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JP2005155977A - 空気調和機、加湿空気配送路部材および接続ユニット - Google Patents

空気調和機、加湿空気配送路部材および接続ユニット Download PDF

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JP2005155977A
JP2005155977A JP2003393032A JP2003393032A JP2005155977A JP 2005155977 A JP2005155977 A JP 2005155977A JP 2003393032 A JP2003393032 A JP 2003393032A JP 2003393032 A JP2003393032 A JP 2003393032A JP 2005155977 A JP2005155977 A JP 2005155977A
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humidification
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Shigeji Taira
繁治 平良
Yoshio Okamoto
誉士夫 岡本
Taro Kuroda
太郎 黒田
Satoki Nakada
悟基 仲田
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

【課題】 本発明の課題は、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができる空気調和機1を提供することにある。
【解決手段】 空気調和機1は、屋外加湿ユニット4、屋内吹出ユニット2および加湿空気配送路71,72,73を備える。屋外加湿ユニット4は、屋外に設けられる。また、この屋外加湿ユニット4は、空気を加湿する。屋内吹出ユニット2は、屋内に設けられる。また、この屋内吹出ユニット2は、屋外加湿ユニット4において加湿された空気を屋内に吹き出す。加湿空気配送路71,72,73は、屋外加湿ユニット4で加湿された加湿空気を屋内吹出ユニット2に配送するために設けられる。また、この加湿空気配送路71,72,73は、少なくとも一部に透明部を有し、内部に第1光触媒を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気中に浮遊するウィルスや菌などを除去する空気調和機に関する。また、本発明は、その空気調和機に利用される加湿空気配送路部材および接続ユニットにも関する。
近年、SARSやインフルエンザなど、人にとって非常に有害なウィルスが大流行するなどしたため、屋外の空気を屋内に導入する場合などには、その屋外の空気を浄化することが要求されている。例えば、このような空気の浄化技術の一例として、外気導入管の内壁に光触媒を塗布し、その光触媒に、屋外に設置される集光部から配管を介して外部の光を供給するという空気調和機が挙げられる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−220860号公報
しかし、実際のところ、光触媒が触媒反応を起こすためには、光だけでなく水分も必要となる。したがって、上記のような空気調和機は、乾燥しやすい時期には又は乾燥しやすい地域では、ウィルスや菌などを除去することは非常に困難である。
本発明の課題は、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができる空気調和機を提供することにある。
請求項1に記載の空気調和機は、屋外加湿ユニット、屋内吹出ユニットおよび加湿空気配送路を備える。屋外加湿ユニットは、屋外に設けられる。また、この屋外加湿ユニットは、空気を加湿する。屋内吹出ユニットは、屋内に設けられる。また、この屋内吹出ユニットは、屋外加湿ユニットにおいて加湿された空気を屋内に吹き出す。加湿空気配送路は、屋外加湿ユニットで加湿された加湿空気を屋内吹出ユニットに配送するために設けられる。また、この加湿空気配送路は、少なくとも一部に透明部を有し、内部に第1光触媒を有する。なお、この加湿空気配送路は、ダクトやホースなどである。
ここでは、屋外加湿ユニットが、空気を加湿する。また、加湿空気配送路は、少なくとも一部に透明部を有し、さらにその内部に第1光触媒を有する。このため、透明部を屋外に配置し、透明部周辺の加湿空気配送路の内部に第1光触媒を設けておけば、第1光触媒には、光と水分の両方が供給される。このため、第1光触媒は、その空気中に浮遊するウィルスや菌を容易に除去することができる。したがって、この空気調和機では、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができる。
