JP2004507390A - 可撓性フィルム用カプセル封入バリヤーおよび前記の製法 - Google Patents
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Abstract
Description
発明の分野
本発明はカプセル封入バリヤーフィルム構造物及び前記はの製法に関する。より詳細には、本発明は熱に敏感なポリマー物質、好ましくはエチレンビニルアルコールからなるバリヤー層を有する熱可塑性多層包装フィルムに関する。該物質は、たとえば酸素および/または水蒸気のようなガス類のフィルムの一方から他方への通過を阻止するように働く。バリヤー物質は、バリヤー物質を破壊ないしは劣化させるかもしれない同時押出、ラミネーションまたはコーティングの間に存在する高温および/または長滞留時間からバリヤー物質を保護するように働く1層以上の比較的熱に安定な物質によってカプセル封入されている。1層以上の熱に安定なカプセル封入層は、熱に敏感なバリヤー層を、比較的高い溶融および/または押出温度を有し、それによって生成したフィルムの光学的透明性を維持する外層に結合させるのを助ける。さらに、本発明は、熱に敏感なバリヤーのコア物質を高温の外層に結合させるための接着剤として酸ターポリマーを使用すると同時に他の接着剤を用いる場合に付随する透明性問題を排除することに関する。
【0002】
発明の背景
いうまでもなく、たとえばガス類及び水蒸気のような分子の通過を阻止するために、フィルム中にバリヤー物質としてポリマー物質を利用することは、一般に公知である。フィルムは、フィルムからつくったバッグまたは他の容器に入れることができる食料または他のガスに敏感な物質を保護するバリヤー性を有することができる。とくに、食品はガス及び水蒸気の有害な作用を受けやすい。
【0003】
分子の通過を阻止する公知のフィルム構造物はポリビニリデンクロリド(“PVdC”)または通常MA−Saran(登録商標)と呼ばれてDow Chemical Companyで製造されているポリビニリデンクロリド/メチルアクリレートコポリマー(“PVdC/MA”)を使用する。これらのバリヤーは酸素のような分子の通過を阻止するのに概して有効であるが、溶融樹脂から多くの多層フィルムを製造するのに必要な高温時にはかなり不安定である。典型的には、PVdCは高温では劣化してポリエンを生成し、それから作ったフィルムの光学的透明性を低下させる。より高価ではあるが、適当なMA−Saran(登録商標)の代用品はエチレンビニルアルコールコポリマー(“EVOH”)である。
【0004】
特にチーズのような食品のバリヤー層として通常用いられる他のフィルムはPVdC被覆配向ポリプロピレン(“OPP”)層である。このバリヤー物質を用いて作った構造物は良好なバリヤー特性を有する。とくに、PVdC被覆OPPのバリヤー層は、該層から作った包装により酸素分子または水蒸気の移動を十分に阻止する。しかし、PVdC被覆OPPは価格が法外に高い。
【0005】
通常、EVOHはPVdCまたはMA−Saran(登録商標)に比して高温で熱安定性がある。しかし、EVOHは、とくに無水マレイン酸官能基を有するポリエチレン(“PE”)層に付着している場合には、さらに高温に敏感である。EVOHはPVdCに比して高温で押出すことができるけれども、ラミネーションまたはコーティングの基質に対して十分な溶融および/または接着を行うために極めて高い温度を要する他層との同時押出の場合には押出温度があまりに低すぎるかもしれない。
【0006】
典型的な同時押出法は通常バリヤー物質および接着剤樹脂をフィードブロックに送り込み、そこでダイから押出す前に両者を“A/B/A”形態に配列させる。接着剤層は、ラミネートまたはコーティングされている基質のみならずバリヤー層にも相溶しなければならない。さらに、基質に十分に接着させるためには接着剤層は600゜F以上でなければならない。しかし、この接着剤層の溶融温度は、下流の機材(たとえば、フィードブロックおよび/またはダイのようなもの)も同様に600゜F以上であることが必要である。とくにEVOHを含む多くのバリヤー物質は、長時間約450゜Fを上回る温度に曝露すると容易に劣化する。この劣化のみならず層界面においてバリヤー物質と接着剤層との間に生じると思われる広範な反応によって、生じた押出物は透明性または他の問題を有することがある。たとえば、EVOHは、EVOHとともに用いられる典型的な接着剤層である無水マレイン酸と反応して、高温で長時間同時押出すると「すりガラス」状外観を呈する。
【0007】
