JP2004250118A - 作業車両の操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】切り換え時に、作業員の意図しない動作を起こすことのない遠隔操作手段を提供する。
【解決手段】作業車両の操作装置において、車両に固定されたメイン操作手段(14)と、車両を遠隔操作する遠隔操作手段(13A,13B)と、切換スイッチ(15)に基づいて、いずれの操作手段が有効であるかを判定するコントローラ(12)とを備え、有効な操作手段が遠隔操作手段(13A,13B)からメイン操作手段(14)に切り換えられた際に、コントローラ(12)は、所定の信号について、メイン操作手段(14)から出力された信号と遠隔操作手段(13A,13B)から出力された信号とを比較し、両者が不一致である場合には、遠隔操作手段(13A,13B)から出力された信号を優先することを特徴とする作業車両の操作装置。
【選択図】 図1
【解決手段】作業車両の操作装置において、車両に固定されたメイン操作手段(14)と、車両を遠隔操作する遠隔操作手段(13A,13B)と、切換スイッチ(15)に基づいて、いずれの操作手段が有効であるかを判定するコントローラ(12)とを備え、有効な操作手段が遠隔操作手段(13A,13B)からメイン操作手段(14)に切り換えられた際に、コントローラ(12)は、所定の信号について、メイン操作手段(14)から出力された信号と遠隔操作手段(13A,13B)から出力された信号とを比較し、両者が不一致である場合には、遠隔操作手段(13A,13B)から出力された信号を優先することを特徴とする作業車両の操作装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業車両の遠隔操作手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、運転席に固定されたメイン操作手段と、ラジコン送信機等の遠隔操作手段との、複数の操作手段によって操作が可能な作業車両が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1の表1に示すように、遠隔操作手段は、メイン操作手段と同様に走行モードや作業モードを有しており、どちらでも走行や作業が可能となっている。
【0003】
このような作業車両においては、最初に作業車両を始動した際には、運転席のメイン操作手段が有効となっている。遠隔操作を行なう際には、作業員は、例えば運転席に固定された切換スイッチ等を操作し、メイン操作手段から遠隔操作手段に、有効な操作手段を切り換えることができるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−296985号公報(表1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術には、次に述べるような問題がある。
例えば送信機で操作を行なっていた作業員が、運転席に搭乗して再度切換スイッチを切り換えて、運転席のメイン操作手段から操作をおこなう場合がある。
【0006】
或いは、運転席に作業員が搭乗し、他の作業員が送信機によって作業車両を走行させているような場合において、運転席の作業員が切換スイッチを操作して操作を受け継ぐような場合がある。
【0007】
ところが、直前に作業員が操作していた遠隔操作手段の設定と、以前に使っていたメイン操作手段の設定とが異なる場合がある。このような場合にも、従来技術においては、切換スイッチの指示に基づいて、有効な操作手段が遠隔操作手段からメイン操作手段に即座に切り換わり、設定が急変する。
【0008】
例えばラジコン送信機側が2輪ステアリングとなっており、メイン操作手段側が4輪ステアリングとなっているような場合、メイン操作手段側を有効とすると、ステアリングモードが2輪から4輪に急激に変化することになる。その結果、クレーン車両が予期しない動きをすることがある。
このように、急激に操作手段が切り換わることにより、作業車両が作業員の意図しない動作を起こし、作業が妨げられたり効率が低下したりするという問題がある。
【0009】
本発明は、上記の問題に着目してなされたものであり、切り換え時に、作業員の意図しない動作を起こすことのない遠隔操作手段を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、本発明に関わる作業車両の操作装置は、
車両に固定されたメイン操作手段と、
車両を遠隔操作する遠隔操作手段と、
切換スイッチに基づいて、いずれの操作手段が有効であるかを判定するコントローラとを備え、
