Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2005092092A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005092092A
JP2005092092A JP2003328500A JP2003328500A JP2005092092A JP 2005092092 A JP2005092092 A JP 2005092092A JP 2003328500 A JP2003328500 A JP 2003328500A JP 2003328500 A JP2003328500 A JP 2003328500A JP 2005092092 A JP2005092092 A JP 2005092092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
developer
lid
layer thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003328500A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Sako
潔 酒向
Mutsumi Kikuchi
睦 菊池
Tooru Ikisu
徹 五十洲
Hisaya Iwata
尚也 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2003328500A priority Critical patent/JP2005092092A/ja
Publication of JP2005092092A publication Critical patent/JP2005092092A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【解決課題】 ハウジングの捩れが小さい現像器を備えた画像形成装置を得る。
【解決手段】 蓋体120の裏面に、仕切壁113と対向して蓋体120の長手方向に沿ってリブ122を垂下させ、リブ122の先端面に溝部122Aを形成して、この溝部122A内に仕切壁113の先端部を係合させることで、仕切壁113と蓋体120とを連結させている。これにより、ハウジング110の剛性が向上し、現像器60の軸方向一端側においてスパイラルオーガ112、114へ駆動力を伝達することによって生じる現像器60の捩れを小さくすることができる。このため、マグネットロール80に担持させる現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材124とマグネットロール80の隙間を、マグネットロール80の軸方向で同じにすることができ、マグネットロール80上に担持される現像剤量をマグネットロール80の軸方向で均一にすることができる。
【選択図】 図7

Description

この発明は、電子写真方式を適用した複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
従来、この種の電子写真方式を適用した複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画像形成装置に用いられる現像装置では、現像剤(トナーと磁性キャリアからなる)が充填された現像器が搭載されており、この現像器を感光体に対向配置し、感光体の表面にトナーを飛翔させ、静電潜像をトナーで可視像化することで、画像形成が行われる。
図14に示すように、現像器200は、箱状のハウジング202とハウジング202を閉塞させる蓋体204とを備えており、ハウジング202内には感光体203へトナーを供給するマグネットロール206と、マグネットロール206に現像剤を供給する供給部材208と、供給部材208と平行に配置され現像剤を攪拌する攪拌部材210と、が配設されている。ここで、マグネットロール206上に供給された現像剤は、現像剤層を規制する層厚規制部材212によりマグネットロール206の軸方向に沿って均一に層規制される。
ところで、供給部材208及び攪拌部材210で現像剤を攪拌又は供給するのに当たって要するトルクや現像剤の層厚規制に要するトルク等を発生させるため、供給部材208及び攪拌部材210の一端側、つまり現像器200の軸方向の一端側で駆動力を伝達している(例えば特許文献1)。
特開平6−301284号公報
しかしながら、現像器200の軸方向一端側で駆動力を伝達することで、現像器200のハウジング202には捩れが生じてしまい、層厚規制部材212とマグネットロール206との隙間が、マグネットロール206の軸方向の左右で異なり、マグネットロール206上の現像剤量がマグネットロール206の軸方向の左右で異なってしまう。このため、プリントされた記録紙の幅方向の左右では濃度差が発生してしまう。
また、層厚規制部材212とマグネットロール206との隙間が小さい側では、マグネットロール206の表面がキャリアなどによって必要以上に磨耗し、寿命が短くなってしまい、層厚規制部材212とマグネットロール206との隙間が大きい側では、マグネットロール206上で現像剤量が多くなり、BCO(キャリア自体が現像されてしまい画像が白く抜ける等の画質欠陥)やジャミング、感光体磨耗のトラブルが発生する。
さらに、供給部材208及び攪拌部材210がハウジング202と接触しながら回転するため、現像剤が凝集してプリント上色点が発生する場合もある。
