JP2004255442A - Screw press type filtering device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、概略円筒状の濾過体内に挿入されたスクリュウを回転することにより、その一端側から供給された処理物を他端側に搬送しつつ濾過するスクリュウプレス式濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のスクリュウプレス式濾過装置としては、横長箱型のケーシング内に設けられた濾過室に、長い略円筒状をなす濾過体が水平に配設され、この濾過体内にその軸線を一致させた長尺のスクリュウが配置された構造となっているものが挙げられる。このようなスクリュウプレス式濾過装置では、スクリュウ両端を支持する軸受を着脱することにより、端部を開放された濾過体に対してスクリュウを軸線方向に挿脱することが可能となる。
【0003】
また、このようなスクリュウプレス式濾過装置では、より効果的な脱水を行うために、他端側の濾過体を複数に分割して軸方向に配列し、それぞれを独立して偏心回転させる構造が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−212697号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなスクリュウプレス式濾過装置では、装置の組立時やメンテナンス時等に、長尺で重量の大きいスクリュウや濾過体を濾過装置に着脱するためには、大がかりな吊下装置を用いなければならず、設備コストが大であるという問題があった。
【0006】
また、上述した特許文献1のようなスクリュウプレス式濾過装置では、スクリュウの着脱に際して、濾過体の構造が他端側で複雑となっているため、一端側の軸受部分を分解して濾過体の一端側を完全に開放させて、スクリュウを濾過体に対して軸線方向に挿脱させるしかない。このため、スクリュウプレス式濾過装置の設置に際しては、スクリュウの脱着のためだけに、濾過装置の全長に加えてスクリュウの長さ分のスペースの確保が必要となっていた。
すなわち、濾過装置の設置作業や設置現場でのメンテナンス時等、スクリュウの脱着を行う際に、濾過装置の専有面積だけでなく多大なスペースが必要となるので、濾過装置の設置ができない場合が生じるだけでなく、設置された濾過装置に対しても操業には不要なスペースを確保しておかなければならないことから、スクリュウプレス式濾過装置におけるスペース効率の向上が求められていた。
【0007】
本発明は、このような事情を鑑みてなされたもので、上述のようなスクリュウプレス式濾過装置において省スペース化を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のスクリュウプレス式濾過装置は、概略円筒状の濾過体の内周にスクリュウが回転可能に挿入されて、このスクリュウの一端側から上記濾過体との間に供給された処理物を、該スクリュウの回転によって他端側に搬送しつつ、上記濾過体により濾過するスクリュウプレス式濾過装置であって、上記スクリュウを、軸線方向に分割可能としたことを特徴とする。
従って、このように構成されたスクリュウプレス式濾過装置では、スクリュウを短く分割して濾過体に脱着できるので、小さいスペースでのスクリュウの脱着が可能となり、スクリュウプレス式濾過装置におけるスペース効率の向上を図ることができる。
【0009】
ここで、上記濾過体を、周方向に分割可能とすれば、スクリュウを筒状の濾過体に対して軸線方向に挿脱するのではなく、半円筒状に開放された濾過体に対して配置することができるので、スクリュウの長さ分のスペースを確保する必要がなくなり、より省スペース化を図ることができる。さらに、濾過体を分割して開放すれば、分割された各スクリュウを濾過体内で容易に分解・組立することができるので、作業性の向上を図ることができる。
【0010】
さらに、上記濾過体を、軸線方向に分割可能とすれば、濾過体の濾過装置に対する取付・取り外しが容易となるので、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、上記濾過体の外周に、この濾過体に向けて洗浄液を噴射することにより該濾過体を洗浄する洗浄管が、上記スクリュウの回転軸線方向に延びるように配設されている場合には、この洗浄管を軸線方向に分割可能とすれば、濾過体の分解・組立作業性の向上を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1から図8は、本発明のスクリュウプレス式濾過装置の第1の実施形態を示すものである。
本実施形態のスクリュウプレス式濾過装置においては、架台1上に横長箱型のケーシング2が載置されてその内部が濾過室3とされており、この濾過室3内にスクリュウ40がその回転軸線Oを水平にして配置されている。
【0012】
このスクリュウ40は、上記回転軸線Oを中心として、円錐台状のコーン41の外周にスクリュウ羽根42が螺旋状に形成されたものである。コーン41の両端には、それぞれスクリュウシャフト43A,43Bが設けられていて、ケーシング2の両端外壁2A,2Bから突出して軸受5,5,5に回転自在に支持されている。
【0013】
このうちスクリュウ40の一端側(図1、図2において左側)のスクリュウシャフト43A端部が外壁2Aから突出する部分は液密にシールされている。
また、スクリュウ40の他端側(図1、図2において右側)の軸受5に支持されたスクリュウシャフト43B端部には、チェーンホイール44が取り付けられている。そして、このチェーンホイール44に、架台1の側方に配置されたモータ等のスクリュウ駆動装置6がチェーン7を介して連結されることにより、スクリュウ40は軸線O回りに回転可能とされ、その一端側から供給された処理物を他端側に搬送する。
なお、これらスクリュウシャフト43A,43Bは、それぞれコーン41と一体に形成してもよいが、別体として互いに同軸に固定された構成としてもよく、分割可能な別体とすることによりスクリュウ40の取り回しを容易とすることができる。
