JP2004321296A - Apparatus and method for body liquid discharge controlling - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、体液排出制御装置及び体液排出制御方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、対象器官内の体液の内圧に基づいて体液の排出を制御し、生体のリズムに近い排出パターンを持たせることにより、対象器官の機能低下を防止することができる体液排出制御装置及び体液排出制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
全身麻酔を伴うほとんどの手術では、導尿カテーテルを尿道に挿入して、尿の排出を行うが、麻酔によりすべての筋肉を弛緩させ、まったく負荷をかけないと、麻酔から覚醒しても、膀胱の機能が回復しにくく、術後の失禁などにつながりやすい。特に、高齢の患者は、その傾向が強く、痴呆の進行につながる場合もあるといわれる。導尿カテーテルを挿入すると、感染のリスクも増大する。全身麻酔を伴う手術のほかにも、導尿カテーテルは、尿道狭窄患者、前立腺肥大症の患者や、自力で便所へ移動することが困難な患者にも適用される。
腎臓で絶えず生成される尿は、尿管を通じて輸送され、膀胱内に蓄積される。膀胱内の尿の量が350mLを超え、膀胱内圧が20〜27kPaに達すると、膀胱壁の張力受容器を刺激し、骨盤神経内の休心線維を通じて大脳皮質に伝えられ、尿の排泄欲が起こる。尿道に導尿カテーテルを挿入した状態を長期間続けると、膀胱内圧は常に低い状態にあり、排尿欲を発生させる機能が低下する。
このために、導尿カテーテルを尿道に挿入しても、生体のリズムに近い排出パターンで尿を排出し、膀胱の筋肉に適度な負荷を与え、膀胱機能の低下を防止することができる体液排出制御装置及び体液排出制御方法が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、対象器官内の体液の内圧に基づいて体液の排出を制御し、生体のリズムに近い排出パターンを持たせることにより、対象器官の機能低下を防止することができる体液排出制御装置及び体液排出制御方法を提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、対象器官内の体液の内圧を測定し、内圧が第一の設定圧力まで上昇したとき、体液の排出を開始し、排出が進行して、内圧が第二の設定圧力まで低下したとき、排出を停止することにより、対象器官に生体のリズムに近い排出パターンを与え、対象器官の機能低下を防止し得ることを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)体液排出管による体液の排出を制御する装置であって、対象器官内の体液の内圧が、第一の設定圧力まで上昇したとき、体液の排出を開始し、排出が進行して、対象器官内の体液の内圧が第二の設定圧力まで低下したとき、排出を停止することを特徴とする体液排出制御装置、
(2)第一の設定圧力及び第二の設定圧力を圧力センサにより測定し、圧力センサから送られる信号にもとづいて弁を開閉することにより、体液の排出の開始及び停止を行う第1項記載の体液排出制御装置、
(3)対象器官内の体液の内圧が第一の設定圧力まで上昇したときに自動的に開き、第二の設定圧力まで低下したときに自動的に閉じる圧力感知自動開閉弁を備えてなる第1項記載の体液排出制御装置、
(4)圧力感知自動開閉弁が、高分子弾性体からなる第3項記載の体液排出制御装置、
(5)体液が、尿である第1項記載の体液排出制御装置、
(6)体液が、脳髄液である第1項記載の体液排出制御装置、
(7)体液排出管による体液の排出を制御する装置であって、形状記憶合金からなるバネを備えた弁を有し、対象器官内の体液の内圧が設定圧力まで上昇したとき、バネが伸びて停止栓の移動により弁を開いて体液の排出を開始し、体液がバネと接触しつつ排出され、バネの温度の上昇によりバネの形状が復旧し、停止栓の移動により弁が閉じて体液の排出を停止することを特徴とする体液排出制御装置、及び、
(8)第1項ないし第6項記載の体液排出制御装置を用いることにより、対象器官内の体液の内圧が、第一の設定圧力まで上昇したとき、体液の排出を開始し、排出が進行して、対象器官内の体液の内圧が第二の設定圧力まで低下したとき、排出を停止することを特徴とする体液排出制御方法、
を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の体液排出制御装置の第一の態様は、体液排出管による体液の排出を制御する装置であって、対象器官内の体液の内圧が、第一の設定圧力まで上昇したとき、体液の排出を開始し、排出が進行して、対象器官内の体液の内圧が第二の設定圧力まで低下したとき、排出を停止する体液排出制御装置である。
本発明装置においては、第一の設定圧力及び第二の設定圧力を圧力センサにより測定し、圧力センサから送られる信号にもとづいて弁を開閉することにより、体液の排出の開始及び停止を行うことができる。図1は、本発明の体液排出制御装置の一態様の説明図である。本態様の装置においては、対象器官1に弁2を備えた体液排出管3が備えられ、対象器官と弁の間の体液排出管に、体液の内圧を測定する圧力センサ4が備えられている。圧力センサは、対象器官内に設けて、対象器官内の体液の内圧を測定することもできる。圧力センサから制御器5に信号が送られ、対象器官内の体液の内圧が第一の設定圧力まで上昇したとき、制御器から弁に信号が送られ、弁が開いて体液が体液排出管を経由して排出される。体液の排出が進行して、対象器官内の体液の内圧が第二の設定圧力まで低下したとき、制御器から弁に信号が送られ、弁が閉じて体液の排出が停止される。
