JP2004176605A - Rocker arm - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エンジンの動弁機構に組み込み、カムシャフトの回転を弁体(吸気弁及び排気弁)の往復運動に変換する為のロッカーアームの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
レシプロエンジン(往復ピストンエンジン)には、一部の2サイクルエンジンを除き、クランクシャフトの回転と同期して開閉する吸気弁及び排気弁を設けている。この様なレシプロエンジンでは、上記クランクシャフトの回転と同期して(4サイクルエンジンの場合には1/2の回転速度で)回転するカムシャフトの動きを、ロッカーアームにより、上記吸気弁及び排気弁に伝達し、これら吸気弁及び排気弁をそれぞれの軸方向に往復運動させる。
【0003】
この様なエンジンの動弁機構に組み込むロッカーアームとして従来一般的には、鋳造品(鋳鉄品或はアルミニウムダイキャスト品)を使用していた。これに対して近年、鋼板等の金属板にプレス加工を施す事により上記ロッカーアームを造る事が考えられ、一部で実施されている。この様な金属板製のロッカーアームを使用する理由は、鋳造品は重量が嵩んだり(鋳鉄品の場合)、或は十分に強度を確保する為には容積が嵩張る(アルミニウムダイキャスト品の場合)他、一般的にはロストワックス法により造る為、製造コストが嵩む為である。
【0004】
この様な事情で考えられた板金製のロッカーアームに関する従来技術として、特許文献1に記載されたものがある。図5〜11は、この特許文献1に記載された、ロッカーアームとその製造方法とに関する発明を表している。尚、このロッカーアームとその製造方法に就いては、上記特許文献1等に詳しく記載されており、従来から知られている為、ここでは簡単に説明する。この従来のロッカーアーム1は、図5に示す様に、互いにほぼ平行な1対の側壁部2、2と、これら両側壁部2、2の幅方向一端縁同士を連結する第一の連結部3及び第二の連結部4とを有する。又、これら両側壁部2、2の長さ方向中間部に1対の円孔5、5を、互いに同心に形成し、これら両円孔5、5に、カムと係合するローラを回転自在に支持する為の支持軸の両端部を支持自在としている。上記第一の連結部3及び第二の連結部4のうち、第一の連結部3は、弁体の基端部を突き当てる為の第一の係合部6を、第二の連結部4は、ラッシュアジャスタ等の揺動支持部材の先端部を突き当てる為の第二の係合部7を、それぞれ有している。尚、図示は省略するが、第二の連結部にねじ孔を形成し、このねじ孔部分にアジャストねじを螺着する構造も、特許文献2等に記載されて、従来から広く知られている。
【0005】
上述の様なロッカーアーム1を造る場合、先ず第一工程で、図6に示す様な形状を有する第一素板8を造る。続く第二工程で、この第一素板8の中央部に、図7(A)に示す様に透孔9を形成して、第二素板10とする。この第二素板10には、続く第三工程で、曲げ加工等を施して、図8に示す様な第一中間素材11とする。この第一中間素材11は、幅方向に関して左右1対の側壁部2、2と、これら両側壁部2、2の幅方向{図8(C)(D)の左右方向}端縁同士を連結する湾曲部12とから成る。そして、続く第四工程でこの湾曲部12に押圧加工を施し、図9に示す様な第二中間素材13とする。即ち、上記第四工程では、上記湾曲部12を平板状に加工すると共に厚さを増大させて、第一の連結部3及び第二の連結部4とする。更に、次の第五工程でこれら第一の連結部3及び第二の連結部4に塑性加工若しくは切削加工、更には必要とする研削加工を施し、図10に示す様に、上記第一の連結部3に第一の係合部6を、上記第二の連結部4に第二の係合部7を、それぞれ形成して、第三中間素材14とする。
【0006】
この様にして得られた第三中間素材14には、次の第六工程で、1対の側壁部2、2の中間部で互いに整合する位置に、それぞれ円孔5、5を、プレス加工、或は旋削加工により形成して、図5、11に示す様なロッカーアーム1として完成する。この様なロッカーアーム及びその製造方法は、ロッカーアームの強度や剛性の向上を図れるだけでなく、工数及び部品点数の削減により、コストの低減、精度の向上、設備の簡略化を図れる為、高品質のロッカーアームを低コストで実現できる。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−120411号公報
【特許文献2】
特開2001−59407号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したロッカーアーム1の第一の連結部3と第二の連結部4とは、互いにほぼ平行(同一平面上)に形成されているが、これら第一の連結部3と第二の連結部4とを互いに平行でない状態に形成する(同一平面上に位置させない)場合がある。即ち、エンジンの設計上の理由により、この第一の連結部3に備えた上記第一の係合部6と係合する吸気弁或は排気弁である弁体と、上記第二の連結部4に備えた上記第二の係合部7と係合するラッシュアジャスタ等の揺動支持部材とが、互いに平行でない状態で設置される場合がある。特に、上記弁体と揺動支持部材との成す角度が大きい場合、上記弁体に対して上記第一の係合部6を、上記揺動支持部材に対して上記第二の係合部7を、それぞれ確実に係合させる為には、上記第一の連結部3と第二の連結部4との、少なくとも上記第一の係合部6と第二の係合部7とがそれぞれ存在する部分を、互いに平行でない状態とする必要がある。
