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JP2005019034A - Solid oxide fuel cell - Google Patents

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JP2005019034A
JP2005019034A JP2003178849A JP2003178849A JP2005019034A JP 2005019034 A JP2005019034 A JP 2005019034A JP 2003178849 A JP2003178849 A JP 2003178849A JP 2003178849 A JP2003178849 A JP 2003178849A JP 2005019034 A JP2005019034 A JP 2005019034A
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JP
Japan
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fuel cell
fuel
power generation
cell stack
gas
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2003178849A
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Japanese (ja)
Inventor
Takashi Miyazawa
隆 宮澤
Norihisa Chitose
範壽 千歳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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    • Y02E60/50Fuel cells

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a solid oxide fuel cell which can improve efficiency of power generation by making uniform the temperature distribution in a fuel cell stack utilizing cooling action due to endothermic reaction in the reforming while efficiently utilizing heat generation in power generation as a heat source for vapor reforming reaction. <P>SOLUTION: In the solid oxide fuel cell, the fuel cell stack 3 is composed by stacking a power generation cell 7 and a separator 10 alternately, and power generating reaction is generated by supplying fuel gas and oxidizer gas inside the fuel cell stack 3. The reform catalyst tube 30 of the fuel gas filled with hydrocarbon catalyst is arranged around the periphery of the fuel cell stack 3 except at least both ends a, b. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発電セルとセパレータを交互に積層したスタック構造を有する固体酸化物形燃料電池に関し、特に、燃料電池スタックの温度分布を均一化することにより効率的な発電を可能にした固体酸化物形燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
固体酸化物形燃料電池は、第三世代の発電用燃料電池として開発が進んでいる。現在、この固体酸化物形燃料電池は、円筒型、モノリス型、および平板積層型の3種類が提案されており、何れも酸化物イオン伝導体から成る固体電解質を空気極層と燃料極層との間に挟んだ積層構造を有する。この積層体から成る発電セルとセパレータを交互に積層することにより所定出力の燃料電池スタックが構成できる。
【0003】
発電セルには、空気極側に酸化剤ガスとしての酸素(空気)が、燃料極側に燃料ガス(H、CO、CH 等)が供給される。空気極と燃料極は、ガスが固体電解質との界面に到達することができるように、いずれも多孔質とされている。空気極側に供給された酸素は、空気極層内の気孔を通って固体電解質層との界面近傍に到達し、この部分で、空気極から電子を受け取って酸化物イオン(O2−)にイオン化される。この酸化物イオンは、燃料極の方向に向かって固体電解質層内を拡散移動する。燃料極との界面近傍に到達した酸化物イオンは、この部分で、燃料ガスと反応して反応生成物(HO、CO等)を生じ、燃料極に電子を放出する。
【0004】
燃料に水素を用いた場合の電極反応は次のようになる。
空気極: 1/2 O+ 2e → O2−
燃料極: H+ O2− → HO+2e
全体 : H+ 1/2 O → H
【0005】
ところで、このような固体酸化物形燃料電池に使用される燃料ガスは天然ガス(メタンガス)等の炭化水素化合物であるため、実際はこの原燃料を水素を主成分とする燃料ガスに改質してから使用する必要がある。改質の方法として、原燃料が炭化水素系の気体燃料や液体燃料の場合、通常は水蒸気改質法が用いられている。
