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JP2004175510A - Elevator device - Google Patents

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JP2004175510A
JP2004175510A JP2002343462A JP2002343462A JP2004175510A JP 2004175510 A JP2004175510 A JP 2004175510A JP 2002343462 A JP2002343462 A JP 2002343462A JP 2002343462 A JP2002343462 A JP 2002343462A JP 2004175510 A JP2004175510 A JP 2004175510A
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Naoki Hamaguchi
修喜 濱口
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To miniaturize an elevator device without any machine room, and to reduce the noise level. <P>SOLUTION: In the elevator device to elevate/lower a car and a balance weight in a hoistway by moving a rope with one end thereof fixed to the car and the other end fixed to the balance weight by a hoisting machine, the hoisting machine is disposed between the car or the balance weight and a side wall of the hoistway when the balance weight is at the height facing the hoisting machine. A car returning wheel to change the direction of the rope in the direction of the hoisting machine from the car, a balance weight returning wheel to change the direction of the rope in the direction of the hoisting machine, and a supporting part to support the car returning wheel or the balance weight returning wheel are arranged. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータ装置に関するものである。さらに具体的には、かご及び釣合錘を巻上機により昇降するローピング方式のエレベータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
機械室レスエレベータ装置としては、一般に、2:1ローピング方式のエレベータが採用されている(例えば、特許文献1参照。)。この2:1ローピング方式のエレベータ装置においては、ロープの両端は、それぞれ、綱止め部に固定されている。また、綱止め部に固定されたロープは、かごに設けられた滑車に巻きかけられ、この滑車から、巻上機に巻き掛けられ、巻上機から、釣合錘に設けられた滑車に巻き掛けられている。
【0003】
このような構成の2:1ローピング方式を用いたエレベータ装置においては、かご及び釣合錘の昇降を行う場合、巻上機を回転することにより、このロープを移動させる。このとき、ロープは、かご及び釣合錘の昇降速度に対して、2倍の速さで移動しており、従って、巻上機の回転数は多くなっている。
【0004】
また、機械室レスエレベータにも、1:1ローピング方式を用いることが考えられる(例えば、特許文献2参照)。この場合、ロープの一端をかごに、他端を釣合錘に固定して、かごと釣合錘との間に巻上機を配置してロープを巻き掛ける。このような構成の1:1ローピング方式のエレベータ装置において、かご及び釣合錘の昇降を行う場合にも、巻上機を回転させることによりロープを移動させる。このとき、ロープは、かご及び釣合錘の移動速度と同じ速度で移動する。従って、2:1ローピング方式のエレベータ装置のかごと同じ速度でかごを昇降する場合、1:1ローピング方式では、2:1ローピング方式の巻上機の回転速度に対して、1/2の速度で、巻上機を回転させればよい。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−167743号公報
【特許文献2】
特開2002−8178号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、2:1ローピング方式を用いたエレベータ装置の場合、巻上機は、かごや釣合錘の上昇速度に対して2倍の速さでロープを移動させる必要がある。即ち、1:1ローピングの場合と同じ昇降速度を確保しようとすると、2:1ローピング方式のエレベータ装置の巻上機は、2倍の速度で回転しなければならない。このため、2:1ローピング方式のエレベータ装置においては、巻上機の回転や停止により発生する音が大きくなってしまう場合がある。
【0007】
しかし、巻上機の回転速度のみを考慮して、1:1ローピング方式を採用した場合、巻上機は、かごと釣合錘とからロープを直接受ける必要がある。このため、巻上機は、昇降路の上方、即ち、かご及び釣合錘が最も上に上昇した場合の位置におけるこれらの天井部よりもさらに上に配置される必要がある。従って、1:1ローピング方式では、昇降路の上部に巻上機を配置するスペースを確保する必要があり、このため、エレベータの省スペース化が制限されてしまう場合がある。
【0008】
従って、この発明は、巻上機の駆動の際の騒音を防止して静音化を図り、さらに、この場合にも、機械室レスエレベータの昇降路上部のスペースを小さくすることができるよう、改良したエレベータ装置を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
従って、この発明のエレベータ装置は、昇降路と、
前記昇降路内を昇降するかごと、
前記昇降路内を昇降する釣合錘と、
前記かご及び前記釣合錘を昇降させる巻上機であって、前記かご、あるいは、前記釣合錘が、前記巻上機と対向する高さにあるときに、前記かごあるいは前記釣合錘と前記昇降路の側壁との間に配置された巻上機と、
前記巻上機に巻きかけられ、かつ、一端を前記かごに固定され、他端を前記釣合錘に固定されたロープと、
前記かごから、前記巻上機の方向に、前記ロープの向きを変えるかご用返し車と、
前記釣合錘から、前記巻上機の方向に、前記ロープの向きを変える釣合錘用返し車と、
前記かご用返し車または前記釣合錘用返し車とを支持する支持部と、
を備えるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化ないし省略する。
【0011】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置100を説明するための斜視図であり、図2は、エレベータ装置100の一部透視図を含む上面図、図3は、エレベータ装置100の昇降路上方を説明するため、図1の上方部分を拡大した斜視図である。
【0012】
図1に示すように、エレベータ装置100は、機械室を有しない機械室レスエレベータ装置である。エレベータ装置100は、周囲を側壁2で囲まれた昇降路4に、かご6、釣合錘8が、ロープ10の端部にそれぞれ固定されて、昇降可能な状態で吊り下げられている。
【0013】
また、図2に示すように、かご6の一面には、開閉可能なドア12が設けられ、このドアに対向する面を含む側壁2には、エレベータ装置100を使用する建物の各階に対応する位置に、ドア14が設けられている。
【0014】
なお、この明細書において、このドア12、14面側を正面(図2においては、下方)、ドア面に対向する面側を背面(図2においては、上方)と称し、正面、背面に垂直な2面のうち、正面から見て左側を左側面(図2においては、左側)、正面から見て右側を右側面(図2においては、右側)と称することとする。また、ドア12が開閉する方向を間口方向(図2においては、左右方向)、間口方向に垂直な方向を奥行き方向(図2においては、上下方向)と称することとする。
【0015】
昇降用のロープ10の一端は、かご6の頂部中央付近に固定され、他端は、釣合錘8の頂部中央付近に固定されている。また、図2に示すように、上方から見た場合、釣合錘8は、長手方向が、奥行き方向に対して平行になるよう配置され、かつ、かご6の、左側面と、これに対向する側壁2の左側面との間に、背面側に寄せて配置されている。
【0016】
また、昇降路4には、2組、計4本のガイドレール110、112、114、116が設けられている。ガイドレール110、112は、対向する1対のレールである。ガイドレール110、112は、それぞれ、かご6の左側面、右側面に接し、かつ、この面の中心部分を通るようにして、昇降方向に向けて立てられている。また、ガイドレール114、116は、対向する1対のレールである。ガイドレール114、116は、それぞれ、釣合錘8の、間口方向に対して平行な方向の、互いに対向する側面に接し、かつ、この面の中心部分を通るようにして、昇降方向に向けて立てられている。
【0017】
また、昇降路4上方には、支持梁が設けられている。図2に示すように、支持梁は、2本の梁120、122を組み合わせた形状となっている。具体的には、一方の支持梁120は、上面から見て、間口方向に対して平行な方向に配置されている。また、支持梁120は、一端(図2においては、右側)を、ガイドレール110の頂部に設けられた支持台126によって支持され、他端(図2においては、左側)を、ガイドレール112の頂部に設けられた支持台128によって支持されている。ガイドレール110、112は、かご6の2側面の中心部分を通るように配置されているため、支持梁120も、かご6の中心部上方を通るように、間口方向に平行に配置されている。
【0018】
また、支持梁122は、間口方向に対して垂直な方向に配置されている。支持梁122は、一端(図2においては、上側)を、ガイドレール114の頂部に設けられた支持台130によって支持され、他端(図2においては、下側)を、支持梁120と共に、支持台128によって支持されている。支持梁120と支持梁122とは、共通する支持台128に支持される部分において、垂直に交わり接続されている。
【0019】
また、各支持台126、128、130と、これに支持される支持梁120、122との間には、それぞれ、緩衝部材132が設けられている。
【0020】
支持梁122の下側、かつ、ガイドレール112付近には、巻上機134が取り付けられている。巻上機134は、ロープ10を巻きかけるシーブ136と、シーブ136を回転させる駆動部138とによって構成される。また、ここでは、かご6が、巻上機134の高さにまで巻き上げられた場合に、巻上機134のシーブ136の設けられた面が側壁2の左側面と対向し、シーブ136とは逆の面が、かご6の左側面に対向するように配置されている。また、シーブ136の回転する面は、間口方向に対してほぼ垂直、即ち、支持梁122に対してほぼ平行になっている。
【0021】
また、支持梁120の上部には、かご用返し車140が設けられている。かご用返し車140は、2つの滑車142、144を含んで構成されている。また、かご用返し車140は、滑車142、144の回転する面が、間口方向に対してほぼ平行、即ち、上面から見て、支持梁120の長手方向に対してほぼ平行になるように配置されている。また、滑車142は、かご6に固定されたロープ10を昇降路4上方で受ける。ここで、滑車142は、このロープ10を受ける部分が、かご6の中央部の上方付近にあるように配置される。また、このロープ10は、滑車142から、滑車144に巻きかけられ、シーブ136に巻きかけられる。ここで、滑車144のロープ10をシーブ136に渡す部分は、シーブ136のロープ10を受ける部分の上方向になるように配置される。即ち、ロープ10は、かご6と、滑車142との間、あるいは、滑車144と、シーブ136の間にあるとき、昇降方向に対して概ね平行になっている。
