JP2004225600A - Variable valve system for internal combustion engine - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の可変動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の内燃機関の可変動弁装置として、作動位置に応じて吸気弁あるいは排気弁の作動特性(開閉時期)を変化させる部材(ベーン)と、該部材により仕切られて該部材の両側に設けられ圧力差により該部材を駆動する第1及び第2油圧室(内部圧力により該部材を遅角方向及び進角方向にそれぞれ駆動する遅角室及び進角室)と、これら第1及び第2油圧室(遅角室及び進角室)と油圧供給通路及びドレン通路との接続状態を制御する流路切換弁とを備えて、吸気弁あるいは排気弁の作動特性(開閉時期)を可変制御するものがある(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2000−345870号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、吸気弁あるいは排気弁の作動特性(開閉時期)の変更が不要で、基準状態(最遅角位置)に保持する場合、流路切換弁を非通電状態(デューティ0%)とすることで、第1油圧室(遅角室)に油圧を供給し、第2油圧室(進角室)から油圧をドレンさせている。
【0005】
このとき、第1油圧室(遅角室)と第2油圧室(進角室)との間の圧力差が最大となるため、第1油圧室(遅角室)に供給された油は、ハウジング・ベーン間のクリアランス等を経て第2油圧室(進角室)側に洩れ、流路切換弁により開放されているドレン通路により、シリンダヘッド内部へドレンされる。そして、このときは、洩れた油を拘束するものが無いため、洩れ量が極めて大きくなり、エンジン高回転時には更に大きなものとなる。
【0006】
従って、かかる油洩れにより、更に余計に油を供給しなければならず、オイルポンプの大型化を招いたり、他の摺動部への給油量不足を招くという問題点があった。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明では、所定の条件にて、吸気弁あるいは排気弁の作動特性の変化が機関の燃焼状態に影響を及ぼさない程度に、ドレン通路の通路面積を縮小させるようにする。
【0009】
【発明の効果】
本発明によれば、第1油圧室から第2油圧室へ油が洩れたとしても、洩れた油がそのままドレンされないので、油の余計な供給という余計な仕事をせずに済み、潤滑性能の向上、ポンプ容量の低減を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す内燃機関(エンジン)の可変動弁装置のシステム図、図2は作動状態別の要部の断面図である。
【0011】
この可変動弁装置は、カム軸駆動用スプロケット1とカム軸2との間で位相を変化させることにより、吸気弁の開閉時期を変化させるものである。このため、ハウジング3と、このハウジング3内で相対的に回動可能な3〜4枚羽根のベーン4とを備え、ハウジング3の端面にカム軸駆動用スプロケット1がボルト5により取付けられ、ベーン4の端面にカム軸2の端部が連結ピン6により連結されている。
【0012】
従って、ハウジング3に対するベーン4の相対的な回動位置により、カム軸駆動用スプロケット1(クランク軸)に対するカム軸2の位相を変化させることができ、これにより吸気弁の開閉時期を変化させることができる。図2(A)の状態を基準状態として、吸気弁開閉時期(開時期及び閉時期)の最遅角位置とすると、図2(B)の状態は変更量最大状態で、吸気弁開閉時期が最進角位置に変更される。
【0013】
ここで、ハウジング3におけるベーン4の各羽根の移動空間には、各羽根を挟んで、ベーン4に対し吸気弁開閉時期を基準状態(最遅角位置)に戻す方向に油圧を作用させる第1油圧室(以下遅角室という)7と、ベーン4に対し吸気弁開閉時期を進角側に変更する方向に油圧を作用させる第2油圧室(以下進角室という)8が設けられている。
【0014】
遅角室7には、油通路9が接続され、この油通路9は、ベーン4の円筒部、その内部に相対回転可能に配置される支持体11などを経て、流路切換弁12の1つのポート(遅角室ポート)aに接続されている。
【0015】
進角室8には、油通路10が接続され、この油通路10は、ベーン4の円筒部、その内部に相対回転可能に配置される支持体11などを経て、流路切換弁12の1つのポート(進角室ポート)bに接続されている。
【0016】
図3は作動状態別の流路切換弁12の断面図であり、(A)は基準状態(最遅角位置)に制御する非通電状態(デューティ0%)の時、(B)は変更量最大状態(最進角位置)に制御する最大通電状態(デューティ100%)の時である。
