【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電流狭窄層を有する内部狭窄型の半導体レーザ素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の半導体レーザ素子の製造方法について図3を用いて説明する。
図3は、従来の半導体レーザ素子の製造方法を示す断面図であり、(A)は、(第1工程)を示し、(B)は、(第2工程)を示し、(C)は、(第3工程)を示し、(D)は、(第4工程)を示す。
(第1工程)
図3(A)に示すように、MOCVD法により1回目の成長を行って、n型GaAs基板1の(100)面上にn型Al0.5Ga0.5Asクラッド層2と、活性層3と、第1のp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層4と、p型Al0.7Ga0.3Asエッチング停止層5と、第2のp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層6と、p型GaAsキャップ層7と、を順次積層する。
【0003】
次に、フォトリソグラフィ法を用いて、p型GaAsキャップ層7上にストライプ状の図示しないフォトレジストパタ−ンを形成する。この後、p型GaAsキャップ層7からp型Al0.7Ga0.3Asエッチング停止層5に至るまでドライエッチングを行って、第2のp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層6とp型GaAsキャップ層7とからなるストライプ状に台形状のリッジ部8を形成する。
【0004】
更に、前記フォトレジストパターンを除去後、MOCVD法により2回目の結晶成長を行って、リッジ部8上及びp型Al0.7Ga0.3Asエッチング停止層5上にn型Al0.7Ga0.3Asを積層する。
こうして、p型Al0.7Ga0.3Asエッチング停止層5上には、リッジ部8の両側面を挟持する一対のn型Al0.7Ga0.3As電流狭窄層91、91が形成される。一方、リッジ部8上には、一対のn型Al0.7Ga0.3As電流狭窄層91、91と同じ組成のn型Al0.7Ga0.3As上積み層92が積層される。この際、n型Al0.7Ga0.3As上積み層92は、三角部10を構成する。
【0005】
ここで、リッジ部8上に形成されたn型Al0.7Ga0.3As上積み層92が三角部10となる理由について説明する。
リッジ部8上での成長結晶では、リッジ部8の両側面に連結して形成される結晶面として(111)B面が現れる。
【0006】
(111)B面のエピタキシャル成長速度が(100)面等の成長速度に比べ著しく小さいため、上記のようにひとたび(111)B面が発生すると、この面に対しては結晶成長がほぼ停止し、リッジ部8上での結晶成長は(100)面上でのみ進行する。従って、最終的には(111)B面からなる側壁が閉じたところでリッジ部8上での結晶成長自体もほとんど停止する。この結果、リッジ部8上に積層されたn型Al0.7Ga0.3As上積み層92の断面形状は、三角形となり、三角部10が形成されるのである。
【0007】
(第2工程)
次に、図3(B)に示すように、n型Al0.7Ga0.3As上積み層92及び一対のn型Al0.7Ga0.3As電流狭窄層91、91上にn型GaAsコンタクト層11を積層する。
そして、n型GaAsコンタクト層11上に中央部が開口した図示しないフォトレジストパターンを形成した後、n型GaAsコンタクト層11をリッジ部8表面からn型Al0.7Ga0.3As上積み層92の上端部までの中間位置までドライエッチングして開口部Tを形成する。
【0008】
(第3工程)
次に、図3(C)に示すように、図示しない前記したフォトレジストパターンを除去後、フッ酸系エッチング液によりn型Al0.7Ga0.3As上積み層92を選択的にエッチング除去して、リッジ部8のp型GaAsキャップ層7を露出させる。
【0009】
(第4工程)
次に、図3(D)に示すように、MOCVD方により3回目の成長を行って、n型GaAsコンタクト層11及びp型GaAsキャップ層7上にp型GaAsコンタクト層13を積層する。
更に、p型GaAsコンタクト層13上にp型オーミック電極14を形成し、n型GaAs基板1に前記した積層方向と逆方向にn型オーミック電極15を形成して、半導体レーザ素子を得る。
【0010】
【非特許文献1】
第57回応用物理学会学術講演会/講演予稿集NO.3/p921/7a−KH−7
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、n型GaAsコンタクト層11に開口部Tを形成する際、n型Al0.7Ga0.3As上積み層92の厚さは、通常0.6μm程度と薄く、リッジ部8表面からn型Al0.7Ga0.3As上積み層92上端部までの中間位置で精度良くエッチングを停止できない場合が生じ、レーザ特性を悪化させることがあった。
即ち、開口部Tが形成されてもn型Al0.7Ga0.3As上積み層92が露出しない場合には、(第3工程)でn型Al0.7Ga0.3As上積み層92が除去できないためp型GaAsキャップ層7とn型Al0.7Ga0.3As上積み層92との間が逆接合となり、電流の流れが阻止されることによるレーザ発光を得ることができないといった問題を生じていた。
【0012】
