JP2004241922A - Imaging apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手振れ補正が可能な撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラなどの撮像装置においては、手振れ補正機能を有するものがある。この手振れ補正では、補正レンズなどの補正素子(補正光学素子)をアクチュエータにより駆動する動作が行われるが、アクチュエータによる補正素子の可動範囲は有限である。
【0003】
そこで、手振れ補正を効果的に行うため撮影前などに補正素子を可動範囲の中心に復帰させる動作(以下では「センタリング」という)を行う撮像装置も提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2752073号公報
【特許文献2】
特開2000−321613号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の技術では、レリーズボタンを押下する際にセンタリングを行うため、撮影者がファインダを視認している最中にファインダ内の画像飛びが生じる可能性があり、撮影者に不快感や不安感を与えてしまう。
【0006】
また、特許文献2の技術では、レリーズ動作の終了後などにセンタリングが行われるが、効果的なタイミングである撮影直前に必ずしも実施されない。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、手振れ補正に係るセンタリングを、撮影者に不快感や不安感を与えずに適切なタイミングで行える撮像装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、手振れ補正が可能な撮像装置であって、(a)撮像光学系を含み、前記手振れ補正で用いられる補正素子を有する撮像部と、(b)所定の可動範囲内で、前記補正素子を移動させる駆動手段と、(c)前記撮像装置に対する撮影者の接触または接近を検出する検出手段と、(d)前記検出手段で前記撮影者の接触または接近を検出した場合には、前記所定の可動範囲の中心に相当する基準位置に、前記補正素子の中心を移動させる制御手段とを備える。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る撮像装置において、(e)前記手振れ補正を行うための手振れ補正モードに設定する設定手段と、(f)前記手振れ補正モードに設定される場合で、前記検出手段で前記撮影者の接触または接近を検出する場合には、前記駆動手段を能動化して前記手振れ補正を行う手段とをさらに備える。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る撮像装置において、前記補正素子は、光学レンズまたは撮像素子である。
【0011】
また、請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る撮像装置において、前記検出手段では、グリップに対する撮影者の接触を検出するグリップスイッチ、またはファインダに対する撮影者の接近を検知する接眼検知センサにより検出が行われる。
【0012】
また、請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係る撮像装置において、前記駆動手段は、超音波アクチュエータを用いて前記補正素子を移動させる。
【0013】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
<デジタルカメラの要部構成>
図1、図2および図3は、本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ1Aの要部構成を示す図であり、図1は正面図、図2は上面図、図3は背面図に相当する。これらの図は必ずしも三角図法に則っているものではなく、デジタルカメラ1Aの要部構成を概念的に例示することを主眼としている。
【0014】
デジタルカメラ1Aは、レンズ群で構成される撮像光学系30を含む撮像部3を備えている。この撮影部3は、電子的な手法ではなく撮影時の手振れを補正する手振れ補正機構を有している(後で詳述)。
【0015】
この撮像光学系30により結像される被写体像は、撮像部3内のCCD(撮像素子)で光電変換されて画像信号として取得される。
【0016】
デジタルカメラ1A前面のグリップGPには、撮影者がデジタルカメラ1Aを把持したことを検知するグリップスイッチ(SW)15が設けられている。このグリップSW15は、撮影者を検出する、具体的にはデジタルカメラ1に対する撮影者の接触を検出する検出手段として機能する。
【0017】
デジタルカメラ1Aの上面には、撮影者が撮影を指示するためのレリーズボタン11と、手振れ補正ボタン12とが設けられている。このレリーズボタン11は、半押し状態と、押し込まれた全押し状態とを検出可能な二段階スイッチとなっている。手振れ補正ボタン12は、手振れ補正を行うための手振れ補正モードに設定するスイッチである。
