JP2004113776A - Sealed container - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種の内容物を入れて保管する容器に関し、より詳細には内容物を入れた容器の蓋を開けない状態でも直ちに電子レンジに入れて加熱でき、蓋の開封が容易であると共に気密効果が確実な密閉容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、密閉容器は、おかず・野菜・果物・魚などの各種飲食物を入れて保管するもので、このような飲食物保管用密閉容器は、図7に示したとおり、上部が開口されて飲食物を収容する容器本体、該容器本体の入口を覆う蓋からなり、この際、前記容器本体と蓋は円形または四角形などの多様な形状に形成されている(たとえば、特許文献1、2)。
【0003】
このような構造の最近の冷蔵庫用密閉容器において、容器本体を覆う蓋は単に容器本体を覆う機能に加えて内容物が外部空気と遮断されるようにして内容物の変質を防止することにより容器内の飲食物をより長期間保存できるよう蓋の内側内周周囲には天然ゴムやシリコンゴムなどのパッキング材と共に容器の上・下部を完全に係合できる係合手段(locking means)も備えられている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−302156号公報(第4−5頁、第7図)
【特許文献2】
特開平11−43163号公報(第2−3頁、第5図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような飲食物保管用密閉容器において、図8および9に示したとおり、全体的に均一な外皮厚さ(D=d)で構成される容器本体10の蓋20に数個の係合手段が備えられている場合にも係合手段により係合される中間部とは異に係合手段がない縁両端部には容器本体10の端部と蓋20のパッキング材30との間に若干の隙間(l)が存在するようになる。よって、保管や携帯時に密閉容器が傾いたり覆られる場合、係合手段がない部位の容器本体10と蓋20との間の緩い隙間を通じて汁が外部へ漏れ出る場合が茶飯事であった。このような現象は密閉容器のサイズが大きい場合にはより甚だしく、キムチなど取り分けて汁類飲食物が多い韓国飲食物の特性上汁などの液体の漏れは周囲に芳しくない臭いを漂わせるのみならず空気の通過により飲食物が容易に変質される原因を提供している。
【0006】
しかも、前記のとおりパッキング材で構成された飲食物保管用容器は、蓋を閉じた状態で電子レンジに入れて加熱すると、空気膨張により爆発の危険があるため、特に電子レンジに入れて飲食物を加熱する場合には必ず蓋を開けて別途の台所用ラップで容器本体をくるんだ後、ラップに数個の孔を開けた状態で電子レンジに入れて加熱しなければならないなどの煩わしく不便な問題点があった。
【0007】
また、前述のとおり、従来には蓋を取り除いた状態で容器本体を電子レンジに入れて飲食物を加熱したため、加熱時に電磁波が飲食物に直接触れるようになるので、不安な問題点もあった。
【0008】
しかも、従来の飲食物保管用密閉容器は、蓋を閉じると容器本体の内部がシリコンなどのパッキング材により密封されてほとんど真空状態に近くなるため、容器本体に入っている飲食物を取り出すために蓋を開けるとき容器本体内の真空吸入力により蓋が容易に開けられないなどの問題点もあった。
【0009】
それで、このような複数の短所を完全に解決し得る密閉容器を開発するために多角度に努力を傾注しているが、今までは気密効果を完璧に得られ蓋が覆われて密封された状態でも直ちに加熱できる容器を低廉な単価で製作し得ない実情である。
【0010】
本発明の主な目的は、前記のごとき従来の欠点を解消するために発明したもので、蓋の構造を変更することにより低廉でありながらも簡単な方式で完璧に気密されることができ、蓋を閉じた状態で直ちに電子レンジに入れて内容物を便利に加熱できるようにした密閉容器を提供することにある。
【0011】
また、本発明の目的は、蓋を開けるとき容器本体の内部に外部空気が流れ込むようにして蓋を容易に開けられるようにした密閉容器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明による密閉容器は、蓋に通気孔が上下へ貫通されたレバー溝を形成し、前記レバー溝の通気孔に嵌められる突棒が備えられたレバーを回転可能に組立て、前記突棒に通気孔を気密に密閉させるパッキングを装着して構成される。
【0013】
また、本発明では前記目的を達成するための密閉容器は、容器本体の縁端部と蓋の縁端部をより確実に加圧密着されるようにして一定の衝撃により容器が傾いたり覆られても容器内の汁が外部へ漏れ出られない程度に気密効果が確実であり、使用中に蓋の開閉により容器内に残存する空気から酸素を吸収することができるので、飲食物の腐敗を防止できるよう実用的に製造される。
【0014】
本発明によれば、飲食物を収容する容器本体、容器本体の入口を覆いその縁全体に結合溝を備えている蓋、蓋に装着されて容器本体の入口を気密に密閉させ前記結合溝内に挿し込まれるパッキング材、容器本体の両側に突出する係止突起、蓋の両側に回転可能に設置されて係止突起に着脱可能に固定される取手で構成された密閉容器において、
前記蓋の上部に形成されて下部へ凹入するレバー溝;該レバー溝の上下に回転可能に装着されるレバー;前記レバー溝に形成されて下部へ突出するボスおよび該ボスの内径に形成されて上下へ貫通する通気孔;前記レバーの下部へ突出して通気孔内に嵌められる突棒;該突棒の外径に装着されて通気孔を気密に密閉させるパッキングを含むことを特徴とする。
【0015】
また、前記蓋の縁に形成された結合溝の肉厚がその一側辺の中心から両側端へ行くほど漸次に厚くなるように形成されることをまた特徴とする。
