JP2004518245A - 昇降機能を持つ高所照明灯設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本昇降機能を持つ高所照明灯設備は、正逆モ一タ120が設けられた本体100;前記本体100の下部に設けられたケーシング160;前記ケーシング160内で前記本体100と所定距離ほど離隔して設けられ、上側接触端子240が設けられた上側端子部200; 前記本体100と連結されたワイヤロープ140によって上下へ移動可能であり、前記上側接触端子240に対応する下側接触端子420が設けられた昇降体400;及び前記ケーシング160に設置されて、スプリング330によって水平状態を弾性的に維持するストッパー300を含む。前記昇降体400の側面には、前記ストッパー300と部分接触する位置に係止部430が形成されて、前記係止部430が前記ストッパー300の上部へ上昇した後下降すると、前記ストッパー300に係止状態になって前記昇降体400の高さが固定され、前記昇降体400の側面が前記ストッパー300の上へ移動すると、係止が解除されて前記昇降体400を下降させうる。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本考案は高所照明灯設備に関するものであり、より詳しくは照明灯が設けられた昇降体を建物の天井に取付けれた本体にワイヤロープで連結して上昇・下降させるとともに、昇降体を本体に固定させることができ、本体と昇降体に設けられた接点端子が昇降体の回転にかかわらず、常に安定した接触状態を維持する上昇・下降機能をもつ高所照明灯設備に関するものである。
【0002】
【背景技術】
一般に、ホテルロビーや工場の天井及び体育館、道路の街灯には、いわゆる高所照明灯というものが取付けられる。このような高所照明灯としては、ナトリウム電球、水銀電球が主に設けられており、この高所照明灯の寿命は5000〜6000時間程に限られているため、周期的に交換しなければならない。また、ホテルロビーや結婚式場などのようなサービス業界に設けられる高所照明灯は、外観と展示效果のために定期的な掃除作業とともに電球を交換する必要がある。
【0003】
このような高所照明灯は街灯の場合、その高さが7〜10mの高い所に位置されているため、高所照明灯の電球掃除と交換のためには、バスケットが設けられた高所作業用のクレーンやはしご車を使って作業が行われている。また、比較的に高さが低い結婚式場及びホテルロビーなどでは、梯子を用いて電球掃除及び交換の作業が行われているが、この場合、墜落などによる事故の危険性がある。さらに、作業を行う場合には、最小3人以上が一組になって作業が行え、また高所照明灯の作業場所に大型作業施設であるクレーン及びはしご車が利用されることによって、その程作業時間が遅れることは勿論、作業空間を広く占めるようになる。従って、高所照明灯の修理及び交換のときには、長時間の間工場ラインをストップしたり体育館が使用できなくなるため、迅速に作業を終らなければならないという困難がある。特に、街灯を整備するときには、カーゴクレーンが一つの車線を占有して遮断することによって、交通渋滞の誘発と事故危険性を提供する問題点が生じる。
【0004】
結論的に、このような作業方法で高所照明灯整備を実施すると、多数の整備人力とともに、高価の附帯装備の使用による相当な整備費用を負担しなければならず、同時に作業者が感電及び墜落などの各種危険に露出され災害が発生するようになるため、物的及び人的の被害をもたらすようになる様々な諸般の問題点が生じる。
【0005】
このような問題点を解決するために、高所照明灯が取付けられた所まで登らず高所照明灯を整備者の位置した地面まで下降させ整備した後、また上昇させ天井に固定できる高所照明灯の作業方法と、それによる装置が続々開発されてきた。
【0006】
このように天井に取付けられた高所照明灯を地面まで上昇・下降させる装置としては、ワイヤを照明灯に固定し、このワイヤを天井を経由して地面に固定されたプーリに巻き取られるようにすることによって、ユーザがこのプーリに連結されたハンドルバーを操作して高所照明灯を昇・下降させる高所照明灯の手動昇降装置と、ハンドルバーの代わりに正逆モ一タを備える高所照明灯の自動昇降装置が案出されている。
【0007】
高所照明灯の自動昇降装置は、一般的に高所照明灯を天井部位に固定させるソケットと、ソケット部に挿入・接点され下側部には電球が固定される電灯器具と、この電灯器具の上側部に一側端が固定されると共に他側端はソケット部の一定位置に付設したドラム上に所定の長さほど巻き取られた状態に備えられるワイヤと、このワイヤをユーザーの選択によってドラム上で自動的に巻き戻したり巻き取ることによって、電球固定部を上昇・下降させる正逆モ一タとを備えるようになる。今までは、このような基本的な構成原理を大きく外れない多数の高所照明灯の自動昇降装置が提示されてきた。
【0008】
ここで、高所照明灯の上昇・下降時には、上部ソケットと下部の灯器具が相互に接点される部位が最も重要な役目を行うようになる。この理由は、ソケットと灯器具がお互いに正確に接点された状態で高所照明灯が自分の役割を行えるからである。
【0009】
このように高所照明灯の昇降装置の接点部の一例が特開平2−94312号公報に提案されている。この文献から提示された照明灯の昇降装置は、照明灯の回転を防ぐため二つのワイヤを用いて灯器具を昇・下降させる構造を持つ。この技術は、灯器具自体の回転はある程度防止できるが、モ一タとドラム、ワイヤが二重で要るため、構造が複雑で製造原価が上がる短所があった。
【0010】
また、実開昭59−101313号公報にも、灯器具が回転することを防ぐため、上部ソケットを一定角度の傾きにテーパさせた後、このテーパの内側に案内されつつ灯器具が結合される雌雄構造でなっている。しかし、この技術も、円滑で正確な接点の状態をなし難いという問題点があった。
【0011】
このように詳述した従来の高所照明灯の自動昇降装置は、雌雄構造の接点部が相互に円滑に接触されないため、従来には接点が正しくなるまで灯器具の上昇・下降を何回も繰り返すことが多かった。
【0012】
このような問題点によって従来に提案された多数の高所照明灯の昇降装置は、その有用性と実用性があるにもかかわらず、実験的な設置を除いては全く実用化にされない実情である。
【0013】
【発明の開示】
本発明はこのような従来技術の短所及び問題点を解決するために成されたものであり、本発明の目的は建物の天井又は街灯のように高い位置に取り付けられた本体と、上下に移動できる昇降体とをワイヤロープで互いに連結した後、本体と昇降体に設けられた接触端子を円形の環状に構成することで、昇降体がワイヤロープを中心に回転しても、各接触端子が常に安定した接触状態を維持できる上昇・下降機能を持つ高所照明灯設備を提供するものである。
【0014】
このような目的を達成しために、本発明は一定の高さに設けられ、内部にワイヤロープを巻き取るドラム及び前記ドラムを回転させる正逆モ一タが設けられた本体;前記本体の下部に設けられて、下部が開放されたケーシング;前記ケーシング内で前記本体と所定距離ほど離隔して設けられ、下端部に一つ以上の上側接触端子が設けられた上側端子部;照明灯を設けるための連結部を備えて、前記ワイヤロープに連結されて前記正逆モ一タの駆動によって上下へ移動可能であり、上端部に前記上側接触端子に対応する下側接触端子が設けられた昇降体;及び前記ケーシングに回動自在に設置されて、スプリングによって水平状態を弾性的に維持するストッパーを含んで、前記昇降体の側面には、前記ストッパーと部分接触する位置に係止部が形成されて、前記係止部が前記ストッパーの上部に上昇した後下降すると、前記ストッパーに係止状態になって前記昇降体の高さが固定され、前記昇降体の側面が前記ストッパーの上部に移動すると、係止が解除されて前記昇降体を下降させうる昇降機能を持つ高所照明灯設備を提供するものである。
【0015】
望ましく、前記ワイヤロープの所定位置には接触子が設けられ、前記本体には前記昇降体が前記上側端子に隣接したとき、前記接触子141と接触する第1リミットスイッチが設けられて、前記昇降体を上昇移動させる過程で、前記接触子を感知したときから前記正逆モ一タの電源を短い間隔で繰り返して連結/遮断させゆっくり駆動させる。
【0016】
また、前記ワイヤロープの上端には所定長さほど追加の接触子が設けられ、前記追加の接触子は前記昇降体を下降させる過程で、前記昇降体が地面に隣接したときから上記第1リミットスイッチと接触して前記正逆モ一タの電源を短い間隔で繰り返して連結/遮断させ前記昇降体をゆっくり下降して止められるようにする。
【0017】
また、前記本体と前記ケーシングとの間には、前記上側端子部を貫通するようにガイド棒が設けられて、前記上側端子部は前記ガイド棒に沿って上下移動が可能であり、前記ガイド棒には、前記上側端子部と前記本体との間にスプリングが設けられて前記上側端子部を下方へ押圧することが望ましい。
【0018】
ここで、前記ケーシングには、前記上側端子部が所定高さまで移動することを感知して、前記昇降体の係止部が前記ストッパーの上方へ外れる開始点を判断するための第2リミットスイッチが設置され、上記第2リミットスイッチの感知信号によって前記正逆モ一タの駆動を停止させうる。
【0019】
また、前記第2リミットスイッチの感知信号によって停止された前記正逆モ一タは、前記係止部が前記ストッパーから外れる瞬間、瞬間的に逆駆動して前記昇降体を下方へ少し移動させうる。
【0020】
一方、前記本体の下部には、前記ストッパーが前記昇降体の側面を完全に外れるほど上昇したとき、前記上側端子部と接触する第3リミットスイッチが設置されて、前記第3リミットスイッチの感知信号によって前記正逆モ一タを逆逆駆動して、前記昇降体400を下降させることになる。
【0021】
また、前記上側端子部に設けられた上側接触端子の中、少なくとも一つにはスプリングが設置されて、当該上側接触端子を前記昇降体の方向へ押圧できる。
【0022】
また、前記上側端子部に形成された上側接触端子と前記昇降体に形成された下側接触端子は、昇降体が回転しても常に接点が可能な形態で作製される。例えば、全ての上下側接触端子が円形の環状で構成されうる。また、上下側接触端子のうち、一方は円形の環状で構成され、他方は接点形態で作製されうり、このときの接点の個数は二つまたは四つになることができる。また、上下側接触端子は内側と外側に二重で形成されうり、このときの内側と外側のうち、一方は円形の環状で作製し、他方は接点形態で作製できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