請求項2に記載の空気調和機は、請求項1に記載の空気調和機であって、加湿空気配送路は、第1送風路、第2送風路および連結路を有する。第1送風路は、屋内吹出ユニットから屋外に突出する。第2送風路は、屋外加湿ユニットに接続される。連結路は、第1送風路と第2送風路とを結ぶ。また、この連結路は、少なくとも一部に透明部を有する。
ここでは、屋外加湿ユニットが、空気を加湿する。また、連結路は、少なくとも一部に透明部を有する。このため、この加湿空気配送路では、連結路の透明部からも採光することができる。したがって、この加湿空気配送路では、屋外加湿ユニットにより加湿された空気と、光とが光触媒に供給される。その結果、光触媒は、その空気中に浮遊するウィルスや菌を容易に除去することができる。よって、この空気調和機では、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができる。
請求項3に記載の空気調和機は、請求項2に記載の空気調和機であって、連結路は、内部に第2光触媒を有する。
ここでは、連結路が、内部に第2光触媒を有する。このため、既設の加湿ホースにも容易に透明部を設けることができる。
請求項4に記載の空気調和機は、請求項2または3に記載の空気調和機であって、第1送風路は、第2送風路と交差している。また、連結路は、湾曲している。
ここでは、第1送風路が、第2送風路と交差している。また、連結路が、湾曲している。このため、連結路は、第1送風路と第2送風路とを無理なく連結することができる。また、通常、湾曲している送風路では、風が衝突し塵埃などと共に菌が付着しやすい。このため、この空気調和機では、ウィルスや菌を効率よく捕集することができる。
請求項5に記載の空気調和機は、請求項2から4のいずれかに記載の空気調和機であって、第1送風路および第2送風路の少なくとも一方は、内部に第3光触媒を有する。
ここでは、第1送風路および第2送風路の少なくとも一方が、内部に第3光触媒を有する。このため、この空気調和機では、透明部から供給される光が第1送風路や第2送風路に漏れる場合には、ウィルスや菌の除去をさらに効率よく行うことができる。
請求項6に記載の空気調和機は、請求項1から5のいずれかに記載の空気調和機であって、透明部は、屋外の光を回折する回折部を有する。回折部は、屋外の光を回折する。
ここでは、透明部が、回折部を有する。このため、透明部が連結路の一部にしか設けられない場合であっても、連結路の内部に、広範囲に光を供給することができる。したがって、連結路の内部に光触媒を広範囲に塗布することができる。その結果、この空気調和機では、透明部が連結路の一部にしか設けられない場合であっても、ウィルスや菌の除去を効率よく行うことができる。
請求項7に記載の空気調和機は、請求項1から6のいずれかに記載の空気調和機であって、第1光触媒は、吸着部を含む。吸着部は、空気に含まれるウィルスまたは菌を吸着する。なお、この吸着部には、アパタイト、活性炭またはゼオライトなどが含まれる。
ここでは、第1光触媒が、吸着部を含む。このため、この空気調和機では、ウィルスや菌の除去をさらに効率よく行うことができる。
請求項8に記載の空気調和機は、請求項1から7のいずれかに記載の空気調和機であって、第1光触媒は、光触媒アパタイトである。
従来の光触媒は、ウィルスや菌などに対する吸着性能に乏しかったため、ゼオライトやアパタイトなどの吸着剤と混合されて使用されることが多かった。しかし、このように光触媒と吸着剤とを混合しても、ミクロ的に見れば、光触媒近傍に吸着されたウィルスや菌に対して効果があるのみで、吸着剤に吸着されているがその近傍に光触媒がない場合には、そのウィルスや菌が除去されずに吸着剤に残存したままとなる。このような状態が長期間継続すると悪臭の発生や空気の汚染などが起こることが懸念される。しかし、この光触媒アパタイトは、吸着サイトそのものが光触媒機能を有するので、吸着されたウィルスや菌をほぼ完全に除去することができる。また、アパタイトのウィルスや菌に対する吸着能は、ゼオライトや活性炭などの吸着能よりも優れている。このため、この空気調和機では、ウィルスや菌の除去をさらに効率よく行うことができる。
請求項9に記載の加湿空気配送路部材は、屋外加湿ユニットと、屋内吹出ユニットとを有する空気調和機において、屋外加湿ユニットで加湿された加湿空気を屋内吹出ユニットに配送するための加湿空気配送路部材であって、透明部および光触媒を備える。なお、屋外加湿ユニットは、屋外に設けられ、空気を加湿する。屋内吹出ユニットは、屋内に設けられ、屋外加湿ユニットにおいて加湿された空気を屋内に吹き出す。
ここでは、加湿空気配送路部材が、透明部および光触媒を有する。このため、この加湿空気配送路部材が加湿機能を有する空気調和機に用いられると、屋外加湿ユニットにより加湿された空気が連結ユニットに達するので、光触媒に光と水分の両方が供給される。このため、光触媒は、その空気中に浮遊するウィルスや菌を容易に除去することができる。したがって、このような加湿空気配送路部材が用いられる加湿機能付き空気調和機では、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができる。