【0022】
また、支持梁122の上部の、巻上機134よりも背面側に近い部分には、釣合錘用返し車146が設けられている。釣合錘用返し車146は、1つの滑車148を含んで構成される。釣合錘用返し車146は、滑車148の回転する面が、間口方向に対して垂直、即ち、上面から見て、支持梁122の長手方向に平行になるように、配置されている。また、滑車148は、釣合錘8から上方に伸びるロープ10を受ける。滑車148のロープ10を釣合錘8から受ける部分は、釣合錘8の中央の真上付近に来るように配置される。また、滑車148に巻きかけられたロープ10は、シーブ136に巻きかけられる。滑車148の、シーブ136にロープ10を渡す部分は、シーブ136のこのロープ10の受け口付近の上方に配置される。即ち、ロープ10は、釣合錘8と、滑車148との間、あるいは、滑車148と、シーブ136との間にある場合、昇降方向に対してほぼ平行になっている。
【0023】
また、かご用返し車140及び釣合錘用返し車146のそれぞれの配置場所は、巻上機134の高さよりも高くなっている。しかし、同一平面において、個々の高さのみを比べた場合には、かご用返し車140及び釣合錘用返し車146共に、巻上機の高さよりも低くなっている。
【0024】
このように構成されたエレベータ装置100において、ロープ10の一端は、かご6に固定され、かご6から、上方にあるかご用返し車140の滑車142、144に巻きかけられて、ロープの方向を巻上機のシーブ136の方向に変更し、シーブ136に巻きかけられる。続けて、ロープ10は、シーブ136から、滑車148にロープが巻きかけられ、釣合錘8の方向にロープの方向が変更されて、釣合錘8に固定される。
【0025】
ここで、巻上機134のシーブ136が、駆動部138によって、図1の矢印方向に回転すると、ロープ10は矢印方向に移動する。ロープ10が矢印方向に移動すると、この移動方向に合わせて、かご用返し車140の滑車142、144が矢印方向に回転する。かご6は、ロープ10により引き上げられ、ガイドレール110、112に沿って上昇する。一方、釣合錘用返し車146の滑車148は、ロープ10の移動方向に合わせて、矢印方向に回転する。これにより、釣合錘8は、ガイドレール114、116に沿って下降する。かご6を下降させる場合には、巻上機134のシーブ136の回転方向を逆向きにすればよい。
【0026】
なお、このようにエレベータ装置100が稼動している際のガイドレール110、112、114や、巻上機134、各返し車140、146による衝撃は、各緩衝部材132によってある程度吸収される。
【0027】
また、上述したように、かご6と滑車142との間、滑車144とシーブ136との間、あるいは、釣合錘8と滑車148との間、滑車148とシーブ136との間、にロープ10がある場合、ロープ10は、昇降方向に対して概ね平行になっている。従って、ロープ10は、各返し車140、146により適切に方向を変えられ、円滑に移動することができる。また、ロープ10は、支持梁120、122などとは接触しないように移動できる。従って、ロープ10にかかる摩擦が抑えられている。
【0028】
また、以上のように、実施の形態1においては、かご6及び釣合錘8にそれぞれロープ10の両端を固定する1:1ローピング方式を採用する。このため、巻上機の回転によるロープの移動速度は、かご6の昇降の速度と同じである。即ち、2:1ローピング方式の場合のように、2倍の速度で巻上機134を回転させる必要はない。このため、巻上機134により発生する騒音を抑えることができる。
【0029】
さらに、実施の形態1においては、かご用返し車140及び釣合錘用返し車146を配置し、これによって、ロープ10の方向を変更して、巻上機134に導いている。このため、巻上機134を、かご6や釣合錘8の上部に設ける必要がない。即ち、高さの高い巻上機134は、かご6と側壁部2との間の余ったスペースに配置することができ、比較的高さの低い返し車140、146のみを、かご6や釣合錘8の上方に配置すればよい。従って、エレベータ装置100の昇降路4の上方に必要なスペースを小さくすることができる。
【0030】
また、各返し車140、146によって、ロープ10は、かご6及び釣合錘8の中心部にそれぞれ固定されている。従って、かご6及び釣合錘8を、バランスよく安定して昇降させることができ、また、これによって、さらに騒音などを防止することができる。
【0031】
また、各支持梁120、122に設けた緩衝部材132により、ガイドレール110、112、114や、巻上機134、返し車140、146において発生する揺れなどの衝撃をある程度吸収することができる。従って、さらに、静音化を図ることができる。
【0032】
なお、実施の形態1においては、ロープ10の端部を、それぞれ、かご6及び釣合錘8の中心部に固定した。しかし、この発明はこれに限るものではなく、昇降をバランスよく行うことができるものであれば、他の位置に固定されている物であっても良い。
【0033】
また、実施の形態1においては、かご6と滑車142との間、滑車144とシーブ136との間、釣合錘8と滑車148との間、滑車148とシーブ136との間にある場合、ロープ10が、昇降方向に対してある程度平行になるように、滑車142、144、148及びシーブ136の位置を決めた。しかし、この発明はこれに限るものではなく、ロープを適切な方向に導き、あるいは適切に移動させることができるものであれば、他の位置に配置するようにしてもよい。
【0034】
また、実施の形態1においては、ガイドレール110、112、114と、支持梁120、122との間に、緩衝部材132を設ける場合について説明した。これは、ガイドレール110、112、114や、支持梁120、122等における振動をある程度吸収し、静音化を図るためである。しかし、この発明はこれに限るものではなく、他の位置に緩衝部材を設けたものや、あるいは、このような緩衝部材を有しないものであってもよい。
【0035】
また、実施の形態1においては、ガイドレール110、112、114、116を備え、ガイドレールの上方に支持梁120、122を配置して、支持梁120、122を支持する場合について説明した。しかし、この発明は、支持梁がガイドレールによって支持されるものに限らず、例えば、側壁2により支持梁を支持するなど、他の支持方法によるものであってもよい。従って、また、昇降路内にガイドレールを備えるものに限るものでもない。
【0036】
また、実施の形態1においては、支持梁120、122を直行するように組み合わせて、これにより、巻上機134や、各返し車140、146を支持する場合について説明した。しかし、支持梁120、122の構造は、このような場合に限るものではなく、かごや、釣合錘の配置位置にあわせて、適切な位置に支持梁120を配置し、返し車を用いて、巻上機に、ロープを導くものであればよい。
【0037】
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置200を説明するための斜視図である。また、図5は、エレベータ装置200の一部透視部分を含む上面図である。
【0038】
図4、5に示すように、エレベータ装置200は、実施の形態1において説明したエレベータ装置100と類似するものであり、側壁2で囲まれた昇降路4に、かご6及び釣合錘8が、ロープ10の両端のそれぞれに固定されて、吊り下げられている。しかし、エレベータ装置100とは異なり、エレベータ装置200において、釣合錘8は、図5に示すように、かご6の背面と側壁2の背面との間(図5においては、上側)に、かつ、上から見た場合に、釣合錘8の長手方向が間口方向と平行になるような向きに、配置されている。従って、エレベータ装置200は、エレベータ装置100とは、ガイドレール、支持梁、巻上機や返し車等の配置位置等が異なっている。以下、具体的に説明する。
【0039】
図4、5に示すように、昇降路4には、かご6の昇降を導くガイドレール210、212が、間口方向に向き合って立てられ、釣合錘8の昇降を導くガイドレール214、216が、間口方向に向き合って、昇降路4の背面側(図5においては、上側)に立てられている。ガイドレール210、212は、それぞれ、かご6の右側面(図5においては、右側)、左側面(図5においては、左側)に接し、かつ、この側面の中心を通るように昇降方向に向けて立てられている。また、ガイドレール214、216は、それぞれ、釣合錘8の左側面(図5においては、左側)、右側面(図5においては、右側)に接し、かつ、この側面の中心を通るように昇降方向に向けて立てられている。
【0040】
支持梁は、支持梁220と222とを組み合わせて構成されている。支持梁220は、一端を、かご6用のガイドレール210の頂部に設けられた支持台226に支持され、他端を、他方のかご6用のガイドレール212の頂部に設けられた支持台228に支持されている。即ち、支持梁220は、かご6の右左側面中心部に接するように設けられたガイドレール210、212に支持されているため、かご6の中心部の上方に、かつ、間口方向に平行な向きに配置されている。
【0041】
また、支持梁222は、一端を、釣合錘8用のガイドレール214の頂部に設けられた支持台230によって支持され、他端を、ガイドレール212の頂部の支持台228に、支持梁220と共に支持されている。また、支持梁222の端部のうちガイドレール214に支持される側には、三角形の部分が備えられ、三角形の一の頂点は、釣合錘8の中央部上方に位置するように形成されている。
【0042】
支持梁220と、支持梁222とは、支持台228に支持される部分において垂直に交わって接続されている。また、各支持台226、228、230と、支持梁220、222との間には、緩衝部材232が設けられている。
【0043】
支持梁222の下側、かつ、ガイドレール212の近くには、巻上機234が、下方に向けて配置されている。巻上機234は、エレベータ装置100と同様に、シーブ236と、駆動部238とを含んで構成される。また、かご6が巻上機234の高さにまで引き上げられた際、巻上機234は、かご6の左側面と、これに対向する側壁2の左側面との間のスペースに来るように配置されている。また、このとき、シーブ236が、側壁2の左側面に対向し、巻上機234のシーブ236面とは逆の面が、かご2の左側面に対向するように配置されている。
【0044】
また、かご用返し車240は、2個の滑車242及び244を含んで構成される。かご用返し車240は、滑車242、244の回転する面が、間口方向と平行になるように、支持梁220の上方に配置されている。また、滑車242は、かご6中心部分から上方に伸びたロープ10を受ける位置に配置され、滑車244は、巻きかけられたロープ10を、真下方向に下げ、シーブ236に巻きかけられるようにする位置に配置されている。即ち、かご用返し車240は、一方で、かご6中心部から真上に伸びるロープ10を受け、他方で、巻上機のシーブ236から真上に伸びるロープ10を受け、かご6中心部と、シーブ236で間のロープ10が円滑に移動するように、方向を変えている。
【0045】
また、釣合錘用返し車246は、2個の滑車248及び250を含んで構成される。図5に示すように、釣合錘用返し車246は、滑車248、250の回転する面が、支持梁222の三角形の斜面の部分に平行になるようにして、支持梁222の上に配置されている。また、滑車248は、シーブ236から、真上方向に伸びたロープ10を受ける位置に配置されている。また、滑車250は、巻きかけられたロープ10を真下方向に下げ、釣合錘8の中央部に至るようにする位置に配置されている。即ち、釣合錘用返し車246は、一方で釣合錘8の中心部から真上に伸びるロープ10を受け、他方で、巻上機のシーブ236から真上に伸びるロープ10を受け、釣合錘8の中心部と、シーブ236との間でロープ10が円滑に移動するように、ロープ10の方向を変えている。
【0046】
