JP2005147436A - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 酸素富化した空気または抗酸化物質を含んだ空気を室内全体に放出する装置を備えた空気調和装置において、室内機に吸い込まれた空気中の汚れや冷房運転時に発生する結露水により発生するカビが、室内機内の風路の各個所に付着するため、室内機から放出される酸素高濃度空気と抗酸化物質などの室内空気質改善空気の効果が低下する。
【解決手段】 室内機と室外機を有し、室内機の風路の出口近傍に取り付けられて複数板状部品を回動して吹出し方向を変更可能な風向き変更装置と、少なくとも酸素富化または抗酸化作用を有する物質のうち1つを室内機の吸込口または風路内または吹出口に放出する装置とを備え、風向き変更装置の複数の板状部品を風路から着脱させるまたは風向き変更装置を固定状態を解除して風路の端の方向に可動させるようにして風路を開放可能としたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 室内機と室外機を有し、室内機の風路の出口近傍に取り付けられて複数板状部品を回動して吹出し方向を変更可能な風向き変更装置と、少なくとも酸素富化または抗酸化作用を有する物質のうち1つを室内機の吸込口または風路内または吹出口に放出する装置とを備え、風向き変更装置の複数の板状部品を風路から着脱させるまたは風向き変更装置を固定状態を解除して風路の端の方向に可動させるようにして風路を開放可能としたものである。
【選択図】 図1
Description
この発明は、酸素供給機能、抗酸化剤放出機能に代表される室内空気質改善機能を備えた空気調和装置に関するものである。
従来の空気調和装置は冷やす暖めるといった冷房機能または暖房機能のような基本機能だけでなく、健康志向の高まりから、人体へよりよい空気質を創造する手段を有する空気調和装置が提案されている。
例えば、お部屋に不足しがちな酸素を室内に供給することを目的とし、酸素濃度の高い空気を室内機に供給する酸素富化装置が提案されており、空気調和機の室外機に少なくとも酸素富化膜、真空ポンプを有するものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば、人体へ悪影響をもたらすといわれている活性酸素の人体に対する悪影響を緩和する抗酸化剤を放出する装置を有するものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
例えば、お部屋に不足しがちな酸素を室内に供給することを目的とし、酸素濃度の高い空気を室内機に供給する酸素富化装置が提案されており、空気調和機の室外機に少なくとも酸素富化膜、真空ポンプを有するものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば、人体へ悪影響をもたらすといわれている活性酸素の人体に対する悪影響を緩和する抗酸化剤を放出する装置を有するものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
従来の空気調和装置では、酸素富化した空気または抗酸化物質を含んだ空気を室内空間全体に吹出すための室内ファン、室内熱交換器、風路、吹出し口に、冷房運転時に発生する結露水が原因でカビが繁殖することによって、前記吹出し口より吹出す空気質改善空気が臭いという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、冷房運転時に発生する結露水によるカビの繁殖を抑制できるとともに、酸素富化効果または抗酸化効果を発揮して人体に有用となり、さらに長期間維持でき、快適な空調空間を創出できる空気調和装置を得ることを目的とする。
本発明に係る空気調和装置は、室内機と室外機を有し、前記室内機に設けた室内ファンを回動することで送風された空気を導く風路の出口近傍に取り付けられて複数の板状部品を回動して前記室内機から吹出される風の方向を変更可能な風向き変更装置と、少なくとも酸素または抗酸化作用を有する物質のうち1つを前記室内機の吸込口または風路内または吹出し口に放出する装置とを備え、前記風向き変更装置の複数の板状部品を前記風路から脱着させる、または前記風向き変更装置の固定状態を解除して前記風路の端の方向に可動させるようにして前記風路を開放可能としたものである。
本発明の空気調和機は、室内機と室外機を有し、前記室内機に設けた室内ファンを回動することで送風された空気を導く風路の出口近傍に取り付けられて複数の板状部品を回動して前記室内機から吹出される風の方向を変更可能な風向き変更装置と、少なくとも酸素または抗酸化作用を有する物質のうち1つを前記室内機の吸込口または風路内または吹出し口に放出する装置とを備え、前記風向き変更装置の複数の板状部品を前記風路から脱着させる、または前記風向き変更装置の固定状態を解除して前記風路の端の方向に可動させるようにして前記風路を開放可能としたので、本体内部を直接清掃でき、いつでも衛生的な装置が得られ、酸素富化効果または抗酸化効果が長く維持できるという効果を有する。
実施の形態1.
