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JP2004513958A - クリーム状のパーマネント泡または安定した発泡クリームの形態である化粧用または皮膚科学用薬剤 - Google Patents

クリーム状のパーマネント泡または安定した発泡クリームの形態である化粧用または皮膚科学用薬剤 Download PDF

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Abstract

クリーム状のパーマネント泡の形態、または安定した発泡クリームの形態である化粧用または皮膚科学用薬剤が開示されており、この薬剤は、調合済みの泡製品として適当な包装体内に存在し、かつ取り出し可能になっている。少なくとも10%の発泡度で、しかもせいぜい0.9g/mlの全体密度であることが好ましい。この取り込まれた気体又は発生した小泡構造は、室温(20℃)で少なくとも1週間の貯蔵後であっても当該物質中に安定して維持される。この薬剤は、室温(20℃)において流出限界を示す液状の発泡可能な調合物の提供、及び引き続いて又は同時に、気体を用いた前記調合物の放出又は発泡によって製造することができる。

Description

【0001】
本発明の対象は、化粧用または皮膚科学用薬剤、特にクリーム状のパーマネント泡の形態または安定な発泡クリームの形態である毛髪‐または皮膚保護製品である。
【0002】
化粧製品は、使用者に伝わる感覚特性についての特別な必要条件を基礎としている。皮膚クリーム又はヘアケア剤のような皮膚‐及び毛髪保護製品は、通常はクリーム状のエマルジョン又はディスパージョンの形態であり、水性の親水性相と、油状‐又はワックス物質を含有した疎水性相とから成る。このような従来のエマルジョン‐及びディスパージョン状の化粧用保護製品についての欠点は、その感覚性、特にその触感である。この製品は、しばしば、重苦しく、脂肪のようなベトベトした感覚を示す。多くのクリームは、その効能のために必要とされる成分に基づいて、好ましくないベージュ色または黄色の外観を有している。ヘアケア剤の場合およびシャンプーの場合には更に、毛髪上での改良された分配性を有することが望ましく、湿った毛髪に作用させる際には改良された乳化性を有することが望ましい。ヘアスタイリング剤はしばしば、粘稠剤を含有した、好ましくない粘性のある感触を有するゲル状製品の形態である。
【0003】
使用する直前に泡状化された一時的で不安定な泡の形態である化粧用毛髪処理製品は公知である。この際、この製品は、推進ガスによって圧力容器から取り出した際に不安定な泡となって発泡するエアゾール‐製品であるか、あるいは、泡ヘッドと接続した機械的ポンプによって包装体から取り出した際に不安定な泡を生じる、いわゆるポンプ泡である。このような一時的な泡を形成する製品には、毎回使用する前にまず最初に泡を作らなければならず、これは使用者にとって非常に面倒であるという欠点がある。この他に、必要とされる包装体が高価なものとなり、取り出し不足となり易い。というのは、製品取り出しシステムが閉塞する危険性があるからである。更に、処方の自由度が制限を受け、即ち、あらゆる所望の皮膚‐及び毛髪保護作用が、一時的な泡製品では実現できない。
【0004】
それゆえ、本発明の課題は、改良された知覚特性(例えば触覚、視覚、聴覚)を有し、本質的な皮膚‐及び毛髪保護特性が損傷のために許容できないということのない、簡単に使用可能な化粧用または皮膚科学用の皮膚‐及び毛髪保護剤を提供することであり、この際、当該薬剤は、高価で、取り出し不足となる包装体を必要としない。
【0005】
上記の課題は、クリーム状のパーマネント泡の形態、または安定した発泡クリームの形態である化粧用または皮膚科学用薬剤によって解決され、この薬剤は、適当な気体によって安定して発泡する。この際、発泡度(Aufschaeumgrad)は少なくとも10%である。
【0006】
本発明の対象は、クリーム状のパーマネント泡の形態、または安定した発泡クリームの形態である化粧用または皮膚科学用薬剤で、この際、当該薬剤が、調合済みの泡製品として適当な包装体内に存在し、かつ取り出し可能であるものにおいて、室温(20℃)で少なくとも1週間の貯蔵後の発泡度が、まだ少なくとも10%であることを特徴とする化粧用または皮膚科学用薬剤である。
【0007】
本発明の薬剤においては、空気又は不活性ガスと共に上記物質が一般的には少なくとも10%〜500%、好ましくは20%〜200%、特に好ましくは30%〜100%の発泡度にまで安定して発泡する。本発明の意味では発泡度とは体積比率であり、発泡前と発泡後の調合物の密度から、以下に記載されるようにして算出したものである。
・       〔(D /D)−1〕 * 100%
上式にて、D は発泡前の密度を示し、Dは発泡後の密度を示す。発泡に適した気体としては、空気と並んで、特に不活性ガス、例えば窒素、二酸化炭素、酸化窒素、稀ガス類またはこれら気体の混合物が挙げられる。酸化を受けやすい物質を含有した発泡製品を製造するためには、窒素のような不活性で、酸素を含まない気体又は二酸化炭素を使用することが特に好ましい。
【0008】
「安定して発泡した」及び「パーマネント泡の」という概念は、製品物質中に気体小泡の形態であるガス状物質が均一に分配され、このような均一な分配で、室温(20℃)において貯蔵した場合に少なくとも1週間、好ましくは少なくとも1ヵ月、特に好ましくは少なくとも6ヵ月の期間に渡って維持され、即ち、発泡度がなおも少なくとも10%、好ましくは少なくとも20%であるような優れた製品物質を示す。発泡した製品物質においては、気体小泡が好ましくは0.0001〜10mm、特に好ましくは0.01〜1mmの大きさを有する。この気体小泡の平均直径は、好ましくは0.1〜0.8mm、特に好ましくは0.2〜0.4mmである。
