JP2004196111A - 車両用空調装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】温度調節に関し左右独立制御が可能な車両用空調装置で、エアミックスダンパの開度を決める目標吹出温度を算出するのに必要な計算用温度設定値について、Dr側とPa側とで各乗員の好みを反映した温度設定マップを記憶させ、手動設定により設定温度を切り替えた場合にはその切替を学習して、温度設定マップを変更し記憶し直すことにより、Dr側、Pa側毎に各乗員の好みを反映した温度設定マップを記憶することができる。これによって各乗員の好みに応じてDr側、Pa側毎に、エアミックスダンパの開度を調節して温度調節を行うことができる。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗員の好みを反映した自動制御が可能な車両用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両用空調装置では乗員の好みを学習し、その学習の結果を記憶して、空調手段の制御特性として用いることが行われている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−140689号公報(第3―6頁、図2、図3、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記文献に記載の発明はドライバーなどの、特定の乗員の好みだけを学習するものである。その一方で、乗員の空調に対する好みは異なるため、複数の乗員が乗り合わせても乗員毎に好みを学習でき、その学習結果に基づいて空調手段の制御特性を変更して制御状態を自動制御できるのが好ましい。
【0005】
【発明の目的】
本発明の目的は、複数の乗員が乗り合わせても乗員毎の空調に対する好みを学習でき、その学習結果に基づいて空調手段の制御特性を変更して制御状態を自動制御できる車両用空調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の発明は、乗員毎の空調手段の制御特性を記憶する記憶手段と、記憶手段によって記憶された乗員毎の空調手段の制御特性に基づいて、空調手段の制御状態を自動制御する自動制御手段と、空調手段の制御状態を、乗員毎に手動設定することができる手動設定手段と、乗員を識別する乗員識別手段と、手動設定手段における設定状態の切替を学習し、学習の結果に基づいて記憶手段に記憶されている乗員毎の空調手段の制御特性を変更し記憶させる特性変更手段とを備えている。
これにより、各乗員の好みを反映した制御特性を記憶することができ、各乗員の好みに応じた車室内の空調を行うことができる。
【0007】
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の発明によれば、乗員識別手段は識別された乗員の乗車位置を識別することができ、記憶手段は識別された乗員の乗車位置毎に空調手段の制御特性を記憶することができ、特性変更手段は識別された乗員の乗車位置毎に空調手段の制御特性を変更し記憶させることができる。
これにより請求項1の効果に加えて、乗車位置毎に各乗員の好みを反映した制御特性を記憶することができ、乗車位置毎に各乗員の好みに応じた空調を行うことができる。
【0008】
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の発明によれば、乗員識別手段はパーソナルキーであることを特徴とする。これにより、パーソナルキーを用いることで請求項1または請求項2と同様の効果が得られる。
【0009】
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載の発明によれば、乗員識別手段は乗員の個人情報であることを特徴とする。これにより、乗員の個人情報を用いることで請求項1または請求項2と同様の効果が得られる。
【0010】
〔請求項5の手段〕
請求項5に記載の発明によれば、乗員識別手段は携帯電話であることを特徴とする。これにより、携帯電話を用いることで請求項1または請求項2と同様の効果が得られる。
【0011】
〔請求項6の手段〕
請求項6に記載の発明によれば、空調手段は室外空気を導入する外気導入モードと室内空気を循環する内気循環モードとを切り替える内外気切替手段であることを特徴とする。
これにより、乗車位置毎に各乗員の好みを反映した内外気切替手段の制御特性を記憶することができ、乗車位置毎に各乗員の好みに応じた内気循環モードと外気導入モードとの切替を行うことができる。
【0012】
〔請求項7の手段〕
請求項7に記載の発明によれば、空調手段はダクト内への風量を調節する風量調節手段であることを特徴とする。
これにより、乗車位置毎に各乗員の好みを反映した風量調節手段の制御特性を記憶することができ、乗車位置毎に各乗員の好みに応じた風量調節を行うことができる。