本発明は、室内機と室外機を有しセパレータ型空気調和装置で圧縮機の回転数をインバータ制御による能力可変可能な空気調和機を例にとり、図1の空気調和装置の冷凍サイクル構成図を用いて説明する。
圧縮機101、冷媒流路切換弁105(以下 四方弁と称す)、室外熱交換器108、減圧装置107、室内熱交換器106を順次接続した冷媒圧縮サイクルを備えると共に、その室外熱交換器108及び室内熱交換器106に送風機111、109を夫々備えており、圧縮機101は回転速度が可変可能なインバータ駆動方式である。室温検知装置により検知された実際の室温と室温設定値により室内側の制御装置115が室温と設定温度の差を算出することにより空調負荷を検知し、空調負荷に応じて室外の圧縮機の運転回転速度を演算し、室外側制御装置116に情報をおくる。室外側制御装置116は、室内側制御装置115からの情報に基づき自動的に回転速度の制御を行う冷凍サイクル装置である。
さらに室内制御装置115からの冷房運転または暖房運転指令を室外制御装置116は受け、冷房運転時は、室外熱交換器108を凝縮器として室内熱交換器106を蒸発器として用いるように冷媒の流れを制御する四方弁105を制御する。暖房運転時には逆に室内熱交換器106を凝縮器として冷房運転時には蒸発器として冷媒を流すように四方弁5を制御する。そして、冷媒としてHFC冷媒であるR410Aを使用している。
なお、ここまでは一般的な空気調和装置な構成であるため、詳細な説明は省略する。
本発明は、室内機と室外機を有しセパレータ型空気調和装置で圧縮機の回転数をインバータ制御による能力可変可能な空気調和機を例にとり、図1の空気調和装置の冷凍サイクル構成図を用いて説明する。
圧縮機101、冷媒流路切換弁105(以下 四方弁と称す)、室外熱交換器108、減圧装置107、室内熱交換器106を順次接続した冷媒圧縮サイクルを備えると共に、その室外熱交換器108及び室内熱交換器106に送風機111、109を夫々備えており、圧縮機101は回転速度が可変可能なインバータ駆動方式である。室温検知装置により検知された実際の室温と室温設定値により室内側の制御装置115が室温と設定温度の差を算出することにより空調負荷を検知し、空調負荷に応じて室外の圧縮機の運転回転速度を演算し、室外側制御装置116に情報をおくる。室外側制御装置116は、室内側制御装置115からの情報に基づき自動的に回転速度の制御を行う冷凍サイクル装置である。
さらに室内制御装置115からの冷房運転または暖房運転指令を室外制御装置116は受け、冷房運転時は、室外熱交換器108を凝縮器として室内熱交換器106を蒸発器として用いるように冷媒の流れを制御する四方弁105を制御する。暖房運転時には逆に室内熱交換器106を凝縮器として冷房運転時には蒸発器として冷媒を流すように四方弁5を制御する。そして、冷媒としてHFC冷媒であるR410Aを使用している。
なお、ここまでは一般的な空気調和装置な構成であるため、詳細な説明は省略する。
次に、酸素富化装置の構成について説明する。
室外機には、酸素濃度を高める酸素富化膜201と真空ポンプ202、室外機内に収納された室外側酸素富化空気用ダクト203aを備えている。
また、204は前記酸素富化膜で生成した酸素富化空気を室内に導入するための、室内機と室外機とを接続する酸素富化空気ダクトの接続延長ダクトであり、接続ジョイントである204aと204bにて容易に接続が可能となっている。
さらに、室内機には、室外側酸素富化空気用ダクト203aに接続延長ダクト204を介して接続された室内側酸素富化空気用ダクト203bと酸素富化空気を室内に吹き出すための酸素富化空気吹出口205で構成されている。
ここで、酸素用ダクト204及び203bは外形6mmの小径チューブを使用している。
室外機には、酸素濃度を高める酸素富化膜201と真空ポンプ202、室外機内に収納された室外側酸素富化空気用ダクト203aを備えている。
また、204は前記酸素富化膜で生成した酸素富化空気を室内に導入するための、室内機と室外機とを接続する酸素富化空気ダクトの接続延長ダクトであり、接続ジョイントである204aと204bにて容易に接続が可能となっている。
さらに、室内機には、室外側酸素富化空気用ダクト203aに接続延長ダクト204を介して接続された室内側酸素富化空気用ダクト203bと酸素富化空気を室内に吹き出すための酸素富化空気吹出口205で構成されている。
ここで、酸素用ダクト204及び203bは外形6mmの小径チューブを使用している。
酸素富化膜201は、空気中の酸素、窒素等の分子において、特に酸素を透過しやすい機能膜であり、酸素富化膜を透過した空気は、酸素濃度が自然界の約21%濃度に対し、酸素濃度が高い約30%の空気をつくりだすことが可能である。
また、酸素富化膜201に空気を透過しやすくするため、酸素富化膜の2次側を真空ポンプ202により減圧することで高濃度酸素を抽出し、さらに真空ポンプの出口から高濃度酸素を室内空間に導く。
