JP2004127417A - Recording medium, its recording/reproducing device, and its recording/reproducing method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体、その記録および/もしくは再生装置、及びその記録および/もしくは再生方法、に関する。
【0002】
【従来の技術】
DVD、DVD−RAM、CD、CD−R、あるいはMOやMDなどの光ディスクに代表される記録媒体は、昨今、ますます高密度が要求されている。その要求に従って、記録媒体へのより高密度の記録を可能とする技術が研究され、実現されている。記録媒体の高密度化を達成するためには、記録媒体自体の特性、記録方法の改善、向上が必要であるのみならず、記録媒体を駆動する駆動装置が、その記録媒体に適した駆動条件で、記録媒体を駆動することが必要とされる。
【0003】
例えば、多くのCD−Rにおいて、CD−Rへの情報の記録は、2倍速、4倍速での記録が可能となっている。しかし、特定のCD−Rにおいては、等倍速での記録のみが可能であって、2倍速、4倍速で情報を記録した場合、正確に記録情報を再生できない場合がある。従って、記録媒体を適切に駆動するためには、記録媒体を駆動するための細かな条件を、駆動装置において設定しなければならない。
【0004】
この設定条件は、挿入され駆動される記録媒体ごとに変化させ、適切な条件を設定する必要がある。光ディスクの記録/再生を確実に実行し信頼性の高い記録システムを構成するためには、光ディスクの記録特性/記録再生条件等が、駆動装置において、適切に設定される必要がある。記録再生条件を適切なものに設定できない場合は、適切な再生もしくは記録を行うことができない。
【0005】
以上のような点から、特に、高密度記録のためのフォーマットとして、駆動装置が、記録再生条件を適切に設定可能な場合に限り、記録再生を実行できる環境が要求される。上記のように、問題は、記録媒体と駆動装置との関係に存在する。例えば、記録媒体が高密度に記録再生できない場合、駆動装置が媒体に高記録密度記録を行おうとしても、情報は適切に記録できない。
【0006】
一方、光ディスクに記録されている情報を保護することも重要である。高密度に記録されている記録媒体から、容易に情報を読み出し複製することを、阻止する機能が要求されている。特に、情報が一枚の記録媒体に大量に記録されることから、記録媒体から情報を再生し、その情報を複製した記録媒体を作成することを、困難にすることが求められている。
【0007】
例えば、情報記録媒体から情報を読みだすための鍵情報や情報記録媒体と媒体駆動装置との適合性を確認するための固有情報などを、フォトルミネッセンス効果を有する透明な潜像インクによって情報記録媒体の表面に潜像マークとして形成することが知られている。これにより、これらの情報の秘匿性が高く、専用の媒体駆動装置以外での情報の読出しを防止でき、著作物や秘密情報の複製や拡散を防止できる(特許文献1参照)。
【0008】
第3者による不正な情報の複製の一態様は、ユーザによって記録されたコンテンツとしての情報の複製である。ユーザ情報の複製を防止する手段として、上記のようにID情報を使用する技術が知られている。しかし、適合性を確認するためのID情報が一度複製されてしまうと、第3者はその情報を使い続けることにより、情報の複製を繰り返し行うことができる。あるいは、第3者にID情報による認証のアルゴリズムが知られている場合、ID情報の複製及びそれによる情報の複製が行われやすいという問題がある。
【0009】
あるいは、第3者による不正な情報の複製は、ユーザによって記録されたコンテンツとしての情報に加えて、管理情報を含む、製造段階において記録媒体に予め記録された情報の複製を防止することは重要である。例えば、本体情報としてのコンテンツを有していない書き換え型の記録媒体から、第3者により製造者認識IDや管理情報など複製されて、書き換え型記録媒体の所謂模造品が市場に供給される問題がある。
【0010】
【特許文献1】
特開平7−192385号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の一つの目的は、記録媒体のよりセキュアな駆動を可能とする、記録媒体、その記録および/もしくは再生装置、及びその記録および/もしくは再生方法、を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様は、複数の区間に区分されたデータ記録領域に、基準クロックに基づいて主データが記録された記録媒体であって、基準クロックの基準位相配置において主データが記録された第1の区間と、第1の区間とは異なる位相配置で、基準クロックに基づいて主データが記録された第2の区間と、を備えたものである。上記構成により、例えば、副次データを記録することができ、主情報の管理情報を平行して記録することができる。例えば、副次データは主情報の再生条件等を補佐する情報とすることができ、管理が容易になる。
【0013】
前記第1の区間と第2の区間の位相ずれ量は、予め定められた範囲であることが好ましい。これにより、例えば、自然に発生するジッタと、製造上意図的に発生させたジッタとの区別を明確にすることができる。
上記データ記録領域は、複数の第2の区間を有し、複数の第2の区間の各々は、基準位相配置に対して、遅れた位相ずれ量もしくは進んだ位相ずれ量を有していることができる。
上記位相ずれ量は、実質的に、基準クロック周期の5〜15%であることが好ましい。この構成を有することにより、例えば、適切な主データ及び副次データの再生を行うことができる。
上記位相ずれ量は、記録媒体の再生基準クロックィンドウに対して、実質的に、20%以下であることが好ましい。この構成を有することにより、例えば、適切な主データ及び副次データの再生を行うことができる。
上記第2の区間の最小区間は、前記基準クロックで変調された最長マークよりも長いことが好ましい。この構成を有することにより、スペクトラム的に干渉しないので、主データへの干渉を抑えることができる。
前記第1の区間と前記第2の区間により副次データが記録されていることが好ましい。副次データが記録されることにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0014】
本発明の他の態様は、複数の区間に区分されたデータ記録領域に、基準クロックに基づいて主データが記録された記録媒体であって、データ記録領域は、基準クロックの基準位相配置において主データが記録された第1の区間と、基準位相配置から基準クロック周期の5〜15%の範囲内の位相ずれ量で主データが記録された第2の区間と、を備え、位相ずれ量に基づいて、副次データが記録されている、ものである。上記構成により副次データが記録されることにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0015】
本発明の他の態様は、区分された複数の区間を有するデータ記録領域に、複数のクロックに基づいて、主データが記録された記録媒体であって、複数の区間の各区間は、各区間に割り当てられたクロック周波数で記録されたデータを有し、複数の区間の各区間には、予め設定された周波数データに従って、クロック周波数が割り当てられ、少なくとも一つのトラック内において、前記クロック周波数が異なる、ものである。この構成を有することにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0016】
本発明の他の態様は、区分された複数の区間を有するデータ記録領域に、複数のクロックに基づいて、主データが記録された記録媒体であって、複数の区間の各区間は、予め定められたクロック周波数で記録されたデータを有し、データ記録領域は、第1のクロック周波数で記録されたデータを有する複数の第1の区間と、一つの前記第1の区間に連続する区間であって、第1のクロック周波数と異なる第2の周波数で記録されたデータを有する第2の区間と、を備えるものである。この構成を有することにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0017】
本発明の他の態様は、区分された複数の区間を有するデータ記録領域に、複数のクロックに基づいて、主データが記録された記録媒体であって、複数の区間の各区間は、各区間に割り当てられたクロック周波数で記録されたデータを有し、各区間に割り当てられたクロック周波数に基づいて、副次データが記録されている、ものである。上記構成により副次データが記録されることにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0018】
上記複数の区間の最小区間は、各区間に割り当てられたクロックで変調された最長マークよりも長い区間を単位として副次データを記録することが好ましい。この構成を有することにより、スペクトラム的に干渉しないので、主データへの干渉を抑えることができる。
【0019】
本発明の他の態様は、記録媒体の記録および/もしくは再生を行う装置であって、記録媒体に記録された主データを読み取る読み取り手段と、読み取られた主データに基づいて、前記主データの位相に関するデータである位相データを検出する検出手段と、検出手段によって検出された位相データに基づいて、副次データを復調する、副次データ復調手段と、を有するものである。上記構成により副次データが再生されることにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0020】
上記検出手段は、データクロックウィンドウにおけるデータの再生位置検出に基づき、前記主データのデータ間の位相ずれ量を検出することができる。
上記検出手段は、主データに基づきクロックを再生するクロック再生手段からの位相差信号に基づき、前記主データのデータ間の位相ずれ量を検出することができる。
【0021】
本発明の他の態様は、記録媒体の記録および/もしくは再生を行う方法であって、記録媒体に記録された主データを読み取る読み取りステップと、読み取られた主データに基づいて、前記主データの位相に関するデータである位相データを検出する検出ステップと、検出手段によって検出された位相データに基づいて、副次データを復調する、副次データ復調ステップと、を有するものである。上記構成により副次データが再生されることにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0022】
本発明の他の態様は、記録媒体の記録および/もしくは再生を行う装置であって、記録媒体に記録された主データを読み取る読み取り手段と、読み取られた主データに基づいて、主データのクロック周波数を検出する検出手段と、検出手段によって検出された周波数に基づいて、副次データを復調する、副次データ復調手段と、を有する、ものである。上記構成により副次データが再生されることにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0023】
本発明の他の態様は、複数のデータ記憶区間に対して異なる周波数が割り当てられる、記録媒体の記録および/もしくは再生を行う装置であって、複数のデータ記憶区間に対応したクロック周波数を設定するための周波数データを有するメモリと、メモリに記憶された周波数データに基づいて、前記記録媒体のためのクロック周波数を生成する、クロック周波数生成手段と、生成されたクロック周波数基づいて、前記データ記憶区間へのデータの記録もしくは再生処理を行う、ものである。上記構成により、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0024】
本発明の他の態様は、複数のデータ記憶区間に対して異なる周波数が割り当てられる、記録媒体の記録および/もしくは再生を行う方法であって、複数のデータ記憶区間に対応したクロック周波数を設定するための周波数データに基づいて、記録媒体のためのクロック周波数を生成するステップと、生成されたクロック周波数基づいて、データ記憶区間へのデータの記録もしくは再生処理を行うステップと、を有する、ものである。上記構成により、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0025】
本発明の他の態様は、基準クロックに基づいて記録された主データと、基準クロックの位相を変調して記録された副次データと、を有する、記録媒体である。上記構成によって副次データ有することにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させる。
本発明の他の態様は、記録媒体の記録および/もしくは再生を行う装置であって、記録媒体への主データの記録に使用されるクロックを生成する、クロック生成手段と、クロック生成手段からのクロックに基づいて、記録媒体にデータを記録する記録手段と、副次データを記録するメモリと、を備え、クロック生成手段は、前記メモリに記録された副次データに基づいて、位相を変化させてクロックを出力する、ものである。上記構成に従って副次データを記録することにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0026】
本発明の他の態様は、記録媒体の記録および/もしくは再生を行う装置であって、記録媒体への主データの記録に使用されるクロックを生成する、クロック生成手段と、クロック生成手段からのクロックに基づいて、記録媒体に主データを記録する記録手段と、副次データを記録するメモリと、を備え、クロック生成手段は、メモリに記録された副次データに基づいて、出力クロック周波数を変化させる、ものである。上記構成に従って副次データを記録することにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0027】
本発明の他の態様は、記録媒体の記録および/もしくは再生を行う方法であって、記録媒体への主データの記録に使用されるクロックを生成するステップと、クロック生成手段からのクロックに基づいて、記録媒体にデータを記録するステップと、を備え、クロックを生成するステップは、メモリに記録された副次データに基づいて、出力クロックの位相がずれるようにクロックを生成する、ものである。上記構成に従って副次データを記録することにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0028】
本発明の他の態様は、記録媒体の記録および/もしくは再生を行う方法であって、記録媒体への主データの記録に使用されるクロックを生成するステップと、クロック生成手段からのクロックに基づいて、記録媒体にデータを記録するステップと、を備え、クロックを生成するステップは、メモリに記録された副次データに基づいて、出力クロック周波数が変化するようにクロックを生成する、ものである。上記構成に従って副次データを記録することにより、記録媒体駆動のセキュリティを向上させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明は、本発明の実施形態の例を示すものであって、本発明の範囲が以下の記載のみに限定されるものではない。以下の説明は、本発明の内容を明確に説明するために、省略、簡略化が行われている。又、当業者であれば、本発明に含まれる範囲内において、以下に説明される構成の、変更、代替、付加、を適宜行うことが可能である。
【0030】
実施の形態1.