本発明は上記事実を考慮し、ハウジングの捩れが小さい現像器を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ハウジング内に収容され、現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材と、前記供給部材と平行に配置され、現像剤を攪拌する攪拌部材と、前記ハウジングの底部から立設し、前記供給部材と前記攪拌部材の間に配置された仕切板と、前記ハウジングを閉塞させる蓋体と、前記仕切板と前記蓋体を連結させる連結手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材及び現像剤を攪拌する攪拌部材をハウジング内に平行に収容しており、供給部材と攪拌部材の間には仕切板を設けている。この仕切板とハウジングを閉塞させる蓋体を連結手段によって連結させる。
このように、仕切板と蓋体とを連結させることで、ハウジングの剛性を向上させることができるため、現像器の軸方向一端側において供給部材及び攪拌部材へ駆動力を伝達することによって生じる現像器の捩れを小さくすることができる。
このため、現像剤担持体に担持させる現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材と現像剤担持体との隙間を、現像剤担持体の軸方向で同じにすることができ、現像剤担持体上に担持される現像剤量を現像剤担持体の軸方向で均一にすることができる。
請求項2に記載の発明は、前記連結手段が、前記蓋体の裏面から垂下された連結部材であり、前記連結部材の先端部に溝部が形成され、前記溝部内に前記仕切板の先端部が係合することを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、蓋体の裏面から連結部材を垂下させ、連結部材の先端部に溝部を形成している。この溝部内に仕切板の先端部を係合させることで、仕切板とハウジングとを連結させることができる。仕切板の先端部を溝部内に係合させるため、仕切板の先端部は両側から挟み込まれた状態で支持される。このため、ハウジングの剛性を向上させると共に、ハウジングの捩れを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、前記連結手段が、前記蓋体の裏面から垂下された被係合リブと、前記仕切板の先端部に形成され前記被係合リブを挟み込むようにして係合可能な係合部と、で構成されたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、蓋体の裏面から被係合リブを垂下させ、仕切板の先端部に係合部を形成し、係合部によって被係合リブを挟み込むようにして係合させることで、仕切板とハウジングとを連結させる。これにより、請求項2に記載の発明と略同一の効果が得られる。
請求項4に記載の発明は、前記連結手段が、前記蓋体の裏面から垂下された被係止部と、前記仕切板の先端部に形成され前記被係止部を係止させる係止部と、で構成されたことを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、蓋体の裏面から被係止部を垂下させ、仕切板の先端部に係止部を形成し、係止部に被係止部を係止させることで、仕切板とハウジングとを連結させる。これにより、請求項1に記載の発明の効果に加え、ハウジングの上下方向に対する変形も防止することができる。
請求項5に記載の発明は、前記連結手段が、前記蓋体の裏面から垂下された爪部と、前記仕切板の先端部に形成され前記爪部を係止させる係止部と、で構成されたことを特徴としている。
請求項5に記載の発明では、蓋体の裏面から爪部を垂下させ、仕切板の先端部に係止部を形成し、係止部に爪部を係止させることで、仕切板とハウジングとを連結させる。これにより、請求項4に記載の発明と略同一の効果が得られる。
請求項6に記載の発明は、前記連結手段が、前記仕切板の先端部に形成された爪部と、前記蓋体の裏面から垂下され前記爪部を係止させる係止部と、で構成されたことを特徴としている。
請求項6に記載の発明では、仕切板の先端部に爪部を形成し、蓋体の裏面から係止部を垂下させ、係止部に爪部を係止させることで、仕切板とハウジングとを連結させる。これにより、請求項4に記載の発明と略同一の効果が得られる。
請求項7に記載の発明は、前記連結手段が、前記仕切板の先端部に設けられ凹部及び凸部が交互に形成された第1凹凸部と、前記蓋体の裏面から垂下し前記第1凹凸部と係合可能な凸部及び凹部が交互に形成された第2凹凸部と、で構成されたことを特徴としている。
請求項7に記載の発明では、仕切板の先端部に凹部及び凸部を交互に形成した第1凹凸部を設けており、蓋体の裏面からは凸部及び凹部を交互に形成し第1凹凸部と係合可能な第2凹凸部を垂下させている。この第1凹凸部と第2凹凸部とを係合させることで、仕切板とハウジングとを連結させる。これにより、請求項4に記載の発明に加え、ハウジングの長手方向の変形も防止することができる。
請求項8に記載の発明は、前記蓋体の裏面から前記現像剤担持体側へ向かって突出する突出部と、前記突出部の側面に取付けられ前記現像剤担持体上に担持される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、を有することを特徴としている。
請求項8に記載の発明では、蓋体の裏面から現像剤担持体側へ向かって突出部を突出させ、現像剤担持体上に担持される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材を突出部の側面に取付けている。
請求項1〜7の何れかに記載の発明において、蓋体とハウジングとを連結させることで、蓋体自体の補強を図ることができるため、蓋体に層厚規制部材を取付けることが可能となる。
ここで、蓋体の裏面に突出部を突出させ、突出部の側面に層厚規制部材を取付けることで、層厚規制部材の強化を図ることができると共に、突出部を設けることで層厚規制部材と現像剤担持体の隙間へ現像剤を案内することができる。これにより、現像剤担持体上へ現像剤を供給するために必要な圧力の低下を防止している。