また、酸素富化膜201に空気を透過しやすくするため、酸素富化膜の2次側を真空ポンプ202により減圧することで高濃度酸素を抽出し、さらに真空ポンプの出口から高濃度酸素を室内空間に導く。
前記酸素富化空気吹出口205はセパレータ型空気調和装置の室内機の吸い込み口に備えられており、酸素富化空気吹出口205から流出する酸素富化された空気は室内機の風路を通って室内機の吹き出し口から室内空間へ放出される。また、前記酸素富化空気吹出口205は、室内機の風路内または吹き出し口に備えても良く、同様に室内ファン109の回転駆動による空気の流れにより室内空間へ放出される。
次に、酸素富化装置の動作について説明する。
リモートコントローラ(リモコン)117から、酸素富化機能ボタンが押されて酸素富化機能指令が室内制御装置115へ送信されると、室内制御装置115は室内ファン109を運転すると共に、室外制御装置116に酸素富化装置の駆動信号を送信する。室外制御装置116は送られてきた信号に基づき、室外ファン111を駆動すると共に、真空ポンプ202を駆動する。なお、酸素富化機能指令が送信される前に、冷房や除湿や暖房運転が既に運転している場合は、室内及び室外ファンは既に運転を開始しているため、この場合は酸素富化機能指令が送信されたら、真空ポンプ202のみが駆動することになる。
室外ファン111が駆動すると、外気を室外側熱交換器108へ流通させるとともに、酸素富化膜201の一次側に新鮮外気が導かれ、酸素を透過しやすい酸素富化膜の二次側に真空ポンプ202で差圧をつくることにより、酸素富化膜を通過した外気は酸素濃度を高めた空気を作りだし、酸素用ダクト203a、204、203bを経て、室内機に放出し、お部屋内空間の酸素濃度を高める。
またこの時、室内ファン109が駆動しているので、酸素濃度が高い空気は空気調和装置に設置した酸素富化空気吹出口205から室内機の風路を通って部屋中に拡散される。
一方、酸素富化膜201の一次側に導入された新鮮外気は、二次側に酸素を多く導出したため窒素濃度の高い空気がつくられることになり、この空気はそのまま外気に放出される。
リモートコントローラ(リモコン)117から、酸素富化機能ボタンが押されて酸素富化機能指令が室内制御装置115へ送信されると、室内制御装置115は室内ファン109を運転すると共に、室外制御装置116に酸素富化装置の駆動信号を送信する。室外制御装置116は送られてきた信号に基づき、室外ファン111を駆動すると共に、真空ポンプ202を駆動する。なお、酸素富化機能指令が送信される前に、冷房や除湿や暖房運転が既に運転している場合は、室内及び室外ファンは既に運転を開始しているため、この場合は酸素富化機能指令が送信されたら、真空ポンプ202のみが駆動することになる。
室外ファン111が駆動すると、外気を室外側熱交換器108へ流通させるとともに、酸素富化膜201の一次側に新鮮外気が導かれ、酸素を透過しやすい酸素富化膜の二次側に真空ポンプ202で差圧をつくることにより、酸素富化膜を通過した外気は酸素濃度を高めた空気を作りだし、酸素用ダクト203a、204、203bを経て、室内機に放出し、お部屋内空間の酸素濃度を高める。
またこの時、室内ファン109が駆動しているので、酸素濃度が高い空気は空気調和装置に設置した酸素富化空気吹出口205から室内機の風路を通って部屋中に拡散される。
一方、酸素富化膜201の一次側に導入された新鮮外気は、二次側に酸素を多く導出したため窒素濃度の高い空気がつくられることになり、この空気はそのまま外気に放出される。
以上のように、ユーザーがリモコンの操作ボタンにより、酸素富化駆動信号を送信されたら、室外機側から高濃度酸素空気が室内機側に供給され、室内機の吹き出し口から室内空調空間のユーザーが居る方向へ向けて放出される。これにより、閉め切ったお部屋で不足しがちな酸素濃度を補い新鮮な空気に蘇らせることが可能となり、居住者のリラクゼーションや疲労回復を助ける効果がある。
次に、抗酸化装置の構成について説明する。
室内機には、図1に示すように、抗酸化ケース301とそれを収納するケースホルダー302、およびケースホルダーの裏面に配設する面状ヒーター303から構成される抗酸化装置を備えている。この抗酸化ケース301の内部には抗酸化作用をもつ1,8−シネオールを含むローズマリー、ユーカリなどの植物抽出液をEVAコポリマーやポリエチレンなどの透過膜に封入したものを内蔵している。
室内機には、図1に示すように、抗酸化ケース301とそれを収納するケースホルダー302、およびケースホルダーの裏面に配設する面状ヒーター303から構成される抗酸化装置を備えている。この抗酸化ケース301の内部には抗酸化作用をもつ1,8−シネオールを含むローズマリー、ユーカリなどの植物抽出液をEVAコポリマーやポリエチレンなどの透過膜に封入したものを内蔵している。
次に、抗酸化装置の動作について説明する。
リモコン117から、抗酸化機能ボタンが押されて抗酸化機能指令が送信されると、室内制御装置115は室内ファン109を駆動すると共に、前記面状ヒーター303に通電加熱する。なお、抗酸化機能指令が送信される前に、冷房や除湿や暖房運転が既に運転している場合は、室内ファン109は既に運転を開始しているため、この場合は抗酸化機能指令が送信されたら、面状ヒーター303のみが通電することになる。
