JP2004214905A - 可変分解能a/d変換器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サンプルホールド回路11の後段に縦列接続された変換ステージから出力されるディジタル信号を合成してディジタル出力信号16を得るパイプライン型ADCにおいて、サンプルホールド回路11では、必要とされる分解能に応じた個数の並列接続されたサンプルホールドユニットによってアナログ入力信号10をサンプルホールドする。前段の可変変換ステージ12A,12Bでは、サブADCで得られたディジタル信号を必要とされる分解能に応じた個数のサブDACによってアナログ信号に変換すると共に残差信号を出力し、後段の非変換ステージ13A〜13Nでは、サブADCで得られたディジタル信号を一つのサブDACによってアナログ信号に変換すると共に残差信号を出力する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はA/D変換器(アナログ−ディジタル変換器)に係り、特に通信用途に適した可変分解能のA/D変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
A/D変換器(ADC)としては、音声信号のディジタル処理に用いる高分解能ADCや、ハードディスク上の信号を読み取る高速ADCなど種々の形態があるが、その多くは一定のサンプルレート、一定の分解能でのA/D変換を行う。近年、インターネットの普及により通信用途において高速かつ高分解能のADCへの要求が高まってきている。機器の電池駆動のために、ADCの低消費電力化も求められている。
【0003】
無線通信においては、状況に応じて送信電力のみならず変調方式を切り替える方式が利用され始めている。例えば、無線LAN規格の一つであるIEEE802.11aによれば、雑音や妨害信号が少ない環境では周波数利用効率が高く高速伝送が可能な変調方式を用い、雑音や干渉が多い環境では伝送速度は遅くなるものの雑音や干渉の影響を受けにくい変調方式を利用することが規定されている。固定変調方式においても、信号と雑音の状況によってはADCに必要とされる分解能が異なってくるが、上記のように変調方式を切り替えると、必要な分解能の変化はより顕著になる。
【0004】
可変分解能ADCについては、例えば非特許文献1及び非特許文献2に開示されている。一般に高速かつ高分解能ADCの実現は難しいので、非特許文献1に開示された技術では、高速動作時には分解能を下げ、高分解能動作時には変換レートを下げている。非特許文献2では、主にアナログ/ディジタル混載集積回路のテストの目的で、1ビットのADCとD/A変換器(DAC)及び誤差増幅器からなる複数の変換ステージを縦列接続し、スイッチ等によるつなぎ変えによってDACとして、雑音源として、あるいはADCとして利用することが記載されている。非特許文献3に示されている通り、消費電力を削減するには許容雑音レベルに応じて消費電流の配分を決める必要がある。
【0005】
【非特許文献1】
P. Setty et al., “A 5.75 b 350 M sample/s or 6.75 b 150 M sample/s reconfigurable flash ADC for a PRML read channel”, 1998 IEEE International Solid−State Circuits Conference, Digest of Technical Papers, pp. 148−149
【0006】
【非特許文献2】
E. K. F. Lee.et al., “Reconfigurable data converter as a building block for mixed−signal test”, European Design and Test Conference, 1997. Proceedings, pp.359−363
【0007】
【非特許文献3】
T. B. Cho et al.,.“A 10 b, 20 Msample/s, 35 mW Pipeline A/D Converter”(IEEE Journal of Solid−State Circuits Vol. 30, No. 3, March 1995, pp. 166−172
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
非特許文献1に記載された方法は、ハードディスクの高速アクセスに適したフラッシュ型ADCにおいて有効であるが、高速無線通信の用途には分解能が十分でない。実際、無線通信の用途にはフラッシュ型ADCよりは、高速性に優れたパイプライン型ADCが利用されることが多い。