このように構成されたエレベータ装置200において、ロープ10の一端は、かご6に固定され、かご6から、上方にあるかご用返し車240の滑車242、244に巻きかけられて、ロープ10の方向を巻上機234のシーブ236の方向に変更し、シーブ236に巻きかけられる。また、シーブ236から、滑車248、250にロープ10が巻きかけられ、釣合錘8の方向にロープ10の方向が変更されて、釣合錘8に固定される。
【0047】
ここで、巻上機234のシーブ236が、駆動部238によって、図4の矢印方向に回転すると、ロープ10は矢印方向に移動する。ロープ10が矢印方向に移動すると、この移動方向に合わせて、かご用返し車240の滑車242、244が矢印方向に回転する。かご6は、ロープ10により引き上げられ、ガイドレール210、212に沿って上昇する。一方、釣合錘用返し車246の滑車248は、ロープ10の移動方向に合わせて、矢印方向に回転する。これにより、釣合錘8は、ガイドレール214、216に沿って下降する。かご6を下降させる場合には、巻上機の234の回転方向を逆向きにすればよい。
【0048】
なお、このようにエレベータ装置200が稼動している際のガイドレール210、212、214や、巻上機234、各返し車240、246による衝撃は、各緩衝部材232によってある程度吸収される。
【0049】
また、上述したように、かご6と滑車242との間、滑車244とシーブ236との間、あるいは、釣合錘8と滑車250との間、滑車248とシーブ236との間、にロープ10がある場合、その部分のロープ10は、昇降方向に対して概ね平行になっている。即ち、ロープ10は、各返し車240、246により適切に方向を変えられ円滑に移動でき、ロープ10と、支持梁220、222などとは、接触しないようになっている。
【0050】
以上説明したように、実施の形態2においては、かご6及び釣合錘8にそれぞれロープの両端を固定する1:1ローピング方式を採用する。このため、巻上機234の回転によるロープの移動速度は、かご6の昇降の速度と同じである。即ち、2:1ローピング方式の場合のように、2倍の速度で巻上機234を回転させる必要はない。このため、巻上機234により発生する騒音を抑えることができる。
【0051】
さらに、実施の形態2においては、かご用返し車240及び釣合錘用返し車246を配置し、これによって、ロープ10の方向を変更して、巻上機234に導いている。このため、巻上機234を、かご6や釣合錘8の上部に設ける必要がない。即ち、高さの高い巻上機234は、かご6と側壁部2との間の余ったスペースに配置することができ、比較的高さの低い返し車240、246のみを、かご6や釣合錘8の上方に配置すればよい。従って、エレベータ装置200の昇降路4の上方に必要なスペースを小さくすることができる。
【0052】
また、各返し車240、246によって、ロープ10は、かご6及び釣合錘8の中心部にそれぞれ固定されている。従って、かご6及び釣合錘8を、安定して昇降させることができ、また、これによって、さらに、騒音などを防止することができる。
【0053】
また、各支持台226、228、230に設けた緩衝部材232により、ガイドレール210、212、214や、巻上機234、各返し車240、246において発生する揺れなどによる振動をある程度吸収することができる。従って、さらに、静音化を図ることができる。
【0054】
なお、実施の形態2においては、ロープ10の端部を、それぞれ、かご6及び釣合錘8の中心部に固定した。しかし、この発明は、実施の形態1と同様、これに限るものではない。
【0055】
また、実施の形態2においては、かご6と滑車242との間、滑車244とシーブ236との間、釣合錘8と滑車250との間、滑車248とシーブ236との間にある場合、ロープ10が、昇降方向に対して平行になるように、返し車240、246及びシーブ236の位置を決めた。しかし、実施の形態1と同様に、この発明はこれに限るものはない。
【0056】
また、実施の形態2においては、緩衝部材232を設ける場合について説明したが、実施の形態1と同様に、この発明においては、緩衝部材232も備えるものに限るものではない。
【0057】
また、実施の形態2においては、ガイドレール210、212、214により、支持梁220、222を支持する場合について説明した。しかし、実施の形態1と同様に、この発明は、他の方法により、支持梁を支持するものであればよい。また、支持梁220、222の形状も、実施の形態2において説明したものに限るものではない。
その他の部分は、実施の形態1と同様であるから説明を省略する。
【0058】
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3におけるエレベータ装置300の斜視図である。また、図7は、エレベータ装置300を、上方から見た場合を説明するための一部透視部分を含む上面図である。
【0059】
実施の形態3におけるエレベータ装置300は、実施の形態1において説明したエレベータ装置200と類似するものである。エレベータ装置300は、エレベータ装置200と同様に、四方を側壁2で囲まれた昇降路4に、かご6及び釣合錘8が、ロープ10の端部にそれぞれ固定されて、吊り下げられている。また、エレベータ装置300においても、釣合錘8は、かご6の背面側(図7においては、上方)かつ、上面から見た場合に、釣合錘8の長手方向が、間口方向に対して平行になるように配置されている。しかし、エレベータ装置200とは異なり、釣合錘8は、比較的小さく、また、右側面側(図7においては、右側)に片寄って配置されている。従って、ガイドレール、支持梁、返し車、巻上機の配置等は、エレベータ装置200のものと異なっている。以下、具体的に説明する。
【0060】
図6及び図7に示すように、エレベータ装置300においては、かご6の昇降方向を導く一対のガイドレール310、312と、釣合錘8の昇降方向を導く一対のガイドレール314、316とが配置されている。また、ガイドレール310と312とが向き合う方向と、ガイドレール314と316とが向き合う方向とは、共に間口方向で、平行である。また、釣合錘8は、かご6のドア側から見て背面右側(図7においては、右上方)に寄せて配置されているため、釣合錘8の左側面、右側面の中心にそれぞれ接するように配置されたガイドレール314、316も、背面右側に片寄っている。
【0061】
また、ガイドレール312、314、316の上部には、支持板318が、各ガイドレール312、314、316上部に備えられた支持台326を介して支持されている。また、支持板318と、支持台326との間にはそれぞれ、緩衝部材332が設けられている。
支持板318は、変形した四角形であり、昇降路4の背面左側の一角と、ガイドレール312、316と、かご6の中心部付近上方の点との4点を覆うように形成され、従って、支持板318は、この4点を繋ぐ四角形とほぼ同様の形状になっている。また、支持板318には、ロープ10を通すロープ通し穴320、322、324が設けられている。
【0062】
巻上機334は、シーブ336と駆動部338とを含んで構成される。なお、図7においては、説明のため、巻上機334の上方の支持板318の部分を切り欠いた状態で表している。巻上機334は、支持板318の下方、かつ、昇降路4の背面左側(図7においては、左上方)に寄せて配置され、かご6及び釣合錘8が、巻上機334と同じ高さに引き上げられた場合にも、巻上機334には衝突しないように配置されている。具体的には、巻上機334は、シーブ336が、かご6の背面に対向し、シーブ面とは反対側の面は、側壁2の背面に対向するようにして配置されている。さらに、巻上機334が、釣合錘8の左側面と、側壁2の左側面との間に来るように配置されている。
【0063】
また、支持板318の上部には、かご用返し車340が設けられている。かご用返し車340は、2つの滑車342と344とが含まれる。一方の滑車342は、かご6の中心から、真上方向に伸びる、ロープ10を受ける位置に配置されている。また、他方の滑車344は、巻上機334のシーブ336から、真上方向に伸びるロープ10を受ける位置に配置されている。即ち、かご用返し車340は、図7に示すように、滑車342、344の回転する面が、上面から見た場合に、かご6の中心部上方に位置する部分から、背面左側(図7においては、左上)の角の、シーブ336上方に向う方向に対して平行になるように配置されている。ロープ10は、かご6中心部から、真上方向に伸びて、滑車342、344に巻きかけられ、ロープ通し穴320を通り、シーブ336に巻きかけられる。
【0064】
また、支持板318には、釣合錘用返し車346が設けられている。釣合錘用返し車346は、釣合錘8上方の側壁2付近に配置されている。釣合錘用返し車346は、滑車348を含んで構成される。滑車348は、一方で、釣合錘8中心部から真上方向に伸びるロープ10を受け、他方で、シーブ336から真上方向に伸びるロープ10を受ける。即ち、ロープ10は、釣合錘8中心部から、上方に伸びて、ロープ通し穴322を通り、滑車348に巻きかけられて、ロープ通し穴324を通り、下方に下りて、シーブ336に巻きかけられる。
その他の部分は実施の形態1、2と同様であるから説明を省略する。
【0065】
以上説明したように、実施の形態3においては、かご6及び釣合錘8にそれぞれロープの両端を固定する1:1ローピング方式を採用する。このため、巻上機334の回転によるロープの移動速度は、かご6の昇降の速度と同じである。即ち、2:1ローピング方式の場合のように、2倍の速度で巻上機334を回転させる必要はない。このため、巻上機334により発生する騒音を抑えることができる。
【0066】
さらに、実施の形態3においては、かご用返し車340及び釣合錘用返し車346を配置し、これによって、ロープ10の方向を変更して、巻上機334に導いている。このため、巻上機334を、かご6や釣合錘8の上部に設ける必要がない。即ち、高さの高い巻上機334は、かご6、釣合錘8と、側壁部2との間の余ったスペースに配置することができ、比較的高さの低い返し車340、346のみを、かご6や釣合錘8の上方に配置すればよい。従って、エレベータ装置300の昇降路4の上方に必要なスペースを小さくすることができる。
【0067】
また、各返し車340、346によって、ロープ10は、かご6及び釣合錘8の中心部にそれぞれ固定されている。従って、かご6及び釣合錘8を、安定して昇降させることができ、また、これによって、さらに、騒音などを防止することができる。
【0068】
また、各支持台326に設けた緩衝部材332により、ガイドレール312、314、316や、巻上機334、返し車340、346において発生する揺れなどによる振動をある程度吸収することができる。従って、さらに、静音化を図ることができる。
【0069】
なお、実施の形態3においては、ロープ10の端部を、それぞれ、かご6及び釣合錘8の中心部に固定した。しかし、この発明は、実施の形態1と同様、これに限るものではない。
【0070】
また、実施の形態3においては、かご6と滑車342との間、滑車344とシーブ336との間、釣合錘8と滑車248との間にある場合、ロープ10が、昇降方向に対して平行になるように、返し車340、346及びシーブ336の位置を決めた。しかし、実施の形態1と同様に、この発明はこれに限るものはない。
【0071】
また、実施の形態3においては、緩衝部材332を設ける場合について説明したが、実施の形態1と同様に、この発明においては、緩衝部材332も備えるものに限るものではない。
【0072】
また、実施の形態3においては、ガイドレール312、314、316により、支持板318を支持する場合について説明した。しかし、実施の形態1と同様に、この発明は、他の方法により、支持板を支持するものであればよい。また、支持板318の形状も、実施の形態3において説明したものに限るものではない。また、支持板318に、ロープ通し穴320、322、324が設けられた場合について説明したが、この発明はロープ通し穴を3つ備えるものに限るものではなく、かご、釣合錘、巻上機、返し車の位置などを考慮して、ロープ10を通すのに必要な位置に設ければよい。
【0073】