有効な操作手段が遠隔操作手段からメイン操作手段に切り換えられた際に、
コントローラは、所定の信号について、メイン操作手段から出力された信号と遠隔操作手段から出力された信号とを比較し、
両者が不一致である場合には、遠隔操作手段から出力された信号を優先している。
これにより、遠隔操作手段からメイン操作手段に操作を切り換えた際に、設定の信号が変わって作業車両が意図しない動きをするということがない。
【0011】
また本発明に関わる作業車両の操作装置は、
有効な操作手段が遠隔操作手段からメイン操作手段に切り換えられた際に、
コントローラは、メイン操作手段から出力された信号と遠隔操作手段から出力された信号とが一致した後は、常にメイン操作手段から出力された信号を優先している。
これにより、常にメイン操作手段のみによって以後の操作が可能となり、遠隔操作手段の設定を気にする必要がなく、集中して作業が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に関わる実施形態を、クレーン車両を例にとって説明する。
図1に、実施形態に関わるクレーン車両の操作装置11のシステムチャートの概略を示す。図1に示すように、操作装置11は、クレーン車両17に固定されたメイン操作手段14と、遠隔操作手段としての走行用ラジコン送信機13A及び作業用ラジコン送信機13Bとを備えている。
【0013】
メイン操作手段14は、コントローラ12に電気的に接続されている。またラジコン送信機13A,13Bからの信号は、それぞれ受信機18A,18Bによってコントローラ12に伝えられる。
コントローラ12は、切換スイッチ15の指示に基づいて、ラジコン送信機13A,13Bとメイン操作手段14との、どちらを有効にするかを決定する。コントローラ12は、クレーン車両17のアクチュエータ16に電気的に接続されており、有効とされた操作手段13,14の指示に基づいて、アクチュエータ16を制御する。
【0014】
図2、図3は、クレーン車両17を操作するための、ラジコン送信機13A,13Bの、レバーやスイッチの配置図を示している。図2が走行用ラジコン送信機13Aであり、図3が作業用ラジコン送信機13Bである。
【0015】
まず、図2を参照して、走行時における走行用ラジコン送信機13Aの操作について説明する。
上段において、スティック21Aは、中立位置から後方に倒すことにより、ブレーキ操作を行なうスティックである。また、スティック21Aのノブスイッチを押すことにより、主ウインチ、補ウインチ、及び室内に設置されているカメラの中から、図示しないモニタに映像を表示させるカメラを選択することができるようになっている。
【0016】
スティック22Aは、中立位置から前方(図2中上方)に倒すと、クレーン車両17のサスペンションをリフトするようになっている。また、スティック22Aのノブスイッチを押すと、ホーンが鳴る。
【0017】
スティック23Aは、中立位置から前方に倒すと前進し、後方に倒すと後退する。また、左方に倒すとステアリングを左に切り、右方に倒すとステアリングを右に切るようになっている。
またスティック23Aのノブスイッチを押すことにより、照明を操作でき、消灯、ワークランプ+スモールランプ、ヘッドライト、及びスモールランプを切り換えることができる。
【0018】
また、中段において、スイッチ32Aは、アウトリガの自動張り出しを行なうモーメンタリスイッチであり、前方へ倒すと、アウトリガが自動的に張り出して所定の長さで停止する。
【0019】
また、下段においてレバー41Aは、前方に倒すとアウトリガジャッキを張り出し、後方に倒すと格納する。
【0020】
スイッチ42Aは、走行時のステアリングモードの選択であり、2輪ステアリング、4輪ステアリング、及びカニ状ステアリングのいずれかを選択する。
【0021】
スイッチ43Aは、駐車ブレーキのON/OFFを選択する。
スイッチ44Aは、非常時の緊急停止スイッチである。
【0022】
スイッチ45Aは、アウトリガの張り出し量を決定するスイッチである。また、レバー46Aは、前方に倒すとアウトリガを張り出し、後方に倒すと、格納する。
【0023】
次に、図3を参照して、作業時における作業用ラジコン送信機13Bの操作について説明する。
まず、上段のスティック21Bを前方に倒すと補助ウインチを下げ、後方に倒すと補助ウインチを上げる。また、左方に倒すと左旋回し、右方に倒すと右旋回する。
またスティック21Bのノブスイッチを押すことにより、走行用ラジコン送信機13Aの場合と同様に、主ウインチ、補助ウインチ、及び室内に設置されているカメラの中から、図示しないモニタに映像を表示させるカメラを選択することができるようになっている。