【0009】
非特許文献2に開示されたADCは、テスト用としては小さいチップ占有面積で種々のテストを実行することが可能な優れたADCであるが、全く同じ複数の変換ステージを縦列接続し、全ての変換ステージを常に動作させるパイプライン型A/D変換器であるため、低消費電力化に適していない。
【0010】
本発明の目的は、分解能が可変であって、かつ低消費電力化できるA/D変換器を提供することにある。
さらに具体的には、特に無線通信のようにD/U(所望信号電力対不要信号電力比)が変化するような環境において、変調方式の変更に伴い分解能を下げた場合に消費電力を効果的に低減できるA/D変換器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明の一つの観点による可変分解能A/D変換器では、並列に接続された複数のサンプルホールドユニットを含み、必要とされる分解能に応じた個数のサンプルホールドユニットによってアナログ入力信号がサンプルホールドされる。
サンプルホールド回路の出力側に、入力される第1のアナログ信号を第1のディジタル信号に変換する第1サブA/D変換器及び並列に接続された複数の第1サブD/A変換器をそれぞれ含み、必要とされる分解能に応じた個数の第1サブD/A変換器によって該第1のディジタル信号を第2のアナログ信号に変換すると共に第1及び第2のアナログ信号の差信号を出力する、縦列接続された複数の第1変換ステージが配置される。
さらに、終段の可変変換ステージの出力側に、入力される第3のアナログ信号を第2のディジタル信号に変換する第2サブA/D変換器及び該第2のディジタル信号を第4のアナログ信号に変換すると共に第3及び第4のアナログ信号の差信号を出力する第2サブD/A変換器をそれぞれ含む、縦列接続された複数の第2変換ステージが配置される。
第1変換ステージにより得られる複数の第1のディジタル信号及び第2変換ステージにより得られる複数の第2のディジタル信号が合成回路により合成され、ディジタル出力信号が生成される。
【0012】
本発明の他の観点による可変分解能A/D変換器では、並列に接続された複数のサンプルホールドユニットを含み、必要とされる分解能に応じた個数のサンプルホールドユニットによってアナログ入力信号がサンプルホールドされた後、縦列接続された複数の変換ステージに入力される。
各変換ステージは、入力される第1のアナログ信号をディジタル信号に変換するサブA/D変換器及び該ディジタル信号を第2のアナログ信号に変換すると共に第1及び第2のアナログ信号の差信号を出力するサブD/A変換器をそれぞれ含む。
少なくとも初段の変換ステージに対して、必要とされる分解能に応じてオン・オフされ、オン状態で変換ステージをバイパスするスイッチが設けられる。複数の変換ステージにより得られるディジタル信号が合成回路により合成され、ディジタル出力信号が生成される。
【0013】
本発明のさらに別の観点に基づく可変分解能A/D変換器では、縦列に接続された複数のサンプルホールドユニットを含み、必要とされる分解能に応じた個数のサンプルホールドユニットによってアナログ入力信号がサンプルホールドされた後、縦列接続された複数の単位遅延回路に入力される。
各単位遅延回路からの出力信号の組に対してアナログ線形変換回路によって第1の線形変換が施され、複数の線形変換アナログ信号が出力される。これらの線形変換アナログ信号は、複数のサブA/D変換器によってディジタル信号に変換される。
各サブA/D変換器から出力される複数のディジタル信号の組に対して、ディジタル線形変換回路によって第1の線形変換の逆変換である第2の線形変換が施され、複数の線形変換ディジタル信号が出力される。複数の線形変換ディジタル信号は、ディジタル遅延加算回路によってアナログ遅延回路による遅延時間と同じ遅延時間が与えられて加算されることにより、ディジタル出力信号が生成される。
単位遅延回路の各々は、並列に接続された複数のサブ遅延回路をそれぞれ含み、必要とされる分解能に応じた個数のサブ遅延回路によってサンプルホールド回路からの出力信号を遅延する構成であってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態に係るパイプライン型A/D変換器の構成を示す。アナログ入力信号10は、サンプルホールド回路(S/H)11によってサンプルホールド、すなわちサンプルされかつ一定時間ホールドされた後、変換ステージ12A,12B(第1変換ステージ)及び13A〜13N(第2変換ステージ)の縦列接続に入力される。縦列接続された変換ステージのうち、最初の2段12A,12Bを可変変換ステージと呼び、後段13A〜13Nを非可変変換ステージと呼ぶ。
【0015】