【0016】
本発明による密閉容器は、通常のものと同様に容器本体がステンレススチールまたはポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などのポリオレフイン系樹脂やポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ炭酸エステル(PC)などの合成樹脂のうちから適宜に選択され、選択された材質によって射出乃至は圧出成型または金型などの通常方式で一体に形成される。このうちステンレススチールで製作される場合、環境ホルモンの発生はないが、値段が多少高価でありやや重い感じがあり、また、ポリオレフイン系樹脂でなる場合、値段が低廉な長点はあるが、掻かれ易いので容器表面に疵が生じ易い短所がある。反面、ポリ炭酸エステルの場合、このような短所がなく衝撃性が強く疵が容易に生じなく透明であるため、美観は秀麗であるが、環境ホルモンが多少放出される短所があることが判明し、最近には消費者の高級製品選好に因り多少高価ではあるが環境ホルモンの放出がないポリエチレンテレフタレート単独またはこれらの適切な混合物から成っている。蓋もやはり前記の材質で形成され、ステンレススチールを主にしてなる場合、その縁端部だけが本体とは異なる成分、例えば合成樹脂で形成されて密閉程度を一層高めることができるよう構成されたものでもよい。
【0017】
前記蓋の結合溝に挿し込まれるパッキング材料は特に限定されなく、適合な例としては独立気泡を備えた樹脂またはゴムをあげることができるが、例えば、ポリエチレン、エチレン−アセト酸ビニール共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、ポリプロピレンなどのポリオレフイン、ポリスチレン、塩化ビニール樹脂、ポリウレタン、スチレン−ブタジエンゴム、天然ゴムなどの発泡体が望ましい。その外に天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリル−ブタジエンゴム、ポリウレタン、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、軟質塩化ビニール樹脂などからなるエラストマー(elastomer)も適用可能である。
【0018】
また、本発明における前記パッキング材は、酸素吸収剤が含まれている場合、密封効果と共に容器内の酸素を吸収して内容物の保存性をより一層高めることができるので、通常の還元性鉄、還元性亜鉛などの還元性を有する金属粉や酸化第一鉄、4,3酸化鉄などの金属低位酸化物、還元性金属化合物または多価フェノール含有高分子化合物などが単独または混合して適用されうる。
【0019】
前記蓋の縁に形成される結合溝の厚さは、非係合部分の末端肉厚と係合部分の中心肉厚との差は0.3mm〜3mm範囲内でなければならない。前記厚さの差があまり大きい場合、蓋末端に挿し込まれたパッキング材が外部へ多く突出されるに従って加圧密着するに多くの力を要し、前記厚さの差があまり小さいときには密着力が弱まるので、前記範囲内が望ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の技術的構成を詳細に説明する。
【0021】
本発明の飲食物保管用密閉容器Aの第1具体例は、まず、図1〜3に図示したとおり、内容物、主に飲食物を収容する容器本体10、該容器本体10の入口を覆い縁にパッキング材挿入用の結合溝3を有する蓋20、該蓋20に装着されて容器本体10の入口を気密に密閉させるパッキング材30、前記容器本体10の両側に突出する係止突起11、蓋20の両側に回転可能に設置されて係止突起11に着脱可能に固定される取手40で構成され、前記蓋20の上部に形成されて下部へ凹入するレバー溝21、該レバー溝21の上下に回転可能に装着されるレバー50、前記レバー溝21に形成されて下部へ突出するボス22および該ボス22の内径に形成されて上下へ貫通する通気孔23、前記レバー50の下部へ突出して通気孔23内に嵌められる突棒51、該突棒51の外径に装着されて通気孔23を気密に密閉させるパッキング60を含んでいる。
【0022】
ここで、前記容器本体10と蓋20は、前記のとおり、四角形または円形などの多様な形状で形成されるものであることを明記しておく。すなわち、添付図面においては参考的に容器本体10と蓋20が四角形で形成されたものを図示したが、前述のとおり、本発明はこれに限定されるものではなく、容器本体10と蓋20は円形・楕円形などの多様な形状で形成されうる。
【0023】
そして、前記容器本体10と蓋20は、内部の飲食物を容易に見られるよう実質的に透明体でなり、また、このような容器本体10と蓋20は電子レンジに入れたとき高温でも環境ホルモンが全く発生しないよう前記のとおり通常幼児の乳瓶を作るときに用いられる100%無毒性の材質、例えばポリエチレンテレフタレート単独またはこれらの適正混合物などからなる。
【0024】
本発明による前記密閉容器Aの容器本体10は飲食物を収容するもので、このような容器本体10の上部入口は開口され、蓋20は結合時に容器本体10に挿し込まれる内周突出部4aと容器本体10外部に位置する外周突出部4bをその縁に備えており、それらの間に結合溝3を形成しており、容器本体10の両側には係止突起11が一体的に突出し、また、この係止突起11は対応する取手40に合わせて前後および/または左右両側に多数個備えられる。前記取手40は図1や図8に示したとおりの方式で係合されることもでき、その他の通常の異なる係合構造によっても形成されうる。
【0025】
前記蓋20は容器本体10の入口を覆うもので、このような蓋20の上部には下部へ適正深さに凹入するレバー溝21が形成され、該レバー溝21には下部へ突出するボス22が一体に形成され、該ボス22の中央内部には上下に連通する通気孔23が形成される。