例えば、体液が尿であり、対象器官が膀胱であるとき、圧力センサと弁を備えた導尿カテーテルを尿道に挿入し、第一の設定圧力を15kPa、第二の設定圧力を5kPaとし、尿が蓄積されて膀胱の内圧が15kPaに達したときに排尿を開始し、尿の排出が進行して、膀胱の内圧が5kPaまで低下したときに排尿を停止することにより、膀胱に生体のリズムに近い排尿パターンを与え、膀胱及び尿道外括約筋の機能低下を防止することができる。
【0006】
本発明装置は、対象器官内の体液の内圧が第一の設定圧力まで上昇したときに自動的に開き、第二の設定圧力まで低下したときに自動的に閉じる圧力感知自動開閉弁を備えてなることが好ましい。圧力感知自動開閉弁を備えることにより、制御器及び圧力センサと制御器と弁の間の信号送信機構が不要となり、体液排出制御装置を簡略化し、小型化することができる。図2は、本発明の体液排出制御装置の他の態様の説明図である。本態様の装置においては、対象器官1に圧力感知自動開閉弁6を備えた体液排出管3が備えられている。対象器官内の体液の内圧が第一の設定圧力まで上昇したとき、圧力感知自動開閉弁が開いて、体液が体液排出管を経由して排出される。体液の排出が進行して、対象器官内の体液の内圧が第二の設定圧力まで低下したとき、圧力感知自動開閉弁が閉じて、体液の排出が停止される。
本発明装置においては、圧力感知自動開閉弁が、高分子弾性体からなることが好ましい。図3は、高分子弾性体からなる圧力感知自動開閉弁の一例の説明図であり、図3(a)は、その斜視図であり、図3(b)は、その平面図であり、図3(c)は、そのA−A線断面図である。本例の圧力感知自動開閉弁6は、対象器官に向かう面7が、対象器官すなわち加圧側に対して凸の形状であり、その面にスリット8が設けられている。対象器官内の体液の内圧が上昇すると、対象器官に対して凸の形状を有する面は圧迫され、スリットは強く押し付けられる状態となって、体液の排出を防止する。しかし、対象器官内の体液の内圧が第一の設定圧力まで上昇すると、対象器官に向かう面が降伏点に達し、図3(d)に示すように、対象器官に向かう面が、対象器官に対して凹の状態となり、スリットが開いて、対象器官内の体液が排出される。体液の排出が進行して、対象器官内の体液の内圧が第二の設定圧力まで低下したとき、対象器官に向かう面が、図3(c)に示す対象器官に対して凸の状態に戻り、スリットが閉じて体液の排出が停止される。本発明装置においては、高分子弾性体からなる圧力感知自動開閉弁を用いることにより、弁を開閉するための電気的機構や機械的機構を全く必要とすることなく、体液排出管内に備えられた構造が極めて簡単な圧力感知自動開閉弁のみにより、体液の排出を制御することができる。
【0007】
本発明装置は、尿の排出の制御に好適に適用することができる。全身麻酔を伴う手術の被術者や、尿道狭窄患者、前立腺肥大症の患者や、自力で便所へ移動することが困難な患者には、導尿カテーテルが挿入される。本発明装置を導尿カテーテルに設置することにより、膀胱内に尿を蓄積し、膀胱の内圧が所定の値に達したとき尿を排出し、ふたたび膀胱内に尿を蓄積するという生体のリズムに近い排尿パターンを持たせることができるので、膀胱の筋肉に適度な負荷を与え、膀胱機能の低下を防止することができる。また、膀胱機能が維持されるので、短い期間で導尿カテーテルを取り外すことが可能となり、導尿カテーテルによる感染のリスクを軽減することができる。
本発明装置は、脳髄液の排出の制御に好適に適用することができる。頭部に外傷や打撲などの損傷を受けると、頭蓋内に脳髄液が溜まって頭蓋内圧が上昇し、頭蓋内への血液の循環が阻害され、生命の危機を招く場合がある。そのために脳室ドレナージが行われるが、完全に背圧を与えずに脳髄液を排出させると、排出される液量が多すぎて、有効な体液成分が失われる。また、固定容器に排出させるような方法では、排出が進むと、背圧が上がりすぎて、頭蓋内への血液循環が阻害される。一方、開放系への排出を行ったり、ある程度の背圧をかけながら排液するために圧力リリーフ弁を用いても、頭蓋内への血液循環が阻害される傾向が大きくる。また、弁が開放していると、感染の危険が大きくなる。本発明装置を用いることにより、脳室内の圧力を望ましい一定の範囲に保って生体機能を維持するとともに、脳髄液排出弁の開放時間を短くして、感染の危険を低減することができる。
本発明装置は、創傷治療における創液などの排出に好適に適用することができる。創傷治療において、一次的縫合を行うと、創腔内に創液や血液の貯留が起こり、危険と考えられる場合がある。このような場合、創腔内に排液管を挿入して体液を排出するが、排液管の挿入により、新たな感染を誘起するおそれがある。本発明装置によれば、体液を排出する短時間のみ弁を開き、それ以外の時間は弁を閉じて、創腔と外界を遮断するので、感染の危険を低減することができる。
【0008】
本発明の体液排出制御装置の第二の態様は、体液排出管による体液の排出を制御する装置であって、形状記憶合金からなるバネを備えた弁を有し、対象器官内の体液の内圧が設定圧力まで上昇したとき、該バネが伸びて弁の移動により体液の排出を開始し、体液が該バネと接触しつつ排出され、該バネの温度の上昇によりバネの形状が復旧し、弁が閉じて体液の排出を停止する体液排出制御装置である。
図4は、本発明の体液排出制御装置の他の態様の説明図である。本態様の装置においては、対象器官1に形状記憶合金からなるバネ9を備えた弁10を有する体液排出管3が備えられている。図4(a)は、弁が閉じた状態であるが、対象器官内の体液の内圧が設定圧力まで上昇すると、バネ9が伸びて停止栓11が移動し、図4(b)に示す状態となり、弁が開かれる。この状態で体液が体液排出管を経由して排出されると、体液によりバネ9が加温され、形状記憶合金からなるバネ9の温度が上昇し、バネの形状が復旧し、停止栓が移動して図4(a)に示す状態にもどり、弁が閉じて体液の排出が停止される。