【0009】
本発明の薬剤の密度は、基礎となる調合物中にガスを取り込むことによって好ましくは0.9g/ml以下、特に0.2〜0.8g/ml、特に好ましくは0.4〜0.7g/mlに調整されている。
【0010】
本発明の薬剤を製造するには、液体で、粘性を有し、泡形成性があり、しかも少なくとも室温(20℃)において流出限界(Fliessgrenze)を示す調合物が好適である。この際、これは、親水相と疎水相とから成るディスパージョンまたは、単相の粘稠剤またはヒドロコロイドを含有した調合物であってもよい。
【0011】
前記の本発明の薬剤は、(A)室温(20℃)において流出限界を示す液状の発泡可能な調合物の提供、及び(B)引き続いて又は同時に、発泡度が少なくとも10%になるまでの空気及び/又は不活性気体を用いた前記調合物の放出(Aufschlagen)又は発泡によって製造することができる。
【0012】
前記の本発明の薬剤は特に、
(A)親水相、疎水相及び少なくとも1種の界面活性剤を含有し、この際、前記疎水相が室温(20℃)で固体である成分を少なくとも1種を含有した液状の発泡可能な調合物の提供によって、あるいは、少なくとも1種の粘稠剤と少なくとも1種の界面活性剤の配合物を含有した液状の泡形成性の水性調合物の提供によって、及び引き続いて又は同時に、
(B)空気及び/又は不活性気体を用いた前記調合物の放出又は発泡
によって製造することができ、この際、取り込まれた空気及び/又は取り込まれた不活性気体又は発生した小泡構造は、室温(20℃)において少なくとも1か月の貯蔵後であっても前記物質内に安定して保持され続ける。
【0013】
本発明の対象はまた、これに対応して製造された製品、即ち、クリーム状のパーマネント泡の形態、または安定した発泡クリームの形態である化粧用または皮膚科学用薬剤でもあり、この薬剤は、親水相、疎水相、少なくとも1種の界面活性剤及び当該物質中に安定して取り込まれた少なくとも1種の気体、又は、少なくとも1種の粘稠剤、少なくとも1種の界面活性剤及び当該物質中に安定して取り込まれた少なくとも1種の気体を含有する。
【0014】
好ましい薬剤は、
(a)水、
(b)少なくとも1種の、室温(20℃)において固体状のワックス‐又は脂肪状物質、
(c)少なくとも1種の界面活性剤、
(d)少なくとも1種の泡安定化剤、及び
(e)少なくとも1種の皮膚‐又は毛髪保護物質
を含有する。
【0015】
親水相
「水性相」及び「親水相」という概念は、水並びに、水溶性で化粧品的に温和な有機溶剤(例えば、低級の一価又は多価のアルコール類、特に多価のC2‐〜C4‐アルコール類、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、ブチレングリコール又はグリセリンなど)と水との混合物を包含する。エタノール又はイソプロパノールなどの低級の一価アルコール類は、その泡抑制作用のために存在しないか、あるいは、泡形成が邪魔されない非常に少量で存在しなければならない。
【0016】
疎水相
「疎水相」という概念は、疎水性で、水不溶性のワックス‐、脂肪‐又は油状物質を含有した相を包含する。これは、室温において液体状であっても固定状であっても良く、この際、室温(20℃)において固体の形態である少なくとも1種の疎水性物質を含む。というのは、これにより発泡した製品の安定性が高まるからである。
【0017】
室温(20℃)において固体の形態である疎水性物質は、溶解された状態で添加されるか、固体状態で融点以上にまで加熱した水性相に添加される。この際、これは、ワックス又はワックス状物質であっても良く、例えば天然の、後再生されたワックス(昆虫‐、動物‐及び植物ワックス)、化石ワックス(石油‐、褐炭‐、泥炭ワックス又は地蝋)、合成ワックス(フィッシャー‐トロプシュ‐(Fischer−Tropsch−)、ポリエチレン‐又はアミドワックス)、高融点パラフィン、エステル、脂肪、長鎖カルボン酸又は長鎖(C10‐〜C22‐)アルコールが挙げられ、これらはそれぞれ室温(20℃)以上の融点又は凝固点を有する。
【0018】
更に、疎水性固体物質には、疎水相も、室温において固体の形態である疎水性物質も含有させることができる。この際、油類または油状物質としては、例えば天然に見いだされる後再生油類(植物性および動物性脂肪油類)、合成油類、シリコーン油、鉱油、エーテル性油、水不溶性の分枝した又は線状の脂肪族性炭化水素物質、線状又は分枝したアルコール類、特に液状の脂肪アルコール並びに長鎖のエーテル又はエステルが挙げられ、この際、上記の物質は8個の炭素原子を有することが好ましい。好適な炭化水素物質は、例えば液体状のパラフィン、スクアラン又はスクアレンである。更に、三価及び多価のアルコール類のエステルも好適であり、特に植物性のトリグリセリド、例えばオリーブ油、マンデル油、落花生油、ヒマワリ油ならびに、合成のトリグリセリド、例えばC8‐C10‐トリ脂肪酸グリセリンエステルまたはホホバ油である。
【0019】
更に、疎水性物質としては、式R −COOR 、R −COO−R −OOCR 及びR OOC−R −COOR のモノ‐又はジエステルが好ましく、この際、R はC8‐〜C22‐アルキル基、R はC3‐〜C22‐アルキル基及び、R はC2‐〜C16‐アルキレン基を示す。例えばホホバ油又は鯨油中に存在しているような、天然に見いだされるモノエステル‐又はワックスエステル混合物や、グェルベット(Guerbetalkohole)という名称で知られているような分枝した第1級アルコール類もまた好適である。