また、n型Al0.7Ga0.3As上積み層92が完全除去され、更に一対のn型Al0.7Ga0.3As電流狭窄層91、91までもがエッチングされた状態で開口部Tが形成された場合には、p型GaAsキャップ層7も除去され、第2のp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層6が露出するため、空気中で第2のp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層6の表面に絶縁性の酸化物が形成されてしまう。この状態で(第4工程)と同様にして、p型GaAsコンタクト層13を形成すると、第2のp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層6とp型GaAsコンタクト層13とは前記した酸化物を介して接合されるため、電流の流れが阻止されることによるレーザ発光を得ることができないといった問題を生じていた。
【0013】
そこで、本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、エッチング精度が良く良好なレーザ特性が得られる半導レーザ素子の製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本願発明における第1の発明は、第1導電型半導体基板上に第1導電型クラッド層、活性層、第2導電型クラッド層を順次積層した後、前記第2導電型クラッド層上に第2導電型リッジ部を形成し、次に、前記第2導電型クラッド層及び前記第2導電型リッジ部上に第1導電型AlGaAsを積層して、前記第2導電型クラッド層上に前記第2導電型リッジ部を挟持する一対の第1導電型AlGaAs電流狭窄層及び前記第2導電型リッジ部上に第1導電型AlGaAs上積み層を形成し、次に、前記一対の第1導電型AlGaAs電流狭窄層上及び前記第1導電型AlGaAs上積み層上に第1導電型GaAsコンタクト層を形成し、次に、前記第2導電型リッジ部表面から前記第1導電型AlGaAs上積み層の上端部までの中間位置まで前記第1導電型GaAsコンタクト層をドライエッチングして前記第1導電型AlGaAs上積み層を露出させる開口部を形成し、次に、前記第1導電型AlGaAs上積み層を選択エッチング除去して前記第2導電型リッジ部を露出させ、前記第2導電型リッジ部上及び前記第1導電型GaAsコンタクト層上に第2導電型GaAsコンタクト層を形成して作製される半導体レーザ素子の製造方法において、前記第1導電型GaAsコンタクト層の形成の際、前記第1導電型GaAsコンタクト層中にあって、前記第2導電型リッジ部表面から前記第1導電型AlGaAs上積み層の上端部までの間の中間位置にAlAs或いはAlGaAsからなるモニター層を少なくとも1層形成し、前記開口部を形成する際、前記モニター層からのプラズマ発光色を観測することによりエッチングを停止することを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法を提供する。
第2の発明は、第1導電型半導体基板上に第1導電型クラッド層、活性層、第2導電型クラッド層を順次積層した後、前記第2導電型クラッド層上に第2導電型リッジ部を形成し、次に、前記第2導電型クラッド層及び前記第2導電型リッジ部上に第1導電型AlGaAsを積層して、前記第2導電型クラッド層上に前記第2導電型リッジ部を挟持する一対の第1導電型AlGaAs電流狭窄層及び前記第2導電型リッジ部上に第1導電型AlGaAs上積み層を形成し、次に、前記一対の第1導電型AlGaAs電流狭窄層上及び前記第1導電型AlGaAs上積み層上に第1導電型GaAsコンタクト層を形成し、次に、前記第2導電型リッジ部表面から前記第1導電型AlGaAs上積み層の上端部までの中間位置まで前記第1導電型GaAsコンタクト層をドライエッチングして前記第1導電型AlGaAs上積み層を露出させる開口部を形成し、次に、前記第1導電型AlGaAs上積み層を選択エッチング除去して前記第2導電型リッジ部を露出させ、前記第2導電型リッジ部上及び前記第1導電型GaAsコンタクト層上に第2導電型GaAsコンタクト層を形成して作製される半導体レーザ素子の製造方法において、前記第1導電型GaAsコンタクト層の形成の際、前記第1導電型GaAsコンタクト層中にあって、前記第1導電型AlGaAs上積み層の上端部以上の位置にAlAs或いはAlGaAsからなるモニター層を少なくとも1層形成し、前記開口部を形成する際、前記モニター層からのプラズマ発光色を観測してエッチングを停止した後、前記第1導電型GaAsコンタクト層表面から前記モニター層までのエッチングレートを求めて、更にこのエッチングレートに基づいて、前記第1導電型GaAsコンタクト層のエッチングを行うことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態に係る半導体レーザ素子の製造方法について図面を用いて説明する。
従来例と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態における半導体レーザ素子の製造方法を示す断面図であり、(A)は、(第1工程)を示し、(B)は、(第2工程)を示し、(C)は、(第3工程)を示し、(D)は(第4工程)を示す。図2は、本発明の実施形態における変形例を示す断面図である。