【0009】
この為に、上記第一、第二の連結部3、4のうちの一方の連結部の一部で上記第一の係合部6若しくは第二の係合部7が存在する部分を、この連結部の厚さ方向{図11(B)の上下方向}に折り曲げる事が考えられる。しかし、上述したロッカーアーム1の場合、上記第一の連結部3若しくは第二の連結部4の一部を厚さ方向に折り曲げるには、これら第一の連結部3若しくは第二の連結部4の一部だけでなく、これら第一の連結部3若しくは第二の連結部4の両側縁部に存在する両側壁部2、2の端部{図11(A)、(B)の右端部若しくは左端部}も、同時に折り曲げる必要がある。この様に、これら両側壁部2、2の端部を上記第一、第二の連結部3、4の厚さ方向に折り曲げる作業は、難しく手間がかかる他、これら両側壁部2、2の端部を折り曲げる作業の際に、これら両側壁部2、2の一部に亀裂等の損傷が発生する場合がある。
本発明のロッカーアームは、この様な事情に鑑みて、連結部の一部を折り曲げる作業を、容易に行なえる構造を実現すべく発明したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のロッカーアームは、従来構造と同様に、金属板に塑性加工を施す事により造られ、1対の側壁部と、連結部とを備える。
このうちの両側壁部は、互いに間隔をあけて設けられている。
又、上記連結部は、上記両側壁部の幅方向一端縁同士を連結するものであり、弁体若しくは揺動支持部材と係合する係合部を有している。
又、上記連結部の一部で、少なくとも上記係合部が存在する部分の両側縁部には、上記両側壁部が存在しない。
又、上記両側壁部の長さ方向片端部から延出した腕部の先端縁を上記連結部の一部に突き当て固定する事により、この連結部の剛性を確保する為の補強部とすると共に、これら連結部の幅方向両側縁と補強部との間に隙間を介在させている。
【0011】
【作用】
上述の様に構成される本発明のロッカーアームの場合には、連結部の一部で、少なくとも係合部が存在する部分の両側縁部には両側壁部が存在しない為、この連結部の一部を厚さ方向に折り曲げる作業が容易である。又、この連結部の剛性を確保すると共に、ロッカーアームの軽量化を図る事ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1〜2は、本発明の実施の形態の1例を示している。尚、本例の特徴は、第二の連結部4aの一部を折り曲げる作業を容易に行なう為に、この第二の連結部4aの一部の両側縁部に1対の側壁部2a、2aが存在しない構造とすると共に、この第二の連結部4aの剛性を確保する点にある。ロッカーアーム1aのその他の部分の構成は、前述の図5、11に示した従来構造の場合と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明は省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
【0013】
本例のロッカーアーム1aは、揺動支持部材であるラッシュアジャスタと係合する第二の係合部7が存在する、上記第二の連結部4aの中間部乃至先端部の両側縁部には、上記両側壁部2a、2aが存在しない。従って、これら両側壁部2a、2aの第二の連結部4a側の幅方向(図1の上下方向)一端縁部(図1の下端縁部)は、この第二の連結部4aの基端部(図1、2の右端部)のみで連結されている。
【0014】
又、本の場合には、上記第二の係合部7が存在する、上記第二の連結部4aの中間部乃至先端部を、この第二の連結部4aの厚さ方向片側(図1の下側)に折り曲げている。即ち、本例のロッカーアーム1aは、例えば、エンジンの設計上の理由により、第一の係合部6と係合する弁体と、上記ラッシュアジャスタとが互いに平行でない状態で設けられた構造で、特にこれら弁体とラッシュアジャスタとの成す角度が大きい構造に使用される。従って、上記第二の係合部7が存在する、上記第二の連結部4aの中間部乃至先端部を折り曲げる事により、この第二の係合部7が存在する部分と、第一の連結部3の一部で上記第一の係合部6が存在する部分とが互いに平行でない(同一平面上に位置しない)状態としている。尚、本例の場合には、上記第二の係合部7に揺動支持部材としてラッシュアジャスタを係合する例を示しているが、第二の連結部にねじ孔を形成し、このねじ孔部分にアジャストねじを螺着する構造に関しても、本発明を適用できる。
【0015】