明細書に統合されてあり明細書の一部を構成する添付図面は発明の現在の望ましい実施例を例示し、以下の望ましい実施例の詳細な説明とともに本発明の原理を説明する役割をする。
図1は、本発明に係る昇降機能を持つ高所照明灯設備に照明灯が設けられて下降された状態を示す概略図、
図2は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に分けられた状態を正面から見た断面図、
図3は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に結合された状態を正面から見た断面図、
図4は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が分けられた状態を側面から見た断面図、
図5は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に結合された状態を側面から見た断面図、
図6は、本発明に係る高所照明灯設備の本体を上から見た内部構成図、
図7は、本発明に係る高所照明灯設備の上側端子部を示す斜視図、
図8は、図7の上側端子部を示す底面図、
図9は、本発明に係る高所照明灯設備のストッパーを示す斜視図、
図10は、図9のストッパーが本体のケーシングに設けられた構造を示す平面図、
図11は、図9に示されたストッパーの回転区間を示する図面、
図12は、本発明に係る高所照明灯設備の昇降体を示する斜視図、
図13ないし図15は、本発明に係る高所照明灯設備で昇降体の高さ変化による各部品の変化を示す図面、
図16aないし図16eは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面、
図17aないし図17gは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面、
図18aないし図20bは、本発明に係る高所照明灯設備に適用された各接触端子の多様な変形例を示す図面である。
【0024】
以下、本発明の実施例による昇降機能を持つ高所照明灯設備を添付された図面に基づいて詳しく説明する。
【0025】
図1は、本発明に係る昇降機能を持つ高所照明灯設備の概略的な構成を示す。図1を参照すると、本発明による高所照明灯設備は、概略的に建物の天井又は街灯のような高い位置に取付けられる本体100と、ワイヤロープ140により本体100と連結され上下に移動し、電灯10が設けられた昇降体400とを含む。本体100は支持ブラケット110と結合され、支持ブラケット110の他端は建物の天井または街灯のような高い位置に取付けられた外部構造物に設けられる。図面では外部構造物の一例として、Hビームが適用された。昇降体400は、ユーザーの操作によりワイヤロープ140によって上下に移動して、本体100との結合もできる。また、昇降体400には電灯10が設けられるが、このときの電灯10をかけるための連結部440が昇降体400の下端に設けられて、 電灯10に電源を供給するための電線14が昇降体400と連結される。また、電灯10の周りにはかさ12を設けて光の方向を調節可能であり、別途の安定器14が備えうる。図面の部材番号900は、本発明の高所照明灯設備を操作するためのコントローラー900である。
【0026】
図2ないし図5は、本発明の高所照明灯設備に備えられた本体100と昇降体400の内部構成を各々正面及び側面から見た図面である。図面で、図2及び図4は、本体100と昇降体400が相互に分けられた状態を示し、図3及び図5は、本体100と昇降体400が相互に結合された状態を示す。
【0027】
図面を参照すると、本体100は、支持ブラケット110によって建物の天井に取付けられるが、支持ブラケット110は、ボルト112によって工場の天井に設けられたHビームと結合され、支持ブラケット110から延びた側面ブラケット114は、ほかの結合具116によって本体100の側面に結合される。この時、支持ブラケット110が傾いた天井に取付けられても、本体100と側面ブラケット114の間の傾きを調整することによって、本体100が傾かずに設置可能であり、このような状態は本体100の側面を示す図4及び図5によく示されている。
【0028】
本体100内には一定の大きさの空間が形成されて、この空間内には昇降体400を昇降させるための駆動手段が設けられる。より詳しく説明すると、本体100内には正逆モ一タ120が一側部に設けられて、また正逆モ一タ120と軸結合されるドラム130が本体100内に設けられる。ドラム130は、正逆モ一タ120から動力を伝達され回転しつつワイヤロープ140をドラム130に巻き取ったり巻き戻したりする。また、正逆モ一タ120とドラム130との間には、ギアボックス(125、図6参照)が設けられて、ドラム130の回転速度を調節するようになる。
【0029】
また、本体100内には、一つ以上の案内プーリ150が設けられる(図6参照)。案内プーリ150は、ドラム130に巻き取られるワイヤロープ140の方向を案内して本体100の中心から垂直方向に向かせるようにする。案内プーリ150の個数及び形状は必要によって変更可能であり、特に限定されない。
【0030】
本体100の下部には、所定形状のケーシング160が固定される。ケーシング160は、昇降体400が入出できるように下部が開放されており、内部には後述する上側端子部200が設けられる。また、ケーシング160の内面には、後述するストッパー300が設けられて、このストッパー300が回動できる空間を確保するための溝161が形成される。ストッパー300及び溝161は後で詳しく説明される。
【0031】
上側端子部200はケーシング160内部に安着されて、このためケーシング160は上部より下部の幅が小さく形成され、上側端子部200が安着される部分に段部162が形成される。また、ケーシング160の段部162と本体100の下端の間にはガイド棒211が設けられ、上側端子部200にはガイド棒211が挿入されるガイド孔210が形成される。ガイド孔210は約90°間隔に四つが形成され、この形状は上側端子部200のみを別途に示す図7及び図8によく示されている。図面に示されたのように、上側端子部200は四方向に延長形成される突出支持ブラケット212を備えて、ガイド孔210は各突出支持ブラケット212の端部近傍に形成される。また、各突出支持ブラケット212の間には一定の空間213が形成されて、ストッパー300がこの空間213に設けられて作動するようになる。また、上側端子部200の下面の中心は一定直径を持つ円板状の平面に形成され、上側端子部200の中心にはワイヤロープ140が垂直に貫通できるように通孔220が形成される。
【0032】
上側端子部200下面の円板状の平面部には、一定の大きさと面積を持つ上側接触端子240が設けられる。本発明の実施例において、上側端子部200には二つの環状の接触端子241、242が設けられて、各接触端子は内側の接触端子241及び外側の接触端子242と称される。このような内側及び外側の接触端子241、242は、一側が折曲された状態に上側端子部200内に挿入されて締結部材260によって固定される。また、示されていないが、内側及び外側接触端子241、242は電源と通電されている。
【0033】
また、このとき、内側及び外側接触端子241、242には、スプリング250が設けられうる。このスプリング250は、後述するのように昇降体400が上昇して上側端子部200を上へ押し上げた状態に固定されるとき、上側接触端子240を下方へ押圧して後述する下側接触端子420とより堅固に接触を維持できるようにする。この時、スプリング250は、内側及び外側接触端子241、242共に設置可能であり、またはこの中一つの接触端子のみに設けられうる。図13ないし図15には、内側の接触端子241のみにスプリング250が設けられた構成が示されており、またスプリング250は上側端子部200の下部に形成されたスプリング溝252に挿入されている。
【0034】
上側端子部200の上面は、本体100の下面と一定間隔を置いて離れており、ガイド棒211に沿って上下へ移動できる。また、ガイド棒211の周りには、本体100と上側端子部200との間に一定の弾性力を持つスプリング230が設けられて、上側端子部200が弾性的に下方へ押圧される。従って、上側端子部200は昇降体400が上昇するとき、昇降体400の上部に設けられた上側接触端子420によって押されて上へ移動し、以後スプリング230によって下へ押されて上下部接触端子240、420の接触状態が堅固に維持されるようになる。
【0035】
ストッパー300は、上側端子部200の突出支持ブラケット212の間に形成された空間213でケーシング160の内壁に設けられて、後述する昇降体400を選択的に係止維持/係止解除できるように構成される。
【0036】
図9及び図10を参照すると、このようなストッパー300は、本発明の実施例において、上側端子部200の突出支持ブラケット212の間に形成された全ての空間213でケーシング160に設けられたブラケット310と結合される。このとき、ストッパー300とブラケット310はヒンジ軸320で連結されて、ストッパー300は一定区間内で回転できる。また、ヒンジ軸320にはスプリング330が設けられて、外力が作用しないときにはストッパー300を常に水平状態に維持するようにする。スプリング330は一側がブラケット310に固定され、他側がストッパー300に固定される。
【0037】
このとき、ストッパー300が設けられた領域で、ケーシング160は上部に広い領域を持つが、下部は幅が狭くなってストッパー300の回転に邪魔になる可能性がある。従って、ケーシング160は、ストッパー300の下部、即ち、段部162の下部にストッパー300が一定区間ほど回転できるように溝161が形成される。また、ストッパー300の端部は、昇降体400の側部に自然に押されるようにラウンド状になる。ストッパー300と溝161の形状及びストッパー300の回転区間は、図11によく示されている。
【0038】