【0024】
また、スティック22Bは、中立位置から前方に倒すとブームを延ばし、後方に倒すとブームを縮めるようになっている。また、スティック22Bのノブスイッチを押すと、ホーンが鳴るのは、走行用ラジコン送信機13Aと同様である。
【0025】
スティック23Bは、中立位置から前方に倒すと主ウインチを下げ、後方に倒すと主ウインチを上げる。また左方に倒すとブームが起き、右方に倒すとブームが伏せるようになっている。
また走行用ラジコン送信機13Aと同様に、スティック23Bを回転させることにより、照明を操作でき、消灯、ワークランプ+スモールランプ、ヘッドライト、及びスモールランプを切り換えることができる。
【0026】
スイッチ31Bは、クレーンのブームの旋回を止める、旋回ブレーキのON/OFFを切り換えるためのものであり、後方へ倒すと旋回ブレーキが入って、ブームの旋回が停止する。
【0027】
スイッチ32Bは、上部旋回体を下部走行体にロックする旋回ロックピンのロック/解除スイッチである。
【0028】
また、レバー41Bは、ブームの旋回停止を解除するためのスイッチであり、後方へ倒すと、ブームの旋回停止を強制的に解除する。前方へ倒すと、他のスイッチの状態を判定しながら、故障による停止動作を解除する。
【0029】
スイッチ42Bは、エンジンの回転数を、低(Lo)/中(Mid)/高(Hi)の3段階で切り換えるためのスイッチである。
【0030】
スイッチ43Bは、駐車ブレーキのON/OFFを選択する。
スイッチ44Bは、非常時の緊急停止スイッチである。
【0031】
スイッチ45Bは、ブームの伸縮量を設定するためのスイッチであり、レバー46Bは、モーメントリミッタの設定を行なうためのスイッチである。
【0032】
クレーン車両の運転席には、メイン操作手段14として、上記図2及び図3と略同様の機能を有するスイッチやレバーが設けられている。また、メイン操作手段14の側方には、運転席側のメイン操作手段14と前記ラジコン送信機13A,13Bとの間で有効な操作手段を切り換えるための、切換スイッチ15が設けられている。またさらには、作業用の油圧ポンプ等を駆動させるための、図示しないPTO(Power Take Off)スイッチが設けられている。
【0033】
上述したように、クレーン車両17においては、ラジコン送信機13A,13Bで操作後又は操作中に、運転席の切換スイッチ15を操作して、再度メイン操作手段14を有効とすることがある。
これは例えば、作業員がラジコン送信機13A,13Bで操作中に、運転席に搭乗してラジコン送信機13A,13Bを近くに置いて運転席から操作を始める場合や、作業員がラジコン送信機13A,13Bで操作中に、他の作業員が運転席から操作を始める場合等に相当する。
【0034】
このような場合にコントローラ12は、即座にメイン操作手段14のスイッチを有効としてそのスイッチやレバーの設定に従うのではなく、所定のスイッチに関して、ラジコン送信機13A,13Bとメイン操作手段14とで、設定を比較する。
【0035】
図4に、切換スイッチ15が操作された場合に、運転席のメイン操作手段14とラジコン送信機13A,13Bのどちらの設定を有効とするかを決定するための手順の一例を、フローチャートで示す。ここでは、走行用ラジコン送信機13Aにおけるスイッチ42Aの設定(2輪ステアリング、4輪ステアリング、又はカニ状ステアリング)について、説明する。
尚、初期状態においては、メイン操作手段14側が常に有効となっている。
【0036】
まずコントローラ12は、切換スイッチ15の指示がメイン操作手段14側になっているか、走行用ラジコン送信機13A側になっているかをチェックする(ステップS11)。そして、メイン操作手段14側になっている場合には、メイン操作手段14を有効とし、その指示に従う(ステップS12)。
【0037】
ステップS11において、切換スイッチ15の指示が走行用ラジコン送信機13A側になっている場合には、コントローラ12は走行用ラジコン送信機13A側のスイッチ42Aの設定を有効とし、その指示に従う(ステップS13)。
その後、コントローラ12は常に切換スイッチ15をチェックし(ステップS14)、これが走行用ラジコン送信機13A側になっている間は常にステップS13に戻って走行用ラジコン送信機13Aを有効とする。
【0038】
ステップS14において、切換スイッチ15がメイン操作手段14側になっている場合には、コントローラ12はメイン操作手段14側のステアリングモードと、走行用ラジコン送信機13A側のステアリングモードについて、比較を行なう(ステップS15)。
【0039】
