JP2004203244A - デフロスタノズル - Google Patents
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Abstract
【課題】インストルメントパネル上面の剛性を確保するようにしたデフロスタノズルを提供する。
【解決手段】インストルメントパネル6の内部に配設されるデフロスタノズル1の上壁3aに、上面4dがインストルメントパネルの内側面に面接触により当接支持する支持部4aを有するサポート部材4を設置して、インストルメントパネルの上面の剛性を確保して凹みや撓みを防止する。
【選択図】 図1
【解決手段】インストルメントパネル6の内部に配設されるデフロスタノズル1の上壁3aに、上面4dがインストルメントパネルの内側面に面接触により当接支持する支持部4aを有するサポート部材4を設置して、インストルメントパネルの上面の剛性を確保して凹みや撓みを防止する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のデフロスタノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の空調装置は、あらゆる気候や走行条件において乗員に快適な環境をもたらし、且つ窓ガラスの曇りや霜付きを防いで運転者の視界を確保し、安全且つ快適な運転を可能とするもので、殆どの車両に装備されている。この空調装置は、通常インストルメントパネルの略中央下部の車体に設置されており、インストルメントパネルの内部に配置されたエアダクトを通して車室内に設けられた吹出口から空調した空気を吹き出すようになっている。また、ウインドガラスの曇りを取り除くデフロスタは、ウインドガラスの内側下方から温風をウインドガラスに吹き付けて内側の曇りを取り払うように構成されている。
【0003】
空調装置で空調された空気が上向きにエアダクトの天井壁を上方に押しながら吹出口に向かって流れると、エアダクトの入口と吹出口との連結部が離れて空気漏れを発生する虞があり、これを防止するために、インストルメントパネル内部に配設された空調エアダクトにインストルメントパネルの上部内面に接する当接部材としてのリブを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−18942号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
インストルメントパネルは、車両の運転席助手席全面に配置され、先端部がウインドガラスの下部位置まで延出されてデフロスタノズルの開口部が設けられている。インストルパネルは、通常樹脂成形品とされており、先端部がブラケットを介してデッキクロスメンバに、後部が前記デッキクロスメンバに下方に延出されたブラケットに、両側部がフロントピラに夫々支持されて構造的に補強されているが、中央部はデッキクロスメンバからのオフセット量が大きく、剛性が低下して窪んだり撓んだりし易いという問題がある。特に、前後方向に長いワイドデッキタイプのインストルメントパネルにおいては中央部の剛性の低下が著しい。
【0006】
インストルメントパネルの中央部付近の内側面(裏面)にリブを設けて下方に位置している空調装置のエアダクト等に支持することも考えられるが、内側面にリブを設けると表面にヒケが発生して見栄えが悪くなるという問題がある。また、インストルメントパネルと前記エアダクト等との間隔が長い(隙間が広い)場合にはリブを長くすることが必要であり成形性が悪い。また、特許文献1に記載されているような空調エアダクトにインストルメントパネルの上部内面に接するリブを設けた構造のものは、成形性が悪いばかりでなく、広い面積でインストルメントパネルを支持することができず、特にワイドデッキタイプのインストルメントパネル上面の剛性を高くすることが困難であるという問題もある。
【0007】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、インストルメントパネル上面の剛性を確保するようにしたデフロスタノズルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、インストルメントパネルの内部に配設されるデフロスタノズルの上壁に、上面が前記インストルメントパネルの内側面に面接触により当接支持する支持部を有するサポート部材を設置して、前記インストルメントパネルの上面の剛性を確保して凹みや撓みを防止する。
