JP2004171948A - バックライト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】入光面の幅方向に沿って配置される複数の発光ダイオードの発光が良好に混光され、かつ、所要量の光が出光面から効率よく出光するとともに、導光板の構造が簡単で安価なサイドライト式のバックライト装置を提供する。
【解決手段】バックライト装置BLは、出光面となる正面1a、その互いに対向する一対の側縁の一方から背方へ垂直に延在して入光面となる垂直な第1の側面1b、正面1aの他方の側縁から背方へ垂直より小さな内角で傾斜して延在して反射面となる第2の側面1c、ならびに正面1aから離間して第1および第2の側面1b、1cの間に光学的に傾斜して形成されかつ第2の側面1cとの交点が90°より大きな反射面となる背面1fを備えた導光板1と、第2の側面1cを透過した光を導光板1の内部へ反射させる側面反射手段2と、導光板1の第1の側面1bから発光を入射させるように配設された複数の発光ダイオード4と、を具備している。
【選択図】図1
【解決手段】バックライト装置BLは、出光面となる正面1a、その互いに対向する一対の側縁の一方から背方へ垂直に延在して入光面となる垂直な第1の側面1b、正面1aの他方の側縁から背方へ垂直より小さな内角で傾斜して延在して反射面となる第2の側面1c、ならびに正面1aから離間して第1および第2の側面1b、1cの間に光学的に傾斜して形成されかつ第2の側面1cとの交点が90°より大きな反射面となる背面1fを備えた導光板1と、第2の側面1cを透過した光を導光板1の内部へ反射させる側面反射手段2と、導光板1の第1の側面1bから発光を入射させるように配設された複数の発光ダイオード4と、を具備している。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオードを光源としたバックライト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示用に用いるバックライト装置は、主として小径の冷陰極形蛍光ランプを光源としている。この蛍光ランプは、3波長発光形の蛍光体を主体とする蛍光体層を備え、その管軸方向に色度の均一な白色発光を行うので、カラー表示用として好適である。また、この種のバックライト装置には、主として直下式とサイドライト式とがある。直下式は、高輝度が得られるが、装置の奥行きサイズが大きくなる。これに対して、サイドライト式は、輝度はそれほど大きくならないが、導光板の側面から発光を入射して導光板の前面から出射するので、装置の奥行きサイズを小さくすることができることから多用されている。従来のサイドライト式バックライト装置に用いられている導光板は、板厚が一定か、入光部から先へ行くにしたがい薄くなる楔状の構造であった。
【0003】
ところが、冷陰極形蛍光ランプは、発光媒体として水銀をガラスバルブの内部に封入している。水銀は、環境負荷が大きく、健康に与える影響が極めて大きいため、蛍光ランプの場合、地球環境保全の立場から使用を控えていくことが検討されている。
【0004】
また、冷陰極形蛍光ランプにおいても、水銀に代えてキセノンなどを放電媒体として用いることが知られているが、水銀に比較すると、発光量が少ないという問題があり、期待されるほど水銀に対する代替が進んでいない。
【0005】
一方、発光ダイオードは、水銀などの環境負荷の大きな物質を含まない光源であり、蛍光ランプにおけるような温度依存特性が少なくて光立上り特性に優れ、しかも、寿命も長い、配線が比較的簡単である、ノイズレベルが改善されることなどで知られている。しかも、発光ダイオードの発光色については、最初に開発された赤色発光形に加えて、近年、青色および緑色発光形のものが実用化され、年ごとにこれら各色発光形の発光ダイオードの発光効率および発光量が向上していて、さらに近い将来の一層の向上がほぼ確実視されている。
【0006】
また、青色発光形の発光ダイオードに青色と補色関係にある黄色を発光する蛍光体を組合せ、青色発光の一部を利用してこれを黄色発光に波長変換することにより、青色光と黄色光の混光により白色発光が得られるように構成したものもある。さらに、近紫外線を発光する発光ダイオードも開発されていて、近紫外線を3波長発光形蛍光体を用いて白色発光に波長変換することができるようになった。
【0007】
図13は、RGBの単光色を混光して白色光を出力するサイドライト式バックライト装置における構造と光路を説明する略図的側面図である。このバックライト装置は、発光ダイオード104を光源とするもので、米国 LUMILEDS社から発表されている。このバックライト装置は、図に示すように、導光板101が、断面逆楔状をなしている。すなわち、正面101aの一対の側縁から第1および第2の側面101b、101cが背方へ垂直に延在し、楔の先端側に位置する幅の狭い第1の側面101bが入光面とされ、楔の基端側に位置する幅が広く、第2の側面101cが第1の側面101bと平行で、しかも、図示のようなプリズム101c1が形成されていて、反射面とされている。また、第1および第2の側面101b、101c間に位置する正面101aが出光面となり、さらに出光面に対向する背面101fが正面に対して先端に行くにしたがって肉厚が大きくなるように傾斜している。
【0008】
光源となる発光ダイオード104は、3個のRGB単光色の発光ダイオード素子を入光面の幅方向に配置して一組とし、その複数組からなる発光ダイオードアレイからなり、これを入光面の幅方向に配置している。
【0009】
そうして、発光ダイオード104を光源とする上述のバックライト装置においては、3個のRGB単光色の発光ダイオード素子から放射されたRGBの単光色の発光が第1の側面101bから入射して導光板101の正面101aおよび背面101f間の全反射を交互に繰り返しながら第2の側面101cのプリズム101c1に到達し、そこで反射して、再び全反射をしながら折り返す過程で導光板101内部の入射角が臨界値を超えた位置で正面101aの出光面から外部へ導出されるので、導光板101内における光の走行距離が大きくなるために、良好な混光が得られるとされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した板厚が一定か、入光部から先端に向かって薄くなる楔状の導光板を用いている従来のサイドライト式バックライト装置にRGBの単光色の発光ダイオードの発光を入光すると、導光板の正面に色むらが生じて、所望の白色光を得ることができないことが分かった。これはRGBの単光色の光が十分に混光されないからである。
【0011】
