JP2004125313A - Air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、取り込まれた空気を調和して室内に送出する空気調和機に関し、特に上方に空気を送出できる空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機は略水平乃至下方に空気を送出するため、室内温度が設定温度付近に達した状態で送風を継続すると使用者に常に冷たい風や暖かい風が当たる。従って、使用者に不快感を与えるとともに、除湿運転時や冷房運転時では局所的に使用者の体温を低下させて健康に害を与える問題があった。
【0003】
このため、水平乃至下方に調和空気を送出し、室内温度が設定温度付近に到達すると上方に空気を送出できる空気調和機が特願2002−029824号等に示されている。図7は上方に空気を送出する空気調和機の室内機の一例を示す側面断面図である。
【0004】
ここで、以下の説明において用いる方向の定義について説明する。室内機1の背面というときは室内機1が壁面に設置される際に室内機1と壁面とが接している面をいうものとし、室内機1の前面というときは背面と相対する側の面をいうものとする。そして、室内機1の背面から前面に向かう方向を前方、前面から背面に向かう方向を後方と称する。
【0005】
また、室内機1の上面というときは室内機1が設置される部屋の天井側の面をいうものとし、室内機1の下面というときは室内機1の上面と相対する側の面をいうものとする。そして、室内機1の下面から上面に向かう方向を上方、室内機1の上面から下面に向かう方向を下方と称する。
【0006】
また、気流の吹き出し方向に関し、吹出口5から水平面に対して平行に送出される場合を水平方向吹出し、水平方向吹出しに対して上方に正の角をなして送出される場合を上方吹出し、水平方向吹出しに対して下方に正の角をなして送出される場合を下方吹出しと称する。
【0007】
また同様に、風向板11a、11bおよび導風板14の姿勢に関し、水平面に対して平行である場合を水平向き、水平向きに対して風向板11a、11bおよび導風板14の前方にある端が上方にある場合を上向き(もしくは斜め上向き)、水平向きに対して風向板11a、11bおよび導風板14の前方にある端が下方にある場合を下向き(もしくは斜め下向き)と称する。これらの方向は室内機1のみに限らず使用する場合がある。
【0008】
空気調和機の室内機1は、室内の壁面に取り付けられるキャビネット2により本体部が保持されており、キャビネット2には前面側と上面側に吸込口4a、4cが設けられたフロントパネル3が着脱自在に取り付けられている。
【0009】
フロントパネル3の下端部とキャビネット2の下端部との間隙には、室内機1の幅方向に延びる略矩形の吹出口5が形成されている。室内機1の内部には、吸込口4a、4cから吹出口5に連通する送風経路6が形成されている。送風経路6内には空気を送出する送風ファン7が配されている。
【0010】
吹出口5は第1開口部5aと第2開口部5bとを有している。第1、第2開口部5a、5bには明確な境界が設けられないが、便宜上、吹出口5の下部を第1開口部5aとし、上部を第2開口部5bとしている。第1開口部5aは送風経路6の終端に下方に臨んで配されている。第2開口部5bは送風経路6から上方に分岐する分岐通路13の終端に設けられる。分岐通路13の上壁は前方へ行くほど上方に傾斜した案内面13aから成っている。
【0011】
フロントパネル3に対向する位置には、吸込口4a、4cから吸い込まれた空気に含まれる塵埃を捕集・除去するエアフィルタ8が設けられている。送風経路6中の送風ファン7とエアフィルタ8との間には、室内熱交換器9が配置されている。
【0012】
室内熱交換器9は屋外に配される圧縮機(不図示)に接続されており、圧縮機の駆動により冷凍サイクルが運転される。冷凍サイクルの運転によって冷房時には室内熱交換器9が周囲温度よりも低温に冷却される。また、暖房時には、室内熱交換器9が周囲温度よりも高温に加熱される。室内熱交換機9の前後の下部には冷房または除湿時に室内熱交換器9から落下した結露を補集するドレンパン10が設けられている。
【0013】
