JP2004271949A - Method for driving optical switch and driving circuit using same - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、キャリア注入による屈折率変化により光信号の伝送経路を切り換える光スイッチの駆動方法に関し、特に高速駆動が可能な光スイッチの駆動及びこれを用いた駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在の通信ネットワークであるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等では、通常電気信号をもって情報を伝送する通信方式となっている。
【0003】
光信号をもって情報を伝送する通信方法は大量のデータを伝送する基幹ネットワークやその他一部のネットワークで用いられているだけである。また、これらのネットワークは”point to point”の通信であり、”フォトニックネットワーク”と言える通信網までは発達していないのが現状である。
【0004】
このような”フォトニックネットワーク”を実現するためには、電気信号の送信先を切り換えるルータやスイッチングハブ等といった装置と同様の機能を有する”光ルータ”や”光スイッチングハブ”等が必要になる。
【0005】
また、このような装置では高速に伝送経路を切り換える光スイッチが必要になり、ニオブ酸リチウムやPLZT(Lead Lanthanum Zirconate Titanate)等の強誘電体を用いたものや、半導体に光路導波路を形成し半導体中にキャリアを注入して屈折率を変化させ光信号の伝送経路を切り換えるものが存在する。
【0006】
さらに、最近では平面ガラス光導波路上に集積したヒーターで発熱させ、当該ヒータが形成され部分の屈折率を変化させることにより、スイッチング動作を行わせるものもある。
【0007】
そして、従来の半導体に光路導波路を形成し半導体中にキャリアを注入して屈折率を変化させ光信号の伝送経路を切り換える光スイッチに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
【0008】
【特許文献1】
特開平6−130236号公報
【特許文献2】
特開平6−289339号公報
【非特許文献1】
「2x2 Optical Waveguide Switch with Bow−Tie Electrode Based on Carrier−Injection Total Internal Reflection in SiGe Alloy」, Baojun Li and Soo−Jin Chua, p206−p208, IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL.13, NO.3, MARCH 2001
【0009】
図4及び図5はこのような従来の光スイッチの一例を示す平面図及び断面図である。図4において1はGaAsやInP等の半導体の基板、2は”X字状”の光導波路を有するn型の光導波路層、3は電子が注入されるN電極、4は正孔が注入されるP電極である。
【0010】
図4において基板1上には”X字状”の光導波路を有する光導波路層2が形成され、図4中”CP01”に示す”X字状”の光導波路の交差部分には長方形状のN電極3が形成される。また、図4中”CP01”に示す”X字状”の光導波路の交差部分の近傍であってN電極3に並行して長方形状のP電極4が形成される。
【0011】
一方、図5は図4中”A−A’”における断面図であり、1,2,3及び4は図4と同一符号を付してあり、5はp型のGaAs等のコンタクト層、6はn型のAlGaAs等のクラッド層、7はn型のGaAsやInGaAs等のキャップ層、8はSiO2 等の絶縁膜、9a,9b及び9cは絶縁層であるポリイミド層、10a及び10bは配線パターンである。
【0012】
基板1上にはコンタクト層5、クラッド層6及び光導波路層2が台形状になるように順次形成され、光導波路層2上の一部にはキャップ層7が形成される。
【0013】
基板1、コンタクト層5、クラッド層6及び光導波路層2上であってキャップ層7及びコンタクト層5の一部以外には絶縁膜8が形成される。また、キャップ層7及びコンタクト層5の一部にN電極3及びP電極4がそれぞれ形成される。
【0014】
絶縁膜8上にはポリイミド層9a,9b及び9cがそれぞれ形成され、配線パターン10aはポリイミド層9a上に形成されると共にN電極3に接続され、配線パターン10bはポリイミド層9c上に形成されると共にP電極4に接続される。
【0015】
ここで、図4に示す従来例の動作を図5を参照しながら説明する。光スイッチが”OFF”の場合、N電極3及びP電極4には電流が供給されない。
【0016】
このため、図4中”CP01”に示す”X字状”の光導波路の交差部分の屈折率の変化は生じないため、例えば、図4中”PI01”に示す入射端から入射した光信号は図4中”CP01”に示す交差部分を直進して図4中”PO01”に示す出射端から出射される。
【0017】
一方、光スイッチが”ON”の場合、N電極3から電子が注入され、P電極4からは正孔が注入され、このため、図4中”CP01”に示す交差部分にはキャリア(電子、正孔)が注入される。
【0018】