各変換ステージ12A,12B及び13A〜13Nは、それぞれに入力されるアナログ信号を後述するように比較的少ないビット数のディジタル信号に変換すると共に、変換したディジタル信号の変換誤差を示すアナログの残差信号を次段の変換ステージへ出力する。終段の非可変変換ステージ12Nから出力される残差信号は、サブA/D変換器(サブADC)14によりディジタル信号に変換される。変換ステージ12A,12B及び13A〜13Nについては、後に詳しく説明する。
【0016】
変換ステージ12A,12B及び13A〜13NとサブADC14から出力されるディジタル信号は、ディジタル合成回路15によって合成され、全体として高分解能のディジタル出力信号16が生成される。この場合、初段の変換ステージ12Aから出力されるディジタル信号がディジタル出力信号16の最上位側、終段の変換ステージ13Nから出力される残差信号をアナログ−ディジタル変換するサブADC14から出力されるディジタル信号がディジタル出力信号16の最下位側である。
【0017】
サンプルホールド回路11から出力される同じアナログ信号(サンプルホールド値)に対して、変換ステージ12A,12B及び13A〜13NとサブADC14からそれぞれ出力されるディジタル信号は、各ディジタル信号を出力する変換ステージまでの各ステージの持つ遅延時間の合計分に相当する相対的な遅延時間を持つ。従って、ディジタル合成回路15では、このような相対遅延時間を補償してから各ディジタル信号を合成する必要があることは言うまでもない。
【0018】
図2は、サンプルホールド回路11の具体的な構成を示す図である。サンプルホールド回路11は、この例では並列に接続された4つのサブサンプルホールドユニット21〜24からなる。各サンプルホールドユニット21〜24は、演算増幅器OA、キャパシタC11,C12、サンプルスイッチS11,S12及びホールドスイッチS13〜S16を有する通常の差動型サンプルホールド回路を基本とし、各サンプルホールドユニット21〜24にはさらにバイアス電流をオン・オフするためのバイアス電流スイッチS17が接続される。
【0019】
A/D変換器全体として高分解能の出力が必要な場合には、雑音を低減するためにキャパシタC11,C12に容量の大きな素子を用いる必要がある。本実施形態のA/D変換器は、分解能を例えば10ビットと9ビットに切り替えられるように構成される。ここでいう分解能は、A/D変換器から出力されるディジタル出力信号16のビット数に相当する。周知のように雑音電圧は容量の平方根に反比例するので、10ビットの分解能を得るために必要なキャパシタC11,C12の容量は、9ビットの分解能を得るために必要な容量の4倍になる。
【0020】
分解能が10ビットの状態を10ビットモード、9ビットの状態を9ビットモードという。10ビットモードでは、4つのサブサンプルホールドユニット21〜24を全て動作させ、9ビットモードでは一つのサブサンプルホールドユニットを動作させる。9ビットモードでは、動作させないサブサンプルホールドユニットのバイアス電流スイッチS17をオフにすることによって、そのサンプルホールドユニットのバイアス電流を遮断する。これによって、消費電流を削減することができる。
【0021】
本実施形態に係るA/D変換器のようなパイプライン型ADCでは、アナログ入力信号10の入力端に近い変換ステージほど低雑音であることが要求され、より大きな容量のキャパシタを用いる必要があるため、それを駆動する増幅器の消費電流も大きくなる。本実施形態のように、入力回路であるサンプルホールド回路11を並列に接続された複数のサブサンプルホールドユニット21〜24によって構成し、必要な分解能に応じた個数のサンプルホールドユニットだけ能動状態としてサンプルホールド動作を行うようにすると、9ビットモードでは増幅器の消費電流を4分の1に低減することができ、都合がよい。
【0022】
次に、図3及び図4を用いて可変変換ステージ12A,112B及び非可変変換ステージ13A〜13Nについて説明する。
図3には、非可変変換ステージ13A〜13Nの一つの構成を示す。非可変変換ステージには、終段の可変変換ステージ12Bまたは前段の非可変変換ステージから出力されるアナログ信号31が入力される。入力されるアナログ信号31は、まずサブADC32(第2サブA/D変換器)によって比較的ビット数の少ないディジタル信号33に変換される。サブADC32から出力されるディジタル信号33は、図1中のディジタル合成回路15に入力されると共に、MDACに入力される。
【0023】