【0016】
(第1工程)
図1(A)に示すように、MOCVD法により1回目の成長を行って、n型GaAs基板1の(100)面上にn型Al0.5Ga0.5Asクラッド層2と、活性層3と、第1のp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層4と、p型Al0.7Ga0.3Asエッチング停止層5と、第2のp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層6と、p型GaAsキャップ層7と、を順次積層する。
【0017】
次に、フォトリソグラフィ法を用いて、p型GaAsキャップ層7上にストライプ状の図示しないフォトレジストパタ−ンを形成する。この後、p型GaAsキャップ層7からp型Al0.7Ga0.3Asエッチング停止層5に至るまでドライエッチングを行って、第2のp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層6とp型GaAsキャップ層7とからなるストライプ状に台形状のリッジ部8を形成する。
【0018】
更に、前記図示しないフォトレジストパターンを除去後、MOCVD法により2回目の結晶成長を行って、リッジ部8上及びp型Al0.7Ga0.3Asエッチング停止層5上にn型Al0.7Ga0.3Asを積層する。
こうして、p型Al0.7Ga0.3Asエッチング停止層5上には、リッジ部8の両側面を挟持する一対のn型Al0.7Ga0.3As電流狭窄層91、91が形成される。一方、リッジ部8上には、一対のn型Al0.7Ga0.3As電流狭窄層91、91と同じ組成のn型Al0.7Ga0.3As上積み層92が積層される。この際、n型Al0.7Ga0.3As上積み層92は、三角部10を構成する。
三角部10が形成される理由については従来例で説明したと同じ理由である。
【0019】
更に、n型Al0.7Ga0.3As上積み層92上及び一対のn型Al0.7Ga0.3As電流狭窄層91、91上にn型Al0.7Ga0.3As上積み層92よりも厚さの薄い第1のn型GaAsコンタクト層11Aを積層する。この後、n型AlAsモニター層12、第2のn型GaAsコンタクト層11Bを順次積層する。即ち、第1及び第2のn型GaAsコンタクト層11A、11BでAlAsモニター層12を挟んだ構造にする。
この際、n型AlAsモニター層12は、プラズマ発光色が確認できる時間だけエッチングされていればよいので、その厚さは1000Å程度あれば良い。
【0020】
(第2工程)
この後、図1(B)に示すように、第2のn型GaAsコンタクト層11B上に中央部が開口した図示しないフォトレジストパターンを形成した後、第2のn型GaAsコンタクト層11Bからn型AlAsモニター層12までのドライエッチングを行って、AlAs特有のプラズマ発光色を観測した時点でエッチングを停止して、第2のn型GaAsコンタクト層11B中に開口部Tを形成する。
【0021】
即ち、第2のn型GaAsコンタクト層11Bのドライエッチングでは、GaAs特有のプラズマ発光色が観測されるのに対して、n型AlAsモニター層12のドライエッチングでは、AlAs特有のプラズマ発光色が観測される。これらのプラズマ発光色は異なるため、エッチング終点検出を行うことができる。なお、このGaAsのプラズマ発光色からAlAsのプラズマ発光色に変化した時点から所定時間後にドライエッチングを停止することにより、面内バラツキの少ない均一なエッチング停止を行うことができる。
【0022】
(第3工程)
次に、図1(C)に示すように、前記した図示しないフォトレジストパターンを除去後、フッ酸系エッチング液によりn型Al0.7Ga0.3As上積み層92を選択的にエッチング除去して、リッジ部8のp型GaAsキャップ層7を露出させる。
この際、第1のn型GaAsコンタクト層11A上のn型AlAsモニター層12は、第2のn型GaAsコンタクト層11Bと同じ導電型であるので、エッチング除去されても除去されなくても良い。
図1(C)中、n型AlAsモニター層12が完全にエッチング除去されている状態を示している。
【0023】
(第4工程)
次に、図1(D)に示すように、第2のn型GaAsコンタクト層11B及び開口部T内にp型GaAsコンタクト層13を形成する。即ち、p型GaAsキャップ層7上、n型AlAsモニター層12の側面及び第2のn型GaAsコンタクト層11Bの側面及び上部にp型GaAsコンタクト層13を形成する。
【0024】
この後、従来例と同様にして、p型GaAsコンタクト層13上にp型オーミック電極14を形成し、n型GaAs基板1に前記した積層方向と逆方向にn型オーミック電極15を形成して、半導体レーザ素子を得る。
【0025】
以上のように、本発明の実施形態によれば、一対のn型Al0.7Ga0.3As電流狭窄層91、91上にn型Al0.7Ga0.3As上積み層92を挟持して、このn型Al0.7Ga0.3As上積み層92よりも厚さの薄い第1のn型GaAsコンタクト層11Aを形成した後、n型AlAsモニター層12、第2のn型GaAsコンタクト層11Bを順次積層し、次に、第2のn型GaAsコンタクト層11Bの上からn型GaAsコンタクト層11B表面からドライエッチングを行って、AlAsのプラズマ発光色を観測した時点でドライエッチングを停止して開口部Tを形成するので、n型GaAsコンタクト層11Bを精度良くエッチングすることができる。