なお、この発明において、支持部には、例えば、実施の形態1の支持梁120、122、実施の形態2の支持梁220,222、実施の形態3の支持板318が該当する。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、1:1ローピング方式の機械室レスエレベータを、省スペース化を測りつつ、実現することができる。これによって、エレベータ装置の騒音を抑えることができ、かつ、昇降路上部に必要なスペースの縮小化を測ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を説明するための斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を説明するための上面図である。
【図3】この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の昇降路上方部分を説明するための拡大した斜視図である。
【図4】この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置を説明するための斜視図である。
【図5】この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置を説明するための上面図である。
【図6】この発明の実施の形態3におけるエレベータ装置を説明するための斜視図である。
【図7】この発明の実施の形態3におけるエレベータ装置を説明するための上面図である。
【符号の説明】
100、200、300 エレベータ装置、 2 側壁、 4 昇降路、 6かご、 8 釣合錘、 10 ロープ、 110、112、114、116、210、212、214、216、310、312、314、316 ガイドレール、 120、122、220、222 支持梁、 318 支持板、 320、322、324 ロープ通し穴、 126、128、130、226、228、230、326 支持台、 132、232、332 緩衝部材、 134、234、334 巻上機、 136、236、336 シーブ、 138、238、338 駆動部、 140、240、340 かご用返し車、 142、144、242、244、342、344 滑車、 146、246、346 釣合錘用返し車、 148、248、250、348 滑車。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an elevator device. More specifically, the present invention relates to a roping type elevator apparatus that raises and lowers a car and a counterweight by a hoist.
[0002]
[Prior art]
As a machine room-less elevator device, a 2: 1 roping type elevator is generally employed (for example, see Patent Document 1). In the elevator apparatus of the 2: 1 roping system, both ends of the rope are fixed to the cleats, respectively. In addition, the rope fixed to the cleat portion is wound around a pulley provided on the cage, and from this pulley, wound around a hoist, and wound from the hoist onto a pulley provided on the counterweight. It is hung.
[0003]
In the elevator apparatus using the 2: 1 roping method having such a configuration, when the car and the counterweight are lifted and lowered, the rope is moved by rotating the hoist. At this time, the rope is moving at twice the speed of raising and lowering the car and the counterweight, and therefore, the rotation speed of the hoist is increasing.
[0004]
Further, it is conceivable to use a 1: 1 roping method for a machine room-less elevator (for example, see Patent Document 2). In this case, one end of the rope is fixed to the car, and the other end is fixed to the counterweight, and the hoist is arranged between the car and the counterweight to wind the rope. In the elevator apparatus of the 1: 1 roping system having such a configuration, the rope is moved by rotating the hoist even when the car and the counterweight are moved up and down. At this time, the rope moves at the same speed as the moving speed of the car and the counterweight. Therefore, when raising and lowering the car at the same speed as that of the elevator apparatus of the 2: 1 roping method, in the 1: 1 roping method, the rotation speed of the hoisting machine of the 2: 1 roping method is reduced to 速度. Then, the hoist may be rotated.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-9-167743
[Patent Document 2]
JP-A-2002-8178
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the case of the elevator apparatus using the 2: 1 roping method, the hoist needs to move the rope at a speed twice as fast as the speed at which the car and the counterweight rise. That is, in order to secure the same elevating speed as in the case of 1: 1 roping, the hoist of the elevator apparatus of the 2: 1 roping method must rotate at twice the speed. For this reason, in the elevator apparatus of the 2: 1 roping system, the noise generated by the rotation or stoppage of the hoist may increase.
[0007]
However, when the 1: 1 roping method is adopted in consideration of only the rotation speed of the hoist, the hoist needs to directly receive the rope from the car and the counterweight. For this reason, the hoisting machine needs to be arranged above the hoistway, that is, above the ceiling at the position where the car and the counterweight are raised to the highest position. Therefore, in the 1: 1 roping method, it is necessary to secure a space for arranging the hoist above the hoistway, which may limit the space saving of the elevator.
[0008]
Therefore, the present invention is improved to prevent noise when driving the hoist and to reduce noise, and also in this case, the space above the hoistway of the machine room-less elevator can be reduced. The present invention proposes an elevator device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the elevator apparatus of the present invention includes a hoistway,
A car ascending and descending in the hoistway,
A counterweight that ascends and descends in the hoistway;
A hoist that raises and lowers the car and the counterweight, wherein the car, or the counterweight is at a height facing the hoist, the car or the counterweight. A hoisting machine arranged between a side wall of the hoistway,
A rope wound around the hoist, and having one end fixed to the car and the other end fixed to the counterweight,
A car return car for changing the direction of the rope from the car to the hoist;
From the counterweight, in the direction of the hoist, a counterweight return wheel for changing the direction of the rope,
A support portion that supports the car return wheel or the counterweight return wheel,
It is provided with.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In each of the drawings, the same or corresponding portions have the same reference characters allotted, and description thereof will be simplified or omitted.