吹出口5には、外部に臨んで垂直方向の吹出角度を変更可能な横ルーバ11a、11b及び導風板14が設けられている。横ルーバ11a、11bは吹出口5の下部の第1開口部5aを開閉して、空気の送出方向を下方向乃至上方向に変更可能になっている。導風板14は吹出口5の上部の第2開口部5bを開閉して、空気の送出方向を略水平乃至上方向に変更可能になっている。また、横ルーバ11a、11bの奥側には左右方向の吹出角度を変更可能な縦ルーバ12が設けられている。
【0014】
上記構成の空気調和機において、空気調和機の運転を開始すると、送風ファン7が回転駆動され、室外機(不図示)からの冷媒が室内熱交換器9へ流れて冷凍サイクルが運転される。これにより、室内機1内には吸込口4a、4cから空気が吸い込まれ、エアフィルタ8によって空気中に含まれる塵埃が除去される。
【0015】
室内機1内に取り込まれた空気は室内熱交換器9と熱交換し、冷却または加熱される。そして、調和空気は送風経路6を通って縦ルーバ12により左右方向の向きが規制されるとともに導風板14及び横ルーバ11a、11bにより上下方向の向きが規制され、吹出口5から室内に送出される。これにより、室内の空気調和が行われる。
【0016】
また、室内の温度が安定した安定状態では同図に示すように、導風板14及び横ルーバ11a、11bが上方に向けて配置され、調和空気が上方に送出される。これにより、使用者に常に冷たい風や暖かい風が当たらず、不快感を低減するとともに、局所的な体温の低下を防止することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の空気調和機によると、冷房運転時に吹出口5から略水平乃至下方に冷気を送出すると吹出口5付近で結露が発生する問題があった。即ち、図8に示すように導風板14を略水平方向に向け、横ルーバ11a、11bを下方に向けて吹出口5から下方に調和空気を送出すると、吹出し気流によって周囲の空気を吸引する吸引力が生じる。このため、図中、破線矢印で示すように、吹出口5の上方の空気がフロントパネル3に沿って降下し、その後吹出し気流とともに室内に導かれる。
【0018】
この時、フロントパネル3の表面を降下した空気は案内面13aに沿って第2開口部5bの内部に侵入し、フロントパネル3から若干離れて降下した空気は第2開口部5bから離れて吹出し気流に沿う。このため、D部に示すように第2開口部5bで流れの剥離が生じ、室内温度の空気が滞留する。滞留した空気は調和空気と接触して露点温度以下に冷却されるため、案内面13aの表面に結露が生じる。
【0019】
また、図9に示すように導風板14を閉じて、横ルーバ11a、11bを下方に向けて吹出口5から下方に調和空気を送出すると、上記と同様に吹出口5の上方の空気がフロントパネル3に沿って降下する。降下した空気は導風板14の表面に接触して吹出し気流とともに室内に導かれる。
【0020】
この時、導風板14の内面側は調和空気と接触しており、外面側が室内温度の空気と接触するため両面に温度差が生じる。このため、導風板14の外面の空気が露点温度以下に冷却され、導風板14の表面に結露が生じる。
【0021】
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、上方へ調和空気を送出可能で結露を防止できる空気調和機を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、室内の壁面に取り付けて吸込口から取り入れた空気を調和し、吹出口から下方及び上方に空気を送出する空気調和機において、水平乃至下方に空気を送出する際に、水平乃至下方に送出される空気の一部を上方へ分流した後、元の気流に合流するように導く分流手段を設けたことを特徴としている。
【0023】
この構成によると、吸込口から取り入れられた空気は調和されて、吹出口から上方または水平乃至下方に送出される。この時、水平乃至下方に送出される調和空気の一部が分流手段によって上方に分流して送出される。上方に送出された空気は水平乃至下方に送出される空気に吸引され、該空気とともに水平乃至下方に導かれる。
【0024】
また本発明は、上記構成の空気調和機において、吹出口に臨む空気流通経路の上壁を成して前方へ行くほど上方になるように傾斜した案内面を有することを特徴としている。この構成によると、分流手段によって上方に導かれた調和空気は空気通路の上壁を成す案内面に沿って送出される。案内面は吹出口の外側にフロントパネルの一部として形成してもよい。