請求項9に記載の発明は、前記現像剤担持体上に担持される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材に前記現像剤を現像剤担持体へ案内する案内部材が固定された状態で、前記層厚規制部材が前記蓋体に取付けられたことを特徴としている。
請求項9に記載の発明では、層厚規制部材に現像剤を現像剤担持体へ案内する案内部材を固定した状態で、層厚規制部材を蓋体に取付けており、請求項8と略同一の効果を得ることができる。
本発明は、上記構成としたので、請求項1〜7に記載の発明では、仕切板と蓋体とを連結させることで、ハウジングの剛性を向上させることができるため、現像器の軸方向一端側において供給部材及び攪拌部材へ駆動力を伝達することによって生じる現像器の捩れを小さくすることができる。このため、現像剤担持体に担持させる現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材と現像剤担持体との隙間を、現像剤担持体の軸方向で同じにすることができ、現像剤担持体上に担持される現像剤量を現像剤担持体の軸方向で均一にすることができる。
請求項8又は9に記載の発明では、蓋体とハウジングとを連結させることで、蓋体自体の補強を図ることができるため、蓋体に層厚規制部材を取付けることが可能となる。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10には、画像形成装置本体12が備えられており、画像形成装置本体12の下部には、給紙ユニット14が設けられている。
この給紙ユニット14は、用紙が積載される用紙トレイ22と、この用紙トレイ22から用紙を送り出す給紙ロール24と、で構成されており、給紙ロール24により送り出された用紙は、搬送ロール26、28を経て給紙路30を通過し、後述する転写ロール74へ搬送される。
この転写ロール74によってトナー像が用紙に転写され、定着ロール32で定着された後、切替爪34の位置選択によって、排出ロール36又は排出ロール38により、画像形成装置本体12の上部に設けられた第1の排出トレイ16又は第2の排出トレイ18へ排出される。
ここで、両面印刷の場合、上記のような順序で表面の印刷が終わった後、第1の排出トレイ16へ用紙が排出される前に、排出ロール36が逆転し、該用紙が反転路40へ供給される。そして、搬送ロール42、44、46、48を経て再び給紙路30に戻され、用紙の裏面側が印刷される。また、手差し印刷の場合、手差しトレイ20へ用紙を載置することで、用紙は手差しロール49から搬送ロール48を経て給紙路30へ搬送され、印刷される。
ところで、画像形成装置10の図1右側には、各色毎の現像剤(トナーと磁性キャリアからなる)が充填された現像剤カートリッジ64が4つ配置されている。この現像剤カートリッジ64は、それぞれ現像剤供給路65によって後述する現像器60と接続されており、現像剤カートリッジ64中の現像剤が現像器60へ供給される。
現像剤カートリッジ64の図1左側には、露光ユニット62が配置されており、露光ユニット62からは、画像信号に応じた4本のレーザ光L(Y)、L(M)、L(C)、L(K)が、露光ユニット62の図1左側に配置された感光体ユニット50を構成する感光体52へ向けて発せられ、感光体52に潜像を形成するようになっている。
感光体ユニット50は、縦方向に並べられた4つの感光体52(52Y、52M、52K、52C)を備えており、上部から例えばイエロー(52Y)、マゼンダ(52M)、ブラック(52K)、シアン(52C)用となっている。
感光体ユニット50には、各感光体52に対応して、帯電ロール56及びリフレッシュロール54が備えられており、それぞれ感光体52に接触回転するように設けられている。帯電ロール56では、感光体52を一様に帯電させ、後述する現像器ユニット58に備えられたマグネットロール80から飛翔するトナーを感光体52の表面に付着させる。一方、リフレッシュロール54では感光体52を放電させ、感光体52の表面に付着した残留トナーを取り除き、感光体52の表面にトナーが残留することで生じるゴースト等を防止する。
ここで、現像器ユニット58は、感光体ユニット50の図1右下側に配置されており、各感光体52(52Y、52M、52K、52C)に対応して4つの現像器60(60Y、60M、60K、60C)が縦方向に並べられている。
この現像器60は、トリクル現像方式(現像剤の帯電性能の低下を防止して現像剤交換のインターバルを延ばすために、現像器内に現像剤を徐々に補給する一方で、過剰になった(劣化したキャリアを多く含む)劣化現像剤を排出しながら現像を行う現像方式である)を採用しており、劣化現像剤は図示しない回収容器に回収されるようになっている。
一方、感光体ユニット50の図1左側には、中間転写ユニット66が配置されており、3つのドラム状の中間転写体68、70、72が備えられている。2つの第1中間転写体68、70は、縦方向に上下に並べられており、上部の第1中間転写体68が、感光体52のうち上部に配置された2つの感光体52Y、52Mに接触回転し、下部の第1中間転写体70が、下部に配置された2つの感光体52K、52Cに接触回転するようになっている。また、第2中間転写体72は、第1中間転写体68、70の双方に接触回転するようになっており、この第2中間転写体72に、前述した転写ロール74が接触回転する。
したがって、感光体52Y、52Mから各トナー像が第1中間転写体68に転写され、感光体52K、52Cから各トナー像が第1中間転写体70にそれぞれ転写される。この第1中間転写体68、70に転写された各2色のトナー像が、第2中間転写体72に転写されて4色となり、この4色のトナー像が転写ロール74により用紙に転写されることになる。