本形態の光ディスクは、主データのクロックを位相変調することによって、副次データを記録する。特に、自主データのクロックウィンドウのジッタマージン代を使用して、副次データを記録する。クロックの位相ずれによって副次データを記録することにより、光ディスクのセキュリティを向上させることができる。本形態は、DVD、DVD−RW、DVD−RAM、CD、CD−R、MOやMDなどの光ディスクに代表される様々な記録媒体に適用可能である。
【0031】
図1は、典型的な光ディスク100の一例として、DVD−RAMの一般的な構成を示している。DVD−RAMのように内周側から記録していくタイプの光ディスクは、内周部にコントロール・トラックを含むリードイン領域101を、その外側に、本体データとしてのユーザデータを記録する、追加記録領域102を構成有している。DVD−RAMは内周側から使用されていくので、内周側にリードイン領域104を配置がされる。外周側から記録していくディスクは、外周側にリードイン領域を有している。MOなどの光磁気ディスクは、リードイン領域とは呼称していないが、内周及び外周の双方に、コントロール・トラック領域を有している。
【0032】
コントロール・トラックは、ディスクの記録/再生/消去条件等、記録媒体の記録/再生動作に関する管理情報が記録される。管理情報は、例えば、TOC、光ディスクの製造者認識情報、レーザ・パワー、レーザ周波数、回転数、フォーマット情報、変調方式に関する情報など、光ディスクの駆動に使用される情報が含まれる。その他、光ディスクのデータの再生やデータの記録を開始するめに必要とされる情報や、スクランブル鍵など正確に再生するための情報などの光ディスクの駆動に使用される情報を含むこともできる。本形態の副次データは、例えば、上記の管理情報を含むことができる。副次データは、リードインあるいは、追記記録領域において、クロックに伴って記録することができる。
【0033】
図2は、本形態において、副次データを基準クロックのジッタマージン代に記録した様子を示す図である。データ列を連続的に変調して記録する光ディスクにおいて、記録するデータは基準クロックに同期して記録される。つまり記録する情報はエラーコレクションコードや記録に必要な制御情報(同期信号、アドレス信号、コントロール信号等)を加えて、必要ならスクランブル処置を施し記録のための変調(1−7や2−7RLL、8−16変換等のコード変換)を実行して記録される。記録するデータ列は、変調信号に対し基準クロックで同期を取って記録する。
【0034】
この基準クロックは再生時において、再生信号からデータを再現する時の重要な役割を演じる。つまり、基準クロックで仕切られるウィンドウにデータ再生の弁別を設けている。光ディスクの一般的な仕様では、再生信号におけるクロックウィンドウの中の揺らぎをジッタとして規定し、例えばDVD−ROMのような媒体であれば、クロックウィンドウの8%程度を目安として規定している。つまりこの範囲の揺らぎであればドライブの再生過程においてデータの再生に対する信頼度が確保できることを保証している。実際にはウィンドウに対してマージンを持ちながら規定しており、8%程度を超えるジッタがあっても、再生データに支障をきたす事は少ない。
【0035】
図2において、201は主データの記録/再生に使用される基準クロックを示している。202は、副次データを記録するように変調された基準クロックを示している。202は、3つの区間を有している。第1の区間は、基準クロックが基準位相配置にある。第1の区間に続く第2の区間は、基準クロックの位相が基準位相配置から所定量分ずれている。図2における第2の区間は、その位相が、基準位相配置に対して進んでいる状態を示している。第2の区間に続く第3の区間においては、基準クロックの位相が基準位相配置に戻っている。
【0036】
例えば、第2の区間は”1”の副次データを記録し、第1及び第3の区間は、”0”の副次データを記録している。このように、各区間の位相のずれは、副次データの値に従って制御される。位相のずれは、基準位相配置に対して進めることも、遅らせることも可能である。又、位相ずれと、そのずれに対応する副次データとの関係は、適宜選択することができる。例えば、所定量進んだ位相ずれを有する場合が、”1”の副次データと対応し、所定量遅れた位相ずれを有する場合が、”0”の副次データと対応することができる。副次データのデータ長に従って、基準位相配置に対して位相がすれた複数の区間が形成される
【0037】
図2(b)に示すように、第2の区間の基準クロックは、その位相が基準位相配置に対して、基準クロック周期の5〜15%進んでいることが好ましい。駆動装置の適正な動作、及び、副次データを記録するためのずれ量とのバランスを考慮すれば、位相ずれ量は、実質的に、基準クロック周期の5〜15%であることが好ましい。5%以下では変調の感度、検出の問題から副次データを再生できない可能性が高くなる。一方、15%を越えるジッタは、駆動装置の適正な動作を阻害する要因となりうる。ジッタマージンとして15%までを許容するようにドライブ設計を行なえば、媒体のジッタ量として15%まで制御することが可能になる。さらに、位相ずれ量は、同様の観点から、再生基準クロックウィンドウに対して、20%未満であることが好ましい。基準クロックの位相を変調する区間の区間長は、変調区間によって変化させることも可能である。
【0038】
記録のための基準クロック位相をある範囲においてずらすことで、ずらしたポイントから以前のクロック位相情報で再現していた再生クロックによるウィンドウは、ここでずらした分だけ瞬間ジッタが発生することになる。通常再生クロックは再生信号からのPLL回路により生成するが、PLL回路の時定数分だけウィンドウはすぐには戻らない(位相同期がずれる)ことになる。従ってこのときPLL回路においては以前からのウィンドウタイミングを開けてジッタを評価していることになる。そして再生信号の基準クロックのずれはジッタの値として検出される。
【0039】
PLL回路はフィードバック回路であるので、動作時定数を超える長い時間で位相をずらしても副次データの再生という点から好ましくはない。一方、変調区間が、主データの変調を行なった際の最長パターンより短いと、スペクトラム的に主データに妨害を与えることになり望ましくない。例えば、DVD−ROMは、3Tから14Tのパターンによって主データが記録される。主データの最長パターンである14Tより、変調区間が長いことが好ましい。従って、クロックに対する変調タイミングは、主データの最長パターンよりも長く、再生PLL回路の動作時定数よりも短い範囲で設定することが好ましい。
【0040】
上記光ディスクの、マスタリングプロセスを説明する。周知のように、光ディスクは、所望のプリフォーマットパターンがカッティングされた光ディスク原盤から金型としてのスタンパを形成し、そのスタンパを使用して射出成型することによってレプリカディスクが複製される。光ディスク原盤のカッティングは、光ディスク原盤露光装置によって行なわれる。図3(a)は、光ディスクの記録装置の一態様であって、本形態のマスタリング・プロセスに使用される、光ディスク原盤露光装置300を示している。図3(a)において、301は第1クロックを生成する第1クロック生成器、302は第2クロックを生成する第2クロック生成器である。303は、マスターテープなどからの再生信号をDVD記録用電気信号に変調するフォーマッタである。304は入力されたクロック信号を切り替えるスイッチである。305はフォーマッタからの信号と、予め記憶された副次データに基づき、クロックの切り替えスイッチ304を制御するPCである。306は、光ディスク原盤のカッティングを行うレーザカッタ、307は基本クロック生成器である。
【0041】