これに対して、RGBの単光色の混光により白色光を得るとして提案された図13に示すバックライト装置も問題があることが分かった。すなわち、本発明者が図13に示すRGBの単光色を混光して白色光を出力するサイドライト式バックライト装置を製作して追試をした結果、出光面から得られる光量が少なくて、しかも、色むらがあるとともに輝度の均整度が甚だ低くかった。その原因を種々調査の結果、第2の側面101cにおける反射が適切に行われていないことが判明した。
【0012】
本発明者は、さらに進んで研究を行った結果、第2の側面101cにおける反射を適切に行うための構造を見出すことに成功し、本発明をなすに至った。
【0013】
本発明は、入光面の幅方向に沿って配置される複数の発光ダイオードの発光が良好に混光され、かつ、所要量の光が出光面から効率よく出光するとともに、導光板の構造が簡単で安価なサイドライト式のバックライト装置を提供することを目的とする。
【0014】
また、本発明は、加えて導光板の肉厚を一定にして薄形化されたサイドライト式のバックライト装置を提供することを他の目的とする。
【0015】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明のバックライト装置は、出光面となる正面、正面の互いに対向する一対の側縁の一方から背方へ垂直に延在して入光面となる第1の側面、正面の他方の側縁から背方へ垂直より小さな内角に傾斜して延在して反射面となる第2の側面、ならびに正面から離間して第1および第2の側面の間に光学的に傾斜して形成されかつ第2の側面との交点が90°より大きな反射面となる背面を備えた導光板と;第2の側面に入射した光を導光板の内部へ反射させる反射手段と;導光板の第1の側面から発光を入射させるように配設された複数の発光ダイオードと;を具備していることを特徴としている。
【0016】
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
【0017】
<導光板について> 導光板は、透明な光学材料例えばアクリル樹脂、ガラスなどの板状体からなり、少なくとも正面、第1および第2の側面、ならびに背面を含んでいる。
【0018】
正面は、出光面となり、出光した光はバックライトとして利用される。したがって、正面は、所要の広がりの表示面を得るのに必要な大きさに設定することができる。
【0019】
第1の側面は、入光面となり、正面の一方の側縁から背方へほぼ垂直に延在して形成されている。そして、第1の側面の正面に対して直角な方向すなわち奥行き寸法は、入光に必要な程度に相対的に狭く形成される。
【0020】
第2の側面は、後述する反射手段と協働して反射面として作用し、正面の他方の側縁から背方へ垂直よりより小さな内角で傾斜して延在して形成されている。したがって、第2の側面は、その内面が正面に対向する方向へ傾斜している。
【0021】
また、第2の側面には、所望により適度の拡散反射性を付与するために、サンドブラスト面を形成することができる。
【0022】
背面は、主として内面で全反射する反射面として作用し、正面から離間して第1および第2の側面間に形成されている。そして、背面と第2の側面との交点が90°より大きな内角を形成している。上記内角は、一般的には90超〜120°の範囲内で設定することができる。しかし、正面の輝度分布を考慮した場合、好適には95〜115°の範囲がよく、より一層好適には101〜111°の範囲内である。
【0023】
また、背面の正面に対する傾斜は、光学的に傾斜していて、見かけ上正面と平行であってもよい。すなわち、「光学的に傾斜」しているとは、光学的な作用から見たときに傾斜面として作用することを意味する。したがって、見かけ上も傾斜している面でもよいし、見かけ上は傾斜していないが光学的には傾斜しているのと同様に作用する面でもよい。前者の場合、導光板の肉厚は、第1の側面から第2の側面に向かって順次増大する逆楔状になる。なお、この点については従来技術と同様である。後者としては、例えば入光面から見て左右の幅方向に直線的に延在するフレネルレンズ状の微小傾斜面を複数配列している構成などがある。
【0024】
さらに、背面には、所望により適度の拡散反射性を付与するために、サンドブラスト面を形成することができる。
【0025】
なお、導光板が有限の大きさの板状体の場合、第1および第2の側面とは交差する方向に第3および第4の側面(換言すれば、上面および下面)が形成される。
【0026】
<側面反射手段について> 側面反射手段は、第2の側面に入射した光をその入射角の如何にかかわらず、主として入射角に応じた反射角で、または拡散して導光板の内部へ反射させる手段であり、例えば鏡面反射シートや拡散反射シートが第2の側面に配設される。また、反射手段は、第2の側面の外面に金属被膜を蒸着、めっきなどにより直接被着させて形成してもよい。
【0027】
導光板の内部を主として全反射を繰り返しながら第2の側面に入射した光の入射角が臨界角より小さければ第2の側面自体で全反射されるが、臨界角より大きな入射角であっても、第1の反射手段が確実にこれを第2の側面に入射して反射したように反射させて、再び導光板の内部へ戻すのに寄与する。
【0028】
<発光ダイオードについて> 発光ダイオードは、導光板に入光するための光源であり、所要の光色またはおよび所要量の光量を得るために、その複数が用いられる。複数の発光ダイオードは、適当なピッチで第1の側面の幅方向に配置される。複数の発光ダイオードを導光板の第1の側面に所定のピッチで配置するための好適な構成は、予め所要の配線路を形成した細長い配線基板に複数の発光ダイオードを実装した発光ダイオードアレイを用いることである。
【0029】
また、発光ダイオードは、バックライト装置として所要の輝度を得るために、消費電力が例えば1W程度またはそれ以上に大きなパワー発光ダイオードを用いることができるが、このような場合には、使用する数が少なくなり、実装が容易になる。しかし、一般に発光ダイオードの使用数が少なくなると、導光板内における混光が困難になり、色むらを生じやすくなる。ところが、本発明においては、導光板内の光路長が大きいとともに、傾斜した第2の側面を備えているため、正面から均一に出光するので、発光ダイオードの使用数が少なくても良好な混光が得られる。
【0030】
さらに、発光ダイオードは、作動中に熱損失を生じるので、温度上昇しやすい。そして、温度上昇により発光効率が低下するので、放熱を配慮した構成を採用するのがよい。
【0031】
<その他の構成について> 上述した本発明の必須構成要素ではないが、以下の構成を所望により選択的に付加することにより、バックライト装置の性能が向上したり、機能が追加されたりする。
1.背面反射手段 背面反射手段は、導光板の背面に沿って配設される。これにより、導光板の反射面となる背面から不所望に漏れる光を反射して導光板内へ戻すことにより、出光面の輝度向上に寄与させることができる。特に背面反射手段のうち第2の側面近傍に位置する部分は、後述する正面反射手段を配設する場合、正面反射手段と協働して暗線部の解消に寄与する。背面反射手段は、鏡面反射および拡散反射のいずれであってもよい。