又、上記両側壁部2a、2aの長さ方向(図1、2の左右方向)片端部(左端部)で幅方向他端縁(図1の上端縁)側から延出した腕部15、15の先端縁を上記第二の連結部4aの一部に突き当て固定する事により、この第二の連結部4aの剛性を確保する為の補強部16としている。尚、本例の場合、上記ラッシュアジャスタの先端部を揺動変位自在に突き当てる為に上記第二の連結部4aの片面(図1の下面)に、第二の係合部である球状凹部17を形成している。又、この球状凹部17の形成に伴い、この第二の連結部4aの他面(図1の上面)には球状凸部18を形成してる。更に、上記両側壁部2a、2aの長さ方向片端部を上記第二の係合部7に対し、この第二の係合部7の他面側に折り曲げ形成している。そして、上記両側壁部2a、2aの長さ方向片端部から延出した上記腕部15、15の先端縁を、上記第二の連結部4aの一部である、上記球状凸部18の一部に溶接固定する事により、上記補強部16を構成している。又、本例では、上記第二の連結部4aの幅方向(図2の上下方向)両側縁と補強部16との間に隙間19を介在させている。
【0016】
上述の様に構成される本例のロッカーアーム1aは次の様に形成される。先ず、前述した図6の様に、第一工程で第一素板8を形成する。続く第二工程で、図3に示す様に、この第一素板8の中央部に透孔9を形成する際に、上記ロッカーアーム1aの完成状態で上記各側壁部2a、2aとなる、1対の翼状部20の長さ方向(図3の左右方向)片端部(左端部)に、それぞれ切り欠き21を形成して、第二の裏板10aとする。即ち、上記各翼状部20の長さ方向片端縁から、上記第二の連結部4aの一部を折り曲げる起点となる鎖線αまでの部分を、これら各翼状部20の長さ方向片端部の外側縁部を残して除去する事により、上記各切り欠き21を形成する。この結果、上記第二素板10aを構成する基部22の、ロッカーアーム1aの第二の連結部4aとなる部分の中間部乃至先端部と、上記各翼状部20の長さ方向片端部とが、上記各切り欠き21により隔てられて、連続しない状態となる。尚、図3では、前述した図7の場合と異なり、第二工程で上記各翼状部20の長さ方向中央部に円孔5を形成している。
【0017】
次に、上記各切り欠き21を形成した上記第二素板10aに曲げ加工等を施す事により、図4に示す様な中間素材23を形成する。この中間素材23を形成する為に、上記各翼状部20を曲げ起こして1対の側壁部2a、2aとした時に、上記各切り欠き21により連続しなくなった部分が、上記第二の連結部4aの幅方向両側縁と補強部16との間に存在する上記隙間19となる。これに対して、上記各翼状部20の片端部で上記各切り欠き21を形成した残部である、これら各翼状部20の片端部外側縁部が、前記各腕部15、15となる。そして、前記第二の係合部7が存在する、上記中間素材23の第二の連結部4aの中間部乃至先端部を、図1に示す様に、この第二の連結部4の厚さ方向片側(図1、4の下側)に折り曲げる。
【0018】
上述の様に、第二の連結部4aの一部を折り曲げたならば、上記各腕部15、15の先端部を前記球状凸部18の一部に溶接固定して、前記補強部16を形成する。即ち、図2に示す様に、上記各腕部15、15の中間部を上記球状凸部18側に折り曲げる事により、これら各腕部15、15の先端部をこの球状凸部18を挟持する様に突き当てる。そして、これら各腕部15、15の先端部とこの球状凸部18との当接部を溶接する。この結果、図1、2に示す様なロッカーアーム1aを得る事ができる。
【0019】
上述の様に構成される本発明のロッカーアーム1aの場合には、上記第二の連結部4aの一部(中間部乃至先端部)で、上記第二の係合部7が存在する部分の両側縁部には上記両側壁部2a、2aが存在しない為、この第二の連結部4aの一部を厚さ方向片側に折り曲げる作業が容易である。即ち、前述の図5、11に示した従来構造のロッカーアーム1の場合、第二の連結部4の一部で第二の係合部7が存在する部分の両側縁部に両側壁部2、2が存在する為、この第二の連結部4の一部を厚さ方向に折り曲げる際にこれら両側壁部2、2も折り曲げる必要がある。これに対して本例の場合、上記第二の連結部4aの一部で第二の係合部7が存在する部分の両側縁部に両側壁部2a、2aが存在しない為、この第二の連結部4aの一部を厚さ方向に折り曲げる際にこれら両側壁部2a、2aを折り曲げる必要がない。従って、上記第二の連結部4aの一部を折り曲げる作業が容易である。
【0020】
又、本例の様に、第二の連結部4aの中間部乃至先端部の両側縁部に上記両側壁部2a、2aが存在しない構造とした場合、この第二の連結部4aの剛性が低くなる。従って、このままでは、使用時に前記ラッシュアジャスタとの係合により上記第二の係合部7に作用する応力により上記第二の連結部4aが変形する。この為、本例では、上記補強部16を設けてこの第二の連結部4aの剛性を確保している。
【0021】
