JP2004120190A - Line connection device and communication system - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LAN(Local Area Network)等のネットワークと専用線とを接続する回線接続装置及びユーザ側に設けられたLANと事業者側に設けられたLANとを回線接続装置を用いて専用線にて接続した通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信事業者(以下、事業者という)側に設けられたネットワーク(以下、広域網という)と企業の各部署等に設けられたLAN(以下、ユーザLANという)との間を光ファイバを用いた専用線で接続することで、事業者を介して企業の各部署に設けられたユーザLAN同士を相互に接続した通信システムが多用されている。
【0003】
この通信システムでは、ユーザLANと専用線とを接続するため、及び、専用線と広域網とを接続するためのインタフェースとして、いわゆるメディアコンバータといわれる回線接続装置が用いられる。この回線接続装置は、電気ケーブルを用いて構成されたユーザLAN又は広域網と光ファイバを用いて構成された専用線とを接続し、電気信号を光信号に変換してユーザLANからのデータを専用線に送信し、光信号を電気信号に変換して専用線からのデータをユーザLANに送信する。尚、メディアコンバータの使用例については、例えば「日経コミュニケーション」2002.2.18 p134を参照されたい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した通り回線接続装置は専用線の両端を終端するように設けられており、一方はユーザLANが敷設された場所(企業の部署がある場所)に設置され、他方は広域網が敷設された場所(事業者の局舎内)に設置される。かかる構成の通信システムにおいては、責任分界点がユーザLAN側に設置された回線接続装置に設定されているため、事業者は広域網、広域網側に設けられた回線接続装置、専用線、及びユーザLAN側に設けられた回線接続装置の保守運用を行う必要がある。
【0005】
専用線で生ずる障害を検出するために、広域網側に設けられた回線接続装置は専用線を介して送信されてくるパケットを常時監視している。そして、広域網側に設けられた回線接続装置において、巡回誤り検査(CRC:Cyclic RedundancyCheck)の異常が検出されたときには、事業者が専用線を予備の回線に切り替えたり、障害の発生原因の調査を行っている。
【0006】
しかしながら、回線接続装置の種類によっては、単に電気信号と光信号とのメディア変換をするだけの回線接続装置もある。このような回線接続装置をユーザLAN側に設けられた回線接続装置として用いた場合には、広域網側に設置された回線接続装置において、専用線を介して送信されてきたパケットのCRCが格納されたフィールドの内容からはCRCの異常の原因がユーザLAN内にあるのか、又は、専用線にあるのかを判別することができず、事業者が保守を行う上で極めて不便であるという問題があった。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、障害が事業者の責任分界点内で生じたのか否かを容易に判別することができる回線接続装置及び通信システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点による回線接続装置は、ネットワーク(N1)と専用線(N)とを接続する回線接続装置(1a)において、前記ネットワークからのデータの内の所定のデータに対して、予め定められた生成多項式を用いて演算を行うネットワークデータ演算部(12)と、前記ネットワークデータ演算部の演算結果を誤り検出用データとして前記データの末尾に付加したデータを前記専用線に送出する送出部(13)とを備えることを特徴としている。
また、本発明の第2の観点による回線接続装置は、ネットワーク(N2)と専用線(N)とを接続する回線接続装置(1b)において、前記専用線を介して送信されてくるデータの内の所定のデータに対して、予め定められた生成多項式を用いて演算を行う専用線データ演算部(22)と、前記専用線データ演算部の演算結果と前記専用線を介して送信されてくるデータの末尾に付加されている誤り検出用データとを比較する比較部(23)とを備えることを特徴としている。
ここで、本発明の第2の観点による回線接続装置は、前記専用線を介して送信されてくるデータの末尾に付加されている誤り検出用データを削除する誤り検出用データ削除部(24)と、前記誤り検出用データを削除したデータを前記ネットワークに出力する出力部(25)とを備えることが好ましい。
更に、本発明の第1の観点又は第2の観点による回線接続装置は、前記専用線が、光伝送路であることが好適である。