動作を説明する。第1クロック生成器301と、第2クロック生成器302は、基本クロック生成器307からの出力クロックに基づき、それぞれ位相の異なるクロックを生成する。図3(b)は、第1クロック生成器301と、第2クロック生成器302の出力クロックを示している。第1クロック生成器301からの出力であるクロック1と、第2クロック生成器302からの出力であるクロック2との間に、αの位相ずれが存在する。クロック2はクロック1よりも、αの位相ずれ量、進んでいる。クロック1とクロック2の周波数は、同一である。位相ずれは、例えば、遅延回路など使用して生成することができる。
【0042】
PCは、そのメモリに、予め、副次データを有している。副次データに従って、切り替えスイッチ304を切り替える。例えば、副次データが“0”である場合、PCは切り替えスイッチがクロック1を選択するように制御し、副次データが“1”である場合、PCは切り替えスイッチがクロック2を選択するように制御する。マスターテープなどからの再生信号を受信したフォーマッタ303は、切り替えスイッチ304から出力されたクロックに従って、再生信号をDVD記録用電気信号に変調する。以上の動作により、光ディスク原盤に主データを記録すると同時に、主データのクロックに、副次データを記録することができる。
【0043】
図4は、本実施形態の光ディスク駆動装置の概略論理構成を示している。図4において、401は、PCなどからの記録主データを、光ディスク412に記録するためのデータに変調する変調回路である。402は、クロックを生成するクロック生成回路、403はクロック生成回路402を制御するクロックコントローラである。404は、入力された主データとクロックに基づいて、記録位置に対応した記録パルスを生成するライトパルス生成回路である。405は、記録位置に対応したパワー設定値、及び記記録パルスに基づきレーザを駆動する信号を出力するレーザドライバである。尚、クロック生成回路がクロックコントローラの機能を有することが可能である。この点は以下の記載において同様である。
【0044】
406は光ディスクへのデータの書き込み及び光ディスクからのデータの読み取りを行う光ヘッドである。光ヘッド406は、典型的には、レーザ光源と、対物レンズと、レーザ光源から出射されたレーザビームを対物レンズに導く光学部品と、レーザビームに信号変調をかける光変調器と、光ディスクからの反射光強度を検出する光検出器と、対物レンズから出射されるレーザビームにオートフォーカスサーボおよびトラッキングサーボをかけるサーボ手段を含んでいる。
【0045】
407は、光ヘッド406からの再生信号を増幅するRFアンプである。408は、RFアンプ407によって増幅された再生信号から、データ検出のためのクロックを生成するクロック生成回路である。409は、入力された再生信号とクロックに基づき、主データを検出するデータ検出回路である。410は、データ検出回路からの信号に基づき、副次データの検出を行う副次データ検出回路、411は、副次データ検出回路410によって検出された副次データを、再生のために必要な復調処理を行う、復調回路である。
【0046】
図5を参照して、再生の基本動作について説明する。光ディスクから読み取られたデータ(S5−1)は、クロック生成回路408に入力され、基準クロックが生成される(S5−2)。基準クロックに基づき、データ検出回路409がウィンドウパルスを生成する(S5−3)。基準クロックと読み取りデータに基づき、データ検出回路409はクロックウィンドウ内にある再生信号を検出し、データ弁別が行われデータが検出される(S5−4)。データ検出回路409はクロックウィンドウにおけるデータ再生位置を検出し、検出信号を出力する(S5−5)。副次データ検出回路410は、検出信号に基づき副次データを検出し(S5−6)、復調回路411が検出された副次データを復調する(S5−7)。
【0047】
具体的に説明する。光ヘッド406は、光ディスクからデータを読み取り、電気信号である再生信号を出力する。出力された再生信号は、RFアンプ407によって所定周波数において増幅される。クロック生成回路408は再生信号から、フィードバック処理によりクロック信号を生成し、そのクロック信号と再生信号とが、データ検出回路409に入力される。データ検出回路409は、クロック信号からウィンドウパルスを生成する。
【0048】
データ検出回路409は、さらに、そのウィンドウパルス内の再生信号の有無からデータ弁別を行い、主データの検出を行う。このデータが復調回路で復調され、再生主データが得られる。データ検出回路409は、さらにクロックウィンドウにおけるデータ再生位置を検出し、検出信号を出力する。検出信号は、位相ずれ量に従って変化する。副次データ検出回路410は、検出信号から位相ずれ量を検出し、副次データを検出する。検出された副次データは復調回路411に入力され、再生データである再生副次データが得られる。尚、副次データはクロック生成回路からの位相差信号に基づいて検出することができる。この点は、実施の形態2において説明する。
【0049】
図6を参照して、記録動作の基本動作について説明する。PCなどから取得された副次データ(S6−1)に基づき、クロック生成回路402が、位相の異なる複数のクロックを生成・出力する(S6−2)。出力されたクロックと記録主データに基づき、ライトパルスが生成され(S6−3)、そのライトパルスに基づき光ディスクにデータが記録される(S6−4)。
【0050】
具体的に説明する。PCから出力された副次データは、クロックコントローラ403に入力される。クロックコントローラ403は、副次データに従って制御信号をクロック生成回路402に出力する。クロック生成回路402は、制御信号に従って、位相が異なる複数のクロックを、予め定められた区間において出力する。例えば、副次データ“0”に対応して、図3に示したクロック1を出力し、副次データ“1”に対応して、クロック2を出力することができる。各クロックは、同一の基準クロック周波数を有する。位相ずれ量は、上記のように、基準クロックの周期の5〜15%であることが好ましい。又、各クロックで出力される区間の長さは、主データの最長パターンよりも長く、再生PLL回路の動作時定数よりも短い範囲であることが好ましい。
【0051】
PCから出力された主データは、必要な変調を変調回路401において実施され、ライトパルス生成回路404に入力される。ライトパル生成回路404は、入力された主データとクロック生成回路からのクロックに基づき、記録位置に対応した記録パルスを生成する。レーザドライバ405は、記録位置に対応したパワー設定値、及び記記録パルスに基づきレーザを駆動する信号を出力して光ヘッドを制御する。光ヘッド406は、レーザドライバ405からの制御信号に基づき、光ディスクへのデータの書き込みを実行する。
【0052】
図7は、クロック生成回路402の一例を示す、構成図である。図7において、701はPLL回路、702は遅延回路、703は制御信号に従って、入力信号を選択して出力するスイッチ、704は周波数発信器である。周波数周波数発信器から出力された信号は、PLL回路701において所定のクロック信号に変調され、出力される。PLL回路701からのクロック信号は分岐され、一方はスイッチ703に入力され、もう一方は、遅延回路702を介してスイッチ703に入力される。遅延回路702を介してスイッチ703に入力された信号は、もう一方の信号と比較して、位相が所定量遅れている。スイッチ703は副次データに基づき、一方のクロック信号を選択して出力する。本形態のスイッチ703は、クロックコントローラが副次データに基づき出力した制御信号に従い、クロック信号を選択する。
【0053】
本実施の形態によれば、主データの基準クロックの位相を変化させることにより、管理情報などを副次データとして光ディスクに記録することができるので、光ディスクのセキュリティが向上する。
【0054】
実施の形態2.