[0011]
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 is a perspective view for explaining an elevator apparatus 100 according to Embodiment 1 of the present invention, FIG. 2 is a top view including a partial perspective view of the elevator apparatus 100, and FIG. It is the perspective view which expanded the upper part of FIG. 1 in order to explain the hoistway upper part.
[0012]
As shown in FIG. 1, the elevator apparatus 100 is a machine roomless elevator apparatus having no machine room. In the elevator apparatus 100, a car 6 and a counterweight 8 are fixed to ends of a rope 10, respectively, and suspended in a hoistway 4 surrounded by a side wall 2 so as to be able to ascend and descend.
[0013]
As shown in FIG. 2, a door 12 that can be opened and closed is provided on one surface of the car 6, and the side wall 2 including a surface facing the door corresponds to each floor of a building using the elevator device 100. A door 14 is provided at the position.
[0014]
In this specification, the sides of the doors 12 and 14 are referred to as front (lower in FIG. 2), and the side opposite to the door is referred to as rear (upper in FIG. 2), and are perpendicular to the front and rear. Of the two surfaces, the left side as viewed from the front is referred to as a left side surface (left side in FIG. 2), and the right side as viewed from the front side is referred to as a right side surface (right side in FIG. 2). The direction in which the door 12 opens and closes is referred to as the frontage direction (the left-right direction in FIG. 2), and the direction perpendicular to the frontage direction is referred to as the depth direction (the up-down direction in FIG. 2).
[0015]
One end of the lifting rope 10 is fixed near the center of the top of the car 6, and the other end is fixed near the center of the top of the counterweight 8. As shown in FIG. 2, when viewed from above, the counterweight 8 is disposed so that the longitudinal direction is parallel to the depth direction, and is opposed to the left side surface of the car 6. It is arranged close to the rear side between the left side surface of the side wall 2 to be formed.
[0016]
The hoistway 4 is provided with a total of four guide rails 110, 112, 114, and 116. The guide rails 110 and 112 are a pair of rails facing each other. The guide rails 110 and 112 are in contact with the left side surface and the right side surface of the car 6, respectively, and are set up in the vertical direction so as to pass through the center of the surface. The guide rails 114 and 116 are a pair of rails facing each other. The guide rails 114 and 116 respectively contact the opposing side surfaces of the counterweight 8 in a direction parallel to the frontage direction and pass through the center portion of this surface in the vertical direction. It is standing.
[0017]
A support beam is provided above the hoistway 4. As shown in FIG. 2, the support beam has a shape in which two beams 120 and 122 are combined. Specifically, one support beam 120 is arranged in a direction parallel to the frontage direction when viewed from above. The support beam 120 has one end (the right side in FIG. 2) supported by a support 126 provided on the top of the guide rail 110, and the other end (the left side in FIG. 2) of the guide rail 112. It is supported by a support table 128 provided on the top. Since the guide rails 110 and 112 are arranged so as to pass through the center portions of the two side surfaces of the car 6, the support beams 120 are also arranged in parallel with the frontage direction so as to pass above the center portion of the car 6. .
[0018]
The support beams 122 are arranged in a direction perpendicular to the frontage direction. The support beam 122 is supported at one end (upper side in FIG. 2) by a support table 130 provided at the top of the guide rail 114, and at the other end (lower side in FIG. 2) together with the support beam 120. It is supported by a support 128. The support beam 120 and the support beam 122 are vertically crossed and connected at a portion supported by a common support base 128.
[0019]
A cushioning member 132 is provided between each of the support bases 126, 128, and 130 and the support beams 120 and 122 supported by the support bases.
[0020]
A hoisting machine 134 is mounted below the support beam 122 and near the guide rail 112. The hoisting machine 134 includes a sheave 136 around which the rope 10 is wound, and a driving unit 138 that rotates the sheave 136. Here, when the car 6 is wound up to the height of the hoisting machine 134, the surface of the hoisting machine 134 where the sheave 136 is provided faces the left side surface of the side wall 2, and the sheave 136 The opposite surface is arranged so as to face the left side surface of the car 6. The rotating surface of the sheave 136 is substantially perpendicular to the frontage direction, that is, substantially parallel to the support beam 122.
[0021]
In addition, a car return wheel 140 is provided above the support beam 120. The car return wheel 140 is configured to include two pulleys 142 and 144. Further, the car return wheel 140 is arranged such that the rotating surfaces of the pulleys 142 and 144 are substantially parallel to the frontage direction, that is, substantially parallel to the longitudinal direction of the support beam 120 when viewed from above. Have been. The pulley 142 receives the rope 10 fixed to the car 6 above the hoistway 4. Here, the pulley 142 is arranged such that the portion for receiving the rope 10 is located near the upper part of the center of the car 6. Further, the rope 10 is wound around the pulley 144 from the pulley 142 and is wound around the sheave 136. Here, the portion of the pulley 144 that passes the rope 10 to the sheave 136 is arranged to be above the portion of the sheave 136 that receives the rope 10. That is, when the rope 10 is located between the car 6 and the pulley 142 or between the pulley 144 and the sheave 136, the rope 10 is substantially parallel to the elevating direction.
[0022]
A return wheel 146 for a counterweight is provided in an upper part of the support beam 122 closer to the back side than the hoisting machine 134. The counterweight return wheel 146 includes one pulley 148. The counterweight return wheel 146 is arranged such that the rotating surface of the pulley 148 is perpendicular to the frontage direction, that is, parallel to the longitudinal direction of the support beam 122 when viewed from above. The pulley 148 receives the rope 10 extending upward from the counterweight 8. The portion of the pulley 148 that receives the rope 10 from the counterweight 8 is disposed so as to be located just above the center of the counterweight 8. Further, the rope 10 wound around the pulley 148 is wound around the sheave 136. The portion of the pulley 148 that passes the rope 10 to the sheave 136 is disposed above the sheave 136 near the receptacle for the rope 10. That is, when the rope 10 is located between the counterweight 8 and the pulley 148, or between the pulley 148 and the sheave 136, the rope 10 is substantially parallel to the vertical direction.
[0023]
In addition, the respective locations of the car return wheel 140 and the counterweight return wheel 146 are higher than the height of the hoisting machine 134. However, when only the individual heights are compared on the same plane, both the car return wheel 140 and the counterweight return wheel 146 are lower than the height of the hoist.
[0024]
In the elevator apparatus 100 configured as described above, one end of the rope 10 is fixed to the car 6, and is wrapped around the pulleys 142 and 144 of the car return wheel 140 from the car 6 to change the direction of the rope. The direction is changed to the sheave 136 of the hoist, and the sheave 136 is wound. Subsequently, the rope 10 is wound around the pulley 148 from the sheave 136, the direction of the rope is changed in the direction of the counterweight 8, and the rope 10 is fixed to the counterweight 8.
[0025]
Here, when the sheave 136 of the hoisting machine 134 is rotated in the direction of the arrow in FIG. 1 by the drive unit 138, the rope 10 moves in the direction of the arrow. When the rope 10 moves in the direction of the arrow, the pulleys 142 and 144 of the return car 140 rotate in the direction of the arrow in accordance with the moving direction. The car 6 is pulled up by the rope 10 and rises along the guide rails 110 and 112. On the other hand, the pulley 148 of the return wheel 146 for the counterweight rotates in the direction of the arrow in accordance with the moving direction of the rope 10. As a result, the counterweight 8 descends along the guide rails 114 and 116. When the car 6 is lowered, the rotation direction of the sheave 136 of the hoisting machine 134 may be reversed.
[0026]
In addition, the shocks caused by the guide rails 110, 112, 114, the hoisting machine 134, and the return wheels 140, 146 when the elevator apparatus 100 is operating as described above are absorbed to some extent by the buffer members 132.
[0027]
Further, as described above, the rope 10 is connected between the car 6 and the pulley 142, between the pulley 144 and the sheave 136, or between the counterweight 8 and the pulley 148, and between the pulley 148 and the sheave 136. If there is, the rope 10 is substantially parallel to the vertical direction. Therefore, the direction of the rope 10 can be appropriately changed by the return wheels 140 and 146, and the rope 10 can move smoothly. Further, the rope 10 can be moved so as not to contact the support beams 120, 122 and the like. Therefore, the friction applied to the rope 10 is suppressed.
[0028]
Further, as described above, in the first embodiment, a 1: 1 roping method in which both ends of the rope 10 are fixed to the car 6 and the counterweight 8 is adopted. Therefore, the moving speed of the rope due to the rotation of the hoist is the same as the speed at which the car 6 moves up and down. That is, it is not necessary to rotate the hoisting machine 134 at twice the speed as in the case of the 2: 1 roping method. Therefore, noise generated by the hoisting machine 134 can be suppressed.
[0029]
Further, in the first embodiment, a car return wheel 140 and a counterweight return wheel 146 are arranged, and thereby the direction of the rope 10 is changed and guided to the hoisting machine 134. Therefore, it is not necessary to provide the hoisting machine 134 above the car 6 and the counterweight 8. That is, the tall hoisting machine 134 can be disposed in an extra space between the car 6 and the side wall portion 2, and only the relatively low return wheels 140 and 146 are used for the car 6 and the fishing What is necessary is just to arrange | position above the combined weight 8. Therefore, the space required above the hoistway 4 of the elevator apparatus 100 can be reduced.