上記課題を解決するために、本発明の通信システムは、専用線(N)と第1ネットワーク(N1)とを接続する第1回線接続装置(1a)と、前記専用線と前記第1ネットワークとは異なる第2ネットワーク(N2)とを接続する第2回線接続装置(1b)とを備え、前記専用線を介して前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとが接続されてなる通信システムにおいて、前記第1回線接続装置は、前記第1ネットワークからのデータの内の所定のデータに対して、予め定められた生成多項式を用いて演算を行うネットワークデータ演算部(12)と、前記ネットワークデータ演算部の演算結果を誤り検出用データとして前記データの末尾に付加したデータを前記専用線に送出する送出部(13)とを備え、前記第2回線接続装置は、前記専用線を介して送信されてくるデータの内の所定のデータに対して、予め定められた前記生成多項式を用いて演算を行う専用線データ演算部(22)と、前記専用線データ演算部の演算結果と前記専用線を介して送信されてくるデータの末尾に付加されている誤り検出用データとを比較する比較部(23)とを備えることを特徴としている。
ここで、前記第2回線接続装置は、前記専用線を介して送信されてくるデータの末尾に付加されている誤り検出用データを削除する誤り検出用データ削除部(24)と、前記誤り検出用データを削除したデータを前記第2ネットワークに出力する出力部(25)とを備えることが好適である。
本発明によれば、第1回線接続装置においては、受信したデータの内の所定のデータに対して、予め定められた生成多項式を用いて演算を行って誤り検出用データを求め、この誤り検出用データをデータの末尾に付加して専用線に送出し、第2回線接続装置においては、専用線を介して送信されてきたデータの内の所定のデータに対して、予め定められた生成多項式を用いて演算を行い、この演算結果とデータの末尾に付加された誤り検出用データとを比較しているため、事業者の責任分界点内にある第1回線接続装置、専用線、及び第2回線接続装置で障害が生じたのか否かを容易に判別することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による回線接続装置及び通信システムについて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。図1において、Nは、例えば100Mbps(bit per second)程度の伝送速度を有する専用線である。この専用線Nは、2本の光ファイバを用いた光伝送路である。
【0010】
専用線Nの両端には、本発明の一実施形態による回線接続装置1a,1bがそれぞれ接続されて専用線Nを終端している。回線接続装置1aにはユーザLANN1が接続されており、回線接続装置1bには広域網N2が接続されている。ユーザLANN1は、例えば企業の1つの部署に敷設され、100Mbps程度の伝送速度を有するネットワークであり、図示しない複数のコンピュータが接続されているものとする。
【0011】
広域網N2は、その一部が例えば事業者の局舎内に敷設されたネットワークである。尚、上記の回線接続装置1aとユーザLANN1とは不図示のルータを介して接続され、回線接続装置1bと広域網N2とは不図示のスイッチ及びルータを介して接続されている。本実施形態の回線接続装置1a,1bは、100BASE−TXと100BASE−FXとを相互に変換している。
【0012】
ここで、本実施形態の回線接続装置で取り扱われるデータのデータ形式について説明する。図2は、本実施形態の回線接続装置で取り扱われるデータのデータ形式を示す図である。図2に示すように、本実施形態ではデータが基本的にIEEE802.3で規定されるフレーム形式で取り扱われる。
【0013】
各フレームは、7オクテットからなるプリアンブルを格納するフィールドF1、1オクテットからなるSFD(Start Frame Delimiter)を格納するフィールドF2、6オクテットからなる送信先アドレスを格納するフィールドF3、6オクテットからなる送信元アドレスを格納するフィールドF4、2オクテットからなる長さ/タイプを格納するフィールドF5、長さが可変の実際のデータを格納するフィールドF6、4オクテットからなるFCS(Frame Check Seaquence)を格納するフィールドF7、及び4オクテットかならなるREFCS(誤り検出用データ)を格納するフィールドF8を有する。
【0014】
IEEE802.3で規定されるフレーム形式は、図2に示すフレームF1〜F7からなるが、本実施形態ではこのフレームの末尾にREFCS(誤り検出用データ)を格納するフィールドF8を付加している。上記FCSを格納するフィールドF7は、フィールドF3〜F6に格納された送信先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、及びデータから所定の生成多項式を用いて得られたCRC値が格納される。このCRC値はフレームが生成される時点において、データ送信元となる機器によって求められてフィールドF7に格納される。
【0015】
これに対し、REFCSは、ユーザLANN1から送信されてきたフレームを回線接続装置1aが受信したときに、回線接続装置1aが受信したフレームのフィールドF3〜F7に格納された送信先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、データ、及びFCSから所定の生成多項式を用いてCRC値を求め、受信したフレームの末尾に求めたCRC値を格納したフィールドF8を付加している。
【0016】
