JP2005154092A - エレベータ監視装置及びエレベータ監視プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明のエレベータ監視プログラムP1を主制御装置20のCPU21に実行させることで、本実施形態のエレベータ10が本発明に係る「エレベータ監視装置」を備えた構成になる。これにより、かご11内の人に異常が生じた場合に、外部に異常通報が行われると共に、住居35のうち玄関口を備えた1階にかご11が移動して扉34が自動開放されるので、異常通報に応じて駆けつけた者が、迅速にかご11内の人を救出することができる。そして、かご11内の人を、スムーズに玄関口から搬出して病院に運ぶことができる。
【選択図】 図4
Description
請求項1のエレベータ監視装置及び請求項8のエレベータ監視プログラムでは、かご内の人に異常が生じた場合に、異常通報が行われると共に、建物のうち救出用の階にかごが移動して扉が開放されるので、異常の通報に応じて駆けつけた者は、迅速にかご内の人を救出することができる。なお、本発明において、「救出用の階にかごを移動」とは、別の階から救出用の階にかごを移動する場合のみならず、もともと救出用の階にあるかごを救出用の階で停止する場合も含むものとする。
請求項2のエレベータ監視装置では、異常通報手段が、救急隊を要請するための連絡先に異常を通報するので、かご内の人を迅速に病院に搬送することができる。
請求項3のエレベータ監視装置では、異常通報手段が作動したときに、かごの外部に異常を通報した旨を報知するので、かご内で救助を待っている人を、安心させることができる。
請求項4のエレベータ監視装置では、住居のうち出口を備えた階を救出用の階としたから、かご内の人を住居の出口から迅速に搬出することができる。
請求項5のエレベータ監視装置では、かご内の操作パネルを操作することで、異常処理を行っている状態から通常の状態に容易に復帰させることができる。
請求項6のエレベータ監視装置に備えた人感センサーは、体温又は動きによって人を検出するので、物体と人とを区別して人のみを検出することができる。
請求項7のエレベータ監視装置に備えた人感センサーは、体温と動きの両方で人を検出するので、何れか一方で検出する場合に比べてより確実に物体と人とを区別して人のみを検出することができる。
請求項9の発明のように、請求項8に記載のエレベータ監視プログラムを記憶媒体に記憶して流通させてもよい。
図1に示したエレベータ10は、住居35に設置された所謂家庭用エレベータである。この住居35は、例えば3階建てであって1階に図示しない玄関口(本発明の「出口」に相当する)を備え、2階、3階からは外部に出ることができない。エレベータ10は、この住居35の1〜3階の各階に乗降口を備え、かご11が昇降装置30により各階の乗降口に移動される。また、かご11には扉開閉装置31が備えられ、かご11に一体に備えた内側扉34Aと各乗降口に備えた外側扉34Bとが(以下、内側扉34A及び外側扉34Bを合わせて単に「扉34」という。)、扉開閉装置31により開閉される。さらに、各階の乗降口の近傍には、呼び出しパネル33が設けられている。そして、呼び出しパネル33の操作に応じて何れかの階の乗降口にかご11が停止して扉34が開かれる。
エレベータ監視プログラムP1が実行されると、呼び出しパネル33が操作された階の乗降口にかご11を移動し、扉34を開く(S1)。そして、かご11内で行き先指定ボタン13が押された場合には(S2でYES)、扉34を閉じ(S3)、指定された階にかご11移動して扉34を開く(S4)。そして、かご11が到着した階において、扉34が開いた状態で、かご11内で新たに行き先指定ボタン13が押された場合には(S5でYES)、ステップS3に戻り、以下、上記と同様の動作を行う。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11 かご
13 行き先指定ボタン
17 スピーカー
19 人感センサー
19A サーモセンサー
19B モーションセンサー
20 主制御装置
21 CPU(エレベータ監視装置)
28 外部緊急端末
29 信号処理回路
32 警報用スピーカ
33 呼び出しパネル
34 扉
35 住居
P1 エレベータ監視プログラム
Claims (9)
- エレベータのかご内の人を検出するための人感センサーと、
前記人感センサーが前記人を検出した状態で、前記かご内の操作パネルが操作されない継続時間が所定時間を超えたときに異常を検出する異常検出手段と、
前記異常検出手段が異常を検出したときに、前記かごの外部に異常を通報する異常通報手段と、
前記異常検出手段が異常を検出したときに、予め設定された救出用の階に前記かごを移動して前記エレベータの扉を開放する異常処理手段とを備えたことを特徴とするエレベータ監視装置。 - 前記異常通報手段は、救急隊を要請するための連絡先に異常を通報するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ監視装置。
- 前記異常通報手段の作動に対応して、前記かごの外部に異常を通報した旨を前記かご内に報知する確認報知手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ監視装置。
- 前記救出用の階は、前記エレベータを備えた住居のうち外部に人を搬出可能な出口を備えた階であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のエレベータ監視装置。
- 前記異常処理手段が異常の処理を行っている状態で前記かご内の前記操作パネルが操作されると、通常の状態に復帰するように構成されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のエレベータ監視装置。
- 前記人感センサーは、人の体温を検出可能なサーモセンサーと、人の動きを検出可能なモーションセンサーとの少なくとも一方で構成されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のエレベータ監視装置。
- 前記人感センサーは、人の体温を検出可能なサーモセンサーと、人の動きを検出可能なモーションセンサーとの両方を備え、前記サーモセンサー及び前記モーションセンサーの両方が作動したときに、前記かご内の人を検出することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のエレベータ監視装置。
- エレベータのかご内に備えた人感センサーが人を検出したか否かを判別するステップと、
前記人感センサーが人を検出した状態で、前記かご内の操作パネルが操作されない継続時間が所定時間を超えたときに異常を検出するステップと、
前記異常が検出されたときに、前記かごの外部に異常を通報するステップと、
前記異常が検出されたときに、予め設定された救出用の階に前記かごを移動して前記エレベータの扉を開放するステップとを備えたことを特徴とするエレベータ監視プログラム。 - 請求項8に記載のエレベータ監視プログラムを記憶した記憶媒体。
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JP2003396607A JP2005154092A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | エレベータ監視装置及びエレベータ監視プログラム及び記憶媒体 |
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2003
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