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JP2004198067A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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JP2004198067A
JP2004198067A JP2002369633A JP2002369633A JP2004198067A JP 2004198067 A JP2004198067 A JP 2004198067A JP 2002369633 A JP2002369633 A JP 2002369633A JP 2002369633 A JP2002369633 A JP 2002369633A JP 2004198067 A JP2004198067 A JP 2004198067A
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JP
Japan
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water
dew
open
heat exchanger
indoor unit
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Application number
JP2002369633A
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English (en)
Inventor
Mamoru Hamada
守 濱田
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】熱交換器の熱交換能力を向上させて筐体の小型化を図る一方、風量設定が大であっても除霜能力の低下防止が可能な室内機を提供する。
【解決手段】筐体2内に設ける熱交換器6を垂直部6aと、後方傾斜部6bと、水平部6cと、下方傾斜部6dとで構成することにより熱交換器6の高さを縮小するとともに熱交換器全体を大きくして熱交換能力を向上させ、水平部6cの下部に、開閉パネル8a、8bと、排水樋9a、9bとからなる結露水回収手段8を設ける。開閉パネル8a、8bは冷房時に閉じ、暖房時は破線で示す位置まで回動させて開放する。このような構成であれば、除霜時の風量が低下し風量設定が大であっても除霜能力の低下が防止され、暖房時は風量が増大し暖房能力が向上する。なお、排水樋9a、9bの水は図示されてない水路を介して熱交換器6の垂直部6aの下部に設けられた前部露受皿9に回収する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気調和機に係わり、詳しくは、筐体の小型化を図るとともに、熱交換器をより大きなものにして熱交換能力および熱交換率を向上させるようにした室内機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の室内機は、例えば、その筐体の前面及び上面に設けられた吸込口と、前面下部に設けられた吹出口とを結ぶ空気通路に、垂直部と、同垂直部の上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部と、同後方傾斜部の後端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部とからなる熱交換器と、同熱交換器で熱交換された空気を前記吹出口へ送出する送風ファンとを設け、前記垂直部の下部に前部露受皿を、前記下方傾斜部の下部に後部露受皿を設けるとともに後部露受皿の水を前部露受皿に導く水路を設けた構成であった。
【0003】
このような室内機においては、デザイン性に優れた形状が強く要求されるようになり、また同室内機を据えつける壁面のスペースの点からも、小型でスリムな形状が要求されている。これらの要求を満たすには熱交換器の熱交換能力を向上させ、その分前記筐体の小型化を図る必要があるが、熱交換能力を向上させるとなると熱交換器の大型化は避けられず、従来通りの構造では熱交換器が縦方向または横方向に拡大され、筐体に求められる小型化の要求が満たせなくなる。また、近年は省エネルギーのために室内機の大風量化が進み、その影響で除湿性能が低下するという新たな問題も生じている。
【0004】
上記の問題点を解消しようとした室内機としては(例えば、特許文献1参照)があるが、これでも要求を十分に満たせるものではなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開2001ー116347公報(第3ー4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、熱交換器全体の熱交換能力を向上させて筐体の小型化を図れるようにした空気調和機の室内機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、筐体の前面及び上面に設けられた吸込口と、前面下部に設けられた吹出口とを結ぶ空気通路に、垂直部と、同垂直部の上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部と、同後方傾斜部の上端を折曲して後方に略水平に延出させた水平部と、同水平部の後端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部とからなる熱交換器と、前記水平部の下部に位置し前記水平部の結露水を回収する結露水回収手段と、前記熱交換器で熱交換された空気を前記吹出口へ送出する送風ファンとを設け、前記垂直部の下部に前部露受皿を、前記下方傾斜部の下部に後部露受皿を設けるとともに、同後部露受皿の水を前部露受皿に導く水路を設けてなる構成とする。
【0008】
なお、前記結露水回収手段が、端部同士を前記水平部の中央直下で重合させ、前後に傾斜させた屋根状の一組の開閉パネルと、同開閉パネルの下部前後に設けられた排水樋と、これら両排水樋の水を前記前部露受皿に直接又は間接的に導く水路とからなり、前記開閉パネルを冷房運転時に閉じるようにしてなる構成とする。
【0009】
または、前記結露水回収手段が、前記水平部の下部前後間に逆八の字状に設けられた一対の開閉パネル又は固定パネルと、これら開閉パネル又は固定パネルから流下する水を回収する排水樋と、同排水樋の水を前記前部露受皿に直接又は間接的に導く水路とからなり、前記開閉パネルを冷房運転時に閉じるようにしてなる構成とする。
【0010】
または、前記結露水回収手段が、低部左右間に排水孔を有する中部露受皿と、同中部露受皿から流下する水を回収する排水樋と、同排水樋の水を前記前部露受皿に直接又は間接的に導く水路とからなる構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態を示す室内機の側断面図、図2は同第1の実施の形態を示す要部斜視図、図3は本発明の第2の実施の形態を示す室内機の側断面図、図4は本発明の第3の実施の形態を示す要部斜視図である。
【0012】
図において、1は空気調和機の室内機で、同室内機1の筐体2は上面に吸込口2bを設けたベース2aと、同ベース2aの前面に装着され前面に開口部3aを設け、前面下部に吹出口5とを設けた前面パネル3と、同前面パネル3の前面に装着され吸込口4aを有する前面グリル4とで構成され、前記筐体2内の前記吸込口4aおよび2bと前記吹出口5とを結ぶ空気通路に垂直部6aと、同垂直部6aの上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部6bと、同後方傾斜部6bの上端を折曲して後方に略水平に延出させた水平部6cと、同水平部6cの後端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部6dとで構成される熱交換器6と、水平部6cの下部に位置させ同水平部6cの結露水を回収する結露水回収手段8と、熱交換器6により熱交換された空気を吹出口5へ送風する送風ファン7とを設け、前記垂直部6aの下部に前部露受皿9を、前記下方傾斜部6dの下部に後部露受皿10を設け、これら両者間に後部露受皿10の水を前部露受皿9に導く水路(図示省略)を設けた構成になっている。
【0013】
結露水回収手段8は、端部同士を前記水平部6cの中央直下で重合させ、前後に傾斜させた屋根状の一組の開閉パネル8a、8bと、同開閉パネル8a、8bの下部前後に設けられた排水樋9a、9bと、これら両排水樋9a、9bの水を前記前部露受皿9に直接又は間接的に導く図示されてない水路とからなり、前記開閉パネル8a、8bを冷房運転時に閉じるよう構成されている。
【0014】
このような構成であれば、熱交換器6がより大きなものとなり、熱交換量が増大し、冷房時は開閉パネル8a、8bが閉じることにより水平部6cを通過する風量が減少するため、風量設定が「強」であっても除湿性能の低下が抑えられ、また、冷房運転が終了し所定時間が経過すると開閉パネル8a、8bは破線で示す位置まで回動するようになっているので例えば暖房運転においては特に水平部6cを通過する風量が増大し、暖房能力を向上させることができる。
【0015】
次に、図3に示す第2の実施の形態について説明する。
先に説明した第1の実施の形態との違いは水平部6cの下部に設けられた結露水回収手段8のみで、これは水平部6cの下部前後間に逆八の字状に設けられた一対の開閉パネル8cおよび8dと、これら開閉パネル8cおよび8dから流下する水を回収する排水樋9cと、同排水樋9cの水を前部露受皿9に直接又は間接的に導く図示されてない水路とからなり、開閉パネル8cおよび8dは冷房運転時に、破線で示された垂直方向から逆八の字状になるまで回動させ、水平部6cから落ちる結露水を排水樋9cに回収するようになっている。
このような構成であれば、排水樋9cが一つだけで済むのでコストおよび組立の面で前者より有利となる。
【0016】
図4は、水平部6cの下部に設ける結露水回収手段の第3の実施の形態を示したもので、これは低部左右間に排水孔(開口部)11aを有する中部露受皿11と、同中部露受皿11から流下する水を回収する排水樋12とからなり、この排水樋12には同排水樋12の水を前記後部露受皿10に導く水路13が一体に形成された構成となっている。
このような構成であれば、可動部がないのでコストはより安価なるが暖房運転時の通気抵抗は前記第1および第2の実施の形態に比して多少大きくなる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したような構成による室内機であれば、筐体内部の熱交換器が垂直部と、同垂直部の上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部と、同後方傾斜部の上端を後方に折曲して略水平に延出させた水平部と、同水平部の後端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部とで構成されたことにより、熱交換器の高さが縮小されたにも係わらず熱交換器全体は大きくなり、熱交換能力が向上し、これにより筐体の小型化が図れる一方、水平部の下部に開閉パネルと排水樋とからなる結露水回収手段を設けたことにより水平部からの結露水の飛散が防止されるとともに、開閉パネルは冷房時に閉じられ、暖房時に開放されるようになっているので風量設定が大であっても除霜能力の低下防止および暖房能力の向上が図れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す室内機の側断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す要部斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す室内機の側断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 空気調和機の室内機
2 筐体
2a ベース
2b 吸込口
3 前面パネル
3a 開口部
4 前面グリル
4a 吸込口
5 吹出口
6 熱交換器
6a 垂直部
6b 後方傾斜部
6c 水平部
6d 下方傾斜部
7 送風ファン
8 結露水回収手段
8a 開閉パネル
8b 開閉パネル
8c 開閉パネル
8d 開閉パネル
9 前部露受皿
9a 排水樋
9b 排水樋
9c 排水樋
10 後部露受皿
11 中部露受皿
11a 排水孔(開口部)
12 排水樋
12a 水路

