JP2005014300A - 印刷物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記課題の目的を達成するために、少なくとも、第1の印刷領域と第2の印刷領域の2つの印刷領域からなる印刷物において、前記第1の印刷領域が、観察する角度によって異なる色で印刷され、前記第2の印刷領域が、前記第1の印刷領域の印刷色の拡散反射色と同一となる色で印刷されたことを特徴とする印刷物を提供する。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラーコピー機による複写物を、偽物と判別するための、パールインキや金、銀インキによる印刷部を有する印刷物に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラーコピー機による高額紙幣や商品券の偽造事件が頻発している。
そのために、紙幣や、高額商品券等の金券類は、デザインの一部にカラーコピー機のセンサーでは読み取ることができない小さな網点や細線を、同じ反射濃度でデザインされた絵柄の中に組み込んで印刷している。
その結果、これらの高額金券類をカラーコピー機によって複写すると、複写機のスキャナーが小さな網点や細線を読み落とし、その部分が白く抜けるために複写物であると判別される。
【0003】
また、透明な樹脂で成形した光回折構造の凹凸面に金属を蒸着して、印刷エリアの一部に熱転写し、カラーコピー機による複写を牽制している。
上記光回折構造の場合は、複製に高度な製造技術を必要とするために熱転写された光回折構造そのものを偽造防止手段として利用している。
【0004】
また、意匠性の向上、複写防止を目的としてデザインの一部にパール顔料を含有する印刷インキを使用する印刷物も登場している。
パールインキで印刷された印刷領域は、光源に対して正反射方向の角度から目視した時に、真珠に似た光沢を呈し、通常、印刷に使用されるプロセス用のカラーインキで印刷した印刷物では得られない効果を奏する。そのために、意匠性の向上を狙った印刷物には、しばしばパールインキが使用される。
また、パールインキで印刷した印刷部をカラーコピー機で複写した場合に、複写物は真珠に似た光沢を再現することができないために複写による偽造防止を目的とした金券類、重要書類などに使用される。
【0005】
印刷物にパールインキを使用して、カラーコピー機による複写物を判別しようとする技術が開示されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
また、真珠に似た光沢の質を向上させるためにパールインキの下地に無色のインキ(着色顔料を実質的に含まないメジウムを使用する)を印刷する技術が提案されている(例えば特許文献3参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−240133号公報
【特許文献2】
特開2001−96887号公報
【特許文献3】
特開2001−260517号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記開示技術では、パールインキの知識を持ち合わせている者は、印刷物を正反射方向に傾けて偽物を判別できるが、パールインキを初めて見る者は、例えばパールインキが使用されている旨、印刷物に表示されていても瞬時に気が付くことは困難であるという欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の印刷物の請求項1に記載の発明は、少なくとも、第1の印刷領域と第2の印刷領域の2つの印刷領域からなる印刷物において、前記第1の印刷領域が、観察する角度によって異なる色で印刷され、
前記第2の印刷領域が、前記第1の印刷領域の印刷色の拡散反射色と同一となる色で印刷されたことを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第1の印刷領域がパールインキで印刷され、第2の印刷領域がプロセスインキで印刷されたことを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第1の印刷領域が金インキ、または、銀インキで印刷され、第2の印刷領域がプロセスインキで印刷されたことを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載の発明において、第1の印刷領域の少なくとも一部が、第2の印刷領域上に毛抜き合わせ状態で重なることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の印刷物の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の印刷物について説明するための図、図2は、図1の各領域の印刷色について説明するための図、図3は、本発明の印刷物とカラーコピー機による複写物の色の再現について説明するための図、図4は、図1の印刷物をカラーコピー機で複写する場合の基材、第1の印刷領域、第2の印刷領域、それぞれの印刷面の光の拡散について説明するための図、図5は、本発明の印刷物の一実施例、図6は、図5の複写物、である。