熱に敏感な物質を同時押出してラミネートする公知の方法が米国特許第5,106,562号、同第5,108,844号、同第5,190,711号及び同第5,236,642号に記載されており、これらはその全文を参照として本明細書に組み入れてある。低温ポリマー溶融流に及ぼす高温ポリマー溶融流要素の影響を低減させるために種々の方法が開示されている。これらの方法は、熱い溶融流要素をその融点よりは低いが結晶化温度よりは高い温度に過冷却し、1つ以上の溶融流要素を短時間の間望ましくない熱的条件に曝露し、かつ/または1つ以上の層をカプセル封入によるヒートシンクとして使用することを含むことができる。
【0008】
とくに、これらの特許は1つのフィルム層を他の物質によってカプセル封入する方法を述べている。とりわけ′562特許及び′844特許はコア物質をカプセル封入するエチレンビニルアセテートコポリマー(“EVA”)またはエチレンメチルアクリレートコポリマー(“EMA”)もしくはそれらのブレンドを有するPVdCまたは、好ましくはPVdC−MAコア物質に関する。したがって、カプセル封入されたPVdCまたはPVdC−MAは同時押出工程の高温から保護される。通常、カプセル封入法は中心にボアがあるクロスヘッドマンドレルを有するカプセル封入機を使用して、押出機から第1の溶融流要素を受け入れる。第2のポリマー溶融流を入口通路を経てスリーブからカプセル封入機に入れる。第2の溶融流がカプセル封入機に入ると、分裂して第1溶融流の周りを流れる。したがって、第2溶融流は完全に第1溶融流を包囲し、それによって混合溶融流を形成する。第2溶融流は第1溶融流を完全に包囲して第1溶融流の周囲に連続層を形成する。このように、第1および第2溶融流は個々の本来の性質を維持すると同時に第1溶融流を第2溶融流で完全に包囲して、第2溶融流内にカプセル封入する。ついで1つ以上の他層との同時押出のために結合溶融流を輸送パイプからフィードブロックに送って多層フィルムを製造することができる。しかし、これらの特許はPVdCまたはPVdC−MA以外に熱に敏感なバリヤー物質として利用できる他の物質を開示していない。
発明の要約
本発明はバリヤー物質と同じ溶融温度において第1の接着剤層によるバリヤー物質のカプセル封入に関する。たとえば、EVOHは450゜F未満で溶融し、したがってフィードブロックに入る前に450゜F未満の第1接着剤層によってカプセル封入される。カプセル封入する第1接着剤層はバリヤー物質を、第1接着剤物質がフィードブロック内で遭遇する第2接着剤層の高い熱溶融温度から保護する。第1接着剤物質はバリヤー物質を、第2接着剤層のはるかに高い溶融温度から断熱させる。さらに、第1接着剤物質は機材内壁のような高抗力や膠着の領域を避けることによって機材内のバリヤー物質の滞留時間を激減させる。その結果、押出物は優れた透明性を有する。
【0009】
したがって、本発明の利点はフィルム構造物およびフィルム製造設備内における高温および/または長滞留時間により劣化することなく、たとえば酸素および/または水蒸気のようなガスのフィルム構造物内の移行を阻止するために比較的安価なバリヤー物質を使用する前記の製法を提供することにある。カプセル封入されたEVOHバリヤー層は、PVdC被覆OPPのような法外の価格のバリヤー物質の代替品として効果的に用いることができる。
【0010】
本発明の他の利点はフィルム構造物および高温の同時押出/ラミネーション工程中で熱に敏感なバリヤー物質を使用できるようにする前記の製法を提供することにある。
【0011】
そして、本発明の利点はフィルム構造物および同時押出/ラミネーション工程中に存在すると思われる高温からバリヤー物質を保護するためのカプセル封入法において接着剤で熱に敏感なバリヤー物質を包囲する前記の製法を提供することにある。
【0012】
さらになお一層の本発明の利点はフィルム構造物およびバリヤー物質の溶融温度においてバリヤー物質をカプセル封入させるために接着剤を用いる前記の製法を提供することにある。さらに、接着剤層は、高溶融温度を有するバリヤー物質と同時押出、または該バリヤー物質にラミネ−トされる層からバリヤー物質を保護することができる。さらに、接着剤は機材の高温及び機材内の長滞留時間からバリヤー物質を保護することができる。
【0013】
さらにまた、本発明の利点はフィルム構造物および該フィルム構造物のコストを下げるためにバリヤー層物質としてEVOHのような熱に敏感な物質を使用する前記の製法を提供することにある。
【0014】
そして、本発明の別の利点はフィルム構造物およびバリヤー層物質の流れ模様中の中間層の漏れおよび死点を解消する前記の製法を提供することにある。
その他の本発明の特徴及び利点は、本発明の好ましい態様の詳細な説明及び図面に説明したので、それから明らかになろう。