本発明の体液排出制御方法においては、本発明の体液排出制御装置を用い、対象器官の内圧が、第一の設定圧力まで上昇したとき、体液の排出を開始し、排出が進行して、対象器官の内圧が第二の設定圧力まで低下したとき、排出を停止する。本発明方法によれば、対象器官内の体液の内圧に基づいて体液の排出を制御し、生体のリズムに近い排出パターンを持たせることにより、対象器官の機能低下を防止するとともに、体液排出管の開放時間を短くして、対象器官の感染を防止することができる。
【0009】
【発明の効果】
本発明の体液排出制御装置及び体液排出制御方法によれば、対象器官内の体液の内圧に基づいて体液の排出を制御し、生体のリズムに近い排出パターンを持たせることにより、対象器官の機能低下を防止するとともに、体液排出管の開放時間を短くして、対象器官の感染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の体液排出制御装置の一態様の説明図である。
【図2】図2は、本発明の体液排出制御装置の他の態様の説明図である。
【図3】図3は、高分子弾性体からなる圧力感知自動開閉弁の一例の説明図である。
【図4】図4は、本発明の体液排出制御装置の他の態様の説明図である。
【符号の説明】
1 対象器官
2 弁
3 体液排出管
4 圧力センサ
5 制御器
6 圧力感知自動開閉弁
7 対象器官に向かう面
8 スリット
9 記憶合金からなるバネ
10 弁
11 停止栓[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a body fluid discharge control device and a body fluid discharge control method. More specifically, the present invention controls the discharge of bodily fluids based on the internal pressure of bodily fluids in the target organ, and has a discharge pattern close to the rhythm of a living body, thereby preventing a decrease in the function of the target organ. The present invention relates to a discharge control device and a body fluid discharge control method.
[0002]
[Prior art]
In most surgeries with general anesthesia, a urinary catheter is inserted into the urethra to drain urine, but all muscles are relaxed by anesthesia, and if no load is applied, the bladder is Function is difficult to recover, which can lead to postoperative incontinence. In particular, it is said that elderly patients have a strong tendency, which may lead to progression of dementia. Inserting a urinary catheter also increases the risk of infection. In addition to surgery with general anesthesia, urinary catheters are applied to patients with urethral stenosis, patients with benign prostatic hyperplasia, and those who have difficulty moving to the toilet by themselves.
Urine constantly produced in the kidneys is transported through the ureter and accumulates in the bladder. When the amount of urine in the bladder exceeds 350 mL and the intravesical pressure reaches 20 to 27 kPa, it stimulates the tension receptors on the bladder wall and is transmitted to the cerebral cortex through the resting fibers in the pelvic nerve, and the desire to excrete urine is increased. Occur. If the state in which the urinary catheter is inserted into the urethra is continued for a long time, the intravesical pressure is always low, and the function of generating a desire to urinate decreases.