【0032】
また、背面反射手段は、反射シートの貼着、金属被膜の蒸着やめっきなどにより直接背面に形成してもよい。さらに、背面反射手段は、均一な反射作用だけでなく、背面の位置に応じた所望に密度が分布したドットパターンを形成していて、不均一は反射特性を有していてもよい。
【0033】
なお、要すれば、第3および第4の側面にも上記と同様な反射手段を配設することができ、この場合、これらの側面から不所望に漏れる光を導光板内に戻すので、背面反射手段に加えて配設することで、出光面における一層の輝度向上を実現することができる。
2.拡散シート 拡散シートは、導光板の正面の出光面から出光した光がそこを通過するときに一旦拡散させてバックライト装置の輝度分布の均整度を良好にする手段である。
3.集光シート 集光シートは、マイクロレンズやマイクロプリズムなどを備えていて、導光板の出光面から出光した光を拡散シートを経由させて、または直接入射させることにより、光の進行方向を屈折させて前方へ揃えるように作用するので、バックライトとして有用なバックライトの前方へ向かう光を多くする手段である。
4.正面反射手段 正面反射手段は、導光板の正面の第2の側面に接近した位置に配設される。本発明においては、前述の構成によって第2の側面が傾斜しているため、第1の側面から入光する光を反射して再び入光面へ向けて折り返させ、入光面へ戻る途中で正面から出光するので、その間の光路長が長くなり、混光を良好にするのに効果的であるが、第2の側面に接近した位置に暗線部が生じやすいことが分かった。
【0034】
このような場合に、第2の側面に隣接する帯状の領域に導光板正面反射手段を配設すると、正面反射手段に入射した光が反射されて背面反射手段によりさらに反射されて正面の暗線部発生位置から出光するようになるため、上記暗線部が良好に改善される。正面反射手段の大きさは、正面から垂直方向に第2の側面を見通したときのサイズの1/2以上の大きさであればよい。
【0035】
正面反射手段としては、拡散反射手段および鏡面反射手段のいずれであってもよい。例えば、銀蒸着シートなどの反射シートの貼着や反射性金属被膜の蒸着、めっきなどによる直接形成などにより形成することができる。
5.放熱手段 発光ダイオードの温度上昇による発光特性低下を抑制する手段として、放熱手段を配設すると効果的である。放熱手段としては、既知の各種放熱手段を採用することができる。例えば、ヒートシンク、ヒートパイプ、送風ファンまたはペルチエ素子などの放熱手段を配設することができる。
【0036】
本発明においては、導光板の背面が正面に対して見かけ上傾斜している場合、背面の傾斜部に楔状の空所が生じるので、この空所を利用して放熱手段例えばヒートシンクを配設することができる。したがって、放熱手段の配設のために格別の空間を用意する必要がないので、空間利用率が向上するとともに、発光ダイオードを発光効率が高い状態で作動させることが可能になる。このため、バックライト装置の発光ダイオードの温度上昇による輝度低下を抑制しながら、同時にバックライト装置を小形化できる。
【0037】
<本発明に作用について> 本発明は、以上説明した構成であるから、第1の側面から導光板の内部へ入光した発光ダイオードからの発光が主として導光板の正面および背面の内面で全反射を交互に繰り返しながら第2の側面に到達し、第2の側面の内面で全反射をするか、第2の側面の外側に配設された側面反射手段で反射して再び導光板の内部に戻る。すなわち、光が折り返して進行し、正面および背面の内面で全反射を繰り返すが、第2の側面が傾斜しているので、帰路においては、正面および背面に対する入射光が第2の側面が傾斜している分大きくなりやすいため、発光ダイオードまで戻る以前に臨界角より大きくなって、導光板の正面から外部へ出光する。
【0038】
これをさらに詳述すれば、発光ダイオードの放射光は配光が一般に狭いので、導光板の第1の側面に対する入射角が比較的小さい。一方、導光板は、第1および第2の側面を含み、かつ、正面に垂直な断面における肉厚が第1の側面から第2の側面へ向かって増大する逆楔状をなしているから、第1の側面から導光板の内部へ入光した光は、正面および背面の内面間を交互に全反射を繰り返しながら第2の側面へ向かって進行する。その間、正面および背面に対する入射角が順次大きくなって行きながら進行し、やがて第2の側面の位置まで到達して、第2の側面に入射する。その際の入射角が臨界角より小さければ、第2の側面の内面で全反射して折り返す。また、入射角が臨界角より大きければ、第2の側面から一旦出射し、側面反射手段により反射されて、再び導光板の内部へ入光する。いずれにしても、第2の側面に到達した光は、反射されて折り返し、再び全反射を繰り返して今度は逆方向へ進行する。
【0039】
ところが、第2の側面が傾斜しているため、光の帰路においては、第2の側面の傾斜角だけ正面および背面に対する入射角が小さくなりやすい。これにより、光は、入光面へ戻る途中で正面の内面に対する入射角が臨界角を越えるようになり、その時点で正面から外部へ出光する。
【0040】
以上の説明から理解できるように、第1の側面から導光板の内部に入射した光が第2の側面で反射して戻る過程で正面から出光するので、正面から出光するまでの光路長が長くなる。その結果、複数の発光ダイオードから放射した光色の異なる光がよく混光されて均一になった後に出光されることになり、出光面における色むらが現れにくくなる。
【0041】
また、上記に伴い第2の側面が傾斜しているために、導光板の正面からの出光が正面全体に分散されやすくなるとともに、出光量が多くなる。そのため、バックライト装置としての輝度分布の均整度および輝度レベルも向上する。しかも、第2の側面は、平坦面からなるため、構造が簡単になり、導光板用成形型の製作も容易で、導光板を安価に得ることができる。
【0042】
長い光路を光が全反射しながら進行する過程で良好な混光が行われる上述の光学作用は、RGBの単光色を発光する3種の発光ダイオードを用いて導光板内で混光して白色光を出光させる場合に極めて好都合である。しかし、本発明は、RGBの単光色を発光する3種の発光ダイオードばかりでなく、白色発光や同一色の単光色を発光する発光ダイオードを複数用いる場合においても有効である。すなわち、発光ダイオードは、一般に色度およびまたは発光量など発光特性の発光ダイオード間のばらつきが大きいので、導光板内の光路長が長いことにより、複数の発光ダイオードの発光が十分に混光されるので、出光面全体として均一な色度および輝度およびそれらの良好な均整度が得られる。
【0043】
また、本発明によれば、導光板内の光路長が大きいとともに、傾斜した第2の側面を備えているため、正面から均一に出光するので、発光ダイオードの使用数が少なくても良好に混光した光が均整度よく得られる。