請求項10に記載の接続ユニットは、屋外加湿ユニットと、屋内吹出ユニットと、第1送風路と、第2送風路とを有する空気調和機において、第1送風路と第2送風路とを連結する連結ユニットであって、透明部および光触媒を備える。なお、屋外加湿ユニットは、屋外に設けられ、空気を加湿する。屋内吹出ユニットは、屋内に設けられ、屋外加湿ユニットにおいて加湿された空気を屋内に吹き出す。第1送風路は、屋内吹出ユニットから屋外に突出する。第2送風路は、屋外加湿ユニットに接続される。
ここでは、連結ユニットが、透明部および光触媒を有する。このため、この連結ユニットが加湿機能を有する空気調和機に用いられると、屋外加湿ユニットにより加湿された空気が連結ユニットに達するので、光触媒に光と水分の両方が供給される。このため、光触媒は、その空気中に浮遊するウィルスや菌を容易に除去することができる。したがって、このような連結ユニットが用いられる加湿機能付き空気調和機では、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができる。
請求項1に係る空気調和機では、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができる。
請求項2に係る空気調和機では、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができる。
請求項3に係る空気調和機では、既設の加湿ホースにも容易に透明部を設けることができる。
請求項4に係る空気調和機では、ウィルスや菌を効率よく捕集することができる。
請求項5に係る空気調和機では、透明部から供給される光が第1送風路や第2送風路に漏れる場合には、ウィルスや菌の除去をさらに効率よく行うことができる。
請求項6に係る空気調和機では、透明部が連結路の一部にしか設けられない場合であっても、ウィルスや菌の除去を効率よく行うことができる。
請求項7に係る空気調和機では、ウィルスや菌の除去をさらに効率よく行うことができる。
請求項8に係る空気調和機では、ウィルスや菌の除去をさらに効率よく行うことができる。
請求項9に係る加湿空気配送路部材が用いられる加湿機能付き空気調和機では、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができる。
請求項10に記載の接続ユニットが用いられる加湿機能付き空気調和機では、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができる。
本発明の実施の形態では、空気調和機について説明する。
<空気調和機の構成>
本発明の一実施形態に係る空気調和機1の外観を図1に示す。
この空気調和機1は、室内の壁面などに取り付けられる室内機2と、室外に設置される室外機3とに分かれて構成されている。室外機3は、室外熱交換器やプロペラファンなどを収納する室外空調ユニット5と加湿給排気ユニット4とを備えている。室内機2内には室内熱交換器が収納され、室外機3内には室外熱交換器が収納されている。そして、各熱交換器およびこれらの熱交換器を接続する冷媒配管31,32(図2参照)が、冷媒回路を構成している。また、室外機3と室内機2との間には、加湿給排気ユニット4からの室外空気や加湿空気等を室内機2側に供給するときや室内の空気を室外に排気するときに用いられる給排気管6が設けられている。
<冷媒回路の構成>
図2は、空気調和機1で用いられる冷媒回路の系統図に空気の流れの概略を付加したものである。
室内機2には、室内熱交換器11が設けられている。この室内熱交換器11は、長さ方向両端で複数回折り返されてなる伝熱管と、伝熱管が挿通される複数のフィンとからなり、接触する空気との間で熱交換を行う。
また、室内機2内には、クロスフローファン12と、クロスフローファン12を回転駆動する室内ファンモータ13とが設けられている。クロスフローファン12は、円筒形状に構成され、周面には多数の羽根が設けられており、回転軸と交わる方向に空気流を生成する。このクロスフローファン12は、室内空気を室内機2内に吸い込ませるとともに、室内熱交換器11との間で熱交換を行った後の空気を室内に吹き出させる。
室外空調ユニット5には、圧縮機21と、圧縮機21の吐出側に接続される四路切換弁22と、圧縮機21の吸入側に接続されるアキュムレータ23と、四路切換弁22に接続された室外熱交換器24と、室外熱交換器24に接続された電動弁25とが設けられている。電動弁25は、フィルタ26および液閉鎖弁27を介して冷媒配管32に接続されており、この冷媒配管32を介して室内熱交換器11の一端と接続される。また、四路切換弁22は、ガス閉鎖弁28を介して冷媒配管31に接続されており、この冷媒配管31を介して室内熱交換器11の他端と接続されている。これらの冷媒配管31,32は、上述した給排気管6とともに集合連絡管を形成する。
また、室外空調ユニット5内には、室外熱交換器24での熱交換後の空気を外部に排出するためのプロペラファン29が設けられている。このプロペラファン29は、室外ファンモータ30によって回転駆動される。