【0026】
前記レバー溝21の一方の側内部両側には軸溝21aが形成され、該レバー溝21の、前記軸溝21aと反対側にはより深く凹入されて指が嵌められるよう挿入溝24が延長される。この際、挿入溝24を形成した理由はレバー50をより便利に回転させて開かれるようにするためである。
【0027】
前記パッキング材30は容器本体10の入口を気密に密閉させるもので、このようなパッキング材30は蓋の下部縁の結合溝3に装着される。
【0028】
前記取手40は蓋20の両側に回転可能に設置されるもので、容器本体10の両側係止突起11に着脱可能にそれぞれ固定される。
【0029】
前記レバー50はレバー溝21に回転可能に組立てられて通気孔23を開閉させるもので、このようなレバー50の下部には通気孔23内に嵌められる突棒51が一体に形成され、レバー50の両側にはレバー溝21の軸溝21aに回転可能に嵌められる軸ピン50aが突出し、レバー50の、前記軸ピン50aと反対側にはレバー溝21の挿入溝24に位置する突起52が突出する。
【0030】
前記パッキング60は突棒51に装着されるもので、このようなパッキング60は通気孔23の内径に気密に密着されて通気孔23を完璧に密閉させる。
【0031】
このように構成された本発明の第1具体例における全体的な作動関係を詳細に説明する。
【0032】
まず、図2(a)におけるとおり、レバー50を下部へ回転させ押して閉じるとレバー50の下部に形成された突棒51が通気孔23内に嵌められ、突棒51に装着されたパッキング60が通気孔23の内径に気密に密着されながら通気孔23を密閉させるため、この状態では容器本体10の内部と外部との空気が通じないよう通気孔23は閉鎖される。
【0033】
つぎに、図2(b)におけるとおり、レバー50を上部へ回転させて開けると突棒51が一体に回転しながら通気孔23から抜き出るため、この状態では容器本体10の内部と外部との空気が通じるよう通気孔23が開放される。
【0034】
このような本発明は、図2(b)におけるとおり、蓋20に設置されたレバー50を開けて通気孔23を開放させると容器本体10内の圧力が通気孔23を通じて外部へ排出されるため、蓋20を開けなくても簡単にレバー50を開放させた状態で直ちに電子レンジに入れて便利に飲食物を加熱することができる利点がある。
【0035】
また、本発明による密閉容器Aは、蓋20を閉じた状態で電子レンジに入れて飲食物を加熱することができるため、調理時に電子波が飲食物に直接触れないので、安心して使用することができる利点もある。
【0036】
併せて、本発明では蓋20を開けるとき、図2bにおけるとおり、レバー50を開放させると外部の空気が通気孔23を通じて容器本体10内に流れ込み容器本体10内の真空状態が解除されるため、蓋20を容易に開けることが出きる利点がある。
【0037】
そして、本発明では容器本体10と蓋20が透明体でなるため、内部の飲食物を容易に見られる長点があり、特に容器本体10と蓋20が無毒性材質でなるため、電子レンジに入れて高温で加熱しても環境ホルモンが全く発生しない利点がある。
【0038】
一方、蓋20を閉じるとき、図2におけるとおり、レバー50を押して閉じて通気孔23を閉鎖させると、外部の空気が容器本体10内に流れ込むのが遮断されるため、容器本体10を気密に密閉させることができる。
【0039】
また、本発明による第2具体例の密閉容器Aによれば、前記結合溝3は、図7、図6(a)および6(b)に示したとおり、蓋2の一側辺の縁で係止突起11がある中心9a部位の肉が最も薄くその末端9bへ行くほど漸次に厚くなるように形成される。すなわち、実質的に加圧力と密着力を考慮して前記蓋20縁の結合溝3において係合部分aの中心9aと非係合部分bの末端9bの肉厚は0.3mm〜3mmの差が出るように形成される。
【0040】
前述のごとき構造で形成された前記蓋20の結合溝3には、図6(a)に示したとおり、適正厚さのパッキング材30が全周囲に亘って挿し込まれて結着される。
【0041】
このようにして形成された蓋20は内容物を入れた容器本体10の上に位置し、取手40が容器本体10の係止突起11に係止されるよう蓋20全体に所定の力が加えられて加圧されると、前記蓋20の係合部分aにおけるパッキング材30は非係合部分bのパッキング材30より緩く圧着されて係合部分aのパッキング材厚さXは非係合部分b末端9bのパッキング材厚さYよりもっと厚くなる。
【0042】
これは加圧力が同一に作用しても前記蓋20の縁の結合溝3で中心9aより末端における結合溝3の肉厚がもっと厚いため、非係合部分bの末端9bにおけるパッキング材がもっと外部へ突出することにより容器本体10の端部6ともっと強く圧着されてその嵩がもっと多く減るためである(図4、図6(a)および図6(b)参照)。
【0043】
それゆえに、容器本体10と蓋20は、相互完全に気密状態でなるべく結合されうるようになり、この際、前記パッキング材30に酸素吸収剤が含まれている場合、結合している間に滲入した酸素を吸収することができるため、密閉容器Aに入っている内容物は長期間保管可能になる。
【0044】
本発明による密閉容器Aが円筒型である場合にも前記と同様に蓋2縁の各取手40の中心9aを基準として蓋2縁の両側末端9bへ行くほど結合溝3の肉厚が厚くなるように構成して前記結合溝3に結着されたパッキング材30のうち前記末端9b部分におけるパッキング材30部分が容器本体10の端部6との加圧時にもっと多く押圧されるようにすることにより小さな隙間もなく容器は全体的に完全に気密状態に維持されるようになる。
【0045】
【発明の効果】
以上で考察して見たとおり、本発明は蓋を開けなかった状態で直ちに電子レンジに入れて内容物を便利に加熱することができ、また、蓋を開けるとき容器本体の内部に外部空気が流れ込むので蓋を容易に開けることができ、電子波が直接飲食物に触れないので安心して使用することができる非常に有用な発明である。