そして、例えばメイン操作手段14側のステアリングモードも、走行用ラジコン送信機13A側のステアリングモードも、共に4輪ステアリングであるというように、両者が一致する場合は、以後メイン操作手段14の設定に従うようにする(ステップS16)。
【0040】
ところが、例えば走行用ラジコン送信機13A側が2輪ステアリングとなっており、メイン操作手段14側が4輪ステアリングとなっているような場合、メイン操作手段14側を有効とすると、ステアリングモードが2輪から4輪に急激に変化することになる。
その結果、メイン操作手段14を操作した際に、クレーン車両17が予期しない動きをすることがある。
【0041】
このような、予期しない動きを防止するために、ステップS15でメイン操作手段14側のステアリングモードと走行用ラジコン送信機13A側のステアリングモードとが一致していない場合、コントローラ12は走行用ラジコン送信機13A側のステアリングモードに従う(ステップS17)。
【0042】
即ち、それまで走行用ラジコン送信機13Aを用いて操作していたわけであるから、クレーン車両17は、走行用ラジコン送信機13A側のステアリングモード(上記の2輪)に従って動いている。従って、そのまま2輪ステアリングとすることにより、クレーン車両17の動きを継続させることが可能となっている。
【0043】
そして、ステップS15に戻って、ステアリングモードを比較し、例えばクレーン車両17に搭乗した作業員が、メイン操作手段14側のステアリングモードを走行用ラジコン送信機13A側と一致するように変更した場合に、ステップS16に進むようにしている。
【0044】
以上のフローチャートについては、走行用ラジコン送信機13Aのステアリングモードを例に取って説明したが、これに限られるものではなく、作業用ラジコン送信機13Bにおいても同様である。
即ち、ラジコン送信機13A,13B側からメイン操作手段14側に操作が移った場合に、モードが変化するとクレーン車両17の動きが急激に変化するようなスイッチやレバーについて、図4のようなフローチャートに従って、どちらが有効かを判断する。
【0045】
例えば、走行用ラジコン送信機13Aにおけるスティック23Aによる前進と後退や、作業用ラジコン送信機13Bにおけるスイッチ31Bによる旋回ブレーキのONとOFF等について、図4に従うようにする。また、例えばPTOスイッチが、メイン操作手段14とラジコン送信機13A,13Bとの両方にあるような場合には、そのONとOFFについても、同様である。
【0046】
以上説明したように本発明によれば、ラジコン送信機13A,13Bと運転席のメイン操作手段14との両方で操作可能なクレーン車両17において、ラジコン送信機13A,13B側からメイン操作手段14側へ操作を切り換えた場合に、所定のスイッチに関してはラジコン送信機13A,13Bの設定を引き継ぐようにしている。これにより、設定が急に切り換わってクレーン車両17が予期しない動作をするようなことがなく、常に作業員の意志に基づいた操作が可能である。
【0047】
また、上記の各スイッチにおいて、メイン操作手段14側のスイッチをラジコン送信機13A,13B側と同じにした後は、メイン操作手段14側のスイッチを有効としている。これにより、メイン操作手段14のみで以後の操作が可能となり、ラジコン送信機13A,13B側の設定を気にする必要がなく、集中して作業が行なえる。
【0048】
尚、上記の説明は、クレーン車両17を例にとって行なったが、ラジコン送信機13A,13Bによって操作可能な作業車両であれば、どのような車両に対しても、同様に応用が可能である。また、無線で操作するラジコン送信機13A,13Bについて説明したが、遠隔操作を行なう場合であれば、有線でリモートコントロールする場合も同様である。さらには、ラジコン送信機を1つだけ備えて、走行時及び作業時にモードを切り換えて操作するような場合も、同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に関わるクレーン車両の操作装置のシステムチャートを示す説明図。
【図2】実施形態に関わる走行用ラジコン送信機の配置図。
【図3】実施形態に関わる作業用ラジコン送信機の配置図。
【図4】実施形態に関わる有効な操作手段を決定するためのフローチャート。
【符号の説明】
11:操作装置、12:コントローラ、13A:走行用ラジコン送信機、13B:作業用ラジコン送信機、14:メイン操作手段、15:切換スイッチ、16:アクチュエータ、17:クレーン車両、21:スティック、22:スティック、23:スティック、31:スイッチ、32:スイッチ、41:レバー、42:スイッチ、43:スイッチ、44:スイッチ、45:スイッチ、46:レバー。