これによって、回線接続装置1bが専用線Nを介して送信されてきたフレームのフィールドF3〜F7に格納された値から所定の生成多項式を用いて求めたCRC値と、末尾に付加されたフレームF8に格納されているREFCSとを比較し、その値が不一致であるときには障害が専用線Nで生じたことを判定することができる。
【0017】
次に、本発明の一実施形態による回線接続装置1a,1bの内部構成について説明する。尚、本実施形態の回線接続装置1a,1bは、専用線Nを介して回線接続装置1aと回線接続装置1bとの間で双方向にデータの送受信が可能であるが、以下の説明においては主として専用線Nを介した回線接続装置1aから回線接続装置1bへのデータ送信を行うための構成及び動作について説明する。
【0018】
図3は、本発明の一実施形態による回線接続装置1a,1bの内部構成を示すブロック図である。図3に示すように、回線接続装置1aは、ユーザLAN側物理層デバイス11、CRC演算部12、及び伝送路側物理層デバイス13を含んで構成される。
【0019】
ユーザLAN側物理層デバイス11は、ユーザLANN1から送信されてきたフレーム形式のデータの波形整形等を行う。CRC演算部12は、ユーザLAN側物理層デバイス11を介したフレームのフィールドF3〜F7(図2参照)に格納された送信先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、データ、及びFCSを、以下の(1)式に示す生成多項式で除算する。
【0020】
そして、その余りをフィールドF8のREFCSとしてフレームの末尾に付加したパケットを生成する。伝送路側物理層デバイス13は、CRC演算部12で生成されたパケットを光信号に変換して専用線Nへ送出する。
【0021】
一方、回線接続装置1bは、伝送路側物理層デバイス21、CRC演算部22、CRC比較部23、削除部24、及び広域網側物理層デバイス25を含んで構成される。伝送路側物理層デバイス21は、専用線Nを介して送信されてきたパケットを電気信号に変換するとともに、変換後のフレーム形式のデータの波形整形等を行う。
【0022】
CRC演算部22は、伝送路側物理層デバイス21を介したフレームのフィールドF3〜F7(図2参照)に格納された送信先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、データ、及びFCSを、上記の(1)式に示す生成多項式で除算し、その余りを算出する。CRC比較部23は、伝送路側物理層デバイス21を介したフレームのフィールドF8に格納されているREFCSと、CRC演算部22で求められた余りとを比較し、不一致である場合には警報を出力する。尚、ここでいう警報は、ビープ音等の聴覚にうったえるものでも、ランプ点灯等の視覚にうったえるものであってもよい。
【0023】
削除部24は、CRC演算部22を介したフレームから、末尾に付加されているフィールドF8を削除して、フレームを図2に示すフィールドF1〜F7からなるフレームとする。これにより、回線接続装置1aから専用回線Nに送出された規格外のフレームが規格に沿った形式となるため、広域網N2に接続された不図示のスイッチ、ルータ等の機器の動作に影響を与えることなく専用線Nで生ずる障害を検出することが可能となる。広域網物理層デバイス25は、削除部24から出力されたフレームを広域網N2へ出力する。
【0024】
上記構成において、ユーザLANN1に接続された不図示のコンピュータの1つから、例えば不図示の他の部署に敷設されたユーザLANに接続されたコンピュータへデータを送信する場合には、図2に示すフィールドF1〜F7からなるフレームが送信される。尚、このフレームのフィールドF7にはフィールドF3〜F6に格納された送信先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、及びデータから所定の生成多項式を用いて得られたCRC値が格納されている。
【0025】
このフレームがユーザLANN1を介して回線接続装置1aに送信されてくると、回線接続装置1aのユーザLAN側物理層デバイス11で受信され、波形整形等が行われる。ユーザLAN側物理層デバイス11を介したフレームがCRC演算部12に入力されると、フレームのフィールドF3〜F7に格納された送信先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、データ、及びFCSを、上記の(1)式に示す生成多項式で除算し、その余りをフィールドF8のREFCSとしてフレームの末尾に付加したパケットが生成される。このパケットは、伝送路側物理層デバイス13で光信号に変換されて専用線Nへ送出される。
【0026】
回線接続装置1aから専用線Nへ送出されたフレームが回線接続装置1bに入力されると、まず伝送路側物理層デバイス21において、電気信号に変換された後で波形整形される。このフレームがCRC演算部22に入力されると、フィールドF3〜F7に格納された送信先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、データ、及びFCSを、上記の(1)式に示す生成多項式で除算し、その余りを算出する。この余りはCRC比較部23へ出力され、伝送路側物理層デバイス21を介したフレームのフィールドF8に格納されているREFCSとの比較が行われる。