MDAC34は、サブDAC(第2サブD/A変換器)35と減算器36及び残差増幅器37を有する一種のDACである。サブADC32からのディジタル信号33がサブDAC35によりアナログ信号に変換され、このアナログ信号と非可変変換ステージに入力されるアナログ信号31との差信号が減算器36によって求められる。減算器36から出力される差信号(これを残差信号という)は、残差増幅器37によって増幅される。残差増幅器37から出力される残差信号38は、次段の非可変変換ステージへ出力される。
【0024】
図4は、可変変換ステージ12A,12Bの一つの構成を示す図である。可変変換ステージには、図1中のサンプルホールド回路11または前段の可変変換ステージ12Aから出力されるアナログ信号31が入力される。入力されるアナログ信号31及びサブADC32(第1サブA/D変換器)から出力されるディジタル信号33は、図1中のディジタル合成回路15に入力されると共に、並列に接続された複数のサブMDAC34A〜34Cに入力される。サブMDAC34A〜34Cは、図3に示したMDAC34と同様に構成され、サブDAC(第1サブD/A変換器)35と減算器36及び残差増幅器37を有する。
【0025】
このように非可変変換ステージは、図3中に示したMDACを唯一つ持つ変換ステージである。一方、同様のMDACをサブMDACとして図4のように並列に複数のサブMDACを接続して一つのMDACとして用いることにより、可変変換ステージが実現される。このような可変変換ステージを用いて、必要とされる分解能に応じて、動作するサブMDACの個数を変更する。例えば、10ビットモードでは図4中の全てのサブMDAC34A〜34Cを動作させるが、9ビットモードでは動作させるサブMDACを一つ少なくすることにより、消費電流を削減することが可能となる。
【0026】
全ての変換ステージに可変変換ステージを用いることも不可能ではないが、そうすると下位ビットの変換ステージでは、キャパシタの必要な容量値が小さくなり、寄生容量の影響が無視できなくなってくるので、可変変換ステージとする利点がなくなる。このため、本実施形態では入力端に近い上位ビット側の変換ステージには可変変換ステージ12A,12Bを用い、下位ビット側の変換ステージには非可変変換ステージ13A〜13Nを用いている。
【0027】
図5は、図3中のMDAC34の具体的な回路例である。DAC35、減算器36及び残差増幅器37は、スイッチ群41とキャパシタ群42及びOTA(Operational Transconductance Amplifier;演算トランスコンダクタンス増幅器)43を含むスイッチトキャパシタによって実現される。キャパシタ群41のうち、C1〜C6は全て同じ容量値を持ち、C7はC1〜C6の容量値の2倍の容量値を持つ。
【0028】
図1中のサンプルホールド回路11または前段の変換ステージから出力され、変換ステージに入力される信号は正相入力信号Vin+として、またDAC35からのアナログ信号は逆相入力信号Vin−としてそれぞれ与えられ、これらの差信号である残差信号は差動出力信号Vout+,Vout−として出力される。図5のMDACの動作は、サンプルホールドモードと増幅モードが交互に繰り返される。
【0029】
サンプルホールドモードでは、スイッチ群41は図5(a)に示される状態となり、キャパシタ群42の全てのキャパシタC1〜C7を入力端子に接続し、OTA43を入出力を短絡する。一方、増幅モードにおいては、スイッチ群41は図5(b)に示される状態となり、キャパシタ群42のうちキャパシタC1〜C6には、正の参照電圧Vref+または負の参照電圧Vref−が印加される。
【0030】
本実施形態のA/D変換器は、上述したように分解能を例えば10ビットモード(高分解能モード)と9ビットモード(低分解能モード)のように複数段階に切り替えることができる。また、サンプルホールド回路11においては、並列に接続された複数のサンプルホールドユニット21〜24のうち、必要とされる分解能に応じた個数のサブサンプルホールドユニットを用いてサンプルホールドを行うことにより、低分解能モードでの消費電流を低減できる。
【0031】
一方、サンプルホールド回路11の出力側(上位ビット側)に配置した可変変換ステージ12A,12Bにおいて、並列に接続された複数のMDAC34A〜34Cのうち、必要とされる分解能に応じた個数のMDACを用いて、前段から出力される入力のアナログ信号31をサブADC22によりディジタル信号36に変換すると共に、ディジタル信号36をDAC35により変換したアナログ信号とアナログ信号31との差信号(残差信号)を次段の変換ステージに出力することにより、変換ステージでの消費電流も低減できる。
【0032】