【0020】
疎水性物質としては、化粧品中に混濁剤として通常添加されるこの他の物質が好適であり、特には、式R −COO−(CHR CHR O) −COR で表されるもの、この際、R はC8‐〜C22‐アルキル基を示し、R 及びR は水素またはメチルを示し、R は水素又はR を示し、nは1〜12の間の数であり、好ましくは1、2、3又は4である。室温において固体の形態であるグリコールジ脂肪酸エステル及びポリエチレングリコールジ脂肪酸エステルも好ましい。
【0021】
未発泡のディスパージョンへの疎水相の関与は、製造される最終製品の必要条件にならう。これは、ヘアケア用の場合には例えば5〜30重量%とすることができ、皮膚‐又はヘアクリーム用の場合には約50重量%までとすることができる。その場合に、前記親水相は、それに応じて50〜95重量%で決定される。もちろん、分散性物質の好適な種類及び量は、以下に詳述するようにして、未発泡の調合物だけでなく発泡した調合物もまた充分に高い粘度と流動限界を生じるようにして選択される。
【0022】
本発明の好ましい実施形態は、水、少なくとも1種の洗滌活性のある界面活性剤、少なくとも1種の疎水性のワックスに似た、室温において固体の成分及び、少なくとも1種の、前記物質中に安定して取り込まれた気体を含有した、クリーム状のパーマネント泡の形態、または安定した発泡クリームの形態であるヘア‐及びボディー洗浄剤であって、この際、前記の取り込まれた気体又は発生した小泡構造が、室温(20℃)において少なくとも1カ月貯蔵した際に当該物質中に安定して維持され続けるものである。
【0023】
界面活性剤
前記親水相及び疎水相の均質化は、乳化剤を含ませずに行うことができる。しかし、分散補助剤として少なくとも1種の界面活性剤を添加することが好ましい。この場合、これは、発泡した際に微細な多孔質の泡を生じさせる。界面活性剤は、未発泡の調合物に対して0.1〜30重量%、好ましくは0.2〜5重量%の量にて存在させることができる。例えば、5〜25重量%のような高い界面活性剤の量は、本発明の薬剤が皮膚‐及びヘア洗滌剤(シャンプー)として使用される場合に含有される。
【0024】
界面活性剤としては、非イオン性、アニオン性、カチオン性、両性又は混種イオン性の界面活性剤が好適である。適した界面活性剤は、例えば「国際化粧品成分辞典およびハンドブック(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook)」第7版、第2巻、「界面活性剤」の章、特に「界面活性剤‐乳化剤」の項目に挙げられている界面活性剤である。
【0025】
非イオン性界面活性剤は、例えばオキシエチル化された脂肪アルコール、オキシエチル化されたノニルフェノール、アルキルポリグリコシド、脂肪酸モノ‐及び‐ジグリセリド、エトキシル化および水素添加又は非水素添加されたヒマシ油、脂肪酸アルカノールアミド、オキシエチル化された脂肪酸エステルである。カチオン性界面活性剤は、例えば長鎖の第4級アンモニウム化合物(「クァテルニウム」というCTFA‐名で知られている、例えばC8‐〜C22‐アルキル基を有するアルキルトリメチルアンモニウム塩またはジアルキルジメチルアンモニウム塩など)である。好適なカチオン性界面活性剤は、下記の一般式(I)によって表すことができ、
・       N(+)  X(−)  (I)
上式にて、R1〜R4は独立して互いに、脂肪族性基、芳香族性基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基又はアルカリール基(それぞれ1〜22個の炭素原子を有する)を示し、この際、前記R1〜R4の少なくとも1つは、少なくとも8個の炭素原子を有し、しかもX(−) は、化粧的に温和なアニオンを示し、例えばハロゲン、アセテート、ホスフェート、ニトレート又はアルキルスルフェートであり、好ましくはクロリドである。前記の脂肪族性基は更に、炭素原子及び水素原子への交叉結合またはこの他の基(例えば別のアミノ基)を含有しても良い。適したカチオン性界面活性剤の具体例は、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルトリメチルアンモニウム塩の塩化物又は臭化物であり、例えばセチルトリメチルアンモニウムクロリド又は‐ブロミド、テトラデシルトリメチルアンモニウムクロリド又は‐ブロミド、アルキルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリド又は‐ブロミド、アルキルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリド又は‐ブロミド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド又は‐ブロミド、アルキルピリジニウム塩、例えばラウリル‐又はセチルピリジニウムクロリド、アルキルアミドエチルトリメチルアンモニウムエーテルスルフェート並びにカチオン特性を有する化合物(例えばアルキルメチルアミノキシド又はアルキルアミノエチルジメチルなどのアミノキシド)である。特に好ましいものは、セチルトリメチルアンモニウムクロリドである。又、好適なカチオン性界面活性剤は特に、いわゆるエステルクァッツ(Esterquats)、例えばベタインのC8‐〜C18‐アルキルエステル、例えばパルミチルベタインクロリドである。
【0026】