【0013】
〔請求項8の手段〕
請求項8に記載の発明によれば、空調手段はダクト内に導入された室外空気または室内空気を冷却し、除湿する冷却除湿手段であることを特徴とする。
これにより、乗車位置毎に各乗員の好みを反映した冷却除湿手段の制御特性を記憶することができ、乗車位置毎に各乗員の好みに応じた冷却除湿を行うことができる。
【0014】
〔請求項9の手段〕
請求項9に記載の発明によれば、空調手段はダクト内に導入された室外空気または室内空気を加熱して温度を調節する温度調節手段であることを特徴とする。
これにより、乗車位置毎に各乗員の好みを反映した温度調節手段の制御特性を記憶することができ、乗車位置毎に各乗員の好みに応じた温度調節を行うことができる。
【0015】
〔請求項10の手段〕
請求項10に記載の発明によれば、空調手段はダクト内に導入された室外空気または室内空気の吹出モードを切り替える吹出モード切替手段であることを特徴とする。
これにより、乗車位置毎に各乗員の好みを反映した吹出モード切替手段の制御特性を記憶することができ、乗車位置毎に各乗員の好みに応じた吹出モードの切替を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態の構成〕
本発明の第1実施形態の構成を図1ないし図3に基づいて説明する。第1実施形態にかかる車両用空調装置1は、エンジンを搭載する自動車等の車両の車室内を空調する空調ユニット2における各空調手段(アクチュエータ)を空調制御装置(以降、ECUと呼ぶ)3によって制御するように構成されている。空調ユニット2は、車両右座席側(ドライバー側:以降、Dr側と呼ぶ)空調ゾーン11Aと車両左座席側(パッセンジャー側:以降、Pa側と呼ぶ)空調ゾーン11Bとの温度設定を互いに独立して行うことが可能な左右独立型の空調ユニットである。またECU3は、乗員およびその乗員の乗車位置(Dr側またはPa側)を識別して、その乗員のその乗車位置における温度設定状態を学習し、その学習結果に基づいて温度に関する空調手段の制御状態を自動制御することが可能な学習機能付きの空調制御装置である。
【0017】
空調ユニット2は車室内に向けて空気を送る空気通路をなすダクト21を備える。ダクト21の上流部には内外気切替手段4が備えられている。内外気切替手段4は、車室内と連通して車室内空気(内気)を導入する内気導入口41と、車室外と連通して車室外空気(外気)を導入する外気導入口42と、ダクト21内に導入される空気を内気または外気に切り替える内外気切替ダンパ43とを備える。内外気切替ダンパ43を駆動するサーボモータなどの内外気切替用アクチュエータ44は、後述するECU3によって制御される。
【0018】
内外気切替手段4の下流には風量調節手段としての送風機5が接続されている。送風機5は、ファン51と、ファン51を収容するファンケース52と、印加電圧に応じてファン51を回転駆動し内気または外気をダクト21を介して車室内へ送風するブロワモータ53とからなる。ブロワモータ53はブロワ駆動回路54に印加される電圧(ブロワ電圧)に応じて回転数が変わり、内気または外気の風量を調節することができる。ブロワ電圧は後述するECU3によって制御される。
【0019】
送風機5の下流であってダクト21の中央部には、冷却除湿手段としてのエバポレータ(冷却用熱交換器)22が、ダクト21の全面に亙って設けられている。エバポレータ22は、いわゆる冷凍サイクル(図示せず)の冷媒蒸発器であり、冷凍サイクルの作動に応じ、送風機5によって送風された空気を冷却かつ除湿する。冷凍サイクルはエバポレータ22以外に、いずれも図示しないコンプレッサ(冷媒圧縮機)、コンデンサ(冷媒凝縮器)、エキスパンジョンバルブ(冷媒膨張弁)などを備えた周知のものである。冷凍サイクルの起動は、コンプレッサの電磁クラッチ(図示せず)への通電によりエンジンの回転力がコンプレッサに伝達されることによって開始される。
【0020】
エバポレータ22の下流側は、Dr側空調ゾーン11Aへ向けて空気を吹き出すための第1空気通路23Aと、Pa側空調ゾーン11Bへ向けて空気を吹き出すための第2空気通路23Bとに仕壁24で分けられている。
仕壁24の上流部には、エバポレータ22で冷却除湿された空気を加熱して温度を調節する温度調節手段6が備えられている。温度調節手段6には、エンジン冷却水を熱源として第1空気通路23Aおよび第2空気通路23Bを通過する空気を加熱するヒータコア(加熱用熱交換器)61が、仕壁24を貫通して設けられている。
【0021】
第1空気通路23Aの上流には、ヒータコア61を迂回する第1バイパス通路25Aが設けられ、ヒータコア61を通過する空気量と第1バイパス通路25Aを通過する空気量との割合が第1エアミックスダンパ62Aによって調節される。第1エアミックスダンパ62Aは温度調節手段6の構成要素であり、ヒータコア61を通過する空気量と第1バイパス通路25Aを通過する空気量との割合を変化させることによって、第1空気通路23AからDr側空調ゾーン11Aへ向けて吹き出される空気の温度を調節する。