図8は、他の実施の形態にかかる光ディスク駆動装置の概略を示す論理構成図である。図8において、図4と同一の符号を付された要素は、図4において説明された要素と実質的に同一であり、説明を省略する。本形態の光ディスクは、複数の区間において、異なる基準クロック周波数で、主データが記録される。各区間は、周波数が異なる複数の基準クロックから選択された一つのクロックで、データが記録される。各区間の基準クロック周波数に、副次データを対応させることによって、主データのクロック信号に副次データを記録することができる。図2を参照して、例えば、202の第1の区間を基準クロック周波数F1で主データを記録する。第2の区間は、基準クロック周波数F2で主データが記録される。第3の区間は、基準クロック周波数F1で主データが記録される。基準クロック周波数F1の区間が副次データ“0”に対応し、基準クロック周波数F2の区間が副次データ“1”に対応する。
【0055】
図8において、801は副次データに基づいて制御信号を出力するクロックコントローラ、802はクロックコントローラ801からの制御信号に基づき、異なる周波数のクロック信号を出力するクロック生成回路である。803は、光ディスクからの再生信号に基づきクロックを出力するクロック生成回路である。804は、再生信号とクロック信号に基づき、主データを弁別するデータ検出回路である。805はクロック生成回路803からの位相差信号に基づき、副次データを検出する副次データ検出回路である。806は検出された副次データを、再生のために必要な復調処理を行う、復調回路である。
【0056】
図10を参照して、本形態における再生処理の基本動作を説明する。光ディスクから、光ヘッド406によって読み取られたデータは(S10−1)、クロック生成回路803に入力される。クロック生成回路803において、主データからの位相シフトが検出され(S10−2)、主データのデータ間の位相差に基づく位相差信号が出力される。クロック生成回路803において、位相差信号に基づきクロックが生成され出力される(S10−3)。位相差信号は副次データ検出回路805に入力され、副次データ検出回路805において、位相差信号に基づき副次データが検出される(S10−4)。その後、副次データに対して、復調回路806において、必要な復調処理が実行される(S10−5)。
【0057】
具体的に説明する。図9は、副次データの再生に主に寄与する論理構成の一例を示している。図9において、901は入力データを所定値に基づき2値化する、2値化回路である。902は、2つの入力データの位相差を比較し、位相差量に基づき位相差信号を出力する、位相比較回路である。903はループフィルタである。904は入力信号に基づき制御される周波数信号を出力する、VCO(Voltage Controlled Oscillator)である。
【0058】
光ヘッド406から出力された再生データは、RFアンプ407によって増幅された後、クロック生成回路803に入力される。再生信号は、2値化回路によって2値化され出力される。出力データは分岐され、一方は主データの再生信号として出力される。もう一方は、位相比較回路902に入力される。位相比較回路に902には、VCO904から出力されたクロック信号が入力される。クロック信号は過去の再生データに基づいて生成された信号であり、位相比較回路902には、再生データと、クロック信号が入力されている。
【0059】
位相比較回路902は、クロック信号と再生信号との位相差を検出し、その位相差に基づき位相差信号を出力する。位相差信号は分岐され、一方がループフィルタ903に入力され、もう一方は、副次データ検出回路805に入力される。ループフィルタ903を経た位相差信号はVCO904に入力される。VCO904は、入力された位相差信号に基づいて出力信号の周波数を変化させる。位相差が存在する場合は、VCO904は、その位相差を小さくするように出力信号の周波数を変化させる。
【0060】
主データの基準クロック周波数が、区間によって変化すると、VCO904からのクロック信号と、2値化回路901からの再生信号との間に、位相差が発生し、位相比較回路からの出力が変化する。例えば、図2を参照して、第1の区間の周波数F1よりも第2の区間の周波数F2が大きい場合、第2の区間のデータを再生するとき、再生データの位相はクロック信号よりも進む。位相差比較回路902は、2つの入力データに位相差量に基づき位相差信号を出力する。VCO904は、位相差を小さくするように、クロック信号の周波数を増加させる。理解されるように、周波数変移は再生データの許容ジッタ範囲を超えてはならない。主データの再生は正常に動作させ、許容ジッタマージンの範囲で変調することが重要である。
【0061】
副次データ検出回路805は、位相差信号に基づき副次データの検出を行う。図9(b)は、位相比較回路902からの位相差信号の一例を示している。周波数の切り替わりよって、位相差信号にピーク信号が現れる。基準クロック周波数が異なる区間、つまり、図9(b)の区間は、最大マーク長よりも大きく、クロック生成回路の時定数よりも小さい。従って、エラーが原因で発生した位相ずれと区別することができる。これは、エラーが原因で発生した位相ずれにおいては、ピーク間隔が、通常、最大マーク長よりも小さくなるからである。検出された副次データは、復調回路806に入力され、復調回路806において副次データ再生のために必要な復調処理が実行される。
【0062】
上記例は、位相比較回路902からの出力に基づき副次データを検出する。副次データの検出は、ループフィルタ903からの出力に基づき副次データを検出することができる。ただし、位相のずれが累積された信号が出力されるので、位相ずれが大きくなり再生不良が発生する可能性がある。このため、周波数が切り替わるたびに位相ずれをリセットすることが必要である。あるいは、周波数が変化するVCO904からの出力に基づいて副次データを検出することができる。VCO904の出力信号は、区間遷移に伴う基準クロックの周波数変化に従って、周波数が変化する。従って、この信号から周波数を特定し、副次データを検出することが可能である。
【0063】
図11を参照して、本形態の記録動作の基本動作を説明する。PCなどから出力された副次データを取得し(S11−1)、クロック生成回路802において、副次データに基づき周波数が異なる複数のクロックを生成・出力する(S11−2)。クロック生成回路802から出力されたクロック信号と、PCなどから入力された主データとに基づき、ライトパルスを生成・出力する(S11−3)。出力されたライトパルスに基づき、光ディスクへデータが記録される(S11−4)。
【0064】
具体的に説明する。PCなどから入力された副次データは、クロックコントローラ801に入力される。クロックコントローラ801は、副次データに基づいて制御信号を出力する。クロック生成回路802は、クロックコントローラからの制御信号に基づいて、異なる周波数を有するクロック信号を出力する。クロック生成回路802は、副次データに対応した周波数を有するクロック信号を出力する。例えば、クロック生成回路802は、副次データ“0”に対応して周波数F1のクロック信号を出力し、副次データ“1”に対応して周波数F2のクロック信号を出力する。クロック生成回路802は、例えば、周波数発生器から出力された異なる周波数を有するクロックを、スイッチによって選択することによって、異なる周波数を有するクロックを生成・出力することができる。スイッチは、クロックコントローラ801からの制御信号に従って、クロック信号を選択する。上記の例に従えば、スイッチは、副次データ“0”に対応した制御信号により、周波数F1のクロックを選択し、副次データ“1”に対応した制御信号により、周波数F2のクロックを選択する。
【0065】
本実施の形態によれば、主データの基準クロック周波数を変化させることにより、管理情報などを副次データとして光ディスクに記録することができるので、光ディスクのセキュリティが向上する。
【0066】
実施の形態3.
本形態の光ディスクにおいて、所定のデータ記録領域は、区分された複数の区間を有する。各区間には、予め定められた対応周波数のクロックによって、主データが記録される。各区間に割り当てられるクロックは、異なる周波数を有する複数のクロックから選択される。所定のデータ記録領域は、例えば、リードインもしくは追加記録領域の一部、もしくは全部に設定されることができる。
【0067】
図12は、本形態の光ディスクに、主データが記録されている状態を示している。データ記録領域は、区分されたm個の区間を有している。各区間の大きさは、全て同一にすることも、又、それぞれの区間が異なる大きさを有することも可能である。各区間には、予め定められた周波数データに従って、所定周波数のクロックが割り当てられる。周波数データは、各区間のクロック周波数、各区間の大きさ、あるいは記録位置に対するタイミングなどの情報を含むことができる。
【0068】
周波数データは、正規の駆動装置メーカ、もしくは記録媒体メーカなど、一部の当事者にのみ公開されることができる。あるいは、この周波数データをICに記録することにより、非公開性を向上させることができる。周波数に関する情報は、光ディスクに予め記録しておくことが可能である。この情報は、例えば、暗号化して光ディスクに記録し、あるいは、その記録位置を非公開として記録することができる。
【0069】
各区間に割り当てられる周波数の順序は、所定の規則に従うことも、又、ランダムであることも可能である。異なる区間に同じ周波数を割り当てることができる。例えば、第1の区間に周波数f1、第2の区間に周波数f2、第3の区間に周波数f1を割り当てることができる。一つのトラック内に、複数の区間を割り当てることができる。ここで一つのトラックとは、らせん状に記録されるデータ列の、1周である。一つの区間が一つのトラックよりも長いこともできる。図12の例において、5つの異なる周波数を有するクロックが、各区間に割り当てられている。0〜n0までの第1の区間は基準クロックf0で記録された主データを有している。第1の区間に続く、n0〜n1までの第2区間においては、基準クロックf1で主データが記録されている。n(m−4)〜n(m−3)の区間においては、基準クロックf0で主データが記録されている。それに続く区間である、n(m−3)〜n(m−2)の区間においては、基準クロックf4で主データが記録されている。図12の例において、同じ周波数が割り当てられた複数の区間は、異なる大きさをすることができる。又、連続する区間に割り当てられる周波数の順序は、ランダムである。
【0070】
予め、割り当てられるクロック周波数と、記録位置に対するタイミングが決められていることで、セキュアなデータ再生が図れる。基準クロック周波数は、複数のクロック周波数から選択され、各区間に割り当てられる。又、各区間の記録量(あるいは記録クロック数)は、割り当てられた周波数と対応して設定される。駆動装置による光ディスクの再生においては、予めクロック周波数の値が変動することを予測しながら信号処理を行うことができる。
【0071】
駆動装置は、予め設定された周波数データに従って、所定のタイミングで所定周波数のクロックにクロック信号を変化させることによって、正確に光ディスクを再生することができる。駆動装置が、記録タイミングと周波数ステップとの関係を知らずに再生すると、エラーが発生する。記録タイミングと周波数ステップとの関係を、駆動装置が知っていることが、セキュリティの確保の上で重要である。
【0072】
エラーの発生しない条件で周波数変化量を小さく設定することで、先のジッタ検出で副次データ報再生を行なったと同様の処理をすることができる。つまり主データは正常に再生できるが、平行して副次データの再生を進めることになる。ここで得られる副次データを用いてセキュリティを向上することができる。
【0073】
図13は、本形態の駆動装置の概略を示す構成図である。図13において、図4の符号と同一の符号が付された要素は、図4における対応要素と実質的に同一であり、説明を省略する。図13において、1301は周波数データを記録するメモリ、1302は周波数データに基づいて制御信号を出力するクロックコントローラ、1303は複数のデータ記憶区間に対応したクロック周波数に関するデータである周波数データに基づいて、所定のタイミングで、所定期間、所定の周波数を有するクロックを生成・出力するクロック生成回路である。
【0074】
1304は、周波数データを記録するメモリである。1305は周波数データに基づいて制御信号を出力するクロックコントローラである。1306は予め定められた周波数データに基づいて、所定のタイミングで、所定期間、所定の周波数を有するクロックを生成・出力するクロック生成回路、1307はクロックと再生信号に基づいて主データを検出する検出回路である。
【0075】
図14を参照して、駆動装置による再生処理の基本動作を説明する。光ディスクから、データが読み取られる(S14−1)。予めメモリに記憶されている、もしくは、光ディスクに記録されている周波数データが取得され(S14−2)、周波数データに基づきクロックが生成される(S14−3)。生成されたクロックからクロックウィンドウが生成され(S14−4)、クロックウィンドウと読み取られた再生信号に基づき、主データが検出される(S14−5)。
【0076】
具体的に再生動作を説明する。光ヘッド406によって光ディスクから読み取られたデータは、電気信号である再生信号として出力される。再生信号はRFアンプ407で増幅された後、クロック生成回路1306に入力される。クロックコントローラ1305は、メモリ1304から周波数データを取得し、周波数データに基づいて、制御信号をクロック生成回路1306に出力する。周波数データは、クロック周波数及びクロック周波数の変化タイミングに関する情報を有している。
【0077】
クロック生成回路1306は、制御信号によって、クロックコントローラ1305から各区間に割りあてられる周波数に関する情報を受信し、その情報と再生信号とに基づいて、主データの再生クロックを生成・出力する。クロック生成回路1306は、予め、次の周波数及び周波数変化タイミングを知ることにより、現在のクロック周波数から次のクロック周波数へ同期がとれた状態で変移することができる。データ検出回路1307は、クロック信号からウィンドウパルスを生成する。データ検出回路1307は、さらに、そのウィンドウパルス内の再生信号の有無からデータ弁別を行い、主データの検出を行う。このデータから復調回路で生成主データから得られる。
【0078】
図15を参照して、データの記録における基本動作を説明する。メモリなどに予め記録された周波数データを取得し(S15−1)、周波数データに基づき、順次、異なる周波数を有するクロックを生成・出力する(S15−2)。出力されたクロックと、PCなどから入力された主データとに基づいて、ライトパルスを生成・出力する(S15−3)。出力されたライトパルスに基づき、光ディスクへ主データを記録する(S15−4)。
【0079】
具体的に説明する。メモリ1301は、予め周波数データを有している。クロックコントローラ1302は、メモリ1301から周波数データを取得し、周波数データに基づいて制御信号を出力する。クロック生成回路1303は、制御信号に基づいて、所定タイミングで周波数を変化させてクロック信号を出力する。周波数データは、クロックの周波数と、クロック周波数を変化させるタイミングと、に関する情報を有している。
【0080】
クロック生成回路1305は、予め設定された周波数データに従って周波数が変化するクロック信号、を出力することができる。クロック生成回路1305は、例えば、生成された複数のクロック信号をスイッチによって選択することによって、異なる周波数を有するクロック信号を出力することができる。スイッチは、所定のタイミングで、所定のクロック信号を選択する。
【0081】
本実施の形態によれば、所定のタイミング及び周波数に従って、データが記録媒体に記録されるので、記録媒体のセキュリティを向上させることができる。
【0082】
【発明の効果】
本発明によれば、よりセキュアな記録媒体の駆動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態1における、光ディスクを説明する図である。
【図2】本実施形態1における、副次データの記録状態を示す図である。
【図3】本実施形態1における、光ディスク原盤露光装置の構成を示す図である。
【図4】本実施形態1における光ディスク駆動装置を説明する図である。
【図5】本実施形態1における副次データの再生方法を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態1における副次データの記録方法を示すフローチャートである。
【図7】本実施形態1における副次データの記録のためのクロック生成回路を説明する図である。
【図8】本実施形態2における光ディスク駆動装置を説明する図である。
【図9】本実施形態2における副次データ再生のために使用されるクロック生成回路を説明する図である。
【図10】本実施形態2における副次データの再生方法を示すフローチャートである。
【図11】本実施形態2における副次データの記録方法を示すフローチャートである。
【図12】本実施形態3における、主データの記録状態を説明する図である。
【図13】本実施形態3における光ディスク駆動装置を説明する図である。
【図14】本実施形態3における主データの再生方法を示すフローチャートである。
【図15】本実施形態3における主データの記録方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