Claims (4)

  1. 筐体の前面及び上面に設けられた吸込口と、前面下部に設けられた吹出口とを結ぶ空気通路に、垂直部と、同垂直部の上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部と、同後方傾斜部の上端を折曲して後方に略水平に延出させた水平部と、同水平部の後端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部とからなる熱交換器と、前記水平部の下部に位置し前記水平部の結露水を回収する結露水回収手段と、前記熱交換器で熱交換された空気を前記吹出口へ送出する送風ファンとを設け、前記垂直部の下部に前部露受皿を、前記下方傾斜部の下部に後部露受皿を設けるとともに、同後部露受皿の水を前部露受皿に導く水路を設けてなることを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記結露水回収手段が、端部同士を前記水平部の中央直下で重合させ、前後に傾斜させた屋根状の一組の開閉パネルと、同開閉パネルの下部前後に設けられた排水樋と、これら両排水樋の水を前記前部露受皿に直接又は間接的に導く水路とからなり、前記開閉パネルを冷房運転時に閉じるようにしてなる請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記結露水回収手段が、前記水平部の下部前後間に逆八の字状に設けられた一対の開閉パネル又は固定パネルと、これら開閉パネル又は固定パネルから流下する水を回収する排水樋と、同排水樋の水を前記前部露受皿に直接又は間接的に導く水路とからなり、前記開閉パネルを冷房運転時に閉じるようにしてなる請求項1記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記結露水回収手段が、低部左右間に排水孔を有する中部露受皿と、同中部露受皿から流下する水を回収する排水樋と、同排水樋の水を前記前部露受皿に直接又は間接的に導く水路とからなる請求項1記載の空気調和機の室内機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010038440A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Panasonic Corp 空気調和機
CN108253609A (zh) * 2018-03-20 2018-07-06 广东美的制冷设备有限公司 接水盘和空调

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