第1エアミックスダンパ62Aを駆動するサーボモータなどの第1温調用アクチュエータ63Aは、後述するECU3によって通電制御される。
【0022】
第2空気通路23Bの上流にも、ヒータコア61を迂回する第2バイパス通路25Bが設けられ、ヒータコア61を通過する通過する空気量と第2バイパス通路25Bを通過する空気量との割合が第2エアミックスダンパ62Bによって調節される。第2エアミックスダンパ62Bも温度調節手段6の構成要素であり、ヒータコア61を通過する空気量と第2バイパス通路25Bを通過する空気量との割合を変化させることによって、第2空気通路23BからPa側空調ゾーン11Bへ向けて吹き出される空気の温度を調節する。
第2エアミックスダンパ62Bを駆動するサーボモータなどの第2温調用アクチュエータ63Bも、後述するECU3によって通電制御される。
【0023】
第1空気通路23Aの下流側には、第1空気通路23Aを通過した空気を、Dr側空調ゾーン11Aへの各吹出口へ導くための吹出通路が設けられている。吹出通路は、室内前部よりドライバーの頭胸部へ向けて主に冷風を吹き出すための第1フェイス吹出通路26Aと、ドライバーの足元へ向けて主に温風を吹き出すための第1フット吹出通路27Aと窓ガラスへ向けて主に温風を吹き出すデフロスタ吹出通路28(以降、デフロスタをデフと呼ぶ)とからなる。
【0024】
第1フェイス吹出通路26A、第1フット吹出通路27Aおよびデフ吹出通路28には、吹出モードを後記する目標吹出温度に応じて切り替えるための吹出モード切替手段7として、それぞれ第1フェイスダンパ71A、第1フットダンパ72Aおよびデフダンパ73が設けられている。
第1フェイス吹出通路26Aの下流端には、第1フェイスダンパ71Aを介して、室内前部の中央よりドライバーの頭胸部へ向けて主に冷風を吹き出す第1センタフェイス吹出口74Aと、室内前部の脇部よりドライバーの頭胸部へ向けて主に冷風を吹き出す第1サイドフェイス吹出口75Aとが設けられ、吹出モード切替手段7の構成要素をなしている。同様に、第1フット吹出通路27Aの下流端には第1フットダンパ72Aを介してドライバーの足元へ向けて主に温風を吹き出す第1フット吹出口76Aが、デフ吹出通路28の下流端にはデフダンパ73を介して窓ガラスへ向けて主に温風を吹き出すデフ吹出口77が設けられ、吹出モード切替手段7の構成要素をなしている。
【0025】
第1フェイスダンパ71A、第1フットダンパ72Aを駆動するサーボモータなどの第1モード切替アクチュエータ78A、デフダンパ73を駆動するサーボモータなどのデフ用アクチュエータ79、は、後述するECU3によって通電制御される。なお、第1センタフェイス吹出口74A、第1サイドフェイス吹出口75Aにはドライバーの好みに応じて手動で風量を調節できるルーバが設けられている。
【0026】
第2空気通路23Bの下流側には、第2空気通路23Bを通過した空気を、Pa側空調ゾーン11Bへの各吹出口へ導くための吹出通路が設けられている。吹出通路は、室内前部よりパッセンジャーの頭胸部へ向けて主に冷風を吹き出すための第2フェイス吹出通路26Bと、パッセンジャーの足元へ向けて主に温風を吹き出すための第2フット吹出通路27Bとからなる。
【0027】
第2フェイス吹出通路26Bおよび第2フット吹出通路27Bには、吹出モードを後記する目標吹出温度に応じて切り替えるための吹出モード切替手段7として、それぞれ第2フェイスダンパ71Bおよび第2フットダンパ72Bが設けられている。
第2フェイス吹出通路26Bの下流端には、第2フェイスダンパ71Bを介して、室内前部の中央よりパッセンジャーの頭胸部へ向けて主に冷風を吹き出す第2センタフェイス吹出口74Bと、室内前部の脇部よりパッセンジャーの頭胸部へ向けて主に冷風を吹き出す第2サイドフェイス吹出口75Bとが設けられ、吹出モード切替手段7の構成要素をなしている。同様に、第2フット吹出通路27Bの下流端には第2フットダンパ72Bを介してパッセンジャーの足元へ向けて主に温風を吹き出す第2フット吹出口76Bが設けられ、吹出モード切替手段7の構成要素をなしている。
【0028】
第2フェイスダンパ71B、第2フットダンパ72Bを駆動する第2モード切替アクチュエータ78Bは、後述するECU3によって制御される。なお、第2センタフェイス吹出口74B、第2サイドフェイス吹出口75Bにはドライバーの好みに応じて手動で風量を調節できるルーバが設けられている。
【0029】