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業車両の遠隔操作手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、運転席に固定されたメイン操作手段と、ラジコン送信機等の遠隔操作手段との、複数の操作手段によって操作が可能な作業車両が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1の表1に示すように、遠隔操作手段は、メイン操作手段と同様に走行モードや作業モードを有しており、どちらでも走行や作業が可能となっている。
【0003】
このような作業車両においては、最初に作業車両を始動した際には、運転席のメイン操作手段が有効となっている。遠隔操作を行なう際には、作業員は、例えば運転席に固定された切換スイッチ等を操作し、メイン操作手段から遠隔操作手段に、有効な操作手段を切り換えることができるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−296985号公報(表1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術には、次に述べるような問題がある。
例えば送信機で操作を行なっていた作業員が、運転席に搭乗して再度切換スイッチを切り換えて、運転席のメイン操作手段から操作をおこなう場合がある。
【0006】
或いは、運転席に作業員が搭乗し、他の作業員が送信機によって作業車両を走行させているような場合において、運転席の作業員が切換スイッチを操作して操作を受け継ぐような場合がある。
【0007】
ところが、直前に作業員が操作していた遠隔操作手段の設定と、以前に使っていたメイン操作手段の設定とが異なる場合がある。このような場合にも、従来技術においては、切換スイッチの指示に基づいて、有効な操作手段が遠隔操作手段からメイン操作手段に即座に切り換わり、設定が急変する。
【0008】
例えばラジコン送信機側が2輪ステアリングとなっており、メイン操作手段側が4輪ステアリングとなっているような場合、メイン操作手段側を有効とすると、ステアリングモードが2輪から4輪に急激に変化することになる。その結果、クレーン車両が予期しない動きをすることがある。
このように、急激に操作手段が切り換わることにより、作業車両が作業員の意図しない動作を起こし、作業が妨げられたり効率が低下したりするという問題がある。
【0009】
本発明は、上記の問題に着目してなされたものであり、切り換え時に、作業員の意図しない動作を起こすことのない遠隔操作手段を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、本発明に関わる作業車両の操作装置は、
車両に固定されたメイン操作手段と、
車両を遠隔操作する遠隔操作手段と、
切換スイッチに基づいて、いずれの操作手段が有効であるかを判定するコントローラとを備え、
有効な操作手段が遠隔操作手段からメイン操作手段に切り換えられた際に、
コントローラは、所定の信号について、メイン操作手段から出力された信号と遠隔操作手段から出力された信号とを比較し、
両者が不一致である場合には、遠隔操作手段から出力された信号を優先している。
これにより、遠隔操作手段からメイン操作手段に操作を切り換えた際に、設定の信号が変わって作業車両が意図しない動きをするということがない。
【0011】
また本発明に関わる作業車両の操作装置は、
有効な操作手段が遠隔操作手段からメイン操作手段に切り換えられた際に、
コントローラは、メイン操作手段から出力された信号と遠隔操作手段から出力された信号とが一致した後は、常にメイン操作手段から出力された信号を優先している。
これにより、常にメイン操作手段のみによって以後の操作が可能となり、遠隔操作手段の設定を気にする必要がなく、集中して作業が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に関わる実施形態を、クレーン車両を例にとって説明する。
図1に、実施形態に関わるクレーン車両の操作装置11のシステムチャートの概略を示す。図1に示すように、操作装置11は、クレーン車両17に固定されたメイン操作手段14と、遠隔操作手段としての走行用ラジコン送信機13A及び作業用ラジコン送信機13Bとを備えている。
【0013】
メイン操作手段14は、コントローラ12に電気的に接続されている。またラジコン送信機13A,13Bからの信号は、それぞれ受信機18A,18Bによってコントローラ12に伝えられる。