【0018】
また、デジタルカメラ1Aの上面には、「電源オフ」と、カメラモードすなわち「撮影モード」、「再生モード」、「設定モード」とを切替設定するモード切替ダイヤル13が設けられている。このモード切替ダイヤル13で電源オフが選択されると、デジタルカメラ1A各部の通電がオフとなり、また各カメラモードが選択されると、それぞれのモードに移行する。撮影モードは、写真撮影を行なうモードであり、再生モードは、メモリカード8に記録された撮影画像データをLCD(Liquid Crystal Display)10などに再生表示するモードである。また、設定モードは、デジタルカメラ1Aの設定を行うモードである。
【0019】
デジタルカメラ1Aの側面には、メモリカード8を挿入して装着できるメモリスロット81が設けられている。
【0020】
デジタルカメラ1Aの背面左方には、被写体のライブビュー表示及び記録画像の再生表示等を行なうための液晶ディスプレイであるLCD10と、電子ビューファインダ(EVF)20とが設けられている。このLCD10およびEVF20は、ファインダとして機能する。
【0021】
EVF20は、LCD10より小さな表示画面を有しており、接眼検知のためのアイセンサ25を備えている。このアイセンサ25は、撮影者がEVF20を覗き込んでEVF20に接眼(接近)したかを検知する部位であり、接眼検知センサ(接眼検知スイッチ)として機能する。図4に示すように、アイセンサ25は、一対の発光素子および受光素子を有しており、発光素子から出射する出射光LSが撮影者の眼で反射され、この反射光LRが受光素子で検出される場合に、接眼が検知されることとなる。
【0022】
<手振れ補正機構について>
撮像部3における手振れ補正機構については、揺れを検知する角速度センサの出力をフィードバックして、補正素子を揺動させるアクティブ手振れ補正機構として構成されている。
【0023】
このアクティブ手振れ補正に使用するアクチュエータとしては、例えば揺動コイル、DCモータや超音波モータが挙げられる。これらの特徴を以下で説明する。
【0024】
▲1▼揺動コイル:
駆動力伝達部材が不要であるためバックラッシュによる応答遅れを防止できるが、コイルと磁石で構成されるため体積(質量)あたりの発生トルクは比較的小さい。また、不通電時には支持するものがないため、中心近傍に補正素子を保持する保持機構が必要である。
【0025】
▲2▼DCモータ:
起動トルクが大きければ上記の保持機構は原理的には必要ないが、伝達部材のバックラッシュが大きく精密な手ぶれ補正には不向きである。
【0026】
▲3▼超音波モータ:
超音波モータのうちの回転タイプは、上記のDCモータと同様な特徴を有するが、直進(リニア)タイプは、駆動力伝達部材が省略でき、また体積あたりの発生トルクが大きく、摩擦結合を利用するため保持機構が原則的に不要である(ただし、衝撃でずれが生じる場合がある)。また、手振れ補正機構の小型化にも適している。
【0027】
そこで、本実施形態では、リニア型の超音波モータを採用して手振れ補正を行うこととする。
【0028】
図5は、手振れ補正機構を説明するたの図である。
【0029】
撮像部3内で補正素子として働く補正レンズ(光学レンズ)31は、XYテーブル32で保持されている。
【0030】
XYテーブル32は、補正レンズ31の周囲を支持する枠体33と、2つの超音波モータ34(34a、34b)と、超音波モータ34それぞれに結合するロッド35(35a、35b)と、2つのロッド35a、35bに接続する連結部材36とを有している。
【0031】
超音波モータ34は、ドライバ37(37a、37b)により駆動される超音波アクチュータであり、圧電(ピエゾ)素子を有している。この圧電素子が、伸張・収縮することにより、ロッド35aが方向Vaに振動し、またロッド35bが方向Vbに振動する。
【0032】
連結部材36では、スラスト部THで各ロッド35a、35bが内挿される構成となっている。このスラスト部THでは、ロッド35と連結部位36とが摩擦結合しているが、この摩擦力は、揺動部分(XYテーブル)の総重量より大きく設定されている。これにより、超音波モータ34を駆動しない場合には、補正レンズ31が静止して保持されることとなる。
【0033】
また、ドライバ37に三角波を入力して超音波モータ34を駆動することで、いわゆる尺取り虫運動がスラスト部THで行われるため、ロッド35a、35bに対する連結部材36の相対位置を変化できる。すなわち、ロッド35が高速で移動する場合には、スラスト部THで滑りが生じて連結部材36に対するロッド35の相対位置が変化する一方、ロッド35が低速で移動する場合には、スラスト部THの摩擦力で連結部材36に対するロッド35の相対位置が変化しない。これにより、補正レンズ31についての可動範囲の中心(駆動中心)である基準位置BPを中心に、補正レンズ31をXY平面で移動できることとなる。なお、基準位置BPは、撮像光学系30の光軸に一致しているのが好ましい。そして、手振れ補正に係るセンタリングでは、補正レンズ31の中心31aを基準位置BPに一致させるように補正レンズ31の移動が行われる。
