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JP2005057725A - 高周波発振器 - Google Patents

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JP2005057725A JP2004053097A JP2004053097A JP2005057725A JP 2005057725 A JP2005057725 A JP 2005057725A JP 2004053097 A JP2004053097 A JP 2004053097A JP 2004053097 A JP2004053097 A JP 2004053097A JP 2005057725 A JP2005057725 A JP 2005057725A
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誠 河岸
Hidemori Akagi
秀守 赤木
Tomoe Izumi
朋恵 泉
Masanari Tago
政成 田子
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

【課題】 異なる2つの周波数のいずれを出力する場合にも、安定に動作すし、安定した高周波信号を出力する周波数選択型高周波発振器を提供する。
【解決手段】 周波数選択型高周波発振器は、第1の増幅回路3aの動作を制御する第1のスイッチ回路2aと、該第1のスイッチ回路2aと第2の増幅回路3bとの動作を制御する第2のスイッチ回路2bとを備え、該第2のスイッチ回路2bに切替制御信号を入力する。切替制御信号が「Low」の場合、第2のスイッチ回路2bがオン状態になり、第2の増幅回路3bのみが動作して第2の共振回路1bの共振周波数に応じた高周波信号が出力される。一方、切替制御信号が「Hi」の場合、第2のスイッチ回路2bがオフ状態となることで第1のスイッチ回路2aがオン状態になり、第1の増幅回路3aのみが動作して第1の共振回路1aの共振周波数に応じた高周波信号が出力される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、各種高周波装置に搭載される高周波発振器、特に、互いに異なる2つの発振周波数を切り替えて動作する周波数選択型高周波発振器に関するものである。
従来、電圧制御発振器等の高周波発振器には、1つの装置(回路)で異なる2つ周波数の高周波信号を発振する周波数選択型高周波発振器が存在する。このような周波数選択型高周波発振器では、それぞれ異なる周波数で共振する第1・第2の共振回路と、これら第1または第2の共振回路にそれぞれ接続する第1・第2の増幅回路と、これら第1・第2の増幅回路からの出力信号を増幅して出力するバッファ回路と、前記第1・第2の増幅回路を選択する切替回路とが備えられている。この切替回路は、第1・第2の増幅回路にそれぞれ接続する、第1・第2のスイッチ回路からなり、これら第1・第2のスイッチ回路をそれぞれ個別に動作させるための第1・第2の制御信号入力端子が設けられている。そして、出力したい所望周波数に応じて、第1・第2の制御信号入力端子を選択して第1・第2のスイッチ回路のいずれかに制御信号を入力することで、動作させる増幅回路を選択し、前記所望周波数の信号を発振して出力する(例えば、特許文献1参照)。
また、このような周波数選択型高周波発振器には、次に示す図12のようなものも存在する。
図12は従来の周波数選択型高周波発振器の回路図である。なお、以下の説明では、高周波信号の流れに沿って概要の構成のみを説明し、各受動素子の説明は省略する。
図12に示すように、第1の共振周波数f1 を有する第1の共振回路101aは第1の増幅回路103aのNPN型トランジスタTr102のベース端子に接続し、第2の共振周波数f2 を有する第2の共振回路101bは第2の増幅回路103bのNPN型トランジスタTr103のベース端子に接続している。第1の増幅回路103aは、第1の共振回路101aとの間で、第1の共振回路101aに基づく共振周波数f1 で発振し、その一部を出力する。また、第2の増幅回路103bは、第2の共振回路101bとの間で、第2の共振回路101bに基づく共振周波数f2 で発振し、その一部を出力する。NPN型トランジスタTr101を備えたバッファ回路104は、トランジスタTr102を備えた第1の増幅回路103aと,トランジスタTr103を備えた第2の増幅回路103bに接続しており、これらいずれかの増幅回路から出力された高周波信号を入力して増幅し、出力端子106に出力する。
また、この高周波発振器には、第1の増幅回路103aのトランジスタTr102のベース端子にコレクタ端子が接続し、電源端子105にエミッタ端子が接続するPNP型トランジスタTr104を備えた第1のスイッチ回路(SW1)102aと、第2の増幅回路103bのトランジスタTr103のエミッタ端子にコレクタ端子が接続し、エミッタ端子が接地するNPN型トランジスタTr105を備えた第2のスイッチ回路(SW2)102bとを備える。これらスイッチ回路102a,102bのトランジスタTr104,Tr105のベース端子は、切替制御信号入力端子107に接続している。
このような構成では、切替制御信号が「Low」ならば、第1のスイッチ回路102aがオン状態となり、第2のスイッチ回路102bがオフ状態となるので、第1の増幅回路103aのみが動作し、第1の共振周波数f1 の高周波信号が発振されて出力される。一方、切替制御信号が「Hi」ならば、第1のスイッチ回路102aがオフ状態となり、第2のスイッチ回路102bがオン状態となるので、第2の増幅回路103bのみが動作し、第2の共振周波数f2 の高周波信号が発振されて出力される。
特開2001−237640公報
ところが、前述の特許文献1に開示された周波数選択型高周波発振器では、周波数を選択するために異なる2つの制御信号を用いなければならないため、制御が煩雑になってしまう。
一方、図12に示した周波数選択型高周波発振器では、制御信号は1つでよいが、代わりに次に示す問題が生じる。