前記面状ヒーター303に通電することにより、ヒーターが発熱し、ケース内の植物抽出液の温度が上昇して有効成分の揮発量が増加する。この時、室内ファン109が駆動しているので、揮発した抗酸化物質は室内機の風路を通って送風空気とともに部屋中に拡散される。また、ヒーターでの加熱量を調節することにより、電気的に揮発量を調整する。面状ヒーター303での加熱量の調整は、通電電圧を高低変化させるか、または通電ON/OFF時間変化によっても可能となる。
リモコン117から、抗酸化機能ボタンが押されて抗酸化機能指令が送信されると、室内制御装置115は室内ファン109を駆動すると共に、前記面状ヒーター303に通電加熱する。なお、抗酸化機能指令が送信される前に、冷房や除湿や暖房運転が既に運転している場合は、室内ファン109は既に運転を開始しているため、この場合は抗酸化機能指令が送信されたら、面状ヒーター303のみが通電することになる。
前記面状ヒーター303に通電することにより、ヒーターが発熱し、ケース内の植物抽出液の温度が上昇して有効成分の揮発量が増加する。この時、室内ファン109が駆動しているので、揮発した抗酸化物質は室内機の風路を通って送風空気とともに部屋中に拡散される。また、ヒーターでの加熱量を調節することにより、電気的に揮発量を調整する。面状ヒーター303での加熱量の調整は、通電電圧を高低変化させるか、または通電ON/OFF時間変化によっても可能となる。
以上のように、ユーザーがリモコンの操作ボタンにより、抗酸化駆動信号を送信されたら、揮発性が高く、空気中に容易に拡散する抗酸化物質を含む植物抽出液の揮発成分を室内機から部屋中に放出する。この抗酸化物質は、空気中の有害物質(排気ガスやタバコの煙などに含まれるNO2など)により発生して老化やいろいろな病気を引き起す活性酸素を中和してその発生量を抑制するので、ユーザーが居る室内空調空間に抗酸化物質を放出することにより、健康に良い環境を作り出す効果がある。
前記抗酸化装置は室内機の吹き出し口に構成されており、室内機から吹き出される風と共に抗酸化物質が室内へ放出される。また、前記抗酸化装置は室内機の吹き出し口に設置するだけでなく、室内機の吸い込み口または風路内に備えてもよい。
次に空気調和装置室内機の構成について、図2から図8を用いて説明する。
図2は空気調和装置室内機の断面説明図、図3は室内機本体の外観説明図、図4は空気調和装置室内機の接合構造を示す部分説明図、図5は室内機の上下フラップの脱着方法説明図、図6は室内機の左右風向ベーンの脱着方法説明図、図7は室内機の左右風向ベーンの脱着方法構造説明図、図8は風向き変更装置の脱着構造説明図である。
図において、1は室内機本体10の内部に収納されてグリル11から吸い込んだ空気を冷却したり暖めたりする熱交換器であって、伝熱管とその周辺を取り巻くフィンからなり、この熱交換器は圧縮機や膨張弁(減圧装置)などの冷凍サイクルの一部を構成し、この伝熱管の内部を冷凍サイクルを循環する冷媒が流れ、空気と温冷熱を交換している。2はモータにより駆動されて回転し、吸い込んだ空気を風向き変更装置12へ吹き出す送風機である横流ファン、3は風路4を形成するケーシング、5は風向き変更装置12を構成し左右方向へ風向きを変える左右風向ベーン、6は風向き変更装置12を構成し上下方向へ風向きを変える上下フラップ、7は本体10を構成するパネル、14は熱交換器1の表面に発生する水滴を保持するドレンパン、22は空気中の埃や塵を捕集するフィルターである。8はベーンベース係止ピン23により固定されたベーンベース、9はノズル固定部15で固定されているノズル、13及び30は電装品、21はグリル11をパネル7のグリル係合部24に係止するグリル係止部、26はフラップ駆動用軸、27は上下フラップ6に設けられスライダー28が挿入される穴部、29はベーンベース8に設けられた左右風向ベーン5に連結された左右ベーン駆動軸である。
図2は空気調和装置室内機の断面説明図、図3は室内機本体の外観説明図、図4は空気調和装置室内機の接合構造を示す部分説明図、図5は室内機の上下フラップの脱着方法説明図、図6は室内機の左右風向ベーンの脱着方法説明図、図7は室内機の左右風向ベーンの脱着方法構造説明図、図8は風向き変更装置の脱着構造説明図である。