【0014】
上記スクリュウ羽根42の捻れ角および外径はともに一定とされ、スクリュウ羽根42が形成されたコーン41の外周は一端側から他端側に向かうに従い漸次拡径するようになされている。これにより、コーン41外周において軸線O方向に隣接するスクリュウ羽根42同士の間の空間が、処理物の含水率に合わせて一端側よりも他端側の方が小さくなるようにされている。
なお、このようにコーン41の外径を他端側で大きくなるように変化させる代わりに、コーン41の外径は一定としてスクリュウ羽根42のピッチを他端側で小さくすることにより、他端側の上記空間を小さくしたり、あるいはこれらを併せて、他端側でコーン41の外径を大きくするとともにスクリュウ羽根42のピッチを小さくすることにより、処理物の含水率に併せて上記空間を他端側で小さくするようにしてもよい。
【0015】
このスクリュウ40に対して、スクリュウ羽根42が設けられた部分のうち他端側寄りの所定位置に合わせて隔壁8Aが設けられているとともに、スクリュウ40のスクリュウ羽根42が設けられた部分の他端に隔壁8Bが設けられている。これらの隔壁8A,8Bは濾過室3内に設けられており、それぞれスクリュウ40が挿通される孔が形成されている。
そして、これらの隔壁8A,8Bが設けられた濾過室3内は、この隔壁8A,8Bによって上記一端側から他端側に向けて順に、ケーシング2の一端側の外壁2Aから一端側の隔壁8Aまでの間の第1の濾過室3Aと、この隔壁8Aから他端側の隔壁8Bまでの間の第2の濾過室3Bとの複数の濾過室に分割される。そして、この第2の濾過室3Bの他端側の隔壁8Bと他端側の外壁2Bとの間の部分は、ケーキ排出室3Cとされている。これら第1,第2の濾過室3A,3Bの底部には、それぞれの濾過室3A,3Bで濾過された濾液を排出する濾液排出口9Aが設けられ、ケーキ排出室3Cの底部にはケーキ排出口9Bが設けられている。
【0016】
そして、これら第1、第2の濾過室3A,3B内には、概略円筒状をなす濾過体10が配設されていて、スクリュウ40はこの濾過体10の内周に配置されている。処理物はスクリュウ40と濾過体10との間に連通する供給管13から供給され、スクリュウ40によって一端側から他端側に搬送される間にこの濾過体10によって脱水されて濾過される。
【0017】
ここで、第1の濾過室3Aには、スクリュウ40の上記スクリュウ羽根42の外径よりもわずかに大きな内径を有して軸線O方向に長い略円筒状をなす第1の濾過体10Aが、その中心軸を上記軸線Oに一致させて配設される。一方、第2の濾過室3Bには、軸線O方向の長さが第1の濾過体10Aよりも短い概略円環状の第2の濾過体10Bが複数、その中心軸を上記軸線O方向に向けて該軸線O方向に並べられるように配設されている。
【0018】
第2の濾過体10Bは、図5に示すように円環板状をなす一対のフランジ11A,11Aが互いに平行かつその中心軸Xを同軸として、該中心軸X方向に延びる複数の補強板11B…によって接合されて連結されることにより、その外形が上述のように概略円筒状をなす濾過体本体11が形成され、この濾過体本体11のフランジ11A,11A間の胴周部に、処理物を濾過する濾過部12が形成された構成とされている。さらに、この濾過部12は、フランジ11A,11Aの互いに対向する側面間の補強板11B…よりも内周側に、断面涙滴形状をなす多数のサポートロッド12A…が、それぞれその鋭角凸部を内周側に向け、かつ周方向に適当な間隔を開けて取り付けられるとともに、これらのサポートロッド12A…の内側に、リング状の多数のウェッジワイヤー12B…が、上記中心軸X方向に極小さな濾過間隔Sを開けて溶接により取り付けられた構成とされている。
【0019】
一方、第1の濾過体10Aは、濾過室3の一端側の外壁2Aに形成されてスクリュウ40(スクリュウシャフト43A)が突出する上記孔の回りから上記隔壁8Aにかけて延びるように、これら外壁2Aと隔壁8Aとに固定されている。そして、その構成は第2の濾過体10Bとほぼ同様であるが、円環状のサポートロッド12A…に溶接された直線状のウェッジワイヤーが軸線X方向に延びているとともに、さらに、周方向に2分割された半円筒状の濾過体10a,10aを接合してその外径を略円筒状となす構成とされている。濾過体10a,10aは、それぞれ軸線X方向に延びるフランジ10b,10bを有しており、これらフランジ10b,10b同士を対向させて配置し、接合されることにより、一体の濾過体10Aとされている。そして、フランジ10bには、濾過体10a,10a同士を固定する部材(例えばボルトおよびナット)と、吊上用の部材(例えばアイボルト)とが取り付けられており、濾過体10a,10a同士の接合を解除すれば、アイボルトを用いて濾過体10aを吊り上げ、ケーシング2から取り出すことが可能となっている。
【0020】
第2の濾過体10B…が複数配置された第2の濾過室3Bにおいては、軸線O方向に隣接する上記第2の濾過体10B,10Bのそれぞれに、平板状の固定体14が介装されている。この固定体14は、スクリュウ40が挿通される孔が中央に形成されていて、隔壁8A,8B間に渡された複数の取付軸15…に取り付けられて軸線Oに垂直かつ互いに平行に固定されており、両側の第2の濾過体10B,10Bの上記フランジ11Aと摺動可能に密着している。そして、軸線O方向に第2の濾過体10B…と固定体14…とが配設されており、スクリュウ40はこれら第2の濾過体10B…と固定体14の孔との内周に挿入されている。
【0021】
これら第2の濾過体10B…は、その中心軸Xがスクリュウ40の回転軸線Oと平行とされたまま、この軸線Oを中心とした円軌道に沿って周回するように軸線Oに対して偏心可能とされており、しかも、軸線O方向に隣接する第2の濾過体10B,10B同士では、一方の濾過体10Bの中心軸Xが他方の濾過体10Bとは異なる位相で上記円軌道上を周回するように偏心させられて、その偏心の状態が異なるものとなるようにされるとともに、特にこうして異なる位相とされる隣接した第2の濾過体10B,10Bの位相差が、各隣接する濾過体10B,10B間同士では互いに等しくなるように設定されている。また、これら第2の濾過体10B…が、その両側の固定体14,14の側面に上記フランジ11A,11Aを密着させて摺接させながら、それぞれの中心軸Xを中心としてスクリュウ40の周方向にその全周にわたって回転可能に支持されている。
