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JP2005033632A - 非線形補償回路と送信装置並びに非線形補償方法 - Google Patents

非線形補償回路と送信装置並びに非線形補償方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
ベースバンド部においてアンプの非線形特性に対する逆特性を入力信号に対し乗算し非線形補償を行うにあたり、メモリ効果による歪みを低減する装置及び方法の提供。
【解決手段】
複素ベースバンド信号を入力し振幅を出力する振幅変換器102と、振幅変換部からの振幅をアドレスとして入力し該振幅に対応した逆利得を出力するメモリ103と、メモリからの出力を入力しその逆数を出力する逆数変換器104と、逆数変換器の出力信号をフィルタ処理するFIRフィルタ105と、FIRフィルタの出力を入力しその逆数を出力する逆数変換器106と、複素ベースバンド信号と逆数変換器106の出力の複素乗算を行う複素乗算器107を備える。
【選択図】
図1

Description

本発明は、移動体通信等に用いられる増幅器の非線形補償を行う回路と方法に関し、特に、該増幅器にメモリ効果と呼ばれる特性がある場合の補償回路と方法に関する。
近年のデジタル移動体通信においては、対干渉能力を高めるためCDMA(符号分割多元接続)通信方式が多く用いられている。CDMA通信方式では、平均電力に比して瞬時電力が高くなることから、隣接チャネル漏洩電力を低減するためには、非常に高い出力レベルまで送信側の高出力電力増幅器の線型性を保つことが必要とされている。このため、増幅器の構成が大きくなり、高価となり消費電力も大となる。
そこで、ベースバンド部で非線形の逆特性を加えることにより、増幅器として非線形なものを使用する、プリディストーション技術が盛んに検討されている。
図7は、従来のプリディストータ部の構成を示す図である。なお、図7において、2本平行に描かれている信号線は、複素信号(同相成分を実数部、直交成分を虚数部とする)で表した信号である。入力信号(複素ベースバンド信号)を入力する振幅変換器402は、入力信号の振幅(複素数の絶対値)を出力する。振幅変換器402の出力は、ルックアップテーブルを構成するメモリ403にアドレスとして入力される。メモリ403には、図示されない増幅器の利得特性の逆特性(増幅器の入力対出力特性の逆特性)を、入力振幅に対し複素数で表現したデータが記憶されており、アドレス入力として与えられる振幅情報に対応した利得逆特性データ(補償データ)が出力される。複素乗算器401は、メモリ403から出力される逆特性を、入力された複素ベースバンド信号に複素乗算し、乗算結果を出力する。複素乗算器401からは、入力信号に、非線形の逆特性が加えられた信号が出力される。
図6は、図7に示した構成のプリディストータを有する送信機の構成を示す図である。図7に示すように、複素ベースバンド信号(同相成分と直交成分の2本の線で示す複素信号)は、プリディストータ301で利得の逆特性(増幅器の入力対出力特性の逆特性)が加えられた後、直交変調器302で直交変調され、デジタルアナログ変換器(DAC)306でアナログ信号に変換される。該アナログ信号は、周波数混合器(ミキサ)308で、局部発振器310からの局発信号と混合され(アップコンバートされ)、増幅器303で増幅(電力)されて出力される。増幅器303の出力信号は、周波数混合器(ミキサ)309で、局部発振器310からの局発信号と混合され(ダウンコンバートされ)、アナログデジタル変換器(ADC)307でデジタル信号に変換され、直交復調器305に入力される。直交復調器305は、増幅器303の出力を直交復調する。直交復調器305から出力される復調信号(同相成分と直交成分の2本の線で示す複素信号)は、メモリ修正演算部304に供給される。メモリ修正演算部304は、プリディストータ301へ入力される複素入力信号と、直交復調器305で直交復調された複素信号を比較することで、増幅器303の利得を推定し、増幅器303の利得の逆特性を、プリディストータ301内のメモリ(図7の403)のデータとして設定する。