更に、本例の場合、上記第二の連結部4aの幅方向両側縁と上記補強部16との間に上記隙間19を介在させている為、上記ロッカーアーム1aの軽量化を図る事ができる。この様にロッカーアーム1aの軽量化を図る事は、このロッカーアーム1aを高速で揺動させる為には好ましい。即ち、ロッカーアーム1aをエンジンに組み込んで使用する場合、このロッカーアーム1aを揺動させて吸気弁或は排気弁である弁体の開閉を行なう。このロッカーアーム1aはクランクシャフトの回転と同期して回転するカムシャフトにより揺動する。従って、このロッカーアーム1aはエンジンの回転数の上昇に伴い高速で揺動する。この為、このロッカーアーム1aを軽量化して慣性質量を小くすれば、このロッカーアーム1aを高速で揺動させ易くなる。
【0022】
尚、本例では、上記第二の連結部4a側の両側壁部2a、2aが存在しない場合に就いて説明したが、本発明は、吸気弁或は排気弁である弁体と係合する第一の係合部6を有する第一の連結部3側の両側壁部2a、2aが存在しない構造としても良い。この様な構造は、上述した本例の構造と比べて、ロッカーアームを高速で揺動させ易くなる。即ち、ロッカーアームの使用時は、第二の連結部に形成した第二の係合部とラッシュアジャスタ等の揺動支持部材との係合部分を揺動中心として、上記ロッカーアームが揺動する。従って、この揺動中心から離れた上記第一の連結部3側が軽量化されれば、上記ロッカーアームをより高速で揺動させ易くなる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上に述べた通り構成され作用するので、ロッカーアームの連結部の一部を折り曲げる作業を容易にできると共に、この連結部の剛性を確保できる構造を実現できる。又、ロッカーアームの軽量化にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す、図2のA−A断面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】本発明のロッカーアームを得る為の第二素板を示す部分平面図。
【図4】同じく中間素材を示す、図1と同様の図。
【図5】従来から知られているロッカーアームの斜視図。
【図6】従来から知られているロッカーアームの製造方法の第一工程により得られる第一素板を示しており、(A)は平面図、(B)は(A)のa−a断面図、(C)は(A)のb−b断面図、(D)は(A)のc−c断面図。
【図7】同第二工程により得られる第二素板を示しており、(A)は平面図、(B)は(A)のa−a断面図、(C)は(A)のb−b断面図、(D)は(A)のc−c断面図。
【図8】同第三工程により得られる第一中間素材を示しており、(A)は平面図、(B)は(A)のa−a断面図、(C)は(A)のb−b断面図、(D)は(A)のc−c断面図。
【図9】同第四工程により得られる第二中間素材を示しており、(A)は平面図、(B)は(A)のa−a断面図、(C)は(A)のb−b断面図、(D)は(A)のc−c断面図。
【図10】同第五工程により造られる第三中間素材を示しており、(A)は平面図、(B)は(A)のa−a断面図、(C)は(A)のb−b断面図、(D)は(A)のc−c断面図。
【図11】同第六工程を経て完成したロッカーアームを示しており、(A)は平面図、(B)は(A)のa−a断面図、(C)は(A)のb−b断面図、(D)は(A)のc−c断面図。
【符号の説明】
1、1a ロッカーアーム
2、2a 側壁部
3 第一の連結部
4、4a 第二の連結部
5 円孔
6 第一の係合部
7 第二の係合部
8 第一素板
9 透孔
10、10a 第二素板
11 第一中間素材
12 湾曲部
13 第二中間素材
14 第三中間素材
15 腕部
16 補強部
17 球状凹部
18 球状凸部
19 隙間
20 翼状部
21 切り欠き
22 基部
23 中間素材[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in a rocker arm that is incorporated in a valve mechanism of an engine and converts rotation of a camshaft into reciprocating motion of a valve body (an intake valve and an exhaust valve).
[0002]
[Prior art]
The reciprocating engine (reciprocating piston engine) is provided with an intake valve and an exhaust valve that open and close in synchronization with the rotation of the crankshaft, except for some two-stroke engines. In such a reciprocating engine, the movement of the camshaft rotating in synchronization with the rotation of the crankshaft (at a rotation speed of 1 / in the case of a four-cycle engine) is controlled by the rocker arm using the intake valve and the exhaust valve. To reciprocate the intake and exhaust valves in their respective axial directions.