【0022】
さらに、この第2の濾過室3B内において、上記第2の濾過体10B…および固定体14…の外周には、複数のギアシャフト16…が、互いに周方向に等間隔かつそれぞれ軸線Oに平行に、第2の濾過体10B…や上記取付軸15…に干渉しないように支持されている。これらのギアシャフト16のうちの一つは、その他端側にはチェーンホイール16Aが取り付けられており、このチェーンホイール16Aが駆動装置17にチェーン18によって連結されることにより、回転可能となっている。
【0023】
また、各ギアシャフト16には、各第2の濾過体10B…の上記フランジ11A外周に設けられた歯面11Cに噛み合う複数のギア16B…が取り付けられている。このギア16A…は、それぞれギアシャフト16に対して偏心し、かつ異なる位相で各フランジ11Aに対して噛み合っている。
そして、駆動装置17に連結されたギアシャフト16が回転され、各ギアシャフト16…がそれぞれ、1つの第2の濾過体10Bに対してそのギア16Bの位相を一致させながら回転されることにより、各第2の濾過体10B…は、それぞれの中心軸Xを中心として互いに独立してスクリュウ40の周方向にその全周にわたって回転可能に支持されるとともに、それぞれの中心軸Xが上記軸線Oと平行とされたまま該軸線Oに対して偏心して回転させられる。しかも、ギアシャフト16に設けられた上記ギア16B…の位相は、上記軸線O方向に向けて所定の位相差で順次ずらされている。これにより、上記中心軸Xの偏心の状態が軸線O方向に隣接する第2の濾過体10B…同士で異なったものとされる。
【0024】
なお、この第2の濾過体10Bの内径は、第1の濾過体10Aの内径よりも大きく形成されている。従って、該第2の濾過体10Bが偏心することによってその内周部がスクリュウ羽根42外周に接近する部分では、第2の濾過体10Bの内周部は、該スクリュウ羽根42に干渉しない範囲で固定体14の上記孔よりも内周側に突出する。一方、この内周部がスクリュウ羽根42外周から離間する部分では、第2の濾過体10Bの内周部は、上記孔よりも外周側に後退するようにされている。また、この第2の濾過体10Bの上記濾過部12におけるウェッジワイヤー12B…間の濾過間隙の大きさは、第1の濾過体10Aの濾過部12の濾過間隙よりも小さくされている。
【0025】
このように第1,第2の濾過体10A,10Bが配設された第1,第2の濾過室3A,3Bのそれぞれにおいて、これら濾過体10A,10B…の外周に、該濾過体10A,10B…に向けて洗浄液(洗浄水)Lを噴射することにより濾過体10A,10B…を洗浄する洗浄管19,20が、上記スクリュウ40の回転軸線O方向に延びるように配設されている。
【0026】
このうち、第1の濾過室3Aに配設される洗浄管19は、上記濾過体10(第1の濾過体10A)の周方向に回動可能とされている。この洗浄管19は、本実施形態では、ステンレス鋼などの十分な剛性を有する金属材料により形成された円管状の直管であって、上記軸線Oに平行となるように、かつこの平行状態を維持したまま回動可能に配設されており、その外周には多数のノズル19A…が軸線O方向に等間隔に直列に並ぶように、かつ該洗浄管19の回動位置に関わらず、軸線Oに直交する断面において常に該軸線Oに向けてそのノズル孔が開口するように設けられている。
また、本実施形態では、このような洗浄管19が第1の濾過体10Aの外周に複数本(本実施形態では3本)、周方向に等間隔に、すなわち軸線Oを中心として120°ずつ周方向にずらされて配設されている。しかも、これらの洗浄管19…は、第1の濾過体10Aの外周を周方向に等分割した範囲、すなわち軸線Oを中心とした中心角120°の円弧状の範囲内で、互いに一体的に往復回動可能とされている。
【0027】
このように洗浄管19…を第1の濾過体10Aの周方向に一体的に回動自在とするために、この第1の濾過体10Aの外周に、スクリュウ40の回転軸線Oを中心とする円環状の一対の取付部材21,21が第1の濾過体10Aの両端部寄りにそれぞれ設けられている。これらの取付部材21,21の外周には、全周にわたって歯車の歯面21Aが形成されている。
【0028】
一方、第1の濾過体10Aの両端部寄りの第1の濾過室3A内の上部両側には、上記外壁2Aと隔壁8Aとから軸線Oに平行に第1の濾過室3A内に突出する支持軸22Aが設けられ、この支持軸22Aの先端に、上記歯面21Aに噛合する従動ギア22Bが回転自在に取り付けられた支持手段22…がそれぞれ設けられている。
【0029】
さらに、第1の濾過室3A内の下部には、取付部材21,21の上記歯面21Aに噛合して駆動する駆動手段23が設けられている。駆動手段23では、やはり軸線Oに平行に架け渡されてモータ等の駆動装置23Aに連結され、回転駆動可能とされた駆動軸23Bに、取付部材21,21の上記歯面21Aに噛合する駆動ギア23Cが取り付けられている。
【0030】
そして、上記洗浄管19…は、その上記ノズル19A…を軸線Oに向けて取付部材21,21の内周に周方向に等間隔に取り付けられており、上記支持手段22…によって回転自在に支持された取付部材21,21…が駆動手段23によって120°の範囲で往復回動されるのに伴い、軸線Oを中心にやはり120°の範囲で往復回動可能とされる。
【0031】
さらに、軸線O方向において上記一対の取付部材21,21の中間に、やはり軸線Oを中心とした円環状の導水管24が配設されている。各洗浄管19…は、その中央部分においてこの導水管24に連結されて互いの内部が連通している。従って、この導水管24もまた洗浄管19…や取付部材21,21と一体的に、軸線O回りに120°の範囲で往復回動可能とされる。
【0032】
