JP2005066762A - 搬送用ロボット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の搬送用ロボット10によれば、第2アーム13の先端部が、湾曲した形状になり、その第2アーム13の先端部に備えたハンド17によって、干渉部材を乗り越えてワークW1を搬送することが可能になる。しかも、これら第1及び第2のアーム12,13の動作を1つのモータ21だけで行うことができるので、従来よりコストを下げることができる。また、第2アーム13の先端の可動部16に、その可動部16の往復ストロークと同じ間隔を開けて1対のハンド17,17を取り付けたので、第2アーム13の延長上に、1対のハンド17,17を交互に切り替えて配置することができ、加工済みと未加工のワークW1,W2を交換してNC旋盤50にセットする搬送作業を効率良く行うことができる。
【選択図】 図4
Description
請求項1の搬送用ロボットでは、リンク機構における第1及び第2の固定プーリの径が同一である場合には、第1アームがアーム折り畳み姿勢に対して一方側に傾くと、第2アームが第1アームが傾いた側の先方に向かって平行移動し、第1アームが他方側に傾くと、第2アームがその第1アームが傾いた側の先方に向かって平行移動する。これにより、第1アームの回転位置に拘わらず、第2アームのベースに対する姿勢は一定姿勢に保持される。また、第1及び第2の固定プーリの径が異なる場合には、アーム折り畳み姿勢からの第1アームの回転に伴って、第2アームが前記した一定姿勢よりベース側又はベースから離れる側に傾動しながらスライド移動する。何れの場合にせよ、第2アームの先端部は湾曲した軌跡を描き、その第2アームの先端部にワーク保持用ツールを設ければ、干渉部材を乗り越えてワークを搬送することが可能になる。そして、本発明に係る搬送用ロボットでは、これら第1及び第2のアームの動作を、1つのモータだけで行うことができるので、従来よりコストを下げることができる。
請求項2の搬送用ロボットでは、リンク機構における第1及び第2の固定ギヤの径が同一である場合には、第1アームがアーム折り畳み姿勢に対して一方側に傾くと、第2アームが第1アームが傾いた側の先方に向かって平行移動し、第1アームが他方側に傾くと、第2アームがその第1アームが傾いた側の先方に向かって平行移動する。これにより、第1アームの回転位置に拘わらず、第2アームのベースに対する姿勢は一定姿勢に保持される。また、第1及び第2の固定ギヤの径が異なる場合には、アーム折り畳み姿勢からの第1アームの回転に伴って、第2アームが前記した一定姿勢よりベース側又はベースから離れる側に傾動しながらスライド移動する。何れの場合にせよ、第2アームの先端部は湾曲した軌跡を描き、その第2アームの先端部にワーク保持用ツールを設ければ、干渉部材を乗り越えてワークを搬送することが可能になる。そして、本発明に係る搬送用ロボットでは、これら第1及び第2のアームの動作を、1つのモータだけで行うことができるので、従来よりコストを下げることができる。
請求項3の搬送用ロボットは、アーム折り畳み姿勢では、第1アームが上方に起立しかつ第2アームが第1アームの先端部から下方に垂下するので、垂直に起立した干渉部材を上方側に乗り越えてワークを搬送することが可能になる。
請求項4の搬送用ロボットでは、第1の固定プーリ又は固定ギヤの径と、第2の固定プーリ又は固定ギヤの径とを異ならせたことで、第2アームの先端が描く湾曲した軌跡の両端部を拡縮することができる。具体的には、第1の固定プーリ又は固定ギヤの径を、第2の固定プーリ又は固定ギヤの径より小さくすれば、第1アームがアーム折り畳み姿勢から傾くに従って、第2アームがベース側に接近し、第2アームの先端が描く湾曲した軌跡は、その両端部に向かって窄んだ形状になる。一方、第1の固定プーリ又は固定ギヤの径を、第2の固定プーリ又は固定ギヤの径より大きくすれば、第1アームがアーム折り畳み姿勢から傾くに従って、第2アームがベースから離れ、第2アームの先端が描く湾曲した軌跡の両端部間を拡げることができる(請求項5の発明)。
請求項6の搬送用ロボットでは、往復駆動される可動部には、その往復ストロークと同じ間隔を開けて1対のワーク保持用ツールを取り付けたので、第2アームに対する所定の位置に、1対のワーク保持用ツールを交互に切り替えて配置することができる。これにより、ワーク供給位置と加工機との間でワークを搬送する際に、一方のワーク保持用ツールで加工済みのワークを把持し、他方のワーク保持用ツールで未加工のワークを把持するようにして、加工済みと未加工のワークを交換して加工機にセットする搬送作業を効率良く行うことができる。
請求項7の搬送用ロボットでは、1対の挟持爪の間隔を変更して、それら1対の挟持爪の間にワークを把持することができる。