特に本発明のヘア‐及びボディー洗滌剤にて使用するのに好適なアニオン性界面活性剤は、C10‐〜C18‐アルキルスルフェート、C10‐〜C18‐アルキルスルホネート、C10‐〜C18‐アルキルベンゼンスルホネート、C10‐〜C18‐キシロールスルホネート、及び1〜10個のエチレンオキシド単位にてエトキシル化されたC10‐〜C18‐アルキルエーテルスルフェートのアルカリ‐又はアルカリ土類塩から選ばれたもの、下記の一般式のエトキシル化されたスルホコハク酸ハーフエステル:
R−(OCH CH −O C−CH −CH(SO M)−COOM
上式にて、RはC10‐〜C18‐アルキル残基を示し、Mはアルカリ‐又はアルカリ土類カチオンを示し、かつmは1〜10の数を示し、しかも、下記の一般式のアルキルエーテルカルボキシレート:
・      R−(OCH CH −OCH −COOM
上式にて、RはC10‐〜C18‐アルキル残基を示し、Mはアルカリ‐又はアルカリ土類カチオンを示し、かつnは1〜20の数を示し、この際、1〜10個のエチレンオキシド単位にてエトキシル化されたC10‐〜C18‐アルキルエーテルスルフェートのアルカリ‐又はアルカリ土類塩であることが特に好ましい。
【0027】
特に本発明のヘア‐及びボディー洗滌剤にて使用するのに好適な両性界面活性剤は、下記の一般式で表される脂肪族性の第4級アンモニウム‐、ホスホニウム‐及びスルホニウム‐化合物の誘導体から選ばれたものであり、
・      R −Y(+) (R −CH −R −Z(−)
上式にて、R1は、8〜18個の炭素原子及び0〜10個のエチレンオキシド単位及び0〜1個のグリセリン単位を有する線状又は分枝したアルキル‐、アルケニル‐、又はヒドロキシアルキル基を示し、YはN‐、P‐又はS‐含有基であり、R2は1〜3個の炭素原子を有するアルキル又はモノヒドロキシアルキル基であり、YがS‐原子である場合にはxは1であり、YがN‐又はP‐原子である場合にはxは2であり、R3は1〜4個の炭素原子を有するアルキル‐又はヒドロキシアルキル基であり、しかもZは、カルボキシレート‐、スルフェート‐、ホスホネート‐又はホスフェート基を示す。この他の好適な両性界面活性剤はベタインに由来するものであり、例えばC8‐〜C18‐アルキルベタイン(ココジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチル‐α‐カルボキシエチルベタイン、セチルジメチルカルボキシメチルベタイン、オレイルジメチル‐γ‐カルボキシプロピルベタイン又はラウリル‐ビス‐(2‐ヒドロキシ‐プロピル)‐α‐カルボキシエチルベタインなど)、C8‐〜C18‐アルキルスルホベタイン(ココジメチルスルホプロピルベタイン、ステアリルジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルジメチルスルホエチルベタイン、ラウリル‐ビス‐(2‐ヒドロキシ‐エチル)スルホプロピルベタインなど)、イミダゾール類のカルボキシル誘導体、C8‐〜C18‐アルキルジメチルアンモニウムアセテート、C8‐〜C18‐アルキルジメチルカルボニルメチルアンモニウム塩、並びにC8‐〜C18‐脂肪酸アルキルアミドベタイン(例えばココ脂肪酸アミドプロピルベタイン(INCI名称:コカミドプロピルベタイン)及びN‐ココ脂肪酸アミドエチル‐N‐〔2‐(カルボキシメトキシ)エチル〕グリセリン(INCI名称:ココアンフォカルボキシグリシネート)など)である。
【0028】
泡安定化剤、粘稠剤、ヒドロコロイド
改良された安定性を有する泡状製品は、当該調合物が、泡状となった調合物中にて気体が安定して分散するのを維持するように作用する少なくとも1種の泡安定化剤を含有する場合に得られる。この泡安定化剤は、好ましくは0.05〜30重量%、特に好ましくは0.2〜10重量%の量にて添加される。
【0029】
好適な泡安定化剤は、ヒドロコロイド及び粘稠剤であり、特に前記の調合物に流出限界を与えるものである。好適な安定化剤は、
‐合成ポリマー類(例えばポリビニルピロリドン又は網状化ポリアクリレート(カルボマー、カルボポール)、
‐天然由来のポリマー類、特にポリサッカリド及びその誘導体、例えば菌核ゴム、澱粉、ゼラチン、セルロース及びその誘導体(カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒドロキシエチルセルロース、微結晶性セルロースなど)、並びに海草からの抽出物(寒天、カラギーナン又はアルギネート類など)、並びにカロウバガム、グアーガム及びその誘導体(例えばアルキル化された又はヒドロキシアルキル化されたガム、カラヤガム、キサンタンガム、アラビアゴム、ペクチン、
‐無機の粘稠剤(ヘクトライト、ベントナイト、アルミニウム‐及びマグネシウムシリケート
又は上記物質の混合物である。
特に好ましい粘稠剤は、網状化したポリアクリル酸及びその塩類、ポリサッカリド類、ポリサッカリド誘導体及び寒天である。
【0030】
皮膚‐及び毛髪保護添加物
前記の本発明の薬剤は、発泡していない調合物に対して例えば0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%の量にて更に毛髪‐及び皮膚保護含有成分を含むことが好ましい。好適な毛髪保護添加物は特に、植物‐及び薬草抽出物、タンパク質‐及び絹加水分解物、光保護剤、酸化防止剤、ラジカル捕捉剤、抗フケ作用物質、光沢付与剤、ビタミン類、パンテノール、軟化剤、櫛通り性改良剤などである。櫛通り性改良剤としては、カチオン性又はカチオン活性毛髪保護物質、例えばそれぞれカチオン性基又はカチオン活性基を有したカチオン性ポリマー、カチオン性界面活性剤、カチオン性シリコーン化合物、カチオン性誘導体化されたタンパク質又はタンパク質加水分解物及びベタインが挙げられる。
【0031】