そして、この導水管24には、図8に示すように、その両端部が上記軸線Oに平行な軸線P,Q回りに回動自在かつ互いに液密に連結された、いわゆるスイベルジョイント構造を採る複数(本実施形態では2つ)のエルボ管25A,25Bよりなる接続管25の一端(エルボ管25Aの一端)が接続される。一方、この接続管25の他端(エルボ管25Bの他端)は、上記洗浄管19…に向けて洗浄液を供給する図示されない洗浄液の供給源に連結された供給管26に接続されている。
なお、これら導水管24、接続管25、および供給管26もまた、本実施形態では上記洗浄管19…と同じくステンレス鋼などの十分な剛性を有する金属材料により形成されている。
【0033】
すなわち、この接続管25は、上記導水管24から軸線Oに平行に突出する連結管24Aの先端に、概略「コ」字状をなす上記エルボ管25Aの折れ曲がった一端が、上記軸線Pにおいて、互いに同軸にこの軸線P回りに回動自在かつ液密に接続される。また、このエルボ管25Aの他端には、両端が互いに逆向きに折れ曲がったL字状をなしている上記エルボ管25Bの折れ曲がった一端が、上記軸線Qにおいて互いに同軸に該軸線Q回りに回動自在かつ液密に接続される。さらに、このエルボ管25Bの折れ曲がった他端が、上記供給管26の軸線Oに平行に向けられた先端部26Aに、その軸線Rにおいて同軸に、該軸線R回りに回動自在かつ液密に接続されている。
そして、このように接続された上記導水管24と供給管26との間に介装された接続管25は、少なくとも導水管24の往復回動に伴う上記連結管24Aの往復回動に追従可能とされている。
【0034】
これらの洗浄管19は、上述のように120°間隔で3本設けられる場合、分割した上記第1の濾過体10Aを濾過装置に対して脱着する際に共に脱着する必要がある。そのためには、本実施形態のように、洗浄管19を軸線Oを中心に回動可能な構造とした場合には、いずれか1本の洗浄管19が一方の濾過体10aの中央部近傍に位置するように取付部材21を回転させた状態で、この1本の洗浄管19を脱着させればすむ。また、洗浄管19を軸線Oを中心として回動させない場合には、いずれか1本の洗浄管19が一方の濾過体10aの中央部近傍に位置するように各洗浄管19を配置すれば、上部に位置する1本の洗浄管19の脱着を可能にするだけでよい。
【0035】
なお、このように洗浄管19,20が設けられた第1,第2の濾過室3A,3Bに続く上記ケーキ排出室3Cにおいては、スクリュウ40のスクリュウシャフト43Bがこのケーキ排出室3Cまで延びていて、ここに円環状のスリーブ27が上記軸線O方向に進退可能に外嵌されている。
このスリーブ27は、スクリュウ40が挿通されるとともに濾過されたケーキを排出するために上記隔壁8Bに形成された孔の内径よりも大きな外径を有している。また、このスリーブ27の上記他端側には、上記外壁2Bに取り付けられたエアシリンダー28のピストンロッドが連結されていて、このピストンロッドが上記軸線Oに平行に一端側に向けて出没してスリーブ27を進退させることにより、このスリーブ27と隔壁8Bの上記孔との間隔を適当に設定して、該孔からのケーキの排出量を調整することが可能となる。
【0036】
以上のように構成されたスクリュウプレス式濾過装置において、本発明では、スクリュウ40が軸線O方向に分割可能となっている。すなわちスクリュウ40は、スクリュウ羽根42が形成されたコーン41において、軸線方向に第1,第2のコーン41A,41Bの2つに分割可能となっている。第1,第2のコーン41A,41Bは、それぞれ異なる大きさの円錐台形の外周にスクリュウ羽根42が形成されたものであり、第1のコーン41Aの大径部分と第2のコーン41Bの小径部分とが略同一の外径を有し、小径側を一端側、大径側を他端側として、スクリュウ40の一端側から他端側へ順に軸線O方向に並べられている。そして、第1のコーン41Aの大径側端面および第2のコーン42Bの小径側端面に、互いに嵌合する凹凸形状を有するフランジ41a,41bが形成されており、該凹凸形状によって同軸に係合した状態で各フランジ41a,41bがボルト41cによって固定されることにより、両コーン41A,41Bが一体に接続されている。なお、この接続状態において、各コーン41A,41Bに形成された各スクリュウ羽根42が連続するように、各コーン41A,41Bの相互回転位置が設定されている。
【0037】
このコーン41は、スクリュウ40が回動される際の回転トルクに耐える強度を接続部分に持たせるためには、一端側からコーン41の全長の約1/3よりも他端側の、十分な大きさの外径を有する位置で分割することが好ましい。また、処理物の含水率が低下する他端側ではスクリュウ40にかかる負荷が一端側よりも増大するので、あまり負荷が大きくならない位置で分割することが好ましい。
【0038】
また、濾過が進み含水率が低下した処理物の搬送を考えると、コーン41の外周に凹凸形状があるとデッドスペースとなり、処理効率が低下するので、処理物が固体化する前、すなわち一端側からコーン41の全長の約1/3程度までの位置でコーン41を分割することがやはり好ましい。さらに、スクリュウ40(コーン41)を分割することにより、分割された第1,第2のコーン41A,41Bの長さおよび重量等が、濾過装置に対する脱着作業が容易となるように考慮して、上記分割位置を設定することが望ましい。以上の理由から、本実施形態ではコーン41の分割位置を、一端側から全長の約1/3程度の位置としたが、負荷があまり大きくなく、ある程度の大きさの外径を有する部分(例えば、一端側から、コーン41の全長の約1/6〜2/3の間)でコーン41を分割することにより、スクリュウ40の強度を十分確保することができる。
【0039】
なお、本実施形態では、第1,第2のコーン41A,41Bを接続固定するのに、図4に示す凹凸形状の嵌合によって同軸に位置決めしフランジ同士を軸線O方向に締結する構造を採用したが、両コーン41A,41B間で回転力を確実に伝達でき十分な強度を確保できる構造であればよく、例えば、凹凸形状を雄雌の非回転形状(例えば歯車形状)とする構造や、いわゆるハースカップリング等の構造を採用してもよい。
【0040】