【0046】
しかも、本発明による密閉容器によれば、容器本体と蓋との間に隙間が全く生じないため、キムチなど汁のある飲食物が収容される場合にも汁が漏れ出ないので、運搬および貯蔵が便利であり、また、容器内の酸素を吸収することができるため、飲食物を気密状態で確実に維持できるので、飲食物の保管期間を延長することができる。
【0047】
また、本発明による密閉容器は製作が容易であるため、低廉な単価で製造することができ、耐久性が優れて非常に経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による密閉容器の第1具体例の主要部を抜粋した分解斜視図である。
【図2】図2(a)および図2(b)は図1に例示した第1具体例の作動状態を示した断面図である。
【図3】図3は図1の結合状態を示した斜視図である。
【図4】図4は本発明の第2具体例の密閉容器における蓋の拡大横断面図である。
【図5】図5は本発明の第2具体例による密閉容器の構造を分かり易く分離して示した斜視図である。
【図6】図6(a)および図6(b)は、それぞれ図4に示した蓋を、密閉容器と結合させる前および結合させたときの状態を示す横断面図である。
【図7】図7は従来の典型的な密閉容器の構造を示した概略斜視図である。
【図8】図8は図7のI−I線に沿って取られた従来の密閉容器における蓋部分だけの横断面図である。
【図9】図9は図8の蓋が容器本体と結合したときを示した拡大横断面図である。
【符号の説明】
3 結合溝
4a 内周突出部
4b 外周突出部
6 容器本体端部
9a 中心
9b 末端
10 容器本体
11 係止突起
20 蓋
21 レバー溝
21a 軸溝
22 ボス
23 通気孔
30 パッキング材
40 取手
50 レバー
50a 軸ピン
51 突棒
52 突起
60 パッキング
t 蓋における係合部分の中心肉厚
T 蓋における非係合部分の末端肉厚
X 係合部分中心のパッキング材厚さ
Y 非係合部分末端のパッキング材厚さ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a container for storing and storing various contents, and more particularly, to a container in which contents are stored without opening the lid, the container can be immediately heated in a microwave oven, and the lid can be easily opened and airtight. The present invention relates to an airtight container that is effective.
[0002]
[Prior art]
Generally, closed containers are used to store various foods such as side dishes, vegetables, fruits, fish, and the like, and such closed containers for storing foods and drinks are open at the top as shown in FIG. And a lid for covering the entrance of the container main body, wherein the container main body and the lid are formed in various shapes such as circular or square (for example, Patent Documents 1 and 2). ).
[0003]
In a recent closed container for a refrigerator having such a structure, the lid for covering the container main body has a function of merely covering the container main body, and further, the content is shielded from the outside air to prevent deterioration of the content. In order to store food and drink in the container for a longer period of time, locking means for completely engaging the upper and lower portions of the container with a packing material such as natural rubber or silicone rubber are also provided around the inner circumference of the lid. ing.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-2000-302156 (pages 4-5, FIG. 7)
[Patent Document 2]
JP-A-11-43163 (page 2-3, FIG. 5)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a closed container for storing foods and drinks, as shown in FIGS. 8 and 9, several lids are attached to the