【0006】
例えば、メタンガスを原燃料とする改質反応は次のようになる。
脱硫されたメタンガスは、改質器で水蒸気を加えられて、水素と一酸化炭素になる。この改質反応は吸熱反応であって、温度は650〜800℃程の高温を必要とする。
CH +HO→3H+CO
この時、生成された一酸化炭素は、さらに水蒸気と反応して水素と二酸化炭素に変わる。
CO+HO→H+CO
【0007】
固体酸化物形燃料電池の燃料改質としては、外部に改質器を設置する外部改質法や高温の燃料電池モジュールの内部に直接改質機構を組み込んだ内部改質法が知られているが、水蒸気改質反応が吸熱反応であることから、改質反応のための熱を供給する必要がある外部改質法は発電効率が悪く、よって、近年では、燃料電池で発生する熱の一部を改質反応の吸熱反応に利用できる効率的な内部改質法が注目されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特に、平板積層型の燃料電池スタックでは、その積層方向の温度分布を調べてみると、発電セルの積層方向においてスタック両端付近の温度が中側部分に比べて極端に低下するという傾向が見られる。これは、両端を除く部分は各発熱体(発電セル)が別の発熱体により挟まれる構造であるため運転時の発電セルのジュール熱がスタック外に発散し難く、一方、スタック両端部の発電セルはモジュール内雰囲気に直接接触しているためジュール熱が発散し易いことに起因している。温度が低い部分の発電セルは、高温部分の発電セルに比べて電極反応が活発に行われないため発電性能が低下している。
【0009】
従って、複数の発電セルを直列に接続して構成される燃料電池スタックでは、燃料電池スタックの積層方向にこのような両肩下がりの温度分布が生じていると、スタック中側部分の発電セルに高い発電性能が得られていても、燃料電池全体の発電性能が低温部の発電セルの発電性能で制限されることになってしまう。
【0010】
しかしながら、既述したように、改質反応は吸熱反応であるから、この吸熱反応による冷却作用を効果的に利用することにより、このようなスタック内温度分布の不均一を改善できるものと考えられる。
【0011】
本発明は、上記した考えに基づいて成されたもので、発電時のスタックの発熱を水蒸気改質反応のための熱源として効率良く利用すると共に、改質時の吸熱反応による冷却作用を利用して燃料電池スタックの温度分布を均一化することにより、発電の効率化を図った固体酸化物形燃料電池を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1に記載の本発明は、発電セルとセパレータを交互に積層して燃料電池スタックを構成し、当該燃料電池スタックの内部に燃料ガスと酸化剤ガスを供給することにより発電反応を生じさせる固体酸化物形燃料電池において、前記燃料電池スタックの少なくとも両端部分を除く周辺部に、炭化水素改質触媒を充填した燃料ガスの改質触媒管を配置したことを特徴としている。
【0013】
本構成では、温度の高い燃料電池スタックの中側部分における発電セルからの発熱を効率良く吸収して改質反応に利用することができ、且つ、その際の吸熱反応で燃料電池スタックの中側部分を冷却することができる。その結果、燃料電池スタックの積層方向の温度分布が均一化され、効率的な発電が可能となる。
【0014】
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池において、前記改質触媒管が前記燃料電池スタックの周囲に螺旋状に配置されていることを特徴としている。
【0015】
このように、改質触媒管を蛇管構造とすることにより、排熱に対する受熱面積が大きくなり改質反応が良好に行われると共に、燃料電池スタックの高温部分の冷却効果も向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3に基づいて本発明の実施形態を説明する。
【0017】
図1は本発明が適用された固体酸化物形燃料電池の全体構成を示している。
図1において、符号1は固体酸化物形燃料電池、符号2はハウジング、符号3は積層方向を縦にしてハウジング2内に配置された燃料電池スタックである。この燃料電池スタック3は、固体電解質層4の両面に燃料極層5および空気極層(酸化剤極層)6を配した発電セル7と、燃料極層5の外側の燃料極集電体8と、空気極層6の外側の空気極集電体(酸化剤極集電体)9と、各集電体8、9の外側のセパレータ10を順番に積層した構造を有する。
【0018】
ここで、固体電解質層4はイットリアを添加した安定化ジルコニア(YSZ)等で構成され、燃料極層5はNi、Co等の金属あるいはNi−YSZ、Co−YSZ等のサーメットで構成され、空気極層6はLaMnO、LaCoO等で構成され、燃料極集電体8はNi基合金等のスポンジ状の多孔質焼結金属板で構成され、空気極集電体9はAg基合金等のスポンジ状の多孔質焼結金属板で構成され、セパレータ10はステンレス等で構成されている。
【0019】
また、燃料電池スタック3の側方には、各セパレータ10の燃料通路26(図2参照)に接続管11を通して燃料ガスを供給する燃料用マニホールド13と、各セパレータ10の酸化剤通路25(図2参照)に接続管12を通して酸化剤ガスとしての空気を供給する酸化剤用マニホールド14とが、発電セル7の積層方向に延在して設けられている。
【0020】
また、マニホールド13、14の外周側には、燃料ガス予熱管15、酸化剤ガス予熱管16と、各予熱管15、16および燃料電池スタック3を予熱するための加熱手段としてヒータ20が周設されている。ヒータ20および予熱管15、16は、ハウジング2の内部に収容されており、ハウジング2内の各予熱管15、16に対して外部の燃料ガス供給管17、酸化剤ガス供給管18がそれぞれ接続されている。