このため、レーザ特性の良好な半導体レーザ素子を得ることができる。
【0026】
次に、本発明の実施形態の変形例について図2を用いて説明する。
本発明の実施形態と同一構成には同一符号を付してその説明を省略する。
図2に示す変形例は、本発明の実施形態の(第1工程)において、n型Al0.7Ga0.3As上積み層92及び一対のn型Al0.7Ga0.3As電流狭窄層91、91上にn型Al0.7Ga0.3As上積み層92よりも厚さの厚い第1のn型GaAsコンタクト層11Aを積層した後、n型AlAsモニター層12、第2のn型GaAsコンタクト層11Bを順次積層し、次に(第2工程)と同様にして第1及び第2のn型GaAsコンタクト層11A、11Bに開口部Tを形成する。
【0027】
この際、第2のn型GaAsコンタクト層11BからドライエッチングしてAlAs特有のプラズマ発光を観測した後、ドライエッチングを停止する。そして、第2のn型GaAsコンタクト層11Bのエッチングレートを求める。
この後、このエッチングレートを用いて、第1のn型GaAsコンタクト層11Aを時間管理によるドライエッチングを行って、リッジ部8のp型GaAsキャップ層7表面からn型Al0.7Ga0.3As上積み層92の上端部までの中間位置でエッチングを停止するものであり、それ以外は同様である。
本発明の実施形態の変形例においても同様な効果が得られる。
【0028】
なお、本発明の実施形態では、AlAsモニター層12は、一層の場合で説明したが、複数層を形成しても同様な効果が得られる。
また、AlAsモニター層12の代わりにAlGaAsを用いても良い。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、第1導電型GaAsコンタクト層の形成の際、前記第1導電型GaAsコンタクト層中にあって、第2導電型リッジ部表面から第1導電型AlGaAs上積み層の上端部までの間の中間位置にAlAs或いはAlGaAsからなるモニター層を少なくとも1層形成し、前記第1導電型GaAsコンタクト層に開口部を形成する際、前記モニター層からのプラズマ発光色を観測することによりエッチングを停止するので、第1導電型GaAsコンタクト層を精度良くエッチングすることができる。
このため、レーザ特性の良好な半導体レーザ素子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における半導体レーザ素子の製造方法を示す断面図であり、(A)は、(第1工程)を示し、(B)は、(第2工程)を示し、(C)は、(第3工程)を示し、(D)は(第4工程)を示す。
【図2】本発明の実施形態における変形例を示す断面図である。
【図3】従来の半導体レーザ素子の製造方法を示す断面図であり、(A)は、(第1工程)を示し、(B)は、(第2工程)を示し、(C)は、(第3工程)を示し、(D)は、(第4工程)を示す。
【符号の説明】
1…n型GaAs基板(第1導電型半導体基板)、2…n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層(第1導電型半導体層)、3…活性層、4…第1のp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層(第2導電型クラッド層)、5…p型Al0.7Ga0.3Asエッチング停止層、6…第2のp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層、7…p型GaAsキャップ層、8…リッジ部、91…n型Al0.7Ga0.3As電流狭窄層、92・・・n型Al0.7Ga0.3As上積み層(第1導電型AlGaAs上積み層)、10・・・三角部、11A・・・第1のn型GaAsコンタクト層(第1導電型GaAsコンタクト層)、11B…第2のn型GaAsコンタクト層(第1導電型GaAsコンタクト層)、12・・・n型AlAsモニター層(AlAsモニター層)、13…p型GaAsコンタクト層(第2導電型GaAsコンタクト層)、14…p型オーミック電極、15…n型オーミック電極、T…開口部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of manufacturing an internal confinement type semiconductor laser device having a current confinement layer.
[0002]
[Prior art]
A conventional method for manufacturing a semiconductor laser device will be described with reference to FIG.
3A to 3C are cross-sectional views illustrating a conventional method for manufacturing a semiconductor laser device. FIG. 3A illustrates a (first step), FIG. 3B illustrates a (second step), and FIG. (D) shows (third step) and (D) shows (4th step).