<給排気管の構成>
給排気管6は、図1に示すように、主に、第1配管71、エルボ配管73および第2配管72から構成される。第1配管71は、外壁90に埋め込まれおり、室内機2と配管接続されている。また、第2配管72は、外壁90に対してほぼ平行に配置されており、室外機3と配管接続されている。ここでは、第1配管71が第2配管72とほぼ直交することから、第1配管71と第2配管とは、エルボ配管73により連結される。
[第1配管および第2配管]
第1配管71および第2配管72は、黒色または灰色の樹脂配管である。また、第1配管71および第2配管72の内壁は、鏡面コーティングされている。第1配管71の内壁および第2配管の内壁の上部には、図示しない光触媒アパタイト層が担持されている。なお、この第1配管71および第2配管72の内部に光を反射するミラーをさらに設けてもよい。
[エルボ配管]
エルボ配管73は、無色透明である。また、このエルボ配管73の内壁には、光触媒アパタイト層が担持されている。さらに、このエルボ配管73の外壁の中央付近には、太陽光を回折するための回折部(図示せず)が設けられている。
<室外機の構成>
室外機3は、図1に示すように下部の室外空調ユニット5および上部の加湿給排気ユニット4が一体となって構成されている。
まず、図3に基づいて室外空調ユニット5の構成について説明する。
[室外空調ユニットに係る構成]
室外空調ユニット5は、前面パネル51、側板52,53、保護金網(図示せず)、金属製の底板54等のケーシング部材や内部に収容される冷媒回路構成部品等により構成されている。
前面パネル51は、室外空調ユニット5の前面を覆う樹脂製の部材であり、室外熱交換器24に対して室外熱交換器24を通った空気の下流側に配置されている。前面パネル51には、複数のスリット状の開口からなる室外空調ユニット吹出口51aが設けられており、室外熱交換器24を通った空気は、室外空調ユニット5の内部からこの室外空調ユニット吹出口51aを通って室外機3の外部へと吹き出す。また、前面パネル51の後方には、ファン吹出口部材56と仕切板57とが取り付けられる。
側板52,53には右側板52および左側板53があり、これらは室外空調ユニット5の側方を覆う金属製の部材である。ここでは、室外機3の正面視において右側に右側板52、左側に左側板53が設けられている。なお、各側板52,53は、室外熱交換器24を通って室外空調ユニット吹出口51aから吹き出す空気の吹き出し方向に対して概ね平行に設けられている。また、右側板52には、液閉鎖弁27およびガス閉鎖弁28(図2参照)を保護するための閉鎖弁カバー55が取り付けられる。
冷媒回路構成部品には、室外熱交換器24、圧縮機21、アキュムレータ23、四路切換弁22、電動弁25等(図2参照)がある。
室外熱交換器24は、平面視において略L字形状を有し、室外空調ユニット5の背面を覆う保護金網の前方に配置される。
室外熱交換器24の前方であって、仕切板57と左側板53との間の通気スペースには、室外ファンモータ30とプロペラファン29とが設けられている。室外ファンモータ30は、プロペラファン29を回転させる。プロペラファン29は、室外空調ユニット5内に取り入れた空気を室外熱交換器24と接触させ室外空調ユニット吹出口51aから前面パネル51の前方に排気させる。
圧縮機21、アキュムレータ23、四路切換弁22、電動弁25などの他の冷媒回路構成部品は、仕切板57と右側板52との間の機械室に配置されている。
また、室外空調ユニット5の上部には、電装品ユニット58が取り付けられる。この電装品ユニット58は、電装品箱と各部を制御するための回路部品を搭載したプリント基板とにより構成されている。電装品ユニット58の上方には防炎板59が取り付けられる。
[加湿給排気ユニットに係る構成]
次に加湿給排気ユニット4の構成について、主として図3に基づいて説明する。
(加湿給排気ユニットケーシング)
加湿給排気ユニット4は、加湿給排気ユニットケーシング40を有している。加湿給排気ユニットケーシング40は、加湿給排気ユニット4の前方、後方および両側方を覆っており、室外空調ユニット5の上部に接するように配置される。
加湿給排気ユニットケーシング40の前面には、複数のスリット状の開口からなる吸着用空気吹出口40aが設けられており、空気がこの吸着用空気吹出口40aを通って室外機3の外部へと吹き出す。
また、加湿給排気ユニットケーシング40の背面には、吸着用空気吸込口40bおよび給排気口40cが左右方向に並んで設けられている。吸着用空気吸込口40bは、吸加湿ロータ41に水分を吸着させるために室外から取り込まれる空気が通る開口である。給排気口40cは、室内機2へと送られるために取り込まれる空気が通る、または、室内機2から取り込まれて室外へと排気される空気が通る開口である。
なお、この給排気口40cの手前には、光触媒フィルタ80が配置される(図1および図2参照)。この光触媒フィルタ80は、繊維より構成されており、その繊維に光触媒アパタイトが担持されている。