本発明の好ましい態様の詳細な説明
本発明はフィルム構造物及び該フィルム構造物の製法に関する。より詳細には、本発明はたとえばガス類および/または水蒸気のような分子の移行から守るためのバリヤー層を有する構造物に関する。通常、比較的低融点の第1の接着剤層が熱に敏感なバリヤー層をカプセル封入する。他の接着剤層は、バリヤー層に対して高温で押出されてカプセル封入するか、さもなければ第1の接着剤層及びバリヤー層と同時に押出される。第2接着剤層の高温は他の接着剤層を外部支持体層に接着させるのを助ける。それによって第1の接着剤層は、ヒートシンクとして同時押出/ラミネーション工程の高温からバリヤー層を保護するように働くのみならず連結層として熱に敏感なバリヤー層を外部支持体層に結合させるのを助けることができる。さらに、本発明は、高温同時押出工程に用いることができるEVOHの代わりに酸ターポリマーを含む改良接着剤層に関する。
【0015】
ところで図面(ここで同一番号は同一部品を指す)について説明すると、図1はカプセル封入システム1を示す。このカプセル封入システム1は技術的に周知の手段を用い溶融流4中にバリヤー物質2を溶融して押出す押出機3を含むことができる。バリヤー物質2が押出機3内で劣化しないように、バリヤー物質2は比較的低温で溶融させて押出すことができる。接着剤10は第2の押出機9内で押出して、接着剤熔融流8を生成させることができる。接着剤10はバリヤー物質2の溶融温度と同じかまたはかなり類似の温度で溶融させて押出すことができる。ついで熔融流4はカプセル封入機6に送り、米国特許第5,106,562号、同第5,108,844号、同第5,190,711号及び同第5,236,642号(これらはいずれも参照として本明細書に組み入れてある)に記載されている方法で接着剤10によってカプセル封入させることができる。接着剤(熔融流8)によって熱に敏感なバリヤー物質2(熔融流4)をカプセル封入することによって、バリヤー物質2をシステム1内に存在する高温から保護することができる。さらに、接着剤10(熔融流8)は下流の同時押出機材内のバリヤー物質2の滞留時間を短縮するのに役立つことができる。カプセル封入する接着剤10は機材を通るバリヤー物質2の層流を増すので滞留時間を減少させる。いいかえると、バリヤー物質2が機材表面に接触しないので、バリヤー物質2は下流の機材表面で妨害されないであろう。
【0016】
ついでフィードブロック14内に供給できるカプセル封入熔融流12がそれによって生成する。フィードブロック14はCloerenTMフィードブロック、または当業者には明らかな他のフィードブロックであることができる。この点において、多数の異なる構造物を作り出すのに多くの異なる選択が可能である。第1に、カプセル封入された熔融流12は、第3の押出機15に溶融して押出される第2の接着剤物質18からの熔融流16によってカプセル封入することができる。カプセル封入する物質がカプセル封入される物質を完全には包囲しない場合に、部分カプセル封入の生じることがある。第2に、第4の押出機19に溶融されて押出される第3の接着剤物質20からの熔融流16および/または熔融流17は、フィードブロック14内でカプセル封入された熔融流12と同時押出されることができる。熔融流をダイ21に通して該物質を薄く延ばして平板22にした後、多層−同時押出シート22を成形することができる。シート22の生成後、図2A−2Cを参照して以下に詳述する種々の支持体のような外層でラミネートさせることができる。
【0017】
図2Aは図1に関連してさきに示したシステムによって製造可能な改良構造物100を示す。該構造物100は第1の接着剤層112によって完全にカプセル封入することができるバリヤー層110を含むことができる。バリヤー層110は、たとえば酸素および水蒸気のような分子の移行を阻止し、それによって構造物100から作った包装内に含まれる敏感な物質を保護することができる熱可塑性ポリマー物質からなることができる。たとえば、構造物100は、すべての側面にシールして中に含まれる食品を完全に包囲できるバッグとして利用することが可能である。バリヤー層110は、たとえばEVOHおよび、ナイロン(登録商標)またはポリエチレンとのEVOHブレンドのポリマーおよび/またはコポリマーのような優れたバリヤー性を有する物質から作るのが好ましいであろう。さらに、他の物質はポリアミドポリマー、そのポリアミドコポリマーおよびブレンド;PVdCおよびPVdC−MA;アクリロニトリルポリマーおよびコポリマー;ならびにポリエチレンコポリマーおよび/またはブレンドを含むことができる。
【0018】