好適な皮膚保護または皮膚科学的作用物質は、例えば皮膚柔軟性、湿潤性または保湿性の物質、炎症防止物質、光保護剤、ビタミン、タンパク質、昆虫忌避剤、殺菌剤、殺ウイルス剤、抗菌物質、タンパク質分解性又は角質分解性の作用物質、薬剤などである。
【0032】
製造
前記の未発泡のディスパージョンの製造は、公知の方法に従って実施できる。半分固体状で液体状のエマルジョンを製造するための近代の方法についての概要は、SOEFW‐ジャーナル、124巻、5/98、第308〜313頁における論説、並びにSOEFW‐ジャーナル、118巻、5/92、第287〜296頁における論説に引用される。この製造は、一般的には疎水性の脂肪相を約75℃に加熱し、同様に約75℃に加熱した親水性の水相と、混合器又はホモゲナイザーを用いた強力な混合の下で反応させるという方法にて行う。引き続いて、調製されたディスパージョンの冷却を行う。気体の導入は、上記混合物がまだ完全に冷却されていない時点、例えば30〜40℃にて行うことが好ましい。
【0033】
引き続いて又は同時に、上記のディスパージョンは、発泡装置(例えばユーロミックス又はハンサインダストリーミキサーからの動的泡発生器トップミックス又はウルトラテュラック‐ラボミキサー)中にて、気体(好ましくは空気、CO 又は窒素)と共に発泡される。特に好ましいのは窒素の使用である。この発泡は20〜200%の間であることが好ましく、この際、発泡の間に組成及び濃度が影響を受け、要望に応じて調整することができる。好ましいのは、供給装置とロータ/固定子‐混合ヘッドとから成る混合器であり、この場合、混合が進行する間にロータ/固定子‐混合ヘッドが更なる接続部を経て気体を供給することができる。特に好ましいのは、ベコミックスデュオホモゲナイザーであり、これは更なる接続部を有しており、これによって気体を直接ロータ上に供給することができ、まず最初にホモゲナイザーのリムの位置で入れられた相と接触する。この際、気体は、攪拌タンクにて低圧(真空)の下で、及び/又は気体供給管での高圧を用いて供給することができる。供給量、回転数、温度、圧力及び供給される気体量を変更させることによって、目的とする泡密度、濃度、粘度及び泡気泡の大きさに調整される。
【0034】
安定性のある泡状化した製品は、適した包装体、例えば坩堝又はチューブ内に注入される。この包装体は、有利な視覚的特性が認められるようにするために、例えばガラスなどの透明性材料又は、透明性のあるプラスチックから成ることが好ましい。このパーマネント泡は、長期間に渡って貯蔵安定性があり、泡気泡の大きさに応じて、クリーム状〜生クリーム状又はビロード状の手触りである。
【0035】
濃度、粘度
最終製品については、均質化によって一般的に既に所望の最終粘度となるような粘性のある調合物となる。しかし、この目的とされる最終粘度は、塩化ナトリウム又は硫酸ナトリウムなどの電解質、又はセルロース又はセルロース誘導体などのこの他の増粘作用のある材料を添加することによっても調整できる。
【0036】
泡状化した製品の特に良好な安定性のためには、泡状化していない調合物だけでなく泡状化した調合物もまた同様に、流出限界と充分に高い粘度を有していなければならない。粘度計ハアケVT550、測定システムSVDINを用いて25℃において50s−1の剪断勾配で測定された、泡状化していない調合物の粘度は、1000〜30000mPa sの範囲内であることが好ましく、3000〜20000mPa sの範囲内であることが特に好ましく、発泡した調合物の粘度は、1000〜100000mPa sの間であることが好ましく、1500〜80000mPa sの間であることが特に好ましい。0.1〜600Pa(200s)の直線的に増大する剪断応力を用いたボーリンレオメーターCS、測定システムCP4/40にて25℃において測定された流出限界は、少なくとも10mPaであることが好ましく、少なくとも50mPaであることが特に好ましい。
【0037】
本発明の泡状化製品は、非常に微細な、均質に分配された気体小泡を含有しているという特徴を有する。この薬剤は、特に有利な知覚特性を有している。
‐これは、非常に好ましい触覚に関する印象を有しており、クリーム状又はビロード状であるが、粘性のない手触り感であり、低い密度を有し、軽い手触り感であり、皮膚又は毛髪などのケラチン性の表面に分配するのが容易である、
‐これは、好ましい化粧品的に白色の特殊な純粋さを有し、特に発泡していない状態で色の付いた又は黄色を帯びたクリームの外観を改良させることができ、これは、少量の微細に分配された空気の気泡だけでクリームが白く見えるためである、
‐使用される泡安定化剤及び調整された泡気泡の大きさに応じて、例えばチューブから泡を絞った際や、皮膚に分配した際や、毛髪に作用させた際にパチパチと音がするという聴覚的な効果も認められる。
更に、前記の薬剤は、傾斜した表面上においても、流れ落ちたり、したたり落ちたりせず、良好に塗布されるという利点を有している。
【0038】
好ましい実施形態は、以下のものである。
‐少なくとも1種の皮膚保護成分を含有したパーマネント泡状の化粧用皮膚クリーム、
‐皮膚上にて作用性のある、又は身体の皮膚を通して吸収可能な製薬的又は皮膚科学的作用成分を少なくとも1種含有した、パーマネント泡状の皮膚科学性または医薬性軟膏、
‐少なくとも1種の有機又は無機のUV‐フィルターを含有したパーマネント泡状のサンクリーム、
‐少なくとも1種の毛髪固定性成分を含有したパーマネント泡状のヘアスタイリングクリーム、
‐少なくとも1種の毛髪保護成分を含有したパーマネント泡状のヘアケアクリーム、
‐少なくとも1種のパーマネントウェーブ‐及び毛髪つや出し作用成分を含有したパーマネント泡状のパーマネントウェーブ‐及び毛髪つや出しクリーム。
【0039】
【実施例】
実施例1:発泡カチオン性ヘアケア剤