【0044】
さらに、本発明によれば、導光板の背面にフレネルレンズ面などの光学手段を付加することで、見かけ上の肉厚を均一にしながら、光学的に傾斜させることにより、上述した作用、効果を有しながら、加えて従来の一定肉厚の導光板と同様な薄形のバックライト装置を得ることもできる。
【0045】
さらにまた、本発明においては、RGB単光色を発光する3種の発光ダイオードを発光色ごとの点灯時間をPWM制御などにより発光色別に制御しながら点灯することにより、所望の色度の白色光やその他の有色光を発生させることができるとともに、いわゆる調色を行ったり、輝度を変化して調光したりすることが可能になる。
【0046】
なお、本発明のバックライト装置の光出力面に液晶表示ユニットなどの画像表示手段を載置することにより、画像表示装置を得ることができる。
【0047】
請求項2の発明のバックライト装置は、請求項1記載のバックライト装置において、導光板は、その背面が、正面に対してほぼ平行な基準面にフレネルレンズ面が形成されていることにより、光学的に傾斜していることを特徴としている。
【0048】
本発明は、背面を光学的に傾斜させるのに好適な構成を規定している。すなわち、複数のフレネルレンズ面を正面と平行な基準面に形成している。本発明において、「フレネルレンズ面」とは、見かけ上の傾斜面を有する背面をその傾斜面に沿って複数に分割した複数の微小レンズ素子を複数配列したものをいう。そして、各微小レンズ素子を見かけ上の傾斜面の位置から位置を正面に対して直角な方向にずらし圧縮して基準面に配置しているので、隣接するレンズ素子間には、基準面に対して垂直な段差が形成されている。なお、微小レンズ素子は、好ましくは第1および第2の側面の幅方向へ直線状に延在している。
【0049】
そうして、本発明においては、導光板が見かけ上均一の肉厚なので、バックライト装置が薄形でありながら見かけ上傾斜している背面と光学的に同様な導光作用を行うため、発光ダイオードから導光板内に入射した光の正面から出射するまでの光路長が大きくなり、その間に良好な混光が行われる結果、色むらがなく、しかも、輝度分布の均整度と輝度が向上する。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0051】
図1ないし図3は、本発明のバックライト装置における第1の実施の形態を示し、図1は略図的側面図、図2は平面図、図3は導光板内の光路の一例を示す説明図である。各図において、IDDは画像表示装置、BLはバックライト装置である。
【0052】
画像表示装置IDDは、バックライト装置BTおよび画像表示パネルIPからなる。バックライト装置BTは、本実施の形態のものであり、後述する構成である。画像表示パネルIPは、液晶表示ユニットなどからなり、バックライト装置BTの光出力面に背面から光照射されて、透過することにより、前面側に画像が表示されるように配置されている。
【0053】
バックライト装置BTは、導光板1、側面反射手段2、背面反射手段3、複数の発光ダイオード4、拡散シート5、第1および第2のプリズムシート6、7からなる。
【0054】
導光板1は、無色透明のアクリル樹脂を成形してなり、正面1a、第1ないし第4の側面1b、1c、1d、1eおよび背面1fからなる異形六面体形状をなしている。すなわち、導光板1は、その正面1aが表示面の大きさに対してほぼ同じ大きさである。第1の側面1bは、正面1aの図1において左端の側縁から垂直に背方へ延在し、図1において高さは入光面として必要な程度に相対的に小さくなっている。第2の側面1cは、平坦状をなし、かつ、正面の図1において右端の側縁から90°より小さい内角αを形成して背方、すなわち図1において下方へ延在し、その正面に直角な高さが第1の側面より大きくなっている。第3および第4の側面1d、1eは、互いに平行で、図2に示すように、第1および第2の側面1b、1cに対して直角をなして図2の紙面に対して裏面方向へ延在している。背面1fは、第1および第2の側面1b、1cのそれぞれの下端の間を平面で画成して形成されている。そして、背面1fと第2の側面1cとの交点が90°より大きい内角βを形成している。
【0055】
側面反射手段2は、鏡面反射シートなどからなり、第2の側面1cの外面に貼着されていて、第2の側面を透過した光を鏡面反射して導光板1の内部へ戻す。なお、鏡面反射シートは、透明ポリエステルなどの合成樹脂薄膜基材の表面に銀蒸着膜を被着して形成されている。
【0056】
背面反射手段3は、白色または鏡面性の反射面を備えており、導光板1の第3および第4の側面1e、1fならびに背面1fの外面に配設されている。そして、これらの各面から外部へ漏れ出た不所望な光を再び導光板1の内部へ反射してなるべく多くの光が損失なく正面から出射するのに寄与する。
【0057】
複数の発光ダイオード4は、複数の単光色発光形発光ダイオード4aおよび配線基板4bからなる。複数の単光色発光形発光ダイオード4aは、それぞれが基板4a1および発光ダイオード素子4a2からなる。基板4a1は、良導電性金属基板からなる一方のリードと、その表面に絶縁被膜を介して配置した他方のリードとからなる。発光ダイオード素子4a2は、基板4a1に支持されるとともに、上記一対のリードに接続している。また、複数の単光色発光形発光ダイオード4aは、RGBの単光色の発光を行う3種の発光ダイオードからなる組を複数含んで構成されている。RGBの単光色の発光を行う3種の発光ダイオードとして、例えば赤色発光形の発光ダイオードが定格電流350mA、定格電圧3Vのパワー発光ダイオードを用いる。緑色発光形および青色発光形の発光ダイオードがそれぞれ定格電流350mA、定格電圧3.5Vのパワー発光ダイオードを用いる。
【0058】
配線基板4bは、細長くて導光板1の第1の側面1bの外面に、その幅方向に沿って延在する。
【0059】
そうして、複数の発光ダイオード4は、RGBの単光色の発光を行う3種の発光ダイオードからなる組を複数備えた発光ダイオードアレイとして構成されている。
【0060】
拡散シート5は、導光板1の正面に重ねて配置されていて、導光板1の正面から出射した光を透過する際に拡散させる。
【0061】
第1および第2のプリズムシート6、7は、拡散シート5に重ねて配置されていて、拡散光を集光してバックライト装置BLの前方すなわち画像表示装置IDDの画像表示パネルIPの背面を照射する。
【0062】