For this reason, even if the urinary catheter is inserted into the urethra, it can discharge urine in a discharge pattern close to the rhythm of the living body, apply an appropriate load to the muscles of the bladder, and prevent a decrease in bladder function. There has been a need for a control device and a body fluid discharge control method.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention controls the discharge of bodily fluids based on the internal pressure of bodily fluids in a target organ, and provides a discharge pattern close to the rhythm of a living body, thereby preventing a decrease in the function of the target organ and a body fluid discharge control device. The purpose of the present invention is to provide a body fluid discharge control method.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have conducted intensive studies to solve the above problems, as a result of measuring the internal pressure of the body fluid in the target organ, when the internal pressure rises to the first set pressure, start discharging the body fluid, When the discharge progresses and the internal pressure decreases to the second set pressure, it is found that by stopping the discharge, a discharge pattern close to the rhythm of the living body can be given to the target organ and the function of the target organ can be prevented from deteriorating. Based on this finding, the present invention has been completed.
That is, the present invention
(1) A device for controlling discharge of a body fluid by a body fluid discharge pipe, wherein when the internal pressure of the body fluid in the target organ rises to a first set pressure, the discharge of the body fluid starts, and the discharge proceeds. When the internal pressure of the body fluid in the target organ decreases to the second set pressure, the body fluid discharge control device, characterized by stopping the discharge,
(2) The first set forth wherein the first set pressure and the second set pressure are measured by a pressure sensor, and a valve is opened and closed based on a signal sent from the pressure sensor to start and stop discharging body fluid. Body fluid discharge control device,
(3) A pressure sensing automatic opening / closing valve which automatically opens when the internal pressure of the body fluid in the target organ rises to the first set pressure and automatically closes when the internal pressure drops to the second set pressure. The body fluid discharge control device according to claim 1,
(4) The body fluid discharge control device according to (3), wherein the pressure sensing automatic on-off valve is made of an elastic polymer.