一方、本発明では、昇降体400の位置を固定させるため、スプリングで連動されるストッパー300を用いたが、この他にも昇降体400の位置を適切に固定できればほかの構造も可能である。例えば、ストッパー300の位置に電磁気場によって突出部が入出するソレノイドタイプの駆動部を設けて、昇降体400を上昇させると、突出部が突出されて昇降体400が係止するようにし、昇降体400を下降させると、突出部を入れるようにして昇降体400の係止を解除するように構成できる。
【0039】
昇降体400は、ワイヤロープ140によって本体100と連結されて上側端子部200と完全に接触する位置から地上まで移動できる。図2ないし図5と図12をともに参照すると、このような昇降体400は、上部に下側端子部410が設けられる。下側端子部410には、上面に上側端子部200の上側接触端子240に対応する下側接触端子420が備えられる。このとき、本実施例において、下側接触端子420も、また上側接触端子240と同様に円形の環状から成る内側及び外側接触端子421、422で成る。このような内側及び外側接触端子421、422は、一端部が折曲された状態で下側端子部410の内へ挿入されて、各接触端子421、422の挿入された部分は別途の締結部材によって下側端子部410と結合される。
【0040】
また、昇降体400の外周面には、ストッパー300と接触する係止部430が形成される。係止部430は、ストッパー300を押して回動させ得、ストッパー300に係止されて昇降体400の位置を固定させる役割もする。
【0041】
昇降体400の下部には、また照明灯を設けるための連結部440が設けられて、連結部440はホック状またはねじ状などに作製されうる。また、昇降体400には、照明灯に接続された電線を下側接触端子420へ案内するための電線孔450が形成される。
【0042】
一方、昇降体400の上側中央部には、ワイヤロープ140の端部が固定されるが、このとき、ワイヤロープ140は、昇降体400の上昇・下降時荷重が耐えられるように十分な強度を持たなければならない。また、ワイヤロープ140は、照明灯が設けられる環境を考慮して昇降体400が地面に隣接する所まで下降できるように十分な長さを持つべきであり、案内プーリ150によって案内されつつドラム130に巻き取られるように柔軟性を持つべきである。また、作業場の環境、特に照明灯が設けられる高さを考慮して、ワイヤロープ140の所定位置には後述する第1リミットスイッチ500(図6参照)によって感知される接触子(Contact Mark)114が設けられる。接触子141は、鉛玉またはゴムパッキングなどでワイヤロープ140の一部表面を囲むように設けられて、昇降体400が所定高さまで上昇したとき、第1リミットスイッチ500と接触するようになる。また、接触子141が第1リミットスイッチ500に接触すると、正逆モ一タ120の電源を非常に短い間隔で繰り返して連結/遮断させワイヤロープ140をゆっくり巻き上げるようになる。
【0043】
接触子141が第1リミットスイッチ500に接触する時期は、昇降体400の下側接触端子420が上側端子部200の上側接触端子240に隣接するように近づいた時であるので、この時から昇降体400はゆっくり上昇して下側接触端子420と上側接触端子240とを接触させるようになる。このように正逆モ一タ120をゆっくり駆動することは、電流調節装置を利用せず、専ら電源を非常に短い間隔で繰り返して連結/遮断させることで可能である。従って、このような駆動方法は、正逆モ一タ120の回転速度を制御するためのエンコーダやインバータのような付属装備が不要になるため、製造原価を減らすとともに故障が頻繁なエンコーダ及びインバータを使用しないためより安定的である。
【0044】
このように接触子は、またワイヤロープ140の最上段にも設けられうる。この接触子142は、昇降体400が高い位置にあるときにはドラム130に巻き取られており、昇降体400が地面と近い所定高さまで下降したとき、第1リミットスイッチ500に感知され、この時から正逆モ一タ120の電源を短い間隔で繰り返して連結/遮断させて、照明灯10をゆっくり移動させることである。この場合、昇降体400は、地面と近い位置で徐々に移動して止まるようになるため、地面に設けられた他の装備と電灯がぶつかって破損されることを防止できるようになる。
【0045】
図4及び図5、また図13ないし図15を参照すると、ケーシング160の側壁の一定部位には、第2リミットスイッチ510が設けられる。第2リミットスイッチ510は、上側端子部200が上昇することを感知して、正逆モ一タ120の駆動を解除して照明に電源を供給させる役割をする。即ち、昇降体400が上昇して下側接触端子420が上側接触端子240と接触するときには、上側端子部200が小幅上昇するようになるが、 第2リミットスイッチ510は、これを感知して正逆モ一タ120の駆動を止めるようにする。
【0046】
また、本体100の下部には第3リミットスイッチ520が設けられるが、第3リミットスイッチ520は昇降体400を下降させる始点を判断する。昇降体400を下降させるためには、係止部430に係止されているストッパー300を解除しなければならないが、このためには先ず昇降体400を一定の高さほど上昇させなければならない。このとき、昇降体400は、側面がストッパー300から完全に外れるまで上昇して、この場合上側端子部200もガイド棒211に設けられたスプリング230を圧縮しつつ共に上昇するようになる。このとき、上側端子部200の上部面が第3リミットスイッチ520に到達すると、昇降体400の側面はストッパー300から完全に外れるようになり、このときの第3リミットスイッチ520は信号を伝送して正逆モ一タ120を逆駆動させることによって、昇降体400を下に移動させるようになる。
【0047】
図16aないし図16e及び図17aないし図17gは、昇降体400が上昇してストッパー300に係止される過程及び昇降体400がストッパー300から解除されて下降する過程を各々示す。これらの図面を参照して各リミットスイッチ及びストッパーの作動原理を説明する。
【0048】
まず、上昇過程において、昇降体400は、持続的に上昇してワイヤロープ140の接触子141が第1リミットスイッチ150と接触するようになり、このときから正逆モ一タ120の電源を短い間隔で繰り返して連結/遮断させ駆動して、昇降体400を徐々に上昇させるようになる。昇降体400が上昇し続けると、昇降体400の係止部430が図16aに示されたように、水平状態にあるストッパー300に接触するようになる。この状態で昇降体400は図16bに示されたように上昇し続けて、係止部430がストッパー300を上に押し上げるとともに、下側端子部410の下側接触端子420が上側端子部200の上側接触端子240と互いに接触するようになる。この状態で昇降体400は、図16cのように上昇し続けて、上側端子部200を上へ押し上げて、係止部430がストッパー300を外れる直前に第2リミットスイッチ510がこれを感知して正逆モ一タ120の駆動を停止させる。このとき、加速力によって係止部430は、図16dのようにストッパー300を外れるようになる。このとき、正逆モ一タ120を瞬間的に逆回転させると、図16eに示されたのように係止部430が下に移動してストッパー300の上に係止されるようになる。そうすると、上側端子部200はガイド棒211に設けられたスプリング230によって下へ押圧されて、上下側接触端子240、420が互いに堅固に接触される。また、このときには、上下側接触端子240、420が持続的に接触された状態であるので、第2リミットスイッチ510の信号によって電源が接触端子240、420を通じて照明灯10に供給されて火をつけるようになる。
【0049】
次に、昇降体400を下に下げる過程での作動過程を説明する。
【0050】
まず、下降信号と同時に照明灯10に供給される電源を遮断する。その後図17aのように昇降体400の係止部430がストッパー300に係止されている状態から、正逆モ一タ120が駆動して昇降体400を上側に引き上げる(図17b参照)。そうすると、正逆モ一タ120は、図17cのようにストッパー300が昇降体400の側面を完全に外れるまで、昇降体400を持続的に上昇させて、 これとともに上側端子部200も上へ上昇するようになって本体100の下端面と殆ど当接する位置まで移動する。このとき、ストッパー300は、昇降体400の側面を完全に外れてスプリング330によって水平位置に戻る。また、このとき、上側端子部200が本体100の下部に設けられた第3リミットスイッチ520と相互に接触するようになり、このときから第3リミットスイッチ520の感知信号によって正逆モ一タ120は逆に駆動して昇降体400を下部へ移動させるようになる。このとき、上側端子部200はスプリング230の復元力によってガイド棒211に案内され昇降体400とともに下部へ移動する。従って、昇降体400は、下部に移動して図17dに示されたように昇降体400の下端がストッパー300と接触するようになる。この状態で、正逆モ一タ120は持続的に駆動してワイヤロープ140がドラム130から巻き戻し続け、昇降体400が重力によって下部に移動し、それによって図17e及び図17fに示されたように昇降体400の側部及び係止部430がストッパー300を通りすぎるようになり、ストッパー300は押されてケーシング160の溝161に回転移動するようになる。このとき、上側端子部200は、ケーシング160によって段部162にかかって一定位置に止まるようになって、従って上側端子部200の上側接触端子240は下側端子部410の下側接触端子420から相互に離れるようになる。以後、昇降体400の係止部430がストッパー300から完全に外れると、スプリング330の復元力によってストッパー300はまた水平状態に戻る。
【0051】