【0025】
尚、分流手段は固定されていても良く、可動式の導風板により構成しても良い。導風板と空気流通経路の上壁との幅を前方へ行くほど狭くすると、確実に調和空気を該上壁に沿わせて送出することができる。また、下方に送出する空気の向きを可変できる風向板と導風板との角度を40゜〜90゜にすると、調和空気を該上壁に沿わせるとともに逆流が防止される。また、導風板を遮蔽位置から5゜〜30゜開いた状態にすると充分な風量の調和空気を上方に導いて導風板の外面に沿わせることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。説明の便宜上、従来例の図7〜図9と同一の部分については同一の符号を付している。図1は本実施形態の空気調和機を示す側面断面図である。本実施形態の構成は図7に示す従来例と同様である。
【0027】
空気調和機の室内機1は、室内の壁面に取り付けられるキャビネット2により本体部が保持されており、キャビネット2には前面側と上面側に吸込口4a、4cが設けられたフロントパネル3が着脱自在に取り付けられている。
【0028】
フロントパネル3の下端部とキャビネット2の下端部との間隙には、室内機1の幅方向に延びる略矩形の吹出口5が形成されている。室内機1の内部には、吸込口4a、4cから吹出口5に連通する送風経路6が形成されている。送風経路6内には空気を送出する送風ファン7が配されている。
【0029】
吹出口5は第1開口部5aと第2開口部5bとを有している。第1、第2開口部5a、5bには明確な境界が設けられないが、便宜上、吹出口5の下部を第1開口部5aとし、上部を第2開口部5bとしている。第1開口部5aは送風経路6の終端に下方に臨んで配されている。第2開口部5bは送風経路6から上方に分岐する分岐通路13の終端に設けられる。分岐通路13の上壁は前方へ行くほど上方に傾斜した案内面13aから成っている。
【0030】
フロントパネル3に対向する位置には、吸込口4a、4cから吸い込まれた空気に含まれる塵埃を捕集・除去するエアフィルタ8が設けられている。送風経路6中の送風ファン7とエアフィルタ8との間には、室内熱交換器9が配置されている。
【0031】
室内熱交換器9は屋外に配される圧縮機(不図示)に接続されており、圧縮機の駆動により冷凍サイクルが運転される。冷凍サイクルの運転によって冷房時には室内熱交換器9が周囲温度よりも低温に冷却される。また、暖房時には、室内熱交換器9が周囲温度よりも高温に加熱される。室内熱交換機9の前後の下部には冷房または除湿時に室内熱交換器9から落下した結露を補集するドレンパン10が設けられている。
【0032】
吹出口5には、外部に臨んで垂直方向の吹出角度を変更可能な横ルーバ11a、11b及び導風板14が設けられている。横ルーバ11a、11bは吹出口5の下部の第1開口部5aを開閉して、空気の送出方向を下方向乃至上方向に変更可能になっている。導風板14は吹出口5の上部の第2開口部5bを開閉して、空気の送出方向を略水平乃至上方向に変更可能になっている。また、横ルーバ11a、11bの奥側には左右方向の吹出角度を変更可能な縦ルーバ12が設けられている。
【0033】
上記構成の空気調和機において、空気調和機の運転を開始すると、送風ファン7が回転駆動され、室外機(不図示)からの冷媒が室内熱交換器9へ流れて冷凍サイクルが運転される。これにより、室内機1内には吸込口4a、4cから空気が吸い込まれ、エアフィルタ8によって空気中に含まれる塵埃が除去される。
【0034】
室内機1内に取り込まれた空気は室内熱交換器9と熱交換し、冷却または加熱される。そして、調和空気は送風経路6を通って縦ルーバ12により左右方向の向きが規制されるとともに導風板14及び横ルーバ11a、11bにより上下方向の向きが規制され、吹出口5から室内に送出される。これにより、室内の空気調和が行われる。
【0035】
室内の温度が安定した安定状態では前述の図7と同様に、導風板14及び横ルーバ11a、11bが上方に向けて配置され、調和空気が上方に送出される。これにより、使用者に常に冷たい風や暖かい風が当たらず、不快感を低減するとともに、局所的な体温の低下を防止することができる。
【0036】