[0030]
The ropes 10 are fixed to the center of the car 6 and the counterweight 8 by the return wheels 140 and 146, respectively. Therefore, the car 6 and the counterweight 8 can be lifted and lowered in a well-balanced and stable manner, and thereby noise and the like can be further prevented.
[0031]
Further, the shock absorbing member 132 provided on each of the support beams 120 and 122 can absorb a certain amount of impact such as the swing generated in the guide rails 110, 112 and 114, the hoisting machine 134, and the return wheels 140 and 146. Therefore, the noise can be further reduced.
[0032]
In the first embodiment, the ends of the rope 10 are fixed to the center of the car 6 and the counterweight 8, respectively. However, the present invention is not limited to this, and may be fixed at another position as long as the lifting and lowering can be performed in a well-balanced manner.
[0033]
Further, in the first embodiment, between the car 6 and the pulley 142, between the pulley 144 and the sheave 136, between the counterweight 8 and the pulley 148, and between the pulley 148 and the sheave 136, The positions of the pulleys 142, 144, 148 and the sheave 136 were determined so that the rope 10 was parallel to the vertical direction to some extent. However, the present invention is not limited to this, and the rope may be arranged in another position as long as the rope can be guided in an appropriate direction or moved appropriately.
[0034]
In the first embodiment, the case where the cushioning member 132 is provided between the guide rails 110, 112, 114 and the support beams 120, 122 has been described. This is to absorb vibrations of the guide rails 110, 112, 114, the support beams 120, 122, and the like to some extent, thereby reducing noise. However, the present invention is not limited to this, and may be provided with a buffer member at another position, or without such a buffer member.
[0035]
In the first embodiment, a case has been described in which guide rails 110, 112, 114, and 116 are provided, and support beams 120 and 122 are arranged above the guide rails to support the support beams 120 and 122. However, the present invention is not limited to the support beams supported by the guide rails, and may employ other support methods such as, for example, supporting the support beams by the side walls 2. Therefore, the invention is not limited to the one having the guide rail in the hoistway.
[0036]
In the first embodiment, the case where the support beams 120 and 122 are combined so as to be orthogonal to each other to support the hoisting machine 134 and the return wheels 140 and 146 has been described. However, the structure of the support beams 120 and 122 is not limited to such a case, and the support beam 120 is arranged at an appropriate position in accordance with the arrangement position of the car and the counterweight. What is necessary is just to guide a rope to a hoist.
[0037]
Embodiment 2 FIG.
FIG. 4 is a perspective view illustrating an elevator apparatus 200 according to Embodiment 2 of the present invention. FIG. 5 is a top view including a partially transparent portion of the elevator apparatus 200.
[0038]
As shown in FIGS. 4 and 5, the elevator device 200 is similar to the elevator device 100 described in the first embodiment, and includes a car 6 and a counterweight 8 in a hoistway 4 surrounded by a side wall 2. , Is fixed to each of both ends of the rope 10 and suspended. However, unlike the elevator apparatus 100, in the elevator apparatus 200, the counterweight 8 is located between the rear surface of the car 6 and the rear surface of the side wall 2 (upper side in FIG. 5), as shown in FIG. , When viewed from above, the counterweight 8 is disposed in such a direction that the longitudinal direction thereof is parallel to the frontage direction. Therefore, the elevator device 200 is different from the elevator device 100 in the arrangement position of the guide rail, the support beam, the hoist, the return wheel, and the like. This will be specifically described below.
[0039]
As shown in FIGS. 4 and 5, in the hoistway 4, guide rails 210 and 212 for guiding the elevator of the car 6 are set up facing each other in the frontage direction, and guide rails 214 and 216 for guiding the lifting and lowering of the counterweight 8 are provided. , Standing on the back side of the hoistway 4 (the upper side in FIG. 5). The guide rails 210 and 212 are in contact with the right side surface (the right side in FIG. 5) and the left side surface (the left side in FIG. 5) of the car 6 and are directed in the elevating direction so as to pass through the center of the side surfaces. It is standing. The guide rails 214 and 216 are in contact with the left side surface (the left side in FIG. 5) and the right side surface (the right side in FIG. 5) of the counterweight 8, respectively, and pass through the center of the side surface. It stands up and down.
[0040]
The support beam is configured by combining the support beams 220 and 222. The support beam 220 has one end supported by a support 226 provided on the top of the guide rail 210 for the car 6, and the other end supported on a support 228 provided on the top of the guide rail 212 for the other car 6. It is supported by. That is, since the support beam 220 is supported by the guide rails 210 and 212 provided so as to be in contact with the center of the right and left sides of the car 6, the support beam 220 is oriented above the center of the car 6 and parallel to the frontage direction. Are located in
[0041]
The support beam 222 is supported at one end by a support 230 provided at the top of the guide rail 214 for the counterweight 8, and at the other end by a support 228 at the top of the guide rail 212. It is supported with. A triangular portion is provided on the end of the support beam 222 that is supported by the guide rail 214, and one vertex of the triangle is formed so as to be located above the central portion of the counterweight 8. ing.
[0042]
The support beam 220 and the support beam 222 are vertically crossed and connected at a portion supported by the support base 228. A buffer member 232 is provided between each of the supports 226, 228, 230 and the support beams 220, 222.
[0043]
A hoisting machine 234 is arranged below the support beam 222 and near the guide rail 212 so as to face downward. The hoist 234 includes a sheave 236 and a drive unit 238 as in the elevator apparatus 100. Also, when the car 6 is raised to the height of the hoist 234, the hoist 234 is positioned so as to come into the space between the left side surface of the car 6 and the left side surface of the side wall 2 opposed thereto. Are located. In addition, at this time, the sheave 236 is arranged so as to face the left side surface of the side wall 2, and the surface opposite to the sheave 236 surface of the hoisting machine 234 faces the left side surface of the car 2.
[0044]
The car return wheel 240 includes two pulleys 242 and 244. The car return wheel 240 is disposed above the support beam 220 such that the rotating surfaces of the pulleys 242 and 244 are parallel to the frontage direction. In addition, the pulley 242 is disposed at a position for receiving the rope 10 extending upward from the center of the car 6, and the pulley 244 lowers the wound rope 10 directly downward so as to be wound around the sheave 236. Is located in the position. That is, the car return wheel 240 receives the rope 10 extending directly upward from the center of the car 6 on the one hand, and receives the rope 10 extending directly upward from the sheave 236 of the hoist on the one hand. The direction is changed so that the rope 10 between the sheaves 236 moves smoothly.
[0045]
Further, the return wheel 246 for the counterweight is configured to include two pulleys 248 and 250. As shown in FIG. 5, the counterweight return wheel 246 is placed on the support beam 222 such that the rotating surfaces of the pulleys 248 and 250 are parallel to the triangular slope of the support beam 222. Have been. In addition, the pulley 248 is arranged at a position for receiving the rope 10 extending directly upward from the sheave 236. In addition, the pulley 250 is disposed at a position where the wound rope 10 is lowered directly downward to reach the center of the counterweight 8. That is, the return wheel 246 for the counterweight receives, on the one hand, the rope 10 extending directly above from the center of the counterweight 8, and on the other hand, receives the rope 10 extending directly from the sheave 236 of the hoist, and The direction of the rope 10 is changed so that the rope 10 moves smoothly between the center of the weight 8 and the sheave 236.
[0046]
In the elevator device 200 configured as described above, one end of the rope 10 is fixed to the car 6, and is wound around the pulleys 242 and 244 of the car return wheel 240 located above the car 6 in the direction of the rope 10. Is changed to the direction of the sheave 236 of the hoisting machine 234, and is wound around the sheave 236. Further, the rope 10 is wound around the pulleys 248 and 250 from the sheave 236, the direction of the rope 10 is changed in the direction of the counterweight 8, and the rope 10 is fixed to the counterweight 8.
[0047]
Here, when the sheave 236 of the hoisting machine 234 is rotated in the direction of the arrow in FIG. 4 by the drive unit 238, the rope 10 moves in the direction of the arrow. When the rope 10 moves in the direction of the arrow, the pulleys 242 and 244 of the car return wheel 240 rotate in the direction of the arrow in accordance with the moving direction. The car 6 is pulled up by the rope 10 and rises along the guide rails 210 and 212. On the other hand, the pulley 248 of the return wheel 246 for the counterweight rotates in the direction of the arrow in accordance with the moving direction of the rope 10. As a result, the counterweight 8 descends along the guide rails 214 and 216. When lowering the car 6, the rotation direction of the hoist 234 may be reversed.
[0048]
Note that the shocks caused by the guide rails 210, 212, 214, the hoisting machine 234, and the return wheels 240, 246 during the operation of the elevator apparatus 200 are absorbed to some extent by the cushioning members 232.
[0049]
Further, as described above, the rope 10 is connected between the car 6 and the pulley 242, between the pulley 244 and the sheave 236, or between the counterweight 8 and the pulley 250, and between the pulley 248 and the sheave 236. If there is, the rope 10 in that part is substantially parallel to the vertical direction. That is, the direction of the rope 10 can be appropriately changed by the return wheels 240 and 246 so that the rope 10 can move smoothly, and the rope 10 does not contact the support beams 220 and 222.