[0006]
Moreover, as described above, food and drink storage containers made of packing materials are heated in a microwave oven with the lid closed, and there is a danger of explosion due to air expansion. When heating the container, be sure to open the lid and wrap the container body with a separate kitchen wrap, then put it in a microwave oven with a few holes in the wrap and heat it. There was a problem.
[0007]
Further, as described above, conventionally, since the food was heated by putting the container body in a microwave oven with the lid removed, the electromagnetic wave came into direct contact with the food at the time of heating, so there was also an uneasy problem. .
[0008]
In addition, in the conventional closed container for food storage, when the lid is closed, the inside of the container body is sealed with a packing material such as silicon and almost in a vacuum state, so that the food in the container body is taken out. When the lid was opened, there was also a problem that the lid could not be easily opened due to the vacuum suction input inside the container body.
[0009]
So, we have been working on multiple angles to develop a sealed container that can completely solve these disadvantages, but until now the lid was covered and sealed with perfect sealing effect The fact is that a container that can be heated immediately even in the state cannot be manufactured at a low unit price.
[0010]
The main object of the present invention was invented in order to solve the conventional disadvantages as described above, and by changing the structure of the lid, it can be completely airtight in a low-cost but simple manner, An object of the present invention is to provide a closed container in which the contents can be conveniently heated by immediately placing the contents in a microwave oven with the lid closed.
[0011]
Another object of the present invention is to provide a closed container that allows the lid to be easily opened by allowing external air to flow into the container body when the lid is opened.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a closed container according to the present invention has a lever groove in which a ventilation hole is vertically penetrated in a lid, and a lever provided with a protrusion fitted into the ventilation hole of the lever groove is rotatable. The assembling is performed by mounting a packing for hermetically sealing the ventilation hole on the protruding rod.