【0027】
この比較の結果、両者が不一致である場合には、CRC比較部23から警報が出力される。この警報によって事業者において保守を行っている者(保守者)が専用線Nにおいて障害が発生した事実を知り、予備回線への切り替え、又は、障害発生の原因調査を開始する。
【0028】
CRC演算部22から出力されたフレームは削除部24において、末尾に付加されているフィールドF8が削除される。これによって、フレームは、図2に示すフィールドF1〜F7からなるフレームになる。このフレームは広域網物理層デバイス25を介して広域網N2へ出力される。
【0029】
以上、本発明の一実施形態による回線接続装置及び通信システムについて説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず、本発明の範囲で変更可能である。例えば、上記実施形態においては、回線接続装置1aがフィールドF8を付加したフレームを生成し、回線接続装置1bがフィールドF8の内容を参照して専用線Nにおける障害の有無を判定するようにしていた。
【0030】
しかしながら、回線接続装置1aにおいても専用線Nにおける障害を判定する必要がある場合には、回線接続装置1aのCRC演算部12を回線接続装置1bに設けるとともに、回線接続装置1bに設けられたCRC演算部22、CRC比較部23、及び削除部24を回線接続装置1aに設けた構成としてもよい。また、上記実施形態においては、専用線Nが光ファイバを用いた光伝送路である場合を例に挙げて説明したが、電気ケーブルを用いた電気伝送路であっても良い。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1回線接続装置においては、受信したデータの内の所定のデータに対して、予め定められた生成多項式を用いて演算を行って誤り検出用データを求め、この誤り検出用データをデータの末尾に付加して専用線に送出し、第2回線接続装置においては、専用線を介して送信されてきたデータの内の所定のデータに対して、予め定められた生成多項式を用いて演算を行い、この演算結果とデータの末尾に付加された誤り検出用データとを比較しているため、事業者の責任分界点内にある第1回線接続装置、専用線、及び第2回線接続装置で障害が生じたのか否かを容易に判別することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の回線接続装置で取り扱われるデータのデータ形式を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態による回線接続装置1a,1bの内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a 回線接続装置(第1回線接続装置)
1b 回線接続装置(第2回線接続装置)
12 CRC演算部(ネットワークデータ演算部)
13 伝送路側物理層デバイス(送出部)
22 CRC演算部(専用線データ演算部)
23 比較部
24 削除部(誤り検出用データ削除部)
25 広域網側物理層デバイス(出力部)
N 専用線
N1 ユーザLAN(ネットワーク、第1ネットワーク)
N2 広域網(ネットワーク、第2ネットワーク)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a line connection device for connecting a network such as a LAN (Local Area Network) to a dedicated line, and a dedicated line using a line connection device between a LAN provided on a user side and a LAN provided on a business side. Related to the communication system connected by.
[0002]
[Prior art]
In recent years, an optical fiber has been connected between a network (hereinafter, referred to as a wide area network) provided on a communication carrier (hereinafter, referred to as a carrier) side and a LAN (hereinafter, referred to as a user LAN) provided in each department of a company. 2. Description of the Related Art A communication system in which user LANs provided in various departments of a company are connected to each other via a business operator by connecting with a dedicated line used is often used.