また、加湿給排気ユニットケーシング40の上部は、天板66により覆われている。
加湿給排気ユニットケーシング40内は、右側が吸加湿ロータ41等を収容する空間、左側が吸着用ファン46等を収容する吸着用ファン収納空間SP1となっている。この加湿給排気ユニットケーシング40内には、吸加湿ロータ41、ヒータ組立体42、ラジアルファン組立体43、切換ダンパ44、吸着側ダクト45、吸着用ファン46などが配置されている。
(吸加湿ロータ)
吸加湿ロータ41は、概ね円板形状を有するハニカム構造のセラミックロータであり、空気が容易に通過できる構造となっている。吸加湿ロータ41は、平面視において円形を有するロータであり、水平面で切った断面において細かいハニカム(蜂の巣)状になっている。そして、これらの断面が多角形である吸加湿ロータ41の多数の筒部分を、空気が通過する。
吸加湿ロータ41の主たる部分は、ゼオライト、シリカゲル、あるいはアルミナといった吸着剤から焼成されている。このゼオライト等の吸着剤は、接触する空気中の水分を吸着し、加熱されることによって吸着して含有する水分を離脱する性質を有している。
この吸加湿ロータ41は、加湿給排気ユニットケーシング40側に設けられた支持軸40dに、図示しないロータガイドを介して回動可能に支持される。吸加湿ロータ41の周面には、ギヤが形成されており、ロータ駆動モータ47の駆動軸に取り付けられるロータ駆動ギヤ48と歯合している。
(ヒータ組立体)
ヒータ組立体42は、ヒータカバー42aと、その内部に収容されたヒータ本体(図示せず)とにより構成されており、室外から取り込まれて吸加湿ロータ41へ送られる空気を加熱する。また、ヒータ組立体42は、吸加湿ロータ41の上面の略半分(右側の半分)を覆うように配置されている。ヒータ組立体42の下面には、空気を吸入するための吸入口と、ヒータ組立体42で加熱された空気を吸加湿ロータ41側へ排出するための排出口とが形成されている。このヒータ組立体42は、ヒータ支持板49を介して吸加湿ロータ41の上方に取り付けられる。
(ラジアルファン組立体)
ラジアルファン組立体43は、吸加湿ロータ41の側方に配置されており、ラジアルファン(図示せず)と、ラジアルファンを回転させるラジアルファンモータ(図示せず)とを有する。また、ラジアルファン組立体43は、上蓋(図示せず)を切換ダンパ44と共有しており、上蓋は、ラジアルファン組立体43の底面を閉じている。上蓋には、空気吹出し口と空気取入れ口とが設けられている。空気吹出し口は、ラジアルファン組立体43から切換ダンパ44内へと送られる空気が通る開口である。空気取入れ口は、切換ダンパ44内からラジアルファン組立体43へと送られる空気が通る開口である。ラジアルファン組立体43は、給排気口40cから吸加湿ロータ41および切換ダンパ44を経て室内へと到る空気の流れを生成して、室外から取り入れた空気を室内機2へと送る。また、ラジアルファン組立体43は、室内機2から取り入れた空気を室外へと排出することもできる。ラジアルファン組立体43は、切換ダンパ44が切り換わることにより、これらの動作を切り換える。
ラジアルファン組立体43は、室外から取り入れた空気を室内機2へと送る場合には、吸加湿ロータ41を通過して吸加湿ロータ41の右側の略半分の部分のうち手前側の部分から降りてきた空気を、切換ダンパ44を経て給排気ダクト61へと送り出す。給排気ダクト61は、給排気管6(図1参照)に接続されており、ラジアルファン組立体43は、給排気ダクト61と給排気管6とを介して空気を室内機2へと供給する。
ラジアルファン組立体43は、室内機2から取り入れた室内の空気を室外へと排出する場合には、給排気ダクト61から送られてきた空気を加湿給排気ユニットケーシング40の背面に設けられた給排気口40cから室外へと排出する。
(切換ダンパ)
切換ダンパ44は、ラジアルファン組立体43の下方に配置される回転式の空気流路切換手段であり、第1状態、第2状態及び第3状態に切り替わる。
第1状態においては、ラジアルファン組立体43から吹き出された空気は、給排気ダクト61を経て給排気管6を通って室内機2へと供給されるようになる。これにより、第1状態では、図1の白抜き矢印および図2の実線矢印A1で示す矢印の向きに空気が流れ、加湿空気あるいは室外空気が給排気管6を通って室内機2へと供給されるようになる。
第2状態では、図1の白抜き矢印および図2の破線矢印A2で示す矢印の向きに空気が流れ、室内機2から給排気管6及び給排気ダクト61を通ってきた空気が、ラジアルファン組立体43から給排気口40cを経て室外へと排気される。
第3状態では、切換ダンパ44と給排気ダクト61とを繋ぐ経路が閉じられ、室外機3と室内機2との間の空気の流れが遮断される。
(吸着側ダクトおよび吸着用ファン)
吸着側ダクト45は、吸加湿ロータ41の上面のうちヒータ組立体42が位置しない部分(左側の略半分の部分)を覆っている。この吸着側ダクト45は、後述する吸着側ベルマウス63とともに、吸加湿ロータ41の左半分の部分の上面から以下に説明する吸着用ファン収納空間SP1の上部へと通じる空気流路を形成する。