(First step)
As shown in FIG. 3A, a first growth is performed by the MOCVD method, and an n-type Al 0.5 Ga 0.5 As clad layer 2 and an active layer are formed on the (100) plane of the n-type GaAs substrate 1. a layer 3, a first p-type Al 0.5 Ga 0.5 as cladding layer 4, p-type Al 0.7 Ga 0.3 as the etch stop layer 5, the second p-type Al 0.5 Ga A 0.5 As cladding layer 6 and a p-type GaAs cap layer 7 are sequentially stacked.
[0003]
Next, a photoresist pattern (not shown) in the form of a stripe is formed on the p-type GaAs cap layer 7 by photolithography. Thereafter, dry etching is performed from the p-type GaAs cap layer 7 to the p-type Al 0.7 Ga 0.3 As etching stop layer 5 to form a second p-type Al 0.5 Ga 0.5 As clad layer. A trapezoidal ridge portion 8 is formed in a stripe shape composed of a silicon nitride layer 6 and a p-type GaAs cap layer 7.
[0004]
Further, the photoresist after pattern removal, by performing a second crystal growth by MOCVD, n-type Al 0.7 on the ridge portion 8 and the p-type Al 0.7 Ga 0.3 As etch stop layer 5 Ga 0.3 As is laminated.
Thus, on the p-type Al 0.7 Ga 0.3 As etching stop layer 5, a pair of n-type Al 0.7 Ga 0.3 As current constricting layers 91, 91 sandwiching both side surfaces of the ridge portion 8 are provided. It is formed. On the other hand, on the ridge portion 8, n-type Al 0.7 Ga 0.3 As top up layer 92 having the same composition as the pair of n-type Al 0.7 Ga 0.3 As current blocking layer 91 is laminated . At this time, the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As upper layer 92 forms the triangular portion 10.
[0005]
Here, the reason why the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As upper layer 92 formed on the ridge portion 8 becomes the triangular portion 10 will be described.
In the crystal grown on the ridge 8, a (111) B plane appears as a crystal plane formed by being connected to both side surfaces of the ridge 8.
[0006]
Since the epitaxial growth rate of the (111) B plane is much lower than the growth rate of the (100) plane or the like, once the (111) B plane is generated as described above, crystal growth almost stops on this plane, Crystal growth on the ridge portion 8 proceeds only on the (100) plane. Therefore, the crystal growth itself on the ridge 8 almost stops when the side wall composed of the (111) B plane is finally closed. As a result, the cross-sectional shape of the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As upper layer 92 stacked on the ridge portion 8 becomes triangular, and the triangular portion 10 is formed.
[0007]
(2nd process)
Next, as shown in FIG. 3B, the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As upper layer 92 and the pair of n-type Al 0.7 Ga 0.3 As current confinement layers 91, 91 The GaAs contact layer 11 is stacked.
After a photoresist pattern (not shown) having an opening at the center is formed on the n-type GaAs contact layer 11, the n-type GaAs contact layer 11 is stacked on the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As from the surface of the ridge portion 8. An opening T is formed by dry etching up to an intermediate position up to the upper end of 92.
[0008]
(3rd step)
Next, as shown in FIG. 3C, after removing the above-mentioned photoresist pattern (not shown), the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As upper layer 92 is selectively etched away using a hydrofluoric acid-based etchant. Then, the p-type GaAs cap layer 7 of the ridge portion 8 is exposed.
[0009]
(4th process)
Next, as shown in FIG. 3D, a third growth is performed by MOCVD, and a p-type GaAs contact layer 13 is stacked on the n-type GaAs contact layer 11 and the p-type GaAs cap layer 7.
Further, a p-type ohmic electrode 14 is formed on the p-type GaAs contact layer 13, and an n-type ohmic electrode 15 is formed on the n-type GaAs substrate 1 in a direction opposite to the above-mentioned laminating direction, thereby obtaining a semiconductor laser device.
[0010]
[Non-patent document 1]
57th Annual Conference of the Japan Society of Applied Physics / Preprints NO. 3 / p921 / 7a-KH-7
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
However, when forming the opening T in the n-type GaAs contact layer 11, the thickness of the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As overlying layer 92 is usually as thin as about 0.6 μm, and n Etching may not be able to be stopped accurately at an intermediate position up to the upper end portion of the upper layer 92 of the type Al 0.7 Ga 0.3 As, which may deteriorate the laser characteristics.
In other words, when the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As overlayer 92 is not exposed even when the opening T is formed, the (n-type) Al 0.7 Ga 0.3 As overlayer is used in the (third step). Since the 92 cannot be removed, the junction between the p-type GaAs cap layer 7 and the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As overlying layer 92 becomes a reverse junction, so that laser emission due to interruption of current flow cannot be obtained. The problem had arisen.