【0017】
流路切換弁12は、その弁ハウジング13に、遅角室7(遅角室側油通路9)と連通する遅角室ポートa、進角室8(進角室側油通路10)と連通する進角室ポートbの他、油圧供給通路(オイルポンプ吐出側)と連なる油圧ポートcと、ドレン通路と連なる2つのドレンポートd、eとを備えており、軸方向に、ドレンポートd、遅角室ポートa、油圧ポートc、進角室ポートb、ドレンポートeの順で配置されている。
【0018】
そして、ハウジング13内のスプール弁軸14には、3つの弁体v1〜v3が形成され、これらにより各ポートa〜eの開閉を行う。
そして、スプール弁軸14は、リターンスプリング15により付勢される一方、その付勢力に抗して、ソレノイド16により軸方向に駆動されるようになっており、ソレノイド16への通電をデューティ制御することにより、スプール弁軸14の軸方向位置を制御可能である。
【0019】
ここで、ソレノイドを非通電状態(デューティ0%)とすることにより、図3(A)に示すように、リターンスプリング15によりスプール弁軸14が図で最右方へ移動して、油圧ポートcと遅角室ポートaとを連通させると共に、進角室ポートbとドレンポートeとを連通させる。これにより、図2(A)に示すように、遅角室7に油圧を供給し、進角室8から油圧をドレンさせるので、吸気弁開閉時期は基準状態(最遅角位置)となる。
【0020】
これに対し、ソレノイド16へのデューティを増大させて、デューティを最大(例えば100%)とすることにより、図3(B)に示すように、ソレノイド16の電磁力によりスプール弁軸14が図で最左方へ移動して、油圧ポートcと進角室ポートbとを連通させると共に、遅角室ポートaとドレンポートdとを連通させる。これにより、図2(B)に示すように、進角室8に油圧を供給し、遅角室7から油圧をドレンさせるので、吸気弁開閉時期は変更量最大状態(最進角位置)となる。
【0021】
従って、エンジン運転状態より要求される吸気弁開閉時期の変更角(進角値)に応じて、デューティを可変制御することで、吸気弁開閉時期を任意に制御可能となる。
【0022】
ところで、このような可変動弁装置において、エンジン回転数が高い領域では、吸気弁開閉時期の進角側への変更は不要なため、流路切換弁12を図3(A)の非通電状態にして、図2(A)のごとく遅角室7に油圧を供給し、進角室8から油圧をドレンさせている。
【0023】
このとき、遅角室7と進角室8との間の圧力差が最大となるため、遅角室7に供給された油は、ハウジング3・ベーン4間のクリアランス等を経て進角室8側に洩れ、流路切換弁12により開放されているドレンポートeにより、シリンダヘッド内部へドレンされる。
【0024】
従って、かかる油洩れにより、更に余計に油を供給しなければならず、オイルポンプの大型化を招いたり、他の摺動部への給油量不足を招いてしまう。
そこで、本発明では、所定の条件(所定の高回転時)にて、吸気弁の作動特性(開閉時期)の変化が機関の燃焼状態に影響を及ぼさない程度に、ドレン通路(ドレンポートe)の通路面積を縮小させるようにして、油洩れを低減する。
【0025】
具体的には、所定の条件(所定の高回転時)にて、エンジンの燃焼状態を変化させる最小の進角値(例えば4°)よりも小さい進角値(例えば1°)となるように、流路切換弁12をデューティ制御して進角させる。
【0026】
図4は、進角値を1°に設定して、極低デューティで流路切換弁12を駆動した状態を示している。この状態では、流路切換弁12のスプール弁軸14が図3(A)の状態に対しやや左方に移動して安定し、油圧ポートcと遅角室ポートaとが連通し、進角室ポートbとドレンポートeとが連通するが、図3(A)の状態に対し、油圧ポートc及びドレンポートeの通路面積が縮小する。
【0027】
このため、遅角室7に油圧が供給され、遅角室7から進角室8へ油が洩れたとしても、進角室8からの洩れた油はドレンポートeの通路面積が縮小されているので、そのままドレンされず、結果的に進角室8の油圧が上昇することで、遅角室7との圧力差が少なくなり、遅角室7から進角室8への油洩れが減少する。よって、油の余計な供給という余計な仕事をせずに済み、潤滑性能の向上、ポンプ容量の低減を図ることができる。
【0028】
図5は、進角値=0°と進角値=1°とで、エンジン回転数に対するオイルギャラリー圧力を計測した結果であり、進角値=1°の方がオイルドレン量を低減できる分、オイルギャラリー圧力を10%程度上昇させて、潤滑性能を向上できることを示している。
【0029】
図6は、このような制御を行う場合に、図1中のコントロールユニット17にて実行するフローチャートである。
S1では、クランク角センサにより検出されるエンジン回転数Ne、エアフローメータにより検出される吸入空気量Qa、水温センサにより検出される水温Tw、更にアイドルスイッチ信号などを読込む。