コントローラ12は、切換スイッチ15の指示に基づいて、ラジコン送信機13A,13Bとメイン操作手段14との、どちらを有効にするかを決定する。コントローラ12は、クレーン車両17のアクチュエータ16に電気的に接続されており、有効とされた操作手段13,14の指示に基づいて、アクチュエータ16を制御する。
【0014】
図2、図3は、クレーン車両17を操作するための、ラジコン送信機13A,13Bの、レバーやスイッチの配置図を示している。図2が走行用ラジコン送信機13Aであり、図3が作業用ラジコン送信機13Bである。
【0015】
まず、図2を参照して、走行時における走行用ラジコン送信機13Aの操作について説明する。
上段において、スティック21Aは、中立位置から後方に倒すことにより、ブレーキ操作を行なうスティックである。また、スティック21Aのノブスイッチを押すことにより、主ウインチ、補ウインチ、及び室内に設置されているカメラの中から、図示しないモニタに映像を表示させるカメラを選択することができるようになっている。
【0016】
スティック22Aは、中立位置から前方(図2中上方)に倒すと、クレーン車両17のサスペンションをリフトするようになっている。また、スティック22Aのノブスイッチを押すと、ホーンが鳴る。
【0017】
スティック23Aは、中立位置から前方に倒すと前進し、後方に倒すと後退する。また、左方に倒すとステアリングを左に切り、右方に倒すとステアリングを右に切るようになっている。
またスティック23Aのノブスイッチを押すことにより、照明を操作でき、消灯、ワークランプ+スモールランプ、ヘッドライト、及びスモールランプを切り換えることができる。
【0018】
また、中段において、スイッチ32Aは、アウトリガの自動張り出しを行なうモーメンタリスイッチであり、前方へ倒すと、アウトリガが自動的に張り出して所定の長さで停止する。
【0019】
また、下段においてレバー41Aは、前方に倒すとアウトリガジャッキを張り出し、後方に倒すと格納する。
【0020】
スイッチ42Aは、走行時のステアリングモードの選択であり、2輪ステアリング、4輪ステアリング、及びカニ状ステアリングのいずれかを選択する。
【0021】
スイッチ43Aは、駐車ブレーキのON/OFFを選択する。
スイッチ44Aは、非常時の緊急停止スイッチである。
【0022】
スイッチ45Aは、アウトリガの張り出し量を決定するスイッチである。また、レバー46Aは、前方に倒すとアウトリガを張り出し、後方に倒すと、格納する。
【0023】
次に、図3を参照して、作業時における作業用ラジコン送信機13Bの操作について説明する。
まず、上段のスティック21Bを前方に倒すと補助ウインチを下げ、後方に倒すと補助ウインチを上げる。また、左方に倒すと左旋回し、右方に倒すと右旋回する。
またスティック21Bのノブスイッチを押すことにより、走行用ラジコン送信機13Aの場合と同様に、主ウインチ、補助ウインチ、及び室内に設置されているカメラの中から、図示しないモニタに映像を表示させるカメラを選択することができるようになっている。
【0024】
また、スティック22Bは、中立位置から前方に倒すとブームを延ばし、後方に倒すとブームを縮めるようになっている。また、スティック22Bのノブスイッチを押すと、ホーンが鳴るのは、走行用ラジコン送信機13Aと同様である。
【0025】
スティック23Bは、中立位置から前方に倒すと主ウインチを下げ、後方に倒すと主ウインチを上げる。また左方に倒すとブームが起き、右方に倒すとブームが伏せるようになっている。
また走行用ラジコン送信機13Aと同様に、スティック23Bを回転させることにより、照明を操作でき、消灯、ワークランプ+スモールランプ、ヘッドライト、及びスモールランプを切り換えることができる。
【0026】
スイッチ31Bは、クレーンのブームの旋回を止める、旋回ブレーキのON/OFFを切り換えるためのものであり、後方へ倒すと旋回ブレーキが入って、ブームの旋回が停止する。
【0027】
スイッチ32Bは、上部旋回体を下部走行体にロックする旋回ロックピンのロック/解除スイッチである。
【0028】
また、レバー41Bは、ブームの旋回停止を解除するためのスイッチであり、後方へ倒すと、ブームの旋回停止を強制的に解除する。前方へ倒すと、他のスイッチの状態を判定しながら、故障による停止動作を解除する。
【0029】
スイッチ42Bは、エンジンの回転数を、低(Lo)/中(Mid)/高(Hi)の3段階で切り換えるためのスイッチである。
【0030】
スイッチ43Bは、駐車ブレーキのON/OFFを選択する。
スイッチ44Bは、非常時の緊急停止スイッチである。
【0031】