【0021】
また、この固体酸化物形燃料電池1は、発電セル7の外周部にガス漏れ防止シールを設けないシールレス構造とされており、運転時には、図2に示すように、燃料通路26および酸化剤通路25を通してセパレータ10の略中心部から発電セル7に向けて供給される燃料ガスおよび酸化剤ガス(空気)を、発電セル7の外周方向に拡散させながら燃料極層5および空気極層6の全面に良好な分布で行き渡らせて発電反応を生じさせると共に、発電反応で消費されなかった残余のガスを、発電セル7の外周部から外に自由に放出するようになっている。また、ハウジング2には、その内部空間21に放出された余剰ガスを、ハウジング2の外に排出するための排気管(排気穴)22a、22bが設けられている。
【0022】
次に、図3は本実施形態による燃料改質機構を示している。図3中、符号3は発電セル7とセパレータ10を交互に複数積層して構成した円筒状の燃料電池スタックを示し、この燃料電池スタック3の周囲を囲むように、その近傍に、内部に炭化水素改質触媒(図示せず)を充填した改質触媒管30が配置されている。
【0023】
この改質触媒管30の一端側より燃料ガス(原燃料)と水蒸気の混合ガスが供給されるようになっており、他端側が図示しない配管により燃料用マニホールド13(図1参照)に接続されて燃料改質機構を構成している。改質触媒管30は、燃料電池スタック3の少なくとも両端部分a、bを除くスタック中側部分の周囲に螺旋状に配管されており、このような状態に配管されたものを蛇管という。
【0024】
改質触媒管30の内径は12〜24φとされ、管内には炭化水素触媒として、Ni系触媒、或いはRu系触媒が適量充填されて、管内のSV(SV:反応ガス体積流量/触媒体積)を500h−1 以上としている。
【0025】
上記構成の燃料改質機構において、運転時に改質触媒管30には燃料ガスである炭化水素ガス(CH )と高温水蒸気の混合ガスが導入されることにより混合ガスは炭化水素改質触媒に接触し、水蒸気改質法による炭化水素ガスの改質反応が行われ、水素リッチな改質ガス(H 、CO、CO )を生成する。
【0026】
この改質反応は吸熱反応であって、改質反応に必要な熱(例えば、650〜800℃)は、主に近傍に改質触媒管30が配設される燃料電池スタック3の中側部分からの発熱を利用して得られる。
既述したように、燃料電池スタック3の中側部分は両端部分に比べて温度が高く、発電セルより放出される排ガスも高温である。加えて、改質触媒管30は蛇管構造であり、排熱に対する受熱面積は極めて大きいものであるため、改質触媒管30を介して改質反応に十分な熱を得ることができ、且つ、管内のSVは500h−1 以上としているため、コンパクトな改質器の設計が行える。
【0027】
本発明では、また、係る改質時の吸熱反応を燃料電池スタックの冷却に利用している。
即ち、図3の温度分布に示すように、燃料電池スタックの周囲に燃料改質機構が配設されていない従来型の場合、燃料電池スタック3の積層方向(縦方向)の温度分布は実線で示す両肩下がりの特性となるが、高温となる燃料電池スタックの中側部分に燃料改質機構を配した本発明では、吸熱反応の冷却効果で高温部分は、破線で示すように温度が低下するため、高温部と低温部の温度差を極力無くし、積層方向の全域に亘ってほぼ均一な温度分布を得ることができ、発電の効率化が図れる。加えて、破線のように高温部の発電セルの温度を低減することにより、熱応力による燃料極層の剥離等、発電セル7の破損が防止でき、燃料電池の耐久性(熱サイクル特性)が向上する。
【0028】
燃料改質機構で得られた水素リッチな改質ガスは、改質触媒管30の端部より図示しない配管を通して図1に示す燃料用マニホールド13に誘導され、ここから各接続管11を通して各セパレータ10の側部に導入される。さらに、図2に示すように、改質ガスはセパレータ10の側面から燃料通路26を通して燃料極側に吐出し、燃料極集電体8内を拡散移動して燃料極層5に達する。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明によれば、燃料電池スタックの少なくとも両端部分を除く周辺部に燃料ガスの改質触媒管を配置したので、温度の高い燃料電池スタックの中側部分における発電セルからの排熱を効率良く吸収して改質反応に利用することができ、且つ、その際の吸熱反応で燃料電池スタック中側部分を冷却することができる。その結果、燃料電池スタックの積層方向の温度分布を均一化でき、効率的な発電が可能となる。
【0030】
また、請求項2に記載の本発明によれば、改質触媒管を蛇管構造としたので、排熱に対する受熱面積が大きくなって改質反応が良好に行われると共に、燃料電池スタックの高温部分の冷却効果も向上するため、温度分布の均一化もより一層確実に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された固体酸化物形燃料電池の具体的構成を示す断面図。
【図2】燃料電池スタックの要部概略構成図で、運転時のガスの流れを示す。
【図3】本発明の実施形態の説明に用いる燃料改質機構の構成を示す図。
【符号の説明】
1 固体酸化物形燃料電池
3 燃料電池スタック
7 発電セル
10 セパレータ
30 改質触媒管
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a solid oxide fuel cell having a stack structure in which power generation cells and separators are alternately stacked, and more particularly to a solid oxide that enables efficient power generation by uniformizing the temperature distribution of the fuel cell stack. The present invention relates to a fuel cell.