このため、プラズマ効果によって図4中”CP01”に示す”X字状”の光導波路の交差部分の屈折率が低くなるように変化するため、例えば、図4中”PI01”に示す入射端から入射した光信号は図4中”CP01”に示す交差部分に生じた低屈折率部分で全反射されて図4中”PO02”に示す出射端から出射される。
【0019】
この結果、電極に電流を供給して”X字状”の光導波路の交差部分にキャリア(電子、正孔)を注入して交差部分の屈折率を制御することにより、光信号の出射される位置を制御、言い換えれば、光信号の伝播経路を切り換えることが可能になる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図4及び図5に示す従来例では、図4中”CP01”に示す交差部分へのキャリアの注入効率を高くするためコンタクト層5とクラッド層6によって形成されるPN接合のダイオード構造を用いており、図示しない駆動回路から駆動電流がN電極3及びP電極4に印加されることになる。
【0021】
”ナノ秒”程度の速度でこのようなPN接合のダイオード構造の構成を有する光スイッチを高速動作させようとした場合には、PN接合のダイオード構造の”ON”時の容量値と、”OFF”時の容量値との容量値の差が大きく異なることに起因する駆動電流の反射により、図4中”CP01”に示す光スイッチの交差部分に有効にキャリアを注入できなくなり高速動作が困難であると言った問題点があった。
【0022】
例えば、図6及び図7は光スイッチのPN接合のダイオードの順方向の電圧−電流特性及び電圧−容量特性を示す特性曲線図である。図6中”CH11”に示す特性曲線から図6中”SC11(0mA)”に示す順方向電流をPN接合のダイオードに印加すれば、PN接合のダイオードの順方向電圧は図6中”SV11(0V)”に示す値となると共に図4中”CP01”に示す光スイッチの交差部分にはキャリアが注入されないため光スイッチは”OFF”状態になる。
【0023】
一方、図6中”CH11”に示す特性曲線から図6中”SC12”に示す順方向電流をPN接合のダイオードに印加すれば、PN接合のダイオードの順方向電圧は図6中”SV12”に示す値となると共に図4中”CP01”に示す光スイッチの交差部分にキャリアが注入されるため光スイッチは”ON”状態になる。
【0024】
この時、図7中”CH21”に示す特性曲線からPN接合のダイオード構造の”ON”時の容量値と、”OFF”時の容量値との容量値の差は図7中”DC21”に示すようになり、この容量値差に起因する駆動電流の反射により、図4中”CP01”に示す光スイッチの交差部分に有効にキャリアを注入できなくなってしまう。
従って本発明が解決しようとする課題は、高速駆動が可能な光スイッチの駆動方法及びこれを用いた駆動回路を実現することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
キャリア注入による屈折率変化により光信号の伝送経路を切り換える光スイッチの駆動方法であって、
前記光スイッチに駆動電流を印加して前記光スイッチをON状態にし、前記光スイッチに前記光スイッチがON状態に遷移しない程度のバイアス電流を印加して前記光スイッチをOFF状態にすることにより、”ON/OFF”遷移時における容量の変化が小さくなり、高速駆動が可能になる。
【0026】
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の発明である光スイッチの駆動方法であって、
前記光スイッチに、
前記光信号が一方から入射され途中で2つに分岐して出射される光導波路と、前記光導波路の分岐部分に前記駆動電流を印加することによりキャリアを注入する1対の電極とが形成されていることにより、”ON/OFF”遷移時における容量の変化が小さくなり、高速駆動が可能になる。
【0027】
請求項3記載の発明は、
請求項1記載の発明である光スイッチの駆動方法であって、
前記光スイッチに、
前記キャリアの注入効率を高くするためにPN接合のダイオードが形成されていることにより、”ON/OFF”遷移時における容量の変化が小さくなり、高速駆動が可能になる。
【0028】
請求項4記載の発明は、
請求項1記載の発明である光スイッチの駆動方法であって、
前記バイアス電流が
数100μA〜数10mAであることにより、”ON/OFF”遷移時における容量の変化が小さくなり、高速駆動が可能になる。
【0029】
請求項5記載の発明は、
キャリア注入による屈折率変化により光信号の伝送経路を切り換える光スイッチの駆動方法を用いた駆動回路において、
前記光スイッチに駆動電流を印加して前記光スイッチをON状態にし、前記光スイッチに前記光スイッチがON状態に遷移しない程度のバイアス電流を印加して前記光スイッチをOFF状態にすることにより、”ON/OFF”遷移時における容量の変化が小さくなり、高速駆動が可能になる。
【0030】
請求項6記載の発明は、
請求項5記載の発明である駆動回路において、
前記光スイッチに、
前記光信号が一方から入射され途中で2つに分岐して出射される光導波路と、前記光導波路の分岐部分に前記駆動電流を印加することによりキャリアを注入する1対の電極とが形成されていることにより、”ON/OFF”遷移時における容量の変化が小さくなり、高速駆動が可能になる。
【0031】
請求項7記載の発明は、
請求項5記載の発明である駆動回路において、
