JP2005082401A - 両面粘着テープ切断器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、両面粘着テープの巻き出し端を被接着面に接着しつつ必要な長さに巻き出し切断する両面粘着テープ切断器に関するものである。
【解決手段】本発明は、上記問題点を抜本的に改善する両面粘着テープ切断器を提供するものである。両面粘着テープリールから巻き出した両面粘着テープの一方の表面に接着しつつ、同テープの巻き出しに追随して回転する第1ローラーと第2ローラーを備え、第2ローラーを第1ローラーから離間方向へ移動可に支持し、第1ローラーと第2ローラー間に介入する両面粘着テープカッターを備え、テープカッターは第1・第2ローラー間への介入時に上記第2ローラーを離間方向に移動して両面粘着テープを第1・第2ローラー間において緊張せしめるカム手段を備え、該緊張している両面粘着テープ部分にテープカッターの刃先を切り込み切断する構成を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、上記問題点を抜本的に改善する両面粘着テープ切断器を提供するものである。両面粘着テープリールから巻き出した両面粘着テープの一方の表面に接着しつつ、同テープの巻き出しに追随して回転する第1ローラーと第2ローラーを備え、第2ローラーを第1ローラーから離間方向へ移動可に支持し、第1ローラーと第2ローラー間に介入する両面粘着テープカッターを備え、テープカッターは第1・第2ローラー間への介入時に上記第2ローラーを離間方向に移動して両面粘着テープを第1・第2ローラー間において緊張せしめるカム手段を備え、該緊張している両面粘着テープ部分にテープカッターの刃先を切り込み切断する構成を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、両面粘着テープの巻き出し端を被接着面に接着しつつ、必要な長さに巻き出し切断する両面粘着テープ切断器に関するものである。
従来、両面粘着テープは、使用時に引き出しやすくする為に両面粘着テープの外面に剥離紙を接着しておき、ロール状にしたテープリールが知られており、使用するときは、両面粘着テープをテープリールから手で巻き出し必要な長さをハサミで切り取り、被接着面に接着して事後に剥離紙を剥がしているが、手間がかかり又両面粘着テープと同じ長さの剥離紙が必要でありコスト高となっている。適切な両面粘着テープ用切断器があれば、剥離紙を必要とせずコストも安価となり便利であるが、対象テープが両面粘着テープである為に従来の片面粘着テープの切断器の原理を適用し難く、その開発が希求されている。
本発明は、上記問題点を抜本的に改善する両面粘着テープ切断器を提供するものである。この切断器は両面粘着テープリールから巻き出した両面粘着テープの一方の表面に接着しつつ、同テープの巻き出しに追随して回転する第1ローラーと第2ローラーを備え、第2ローラーを第1ローラーから離間方向へ移動可に支持し、第1ローラーと第2ローラー間に介入する両面粘着テープカッターを備え、テープカッターは第1・第2ローラー間への介入時に上記第2ローラーを離間方向に移動して、両面粘着テープを第1・第2ローラー間において緊張せしめるカム手段を備え、該緊張している両面粘着テープ部分にテープカッターの刃先を切り込み切断する。切断された両面粘着テープの端部が第2ローラーへの巻き込み防止として両面粘着テープ巻き込み防止棒を備える構成を有する。
本発明に係る両面粘着テープ切断器の実施形態を図1乃至図8に基づいて詳述する。図1に示すようにテープホルダー(8)は、両面粘着テープ(9)を巻き出し可に多重巻きしたリール(18)を保有する。上記テープホルダー(8)の前端付近に中間ローラー(7)と第1ローラー(1)と第2ローラー(6)を設ける。第1・第ローラー(1)(6)はテープホルダー(8)の前端部下面で開口せるテープ繰り出し口(13)内に左右に並設し、中間ローラー(7)は第2ローラー(6)とリール(18)間であって且つ第2ローラー(6)の上位に配する。第1・第2ローラー(1)(6)の直上にテープカッター(4)を上下動可に設ける。また第2ローラー(6)は第1ローラー(1)から離間方向に移動可に支持し、第1ローラー(1)は定軸回転可に設ける。第2ローラー(6)の中心部にガイドピン(6a)を立て、該ガイドピン(6a)をテープホルダー(8)側に設けた長孔(15)に滑合し、第2ローラー(6)の横移動を案内し、且つ移動量を制限する。
図2に示すようにテープカッター(4)はテープホルダーを形成するケーシングに取り付けたカッターガイド(8a)に上下動に支持し、テープカッター(4)の下端に取り付けた平板刃(16)の刃先(12a)とは反対側端部即ちテープカッター(4)の上端をケーシングの外に突き出しプッシュ操作部(3)を形成している。
又、ケーシングにはテープカッター(4)に係合する復帰用バネ(2)を設け、核バネ(2)の先端をテープカッター(4)に設けたバネ受け(17)に係合し同テープカッター(4)を上方向へ押し上げている。
このテープカッター(4)の押し上げ時、即ち上昇時においてその平板刃(16)は上記第1・第2ローラー(1)(6)間に介入した状態で待機している。
この時第2ローラー(6)と平板刃(16)とは僅かに離間している。