【0030】
S2では、次式のごとく、吸入空気量Qaとエンジン回転数Neとから、エンジン負荷を表すパラメータとして用いる基本燃料噴射量Tpを算出する。
Tp=K・Qa/Ne 但し、Kは定数。
【0031】
S3では、アイドルスイッチ信号に基づいてアイドル状態(アイドルスイッチON)か否かを判定する。また、S4では、水温Twが所定値Tw1(例えば15℃)未満か否かを判定する。これらの判定の結果、アイドル状態の場合、又は低水温の場合は、S5へ進む。
【0032】
S5では、要求進角値=0°とし、流路切換弁12を非通電状態として、吸気弁開閉時期を基準状態(最遅角位置)に保持する。尚、このときは、低回転(アイドル)又は低水温であるため、油洩れは問題とならない。
【0033】
アイドル状態ではなく、かつ水温Twが所定値Tw1(例えば15℃)以上の場合は、S6へ進む。
S6では、エンジン回転数Neが所定値Ne8(例えば5600rpm)以上か否かを判定し、NOの場合はS7へ、YESの場合はS8へ進む。
【0034】
S7では、エンジン回転数Ne及び基本燃料噴射量Tpをエンジン運転状態のパラメータとして、マップを参照し、要求進角値を設定する。
一方、S8では、エンジン回転数Neが所定値Ne8(例えば5600rpm)以上の場合であり、本来の要求進角値は0°であるが、ここでは、エンジンの燃焼状態を変化させる最小の進角値(例えば4°)よりも小さい進角値として、要求進角値を1°に設定する。
【0035】
S7又はS8の後は、S9へ進む。
S9では、図1中のカム角センサ18により、実進角値を検出する。
そして、S10では、要求進角値と実進角値とを比較して、フィードバック制御により、流路切換弁12へのデューティを設定し、出力する。
【0036】
図7は要求進角値のマップデータを例示している。ここで注目すべきは、エンジン回転数Ne8(例えば5600rpm)以上の高回転領域で、要求進角値を1°に設定している点である。尚、図7中のA12〜A68には、エンジンの燃焼状態を変化させる最小の進角値(例えば4°)以上の進角値がセットされている。
【0037】
本実施形態によれば、所定の高回転時にて、流路切換弁12により、遅角室7と油圧供給通路(油圧ポートc)とを接続し、進角室8とドレン通路(ドレンポートe)とを接続すると共に、エンジンの燃焼状態を変化させる最小の進角値よりも小さい進角値(例えば1°)となるように、流路切換弁12をデューティ制御して進角させることにより、ドレン通路(ドレンポートe)の通路面積を縮小させるので、特別な制御ロジックを追加することなく、オイルドレン量を低減でき、油圧確保が可能となる。
【0038】
また、高回転時のように潤滑条件が厳しいときにオイルドレン量を低減して、潤滑性能を確保し、耐焼き付き性を向上できる一方、潤滑条件が厳しくないときは、オイルポンプの仕事量を減らして、出力の向上を図ることができる。
【0039】
次に本発明の他の実施形態について図8により説明する。
本実施形態では、ドレン通路(ドレンポートe)にこれを閉止可能な閉止弁20を設けている。この閉止弁20は、通常は開弁させ、前述の実施形態で進角値=1°とする代わりに、閉弁させる。
【0040】
すなわち、所定の条件(所定の高回転時)にて、流路切換弁12により、遅角室7と油圧供給通路(油圧ポートc)とを接続し、進角室8とドレン通路(ドレンポートe)とを接続する時に、閉止弁20により、ドレン通路(ドレンポートe)を閉止することにより、ドレン通路(ドレンポートe)の通路面積を縮小させる。
【0041】
このような閉止弁20の追加は、コストアップにはなるが、より確実に、オイルドレン量を0とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す可変動弁装置のシステム図
【図2】図1の作動状態別の要部の断面図
【図3】作動状態別の流路切換弁の断面図
【図4】進角値=1°時の流路切換弁の断面図
【図5】オイルギャラリー圧力上昇効果を示す図
【図6】制御フローチャート
【図7】要求進角値のマップデータを示す図
【図8】他の実施形態を示す図
【符号の説明】
1 カム軸駆動用スプロケット
2 カム軸
3 ハウジング
4 ベーン
7 遅角室(第1油圧室)
8 進角室(第2油圧室)
9 遅角室側油通路
10 進角室側油通路
12 流路切換弁
14 スプール弁軸
16 ソレノイド
17 コントロールユニット
18 カム角センサ