[0003]
In this communication system, a line connection device called a media converter is used as an interface for connecting a user LAN to a dedicated line and for connecting a dedicated line to a wide area network. This line connection device connects a user LAN or a wide area network configured using an electric cable to a dedicated line configured using an optical fiber, converts an electric signal into an optical signal, and converts data from the user LAN. The signal is transmitted to a dedicated line, an optical signal is converted into an electric signal, and data from the dedicated line is transmitted to the user LAN. For the usage example of the media converter, refer to, for example, “Nikkei Communication”, 2002.2.18 p134.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, as described above, the line connection device is provided so as to terminate both ends of the dedicated line. One is installed in a place where a user LAN is laid (a place where a company department is located), and the other is a wide area network. It is set up in the place where it was done (in the station building of the company). In the communication system having such a configuration, since the responsibility demarcation point is set to the line connection device installed on the user LAN side, the business operator can use the wide area network, the line connection device provided on the wide area network side, a dedicated line, It is necessary to perform maintenance operation of the line connection device provided on the user LAN side.
[0005]
In order to detect a fault occurring on the leased line, a line connection device provided on the wide area network constantly monitors packets transmitted via the leased line. Then, when an abnormality of a cyclic error check (CRC) is detected in the line connection device provided on the wide area network side, the operator switches the leased line to a spare line or investigates the cause of the failure. It is carried out.
[0006]
However, depending on the type of the line connection device, some line connection devices simply perform media conversion between electric signals and optical signals. When such a line connection device is used as a line connection device provided on the user LAN side, the CRC of a packet transmitted via a dedicated line is stored in the line connection device provided on the wide area network side. It is not possible to determine whether the cause of the CRC error is in the user LAN or the dedicated line from the contents of the field provided, which is extremely inconvenient for the operator to perform maintenance. there were.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a line connection device and a communication system that can easily determine whether or not a failure has occurred within a responsibility demarcation point of an operator. I do.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a line connection device according to a first aspect of the present invention is a line connection device (1a) for connecting a network (N1) and a dedicated line (N). And a network data operation unit (12) for performing an operation on the predetermined data by using a predetermined generator polynomial, and an operation result of the network data operation unit is added to the end of the data as error detection data. A transmission unit (13) for transmitting data to the dedicated line.
A line connection device according to a second aspect of the present invention is a line connection device (1b) for connecting a network (N2) and a dedicated line (N), among data transmitted via the dedicated line. The dedicated line data operation unit (22) that performs an operation on the predetermined data using a predetermined generator polynomial, and the result of the operation by the dedicated line data operation unit and the dedicated line are transmitted through the dedicated line. A comparison unit (23) for comparing the data with error detection data added to the end of the data is provided.
Here, the line connection device according to the second aspect of the present invention is an error detection data deletion unit (24) for deleting error detection data added to the end of data transmitted via the dedicated line. And an output unit (25) for outputting the data from which the error detection data has been deleted to the network.
Further, in the line connection device according to the first aspect or the second aspect of the present invention, it is preferable that the dedicated line is an optical transmission line.
In order to solve the above problems, a communication system according to the present invention includes a first line connection device (1a) for connecting a dedicated line (N) and a first network (N1); Comprises a second line connection device (1b) for connecting to a different second network (N2), and wherein the first network and the second network are connected via the dedicated line. A first line connection device configured to perform an operation on predetermined data of the data from the first network by using a predetermined generator polynomial; and a network data operation unit. And a transmitting unit (13) for transmitting data added to the end of the data as error detection data to the dedicated line, wherein the second line connection device comprises: A dedicated line data operation unit (22) for performing an operation on predetermined data among data transmitted via the dedicated line using the predetermined generator polynomial; and the dedicated line data operation unit And a comparison unit (23) for comparing error calculation data added to the end of the data transmitted via the dedicated line with the calculation result of (2).
The second line connection device includes an error detection data deletion unit (24) that deletes error detection data added to the end of data transmitted via the dedicated line, and the error detection data deletion unit (24). It is preferable to include an output unit (25) that outputs data from which data for use has been deleted to the second network.