さらに、上記第1の濾過体10A部分が半割に開放可能となることから、分割された大きい方のコーン41Bの軸線O方向長さが第1の濾過体10Aの軸線O方向長さよりも短くなるように上記コーン41の分割位置を設定することにより、コーン41A,41Bを軸線Oに交差する径方向に移動させて濾過装置内に配置あるいは濾過装置内から取り出せるようにすることができる。
【0041】
以上のように構成された本実施形態のスクリュウプレス式濾過装置においては、濾過体10内にスクリュウ40を配置するには、まず第1の濾過体10Aを構成する濾過体10a,10aの接合を解除して一方の濾過体10aを取り外し、他方の濾過体10aのみを濾過装置内に配置して、第1の濾過体10Aを周方向に半割にして開放しておく。このとき、洗浄管19のうち一本は取り外された状態とし、濾過体10aの上方にいずれの洗浄管19も位置しないようにしておく。そして、スクリュウシャフト43Bが固定されたコーン41Bを濾過装置内の濾過体10a内に配置し、軸方向に移動させてスクリュウシャフト43B端部を他端側の軸受5に支持させる。なお、このときコーン41Bとスクリュウシャフト43Bとを一体に固定する作業を、濾過装置内の濾過体10a内で行うこともできる。
【0042】
次いで、スクリュウシャフト43Aを備えたコーン41Aを濾過装置内の濾過体10a内に配置し、スクリュウシャフト43Aを一端側の軸受5に支持させる。そして、濾過装置内でコーン41Aとコーン41Bとを一体に接合固定した後、取り外しておいた一方の濾過体10aを濾過装置内に戻し、両濾過体10aを互いに固定し、最後に取り外しておいた洗浄管19を取り付ければ、軸線Oに沿って一端側からスクリュウシャフト43Aと、スクリュウ羽根42を備えたコーン41と、スクリュウシャフト43Bとが一体に設けられたスクリュウ40を、濾過装置内の濾過体10内に配置することができる。また、スクリュウ40を濾過装置から取り出す場合には、上述した逆の手順で作業を行えばよい。
【0043】
なお、濾過体10を周方向に分割しない場合には、濾過装置のケーシング2の外壁2A周辺を分解して濾過体10の一端側を完全に開放しておく。そして、まずスクリュウシャフト43Bを第1の濾過体10Aに開放された一端側から挿入し、このスクリュウシャフト43Bに対してコーン41Bを取り付け、これらスクリュウシャフト43Bおよびコーン41Bをさらに他端側へ向けて挿入する。そして、このコーン41Bの一端に、コーン41Aの他端を接続固定してさらにこれらスクリュウシャフト43B,コーン41A,41B(すなわち41)を他端側へ向けて挿入し、スクリュウシャフト43A,43Bを各軸受5,5に支持させて外壁2A周辺を再度組み立てれば、スクリュウ40を濾過体10内に配置できる。この場合も、スクリュウ40を濾過装置から取り出す場合には、上述した逆の手順で作業を行えばよい。
【0044】
上記構成による本実施形態のスクリュウプレス式濾過装置によれば、スクリュウ40を軸線O方向に分割したことにより、分割後の各部材(コーン41A,41B)をスクリュウ40を収容する濾過体10よりも短くできたので、軸線O方向に沿う移動量が減少し、濾過体10内への配置作業を容易にすることが可能となった。また、スクリュウ40を分割したことにより、分割後の各部材の長さ・重量を軽減できたので、スクリュウ40を移動させるための設備を小型化することが可能となった。
【0045】
また、コーン41A,41Bのそれぞれ対向する端面に、互いに嵌合する凹凸形状が備えられることにより、両コーン41A,41Bの軸心を容易に一致させることができるので、スクリュウ40の組立作業の向上を図ることができる。しかも、こうしてコーン41A,41Bが凹凸嵌合することにより、組み立てられたスクリュウ40に十分な強度を確保することも可能となる。
【0046】
なお、本実施形態ではスクリュウ40のコーン41をコーン41A,41Bの2つに分割したが、分割部分の接合強度が十分に確保できるのであれば、さらに多くの部材に分割して各部材の長さ・重量を小さくしてスクリュウ40の取り回しを容易にすることもできる。
【0047】
また、上記実施形態のスクリュウプレス式濾過装置によれば、濾過体10のうち回転駆動機構を持たない第1の濾過体10Aを周方向に分割したことにより、この部分において濾過体10を半円筒状に開放できるので、スクリュウ40を濾過体10の側方から配置することが可能となり、濾過装置外にスクリュウ40の軸線O方向のスペースを確保しなくてもスクリュウ40を着脱することが可能となった。また、濾過体10を軸方向に分割し、周方向に分割される第1の濾過体10Aと、周方向に分割されない第2の濾過体10Bとに分けたことにより、より効率のよい脱水処理のための複雑な機構を第2の濾過体10Bに対して設置することができ、作業性と性能が両立する濾過装置を実現できる。
なお、本実施形態では濾過体10を軸方向に2分割したが、より多くの部材に分割して濾過体10の取り回しを容易にすることもできる。また、本実施形態では濾過体10Aを周方向に2分割したが、これもより多くの部材に分割することも可能である。例えば、スクリュウ40が多数の部材に分割される場合には、スクリュウ40を構成する部材のうち最も長いものが径方向に出し入れできる程度に濾過体10Aが開放されるように、濾過体10Aの一部分のみを周方向に分割開放可能としてもよい。
【0048】
加えて、上記実施形態のスクリュウプレス式濾過装置によれば、濾過体10を軸方向に分割することにより、脱水効率が高いが周方向に分割および開放が困難である複雑な構造の第2の濾過体10Bを設けることができる。
すなわち、上記第2の濾過体10Bは、ギアシャフト16…の軸線に対して偏心して回転するギア16B…によって回転されるのに伴い、濾過体10Bの中心軸Xがスクリュウ40の軸線Oを中心とした円軌道に沿って周回するように偏心させられるので、スクリュウ40と濾過体10B…との間を搬送される処理物を、全周にわたって外周側から押圧して、軸線Oに対する径方向の剪断力を作用させることにより、高効率の脱水が可能であるが、上述のように複雑な構造のため周方向に分割することが困難である。そこで、濾過体を軸方向に分割することにより、他端側(下流側)には脱水効率の高い第2の濾過体10Bを配する一方、一端側(上流側)には構造が簡易で周方向の分割が可能な第1の濾過体10Aを配することができる。