図において、1は室内機本体10の内部に収納されてグリル11から吸い込んだ空気を冷却したり暖めたりする熱交換器であって、伝熱管とその周辺を取り巻くフィンからなり、この熱交換器は圧縮機や膨張弁(減圧装置)などの冷凍サイクルの一部を構成し、この伝熱管の内部を冷凍サイクルを循環する冷媒が流れ、空気と温冷熱を交換している。2はモータにより駆動されて回転し、吸い込んだ空気を風向き変更装置12へ吹き出す送風機である横流ファン、3は風路4を形成するケーシング、5は風向き変更装置12を構成し左右方向へ風向きを変える左右風向ベーン、6は風向き変更装置12を構成し上下方向へ風向きを変える上下フラップ、7は本体10を構成するパネル、14は熱交換器1の表面に発生する水滴を保持するドレンパン、22は空気中の埃や塵を捕集するフィルターである。8はベーンベース係止ピン23により固定されたベーンベース、9はノズル固定部15で固定されているノズル、13及び30は電装品、21はグリル11をパネル7のグリル係合部24に係止するグリル係止部、26はフラップ駆動用軸、27は上下フラップ6に設けられスライダー28が挿入される穴部、29はベーンベース8に設けられた左右風向ベーン5に連結された左右ベーン駆動軸である。
図2において、モータにより駆動される横流ファン2が回転すると、室内の空気を室内機本体10の前面に取付けたグリル11及び上面のパネル7の部分から吸い込んでフィルター22にて埃などが除去される。吸い込まれた空気は熱交換器1の板状フィンの間を通り空気と冷媒の間で熱交換されて空気は冷却または温められる。
また、空気質改善機能として、205は酸素富化装置により室外から導入される酸素富化空気吹出口でありフィルター22と熱交換器1の間に配設され、この酸素富化空気吹出口205から放出される高濃度酸素空気は室内機の風路4を通って部屋中に拡散する。301は前述したように内部に抗酸化作用をもつ1,8−シネオールを含むローズマリー、ユーカリなどの植物抽出液をEVAコポリマーやポリエチレンなどの透過膜に封入したものを内蔵した抗酸化ケースであり、ケースホルダー302に差し込む構成となっており、フィルター22と熱交換器1の間に配設されている。さらに、ケースホルダー302の裏面には面状ヒーター303を備えており、前記ヒーター303に通電することにより、ヒーターが発熱し、抗酸化ケース301内の植物抽出液の温度が上昇して有効成分の揮発量が増加し、揮発した抗酸化物質は室内機の風路4を通って部屋中に拡散される。
なお、図2では酸素吹出口205及び抗酸化装置300を室内機の吸込口に備えた例で説明したが、室内機の風路内4または吹出口に備えてもよい。
また、空気質改善機能として、205は酸素富化装置により室外から導入される酸素富化空気吹出口でありフィルター22と熱交換器1の間に配設され、この酸素富化空気吹出口205から放出される高濃度酸素空気は室内機の風路4を通って部屋中に拡散する。301は前述したように内部に抗酸化作用をもつ1,8−シネオールを含むローズマリー、ユーカリなどの植物抽出液をEVAコポリマーやポリエチレンなどの透過膜に封入したものを内蔵した抗酸化ケースであり、ケースホルダー302に差し込む構成となっており、フィルター22と熱交換器1の間に配設されている。さらに、ケースホルダー302の裏面には面状ヒーター303を備えており、前記ヒーター303に通電することにより、ヒーターが発熱し、抗酸化ケース301内の植物抽出液の温度が上昇して有効成分の揮発量が増加し、揮発した抗酸化物質は室内機の風路4を通って部屋中に拡散される。
なお、図2では酸素吹出口205及び抗酸化装置300を室内機の吸込口に備えた例で説明したが、室内機の風路内4または吹出口に備えてもよい。
吸い込まれた空気中の汚れはフィルター22で除かれるが、ここで除去できない物質は熱交換器1のフィン部分や、横流ファン2の羽根部分、ケーシング3の表面部分、風向き変更装置12の左右風向ベーン5や上下フラップ6の板状片の表面部分など通風回路の各個所に付着する。また冷房運転時に発生する結露水が原因で、室内ファン、室内熱交換器、風路、吹出口など通風回路の各個所にカビが繁殖する。この繁殖したカビにより、室内機吹出口から放出される高濃度酸素空気と抗酸化物質などの室内空気質改善空気の効果が低下するため、室内機内部に発生するカビを除去する対応が必要となる。
図3は空気調和装置室内機の本体10を前面から見た外観説明図であり、グリル11を本体10から取り外しフィルター22を露出した状態を中央に、取り外したグリル11を上側に示す。9はノズルであって、通風回路の吹出口を形成し、パネル7に点線で示すようにはめ込まれており、パネル7から取り外したノズル9の構造をその下側の図で示す。ノズル9は後ろ側を風路4に挿入してドレンパン14に引っ掛け、パネル7に沿うように上側に押し上げるとパネル7に設けてある突起と、ノズル9の内側には凹に外側は凸になっているノズル固定部15に勘合してノズル9はパネル7に固定される。室内機本体10には右端に電装品13が弾性爪によって点線のように固定されている。これを取り外した構造を図3の右端に示している。この電装品はマイコンなどを取り付けた基板類や素子などの部品が収納され、空気調和装置の制御に使用される。なお、電装品はボックス形状で本体10の横端に設置する例で説明したが、図3の下側の図中の点線で示すようにノズル9に電装品30を設けてもよい。