図18aないし図20bは、本発明の上側端子部200に設けられた上側接触端子240と下側端子部410に設けられた下側接触端子420との多様な実施例を示す。前述した説明では、上側接触端子240と下側接触端子420は、各々二つの対応する円形の環状の接触端子241、242 及び421、422で形成されることと説明された。このような形態は、各々の環状の接触端子241、242 及び421、422が互いに面接触することによって接点接触の安定性をもたらすものである。しかし、接触端子の構造は、図18aのように上側接触端子240は二つの円形の環状で作製され、下側接触端子420は上側接触端子240と対応する半径に形成された四つの接点600形態に作製することも可能である。昇降体400を引き上げるとき、昇降体400と上側端子部200はワイヤロープ140によって互いに中心が合わせられるため、昇降体400の下部端子部410に形成された接点600は、ワイヤロープ140から同一の長さほど離れた上側端子240と接触するようになる。これは昇降体400がワイヤロープ140を中心に回転しても同一の結果が得られる。また、これと逆に、図18bに示されたように、上側接触端子240を四つの接点600に作製し、下側接触端子420を二つの円形の環状に作製することもできる。
【0052】
また、このような接触端子240、420の形態は、図19a及び図19bに示されたように、一方の接触端子は二つの円形の環状で作製し、他方は接点600形態で作製して、この接点600がこの環状の接触端子に対応する半径に形成されるようにも構成できる。また、他の例として、図20a及び図20bに示されたように、一方の接触端子は二つの円形の環状で作製して、他方は一つの環状の接触端子(図20aの421、図20bの241)と接点600で作製することも可能である。この他にも、接触端子240、420の形態は安定した接触を保障すればいかなる形態にも変形されうることは言うまでもない。例えば、上下側接点端子240、420が環状でなく、六角形などの多角形状を持つことも可能であり、これに対しては特に限らない。
【0053】
このように本発明に係る高所照明灯設備は、体育館、工場、結婚式場、ホテルロビーなどの建築物に架設でき、また道路の街灯にも設けられる。このとき、設置環境によって照明灯は、一つ以上設置可能であり、場合によっては数百個の照明灯を同時に設けることも可能である。従って、本発明の高所照明灯設備を操作するためのコントローラー900は、多数個の高所照明灯設備を同時に操作できるものが望ましい。例えば、各々の高所照明灯設備に一連番号を付与し、各一連番号を入力して所望の高所照明灯設備を選択した後、選択された高所照明灯設備に対してのみ操作を行うことである。また、コントローラー900は、設けられた全ての高所照明灯設備を同時に操作する機能も備えられる。このようなコントローラー900は、有線のみでなく無線でも操作でき、無線で操作する場合、コントローラー900には別途の送信部が備えられ、各高所照明灯設備にもコントローラー900の無線信号を受信するための受信部が備えられるべきである。
【0054】
【産業上利用可能性】
このように構成された本発明に係る照明灯用高所照明灯設備は、建物の天井または街灯のような高い位置に取付けられる照明灯をただ一本のワイヤロープで地上まで移動させうるため、照明灯の修理及び交換が非常に容易であるという長所がある。
【0055】
また、本発明の高所照明灯設備は、昇降体の係止部がストッパーと連動され機械的に本体と結合及び解除され得、本体と結合されるとき、ストッパーが昇降体を安定に支持するため、構造的に安定して故障がほとんどない。
【0056】
また、上側端子部と下側端子部に設けられた接触端子が相互にずれなく安定して面接触でき、スプリングで接触端子を押圧することによって接触端子間の接触が安定に維持される。
【0057】
本明細書に記載された実施例と図面に示された構成は、本発明のもっとも望ましい実施例に過ぎず、発明の技術的思想の全てを表すものではないので、本出願時点においてこれらに代替可能な多様な均等物と変形例がありうることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る昇降機能を持つ高所照明灯設備に照明灯が設けられて下降された状態を示す概略図である。
【図2】図2は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に分けられた状態を正面から見た断面図である。
【図3】図3は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に結合された状態を正面から見た断面図である。
【図4】図4は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が分けられた状態を側面から見た断面図である。
【図5】図5は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に結合された状態を側面から見た断面図である。
【図6】図6は、本発明に係る高所照明灯設備の本体を上から見た内部構成図である。
【図7】図7は、本発明に係る高所照明灯設備の上側端子部を示す斜視図である。
【図8】図8は、図7の上側端子部を示す底面図である。
【図9】図9は、本発明に係る高所照明灯設備のストッパーを示す斜視図である。
【図10】図10は、図9のストッパーが本体のケーシングに設けられた構造を示す平面図である。
【図11】図11は、図9に示されたストッパーの回転区間を示する図面である。
【図12】図12は、本発明に係る高所照明灯設備の昇降体を示する斜視図である。
【図13】図13は、本発明に係る高所照明灯設備で昇降体の高さ変化による各部品の変化を示す図面である。
【図14】図14は、本発明に係る高所照明灯設備で昇降体の高さ変化による各部品の変化を示す図面である。
【図15】図15は、本発明に係る高所照明灯設備で昇降体の高さ変化による各部品の変化を示す図面である。
【図16a】図16aは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図16b】図16bは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図16c】図16cは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図16d】図16dは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図16e】図16eは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17a】図17aは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17b】図17bは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17c】図17cは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17d】図17dは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17e】図17eは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17f】図17fは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17g】図17gは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図18】図18a及び図18bは、本発明に係る高所照明灯設備に適用された各接触端子の多様な変形例を示す図面である。
【図19】図19a及び図19bは、本発明に係る高所照明灯設備に適用された各接触端子の多様な変形例を示す図面である。
【図20】図20a及び図20bは、本発明に係る高所照明灯設備に適用された各接触端子の多様な変形例を示す図面である。
【発明の属する技術分野】
本考案は高所照明灯設備に関するものであり、より詳しくは照明灯が設けられた昇降体を建物の天井に取付けれた本体にワイヤロープで連結して上昇・下降させるとともに、昇降体を本体に固定させることができ、本体と昇降体に設けられた接点端子が昇降体の回転にかかわらず、常に安定した接触状態を維持する上昇・下降機能をもつ高所照明灯設備に関するものである。
【0002】
【背景技術】
一般に、ホテルロビーや工場の天井及び体育館、道路の街灯には、いわゆる高所照明灯というものが取付けられる。このような高所照明灯としては、ナトリウム電球、水銀電球が主に設けられており、この高所照明灯の寿命は5000〜6000時間程に限られているため、周期的に交換しなければならない。また、ホテルロビーや結婚式場などのようなサービス業界に設けられる高所照明灯は、外観と展示效果のために定期的な掃除作業とともに電球を交換する必要がある。
【0003】
このような高所照明灯は街灯の場合、その高さが7〜10mの高い所に位置されているため、高所照明灯の電球掃除と交換のためには、バスケットが設けられた高所作業用のクレーンやはしご車を使って作業が行われている。また、比較的に高さが低い結婚式場及びホテルロビーなどでは、梯子を用いて電球掃除及び交換の作業が行われているが、この場合、墜落などによる事故の危険性がある。さらに、作業を行う場合には、最小3人以上が一組になって作業が行え、また高所照明灯の作業場所に大型作業施設であるクレーン及びはしご車が利用されることによって、その程作業時間が遅れることは勿論、作業空間を広く占めるようになる。従って、高所照明灯の修理及び交換のときには、長時間の間工場ラインをストップしたり体育館が使用できなくなるため、迅速に作業を終らなければならないという困難がある。特に、街灯を整備するときには、カーゴクレーンが一つの車線を占有して遮断することによって、交通渋滞の誘発と事故危険性を提供する問題点が生じる。
【0004】
結論的に、このような作業方法で高所照明灯整備を実施すると、多数の整備人力とともに、高価の附帯装備の使用による相当な整備費用を負担しなければならず、同時に作業者が感電及び墜落などの各種危険に露出され災害が発生するようになるため、物的及び人的の被害をもたらすようになる様々な諸般の問題点が生じる。
【0005】
このような問題点を解決するために、高所照明灯が取付けられた所まで登らず高所照明灯を整備者の位置した地面まで下降させ整備した後、また上昇させ天井に固定できる高所照明灯の作業方法と、それによる装置が続々開発されてきた。
【0006】