空気調和機の起動直後等の吹出口5から下方に調和空気を送出する際には、横ルーバ11a、11b及び導風板14は図2に示すように配置される。横ルーバ11aは水平方向から下向きに20°、横ルーバ11bは水平方向から下向きに40°の向きに配置されている。また、導風板14は、水平方向から上向きに45°の向きに配置されている。
【0037】
図3はこの時の吹出口5の空気の流れを示している。横ルーバ11a、11bの向きは送風経路6からの流れに沿うようになっている。これにより、通風抵抗を小さくして第1開口部5aから最も効率よく斜め下方向に調和空気が送出される。
【0038】
また、導風板14は横ルーバ11aに対して65°上向きになっており、横ルーバ11aの上面を通過する気流の一部を導風板14に沿わせて上方に導く。これにより、調和空気の一部が分流して分岐経路13に流入し、コアンダ効果によって分岐通路13の案内面13aに沿って流通して第2開口部5bから上方に送出される。
【0039】
この時、図中、破線矢印で示すようにフロントパネル3の表面を降下した空気は、案内面13aに沿って流れる空気に遮られて前述の図8に示すように第2開口部5b内に侵入しない。従って、第2開口部5bで室内温度の空気が流れの剥離を発生せず、案内面13aの表面の結露を防止することができる。
【0040】
また、第2開口部5bから上方に送出される調和空気は第1開口部5aから下方に送出される空気に吸引され、導風板14に沿って下降する。このため、導風板14の外面には調和空気が接触する。従って、前述の図9に示すように導風板14に発生する結露を防止することができる。
【0041】
図4は、横ルーバ11aと導風板14との成す角度が約40°未満の場合を示している。同図によると、導風板14により上方に送出される空気は導風板14の外面側で第1開口部5aからの気流に強く引き付けられる。これにより、調和空気を案内面13aに沿わせる効果が弱くなる。
【0042】
このため、フロントパネル3に沿って降下する室温の空気が第2開口部5bから侵入して前述の図8と同様に流れの剥離が生じる。導風板14が水平方向よりも下向きの場合も同様である。従って、導風板14を水平方向よりも上向きで横ルーバ11aよりも40゜以上の角度に配置するのが望ましい。
【0043】
また、導風板14が横ルーバ11aよりも90°以上上方を向いている場合には、図5に示すように調和空気が導風板14の先端に到達せず逆流する場合がある。このため、導風板14の外面に室温の空気が接触して結露が発生する可能性が生じる。従って、導風板14を水平方向よりも上向きで横ルーバ11aよりも40゜〜90゜の角度に配置するとより望ましい。
【0044】
また、図2、図3における導風板14の向きは、上方送風時(図7参照)の導風板14の向きよりも10°上方に向けられている。これにより、より確実に案内面13aに調和空気を沿わせることができる。即ち、水平乃至下方送風時には図7に示す上方送風時よりも分岐通路13を流通する空気量が減少する。空気量が減少すると案内板13aに沿って流れる効果が低下するため、導風板14の角度を上方にすることで確実に調和空気を案内板13aに沿わせることができる。
【0045】
更に、図2、図3における導風板14の向きは、導風板14の遮蔽位置から20°開放された状態になっている。これにより、より確実に案内面13aに調和空気を沿わせることができる。即ち、導風板14を閉止位置から5°未満で開放すると、図6に示すように、第2開口部5bの開口面積が狭くなり流量が減少する。このため、第2開口部5bからの気流が導風板14の外面で室温の空気と混ざりながら再付着して結露が発生しやすくなる。
【0046】
また、導風板14を遮蔽位置から30°よりも広く開放すると、前述の図4と同様に、第2開口部5bから送出される空気量に比較して開口面積が広くなる。これにより、分岐通路13の案内面13aに気流が沿いにくくなるため室温の空気が第2開口部5a内に流入しやすくなる。従って、導風板14を遮蔽位置から5°〜30°開放すると、より好適に結露を防止することができる。
【0047】
以上より、本実施形態において、横ルーバ11aが水平方向から20゜下方に配置された状態では、導風板14は水平方向から上向きに20°〜70°の角度であればよい。導風板14を水平方向から上向きに35°〜60°にすると、より確実に案内面13aに調和空気を沿わせることができるとともに、上方に送出される調和空気の風量を充分確保することができる。