ECU3は各種の入力信号とインプットされたプログラムによって、内外気切替ダンパ43を駆動する内外気切替用アクチュエータ44、ブロワ駆動回路54を介して印加されるブロワ電圧に応じて送風機5のファン51を回転駆動するブロワモータ53、第1エアミックスダンパ62Aを駆動する第1温調用アクチュエータ63A、第2エアミックスダンパ62Bを駆動する第2温調用アクチュエータ63B、第1フェイスダンパ71A、第1フットダンパ72Bを駆動する第1モード切替アクチュエータ78A、デフダンパ73を駆動するデフ用アクチュエータ79、第2フェイスダンパ71B、第2フットダンパ72Bを駆動する第2モード切替アクチュエータ78Bなど、車両用空調装置1を作動させるための電子機能部品を作動させて、これらの空調手段の制御状態を自動制御する。
【0030】
ECU3は入力信号として、種々の空調手段の制御状態を表示し、かつ手動設定する操作パネル8、乗員識別手段として乗員およびその乗員の乗車位置を検出するCCDカメラ9、車室内空気の温度(以下、内気温度という)Tr を検出する内気センサ31、車室外空気の温度(以下、外気温度という)Tamを検出する外気センサ32、車室内に照射される日射量(日射強度)Ts を検出する日射センサ33、エバポレータ22を通過した直後の空気温度(以下、エバ後温度という)Te を検出するエバ後温度センサ34、ヒータコア61を通過した空気の温度を検出するとともにヒータコア61に供給される冷却水の温度(以下、冷却水温度)Tw を検出する水温センサ35などからの信号が入力される。
内気センサ31は、Dr側にのみ設けて、Pa側の内気温度は内気センサ31の検出値と、後記するDr側の第1設定温度Tset1と後記するPa側の第2設定温度Tset2との差から演算で求めてもよく、Dr側とPa側との両方に設けて、各々独立に検出してもよい。
【0031】
操作パネル8は図3に示すごとく、種々の空調手段の制御状態を表示する液晶表示装置(液晶ディスプレイ)81と、表示された空調手段の制御状態を手動設定する手動設定手段(切替スイッチ)とを有する。切替スイッチには、Dr側空調ゾーン11Aの温度を乗員(Dr)が希望する温度(第1設定温度)Tset1に段階的に切り替えることができる第1温度切替スイッチ82A、Pa側空調ゾーン11Bの温度を乗員(Pa)が希望する温度(第2設定温度)Tset2に段階的に切り替えることができる第2温度切替スイッチ82B、吹出モードをフェイスモード、バイレベルモード、フットモードまたはフット/デフモードのいずれかに切り替えることができる吹出モード切替スイッチ83、送風機5の風量(ブロワ風量)に相当するブロワモータ53に印加するブロワ電圧を段階的に切り替えることができるブロワ風量切替スイッチ84が含まれる。
【0032】
液晶ディスプレイ81は、第1設定温度(Tset1)を表示する第1設定温度表示部分、第2設定温度(Tset2)を表示する第2設定温度表示部分、現在の吹出モードを表示する吹出モード表示部分、現在のブロワ風量を表示するブロワ風量表示部分を有している。
さらに操作パネル8には、内外気モードを内気循環モードと外気導入モードとの間で切り替えることができる内外気切替スイッチ85、フロントガラスのくもり除去を強化するためデフ吹出口77のみから吹き出させるデフモードに切り替えるデフモード切替スイッチ86、冷凍サイクルの作動と停止、すなわち電磁クラッチへのオン/オフを切り替えることができるエアコンスイッチ87、上述の各空調手段の制御状態を所定の制御プログラム(自動制御手段)に基づいて自動制御する状態に切り替えるオートスイッチ88、および車両用空調装置1の停止指令を入力するオフスイッチ89が含まれる。内外気切替スイッチ85、デフモード切替スイッチ86、エアコンスイッチ87、オートスイッチ88には各制御状態または各モードが選択されたときに点灯する表示器が備えられている。
【0033】
CCDカメラ9は、車室内の各乗車席が視野に入るようにルームミラー(図示せず)の近傍に搭載されており、CCDカメラ9で写された画像から乗員を識別することができる公知の識別手段である。さらにCCDカメラ9は、CCDカメラ9で写された画像における乗員の位置から、識別された乗員の乗車位置をも識別することができる。
【0034】
また、ECU3は周知の中央演算処理装置(CPU)36、ROM37、スタンバイRAM38等を備える。CPU36は、本発明の自動制御手段、乗員識別手段、特性変更手段であって、入力された入力信号等をROM37に記憶された制御プログラムに基づいて演算処理を行う。ROM37は、イグニッションスイッチ(図示せず)がオフであっても記憶が消滅しないメモリであり、後記する目標吹出温度および第1、第2エアミックスダンパ62A、62Bの目標開度の演算式、内外気モード制御マップ、吹出モード制御マップ、コンプレッサ制御マップ、ブロワ電圧制御マップ、図4および図5に示した制御プログラムなどを記憶保持している。
【0035】