なお、増幅器のプリディストータとして、下記特許文献1、2、3等が参照される。下記特許文献1には、増幅器出力の隣接チャネル漏洩電力を低減するために、増幅器に入力される入力信号を、増幅器の入力対出力特性の逆特性により予め変形するプリディストータであって、入力信号の微分または積分またはその両方に対する補正係数を決定し、その補正係数に基づいて入力信号を変形して最終的なプリディストーション信号として出力するプリディストータが記載されている。また、下記特許文献2には、回路規模を縮減し、高速、高精度に補償が可能な適応型プリディストーション方式の非線形補償回路の構成が記載されている。さらに下記特許文献3には、歪補償特性の劣化を抑制し、電力増幅手段での非線形歪みを補償する補償データ(電力増幅手段の入出力特性の逆特性で、電力増幅手段の非線形成分を考慮した補償データ)を生成する方法が記載されている。
特開2000−78037号公報(第2頁、第15図、第16図) 特開2001−268150号公報(第2頁、第2図、第3図) 特開2001−284977号公報(第2−3頁、第10図、第12図)
ところで、増幅器303の非線形特性において、特に、高電力増幅器(HPA)においては、メモリ効果(Memory Effect、Memory Distortion)と呼ばれる特性を有する場合がある。これは、増幅器303の非線形歪みが、入力信号の変調周波数や、マルチキャリア増幅における複数波の離調周波数に対して、周波数依存性を有する特性である。
このような周波数依存性が大きい場合には、図6及び図7を参照して説明した従来の回路構成では、プリディストータ301による補償効果が小さくなり、増幅器303の歪みを十分に補償することができない、という問題がある。
したがって、本発明の目的は、ベースバンド部において、増幅器の非線形特性に対する補償を行うにあたり、増幅器のメモリ効果による歪みを低減する装置及び方法を提供することにある。
前記目的を達成する本発明の一つのアスペクトに係る回路は、増幅器に入力される入力信号に対して、前記増幅器の入力対出力特性(「利得特性」という)の逆特性を与え、前記増幅器の非線形特性の補償を行う回路が、前記入力信号に対する前記増幅器の利得の逆特性である逆利得を導出し、前記逆利得の逆数を出力する第1の手段と、前記逆数を入力しフィルタ処理して出力するフィルタと、前記フィルタの出力の逆数を求めて出力する第2の手段と、前記入力信号と前記第2の手段からの出力信号とを乗算する乗算器を備えている。
本発明の他のアスペクトに係る回路は、入力信号に対する増幅器の利得を導出して出力する第1の手段と、前記利得を入力しフィルタ処理して出力するフィルタと、前記フィルタの出力の逆数を求めて出力する第2の手段と、前記入力信号と前記第2の手段からの出力信号とを乗算する乗算器を備えている。
本発明の他のアスペクトに係る方法は、入力信号に対する増幅器の利得の逆特性を導出し、前記逆特性の逆数を出力する工程と、前記逆数をフィルタ処理して出力する工程と、前記フィルタ出力の逆数をとる工程と、前記入力信号と前記フィルタ出力の逆数とを乗算する工程を含む。
本発明のさらに別のアスペクトに係る方法は、入力信号に対する増幅器の利得を導出する工程と、前記利得をフィルタ処理して出力する工程と、前記フィルタ出力の逆数を求める工程と、前記入力信号と前記フィルタ出力の逆数とを乗算する工程を含む。
本発明によれば、増幅器のメモリ効果による歪みを補償することができる。
本発明を実施するための最良の形態について以下に説明する。図1を参照すると、本発明の一実施の形態によるプリディストータは、複素ベースバンド信号を入力し振幅を出力する振幅変換器(102)と、増幅器の入力対出力特性の逆特性(「逆利得特性」という)を、入力振幅に対し、複素数で表現したデータを記憶保持し、振幅変換器(102)からの振幅をアドレスとして入力し、該振幅に対応した逆利得を出力するメモリ(103)と、メモリ(103)からの出力を入力しその逆数を出力する第1の逆数変換器(104)と、第1の逆数変換器(104)の出力信号を入力しフィルタリングするFIR型(Finite Impulse Response)のデジタル・フィルタ(105)と、フィルタ(105)の出力を入力しその逆数を出力する第2の逆数変換器(106)と、複素ベースバンド信号と第2の逆数変換器(106)の出力の複素乗算を行う複素乗算器(101)を備えている。
図7を参照して説明した従来の適応型プリディストータでは、入力信号の振幅(複素数の絶対値)に応じた、増幅器の利得の逆特性を入力信号に乗算することによって、プリディストーションを行っている。
これに対して、本発明は、増幅器(図6の303)の利得の逆特性の逆数を、増幅器のメモリ効果に対応するフィルタ特性を有するフィルタ(105)に通した後、再度、逆数をとったものを、入力信号に乗算している。あるいは、本発明は、入力信号に対応する、増幅器の利得(増幅器の入力対出力特性から得られる)を、増幅器のメモリ効果に対応するフィルタ特性のフィルタ(105)に通した後に、逆数をとったものを、入力信号に乗算する構成としてもよい。以下、より具体的な実施例に即して詳細に説明する。