前記光スイッチに、
前記キャリアの注入効率を高くするためにPN接合のダイオードが形成されていることにより、”ON/OFF”遷移時における容量の変化が小さくなり、高速駆動が可能になる。
【0032】
請求項8記載の発明は、
請求項5記載の発明である駆動回路において、
前記バイアス電流が
数100μA〜数10mAであることにより、”ON/OFF”遷移時における容量の変化が小さくなり、高速駆動が可能になる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は光スイッチ及び本発明に係る光スイッチの駆動方法を用いた駆動回路の一実施例を示す構成ブロック図である。但し、図1に示す光スイッチの平面図は図4に示す平面図と同じであるため説明及び記載は省略する。
【0034】
図1において1,2,3,4,5,6,7及び8は図5と同一符号を付してあり、50は1〜8で構成される光スイッチ、51は本発明に係る光スイッチの駆動方法を用いた駆動回路である。
【0035】
駆動回路51の入力端子には図1中”CS31”に示すような制御信号が入力され、図1中”DC31”及び”DC32”に示す駆動回路51の出力である駆動電流はN電極3及びP電極4にそれぞれ印加される。
【0036】
ここで、図1に示す実施例の動作を図2及び図3を用いて説明する。図2及び図3は光スイッチ50のPN接合のダイオードの順方向の電圧−電流特性及び電圧−容量特性を示す特性曲線図である。
【0037】
ここで、図1に示す実施例の動作を図4を参照しながら説明する。光スイッチが”OFF”の場合、N電極3及びP電極4には電流が供給されない。
【0038】
このため、図4中”CP01”に示す”X字状”の光導波路の交差部分の屈折率の変化は生じないため、例えば、図4中”PI01”に示す入射端から入射した光信号は図4中”CP01”に示す交差部分を直進して図4中”PO01”に示す出射端から出射される。
【0039】
一方、光スイッチが”ON”の場合、N電極3から電子が注入され、P電極4からは正孔が注入され、このため、図4中”CP01”に示す交差部分にはキャリア(電子、正孔)が注入される。
【0040】
このため、プラズマ効果によって図4中”CP01”に示す”X字状”の光導波路の交差部分の屈折率が低くなるように変化するため、例えば、図4中”PI01”に示す入射端から入射した光信号は図4中”CP01”に示す交差部分に生じた低屈折率部分で全反射されて図4中”PO02”に示す出射端から出射される。
【0041】
この時、光スイッチ50が”ON”状態における注入キャリアは”1017〜1019cm−3”程度と非常に大きい。このため、光スイッチ50の構造に依存するものの、例えば、光スイッチ50のPN接合のダイオードの順方向電流値は”数10mA〜数100mA”程度になる。
【0042】
そして、図2中”CH41”に示す曲線特性のように順方向電流は順方向の電圧に対して指数関数的に増加し、図3中”CH51”に示す特性曲線のように容量は順方向の電圧の平方根に比例する。
【0043】
従って、光スイッチ50のPN接合のダイオードの順方向電流に対する容量変化は、順方向電流値が小さい領域では変化が大きく、順方向電流が大きい領域では変化が小さくなる。
【0044】
このため、光スイッチ50の”OFF”状態において印加する順方向電流を前述のように”0mA”にするのではなく、光スイッチ50が”ON”状態に遷移しない程度(”数100μA〜数10mA”程度)のバイアス電流を印加することにより、光スイッチ50が”ON”状態と、”OFF”状態との容量値差を小さくする。
【0045】
例えば、図2中”CH41”に示す特性曲線から、”数100μA〜数10mA”程度のバイアス電流として図2中”SC41”に示す順方向電流をPN接合のダイオードに印加すれば、PN接合のダイオードの順方向電圧は図2中”SV41”に示す値となると共に図4中”CP01”に示す光スイッチ50の交差部分には十分なキャリアが注入されないため光スイッチは”OFF”状態になる。
【0046】
一方、図2中”CH41”に示す特性曲線から図2中”SC42”に示す順方向電流をPN接合のダイオードに印加すれば、PN接合のダイオードの順方向電圧は図2中”SV42”に示す値となると共に図4中”CP01”に示す光スイッチ50の交差部分に十分なキャリアが注入されるため光スイッチは”ON”状態になる。
【0047】
この時、図3中”CH51”に示す特性曲線からPN接合のダイオード構造の”ON”時の容量値と、”OFF”時の容量値との容量値の差は図3中”DC51”に示すようになり、図7中”DC21”に示す容量値差と比較して”ON/OFF”遷移時における容量の変化を小さくすることができる。
【0048】
このため、この容量値差に起因する駆動電流の反射も小さくなり、従来例と比較して図4中”CP01”に示す光スイッチ50の交差部分に有効にキャリアを注入することが可能になる。言い換えれば、従来例と比較して光スイッチの高速駆動が可能になる。
【0049】
この結果、光スイッチ50が”OFF”状態の場合に、光スイッチ50が”ON”状態に遷移しない程度のバイアス電流を印加することにより、”ON/OFF”遷移時における容量の変化が小さくなり、高速駆動が可能になる。
【0050】