[0002]
[Prior art]
Solid oxide fuel cells are being developed as third-generation fuel cells for power generation. At present, three types of solid oxide fuel cells have been proposed: a cylindrical type, a monolith type, and a flat plate type, all of which include a solid electrolyte composed of an oxide ion conductor as an air electrode layer, a fuel electrode layer, and a fuel electrode layer. It has a laminated structure sandwiched between. A fuel cell stack having a predetermined output can be configured by alternately laminating power generation cells and separators made of this laminate.
[0003]
The power generation cell is supplied with oxygen (air) as an oxidant gas on the air electrode side and fuel gas (H 2 , CO, CH 4, etc.) on the fuel electrode side. The air electrode and the fuel electrode are both porous so that the gas can reach the interface with the solid electrolyte. Oxygen supplied to the air electrode side passes through pores in the air electrode layer and reaches the vicinity of the interface with the solid electrolyte layer. At this portion, electrons are received from the air electrode and converted into oxide ions (O 2− ). Ionized. The oxide ions diffuse and move in the solid electrolyte layer toward the fuel electrode. Oxide ions that have reached the vicinity of the interface with the fuel electrode react with the fuel gas at this portion to generate reaction products (H 2 O, CO 2, etc.), and discharge electrons to the fuel electrode.
[0004]
The electrode reaction when hydrogen is used as the fuel is as follows.
Air electrode: 1/2 O 2 + 2e → O 2−
Fuel electrode: H 2 + O 2− → H 2 O + 2e
Overall: H 2 + 1/2 O 2 → H 2 O
[0005]
By the way, since the fuel gas used in such a solid oxide fuel cell is a hydrocarbon compound such as natural gas (methane gas), the raw fuel is actually reformed into a fuel gas mainly composed of hydrogen. It is necessary to use from. As a reforming method, when the raw fuel is a hydrocarbon-based gas fuel or liquid fuel, a steam reforming method is usually used.
[0006]
For example, a reforming reaction using methane gas as a raw fuel is as follows.
The desulfurized methane gas is added with water vapor in the reformer to become hydrogen and carbon monoxide. This reforming reaction is an endothermic reaction, and requires a high temperature of about 650 to 800 ° C.
CH 4 + H 2 O → 3H 2 + CO
At this time, the generated carbon monoxide further reacts with water vapor and changes into hydrogen and carbon dioxide.