【0013】
図1を参照して本発明の印刷物について説明する。
印刷物5の基材4には、少なくとも第1の印刷領域1、第2の印刷領域2を含む2つの印刷領域3、その他印刷領域(図示せず)の印刷が行なわれる。第1の印刷領域1と、第2の印刷領域2は、毛抜き合わせ状態で印刷される。
「毛抜き合わせ」とは、版ずれを考慮して髪の毛1本程度の重なりを設け、印刷したときに紙など基材の色の隙間が出ないように処理することである。
【0014】
基材3としては、上質紙、コート紙、和紙、板紙、透明なプラスチックのフィルム、不透明なプラスチックフィルムなどから選択され、使用される。
【0015】
また、本発明の印刷物としては商品券、株券、入場券、乗車券、チケットなどの金券類、及びキャッシュカード、クレジットカード、定期券、IDカード等のカード類など、主に複写されて使用されては困る印刷物、意匠性を要求される印刷物が対象となる。
その他に、上記金券類、カード類ではないが特殊な包装材料、商業印刷物、書籍刊行物なども対象となる。
【0016】
図2を参照して図1の各印刷領域の印刷色の一実施形態について説明する。
本発明の印刷物では、第2の印刷領域2の印刷色と、第1の印刷領域1の印刷色のカラーコピー機による拡散反射色が同一色となるように設定する。
【0017】
パールインキによる印刷部は、光源に対して正反射光が観察できる方向(正反射方向)から観察した時にパール色(淡い赤紫色)を呈し、拡散反射色が観察できる方向(拡散反射方向)から観察した時に透明感を伴った淡黄色〜淡緑色を呈する。
即ち、正反射方向から観察した時にパール色を呈し、拡散反射方向から観察した時に透明感を伴った淡黄色〜淡緑色を呈する。
【0018】
金インキ印刷部は、光源に対して正反射光が観察できる方向(正反射方向)から観察した時にメタリックな金色を呈し、拡散反射色が観察できる方向(拡散反射方向)から観察した時に黄色を呈する。
即ち、正反射方向から観察した時に金色を呈し、拡散反射方向から観察した時に黄色を呈する。
【0019】
銀インキ印刷部は、光源に対して正反射光が観察できる方向(正反射方向)から観察した時にメタリックな銀色を呈し、拡散反射色が観察できる方向(拡散反射方向)から観察した時に灰色を呈する。
即ち、正反射方向から観察した時に銀色を呈し、拡散反射方向から観察した時に灰色を呈する。
【0020】
上述のように、カラーコピー機による各印刷領域の複写色は、一般的に拡散反射色となるために、本発明の印刷物では、第2の印刷領域はプロセスインキによる第1の印刷領域の印刷色の拡散反射色で印刷する。
【0021】
ここで、プロセスインキについて説明する。
減色混合の原色、即ち、イエロー(黄)、マゼンタ(紅)、シアン(藍)の3色に、ブラック(墨)を加えた4色を1セットとし、この4色のインキを重ね合わせれば全ての色が再現できるインキのことをプロセスインキという。
色の濃淡は、網点を大きくしたり、小さくしたりして再現する。
また、これらインキを所定の配合比で混合すれば1色で前記重ね刷りにより再現した色が得られる。
【0022】
次に、パールインキ、金インキ、銀インキについて説明する。
パールインキは、真珠光沢を有する太刀魚や、鰊の鱗を生成して得られたグアニンの結晶や、天然雲母(マイカ)と酸化チタンから作られるパール顔料と呼ばれる無機顔料を透明なメジウムで溶いて印刷適性を付与したインキである。
パール顔料には、シルバータイプと、虹彩色タイプ、着色タイプがある。
シルバータイプは銀白色パールで、酸化チタンの被覆率や粒度の違いによって再現する。また、虹彩色タイプは光の干渉によって虹彩色に見えるもので、酸化チタン層の膜厚によって再現する。また、着色タイプは酸化チタンと、酸化鉄をコーティングしたものである。
また、金インキは、真鍮の粉末を透明なメジウムで溶いたり、銀インキに黄色の顔料又は、染料を混ぜて印刷適性を付与したインキである。
また、銀インキは、一般的にはアルミニウムの粉末を透明なメジウムで溶いて印刷適性を付与したインキである。
【0023】
また、メジウムは、ワニス単体、または、白色顔料のみを分散した無彩色のインキで、着色顔料が入っていないために印刷された部分は透明感を伴う。
メジウムに添加物を加え、光沢を付与させたり、マット状に仕上げることができる。
【0024】
図3を参照して本発明の印刷物とカラーコピー機による複写物の色の再現について説明する。図3で判るように、パールインキ、金インキ、銀インキによる印刷物を拡散反射方向から見た場合、正反射方向から見た場合、カラーコピーとした場合に、第1の印刷領域、第2の印刷領域はそれぞれ表に示した色に見える。