図12に示す高周波発振器では、切替制御信号が「Hi」になると、第2のスイッチ回路102bがオン状態となる。この際、切替制御信号とともに切替制御信号入力端子107から入力されるノイズがあると、第2のスイッチ回路102bを介して第2の増幅回路103bのトランジスタTr103に入力され、発振信号に重畳される。このようにノイズを重畳した高周波信号は、バッファ回路104のトランジスタTr101に入力されて増幅されるため、ノイズが増幅されてしまい、出力される高周波信号のS/N比が劣化する。
(大きな負荷が切替制御信号入力端子に接続される問題点の部分を削除しました。)
この発明の目的は、異なる2つの周波数のいずれを出力する場合にも、安定した高周波信号を出力する周波数選択型高周波発振器を提供することにある。
この発明は、互いに異なる周波数で共振する第1・第2の共振回路と、第1の共振回路に接続し、NPN型トランジスタを備える第1の増幅回路と、第2の共振回路に接続し、NPN型トランジスタを備える第2の増幅回路と、第1または第2の増幅回路の出力信号を増幅するバッファ回路と、第1・第2の増幅回路の動作切替制御を行う切替回路とを備えた高周波発振器において、
切替回路は、第1の増幅回路のNPN型トランジスタのベース端子にコレクタ端子が接続し、電源にエミッタ端子が接続するPNP型トランジスタを備えた第1のスイッチ回路と、第2の増幅回路のNPN型トランジスタのベース端子にコレクタ端子が接続し、電源にエミッタ端子が接続するPNP型トランジスタを備えた第2のスイッチ回路と、切替制御信号を入力するための切替制御信号入力端子とを備え、第2のスイッチ回路のPNP型トランジスタのベース端子が切替制御信号入力端子に接続するとともに、第2のスイッチ回路のPNP型トランジスタのコレクタ端子が第1のスイッチ回路のPNP型トランジスタのベース端子に接続することを特徴としている。
この構成では、切替制御信号入力端子から「Low」の切替制御信号が入力されると、第2のスイッチ回路のPNP型トランジスタがオン状態となる。これにより、第2の増幅回路のNPN型トランジスタにベースバイアス電流が供給されて、第2の増幅回路が動作する。この結果、第2の増幅回路は、第2の共振回路との間で該第2の共振回路に基づく共振周波数の高周波信号を発振して、その一部をバッファ回路に出力する。バッファ回路は入力された高周波信号を増幅して出力端子に出力する。この場合、第2のスイッチ回路が動作することで、第1のスイッチ回路のPNP型トランジスタのベース端子が「Hi」状態となるので、第1のスイッチ回路は動作しない。
ここで、第2のスイッチ回路、第2の増幅回路が動作する場合、切替制御信号は「Low」状態であるので切替制御信号にノイズはなく、第2のスイッチ回路から第2の増幅回路に流れる電流にノイズが重畳することはない。これにより、第2の増幅回路にはノイズの重畳していない高周波信号が入力され増幅される。
一方、切替制御信号入力端子から「Hi」の切替制御信号が入力されると、第2のスイッチ回路がオフ状態となる。第2のスイッチ回路がオフ状態となることで、第2のスイッチ回路のコレクタ端子から第2の増幅回路のベース端子にベースバイアス電流が供給されず、第2の増幅回路は動作しない。また、第2のスイッチ回路がオフ状態となることでコレクタ電位が低下して、第1のスイッチ回路のベース電位が低下し、すなわち「Low」となり、第1のスイッチ回路がオン状態となる。これにより、第1の増幅回路のトランジスタのベース端子にベースバイアス電流が供給されて、第1の増幅回路が動作し、第1の増幅回路は、第1の共振回路との間で該第1の共振回路に基づく共振周波数の高周波信号を発振して、その一部をバッファ回路に出力する。バッファ回路は入力された高周波信号を増幅して出力端子に出力する。
ここで、第1のスイッチ回路、第1の増幅回路が動作する場合、制御切替信号は「Hi」状態であるから第2のスイッチ回路が動作せず、第2のスイッチ回路のコレクタ端子のノイズが伝送されることはない。さらに、この状態で第1のスイッチ回路のベース端子は「Low」状態であるので、第1のスイッチ回路から第1の増幅回路に流れる電流にノイズが重畳することはない。これにより、第1の増幅回路にはノイズの重畳していない高周波信号が入力され増幅される。
また、この発明は、切替制御信号入力端子と第2のスイッチ回路との間にコレクタ端子が第2のスイッチ回路のPNP型トランジスタのベース端子に接続し、エミッタ端子が接地し、ベース端子が切替制御信号入力端子に接続するNPN型トランジスタを含む第3のスイッチ回路を挿入したことを特徴としている。
この構成では、切替制御信号入力端子から「Hi」の切替制御信号が入力されると、第3のスイッチ回路のNPN型トランジスタがオン状態になり、これに応じて第2のスイッチ回路のPNP型トランジスタがオン状態となる。これにより、第2の増幅回路のNPN型トランジスタにベースバイアス電流が供給されて、第2の増幅回路が動作する。この結果、第2の増幅回路は、第2の共振回路との間で該第2の共振回路に基づく共振周波数の高周波信号を発振して、その一部をバッファ回路に出力する。バッファ回路は入力された高周波信号を増幅して出力端子に出力する。この場合、第2のスイッチ回路が動作することで、第1のスイッチ回路のPNP型トランジスタのベース端子が「Hi」状態となるので、第1のスイッチ回路は動作しない。ここで、第2のスイッチ回路のPNP型トランジスタが「Low」で動作することにより、切替制御信号に重畳したノイズは第2のスイッチ回路の出力側には伝送されず、第2の増幅回路にはノイズの重畳していない高周波信号が入力され増幅される。
一方、切替制御信号入力端子から「Low」の切替制御信号が入力されると、第3のスイッチ回路および第2のスイッチ回路は動作しない。これにより、第2の増幅回路は動作しない。また、第2のスイッチ回路が動作しないことにより、第1のスイッチ回路のPNP型トランジスタのベース端子が「Low」状態となるので、このPNP型トランジスタがオン状態になる。これにより、第1のスイッチ回路はオン状態となり、第1の増幅回路のNPN型トランジスタにベースバイアス電流が供給されて、第1の増幅回路が動作する。この結果、第1の増幅回路は、第1の共振回路との間で該第1の共振回路に基づく共振周波数の高周波信号を発振して、その一部をバッファ回路に出力する。バッファ回路は入力された高周波信号を増幅して出力端子に出力する。