【0009】
請求項2では、支持部を、外形が矩形形状をなし前記デフロスタノズルと別体に形成して、サポート部材の形状の自由度、成形性、レイアウト性の向上を図っている。
請求項3では、支持部を下方に開口するボックス形状とすることで剛性を高めると共に上面の面積を大きくしてインストルメントパネルの支持面積を広く取り、剛性を有効に確保して支持するようにしている。
【0010】
請求項4では、サポート部材は、複数の取付孔を有し、前記デフロスタノズルリヤ部材の上壁には前記各取付孔に挿通するサポート組付用ボスを設け、前記サポート組付用ボスを熱溶着して前記デフロスタノズルに前記サポート部材を固定することで、組付性を容易としている。
請求項5では、デフロスタノズルを、前壁とこれに連設された下壁とを有するデフロスタノズルフロント部材と、上壁とこれに連設された側壁とを有し、前記デフロスタノズルフロント部材に組み付けられてエアダクトを形成するデフロスタノズルリヤ部材とから形成し、デフロスタノズルフロント部材の周縁部とデフロスタノズルリヤ部材の周縁部に夫々合わせ面をなすフランジを設け、何れか一方のフランジに複数の組付用ボスを、何れか他方のフランジに前記組付用ボスが挿通する複数の取付孔を設け、前記サポート取付用ボスの熱溶着と同時に前記組付用ボスを熱溶着して前記デフロスタノズルフロント部材とデフロスタノズルリヤ部材とを固定することにより、組付性の向上を図るようにしている。
【0011】
請求項6では、前記複数の取付孔の中の1つが位置決めを兼ねることで、デフロスタノズルリヤ部材の上壁にサポート部材を容易に且つ正確に位置決め固定することを可能としている。
請求項7では、デフロスタノズルフロント部材とデフロスタノズルリヤ部材とサポート部材とを1つの型により同時に成形することで、型費用を安価にすると共に作業性の向上を図っている。
【0012】
請求項8では、デフロスタノズルフロント部材又はデフロスタノズルリヤ部材のフランジに設けらた組付用ボスとデフロスタノズルの上壁に設けられたサポート取付用ボスを同じ方向に向けることで、組付性及び熱溶着を容易としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。
図1は、本発明に係るデフロスタノズルの斜視図、図2は、図1に示すデフロスタノズルの矢線II―IIに沿う断面図である。図1及び図2に示すようにデフロスタノズル1は、デフロスタノズルフロント部材2、デフロスタノズルリヤ部材3、及びインストルメントパネル6の補強部材としてのデフロスタノズルサポート部材4の3つの部材から成る。デフロスタノズルフロント部材2は、デフロスタノズル1の車体前側の前壁2aとこれに連設された下壁2bとから成り、デフロスタノズルリヤ部材3は、デフロスタノズル1の上壁3aとこれに連設された左右両側壁3b、3bとから成り、これらが組み付けられてエアダクトが形成される。
【0014】
即ち、デフロスタノズルフロント部材2の前壁2a及び下壁2bとデフロスタノズルリヤ部材3の上壁3a及び両側壁3bとの間にエアダクト5(図2)が形成され、このエアダクト5は、上方に開口するフロントデフロスタノズル5a、5aと左右両側方に開口するサイドデフロスタノズル5b、5bとに分岐される。また、デフロスタノズルフロント部材2の下壁2bの下端、及びデフロスタノズルリヤ部材3の上壁3a及び側壁3bの下端には、空調装置のエアダクトと接続するためのフランジ2c、3cが設けられている。
【0015】
デフロスタノズルフロント部材2の下壁2bの周縁部には合わせ面としてのフランジ2dが設けられ、組付用ボス2eが複数突設されており、前壁2aの上部内側面にも組付用ボス2eが同じ方向を向けて突設されている。また、このデフロスタノズルフロント部材2の前壁2aには車体側に取り付けるための取付部2fが複数箇所例えば、4箇所一体に形成されている。
【0016】