このように天井に取付けられた高所照明灯を地面まで上昇・下降させる装置としては、ワイヤを照明灯に固定し、このワイヤを天井を経由して地面に固定されたプーリに巻き取られるようにすることによって、ユーザがこのプーリに連結されたハンドルバーを操作して高所照明灯を昇・下降させる高所照明灯の手動昇降装置と、ハンドルバーの代わりに正逆モ一タを備える高所照明灯の自動昇降装置が案出されている。
【0007】
高所照明灯の自動昇降装置は、一般的に高所照明灯を天井部位に固定させるソケットと、ソケット部に挿入・接点され下側部には電球が固定される電灯器具と、この電灯器具の上側部に一側端が固定されると共に他側端はソケット部の一定位置に付設したドラム上に所定の長さほど巻き取られた状態に備えられるワイヤと、このワイヤをユーザーの選択によってドラム上で自動的に巻き戻したり巻き取ることによって、電球固定部を上昇・下降させる正逆モ一タとを備えるようになる。今までは、このような基本的な構成原理を大きく外れない多数の高所照明灯の自動昇降装置が提示されてきた。
【0008】
ここで、高所照明灯の上昇・下降時には、上部ソケットと下部の灯器具が相互に接点される部位が最も重要な役目を行うようになる。この理由は、ソケットと灯器具がお互いに正確に接点された状態で高所照明灯が自分の役割を行えるからである。
【0009】
このように高所照明灯の昇降装置の接点部の一例が特開平2−94312号公報に提案されている。この文献から提示された照明灯の昇降装置は、照明灯の回転を防ぐため二つのワイヤを用いて灯器具を昇・下降させる構造を持つ。この技術は、灯器具自体の回転はある程度防止できるが、モ一タとドラム、ワイヤが二重で要るため、構造が複雑で製造原価が上がる短所があった。
【0010】
また、実開昭59−101313号公報にも、灯器具が回転することを防ぐため、上部ソケットを一定角度の傾きにテーパさせた後、このテーパの内側に案内されつつ灯器具が結合される雌雄構造でなっている。しかし、この技術も、円滑で正確な接点の状態をなし難いという問題点があった。
【0011】
このように詳述した従来の高所照明灯の自動昇降装置は、雌雄構造の接点部が相互に円滑に接触されないため、従来には接点が正しくなるまで灯器具の上昇・下降を何回も繰り返すことが多かった。
【0012】
このような問題点によって従来に提案された多数の高所照明灯の昇降装置は、その有用性と実用性があるにもかかわらず、実験的な設置を除いては全く実用化にされない実情である。
【0013】
【発明の開示】
本発明はこのような従来技術の短所及び問題点を解決するために成されたものであり、本発明の目的は建物の天井又は街灯のように高い位置に取り付けられた本体と、上下に移動できる昇降体とをワイヤロープで互いに連結した後、本体と昇降体に設けられた接触端子を円形の環状に構成することで、昇降体がワイヤロープを中心に回転しても、各接触端子が常に安定した接触状態を維持できる上昇・下降機能を持つ高所照明灯設備を提供するものである。
【0014】
このような目的を達成しために、本発明は一定の高さに設けられ、内部にワイヤロープを巻き取るドラム及び前記ドラムを回転させる正逆モ一タが設けられた本体;前記本体の下部に設けられて、下部が開放されたケーシング;前記ケーシング内で前記本体と所定距離ほど離隔して設けられ、下端部に一つ以上の上側接触端子が設けられた上側端子部;照明灯を設けるための連結部を備えて、前記ワイヤロープに連結されて前記正逆モ一タの駆動によって上下へ移動可能であり、上端部に前記上側接触端子に対応する下側接触端子が設けられた昇降体;及び前記ケーシングに回動自在に設置されて、スプリングによって水平状態を弾性的に維持するストッパーを含んで、前記昇降体の側面には、前記ストッパーと部分接触する位置に係止部が形成されて、前記係止部が前記ストッパーの上部に上昇した後下降すると、前記ストッパーに係止状態になって前記昇降体の高さが固定され、前記昇降体の側面が前記ストッパーの上部に移動すると、係止が解除されて前記昇降体を下降させうる昇降機能を持つ高所照明灯設備を提供するものである。
【0015】
望ましく、前記ワイヤロープの所定位置には接触子が設けられ、前記本体には前記昇降体が前記上側端子に隣接したとき、前記接触子141と接触する第1リミットスイッチが設けられて、前記昇降体を上昇移動させる過程で、前記接触子を感知したときから前記正逆モ一タの電源を短い間隔で繰り返して連結/遮断させゆっくり駆動させる。
【0016】
また、前記ワイヤロープの上端には所定長さほど追加の接触子が設けられ、前記追加の接触子は前記昇降体を下降させる過程で、前記昇降体が地面に隣接したときから上記第1リミットスイッチと接触して前記正逆モ一タの電源を短い間隔で繰り返して連結/遮断させ前記昇降体をゆっくり下降して止められるようにする。
【0017】
また、前記本体と前記ケーシングとの間には、前記上側端子部を貫通するようにガイド棒が設けられて、前記上側端子部は前記ガイド棒に沿って上下移動が可能であり、前記ガイド棒には、前記上側端子部と前記本体との間にスプリングが設けられて前記上側端子部を下方へ押圧することが望ましい。
【0018】
ここで、前記ケーシングには、前記上側端子部が所定高さまで移動することを感知して、前記昇降体の係止部が前記ストッパーの上方へ外れる開始点を判断するための第2リミットスイッチが設置され、上記第2リミットスイッチの感知信号によって前記正逆モ一タの駆動を停止させうる。
【0019】
また、前記第2リミットスイッチの感知信号によって停止された前記正逆モ一タは、前記係止部が前記ストッパーから外れる瞬間、瞬間的に逆駆動して前記昇降体を下方へ少し移動させうる。
【0020】
一方、前記本体の下部には、前記ストッパーが前記昇降体の側面を完全に外れるほど上昇したとき、前記上側端子部と接触する第3リミットスイッチが設置されて、前記第3リミットスイッチの感知信号によって前記正逆モ一タを逆逆駆動して、前記昇降体400を下降させることになる。
【0021】
また、前記上側端子部に設けられた上側接触端子の中、少なくとも一つにはスプリングが設置されて、当該上側接触端子を前記昇降体の方向へ押圧できる。
【0022】
また、前記上側端子部に形成された上側接触端子と前記昇降体に形成された下側接触端子は、昇降体が回転しても常に接点が可能な形態で作製される。例えば、全ての上下側接触端子が円形の環状で構成されうる。また、上下側接触端子のうち、一方は円形の環状で構成され、他方は接点形態で作製されうり、このときの接点の個数は二つまたは四つになることができる。また、上下側接触端子は内側と外側に二重で形成されうり、このときの内側と外側のうち、一方は円形の環状で作製し、他方は接点形態で作製できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
明細書に統合されてあり明細書の一部を構成する添付図面は発明の現在の望ましい実施例を例示し、以下の望ましい実施例の詳細な説明とともに本発明の原理を説明する役割をする。
図1は、本発明に係る昇降機能を持つ高所照明灯設備に照明灯が設けられて下降された状態を示す概略図、
図2は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に分けられた状態を正面から見た断面図、
図3は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に結合された状態を正面から見た断面図、
図4は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が分けられた状態を側面から見た断面図、
図5は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に結合された状態を側面から見た断面図、
図6は、本発明に係る高所照明灯設備の本体を上から見た内部構成図、
図7は、本発明に係る高所照明灯設備の上側端子部を示す斜視図、
図8は、図7の上側端子部を示す底面図、
図9は、本発明に係る高所照明灯設備のストッパーを示す斜視図、
図10は、図9のストッパーが本体のケーシングに設けられた構造を示す平面図、
図11は、図9に示されたストッパーの回転区間を示する図面、
図12は、本発明に係る高所照明灯設備の昇降体を示する斜視図、
図13ないし図15は、本発明に係る高所照明灯設備で昇降体の高さ変化による各部品の変化を示す図面、
図16aないし図16eは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面、
図17aないし図17gは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面、
図18aないし図20bは、本発明に係る高所照明灯設備に適用された各接触端子の多様な変形例を示す図面である。
【0024】
以下、本発明の実施例による昇降機能を持つ高所照明灯設備を添付された図面に基づいて詳しく説明する。
【0025】
図1は、本発明に係る昇降機能を持つ高所照明灯設備の概略的な構成を示す。図1を参照すると、本発明による高所照明灯設備は、概略的に建物の天井又は街灯のような高い位置に取付けられる本体100と、ワイヤロープ140により本体100と連結され上下に移動し、電灯10が設けられた昇降体400とを含む。本体100は支持ブラケット110と結合され、支持ブラケット110の他端は建物の天井または街灯のような高い位置に取付けられた外部構造物に設けられる。図面では外部構造物の一例として、Hビームが適用された。昇降体400は、ユーザーの操作によりワイヤロープ140によって上下に移動して、本体100との結合もできる。また、昇降体400には電灯10が設けられるが、このときの電灯10をかけるための連結部440が昇降体400の下端に設けられて、 電灯10に電源を供給するための電線14が昇降体400と連結される。また、電灯10の周りにはかさ12を設けて光の方向を調節可能であり、別途の安定器14が備えうる。図面の部材番号900は、本発明の高所照明灯設備を操作するためのコントローラー900である。
【0026】
図2ないし図5は、本発明の高所照明灯設備に備えられた本体100と昇降体400の内部構成を各々正面及び側面から見た図面である。図面で、図2及び図4は、本体100と昇降体400が相互に分けられた状態を示し、図3及び図5は、本体100と昇降体400が相互に結合された状態を示す。
【0027】
