN型ウェルに形成されたPチャンネルMOSトランジスタ及びP型ウェルに形成されたNチャンネルMOSトランジスタからなり、
    前記容量素子用配線は、前記PチャンネルMOSトランジスタのゲート電極を前記グラウンド配線に接続するとともにソース領域及びドレイン領域を前記電源配線に接続し、前記NチャンネルMOSトランジスタのゲート電極を前記電源配線に接続するとともにソース領域及びドレイン領域を前記グラウンド配線に接続している請求項8に記載の半導体装置。
  11. チップ内に配置された複数のコアトランジスタと、
    前記複数のコアトランジスタに電圧を供給する電圧電源配線及びグラウンド配線と、
    前記複数のコアトランジスタの一部を用いて構成された論理回路と、
    前記論理回路として使用されなかった前記コアトランジスタを、前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線と
    を具備する半導体装置。
  12. チップ内部に配置され、トランジスタとして使用しないダミートランジスタを含む複数のコアトランジスタと、
    前記複数のコアトランジスタを囲むように配置された複数のI/Oセルと、
    前記複数のコアトランジスタに電圧を供給する電源配線及びグラウンド配線と、
    前記複数のコアトランジスタの一部を用いて構成された論理回路と、
    前記ダミートランジスタの少なくとも一つ、及び前記論理回路として使用されなかった前記コアトランジスタを、それぞれ前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線と
    を具備する半導体装置。
  13. トランジスタとして使用しないダミートランジスタを含む複数のコアトランジスタ、及び該複数のコアトランジスタの周囲に位置するI/Oセルを形成する工程と、
    前記ダミートランジスタの少なくとも一つを、前記コアトランジスタの電源配線とグラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する工程と
    を具備し、
    前記ダミートランジスタは前記I/Oセルの隣に位置する半導体装置の製造方法。
  14. トランジスタとして使用しないダミーCMOSトランジスタを含む複数のコアCMOSトランジスタ、及び該複数のコアCMOSトランジスタの周囲に位置するI/Oセルを形成する工程と、
    前記ダミーCMOSトランジスタの少なくとも一つを、前記コアCMOSトランジスタの電源配線とグラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する工程と
    を具備し、
    前記ダミーCMOSトランジスタは前記I/Oセルの隣に位置する半導体装置の製造方法。
  15. 複数のコアトランジスタを形成する工程と、
    前記複数のコアトランジスタの一部を論理回路として機能させるための配線を形成し、かつ前記論理回路として機能していないコアトランジスタを、前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線を形成する工程と
    を具備する半導体装置の製造方法。
  16. トランジスタとして使用しないダミートランジスタを含む複数のコアトランジスタを形成する工程と、
    前記複数のコアトランジスタの一部を論理回路として機能させるための配線を形成し、かつ、前記ダミートランジスタの少なくとも一つ、及び前記論理回路として機能していないコアトランジスタを、それぞれ前記電源配線と前記グラウンド配線との間に設けられた電源間容量素子として機能させるように前記電源配線及び前記グラウンド配線に接続する容量素子用配線を形成する工程と
    を具備する半導体装置の製造方法。
JP2003413401A 2003-12-11 2003-12-11 半導体装置およびその製造方法 Withdrawn JP2005175214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003413401A JP2005175214A (ja) 2003-12-11 2003-12-11 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003413401A JP2005175214A (ja) 2003-12-11 2003-12-11 半導体装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005175214A true JP2005175214A (ja) 2005-06-30

Family

ID=34733547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003413401A Withdrawn JP2005175214A (ja) 2003-12-11 2003-12-11 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005175214A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007250705A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置及びダミーパターンの配置方法
JP2008235350A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路
CN102610611A (zh) * 2011-01-20 2012-07-25 瑞萨电子株式会社 半导体器件及其制造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007250705A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置及びダミーパターンの配置方法
JP2008235350A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路
CN102610611A (zh) * 2011-01-20 2012-07-25 瑞萨电子株式会社 半导体器件及其制造方法
JP2012151344A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Renesas Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
CN102610611B (zh) * 2011-01-20 2017-03-01 瑞萨电子株式会社 半导体器件及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7232705B2 (en) Integrated circuit bond pad structures and methods of making
KR101334509B1 (ko) 능동 영역과 중첩되는 폴리 컷 개구부의 레이아웃
JP2007299860A (ja) 半導体装置
TWI441314B (zh) Semiconductor device
JP2003264231A (ja) レイアウト設計方法および半導体装置
US6656814B2 (en) Methods of fabricating integrated circuit devices including distributed and isolated dummy conductive regions
JP2001085625A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
US6534864B1 (en) Semiconductor memory device and method of fabricating the same
KR100957069B1 (ko) 반도체 장치
JP2011060942A (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法、及び半導体装置のレイアウト方法
JPH11150265A (ja) 半導体装置
KR100810487B1 (ko) 반도체 집적회로의 전원선 레이아웃 방법 및 그 방법을이용하여 제작된 반도체 집적 회로
US7239005B2 (en) Semiconductor device with bypass capacitor
JPH11135779A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2002176112A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP2005175214A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2008085117A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4947964B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US6861705B2 (en) Driver circuits and methods for manufacturing driver circuits
KR100649067B1 (ko) Mis 커패시터 및 mis 커패시터 제조 방법
JP5141069B2 (ja) 半導体装置
WO2000035004A1 (en) Integrated circuit
JP2000349259A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2003007849A (ja) 2入力norゲート及びその製造方法
KR0147776B1 (ko) 씨모드 인버터의 결선방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060929

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070403

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20091027

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091029

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20091224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761