(5) The body fluid discharge control device according to (1), wherein the body fluid is urine.
(6) The body fluid discharge control device according to (1), wherein the body fluid is cerebrospinal fluid.
(7) A device for controlling discharge of bodily fluid by a bodily fluid discharge pipe, comprising a valve having a spring made of a shape memory alloy, wherein when the internal pressure of bodily fluid in the target organ rises to a set pressure, the spring expands. The stopcock moves to open the valve and starts discharging body fluid, body fluid is discharged while in contact with the spring, and the spring shape is restored by the rise in the temperature of the spring. Body fluid discharge control device, characterized by stopping the discharge of
(8) When the internal pressure of the body fluid in the target organ rises to the first set pressure by using the body fluid discharge control device according to any one of the first to sixth aspects, the discharge of the body fluid is started, and the discharge proceeds. And, when the internal pressure of the bodily fluid in the target organ drops to the second set pressure, the bodily fluid discharge control method characterized by stopping the discharge,
Is provided.
[0005]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The first aspect of the body fluid discharge control device of the present invention is a device for controlling the discharge of body fluid by a body fluid discharge pipe, and when the internal pressure of the body fluid in the target organ increases to a first set pressure, This is a body fluid discharge control device that starts discharging, stops discharging when the internal pressure of the body fluid in the target organ drops to a second set pressure as the discharging proceeds.
In the device of the present invention, the first set pressure and the second set pressure are measured by a pressure sensor, and the valve is opened and closed based on a signal sent from the pressure sensor, thereby starting and stopping discharge of body fluid. Can be. FIG. 1 is an explanatory diagram of one embodiment of the body fluid discharge control device of the present invention. In the device of this embodiment, the target organ 1 is provided with a bodily fluid discharge pipe 3 provided with a
For example, when the bodily fluid is urine and the target organ is the bladder, a urinary catheter equipped with a pressure sensor and a valve is inserted into the urethra, the first set pressure is 15 kPa, the second set pressure is 5 kPa, and The urine starts when urine accumulates and the internal pressure of the bladder reaches 15 kPa, and when urine evacuation progresses and stops urinating when the internal pressure of the bladder drops to 5 kPa, the urinary bladder rhythms It can provide a close urination pattern and prevent a decrease in the function of the bladder and the extraurethral sphincter.
[0006]
The device of the present invention includes a pressure-sensing automatic opening / closing valve that automatically opens when the internal pressure of the body fluid in the target organ increases to a first set pressure and automatically closes when the internal pressure drops to a second set pressure. Preferably. The provision of the pressure sensing automatic on-off valve eliminates the need for a controller and a signal transmission mechanism between the pressure sensor and the controller and the valve, thereby simplifying and reducing the size of the body fluid discharge control device. FIG. 2 is an explanatory diagram of another embodiment of the body fluid discharge control device of the present invention. In the device of the present embodiment, the target organ 1 is provided with a bodily fluid discharge pipe 3 provided with a pressure sensing automatic on-off
In the device of the present invention, it is preferable that the pressure sensing automatic on-off valve is made of a polymer elastic body. FIG. 3 is an explanatory view of an example of a pressure sensing automatic on-off valve made of a polymer elastic body. FIG. 3 (a) is a perspective view thereof, FIG. 3 (b) is a plan view thereof, and FIG. FIG. 3C is a sectional view taken along line AA. The pressure-sensing automatic on-off
[0007]
The device of the present invention can be suitably applied to control of urine discharge. Urinary catheters are inserted into patients undergoing surgery with general anesthesia, patients with urethral stenosis, patients with benign prostatic hypertrophy, and patients who have difficulty moving to the toilet by themselves. By installing the device of the present invention in a urinary catheter, urine is accumulated in the bladder, the urine is discharged when the internal pressure of the bladder reaches a predetermined value, and the rhythm of the living body is again accumulated in the bladder. Since a close urination pattern can be provided, an appropriate load can be applied to the muscles of the bladder, and a decrease in bladder function can be prevented. In addition, since the bladder function is maintained, the urinary catheter can be removed in a short period of time, and the risk of infection by the urinary catheter can be reduced.