【0048】
本実施形態において、第2開口部5bの内側に案内面13aが設けられているが、導風板14を後方に配置して第2開口部5bの外側にフロントパネル3の一部として案内面13aが設けられる場合でも同様の効果を得ることができる。
【0049】
また、第2開口部5bの上方に室内機1の幅方向に延びる溝や突起、もしくは第2の導風板等、ショートサーキットを抑制する機構を設けるとより望ましい。この場合、分岐通路13の上壁面13aを沿う気流がそのままフロントパネル3に沿って上向きに流れることを抑制できるため、フロントパネル3の表面に生じる結露を防止することができる。
【0050】
本実施形態では横ルーバを2枚設けているが、1枚や3枚以上設けても同様の効果を得ることができる。また、分岐通路13の案内面13aは、上向き送風時に好適に上向き送風が行えるのであればどのような形状でもよい。例えば、案内面13aを平面、曲面、複数の平面等により形成することができる。
【0051】
導風板14の断面形状は、上向き送風時に好適に上向き送風が行えるのであればどのような形状でもよい。例えば、直線状、曲線状、屈曲した形状でもよく、下に凸、上に凸、翼形状、楕円形状、矩形であっても良い。導風板14の回動方向は特に限定されず、どのようにしても同様の効果を得ることができる。本実施形態では前述の図1において開放時に反時計回り、閉鎖時に時計回りに導風板14を回動させている。これにより、より小さい回動角度で所望の向きに導風板14を配置できる。
【0052】
導風板14は常に一定の向きを向いている必要はなく、一定周期(例えば1秒周期)で所定の角度(例えば水平から上向きに40°〜50°の間)を往復回動しているとより望ましい。これにより、分岐通路13の案内面13aや導風板14の外面側において流れの滞留が起こりにくくなり、更に結露を防止することができる。
【0053】
尚、以上に示した本実施形態の特徴は以下のようにまとめることもできる。
【0054】
(1)吸込口から取り入れた空気を調和し、吹出口に設けた導風板の開成状態を切り替えて調和空気の吹出方向を水平乃至下方と、上方とに送出する空気調和機において、調和空気を水平乃至下方へ送出時にその調和空気の一部が上方に流れるようにガイドする分流手段を、調和空気の水平乃至下方への送風方向と交差するように吹出口または送風経路内に配設したことを特徴とする。
【0055】
(2)前記分流手段により分流された調和空気が分流手段を通過後再び水平乃至下方に送出された調和空気と合流するように前記分流手段と送風方向との交差角度を決定することを特徴とする。
【0056】
(3)調和空気の送風方向に対応して、前記分流手段と送風方向との交差角度を変更したことを特徴とする。
【0057】
(4)吸込口から取り入れた空気を調和し、吹出口から水平乃至下方と上方とに調和空気を送出する空気調和機において、吹出口上部に配置されるとともに調和空気の上方への吹出口(第2開口部)を開閉する導風板と、該導風板の下方に配置されるとともに吹出口の下部から吹き出される調和空気の吹出方向を水平乃至下方に可変する風向板とを設け、調和空気を水平乃至下方に送出する際に、調和空気の水平乃至下方への送風方向と交差して、その調和空気の一部が上方に流れるように吹出口または送風経路内に前記導風板を配設したことを特徴とする。
【0058】
(5)前記導風板により上方に流れた調和空気が、前記導風板を通過後再び水平乃至下方に送出された調和空気と合流するように前記導風板と送出方向との交差角度を決定することを特徴とする。
【0059】
(6)前記吹出口に臨む風紀流通経路の上壁を成して前方へ行くほど上方になるように傾斜した案内面を有し、前記上方へ分流した調和空気は少なくとも前記案内面下流側先端部まで流れるように前記導風板を配設したことを特徴とする。
【0060】
(7)前記案内面と前記導風板とから成る送風経路(分岐通路)の下流側端面が、上流側端面よりも狭くなるように前記導風板を配設したことを特徴とする。
【0061】
【発明の効果】
本発明によると、上方送風可能な空気調和機において、水平乃至下方に空気を送出する際に、水平乃至下方に送出される空気の一部を上方へ分流した後合流するように導く分流手段を設けたので、フロントパネルに沿って降下する室温の空気が空気流通経路の上壁に沿って吹出口から侵入することを防止できる。従って、吹出口付近で室温の空気が流れの剥離を発生せず、空気流通経路の上壁に生じる結露を防止できる。