上述したように、本実施形態のA/D変換器は、必要に応じて分解能を変えることができ、かつ分解能が低い場合は消費電力を小さくすることができる。従って、本実施形態のA/D変換器を無線受信機に用いた場合、通信速度に見合った消費電力とすることができ、特に電源にバッテリを用いた携帯無線通信機器において有効である。例えば、通信速度が低い状況では、固定分解能のA/D変換器を用いる場合と比較して、同じ容量のバッテリを用いて、より長時間の通信を行うことが可能となる。
【0033】
(第2の実施形態)
図6には、本発明の第2の実施形態に係るパイプライン型A/D変換器の構成を示す。サンプルホールド回路11は、第1の実施形態と同様に図2に示したような並列に接続された複数のサンプルホールドユニット21〜24によって構成され、必要とされる分解能に応じた個数のサンプルホールドユニットによってアナログ入力信号10のサンプルホールドを行う。
【0034】
本実施形態では、サンプルホールド回路11の後段に縦列接続される複数の変換ステージとして、全て図3に示したような構成の非可変変換ステージ13A〜13Nが用いられる。非可変変換ステージ13A〜13Nのうち、初段の変換ステージ13Aに対して並列に、つまり変換ステージ13Aの入出力端間に、バイパススイッチ18が接続されている。
【0035】
バイパススイッチ18は、必要とされる分解能に応じてオン・オフされる。すなわち、高分解能モード、例えば10ビットモードでは、バイパススイッチ18をオフ状態にして、変換ステージ13Aを動作状態とする。低分解能モード、例えば9ビットモードでは、バイパススイッチ18をオン状態にし、変換ステージ13Aのバイアス電流を遮断することにより、変換ステージ13Aの動作を休止させる。
【0036】
前述したようにパイプライン型ADCの変換ステージは、入力に近いほど容量値の大きなキャパシタが必要であり、それを駆動するために駆動能力の大きい、従って消費電力の大きい増幅器を使用する必要がある。本実施形態によれば、分解能を1ビット少なくできる場合には、初段の変換ステージ13Aを休止させることにより、効果的に電力消費を低減させることができる。
【0037】
奇数番目の変換ステージ13A,13C,…は、サンプルホールド回路11がホールドモードのときにA/D変換を行い、サンプルモードのときにD/A変換を行うと共に出力をホールドする。偶数番目の変換ステージ13B,…は、奇数番目の変換ステージ13A,13C,…と逆の動作を行う。このため本実施形態のように一つの変換ステージ13Aをバイパスしたときには、他の各変換ステージ13B〜13Nに与えるクロック信号の位相を反転させる必要がある。変換ステージ13B〜13Nに与えるクロック信号は、例えば図3中のサブADC32及びMDAC34を動作させるために用いられる。
【0038】
図6中に示したクロック反転回路19は、このようなクロック信号の位相反転を行う。すなわち、バイパススイッチ18がオン状態のとき、変換ステージ13B〜13Nに供給するクロック信号の位相を、バイパススイッチ18がオフ状態のときの位相に対して反転させる。バイパススイッチ18がオン状態のとき、初段の変換ステージ13Aは休止するので、このように変換ステージ13B〜13Nに供給するクロック信号の位相だけを反転する必要は必ずしもなく、変換ステージ13Aを含む全ての変換ステージ13A〜13Nに供給するクロック信号の位相を反転させてもよい。
【0039】
(第3の実施形態)
図7に、本発明の第3の実施形態に係るパイプライン型A/D変換器の構成を示す。第2の実施形態と同様に、全ての変換ステージは非可変変換ステージ13A〜13Nである。本実施形態では、初段の変換ステージ13Aをバイパスするためのバイパススイッチ18Aに加えて、二段目の変換ステージ13Bをバイパスするためのバイパススイッチ18Bをさらに有する。
【0040】
変換ステージ13A〜13Nとして、サブADC32から出力されるディジタル信号が1ビット、もしくは1.5ビットの変換回路を用いると、1ビット刻みで2ビット幅、すなわち3段階の分解能切り替え機能を実現できる。この場合、サンプルホールド回路11に16個並列に接続されたサブサンプルホールドユニットを用いて、消費電流を1ビットの分解能低減で4/16、2ビットの分解能低減で1/16にそれぞれ削減することが可能である。一方、クロック反転回路19は、1ビットの分解能削減時にのみクロック信号を反転させる。
【0041】
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態に係るA/D変換器の構成を示している。アナログ入力信号50は、サンプルホールド回路51によりサンプルホールドされる。サンプルホールド回路50は、第1の実施形態と同様に図2に示したような並列に接続された複数のサンプルホールドユニットによって構成され、必要とされる分解能に応じた個数のサンプルホールドユニットによってアナログ入力信号50のサンプルホールドを行う。
【0042】