[0003]
Conventionally, a cast product (a cast iron product or an aluminum die-cast product) has been generally used as a rocker arm to be incorporated in such a valve operating mechanism of an engine. On the other hand, in recent years, it has been considered that the rocker arm is manufactured by pressing a metal plate such as a steel plate or the like, and this is partially implemented. The reason for using such a rocker arm made of a metal plate is that the cast product is heavy (in the case of a cast iron product), or the volume is bulky in order to secure sufficient strength (for the aluminum die-cast product). Case) In addition, since it is generally manufactured by the lost wax method, the production cost increases.
[0004]
As a prior art relating to a sheet metal rocker arm considered under such circumstances, there is one described in Patent Document 1. 5 to 11 show an invention related to a rocker arm and a method for manufacturing the same described in Patent Document 1. FIG. The rocker arm and the method of manufacturing the rocker arm are described in detail in Patent Literature 1 and the like, and have been known in the related art. As shown in FIG. 5, the conventional rocker arm 1 has a pair of
[0005]
When manufacturing the rocker arm 1 as described above, first, in a first step, a first
[0006]
In the third
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-120411 [Patent Document 2]
JP 2001-59407 A
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the first connecting
[0009]
For this reason, the part where the
In view of such circumstances, the rocker arm of the present invention has been invented in order to realize a structure that can easily perform a work of bending a part of the connecting portion.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The rocker arm according to the present invention is formed by subjecting a metal plate to plastic working, similarly to the conventional structure, and includes a pair of side walls and a connecting portion.