スタンバイRAM38は、本発明の記憶手段であってイグニッションスイッチがオフの場合にも、乗員の好みを学習した制御特性(本実施形態では後記する温度設定マップ)を記憶(バックアップ)するものであり、乗員の乗車位置毎に記憶保持する。なお、スタンバイRAM38はイグニッションスイッチがオフの場合には、イグニッションスイッチを介さずにバッテリ(図示せず)から直接電力の供給を受ける。また、バッテリが自動車から外されている場合でも、短時間であればECU3に電力が供給されるようにバックアップ用電源(図示せず)が設けられている。
【0036】
〔第1実施形態の制御方法〕
次に本発明の第1実施形態の制御方法を図4ないし図8に基づいて説明する。
イグニッションスイッチがオンされ、さらにオートスイッチ88がオンされるとECU3に電力が供給され図4および図5に示す制御プログラムが開始される。
まずStep100で、スタンバイRAM38に読み込まれていた情報の一部を初期化する。例えば、どの乗車席にどの乗員が座っていたかなどについて読み込まれていた情報をクリアする。
【0037】
次にStep200で、操作パネル8の第1温度切替スイッチ82A、第2温度切替スイッチ82B、吹出モード切替スイッチ83、ブロワ風量切替スイッチ84、内外気切替スイッチ85、デフモード切替スイッチ86、エアコンスイッチ87およびオートスイッチ88の設定値または設定モードと、内気センサ31で検出された内気温度Tr と、外気センサ32で検出された外気温度Tamと、日射センサ33で検出された日射強度Ts と、エバ後温度センサ34で検出されたエバ後温度Te と、水温センサ35で検出された冷却水温度Tw とをスタンバイRAM38に読み込む。
【0038】
次にStep300で、図5の制御特性学習算出サブルーチンに従って、Dr側空調ゾーン11Aの目標吹出温度(第1目標吹出温度)TAO1 およびPa側空調ゾーン11Bの目標吹出温度(第2目標吹出温度)TAO2 を算出する。目標吹出温度算出サブルーチンは乗車位置毎に乗員を識別し、その乗員のその乗車位置(以後、座席と呼ぶ)における制御特性(本実施形態では温度設定マップ)に基づいて目標吹出温度を算出する学習機能付きの制御プログラムである。
ここで、温度設定マップとは図6に示すごとく、第1目標吹出温度(TAO1 )および第2目標吹出温度(TAO2 )を算出する際に用いる第1計算用温度設定値(Tset1’)および第2計算用温度設定値(Tset2’)を、第1設定温度(Tset1)および第2設定温度(Tset2)から求めるためのマップであり、乗員毎、かつ乗車位置毎に作成される。
【0039】
まずStep301で、CCDカメラ9で検出された乗員およびその乗員の乗車位置に関する情報をスタンバイRAM38に読み込む。次にStep302で、検出された乗員がDr側、Pa側を通じて初めての乗員であるか否かの判別がなされる。
Dr側、Pa側を通じて初めての乗員である場合にはStep303で、図6の破線に示すごとく予め設定されていたオリジナルマップをROM37から読み出し、Step304で、その乗員のその座席での温度設定マップとしてスタンバイRAM38に記憶する。
【0040】
Dr側、Pa側を通じて初めての乗員でない場合にはStep305で、検出された乗員の座席にその乗員が初めて座った位置か否かの判別がなされる。
初めて座った位置であった場合にはStep306で、スタンバイRAM38に記憶されている他の座席での学習結果に基づく温度設定マップを読み出し、Step307で、その乗員のその座席での温度設定マップとしてスタンバイRAM38に記憶する。例えば、CCDカメラ9で検出された乗員XがDr側、Pa側を通じて初めての乗員ではなかったが、Pa側に座るのが初めてであった場合、乗員XのDr側での学習結果に基づく温度設定マップが読み出されて、乗員XのPa側での温度設定マップとして記憶される。
初めて座った位置でなかった場合、すなわち過去にもその座席に座ったことがあった場合にはStep308で、スタンバイRAM38に記憶されているその座席での学習結果に基づく温度設定マップを読み出す。
【0041】
続いてStep309で乗員が操作パネル8において手動設定したか否か、すなわち切替スイッチの操作を行ったか否か(本実施形態では、第1温度切替スイッチ82Aおよび第2温度切替スイッチ82Bが操作されたか否か)を確認する。
その結果、第1温度切替スイッチ82Aまたは第2温度切替スイッチ82Bの操作により第1設定温度(Tset1)または第2設定温度(Tset2)が切り替えられていた場合、Step310で第1設定温度(Tset1)または第2設定温度(Tset2)の切替を学習して、設定温度マップを書換え、スタンバイRAM38に記憶する。例えば、Dr側、Pa側を通じて初めての乗員YがDr側に座り、第1設定温度(Tset1)の切替を初めて行った場合(25℃から22℃へ切り替えたとする)、Step303でROM37から読み出されたオリジナルマップは図6の一点鎖線で示した温度設定マップ#1のごとく書換えられる。その後さらに乗員YがDr側において、第1設定温度(Tset1)の切替を行った場合には(22℃から21℃へ切り替えたとする)、Step308でスタンバイRAM38から読み出された温度設定マップ#1は実線で示した温度設定マップ#2のごとく書換えられる。