デフロスタノズルリヤ部材3の側壁3bの下部周縁部にはデフロスタノズルフロント部材2のフランジ2dと対応して合わせ面としてのフランジ3dが設けられており、組付用ボス2eが挿通する取付孔3eが設けられている。上壁3aの前端部は上方に折曲されており組付用ボス2eの先端が嵌合する取付孔3eが設けられている。また、上壁3aの両側部にも車体側に取り付けるための取付部3fが一体に形成されている。尚、デフロスタノズルフロント部材2とデフロスタノズルリヤ部材3とを固定するための組付用ボスと取付孔は、フランジ2d又は3dの何れか一方に組付用ボスを、何れか他方に取付孔を設ければよい。この場合、デフロスタノズルフロント部材2のフランジ2dに組付用ボス2eを設けることで後述するように組付性が向上する。
【0017】
デフロスタノズルサポート部材4は、外形が矩形形状をなしており、特に下方に開口するボックス形状の支持部4aが左右に間隔を存して配置され、後壁下端が連設部4bにより連設されている。連設部4bの左右両側部は、左右の支持部4aの側壁下端に連設されてフランジ4cを形成している。このデフロスタノズルサポート部材4は、デフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aの中央に載置され、連設部4b及びフランジ4cが上壁3aの形状に沿う形状とされ、各支持部4aの下端が上壁3aに当接して支持される。
【0018】
支持部4aのデフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aから上面4dまでの高さは、インストルメントパネル6の中央部6aの内側面に当接して支持する高さとされている。支持部4aは、ボックス形状とすることで剛性が高くなり、且つ上面4dの面積を大きく取ることができ、インストルメントパネル6の中央部6aの内側面を広い面積で支持することが可能となる。更に、支持部4aをボックス形状とすることで、剛性を確保しつつ高さを高くすることができ、インストルメントパネル6との間隔が長い(隙間が広い)場合でも容易に対処することができる。また、デフロスタノズルサポート部材4は、デフロスタノズルリヤ部材3と別体で成形されるので、一体で成形する場合に生じるデフロスタノズルリヤ部材3表面のヒケを防止できる。
【0019】
連設部4b及びフランジ4cには取付孔4f、4g、4hが設けられており、中央の取付孔4fは前後左右の位置決めを兼ねて丸孔とされ、この両側の取付孔4gは左右に長い長孔とされ、フランジ4cの取付孔4hは取付孔4fよりも僅かに大きい丸孔とされている。一方、デフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aには各取付孔4f、4g、4hと対応する位置に夫々サポート取付用ボス3hが組付用ボス2eと同じ方向を向けて設けられている。取付孔4fにはサポート取付用ボス3hが挿通可能とされ、取付孔4gにはサポート取付用ボス3hが左右に位置ずれしても挿通可能とされ、取付孔4hにはサポート取付用ボス3hが前後左右に位置ずれしても挿通可能とされている。これにより、デフロスタノズルサポート部材4の取付孔4f〜4hと各サポート取付用ボス3hとの位置ずれを吸収して組み付けが容易となり、且つ位置決め兼用の取付孔4fによりデフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aに正確に位置決めして取付可能とされる。
【0020】
これらのデフロスタノズルフロント部材2、デフロスタノズルリヤ部材3、及びデフロスタノズルサポート部材4は、樹脂部材により1つの金型(3−cavity型)で同時成形される。このように1つの型で同時成形することで、金型の費用を安く抑えることができる。また、デフロスタノズルサポート部材4を別部材とすることで、形状の自由度、レイアウト性が向上する。
【0021】
デフロスタノズルフロント部材2とデフロスタノズルリヤ部材3は、合わせ面をなすフランジ2dと3dとが当接され、各取付孔3eに組付用ボス2eが挿通される。また、デフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aにデフロスタノズルサポート部材4が載置され、各取付孔4f〜4hにサポート取付用ボス3hが挿通されて取り付けられる。そして、各組付用ボス2e、サポート取付用ボス3hの先端が同時に熱溶融されて各取付孔3e、4f〜4hに熱溶着される。このようにしてデフロスタノズル1が形成される。
【0022】