【0034】
手振れ補正については、CPUおよびメモリを有する制御部40で制御されるが、この制御系を以下で説明する。
【0035】
制御部40には、デジタルカメラ1Aの揺れを検知するジャイロ部41と、補正レンズ31のX方向およびY方向における位置を検知する位置センサ42とが接続されている。また、制御部40には、上記のLCD10およびEVF20を含む表示部5と、タイマ6とが接続されている。
【0036】
ジャイロ部41は、X方向およびY方向それぞれについてデジタルカメラ1Aの角速度を検知する2つのジャイロセンサで構成されている。
【0037】
このような制御系の構成により、ジャイロ部41で検知されるデジタルカメラ1Aの揺れを制御部40を介して超音波モータ34にフィードバックすることが可能となり、補正レンズ31を手振れ補正を行うように駆動できることとなる。
【0038】
また、制御部40には、モード切替えダイヤル13による電源投入でオンになるスイッチS0と、レリーズボタン11の半押し状態でオンになるスイッチS1と、レリーズボタン11の全押し状態でオンになるスイッチS2とが接続されている。また、制御部40には、手振れ補正ボタン12の押下によりオンになるスイッチStと、グリップSW15による把持検知でオンになるスイッチSgとが接続されている。
【0039】
<デジタルカメラ1Aの動作>
図6は、デジタルカメラ1Aの基本的な動作を説明するフローチャートである。本動作は、制御部40により実行される。
【0040】
デジタルカメラ1Aのモード切替ダイアル13を操作することにより、デジタルカメラ1Aが起動されると、LCD10(またはEVF20)に撮影画像が表示される(ステップSP1)。
【0041】
ステップSP2では、スイッチS0がオンであるかを判定する。すなわち、モード切替ダイアル13で「電源オフ」が選択されているか否かを判断する。ここで、スイッチS0がオンである場合には、ステップSP3に進み、オフである場合には、ステップSP2に戻る。
【0042】
ステップSP3では、スイッチSgがオンであるかを判定する。すなわち、グリップSW15により撮影者がグリップGPを握ったか否かを判断する。ここで、スイッチSgがオンである場合には、ステップSP4に進み、オフである場合には、ステップSP5に戻る。
【0043】
ステップSP4では、補正レンズ31のセンタリング処理を行う(後述)。このように、スイッチSgがオンの場合に補正レンズ31のセンタリング処理を行うのは、一般にデジタルカメラ1Aでの撮影動作を開始する場合、始めにまずグリップGPを撮影者が把持することが多いためである。
【0044】
ステップSP5では、スイッチStがオンであるかを判定する。すなわち、手振れ補正ボタン12が押下されて手振れ補正モードに移行したか否かを判断する。ここで、スイッチStがオンである場合には、ステップSP6に進み、オフである場合には、ステップSP7に戻る。
【0045】
ステップSP6では、補正レンズ31の駆動制御をオンにする。これにより、デジタルカメラ1Aの揺れを検知して超音波モータ34の駆動にフィードバックする能動的な手振れ補正動作が実施される。
【0046】
ステップSP7では、補正レンズ31の駆動制御をオフにする。これにより、手振れ補正動作は実施されないこととなる。
【0047】
ステップSP8では、スイッチS1がオンであるかを判定する。すなわち、レリーズボタン11が半押し状態であるか否かを判断する。ここで、スイッチS1がオンである場合には、ステップSP9に進み、オフである場合には、ステップSP2に戻る。
【0048】
ステップSP9では、補正レンズ31のセンタリング処理を行う(後述)。この場合、ステップSP6、7における手振れ補正動作が有無を問わずスイッチS1がオンである場合には、センタリングが行われる。また、このセンタリングでは、ステップSP4で事前にセンタリング処理を行っているため、大幅な補正レンズ31の移動は行われないこととなる。
【0049】
ステップSP10では、撮影準備を行う。具体的には、デジタルカメラ1Aにおいて、測光や測距などが行われる。
【0050】
ステップSP11では、スイッチS2がオンであるかを判定する。すなわち、レリーズボタン11が全押し状態であるか否かを判断する。ここで、スイッチS2がオンである場合には、ステップSP12に進み、オフである場合には、ステップSP8に戻る。
【0051】
ステップSP12では、LCD10(またはEVF20)における撮影画面を一旦消灯する。
【0052】
ステップSP13では、撮影動作を行う。すなわち、CCDで被写体の画像データを取得するとともに、この画像データにγ補正などの画像処理が施される。
【0053】
図7は、上記のステップSP4、SP9に対応するセンタリング処理を説明するフローチャートである。
【0054】
まず、位置センサ42により基準位置BPに対する補正レンズ31の中心位置31aを検出する(ステップSP21)。
【0055】