【0042】
そしてStep311で、書換えられた温度設定マップを用いて第1設定温度(Tset1)または第2設定温度(Tset2)に基づき、第1計算用温度設定値(Tset1’)および第2計算用温度設定値(Tset2’)を求める。この第1計算用温度設定値(Tset1’)および第2計算用温度設定値(Tset2’)に基づいて、数式1および数式2により第1目標吹出温度(TAO1 )および第2目標吹出温度(TAO2 )を算出する。
【数1】
【数2】
【0043】
ここで、Kset は温度設定ゲイン、Kr は内気温ゲイン、Kamは外気温ゲイン、Ks は日射ゲインと呼ばれる係数であり、Cは補正定数である。また、Tr 、Tam、Ts はそれぞれ基本プログラムのStep200で取り込んだ内気温度、外気温度、日射強度である。
Step311の終了後、基本プログラムのStep400へ戻る。
【0044】
Step400では、サブルーチンプログラムで算出した第1目標吹出温度(TAO1 )および第2目標吹出温度(TAO2 )に基づいて、ブロワ電圧を算出する。具体的には、図7(a)に示すブロワ電圧制御マップから各々の目標吹出温度に対応した第1ブロワ電圧(V1 )、第2ブロワ電圧(V2 )を求め、それらを平均化することによってブロワ電圧(V)を算出する。
【0045】
次にStep500で、Dr側空調ゾーン11Aに吹き出される空気の吹出口、およびPa側空調ゾーン11Bに吹き出される空気の吹出口を決める。具体的には図8に示す吹出モード制御マップに従って、第1目標吹出温度(TAO1 )および第2目標吹出温度(TAO2 )に基づいてDr側空調ゾーン11AおよびPa側空調ゾーン11Bのそれぞれの吹出モードが決められる。
【0046】
次にStep600で、第1目標吹出温度(TAO1 )および第2目標吹出温度(TAO2 )に基づいて、第1エアミックスダンパ62Aおよび第2エアミックスダンパ62Bの目標開度(第1目標開度および第2目標開度)を算出する。第1目標開度(SW1 )および第2目標開度(SW2 )は第1目標吹出温度(TAO1 )および第2目標吹出温度(TAO2 )に基づいて、数式3および数式4により算出される。
【数3】
【数4】
【0047】
次にStep700で、決定されたブロワ電圧(V)となるようにブロワ駆動回路54に出力信号を送り、Step800で、決定された第1目標開度(SW1 )および第2目標開度(SW2 )となるようにアクチュエータ63A、63Bに出力信号を送り、Step900で、決定された吹出モードとなるようにアクチュエータ78A、78B、79に出力信号を送る。そして、Step1000で液晶ディスプレイ81に出力信号が送られた後、Step200の処理に戻る。
【0048】
なお、オートスイッチ88がオンされた状態(オート制御選択時)での内外気切替ダンパ43の制御状態は、第1目標吹出温度(TAO1 )および第2目標吹出温度(TAO2 )に基づいて、内外気モード制御マップ(図示せず)により決定され内外気切替用アクチュエータ44に出力信号が送られる。また、コンプレッサの制御状態(コンプレッサの電磁クラッチへのオン、オフ)は、エバ後温度(Te )に基づいて、コンプレッサ制御マップ(図示せず)により決定され電磁クラッチへ出力信号が送られる。
【0049】
〔第1実施形態の効果〕
以上のように、温度調節に関し左右独立制御が可能な車両用空調装置1では、第1、第2エアミックスダンパ62A、62Bの開度を決める目標吹出温度を算出するのに必要な計算用温度設定値について、Dr側とPa側とで各乗員の好みを反映した温度設定マップを記憶させ、手動設定により設定温度を切り替えた場合にはその切替を学習して、温度設定マップを変更し記憶し直すことにより、Dr側、Pa側毎に各乗員の好みを反映した温度設定マップを記憶することができる。これによって各乗員の好みに応じてDr側、Pa側毎に、第1、第2エアミックスダンパ62A、62Bの開度を調節して温度調節を行うことができる。
【0050】
〔第2実施形態の構成〕
本発明の第2実施形態では図9に示すごとく、車両前方座席側(前方と呼ぶ)を空調するための前方空調ユニット2aと車両後方座席側(後方と呼ぶ)を空調するための後方空調ユニット2bとを備える。
本実施形態の前方空調ユニット2aおよび後方空調ユニット2bは、前方空調ゾーン11aおよび後方空調ゾーン11bの温度設定に加えて、ブロワ風量の設定なども互いに独立して行うことが可能な前後独立型の空調ユニットである。また、ECU3は乗員およびその乗員の乗車位置(前方または後方)を識別して、その乗員のその乗車位置におけるブロワ風量の設定状態をも学習し、その学習結果に基づいて目標吹出温度に対するブロワ電圧を自動制御することができる。
【0051】