【0025】
多くの印刷物は、拡散反射方向から見て使用される。
例えば、記入欄を伴った印刷物の場合、記入欄に記入する内容を文章で説明することが多く、表示された文章で印刷物の特徴部分を説明して注意を喚起することができる。例えば、真正な印刷物では異なった色で印刷されている印刷領域を設け、その部分を矢印などで明示し、同一色に変化している場合は、その印刷物は複写物であることを文章で記載し表示する。
即ち、表で示しているように、本来はパール色、金色、銀色で印刷されていなければならない部分が、周辺の印刷部と同じ淡黄色、黄色、灰色になっていれば容易に複写物(偽物)と判別することができる。
【0026】
ここで、正反射色と、拡散反射色について説明する。
物体に光が当ると、物体の性質によって反射するか透過するかが決まり、反射する場合、反射光は、正反射光と拡散反射光とに分けられる。
正反射光とは、平行光線が入射すると入射光と同じ角度で入射側と逆の方向に反射する光をいう。
これに対して、拡散反射光とは、平行光線が入射すると正反射方向とは異なるさまざまな方向に反射する光のことをいう。
【0027】
図4を参照して、図1の印刷物をカラーコピー機で複写する場合の基材面、第1の印刷領域面、第2の印刷領域面、それぞれの領域の光の拡散状態について説明する。
印刷物をコピーする場合、印刷物5は、印刷物5の下部(第1の印刷領域1、第2の印刷領域2が印刷されているコピー面)が、カラーコピー機のガラス面(図示せず)に接するようにセットされる。
カラーコピーのスタートボタンを押すと、カラーコピー機の光源6が、印刷物5のコピー面に沿って矢印方向7(光源の移動方向)に移動する。
カラーコピー機の光源6は、カラーコピー機のガラス面に対して斜め方向から入射光60を照射する。
【0028】
照射された光の内、真下に反射された光(拡散反射光)だけがカラーコピー機のセンサー(図示せず)に読み取られる。
即ち、基材面からは、拡散反射光301が、第2の印刷領域2の印刷インキ面からは拡散反射光201が、第1の印刷領域1の印刷インキ面からは拡散反射光101がセンサーに読み取られる。
ところが、第1の印刷領域1の印刷インキ面からは、インキの正反射光とは異なる色が拡散反射光101として反射される。
第1の印刷領域1の印刷面が光沢を有する比較的平滑な面である場合は、正反射光102が多くなり、拡散反射光101は少なく、従って、第1の印刷領域1の印刷部は、暗い色としてセンサーに認識される。
【0029】
カラーコピー機のセンサーが第1の印刷領域の印刷部の拡散反射光101として認識する光の強度は、反射面の粗密状態によっても変わってくる。
そのために、実際に使用される基材を使用して印刷物を作成し、カラーコピー機で第1の印刷領域の印刷部の複写色を確認して第2の印刷領域の印刷色を決定しなければならない。
【0030】
(実施例)
図5を参照して本発明の実施例について説明する。
本実施例では、第1の印刷領域を前述のパールインキで印刷した。
また、図5に示すような印刷物を次の条件で試作し、試作サンプルをカラーコピー機で複写し、試作サンプルと複写物の比較によって偽造防止効果を確認した。
【0031】
まず、斤量64g/m2の上質紙を使用し、オフセット印刷方式により、パールインキを所定の図柄で印刷した。
パールインキのパール顔料は、商品名イリオジン(メルク社販売)を使用し、オフセット用メジウムで調合した。
上記、十分乾燥させたパールインキの印刷部をカラーコピー機で複写し、複写色を確認、前記複写色に合わせてオフセット用プロセスインキを混合し、淡緑色〜淡黄色のインキを作製した。
【0032】
図5に示すような、第2の印刷領域に相当する複写色印刷領域31,33、第1の印刷領域に相当するパールインキによる印刷領域32の版下を毛抜き合わせで作製し、印刷のための版を作製した。
第1の印刷領域32と、第2の印刷領域31、33は、使用される印刷機によっては、第1の印刷領域32と、第2の印刷領域31、33の印刷位置精度が必ずしも設定通り得られない場合がある。
特に銀インキのようにバックの紙の色との濃度差が大きなインキの場合は、印刷位置が若干でも違った場合は、印刷が合わなかった境界部で紙の色が出てしまう。
そのために、隠蔽効果が高い銀インキのなどを第1の印刷領域に印刷する場合は、第1の印刷領域が第2の印刷領域31、33に一部重なるように第1の印刷領域の印刷版を少し大きめに作製する。
【0033】
オフセットのプロセスインキを使用し、印刷領域31,33を淡黄色で印刷し、印刷領域32をパールインキで印刷した。
両者の色差が生じないようにインキの色が調整されているが、印刷に当っては、CIELab表色系(国際照明委員会によって認定された表色系)でいうΔE(デルタE)が1以下に収まるように印刷した。
ΔEは、CIELab表色系で2つの異なった色を管理する基準で、ΔE1の差とは、人の視覚で管理できる限界値と言われる。