これらの中間転写体68、70、72の近傍には、それぞれクリーニングロール76及びクリーニングブラシ78が配置されており、中間転写体68、70、72の表面の残留トナーが掻き落とされる。
次に、現像器ユニットの詳細について説明する。
図2及び図3に示すように、現像器ユニット58は4つの現像器60で構成されており、各現像器60は箱状のハウジング110及びハウジング110を閉塞する蓋体120を備えており、ハウジング110には、感光体52へトナーを供給するマグネットロール80(現像剤担持体)と、現像器60内の現像剤を攪拌しマグネットロール80へ現像剤を供給するスパイラルオーガ112(供給部材)及びスパイラルオーガ114(攪拌部材)、が回転自在に軸支されている。
また、各現像器60は、マグネットロール80が感光体52に当接する位置と、感光体52から退避した位置とに移動可能となっており、画像形成時には、マグネットロール80が感光体52に当接するようになっている。これにより、感光体52に形成された潜像に対応してトナーが感光体52に付着するようにしているが、画像形成が行われない場合には、現像器ユニット58は感光体52から退避するようになっている。
具体的には、図3〜図5に示すように、現像器ユニット58を構成する現像器ユニット本体82には、レール部材84が設けられており、このレール部材84には可動片86が上下動自在に支持されている。この可動片86の下端には、カム88が当接しており、このカム88が現像器移動用モータ90に接続されている。
また、可動片86と現像器60との間には、駆動部材92が配置されており、この駆動部材92は、支点ピン94を中心に、レール部材84に対して回動自在に支持されている。駆動部材92の一端には、第1押圧ばね98により突出可能な押圧ピン96が設けられており、この押圧ピン96が現像器60に当接する。
さらに、駆動部材92の他端に設けられた回動ピン100が、可動片86に形成された受け溝102に嵌合されており、可動片86を下降させると、駆動部材92が時計方向に回転し、現像器60から離れる方向に移動する。
また、現像器60の両側には摺動ピン104が設けられており、この摺動ピン104は、現像器ユニット本体82に設けられた摺動溝106に摺動自在に挿入されている。一方、現像器ユニット本体82には、この摺動ピン104を現像器60が感光体52から離れる方向に押圧する第2押圧ばね108が設けられている。
このため、図4の状態から現像器移動用モータ90が駆動して可動片86が下降すると、駆動部材92が支点ピン94を支点として時計方向に回転し、第1押圧ばね98によって押圧ピン96が現像器60を押圧する押圧力が弱まり、第2押圧ばね108の押圧力が第1押圧ばね98の押圧力に打ち勝って、現像器60が感光体52から離れる方向に移動する。
以上のような構成により、例えば、クリーニングサイクルにあっては、トナーが感光体52に付着して混色を生じるのを防止し、現像器ユニット58を交換する場合には、感光体52とマグネットロール80との接触による傷発生等を防止することができる。
次に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を構成する現像器の要部について説明する。
図6及び図7に示すように、現像器60のハウジング110には、ハウジング110の長手方向に沿って仕切壁113を設けている。一方、蓋体120の裏面には、仕切壁113と対向して蓋体120の長手方向に沿ってリブ122を垂下させており、リブ122の先端面には、溝部122Aを形成している。この溝部122A内に仕切壁113の先端部を係合させて、ハウジング110と蓋体120とを連結させる。
ここで、仕切壁113によって区画された空間115にはスパイラルオーガ112及びマグネットロール80が配設されており、空間117にはスパイラルオーガ114が配設されている。また、ハウジング110の両端部には、循環口116が設けられており、空間115と空間117とが連通している。
さらに、ハウジング110の空間117側には、現像剤が供給される現像剤入口118が設けられており、この現像剤入口118から現像剤が供給される。供給された現像剤は、スパイラルオーガ114によって空間117内を搬送され、循環口116を経て空間115へ案内された後、今度はスパイラルオーガ112によって搬送されると共に、現像剤がマグネットロール80へ供給される。
マグネットロール80の近傍には、マグネットロール80の軸方向に沿って金属製の層厚規制部材124が配設されており、マグネットロール80上に供給された現像剤の層厚を規制している。この層厚規制部材124は板金等によって断面が略L字状に形成され、内部には合成樹脂などによって形成された詰部材126が収容され、層厚規制部材124に固定されている。
この詰部材126によって、層厚規制部材124とマグネットロール80の隙間へ現像剤を案内することができる。これにより、層厚規制部材124の内部へ現像剤が侵入しないようにして、マグネットロール80上へ現像剤を供給するために必要な圧力が低下しないようにしている。
そして、層厚規制部材124を通過することで、所定の高さの磁気ブラシが形成され、マグネットロール80の回転に伴って感光体52(図2参照)を摺擦する。マグネットロール80には、交流成分に直流成分を重畳した現像バイアス電圧が印加されており、これにより感光体52の静電潜像(画像部)のみにトナーを静電的に付着させてトナー像の形成が行われる。
ここで、本発明の実施の形態に係る現像器の作用について詳細に説明する。
図7に示すように、蓋体120の裏面に、仕切壁113の先端面に対向して蓋体120の長手方向に沿ってリブ122を垂下させ、リブ122の先端面に溝部122Aを形成し、この溝部122A内に仕切壁113の先端部を係合させ、仕切壁113と蓋体120とを連結させることで、ハウジング110の剛性を向上させることができる。