CO + H 2 O → H 2 + CO 2
[0007]
As the fuel reforming of the solid oxide fuel cell, there are known an external reforming method in which a reformer is installed outside and an internal reforming method in which a reforming mechanism is directly incorporated in a high-temperature fuel cell module. However, since the steam reforming reaction is an endothermic reaction, the external reforming method that needs to supply heat for the reforming reaction has poor power generation efficiency. An efficient internal reforming method that can utilize the part for the endothermic reaction of the reforming reaction has attracted attention.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in particular, when examining the temperature distribution in the stacking direction of the flat stack type fuel cell stack, the temperature near the both ends of the stack in the stacking direction of the power generation cells tends to be extremely lower than that in the middle part. It can be seen. This is because the heat generating elements (power generation cells) are sandwiched between different heat generating elements except for both ends, so the Joule heat of the power generating cells during operation is difficult to dissipate outside the stack, while the power generation at both ends of the stack This is because the cell is in direct contact with the atmosphere in the module, so that the Joule heat is easily dissipated. The power generation cell at the low temperature portion has a lower power generation performance because the electrode reaction is not actively performed as compared with the power generation cell at the high temperature portion.
[0009]
Therefore, in a fuel cell stack configured by connecting a plurality of power generation cells in series, if such a temperature distribution with both shoulders is generated in the stacking direction of the fuel cell stack, the power generation cells in the middle portion of the stack Even if high power generation performance is obtained, the power generation performance of the entire fuel cell is limited by the power generation performance of the power generation cells in the low temperature portion.
[0010]
However, as described above, since the reforming reaction is an endothermic reaction, it is considered that such nonuniformity of the temperature distribution in the stack can be improved by effectively using the cooling action by the endothermic reaction. .
[0011]
The present invention has been made based on the above-described idea, and efficiently utilizes the heat generated by the stack during power generation as a heat source for the steam reforming reaction and utilizes the cooling action by the endothermic reaction during reforming. An object of the present invention is to provide a solid oxide fuel cell in which the temperature distribution of the fuel cell stack is made uniform to improve the efficiency of power generation.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
That is, according to the present invention, the fuel cell stack is configured by alternately stacking the power generation cells and the separator, and the power generation reaction is performed by supplying the fuel gas and the oxidant gas into the fuel cell stack. The resulting solid oxide fuel cell is characterized in that a reforming catalyst tube of a fuel gas filled with a hydrocarbon reforming catalyst is arranged in the peripheral portion excluding at least both end portions of the fuel cell stack.
[0013]
In this configuration, the heat generated from the power generation cells in the middle portion of the fuel cell stack having a high temperature can be efficiently absorbed and used for the reforming reaction, and the inside of the fuel cell stack by the endothermic reaction at that time The part can be cooled. As a result, the temperature distribution in the stacking direction of the fuel cell stack is made uniform, and efficient power generation becomes possible.
[0014]
The present invention described in claim 2 is characterized in that, in the solid oxide fuel cell according to claim 1, the reforming catalyst tube is spirally arranged around the fuel cell stack. Yes.
[0015]
Thus, by making the reforming catalyst tube into a serpentine tube structure, the heat receiving area with respect to the exhaust heat is increased, the reforming reaction is favorably performed, and the cooling effect of the high temperature portion of the fuel cell stack is also improved.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0017]
FIG. 1 shows the overall configuration of a solid oxide fuel cell to which the present invention is applied.
In FIG. 1, reference numeral 1 is a solid oxide fuel cell, reference numeral 2 is a housing, and reference numeral 3 is a fuel cell stack arranged in the housing 2 with the stacking direction being vertical. The fuel cell stack 3 includes a power generation cell 7 in which a fuel electrode layer 5 and an air electrode layer (oxidant electrode layer) 6 are arranged on both surfaces of a solid electrolyte layer 4, and a fuel electrode current collector 8 outside the fuel electrode layer 5. The air electrode current collector (oxidant electrode current collector) 9 outside the air electrode layer 6 and the separator 10 outside the current collectors 8 and 9 are sequentially stacked.