以下の成分からディスパージョンを製造した。
セテアリルアルコール                 12.0g
ペトロラタム                      2.7g
鉱油                          2.4g
セチルトリメチルアンモニウムクロリド          2.2g
ラノリンアルコール                   0.6g
クエン酸                        0.5g
ラノリン                        0.3g
トコフェロール                     0.0012g
添加して100gとなる水
上記のディスパージョンを、動的泡発生器トップミックス(ハンサインダストリーミキサー)を用いて窒素を供給することにより約23〜27%の発泡度になるまで発泡させた。
【0040】
実施例2:発泡カチオン性ヘアケア剤
以下の成分からディスパージョンを製造した。
セテアリルアルコール                  6.0g
ペトロラタム                      1.35g
鉱油                          1.2g
セチルトリメチルアンモニウムクロリド          1.1g
菌核ガム                        1.0g
クエン酸                        0.5g
香料                          0.5g
ラノリンアルコール                   0.3g
ラノリン                        0.15g
トコフェロール                     0.0006g
添加して100gとなる水
上記のディスパージョンを、動的泡発生器トップミックス(ハンサインダストリーミキサー)を用いて窒素を供給することにより約23〜27%の発泡度になるまで発泡させた。
【0041】
実施例3:発泡カチオン性ヘアケア剤
以下の成分からディスパージョンを製造した。
セテアリルアルコール                  6.0g
ペトロラタム                      1.35g
鉱油                          1.2g
セチルトリメチルアンモニウムクロリド          1.1g
菌核ガム                        1.0g
ポリビニルピロリドン                  0.5g
クエン酸                        0.5g
香料                          0.5g
ラノリンアルコール                   0.3g
ラノリン                        0.15g
トコフェロール                     0.0006g
添加して100gとなる水
上記のディスパージョンを、動的泡発生器トップミックス(ハンサインダストリーミキサー)を用いて窒素を供給することにより約23〜27%の発泡度になるまで発泡させた。
【0042】
実施例4:発泡カチオン性ヘアケア剤
以下の成分からディスパージョンを製造した。
鉱油                          5.0g
グリセリルステアレート                 9.0g
密蝋                          2.0g
クチナ(登録商標)BW−V(INCI:グリセリル
ヒドロキシステアレート及びセチルエステル及び微結晶性
ワックス及びトリヒドロキシステアリン及びヒドロキシ
ステアリン酸及びテトラデシルオクタデカン酸及びテトラ
デシルイコサン酸及びヘキサデシルイコサン酸)      1.5g
ステアリン酸                      1.5g
保存剤(メチル‐、プロピルパラベン)          0.3g
香料                          0.2g
添加して100gとなる水
上記のディスパージョンを、動的泡発生器トップミックス(ハンサインダストリーミキサー)を用いて窒素を供給することにより発泡させた。
【0043】
実施例5:毛髪処理製品用の発泡アニオン性クリーム基剤
以下の成分からディスパージョンを製造した。
PEG−3ジステアレート                2.0g
グリコールジステアレート                2.0g
グリセリルステアレート                 5.5g
ラネット(登録商標)W(90%セテアリルアルコール、
10%ラウリルスルフェート)             17.5g
ラノリンアルコール                   2.0g
ラウリルエーテルスルフェート(水中に28%)     10.0g
Na‐ココイルイセチオネート              0.44g
硫酸ナトリウム                     1.7g
添加して100gとなる水
上記のディスパージョンを、動的泡発生器トップミックス(ハンサインダストリーミキサー)を用いて窒素を供給することにより発泡させた。この密度は、発泡前では1.02kg/lであった。これは0.50kg/lの密度にまで発泡した。これは104%の発泡度に相当する。この物質は0.35kg/lの密度にまで更に発泡可能である。これは191%の発泡度に相当する。
【0044】
実施例6:毛髪処理製品用の発泡クリーム基剤
Figure 2004513958