【0062】
また、分流手段により上方に導かれた調和空気は分流手段の外面側に沿って降下して合流するため、分流手段の両面が調和空気と接触して分流手段に生じる結露を防止することができる。分流手段は吹出口の上部を開閉して空気を上方に導く導風板により容易に実現することができる。
【0063】
また、本発明によると、空気流通経路の上壁或いはフロントパネルが前方へ行くほど上方になるように傾斜した案内面を有する場合には、室温の空気が案内面に沿って吹出口内に流入して流れの剥離を生じやすいため、結露を防止する効果が特に大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の実施形態の空気調和機を示す側面断面図である。
【図2】は、本発明の実施形態の空気調和機の導風板及び横ルーバの配置を示す側面断面図である。
【図3】は、本発明の実施形態の空気調和機の空気の流れを示す側面断面図である。
【図4】は、本発明の実施形態の空気調和機の効果を説明する側面断面図である。
【図5】は、本発明の実施形態の空気調和機の効果を説明する側面断面図である。
【図6】は、本発明の実施形態の空気調和機の効果を説明する側面断面図である。
【図7】は、従来の空気調和機を示す側面断面図である。
【図8】は、従来の空気調和機の空気の流れを示す側面断面図である。
【図9】は、従来の空気調和機の空気の流れを示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 室内機
2 キャビネット
3 フロントパネル
4a、4c 吸込口
5 吹出口
5a 第1開口部
5b 第2開口部
6 送風経路
7 送風ファン
8 エアフィルタ
9 室内熱交換器
10 ドレンパン
11a、11b 横ルーバ(風向板)
12 縦ルーバ
13 分岐通路
13a 案内面
14 導風板[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an air conditioner that conditioned intake air and sends it indoors, and more particularly to an air conditioner that can send air upward.
[0002]
[Prior art]
Since a conventional air conditioner sends air substantially horizontally or downward, if air is continuously blown in a state where the room temperature has reached near a set temperature, a cold wind or a warm wind will always hit the user. Accordingly, there is a problem that the user is uncomfortable and, at the time of the dehumidifying operation or the cooling operation, the body temperature of the user is locally lowered and the health is harmed.
[0003]
For this reason, Japanese Patent Application No. 2002-029824 discloses an air conditioner that can send conditioned air horizontally or downward and can send air upward when the room temperature reaches around a set temperature. FIG. 7 is a side sectional view showing an example of an indoor unit of an air conditioner that sends air upward.