なお、図1に示す光スイッチの断面構造(図5に示す従来例と同様)では絶縁膜8の上にポリイミド層9a,9b及び9cを形成し、その上に配線パターン10a及び10bを形成している構造を例示しているが、ポリイミド層及び配線パターンに関しては必須の構成要素ではない。
【0051】
また、図1に示す光スイッチの断面構造(図5に示す従来例と同様)では、伝播する光信号を閉じ込めるためコンタクト層5、クラッド層6や光導波路層2を台形状に形成しているが、必須の構成ではない。
【0052】
また、図1(図5)の説明に際してはキャップ層上にN電極11等を、コンタクト層上にP電極12等を形成する構成となっているが、N電極とP電極の形成位置を入れ替えても勿論構わない。
【0053】
本願の光スイッチに関しては、光の伝播する光導波路内にキャリアを導入して、その部分での屈折率を低下させることにより光を全反射させてスイッチングを実現している。そして、当該キャリアを効果的に蓄積させるためにPN接合を形成しているので、PN接合の極性を逆にしても原理的に動作は可能である。
【0054】
具体的には、実施例の断面図に相当する図5におけるn型のキャップ層7、n型の光導波路層2、n型のクラッド層6及びp型のコンタクト層5をそれぞれ、p型のキャップ層、p型の光導波路層、p型のクラッド層6及びn型のコンタクト層として形成すれば良い。
【0055】
また、キャップ層7は電極と光導波路層との間の抵抗を低減するためのものであって、光スイッチの動作に関しては本質的な構成要素ではない。
【0056】
また、図1(図5)ではPN接合の位置をクラッド層とコンタクト層との間に形成しているが、勿論、これに限定される訳ではなく、光導波路層とクラッド層との間にPN接合を形成しても構わない。
【0057】
また、図1(図5)ではキャップ層7及びコンタクト層5を形成しているが、キャップ層7或いはコンタクト層5の機能を代替する領域を光導波路層2或いはクラッド層6等に設けることにより、当該キャップ層7及びコンタクト層5を省略しても構わない。
【0058】
具体的には、イオン注入によってキャップ層7或いはコンタクト層5の機能を代替する領域を光導波路層2或いはクラッド層6や半導体基板1等に形成するにより、当該キャップ層7及びコンタクト層5を省略することが可能になる。
【0059】
また、図1(図4)では光導波路層に”X字状”、言い換えれば、2本の直線の光導波路が交差した形状の光導波路を形成する構成となっているが、光信号が一方から入射され途中で2つに分岐して出射される光導波路を形成する構成であれば構わない。
【0060】
また、出射用の光導波路を2つ有する光導波路でれば”y字状”であっても、その他の形状であっても構わない。ここで、”y字状”の光導波路とは、1本の直線の光導波路の途中から異なる角度で分岐する形状である。さらに、、”X字状”と”y字状”とを組み合わせた形状の光導波路であっても構わない。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2,3,4,5,6,7及び請求項8の発明によれば、光スイッチが”OFF”状態の場合に、光スイッチが”ON”状態に遷移しない程度のバイアス電流を印加することにより、”ON/OFF”遷移時における容量の変化が小さくなり、高速駆動が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光スイッチ及び本発明に係る光スイッチの駆動方法を用いた駆動回路の一実施例を示す構成ブロック図である。
【図2】光スイッチのPN接合のダイオードの順方向の電圧−電流特性を示す特性曲線図である。
【図3】光スイッチのPN接合のダイオードの順方向の電圧−容量特性を示す特性曲線図である。
【図4】このような従来の光スイッチの一例を示す平面図である。
【図5】このような従来の光スイッチの一例を示す断面図である。
【図6】光スイッチのPN接合のダイオードの順方向の電圧−電流特性を示す特性曲線図である。
【図7】光スイッチのPN接合のダイオードの順方向の電圧−容量特性を示す特性曲線図である。
【符号の説明】
1 基板
2 光導波路層
3 N電極
4 P電極
5 コンタクト層
6 クラッド層
7 キャップ層
8 絶縁膜
9a,9b,9c ポリイミド層
10a,10b 配線パターン
50 光スイッチ
51 駆動回路[0001]
The present invention relates to a method for driving an optical switch that switches a transmission path of an optical signal by a change in a refractive index due to carrier injection, and more particularly to driving an optical switch capable of high-speed driving and a driving circuit using the same.
[0002]
[Prior art]
Current communication networks such as a LAN (Local Area Network) and a WAN (Wide Area Network) generally use a communication method of transmitting information using electric signals.