[0018]
Here, the solid electrolyte layer 4 is composed of stabilized zirconia (YSZ) or the like to which yttria is added, and the fuel electrode layer 5 is composed of a metal such as Ni or Co or a cermet such as Ni—YSZ or Co—YSZ, and air. The electrode layer 6 is made of LaMnO 3 , LaCoO 3 or the like, the fuel electrode current collector 8 is made of a sponge-like porous sintered metal plate such as a Ni-based alloy, and the air electrode current collector 9 is made of an Ag-based alloy or the like. The separator 10 is made of stainless steel or the like.
[0019]
Further, on the side of the fuel cell stack 3, a fuel manifold 13 for supplying fuel gas to the fuel passage 26 (see FIG. 2) of each separator 10 through the connection pipe 11, and an oxidant passage 25 (see FIG. 2), an oxidant manifold 14 for supplying air as an oxidant gas through the connection pipe 12 is provided extending in the stacking direction of the power generation cells 7.
[0020]
Further, on the outer peripheral side of the manifolds 13 and 14, a heater 20 is provided around the fuel gas preheating pipe 15, the oxidant gas preheating pipe 16, and heating means for preheating the preheating pipes 15 and 16 and the fuel cell stack 3. Has been. The heater 20 and the preheating pipes 15 and 16 are accommodated inside the housing 2, and an external fuel gas supply pipe 17 and an oxidant gas supply pipe 18 are connected to the respective preheating pipes 15 and 16 in the housing 2. Has been.
[0021]
Further, the solid oxide fuel cell 1 has a sealless structure in which a gas leak prevention seal is not provided on the outer peripheral portion of the power generation cell 7, and during operation, as shown in FIG. While the fuel gas and the oxidant gas (air) supplied from the substantially central portion of the separator 10 to the power generation cell 7 through the passage 25 are diffused in the outer peripheral direction of the power generation cell 7, the fuel electrode layer 5 and the air electrode layer 6 The power generation reaction is caused to spread over the entire surface with a good distribution, and the remaining gas that has not been consumed by the power generation reaction is freely released from the outer periphery of the power generation cell 7 to the outside. In addition, the housing 2 is provided with exhaust pipes (exhaust holes) 22a and 22b for discharging excess gas discharged into the internal space 21 to the outside of the housing 2.
[0022]
Next, FIG. 3 shows the fuel reforming mechanism according to the present embodiment. In FIG. 3, reference numeral 3 indicates a cylindrical fuel cell stack formed by alternately stacking a plurality of power generation cells 7 and separators 10, and carbonized inside in the vicinity so as to surround the periphery of the fuel cell stack 3. A reforming catalyst tube 30 filled with a hydrogen reforming catalyst (not shown) is disposed.
[0023]
A mixed gas of fuel gas (raw fuel) and water vapor is supplied from one end side of the reforming catalyst pipe 30, and the other end side is connected to the fuel manifold 13 (see FIG. 1) by a pipe not shown. Constitutes a fuel reforming mechanism. The reforming catalyst tube 30 is spirally piped around the middle portion of the fuel cell stack 3 excluding at least both end portions a and b, and the pipe that is piped in such a state is called a serpentine tube.
[0024]
The inner diameter of the reforming catalyst tube 30 is 12 to 24φ, and the tube is filled with an appropriate amount of a Ni-based catalyst or Ru-based catalyst as a hydrocarbon catalyst, and the SV (SV: reactive gas volume flow rate / catalyst volume) in the tube is filled. Is 500 h −1 or more.
[0025]
In the fuel reforming mechanism configured as described above, a mixed gas of hydrocarbon gas (CH 4 ), which is a fuel gas, and high-temperature steam is introduced into the reforming catalyst tube 30 during operation, so that the mixed gas becomes a hydrocarbon reforming catalyst. In contact with each other, a reforming reaction of the hydrocarbon gas by the steam reforming method is performed, and a hydrogen-rich reformed gas (H 2 , CO, CO 2 ) is generated.