サンプルホールド回路51によってサンプルホールドされたアナログ信号は、アナログ遅延回路52に入力される。アナログ遅延回路52は、サンプルホールドされたアナログ信号を同一の単位時間遅延させる複数個(この例では3個)の単位遅延回路53A〜53Cを縦列接続して構成される。アナログ遅延回路52においては、サンプルホールド回路51から出力されるアナログを含めて、単位遅延回路53A〜53Cの遅延時間で決まる相対遅延時間を持つ4つのアナログ出力信号が生成される。
【0043】
単位遅延回路53A〜53Cは、図9に示すように並列に接続された複数のサブ遅延回路531〜534によって構成され、必要とされる分解能に応じた個数のサブ遅延回路によってサンプルホールド回路51から出力されるアナログ信号を遅延する。すなわち、サブ遅延回路531〜534には、バイアス電流をオン・オフするためのバイアス電流スイッチ535〜538がそれぞれ接続されており、これらのスイッチ535〜538によってサブ遅延回路531〜534の動作をオン・オフすることができる。
【0044】
アナログ遅延回路52から出力される4つのアナログ信号は、アナログ線形変換回路54に入力される。アナログ線形変換回路54は、図10にその等価回路図を示したように、アナログ遅延回路54から出力される4つのアナログ信号A1〜A4を共通の入力とする4個の重み付け加算回路によって構成される。すなわち、アナログ信号A1〜A4の組に対して、まず16個の重み付け器により異なる重み係数の組を用いて重み付けが行われた後に、4個の加算器によって加算されることにより線形変換(第1の線形変換)が施され、4個の線形変換アナログ信号B1〜B4が生成される。重み付け器は乗算器によって構成され、入力に重み係数を乗じることによって重み付けを行う。
【0045】
さらに詳細に説明すると、信号A1に対しては重み付け器61A〜61Dによって重み付けが行われ、信号A2に対しては重み付け器62A〜62Dによって重み付けが行われ、信号A3に対しては重み付け器63A〜63Dによって重み付けが行われ、信号A4に対しては重み付け器64A〜64Dによって重み付けが行われる。加算器65Aでは重み付け器61A,62A,63A,64Aの出力が加算され、加算器65Bでは重み付け器61B,62B,63B,64Bの出力が加算され、加算器65Cでは重み付け器61C,62C,63C,64Cの出力が加算され、加算器65Dでは重み付け器61D,62D,63D,64Dの出力が加算されることによって、線形変換アナログ信号B1〜B4が生成される。
【0046】
このようにしてアナログ線形変換回路54から出力される4個の線形アナログ信号B1〜B4は、それぞれに与えられている重み係数が異なっているので、統計的な性質が異なっている。言い換えれば、アナログ入力信号50は、アナログ遅延回路52及びアナログ線形変換回路54によって、統計的な性質の異なる複数のアナログ信号成分である線形変換アナログ信号B1〜B4に分解されることになる。
【0047】
線形変換アナログ信号B1〜B4は、それぞれサブADC55A〜55Dによってディジタル信号に変換される。サブADC55A〜55Dから出力される4個のディジタル信号は、ディジタル線形変換回路56に入力される。ディジタル線形変換回路56は、入力される4個のディジタル信号の組に対しアナログ線形変換回路54による第1の線形変換の逆変換である第2の線形変換を施すことによって、4個の線形変換ディジタル信号C1〜C4を出力する。従って、線形変換ディジタル信号C1〜C4は、アナログ線形変換回路54による第1の線形変換を行う前のアナログ信号、すなわちアナログ遅延回路52によって生成されたアナログ出力信号A1〜A4をディジタル信号に変換したものと等価となる。
【0048】
線形変換ディジタル信号C1〜C4は、ディジタル遅延加算回路57に入力される。ディジタル遅延加算回路57は、アナログ遅延回路52における単位遅延回路53A〜53Cと同じ単位時間遅延を持つ3個の単位遅延回路58A〜58C及び3個の加算器59A〜59Cによって構成され、線形変換ディジタル信号C1〜C4をアナログ遅延回路52による相対遅延時間と同じ相対遅延時間を持たせて加算することにより、アナログ−ディジタル変換されたディジタル出力信号60を生成して出力する。
【0049】
すなわち、線形変換ディジタル信号C1〜C4のうち、信号C1は単位遅延回路58Aに、信号C2は加算器59Aに、信号C3は加算器59Bに、信号C4は加算器59Cにそれぞれ入力される。加算器59A,59Bの出力は、単位遅延回路58B,58Cにそれぞれ入力され、最終段の加算器58Cからディジタル出力信号60が出力される。このようにディジタル遅延加算回路57はアナログ遅延回路52の処理と逆の処理を行うことによって、アナログ入力信号50に対応したディジタル出力信号60を生成する。