図面を参照すると、本体100は、支持ブラケット110によって建物の天井に取付けられるが、支持ブラケット110は、ボルト112によって工場の天井に設けられたHビームと結合され、支持ブラケット110から延びた側面ブラケット114は、ほかの結合具116によって本体100の側面に結合される。この時、支持ブラケット110が傾いた天井に取付けられても、本体100と側面ブラケット114の間の傾きを調整することによって、本体100が傾かずに設置可能であり、このような状態は本体100の側面を示す図4及び図5によく示されている。
【0028】
本体100内には一定の大きさの空間が形成されて、この空間内には昇降体400を昇降させるための駆動手段が設けられる。より詳しく説明すると、本体100内には正逆モ一タ120が一側部に設けられて、また正逆モ一タ120と軸結合されるドラム130が本体100内に設けられる。ドラム130は、正逆モ一タ120から動力を伝達され回転しつつワイヤロープ140をドラム130に巻き取ったり巻き戻したりする。また、正逆モ一タ120とドラム130との間には、ギアボックス(125、図6参照)が設けられて、ドラム130の回転速度を調節するようになる。
【0029】
また、本体100内には、一つ以上の案内プーリ150が設けられる(図6参照)。案内プーリ150は、ドラム130に巻き取られるワイヤロープ140の方向を案内して本体100の中心から垂直方向に向かせるようにする。案内プーリ150の個数及び形状は必要によって変更可能であり、特に限定されない。
【0030】
本体100の下部には、所定形状のケーシング160が固定される。ケーシング160は、昇降体400が入出できるように下部が開放されており、内部には後述する上側端子部200が設けられる。また、ケーシング160の内面には、後述するストッパー300が設けられて、このストッパー300が回動できる空間を確保するための溝161が形成される。ストッパー300及び溝161は後で詳しく説明される。
【0031】
上側端子部200はケーシング160内部に安着されて、このためケーシング160は上部より下部の幅が小さく形成され、上側端子部200が安着される部分に段部162が形成される。また、ケーシング160の段部162と本体100の下端の間にはガイド棒211が設けられ、上側端子部200にはガイド棒211が挿入されるガイド孔210が形成される。ガイド孔210は約90°間隔に四つが形成され、この形状は上側端子部200のみを別途に示す図7及び図8によく示されている。図面に示されたのように、上側端子部200は四方向に延長形成される突出支持ブラケット212を備えて、ガイド孔210は各突出支持ブラケット212の端部近傍に形成される。また、各突出支持ブラケット212の間には一定の空間213が形成されて、ストッパー300がこの空間213に設けられて作動するようになる。また、上側端子部200の下面の中心は一定直径を持つ円板状の平面に形成され、上側端子部200の中心にはワイヤロープ140が垂直に貫通できるように通孔220が形成される。
【0032】
上側端子部200下面の円板状の平面部には、一定の大きさと面積を持つ上側接触端子240が設けられる。本発明の実施例において、上側端子部200には二つの環状の接触端子241、242が設けられて、各接触端子は内側の接触端子241及び外側の接触端子242と称される。このような内側及び外側の接触端子241、242は、一側が折曲された状態に上側端子部200内に挿入されて締結部材260によって固定される。また、示されていないが、内側及び外側接触端子241、242は電源と通電されている。
【0033】
また、このとき、内側及び外側接触端子241、242には、スプリング250が設けられうる。このスプリング250は、後述するのように昇降体400が上昇して上側端子部200を上へ押し上げた状態に固定されるとき、上側接触端子240を下方へ押圧して後述する下側接触端子420とより堅固に接触を維持できるようにする。この時、スプリング250は、内側及び外側接触端子241、242共に設置可能であり、またはこの中一つの接触端子のみに設けられうる。図13ないし図15には、内側の接触端子241のみにスプリング250が設けられた構成が示されており、またスプリング250は上側端子部200の下部に形成されたスプリング溝252に挿入されている。
【0034】
上側端子部200の上面は、本体100の下面と一定間隔を置いて離れており、ガイド棒211に沿って上下へ移動できる。また、ガイド棒211の周りには、本体100と上側端子部200との間に一定の弾性力を持つスプリング230が設けられて、上側端子部200が弾性的に下方へ押圧される。従って、上側端子部200は昇降体400が上昇するとき、昇降体400の上部に設けられた上側接触端子420によって押されて上へ移動し、以後スプリング230によって下へ押されて上下部接触端子240、420の接触状態が堅固に維持されるようになる。
【0035】
ストッパー300は、上側端子部200の突出支持ブラケット212の間に形成された空間213でケーシング160の内壁に設けられて、後述する昇降体400を選択的に係止維持/係止解除できるように構成される。
【0036】
図9及び図10を参照すると、このようなストッパー300は、本発明の実施例において、上側端子部200の突出支持ブラケット212の間に形成された全ての空間213でケーシング160に設けられたブラケット310と結合される。このとき、ストッパー300とブラケット310はヒンジ軸320で連結されて、ストッパー300は一定区間内で回転できる。また、ヒンジ軸320にはスプリング330が設けられて、外力が作用しないときにはストッパー300を常に水平状態に維持するようにする。スプリング330は一側がブラケット310に固定され、他側がストッパー300に固定される。
【0037】
このとき、ストッパー300が設けられた領域で、ケーシング160は上部に広い領域を持つが、下部は幅が狭くなってストッパー300の回転に邪魔になる可能性がある。従って、ケーシング160は、ストッパー300の下部、即ち、段部162の下部にストッパー300が一定区間ほど回転できるように溝161が形成される。また、ストッパー300の端部は、昇降体400の側部に自然に押されるようにラウンド状になる。ストッパー300と溝161の形状及びストッパー300の回転区間は、図11によく示されている。
【0038】
一方、本発明では、昇降体400の位置を固定させるため、スプリングで連動されるストッパー300を用いたが、この他にも昇降体400の位置を適切に固定できればほかの構造も可能である。例えば、ストッパー300の位置に電磁気場によって突出部が入出するソレノイドタイプの駆動部を設けて、昇降体400を上昇させると、突出部が突出されて昇降体400が係止するようにし、昇降体400を下降させると、突出部を入れるようにして昇降体400の係止を解除するように構成できる。
【0039】
昇降体400は、ワイヤロープ140によって本体100と連結されて上側端子部200と完全に接触する位置から地上まで移動できる。図2ないし図5と図12をともに参照すると、このような昇降体400は、上部に下側端子部410が設けられる。下側端子部410には、上面に上側端子部200の上側接触端子240に対応する下側接触端子420が備えられる。このとき、本実施例において、下側接触端子420も、また上側接触端子240と同様に円形の環状から成る内側及び外側接触端子421、422で成る。このような内側及び外側接触端子421、422は、一端部が折曲された状態で下側端子部410の内へ挿入されて、各接触端子421、422の挿入された部分は別途の締結部材によって下側端子部410と結合される。
【0040】
また、昇降体400の外周面には、ストッパー300と接触する係止部430が形成される。係止部430は、ストッパー300を押して回動させ得、ストッパー300に係止されて昇降体400の位置を固定させる役割もする。
【0041】
昇降体400の下部には、また照明灯を設けるための連結部440が設けられて、連結部440はホック状またはねじ状などに作製されうる。また、昇降体400には、照明灯に接続された電線を下側接触端子420へ案内するための電線孔450が形成される。
【0042】
一方、昇降体400の上側中央部には、ワイヤロープ140の端部が固定されるが、このとき、ワイヤロープ140は、昇降体400の上昇・下降時荷重が耐えられるように十分な強度を持たなければならない。また、ワイヤロープ140は、照明灯が設けられる環境を考慮して昇降体400が地面に隣接する所まで下降できるように十分な長さを持つべきであり、案内プーリ150によって案内されつつドラム130に巻き取られるように柔軟性を持つべきである。また、作業場の環境、特に照明灯が設けられる高さを考慮して、ワイヤロープ140の所定位置には後述する第1リミットスイッチ500(図6参照)によって感知される接触子(Contact Mark)114が設けられる。接触子141は、鉛玉またはゴムパッキングなどでワイヤロープ140の一部表面を囲むように設けられて、昇降体400が所定高さまで上昇したとき、第1リミットスイッチ500と接触するようになる。また、接触子141が第1リミットスイッチ500に接触すると、正逆モ一タ120の電源を非常に短い間隔で繰り返して連結/遮断させワイヤロープ140をゆっくり巻き上げるようになる。
【0043】
接触子141が第1リミットスイッチ500に接触する時期は、昇降体400の下側接触端子420が上側端子部200の上側接触端子240に隣接するように近づいた時であるので、この時から昇降体400はゆっくり上昇して下側接触端子420と上側接触端子240とを接触させるようになる。このように正逆モ一タ120をゆっくり駆動することは、電流調節装置を利用せず、専ら電源を非常に短い間隔で繰り返して連結/遮断させることで可能である。従って、このような駆動方法は、正逆モ一タ120の回転速度を制御するためのエンコーダやインバータのような付属装備が不要になるため、製造原価を減らすとともに故障が頻繁なエンコーダ及びインバータを使用しないためより安定的である。
【0044】