スイッチ45Bは、ブームの伸縮量を設定するためのスイッチであり、レバー46Bは、モーメントリミッタの設定を行なうためのスイッチである。
【0032】
クレーン車両の運転席には、メイン操作手段14として、上記図2及び図3と略同様の機能を有するスイッチやレバーが設けられている。また、メイン操作手段14の側方には、運転席側のメイン操作手段14と前記ラジコン送信機13A,13Bとの間で有効な操作手段を切り換えるための、切換スイッチ15が設けられている。またさらには、作業用の油圧ポンプ等を駆動させるための、図示しないPTO(Power Take Off)スイッチが設けられている。
【0033】
上述したように、クレーン車両17においては、ラジコン送信機13A,13Bで操作後又は操作中に、運転席の切換スイッチ15を操作して、再度メイン操作手段14を有効とすることがある。
これは例えば、作業員がラジコン送信機13A,13Bで操作中に、運転席に搭乗してラジコン送信機13A,13Bを近くに置いて運転席から操作を始める場合や、作業員がラジコン送信機13A,13Bで操作中に、他の作業員が運転席から操作を始める場合等に相当する。
【0034】
このような場合にコントローラ12は、即座にメイン操作手段14のスイッチを有効としてそのスイッチやレバーの設定に従うのではなく、所定のスイッチに関して、ラジコン送信機13A,13Bとメイン操作手段14とで、設定を比較する。
【0035】
図4に、切換スイッチ15が操作された場合に、運転席のメイン操作手段14とラジコン送信機13A,13Bのどちらの設定を有効とするかを決定するための手順の一例を、フローチャートで示す。ここでは、走行用ラジコン送信機13Aにおけるスイッチ42Aの設定(2輪ステアリング、4輪ステアリング、又はカニ状ステアリング)について、説明する。
尚、初期状態においては、メイン操作手段14側が常に有効となっている。
【0036】
まずコントローラ12は、切換スイッチ15の指示がメイン操作手段14側になっているか、走行用ラジコン送信機13A側になっているかをチェックする(ステップS11)。そして、メイン操作手段14側になっている場合には、メイン操作手段14を有効とし、その指示に従う(ステップS12)。
【0037】
ステップS11において、切換スイッチ15の指示が走行用ラジコン送信機13A側になっている場合には、コントローラ12は走行用ラジコン送信機13A側のスイッチ42Aの設定を有効とし、その指示に従う(ステップS13)。
その後、コントローラ12は常に切換スイッチ15をチェックし(ステップS14)、これが走行用ラジコン送信機13A側になっている間は常にステップS13に戻って走行用ラジコン送信機13Aを有効とする。
【0038】
ステップS14において、切換スイッチ15がメイン操作手段14側になっている場合には、コントローラ12はメイン操作手段14側のステアリングモードと、走行用ラジコン送信機13A側のステアリングモードについて、比較を行なう(ステップS15)。
【0039】
そして、例えばメイン操作手段14側のステアリングモードも、走行用ラジコン送信機13A側のステアリングモードも、共に4輪ステアリングであるというように、両者が一致する場合は、以後メイン操作手段14の設定に従うようにする(ステップS16)。
【0040】
ところが、例えば走行用ラジコン送信機13A側が2輪ステアリングとなっており、メイン操作手段14側が4輪ステアリングとなっているような場合、メイン操作手段14側を有効とすると、ステアリングモードが2輪から4輪に急激に変化することになる。
その結果、メイン操作手段14を操作した際に、クレーン車両17が予期しない動きをすることがある。
【0041】
このような、予期しない動きを防止するために、ステップS15でメイン操作手段14側のステアリングモードと走行用ラジコン送信機13A側のステアリングモードとが一致していない場合、コントローラ12は走行用ラジコン送信機13A側のステアリングモードに従う(ステップS17)。
【0042】
即ち、それまで走行用ラジコン送信機13Aを用いて操作していたわけであるから、クレーン車両17は、走行用ラジコン送信機13A側のステアリングモード(上記の2輪)に従って動いている。従って、そのまま2輪ステアリングとすることにより、クレーン車両17の動きを継続させることが可能となっている。
【0043】
そして、ステップS15に戻って、ステアリングモードを比較し、例えばクレーン車両17に搭乗した作業員が、メイン操作手段14側のステアリングモードを走行用ラジコン送信機13A側と一致するように変更した場合に、ステップS16に進むようにしている。