上記の原料を秤量し、80℃にまで加熱する。上記の水も同様に80℃に加熱する。この水相を上記脂肪相中に乳化させる。発泡させるために、パッキンを取り除いたテュラックス(Turrax)‐ラボミキサーを使用し、これによって混合の際に当該物質中に空気を取り込ませた。この物質を、空気と共に8000rpmで発泡させる。
出来上がった泡の泡密度は0.577g/cm であった。粘度計ハアケVT550、測定システムSVDINを用いて25℃において50s−1の剪断勾配で測定した、発泡していない調合物の粘度は4617mPa sであり、発泡した調合物の粘度は1583mPa sであった。0.25〜1000Pa(200s)の直線的に増大する剪断応力を有したボーリンレオメーターCS、測定システムFL/DGにて25℃において測定された、発泡した調合物の流出限界は524Paであった。
【0045】
実施例7:シャンプー
以下の成分からディスパージョンを製造した。
PEG−3ジステアレート               20  g
ナトリウムラウリルエーテルスルフェート        13.7g
コカミドプロピルベタイン                2.1g
安息香酸ナトリウム                   0.24g
クエン酸ナトリウム                   0.2g
蟻酸ナトリウム                     0.15g
安息香酸                        0.15g
ルビクァット(登録商標)FC370(BASF、
INCI:ポリクアテルニウム−16)          0.12g
パンテノール                      0.1g
蟻酸                          0.02g
添加して100gとなる水
上記成分の混合物を75℃に加熱する。冷却しながら、この混合物を10分間、テュラックス(平面軸受、パッキンなし)を用いて8000rpmで処理し、堅くなるまで攪拌器を用いて発泡させる。
【0046】
発泡前の密度:0.96g/cm
発泡させて9日後の密度:0.61g/cm
9日後の発泡度:57%
発泡前の流出限界:92.6Pa
発泡させて9日後の流出限界:104Pa
発泡前の粘度:14700mPa s
発泡させて9日後の粘度:58800mPa s
【0047】
上記の粘度は、粘度計ハアケVT550、測定システムSVDINを用いて25℃において50s−1の剪断勾配で測定した。上記の流出限界は、0.1〜600Pa(200s)の直線的に増大する剪断応力の際のボーリンレオメーターCS、測定システムCP4/40を用いて25℃にて測定した。
【0048】
実施例8:粘稠剤及び界面活性剤を主剤とするパーマネント泡
【0049】
【表1】
Figure 2004513958
【0050】
上記の粘稠剤を水中に溶解させた。これに対して、カルボポールはアミノメチルプロパノール(AMP)を用いて100%まで中和した。寒天は、加熱して予め溶解させ、約55℃に冷却した。上記の界面活性剤を添加した後、発泡させ、冷却器内で更に冷却させた。この調合物は、一般的なラボミキサーを用いて激しい攪拌によって空気にて発泡させた。この発泡製品は、良好〜非常に良好な視覚的泡特性と、良好な泡安定性を有する。最も良好な結果は、界面活性剤としてオラミックス(登録商標)HS10を用いた際に得られた。寒天の使用は、特に好ましい触覚に関する特性を有した製品をもたらす。これは、皮膚上に分配した際に特にビロード状の感触を生じさせる。

Claims (18)

  1. クリーム状のパーマネント泡の形態、または安定した発泡クリームの形態である化粧用または皮膚科学用薬剤で、この際、当該薬剤が、調合済みの泡製品として適当な包装体内に存在し、かつ取り出し可能であるものにおいて、室温(20℃)で少なくとも1週間の貯蔵後の発泡度が、まだ少なくとも10%であることを特徴とする化粧用または皮膚科学用薬剤。
  2. 気泡の大きさが0.0001〜10mmであることを特徴とする請求項1に記載の薬剤。
  3. 前記発泡度が10〜500%であることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  4. 前記物質の密度が、ガスの取り込みにより0.9g/ml以下に調整されていることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  5. 空気、窒素、二酸化炭素、酸化窒素、稀ガス類またはこれら気体の混合物から選ばれた気体によって前記薬剤が発泡されることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  6. 前記薬剤が、
    (A)室温(20℃)において流出限界を示す液状の発泡可能な調合物の提供、及び引き続いて又は同時に、
    (B)空気及び/又は不活性気体を用いた前記調合物の放出又は発泡
    によって製造され、この際、室温(20℃)において少なくとも1週間の貯蔵後であっても前記発泡度が少なくとも10%であることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  7. 前記薬剤が、
    (A)親水相、疎水相及び少なくとも1種の界面活性剤を含有し、この際、前記疎水相が室温(20℃)で固体である成分を少なくとも1種を含有した液状の発泡可能な調合物の提供によって、あるいは、少なくとも1種の粘稠剤と少なくとも1種の界面活性剤の配合物を含有した液状の泡形成性の水性調合物の提供によって、及び引き続いて又は同時に、
    (B)空気及び/又は不活性気体を用いた前記調合物の放出又は発泡