この場合、デフロスタノズルフロント部材2のフランジ2dに設けられた組付用ボス2eとデフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aに設けられたサポート取付用ボス3hとが同じ方向を向けて設けられていることで、デフロスタノズルフロント部材2とデフロスタノズルリヤ部材3とデフロスタノズルサポート部材4との組付が容易となると共に熱溶着する際の熱溶着装置の構成及び操作性が容易となり、作業性の向上が図られる。更に、デフロスタノズルサポート部材4をデフロスタノズルフロント部材2及びデフロスタノズルリヤ部材3と同時に成形、熱溶着することで、工数を削減でき、コスト、ツーリング費用を最低限に抑えることが可能となる。
【0023】
このデフロスタノズル1は、図2に示すようにインストルメントパネル6の内部に配置され、エアダクト5の入口が前記空調装置の空気吹出口に接続され、フロントデフロスタノズル5a、5aがインストルメントパネル6に設けられた開口部6cに開口してウィンドガラス7の内側下方に配置され、サイドデフロスタノズル5b、5bがサイドドアガラスのドアミラー(図示せず)に臨んで配置される。
【0024】
インストルメントパネル6は、例えば、ワイドタイプとされ、前部がデッキブラケットに、後部が前記デッキブラケットに設けられたブラケットに、両側部がフロントピラ(何れも図示せず)に支持され、中央部6aの内側面にデフロスタノズルサポート部材4の各支持部4aの上面4dと対応する位置に凹部6bが設けられている。そして、デフロスタノズルサポート4の支持部4aの上面4dが凹部6bに当接して中央部6aを下方から支持する。前述したように支持部4aは、ボックス形状をなしていることで剛性が高く、且つ上面4dが広い面積を有することで、インストルメントパネル6の中央部内側面6bを広い面積で強固に支持することができる。これにより、ワイドタイプのインストルメントパネル6の上面中央部の剛性が確保されて凹みや撓み等が有効に防止される。
【0025】
【発明の効果】
請求項1基債の発明によれば、インストルメントパネルの下方に配置されるデフロスタノズルの上壁に支持部を有するサポート部材を設置して前記インストルメントパネルの内側面を面接触にて支持することで、インストルメントパネルの上面の剛性を確保して凹みや撓みを有効に防止することができる。
【0026】
また、請求項2の発明によれば、デフロスタノズルの本体とサポート部材とを別部品とすることで、前記サポート部材の形状の自由度、成形性、レイアウト性が向上する。更に請求項3記載の発明によれば、支持部をボックス形状とすることで、インストルメントパネルの内側面を広い面積で支持することができ、支持部の剛性が高くなり、凹みや撓みを有効に防止することが可能となり、更にワイドタイプのインストルメントパネルにも有効に対処することが可能となる。
【0027】
また、請求項7記載の発明によれば、デフロスタノズルフロント部材とデフロスタノズルリヤ部材とサポート部材とを1つの型で成形することで、型費用を安価にすることができ、デフロスタノズルのコストの低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデフロスタノズルの組立斜視図である。
【図2】図1に示すデフロスタノズルの矢線II―IIに沿う断面図である。
【符号の説明】
1 デフロスタノズル
2 デフロスタノズルフロント部材
3 デフロスタノズルリヤ部材
4 デフロスタノズルサポート部材(サポート部材)
4a 支持部
2e 組付用ボス
3h サポート取付用ボス
3e、4f〜4h 取付孔
5 エアダクト
5a フロントデフロスタノズル
5b サイドデフロスタノズル
6 インストルメントパネル
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のデフロスタノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の空調装置は、あらゆる気候や走行条件において乗員に快適な環境をもたらし、且つ窓ガラスの曇りや霜付きを防いで運転者の視界を確保し、安全且つ快適な運転を可能とするもので、殆どの車両に装備されている。この空調装置は、通常インストルメントパネルの略中央下部の車体に設置されており、インストルメントパネルの内部に配置されたエアダクトを通して車室内に設けられた吹出口から空調した空気を吹き出すようになっている。また、ウインドガラスの曇りを取り除くデフロスタは、ウインドガラスの内側下方から温風をウインドガラスに吹き付けて内側の曇りを取り払うように構成されている。