バリヤー層110は、図1に示すシステムによりバリヤー層110をカプセル封入することができる接着剤層112によって保護することができる。第1の接着剤層112はバリヤー層110をカプセル封入するように同時押出して、第1の接着剤層112によって完全に包囲されるバリヤー層110からなる第1のカプセル封入された押出物113を生成させることができる。ついで第1の押出物113は第1のカプセル封入された押出物113よりも高い温度で第2の接着剤層114によって同時押出および/またはカプセル封入することができる。第1の接着剤層112は、第2の接着剤層114または、第1の接着剤層112と同時に押出すか、ラミネートするか、若しくは隣接して配設される他の層を適当に溶融して押出すのに必要な高温からバリヤー層110を保護することができる。
【0019】
外層116、118、および/または120は当業者には明らかなように第1の押出物113にラミネートすることができる。外層116、118および/または120は構造物100に所望の性質を加えるのに必要な基質を含むことができる。たとえば、外層116は構造物100に強度、剛性、耐久性および/または印刷性を付加することができる物質を含むことができる。さらに、層116は、たとえば水分のようなある種の分子の移行が構造物100の内層に浸透しないように働くことができる。さらに、層116は生成したフィルム構造物に耐屈曲亀裂性を加えることができる。さらに、外層120は加熱時にシーラントとして働くことができる物質からなることができる。しかし、外層116、118および/または120は構造物100に所望の特性を付与するための当業者にとって明らかな物質からなることができることに留意しなければならない。
【0020】
あるいはまた、第1の押出物113は、接着剤層114でカプセル封入するのではなくて、図2Bおよび2Cに関連して示すように1つ以上の層と同時押出することができる。ところで図2Bについて説明すると、第1の押出物113は第1の押出物113の表面に接着剤層130と同時押出することができる。他の接着剤層132は第1の押出物113の反対面に同時押出することができる。接着剤層130、132は同じ物質であるか、あるいは異なる物質からなることができる。接着剤層130、132は、外層116、118および/または120を形成させるためにそれに結合させる物質の種類によって異なることができる。しかし、当業者には明らかなようにいかなる種類の層をラミネートさせることもできる。
【0021】
さらに、バリヤー層110及び第1の接着剤層112を含む第1の押出物113は、図2Cに示すように、第1押出物113の一表面のみに接着剤層134を同時押出することができる。さらに、第1押出物の反対面に配設される接着剤層はないかもしれない。さらに、外層116、118を接着剤層134にラミネートさせることができる。
【0022】
EVOHバリヤー層と、同時押出するか、ラミネートするか、もしくは隣接して配設させる通常の接着剤層は典型的にはポリエチレンに無水マレイン酸をグラフトさせた樹脂からなる。しかし、前記のように、無水マレイン酸はEVOHコポリマー鎖と反応して、無水マレイン酸グラフトポリエチレンとEVOHとの間に架橋を生じやすい。多くの架橋はバリヤー層特性の品質を劣化させ、さらにフィルムの光学的透明性を低下させて、波状の「すりガラス」状外観を生じることがある。
【0023】
したがって、本発明において、EVOHバリヤー物質をカプセル封入するか、、それと同時押出するか、それにラミネートするか、もしくはそれに隣接して配設させるための接着剤層として他の物質を用いることができる。たとえば、好ましくはエチレン、アクリル酸及びメチルアクリレートの酸ターポリマーはフィルム構造物の外層にEVOHのバリヤー層を結合させる一方、同時押出機材内の高温及び長滞留時間からEVOHバリヤー層を保護するようにうまく機能することが確認された。さらに、酸ターポリマーは下記バリヤー層:EVOH;EVOH/ナイロンブレンド;EVOH/ポリエチレン(“PE”)コポリマー;ポリアミド及びアクリロニトリルのための接着剤層として用いることができる。酸ターポリマーはEVOHと十分に結合しないかもしれないが、本発明はEVOHおよび酸ターポリマーを相互に十分に接着させるために長滞留時間に曝すことができる。
【0024】
さらに、ポリアミド(もしくはナイロン(登録商標)とも呼ばれる)は外部支持体層にEVOHを十分に結合させこともできる。ポリアミド接着剤層は比較的低温で、下記バリヤー層:EVOH、EVOH/ナイロン(登録商標)ブレンド、EVOH/PEコポリマー及びポリアミドに接着することができる。さらに、酸ターポリマーおよびナイロン(登録商標)は、無水マレイン酸に付随する光学的透明性問題を生じることなくEVOHに対する良好な接着力をもたらすことができる。