301 第1クロック生成器、302 第2クロック生成器、303 フォーマッタ、304 スイッチ、305 PC、306 レーザカッタ、307 基本クロック生成器、401 変調回路、402 クロック生成回路、403 クロックコントローラ、404 ライトパルス生成回路、405 レーザドライバ、406 光ヘッド、407 RFアンプ、408 クロック生成回路、409 データ検出回路、410 副次データ検出回路、411 復調回路、412 光ディスク、701 PLL回路、702 遅延回路、703 スイッチ、704周波数発信器、801 クロックコントローラ、802 クロック生成回路、803 クロック生成回路、804 データ検出回路、805 副次データ検出回路、806 復調回路、901 2値化回路、902 位相比較回路、903ループフィルタ、904 VCO、1301 メモリ、1302 クロックコントローラ、1303 クロック生成回路、1304 メモリ、1305 クロックコントローラ、1306 クロック生成回路、1307 検出回路[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a recording medium, a recording and / or reproducing apparatus thereof, and a recording and / or reproducing method thereof.
[0002]
[Prior art]
Recently, recording media, such as DVDs, DVD-RAMs, CDs, CD-Rs, and optical disks such as MOs and MDs, are required to have higher and higher densities. In accordance with the demand, a technology enabling higher density recording on a recording medium has been studied and realized. In order to achieve a higher density of the recording medium, it is necessary not only to improve and improve the characteristics of the recording medium itself and the recording method, but also to make sure that the driving device for driving the recording medium has a driving condition suitable for the recording medium. Therefore, it is necessary to drive the recording medium.
[0003]
For example, in many CD-Rs, recording of information on the CD-R can be performed at double speed and quadruple speed. However, in a specific CD-R, only recording at a normal speed is possible, and when information is recorded at a double speed or a quadruple speed, the recorded information may not be accurately reproduced. Therefore, in order to appropriately drive the recording medium, detailed conditions for driving the recording medium must be set in the driving device.
[0004]
It is necessary to change these setting conditions for each recording medium to be inserted and driven, and set appropriate conditions. In order to reliably perform recording / reproducing of the optical disk and configure a highly reliable recording system, it is necessary to appropriately set the recording characteristics / recording / reproducing conditions of the optical disk in the driving device. If the recording and reproduction conditions cannot be set to appropriate ones, appropriate reproduction or recording cannot be performed.
[0005]
In view of the above, an environment in which recording and reproduction can be performed is required only as a format for high-density recording, as long as the drive device can appropriately set recording and reproduction conditions. As described above, the problem exists in the relationship between the recording medium and the driving device. For example, when the recording medium cannot perform high-density recording and reproduction, the information cannot be appropriately recorded even if the drive unit attempts to perform high-density recording on the medium.
[0006]
On the other hand, it is also important to protect information recorded on an optical disc. There is a demand for a function of preventing information from being easily read out and copied from a recording medium recorded at high density. In particular, since a large amount of information is recorded on a single recording medium, it is required to make it difficult to reproduce the information from the recording medium and create a recording medium on which the information is duplicated.
[0007]
For example, key information for reading information from the information recording medium and unique information for confirming compatibility between the information recording medium and the medium driving device are written in the information recording medium using a transparent latent image ink having a photoluminescence effect. It is known to form a latent image mark on the surface. As a result, the confidentiality of such information is high, information can be prevented from being read out by means other than a dedicated medium drive device, and duplication and spread of copyrighted works and secret information can be prevented (see Patent Document 1).
[0008]
One mode of copying illegal information by a third party is copying information as content recorded by a user. As a means for preventing duplication of user information, a technique using ID information as described above is known. However, once the ID information for confirming the suitability has been copied, the third party can repeat the information by continuing to use the information. Alternatively, when an authentication algorithm based on ID information is known to a third party, there is a problem that the ID information is duplicated and the information is thereby duplicated easily.
[0009]
Alternatively, it is important to prevent unauthorized duplication of information by a third party from duplication of information pre-recorded on a recording medium at the manufacturing stage, including management information, in addition to information as content recorded by a user. It is. For example, there is a problem that a so-called imitation of a rewritable recording medium is supplied to the market after being copied from a rewritable recording medium having no content as body information by a third party such as a manufacturer identification ID and management information. There is.
[0010]
[Patent Document 1]
JP-A-7-192385
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above prior art, and an object of the present invention is to provide a recording medium, a recording and / or reproducing apparatus thereof, and a recording thereof, which enable more secure driving of the recording medium. And / or a playback method.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
A first aspect of the present invention is a recording medium on which main data is recorded based on a reference clock in a data recording area divided into a plurality of sections, wherein the main data is recorded in a reference phase arrangement of the reference clock. And a second section in which main data is recorded based on a reference clock in a different phase arrangement from the first section. According to the above configuration, for example, the subsidiary data can be recorded, and the management information of the main information can be recorded in parallel. For example, the subsidiary data can be information that assists the reproduction condition of the main information and the like, which facilitates management.
[0013]
It is preferable that the phase shift amount between the first section and the second section is in a predetermined range. Thereby, for example, it is possible to clarify the distinction between the naturally occurring jitter and the jitter intentionally generated in manufacturing.
The data recording area has a plurality of second sections, and each of the plurality of second sections has a phase shift amount delayed or advanced with respect to the reference phase arrangement. Can be.
Preferably, the phase shift amount is substantially 5 to 15% of the reference clock cycle. With this configuration, for example, it is possible to reproduce appropriate main data and subsidiary data.
Preferably, the phase shift amount is substantially 20% or less with respect to the reproduction reference clock window of the recording medium. With this configuration, for example, it is possible to reproduce appropriate main data and subsidiary data.
It is preferable that a minimum section of the second section is longer than a longest mark modulated by the reference clock. With this configuration, since interference does not occur in terms of spectrum, interference with main data can be suppressed.
It is preferable that subsidiary data is recorded by the first section and the second section. By recording the subsidiary data, the security of driving the recording medium can be improved.