【0050】
このように本実施形態のA/D変換器では、アナログ入力信号50をサンプルホールド回路51によりサンプルホールドした後、アナログ遅延回路52及びアナログ線形変換回路54を介して統計的な性質の異なる複数のアナログ信号成分に分解した後、各信号成分をサブADC55A〜55Dによりそれぞれディジタル信号に変換する。次に、サブADC55A〜55Dから出力されるディジタル信号をアナログ線形変換回路54の逆の変換特性を持つディジタル線形変換回路56及びディジタル遅延加算回路57を介して合成することにより、A/D変換器されたディジタル出力信号60を出力する。
このような構成によって、サブADC55A〜55Dの個々の分解能は低くとも、量子化雑音を効果的に抑制して信号対雑音比を向上でき、分解能の高いA/D変換器を実現することができる。
【0051】
上述した本実施形態の基本的な構成は、本出願人が先に出願した特願2001−164691記載のA/D変換器と同様である。このような基本構成のA/D変換器によると、例えばサブADC55A〜55Dとして10ビット分解能のADCを用いた場合、11ビットの分解能を実現することができる。通常、ADCは10ビットの出力であっても、誤差や雑音の影響があるので、信号対雑音電力比でみると例えば実効分解能は9.5ビットというように、やや小さくなる。本実施形態のようにサブADC55A〜55Dの前にアナログ線形変換回路54を配置すると、実効分解能が9.5ビットのサブADC55A〜55Dを用いて、実効10.5ビットのA/D変換器を実現できる。
【0052】
アナログ線形変換回路54における線形変換の行列を可変とすることにより、4個のサブADC55A〜55Dのうちの2個を用いて実効分解能が10ビットのアナログ−ディジタルを実現することも可能であり、場合によっては唯一つのサブADCを用いることも可能である。本実施形態の利点は、このように1ビット刻みでなく、例えば0.5ビット刻みでA/D変換器の実効分解能を制御できることである。本実施形態のように4個のサブADC55A〜55Dが並列に配置された構成では、分解能の可変範囲は1ビットであるが、例えば16個のサブADCを用いると2ビット、64個のサブADCを用いると3ビットの可変範囲を持たせることが可能である。
【0053】
さらに、本実施形態ではこれまでの実施形態と同様に、A/D変換器に必要とされる分解能、この例ではサブADCの並列数に応じて、サンプルホールド回路51でアナログ入力信号50のサンプルホールドを行うサンプルホールドユニットの個数を増減させる。さらに、本実施形態ではアナログ遅延回路52についても、単位遅延回路53A〜53Cにおいて実際に遅延に用いられるサブ遅延回路の個数を増減させる。具体的には、高分解能モードでは実際にサンプルホールドを行うサンプルホールドユニットの個数や、実際に遅延を行うサブ遅延回路の個数を多くし、低分解能モードでは逆にこれらの個数を少なくする。これによって分解能に合わせて消費電流を削減することができる。
【0054】
本実施形態においては、アナログ線形変換回路54とディジタル線形変換回路56の組み合わせは、例えばアナログDCT(離散コサイン変換)回路とディジタルIDCT(逆離散コサイン変換)回路の組み合わせ、アナログDFT(離散フーリエ変換)回路とディジタルIDFT(逆離散フーリエ変換)回路の組み合わせ、アナログユニタリ変換回路とディジタル逆ユニタリ変換回路の組み合わせ等であってもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば分解能が可変であって、かつ特に低分解能時において効果的に低消費電力化ができるA/D変換器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るA/D変換器の構成を示すブロック図
【図2】図1におけるサンプルホールド回路の具体的な構成を示す回路図
【図3】図1における非可変変換ステージの構成を示すブロック図
【図4】図1における可変変換ステージの構成を示すブロック図
【図5】図3におけるMDACのより具体的な構成を示す回路図
【図6】本発明の第2の実施形態に係るA/D変換器の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第3の実施形態に係るA/D変換器の構成を示すブロック図
【図8】本発明の第4の実施形態に係るA/D変換器の構成を示すブロック図
【図9】図8における単位遅延回路の構成を示すブロック図
【図10】図8におけるアナログ線形変換回路の等価回路図
【符号の説明】