ここで、第1のスイッチ回路と切替制御信号入力端子との間には、第2,第3のスイッチ回路が存在するので、各増幅回路およびバッファ回路の電源端子からの駆動信号が前記各スイッチ回路により減衰されて、切替制御信号入力端子には伝送されない。これにより、例えば、切替制御信号入力端子に大きな負荷が接続されていても、この負荷に逆電流が流れることはなく、安定な切替制御信号が入力される。(メインの問題点から外したため、効果をこの位置に記載しておきました。)
また、この発明は、少なくとも第1のスイッチ回路をPNP型トランジスタのみで構成することを特徴としている。
この構成では、スイッチ回路の抵抗器、すなわち構成素子数が省略されるので、高周波発振器の構成要素が低減される。
この発明によれば、単一の切替制御信号入力端子で単一の切替制御信号を用いて異なる2つの周波数の高周波信号の発振を切り替える周波数選択型高周波発振器において、異なる2つの周波数のいずれを発振する場合にも、動作を安定させ、且つ優れたS/N比の高周波信号を出力するができる。
本発明の第1の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器について、図1を参照して説明する。
図1は本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図である。
本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器は、それぞれ異なる共振周波数を有する第1、第2の共振回路1a,1bと、これら第1、第2の共振回路1a,1bにそれぞれ接続された第1、第2の増幅回路3a,3bと、これらの第1、第2の増幅回路3a,3bの動作切替用の第1、第2のスイッチ回路2a,2bと、第1、第2の増幅回路3a,3bから入力された高周波信号を増幅し出力端子6aから出力するバッファ回路4とを備える。
第1の共振回路1aは第1の増幅回路3aのNPN型トランジスタTr2 のベース端子に接続し、第2の共振回路1bは第2の増幅回路3bのNPN型トランジスタTr3 のベース端子に接続している。
第1の増幅回路3aのNPN型トランジスタTr2 のコレクタ端子はバッファ回路4のNPN型トランジスタTr1 のエミッタ端子に接続するとともに、コンデンサC3 を介して接地している。トランジスタTr2 のエミッタ端子は抵抗器R4 とコンデンサC4 との並列回路を介して接地するとともに、コンデンサC1 を介してバッファ回路4のトランジスタTr1 のベース端子に接続している。トランジスタTr2 のベース端子は、バイアス電流供給用抵抗器R1 、第1のスイッチ回路(SW1)2a、バイアス電流供給用抵抗器R2 の直列回路を介して、電源端子5に接続するとともに、バイアス電流供給用抵抗器R3 を介して接地している。また、トランジスタTr2 のベース−エミッタ間にはコンデンサC2 を接続している。
バッファ回路4のNPN型トランジスタTr1 のベース端子は、抵抗器R1 と第1のスイッチ回路(SW1)2aとの接続点に接続している。トランジスタTr1 のコレクタ端子は、インダクタL1 を介して電源端子5に接続するとともに、コンデンサC43を介して出力端子6に接続している。また、トランジスタTr1 のコレクタ端子は、コンデンサC42を介して接地しており、電源端子5はコンデンサC41を介して接地している。
第2の増幅回路3bのNPN型トランジスタTr3 のコレクタ端子はバッファ回路4のトランジスタTr1 のエミッタ端子に接続するとともに、コンデンサC13を介して接地している。トランジスタTr3 のエミッタ端子は抵抗器R14とコンデンサC14との並列回路を介して接地するとともに、コンデンサC11を介してバッファ回路4のトランジスタTr1 のベース端子に接続している。トランジスタTr3 のベース端子は、バイアス電流供給用抵抗器R1 、第2のスイッチ回路(SW2)2b、バイアス電流供給用抵抗器R12の直列回路を介して、電源端子5に接続するとともに、バイアス電流供給用抵抗器R13を介して接地している。また、トランジスタTr3 のベース−エミッタ間にはコンデンサC12を接続している。
第1のスイッチ回路(SW1)2aは、PNP型トランジスタTr4と、該トランジスタTr4のベース−エミッタ間に接続された抵抗器R22と、トランジスタTr4のベース端子に接続された抵抗器R21とからなる。そして、トランジスタTr4のエミッタ−コレクタ間を抵抗器R1 ,R2 の間に挿入し、エミッタ端子を抵抗器R1 に、コレクタ端子を抵抗器R2 に接続している。また、トランジスタTr4のベース端子は抵抗器R21を介して第2のスイッチ回路(SW2)2bのトランジスタTr5のコレクタ端子に接続している。
第2のスイッチ回路(SW2)2bは、PNP型トランジスタTr5と、該トランジスタTr5のベース−エミッタ間に接続された抵抗器R24と、トランジスタTr5のベース端子に接続された抵抗器R23とからなる。そして、トランジスタTr5のエミッタ−コレクタ間を抵抗器R1 ,R12間に挿入し、エミッタ端子を抵抗器R1 にコレクタ端子を抵抗器R12に接続している。また、第2のスイッチ回路(SW2)2bのトランジスタTr5のベース端子は抵抗器R23を介して切替制御信号入力端子7に接続しており、この切替制御信号入力端子7はコンデンサC71を介して接地している。
ここで、これら第1のスイッチ回路(SW1)2a、第2のスイッチ回路(SW2)2b、および切替制御信号入力端子7とで本発明の「切替手段」を構成する。
次に、前述の構成の周波数選択型高周波発振器の動作について説明する。
(1)切替制御信号が「Low」の場合。
「Low」の切替制御信号が第2のスイッチ回路(SW2)2bに入力されると、PNP型トランジスタTr5のベース電位が低下してトランジスタTr5がオン状態となる。これにより、トランジスタTr5のコレクタ端子に接続する第2の増幅回路3bのトランジスタTr3のベース端子にベースバイアス電流が供給され、第2の増幅回路3bのトランジスタTr3が動作する。この結果、第2の増幅回路3bは、第2の共振回路1bとの間で該第2の共振回路1bに基づく共振周波数f2の高周波信号で発振し、その一部を出力する。トランジスタTr3から出力された高周波信号は、バッファ回路4のトランジスタTr1 に伝送される。トランジスタTr1 は、入力された高周波信号を増幅して、コンデンサC43を介して出力端子6に出力する。