吸着用ファン収納空間SP1に収容される吸着用ファン46は、吸着用ファンモータ65によって回転する遠心ファンであり、上部に配置される吸着側ベルマウス63の開口部63aから空気を吸込むことで、吸着用空気吸込口40bから吸加湿ロータ41を介して、開口部63aへ流れる気流を生成する。そして、吸着用ファン46は、吸加湿ロータ41を通る際に水分を吸着された乾燥空気を吸着用空気吹出口40aから加湿給排気ユニットケーシング40の前方へ向けて排気する。吸着側ベルマウス63は、吸着用ファン収納空間SP1の上部に設けられており、吸着側ダクト45によって形成される空気流路を通ってくる空気を吸着用ファン46へと導く役割を果たす。
<加湿給排気ユニットの動作および制御内容>
本実施形態にかかる空気調和機1における空気の流れを説明するために、以下、加湿給排気ユニット4の動作を説明する。また、ここでは、加湿運転等の制御内容に関する制御を説明する。
[加湿給排気ユニットの動作]
本実施形態にかかる空気調和機において加湿運転を行うときには、上記の切換ダンパ44は第1状態に切り換えられる。以下、加湿運転や給気運転を行う際の加湿給排気ユニット4の動作について図2及び図3に基づいて説明する。
加湿給排気ユニット4は、吸着用ファン46を回転駆動することによって、室外からの空気を吸着用空気吸込口40bから加湿給排気ユニットケーシング40内に取り入れる。加湿給排気ユニットケーシング40内に入ってきた空気は、吸加湿ロータ41の左側の略半分の部分を通過して、吸着側ダクト45および吸着側ベルマウス63により形成される空気流路および吸着用ファン46を介して、吸着ファン収納空間SP1から吸着用空気吹出口40aを通って室外機3の前方へと排出される(図2の矢印A4及び図3参照)。加湿給排気ユニットケーシング40内に室外から取り入れられた空気が吸加湿ロータ41の左側の略半分の部分を通過する際に、吸加湿ロータ41は、空気中に含まれている水分を吸着する。
この吸着工程で水分を吸着した吸加湿ロータ41の左側の略半分の部分は、吸加湿ロータ41が回転することによって、吸加湿ロータ41の右側の略半分の部分となる。すなわち、吸着された水分は、吸加湿ロータ41の回転に伴い、ヒータ組立体42の下方に位置する吸加湿ロータ41の部分に移動してくる。そして、ここに移動してきた水分は、ヒータ組立体42からの熱により、ラジアルファン組立体43によって生成される空気流中に離脱していく。
ラジアルファン組立体43を駆動すると、給排気口40cから加湿給排気ユニットケーシング40内に室外の空気が取り込まれ、その空気が吸加湿ロータ41の右側の略半分の部分のうち奥の部分の下方から上方に向けて通過し、ヒータ組立体42の下面の吸入口からヒータ組立体42内に導入される。そして、ヒータ組立体42内に入った空気は、ヒータ組立体42の下面の排出口から排出され、吸加湿ロータ41の右側の略半分の部分のうち手前の部分を上方から下方に通過し、切換ダンパ44のケーシング側部開口71cから切換ダンパ44の内部を通ってラジアルファン組立体43へと至る(図1の白抜き矢印および図2の矢印A5及び図3参照)。このような空気流は、ラジアルファン組立体43が生成するものである。ラジアルファン組立体43は、上記のように吸加湿ロータ41および切換ダンパ44を通り抜けてきた空気を、切換ダンパ44、給排気ダクト61及び給排気管6を介して室内機2へと送る。この室内機2へと送られる空気は、吸加湿ロータ41に吸着されていた水分を含むようになっている。
このようにして加湿給排気ユニット4から室内機2に供給された空気は、室内熱交換器11を経て室内に吹き出される。なお、この空気調和機1は、吸着用ファンモータ65やヒータ組立体42を作動させないことにより、加湿を行わずに室外の空気を取り入れて室内機2へと送る給気換気のみを行うこともできる。
[制御部による加湿給排気ユニットの制御]
次に、制御部100による加湿給排気ユニット4の制御について説明する。制御内容としては、上述した加湿運転時の制御や給気運転、排気運転及び解凍運転に関する制御がある。
(加湿運転)
制御部は、リモコンからの加湿指令を受けた場合やリモコンからの加湿自動運転指令に応じて加湿運転の必要があると判断した場合に、加湿運転を行う。この加湿運転は、暖房運転とともに行われることも多い。加湿運転においては、加湿給排気ユニット4内のロータ駆動モータ47、ヒータ本体、ラジアルファンモータ、および吸着用ファンモータ65が駆動する。この加湿運転では、上述したように、吸着用ファン46の回転によって外部から加湿給排気ユニット4内に導入した空気中に含まれる水分を吸加湿ロータ41に吸着させるとともに、ヒータ本体により加熱された空気をラジアルファンの回転によって吸加湿ロータ41に通し、吸加湿ロータ41から離脱した水分を含む空気を給排気管6を介して室内機2へと供給させる。
(給気運転及び排気運転)