[0003]
Communication methods for transmitting information using optical signals are only used in backbone networks for transmitting large amounts of data and some other networks. In addition, these networks are “point to point” communications, and at present the communication networks that can be called “photonic networks” have not been developed.
[0004]
In order to realize such a “photonic network”, an “optical router” or “optical switching hub” having the same function as a device such as a router or a switching hub for switching a transmission destination of an electric signal is required. .
[0005]
Further, such a device requires an optical switch for switching a transmission path at high speed, and a device using a ferroelectric material such as lithium niobate or PLZT (Lead Lanthanum Zirconate Titanate) or a semiconductor using an optical path waveguide is formed. There is a type in which a carrier is injected into a semiconductor to change a refractive index to switch a transmission path of an optical signal.
[0006]
Further, recently, there is a type in which a switching operation is performed by generating heat with a heater integrated on a flat glass optical waveguide and changing a refractive index of a portion where the heater is formed.
[0007]
There are the following prior art documents relating to an optical switch in which an optical path waveguide is formed in a conventional semiconductor and a carrier is injected into the semiconductor to change a refractive index to switch a transmission path of an optical signal.
[0008]
[Patent Document 1]
JP-A-6-130236 [Patent Document 2]
JP-A-6-289339 [Non-Patent Document 1]
"2x2 Optical Waveguide Switch with Bow-Tie Electrode Based on Carrier-Injection Total Internal Reflection in SiGe Alloy", Baojun Li and Soo-Jin Chua, p206-p208, IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL. 13, NO. 3, MARCH 2001
[0009]
FIG. 4 and FIG. 5 are a plan view and a sectional view showing an example of such a conventional optical switch. In FIG. 4,
[0010]
In FIG. 4, an
[0011]
On the other hand, FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line "AA" in FIG. 4, and 1, 2, 3, and 4 are denoted by the same reference numerals as in FIG. 6 is a clad layer of n-type AlGaAs or the like, 7 is a cap layer of n-type GaAs or InGaAs, 8 is an insulating film of SiO 2 or the like, 9a, 9b and 9c are polyimide layers which are insulating layers, 10a and 10b are This is a wiring pattern.
[0012]
A
[0013]
An insulating film 8 is formed on the
[0014]
Polyimide layers 9a, 9b and 9c are respectively formed on the insulating film 8, a wiring pattern 10a is formed on the polyimide layer 9a and connected to the
[0015]
Here, the operation of the conventional example shown in FIG. 4 will be described with reference to FIG. When the optical switch is “OFF”, no current is supplied to the
[0016]
For this reason, since the refractive index does not change at the intersection of the “X-shaped” optical waveguides indicated by “CP01” in FIG. 4, for example, the optical signal incident from the incident end indicated by “PI01” in FIG. The light goes straight through the intersection indicated by “CP01” in FIG. 4 and is emitted from the emission end indicated by “PO01” in FIG.
[0017]
On the other hand, when the optical switch is “ON”, electrons are injected from the
[0018]
For this reason, the refractive index at the intersection of the “X-shaped” optical waveguides indicated by “CP01” in FIG. 4 changes so as to become lower due to the plasma effect. For example, from the incident end indicated by “PI01” in FIG. The incident optical signal is totally reflected by the low refractive index portion generated at the intersection indicated by “CP01” in FIG. 4 and is emitted from the emission end indicated by “PO02” in FIG.
[0019]
As a result, a current is supplied to the electrode to inject carriers (electrons and holes) into the intersection of the "X-shaped" optical waveguides to control the refractive index of the intersection, thereby emitting an optical signal. It is possible to control the position, in other words, switch the propagation path of the optical signal.
[0020]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional example shown in FIGS. 4 and 5, the diode structure of the PN junction formed by the
[0021]
When an optical switch having such a PN junction diode structure is operated at a high speed of about "nanosecond", the capacitance value of the PN junction diode structure when "ON" and "OFF" Due to the reflection of the driving current caused by a large difference between the capacitance value and the capacitance value at the time, carriers cannot be effectively injected into the intersection of the optical switches indicated by “CP01” in FIG. There was a problem that there was.
[0022]
For example, FIGS. 6 and 7 are characteristic curves showing forward voltage-current characteristics and voltage-capacity characteristics of a PN junction diode of an optical switch. If a forward current indicated by “SC11 (0 mA)” in FIG. 6 is applied to the PN junction diode from the characteristic curve indicated by “CH11” in FIG. 6, the forward voltage of the PN junction diode becomes “SV11 ( 0V), and the carriers are not injected into the intersections of the optical switches indicated by "CP01" in FIG. 4, so that the optical switches are in the "OFF" state.