このため、現像器60の軸方向一端側においてスパイラルオーガ112、114へ駆動力を伝達することによって生じる現像器60の捩れを小さくすることができる。従って、マグネットロール80に担持させる現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材124とマグネットロール80の隙間を、マグネットロール80の軸方向で同じにすることができ、マグネットロール80上に担持される現像剤量をマグネットロール80の軸方向で均一にすることができる。
また、蓋体120の裏面からリブ122を垂下させ、リブ122の先端部に溝部122Aを形成し、この溝部122A内に仕切壁113の先端部を係合させることで、仕切壁113の先端部は両側から挟み込まれた状態で支持されるため、ハウジング110の剛性を向上させると共に、ハウジング110の捩れを防止することができる。
なお、ここでは、蓋体120の裏面からリブ122を垂下させ、リブ122の先端部に溝部122Aを形成して、この溝部122A内に仕切壁113の先端部を係合させるようにしたが、ハウジング110と蓋体120とを連結させれば良いため、これに限るものではない。
例えば、図8に示すように、仕切壁113の先端部に肉厚の被係合部128をハウジング110の長手方向に沿って設け、被係合部128の先端面に溝部128Aを形成する。一方、蓋体120の裏面からは溝部128Aに係合可能なリブ130を垂下させる。このリブ130を溝部128A内に係合させて、ハウジング110と蓋体120とを連結させても良い。
また、図9(A)に示すように、仕切壁113の先端側にハウジング110の長手方向に沿って開口部132を設けている。一方、蓋体120の裏面からはリブ134を垂下させ、リブ134の先端部には開口部132の内縁部に係止可能な爪部134Aを形成している。この爪部134Aを、図9(B)に示すように、開口部132の内縁部に係止させて、ハウジング110と蓋体120とを連結させても良い。
これにより、ハウジング110の剛性を向上させ、ハウジング110の捩れを防止することができると共に、ハウジングの上下方向に対する変形も防止することができる。
ここで、爪部134Aを開口部132の内縁部に係止させる場合、図10(A)に示すように、仕切壁113の先端部に爪部136を形成し、蓋体120の裏面から垂下させたリブ138の先端側に爪部136が係止可能な開口部138Aを設けて、図10(B)に示すように、爪部136を開口部138Aの内縁部に係止させ、ハウジング110と蓋体120とを連結させても良い。
さらに、図11に示すように、仕切壁113の先端側に、ハウジング110の長手方向に沿って凹部140Aと凸部140Bが交互に連続する凹凸部140を形成する。一方、蓋体120の裏面からは凹凸部140に対応して凸部142Aと凹部142Bが交互に連続する凹凸部142を形成し、凹凸部140と凹凸部142を係合させて、ハウジング110と蓋体120とを連結させても良い。
これにより、ハウジング110の剛性を向上させ、ハウジング110の捩れを防止することができると共に、ハウジングの上下方向に対する変形も防止することができるだけでなく、ハウジングの長手方向の変形も防止することができる。
ところで、図7に示すように、層厚規制部材124はハウジング110の側壁から張り出す固定片(図示省略)に固定されているが、ハウジング110と蓋体120とを連結することで、ハウジング110の剛性を高めると共に、蓋体120の剛性も向上させることができる。
このため、図12(A)、(B)に示すように、蓋体144に層厚規制部材146を取付けることが可能となる。現像剤を層厚規制部材124とマグネットロール80の隙間へ案内し、層厚規制部材146の内部へ現像剤が侵入しないようにする詰部材148を蓋体144の裏面から突出させ、蓋体144と詰部材148とを一体に成形する。
そして、詰部材148の基部には蓋体144に一対の穴部150を設け、断面が略コ字状に形成された層厚規制部材146の互いに対面する側面を嵌め込む。層厚規制部材146の側面は互いに近接する方向へ付勢するように形成しており、層厚規制部材146の側面を穴部150内へ嵌め込んだ状態で、該側面が詰部材148の側壁に面接する。この状態で、層厚規制部材146を蓋体144にネジ止めし、固定する。
ここで、蓋体144に層厚規制部材146を取付ければ良いため、蓋体144と詰部材148とを一体に成形する必要はない。図13に示すように、層厚規制部材152の凹部に詰部材154を固定した層厚規制体156を蓋体158に固定しても良い。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の要部を示す拡大図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器ユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器ユニットの一部を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器ユニットの一部を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器の第1変形例を示す側断面図である。 (A)、(B)は本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器の第2変形例を示す側断面図である。 (A)、(B)は本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器の第3変形例を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器の第4変形例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器の第5変形例を示す(A)は側断面図であり、(B)は分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器の第6変形例を示す側断面図である。 従来の画像形成装置に用いた現像器を示す側断面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