又、ケーシングにはテープカッター(4)に係合する復帰用バネ(2)を設け、核バネ(2)の先端をテープカッター(4)に設けたバネ受け(17)に係合し同テープカッター(4)を上方向へ押し上げている。
このテープカッター(4)の押し上げ時、即ち上昇時においてその平板刃(16)は上記第1・第2ローラー(1)(6)間に介入した状態で待機している。
この時第2ローラー(6)と平板刃(16)とは僅かに離間している。
図3に示すようにテープカッター(4)の下端には同カッターの下降操作時(テープ切断前)に第1・第2ローラー(1)(6)間に介入して第2ローラー(6)を押圧して第1ローラー(1)から離間せしめるカム部(5)を備える。第2ローラー(6)に同心に付帯する爪車(10)はカム部(5)が第1・第2ローラー(1)(6)間に介入して、第2ローラー(6)が離間方向へ移動した時に、両面粘着テープ(9)のテープ繰り出し口(13)の画成壁端に設けた爪(14)に係合して第2ローラー(6)の回転を阻止する。
図1に示すように両面粘着テープリール(18)より巻き出した両面粘着テープ(9)は中間ローラー(7)の円弧面に掛け、更に第2ローラー(6)に掛けてから第2ローラー(6)の下死点付近と第1ローラー(1)の下死点付近間に架橋状態に延出される。よって両面粘着テープ(9)はその片面を中間ローラー(7)の周面(弧面)に、他の片面を第2ローラー(6)の下面に至る周面(弧面)と第1ローラー(1)の下面とに夫々接着しつつ巻き出され、同接着力で同ローラー(7)(6)(1)を追随回転せしめる。又中間ローラー(7)と第2ローラー(6)間に延びるテープ部分(9a)は中間ローラー(7)を支点として左右に振れながら第2ローラー(6)を円滑に横移動せしめる。
第1・第2ローラー(1)(6)間に介入するテープカッター(4)の刃(12a)は図7に示すように平板刃(12)から成り、該平板刃(12)は山形の刃先(12a)を有し、該山形の刃先(12a)の頂点で開放するスリット(12b)を有する。
図2に示すようにテープホルダー(8)の側壁に中間ローラー(7)と第2ローラー(6)の該中間にテープ巻き込み防止棒押さえ(19)を設ける。
同(19)に支持される巻き込み防止棒(19a)は図8に示すように、第2ローラー(6)の周面中央にテープ巻き込み防止棒案内溝(6b)を有し、同溝を案内としてテープカッター(4)の先端の刃先(12a)の直前迄延出する。このテープ巻き込み棒は弾力を有し第2ローラー(6)と共に移動可にする。
同(19)に支持される巻き込み防止棒(19a)は図8に示すように、第2ローラー(6)の周面中央にテープ巻き込み防止棒案内溝(6b)を有し、同溝を案内としてテープカッター(4)の先端の刃先(12a)の直前迄延出する。このテープ巻き込み棒は弾力を有し第2ローラー(6)と共に移動可にする。
以下動作につき説明し、構成をより明らかにする。
図2に示すように両面粘着テープリールから巻き出した両面粘着テープ(9)の一方の表面を中間ローラー(7)に接着しつつ巻き出し、この中間ローラー(7)を経て第2ローラー(6)に巻き込み、この第2ローラー(6)の下面(下死点)に両面粘着テープ(9)の他方の表面を接着し、第2ローラー(6)は回転しながらテープの粘着力でローラー移動用長孔(15)に案内され平板刃(12)に接近するが平板刃(12)と第2ローラー(6)の間には移動用長孔(15)の制限により僅かな空間を保つ。
図2に示すように両面粘着テープリールから巻き出した両面粘着テープ(9)の一方の表面を中間ローラー(7)に接着しつつ巻き出し、この中間ローラー(7)を経て第2ローラー(6)に巻き込み、この第2ローラー(6)の下面(下死点)に両面粘着テープ(9)の他方の表面を接着し、第2ローラー(6)は回転しながらテープの粘着力でローラー移動用長孔(15)に案内され平板刃(12)に接近するが平板刃(12)と第2ローラー(6)の間には移動用長孔(15)の制限により僅かな空間を保つ。
次に図3図4に示すように、テープホルダー(8)を手で持ち、これを前傾して第1ローラー(1)を被接着面に押し付けてテープを被接着面に押し付け、この状態でテープホルダー(8)を後退させテープを巻き出しつつ、被接着面に所要長に亘り貼り付ける。
次に図5に示すように手指でプッシュ操作部(3)を押してテープカッター(4)を矢印方向へ押し下げ、カム部(5)で第2ローラー(6)を第1ローラー(1)より離間せしめ、第1・第2ローラー(1)(6)間に架橋接着せるテープ部分(9a)の緊張状態を形成する。
この時図6に示すように、プッシュ操作部(3)を矢印方向へ更に押し下げ第1ローラー(1)と第2ローラー(6)間において緊張した両面粘着テープ(9a)に平板刃の刃先(12a)を切り込み切断する。第2ローラー(6)はカム部の押圧により横移動端において爪車(10)に爪(14)が係合し回転が阻止され上記テープ部分(9a)の緊張を保つ。第1ローラー(1)を被接着面に押し付けつつ後退回転させ両面粘着テープ(11)の端部を接着して被接着面へのテープ貼り付けを完了する。
この時図6に示すように、プッシュ操作部(3)を矢印方向へ更に押し下げ第1ローラー(1)と第2ローラー(6)間において緊張した両面粘着テープ(9a)に平板刃の刃先(12a)を切り込み切断する。第2ローラー(6)はカム部の押圧により横移動端において爪車(10)に爪(14)が係合し回転が阻止され上記テープ部分(9a)の緊張を保つ。第1ローラー(1)を被接着面に押し付けつつ後退回転させ両面粘着テープ(11)の端部を接着して被接着面へのテープ貼り付けを完了する。