【0025】
酸ターポリマーおよびナイロン(登録商標)は前記のように、カプセル封入で用いることができるが、両者をその点に限定してはならないことにも留意すべきである。。特に、酸ターポリマーおよびEVOHに接着するナイロン(登録商標)接着剤層は同時押出及びラミネーション工程を含む、当業者には明らかなフィルム製造法に用いることができる。
【0026】
さらに、PEにグラフトした無水マレイン酸は接着剤としてEVOHとともに用いるときには透明性の問題を生じることがあるけれども、透明性がとくに問題ではない場合にはなおかつ無水マレイン酸を用いることができる。無水マレイン酸官能基をグラフトさせたポリエチレンは下記バリヤー層:EVOH、EVOH/ナイロンブレンド、EVOH/PEコポリマー、ポリアミド及びPVdC−MAに結合させることができる。
【0027】
バリヤー層に結合させ、そして該バリヤー層を外層に結合させるために用いることができる他の接着剤層は、好ましくはアクリロニトリルバリヤー層に結合させるためのポリスチレンブロックコポリマーを含むことができる。さらに、PVdC−MAまたはアクリロニトリルバリヤー層に結合させるために、エチレンアクリル酸コポリマー(“EAA”)を用いることができる。
【0028】
図2A−2Cに示すように、接着剤層114、130、132および/または134は、フィルム構造物の外面に配設することができる支持体に接着剤層112を結合させるのを助けることができる。通常、接着剤層114、130、132および/または134は、接着剤層112がバリヤー層110を保護するので比較的高温で溶融および/または同時押出しすることができる。EVOHが接着剤層112で保護されるという事実は、接着剤層114、130、132および/または134を外部支持体層に十分に接着させるために高温の使用を可能にする。
【0029】
接着剤層114、130、132および/または134は下記のいずれをも含むことができる:酸ターポリマー;ポリエチレンにグラフトされた無水マレイン酸;EMA;EVA;またはポリスチレンブロックコポリマー。さらに、EMAは下記外層:配向ポリエステル;配向ポリプロピレン;配向ナイロン(登録商標);金属箔;紙及び板紙に接着剤層112を結合させるために用いることができる。さらに、EVAは配向ポリエステル、金属箔、一軸配向ポリプロピレンまたは高密度ポリエチレン(“HDPE”)、紙及び板紙に接着剤層112を結合させるための接着剤層114、130、132および/または134として用いることができる。最後に、低密度ポリエチレン(“LDPE”)、線状低密度ポリエチレン(“LLDPE”)、中密度ポリエチレン(“MDPE”)およびHDPEのようなポリエチレンを、二軸配向ポリプロピレン、一軸配向ポリプロピレンまたはHDPEを除く多くの他の種類の層に接着剤層112を結合させるための接着剤層114、130、132及び/又は134として用いることができる。
【0030】
バリヤー層110、接着剤層112、114、130、132および/または134を支持体にラミネートして、完全フィルム構造物を形成させることができる。図2Aおよび2Bに関連して述べたように、支持体は外層116、118および/または120を含むことができる。支持体は下記物質:配向ポリエステルおよび金属化ポリエステルを含むその変形物;配向ポリプロピレンおよび金属化PPを含むその変形物;二軸配向ナイロン(登録商標);金属箔;一軸配向PPもしくはHDPE;紙および板紙;金属化変形物を含む無配向ナイロン(登録商標)またはEVOH/ナイロン(登録商標)ブレンド;押出被覆PET/ナイロン(登録商標);一部位触媒化(“SSC”)ポリオレフィンおよびイオノマーのいずれかよりなることができる。上記支持体の表は包括的なものではなく、当業者には明らかであるような任意の目的の支持体として任意のポリマー物質を用いることができることに留意しなければならない。下記の表は接着剤として通常用いられる物質に関して一般的支持体を記載する。さらに、該表は接着剤を支持体に十分に接着させるのに必要な溶融温度を載せている。
【0031】
【表1】
好ましいフィルム構造物
【0032】
【表2】