【0049】
さらに、上記実施形態のスクリュウプレス式濾過装置では、濾過体10の外周を洗浄する洗浄管を分割したことにより、濾過体10を開放させるために必要な部分のみを脱着することができるので、より作業性を向上させることができる。さらに加えて、濾過体10の外周で洗浄管19を回転させる構成を採用したことにより、濾過体10を効率よく洗浄することが可能となる。なお、第2の濾過室3Bを洗浄する洗浄管20については、各濾過体10Bが回動するので、洗浄管20を回転させなくても十分な洗浄効果を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、スクリュウを軸線方向に分割可能としたことにより、スクリュウ全長分のスペースが濾過装置の長手方向に設けられなくても、濾過装置の設置、メンテナンスを行うことが可能となるので、従来スペース不足のために設置できなかったような場所にも、スクリュウプレス式濾過装置を設置することが可能となる。また、スクリュウを分割することにより各部材の長さ・重量が小さくなるので、これらの部材を吊り下げる設備も小さくて済み、設備コストを低減することができる。
【0051】
また、濾過体を周方向に分割可能としたことにより、一端からスクリュウを軸線方向に挿入せずに濾過体内部に配置することが可能となるので、より一層の省スペース化が図られる。さらに、濾過体を軸線方向に分割可能としたことにより、濾過体が周方向の分割や脱着が困難な部分を有するために部分的に円筒状のままかつ配置状態であっても、スクリュウの脱着を容易に行うことができるので、複雑な構成により効果的な脱水濾過を行うことができるスクリュウプレス式濾過装置においても、容易にスクリュウの脱着を行うことが可能となる。その上、濾過体の外周を洗浄する洗浄管を軸方向に分割可能としたことにより、濾過体およびスクリュウの脱着に必要な部分のみ洗浄管を脱着すればよいので、洗浄管を有するスクリュウプレス式濾過装置において、さらには濾過体の外周を回動する構造の洗浄設備を備えたスクリュウプレス式濾過装置においても、容易にスクリュウを脱着することができ、濾過装置のメンテナンスを容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す側断面図である。
【図2】図1に示す実施形態の平面図である。
【図3】図1に示す実施形態のスクリュウ40を示す平面図である。
【図4】図3に示すスクリュウ40のIV部分を拡大して示す一部破断面図である。
【図5】図1に示す実施形態の濾過体10(第2の濾過体10B)を示す側断面図(イ)、一部破断正面図(ロ)である。
【図6】図1に示す実施形態の濾過体10(第1の濾過体10A)を示す正面図(イ)、側面図(ロ)である。
【図7】図1に示す実施形態の第1の濾過室3Aを示す斜視図である(ただし、スクリュウ40は図示が略されている)。
【図8】図1,図2におけるYY断面図である。
【符号の説明】
10 濾過体
10A 第1の濾過体
10B 第2の濾過体
10a濾過体
19,20 洗浄管
19A ノズル
40 スクリュウ
41A,41B コーン
42 スクリュウ羽根
43A,43B スクリュウシャフト
O 軸線[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a screw press type filtration device that rotates a screw inserted into a generally cylindrical filter body to filter a processed material supplied from one end thereof while conveying the processed material to the other end.
[0002]
[Prior art]
In a screw press type filter device of this type, a filter having a long cylindrical shape is horizontally disposed in a filter chamber provided in a horizontally long box-shaped casing, and its axis is aligned with the filter. One having a structure in which a long screw is arranged is exemplified. In such a screw press type filtration device, it is possible to insert and remove the screw in the axial direction with respect to the filter body whose end is opened by attaching and detaching a bearing that supports both ends of the screw.
[0003]