[実施例1]
図1は、本発明の第1の実施例の構成を示す図である。図1に示した構成は、図6に示した送信機において、プリディストータ301として組み込まれる。
図1を参照すると、複素ベースバンド信号r(i)を入力しその振幅を出力する振幅変換器102と、増幅器の入力対出力特性の逆特性を記憶保持しルックアップテーブルを構成し、入力アドレスに対応する逆特性を出力するメモリ103と、メモリ103からの出力を入力しその逆数を演算して出力する第1の逆数変換器104と、第1の逆数変換器104の出力を入力しフィルタ演算して出力するFIR(Finite Impulse Response)フィルタ105と、FIRフィルタ105の出力を入力とし、その逆数を演算して出力する第2の逆数変換器106と、複素ベースバンド信号r(i)と第2の逆数変換器106から出力される逆数を複素乗算して出力する複素乗算器101を備えている。
入力信号をなす複素ベースバンド信号r(i)(=r(i)+jr(i)、r(i)は同相成分、r(i)は直交成分、j=−1)は、振幅変換器102で振幅(={r(i)+r(i)1/2)に変換され、振幅は、プリディストーション用のメモリ103のアドレスとして入力され、アドレスに対応する、逆特性(逆利得)が出力される。
振幅変換器102からの振幅に対応してメモリ103から出力される逆利得(複素信号)1/a(t)は、逆数変換器104で、逆数a(t)に変換される。逆利得の逆数a(t)は、FIRフィルタ105に入力され、信号w(i)が出力される。FIRフィルタ105の出力信号w(i)は、フィルタ係数(インパルス応答)h(0),h(1),h(2),…,h(N)(Nはフィルタ次数)と、信号a(i)の畳み込み演算として、式(1)のように表わされる。
w(i)=ΣN j=0h(j)・a(i-j) …(1)
FIRフィルタ105の出力信号w(i)(=w(i)+jw(i)、但し、w(i)は同相成分、w(i)は直交成分、j=−1)は、再度、逆数変換器106で逆数1/w(i)(={w(i)-jw(i)}/{w(i)+w(i)})に変換され、複素乗算器101で入力され、複素乗算器101は、入力信号r(i)と1/w(i)を複素乗算して出力信号を出力する。
FIRフィルタ105に関連して、増幅器のメモリ効果について以下に説明しておく。図2は、プリディストータで補償が行われる増幅器(図6の303参照)のメモリ効果の動作をモデル化して示す図である。なお、増幅器(図6の303参照)は、直交変調されアップコンバートされたアナログ信号(RF信号)を増幅するが、図2に示すモデルでは、プリディストータにより補償効果を説明するために、信号は複素信号(アナログ信号)とし、時間連続型のモデルとして表している。一方、図1の回路では、各信号はデジタル信号あり、時間は離散型とされる。
メモリ効果のない増幅器では、次式(2)に示すように、増幅器への複素入力信号x(t)に、増幅器の利得a(t)を乗じたものが、増幅器の出力信号v(t)となる。
v(t)=a(t)・x(t) …(2)
これに対し、メモリ効果のある増幅器では、メモリ効果のない場合の増幅器の利得a(t)を、フィルタリングした信号w(t)を、入力信号x(t)に乗じたものが、増幅器の出力v(t)となる。
メモリ効果に対応する特性のフィルタ203(線形位相フィルタ)でフィルタリングされた信号w(t)は、式(3)に示すように、a(t)と、フィルタ203のインパルス応答であるh(τ)の連続時間での積分(畳み込み積分)で表わされる。
w(t)=∫h(τ)・a(t-τ)dτ …(3)
そして、式(4)のように、このフィルタ203の出力w(t)を入力信号x(t)に乗算(複素乗算)したものが増幅器の出力v(t)となる。
v(t)=w(t)・x(t)=x(t)・{∫h(τ)・a(t-τ)dτ} …(4)
図2は、以上の動作(式(4))をブロック図で表したものである。図2において、非線形特性のブロック202は、メモリ効果のない場合の増幅器の利得a(t)を出力し、利得a(t)をフィルタ203でフィルタリングしたものが、複素乗算器201にて、入力信号x(t)に乗算される。
プリディストータ301では、この出力v(t)が入力信号r(t)と等しくなるように、予め増幅器へ供給される入力信号x(t)を歪ませることが必要とされる。上式(4)から、以下のような処理を行えばよいことがわかる。
x(t)=r(t)/w(t)=r(t)/{∫h(τ)・a(t-τ)dτ} …(5)