このように接触子は、またワイヤロープ140の最上段にも設けられうる。この接触子142は、昇降体400が高い位置にあるときにはドラム130に巻き取られており、昇降体400が地面と近い所定高さまで下降したとき、第1リミットスイッチ500に感知され、この時から正逆モ一タ120の電源を短い間隔で繰り返して連結/遮断させて、照明灯10をゆっくり移動させることである。この場合、昇降体400は、地面と近い位置で徐々に移動して止まるようになるため、地面に設けられた他の装備と電灯がぶつかって破損されることを防止できるようになる。
【0045】
図4及び図5、また図13ないし図15を参照すると、ケーシング160の側壁の一定部位には、第2リミットスイッチ510が設けられる。第2リミットスイッチ510は、上側端子部200が上昇することを感知して、正逆モ一タ120の駆動を解除して照明に電源を供給させる役割をする。即ち、昇降体400が上昇して下側接触端子420が上側接触端子240と接触するときには、上側端子部200が小幅上昇するようになるが、 第2リミットスイッチ510は、これを感知して正逆モ一タ120の駆動を止めるようにする。
【0046】
また、本体100の下部には第3リミットスイッチ520が設けられるが、第3リミットスイッチ520は昇降体400を下降させる始点を判断する。昇降体400を下降させるためには、係止部430に係止されているストッパー300を解除しなければならないが、このためには先ず昇降体400を一定の高さほど上昇させなければならない。このとき、昇降体400は、側面がストッパー300から完全に外れるまで上昇して、この場合上側端子部200もガイド棒211に設けられたスプリング230を圧縮しつつ共に上昇するようになる。このとき、上側端子部200の上部面が第3リミットスイッチ520に到達すると、昇降体400の側面はストッパー300から完全に外れるようになり、このときの第3リミットスイッチ520は信号を伝送して正逆モ一タ120を逆駆動させることによって、昇降体400を下に移動させるようになる。
【0047】
図16aないし図16e及び図17aないし図17gは、昇降体400が上昇してストッパー300に係止される過程及び昇降体400がストッパー300から解除されて下降する過程を各々示す。これらの図面を参照して各リミットスイッチ及びストッパーの作動原理を説明する。
【0048】
まず、上昇過程において、昇降体400は、持続的に上昇してワイヤロープ140の接触子141が第1リミットスイッチ150と接触するようになり、このときから正逆モ一タ120の電源を短い間隔で繰り返して連結/遮断させ駆動して、昇降体400を徐々に上昇させるようになる。昇降体400が上昇し続けると、昇降体400の係止部430が図16aに示されたように、水平状態にあるストッパー300に接触するようになる。この状態で昇降体400は図16bに示されたように上昇し続けて、係止部430がストッパー300を上に押し上げるとともに、下側端子部410の下側接触端子420が上側端子部200の上側接触端子240と互いに接触するようになる。この状態で昇降体400は、図16cのように上昇し続けて、上側端子部200を上へ押し上げて、係止部430がストッパー300を外れる直前に第2リミットスイッチ510がこれを感知して正逆モ一タ120の駆動を停止させる。このとき、加速力によって係止部430は、図16dのようにストッパー300を外れるようになる。このとき、正逆モ一タ120を瞬間的に逆回転させると、図16eに示されたのように係止部430が下に移動してストッパー300の上に係止されるようになる。そうすると、上側端子部200はガイド棒211に設けられたスプリング230によって下へ押圧されて、上下側接触端子240、420が互いに堅固に接触される。また、このときには、上下側接触端子240、420が持続的に接触された状態であるので、第2リミットスイッチ510の信号によって電源が接触端子240、420を通じて照明灯10に供給されて火をつけるようになる。
【0049】
次に、昇降体400を下に下げる過程での作動過程を説明する。
【0050】
まず、下降信号と同時に照明灯10に供給される電源を遮断する。その後図17aのように昇降体400の係止部430がストッパー300に係止されている状態から、正逆モ一タ120が駆動して昇降体400を上側に引き上げる(図17b参照)。そうすると、正逆モ一タ120は、図17cのようにストッパー300が昇降体400の側面を完全に外れるまで、昇降体400を持続的に上昇させて、 これとともに上側端子部200も上へ上昇するようになって本体100の下端面と殆ど当接する位置まで移動する。このとき、ストッパー300は、昇降体400の側面を完全に外れてスプリング330によって水平位置に戻る。また、このとき、上側端子部200が本体100の下部に設けられた第3リミットスイッチ520と相互に接触するようになり、このときから第3リミットスイッチ520の感知信号によって正逆モ一タ120は逆に駆動して昇降体400を下部へ移動させるようになる。このとき、上側端子部200はスプリング230の復元力によってガイド棒211に案内され昇降体400とともに下部へ移動する。従って、昇降体400は、下部に移動して図17dに示されたように昇降体400の下端がストッパー300と接触するようになる。この状態で、正逆モ一タ120は持続的に駆動してワイヤロープ140がドラム130から巻き戻し続け、昇降体400が重力によって下部に移動し、それによって図17e及び図17fに示されたように昇降体400の側部及び係止部430がストッパー300を通りすぎるようになり、ストッパー300は押されてケーシング160の溝161に回転移動するようになる。このとき、上側端子部200は、ケーシング160によって段部162にかかって一定位置に止まるようになって、従って上側端子部200の上側接触端子240は下側端子部410の下側接触端子420から相互に離れるようになる。以後、昇降体400の係止部430がストッパー300から完全に外れると、スプリング330の復元力によってストッパー300はまた水平状態に戻る。
【0051】
図18aないし図20bは、本発明の上側端子部200に設けられた上側接触端子240と下側端子部410に設けられた下側接触端子420との多様な実施例を示す。前述した説明では、上側接触端子240と下側接触端子420は、各々二つの対応する円形の環状の接触端子241、242 及び421、422で形成されることと説明された。このような形態は、各々の環状の接触端子241、242 及び421、422が互いに面接触することによって接点接触の安定性をもたらすものである。しかし、接触端子の構造は、図18aのように上側接触端子240は二つの円形の環状で作製され、下側接触端子420は上側接触端子240と対応する半径に形成された四つの接点600形態に作製することも可能である。昇降体400を引き上げるとき、昇降体400と上側端子部200はワイヤロープ140によって互いに中心が合わせられるため、昇降体400の下部端子部410に形成された接点600は、ワイヤロープ140から同一の長さほど離れた上側端子240と接触するようになる。これは昇降体400がワイヤロープ140を中心に回転しても同一の結果が得られる。また、これと逆に、図18bに示されたように、上側接触端子240を四つの接点600に作製し、下側接触端子420を二つの円形の環状に作製することもできる。
【0052】
また、このような接触端子240、420の形態は、図19a及び図19bに示されたように、一方の接触端子は二つの円形の環状で作製し、他方は接点600形態で作製して、この接点600がこの環状の接触端子に対応する半径に形成されるようにも構成できる。また、他の例として、図20a及び図20bに示されたように、一方の接触端子は二つの円形の環状で作製して、他方は一つの環状の接触端子(図20aの421、図20bの241)と接点600で作製することも可能である。この他にも、接触端子240、420の形態は安定した接触を保障すればいかなる形態にも変形されうることは言うまでもない。例えば、上下側接点端子240、420が環状でなく、六角形などの多角形状を持つことも可能であり、これに対しては特に限らない。
【0053】
このように本発明に係る高所照明灯設備は、体育館、工場、結婚式場、ホテルロビーなどの建築物に架設でき、また道路の街灯にも設けられる。このとき、設置環境によって照明灯は、一つ以上設置可能であり、場合によっては数百個の照明灯を同時に設けることも可能である。従って、本発明の高所照明灯設備を操作するためのコントローラー900は、多数個の高所照明灯設備を同時に操作できるものが望ましい。例えば、各々の高所照明灯設備に一連番号を付与し、各一連番号を入力して所望の高所照明灯設備を選択した後、選択された高所照明灯設備に対してのみ操作を行うことである。また、コントローラー900は、設けられた全ての高所照明灯設備を同時に操作する機能も備えられる。このようなコントローラー900は、有線のみでなく無線でも操作でき、無線で操作する場合、コントローラー900には別途の送信部が備えられ、各高所照明灯設備にもコントローラー900の無線信号を受信するための受信部が備えられるべきである。
【0054】
【産業上利用可能性】
このように構成された本発明に係る照明灯用高所照明灯設備は、建物の天井または街灯のような高い位置に取付けられる照明灯をただ一本のワイヤロープで地上まで移動させうるため、照明灯の修理及び交換が非常に容易であるという長所がある。
【0055】
また、本発明の高所照明灯設備は、昇降体の係止部がストッパーと連動され機械的に本体と結合及び解除され得、本体と結合されるとき、ストッパーが昇降体を安定に支持するため、構造的に安定して故障がほとんどない。
【0056】
また、上側端子部と下側端子部に設けられた接触端子が相互にずれなく安定して面接触でき、スプリングで接触端子を押圧することによって接触端子間の接触が安定に維持される。
【0057】
本明細書に記載された実施例と図面に示された構成は、本発明のもっとも望ましい実施例に過ぎず、発明の技術的思想の全てを表すものではないので、本出願時点においてこれらに代替可能な多様な均等物と変形例がありうることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る昇降機能を持つ高所照明灯設備に照明灯が設けられて下降された状態を示す概略図である。
【図2】図2は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に分けられた状態を正面から見た断面図である。