[0026]
This reforming reaction is an endothermic reaction, and heat (for example, 650 to 800 ° C.) necessary for the reforming reaction is mainly in the middle portion of the fuel cell stack 3 in which the reforming catalyst tube 30 is disposed in the vicinity. It is obtained using the heat generated from
As described above, the temperature of the middle part of the fuel cell stack 3 is higher than that of both end parts, and the exhaust gas discharged from the power generation cells is also hot. In addition, the reforming catalyst tube 30 has a serpentine structure, and the heat receiving area for exhaust heat is extremely large, so that sufficient heat for the reforming reaction can be obtained via the reforming catalyst tube 30, and Since the SV in the pipe is 500 h −1 or more, a compact reformer can be designed.
[0027]
In the present invention, the endothermic reaction during the reforming is also used for cooling the fuel cell stack.
That is, as shown in the temperature distribution of FIG. 3, in the case of the conventional type in which the fuel reforming mechanism is not provided around the fuel cell stack, the temperature distribution in the stacking direction (vertical direction) of the fuel cell stack 3 is a solid line. In the present invention in which the fuel reforming mechanism is arranged in the middle portion of the fuel cell stack that becomes high temperature, the temperature of the high temperature portion decreases as shown by the broken line due to the cooling effect of the endothermic reaction. Therefore, the temperature difference between the high temperature portion and the low temperature portion is minimized, and a substantially uniform temperature distribution can be obtained over the entire region in the stacking direction, so that power generation efficiency can be improved. In addition, by reducing the temperature of the power generation cell in the high temperature area as shown by the broken line, damage to the power generation cell 7 such as peeling of the fuel electrode layer due to thermal stress can be prevented, and the durability (thermal cycle characteristics) of the fuel cell can be improved. improves.
[0028]
The hydrogen-rich reformed gas obtained by the fuel reforming mechanism is guided from the end of the reforming catalyst pipe 30 to the fuel manifold 13 shown in FIG. Introduced on 10 sides. Further, as shown in FIG. 2, the reformed gas is discharged from the side surface of the separator 10 to the fuel electrode side through the fuel passage 26, diffuses and moves in the fuel electrode current collector 8, and reaches the fuel electrode layer 5.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, since the fuel gas reforming catalyst tube is disposed in the peripheral portion excluding at least both end portions of the fuel cell stack, The exhaust heat from the power generation cell in the side portion can be efficiently absorbed and used for the reforming reaction, and the inner side portion of the fuel cell stack can be cooled by the endothermic reaction at that time. As a result, the temperature distribution in the stacking direction of the fuel cell stack can be made uniform, and efficient power generation becomes possible.
[0030]
According to the second aspect of the present invention, since the reforming catalyst tube has a serpentine tube structure, the heat receiving area with respect to the exhaust heat is increased so that the reforming reaction is favorably performed, and the high temperature portion of the fuel cell stack Since the cooling effect is also improved, the temperature distribution can be made more uniform.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a specific configuration of a solid oxide fuel cell to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram of a main part of a fuel cell stack, showing a gas flow during operation.
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of a fuel reforming mechanism used for explaining an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Solid Oxide Fuel Cell 3 Fuel Cell Stack 7 Power Generation Cell 10 Separator 30 Reforming Catalyst Tube

Claims (2)

発電セルとセパレータを交互に積層して燃料電池スタックを構成し、当該燃料電池スタックの内部に燃料ガスと酸化剤ガスを供給することにより発電反応を生じさせる固体酸化物形燃料電池において、
前記燃料電池スタックの少なくとも両端部分を除く周辺部に、炭化水素改質触媒を充填した燃料ガスの改質触媒管を配置したことを特徴とする固体酸化物形燃料電池。
In a solid oxide fuel cell in which a power generation cell and a separator are alternately stacked to constitute a fuel cell stack, and a power generation reaction is caused by supplying a fuel gas and an oxidant gas into the fuel cell stack.
A solid oxide fuel cell comprising a fuel gas reforming catalyst tube filled with a hydrocarbon reforming catalyst disposed in a peripheral portion excluding at least both end portions of the fuel cell stack.
前記改質触媒管が前記燃料電池スタックの周囲に螺旋状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池。2. The solid oxide fuel cell according to claim 1, wherein the reforming catalyst tube is spirally disposed around the fuel cell stack.
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