[0012]
The n-type Al 0.7 Ga 0.3 As upper layer 92 is completely removed, and the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As current confinement layers 91 are further etched. When the portion T is formed, the p-type GaAs cap layer 7 is also removed, and the second p-type Al 0.5 Ga 0.5 As clad layer 6 is exposed. An insulating oxide is formed on the surface of the Al 0.5 Ga 0.5 As clad layer 6. In this state, when the p-type GaAs contact layer 13 is formed in the same manner as in the (fourth step), the second p-type Al 0.5 Ga 0.5 As clad layer 6 and the p-type GaAs contact layer 13 Therefore, there is a problem that laser emission cannot be obtained due to the interruption of the current flow because the bonding is performed via the formed oxide.
[0013]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a method of manufacturing a semiconductor laser device having good etching accuracy and good laser characteristics.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, a first conductive type clad layer, an active layer, and a second conductive type clad layer are sequentially laminated on a first conductive type semiconductor substrate, and then a second conductive type clad layer is formed on the second conductive type clad layer. Forming a ridge portion of a conductivity type, then laminating a first conductivity type AlGaAs on the cladding layer of the second conductivity type and the ridge portion of the second conductivity type, and forming a second layer of AlGaAs on the cladding layer of the second conductivity type; Forming a pair of first conduction type AlGaAs current constriction layers sandwiching the conduction type ridge portion and a first conduction type AlGaAs upper layer on the second conduction type ridge portion, and then forming the pair of first conduction type AlGaAs current layers; A first conductivity type GaAs contact layer is formed on the constriction layer and the first conductivity type AlGaAs layer, and then, from the surface of the second conductivity type ridge portion to the upper end of the first conductivity type AlGaAs layer. To the middle position The first conductivity type GaAs contact layer is dry-etched to form an opening for exposing the first conductivity type AlGaAs upper layer, and then the first conductivity type AlGaAs upper layer is selectively etched and removed to form the second layer. The method of manufacturing a semiconductor laser device, wherein the conductive type ridge portion is exposed and a second conductive type GaAs contact layer is formed on the second conductive type ridge portion and on the first conductive type GaAs contact layer, In forming the GaAs contact layer of the first conductivity type, an intermediate portion between the surface of the ridge portion of the second conductivity type and the upper end of the AlGaAs upper layer of the first conductivity type in the GaAs contact layer of the first conductivity type. At least one monitor layer made of AlAs or AlGaAs is formed at a position, and when the opening is formed, To provide a method of manufacturing a semiconductor laser device characterized by stopping the etching by observing plasma emission color.
According to a second aspect of the present invention, a first conductivity type clad layer, an active layer, and a second conductivity type clad layer are sequentially laminated on a first conductivity type semiconductor substrate, and then a second conductivity type ridge is formed on the second conductivity type clad layer. Forming a first conductive type AlGaAs layer on the second conductive type cladding layer and the second conductive type ridge portion; and forming the second conductive type ridge on the second conductive type cladding layer. Forming a pair of first conductivity type AlGaAs current confinement layers sandwiching the portion and an upper layer of the first conductivity type AlGaAs on the ridge portion of the second conductivity type, and then on the pair of first conductivity type AlGaAs current confinement layers; And forming a first conductivity type GaAs contact layer on the first conductivity type AlGaAs stacked layer, and then to an intermediate position from a surface of the second conductivity type ridge portion to an upper end of the first conductivity type AlGaAs stacked layer. The first conductivity type An opening for exposing the first conductive type AlGaAs layer is formed by dry-etching the aAs contact layer. Next, the second conductive type ridge is formed by selectively etching away the first conductive type AlGaAs layer. The method of manufacturing a semiconductor laser device, comprising: exposing and forming a second conductivity type GaAs contact layer on the second conductivity type ridge portion and the first conductivity type GaAs contact layer, wherein the first conductivity type GaAs is formed. In forming the contact layer, at least one monitor layer made of AlAs or AlGaAs is formed in the first conductivity type GaAs contact layer at a position equal to or higher than the upper end of the first conductivity type AlGaAs upper layer. When forming the opening, the plasma emission color from the monitor layer is observed, and the etching is stopped. A method of manufacturing a semiconductor laser device, comprising: determining an etching rate from the surface of a conductive type GaAs contact layer to the monitor layer; and etching the first conductive type GaAs contact layer based on the etching rate. provide.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a method for manufacturing a semiconductor laser device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
The same components as those of the conventional example are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
1A and 1B are cross-sectional views illustrating a method for manufacturing a semiconductor laser device according to an embodiment of the present invention. FIG. 1A illustrates a (first step), FIG. 1B illustrates a (second step), (C) shows (third step) and (D) shows (fourth step). FIG. 2 is a cross-sectional view showing a modification of the embodiment of the present invention.