構造物1および図2Aまたは2Bに図示した該フィルム構造物の対応物に示すように、EVOHまたはEVOHブレンド(>75% EVOH)はバリヤー層110として、そして酸ターポリマー又はPEにグラフトさせた無水マレイン酸はEVOHバリヤー層110をカプセル封入する接着剤層112として用いることができる。好ましい態様では、EVOHおよび酸ターポリマーの両者は400゜Fから450゜F、好ましくは410゜Fの同じ温度範囲で押出されるので、EVOHバリヤー層は酸ターポリマーによってカプセル封入されて、比較的低い第1の温度で第1の押出物113を形成することができる。次に、PEコポリマーまたはそのブレンドはEVOH及び酸ターポリマーまたは無水マレイン酸の第1の押出物113と同時押出されて、図2Bのフィルム構造物に相当するフィルム構造物を作ることができる。あるいはまた、第1の押出物113を第2のカプセル封入機に供給し、それによって例えばEMAのようなPEコポリマーによって第1の押出物をカプセル封入し、それによって図2Aのフィルム構造物に相当するフィルム構造物を作ることができる。
【0033】
好ましくは接着剤層114、130はEMAである。構造物1に示すように、EMAを配向ポリプロピレン層に十分に接着させるには、EMAは約550゜Fの温度で押出さなければならない。さらに、PETの外層120に結合させる接着剤層114、132は、PETに十分に接着させるために約610゜Fの温度で押出さなければならない。前記のように、接着剤層112はEVOHバリヤー層を接着剤層114、130および/または132のカプセル封入または同時押出の高温または長滞留時間から保護する。
【0034】
【表3】
構造物2および図2Aまたは2Bに図示した該フィルム構造物の対応物に示すように、EVOHまたはEVOHブレンド(>75% EVOH)はバリヤー層110として、そしてナイロン(登録商標)はEVOHバリヤー層110をカプセル封入する接着剤層112として用いることができる。EVOHバリヤー層は400゜Fから450゜Fの温度範囲、好ましくは410゜Fで押出すことができ、かつ440゜Fから470゜Fの温度範囲,好ましくは450゜Fで押出すことができるナイロン(登録商標)によってカプセル封入することができる。次に、LDPEまたはEMAの層を含む接着剤層114、130および/または132はEVOHおよびナイロン(登録商標)の第1押出物113でカプセル封入もしくは同時押出して図2Aまたは2Bのフィルム構造物に相当するフィルム構造物を作ることができる。LDPEまたはEMAを配向ポリプロピレン層に十分に接着させるためには、LDPEまたはEMAは約550゜Fの温度で押出さなければならない。さらに、PETの外層120に結合させるLDPEまたはEMAを含む接着剤層114、132はPETに十分に接着するように約610゜Fの温度で押出さなければならない。前記のように、接着剤層112はEVOHバリヤ−層を接着剤層114、130および/または132のカプセル封入または同時押出の高温または長滞留時間から保護する。
【0035】
【表4】
構造物3は外層116を除く以外は図2Bのフィルム構造物に相当することができる。いいかえると、構造物3は、好ましくは酸ターポリマーを含む接着剤層112によってカプセル封入されたEVOHのバリヤー層110を有することができる。さらにまた、EVOHおよび酸ターポリマーは400゜Fから450゜Fで押出すことができる。接着剤層114、130および/または132はEVOHおよび酸ターポリマーを含む第1の押出物113でカプセル封入もしくは同時押出することができる。EVAを含む外層118に結合する接着剤層114、130は580゜Fから620゜Fの温度で押出すことができる。PETを含む外層120に結合する接着剤層114、132は約610゜Fの温度で押出すことができる。OPP層の除去は接着剤層114または130としてLDPEの使用を可能にする。
【0036】
【表5】
構造物4は本発明の他の好ましい態様を示す。この態様において、バリヤー層110は、バリヤー層110をカプセル封入するナイロン(登録商標)を含む接着剤112を有するEVOHまたはナイロン(登録商標)とブレンドしたEVOHであることができる。さらに、バリヤー層110及び第1の接着剤層112はほゞ同じ温度で押出およびカプセル封入して、熱または長滞留時間によってもたらされる劣化からバリヤー層を保護することができる。さらに、接着剤層114、130および/または132は無水マレイン酸官能基をグラフトさせたポリエチレンとブレンドしたポリエチレンを含み、かつバリヤー層及び第1の接着剤層をカプセル封入するか、もしくはそれと同時押出することができる。接着剤層114、130および/または132はバリヤー層及び接着剤層112に比して比較的高温の約580゜Fから約620゜Fで押出すことができる。外層116は接着剤層114もしくは130と、外層118の間に配設された配向ポリプロピレン層またはナイロン(登録商標)の層を含むことができ、EVAまたは他の物質のシーラント層を含むことができる。さらに、外層120はPETまたは二軸配向ナイロンであることができる。他の態様は接着剤114もしくは130と外層118の間に配設された外層116を有しないであろう。