【0044】
以上のフローチャートについては、走行用ラジコン送信機13Aのステアリングモードを例に取って説明したが、これに限られるものではなく、作業用ラジコン送信機13Bにおいても同様である。
即ち、ラジコン送信機13A,13B側からメイン操作手段14側に操作が移った場合に、モードが変化するとクレーン車両17の動きが急激に変化するようなスイッチやレバーについて、図4のようなフローチャートに従って、どちらが有効かを判断する。
【0045】
例えば、走行用ラジコン送信機13Aにおけるスティック23Aによる前進と後退や、作業用ラジコン送信機13Bにおけるスイッチ31Bによる旋回ブレーキのONとOFF等について、図4に従うようにする。また、例えばPTOスイッチが、メイン操作手段14とラジコン送信機13A,13Bとの両方にあるような場合には、そのONとOFFについても、同様である。
【0046】
以上説明したように本発明によれば、ラジコン送信機13A,13Bと運転席のメイン操作手段14との両方で操作可能なクレーン車両17において、ラジコン送信機13A,13B側からメイン操作手段14側へ操作を切り換えた場合に、所定のスイッチに関してはラジコン送信機13A,13Bの設定を引き継ぐようにしている。これにより、設定が急に切り換わってクレーン車両17が予期しない動作をするようなことがなく、常に作業員の意志に基づいた操作が可能である。
【0047】
また、上記の各スイッチにおいて、メイン操作手段14側のスイッチをラジコン送信機13A,13B側と同じにした後は、メイン操作手段14側のスイッチを有効としている。これにより、メイン操作手段14のみで以後の操作が可能となり、ラジコン送信機13A,13B側の設定を気にする必要がなく、集中して作業が行なえる。
【0048】
尚、上記の説明は、クレーン車両17を例にとって行なったが、ラジコン送信機13A,13Bによって操作可能な作業車両であれば、どのような車両に対しても、同様に応用が可能である。また、無線で操作するラジコン送信機13A,13Bについて説明したが、遠隔操作を行なう場合であれば、有線でリモートコントロールする場合も同様である。さらには、ラジコン送信機を1つだけ備えて、走行時及び作業時にモードを切り換えて操作するような場合も、同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に関わるクレーン車両の操作装置のシステムチャートを示す説明図。
【図2】実施形態に関わる走行用ラジコン送信機の配置図。
【図3】実施形態に関わる作業用ラジコン送信機の配置図。
【図4】実施形態に関わる有効な操作手段を決定するためのフローチャート。
【符号の説明】
11:操作装置、12:コントローラ、13A:走行用ラジコン送信機、13B:作業用ラジコン送信機、14:メイン操作手段、15:切換スイッチ、16:アクチュエータ、17:クレーン車両、21:スティック、22:スティック、23:スティック、31:スイッチ、32:スイッチ、41:レバー、42:スイッチ、43:スイッチ、44:スイッチ、45:スイッチ、46:レバー。
Claims (2)
- 作業車両の操作装置において、
車両に固定されたメイン操作手段(14)と、
車両を遠隔操作する遠隔操作手段(13A,13B)と、
切換スイッチ(15)に基づいて、いずれの操作手段が有効であるかを判定するコントローラ(12)とを備え、
有効な操作手段が遠隔操作手段(13A,13B)からメイン操作手段(14)に切り換えられた際に、
コントローラ(12)は、所定の信号について、メイン操作手段(14)から出力された信号と遠隔操作手段(13A,13B)から出力された信号とを比較し、
両者が不一致である場合には、遠隔操作手段(13A,13B)から出力された信号を優先する
ことを特徴とする作業車両の操作装置。 - 請求項1に記載の作業車両の操作装置において、
有効な操作手段が遠隔操作手段(13A,13B)からメイン操作手段(14)に切り換えられた際に、
コントローラ(12)は、メイン操作手段(14)から出力された信号と遠隔操作手段(13A,13B)から出力された信号とが一致した後は、常にメイン操作手段(14)から出力された信号を優先する
ことを特徴とする作業車両の操作装置。
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- 2003-02-18 JP JP2003039427A patent/JP2004250118A/ja active Pending
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