一方、第2のスイッチ回路(SW2)2bのトランジスタTr5がオン状態となり、ベースバイアス電流が流れることで、トランジスタTr5のコレクタ端子の電位が高くなる。これにより、第1のスイッチ回路(SW1)2aのPNP型トランジスタTr4のベース電位が高くなり、トランジスタTr4はオフ状態となる。トランジスタTr4がオフ状態となると、トランジスタTr4のエミッタ−コレクタ間には電流が流れず、第1の増幅回路3aのトランジスタTr2のベース端子にベースバイアス電流が供給されない。このため、第1の増幅回路3aのトランジスタTr2は動作しない。
(2)切替制御信号が「Hi」の場合。
「Hi」の切替制御信号が第2のスイッチ回路(SW2)2bに入力されると、PNP型トランジスタTr5のベース電位が高くなり、トランジスタTr5がオフ状態となる。このため、トランジスタTr5のエミッタ−コレクタ間には電流が流れず、第2の増幅回路3bのトランジスタTr3にベースバイアス電流が供給されない。これにより、第2の増幅回路3bのトランジスタTr3は動作しない。
一方、第2のスイッチ回路(SW2)2bのトランジスタTr5がオフ状態となり、エミッタ−コレクタ電流が流れないことにより、トランジスタTr5のコレクタ端子に接続された第1のスイッチ回路(SW1)2aのPNP型トランジスタTr4のベース電位が低い状態となり、トランジスタTr4がオン状態となる。トランジスタTr4がオン状態となることで、第1の増幅回路3aのトランジスタTr2のベース端子にベースバイアス電流が供給され、第1の増幅回路3aのトランジスタTr2が動作する。この結果、第1の増幅回路3aは、第1の共振回路1aとの間で該第1の共振回路1aに基づく共振周波数f1の高周波信号で発振し、その一部を出力する。トランジスタTr2から出力された高周波信号は、バッファ回路4のトランジスタTr1 に伝送される。トランジスタTr1 は、入力された高周波信号を増幅して、コンデンサC43を介して出力端子6に出力する。この際、第2のスイッチ回路(SW2)2bのトランジスタTr5はオフ状態であるので、切替制御信号入力端子から「Hi」状態の切替制御信号にノイズが重畳されて入力されても、このノイズが第1のスイッチ回路(SW1)2aに伝送されることはない。
このような構成とすることで、第2の増幅回路3bのトランジスタTr3を動作させる際に第2のスイッチ回路(SW2)2bに入力される信号は「Low」状態であり、第1の増幅回路3aのトランジスタTr2を動作させる際に第1のスイッチ回路(SW1)2aに入力される信号も「Low」状態である。すなわち、いずれの増幅回路を作動させる場合にも、対象とする増幅回路を作動させるスイッチ回路が「Low」信号の入力でオン状態になるので、制御信号入力端子からノイズがいずれの増幅回路にも伝送されない。これにより、いずれの発振周波数に対しても優れたS/N比を有する高周波信号を出力する周波数選択型高周波発振器を構成することができる。
また、前述の構成とすることで、スイッチ回路がベースバイアス供給回路に挿入されることとなり駆動電力が小さくなる。これにより、低消費電力の周波数選択型高周波発振器を構成することができる。
なお、本実施形態では、第2のスイッチ回路(SW2)2bのトランジスタTr5のベースに切替制御信号入力端子7を接続し、コレクタに第1のスイッチ回路(SW1)2aのトランジスタTr4のベースを接続する構成を示した。しかし、第1のスイッチ回路(SW1)2aのトランジスタTr4のベースに切替制御信号入力端子7を接続し、コレクタに第2のスイッチ回路(SW2)2bのトランジスタTr5のベースを接続する構成を用いてもよい。このように、第1のスイッチ回路(SW1)2aと第2のスイッチ回路(SW2)2bとの接続順を反対にすることで、容易に制御の論理反転を行うことが可能となる。
次に、第2の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器について図2を参照して説明する。
図2は本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図である。
本実施形態に示す周波数選択型高周波発振器は、それぞれ異なる共振周波数を有する第1、第2の共振回路1a,1bと、これらの第1、第2の共振回路1a,1bに接続された第1、第2の増幅回路3a,3bと、これらの第1、第2の増幅回路3a,3bの動作切替用の第1、第2のスイッチ回路2a,2bと、第1、第2の増幅回路3a,3bからそれぞれ入力された高周波信号を増幅し出力端子6a,6bから出力する第1、第2のバッファ回路4a,4bとを備える。
第1の増幅回路3aのNPN型トランジスタTr2 のコレクタ端子は第1のバッファ回路4aのNPN型トランジスタTr12のエミッタ端子に接続するとともに、コンデンサC3 を介して接地している。トランジスタTr2 のエミッタ端子は抵抗器R4 とコンデンサC4 との並列回路を介して接地するとともにコンデンサC1 を介して第1のバッファ回路4aのNPN型トランジスタTr12のベース端子に接続している。トランジスタTr2 のベース端子は、第1のスイッチ回路(SW1)2a、バイアス電流供給用抵抗器R1 ,R2 の直列回路を介して、第1の電源端子5aに接続するとともに、バイアス電流供給用抵抗器R3 を介して接地している。また、トランジスタTr2 のベース−エミッタ間にはコンデンサC2 を接続している。
第1のバッファ回路4aのNPN型トランジスタTr12のベース端子は、抵抗器R1 と抵抗器R2との接続点に接続している。トランジスタTr12のコレクタ端子は、インダクタL1 を介して第1の電源端子5aに接続するとともに、コンデンサC43を介して第1の出力端子6aに接続している。また、トランジスタTr12のコレクタ端子はコンデンサC42を介して接地しており、第1の電源端子5aはコンデンサC41を介して接地している。
第2の増幅回路3bのNPN型トランジスタTr3 のコレクタ端子は第2のバッファ回路4bのNPN型トランジスタTr22のエミッタ端子に接続するとともに、コンデンサC13を介して接地している。トランジスタTr3 のエミッタ端子は抵抗器R14とコンデンサC14との並列回路を介して接地するとともに、コンデンサC11を介して第2のバッファ回路4bのトランジスタTr22のベース端子に接続している。トランジスタTr3 のベース端子は、第2のスイッチ回路(SW2)2b、バイアス電流供給用抵抗器R11,R12の直列回路を介して、第2の電源端子5bに接続するとともに、バイアス電流供給用抵抗器R13を介して接地している。また、トランジスタTr3 のベース−エミッタ間にはコンデンサC12を接続している。