Of these, both side walls are provided with an interval therebetween.
The connecting portion connects one edge in the width direction of the both side wall portions, and has an engaging portion that engages with the valve body or the swing support member.
In addition, the side wall portions do not exist at least on both side edges of a portion of the connection portion where the engagement portion exists.
Further, the distal end edges of the arms extending from one longitudinal end of the both side walls are abutted and fixed to a part of the connecting portion, thereby forming a reinforcing portion for securing the rigidity of the connecting portion. At the same time, a gap is provided between both side edges of these connecting portions in the width direction and the reinforcing portion.
[0011]
[Action]
In the case of the rocker arm of the present invention configured as described above, since both side walls do not exist at least on both side edges of the portion where the engagement portion exists, a part of the connection portion. The work of bending a part in the thickness direction is easy. Further, the rigidity of the connecting portion can be ensured, and the weight of the rocker arm can be reduced.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
1 and 2 show an example of an embodiment of the present invention. The feature of this example is that a pair of
[0013]
The
[0014]
Further, in the case of a book, the middle to the front end of the second connecting portion 4a where the second
[0015]
Also, an
[0016]
The
[0017]
Next, an
[0018]
As described above, when a part of the second connecting portion 4a is bent, the distal ends of the
[0019]
In the case of the
[0020]
Further, as in this example, when the structure is such that the
[0021]
Further, in the case of the present example, since the
[0022]
In this example, the case where the both
[0023]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured and operates as described above, the operation of bending a part of the connecting portion of the rocker arm can be easily performed, and a structure that can secure the rigidity of the connecting portion can be realized. Also, it can contribute to the weight reduction of the rocker arm.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view taken along the line AA of FIG. 2, showing one example of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the same.
FIG. 3 is a partial plan view showing a second base plate for obtaining the rocker arm of the present invention.
FIG. 4 is a view similar to FIG. 1, showing an intermediate material.
FIG. 5 is a perspective view of a conventionally known rocker arm.
6A and 6B show a first base plate obtained by a first step of a conventionally known method of manufacturing a rocker arm, where FIG. 6A is a plan view and FIG. 6B is a sectional view taken along line aa of FIG. (C) is a bb cross-sectional view of (A), and (D) is a cc cross-sectional view of (A).
7A and 7B show a second raw plate obtained by the second step, wherein FIG. 7A is a plan view, FIG. 7B is a cross-sectional view taken along line aa of FIG. 7A, and FIG. FIG. 4B is a cross-sectional view, and FIG. 4D is a cc cross-sectional view of FIG.
8A and 8B show a first intermediate material obtained by the third step, wherein FIG. 8A is a plan view, FIG. 8B is a cross-sectional view taken along line aa of FIG. FIG. 4B is a cross-sectional view, and FIG. 4D is a cc cross-sectional view of FIG.
9A and 9B show a second intermediate material obtained by the fourth step, wherein FIG. 9A is a plan view, FIG. 9B is a cross-sectional view taken along line aa of FIG. 9A, and FIG. FIG. 4B is a cross-sectional view, and FIG. 4D is a cc cross-sectional view of FIG.
10A and 10B show a third intermediate material produced by the fifth step, wherein FIG. 10A is a plan view, FIG. 10B is a cross-sectional view taken along line aa of FIG. 10A, and FIG. FIG. 4B is a cross-sectional view, and FIG. 4D is a cc cross-sectional view of FIG.
11A and 11B show a rocker arm completed through the sixth step, wherein FIG. 11A is a plan view, FIG. 11B is a cross-sectional view taken along line aa of FIG. 11A, and FIG. (b) sectional drawing, (D) is cc sectional drawing of (A).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002342613A JP2004176605A (en) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | Rocker arm |
Applications Claiming Priority (1)
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