ステップSP22では、センタリングが必要かを判定する。つまり、補正レンズ31の中心位置31aが基準位置BPからずれているかを判断する。ここで、センタリングが必要な場合には、ステップSP23に進む。
【0056】
ステップSP23では、超音波モータ34を駆動して補正レンズ31のセンタリングを行う。すなわち、補正レンズ31の中心31aを基準位置BPに移動させる。
【0057】
このようなセンタリング処理により、補正レンズ31のセンターがずれていると判断された場合にのみ、補正レンズ31を揺動させて基準位置BPに移動させるため、不要なセンタリングを防止できる。
【0058】
以上説明したセンタリング処理、および補正レンズの駆動制御(手振れ補正)について整理すると、次の表1のようになる。
【0059】
【表1】
【0060】
表1のように、電源(S0)オンの場合で、グリップSW15(Sg)がオンの場合には、手振れ補正ボタン12の押下による手振れ補正モードの設定の有無に関わらず、本撮影(S2オン)前には補正レンズ31のセンタリングが行われる。
【0061】
また、電源(S0)オフの場合においては、グリップSW15(Sg)がオフのときに超音波モータ34の駆動が行われないが、スイッチSgがオンのときに補正レンズ31のセンタリングが行われる。これは、グリップGPを撮影者が握っている場合、電源オンした直後に撮影を開始する可能性があり、これに備えるためである。これにより、センタリングの違和感や不快感を低減できる。
【0062】
なお、電源オフの場合には、スイッチSgがオンのときでもセンタリングを行わないようにしても良い。
【0063】
以上のデジタルカメラ1Aの動作により、撮影者がグリップGPを把持したことを検出して補正レンズ31のセンタリングを行うため、撮影前であって撮影者がファインダの明瞭な視認が可能となる前にセンタリングを開始できる。すなわち、撮影者に不快感や不安感を与えずに適切なタイミングでセンタリングを行えることとなる。
【0064】
また、手ぶれ補正モードに移行したままデジタルカメラ1Aを放置する際、スイッチSgのオンを判定(ステップSP3)し、グリップGPが把持されていない場合にはセンタリングが行われないため、消費電力の削減にも寄与する。
【0065】
一般にデジタルカメラは一定の大きさを有するため撮影者が保持しなければ各種の操作が困難であり、また保持中においてはLCDやEVFなどのファインダーをいつ覗くか不明であるため、補正レンズのセンタリング移動量を極力抑制する必要がある。このため、センタリングは常にチェックする必要があるが、撮影者によるグリップGPの把持を検出するグリップSW15は、この要求に適合し、撮影動作の開始を適切に検知できる。
【0066】
また、しばらく放置した後にデジタルカメラ1Aを操作する場合には、デジタルカメラ1Aを把持せずに操作するのは難しく、グリップGPを握ってから一定時間は撮影者の目線が安定せずLCD10やEVF20などのファインダを注視できない。このため、グリップSW15で撮影動作の開始を検出してセンタリングを行う場合には、センタリングによる補正レンズの移動量が大きくなっても撮影者に不快感を与えることが少なくなる。
【0067】
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係るデジタルカメラ1Bは、図1〜図5に示す第1実施形態のデジタルカメラ1Aと類似の構成を有しているが、制御部40が異なっている。
【0068】
すなわち、デジタルカメラ1Bの制御部40では、次で説明する動作を行うプログラムが格納されている。
【0069】
<デジタルカメラ1Bの動作>
図8は、デジタルカメラ1Bの基本的な動作を説明するフローチャートである。
【0070】
ステップSP31〜ステップSP43では、図6のフローチャートに示すステップSP1〜SP13と同様の動作を行う。
【0071】
ステップSP44では、補正レンズ31の駆動制御をオフにする。これは、ステップSP33でスイッチSgがオフと判定される場合に行われる動作で、手振れ補正モード(ステップSP36)に移行している場合でも、撮影者によりグリップGPが把持されないときには手振れ補正が中断される。換言すれば、手振れ補正動作中において撮影者によるグリップGPの接触を検出した場合に、補正レンズ31の駆動が開始される。すなわち、手振れ補正モードに設定される場合で、グリップSW15で撮影者の接触を検出する場合にのみ、超音波モータによる補正レンズ31の駆動を能動化して手振れ補正が行われることとなる。
【0072】
通常、撮影者がグリップGPを把持している場合に手振れ補正が必要となるが、把持されない場合に不要な手振れ補正動作をステップSP44の動作により省略でき、省電力化が図れる。
【0073】
以上のデジタルカメラ1Bの動作によっても、ファインダの視認中には撮影者に移動量の少ないセンタリングを意識させ、ファインダを明瞭に視認できない場合には移動量の大きいセンタリングを行うため、第1実施形態のデジタルカメラと同様に、撮影者に不快感や不安感を与えずに適切なタイミングでセンタリングを行える。
【0074】
