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JP2004344972A - 可搬式サポートベンダー - Google Patents

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JP2004344972A
JP2004344972A JP2003181851A JP2003181851A JP2004344972A JP 2004344972 A JP2004344972 A JP 2004344972A JP 2003181851 A JP2003181851 A JP 2003181851A JP 2003181851 A JP2003181851 A JP 2003181851A JP 2004344972 A JP2004344972 A JP 2004344972A
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yagen
fixed
bevel
lower bevel
bender
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JP2003181851A
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Yutaka Kimura
豊 木村
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

【課題】一人の力でも軽く移動できるサポートベンダーを提供する。
【解決手段】前後の柱12を連結梁15で上下摺動可能に固着し、更に連結梁に上ヤゲン固定梁14を固着しこの下面に上ヤゲン1を左又は右に引き抜け得る水平の型でボルト締めしこの真下に下ヤゲン3を置き、下ヤゲン台4にL字ボルト5を以って締め付け固定した。鉄板等の加工には油圧ジャッキ9の頭を下ヤゲンに固着し、オイルポンプ10を作動させると下ヤゲンの上に置かれた鉄板は所定の角度に曲げ加工され、終わればスイッチ8を踏むとスプリング13の力で4本柱と共に上ヤゲン固定梁も元に戻り、加工した鉄板を取り出せることを特徴とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、サポートベンダーに係るものであり、特に現場に持参しての加工を可能にした、小型・軽量のサポートベンダーに関するものでる。
【0002】
【従来の技術】
現在有る製品は量産用で大型精密ベンダーか、加工幅300m/m位でも同じ生産ラインに乗った床に据付けの量産機で、他の小型機は卓上型、又は鋳物製の昔からある床置き型のベンダー、シャーリング機等足踏タイプで移動に適したベンダーは存在が無い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば世界に何万と有る船舶に修理用として存在する工作機械は聞いた事が無い、自衛隊が災害復旧用として出動する時、曲った鉄材、板材等正しく直す工作機械が欲しいとも聞く、学校等でロボット、ソーラーカー等試作、研究用に大型機でなく、学友と隣合せの机の間に部品を試作して見る小型ベンダーが有れば、とて当社の旧型の小型ベンダーが買われました。
【0004】
【課題を解決するための手段】
一番の問題は、サポートベンダーが一人の力でも軽く移動できる事、この事は、特許請求の範囲の請求項1と2に書きました、第2に移動した先で修理できる能力ですがこの点は請求項3に書きました。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明のサポートベンダーは、旧型の7トンハンドベンダーから発達したものであり旧型機は、義手、義足、車椅子等の製作会社、自動車等の部品製造用に、石油ストーブの外郭部等の試作に、トラックの幌の製造用、電子部品シャーシー等の試作、ビル用サッシ建材の組立て部品道路ガードレール等の部品会社、病院用ベッド医療用器具収容棚、省力化装置、電子応用制御装置、建築金物ステンレス加工会社、自動車部品試作試作研究所、小学校の児童教育用、舞台装置製造会社、自動車修理工場、ロボット試作の大学校、ソーラーカー試作の大学、携帯電話製造会社等実に多彩な各層の会社に買われ、未だまだ多くの会社に期待されて新製品の出現が待たれています。
【0006】
図1に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。図1は全体の斜視図で斜線の引かれた部分は材料加工時に稼動する部分であり、斜線の無い部分は不動部分を示す。本体(2)と4本柱(12)は上下に摺動可能に取付けられ、油圧ジャッキ(9)は油圧ポンプ(10)の油圧でこの軸部が押上げるところを下梁(11)に取付けられた為逆に胴部が押し下げられ(図8)、4本柱(12)を経て連結梁(15)上ヤゲン固定梁に(取付けネジ)20を以って締付けられた上ヤゲン(1)を動かす、被加工物の鉄板(21)は寸法をストッパー(7)により確認され、載台(6)の中央に置かれた下ヤゲン(3)は下ヤゲン台(4)にL字ボルト(5)により締付け固定されて(図4)(図5)の順に加工される、この機はキャスター(17)の動きで移動が楽に出来る。
【0007】
図3は、被加工物(21)の鉄板が太いパイプ等の場合は開口部を最高に上げると(図3)の様に開口部が広がり(図6)の様な太いパイプ(図7)の様な細いパイプ更には(図10)の様な鉄箱まで造れるしヤゲンの作り方で(図9)の様な曲り鉄棒の直線直しや(図11)の様なR曲げ加工も出来る。
【0008】
【発明の効果】
この可搬式サポートベンダーは、現在市販されている小型ベンダーに依る生産機能の他に上ヤゲン(1)と下ヤゲン(3)との間隙が簡単に調整できる為(図3)、曲った鉄棒やフラットバー等厚い鉄材や鉄板を真っ直ぐに直すとか、大口径の丸パイプ、角パイプ、C型チャンネル等も作れるので、これ等パイプの内径にぴったり合わせたパイプを造って継ぎ足せば、継ぎ目の目立たない長尺パイプとして美観上も継ぎ目だらけの街の手摺と一味違った風情が出来、需要筋も山中の或いは過疎地の土産物工場で製造機械の修理に必要とされ、先に記載の船舶等は世界各国数量も多く、事故等も少なくない筈なので貢献の度も大なりと期待されます。
海外に於いても可搬式サポートベンダー等聞いた事も無いのでこの啓蒙の仕方に依っては、更なるニーズの発見にも繋がり国家の要請である「日本発世界商品」の要望にも答え得るものと信じます。
【0009】
この発明の最大の効果は重量の軽減であり、このことに依り様々な利点が生まれ、船舶の修理に修理の現場まで持っていける。また、大学等で学友と共同で、小企業は道路で使って終われば軒先へ収納、山上の神社への坂道の手摺の曲げと、パイプの継ぎのパイプとが造れるので国内の風景すら優美に替えられる等の事からこのサポートベンダーの今後の発達は世界をも良い方向へ導き得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサポートベンダーの全体像(斜線は可動部)。
【図2】サポートベンダーの上から見た平面図である。
【図3】サポートベンダーの開口部を上限まで拡大した姿である。
【図4】曲げるべき鉄板を下ヤゲンに載せた姿である。
【図5】上ヤゲンに加圧が及び載せた鉄板が角度曲げされた姿である。
【図6】3の開口部を上限まで拡大して100m/mのパイプを作る図である。
【図7】細目のパイプを造る順序を示図である。
【図8】ジャッキの上部が固定の為加圧すると4本柱を経て上ヤゲンも下がる図である。
【図9】太くて曲った鉄棒やパイプ等も真っ直ぐに直すことを示す図である。
【図10】フリーサイズヤゲンを使って鉄箱を造ることを示す図である。
【図11】逆Vヤゲンで角Rに加工の時丸棒や角棒にR面を作り加圧することを示す図である。
【符号の説明】
1 上ヤゲン
2 ガイド本体
3 下ヤゲン
4 下ヤゲン台
5 L字ボルト
6 載置台
7 ストッパー
8 足踏スイッチ
9 油圧ジャッキ
10 油圧ポンプ
11 下梁
12 4本柱
13 スプリング
14 上ヤゲン梁
15 連結梁
16 締付ネジ
17 キャスター
18 底面板
19 ジャッキ受台
20 上ヤゲン取付ネジ
21 被加工物