【0003】
空調装置で空調された空気が上向きにエアダクトの天井壁を上方に押しながら吹出口に向かって流れると、エアダクトの入口と吹出口との連結部が離れて空気漏れを発生する虞があり、これを防止するために、インストルメントパネル内部に配設された空調エアダクトにインストルメントパネルの上部内面に接する当接部材としてのリブを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−18942号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
インストルメントパネルは、車両の運転席助手席全面に配置され、先端部がウインドガラスの下部位置まで延出されてデフロスタノズルの開口部が設けられている。インストルパネルは、通常樹脂成形品とされており、先端部がブラケットを介してデッキクロスメンバに、後部が前記デッキクロスメンバに下方に延出されたブラケットに、両側部がフロントピラに夫々支持されて構造的に補強されているが、中央部はデッキクロスメンバからのオフセット量が大きく、剛性が低下して窪んだり撓んだりし易いという問題がある。特に、前後方向に長いワイドデッキタイプのインストルメントパネルにおいては中央部の剛性の低下が著しい。
【0006】
インストルメントパネルの中央部付近の内側面(裏面)にリブを設けて下方に位置している空調装置のエアダクト等に支持することも考えられるが、内側面にリブを設けると表面にヒケが発生して見栄えが悪くなるという問題がある。また、インストルメントパネルと前記エアダクト等との間隔が長い(隙間が広い)場合にはリブを長くすることが必要であり成形性が悪い。また、特許文献1に記載されているような空調エアダクトにインストルメントパネルの上部内面に接するリブを設けた構造のものは、成形性が悪いばかりでなく、広い面積でインストルメントパネルを支持することができず、特にワイドデッキタイプのインストルメントパネル上面の剛性を高くすることが困難であるという問題もある。
【0007】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、インストルメントパネル上面の剛性を確保するようにしたデフロスタノズルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、インストルメントパネルの内部に配設されるデフロスタノズルの上壁に、上面が前記インストルメントパネルの内側面に面接触により当接支持する支持部を有するサポート部材を設置して、前記インストルメントパネルの上面の剛性を確保して凹みや撓みを防止する。
【0009】
請求項2では、支持部を、外形が矩形形状をなし前記デフロスタノズルと別体に形成して、サポート部材の形状の自由度、成形性、レイアウト性の向上を図っている。
請求項3では、支持部を下方に開口するボックス形状とすることで剛性を高めると共に上面の面積を大きくしてインストルメントパネルの支持面積を広く取り、剛性を有効に確保して支持するようにしている。
【0010】
請求項4では、サポート部材は、複数の取付孔を有し、前記デフロスタノズルリヤ部材の上壁には前記各取付孔に挿通するサポート組付用ボスを設け、前記サポート組付用ボスを熱溶着して前記デフロスタノズルに前記サポート部材を固定することで、組付性を容易としている。
請求項5では、デフロスタノズルを、前壁とこれに連設された下壁とを有するデフロスタノズルフロント部材と、上壁とこれに連設された側壁とを有し、前記デフロスタノズルフロント部材に組み付けられてエアダクトを形成するデフロスタノズルリヤ部材とから形成し、デフロスタノズルフロント部材の周縁部とデフロスタノズルリヤ部材の周縁部に夫々合わせ面をなすフランジを設け、何れか一方のフランジに複数の組付用ボスを、何れか他方のフランジに前記組付用ボスが挿通する複数の取付孔を設け、前記サポート取付用ボスの熱溶着と同時に前記組付用ボスを熱溶着して前記デフロスタノズルフロント部材とデフロスタノズルリヤ部材とを固定することにより、組付性の向上を図るようにしている。
【0011】