室内の換気を行う必要があると判断した場合に、制御部は、給気運転あるいは排気運転を行う。給気運転は、加湿給排気ユニット4に室外空気を取り込ませ、その室外空気を給排気ホース6から室内機2へと供給させる運転である。排気運転は、加湿給排気ユニット4のラジアルファン組立体43により給排気ホース6内の空気を吸い込ませ、すなわち室内空気を、室内機2を介して給排気ホース6へと吸い込ませ、それをラジアルファン組立体43から室外機3の外へと排出させる運転である。給気運転および排気運転における空気の流れは、切換ダンパ44の詳細構成と共に上述した第1状態および第2状態の説明にある通りである。給気運転時には、切換ダンパ44が第1状態とされ、室外空気が給排気ホース6を通って室内機2へと給気される。一方、排気運転時には、切換ダンパ44が第2状態とされ、室内機2から給排気ホース6を通ってきた空気が、ラジアルファン組立体43の空気吹出し口から切換ダンパ44のケーシング側部開口を通って機外へと排気される。なお、これらの給気運転および排気運転においては、加湿給排気ユニット4の吸着用ファン46やロータ駆動モータ47は作動させずに、ラジアルファンだけを回転させる。
また、空調しながら新鮮な室外の空気も取り入れて緩やかに換気を行いたい場合には、給気運転を選択することができる。
なお、空気調和機1の運転停止時には、制御部は、切換ダンパ44を、上記の第1状態及び第2状態とは異なる第3状態とする。第3状態では、室内と室外とが連通しない状態となる。
<空気調和機の特徴>
(1)
本実施の形態に係る空気調和機1では、加湿吸排気ユニット4が、空気を加湿する。また、エルボ配管73は、無色透明であり、内壁に光触媒アパタイト層を担持する。このため、加湿吸排気ユニット4により加湿された空気がエルボ配管73に達すると、光触媒アパタイト層に太陽光と水の両方が供給される。このため、光触媒アパタイト層は、その空気中に浮遊するウィルスや菌を容易に除去することができる。したがって、この空気調和機1では、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができる。
(2)
本実施の形態に係る空気調和機1では、室内機2と室外機3とを繋ぐ給排気管の接続にエルボ配管73を用いている。通常、エルボ配管73内は、直管内に比べて空気の滞留時間が長い傾向がある。このため、この空気調和機1では、ウィルスや菌を効率よく捕集することができる。
(3)
ここでは、第1配管71の内壁および第2配管72の内壁の上部に、光触媒アパタイト層が担持される。このため、この空気調和機1では、ウィルスや菌の除去をさらに効率よく行うことができる。
(4)
本実施の形態に係る空気調和機1では、エルボ配管73の中央付近に回折部が設けられる。このため、第1配管71および第2配管72の内壁に担持されている光触媒アパタイト層にも十分な量の太陽光を供給することができる。したがって、この空気調和機1では、ウィルスや菌をさらに効率よく除去することができる。
(5)
本実施の形態に係る空気調和機1では、光触媒として光触媒アパタイトを採用している。従来の二酸化チタンなどの光触媒はウィルスや菌に対する吸着特性に乏しくゼオライトなどの吸着剤と混合するなどの工夫が必要であったが、この光触媒アパタイトは、光触媒機能を有するのみならずウィルスや菌に対して特異的に吸着する性質を併せ持つ。このため、従来に行われていた光触媒と吸着剤との混合工程を省略することができる。したがって、光触媒層の製造コストを削減することができる。
(6)
本実施の形態に係る空気調和機1では、第1配管71および第2配管の内壁が鏡面コーティングされている。このため、太陽光を良好に反射することができる。したがって、太陽光を有効に利用することができる。
<変形例>
(A)
先に示した実施の形態では、光触媒として光触媒アパタイトを採用したが、これに代えて、二酸化チタン(アナターゼ型、ルチル型およびブルッカイト型など)、酸化銅、酸化亜鉛、酸化タングステン、酸化鉄、硫化カドミウム、硫化亜鉛、チタン酸ストロンチウム、フラーレン(イオン注入されたものも含まれる)、ポリパラフェニレン、ポリアニリン、ポリピリジン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポルフィリン錯体(中心金属:亜鉛、アルミニウムなど)などを採用してもよい。また、これらの光触媒と、ゼオライトや活性炭などの吸着剤とを混合した吸着剤混合型光触媒を採用してもかまわない。
(B)
先に示した実施の形態では、エルボ配管73の全部が無色透明であったが、エルボ配管73の一部が無色透明であってもよい。
(C)
先に示した実施の形態では、第1配管71および第2配管72が有色の樹脂配管であったが、これに代えて、第1配管71および第2配管72が無色透明な配管であってもよい。なお、この場合、第1配管71および第2配管72の一部が無色透明であってもよい。また、半透明であってもよい。
(D)
先に示した実施の形態では、エルボ配管73の中央付近に回折部を設けたが、これは省いてもかまわない。
(E)
先に示した実施の形態では、第1配管71および第2配管72は、鏡面コーティングされていたが、第1配管71および第2配管72が、ステンレス製などであれば鏡面仕上げでもよい。