[0023]
On the other hand, if the forward current shown by “SC12” in FIG. 6 is applied to the PN junction diode from the characteristic curve shown by “CH11” in FIG. 6, the forward voltage of the PN junction diode becomes “SV12” in FIG. The value becomes as shown and carriers are injected into the intersections of the optical switches indicated by “CP01” in FIG. 4, so that the optical switches are turned “ON”.
[0024]
At this time, the difference between the capacitance value at the time of “ON” and the capacitance value at the time of “OFF” of the diode structure of the PN junction is indicated by “DC21” in FIG. 7 from the characteristic curve indicated by “CH21” in FIG. As shown in FIG. 4, due to the reflection of the drive current caused by the capacitance value difference, it becomes impossible to effectively inject carriers into the intersection of the optical switches indicated by “CP01” in FIG.
Therefore, an object of the present invention is to realize a driving method of an optical switch capable of high-speed driving and a driving circuit using the same.
[0025]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve such an object, the invention according to
A driving method of an optical switch for switching a transmission path of an optical signal by a change in refractive index due to carrier injection,
By applying a drive current to the optical switch to turn on the optical switch, applying a bias current to the optical switch such that the optical switch does not transition to the ON state, and turning the optical switch OFF, The change in capacitance at the time of "ON / OFF" transition is small, and high-speed driving is possible.
[0026]
The invention according to
A method for driving an optical switch according to
In the optical switch,
An optical waveguide is formed in which the optical signal is incident from one side and is branched into two in the middle and emitted, and a pair of electrodes for injecting carriers by applying the driving current to a branched portion of the optical waveguide are formed. Accordingly, a change in capacitance at the time of “ON / OFF” transition is reduced, and high-speed driving is enabled.
[0027]
The invention according to
A method for driving an optical switch according to
In the optical switch,
Since a PN junction diode is formed to increase the carrier injection efficiency, a change in capacitance at the time of "ON / OFF" transition is reduced, and high-speed driving is enabled.
[0028]
The invention according to claim 4 is
A method for driving an optical switch according to
When the bias current is several hundred μA to several tens mA, the change in capacitance at the time of “ON / OFF” transition is small, and high-speed driving is possible.
[0029]
The invention according to
In a driving circuit using a driving method of an optical switch that switches a transmission path of an optical signal by a refractive index change due to carrier injection,
By applying a drive current to the optical switch to turn on the optical switch, applying a bias current to the optical switch such that the optical switch does not transition to the ON state, and turning the optical switch OFF, The change in capacitance at the time of "ON / OFF" transition is small, and high-speed driving is possible.
[0030]
The invention according to claim 6 is
The driving circuit according to
In the optical switch,
An optical waveguide is formed in which the optical signal is incident from one side and is branched and emitted in the middle of the optical signal, and a pair of electrodes for injecting carriers by applying the driving current to a branched portion of the optical waveguide. Accordingly, a change in capacitance at the time of “ON / OFF” transition is reduced, and high-speed driving is enabled.
[0031]
The invention according to
The driving circuit according to
In the optical switch,
Since a PN junction diode is formed to increase the carrier injection efficiency, a change in capacitance at the time of "ON / OFF" transition is reduced, and high-speed driving is enabled.
[0032]
The invention according to claim 8 is
The driving circuit according to
When the bias current is several hundred μA to several tens mA, the change in capacitance at the time of “ON / OFF” transition is small, and high-speed driving is possible.
[0033]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a configuration block diagram showing one embodiment of an optical switch and a driving circuit using the optical switch driving method according to the present invention. However, the plan view of the optical switch shown in FIG. 1 is the same as the plan view shown in FIG.
[0034]
In FIG. 1, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 and 8 have the same reference numerals as in FIG. 5, 50 is an optical switch composed of 1 to 8, and 51 is an optical switch according to the present invention. Is a driving circuit using the driving method of (1).
[0035]
A control signal such as “CS31” in FIG. 1 is input to the input terminal of the drive circuit 51, and the drive current, which is the output of the drive circuit 51 shown in “DC31” and “DC32” in FIG. It is applied to each of the P electrodes 4.
[0036]
Here, the operation of the embodiment shown in FIG. 1 will be described with reference to FIGS. 2 and 3 are characteristic curves showing forward voltage-current characteristics and voltage-capacitance characteristics of the PN junction diode of the optical switch 50. FIG.
[0037]
Here, the operation of the embodiment shown in FIG. 1 will be described with reference to FIG. When the optical switch is “OFF”, no current is supplied to the
[0038]
For this reason, since the refractive index does not change at the intersection of the “X-shaped” optical waveguides indicated by “CP01” in FIG. 4, for example, the optical signal incident from the incident end indicated by “PI01” in FIG. The light goes straight through the intersection indicated by “CP01” in FIG. 4 and is emitted from the emission end indicated by “PO01” in FIG.