[0004]
Here, the definition of the direction used in the following description will be described. The back surface of the
[0005]
Also, the upper surface of the
[0006]
Regarding the blowing direction of the airflow, horizontal blowing is performed when the air is blown in parallel to the horizontal plane from the
[0007]
Similarly, regarding the orientations of the wind direction plates 11a, 11b and the
[0008]
An
[0009]
A substantially
[0010]
The
[0011]
At a position facing the
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
In the air conditioner having the above configuration, when the operation of the air conditioner is started, the
[0015]
The air taken into the
[0016]
In a stable state where the indoor temperature is stable, as shown in the figure, the
[0017]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the above-described conventional air conditioner, there is a problem that when cool air is sent from the
[0018]
At this time, the air that has descended on the surface of the
[0019]
When the
[0020]
At this time, the inner surface side of the
[0021]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an air conditioner capable of sending conditioned air upward and preventing dew condensation.
[0022]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is directed to an air conditioner which is mounted on a wall in a room to condition air taken in from a suction port, and sends air downward and upward from an air outlet. In this case, a diverting means is provided, which divides a part of the air sent horizontally or downward upward, and then joins the original airflow.
[0023]
According to this configuration, the air taken in from the suction port is conditioned and sent out from the outlet upward or horizontally or downward. At this time, a part of the conditioned air sent horizontally or downward is diverted upward by the diverting means and sent out. The air discharged upward is sucked into the air discharged horizontally or downward, and is guided horizontally or downward together with the air.
[0024]
Further, the present invention is characterized in that in the air conditioner having the above structure, the air conditioner has a guide surface which forms an upper wall of an air circulation path facing the air outlet and is inclined upward as going forward. According to this configuration, the conditioned air guided upward by the flow dividing means is sent out along the guide surface forming the upper wall of the air passage. The guide surface may be formed outside the outlet as a part of the front panel.
[0025]
The flow dividing means may be fixed, or may be constituted by a movable air guide plate. If the width between the air guide plate and the upper wall of the air flow path is made narrower toward the front, conditioned air can be reliably sent out along the upper wall. When the angle between the wind direction plate and the air guide plate, which can change the direction of the air sent downward, is set to 40 ° to 90 °, the conditioned air is made to follow the upper wall and the backflow is prevented. Further, when the air guide plate is opened 5 ° to 30 ° from the shielding position, conditioned air with a sufficient air volume can be guided upward and along the outer surface of the air guide plate.
[0026]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. For convenience of explanation, the same parts as those in FIGS. 7 to 9 of the conventional example are denoted by the same reference numerals. FIG. 1 is a side sectional view showing the air conditioner of the present embodiment. The configuration of the present embodiment is the same as the conventional example shown in FIG.
[0027]
An
[0028]
A substantially
[0029]
The
[0030]
At a position facing the
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
In the air conditioner having the above configuration, when the operation of the air conditioner is started, the
[0034]
The air taken into the
[0035]
In a stable state in which the temperature in the room is stable, the
[0036]
When the conditioned air is sent downward from the
[0037]
FIG. 3 shows the flow of air at the
[0038]
The
[0039]
At this time, the air that has descended on the surface of the
[0040]
The conditioned air sent upward from the second opening 5b is sucked into the air sent downward from the first opening 5a and descends along the
[0041]
FIG. 4 shows a case where the angle between the horizontal louver 11a and the
[0042]
For this reason, the room temperature air falling along the
[0043]
When the
[0044]
The direction of the
[0045]
Further, the direction of the
[0046]
Further, when the
[0047]
As described above, in the present embodiment, in the state where the horizontal louver 11a is disposed 20 ° below the horizontal direction, the
[0048]
In the present embodiment, the guide surface 13a is provided inside the second opening 5b, but the
[0049]
It is more desirable to provide a mechanism for suppressing a short circuit, such as a groove or a protrusion extending in the width direction of the
[0050]
In this embodiment, two horizontal louvers are provided, but the same effect can be obtained by providing one or three or more horizontal louvers. Further, the guide surface 13a of the
[0051]
The cross-sectional shape of the
[0052]
The
[0053]
The features of the present embodiment described above can be summarized as follows.