請求項6では、前記複数の取付孔の中の1つが位置決めを兼ねることで、デフロスタノズルリヤ部材の上壁にサポート部材を容易に且つ正確に位置決め固定することを可能としている。
請求項7では、デフロスタノズルフロント部材とデフロスタノズルリヤ部材とサポート部材とを1つの型により同時に成形することで、型費用を安価にすると共に作業性の向上を図っている。
【0012】
請求項8では、デフロスタノズルフロント部材又はデフロスタノズルリヤ部材のフランジに設けらた組付用ボスとデフロスタノズルの上壁に設けられたサポート取付用ボスを同じ方向に向けることで、組付性及び熱溶着を容易としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。
図1は、本発明に係るデフロスタノズルの斜視図、図2は、図1に示すデフロスタノズルの矢線II―IIに沿う断面図である。図1及び図2に示すようにデフロスタノズル1は、デフロスタノズルフロント部材2、デフロスタノズルリヤ部材3、及びインストルメントパネル6の補強部材としてのデフロスタノズルサポート部材4の3つの部材から成る。デフロスタノズルフロント部材2は、デフロスタノズル1の車体前側の前壁2aとこれに連設された下壁2bとから成り、デフロスタノズルリヤ部材3は、デフロスタノズル1の上壁3aとこれに連設された左右両側壁3b、3bとから成り、これらが組み付けられてエアダクトが形成される。
【0014】
即ち、デフロスタノズルフロント部材2の前壁2a及び下壁2bとデフロスタノズルリヤ部材3の上壁3a及び両側壁3bとの間にエアダクト5(図2)が形成され、このエアダクト5は、上方に開口するフロントデフロスタノズル5a、5aと左右両側方に開口するサイドデフロスタノズル5b、5bとに分岐される。また、デフロスタノズルフロント部材2の下壁2bの下端、及びデフロスタノズルリヤ部材3の上壁3a及び側壁3bの下端には、空調装置のエアダクトと接続するためのフランジ2c、3cが設けられている。
【0015】
デフロスタノズルフロント部材2の下壁2bの周縁部には合わせ面としてのフランジ2dが設けられ、組付用ボス2eが複数突設されており、前壁2aの上部内側面にも組付用ボス2eが同じ方向を向けて突設されている。また、このデフロスタノズルフロント部材2の前壁2aには車体側に取り付けるための取付部2fが複数箇所例えば、4箇所一体に形成されている。
【0016】
デフロスタノズルリヤ部材3の側壁3bの下部周縁部にはデフロスタノズルフロント部材2のフランジ2dと対応して合わせ面としてのフランジ3dが設けられており、組付用ボス2eが挿通する取付孔3eが設けられている。上壁3aの前端部は上方に折曲されており組付用ボス2eの先端が嵌合する取付孔3eが設けられている。また、上壁3aの両側部にも車体側に取り付けるための取付部3fが一体に形成されている。尚、デフロスタノズルフロント部材2とデフロスタノズルリヤ部材3とを固定するための組付用ボスと取付孔は、フランジ2d又は3dの何れか一方に組付用ボスを、何れか他方に取付孔を設ければよい。この場合、デフロスタノズルフロント部材2のフランジ2dに組付用ボス2eを設けることで後述するように組付性が向上する。
【0017】
デフロスタノズルサポート部材4は、外形が矩形形状をなしており、特に下方に開口するボックス形状の支持部4aが左右に間隔を存して配置され、後壁下端が連設部4bにより連設されている。連設部4bの左右両側部は、左右の支持部4aの側壁下端に連設されてフランジ4cを形成している。このデフロスタノズルサポート部材4は、デフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aの中央に載置され、連設部4b及びフランジ4cが上壁3aの形状に沿う形状とされ、各支持部4aの下端が上壁3aに当接して支持される。
【0018】
支持部4aのデフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aから上面4dまでの高さは、インストルメントパネル6の中央部6aの内側面に当接して支持する高さとされている。支持部4aは、ボックス形状とすることで剛性が高くなり、且つ上面4dの面積を大きく取ることができ、インストルメントパネル6の中央部6aの内側面を広い面積で支持することが可能となる。更に、支持部4aをボックス形状とすることで、剛性を確保しつつ高さを高くすることができ、インストルメントパネル6との間隔が長い(隙間が広い)場合でも容易に対処することができる。また、デフロスタノズルサポート部材4は、デフロスタノズルリヤ部材3と別体で成形されるので、一体で成形する場合に生じるデフロスタノズルリヤ部材3表面のヒケを防止できる。