[0039]
On the other hand, when the optical switch is “ON”, electrons are injected from the
[0040]
For this reason, the refractive index at the intersection of the “X-shaped” optical waveguides indicated by “CP01” in FIG. 4 changes so as to become lower due to the plasma effect. For example, from the incident end indicated by “PI01” in FIG. The incident optical signal is totally reflected by the low refractive index portion generated at the intersection indicated by “CP01” in FIG. 4 and is emitted from the emission end indicated by “PO02” in FIG.
[0041]
At this time, the injected carriers when the optical switch 50 is in the “ON” state are as large as about “10 17 to 10 19 cm −3 ”. For this reason, although depending on the structure of the optical switch 50, for example, the forward current value of the PN junction diode of the optical switch 50 is about "several tens mA to several hundred mA".
[0042]
Then, the forward current increases exponentially with respect to the forward voltage, as indicated by the curve characteristic indicated by "CH41" in FIG. 2, and the capacitance changes in the forward direction as indicated by the characteristic curve indicated by "CH51" in FIG. Is proportional to the square root of the voltage.
[0043]
Therefore, the change in capacitance of the PN junction diode of the optical switch 50 with respect to the forward current is large in a region where the forward current value is small, and small in a region where the forward current is large.
[0044]
For this reason, the forward current applied in the “OFF” state of the optical switch 50 is not set to “0 mA” as described above, but to the extent that the optical switch 50 does not transition to the “ON” state (“several hundred μA to several tens mA”). By applying a bias current of “approximately”, the capacitance difference between the “ON” state and the “OFF” state of the optical switch 50 is reduced.
[0045]
For example, from the characteristic curve indicated by “CH41” in FIG. 2, if a forward current indicated by “SC41” in FIG. 2 is applied to the PN junction diode as a bias current of “several hundred μA to several tens mA”, The forward voltage of the diode becomes a value indicated by "SV41" in FIG. 2 and sufficient carriers are not injected into the intersection of the optical switch 50 indicated by "CP01" in FIG. 4 so that the optical switch is turned "OFF". .
[0046]
On the other hand, if the forward current shown by "SC42" in FIG. 2 is applied to the PN junction diode from the characteristic curve shown by "CH41" in FIG. 2, the forward voltage of the PN junction diode becomes "SV42" in FIG. 4 and the sufficient carrier is injected into the intersection of the optical switches 50 indicated by “CP01” in FIG. 4 so that the optical switches are turned “ON”.
[0047]
At this time, from the characteristic curve shown by "CH51" in FIG. 3, the difference between the capacitance value at the time of "ON" and the capacitance value at the time of "OFF" of the diode structure of the PN junction is "DC51" in FIG. As shown in FIG. 7, the change in capacitance at the time of "ON / OFF" transition can be reduced as compared with the capacitance value difference indicated by "DC21" in FIG.
[0048]
For this reason, the reflection of the driving current due to the capacitance value difference is reduced, and carriers can be effectively injected into the intersection of the optical switch 50 shown by “CP01” in FIG. 4 as compared with the conventional example. . In other words, the optical switch can be driven at a higher speed than in the conventional example.
[0049]
As a result, when the optical switch 50 is in the “OFF” state, by applying a bias current that does not cause the optical switch 50 to transition to the “ON” state, the change in capacitance at the time of the “ON / OFF” transition is reduced. , High-speed driving becomes possible.
[0050]
In the cross-sectional structure of the optical switch shown in FIG. 1 (similar to the conventional example shown in FIG. 5), polyimide layers 9a, 9b and 9c are formed on an insulating film 8, and wiring patterns 10a and 10b are formed thereon. However, the polyimide layer and the wiring pattern are not essential components.
[0051]
In the cross-sectional structure of the optical switch shown in FIG. 1 (similar to the conventional example shown in FIG. 5), the
[0052]
In the description of FIG. 1 (FIG. 5), the configuration is such that the N electrode 11 and the like are formed on the cap layer and the P electrode 12 and the like are formed on the contact layer. Of course, it doesn't matter.
[0053]
As for the optical switch of the present invention, switching is realized by totally reflecting light by introducing a carrier into an optical waveguide through which light propagates and lowering the refractive index at that portion. Since a PN junction is formed to effectively accumulate the carriers, operation is possible in principle even if the polarity of the PN junction is reversed.
[0054]
Specifically, the n-
[0055]
Further, the
[0056]
Further, in FIG. 1 (FIG. 5), the position of the PN junction is formed between the cladding layer and the contact layer. However, the position is not limited to this. Of course, the PN junction is formed between the optical waveguide layer and the cladding layer. A PN junction may be formed.