[0054]
(1) In an air conditioner that reconciles air taken in from an intake port and switches an open state of a baffle plate provided at an air outlet to blow out the conditioned air in a horizontal or downward direction and upwards, Diverting means for guiding a part of the conditioned air to flow upward when the air is sent horizontally or downward is disposed in the air outlet or the ventilation path so as to intersect the horizontal or downward blowing direction of the conditioned air. It is characterized by the following.
[0055]
(2) The intersection angle between the diverting means and the blowing direction is determined so that the conditioned air diverted by the diverting means merges with the conditioned air sent horizontally or downward again after passing through the diverting means. I do.
[0056]
(3) The intersection angle between the flow dividing means and the blowing direction is changed corresponding to the blowing direction of the conditioned air.
[0057]
(4) In an air conditioner that conditioned air taken in from an inlet and sends conditioned air horizontally or downward and upward from an outlet, an air outlet (disposed above the outlet and above the conditioned air) A wind guide plate that opens and closes the second opening), and a wind direction plate that is disposed below the wind guide plate and that changes the blowing direction of the conditioned air blown out from the lower part of the air outlet horizontally or downward, When the conditioned air is sent out horizontally or downward, the air guide plate is provided in an air outlet or an air passage so that a part of the conditioned air flows upward crossing the horizontal or downward blowing direction of the conditioned air. It is characterized by having been arranged.
[0058]
(5) The crossing angle between the air guide plate and the sending direction is adjusted so that the conditioned air flowing upward by the air guide plate merges with the conditioned air sent horizontally or downward again after passing through the air guide plate. It is characterized in that it is determined.
[0059]
(6) a guide surface which forms an upper wall of the aerial distribution path facing the outlet and is inclined upward as going forward, and the conditioned air diverted upward is at least a downstream end of the guide surface; Wherein the air guide plate is provided so as to flow to the portion.
[0060]
(7) The air guide plate is provided such that a downstream end surface of a ventilation path (branch passage) including the guide surface and the air guide plate is narrower than an upstream end surface.
[0061]
【The invention's effect】
According to the present invention, in an air conditioner that can blow air upward, when air is sent horizontally or downward, a diverting means for guiding a part of the air sent horizontally or downward to diverge upward and then join the air is provided. With this arrangement, it is possible to prevent room-temperature air falling along the front panel from entering from the outlet along the upper wall of the air circulation path. Therefore, the air at room temperature does not cause flow separation near the outlet, and it is possible to prevent dew condensation occurring on the upper wall of the air flow path.
[0062]
In addition, since the conditioned air guided upward by the diversion means descends and joins along the outer surface side of the diversion means, both surfaces of the diversion means come into contact with the conditioned air, thereby preventing dew condensation occurring in the diversion means. . The flow dividing means can be easily realized by a baffle plate that opens and closes the upper part of the outlet and guides the air upward.
[0063]
Further, according to the present invention, when the upper wall or the front panel of the air flow path has a guide surface which is inclined upward as going forward, room temperature air flows into the air outlet along the guide surface. As a result, the effect of preventing dew condensation is particularly large.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing an air conditioner according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view showing an arrangement of a baffle plate and a horizontal louver of the air conditioner according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a side sectional view showing an air flow of the air conditioner according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a side sectional view illustrating an effect of the air conditioner according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side sectional view illustrating an effect of the air conditioner according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a side sectional view illustrating an effect of the air conditioner according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a side sectional view showing a conventional air conditioner.
FIG. 8 is a side sectional view showing an air flow of a conventional air conditioner.
FIG. 9 is a side sectional view showing an air flow of the conventional air conditioner.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
12
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