    によって製造され、この際、室温(20℃)において少なくとも1週間の貯蔵後であっても前記発泡度が少なくとも10%であることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  8. 親水相、疎水相、少なくとも1種の界面活性剤、少なくとも1種の毛髪‐又は皮膚保護性物質及び、少なくとも1種の、前記物質中に安定して取り込まれた気体を含有した分散性調合物を含み、この際、前記疎水相が室温(20℃)で固体である成分の少なくとも1種を含有していることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  9. 前記疎水相が、少なくとも1種のワックス‐、脂肪‐又は油状成分を含有し、当該成分が、天然ワックス、化石ワックス、合成ワックス、パラフィン類、脂肪酸類、脂肪アルコール類、脂肪酸エステル類、脂肪アルコールエステル類、植物性油、動物性油、合成油、鉱油、エーテル性油、水不溶性の分枝した又は線状の脂肪族性炭化水素が選ばれたものであり、この際、上記物質は少なくとも12個の炭素原子を有するか、あるいはシリコーン油、式R −COOR 、R −COO−R −OOCR 及びR OOC−R −COOR のモノ‐又はジエステル類であることが好ましく、上式中、R はC8‐〜C22‐アルキル基、R はC3‐〜C22‐アルキル基及び、R はC2‐〜C16‐アルキレン基であることを特徴とする請求項8に記載の薬剤。
  10. 前記の分散性調合物が、少なくとも1種の泡安定剤を含有していることを特徴とする請求項8〜9のいずれか1項に記載の薬剤。
  11. 少なくとも1種の粘稠剤、少なくとも1種の界面活性剤、少なくとも1種の毛髪‐又は皮膚保護性物質及び、少なくとも1種の、前記物質中に安定して取り込まれた気体を含有した、液状の泡形成性の水性調合物を含んでいることを特徴とする前記請求項1〜7のいずれか1項に記載の薬剤。
  12. 水、少なくとも1種の洗滌活性のある界面活性剤、少なくとも1種の疎水性のワックスに似た、室温において固体の成分及び、少なくとも1種の、前記物質中に安定して取り込まれた気体を含有したボディー‐又はヘア洗浄剤の形態であって、この際、室温(20℃)において少なくとも1週間の貯蔵後であっても前記発泡度が少なくとも10%であることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  13. 前記薬剤が泡安定剤を含み、当該泡安定剤が、ヒドロコロイド及び粘稠剤、特にポリビニルピロリドン、網状化した又は網状化していないポリアクリル酸及びその塩類、菌核ゴム、澱粉、ゼラチン、セルロース及びその誘導体、寒天、カラギーナン、アルギネート類、カロウバガム、グアーガム及びその誘導体、カラヤガム、キサンタンガム、アラビアゴム、ペクチン、ヘクトリット、ベントナイト及び、アルミニウム‐及びマグネシウムシリケートから選ばれたものであることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  14. 前記泡安定剤が、網状化した又は網状化していないポリアクリル酸及びその塩類、ポリサッカリド類、ポリサッカリド誘導体及び寒天から選ばれたものであることを特徴とする請求項13に記載の薬剤。
  15. 前記薬剤が、少なくとも1種の皮膚‐又は毛髪保護添加物を含み、当該添加物が、植物‐及び薬草抽出物、タンパク質‐及び絹加水分解物、光保護剤、酸化防止剤、ラジカル捕捉剤、抗フケ作用物質、光沢付与剤、ビタミン類、パンテノール、軟化剤、櫛通り性改良剤、皮膚柔軟性、湿潤性または保湿性の物質、炎症防止物質、タンパク質、昆虫忌避剤、殺菌剤、殺ウイルス剤、抗菌物質、タンパク質分解性又は角質分解性の作用物質及び薬剤から選ばれたものであることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  16. 適当な包装体内に存在する調合済みの泡製品の使用であって、当該泡製品が、室温(20℃)で少なくとも1週間の貯蔵後においても少なくとも10%である発泡度を有し、理髪用、ヘアスタイリング用、ヘア‐又はボディー‐洗浄用又は皮膚保護用であることを特徴とする、適当な包装体内に存在する調合済みの泡製品の使用。
  17. 適当な包装体内に存在する調合済みの泡製品の使用であって、当該泡製品が、室温(20℃)で少なくとも1週間の貯蔵後においても少なくとも10%である発泡度を有し、少なくとも1種の皮膚保護性物質を含有した耐久性のある泡状化した化粧品用皮膚クリームの製造用、皮膚上で作用性のある又は身体の皮膚を通して吸収可能な製薬的又は皮膚科学的作用物質を少なくとも1種含有した耐久性のある泡状化した皮膚科学的又は医薬的軟膏の製造用、少なくとも1種の有機又は無機のUV‐フィルターを含有した耐久性のある泡状化した日焼けクリームの製造用、少なくとも1種の毛髪固定物質を含有した耐久性のある泡状化したヘアスタイリングクリームの製造用、少なくとも1種の毛髪保護物質を含有した耐久性のある泡状化したヘアケアクリームの製造用、又は、少なくとも1種のパーマネントウェーブ‐又は毛髪つや出し作用物質を含有した耐久性のある泡状化したパーマネントウェーブ‐又は毛髪つや出しクリームの製造用であることを特徴とする、適当な包装体内に存在する調合済みの泡製品の使用。
  18. 前記請求項1〜15のいずれか1項に記載の薬剤を製造するための方法であって、液状の未発泡調合物が、供給装置、混合ヘッド及び、気体を輸送するための補助継ぎ手を有した混合器を通って誘導され、かつ同時に前記補助継ぎ手を越えて気体が前記混合器に輸送されることにより発泡が起こることを特徴とする、前記請求項1〜15のいずれか1項に記載の薬剤の製造方法。
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