[0016]
(First step)
As shown in FIG. 1A, the first growth is performed by the MOCVD method, and the n-type Al 0.5 Ga 0.5 As clad layer 2 and the active layer are formed on the (100) plane of the n-type GaAs substrate 1. a layer 3, a first p-type Al 0.5 Ga 0.5 as cladding layer 4, p-type Al 0.7 Ga 0.3 as the etch stop layer 5, the second p-type Al 0.5 Ga A 0.5 As cladding layer 6 and a p-type GaAs cap layer 7 are sequentially stacked.
[0017]
Next, a photoresist pattern (not shown) in the form of a stripe is formed on the p-type GaAs cap layer 7 by photolithography. Thereafter, dry etching is performed from the p-type GaAs cap layer 7 to the p-type Al 0.7 Ga 0.3 As etching stop layer 5 to form a second p-type Al 0.5 Ga 0.5 As clad layer. A trapezoidal ridge portion 8 is formed in a stripe shape composed of a silicon nitride layer 6 and a p-type GaAs cap layer 7.
[0018]
Further, after removing the photoresist pattern (not shown), a second crystal growth is performed by the MOCVD method, and the n-type Al 0 is formed on the ridge 8 and the p-type Al 0.7 Ga 0.3 As etching stop layer 5. And 0.7 Ga 0.3 As.
Thus, on the p-type Al 0.7 Ga 0.3 As etching stop layer 5, a pair of n-type Al 0.7 Ga 0.3 As current constricting layers 91, 91 sandwiching both side surfaces of the ridge portion 8 are provided. It is formed. On the other hand, on the ridge portion 8, n-type Al 0.7 Ga 0.3 As top up layer 92 having the same composition as the pair of n-type Al 0.7 Ga 0.3 As current blocking layer 91 is laminated . At this time, the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As upper layer 92 forms the triangular portion 10.
The reason why the triangular portion 10 is formed is the same as that described in the conventional example.
[0019]
Furthermore, n-type Al 0.7 Ga 0.3 As top up layer 92 and on a pair of n-type Al 0.7 Ga 0.3 n-type on the As current confinement layer 91, 91 Al 0.7 Ga 0.3 As A first n-type GaAs contact layer 11A having a thickness smaller than that of the upper layer 92 is stacked. Thereafter, an n-type AlAs monitor layer 12 and a second n-type GaAs contact layer 11B are sequentially laminated. That is, the structure is such that the AlAs monitor layer 12 is sandwiched between the first and second n-type GaAs contact layers 11A and 11B.
At this time, the n-type AlAs monitor layer 12 only needs to be etched for a time during which the plasma emission color can be confirmed.
[0020]
(2nd process)
Thereafter, as shown in FIG. 1B, a photoresist pattern (not shown) having an opening at the center is formed on the second n-type GaAs contact layer 11B. Dry etching is performed up to the type AlAs monitor layer 12, and the etching is stopped when a plasma emission color peculiar to AlAs is observed, and an opening T is formed in the second n-type GaAs contact layer 11B.
[0021]
That is, in the dry etching of the second n-type GaAs contact layer 11B, a plasma emission color peculiar to GaAs is observed, whereas in the dry etching of the n-type AlAs monitor layer 12, a plasma emission color peculiar to AlAs is observed. Is done. Since these plasma emission colors are different, it is possible to detect the etching end point. By stopping the dry etching after a predetermined time from the point when the plasma emission color of GaAs changes to the plasma emission color of AlAs, uniform etching stop with less in-plane variation can be performed.
[0022]
(3rd step)
Next, as shown in FIG. 1C, after removing the above-described photoresist pattern (not shown), the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As upper layer 92 is selectively etched away using a hydrofluoric acid-based etchant. Then, the p-type GaAs cap layer 7 of the ridge portion 8 is exposed.
At this time, since the n-type AlAs monitor layer 12 on the first n-type GaAs contact layer 11A has the same conductivity type as the second n-type GaAs contact layer 11B, it may or may not be removed by etching. .
FIG. 1C shows a state in which the n-type AlAs monitor layer 12 is completely removed by etching.
[0023]
(4th process)
Next, as shown in FIG. 1D, a p-type GaAs contact layer 13 is formed in the second n-type GaAs contact layer 11B and the opening T. That is, the p-type GaAs contact layer 13 is formed on the p-type GaAs cap layer 7, on the side surface of the n-type AlAs monitor layer 12, and on the side surface and upper portion of the second n-type GaAs contact layer 11B.
[0024]
Thereafter, as in the conventional example, a p-type ohmic electrode 14 is formed on the p-type GaAs contact layer 13 and an n-type ohmic electrode 15 is formed on the n-type GaAs substrate 1 in a direction opposite to the lamination direction. To obtain a semiconductor laser device.