前方空調ユニット2aは、車室内の最前方に配置されており第1実施形態と同様の構成をなし、送風機5a、エバポレータ22a、ヒータコア61a、エアミックスダンパ62a、前方フェイス吹出通路26a、前方フット吹出通路27a、デフ吹出通路28、前方フェイスダンパ71a、前方フットダンパ72aおよびデフダンパ73などを備える。
一方、後方空調ユニット2bは、車室内の最後方に配置されており第1実施形態と同様の構成をなし、送風機5b、エバポレータ22b、ヒータコア61b、エアミックスダンパ62b、後方フェイス吹出通路26b、後方フット吹出通路27b、後方フェイスダンパ71b、後方フットダンパ72bなどを備える。
【0052】
〔第2実施形態の制御方法〕
第2実施形態の制御方法では、送風機5a、5bが前方および後方で独立に備わっているため、ブロワ電圧を前方または後方の乗員毎に設定することが可能である。以下にブロワ電圧についての学習機能について説明する。
まずCCDカメラ9で検出された前方の乗員が前方、後方を通じて初めての乗員Zである場合には、図7の(c)の実線に示すごとく予め設定されていたオリジナルマップをROM37から読み出し、ブロワ電圧設定マップとする。
そして初めてのブロワ風量の切替を行ったとする。このとき前方空調ゾーン11aの目標吹出温度(前方目標吹出温度)TAOa がT1 、前方空調ユニット2aのブロワ電圧Va の変化量がΔV1 であったとする。この場合、ブロワ電圧補正量ΔVと前方目標吹出温度TAOa の相関を示すブロワ電圧補正量マップは図7(b)に示すごとく書換えられる。
【0053】
すなわち、当初のオリジナルマップはΔV=±0で目標吹出温度の上限を示す点イと下限を示す点ロを結ぶ直線であったが、最初の切替後は破線で示すごとく、点ハ(TAOa =T1 、ΔV=ΔV1 )と点イおよび点ロを結ぶ#1になる。これに基づいてブロワ電圧制御マップも図7の(c)に示す破線♯1のように書換えられる。2回目のブロワ風量の切替ではブロワ電圧補正量マップが#1に基づいて同様の方法により書換えが行われ、さらに書換え後のブロワ電圧補正量マップに基づいてブロワ電圧制御マップ#1が書換えられる。3回目以降、同様の書換えが繰り返される。
なお、ブロワ電圧補正量マップおよびブロワ電圧制御マップの書換えは、後方空調ゾーン11bの目標吹出温度(後方目標吹出温度)TAOb および後方空調ユニット2bのブロワ電圧Vb に関しても同様に行われる。
【0054】
〔第2実施形態の効果〕
以上のように、送風機5a、5bが前方および後方で独立に備わっている前後独立型の車両用空調装置では、ブロワ風量を決めるブロワ電圧について、前方と後方とで各乗員の好みを反映したブロワ電圧制御マップを記憶させ、手動設定によりブロワ風量を切り替えた場合にはその切替を学習して、ブロワ電圧制御マップを変更し記憶し直すことにより、前方、後方毎に各乗員の好みを反映したブロワ電圧制御マップを記憶することができる。これによって各乗員の好みに応じて前方、後方毎に、ブロワ電圧を調節してブロワ風量調節を行うことができる。
【0055】
〔他の実施形態〕
第1実施形態では左右独立型の車両用空調装置についての適用を示したが、図10に示すごとく、第2空気通路23Bを後方へ導いて前後独立型として適用することもできる。さらに図11に示すごとく、前方空調ユニット2a、後方空調ユニット2bともにヒータコア61a、61bに仕切り壁24a、24bを設けて空気通路を2分割し、前方のDr側およびPa側、後方のDr側およびPa側について、それぞれエアミックスダンパ62Aa、62Ba、62Ab、62Bbを設け、4席独立で温度調節を行える場合には、乗員毎に4席各々の温度設定マップを作成し学習記憶させて自動制御することもできる。
さらに、第1実施形態および第2実施形態では空調手段として温度調節手段6と風量調節手段(送風機5)とを取り上げたが、内外気切替手段4、冷却除湿手段(エバポレータ22)、吹出モード切替手段7などについても独立して制御できるものであれば、各乗員の好みを乗車位置毎に学習して反映させた自動制御ができる。
【0056】
本実施形態では乗員識別手段としてCCDカメラ9を用いたが、パーソナルキー、携帯電話、PDAなど各乗員が個々に携帯できる端末などによって乗員を識別してもよく、シートポジション、体重、シートへの尻や背中の接触状況、ドア開閉の際の指紋などの乗員の個人情報によって乗員を識別してもよい。また、これらの各手段を複数準備しておき乗員に選択させることもできる。
また、本実施形態では記憶手段としてスタンバイRAM38を用いたが、EEPROM、EPROM、フラッシュ・メモリ等の不揮発性メモリや、DVD−ROM、CD−ROM、フレキシブル・ディスクのような他の記憶媒体を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の車両用空調装置の全体構成を示した構成図である。
【図2】第1実施形態の車両用空調装置と車室内の乗車位置を示す模式図である。