110 ハウジング
112 スパイラルオーガ(供給部材)
113 仕切壁(仕切板)
114 スパイラルオーガ(攪拌部材)
120 蓋体
122 リブ(連結手段)
122A 溝部(連結手段)
124 層厚規制部材
126 詰部材
128A 溝部(連結手段)
128 被係合部(係合部、連結手段)
130 リブ(被係合リブ、連結手段)
132 開口部(係止部、連結手段)
134A 爪部(被係止部、連結手段)
136 爪部(連結手段)
138 リブ(連結手段)
138A 開口部(係止部、連結手段)
140 凹凸部(第1凹凸部、連結手段)
142 凹凸部(第2凹凸部、連結手段)
144 蓋体
146 層厚規制部材
148 詰部材(突出部)
152 層厚規制部材
154 詰部材(案内部材)
156 層厚規制体(層厚規制部材)
158 蓋体

Claims (9)

  1. ハウジング内に収容され、現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材と、
    前記供給部材と平行に配置され、現像剤を攪拌する攪拌部材と、
    前記ハウジングの底部から立設し、前記供給部材と前記攪拌部材の間に配置された仕切板と、
    前記ハウジングを閉塞させる蓋体と、
    前記仕切板と前記蓋体を連結させる連結手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記連結手段が、前記蓋体の裏面から垂下された連結部材であり、前記連結部材の先端部に溝部が形成され、前記溝部内に前記仕切板の先端部が係合することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記連結手段が、前記蓋体の裏面から垂下された被係合リブと、前記仕切板の先端部に形成され前記被係合リブを挟み込むようにして係合可能な係合部と、で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記連結手段が、前記蓋体の裏面から垂下された被係止部と、前記仕切板の先端部に形成され前記被係止部を係止させる係止部と、で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記連結手段が、前記蓋体の裏面から垂下された爪部と、前記仕切板の先端部に形成され前記爪部を係止させる係止部と、で構成されたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記連結手段が、前記仕切板の先端部に形成された爪部と、前記蓋体の裏面から垂下され前記爪部を係止させる係止部と、で構成されたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記連結手段が、前記仕切板の先端部に設けられ凹部及び凸部が交互に形成された第1凹凸部と、前記蓋体の裏面から垂下し前記第1凹凸部と係合可能な凸部及び凹部が交互に形成された第2凹凸部と、で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記蓋体の裏面から前記現像剤担持体側へ向かって突出する突出部と、
    前記突出部の側面に取付けられ前記現像剤担持体上に担持される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
    を有することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の画像形成装置。
  9. 前記現像剤担持体上に担持される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材に前記現像剤を現像剤担持体へ案内する案内部材が固定された状態で、前記層厚規制部材が前記蓋体に取付けられたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の画像形成装置。
JP2003328500A 2003-09-19 2003-09-19 画像形成装置 Pending JP2005092092A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003328500A JP2005092092A (ja) 2003-09-19 2003-09-19 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003328500A JP2005092092A (ja) 2003-09-19 2003-09-19 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005092092A true JP2005092092A (ja) 2005-04-07

Family

ID=34458051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003328500A Pending JP2005092092A (ja) 2003-09-19 2003-09-19 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005092092A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009009023A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US7483655B2 (en) 2005-04-28 2009-01-27 Kyocera Mita Corporation Developing unit with a housing assembly