第2のバッファ回路4bのNPN型トランジスタTr22のベース端子は、抵抗器R11と抵抗器R12との接続点に接続している。トランジスタTr22のコレクタ端子は、インダクタL2を介して第2の電源端子5bに接続するとともに、コンデンサC46を介して第2の出力端子6bに接続している。また、トランジスタTr22のコレクタ端子はコンデンサC45を介して接地しており、第2の電源端子5bはコンデンサC44を介して接地している。
第1のスイッチ回路(SW1)2a、第2のスイッチ回路(SW2)2bの構成はPNP型トランジスタTr4のエミッタ端子が第1の電源端子5aに接続してコレクタ端子が抵抗器R1に接続し、PNP型トランジスタTr5のエミッタ端子が第2の電源端子5bに接続してコレクタ端子が抵抗器R11に接続することを除き、第1の実施形態に示した周波数選択型高周波発振器(図1参照)と同じであり、第1のスイッチ回路(SW1)2aと第2のスイッチ回路(SW2)2bとの接続関係も第1の実施形態と同じである。
このように、本実施形態の周波数選択型高周波発振器は、それぞれの第1、第2の増幅回路3a,3bに対して個別に第1、第2のバッファ回路4a,4b、第1、第2の電源端子5a,5b、第1、第2の出力端子6a,6bを備えるものであり、他の構成は第1の実施形態に示した周波数選択型高周波発振器と同じである。
このような構成でも、前述の実施形態に示したものと同様の効果を奏することができる。
次に、第3の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器について図3を参照して説明する。
図3は本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図である。
図3に示す周波数選択型高周波発振器は、第1のスイッチ回路2aがPNP型トランジスタTr4のみから構成され、第2のスイッチ回路2bがPNP型トランジスタTr5とこのトランジスタTr5のベース端子に接続された抵抗器R23から構成されており、他の構成は第2の実施形態に示した周波数選択型高周波発振器(図2)と同じである。
このような構成を用いても、前述の実施形態に示したものと同様の効果を奏することができる。
次に、第4の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器について図4を参照して説明する。
図4は本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図である。
図4に示す周波数選択型高周波発振器は、第2のスイッチ回路(SW2)2bが抵抗器R11と抵抗器R12との間に接続され、PNP型トランジスタTr5のエミッタ端子が抵抗器R11に、コレクタ端子が抵抗器R12に接続したものであり、他の構成は第2の実施形態に示した周波数選択型高周波発振器(図2)と同じである。
このような構成を用いても、前述の実施形態に示したものと同様の効果を奏することができる。
次に、第5の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器について、図5を参照して説明する。
図5は、本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図である。
本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器は、それぞれ異なる共振周波数を有する第1、第2の共振回路1a,1bと、これら第1、第2の共振回路1a,1bにそれぞれ接続された第1、第2の増幅回路3a,3bと、これらの第1、第2の増幅回路3a,3bの動作切替用の第1、第2のスイッチ回路2a,2bと、第2のスイッチ回路2bと切替制御信号入力端子7との間に接続された第3のスイッチ回路2cと、第1、第2の増幅回路3a,3bから入力された高周波信号を増幅し出力端子6aから出力するバッファ回路4とを備える。
第1の共振回路1aは第1の増幅回路3aのNPN型トランジスタTr2 のベース端子に接続し、第2の共振回路1bは第2の増幅回路3bのNPN型トランジスタTr3 のベース端子に接続している。
第1の増幅回路3aのNPN型トランジスタTr2 のコレクタ端子はバッファ回路4のNPN型トランジスタTr1 のエミッタ端子に接続するとともに、コンデンサC3 を介して接地している。トランジスタTr2 のエミッタ端子は抵抗器R4 とコンデンサC4 との並列回路を介して接地するとともに、コンデンサC1 を介してバッファ回路4のトランジスタTr1 のベース端子に接続している。トランジスタTr2 のベース端子は、バイアス電流供給用抵抗器R1 、第1のスイッチ回路(SW1)2a、バイアス電流供給用抵抗器R2 の直列回路を介して、電源端子5に接続するとともに、バイアス電流供給用抵抗器R3 を介して接地している。また、トランジスタTr2 のベース−エミッタ間にはコンデンサC2 を接続している。
バッファ回路4のNPN型トランジスタTr1 のベース端子は、抵抗器R1 と第1のスイッチ回路(SW1)2aとの接続点に接続している。トランジスタTr1 のコレクタ端子は、インダクタL1 を介して電源端子5に接続するとともに、コンデンサC43を介して出力端子6に接続している。また、トランジスタTr1 のコレクタ端子は、コンデンサC42を介して接地している。また、電源端子5はコンデンサC41を介して接地している。
第2の増幅回路3bのNPN型トランジスタTr3 のコレクタ端子はバッファ回路4のNPN型トランジスタTr1 のエミッタ端子に接続するとともに、コンデンサC13を介して接地している。トランジスタTr3 のエミッタ端子は抵抗器R14とコンデンサC14との並列回路を介して接地するとともに、コンデンサC11を介してバッファ回路4のトランジスタTr1 のベース端子に接続している。トランジスタTr3 のベース端子は、バイアス電流供給用抵抗器R1 、第2のスイッチ回路(SW2)2b、バイアス電流供給用抵抗器R12の直列回路を介して、電源端子5に接続するとともに、バイアス電流供給用抵抗器R13を介して接地している。また、トランジスタTr3 のベース−エミッタ間にはコンデンサC12を接続している。