20 ドレン通路閉止弁[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a variable valve operating device for an internal combustion engine.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art As a conventional variable valve operating device for an internal combustion engine, a member (vane) for changing the operating characteristics (opening / closing timing) of an intake valve or an exhaust valve in accordance with an operating position, and provided on both sides of the member separated by the member. First and second hydraulic chambers for driving the member by a pressure difference (a retard chamber and an advance chamber for driving the member in a retard direction and an advance direction, respectively, by an internal pressure); and the first and second hydraulic pressures A valve (a retarding chamber and an advancing chamber) and a flow path switching valve for controlling a connection state between a hydraulic supply passage and a drain passage, and variably control an operation characteristic (opening / closing timing) of an intake valve or an exhaust valve. (See Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-345870
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when it is not necessary to change the operation characteristics (opening / closing timing) of the intake valve or the exhaust valve and keep the reference state (the most retarded position), the flow path switching valve is set to the non-energized state (
[0005]
At this time, since the pressure difference between the first hydraulic chamber (retard chamber) and the second hydraulic chamber (advance chamber) is maximized, the oil supplied to the first hydraulic chamber (retard chamber) The fluid leaks toward the second hydraulic chamber (advanced chamber) through the clearance between the housing and the vane, and is drained into the cylinder head through the drain passage opened by the flow path switching valve. At this time, since there is nothing to restrain the leaked oil, the amount of leakage becomes extremely large, and becomes larger at high engine speed.
[0006]
Therefore, due to the oil leakage, there is a problem that an extra oil needs to be supplied, resulting in an increase in the size of the oil pump and an insufficient amount of oil supply to other sliding portions.