【図3】図3は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に結合された状態を正面から見た断面図である。
【図4】図4は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が分けられた状態を側面から見た断面図である。
【図5】図5は、本発明に係る高所照明灯設備の本体と昇降体が相互に結合された状態を側面から見た断面図である。
【図6】図6は、本発明に係る高所照明灯設備の本体を上から見た内部構成図である。
【図7】図7は、本発明に係る高所照明灯設備の上側端子部を示す斜視図である。
【図8】図8は、図7の上側端子部を示す底面図である。
【図9】図9は、本発明に係る高所照明灯設備のストッパーを示す斜視図である。
【図10】図10は、図9のストッパーが本体のケーシングに設けられた構造を示す平面図である。
【図11】図11は、図9に示されたストッパーの回転区間を示する図面である。
【図12】図12は、本発明に係る高所照明灯設備の昇降体を示する斜視図である。
【図13】図13は、本発明に係る高所照明灯設備で昇降体の高さ変化による各部品の変化を示す図面である。
【図14】図14は、本発明に係る高所照明灯設備で昇降体の高さ変化による各部品の変化を示す図面である。
【図15】図15は、本発明に係る高所照明灯設備で昇降体の高さ変化による各部品の変化を示す図面である。
【図16a】図16aは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図16b】図16bは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図16c】図16cは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図16d】図16dは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図16e】図16eは、昇降体の昇降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17a】図17aは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17b】図17bは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17c】図17cは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17d】図17dは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17e】図17eは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17f】図17fは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図17g】図17gは、昇降体の下降過程でストッパーと昇降体の連動過程を説明するための図面である。
【図18】図18a及び図18bは、本発明に係る高所照明灯設備に適用された各接触端子の多様な変形例を示す図面である。
【図19】図19a及び図19bは、本発明に係る高所照明灯設備に適用された各接触端子の多様な変形例を示す図面である。
【図20】図20a及び図20bは、本発明に係る高所照明灯設備に適用された各接触端子の多様な変形例を示す図面である。
Claims (13)
- 一定の高さに設けられ、内部にワイヤロープ140を巻き取るドラム130及び前記ドラム130を回転させる正逆モ一タ120が設けられた本体100;
前記本体100の下部に設けられて、下部が開放されたケーシング160;
前記ケーシング160内で前記本体100と所定距離ほど離隔して設けられ、下端部に一つ以上の上側接触端子240が設けられた上側端子部200;
照明灯10を設けるための連結部440を備えて、前記ワイヤロープ140に連結されて前記正逆モ一タ120の駆動によって上下へ移動可能であり、上端部に前記上側接触端子240に対応する下側接触端子420が設けられた昇降体400;及び
前記ケーシング160に回動自在に設けられて、スプリング330によって水平状態を弾性的に維持するストッパー300を含んで、
前記昇降体400の側面には、前記ストッパー300と部分接触する位置に係止部430が形成されて、前記係止部430が前記ストッパー300の上部に上昇した後下降すると、前記ストッパー300に係止状態になって前記昇降体400の高さが固定され、前記昇降体400の側面が前記ストッパー300の上部へ移動すると、係止が解除されて前記昇降体400を下降させうることを特徴とする昇降機能を持つ高所照明灯設備。 - 前記ワイヤロープ140の所定位置には接触子141が設けられ、前記本体100には前記昇降体400が前記上側端子200に隣接したとき、前記接触子141と接触する第1リミットスイッチ500が設けられて、前記昇降体400を上昇移動させる過程で、前記接触子141を感知したときから前記正逆モ一タ120の電源を短い間隔で繰り返して連結/遮断させ、ゆっくり駆動させることを特徴とする請求項1記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。
- 前記ワイヤロープ140の上端には所定長さほど追加の接触子142が設けられ、 前記追加の接触子142は前記昇降体400を下降させる過程で、前記昇降体400が地面に隣接したときから上記第1リミットスイッチ500と接触して前記正逆モ一タ120の電源を短い間隔で繰り返して連結/遮断させ、前記昇降体400をゆっくり下降して止めるようにすることを特徴とする請求項2記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。
- 前記本体100と前記ケーシング160との間には、前記上側端子部200を貫通するようにガイド棒211が設けられて、前記上側端子部200は前記ガイド棒211に沿って上下移動が可能であり、
前記ガイド棒211には、前記上側端子部200と前記本体100との間にスプリング230が設けられて、前記上側端子部200を下方へ押圧することを特徴とする請求項1記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。 - 前記ケーシング160には、前記上側端子部200が所定高さまで移動することを感知して、前記昇降体400の係止部430が前記ストッパー300の上方へ外れる開始点を判断するための第2リミットスイッチ510が設けられ、
上記第2リミットスイッチ510の感知信号によって前記正逆モ一タ120の駆動を停止させることを特徴とする請求項3記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。 - 前記第2リミットスイッチ510の感知信号によって停止された前記正逆モ一タ120は、前記係止部430が前記ストッパー300から外れる瞬間、瞬間的に逆駆動して前記昇降体400を下方へ少し移動させることを特徴とする請求項5記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。
- 前記本体100の下部には、前記ストッパー300が前記昇降体400の側面を完全に外れるほど上昇したとき、前記上側端子部200と接触する第3リミットスイッチ520が設けられ、
前記第3リミットスイッチ520の感知信号によって前記正逆モ一タ120を逆駆動して、前記昇降体400を下降させることを特徴とする請求項1記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。 - 前記上側端子部200に設けられた上側接触端子240のうち、少なくとも一つにはスプリング250が設けられて、当該上側接触端子を前記昇降体400の方向へ押圧することを特徴とする請求項1記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。
- 前記上側端子部200に形成された上側接触端子240は、円形の環状の内側及び外側接触端子241、242からなり、
前記昇降体400に形成された下側接触端子420は、前記上側接触端子240に対応する円形の環状の内側及び外側接触端子421、422からなることを特徴とする請求項1記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。 - 前記上側端子部200に形成された上側接触端子240は、円形の環状の内側及び外側接触端子241、242からなり、
前記昇降体400に形成された下側接触端子420は、前記内側及び外側接触端子241、242と同じ半径に位置する四つの接点600からなることを特徴とする請求項1記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。 - 前記昇降体400に形成された下側接触端子420は、円形の環状の内側及び外側接触端子441、442からなり、
前記上側端子部200に形成された上側接触端子240は、前記内側及び外側接触端子421、422と同じ半径に位置する四つの接点600からなることを特徴とする請求項1記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。 - 前記上側端子部200に形成された上側接触端子240は、円形の環状の内側及び外側接触端子241、242からなり、
前記昇降体400に形成された下側接触端子420は、前記内側及び外側接触端子241、242と各々同じ半径に位置する二つの接点600からなることを特徴とする請求項1記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。 - 前記昇降体400に形成された下側接触端子420は、円形の環状の内側及び外側接触端子441、442からなり、
前記上側端子部200に形成された上側接触端子240は、前記内側及び外側接触端子421、422と各々同じ半径に位置する二つの接点600からなることを特徴とする請求項1記載の昇降機能を持つ高所照明灯設備。
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