(F)
先に示した実施の形態では、給排気口40cの手前には、光触媒フィルタ80が配置されていたが、これに代えて、プラズマイオン化器を配置してもよい。一般に、光触媒アパタイトは、ウィルスや菌に対して高い吸着能を有する。これは、光触媒アパタイトが、電荷を帯びており、微弱な電荷を有するウィルスや菌と静電的な結合を形成するためであると考えられている。このため、ウィルスや菌は、第2配管72、エルボ配管73および第1配管71の光触媒アパタイト層に到達する前により強い電荷を与えられる。したがって、ウィルスや菌が光触媒アパタイト層により吸着されやすくなる。その結果、ウィルスや菌の捕集効率を向上させることができる。
(G)
先に示した実施の形態では、室内機2と室外機3とを接続するために第1配管71および第2配管72が用いられたが、これに代えて、樹脂製のホースを用いてもかまわない。このようにすれば、配管作業を容易にすることができる。また、2本のホースがあらかじめエルボ配管73と一体成形されていてもよい。
(H)
先に示した実施の形態では、第1配管71と第2配管72とを接続するのに、エルボ配管73を用いたが、これに代えて、透明な樹脂製のホースを用いてもよい。また、一部が透明な樹脂製のホースであってもよい。なお、このホース内に光を反射するミラーを設けてもよい。
本発明に係る加湿空気配送路部材および連結ユニットは、加湿機能を有する空気調和機に用いられると、乾燥する時期であっても乾燥した地域であっても空気中に含まれるウィルスや菌などを容易に除去することができ、主に空気調和機に適用されると効果的である。
本発明に係る空気調和機の外観図。 本発明に係る空気調和機の冷媒回路図。 本発明に係る空気調和機の室外機の分解斜視図。
符号の説明
1 空気調和機
2 室内機
4 加湿吸排気ユニット
71 第1配管
72 第2配管
73 エルボ配管

Claims (10)

  1. 屋外に設けられ、空気を加湿する屋外加湿ユニット(4)と、
    屋内に設けられ、前記屋外加湿ユニット(4)において加湿された前記空気を前記屋内に吹き出す屋内吹出ユニット(2)と、
    前記屋外加湿ユニット(4)で加湿された加湿空気を屋内吹出ユニット(2)に配送するための加湿空気配送路(71,72,73)と、
    を備え、
    前記加湿空気配送路(71,72,73)は、少なくとも一部に透明部を有し、内部に第1光触媒を有する、
    空気調和機(1)。
  2. 前記加湿空気配送路(71,72,73)は、前記屋内吹出ユニット(2)から前記屋外に突出する第1送風路(71)と、前記屋外加湿ユニット(4)に接続される第2送風路(72)と、前記第1送風路(71)と前記第2送風路(72)とを結ぶ連結路(73)とを有し、
    前記連結路(73)は、少なくとも一部に前記透明部を有する、
    請求項1に記載の空気調和機(1)。
  3. 前記連結路(73)は、内部に第2光触媒を有する、
    請求項2に記載の空気調和機(1)。
  4. 前記第1送風路(71)は、前記第2送風路(72)と交差しており、
    前記連結路(73)は、湾曲している、
    請求項2または3に記載の空気調和機(1)。
  5. 前記第1送風路(71)および前記第2送風路(72)の少なくとも一方は、内部に第3光触媒を有する、
    請求項2から4のいずれかに記載の空気調和機(1)。
  6. 前記透明部は、前記屋外の光を回折する回折部を有する、
    請求項1から5のいずれかに記載の空気調和機(1)。
  7. 前記第1光触媒は、前記空気に含まれるウィルスまたは菌を吸着する吸着部を含む、
    請求項1から6のいずれかに記載の空気調和機(1)。
  8. 前記第1光触媒は、光触媒アパタイトである、
    請求項1から7のいずれかに記載の空気調和機(1)。
  9. 屋外に設けられ、空気を加湿する屋外加湿ユニット(4)と、屋内に設けられ、前記屋外加湿ユニット(4)において加湿された前記空気を前記屋内に吹き出す屋内吹出ユニット(2)とを有する空気調和機(1)において、前記屋外加湿ユニット(4)で加湿された加湿空気を屋内吹出ユニット(2)に配送するための加湿空気配送路部材であって、
    透明部と、
    光触媒と、
    を備える、加湿空気配送路部材。
  10. 屋外に設けられ、空気を加湿する屋外加湿ユニット(4)と、屋内に設けられ、前記屋外加湿ユニット(4)において加湿された前記空気を前記屋内に吹き出す屋内吹出ユニット(2)と、前記屋内吹出ユニット(2)から前記屋外に突出する第1送風路(71)と、前記屋外加湿ユニット(4)に接続される第2送風路(72)とを有する空気調和機(1)において、前記第1送風路(71)と前記第2送風路(72)とを連結する連結ユニット(4)であって、
    透明部と、
    光触媒と、
    を備える、接続ユニット(73)。
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