図1に示すように、本実施形態の搬送用ロボット10は、ベース11に回転可能に連結された第1アーム12の先端部に第2アーム13を回転可能に連結して備える。図2には、ベース11の本体部20の断面が示されており、この本体部20にモータ21と減速機22とが取り付けられている。具体的には、本体部20のうち水平方向を向いた面とその反対面とには、モータ取付孔20Aと減速機取付孔20Bとが形成されており、これら取付孔20A,20Bが本体部20の内部で連通している。そして、モータ21の回転軸にピニオンギヤ21Gが固定され、そのピニオンギヤ21Gをモータ取付孔20Aに挿入してモータ21が本体部20に固定されている。
このシステムを起動すると、研削盤ケース52に備えたスライド扉54が自動的にスライドして、ワーク搬入出口53が開放される。また、搬送用ロボット10は、図5に示すように、第2アーム13の延長線上に配置された一方のハンド17を先頭にしてベルトコンベア56側に移動し、そのハンド17によってベルトコンベア56上の未加工のワークW1を把持する。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11 ベース
12 第1アーム
13 第2アーム
15 往復アクチュエータ
16 可動部
17 ハンド(ワーク保持用ツール)
17A 挟持爪
21 サーボモータ
30 リンク機構
31 第1固定プーリ
32 第2固定プーリ
33 ベルト
F アーム折り畳み姿勢
W1,W2 ワーク
Claims (7)
- ベースに回転可能に連結された第1アームの先端部に第2アームが回転可能に連結され、それら第1及び第2のアームの回転軸が互いに平行になった搬送用ロボットにおいて、 前記ベースに固定されかつ前記第1アームの回転軸上に配置された第1固定プーリと、前記第2アームに固定されかつ前記第2アームの回転軸上に配置された第2固定プーリと、前記第1及び第2の固定プーリの間を連結するベルトとからなるリンク機構を備え、
前記ベースと前記第1アームとの間に駆動トルクを付与するモータを、前記第1及び第2のアームに対する唯一の駆動源とし、前記第1及び第2のアームを重ねたアーム折り畳み姿勢を間に挟んだ両側に前記第1アームを往復回動可能に構成したことを特徴とする搬送用ロボット。 - ベースに回転可能に連結された第1アームの先端部に第2アームが回転可能に連結され、それら第1及び第2のアームの回転軸が互いに平行になった搬送用ロボットにおいて、 前記ベースに固定されかつ前記第1アームの回転軸上に配置された第1固定ギヤと、前記第2アームに固定されかつ前記第2アームの回転軸上に配置された第2固定ギヤと、前記第1及び第2の固定ギヤの間を連結する奇数個の中間ギヤとからなるリンク機構を備え、
前記ベースと前記第1アームとの間に駆動トルクを付与するモータを、前記第1及び第2のアームに対する唯一の駆動源とし、前記第1及び第2のアームを重ねたアーム折り畳み姿勢を間に挟んだ両側に前記第1アームを往復回動可能に構成したことを特徴とする搬送用ロボット。 - 前記アーム折り畳み姿勢では、前記第1アームが上方に起立しかつ前記第2アームが前記第1アームの先端部から下方に垂下するように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送用ロボット。
- 前記第1の固定プーリ又は固定ギヤの径と、前記第2の固定プーリ又は固定ギヤの径とを異ならせたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の搬送用ロボット。
- 前記第1の固定プーリ又は固定ギヤの径を、前記第2の固定プーリ又は固定ギヤの径より大きくしたことを特徴とする請求項4に記載の搬送用ロボット。
- 圧縮流体又は磁力にて往復駆動される可動部を有したアクチュエータを前記第2アームの先端部に備え、前記可動部には、その可動部の往復ストロークと同じ間隔を開けて、1対のワーク保持用ツールが取り付けられたことを特徴とする請求項1乃至5に記載の搬送用ロボット。
- 前記ワーク保持用ツールは、ワークを挟持するための1対の挟持爪を備えかつ、それら1対の挟持爪が、圧縮流体又は磁力にて往復駆動されるように構成したことを特徴とする請求項6に記載の搬送用ロボット。
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2003
- 2003-08-25 JP JP2003300441A patent/JP2005066762A/ja active Pending
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