[0013]
Further, in the present invention, in the closed container for achieving the above object, the container is inclined or covered by a certain impact so that the edge of the container body and the edge of the lid are more securely pressed and adhered. Even if the juice in the container does not leak to the outside, the airtight effect is assured, and the lid can be opened and closed during use to absorb oxygen from the air remaining in the container, so that Manufactured practically to prevent it.
[0014]
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the container main body which accommodates food and drink, the cover which covers the entrance of a container main body, and is provided with the coupling groove in the whole edge, It is attached to a lid | cover and air-tightly seals the entrance of a container main body, and the said coupling groove In a closed container composed of a packing material inserted into the container, a locking protrusion protruding on both sides of the container body, a handle rotatably installed on both sides of the lid and detachably fixed to the locking protrusion,
A lever groove formed in an upper portion of the lid and recessed into a lower portion; a lever rotatably mounted on the upper and lower sides of the lever groove; a boss formed in the lever groove and projecting to a lower portion; and an inner diameter of the boss. A protrusion protruding downward from the lever and fitted into the vent; and a packing mounted on an outer diameter of the protrusion to hermetically seal the vent.
[0015]
The thickness of the coupling groove formed at the edge of the lid may be gradually increased from the center of one side to both ends.
[0016]
In the closed container according to the present invention, the container body is made of stainless steel or a polyolefin-based resin such as polypropylene (PP) or polyethylene (PE), or a synthetic resin such as polyethylene terephthalate (PET) or polycarbonate (PC), similarly to a conventional container. The material is appropriately selected from the above, and is integrally formed by a normal method such as injection or extrusion molding or a mold depending on the selected material. When made of stainless steel, no endocrine disruptors are generated, but the price is somewhat expensive and somewhat heavy.When made of polyolefin resin, the price is low, but there are advantages. There is a disadvantage that the surface of the container is apt to be scratched because it is easily damaged. On the other hand, in the case of polycarbonate, it is clear that there is no such disadvantages, the impact is strong, the flaws are not easily generated, and it is transparent. It has recently consisted of polyethylene terephthalate alone or a suitable mixture thereof, which is somewhat expensive, but without the release of environmental hormones, depending on consumer preference for luxury products. When the lid is also made of the above-mentioned material and is mainly made of stainless steel, only the edge is formed of a component different from that of the main body, for example, a synthetic resin, so that the sealing degree can be further enhanced. It may be something.
[0017]
The packing material to be inserted into the coupling groove of the lid is not particularly limited, and suitable examples include a resin or rubber having closed cells.Examples include polyethylene, ethylene-vinyl acetoate copolymer, Foams such as polyolefins such as ethylene-propylene copolymer and polypropylene, polystyrene, vinyl chloride resin, polyurethane, styrene-butadiene rubber, and natural rubber are desirable. In addition, an elastomer (elastomer) made of natural rubber, butadiene rubber, styrene-butadiene rubber, nitrile-butadiene rubber, polyurethane, butyl rubber, ethylene-propylene rubber, soft vinyl chloride resin, or the like is also applicable.
[0018]
Further, when the packing material in the present invention contains an oxygen absorbent, it can absorb the oxygen in the container together with the sealing effect and further improve the preservability of the contents, so that the ordinary reducing iron can be used. Reducing metal powder such as zinc, reducing zinc, ferrous oxide, low metal oxide such as 4,3 iron oxide, reducing metal compound or polyhydric phenol-containing polymer compound, etc., alone or in combination Can be done.
[0019]
The thickness of the coupling groove formed on the edge of the lid must be in the range of 0.3 mm to 3 mm between the end thickness of the non-engagement portion and the center thickness of the engagement portion. If the difference in thickness is too large, the packing material inserted into the end of the lid requires a large amount of force to adhere under pressure as it is more protruded to the outside, and if the difference in thickness is too small, the adhesion force Is weakened, so that the above range is desirable.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the technical configuration of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0021]
First, as shown in FIGS. 1 to 3, a first specific example of the closed container for food and drink storage A of the present invention covers a
[0022]
Here, it should be noted that the
[0023]
The
[0024]
The container
[0025]
The
[0026]
A
[0027]
The packing
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
The packing 60 is attached to the protruding
[0031]
The overall operation of the first embodiment of the present invention will be described in detail.