【0019】
連設部4b及びフランジ4cには取付孔4f、4g、4hが設けられており、中央の取付孔4fは前後左右の位置決めを兼ねて丸孔とされ、この両側の取付孔4gは左右に長い長孔とされ、フランジ4cの取付孔4hは取付孔4fよりも僅かに大きい丸孔とされている。一方、デフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aには各取付孔4f、4g、4hと対応する位置に夫々サポート取付用ボス3hが組付用ボス2eと同じ方向を向けて設けられている。取付孔4fにはサポート取付用ボス3hが挿通可能とされ、取付孔4gにはサポート取付用ボス3hが左右に位置ずれしても挿通可能とされ、取付孔4hにはサポート取付用ボス3hが前後左右に位置ずれしても挿通可能とされている。これにより、デフロスタノズルサポート部材4の取付孔4f〜4hと各サポート取付用ボス3hとの位置ずれを吸収して組み付けが容易となり、且つ位置決め兼用の取付孔4fによりデフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aに正確に位置決めして取付可能とされる。
【0020】
これらのデフロスタノズルフロント部材2、デフロスタノズルリヤ部材3、及びデフロスタノズルサポート部材4は、樹脂部材により1つの金型(3−cavity型)で同時成形される。このように1つの型で同時成形することで、金型の費用を安く抑えることができる。また、デフロスタノズルサポート部材4を別部材とすることで、形状の自由度、レイアウト性が向上する。
【0021】
デフロスタノズルフロント部材2とデフロスタノズルリヤ部材3は、合わせ面をなすフランジ2dと3dとが当接され、各取付孔3eに組付用ボス2eが挿通される。また、デフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aにデフロスタノズルサポート部材4が載置され、各取付孔4f〜4hにサポート取付用ボス3hが挿通されて取り付けられる。そして、各組付用ボス2e、サポート取付用ボス3hの先端が同時に熱溶融されて各取付孔3e、4f〜4hに熱溶着される。このようにしてデフロスタノズル1が形成される。
【0022】
この場合、デフロスタノズルフロント部材2のフランジ2dに設けられた組付用ボス2eとデフロスタノズルリヤ部材3の上壁3aに設けられたサポート取付用ボス3hとが同じ方向を向けて設けられていることで、デフロスタノズルフロント部材2とデフロスタノズルリヤ部材3とデフロスタノズルサポート部材4との組付が容易となると共に熱溶着する際の熱溶着装置の構成及び操作性が容易となり、作業性の向上が図られる。更に、デフロスタノズルサポート部材4をデフロスタノズルフロント部材2及びデフロスタノズルリヤ部材3と同時に成形、熱溶着することで、工数を削減でき、コスト、ツーリング費用を最低限に抑えることが可能となる。
【0023】
このデフロスタノズル1は、図2に示すようにインストルメントパネル6の内部に配置され、エアダクト5の入口が前記空調装置の空気吹出口に接続され、フロントデフロスタノズル5a、5aがインストルメントパネル6に設けられた開口部6cに開口してウィンドガラス7の内側下方に配置され、サイドデフロスタノズル5b、5bがサイドドアガラスのドアミラー(図示せず)に臨んで配置される。
【0024】
インストルメントパネル6は、例えば、ワイドタイプとされ、前部がデッキブラケットに、後部が前記デッキブラケットに設けられたブラケットに、両側部がフロントピラ(何れも図示せず)に支持され、中央部6aの内側面にデフロスタノズルサポート部材4の各支持部4aの上面4dと対応する位置に凹部6bが設けられている。そして、デフロスタノズルサポート4の支持部4aの上面4dが凹部6bに当接して中央部6aを下方から支持する。前述したように支持部4aは、ボックス形状をなしていることで剛性が高く、且つ上面4dが広い面積を有することで、インストルメントパネル6の中央部内側面6bを広い面積で強固に支持することができる。これにより、ワイドタイプのインストルメントパネル6の上面中央部の剛性が確保されて凹みや撓み等が有効に防止される。