次に、図3を参照して、入光面である導光板1の第1の側面1bから入光した光が正面1aから出光するまでのメカニズムを説明する。すなわち、発光ダイオード3から放射して導光板1の第1の側面1bから内部へ入光した光は、発光ダイオード3の比較的狭い配光特性のために、その殆どが導光板1の正面1aまたは背面1fの内面に大きな入射角で入射する。例えば、図示の方向に第1の側面1bから入光した光は、正面1aの内面に角度θ1で入射し、かつ、反射する。しかし、入射角θ1が臨界角より大きいため、入射した光は、全反射して背面1f側へ向かう。ところが、導光板1は、その肉厚が第1の側面1bから第2の側面1cに向かって順次大きくなる逆楔状をなしているので、次には背面1fの内面に対して角度θ2で入射し、かつ、反射する。さらに、再び正面1aの内面にはθ3で入射し、かつ、反射する。各角度は、θ1<θ2<θ3の関係となり、順次増大していく。そのため、第1の側面1bから入光した光は、殆ど確実に全反射して第2の側面1cへ到達する。
【0063】
第2の側面1cの内面に入射した光は、その入射角に応じて内面で全反射するか、反射手段2で鏡面反射して再び導光板1の内部へ戻る。ところが、第2の側面1cまたは側面反射手段2における反射は、第2の側面1cが第1の側面1bに比較して傾斜している角度(90−α)だけ入射角および反射角が小さくなる。そのため、帰路の正面1aに対する図3において最初の入射角および反射角がθ3´、次がθ2´、さらにθ1´となり、往路の各角度に対して、θ3<θ3´、θ2<θ2´、θ1<θ1´の関係になる。すなわち、光の帰路の入射角は、往路の入射角より大きくなる。そのため、光は、帰路の途中で正面から出光する。
【0064】
以下、本発明のバックライト装置のその他の実施の形態について説明する。図において、図1ないし図3と同一部分について同一符号を付して説明は省略する。
【0065】
図4は、本発明のバックライト装置における第2の実施の形態を示す略図的側面図である。本実施の形態は、導光板1の正面1aの第2の側面1cに接近した領域に暗線部が生じる場合にこれを抑制するのに効果的な構成を具備している。
【0066】
すなわち、導光板1の正面1aに対して垂直な方向を見通したときの第2の側面1cの長さの1/2以上の大きさの正面反射手段8を導光板1の正面1aに貼付している。正面反射手段8は、鏡面反射性および拡散反射性のいずれの反射特性を有していてもよい。正面反射手段7を配設することによって導光板1としての有効表示面積が削減されるけれど、予め削減される分を見込んで導光板1の面積を大きく設定すればよい。
【0067】
本実施の形態においては、光が導光板1の第2の側面1cに接近した位置で正面1aを透過して外部へ出たときに、正面反射手段8によって反射され、再び導光板1内に入射し、背面1f側で反射して、暗線部が生じる位置から外部へ導出される確率が高くなる。その結果、暗線部が解消ないし低減する。
【0068】
図5および図6は、本発明のバックライト装置における第3の実施の形態を示し、図5は略図的側面図、図6は導光板内の光路の一例を示す側面説明図である。本実施の形態は、背面を光学的に傾斜させることにより、導光板1を均一肉厚に構成している。
【0069】
すなわち、正面1aに平行な仮想の基準面に多数のフレネルレンズ部Fを配設して背面1f´を形成している。フレネルレンズ部Fは、底面部分が斜面部aと、垂直な段差部bとで構成されている。斜面部aは、図1における背面1cの傾斜面と同じ傾斜面の一部を形成する。段差部bは、フレネルレンズ部Fの互いに隣接する境界部分を形成している。
【0070】
そうして、本実施の形態においては、図8に示すように、発光ダイオード4から導光板1の第1の側面1b内に入光した光線は、図3に基づいて説明したのと同様に全反射を繰り返して第2の側面1cに入射し、反射して戻る過程で正面1aから外部へ透過する。以上の過程で、多数のフレネルレンズ部Fの斜面部aが内面の全反射において図1のように一連の斜面部と同様に作用する。これに対し、段差部bは、光学的に殆ど無意味なので、上記の反射作用に対して影響しない。
【0071】
図7は、本発明のバックライト装置の第4の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図である。図において、9はヒートシンクである。
【0072】
ヒートシンク9は、熱伝導性金属例えばアルミニウムの板を折曲して形成されてなり、発光ダイオード4の配線基板4bの背面側に導熱的に配設されているとともに、導光板1の傾斜した背面1fにより形成された空所を利用して配置されている。すなわち、ヒートシンク9は、配線基板4bの背面に伝熱関係に接触して垂直に延在する背面9a、背面9aの下端から導光板1の背面1fに沿って延在する傾斜面9b、傾斜面9bの先端から背面9aの方向へ折り返して導光板1の正面1aに平行に延在する底面9cからなり、輪郭が楔状に構成されている。
【0073】
図8は、本発明のバックライト装置の実施の形態における発光ダイオードの温度−輝度特性の一例を示すグラフである。図において、横軸は発光ダイオードの温度(℃)を、縦軸は輝度(cd/m2)を、それぞれ示す。また、線Aは中央輝度、線Bは平均輝度、をそれぞれ示す。上記温度−輝度特性は、発光ダイオードの駆動電流を一定にして、発光ダイオードの温度を変化させたときのバックライト装置の光出力面における輝度を測定して得たものである。
【0074】
図から理解できるように、バックライト装置の輝度は、発光ダイオードの温度に反比例する。それゆえ、上記第4の実施の形態におけるように発光ダイオード4にヒートシンク9を配設すると、発光ダイオード4の温度が低下するので、発光量が増大して効果的である。
【0075】
図9ないし図12は、本発明のバックライト装置の第5ないし第8の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図である。これらの実施の形態においては、ヒートシンク9の構成が異なる。
【0076】
すなわち、図9に示す第5の実施の形態において、ヒートシンク9は、配線基板4bの背面に伝熱的に接触する垂直な背面9a、背面9aの下端から導光板1の正面1aに平行に延在する底面9c、および底面9cの先端から折り返して導光板1の背面1fに沿い、かつ、発光ダイオード4に向かって延在する傾斜面9bからなる外形が楔状に構成されている。
【0077】
図10に示す第6の実施の形態において、ヒートシンク9は、配線基板4bの背面、導光板1の背面1fおよび第2の側面1cの外面に伝熱的に接触して、バックライト装置の光出力面を除いて全体を包囲する形状の内面9dと、弁当箱形状をなした外面9eとの間が熱伝導性の金属が充満された構成であり、押出し成形または鋳造により形成されている。
【0078】
図11に示す第7の実施の形態において、ヒートシンク9は、輪郭が図10に示す第6の実施の形態におけるのと同様楔状であるが、内部に図に垂直な方向に貫通した複数の空隙9fを備えた構成であり、押出し成形により形成されている。
【0079】