10…アナログ入力信号、11…サンプルホールド回路、12A,12B…可変変換ステージ(第1の変換ステージ)、13A〜13N…非可変変換ステージ(第2の変換ステージ)、14…サブADC、15…ディジタル合成回路、16…ディジタル出力信号、18,18A,18B…バイアス電流スイッチ、19…クロック反転回路、21〜24…サブサンプルホールドユニット、32…サブADC(第1、第2サブA/D変換器)、34…MDAC、34A〜34C…サブMDAC、35…サブDAC(第1、第2サブD/A変換器)、36…減算器、37…残差増幅器、50…アナログ入力信号、51…サンプルホールド回路、52…アナログ遅延回路、54…アナログ線形変換回路、55A〜55D…サブADC、56…ディジタル線形変換回路、57…ディジタル遅延加算回路。
Claims (5)
- 並列に接続された複数のサンプルホールドユニットを含み、必要とされる分解能に応じた個数のサンプルホールドユニットによってアナログ入力信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路と;
入力される第1のアナログ信号を第1のディジタル信号に変換する第1サブA/D変換器及び並列に接続された複数の第1サブD/A変換器をそれぞれ含み、必要とされる分解能に応じた個数の第1サブD/A変換器によって該第1のディジタル信号を第2のアナログ信号に変換すると共に前記第1及び第2のアナログ信号の差信号を出力する、前記サンプルホールド回路の出力側に縦列接続された複数の第1変換ステージと;
入力される第3のアナログ信号を第2のディジタル信号に変換する第2サブA/D変換器及び該第2のディジタル信号を第4のアナログ信号に変換すると共に前記第3及び第4のアナログ信号の差信号を出力する第2サブD/A変換器をそれぞれ含み、終段の前記可変変換ステージの出力側に縦列接続された複数の第2変換ステージと;
前記複数の第1変換ステージにより得られる複数の前記第1のディジタル信号及び前記複数の第2変換ステージにより得られる複数の前記第2のディジタル信号を合成してディジタル出力信号を生成する合成回路とを具備する可変分解能A/D変換器。 - 並列に接続された複数のサンプルホールドユニットを含み、必要とされる分解能に応じた個数のサンプルホールドユニットによってアナログ入力信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路と;
入力される第1のアナログ信号をディジタル信号に変換するサブA/D変換器及び該ディジタル信号を第2のアナログ信号に変換すると共に前記第1及び第2のアナログ信号の差信号を出力するサブD/A変換器をそれぞれ含み、前記サンプルホールド回路の出力側に縦列接続された複数の変換ステージと;
前記必要とされる分解能に応じてオン・オフされ、オン状態で前記複数の変換ステージのうち少なくとも初段の変換ステージをバイパスするスイッチと;
前記複数の変換ステージにより得られるディジタル信号を合成してディジタル出力信号を生成する合成回路とを具備する可変分解能A/D変換器。 - 前記スイッチがオン状態のとき、少なくとも前記初段の変換ステージ以外の変換ステージに供給するクロック信号の位相をオフ状態のときの位相に対して反転させるクロック位相反転回路をさらに具備する請求項2に記載の可変分解能A/D変換器。
- 並列に接続された複数のサンプルホールドユニットを含み、必要とされる分解能に応じた個数のサンプルホールドユニットによってアナログ入力信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路と;
前記サンプルホールド回路からの出力信号を遅延する縦列接続された複数の単位遅延回路と;
前記複数の単位遅延回路からの出力信号の組に対して第1の線形変換を施し、複数の線形変換アナログ信号を出力するアナログ線形変換回路と;
前記複数の線形変換アナログ信号をディジタル信号に変換して出力する複数のサブA/D変換器と;
前記複数のサブA/D変換器から出力される複数のディジタル信号の組に対して前記第1の線形変換の逆変換である第2の線形変換を施し、複数の線形変換ディジタル信号を出力するディジタル線形変換回路と;
前記複数の線形変換ディジタル信号を前記アナログ遅延回路による遅延時間と同じ遅延時間を持たせて加算し、ディジタル出力信号を生成するディジタル遅延加算回路とを具備する可変分解能A/D変換器。 - 前記単位遅延回路の各々は、並列に接続された複数のサブ遅延回路をそれぞれ含み、前記必要とされる分解能に応じた個数のサブ遅延回路によって前記サンプルホールド回路からの出力信号を遅延する請求項4に記載の可変分解能A/D変換器。
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