[0032]
First, as shown in FIG. 2A, when the
[0033]
Next, as shown in FIG. 2 (b), when the
[0034]
According to the present invention, as shown in FIG. 2B, when the
[0035]
In addition, the sealed container A according to the present invention can be put in a microwave oven with the
[0036]
In addition, in the present invention, when the
[0037]
In the present invention, since the
[0038]
On the other hand, when the
[0039]
Further, according to the closed container A of the second specific example according to the present invention, as shown in FIGS. 7, 6 (a) and 6 (b), the
[0040]
As shown in FIG. 6 (a), a packing
[0041]
The
[0042]
This is because the thickness of the
[0043]
Therefore, the
[0044]
Even when the closed container A according to the present invention has a cylindrical shape, the thickness of the
[0045]
【The invention's effect】
As discussed above, according to the present invention, the contents can be conveniently heated by immediately placing the contents in a microwave oven without opening the lid, and when the lid is opened, external air is generated inside the container body. This is a very useful invention that can be used with ease because the lid can be easily opened because it flows in and the electronic wave does not directly touch food and drink.
[0046]
In addition, according to the closed container of the present invention, since no gap is formed between the container body and the lid, the juice does not leak even when edible food such as kimchi is stored. Is convenient, and since the oxygen in the container can be absorbed, the food can be reliably maintained in an airtight state, so that the storage period of the food can be extended.
[0047]
Further, since the closed container according to the present invention is easy to manufacture, it can be manufactured at a low unit price, and has excellent durability and is very economical.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a main part of a first specific example of a closed container according to the present invention.
FIGS. 2A and 2B are cross-sectional views showing an operation state of the first specific example illustrated in FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing a connected state of FIG. 1;
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of a lid in a closed container according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view separately showing the structure of a closed container according to a second embodiment of the present invention for easy understanding.
6 (a) and 6 (b) are cross-sectional views showing a state before and after the lid shown in FIG. 4 is coupled to a closed container, respectively.
FIG. 7 is a schematic perspective view showing the structure of a conventional typical closed container.
8 is a cross-sectional view of the conventional closed container taken along the line II of FIG. 7 and showing only the lid portion.
FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view showing a state where the lid of FIG. 8 is coupled to the container body.
[Explanation of symbols]
3 Connecting
Claims (7)
前記蓋(20)の上部に形成されて下部へ凹入するレバー溝(21);該レバー溝(21)に上下に回転可能に装着されるレバー(50);該レバー溝(21)に形成されて下部へ突出するボス(22)および該ボス(22)の内径に形成されて上下へ貫通する通気孔(23);前記レバー(50)の下部へ突出して通気孔(23)内に嵌められる突棒(51);該突棒(51)の外径に装着されて通気孔(23)を気密に密閉させるパッキング(60)をさらに備えることを特徴とする密閉容器。A container body (10) for containing the contents, a lid (20) covering the entrance of the container body (10) and having a coupling groove (3) on the entire edge thereof, and a container body attached to the lid (20) A packing material (30) for hermetically sealing the inlet of (10), locking projections (11) protruding on both sides of the container body 10), and locking projections (11) rotatably installed on both sides of the lid (20). A) a closed container comprising a handle (40) detachably fixed to
A lever groove (21) formed at an upper part of the lid (20) and recessed into a lower part; a lever (50) rotatably mounted on the lever groove (21) so as to be vertically movable; formed in the lever groove (21). A boss (22) projected downward and a vent hole (23) formed in the inner diameter of the boss (22) and penetrating up and down; projecting to a lower portion of the lever (50) and fitted in the vent hole (23). Protruding rod (51); a closed container further comprising a packing (60) mounted on an outer diameter of the protruding rod (51) to hermetically seal the ventilation hole (23).
前記蓋(20)の縁に形成された結合溝(3)の肉厚が,その一側辺の中心(9a)から両側末端(9b)へ行くほど漸次に厚くなるように形成されることを特徴とする密閉容器。A container body (10) for containing the contents, a lid (20) covering the entrance of the container body (10) and having a coupling groove (3) on the entire edge thereof, and a container body attached to the lid (20) A packing material (30) for hermetically sealing the inlet of (10), locking projections (11) protruding on both sides of the container body 10), and locking projections rotatably installed on both sides of the lid (20). In a closed container constituted by a handle (40) detachably fixed to 11),
The thickness of the coupling groove (3) formed at the edge of the lid (20) is gradually increased from the center (9a) of one side to the both ends (9b). A sealed container characterized by:
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