【0037】
本明細書に記載された現在の好ましい態様の種々の変更及び修正が当業者にとって明らかであることは理解されよう。該変更及び修正は本発明の精神及び範囲を逸脱せず、そして添付利点を失わずに行うことができる。したがって該変更及び修正は添付クレームによってカバーされるつもりである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は本発明の態様において複数の押出機およびカプセル封入機を有する改良された同時押出ラミネーション工程を示す。
【図2】
図2Aは本発明の態様において、第1の接着剤層によってバリヤー層をカプセル封入し、そして次に第1の接着剤層を第2の接着剤層によってカプセル封入し、さらに外部支持体をラミネートしたバリヤー層を有するフィルム構造物を示す。
図2Bはバリヤー層を、第1の接着剤層によってカプセル封入し、そして第2および第3の接着剤層とを同時押出するフィルム構造物を示す。さらに、ついで外部支持体層をそれにラミネートする。
図2Cは第1の接着剤層によってバリヤー層をカプセル封入し、そしてバリヤー層/第1の接着剤層のカプセル封入物の一面のみに単一の第2接着剤層を同時押出した本発明の別の態様を示す。さらに、外部支持体層をそれにラミネートする。
Claims (37)
- 約400゜Fから約450゜Fの溶融温度範囲を有する第1のポリマー物質で作られている熱に敏感なバリヤー層;
該バリヤー層の反対面に配設される第1組の接着剤層(ここで、該第1の接着剤層は約400゜Fから約450゜Fの溶融温度を有する第2のポリマー物質から作られている);および
該第1の接着剤層の外面上の、約580゜Fから約620゜Fの溶融温度を有する第2組の接着剤層
を含むフィルム構造物。 - 該バリヤー層がエチレンビニルアルコールを含む物質からできている請求項1記載のフィルム構造物。
- 該バリヤー層がエチレンビニルアルコールコポリマー;ボリアミドとブレンドしたエチレンビニルアルコールコポリマー;ポリエチレンとブレンドしたエチレンビニルアルコールコポリマー;ポリアミド;ポリビニリデンクロリドコポリマーおよびアクリロニトリルからなる群から選ばれる物質からできている請求項1記載のフィルム構造物。
- 該第1組の接着剤層が酸ターポリマー、ポリアミド、無水マレイン酸をグラフトさせたポリオレフィンコポリマー、エチレンメチルアクリレートコポリマー、エチレンビニルアセテートコポリマー、ポリスチレンブロックコポリマー、およびエチレンアクリル酸コポリマーからなる群から選ばれるポリマー物質から作られている請求項1記載のフィルム構造物。
- 該第2組の接着剤層がポリエチレン、ポリエチレンコポリマーおよび無水マレイン酸をグラフトさせたポリエチレンコポリマーからなる群から選ばれるポリマー物質から作られている請求項1記載のフィルム構造物。
- 該第2接着剤層の外面に隣接して配設される該フィルム構造物の外層を形成するシーラント層;および
該フィルム構造物上で該シーラント層とは反対側に配設される該フィルム構造物の外層
をさらに含む請求項1記載のフィルム楮造物。 - 第2組の接着剤層の一方の層の外面に配設される配向ポリプロピレンの層;
該ポリプロピレン層に隣接して配設されるフィルム構造物の外層を形成するシーラント層;および
該フィルム構造物上で該シーラント層とは反対側に配設される該フィルム構造物の外層
をさらに含む請求項1記載のフィルム構造物。 - 該外層がポリエステルまたは二軸配向ナイロン(登録商標)から作られている請求項6記載のフィルム構造物。
- 該外層がポリエステルまたは二軸配向ナイロン(登録商標)から作られている請求項7記載のフィルム構造物。
- 該シーラント層がエチレンビニルアセテートコポリマー、一部位触媒化ポリオレフィン、ポリエチレン、イオノマー及びポリプロピレンからなる群から選ばれる物質を含む請求項6記載のフィルム構造物。
- 該シーラント層がエチレンビニルアセテートコポリマー、一部位触媒化ポリオレフィン、ポリエチレン、イオノマーおよびポリプロピレンからなる群から選ばれる物質を含む請求項7記載のフィルム構造物。
- 熱に敏感な物質から作られるバリヤー層;
第1の接着剤(この場合に、該熱に敏感な物質と該第1の接着剤を第1の温度で同時押出すると、該熱に敏感な物質は該第1の接着剤によってカプセル封入されて第1の押出物を形成し、ここで該第1の接着剤は該バリヤー層の相対する面に第1及び第2接着剤層を形成する);および
該第1の押出物の表面で該第1の押出物に接着した第2の接着剤(この場合に第2接着剤は該第1接着剤の少なくとも1つの外面に第3の接着剤層を形成し、ここで該第2の接着剤は該第1の温度よりも高い該第2の温度で該第1の押出物と同時押出されて第2の押出物を形成する)