【0034】
また、「商品券」、「壱万円」のそれぞれの文字を墨版で印刷し、商品券30の大きさに裁断し、50枚試作した。
【0035】
カラーコピー機は、PIXEL−GシリーズCLC1110(キャノン製)を使用、前述の試作品50枚から50枚のカラー複写物を作成した。
図6は、図5の印刷物をカラーコピー機で複写したものである。
図6で判るように、試作品の複写物300に再現された複写色印刷領域310、330は、複写物のパールインキによる印刷領域320に同化し、境界が判別できなくなり、明らかに印刷物とは異なったもであることが確認された。
【0036】
パールインキと同様な方法で、金、銀インキについても確認を行ったところパールインキと同様な結果が得られ、本発明による効果が確認された。
【0037】
【発明の効果】
1)請求項1に記載の発明によれば、少なくとも、第1の印刷領域と第2の印刷領域の2つの印刷領域からなる印刷物において、前記第1の印刷領域が、観察する角度によって異なる色で印刷され、前記第2の印刷領域が、前記第1の印刷領域の印刷色の拡散反射色と同一となる色で印刷されたことによってカラーコピーによって得られた複写物と、正規な印刷物を容易に判別することができる。
2)請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の印刷物において、第1の印刷領域がパールインキで印刷され、第2の印刷領域がプロセスインキで印刷されたことによって複写物は、パールインキで印刷された部分とプロセスインキで印刷された領域との境界が無くなり複写物を的確に判別することができる。
3)請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の印刷物において、第1の印刷領域が金インキ、または、銀インキで印刷され、第2の印刷領域がプロセスインキで印刷されたことによって複写物は金、または、銀インキで印刷された部分とプロセスインキで印刷された領域との境界が無くなり複写物を的確に判別することができる。
4)請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の印刷物において、第1の印刷領域の少なくとも一部が、第2の印刷領域上に毛抜き合わせ状態で重なることによって的確に複写物を判別することができる。
5)また、本発明の印刷物によれば、例えば商品券の場合、顧客から商品券を受け取った者、例えば商店や百貨店の従業員が、図5と、図6の違いを記憶していることによって従来の技術のように、商品券の真偽を判断するために顧客の目の前で商品券を傾けるような失礼な動作をする必要がなく、その結果間接的に顧客サービスの向上に繋げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷物について説明するための図である。
【図2】図1の各印刷領域の印刷色について説明するための図である。
【図3】本発明の印刷物とカラーコピー機による複写物の色の再現について説明するための図である。
【図4】図1の印刷物をカラーコピー機で複写する場合の基材、第1の印刷領域、第2の印刷領域、それぞれの印刷面の光の拡散について説明するための図である。
【図5】本発明の印刷物の一実施例である。
【図6】図5の複写物である。
【符号の説明】
1 第1の印刷領域
2 第2の印刷領域
3 2つの印刷領域
4 基材
5 印刷物
6 光源
7 光源の移動方向
30 印刷物(商品券)
31、33 パール,金,銀インキの拡散反射色による印刷領域
32 パール,金,銀インキによる印刷領域
60 入射光
101,201,301 拡散反射光
102 正反射光
300 図5の印刷物30の複写物
310、330 カラーコピー機による図5の31、33の複写部
320 カラーコピー機による図5の32の複写部
Claims (4)
- 少なくとも、第1の印刷領域と第2の印刷領域の2つの印刷領域からなる印刷物において、
前記第1の印刷領域が、観察する角度によって異なる色で印刷され、
前記第2の印刷領域が、前記第1の印刷領域の印刷色の拡散反射色と同一となる色で印刷されたことを特徴とする印刷物。 - 前記第1の印刷領域がパールインキで印刷され、前記第2の印刷領域がプロセスインキで印刷されたことを特徴とする請求項1に記載の印刷物。
- 前記第1の印刷領域が金インキ、または、銀インキで印刷され、前記第2の印刷領域がプロセスインキで印刷されたことを特徴とする請求項1に記載の印刷物。
- 前記第1の印刷領域の少なくとも一部が、前記第2の印刷領域上に毛抜き合わせ状態で重なることを特徴とする請求項1〜3に記載の印刷物。
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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