<変形例>
◎上記の各実施形態においては、グリップSW15によって撮影者の接触を検出するのは必須でなく、例えばアイセンサ25(図4)によって撮影者の接近を検出しても良い。この場合、EVF20(アイセンサ25)に対して撮影者が所定の距離、例えば2〜5cmまで接近したのを検出するときに、補正レンズのセンタリングを行うのが好ましい。これにより、撮影者がEVF20を覗き込む直前にセンタリングが行えるため、適切なタイミングでセンタリングが行えることとなる。
【0075】
◎上記の各実施形態の手振れ補正については、補正レンズを駆動するのは必須でなく、撮像素子を駆動しても良い。この場合も、手振れ補正を適切に行えることとなる。
【0076】
◎上記の各実施形態については、デジタルカメラとして構成されるのは必須でなく、銀塩カメラとして構成されても良い。
【0077】
◎上記の各実施形態における基準位置BPについては、可動範囲の中心であるのは必須でなく、可動範囲の中心を多少ずれた位置であっても良い。
【0078】
◎上述した具体的実施形態には、以下の構成を有する発明が含まれている。
【0079】
(1)請求項4に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記接眼検知センサによりファイダーに対して撮影者が所定の距離まで接近したのを検出する場合に、前記基準位置に前記補正素子の中心を移動させる手段を有することを特徴とする撮像装置。
【0080】
これにより、撮影者がファインダ画面を明瞭に視認する前にセンタリングが開始されるため、撮影者に違和感を与えない。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1ないし請求項5の発明によれば、撮影者の接触または接近を検出した場合には、所定の可動範囲の中心に相当する基準位置に、手振れ補正で用いられる補正素子の中心を移動させるため、手振れ補正に係るセンタリングを、撮影者に不快感や不安感を与えずに適切なタイミングで行える。
【0082】
特に、請求項2の発明においては、手振れ補正モードに設定される場合で、撮影者の接触または接近を検出する場合には、駆動手段を能動化して手振れ補正を行う。その結果、撮影動作に入る前には不要な手振れ補正が行われないため、省電力化が図れる。
【0083】
また、請求項3の発明においては、補正素子が光学レンズまたは撮像素子であるため、手振れ補正を適切に行える。
【0084】
また、請求項4の発明においては、検出手段では、グリップに対する撮影者の接触を検出するグリップスイッチ、またはファインダに対する撮影者の接近を検知する接眼検知センサにより検出が行われるため、撮影前であって撮影者がファインダの明瞭な視認が可能となる前にセンタリングを適切に行える。
【0085】
また、請求項5の発明においては、駆動手段が超音波アクチュエータを用いて補正素子を移動させるため、手振れ補正機構を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ1Aの要部構成を示す図である。
【図2】デジタルカメラ1Aの要部構成を示す図である。
【図3】デジタルカメラ1Aの要部構成を示す図である。
【図4】アイセンサ25を説明するための図である。
【図5】手振れ補正機構を説明するたの図である。
【図6】デジタルカメラ1Aの基本的な動作を説明するフローチャートである。
【図7】センタリング処理を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態に係るデジタルカメラ1Bの基本的な動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1A、1B デジタルカメラ
10 LCD
11 レリーズボタン
12 手振れ補正ボタン
15 グリップスイッチ(SW)
20 EVF
25 アイセンサ
31 補正レンズ
31a 補正レンズの中心
34、34a、34b 超音波モータ
40 制御部
BP 基準位置
S0、S1、S2、St、Sg スイッチ
TH スラスト部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an imaging device capable of correcting camera shake.
[0002]
[Prior art]
Some imaging devices such as cameras have a camera shake correction function. In this camera shake correction, an operation of driving a correction element (correction optical element) such as a correction lens by an actuator is performed, but the movable range of the correction element by the actuator is finite.