[0014]
Another aspect of the present invention is a recording medium in which main data is recorded based on a reference clock in a data recording area divided into a plurality of sections. A first section in which data is recorded, and a second section in which main data is recorded with a phase shift within a range of 5 to 15% of the reference clock cycle from the reference phase arrangement. On the basis of the secondary data. By recording the subsidiary data by the above configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0015]
Another aspect of the present invention is a recording medium in which main data is recorded based on a plurality of clocks in a data recording area having a plurality of divided sections. Has data recorded at a clock frequency assigned to the plurality of sections, and a clock frequency is assigned to each section of the plurality of sections according to preset frequency data, and the clock frequency differs in at least one track. Is the thing. With this configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0016]
Another aspect of the present invention is a recording medium on which main data is recorded based on a plurality of clocks in a data recording area having a plurality of divided sections, wherein each section of the plurality of sections is predetermined. The data recording area includes data recorded at the first clock frequency, and a plurality of first sections having data recorded at the first clock frequency, and one section continuous with the first section. And a second section having data recorded at a second frequency different from the first clock frequency. With this configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0017]
Another aspect of the present invention is a recording medium in which main data is recorded based on a plurality of clocks in a data recording area having a plurality of divided sections. And data recorded at the clock frequency assigned to each section, and the subsidiary data is recorded based on the clock frequency assigned to each section. By recording the subsidiary data by the above configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0018]
In the minimum section of the plurality of sections, it is preferable to record the subsidiary data in units of a section longer than the longest mark modulated by the clock assigned to each section. With this configuration, since interference does not occur in terms of spectrum, interference with main data can be suppressed.
[0019]
Another aspect of the present invention is an apparatus that performs recording and / or reproduction of a recording medium, wherein the reading unit reads main data recorded on the recording medium, and the main data read based on the read main data. It has a detecting means for detecting phase data which is data relating to a phase, and a secondary data demodulating means for demodulating secondary data based on the phase data detected by the detecting means. By reproducing the subsidiary data by the above configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0020]
The detecting means can detect a phase shift amount between the main data based on detection of a data reproduction position in a data clock window.
The detecting means can detect a phase shift amount between the main data based on a phase difference signal from a clock reproducing means for reproducing a clock based on the main data.
[0021]
Another aspect of the present invention is a method of recording and / or reproducing a recording medium, comprising: a reading step of reading main data recorded on a recording medium; and reading the main data based on the read main data. A detecting step of detecting phase data which is data relating to a phase; and a sub-data demodulating step of demodulating sub-data based on the phase data detected by the detecting means. By reproducing the subsidiary data by the above configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0022]
Another aspect of the present invention is an apparatus for recording and / or reproducing data on and from a recording medium, comprising: reading means for reading main data recorded on the recording medium; and a clock for the main data based on the read main data. It has a detecting means for detecting a frequency, and a secondary data demodulating means for demodulating secondary data based on the frequency detected by the detecting means. By reproducing the subsidiary data by the above configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0023]
Another aspect of the present invention is an apparatus for performing recording and / or reproduction on a recording medium to which different frequencies are assigned to a plurality of data storage sections, wherein a clock frequency corresponding to the plurality of data storage sections is set. A memory having frequency data for generating a clock frequency for the recording medium based on the frequency data stored in the memory; and a data storage section based on the generated clock frequency. Recording or reproduction of data to or from a computer. With the above configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0024]
Another aspect of the present invention is a method for performing recording and / or reproduction on a recording medium in which different frequencies are assigned to a plurality of data storage sections, and sets a clock frequency corresponding to the plurality of data storage sections. Generating a clock frequency for the recording medium based on the frequency data for recording and reproducing or recording data in the data storage section based on the generated clock frequency. is there. With the above configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0025]
Another embodiment of the present invention is a recording medium having main data recorded based on a reference clock and subsidiary data recorded by modulating the phase of the reference clock. By having the subsidiary data with the above configuration, the security of driving the recording medium is improved.
Another aspect of the present invention is an apparatus that performs recording and / or reproduction of a recording medium, wherein the clock generating means generates a clock used for recording main data on the recording medium, A recording unit that records data on a recording medium based on a clock; and a memory that records secondary data, wherein the clock generation unit changes a phase based on the secondary data recorded in the memory. To output a clock. By recording the subsidiary data according to the above configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0026]
Another aspect of the present invention is an apparatus that performs recording and / or reproduction of a recording medium, wherein the clock generating means generates a clock used for recording main data on the recording medium, A recording unit that records main data on a recording medium based on the clock; and a memory that records secondary data, wherein the clock generation unit sets an output clock frequency based on the secondary data recorded in the memory. Change things. By recording the subsidiary data according to the above configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0027]
Another aspect of the present invention is a method for recording and / or reproducing data on a recording medium, comprising the steps of: generating a clock used for recording main data on the recording medium; And recording the data on a recording medium, wherein the step of generating a clock generates the clock such that the phase of the output clock is shifted based on the subsidiary data recorded in the memory. . By recording the subsidiary data according to the above configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0028]
Another aspect of the present invention is a method for recording and / or reproducing data on a recording medium, comprising the steps of: generating a clock used for recording main data on the recording medium; And recording the data on a recording medium, wherein the step of generating a clock generates the clock such that the output clock frequency changes based on the subsidiary data recorded in the memory. . By recording the subsidiary data according to the above configuration, the security of driving the recording medium can be improved.
[0029]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The following description shows an example of the embodiment of the present invention, and the scope of the present invention is not limited only to the following description. The following description has been omitted or simplified in order to clearly explain the content of the present invention. Also, those skilled in the art can appropriately make changes, substitutions, and additions to the configurations described below within the scope of the present invention.
[0030]
The optical disc of this embodiment records subsidiary data by phase-modulating the clock of the main data. In particular, the subsidiary data is recorded using the jitter margin of the clock window of the independent data. By recording the subsidiary data by the clock phase shift, the security of the optical disk can be improved. This embodiment is applicable to various recording media represented by optical disks such as DVD, DVD-RW, DVD-RAM, CD, CD-R, MO and MD.
[0031]
FIG. 1 shows a general configuration of a DVD-RAM as an example of a typical
[0032]
The control track records management information relating to the recording / reproducing operation of the recording medium, such as recording / reproducing / erasing conditions of the disc. The management information includes, for example, information used for driving the optical disc, such as TOC, manufacturer identification information of the optical disc, laser power, laser frequency, rotation speed, format information, and information on a modulation method. In addition, information used for driving the optical disc, such as information required for starting data reproduction or data recording on the optical disc, and information for accurate reproduction, such as a scramble key, can be included. The subsidiary data of this embodiment can include, for example, the management information described above. Secondary data can be recorded with a clock in a lead-in or additional recording area.
[0033]
FIG. 2 is a diagram showing a state in which the subsidiary data is recorded in the margin of the jitter of the reference clock in the present embodiment. In an optical disc on which a data string is continuously modulated and recorded, data to be recorded is recorded in synchronization with a reference clock. That is, the information to be recorded is added with an error correction code and control information (synchronization signal, address signal, control signal, etc.) necessary for recording, and if necessary, subjected to scramble processing to perform modulation for recording (1-7 or 2-7RLL, 8-16 conversion). The data string to be recorded is recorded in synchronization with the modulation signal using a reference clock.
[0034]
This reference clock plays an important role in reproducing data from a reproduced signal during reproduction. That is, discrimination of data reproduction is provided in a window partitioned by the reference clock. In general specifications of an optical disk, fluctuations in a clock window of a reproduction signal are defined as jitter. For a medium such as a DVD-ROM, for example, about 8% of the clock window is specified as a guide. That is, if the fluctuation is within this range, it is guaranteed that the reliability of data reproduction can be ensured in the reproduction process of the drive. Actually, it is defined with a margin for the window, and even if there is a jitter exceeding about 8%, there is little problem with reproduction data.
[0035]
In FIG. 2,
[0036]
For example, in the second section, subsidiary data of "1" is recorded, and in the first and third sections, subsidiary data of "0" is recorded. Thus, the phase shift in each section is controlled according to the value of the subsidiary data. The phase shift can be advanced or delayed with respect to the reference phase arrangement. Further, the relationship between the phase shift and the subsidiary data corresponding to the shift can be appropriately selected. For example, a case having a phase shift advanced by a predetermined amount can correspond to subsidiary data of "1", and a case having a phase shift delayed by a predetermined amount can correspond to subsidiary data of "0". A plurality of sections out of phase with respect to the reference phase arrangement are formed according to the data length of the subsidiary data.
[0037]
As shown in FIG. 2B, it is preferable that the phase of the reference clock in the second section is ahead of the reference phase arrangement by 5 to 15% of the reference clock cycle. In consideration of a proper operation of the driving device and a balance with a shift amount for recording the subsidiary data, the phase shift amount is preferably substantially 5 to 15% of the reference clock cycle. If it is 5% or less, there is a high possibility that the secondary data cannot be reproduced due to the problems of modulation sensitivity and detection. On the other hand, a jitter exceeding 15% may be a factor that hinders proper operation of the driving device. If the drive is designed so as to allow a jitter margin of up to 15%, it is possible to control the medium jitter amount up to 15%. Further, from the same viewpoint, the phase shift amount is preferably less than 20% with respect to the reproduction reference clock window. The section length of the section for modulating the phase of the reference clock can be changed depending on the modulation section.
[0038]
By shifting the reference clock phase for recording in a certain range, a window of the reproduced clock reproduced from the shifted point by the previous clock phase information generates instantaneous jitter by the shifted amount. Normally, the reproduced clock is generated by the PLL circuit from the reproduced signal, but the window does not return immediately by the time constant of the PLL circuit (phase synchronization is shifted). Therefore, at this time, in the PLL circuit, the jitter is evaluated by opening the window timing before. Then, the deviation of the reference clock of the reproduction signal is detected as the value of the jitter.