[0050]
As described above, in the second embodiment, a 1: 1 roping method in which both ends of the rope are fixed to the car 6 and the counterweight 8 is adopted. For this reason, the moving speed of the rope due to the rotation of the hoisting machine 234 is the same as the moving speed of the car 6. That is, it is not necessary to rotate the hoist 234 at twice the speed as in the case of the 2: 1 roping method. Therefore, noise generated by the hoisting machine 234 can be suppressed.
[0051]
Further, in the second embodiment, a car return wheel 240 and a counterweight return wheel 246 are arranged, thereby changing the direction of the rope 10 and guiding the rope 10 to the hoisting machine 234. Therefore, it is not necessary to provide the hoisting machine 234 above the car 6 and the counterweight 8. That is, the tall hoisting machine 234 can be disposed in the extra space between the car 6 and the side wall portion 2, and only the return wheels 240 and 246 having a relatively low height are used for the car 6 and the fishing What is necessary is just to arrange | position above the combined weight 8. Therefore, the space required above the hoistway 4 of the elevator apparatus 200 can be reduced.
[0052]
Further, the ropes 10 are fixed to the center portions of the car 6 and the counterweight 8 by the return wheels 240 and 246, respectively. Therefore, the car 6 and the counterweight 8 can be raised and lowered stably, and furthermore, noise and the like can be prevented.
[0053]
In addition, the cushioning member 232 provided on each of the support bases 226, 228, and 230 absorbs to some extent vibrations caused by the swing generated in the guide rails 210, 212, 214, the hoisting machine 234, and the return wheels 240, 246. Can be. Therefore, the noise can be further reduced.
[0054]
In the second embodiment, the ends of the rope 10 are fixed to the center portions of the car 6 and the counterweight 8, respectively. However, the present invention is not limited to this, as in the first embodiment.
[0055]
In the second embodiment, between the car 6 and the pulley 242, between the pulley 244 and the sheave 236, between the counterweight 8 and the pulley 250, and between the pulley 248 and the sheave 236, The positions of the return wheels 240 and 246 and the sheave 236 are determined so that the rope 10 is parallel to the vertical direction. However, as in the first embodiment, the present invention is not limited to this.
[0056]
In the second embodiment, the case where the buffer member 232 is provided has been described. However, as in the first embodiment, the present invention is not limited to the case where the buffer member 232 is also provided.
[0057]
In the second embodiment, the case where the support beams 220 and 222 are supported by the guide rails 210, 212 and 214 has been described. However, as in the first embodiment, the present invention only needs to support the support beam by another method. Further, the shapes of the support beams 220 and 222 are not limited to those described in the second embodiment.
The other parts are the same as those in the first embodiment, and the description is omitted.
[0058]
Embodiment 3 FIG.
FIG. 6 is a perspective view of an elevator apparatus 300 according to Embodiment 3 of the present invention. FIG. 7 is a top view including a partially transparent portion for explaining a case where the elevator apparatus 300 is viewed from above.
[0059]
The elevator device 300 according to the third embodiment is similar to the elevator device 200 described in the first embodiment. In the elevator device 300, similarly to the elevator device 200, the car 6 and the counterweight 8 are fixed to the end of the rope 10 and suspended from the hoistway 4 surrounded by the side walls 2 on all sides. . Also in the elevator device 300, the counterweight 8 is located on the rear side of the car 6 (upward in FIG. 7) and, when viewed from the top, the longitudinal direction of the counterweight 8 is set to the frontage direction. They are arranged to be parallel. However, unlike the elevator apparatus 200, the counterweight 8 is relatively small, and is disposed offset to the right side (the right side in FIG. 7). Therefore, the arrangement of the guide rails, the supporting beams, the turning wheel, the hoist, and the like are different from those of the elevator apparatus 200. This will be specifically described below.
[0060]
As shown in FIGS. 6 and 7, in the elevator apparatus 300, a pair of guide rails 310, 312 for guiding the vertical direction of the car 6 and a pair of guide rails 314, 316 for guiding the vertical direction of the counterweight 8 are provided. Are located. Further, the direction in which the guide rails 310 and 312 face each other and the direction in which the guide rails 314 and 316 face each other are parallel to the frontage direction. In addition, since the counterweight 8 is disposed close to the rear right side (upper right in FIG. 7) when viewed from the door side of the car 6, the center of the left side surface and the right side surface of the counterweight 8 are respectively provided. The guide rails 314 and 316 arranged so as to be in contact with each other are also offset to the right side on the rear side.
[0061]
A support plate 318 is supported above the guide rails 312, 314, 316 via a support 326 provided above the guide rails 312, 314, 316. In addition, a buffer member 332 is provided between the support plate 318 and the support base 326, respectively.
The support plate 318 is a deformed square and is formed so as to cover four points: one corner on the back left side of the hoistway 4, guide rails 312, 316, and a point above the vicinity of the center of the car 6. The support plate 318 has substantially the same shape as a square connecting these four points. The support plate 318 is provided with rope through holes 320, 322, and 324 through which the rope 10 passes.
[0062]
The hoist 334 includes a sheave 336 and a drive unit 338. In FIG. 7, a portion of the support plate 318 above the hoisting machine 334 is shown in a cut-out state for the sake of explanation. The hoist 334 is arranged below the support plate 318 and on the left side of the back of the hoistway 4 (upper left in FIG. 7), and the car 6 and the counterweight 8 are the same as the hoist 334. Even when it is raised to the height, it is arranged so as not to collide with the hoist 334. Specifically, the hoist 334 is arranged such that the sheave 336 faces the rear surface of the car 6 and the surface opposite to the sheave surface faces the rear surface of the side wall 2. Further, a hoist 334 is disposed between the left side surface of the counterweight 8 and the left side surface of the side wall 2.
[0063]
In addition, a car return wheel 340 is provided above the support plate 318. The car return wheel 340 includes two pulleys 342 and 344. The one pulley 342 is arranged at a position for receiving the rope 10, which extends from the center of the car 6 to a direction directly above the car 6. The other pulley 344 is arranged at a position for receiving the rope 10 extending right above from the sheave 336 of the hoisting machine 334. That is, as shown in FIG. 7, the turning wheel 340 of the car is configured such that the surfaces on which the pulleys 342 and 344 rotate turn from the portion located above the center of the car 6 to the rear left side (see FIG. , Is disposed so as to be parallel to the direction of the upper left corner) toward the upper side of the sheave 336. The rope 10 extends right above from the center of the car 6, is wound around the pulleys 342, 344, passes through the rope through hole 320, and is wound around the sheave 336.
[0064]
The support plate 318 is provided with a counterweight return wheel 346. The return wheel 346 for the counterweight is disposed near the side wall 2 above the counterweight 8. The counterweight return wheel 346 includes a pulley 348. The pulley 348 receives, on the one hand, the rope 10 extending directly upward from the center of the counterweight 8, and on the other hand, receives the rope 10 extending directly from the sheave 336. That is, the rope 10 extends upward from the center of the counterweight 8, passes through the rope through hole 322, is wound around the pulley 348, passes through the rope through hole 324, descends downward, and winds around the sheave 336. Can be hung.
The other parts are the same as those in the first and second embodiments, and thus the description is omitted.
[0065]
As described above, in the third embodiment, a 1: 1 roping method in which both ends of the rope are fixed to the car 6 and the counterweight 8 is adopted. For this reason, the moving speed of the rope due to the rotation of the hoist 334 is the same as the speed at which the car 6 moves up and down. That is, it is not necessary to rotate the hoist 334 at twice the speed as in the case of the 2: 1 roping method. Therefore, noise generated by the hoisting machine 334 can be suppressed.
[0066]
Further, in the third embodiment, a car return wheel 340 and a counterweight return wheel 346 are arranged, whereby the direction of the rope 10 is changed and guided to the hoist 334. Therefore, it is not necessary to provide the hoisting machine 334 above the car 6 and the counterweight 8. That is, the tall hoisting machine 334 can be disposed in an extra space between the car 6, the counterweight 8, and the side wall 2, and only the relatively low return wheels 340, 346 are provided. May be arranged above the car 6 and the counterweight 8. Therefore, the space required above the hoistway 4 of the elevator apparatus 300 can be reduced.
[0067]
The ropes 10 are fixed to the center of the car 6 and the counterweight 8 by the return wheels 340 and 346, respectively. Therefore, the car 6 and the counterweight 8 can be raised and lowered stably, and furthermore, noise and the like can be prevented.
[0068]
In addition, the shock-absorbing member 332 provided on each support base 326 can absorb vibration to some extent due to the swing generated in the guide rails 312, 314, 316, the hoisting machine 334, and the return wheels 340, 346. Therefore, the noise can be further reduced.
[0069]
In the third embodiment, the ends of the rope 10 are fixed to the center of the car 6 and the counterweight 8, respectively. However, the present invention is not limited to this, as in the first embodiment.
[0070]
Further, in the third embodiment, when the pulley 10 is located between the car 6 and the pulley 342, between the pulley 344 and the sheave 336, and between the counterweight 8 and the pulley 248, the rope 10 The positions of the return wheels 340 and 346 and the sheave 336 were determined to be parallel. However, as in the first embodiment, the present invention is not limited to this.