Claims (3)

  1. 図1に於いて、先ずサポートベンダーの側板を4本の柱(12)を以って此れに代え、前後の柱(12)を連結梁(15)で上下摺動可能に固着し、更に左右の連結梁(15)に上ヤゲン固定梁(14)を固着し、この下面に上ヤゲン(1)を左又は右に引き抜け得る水平の型でボルト締めしこの真下に下ヤゲン(3)を置き、下ヤゲン台(4)にL字ボルト(5)を以って締付固定せしめたものであり、
    鉄板等の加工には油圧ジャッキ(9)の頭を下ヤゲン台(4)に固着し、オイルポンプ(10)を作動させると下ヤゲン(3)の上に置かれた鉄板(図4)は所定の角度に曲げ加工(図5)され、終わればスイッチ(8)の左側を踏むとスプリング(13)の力で4本柱(12)と共に上ヤゲン固定梁(14)も元に戻り、加工した鉄板を取出せる可搬式サポートベンダー。
  2. 請求項1の機体が4本柱構造で軽くなったことにより、機体の床下にキャスター(17)を取付け、稼動が自由に軽くなった構造を持つ可搬式サポートベンダー。
  3. 請求項1の機体が4本柱構造は、加工品の大きさにより、加工の間隙を拡大できる構造で、連結梁(15)の締付けネジ(16)を緩めて左右の連結梁(15)を4本柱(12)の上端まで引上げて(図3)締付ネジ(16)で固定すれば更に大きな空隙となり(図3)、小型の割に大小様々な加工が出来ることを特長とする可搬式サポートベンダー。
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