図12に示す第8の実施の形態において、ヒートシンク9は、背面9a、底面9cおよび傾斜面9bを有し、外形が図9に示す第5の実施の形態における外形と類似した楔状をなしているが、底面9cに多数のフィン9gが形成された構成であり、押出し成形により形成されている。
【0080】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、正面、垂直に延在する第1の側面、正面の他方の側縁から背方へ垂直より小さな内角に傾斜して延在する第2の側面、ならびに第1および第2の側面の間に光学的に傾斜して形成されかつ第2の側面との交点が90°より大きな背面を備えた導光板と、第2の側面に入射した光を導光板の内部へ反射させる側面反射手段と、導光板の第1の側面から発光を入射させるように配設された複数の発光ダイオードとを具備していることにより、入光面の幅方向に沿って配置される複数の発光ダイオードの発光がたとえ発光ダイオードの数が少なくても良好に混光され、かつ、所要量の光が出光面から高効率で、しかも、均整度よく出光するとともに、導光板の構造が簡単で安価なサイドライト式のバックライト装置を提供することができる。
【0081】
請求項2の発明によれば、導光板の背面が、正面に対してほぼ平行な基準面に複数のフレネルレンズ面が形成されて光学的に傾斜していることにより、導光板の肉厚を一定にして薄形化されたサイドライト式のバックライト装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックライト装置における第1の実施の形態を示す略図的側面図
【図2】同じく平面図
【図3】同じく導光板内の光路の一例を示す説明図
【図4】本発明のバックライト装置における第2の実施の形態を示す略図的側面図
【図5】本発明のバックライト装置における第3の実施の形態を示し、図7は略図的側面図
【図6】同じく導光板内の光路の一例を示す側面説明図
【図7】本発明のバックライト装置の第4の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図
【図8】本発明のバックライト装置の実施の形態における発光ダイオードの温度−輝度特性の一例を示すグラフ
【図9】本発明のバックライト装置の第5の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図
【図10】本発明のバックライト装置の第6の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図
【図11】本発明のバックライト装置の第7の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図
【図12】本発明のバックライト装置の第8の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図
【図13】従来のバックライト装置における構造と光路を説明する略図的側面図
【符号の説明】
1…導光板、1a…正面、1b…第1の側面、1c…第2の側面、1f…背面、2…側面反射手段、3…背面反射手段、4…複数の発光ダイオード、4a…複数の単光色発光形発光ダイオード、4a1…発光ダイオード素子、4a2…基板、4b…配線基板、IDD…画像表示装置IDD、IP…画像表示パネル、IDDは画像表示装置、BLはバックライト装置
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオードを光源としたバックライト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示用に用いるバックライト装置は、主として小径の冷陰極形蛍光ランプを光源としている。この蛍光ランプは、3波長発光形の蛍光体を主体とする蛍光体層を備え、その管軸方向に色度の均一な白色発光を行うので、カラー表示用として好適である。また、この種のバックライト装置には、主として直下式とサイドライト式とがある。直下式は、高輝度が得られるが、装置の奥行きサイズが大きくなる。これに対して、サイドライト式は、輝度はそれほど大きくならないが、導光板の側面から発光を入射して導光板の前面から出射するので、装置の奥行きサイズを小さくすることができることから多用されている。従来のサイドライト式バックライト装置に用いられている導光板は、板厚が一定か、入光部から先へ行くにしたがい薄くなる楔状の構造であった。
【0003】
ところが、冷陰極形蛍光ランプは、発光媒体として水銀をガラスバルブの内部に封入している。水銀は、環境負荷が大きく、健康に与える影響が極めて大きいため、蛍光ランプの場合、地球環境保全の立場から使用を控えていくことが検討されている。
【0004】
また、冷陰極形蛍光ランプにおいても、水銀に代えてキセノンなどを放電媒体として用いることが知られているが、水銀に比較すると、発光量が少ないという問題があり、期待されるほど水銀に対する代替が進んでいない。
【0005】
一方、発光ダイオードは、水銀などの環境負荷の大きな物質を含まない光源であり、蛍光ランプにおけるような温度依存特性が少なくて光立上り特性に優れ、しかも、寿命も長い、配線が比較的簡単である、ノイズレベルが改善されることなどで知られている。しかも、発光ダイオードの発光色については、最初に開発された赤色発光形に加えて、近年、青色および緑色発光形のものが実用化され、年ごとにこれら各色発光形の発光ダイオードの発光効率および発光量が向上していて、さらに近い将来の一層の向上がほぼ確実視されている。
【0006】
また、青色発光形の発光ダイオードに青色と補色関係にある黄色を発光する蛍光体を組合せ、青色発光の一部を利用してこれを黄色発光に波長変換することにより、青色光と黄色光の混光により白色発光が得られるように構成したものもある。さらに、近紫外線を発光する発光ダイオードも開発されていて、近紫外線を3波長発光形蛍光体を用いて白色発光に波長変換することができるようになった。
【0007】
図13は、RGBの単光色を混光して白色光を出力するサイドライト式バックライト装置における構造と光路を説明する略図的側面図である。このバックライト装置は、発光ダイオード104を光源とするもので、米国 LUMILEDS社から発表されている。このバックライト装置は、図に示すように、導光板101が、断面逆楔状をなしている。すなわち、正面101aの一対の側縁から第1および第2の側面101b、101cが背方へ垂直に延在し、楔の先端側に位置する幅の狭い第1の側面101bが入光面とされ、楔の基端側に位置する幅が広く、第2の側面101cが第1の側面101bと平行で、しかも、図示のようなプリズム101c1が形成されていて、反射面とされている。また、第1および第2の側面101b、101c間に位置する正面101aが出光面となり、さらに出光面に対向する背面101fが正面に対して先端に行くにしたがって肉厚が大きくなるように傾斜している。