【0025】
【発明の効果】
請求項1基債の発明によれば、インストルメントパネルの下方に配置されるデフロスタノズルの上壁に支持部を有するサポート部材を設置して前記インストルメントパネルの内側面を面接触にて支持することで、インストルメントパネルの上面の剛性を確保して凹みや撓みを有効に防止することができる。
【0026】
また、請求項2の発明によれば、デフロスタノズルの本体とサポート部材とを別部品とすることで、前記サポート部材の形状の自由度、成形性、レイアウト性が向上する。更に請求項3記載の発明によれば、支持部をボックス形状とすることで、インストルメントパネルの内側面を広い面積で支持することができ、支持部の剛性が高くなり、凹みや撓みを有効に防止することが可能となり、更にワイドタイプのインストルメントパネルにも有効に対処することが可能となる。
【0027】
また、請求項7記載の発明によれば、デフロスタノズルフロント部材とデフロスタノズルリヤ部材とサポート部材とを1つの型で成形することで、型費用を安価にすることができ、デフロスタノズルのコストの低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデフロスタノズルの組立斜視図である。
【図2】図1に示すデフロスタノズルの矢線II―IIに沿う断面図である。
【符号の説明】
1 デフロスタノズル
2 デフロスタノズルフロント部材
3 デフロスタノズルリヤ部材
4 デフロスタノズルサポート部材(サポート部材)
4a 支持部
2e 組付用ボス
3h サポート取付用ボス
3e、4f〜4h 取付孔
5 エアダクト
5a フロントデフロスタノズル
5b サイドデフロスタノズル
6 インストルメントパネル
Claims (8)
- インストルメントパネルの内部に配設されるデフロスタノズルであって、
前記デフロスタノズルの上壁に設置され、上面が前記インストルメントパネルの内側面に面接触にて当接支持する支持部を有するサポート部材
から成ることを特徴とするデフロスタノズル。 - 前記支持部は、外形が矩形形状をなし前記デフロスタノズルと別体に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のデフロスタノズル。
- 前記支持部は、下方に開口するボックス形状をなすことを特徴とする請求項1に記載のデフロスタノズル。
- 前記サポート部材は、複数の取付孔を有し、前記デフロスタノズルの上壁には前記各取付孔に挿通するサポート取付用ボスが設けられ、前記サポート取付用ボスを熱溶着して前記デフロスタノズルに前記サポート部材を固定することを特徴とする請求項1乃至3に記載のデフロスタノズル。
- 前記デフロスタノズルは、前壁とこれに連設された下壁とを有するデフロスタノズルフロント部材と、上壁とこれに連設された側壁とを有し、前記デフロスタノズルフロント部材に組み付けられてエアダクトを形成するデフロスタノズルリヤ部材とから構成され、
前記デフロスタノズルフロント部材の周縁部と前記デフロスタノズルリヤ部材の周縁部には、夫々合わせ面をなすフランジが設けられ、何れか一方のフランジに複数の組付用ボスが、何れか他方のフランジに前記組付用ボスが挿通する複数の取付孔が設けられており、前記サポート取付用ボスの熱溶着と同時に前記組付用ボスを熱溶着して前記デフロスタノズルフロント部材とデフロスタノズルリヤ部材とを固定することを特徴とする請求項4に記載のデフロスタノズル。 - 前記複数の取付孔の中の1つは、位置決めを兼ねていることを特徴とする請求項4に記載のデフロスタノズル。
- 前記デフロスタノズルフロント部材とデフロスタノズルリヤ部材とサポート部材とは1つの型により同時に成形されることを特徴とする請求項5に記載のデフロスタノズル。
- 前記デフロスタノズルフロント部材又はデフロスタノズルリヤ部材のフランジに設けらた組付用ボスと前記デフロスタノズルの上壁に設けられたサポート取付用ボスは、同じ方向を向けて設けらていることを特徴とする請求項5に記載のデフロスタノズル。
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