上式(5)の処理は、図1で示した構成により実現できる。ただし、式(5)のフィルタ処理∫h(τ)・a(t-τ)dτは、プリディストータ301では、離散時間での畳み込み演算処理(上式(1)参照)となる。
再び図1を参照すると、振幅変換器102とメモリ103の構成は、図7で示したものと同じものである。メモリ103の出力(複素データ)は、増幅器の利得の逆特性、すなわち1/a(i)(逆利得)となる。1/a(i)の逆数を取ったものが、a(i)となり、FIRフィルタ105の出力信号はw(i)となる。FIRフィルタ105の出力w(i)の逆数を入力信号r(i)に乗じることによって、式(6)が得られる。
r(i)/w(i)=r(i)/{ΣN j=0h(j)a(i-j)} … (6)
すなわち、図1に従って処理され複素乗算器101から出力される信号は、式(6)に表わされるように変換され、これを、図2に示すようなメモリ効果を有する増幅器に入力すると、上式(4)のように変換される。従って、増幅器の出力と入力との関係は、式(4)に、式(5)を代入することにより得られる。FIRフィルタ105のフィルタ特性を、図2の増幅器のメモリ効果のフィルタ特性と同じものとすることで、式(7)に示すように、入力信号r(t)とほぼ等しくなる。すなわち、増幅器による歪が補償される。
v(t)=r(t)/{∫h(τ)・a(t-τ)dτ}×{∫h(τ)・a(t-τ)dτ}
=r(t) …(7)
なお、図1において、振幅変換器102を電力変換器で構成してもよい。電力変換器は、複素入力信号r(i)(=r(i)+jr(i))から、その電力(=r(i)+r(i))に変換し、電力値が、プリディストーション用のメモリ103のアドレスとして入力される。なお、図1において、入力信号r(i)(複素ベースバンド信号)は、振幅変換器102、メモリ103、逆数変換器104、FIRフィルタ105、逆数変換器106でのそれぞれの遅延時間を加算した分だけ、遅延させて、複素乗算器101に入力され、入力信号r(i)が、入力信号r(i)に対応した1/w(i)と乗算されるように制御される。このため、例えば入力信号r(i)(複素ベースバンド信号)を、レジスタ等に一時的に記憶し、逆数変換器106からの1/w(i)の出力タイミングに同期してレジスタから取り出すことで、遅延調整する構成としてもよいことは勿論である。
図3は、図1に示した本発明の第1の実施例における処理手順を説明するための流れ図である。図1及び図3を参照して、本発明の第1の実施例の方法について説明する。
振幅変換器102で複素ベースバンド信号の振幅を求める(ステップS1)。
次に、増幅器の入力対出力特性の逆特性(逆利得特性)を記憶したメモリ103から、振幅に対応した逆利得を求める(ステップS2)。
第1の逆数変換器104で逆利得の逆数を求める(ステップS3)。
FIRフィルタ105で、逆利得の逆数をフィルタ処理する(ステップS4)。
フィルタリングされた逆数を入力する第2の逆数変換器106が、その逆数を求める(ステップS5)。
複素乗算器101で複素ベースバンド信号とステップS5で求めた逆数との複素乗算を求める(ステップS6)。
[実施例2]
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図4は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。本実施例では、メモリ103’に記憶されているデータを、増幅器の入力対出力特性、したがって、増幅器の利得特性としておく。これにより、図1の第1の逆数変換器104を省略することができる。
本実施例においては、振幅変換器102で複素ベースバンド信号の振幅を求め、メモリ103’から振幅に対応した利得a(i)が出力される。FIRフィルタ105は、利得a(i)をフィルタ処理する。逆数変換器106では、フィルタ処理された利得w(t)の逆数を求める。複素乗算器101は、複素ベースバンド信号と、逆数変換器106から出力される逆数との乗算を行う。
図5は、図4に示した本発明の第2の実施例における処理手順を説明するための流れ図である。図4及び図5を参照して、本発明の第2の実施例の方法について説明する。
振幅変換器102で複素ベースバンド信号の振幅を求める(ステップS11)。
次に、増幅器の入力対出力特性(利得特性)を記憶したメモリ103’から、振幅に対応した増幅器の利得を求める(ステップS12)。
FIRフィルタ105で、メモリ103’からの利得をフィルタ処理する(ステップS13)。