【0008】
光源となる発光ダイオード104は、3個のRGB単光色の発光ダイオード素子を入光面の幅方向に配置して一組とし、その複数組からなる発光ダイオードアレイからなり、これを入光面の幅方向に配置している。
【0009】
そうして、発光ダイオード104を光源とする上述のバックライト装置においては、3個のRGB単光色の発光ダイオード素子から放射されたRGBの単光色の発光が第1の側面101bから入射して導光板101の正面101aおよび背面101f間の全反射を交互に繰り返しながら第2の側面101cのプリズム101c1に到達し、そこで反射して、再び全反射をしながら折り返す過程で導光板101内部の入射角が臨界値を超えた位置で正面101aの出光面から外部へ導出されるので、導光板101内における光の走行距離が大きくなるために、良好な混光が得られるとされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した板厚が一定か、入光部から先端に向かって薄くなる楔状の導光板を用いている従来のサイドライト式バックライト装置にRGBの単光色の発光ダイオードの発光を入光すると、導光板の正面に色むらが生じて、所望の白色光を得ることができないことが分かった。これはRGBの単光色の光が十分に混光されないからである。
【0011】
これに対して、RGBの単光色の混光により白色光を得るとして提案された図13に示すバックライト装置も問題があることが分かった。すなわち、本発明者が図13に示すRGBの単光色を混光して白色光を出力するサイドライト式バックライト装置を製作して追試をした結果、出光面から得られる光量が少なくて、しかも、色むらがあるとともに輝度の均整度が甚だ低くかった。その原因を種々調査の結果、第2の側面101cにおける反射が適切に行われていないことが判明した。
【0012】
本発明者は、さらに進んで研究を行った結果、第2の側面101cにおける反射を適切に行うための構造を見出すことに成功し、本発明をなすに至った。
【0013】
本発明は、入光面の幅方向に沿って配置される複数の発光ダイオードの発光が良好に混光され、かつ、所要量の光が出光面から効率よく出光するとともに、導光板の構造が簡単で安価なサイドライト式のバックライト装置を提供することを目的とする。
【0014】
また、本発明は、加えて導光板の肉厚を一定にして薄形化されたサイドライト式のバックライト装置を提供することを他の目的とする。
【0015】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明のバックライト装置は、出光面となる正面、正面の互いに対向する一対の側縁の一方から背方へ垂直に延在して入光面となる第1の側面、正面の他方の側縁から背方へ垂直より小さな内角に傾斜して延在して反射面となる第2の側面、ならびに正面から離間して第1および第2の側面の間に光学的に傾斜して形成されかつ第2の側面との交点が90°より大きな反射面となる背面を備えた導光板と;第2の側面に入射した光を導光板の内部へ反射させる反射手段と;導光板の第1の側面から発光を入射させるように配設された複数の発光ダイオードと;を具備していることを特徴としている。
【0016】
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
【0017】
<導光板について> 導光板は、透明な光学材料例えばアクリル樹脂、ガラスなどの板状体からなり、少なくとも正面、第1および第2の側面、ならびに背面を含んでいる。
【0018】
正面は、出光面となり、出光した光はバックライトとして利用される。したがって、正面は、所要の広がりの表示面を得るのに必要な大きさに設定することができる。
【0019】
第1の側面は、入光面となり、正面の一方の側縁から背方へほぼ垂直に延在して形成されている。そして、第1の側面の正面に対して直角な方向すなわち奥行き寸法は、入光に必要な程度に相対的に狭く形成される。
【0020】
第2の側面は、後述する反射手段と協働して反射面として作用し、正面の他方の側縁から背方へ垂直よりより小さな内角で傾斜して延在して形成されている。したがって、第2の側面は、その内面が正面に対向する方向へ傾斜している。
【0021】
また、第2の側面には、所望により適度の拡散反射性を付与するために、サンドブラスト面を形成することができる。
【0022】
背面は、主として内面で全反射する反射面として作用し、正面から離間して第1および第2の側面間に形成されている。そして、背面と第2の側面との交点が90°より大きな内角を形成している。上記内角は、一般的には90超〜120°の範囲内で設定することができる。しかし、正面の輝度分布を考慮した場合、好適には95〜115°の範囲がよく、より一層好適には101〜111°の範囲内である。
【0023】
また、背面の正面に対する傾斜は、光学的に傾斜していて、見かけ上正面と平行であってもよい。すなわち、「光学的に傾斜」しているとは、光学的な作用から見たときに傾斜面として作用することを意味する。したがって、見かけ上も傾斜している面でもよいし、見かけ上は傾斜していないが光学的には傾斜しているのと同様に作用する面でもよい。前者の場合、導光板の肉厚は、第1の側面から第2の側面に向かって順次増大する逆楔状になる。なお、この点については従来技術と同様である。後者としては、例えば入光面から見て左右の幅方向に直線的に延在するフレネルレンズ状の微小傾斜面を複数配列している構成などがある。
【0024】
さらに、背面には、所望により適度の拡散反射性を付与するために、サンドブラスト面を形成することができる。
【0025】
なお、導光板が有限の大きさの板状体の場合、第1および第2の側面とは交差する方向に第3および第4の側面(換言すれば、上面および下面)が形成される。
【0026】
<側面反射手段について> 側面反射手段は、第2の側面に入射した光をその入射角の如何にかかわらず、主として入射角に応じた反射角で、または拡散して導光板の内部へ反射させる手段であり、例えば鏡面反射シートや拡散反射シートが第2の側面に配設される。また、反射手段は、第2の側面の外面に金属被膜を蒸着、めっきなどにより直接被着させて形成してもよい。
【0027】
導光板の内部を主として全反射を繰り返しながら第2の側面に入射した光の入射角が臨界角より小さければ第2の側面自体で全反射されるが、臨界角より大きな入射角であっても、第1の反射手段が確実にこれを第2の側面に入射して反射したように反射させて、再び導光板の内部へ戻すのに寄与する。
【0028】
<発光ダイオードについて> 発光ダイオードは、導光板に入光するための光源であり、所要の光色またはおよび所要量の光量を得るために、その複数が用いられる。複数の発光ダイオードは、適当なピッチで第1の側面の幅方向に配置される。複数の発光ダイオードを導光板の第1の側面に所定のピッチで配置するための好適な構成は、予め所要の配線路を形成した細長い配線基板に複数の発光ダイオードを実装した発光ダイオードアレイを用いることである。