[0039]
Since the PLL circuit is a feedback circuit, even if the phase is shifted for a long time exceeding the operation time constant, it is not preferable from the viewpoint of reproducing the subsidiary data. On the other hand, if the modulation section is shorter than the longest pattern when the main data is modulated, the main data is undesirably spectrally disturbed. For example, in a DVD-ROM, main data is recorded in a pattern of 3T to 14T. It is preferable that the modulation section is longer than 14T which is the longest pattern of the main data. Therefore, it is preferable to set the modulation timing for the clock in a range longer than the longest pattern of the main data and shorter than the operation time constant of the reproduction PLL circuit.
[0040]
The mastering process of the optical disc will be described. As is well known, a replica disk is duplicated by forming a stamper as a mold from an optical disk master on which a desired preformat pattern is cut, and performing injection molding using the stamper. Cutting of the optical disk master is performed by an optical disk master exposure apparatus. FIG. 3A shows an embodiment of an optical disk recording apparatus, and shows an optical disk master exposure apparatus 300 used in the mastering process of the present embodiment. In FIG. 3A,
[0041]
The operation will be described. The
[0042]
The PC has subsidiary data in its memory in advance. The
[0043]
FIG. 4 shows a schematic logical configuration of the optical disk drive of the present embodiment. 4,
[0044]
An
[0045]
[0046]
The basic operation of reproduction will be described with reference to FIG. The data (S5-1) read from the optical disk is input to the
[0047]
This will be specifically described. The
[0048]
The
[0049]
The basic operation of the recording operation will be described with reference to FIG. The
[0050]
This will be specifically described. Secondary data output from the PC is input to the
[0051]
The main data output from the PC is subjected to necessary modulation in a
[0052]
FIG. 7 is a configuration diagram illustrating an example of the
[0053]
According to the present embodiment, by changing the phase of the reference clock of the main data, management information and the like can be recorded on the optical disc as sub-data, thereby improving the security of the optical disc.
[0054]
FIG. 8 is a logical configuration diagram schematically showing an optical disk drive according to another embodiment. In FIG. 8, elements denoted by the same reference numerals as those in FIG. 4 are substantially the same as the elements described in FIG. 4, and a description thereof will be omitted. In the optical disc of the present embodiment, main data is recorded at a plurality of sections at different reference clock frequencies. In each section, data is recorded with one clock selected from a plurality of reference clocks having different frequencies. By making the subsidiary data correspond to the reference clock frequency in each section, the subsidiary data can be recorded in the clock signal of the main data. With reference to FIG. 2, for example, main data is recorded in the first section of 202 at the reference clock frequency F1. In the second section, main data is recorded at the reference clock frequency F2. In the third section, main data is recorded at the reference clock frequency F1. The section of the reference clock frequency F1 corresponds to the subsidiary data “0”, and the section of the reference clock frequency F2 corresponds to the subsidiary data “1”.
[0055]
In FIG. 8,
[0056]
With reference to FIG. 10, the basic operation of the reproduction process in the present embodiment will be described. Data read from the optical disk by the optical head 406 (S10-1) is input to the
[0057]
This will be specifically described. FIG. 9 shows an example of a logical configuration that mainly contributes to the reproduction of the subsidiary data. In FIG. 9,
[0058]
The reproduction data output from the
[0059]
The
[0060]
When the reference clock frequency of the main data changes depending on the section, a phase difference occurs between the clock signal from the
[0061]
The secondary
[0062]
In the above example, secondary data is detected based on the output from the
[0063]
With reference to FIG. 11, the basic operation of the recording operation of the present embodiment will be described. The secondary data output from the PC or the like is obtained (S11-1), and the
[0064]
This will be specifically described. Secondary data input from a PC or the like is input to the
[0065]
According to the present embodiment, by changing the reference clock frequency of the main data, management information and the like can be recorded on the optical disc as sub-data, so that the security of the optical disc is improved.
[0066]
In the optical disc of the present embodiment, the predetermined data recording area has a plurality of divided sections. In each section, main data is recorded by a clock having a predetermined corresponding frequency. The clock assigned to each section is selected from a plurality of clocks having different frequencies. The predetermined data recording area can be set to, for example, part or all of the lead-in or additional recording area.
[0067]
FIG. 12 shows a state where main data is recorded on the optical disc of the present embodiment. The data recording area has m divided sections. The size of each section can be all the same, or each section can have a different size. A clock of a predetermined frequency is allocated to each section according to predetermined frequency data. The frequency data can include information such as the clock frequency of each section, the size of each section, or the timing for the recording position.
[0068]
The frequency data can be disclosed only to some parties, such as an authorized drive manufacturer or a recording medium manufacturer. Alternatively, the non-disclosure can be improved by recording this frequency data on an IC. Information about the frequency can be recorded in the optical disk in advance. For example, this information can be encrypted and recorded on an optical disk, or its recording position can be recorded privately.
[0069]
The order of the frequencies assigned to each section may follow a predetermined rule or may be random. The same frequency can be assigned to different sections. For example, the frequency f1 can be assigned to the first section, the frequency f2 can be assigned to the second section, and the frequency f1 can be assigned to the third section. A plurality of sections can be assigned to one track. Here, one track is one round of a data string recorded in a spiral. One section can be longer than one track. In the example of FIG. 12, clocks having five different frequencies are assigned to each section. The first section from 0 to n0 has main data recorded with the reference clock f0. In a second section from n0 to n1 following the first section, main data is recorded with the reference clock f1. In the section from n (m-4) to n (m-3), main data is recorded with the reference clock f0. In a subsequent section, that is, a section from n (m-3) to n (m-2), main data is recorded by the reference clock f4. In the example of FIG. 12, a plurality of sections to which the same frequency is assigned can have different sizes. The order of the frequencies assigned to the continuous sections is random.
[0070]
Since the clock frequency to be assigned and the timing for the recording position are determined in advance, secure data reproduction can be achieved. The reference clock frequency is selected from a plurality of clock frequencies and is assigned to each section. Further, the recording amount (or the number of recording clocks) in each section is set corresponding to the assigned frequency. In reproducing the optical disk by the driving device, signal processing can be performed while predicting that the value of the clock frequency fluctuates in advance.
[0071]
The driving device can accurately reproduce the optical disk by changing the clock signal to a clock having a predetermined frequency at a predetermined timing according to frequency data set in advance. If the drive device reproduces data without knowing the relationship between the recording timing and the frequency step, an error occurs. It is important for the drive to know the relationship between the recording timing and the frequency step in order to ensure security.
[0072]
By setting the amount of frequency change small under the condition that no error occurs, it is possible to perform the same processing as the reproduction of the secondary data broadcast in the previous jitter detection. That is, although the main data can be normally reproduced, the reproduction of the subsidiary data proceeds in parallel. Security can be improved by using the secondary data obtained here.
[0073]
FIG. 13 is a configuration diagram schematically showing the driving device of the present embodiment. 13, elements denoted by the same reference numerals as those in FIG. 4 are substantially the same as corresponding elements in FIG. 4, and description thereof will be omitted. In FIG. 13,
[0074]
1304 is a memory for recording frequency data. A
[0075]
With reference to FIG. 14, the basic operation of the reproduction process by the driving device will be described. Data is read from the optical disk (S14-1). Frequency data previously stored in a memory or recorded on an optical disk is obtained (S14-2), and a clock is generated based on the frequency data (S14-3). A clock window is generated from the generated clock (S14-4), and main data is detected based on the clock window and the read reproduction signal (S14-5).
[0076]
The reproduction operation will be specifically described. Data read from the optical disk by the
[0077]
The
[0078]
With reference to FIG. 15, a basic operation in recording data will be described. Frequency data previously recorded in a memory or the like is acquired (S15-1), and clocks having different frequencies are sequentially generated and output based on the frequency data (S15-2). A write pulse is generated and output based on the output clock and main data input from a PC or the like (S15-3). The main data is recorded on the optical disk based on the output write pulse (S15-4).
[0079]
This will be specifically described. The
[0080]
The
[0081]
According to the present embodiment, since data is recorded on a recording medium according to a predetermined timing and frequency, security of the recording medium can be improved.
[0082]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to drive the recording medium more securely.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating an optical disc according to a first embodiment.
FIG. 2 is a diagram showing a recording state of subsidiary data in the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of an optical disk master exposure apparatus in the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram illustrating an optical disk drive according to the first embodiment.
FIG. 5 is a flowchart illustrating a method of reproducing subsidiary data according to the first embodiment.
FIG. 6 is a flowchart illustrating a method of recording subsidiary data according to the first embodiment.
FIG. 7 is a diagram illustrating a clock generation circuit for recording subsidiary data according to the first embodiment.
FIG. 8 is a diagram illustrating an optical disc driving device according to a second embodiment.
FIG. 9 is a diagram illustrating a clock generation circuit used for secondary data reproduction in the second embodiment.
FIG. 10 is a flowchart illustrating a method of reproducing subsidiary data according to the second embodiment.
FIG. 11 is a flowchart illustrating a method for recording subsidiary data according to the second embodiment.
FIG. 12 is a diagram illustrating a recording state of main data according to a third embodiment.
FIG. 13 is a diagram illustrating an optical disc driving device according to a third embodiment.
FIG. 14 is a flowchart illustrating a method for reproducing main data according to the third embodiment.
FIG. 15 is a flowchart illustrating a main data recording method according to the third embodiment.