図3の構造でノズル9には風向き変更装置である上下フラップ6が取り付けられており、ノズル9をパネル7から脱着するとこの上下フラップ6及びこの上下フラップを駆動するモータなどを同時にはずすことになる。本体10からグリル11、ノズル9、電装品13を取り外した状態では、図に示すようにフィルター22が剥き出しとなり、このフィルターをさらに取り外すことにより熱交換器が露出する。したがって、直接ブラシにより熱交換器の汚れを取り除くことができる。長期間使用された熱交換器は吸い込み側の表面の汚れが著しく、この部分の清掃により大半の汚れを落とすことができる。さらに、電装品のような洗浄液が掛かると故障の原因となる部品を単独であるいはノズルと一緒に取り外すことができる構成なので熱交換器表面に洗浄液を吹きかけて清掃することも可能である。洗浄液は通風回路を流れるがノズル9を取り去り風路4が開放されているため容易に内部の清掃を行うことができる。さらにまたノズル単体は空気調和装置室内機から取り外して外部で直接ブラシをかけることができる。これにより、上下フラップの表と裏の面を丁寧に汚れを除去できるし、その他の部品に付着した油も布でぬぐうことができる。
図4はパネル7からグリル11を脱着する構造を説明する部分説明図で、パネル7に設けられたグリル係合部24にグリル11のグリル係止部21が挿入されて、回動できるようになっている。グリルを回動して一番上まで上げるとグリル係合部21はグリル係止部24から簡単にはずすことができ、これにより本体10のパネル7からグリル11を取り外しフィルター22を露出した状態にできる。
上述では風向き変更装置12の全体を一括して本体10から脱着させる構造を説明してきたが、以下にそれぞれの部分を脱着させて風路を開放させる構造を説明する。
図5は上下フラップ6を風向き変更装置12からはずす脱着方法説明図であり、(a)はパネル7にグリル11と上下フラップ6が装着されている状態の図であって上下フラップ6は吹出口を閉鎖する位置であることを示している。図5(b)は上下フラップ6とそれを支えるパネル7に固定される構造を含めた風向き変更装置12の図面で、枠体に支持された上下フラップ駆動軸26がモータにより駆動されて回動すると軸と一体の上下フラップ6が回転して風向きを変えることができる。風向き変更装置12の枠体および上下フラップ6に穴部27が固定されており、この穴部へ上下フラップの板状の部品上に図の左端と中央部の2ヶ所にスライドできるように設けられたスライダー28が弾性力により挿入されていることが図5(b)に示されている。この状態から図5(c)のごとく中央のスライダー28の軸部を穴部27から右に弾性力に抗してスライドさせて穴と軸の掛りをはずすとともに、図5(d)のごとく左端においてもスライダー28の軸部を穴部から右にスライドさせて穴と軸の掛りをはずす。これにより板状部材の左側への動きが自由になるため図5(e)のごとくフラップ板状部材全体を左に動かして、板状部材と枠体との右端係合部から軸の掛りをはずすことができる。なおこの右端の掛りは特にスライダーを設ける必要はない。同様な作業で二枚目の板状部材をはずせば上下フラップ6が本体10から取り外すことができ、このフラップの清掃は外部で簡単に行え、出口側の汚れを除去できる。さらにパネル7の吹出口に設けられた風向き変更装置12が取り除かれると風路4が開放され、空気調和装置室内機の内部の清掃が簡単に行うことができる。
図5は上下フラップ6を風向き変更装置12からはずす脱着方法説明図であり、(a)はパネル7にグリル11と上下フラップ6が装着されている状態の図であって上下フラップ6は吹出口を閉鎖する位置であることを示している。図5(b)は上下フラップ6とそれを支えるパネル7に固定される構造を含めた風向き変更装置12の図面で、枠体に支持された上下フラップ駆動軸26がモータにより駆動されて回動すると軸と一体の上下フラップ6が回転して風向きを変えることができる。風向き変更装置12の枠体および上下フラップ6に穴部27が固定されており、この穴部へ上下フラップの板状の部品上に図の左端と中央部の2ヶ所にスライドできるように設けられたスライダー28が弾性力により挿入されていることが図5(b)に示されている。この状態から図5(c)のごとく中央のスライダー28の軸部を穴部27から右に弾性力に抗してスライドさせて穴と軸の掛りをはずすとともに、図5(d)のごとく左端においてもスライダー28の軸部を穴部から右にスライドさせて穴と軸の掛りをはずす。これにより板状部材の左側への動きが自由になるため図5(e)のごとくフラップ板状部材全体を左に動かして、板状部材と枠体との右端係合部から軸の掛りをはずすことができる。なおこの右端の掛りは特にスライダーを設ける必要はない。同様な作業で二枚目の板状部材をはずせば上下フラップ6が本体10から取り外すことができ、このフラップの清掃は外部で簡単に行え、出口側の汚れを除去できる。さらにパネル7の吹出口に設けられた風向き変更装置12が取り除かれると風路4が開放され、空気調和装置室内機の内部の清掃が簡単に行うことができる。