Further, in such a screw press type filtration device, in order to perform more effective dehydration, a structure in which the filter body on the other end side is divided into a plurality of pieces and arranged in the axial direction, and each is independently eccentrically rotated. It has been proposed (for example, see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2001-212697 A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in such a screw press type filtration device, a large suspension device must be used in order to attach / detach a long and heavy screw or filter body to / from the filtration device during assembly or maintenance of the device. However, there is a problem that the equipment cost is large.
[0006]
Further, in the screw press type filtration device as disclosed in
In other words, when installing and removing the screw, such as during installation work of the filtration device or maintenance at the installation site, not only the occupied area of the filtration device but also a large amount of space is required. Not only that, it is necessary to secure an unnecessary space for the operation of the installed filtration device, and therefore, an improvement in the space efficiency of the screw press type filtration device has been demanded.
[0007]
The present invention has been made in view of such circumstances, and has as its object to save space in the above-described screw press type filtration device.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems and achieve such an object, a screw press type filtration device of the present invention is configured such that a screw is rotatably inserted into an inner periphery of a substantially cylindrical filter, and one end of the screw is provided. A screw press type filtration device for filtering the treated material supplied from between the filter body and the filter body while conveying the processed material to the other end by rotating the screw, wherein the screw is moved in the axial direction. It is characterized in that it can be divided into
Therefore, in the screw press type filtration device configured as described above, since the screw can be divided into short pieces and attached to and detached from the filter body, the screw can be attached and detached in a small space, and the space efficiency of the screw press type filtration device can be improved. Can be planned.
[0009]
Here, if the filter body can be divided in the circumferential direction, instead of inserting and removing the screw in the axial direction with respect to the cylindrical filter body, the screw is disposed on the filter body opened in a semi-cylindrical shape. Therefore, it is not necessary to secure a space for the length of the screw, and the space can be further reduced. Further, if the filter body is divided and opened, each of the divided screws can be easily disassembled and assembled in the filter body, so that workability can be improved.