[0025]
As described above, according to the embodiment of the present invention, the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As top up layer 92 on a pair of n-type Al 0.7 Ga 0.3 As current blocking layer 91 and 91 sandwiching, after forming a thin first n-type GaAs contact layer 11A having thickness than the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As top up layer 92, n-type AlAs monitoring layer 12, a second n -Type GaAs contact layers 11B are sequentially laminated, and then dry-etched from the surface of the n-type GaAs contact layer 11B from above the second n-type GaAs contact layer 11B, and dry when the plasma emission color of AlAs is observed. Since the etching is stopped to form the opening T, the n-type GaAs contact layer 11B can be accurately etched.
Therefore, a semiconductor laser device having good laser characteristics can be obtained.
[0026]
Next, a modified example of the embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
The same components as those of the embodiment of the present invention are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
The modification shown in FIG. 2 is different from the (first step) of the embodiment of the present invention in that the n-type Al 0.7 Ga 0.3 As upper layer 92 and a pair of n-type Al 0.7 Ga 0.3 As after stacking a thick first n-type GaAs contact layer 11A having thickness than n-type Al 0.7 Ga 0.3 As top up layer 92 on the blocking layer 91, 91, n-type AlAs monitoring layer 12, the second The n-type GaAs contact layers 11B are sequentially laminated, and then openings T are formed in the first and second n-type GaAs contact layers 11A and 11B in the same manner as in the (second step).
[0027]
At this time, after dry etching is performed from the second n-type GaAs contact layer 11B and plasma emission specific to AlAs is observed, the dry etching is stopped. Then, the etching rate of the second n-type GaAs contact layer 11B is determined.
Thereafter, using this etching rate, the first n-type GaAs contact layer 11A is dry-etched by time management so that the n-type Al 0.7 Ga 0. 3 is intended to stop the etching at an intermediate position to the upper end portion of as top up layer 92, but is otherwise similar.
Similar effects can be obtained in the modification of the embodiment of the present invention.
[0028]
In the embodiment of the present invention, the case where the AlAs monitor layer 12 has a single layer has been described, but a similar effect can be obtained by forming a plurality of layers.
Further, AlGaAs may be used instead of the AlAs monitor layer 12.
[0029]
【The invention's effect】
According to the present invention, when forming the first conductivity type GaAs contact layer, the first conductivity type GaAs contact layer is provided in the first conductivity type GaAs contact layer from the surface of the second conductivity type ridge portion to the upper end portion of the first conductivity type AlGaAs upper layer. At least one monitor layer made of AlAs or AlGaAs is formed at an intermediate position between the layers, and when forming an opening in the first conductivity type GaAs contact layer, etching is performed by observing the color of plasma emitted from the monitor layer. Is stopped, the first conductivity type GaAs contact layer can be etched accurately.
Therefore, a semiconductor laser device having good laser characteristics can be obtained.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are cross-sectional views illustrating a method for manufacturing a semiconductor laser device according to an embodiment of the present invention, wherein FIG. 1A illustrates a (first step), FIG. 1B illustrates a (second step), (C) shows (third step) and (D) shows (fourth step).
FIG. 2 is a sectional view showing a modification of the embodiment of the present invention.
3A and 3B are cross-sectional views illustrating a conventional method for manufacturing a semiconductor laser device, wherein FIG. 3A illustrates a (first step), FIG. 3B illustrates a (second step), and FIG. (D) shows (third step) and (D) shows (4th step).
[Explanation of symbols]
1 ... n-type GaAs substrate (first conductivity type semiconductor substrate), 2 ... n-type Al 0.5 Ga 0.5 As cladding layer (the first conductivity type semiconductor layer), 3 ... active layer, 4 ... first p Type Al 0.5 Ga 0.5 As clad layer (second conductive type clad layer), 5... P-type Al 0.7 Ga 0.3 As etching stop layer, 6... Second p-type Al 0.5 Ga 0.5 As clad layer, 7 p-type GaAs cap layer, 8 ridge, 91 n-type Al 0.7 Ga 0.3 As current confinement layer, 92 n-type Al 0.7 Ga 0. 3 As upper layer (first conductive type AlGaAs upper layer), 10... Triangular part, 11A... First n-type GaAs contact layer (first conductive type GaAs contact layer), 11B. GaAs contact layer (first conductivity type GaAs contact layer), 12... N AlAs monitoring layer (AlAs monitoring layer), 13 ... p-type GaAs contact layer (second conductivity type GaAs contact layer), 14 ... p-type ohmic electrode, 15 ... n-type ohmic electrode, T ... opening