フィルタリングされた逆数を入力する逆数変換器106が、その逆数を求める(ステップS14)。
複素ベースバンド信号とステップS14で求めた逆数との複素乗算を求める(ステップS15)。
上記した各実施例のプリディストータは、図6のプリディストータ301として用いられる。なお、第2の実施例のプリディストータを用いた場合、図6のメモリ修正演算部304は、入力信号と直交復調器305からの復調信号に基づき、増幅器の入力対出力特性のデータ(利得データ)を修正する。
上記実施例において、振幅変換器102、メモリ103(103’)と、逆数変換器104の部分を、これと等価な処理を行う他の演算回路に置き換えてもよいことは勿論である。
また、振幅変換器102とメモリ103(103’)の部分を、これと等価な処理を行う他の演算回路に置き換えてもよいことは勿論である。
また、上記実施例において、FIRフィルタのフィルタ係数h(i)、及び/又は、フィルタ次数を可変としてもよいことは勿論である。以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例にのみ限定されるものでなく、本発明の原理に順ずる範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
以上説明したように、本発明によれば、増幅器の非線形歪みが、入力信号の変調周波数等に対して、周波数依存性を有する場合に、増幅器の歪みを補償することができる。このため、本発明に係る装置及び方法は、例えば移動通信システムの送信装置等に用いて好適とされる。
本発明の第1の実施例のプリディストータの構成を示す図である。 本発明の実施例における増幅器のメモリ効果を説明するための図である。 本発明の第1の実施例の処理手順を示す図である。 本発明の第2の実施例のプリディストータの構成を示す図である。 本発明の第2の実施例の処理手順を示す図である。 プリディストータを有する送信機の構成を示す図である。 従来のプリディストータの構成を示す図である。
符号の説明
101 複素乗算器
102 振幅変換器
103、103’ メモリ
104 逆数変換器
105 FIRフィルタ
106 逆数変換器
201 複素乗算器
202 非線形特性
203 線形位相フィルタ
301 プリディストータ
302 直交変調器
303 増幅器
304 メモリ修正演算部
305 直交復調器
401 複素乗算器
402 振幅変換器
403 メモリ

Claims (14)

  1. 増幅器に入力される入力信号に対して前記増幅器の入力対出力特性(「利得特性」という)の逆特性を与え、前記増幅器の非線形特性の補償を行う回路が、
    前記入力信号に対する前記増幅器の利得の逆特性である逆利得を導出し、前記逆利得の逆数を出力する第1の手段と、
    前記逆数を入力しフィルタ処理して出力するフィルタと、
    前記フィルタの出力の逆数を求めて出力する第2の手段と、
    前記入力信号と前記第2の手段からの出力信号とを乗算する乗算器と、
    を備えている、ことを特徴とする非線形補償回路。
  2. 増幅器に入力される入力信号に対して前記増幅器の入力対出力特性(「利得特性」という)の逆特性を与え、前記増幅器の非線形特性の補償を行う回路が、
    前記入力信号に対する前記増幅器の利得を導出して出力する第1の手段と、
    前記利得を入力しフィルタ処理して出力するフィルタと、
    前記フィルタの出力の逆数を求めて出力する第2の手段と、
    前記入力信号と前記第2の手段からの出力信号とを乗算する乗算器と、
    を備えている、ことを特徴とする非線形補償回路。
  3. 複素ベースバンド信号を入力し振幅又は電力に変換して出力する変換部と、
    増幅器の入力対出力特性の逆特性(「逆利得特性」という)を、入力振幅又は電力に対し、複素数で表現したデータを記憶保持し、前記変換部からの振幅又は電力に対応する逆利得を出力する記憶部と、
    前記メモリから出力される前記逆利得を入力し前記逆利得の逆数を出力する第1の逆数変換器と、
    前記第1の逆数変換器の出力信号を入力しフィルタ処理して出力するフィルタと、
    前記フィルタの出力を入力し、前記フィルタの出力の逆数を出力する第2の逆数変換器と、
    入力された前記複素ベースバンド信号と、前記第2の逆数変換器からの出力信号とを入力して複素乗算を行い、複素乗算結果を出力する複素乗算器と、
    を備えている、ことを特徴とする非線形補償回路。
  4. 複素ベースバンド信号を入力し振幅又は電力に変換して出力する変換部と、