According to the present invention, in the first line connection device, error detection data is obtained by performing an operation on predetermined data among the received data by using a predetermined generator polynomial. Data is added to the end of the data and sent out to a dedicated line. In the second line connection device, a predetermined generator polynomial is added to predetermined data of data transmitted through the dedicated line. And the result of the operation is compared with the error detection data added to the end of the data. Therefore, the first line connection device, the dedicated line, and the It is possible to easily determine whether or not a failure has occurred in the two-line connection device.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a line connection device and a communication system according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration of a communication system according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, N is a dedicated line having a transmission speed of, for example, about 100 Mbps (bit per second). This dedicated line N is an optical transmission line using two optical fibers.
[0010]
[0011]
The wide area network N2 is a network part of which is laid, for example, in a station building of a business operator. The line connection device 1a and the user LAN N1 are connected via a router (not shown), and the
[0012]
Here, the data format of data handled by the line connection device of the present embodiment will be described. FIG. 2 is a diagram illustrating a data format of data handled by the line connection device of the present embodiment. As shown in FIG. 2, in the present embodiment, data is basically handled in a frame format defined by IEEE802.3.
[0013]
Each frame has a field F1 storing a 7-octet preamble, a field F2 storing an 1-octet SFD (Start Frame Delimiter), a field F3 storing a destination address consisting of 6 octets, and a source consisting of 6 octets. A field F4 for storing an address, a field F5 for storing a length / type composed of 2 octets, a field F6 for storing actual data having a variable length, and a field F7 for storing FCS (Frame Check Sequence) composed of 4 octets. , And a field F8 for storing REFCS (error detection data) consisting of 4 octets.
[0014]
The frame format defined by IEEE802.3 is composed of frames F1 to F7 shown in FIG. 2. In this embodiment, a field F8 for storing REFCS (error detection data) is added to the end of this frame. The field F7 storing the FCS stores a destination address, a source address, a length / type stored in the fields F3 to F6, and a CRC value obtained by using a predetermined generator polynomial from data. The CRC value is obtained by the data transmission source device when the frame is generated, and stored in the field F7.
[0015]
On the other hand, when the line connection device 1a receives a frame transmitted from the user LAN N1, the REFCS indicates the transmission destination address and the transmission source address stored in the fields F3 to F7 of the frame received by the line connection device 1a. , Length / type, data, and FCS, a CRC value is obtained using a predetermined generator polynomial, and a field F8 storing the obtained CRC value is added to the end of the received frame.
[0016]
As a result, the
[0017]
Next, an internal configuration of the
[0018]
FIG. 3 is a block diagram showing the internal configuration of the
[0019]
The user LAN-side
[0020]
Then, a packet in which the remainder is added to the end of the frame as the REFCS of the field F8 is generated. The transmission path side
[0021]
On the other hand, the
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
In the above configuration, when data is transmitted from one of the computers (not shown) connected to the user LAN N1 to, for example, a computer connected to the user LAN installed in another department (not shown), FIG. A frame including fields F1 to F7 is transmitted. The field F7 of this frame stores a destination address, a source address, a length / type stored in the fields F3 to F6, and a CRC value obtained from the data using a predetermined generator polynomial. .
[0025]
When this frame is transmitted to the line connection device 1a via the user LAN N1, it is received by the user LAN side
[0026]
When a frame transmitted from the line connection device 1a to the dedicated line N is input to the
[0027]
As a result of the comparison, if the two do not match, a warning is output from the
[0028]
In the frame output from the
[0029]
The line connection device and the communication system according to one embodiment of the present invention have been described above. However, the present invention is not limited to the above embodiment, and can be changed within the scope of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the line connection device 1a generates a frame to which the field F8 is added, and the
[0030]
However, when it is necessary to determine a failure in the dedicated line N also in the line connection device 1a, the
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the first line connection device performs an operation on predetermined data among the received data by using a predetermined generator polynomial to obtain error detection data. The error detection data is added to the end of the data and sent to a dedicated line. In the second line connection device, predetermined data in the data transmitted through the dedicated line is The operation is performed using a predetermined generator polynomial, and the result of the operation is compared with the error detection data added to the end of the data. This makes it possible to easily determine whether a failure has occurred in the dedicated line and the second line connection device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a communication system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a data format of data handled by the line connection device of the embodiment.