[0003]
Therefore, an imaging apparatus that performs an operation of returning the correction element to the center of the movable range (hereinafter, referred to as “centering”) before photographing or the like in order to effectively perform camera shake correction has been proposed (Patent Documents 1 and 2). reference).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2752073 [Patent Document 2]
JP 2000-321613 A
[Problems to be solved by the invention]
However, in the technique of Patent Document 1, since the centering is performed when the release button is pressed, there is a possibility that an image jumps in the finder while the photographer is looking at the finder, which makes the photographer uncomfortable. And anxiety.
[0006]
Further, in the technique of Patent Document 2, centering is performed after the end of the release operation or the like, but the centering is not necessarily performed immediately before shooting, which is an effective timing.
[0007]
The present invention has been made in view of the above problems, and has as its object to provide an imaging apparatus that can perform centering related to camera shake correction at an appropriate timing without giving a photographer a feeling of discomfort or anxiety.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 1 is an imaging apparatus capable of performing camera shake correction, comprising: (a) an imaging unit including an imaging optical system and having a correction element used in the camera shake correction; b) driving means for moving the correction element within a predetermined movable range; (c) detecting means for detecting contact or approach of a photographer with the imaging device; and (d) detection of the photographer by the detecting means. A control unit that moves the center of the correction element to a reference position corresponding to the center of the predetermined movable range when contact or approach is detected.
[0009]
Further, the invention according to claim 2 is the imaging apparatus according to claim 1, wherein (e) a setting means for setting a camera shake correction mode for performing the camera shake correction, and (f) a setting means for setting the camera shake correction mode. When the detecting means detects the contact or approach of the photographer, the detecting means further activates the driving means to perform the camera shake correction.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the imaging device according to the first or second aspect, the correction element is an optical lens or an imaging element.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the image pickup apparatus according to any one of the first to third aspects, the detecting means detects a contact of the photographer with the grip by a grip switch or a photographer with respect to the viewfinder. Detection is performed by an eyepiece detection sensor that detects approach.
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, in the imaging apparatus according to any one of the first to fourth aspects, the driving means moves the correction element using an ultrasonic actuator.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
<First embodiment>
<Main configuration of digital camera>
FIGS. 1, 2 and 3 are views showing a main part configuration of a
[0014]
The
[0015]
The subject image formed by the imaging
[0016]
The grip GP on the front of the
[0017]
On the upper surface of the
[0018]
On the upper surface of the
[0019]
A
[0020]
On the rear left side of the
[0021]
The
[0022]
<About camera shake correction mechanism>
The camera shake correction mechanism in the imaging unit 3 is configured as an active camera shake correction mechanism that swings the correction element by feeding back the output of the angular velocity sensor that detects the shake.
[0023]
Examples of an actuator used for the active camera shake correction include a swing coil, a DC motor, and an ultrasonic motor. These features are described below.
[0024]
(1) Rocking coil:
Since no driving force transmitting member is required, a response delay due to backlash can be prevented, but the torque generated per volume (mass) is relatively small because of the coil and the magnet. In addition, since there is no support when power is not supplied, a holding mechanism for holding the correction element near the center is required.
[0025]
(2) DC motor:
If the starting torque is large, the above-described holding mechanism is not necessary in principle, but the backlash of the transmission member is large and is not suitable for precise camera shake correction.
[0026]
(3) Ultrasonic motor:
Among the ultrasonic motors, the rotary type has the same characteristics as the DC motor described above. However, the linear (linear) type can omit a driving force transmitting member, generates a large amount of torque per volume, and uses friction coupling. Therefore, a holding mechanism is unnecessary in principle (however, a displacement may occur due to an impact). It is also suitable for reducing the size of the camera shake correction mechanism.
[0027]
Therefore, in the present embodiment, a camera shake correction is performed using a linear type ultrasonic motor.
[0028]
FIG. 5 is a diagram for explaining the camera shake correction mechanism.
[0029]
A correction lens (optical lens) 31 serving as a correction element in the imaging unit 3 is held by an XY table 32.