第1のスイッチ回路(SW1)2aは、PNP型トランジスタTr4 と、該トランジスタTr4 のベース−エミッタ間に接続された抵抗器R22と、トランジスタTr4 のベース端子に接続された抵抗器R21とからなる。そして、トランジスタTr4 のエミッタ−コレクタ間を抵抗器R1 ,R2 の間に挿入し、エミッタ端子を抵抗器R1 に、コレクタ端子を抵抗器R2 に接続している。
第2のスイッチ回路(SW2)2bは、PNP型トランジスタTr5 と、該トランジスタTr5 のベース−エミッタ間に接続された抵抗器R24と、トランジスタTr5 のベース端子に接続された抵抗器R23とからなる。そして、トランジスタTr5 のエミッタ−コレクタ間を抵抗器R1 ,R12間に挿入し、エミッタ端子を抵抗器R1 に、コレクタ端子を抵抗器R12に接続している。
また、第1のスイッチ回路(SW1)2aのトランジスタTr4 のベース端子に接続された抵抗器R21は第2のスイッチ回路(SW2)2bのトランジスタTr5 のコレクタ端子に接続している。
第3のスイッチ回路(SW3)2cは、NPN型トランジスタTr6 と、該トランジスタTr6 のベース−エミッタ間に接続された抵抗器R26と、トランジスタTr6 のベース端子に接続された抵抗器R25とからなる。トランジスタTr6 のエミッタ端子は接地しており、コレクタ端子は第2のスイッチ回路(SW2)のトランジスタTr5 のベース端子に接続された抵抗器R23に接続している。さらに、第3のスイッチ回路(SW3)2cのトランジスタTr6 のベース端子は、抵抗器R25を介して切替制御信号入力端子7に接続している。この切替制御信号入力端子7はコンデンサC71を介して接地している。ここで、これら第1のスイッチ回路(SW1)2a、第2のスイッチ回路(SW2)2b、および第3のスイッチ回路(SW3)と、切替制御信号入力端子7とで本発明の「切替手段」を構成する。
以上のように、本実施形態の高周波発振器は、前述の第1の実施形態に示した高周波発振器の第2のスイッチ回路(SW2)2bと切替制御信号入力端子7との間にNPN型トランジスタTr6を含む第3のスイッチ回路(SW3)を挿入した構成となっている。
次に、この構成の周波数選択型高周波発振器の動作について説明する。
(1)切替制御信号が「Hi」の場合。
「Hi」の切替制御信号が第3のスイッチ回路(SW3)2cに入力されると、NPN型トランジスタTr6 のベース−エミッタ間にバイアス電流が流れてオン状態となり、コレクタ−エミッタ間に電流が流れる。これにより、トランジスタTr6 のコレクタ端子に接続する第2のスイッチ回路(SW2)2bにバイアス電流が流れて、PNP型トランジスタTr5のベース端子が抵抗器R23を介して接地され、低電位状態(「Low」状態)となる。そして、PNP型トランジスタTr5 のベース端子の電位が略接地まで低下することで、PNP型トランジスタTr5 がオン状態となり、第2のスイッチ回路(SW2)2bがオン状態となる。これにより、トランジスタTr5 のエミッタ−コレクタ間に電流が流れ、抵抗器R12を介して第2の増幅回路3bのNPN型トランジスタTr3 のベース端子にベースバイアス電流が供給される。
この結果、トランジスタTr3 が動作し、第2の増幅回路3bは、第2の共振回路1bとの間で、該第2の共振回路1bに基づく共振周波数f2 で発振して出力する。
一方、第2のスイッチ回路2bがオン状態となることで、抵抗器R12,R13で電圧降下が生じるので、第2のスイッチ回路(SW2)2bのトランジスタTr5 のコレクタ端子の電位が高くなる。これにより、第1のスイッチ回路(SW1)2aのPNP型トランジスタTr4 のベース電位が上昇して、トランジスタTr4 がオフ状態となるので、トランジスタTr4 のエミッタ−コレクタ間に電流が流れない。この結果、第1の増幅回路3aのNPN型トランジスタTr2 にはベースバイアス電流が供給されず、トランジスタTr2 は動作しない。
第2の増幅回路3bのトランジスタTr3 から出力された高周波信号は、バッファ回路4のNPN型トランジスタTr1 に伝送される。トランジスタTr1 は、入力された高周波信号を増幅して、コンデンサC43を介して出力端子6に出力する。
この構成では、切替制御信号が「Hi」の場合には、第3のスイッチ回路(SW3)2cがオン状態になることで、第2のスイッチ回路(SW2)2bはPNP型トランジスタTr5のベース電位が低下してオン状態となり、第2の増幅回路3bにベースバイアス電流が供給される。このため、例え、切替制御信号にノイズが重畳されていても、第2のスイッチ回路(SW2)2bのトランジスタTr5は「Low」状態でオン状態となるので、ベースバイアス電流にノイズが重畳されることはない。これにより、第2の増幅回路3bにはノイズが入力されず、第2の増幅回路3bから出力される高周波信号のS/N比が劣化しない。すなわち、優れたS/N比を有する高周波信号を増幅して出力することができる。
(2)切替制御信号が「Low」の場合。
「Low」の切替制御信号が第3のスイッチ回路(SW3)2cに入力されると、NPN型トランジスタTr6 のベース−エミッタ間にはバイアス電流が流れずトランジスタTr6 がオフ状態となる。これにより、トランジスタTr6 のコレクタ端子に接続する第2のスイッチ回路(SW2)2bのPNP型トランジスタTr5 のベース端子が高電位で保持され、トランジスタTr5 がオフ状態となる。トランジスタTr5 がオフ状態となると、トランジスタTr5 のエミッタ−コレクタ間には電流が流れず、トランジスタTr3 にベースバイアス電流が供給されない。このため、第2の増幅回路3bのトランジスタTr3 は動作しない。
一方、トランジスタTr3 のベースバイアス電流(トランジスタTr5 のエミッタ−コレクタ電流)が流れないことにより、抵抗R12,R13での電圧降下が生じないので、トランジスタTr5 のコレクタ端子の電位は接地電位まで低下する。このため、第1のスイッチ回路(SW1)2aのPNP型トランジスタTr4 のベース電位が低下して、トランジスタTr4 がオン状態となる。これにより、トランジスタTr4 のエミッタ−コレクタ間に電流が流れ、第1の増幅回路3aのNPN型トランジスタTr2 にベースバイアス電流が供給されて、トランジスタTr2 が動作する。