JP2009122260A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2010230827A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤容器、現像装置および画像形成装置
US9239539B2 (en) 2013-08-09 2016-01-19 Canon Kabushiki Kaisha Developing device and layer thickness regulating member

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7483655B2 (en) 2005-04-28 2009-01-27 Kyocera Mita Corporation Developing unit with a housing assembly
JP2009009023A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2009122260A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2010230827A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤容器、現像装置および画像形成装置
US9239539B2 (en) 2013-08-09 2016-01-19 Canon Kabushiki Kaisha Developing device and layer thickness regulating member

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4437476B2 (ja) トナー補給装置、画像形成装置及びトナー補給方法
JP5447938B2 (ja) 画像形成装置
US8543040B2 (en) Powder storage container, developing device using powder storage container, image forming unit, and image forming apparatus
JP4806265B2 (ja) 交換ユニット及び画像形成装置
US9134674B2 (en) Replaceable unit, image forming apparatus that incorporates the replaceable unit and method for attaching a part to the replaceable unit
JP4208905B2 (ja) 画像形成装置
JP4552535B2 (ja) 電子写真方式印刷機
CN101430523B (zh) 调色剂补给装置、图像形成装置及彩色图像形成装置
US9086652B2 (en) Image forming apparatus
US20120107020A1 (en) Developing device, image forming unit and image forming apparatus
US5797069A (en) Developing device for image forming apparatus
US7496319B2 (en) Image forming apparatus, rotation type development unit, and toner replenishment container
JP4962038B2 (ja) トナー容器及びそれに適した画像形成装置
JP2011257692A (ja) トナー搬送装置、それを備えたトナーカートリッジおよびクリーニングユニット
US7437105B2 (en) Developing device and image forming apparatus
JP2005031669A (ja) 電子写真方式印刷機
CN106019891B (zh) 粉末收容容器、显影剂补充装置和图像形成设备
US20180136583A1 (en) Developer cartridge and electrophotographic image forming apparatus employing the same
US10527999B2 (en) Cartridge unit and image forming apparatus having features to prevent erroneous cartridge unit locking
JP2005031672A (ja) 電子写真方式印刷機
US8311460B2 (en) Image forming apparatus
CN106019890B (zh) 显影剂补充装置和图像形成设备
JP2005092092A (ja) 画像形成装置
JP4653401B2 (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2009025493A (ja) 現像装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090409

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091006