[0010]
Furthermore, if the filter can be divided in the axial direction, the filter can be easily attached to and detached from the filtration device, so that maintenance can be improved.
Further, in the case where a washing pipe for washing the filter body by injecting a washing liquid toward the filter body on the outer periphery of the filter body is provided so as to extend in a rotation axis direction of the screw, If this washing tube can be divided in the axial direction, the disassembly and assembly workability of the filter can be improved.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
1 to 8 show a first embodiment of a screw press type filtration device of the present invention.
In the screw press type filtration device according to the present embodiment, a horizontally long box-
[0012]
The
[0013]
A portion of the
A
The
[0014]
The twist angle and the outer diameter of the
Instead of changing the outer diameter of the
[0015]
For the
The inside of the
[0016]
In the first and
[0017]
Here, in the
[0018]
As shown in FIG. 5, the
[0019]
On the other hand, the
[0020]
In the
[0021]
These
[0022]
Further, in the
[0023]
Each
Then, the
[0024]
The inner diameter of the
[0025]
In each of the first and
[0026]
Of these, the
In the present embodiment, a plurality of such washing pipes 19 (three in the present embodiment) are provided on the outer periphery of the
[0027]
In order to make the
[0028]
On the other hand, on both upper sides in the
[0029]
Further, a driving
[0030]
The
[0031]
Further, an annular
[0032]
As shown in FIG. 8, the
In addition, in the present embodiment, the
[0033]
In other words, the connecting
The connecting
[0034]
When the three
[0035]
In the
The
[0036]
In the screw press type filtration device configured as described above, in the present invention, the
[0037]
In order for the connection portion to have strength enough to withstand the rotational torque when the
[0038]
In addition, considering the transport of the processed material having a reduced water content due to the progress of filtration, if there is an uneven shape on the outer periphery of the
[0039]
In this embodiment, in order to connect and fix the first and
[0040]
Further, since the
[0041]
In the screw press type filtration device of the present embodiment configured as described above, in order to arrange the
[0042]
Next, the
[0043]
When the
[0044]
According to the screw press type filtration device of the present embodiment having the above-described configuration, by dividing the
[0045]
In addition, by providing the concavo-convex shapes that are fitted to each other on the opposing end faces of the
[0046]
In this embodiment, the
[0047]
Further, according to the screw press type filtration device of the above-described embodiment, the
In the present embodiment, the
[0048]
In addition, according to the screw press type filtration device of the above-described embodiment, by dividing the
That is, as the
[0049]
Furthermore, in the screw press type filtration device of the above-described embodiment, since the washing pipe for washing the outer periphery of the
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the screw can be divided in the axial direction, installation and maintenance of the filtration device can be performed even if a space for the entire length of the screw is not provided in the longitudinal direction of the filtration device. This makes it possible to install the screw-press type filtration device in a place where it could not be installed due to lack of space in the past. Further, since the length and weight of each member are reduced by dividing the screw, the equipment for suspending these members can be reduced in size, and the equipment cost can be reduced.
[0051]
Further, since the filter body can be divided in the circumferential direction, the screw can be disposed inside the filter body without being inserted in the axial direction from one end, so that further space saving can be achieved. Furthermore, since the filter body can be divided in the axial direction, the filter body has a portion that is difficult to divide and remove in the circumferential direction, so that even if the filter body remains partially cylindrical and is in the arranged state, the screw can be removed and attached. Therefore, even in a screw press type filtration device capable of performing effective dehydration filtration with a complicated configuration, the screw can be easily attached and detached. In addition, since the washing pipe for washing the outer periphery of the filter body can be divided in the axial direction, it is only necessary to attach and detach the washing pipe only to a part necessary for detachment of the filter body and the screw. The screw can be easily attached and detached in the filter device, and even in the screw press type filter device equipped with a washing device with a structure that rotates the outer periphery of the filter body, and the filter device can be easily maintained. It becomes.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the embodiment shown in FIG.
FIG. 3 is a plan view showing the
FIG. 4 is a partially broken sectional view showing an enlarged IV portion of the
FIG. 5 is a side sectional view (a) showing a filter body 10 (
FIGS. 6A and 6B are a front view (A) and a side view (B) showing the filter body 10 (
FIG. 7 is a perspective view showing a
FIG. 8 is a sectional view taken along the line YY in FIGS. 1 and 2;
[Explanation of symbols]
10 Filtration body
10A First filter
10B Second filter
10a filter
19, 20 Cleaning tube
19A nozzle
40 screw
41A, 41B cone
42 screw blade
43A, 43B Screw shaft
O axis
Claims (4)
上記スクリュウを、その回転軸線方向に分割可能としたことを特徴とするスクリュウプレス式濾過装置。A screw is rotatably inserted into the inner periphery of the substantially cylindrical filter, and the processed material supplied from one end of the screw to the filter is conveyed to the other end by the rotation of the screw. While, a screw press type filtration device for filtering by the filter body,
A screw press type filtration device characterized in that the screw can be divided in the direction of its rotation axis.
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