この結果、第1の増幅回路3aは、第1の共振回路1aとの間で該第1の共振回路1aに基づく共振周波数f1 の高周波信号で発振し、その一部を出力する。トランジスタTr2 から出力された高周波信号は、バッファ回路4のトランジスタTr1 に伝送される。トランジスタTr1 は、入力された高周波信号を増幅して、コンデンサC43を介して出力端子6に出力する。
この構成では、切替制御信号が「Low」であるのでノイズが重畳されず、さらに第1のスイッチ回路(SW1)2aのPNP型トランジスタTr4が「Low」でオン状態になるので、第1の増幅回路3aのNPN型トランジスタTr2にはノイズが入力されず、第1の増幅回路3aから出力される高周波信号のS/N比が劣化しない。すなわち、優れたS/N比を有する高周波信号を増幅して出力することができる。
また、この構成では、第1のスイッチ回路(SW1)2aのベース端子は切替制御信号入力端子7には接続されておらず、切替制御信号入力端子7はNPN型トランジスタTr6 のベース端子に接続されている。このため、切替制御信号が「Low」になっても、電源端子5から切替制御信号入力端子7には電流は流れない。これにより、例えば、切替制御信号入力端子7に高負荷回路が接続されていても、切替制御信号に悪影響を与えることはなく、安定した切替制御信号が入力される。
以上のように、本実施形態に示す回路構成とすることで、単一の切替制御信号入力端子で単一の切替制御信号を用いて異なる2つの周波数の高周波信号の発振を切り替える周波数選択型高周波発振器において、異なる2つの周波数のいずれを発振する場合にも、動作を安定させ、且つ優れたS/N比の高周波信号を出力することができる。
次に、第6の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器について、図6を参照して説明する。
図6は本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図であり、第5の実施形態に示した周波数選択型高周波発振器(図5)と同じ回路素子には、同符号を付す。
図6に示す周波数選択型高周波発振器は、第1のスイッチ回路(SW1)2aがPNP型トランジスタTr4 のみで構成され、第2のスイッチ回路(SW2)2bがPNP型トランジスタTr5 とこのトランジスタTr5 のベース−エミッタ間に接続された抵抗器R24とトランジスタTr5のベース端子に接続された抵抗器R23とで構成され、第3のスイッチ回路(SW3)2cがNPN型トランジスタTr6 とこのトランジスタTr6のベース端子に接続されたR25とで構成されたものである。他の構成は図5に示した周波数選択型高周波発振器と同じである。
このような構成としても、前述の第5の実施形態と同じ効果を得ることができる。また、各スイッチ回路2a〜2cが簡素に構成されているので、周波数選択型高周波発振器を簡素な構造で構成することができる。
次に、第7の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器について、図7を参照して説明する。
図7は本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図であり、第5の実施形態に示した周波数選択型高周波発振器(図5)と同じ回路素子には、同符号を付す。
図7に示す周波数選択型高周波発振器は、第1のスイッチ回路(SW1)2aのPNP型トランジスタTr4 が抵抗器R2 ,R3 の間に挿入され、トランジスタTr4 のエミッタ端子が抵抗器R2 に接続し、コレクタ端子が抵抗器R3 に接続したものである。他の構成は、図5に示した周波数選択型高周波発振器と同じである。
このような構成においても、前述の第5の実施形態と同じ効果を得ることができる。
次に、第8の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器について、図8を参照して説明する。
図8は本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図であり、第5の実施形態に示した周波数選択型高周波発振器(図5)と同じ回路素子には、同符号を付す。
図8に示す周波数選択型高周波発振器は、第2のスイッチ回路(SW2)2bのPNP型トランジスタTr5 が抵抗器R12,R13の間に挿入され、トランジスタTr5 のエミッタ端子が抵抗器R12に接続し、コレクタ端子が抵抗器R13に接続したものである。他の構成は、図5に示した周波数選択型高周波発振器と同じである。
このような構成においても、前述の第5の実施形態と同じ効果を得ることができる。
次に、第9の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器について、図9を参照して説明する。
図9は本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図であり、第5の実施形態に示した周波数選択型高周波発振器(図5)と同じ回路素子には、同符号を付す。
図9に示す周波数選択型高周波発振器は、第1のスイッチ回路(SW1)2aのPNP型トランジスタTr4 が抵抗器R2 ,R3 の間に挿入され、トランジスタTr4 のエミッタ端子が抵抗器R2 に接続し、コレクタ端子が抵抗器R3 に接続したものである。また、図9に示す周波数選択型高周波発振器は、第2のスイッチ回路(SW2)2bのPNP型トランジスタTr5 が抵抗器R12,R13の間に挿入され、トランジスタTr5 のエミッタ端子が抵抗器R12に接続し、コレクタ端子が抵抗器R13に接続したものである。他の構成は、図5に示した周波数選択型高周波発振器と同じである。
このような構成においても、前述の第5の実施形態と同じ効果を得ることができる。
次に、第10の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器について、図10を参照して説明する。
図10は本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図であり、第5の実施形態に示した周波数選択型高周波発振器(図5)と同じ回路素子には、同符号を付す。
図10に示す周波数選択型高周波発振器は、第1のスイッチ回路(SW1)2aの抵抗器R21の一端を抵抗器R12,R13の間に接続したものである。他の構成は、図5に示した周波数選択型高周波発振器と同じである。