The device of the present invention can be suitably applied to control of drainage of cerebrospinal fluid. When the head is damaged by trauma or bruise, cerebrospinal fluid accumulates in the skull and increases intracranial pressure, which inhibits blood circulation into the skull and may lead to a life-threatening situation. For this purpose, ventricular drainage is performed. However, if the cerebrospinal fluid is drained without completely applying back pressure, the amount of the drained fluid is too large, and effective body fluid components are lost. Further, in a method in which the blood is discharged into a fixed container, as the discharge proceeds, the back pressure becomes too high, and blood circulation into the skull is hindered. On the other hand, even if a pressure relief valve is used for draining to an open system or for draining while applying a certain back pressure, blood circulation to the skull tends to be hindered. Also, if the valve is open, the risk of infection increases. By using the device of the present invention, it is possible to maintain the biological function by maintaining the pressure in the ventricle within a desired constant range, shorten the opening time of the cerebrospinal fluid discharge valve, and reduce the risk of infection.
The device of the present invention can be suitably applied to discharge of wound fluid and the like in wound treatment. In wound treatment, performing primary suturing causes accumulation of wound fluid and blood in the wound cavity, which may be considered dangerous. In such a case, the drainage tube is inserted into the wound cavity to discharge the body fluid, but the insertion of the drainage tube may induce a new infection. According to the device of the present invention, the valve is opened only for a short time to discharge the body fluid, and the valve is closed at other times to shut off the wound cavity and the outside world, so that the risk of infection can be reduced.
[0008]
A second aspect of the body fluid discharge control device of the present invention is a device for controlling the discharge of a body fluid by a body fluid discharge pipe, the valve having a spring made of a shape memory alloy, and the internal pressure of the body fluid in the target organ. When the pressure rises to the set pressure, the spring extends and starts discharging body fluid by moving the valve, body fluid is discharged while being in contact with the spring, and the shape of the spring is restored by the rise in the temperature of the spring, and the valve is opened. Is a body fluid discharge control device that closes and stops discharging body fluid.
FIG. 4 is an explanatory diagram of another embodiment of the body fluid discharge control device of the present invention. In the device of this embodiment, the target organ 1 is provided with a bodily fluid discharge pipe 3 having a
In the body fluid discharge control method of the present invention, using the body fluid discharge control device of the present invention, when the internal pressure of the target organ rises to the first set pressure, the discharge of the body fluid is started, the discharge proceeds, and the target Evacuation is stopped when the internal pressure of the organ drops to a second set pressure. According to the method of the present invention, the discharge of the body fluid is controlled based on the internal pressure of the body fluid in the target organ, and by providing a discharge pattern close to the rhythm of the living body, the function of the target organ is prevented from deteriorating and the body fluid discharge pipe is The opening time of the target can be shortened to prevent infection of the target organ.
[0009]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the body fluid discharge control apparatus and the body fluid discharge control method of the present invention, the discharge of the body fluid is controlled based on the internal pressure of the body fluid in the target organ, and a discharge pattern close to the rhythm of a living body is provided, thereby the function of the target organ. In addition to preventing the drop, the opening time of the bodily fluid discharge tube can be shortened to prevent infection of the target organ.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of one embodiment of a body fluid discharge control device of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view of another embodiment of the body fluid discharge control device of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram of an example of a pressure sensing automatic on-off valve made of a polymer elastic body.
FIG. 4 is an explanatory diagram of another embodiment of the body fluid discharge control device of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
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