図6、図7にて左右風向ベーン5の脱着について説明する。風向き変更装置12のドレンパンなどとの取り付け面である枠体に面接触して係合しているベーンベース8が設けられており、このベーンベース8は中央で二つに分割していると共に両端部で枠体にベーンベース係止ピン23で回動可能に留められている。運転中はベーンベース8は枠体のくぼみにベーンベース8の弾性により面で押しつけられているが、分解するときは中央部でこの嵌めあいをはずし両側の端の方向へ可動させるとこのベーンベースに固定されている左右風向ベーンの複数の板状部品は二つに分かれたブロックとして吹出口の端側にはずされる。これにより空気調和機室内機の外部に突出した左右風向ベーンを布などでこすり汚れを取ることが容易になる。さらに左右風向ベーンを可動させて端に追いやり、風路の中央部を開放したので、この中央部から掃除機の先端の吸込口にブラシをつけたもので室内機内部の横流ファンを丁寧に掃除することもでき、すなわち風路全体に掃除の道具を接触させることが可能になる。なお、左右風向ベーン駆動軸29と駆動モータとの接続部は、ベーンベース8がベーンベース係止部を中心に回転するときに中央側に動いてモータとベーンベース駆動軸がはずれ、また再度組み立てられる際には反対に動いて結合することになる。
上記説明では板状部品を吹出口から除いたり可動させて風路を開放させる構造を説明したが、図8では風向き変更装置12を一括して取り外す構成を示す。図8の風向き変更装置12は枠体に上下フラップ6が回転軸を介して取りつけられている。また左右風向ベーン5はベーンベース8と一緒に枠体に一体に固定されている。この枠体の奥側の先端は風路4を形成するケーシング3またはドレンパン14の嵌合部に差し込まれ、かつ入口側の爪でパネル7に食い込んで動かないように固定されている。この爪を工具によりはずしたり、爪部を押し込むことにより、風向き変更装置12を一括して脱着させることができる。これにより横流ファン下流側の風路が開放され吹出口から横流ファンや風路および外部に取り出した風向き変更装置12を一括して簡単に清掃できる。この構造の場合、ドレン水の排水機能を備えたドレンパン14は本体側へ残すので熱交換器1の洗浄を行う場合でも熱交換器を洗った洗浄水を排水することが容易である。なお、図8では図中に吹出口をまたぐ形でパネルに中央アームを設ける構成図で説明をしているが、このような支柱は清掃の際掃除機を風路に突っ込む邪魔にならない位置に設けておけば良い。
図9は本発明の実施の形態1に係る他の空気調和装置室内機の断面説明図であり、図2とは抗酸化ケース301とケースホルダー302と面状ヒーター303から構成される抗酸化装置の取付位置が異なり、その他の部分は同じである。図9において、抗酸化装置を空気調和装置室内機のドレンパン14前方で吹出口上部外郭近傍に埋め込み配設するとともに、さらにケーシング3の吹出口近傍に埋め込み設置する構成を示している。室内機の吹出口上部に設けられた抗酸化装置から揮発する抗酸化物質は、横流ファン2である室内送風機の回転駆動により室内側の熱交換器1を通過して室内機の吹出口から室内空間へ流出する吹出し気流に引き寄せられ、その流れにのって室内へ拡散される。一方、ケーシング3の吹出口近傍設置の抗酸化装置から揮発する抗酸化物質は、通風路4を流れる空気に混ざって室内空間へ拡散される。なお、図9では抗酸化装置を室内機の吹出口上部と吹出口下部のケーシング3下端部の両方に設置する構成を説明したが、これに限るものではなく、どちらか一方だけでも良く、同様の効果が得られる。
また、図10はさらに他の空気調和装置室内機の断面説明図であり、図2とは抗酸化装置を室内機の吸込側設置に加えて、さらに通風路4内のケーシング3表面近傍に埋め込み設置した点が異なり、その他の部分は同じである。図10において、抗酸化ケース301とケースホルダー302と面状ヒーター303から成る抗酸化装置を、通風路4内の室内ファンと風向き変更装置12の間のケーシング3に面して埋め込み設置する構成を追加したので、室内機の吸込側から抗酸化物質を供給するとともに、送風ファンの二次側風路でも抗酸化物質を熱交換された空気に混ぜて室内空間へ放出することができる。なお、抗酸化装置を室内機の吸込側と吹出側の両方に配設する構成を説明したが、どちらか一方だけでも良く、同様の効果が得られる。
以上のように、この発明では通風回路や風路清掃時に風路を構成する各部品の脱着または可動を容易にしたので、空気調和装置の熱交換器、横流ファン、などの風路構成部品に付着した汚れを容易に清掃できるという効果がある。また汚れを除去することにより室内機の吹出口から吹出す空気は清潔となり、さらに、酸素富化装置による酸素富化機能、抗酸化装置による抗酸化物質拡散機能などの空気質改善機能を有し、それらを含んだ空気をユーザーが居る空調室内へ吹き出すことにより、人体に対する健康、リフレッシュ、リラックス等の効果も増大し、その機能を長期間維持できるという効果を有する。酸素富化空気や抗酸化物質を含む空気をその効果を高めるようにユーザーへ向けて送風するため、室内機の風路に付着した埃や発生したカビを除去することは、人体を守る上でもまた不快感を取り除く上でもさらに重要なこととなる。