FIG. 3 is a block diagram showing an internal configuration of the
[Explanation of symbols]
1a Line connection device (first line connection device)
1b Line connection device (second line connection device)
12 CRC operation unit (network data operation unit)
13 Transmission path side physical layer device (transmission unit)
22 CRC calculation unit (dedicated line data calculation unit)
23
25 Physical layer device on wide area network (output unit)
N Dedicated line N1 User LAN (network, first network)
N2 wide area network (network, second network)
Claims (6)
前記ネットワークからのデータの内の所定のデータに対して、予め定められた生成多項式を用いて演算を行うネットワークデータ演算部と、
前記ネットワークデータ演算部の演算結果を誤り検出用データとして前記データの末尾に付加したデータを前記専用線に送出する送出部と
を備えることを特徴とする回線接続装置。In a line connection device for connecting a network and a dedicated line,
For predetermined data in the data from the network, a network data operation unit that performs an operation using a predetermined generator polynomial,
A transmission unit for transmitting, to the dedicated line, data added to the end of the data as an error detection data by using a calculation result of the network data calculation unit as error detection data.
前記専用線を介して送信されてくるデータの内の所定のデータに対して、予め定められた生成多項式を用いて演算を行う専用線データ演算部と、
前記専用線データ演算部の演算結果と前記専用線を介して送信されてくるデータの末尾に付加されている誤り検出用データとを比較する比較部と
を備えることを特徴とする回線接続装置。In a line connection device for connecting a network and a dedicated line,
A dedicated line data operation unit that performs an operation using predetermined generator polynomials for predetermined data of data transmitted via the dedicated line,
A line connection device comprising: a comparison unit that compares a calculation result of the dedicated line data calculation unit with error detection data added to the end of data transmitted via the dedicated line.
前記誤り検出用データを削除したデータを前記ネットワークに出力する出力部と
を備えることを特徴とする請求項2記載の回線接続装置。An error detection data deletion unit that deletes error detection data added to the end of data transmitted via the dedicated line,
3. The line connection device according to claim 2, further comprising: an output unit that outputs the data from which the error detection data has been deleted to the network.
前記第1回線接続装置は、前記第1ネットワークからのデータの内の所定のデータに対して、予め定められた生成多項式を用いて演算を行うネットワークデータ演算部と、
前記ネットワークデータ演算部の演算結果を誤り検出用データとして前記データの末尾に付加したデータを前記専用線に送出する送出部とを備え、
前記第2回線接続装置は、前記専用線を介して送信されてくるデータの内の所定のデータに対して、予め定められた前記生成多項式を用いて演算を行う専用線データ演算部と、
前記専用線データ演算部の演算結果と前記専用線を介して送信されてくるデータの末尾に付加されている誤り検出用データとを比較する比較部と
を備える
ことを特徴とする通信システム。A first line connection device for connecting the leased line to the first network; and a second line connection device for connecting the leased line to a second network different from the first network. In a communication system in which the first network and the second network are connected,
A network data operation unit configured to perform an operation on predetermined data of the data from the first network using a predetermined generator polynomial;
A transmission unit that transmits data added to the end of the data as error detection data to the dedicated line as an error detection data of the operation result of the network data operation unit,
The second line connection device, a dedicated line data operation unit that performs an operation using predetermined generator polynomials for predetermined data of data transmitted via the dedicated line,
A communication system comprising: a comparison unit configured to compare a calculation result of the dedicated line data calculation unit with error detection data added to the end of data transmitted via the dedicated line.
前記誤り検出用データを削除したデータを前記第2ネットワークに出力する出力部と
を備えることを特徴とする請求項5記載の通信システム。The second line connection device, an error detection data deletion unit that deletes the error detection data added to the end of the data transmitted via the dedicated line,
The communication system according to claim 5, further comprising: an output unit configured to output data from which the error detection data has been deleted to the second network.
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