[0030]
The XY table 32 includes a
[0031]
The ultrasonic motor 34 is an ultrasonic actuator driven by a driver 37 (37a, 37b), and has a piezoelectric (piezo) element. As the piezoelectric element expands and contracts, the
[0032]
The connecting
[0033]
Also, by driving the ultrasonic motor 34 by inputting a triangular wave to the
[0034]
The camera shake correction is controlled by a
[0035]
The
[0036]
The
[0037]
With such a configuration of the control system, it is possible to feed back the vibration of the
[0038]
The
[0039]
<Operation of
FIG. 6 is a flowchart illustrating a basic operation of the
[0040]
When the
[0041]
In step SP2, it is determined whether the switch S0 is on. That is, it is determined whether or not “power off” is selected by the
[0042]
In step SP3, it is determined whether the switch Sg is on. That is, the
[0043]
In step SP4, a centering process of the
[0044]
In step SP5, it is determined whether the switch St is on. That is, it is determined whether or not the camera
[0045]
In step SP6, the drive control of the
[0046]
In step SP7, the drive control of the
[0047]
In step SP8, it is determined whether the switch S1 is on. That is, it is determined whether or not the release button 11 is half-pressed. Here, when the switch S1 is on, the process proceeds to step SP9, and when it is off, the process returns to step SP2.
[0048]
In step SP9, a centering process of the
[0049]
In step SP10, preparation for photographing is performed. Specifically, photometry, distance measurement, and the like are performed in the
[0050]
In step SP11, it is determined whether the switch S2 is on. That is, it is determined whether or not the release button 11 is fully pressed. Here, if the switch S2 is on, the process proceeds to step SP12, and if it is off, the process returns to step SP8.
[0051]
In step SP12, the shooting screen on the LCD 10 (or the EVF 20) is once turned off.
[0052]
In step SP13, a shooting operation is performed. That is, image data of a subject is acquired by the CCD, and image processing such as γ correction is performed on the image data.
[0053]
FIG. 7 is a flowchart illustrating the centering process corresponding to steps SP4 and SP9 described above.
[0054]
First, the
[0055]
In step SP22, it is determined whether centering is necessary. That is, it is determined whether the
[0056]
In step SP23, the ultrasonic motor 34 is driven to center the
[0057]
By such centering processing, only when it is determined that the center of the
[0058]
The centering processing and the correction lens drive control (camera shake correction) described above are summarized in Table 1 below.
[0059]
[Table 1]
[0060]
As shown in Table 1, when the power (S0) is turned on and the grip SW15 (Sg) is turned on, regardless of whether or not the camera shake correction mode is set by pressing the camera
[0061]
When the power supply (S0) is off, the ultrasonic motor 34 is not driven when the grip SW15 (Sg) is off, but the
[0062]
When the power is off, centering may not be performed even when the switch Sg is on.
[0063]
The above operation of the
[0064]
Further, when the
[0065]
In general, a digital camera has a certain size, so it is difficult to perform various operations unless the photographer holds the digital camera. In addition, it is unknown when a photographer looks into a finder such as an LCD or an EVF while the digital camera is being held. It is necessary to minimize the amount of movement. For this reason, it is necessary to always check the centering, but the grip SW15 that detects the gripping of the grip GP by the photographer can meet this request and appropriately detect the start of the photographing operation.
[0066]
Further, when the
[0067]
<Second embodiment>
The digital camera 1B according to the second embodiment of the present invention has a configuration similar to that of the
[0068]
That is, the
[0069]
<Operation of Digital Camera 1B>
FIG. 8 is a flowchart illustrating a basic operation of the digital camera 1B.
[0070]
In steps SP31 to SP43, operations similar to those in steps SP1 to SP13 shown in the flowchart of FIG. 6 are performed.
[0071]
In step SP44, the drive control of the
[0072]
Normally, camera shake correction is required when the photographer is gripping the grip GP. However, when the photographer is not gripped, unnecessary camera shake correction operation can be omitted by the operation of step SP44, and power can be saved.
[0073]
According to the operation of the digital camera 1B, the photographer is conscious of the centering with a small moving amount during the viewing of the finder, and the centering with a large moving amount is performed when the finder cannot be clearly seen. As with the digital camera described above, centering can be performed at appropriate timing without giving the photographer any discomfort or anxiety.
[0074]
<Modification>
In each of the above embodiments, it is not essential to detect the contact of the photographer by the grip SW15. For example, the approach of the photographer may be detected by the eye sensor 25 (FIG. 4). In this case, it is preferable to perform the centering of the correction lens when detecting that the photographer has approached the EVF 20 (eye sensor 25) to a predetermined distance, for example, 2 to 5 cm. Thus, centering can be performed immediately before the photographer looks into the
[0075]
Regarding the camera shake correction in each of the above embodiments, it is not essential to drive the correction lens, and the image pickup device may be driven. Also in this case, the camera shake correction can be appropriately performed.
[0076]
In each of the above embodiments, it is not essential that the present invention is configured as a digital camera, and it may be configured as a silver halide camera.
[0077]
The reference position BP in each of the above embodiments is not necessarily at the center of the movable range, and may be a position slightly shifted from the center of the movable range.