を含むフィルム構造物。 - 該バリヤー層及び該第1の接着剤を約400゜Fから450゜Fの温度で押出し、さらに該第2の接着剤を約580゜Fから620゜Fの温度で押出す請求項12記載のフィルム構造物。
- 該第2の押出物の各外面にラミネートされた外層
をさらに含む請求項12記載のフィルム構造物。 - 該第2接着剤層の他の外面に第4の接着剤層を形成する第3の接着剤物質
をさらに含む請求項12記載のフィルム構造物。 - 該第2および第3の接着剤が該第1および第2接着剤層ならびに該バリヤー層をカプセル封入する請求項15記載のフィルム構造物。
- 該第2及び第3の接着剤が同種の物質である請求項15記載のフィルム構造物。
- 該第2押出物をダイに通してフィルムとすることによって該フィルム構造物を形成させる請求項12記載のフィルム構造物。
- 該第1の接着剤が酸ターポリマー及びポリアミドからなる群から選ばれる請求項12記載のフィルム構造物。
- 該第2の接着剤がエチレンメチルアクリレートコポリマー、エチレンビニルアセテートコポリマー、エチレンアクリル酸コポリマー、ポリエチレン、ポリエチレンコポリマーおよびポリエチレンと無水マレイン酸とのコポリマーからなる群から選ばれる請求項12記載のフィルム構造物。
- 該第2押出物の外面にラミネートされた配向ポリプロピレン層;
該ポリプロピレン層にラミネートされたシ−ラント層;および
該第2押出物の他の外面にラミネートされた外層
をさらに含む請求項12記載のフィルム構造物。 - 複数の層;
該複数の層内部のバリヤー層(ここで該バリヤー層はエチレンビニルアルコールから作られる);および
該バリヤー層に隣接して配設される接着剤層(ここで該接着剤層は該バリヤー層を該複数の層中少なくとも1つの残留層に結合させ、さらに該接着剤層は酸ターポリマーから作る)
を含むフィルム構造物。 - 該酸ターポリマーがエチレン/メチルアクリレート/アクリル酸ターポリマーを含む請求項22記載のフィルム構造物。
- フィルム構造物を製造する方法であって、該方法が下記:
熱に敏感なバリヤー物質を押出すために第1の押出機を備え;
第1の接着剤層を押出すために第2の押出機を備え;
第1カプセル封入機中で第1の接着剤によって該バリヤー物質をカプセル封入して、第1の温度で第1押出物を形成させ;
第2接着剤を供給し;
第3押出機によって該第2接着剤を押出し;
第2温度で該第1押出物を該第2接着剤に接着させて、混合溶融流を形成させ(ここで該第2温度は該第1温度よりも高い);そして
該混合流をダイに供給して平板を形成させる(ここで該平板は該バリヤー層の対向面の第1接着剤層によってカプセル封入されたバリヤー層を含み、さらに該第1接着剤層の少なくとも1つを該第1接着剤層の外面の第2接着剤層に結合させる)
工程を含む方法。 - 該第1温度が約400゜Fから450゜Fであり、さらに該第2温度が約580゜Fから620゜Fである請求項24記載の方法。
- さらに、
複数の層を該フィルムにラミネートする
工程を含む請求項24記載の方法。 - さらに、
配向ポリプロピレン層を該第2接着剤層の外面にラミネートする
工程を含む請求項24記載の方法。 - 該バリヤー物質がエチレンビニルアルコールコポリマー;ポリアミドとブレンドしたエチレンビニルアルコールコポリマー;ポリエチレンとブレンドしたエチレンビニルアルコール;ポリアミド;ポリビニリデンクロリドコポリマーおよびアクリロニトリルからなる群から選ばれる請求項24記載の方法。
- さらに、
第3の接着剤を該第1接着剤層の第2の外面に結合させて、第3接着剤層を形成させ;
該第3接着剤層の第2の外面に外層をラミネートし;そして
該ポリプロピレン層の外面にシーラント層をラミネートする
工程を含む請求項24記載の方法。 - 該第1の接着剤物質がポリアミド、無水マレイン酸官能基を有するポリエチレン、エチレンメチルアクリートコポリマー、エチレンビニルアセテートコポリマー、ポリスチレンブロックコポリマーおよびエチレンアクリル酸コポリマーからなる群から選ばれる請求項24記載の方法。
- 請求項24記載の方法で作ったフィルム構造物。
- 請求項25記載の方法で作ったフィルム構造物。
- 請求項26記載の方法で作ったフィルム構造物。
- 請求項27記載の方法で作ったフィルム構造物。
- 請求項28記載の方法で作ったフィルム構造物。
- 請求項29記載の方法で作ったフィルム構造物。
- 請求項30記載の方法で作ったフィルム構造物。
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