    増幅器の入力対出力特性(「利得特性」という)を入力振幅又は電力に対し、複素数で表現したデータを記憶保持し、前記変換部からの振幅又は電力に対応する利得を出力するメモリと、
    前記メモリから出力される前記利得を入力しフィルタ処理して出力するフィルタと、
    前記フィルタの出力を入力し、前記フィルタの出力の逆数を出力する逆数変換器と、
    入力された前記複素ベースバンド信号と、前記逆数変換器からの出力信号とを入力して複素乗算を行い、複素乗算結果を出力する複素乗算器と、
    を備えている、ことを特徴とする非線形補償回路。
  5. 前記フィルタが、前記増幅器のメモリ効果に対応するフィルタ特性を有する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の非線形補償回路。
  6. 前記フィルタが、FIR(有限インパルス応答)フィルタである、ことを特徴とする請求項5記載の非線形補償回路。
  7. 請求項1又は2に記載の非線形補償回路と、
    前記非線形補償回路から出力される信号を変調した信号を入力とする前記増幅器と、を備えている、ことを特徴とする送信装置。
  8. 請求項3乃至6のいずれか一に記載の非線形補償回路と、
    前記非線形補償回路から出力される信号を直交変調して出力する直交変調器と、
    前記直交復調器から出力される信号を増幅して出力する増幅器と、
    前記増幅器から出力される信号を直交復調して出力する直交復調器と、
    前記非線形補償回路への入力信号と前記直交復調器からの信号とを入力し前記メモリのデータを修正するメモリ修正演算部と、
    を少なくとも含む、ことを特徴とする送信装置。
  9. 増幅器に入力される入力信号に対して前記増幅器の入力対出力特性(「利得特性」という)の逆特性を与え、前記増幅器の非線形特性の補償を行う方法であって、
    前記入力信号に対する前記増幅器の利得の逆特性を導出し、前記逆特性の逆数を出力する工程と、
    前記逆数をフィルタ処理して出力する工程と、
    前記フィルタ出力の逆数をとる工程と、
    前記入力信号と前記フィルタ出力の逆数とを乗算する工程と、
    を含む、ことを特徴とする非線形補償方法。
  10. 増幅器に入力される入力信号に対して前記増幅器の入力対出力特性(「利得特性」という)の逆特性を与え、前記増幅器の非線形特性の補償を行う方法であって、
    前記入力信号に対する前記増幅器の利得を導出する工程と、
    前記利得をフィルタ処理して出力する工程と、
    前記フィルタ出力の逆数を求める工程と、
    前記入力信号と前記フィルタ出力の逆数とを乗算する工程と、
    を含む、ことを特徴とする非線形補償方法。
  11. 複素ベースバンド信号を入力し振幅又は電力に変換して出力する工程と、
    増幅器の入力対出力特性の逆特性(「逆利得特性」という)を入力振幅又は電力に対し、複素数で表現したデータを記憶保持するメモリから、前記出力された振幅又は電力に対応する逆利得を出力する工程と、
    前記メモリから出力される前記逆利得の逆数を求めて出力する工程と、
    前記逆利得の逆数をフィルタ処理して出力する工程と、
    前記フィルタの出力の逆数を求めて出力する工程と、
    入力された前記複素ベースバンド信号と、前記フィルタの出力の逆数との複素乗算を行う工程と、
    を含む、ことを特徴とする非線形補償方法。
  12. 複素ベースバンド信号を入力し振幅又は電力に変換して出力する工程と、
    増幅器の入力対出力特性(「利得特性」という)を入力振幅又は電力に対し、複素数で表現したデータを記憶保持するメモリから、前記出力された振幅又は電力に対応する利得を出力する工程と、
    前記メモリから出力される前記利得をフィルタ処理して出力する工程と、
    前記フィルタの逆数を求めて出力する工程と、
    入力された前記複素ベースバンド信号と前記フィルタの逆数との複素乗算を行う工程と、
    を含む、ことを特徴とする非線形補償方法。
  13. 前記フィルタが、前記増幅器のメモリ効果に対応するフィルタ特性を有する、ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一記載の非線形補償方法。
  14. 前記フィルタが、FIR(有限インパルス応答)フィルタである、ことを特徴とする請求項13記載の非線形補償方法。
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