図6に示すように、切断された両面粘着テープ端部(9a)は緊張が緩み上方向に返り縮みながら巻き込み防止棒に付着し次の貼り付け作業に備える。
1: 第1ローラー
2: 板バネ
3: プッシュ操作部
4: テープカッター
5: カム部
6: 第2ローラー
6a: ガイドピン
6b: テープ巻き込み防止棒案内溝(図8)
7: 中間ローラー
8: テープホルダー
8a: カッターガイド
9: 両面粘着テープ
9a: テープ部分
10: 爪車
11: 巻き出した両面粘着テープ
12: 平板刃
12a: 刃先
12b: スリット(図7)
13: テープ繰り出し口
14: 爪
15: ローラー移動用長孔
17: 板バネ受け
18: 両面粘着テープリール
19: テープ巻き込み防止棒押え(図8)
19a: テープ巻き込み防止棒 ( 〃 )
2: 板バネ
3: プッシュ操作部
4: テープカッター
5: カム部
6: 第2ローラー
6a: ガイドピン
6b: テープ巻き込み防止棒案内溝(図8)
7: 中間ローラー
8: テープホルダー
8a: カッターガイド
9: 両面粘着テープ
9a: テープ部分
10: 爪車
11: 巻き出した両面粘着テープ
12: 平板刃
12a: 刃先
12b: スリット(図7)
13: テープ繰り出し口
14: 爪
15: ローラー移動用長孔
17: 板バネ受け
18: 両面粘着テープリール
19: テープ巻き込み防止棒押え(図8)
19a: テープ巻き込み防止棒 ( 〃 )
Claims (4)
- 両面粘着テープリールから巻き出した両面粘着テープの一方の表面に接着しつつ同テープの巻き出しに追随して回転する第1ローラーと第2ローラーを並設し、第2ローラーを第1ローラーから離間方向へ移動可に支持し、第1ローラーと第2ローラー間に介入する両面粘着テープカッターを備え、テープカッターは第1・第2ローラー間への介入進行時に上記第2ローラーを離間方向に移動して両面粘着テープを第1・第2ローラー間において緊張せしめるカム手段を備え、該緊張している両面粘着テープ部分にテープカッターの刃先を切り込み切断する構成としたことを特徴とする両面粘着テープ切断器。
- 上記離間方向に移動した第2ローラーに係合して、回転を阻止するストッパーを設けたことを特徴とする請求項1記載の両面粘着テープ切断器。
- 上記テープカッターの刃は平板刃から成り、該平板刃は山形の刃先を有し、該山形の刃先の頂点で開放するスリットを有することを特徴とする請求項1記載の両面粘着テープ切断器。
- 上記 両面粘着テープの切断端部が第2ローラーへ巻き込みを阻止する巻き込み防止棒を有することを特徴とする、請求項1記載の両面粘着テープ切断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003357026A JP2005082401A (ja) | 2003-09-09 | 2003-09-09 | 両面粘着テープ切断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003357026A JP2005082401A (ja) | 2003-09-09 | 2003-09-09 | 両面粘着テープ切断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005082401A true JP2005082401A (ja) | 2005-03-31 |
Family
ID=34420026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003357026A Pending JP2005082401A (ja) | 2003-09-09 | 2003-09-09 | 両面粘着テープ切断器 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005082401A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110304481A (zh) * | 2019-07-22 | 2019-10-08 | 黄山富田精工制造有限公司 | 自动贴胶装置 |
KR102714902B1 (ko) * | 2023-10-31 | 2024-10-11 | 주식회사제이에스텍 | 양면테이프 부착장치 |
-
2003
- 2003-09-09 JP JP2003357026A patent/JP2005082401A/ja active Pending
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CN110304481A (zh) * | 2019-07-22 | 2019-10-08 | 黄山富田精工制造有限公司 | 自动贴胶装置 |
CN110304481B (zh) * | 2019-07-22 | 2024-01-05 | 黄山富田精工智造股份有限公司 | 自动贴胶装置 |
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