[0071]
In the third embodiment, the case where the buffer member 332 is provided has been described. However, similarly to the first embodiment, the present invention is not limited to the case where the buffer member 332 is also provided.
[0072]
In the third embodiment, the case where the support plate 318 is supported by the guide rails 312, 314, and 316 has been described. However, as in the first embodiment, the present invention only needs to support the support plate by another method. Further, the shape of the support plate 318 is not limited to that described in the third embodiment. Also, the case where the rope through holes 320, 322, and 324 are provided in the support plate 318 has been described, but the present invention is not limited to the one having three rope through holes, and the cage, the counterweight, and the winding It may be provided at a position necessary for passing the rope 10 in consideration of the position of the machine, the return car, and the like.
[0073]
In the present invention, the support portions correspond to, for example, the support beams 120 and 122 of the first embodiment, the support beams 220 and 222 of the second embodiment, and the support plate 318 of the third embodiment.
[0074]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to realize a machine-room-less elevator of a 1: 1 roping system while measuring space saving. Thus, the noise of the elevator device can be suppressed, and the required space above the hoistway can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view illustrating an elevator apparatus according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a top view for explaining the elevator apparatus according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 3 is an enlarged perspective view for explaining an upper portion of the hoistway of the elevator apparatus according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view for explaining an elevator apparatus according to Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 5 is a top view for explaining an elevator apparatus according to Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view illustrating an elevator apparatus according to Embodiment 3 of the present invention.
FIG. 7 is a top view for explaining an elevator apparatus according to Embodiment 3 of the present invention.
[Explanation of symbols]
100, 200, 300 elevator equipment, 2 side walls, 4 hoistways, 6 cars, 8 counterweights, 10 ropes, 110, 112, 114, 116, 210, 212, 214, 216, 310, 312, 314, 316 guides Rail, 120, 122, 220, 222 support beam, 318 support plate, 320, 322, 324 rope through hole, 126, 128, 130, 226, 228, 230, 326 support base, 132, 232, 332 buffer member, 134 234, 334, hoisting machine, 136, 236, 336 sheave, 138, 238, 338 drive unit, 140, 240, 340 car return wheel, 142, 144, 242, 244, 342, 344, pulley, 146, 246, 346 Return wheel for counterweight, 148, 248, 250, 348 pulley.

Claims (10)

昇降路と、
前記昇降路内を昇降するかごと、
前記昇降路内を昇降する釣合錘と、
前記かご及び前記釣合錘を昇降させる巻上機であって、前記かご、あるいは、前記釣合錘が、前記巻上機と対向する高さにあるときに、前記かごあるいは前記釣合錘と前記昇降路の側壁との間に配置された巻上機と、
前記巻上機に巻きかけられ、かつ、一端を前記かごに固定され、他端を前記釣合錘に固定されたロープと、
前記かごから、前記巻上機の方向に、前記ロープの向きを変えるかご用返し車と、
前記釣合錘から、前記巻上機の方向に、前記ロープの向きを変える釣合錘用返し車と、
前記かご用返し車または前記釣合錘用返し車とを支持する支持部と、
を備えることを特徴とするエレベータ装置。
Hoistway,
A car ascending and descending in the hoistway,
A counterweight that ascends and descends in the hoistway;
A hoist that raises and lowers the car and the counterweight, wherein the car, or the counterweight is at a height facing the hoist, the car or the counterweight. A hoisting machine arranged between a side wall of the hoistway,
A rope wound around the hoist, and having one end fixed to the car and the other end fixed to the counterweight,
A car return car for changing the direction of the rope from the car to the hoist;
From the counterweight, in the direction of the hoist, a counterweight return wheel for changing the direction of the rope,
A support portion that supports the car return wheel or the counterweight return wheel,
An elevator apparatus comprising:
前記エレベータ装置は、さらに、前記かごまたは前記釣合錘の昇降方向を導くガイドレールを備え、
前記支持梁は、前記ガイドレールの頂部に配置されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
The elevator apparatus further includes a guide rail that guides a direction of elevating the car or the counterweight,
The elevator apparatus according to claim 1, wherein the support beam is disposed on a top of the guide rail.
前記ガイドレールと、前記支持梁との間に、緩衝部材を備えることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ装置。The elevator apparatus according to claim 2, further comprising a buffer member between the guide rail and the support beam. 前記巻上機は、前記ロープを巻きかけるシーブと、
前記シーブを回転させる駆動部とを備え、
前記巻上機は、前記シーブを前記側壁に対向するように配置することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のエレベータ装置。
A sheave around which the rope is wound,
A drive unit for rotating the sheave,
The elevator apparatus according to any one of claims 1 to 3, wherein the hoist arranges the sheave so as to face the side wall.
前記ロープは、一端を前記かごの天井の中心部付近に固定され、他端を、前記釣合錘の中心部付近に固定されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のエレベータ装置。5. The rope according to claim 1, wherein one end of the rope is fixed near a center of the car ceiling, and the other end is fixed near a center of the counterweight. 6. Elevator equipment. 前記かご用返し車は、前記ロープの、前記かごと、前記返し車とを繋ぐ部分と、前記返し車と、前記巻上機とを繋ぐ部分とが、前記かごの昇降方向に対して平行になるように配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のエレベータ装置。The car return car, the rope, the car, a part connecting the return car, the return car, and a part connecting the hoist, the car is parallel to the elevator direction. The elevator apparatus according to any one of claims 1 to 5, wherein the elevator apparatus is arranged to be arranged as follows. 前記釣合錘用返し車は、前記ロープの、前記釣合錘と、前記釣合錘用返し車とを繋ぐ部分が、前記釣合錘の昇降方向に対して平行になるように配置されることを特徴とする請求項1から6に記載のエレベータ装置。The counterweight return wheel is disposed such that a portion of the rope connecting the counterweight and the counterweight return wheel is parallel to the lifting direction of the counterweight. The elevator apparatus according to any one of claims 1 to 6, wherein 前記釣合錘は、前記かごの、出入口の設けられた面に垂直な一面と、この一面に対向する側壁との間を昇降するように配置され、
前記巻上機は、前記一面と、この一面に対向する前記側壁の一面との間に、かつ、前記シーブが、前記側壁の一面に平行に回転する方向に配置され、
前記かご用返し車は、前記出入口の設けられた面に対して平行に回転する方向に配置され、
前記釣合錘用返し車は、前記出入口の設けられた面に対して垂直な方向に配置されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のエレベータ装置。
The counterweight is disposed so as to ascend and descend between one surface of the car, which is perpendicular to a surface provided with an entrance, and a side wall facing the one surface,
The hoist is arranged between the one surface and one surface of the side wall facing the one surface, and the sheave is arranged in a direction in which the sheave rotates parallel to the one surface of the side wall,
The car return wheel is disposed in a direction that rotates in parallel to a surface provided with the entrance,
The elevator apparatus according to any one of claims 1 to 7, wherein the counterweight return wheel is disposed in a direction perpendicular to a surface on which the entrance is provided.
前記釣合錘は、前記かごの、出入口の設けられた面と対向する対向面と、この対向面に対向する側壁の一面との間を昇降するように配置され、
前記巻上機は、前記対向面とは垂直な一面と、この一面に対向する側壁との間に、シーブが、前記側壁の一面に平行に回転する方向に配置され、
前記かご用返し車は、前記対向面に平行な方向に配置され、前記釣合錘用返し車は、前記巻上機の上方と、前記釣合錘の中心部の上方を結ぶ、斜めの線の向きに回転するように配置されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のエレベータ装置。
The counterweight is disposed so as to move up and down between an opposing surface of the car, which opposes a surface provided with an entrance, and one surface of a side wall opposing the opposing surface,
The hoist is arranged between one surface perpendicular to the facing surface and a side wall facing the one surface, in a direction in which a sheave rotates in parallel with the one surface of the side wall,
The car return wheel is disposed in a direction parallel to the facing surface, and the counterweight return wheel is an oblique line connecting the upper part of the hoist and the upper part of the center of the counterweight. The elevator apparatus according to any one of claims 1 to 7, wherein the elevator apparatus is arranged so as to rotate in the direction of (1).
前記釣合錘は、前記かごの、出入口の設けられた面と対向する対向面と、この対向面に対向する側壁との間であって、かつ、前記対向面に垂直な側壁の一面側に片寄って配置され、
前記巻上機は、前記対向面と、前記側壁との間であって、かつ、前記釣合錘と、前記側壁の一面側に対向する面との間に配置され、
前記かご用返し車は、前記かご中心部上方から、前記巻上機の上方を結ぶ斜めの方向に回転するように配置され、
前記釣合錘用返し車は、前記対向面に対して平行な方向に配置されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のエレベータ装置。
The counterweight is between the opposing surface of the car facing the surface provided with the doorway and the side wall opposing the opposing surface, and on one side of the side wall perpendicular to the opposing surface. Placed side by side,
The hoist is located between the facing surface and the side wall, and is disposed between the counterweight and the surface facing the one surface side of the side wall,
The car return wheel is disposed so as to rotate in an oblique direction connecting the upper part of the hoist from above the car center,
The elevator apparatus according to any one of claims 1 to 7, wherein the return wheel for the counterweight is disposed in a direction parallel to the facing surface.
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