[0057]
In FIG. 1 (FIG. 5), the
[0058]
Specifically, a region that substitutes the function of the
[0059]
Also, in FIG. 1 (FIG. 4), the optical waveguide layer has an "X-shape", in other words, a configuration in which two straight optical waveguides intersect with each other. Any structure may be used as long as it forms an optical waveguide that is made incident on the optical waveguide and split into two in the middle.
[0060]
The optical waveguide having two outgoing optical waveguides may be “y-shaped” or may have another shape. Here, the “y-shaped” optical waveguide has a shape that branches at a different angle from the middle of one straight optical waveguide. Furthermore, an optical waveguide having a shape combining "X-shape" and "y-shape" may be used.
[0061]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, the present invention has the following effects.
According to the first, second, third, fourth, fifth, sixth and seventh aspects of the present invention, when the optical switch is in the "OFF" state, the bias current is such that the optical switch does not transition to the "ON" state. Is applied, the change in capacitance at the time of "ON / OFF" transition is reduced, and high-speed driving becomes possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration block diagram showing an embodiment of an optical switch and a driving circuit using the optical switch driving method according to the present invention.
FIG. 2 is a characteristic curve diagram showing forward voltage-current characteristics of a PN junction diode of an optical switch.
FIG. 3 is a characteristic curve diagram showing forward voltage-capacity characteristics of a PN junction diode of an optical switch.
FIG. 4 is a plan view showing an example of such a conventional optical switch.
FIG. 5 is a sectional view showing an example of such a conventional optical switch.
FIG. 6 is a characteristic curve diagram showing forward voltage-current characteristics of a PN junction diode of an optical switch.
FIG. 7 is a characteristic curve diagram showing forward voltage-capacitance characteristics of a PN junction diode of an optical switch.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記光スイッチに駆動電流を印加して前記光スイッチをON状態にし、
前記光スイッチに前記光スイッチがON状態に遷移しない程度のバイアス電流を印加して前記光スイッチをOFF状態にする
ことを特徴とする光スイッチの駆動方法。A driving method of an optical switch for switching a transmission path of an optical signal by a change in refractive index due to carrier injection,
Applying a drive current to the optical switch to turn on the optical switch,
A method for driving an optical switch, comprising applying a bias current to the optical switch to such an extent that the optical switch does not transition to the ON state, thereby turning the optical switch OFF.
前記光信号が一方から入射され途中で2つに分岐して出射される光導波路と、前記光導波路の分岐部分に前記駆動電流を印加することによりキャリアを注入する1対の電極とが形成されていることを特徴とする
請求項1記載の光スイッチの駆動方法。In the optical switch,
An optical waveguide is formed in which the optical signal is incident from one side and is branched into two in the middle and emitted, and a pair of electrodes for injecting carriers by applying the driving current to a branched portion of the optical waveguide are formed. 2. The method for driving an optical switch according to claim 1, wherein:
前記キャリアの注入効率を高くするためにPN接合のダイオードが形成されていることを特徴とする
請求項1記載の光スイッチの駆動方法。In the optical switch,
2. The method according to claim 1, wherein a PN junction diode is formed to increase the carrier injection efficiency.
数100μA〜数10mAであることを特徴とする
請求項1記載の光スイッチの駆動方法。2. The method according to claim 1, wherein the bias current ranges from several hundreds [mu] A to several tens mA.
前記光スイッチに駆動電流を印加して前記光スイッチをON状態にし、
前記光スイッチに前記光スイッチがON状態に遷移しない程度のバイアス電流を印加して前記光スイッチをOFF状態にする
ことを特徴とする駆動回路。In a driving circuit using a driving method of an optical switch that switches a transmission path of an optical signal by a refractive index change due to carrier injection,
Applying a drive current to the optical switch to turn on the optical switch,
A drive circuit for applying a bias current to the optical switch to such an extent that the optical switch does not transition to the ON state, thereby turning the optical switch OFF.
前記光信号が一方から入射され途中で2つに分岐して出射される光導波路と、前記光導波路の分岐部分に前記駆動電流を印加することによりキャリアを注入する1対の電極とが形成されていることを特徴とする
請求項5記載の駆動回路。In the optical switch,
An optical waveguide is formed in which the optical signal is incident from one side and is branched and emitted in the middle of the optical signal, and a pair of electrodes for injecting carriers by applying the driving current to a branched portion of the optical waveguide. The driving circuit according to claim 5, wherein
前記キャリアの注入効率を高くするためにPN接合のダイオードが形成されていることを特徴とする
請求項5記載の駆動回路。In the optical switch,
6. The driving circuit according to claim 5, wherein a PN junction diode is formed to increase the carrier injection efficiency.
数100μA〜数10mAであることを特徴とする
請求項5記載の駆動回路。6. The driving circuit according to claim 5, wherein the bias current is several hundreds μA to several tens mA.
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