このような構成においても、前述の第5の実施形態と同じ効果を得ることができる。
次に、第11の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器について、図11を参照して説明する。
図11は本実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図であり、第5の実施形態に示した周波数選択型高周波発振器(図5)と同じ回路素子には、同符号を付す。
図11に示す周波数選択型高周波発振器は、バッファ回路4のNPN型トランジスタTr1 のコレクタ端子と電源端子5との間に電源端子5側から順にインダクタL1 ,L2 を直列接続し、このインダクタL1 ,L2 の接続点と、第3のスイッチ回路(SW3)2cのNPN型トランジスタTr6 のコレクタ端子とをコンデンサC44を介して接続したものである。他の構成は、図5に示した周波数選択型高周波発振器と同じである。
このような構成においても、前述の第5の実施形態と同じ効果を得ることができる。
また、この構成では、切替制御信号が「Hi」になると、第3のスイッチ回路(SW3)2cのNPN型トランジスタTr6 がオン状態となり、トランジスタTr6 のコレクタ端子が等価的に接地状態となる。このため、インダクタL1 とインダクタL2 との接続点がコンデンサC44を介して接地状態となり、バッファ回路4のNPN型トランジスタTr1 のコレクタ端子と出力端子6との整合はインダクタL2 とコンデンサC43とを用いて行われる。すなわち、第2の増幅回路3bから出力される共振周波数f2 の高周波信号を出力端子6から出力する場合、インダクタL2 とコンデンサC43とでトランジスタTr1 のコレクタ端子と出力端子6とのインピーダンス整合を行う。
一方、切替制御信号が「Low」になると、第3のスイッチ回路(SW3)2cのNPN型トランジスタTr6 はオフ状態となり、エミッタ−コレクタ間は等価的に開放となる。このため、インダクタL1 とインダクタL2 との接続点が接地状態とならず、バッファ回路4のNPN型トランジスタTr1 のコレクタ端子と出力端子6との整合はインダクタL1 ,L2 とコンデンサC43とを用いて行われる。すなわち、第1の増幅回路3aから出力された共振周波数f1 の高周波信号を出力端子6から出力する場合、インダクタL1 ,L2 とコンデンサC43とでトランジスタTr1 のコレクタ端子と出力端子6とのインピーダンス整合を行う。ここで、前記インダクタL1 ,L2 のインダクタンスを予め調整しておくことで、それぞれの周波数の高周波信号に対して、バッファ回路4の出力端と出力端子6とのインピーダンス整合を最適にすることができる。
第1の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図 第2の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図 第3の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図 第4の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図 第5の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図 第6の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図 第7の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図 第8の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図 第9の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図 第10の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図 第11の実施形態に係る周波数選択型高周波発振器の回路図 従来の周波数選択型高周波発振器の回路図
符号の説明
1a,1b,101a,101b−共振回路
2a,2b,2c,102a,102b−スイッチ回路
3a,3b,103a,103b−増幅回路
4,4a,4b,104−バッファ回路
5,5a,5b,105−電源端子
6,6a,6b,106−出力端子
7,107−切替制御信号入力端子

Claims (3)

  1. 互いに異なる周波数で共振する第1・第2の共振回路と、第1の共振回路に接続し、NPN型トランジスタを備える第1の増幅回路と、第2の共振回路に接続し、NPN型トランジスタを備える第2の増幅回路と、前記第1または第2の増幅回路の出力信号を増幅するバッファ回路と、前記第1・第2の増幅回路の動作切替制御を行う切替回路とを備えた高周波発振器において、
    前記切替回路は、
    前記第1の増幅回路のNPN型トランジスタのベース端子にコレクタ端子が接続し、電源にエミッタ端子が接続するPNP型トランジスタを備えた第1のスイッチ回路と、
    前記第2の増幅回路のNPN型トランジスタのベース端子にコレクタ端子が接続し、電源にエミッタ端子が接続するPNP型トランジスタを備えた第2のスイッチ回路と、
    切替制御信号を入力するための切替制御信号入力端子とを備え、
    前記第2のスイッチ回路のPNP型トランジスタのベース端子が前記切替制御信号入力端子に接続するとともに、前記第2のスイッチ回路のPNP型トランジスタのコレクタ端子が前記第1のスイッチ回路のPNP型トランジスタのベース端子に接続することを特徴とする高周波発振器。
  2. 前記切替制御信号入力端子と前記第2のスイッチ回路との間に、コレクタ端子が前記第2のスイッチ回路のPNP型トランジスタのベース端子に接続し、エミッタ端子が接地し、ベース端子が前記切替制御信号入力端子に接続するNPN型トランジスタを含む第3のスイッチ回路が挿入されたことを特徴とする請求項1に記載の高周波発振器。
  3. 少なくとも前記第1のスイッチ回路はPNP型トランジスタのみからなる請求項1または請求項2に記載の高周波発振器。
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