[0078]
The specific embodiments described above include inventions having the following configurations.
[0079]
(1) In the imaging device according to (4), when the control means detects that a photographer has approached a finder by a predetermined distance by the eyepiece detection sensor, the correction element is located at the reference position. An imaging apparatus comprising means for moving the center of the image.
[0080]
Thus, the centering is started before the photographer clearly recognizes the finder screen, so that the photographer does not feel uncomfortable.
[0081]
【The invention's effect】
As described above, according to the first to fifth aspects of the present invention, when the contact or approach of the photographer is detected, the reference position corresponding to the center of the predetermined movable range is used for camera shake correction. Since the center of the correction element is moved, centering relating to camera shake correction can be performed at an appropriate timing without giving the photographer a feeling of discomfort or anxiety.
[0082]
In particular, according to the second aspect of the present invention, when the camera shake correction mode is set and the contact or approach of the photographer is detected, the drive unit is activated to perform the camera shake correction. As a result, unnecessary camera shake correction is not performed before the photographing operation is started, so that power saving can be achieved.
[0083]
According to the third aspect of the present invention, since the correction element is an optical lens or an image pickup element, camera shake correction can be appropriately performed.
[0084]
Further, in the invention according to claim 4, since the detection is performed by the grip switch for detecting the contact of the photographer with the grip or the eye detection sensor for detecting the approach of the photographer to the finder, the detection is performed before the photographing. Therefore, centering can be appropriately performed before the photographer can clearly view the viewfinder.
[0085]
In the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a main configuration of a
FIG. 2 is a diagram illustrating a main configuration of a
FIG. 3 is a diagram illustrating a main configuration of a
FIG. 4 is a diagram for explaining an
FIG. 5 is a diagram illustrating a camera shake correction mechanism.
FIG. 6 is a flowchart illustrating a basic operation of the
FIG. 7 is a flowchart illustrating a centering process.
FIG. 8 is a flowchart illustrating a basic operation of a digital camera 1B according to a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1A,
11
20 EVF
25
Claims (5)
(a)撮像光学系を含み、前記手振れ補正で用いられる補正素子を有する撮像部と、
(b)所定の可動範囲内で、前記補正素子を移動させる駆動手段と、
(c)前記撮像装置に対する撮影者の接触または接近を検出する検出手段と、
(d)前記検出手段で前記撮影者の接触または接近を検出した場合には、前記所定の可動範囲の中心に相当する基準位置に、前記補正素子の中心を移動させる制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。An imaging device capable of correcting camera shake,
(A) an imaging unit including an imaging optical system and having a correction element used in the camera shake correction;
(B) driving means for moving the correction element within a predetermined movable range;
(C) detection means for detecting a contact or approach of a photographer to the imaging device;
(D) control means for moving the center of the correction element to a reference position corresponding to the center of the predetermined movable range when the contact or approach of the photographer is detected by the detection means;
An imaging device comprising:
(e)前記手振れ補正を行うための手振れ補正モードに設定する設定手段と、
(f)前記手振れ補正モードに設定される場合で、前記検出手段で前記撮影者の接触または接近を検出する場合には、前記駆動手段を能動化して前記手振れ補正を行う手段と、
をさらに備えることを特徴とする撮像装置。The imaging device according to claim 1,
(E) setting means for setting a camera shake correction mode for performing the camera shake correction;
(F) when the camera shake correction mode is set, and when the detection unit detects the contact or approach of the photographer, the drive unit is activated to perform the camera shake correction;
An imaging device, further comprising:
前記補正素子は、光学レンズまたは撮像素子であることを特徴とする撮像装置。In the imaging device according to claim 1 or 2,
The image pickup apparatus, wherein the correction element is an optical lens or an image pickup element.
前記検出手段では、グリップに対する撮影者の接触を検出するグリップスイッチ、またはファインダに対する撮影者の接近を検知する接眼検知センサにより検出が行われることを特徴とする撮像装置。The imaging device according to any one of claims 1 to 3,
The image pickup apparatus, wherein the detection is performed by a grip switch that detects a contact of the photographer with the grip or an eyepiece detection sensor that detects an approach of the photographer with the finder.
前記駆動手段は、超音波アクチュエータを用いて前記補正素子を移動させることを特徴とする撮像装置。The imaging device according to any one of claims 1 to 4,
The imaging device according to claim 1, wherein the driving unit moves the correction element using an ultrasonic actuator.
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-
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