また、通風回路を構成する部品や各機器の汚れにより通風抵抗が増大し風量が低下することは簡単な清掃で防止することができ、いつも省エネ状態で運転できる効果がある。さらに頻繁な清掃が簡単に行えるので、専門家による本格的な清掃の手間をほとんど省くことができ、性能が高く手間のかからない機器の状態を長期間維持できる。
また、通風回路を構成する部品や各機器の汚れにより通風抵抗が増大し風量が低下することは簡単な清掃で防止することができ、いつも省エネ状態で運転できる効果がある。さらに頻繁な清掃が簡単に行えるので、専門家による本格的な清掃の手間をほとんど省くことができ、性能が高く手間のかからない機器の状態を長期間維持できる。
1 熱交換器、 2 横流ファン、 3 ケーシング、 4 通風路、 5 左右風向ベーン、 6 上下フラップ、 7 パネル、 8 ベーンベース、 9 ノズル、 10 本体、 11 グリル、 12 風向き変更装置、 13 電装品、 14 ドレンパン、 15 ノズル固定部、 21 グリル係止部、 22 フィルター、 23 ベーンベース係止ピン、 24 グリル係合部、 26 上下フラップ駆動用軸、 27 穴部、 28 スライダー、 29 左右風向ベーン駆動用軸、 30 電装品、 101 圧縮機、 105 冷媒流路切換弁、 106 室内側熱交換器、 107 減圧装置、 108 室外側熱交換器、 109 室内送風機、 111 室外送風機、 115 室内側制御装置、 116 室外側制御装置、 117 リモコン、 201 酸素富化膜、 202 真空ポンプ、 203a 室外側酸素富化空気用ダクト、 203b 室内側酸素富化空気用ダクト、 204 接続延長ダクト、 204a,204b ダクト接続ジョイント、 205 酸素富化空気吹出口、 301 抗酸化ケース、 302 抗酸化ホルダー、 303 面状ヒーター。
Claims (7)
- 室内機と室外機を有し、前記室内機に設けた室内ファンを回動することで送風された空気を導く風路の出口近傍に取り付けられて複数の板状部品を回動して前記室内機から吹出される風の方向を変更可能な風向き変更装置と、少なくとも酸素富化または抗酸化作用を有する物質のうち1つを前記室内機の吸込口または風路内または吹出し口に放出する装置とを備え、前記風向き変更装置の複数の板状部品を前記風路から脱着させるまたは前記風向き変更装置の固定状態を解除して前記風路の端の方向に可動させるようにして前記風路を開放可能としたことを特徴とする空気調和装置。
- 室内熱交換器と室内ファンを有した室内機と、前記室内熱交換器と接続して冷凍サイクルを成す圧縮機、室外熱交換器および減圧装置を有した室外機と、前記室内ファンを回動することで送風された空気を導く風路の出口近傍に固定されて複数の板状部品を回動して前記室内機から吹出される空気の方向を変更可能な風向き変更装置と、前記風向き変更装置が取り付けられた前記風路の一部を構成するノズルと、少なくとも酸素富化空気または抗酸化作用を有する物質のうち1つを前記室内機の吸込口または風路内または吹出口に放出する装置とを備え、前記ノズルは前記室内機の空気吸込み側に設けたパネルまたは前記室内機本体側の風路を形成するケーシングまたは前記室内熱交換器のドレンパンのうち少なくともひとつを含む風路構成から脱着可能にしたことを特徴とする空気調和装置。
- 前記室外機に少なくとも酸素富化膜と真空ポンプを備え、前記酸素富化膜を通過して酸素富化した空気をダクトを通じて前記室内機の吸込口または風路内または吹出口に放出することを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調和装置。
- 揮発性が高く容易に拡散する抗酸化物質を含む植物性抽出液を室内機の吸込口または風路内または吹出口に放出する装置を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調和装置。
- 前記抗酸化物質の揮発による放出量をヒータにより加熱して調整することを特徴とする請求項4記載の空気調和装置。
- 前記風向き変更装置は上下方向への風向きを変える上下フラップ及び左右方向へ風向きを変える左右ベーンの少なくともいずれか一方を有するとともに、この上下フラップおよび左右ベーンの少なくともいずれか一方を脱着または可動可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の空気調和装置。
- 前記室内機の吸込口に設けられた吸込みグリルまたは天面グリルの少なくともひとつを脱着可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の空気調和装置。
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-
2003
- 2003-11-12 JP JP2003382161A patent/JP2005147436A/ja active Pending
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