[0007]
An object of the present invention is to solve such a problem.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
For this reason, in the present invention, under predetermined conditions, the passage area of the drain passage is reduced to such an extent that a change in the operating characteristics of the intake valve or the exhaust valve does not affect the combustion state of the engine.
[0009]
【The invention's effect】
According to the present invention, even if oil leaks from the first hydraulic chamber to the second hydraulic chamber, the leaked oil is not drained as it is. It is possible to improve the pump capacity and reduce the pump capacity.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a system diagram of a variable valve device of an internal combustion engine (engine) showing one embodiment of the present invention, and FIG.
[0011]
This variable valve device changes the phase between the
[0012]
Accordingly, the phase of the
[0013]
Here, in the moving space of each blade of the
[0014]
An oil passage 9 is connected to the
[0015]
An
[0016]
FIGS. 3A and 3B are cross-sectional views of the flow
[0017]
The flow
[0018]
The
The
[0019]
Here, when the solenoid is de-energized (
[0020]
On the other hand, by increasing the duty to the
[0021]
Therefore, the intake valve opening / closing timing can be arbitrarily controlled by variably controlling the duty according to the change angle (advance angle value) of the intake valve opening / closing timing required from the engine operating state.
[0022]
By the way, in such a variable valve operating device, in the region where the engine speed is high, it is not necessary to change the intake valve opening / closing timing to the advance side, so that the flow
[0023]
At this time, since the pressure difference between the
[0024]
Therefore, due to such oil leakage, it is necessary to supply extra oil, which results in an increase in the size of the oil pump and an insufficient amount of oil supply to other sliding parts.
Therefore, in the present invention, under a predetermined condition (at a predetermined high rotation speed), the drain passage (drain port e) is set to such an extent that a change in the operating characteristic (opening / closing timing) of the intake valve does not affect the combustion state of the engine. The oil passage is reduced by reducing the passage area.
[0025]
Specifically, under a predetermined condition (at a predetermined high rotation speed), an advance value (for example, 1 °) smaller than a minimum advance value (for example, 4 °) that changes the combustion state of the engine is set. The duty of the flow
[0026]
FIG. 4 shows a state in which the advance value is set to 1 ° and the flow
[0027]
For this reason, even if oil is supplied to the
[0028]
FIG. 5 shows the result of measuring the oil gallery pressure with respect to the engine speed when the lead angle value is 0 ° and the lead angle value is 1 °. The lead angle value of 1 ° can reduce the oil drain amount. It shows that the lubrication performance can be improved by increasing the oil gallery pressure by about 10%.
[0029]
FIG. 6 is a flowchart executed by the
In S1, the engine speed Ne detected by the crank angle sensor, the intake air amount Qa detected by the air flow meter, the water temperature Tw detected by the water temperature sensor, and an idle switch signal are read.
[0030]
In S2, the basic fuel injection amount Tp used as a parameter representing the engine load is calculated from the intake air amount Qa and the engine speed Ne as in the following equation.
Tp = K · Qa / Ne where K is a constant.
[0031]
In S3, it is determined whether or not the vehicle is in an idle state (idle switch ON) based on the idle switch signal. In S4, it is determined whether the water temperature Tw is lower than a predetermined value Tw1 (for example, 15 ° C.). If the result of these determinations is that the engine is in the idle state or the water temperature is low, the process proceeds to S5.
[0032]
In S5, the required advance value = 0 °, the
[0033]
If it is not in the idle state and the water temperature Tw is equal to or higher than the predetermined value Tw1 (for example, 15 ° C.), the process proceeds to S6.
In S6, it is determined whether or not the engine speed Ne is equal to or more than a predetermined value Ne8 (for example, 5600 rpm). If NO, the process proceeds to S7, and if YES, the process proceeds to S8.
[0034]
In S7, a required advance value is set with reference to a map, using the engine speed Ne and the basic fuel injection amount Tp as parameters of the engine operating state.