[Explanation of symbols]
301 first clock generator, 302 second clock generator, 303 formatter, 304 switch, 305 PC, 306 laser cutter, 307 basic clock generator, 401 modulation circuit, 402 clock generation circuit, 403 clock controller, 404 write pulse generation Circuit, 405 laser driver, 406 optical head, 407 RF amplifier, 408 clock generation circuit, 409 data detection circuit, 410 secondary data detection circuit, 411 demodulation circuit, 412 optical disk, 701 PLL circuit, 702 delay circuit, 703 switch, 704 Frequency oscillator, 801 clock controller, 802 clock generation circuit, 803 clock generation circuit, 804 data detection circuit, 805 secondary data detection circuit, 806 demodulation circuit, 901 binarization circuit, 902 phase comparison Road, 903 loop filter, 904 VCO, 1301 memory, 1302 a clock controller, 1303 a clock generation circuit, 1304 a memory, 1305 a clock controller, 1306 a clock generation circuit, 1307 detection circuit
Claims (25)
前記基準クロックの基準位相配置において主データが記録された第1の区間と、
前記第1の区間とは異なる位相配置で、前記基準クロックに基づいて主データが記録された第2の区間と、
を備えた記録媒体。A recording medium in which main data is recorded based on a reference clock in a data recording area divided into a plurality of sections,
A first section in which main data is recorded in the reference phase arrangement of the reference clock;
A second section in which main data is recorded based on the reference clock in a different phase arrangement from the first section;
Recording medium comprising:
前記複数の第2の区間の各々は、前記基準位相配置に対して、遅れた位相ずれ量もしくは進んだ位相ずれ量を有している、請求項2に記載の記録媒体。The data recording area has a plurality of second sections,
3. The recording medium according to claim 2, wherein each of the plurality of second sections has a phase shift amount delayed or advanced with respect to the reference phase arrangement.
前記基準クロックの基準位相配置において主データが記録された第1の区間と、
前記基準位相配置から前記基準クロック周期の5〜15%の範囲内の位相ずれ量で主データが記録された第2の区間と、を備え、
前記位相ずれ量に基づいて、副次データが記録されている、
記録媒体。A recording medium in which main data is recorded based on a reference clock in a data recording area divided into a plurality of sections, wherein the data recording area is
A first section in which main data is recorded in the reference phase arrangement of the reference clock;
A second section in which main data is recorded with a phase shift amount within a range of 5 to 15% of the reference clock cycle from the reference phase arrangement;
Secondary data is recorded based on the phase shift amount,
recoding media.
前記複数の区間の各区間は、各区間に割り当てられたクロック周波数で記録されたデータを有し、
前記複数の区間の各区間には、予め設定された周波数データに従って、クロック周波数が割り当てられ、
少なくとも一つのトラック内において、前記クロック周波数が異なる、記録媒体。A recording medium in which main data is recorded based on a plurality of clocks in a data recording area having a plurality of divided sections,
Each section of the plurality of sections has data recorded at a clock frequency assigned to each section,
A clock frequency is assigned to each of the plurality of sections according to preset frequency data,
A recording medium wherein the clock frequency is different in at least one track.
前記複数の区間の各区間は、予め定められたクロック周波数で記録されたデータを有し、
前記データ記録領域は、
第1のクロック周波数で記録されたデータを有する複数の第1の区間と、
一つの前記第1の区間に連続する区間であって、前記第1のクロック周波数と異なる第2の周波数で記録されたデータを有する第2の区間と、を備える記録媒体。A recording medium in which main data is recorded based on a plurality of clocks in a data recording area having a plurality of divided sections,
Each section of the plurality of sections has data recorded at a predetermined clock frequency,
The data recording area is
A plurality of first sections having data recorded at a first clock frequency;
A second section having data recorded at a second frequency different from the first clock frequency, the second section being a section that is continuous with the one first section.
前記複数の区間の各区間は、各区間に割り当てられたクロック周波数で記録されたデータを有し、
前記各区間に割り当てられたクロック周波数に基づいて、副次データが記録されている、記録媒体。A recording medium in which main data is recorded based on a plurality of clocks in a data recording area having a plurality of divided sections,
Each section of the plurality of sections has data recorded at a clock frequency assigned to each section,
A recording medium on which subsidiary data is recorded based on a clock frequency assigned to each section.
前記記録媒体に記録された主データを読み取る読み取り手段と、
前記読み取られた主データに基づいて、前記主データの位相データを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された位相データに基づいて、副次データを復調する、副次データ復調手段と、
を有する、装置。An apparatus for recording and / or reproducing a recording medium,
Reading means for reading main data recorded on the recording medium,
Based on the read main data, detecting means for detecting phase data of the main data,
Based on the phase data detected by the detection means, to demodulate the secondary data, secondary data demodulation means,
An apparatus comprising:
前記記録媒体に記録された主データを読み取る読み取りステップと、
前記読み取られた主データに基づいて、前記主データの位相データを検出する検出ステップと、
前記検出手段によって検出された位相データに基づいて、副次データを復調する、副次データ復調ステップと、
を有する方法。A method for recording and / or reproducing a recording medium,
A reading step of reading main data recorded on the recording medium,
Based on the read main data, a detection step of detecting phase data of the main data,
Based on the phase data detected by the detection means, to demodulate the secondary data, a secondary data demodulation step,
Having a method.
前記記録媒体に記録された主データを読み取る読み取り手段と、
前記読み取られた主データに基づいて、主データのクロック周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された周波数に基づいて、副次データを復調する、副次データ復調手段と、
を有する、装置。An apparatus for recording and / or reproducing a recording medium,
Reading means for reading main data recorded on the recording medium,
Detecting means for detecting a clock frequency of the main data based on the read main data,
Based on the frequency detected by the detection means, to demodulate the secondary data, secondary data demodulation means,
An apparatus comprising:
前記複数のデータ記憶区間に対応したクロック周波数を設定するための周波数データを有するメモリと、
前記メモリに記憶された周波数データに基づいて、前記記録媒体のためのクロック周波数を生成する、クロック周波数生成手段と、
前記生成されたクロック周波数基づいて、前記データ記憶区間へのデータの記録もしくは再生処理を行う、装置。An apparatus for performing recording and / or reproduction of a recording medium, wherein different frequencies are assigned to a plurality of data storage sections,
A memory having frequency data for setting a clock frequency corresponding to the plurality of data storage sections,
Based on the frequency data stored in the memory, to generate a clock frequency for the recording medium, clock frequency generation means,
An apparatus that performs a process of recording or reproducing data in the data storage section based on the generated clock frequency.
前記複数のデータ記憶区間に対応したクロック周波数を設定するための周波数データに基づいて、前記記録媒体のためのクロック周波数を生成するステップと、
前記生成されたクロック周波数基づいて、前記データ記憶区間へのデータの記録もしくは再生処理を行うステップと、
を有する、方法。A method for performing recording and / or reproduction on a recording medium, wherein different frequencies are assigned to a plurality of data storage sections,
Generating a clock frequency for the recording medium based on frequency data for setting a clock frequency corresponding to the plurality of data storage sections;
Performing a recording or reproducing process of data in the data storage section based on the generated clock frequency;
A method comprising:
前記基準クロックの位相を変調して記録された副次データと、
を有する、記録媒体。Main data recorded based on the reference clock,
Secondary data recorded by modulating the phase of the reference clock,
A recording medium having:
前記記録媒体への主データの記録に使用されるクロックを生成する、クロック生成手段と、
前記クロック生成手段からのクロックに基づいて、前記記録媒体にデータを記録する記録手段と、
副次データを記録するメモリと、を備え、
前記クロック生成手段は、前記メモリに記録された副次データに基づいて、位相を変化させてクロックを出力する、装置。An apparatus for recording and / or reproducing a recording medium,
Clock generation means for generating a clock used for recording main data on the recording medium,
A recording unit that records data on the recording medium based on a clock from the clock generation unit;
A memory for recording the subsidiary data,
An apparatus, wherein the clock generator outputs a clock with a phase changed based on the subsidiary data recorded in the memory.
前記記録媒体への主データの記録に使用されるクロックを生成する、クロック生成手段と、
前記クロック生成手段からのクロックに基づいて、前記記録媒体に主データを記録する記録手段と、
副次データを記録するメモリと、を備え、
前記クロック生成手段は、前記メモリに記録された副次データに基づいて、出力クロック周波数を変化させる、装置。An apparatus for recording and / or reproducing a recording medium,
Clock generation means for generating a clock used for recording main data on the recording medium,
Recording means for recording main data on the recording medium based on a clock from the clock generation means,
A memory for recording the subsidiary data,
An apparatus, wherein the clock generation means changes an output clock frequency based on subsidiary data recorded in the memory.
前記記録媒体への主データの記録に使用されるクロックを生成するステップと、
前記クロック生成手段からのクロックに基づいて、前記記録媒体にデータを記録するステップと、を備え、
前記クロックを生成するステップは、メモリに記録された副次データに基づいて、出力クロックの位相がずれるようにクロックを生成する、方法。A method for recording and / or reproducing a recording medium,
Generating a clock used for recording main data on the recording medium;
Recording data on the recording medium based on a clock from the clock generation unit,
The method of generating a clock, wherein a clock is generated such that an output clock is out of phase based on subsidiary data recorded in a memory.
前記記録媒体への主データの記録に使用されるクロックを生成するステップと、
前記クロック生成手段からのクロックに基づいて、前記記録媒体にデータを記録するステップと、を備え、
前記クロックを生成するステップは、メモリに記録された副次データに基づいて、出力クロック周波数が変化するようにクロックを生成する、方法。A method for recording and / or reproducing a recording medium,
Generating a clock used for recording main data on the recording medium;
Recording data on the recording medium based on a clock from the clock generation unit,
The method of generating a clock, wherein the clock is generated such that an output clock frequency changes based on subsidiary data recorded in a memory.
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