【図3】操作パネルを示す平面図である。
【図4】基本的な制御プログラムを示したフローチャートである。
【図5】各乗員の乗車位置毎の制御特性の学習を示したサブルーチンのフローチャートである。
【図6】設定温度と計算用温度設定値の関係を示した温度設定マップである。
【図7】(a)は目標吹出温度とブロワ電圧との関係を示したブロワ電圧制御マップで、(b)は目標吹出温度とブロワ電圧との関係を示したブロワ電圧補正量マップで、(c)は目標吹出温度とブロワ電圧との関係を示したブロワ電圧制御マップである。
【図8】目標吹出温度と吹出モードとの関係を示した吹出モード制御マップである。
【図9】第2実施形態の車両用空調装置と車室内の乗車位置を示す模式図である。
【図10】他の実施形態の車両用空調装置と車室内の乗車位置を示す模式図である。
【図11】他の実施形態の車両用空調装置と車室内の乗車位置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 車両用空調装置
2 空調ユニット
22 エバポレータ(冷却除湿手段)
3 空調制御装置(ECU)
36 CPU(自動制御手段、乗員識別手段、特性変更手段)
37 ROM
38 スタンバイRAM(記憶手段)
4 内外気切替手段
5 送風機(風量調節手段)
6 温度調節手段
61 ヒータコア(加熱用熱交換器)
62A 第1エアミックスダンパ
62B 第2エアミックスダンパ
7 吹出モード切替手段
8 操作パネル
9 CCDカメラ(乗員識別手段)
Claims (10)
- 車室内の複数の空調ゾーンを互いに独立して空調することができる空調手段と、
乗員毎の前記空調手段の制御特性を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段によって記憶された乗員毎の前記空調手段の制御特性に基づいて、前記空調手段の制御状態を自動制御する自動制御手段と、
前記空調手段の制御状態を、乗員毎に手動設定することができる手動設定手段と、
乗員を識別する乗員識別手段と、
前記手動設定手段における設定状態の切替を学習し、前記学習の結果に基づいて前記記憶手段に記憶されている乗員毎の前記空調手段の制御特性を変更し記憶させる特性変更手段とを備えた車両用空調装置。 - 請求項1に記載の車両用空調装置において、
前記乗員識別手段は識別された乗員の乗車位置を識別することができ、
前記記憶手段は前記識別された乗員の乗車位置毎に前記空調手段の制御特性を記憶することができ、
前記特性変更手段は前記識別された乗員の乗車位置毎に前記空調手段の制御特性を変更し記憶させることができることを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置において、前記乗員識別手段はパーソナルキーであることを特徴とする車両用空調装置。
- 請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置において、前記乗員識別手段は乗員の個人情報であることを特徴とする車両用空調装置。
- 請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置において、前記乗員識別手段は携帯電話であることを特徴とする車両用空調装置。
- 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の車両用空調装置において、前記空調手段は室外空気を導入する外気導入モードと室内空気を循環する内気循環モードとを切り替える内外気切替手段であることを特徴とする車両用空調装置。
- 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の車両用空調装置において、前記空調手段はダクト内への風量を調節する風量調節手段であることを特徴とする車両用空調装置。
- 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の車両用空調装置において、前記空調手段はダクト内に導入された室外空気または室内空気を冷却し、除湿する冷却除湿手段であることを特徴とする車両用空調装置。
- 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の車両用空調装置において、前記空調手段はダクト内に導入された室外空気または室内空気を加熱して温度を調節する温度調節手段であることを特徴とする車両用空調装置。
- 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の車両用空調装置において、前記空調手段はダクト内に導入された室外空気または室内空気の吹出モードを切り替える吹出モード切替手段であることを特徴とする車両用空調装置。
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