On the other hand, S8 is a case where the engine speed Ne is equal to or more than a predetermined value Ne8 (for example, 5600 rpm), and the original required advance value is 0 °, but here, the minimum advance angle that changes the combustion state of the engine is used. The required advance value is set to 1 ° as an advance value smaller than the value (for example, 4 °).
[0035]
After S7 or S8, the process proceeds to S9.
In S9, the
In S10, the required advance value and the actual advance value are compared, and the duty to the flow
[0036]
FIG. 7 illustrates map data of the required advance value. It should be noted here that the required advance value is set to 1 ° in a high rotation region where the engine rotation speed is Ne8 (for example, 5600 rpm) or higher. Note that A12 to A68 in FIG. 7 are set to advance values equal to or greater than the minimum advance value (for example, 4 °) that changes the combustion state of the engine.
[0037]
According to this embodiment, at the time of a predetermined high rotation, the retarding
[0038]
Also, when the lubrication conditions are severe such as at high revolutions, the amount of oil drain can be reduced to ensure lubrication performance and improve seizure resistance.On the other hand, when the lubrication conditions are not severe, the work volume of the oil pump can be reduced. The output can be reduced and the output can be improved.
[0039]
Next, another embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
In the present embodiment, a closing
[0040]
That is, under a predetermined condition (at a predetermined high rotation speed), the retarding
[0041]
Although the addition of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system diagram of a variable valve operating device showing an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view of a main part according to an operating state in FIG. 1. FIG. FIG. 4 is a cross-sectional view of the flow path switching valve when the advance value is 1 °. FIG. 5 is a diagram showing an effect of increasing the oil gallery pressure. FIG. 6 is a control flowchart. FIG. FIG. 8 is a diagram showing another embodiment.
DESCRIPTION OF
8 Advance chamber (second hydraulic chamber)
9 retard chamber
Claims (5)
所定の条件にて、吸気弁あるいは排気弁の作動特性の変化が機関の燃焼状態に影響を及ぼさない程度に、ドレン通路の通路面積を縮小させることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。A member for changing the operating characteristics of the intake valve or the exhaust valve in accordance with the operating position, first and second hydraulic chambers partitioned by the member and provided on both sides of the member for driving the member by a pressure difference; A variable valve apparatus for an internal combustion engine that includes a flow path switching valve that controls a connection state between the first and second hydraulic chambers, a hydraulic supply passage, and a drain passage, and that variably controls operating characteristics of an intake valve or an exhaust valve. ,
A variable valve actuation device for an internal combustion engine, characterized in that a passage area of a drain passage is reduced so that a change in operating characteristics of an intake valve or an exhaust valve does not affect a combustion state of the engine under predetermined conditions.
所定の条件にて、流路切換弁により、遅角室と油圧供給通路とを接続し、進角室とドレン通路とを接続すると共に、吸気弁あるいは排気弁の開閉時期の変化が機関の燃焼状態に影響を及ぼさない程度に、ドレン通路の通路面積を縮小させることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。A member for changing the opening / closing timing of an intake valve or an exhaust valve in accordance with an operating position; and a member partitioned by the member and provided on both sides of the member to drive the member in a retard direction and an advance direction by internal pressure, respectively. A retard chamber and an advance chamber, and a flow path switching valve that controls a connection state between the retard chamber and the advance chamber and the hydraulic supply passage and the drain passage, and the opening / closing timing of the intake valve or the exhaust valve is variable. In the variable valve device of the internal combustion engine to be controlled,
Under predetermined conditions, the flow passage switching valve connects the retard chamber to the hydraulic supply passage, connects the advance chamber to the drain passage, and changes in the opening / closing timing of the intake valve or the exhaust valve cause the combustion of the engine to change. A variable valve train for an internal combustion engine, wherein a passage area of a drain passage is reduced to such an extent that a state is not affected.
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