【0029】
また、発光ダイオードは、バックライト装置として所要の輝度を得るために、消費電力が例えば1W程度またはそれ以上に大きなパワー発光ダイオードを用いることができるが、このような場合には、使用する数が少なくなり、実装が容易になる。しかし、一般に発光ダイオードの使用数が少なくなると、導光板内における混光が困難になり、色むらを生じやすくなる。ところが、本発明においては、導光板内の光路長が大きいとともに、傾斜した第2の側面を備えているため、正面から均一に出光するので、発光ダイオードの使用数が少なくても良好な混光が得られる。
【0030】
さらに、発光ダイオードは、作動中に熱損失を生じるので、温度上昇しやすい。そして、温度上昇により発光効率が低下するので、放熱を配慮した構成を採用するのがよい。
【0031】
<その他の構成について> 上述した本発明の必須構成要素ではないが、以下の構成を所望により選択的に付加することにより、バックライト装置の性能が向上したり、機能が追加されたりする。
1.背面反射手段 背面反射手段は、導光板の背面に沿って配設される。これにより、導光板の反射面となる背面から不所望に漏れる光を反射して導光板内へ戻すことにより、出光面の輝度向上に寄与させることができる。特に背面反射手段のうち第2の側面近傍に位置する部分は、後述する正面反射手段を配設する場合、正面反射手段と協働して暗線部の解消に寄与する。背面反射手段は、鏡面反射および拡散反射のいずれであってもよい。
【0032】
また、背面反射手段は、反射シートの貼着、金属被膜の蒸着やめっきなどにより直接背面に形成してもよい。さらに、背面反射手段は、均一な反射作用だけでなく、背面の位置に応じた所望に密度が分布したドットパターンを形成していて、不均一は反射特性を有していてもよい。
【0033】
なお、要すれば、第3および第4の側面にも上記と同様な反射手段を配設することができ、この場合、これらの側面から不所望に漏れる光を導光板内に戻すので、背面反射手段に加えて配設することで、出光面における一層の輝度向上を実現することができる。
2.拡散シート 拡散シートは、導光板の正面の出光面から出光した光がそこを通過するときに一旦拡散させてバックライト装置の輝度分布の均整度を良好にする手段である。
3.集光シート 集光シートは、マイクロレンズやマイクロプリズムなどを備えていて、導光板の出光面から出光した光を拡散シートを経由させて、または直接入射させることにより、光の進行方向を屈折させて前方へ揃えるように作用するので、バックライトとして有用なバックライトの前方へ向かう光を多くする手段である。
4.正面反射手段 正面反射手段は、導光板の正面の第2の側面に接近した位置に配設される。本発明においては、前述の構成によって第2の側面が傾斜しているため、第1の側面から入光する光を反射して再び入光面へ向けて折り返させ、入光面へ戻る途中で正面から出光するので、その間の光路長が長くなり、混光を良好にするのに効果的であるが、第2の側面に接近した位置に暗線部が生じやすいことが分かった。
【0034】
このような場合に、第2の側面に隣接する帯状の領域に導光板正面反射手段を配設すると、正面反射手段に入射した光が反射されて背面反射手段によりさらに反射されて正面の暗線部発生位置から出光するようになるため、上記暗線部が良好に改善される。正面反射手段の大きさは、正面から垂直方向に第2の側面を見通したときのサイズの1/2以上の大きさであればよい。
【0035】
正面反射手段としては、拡散反射手段および鏡面反射手段のいずれであってもよい。例えば、銀蒸着シートなどの反射シートの貼着や反射性金属被膜の蒸着、めっきなどによる直接形成などにより形成することができる。
5.放熱手段 発光ダイオードの温度上昇による発光特性低下を抑制する手段として、放熱手段を配設すると効果的である。放熱手段としては、既知の各種放熱手段を採用することができる。例えば、ヒートシンク、ヒートパイプ、送風ファンまたはペルチエ素子などの放熱手段を配設することができる。
【0036】
本発明においては、導光板の背面が正面に対して見かけ上傾斜している場合、背面の傾斜部に楔状の空所が生じるので、この空所を利用して放熱手段例えばヒートシンクを配設することができる。したがって、放熱手段の配設のために格別の空間を用意する必要がないので、空間利用率が向上するとともに、発光ダイオードを発光効率が高い状態で作動させることが可能になる。このため、バックライト装置の発光ダイオードの温度上昇による輝度低下を抑制しながら、同時にバックライト装置を小形化できる。
【0037】
<本発明に作用について> 本発明は、以上説明した構成であるから、第1の側面から導光板の内部へ入光した発光ダイオードからの発光が主として導光板の正面および背面の内面で全反射を交互に繰り返しながら第2の側面に到達し、第2の側面の内面で全反射をするか、第2の側面の外側に配設された側面反射手段で反射して再び導光板の内部に戻る。すなわち、光が折り返して進行し、正面および背面の内面で全反射を繰り返すが、第2の側面が傾斜しているので、帰路においては、正面および背面に対する入射光が第2の側面が傾斜している分大きくなりやすいため、発光ダイオードまで戻る以前に臨界角より大きくなって、導光板の正面から外部へ出光する。
【0038】
これをさらに詳述すれば、発光ダイオードの放射光は配光が一般に狭いので、導光板の第1の側面に対する入射角が比較的小さい。一方、導光板は、第1および第2の側面を含み、かつ、正面に垂直な断面における肉厚が第1の側面から第2の側面へ向かって増大する逆楔状をなしているから、第1の側面から導光板の内部へ入光した光は、正面および背面の内面間を交互に全反射を繰り返しながら第2の側面へ向かって進行する。その間、正面および背面に対する入射角が順次大きくなって行きながら進行し、やがて第2の側面の位置まで到達して、第2の側面に入射する。その際の入射角が臨界角より小さければ、第2の側面の内面で全反射して折り返す。また、入射角が臨界角より大きければ、第2の側面から一旦出射し、側面反射手段により反射されて、再び導光板の内部へ入光する。いずれにしても、第2の側面に到達した光は、反射されて折り返し、再び全反射を繰り返して今度は逆方向へ進行する。
【0039】
ところが、第2の側面が傾斜しているため、光の帰路においては、第2の側面の傾斜角だけ正面および背面に対する入射角が小さくなりやすい。これにより、光は、入光面へ戻る途中で正面の内面に対する入射角が臨界角を越えるようになり、その時点で正面から外部へ出光する。
【0040】
以上の説明から理解できるように、第1の側面から導光板の内部に入射した光が第2の側面で反射して戻る過程で正面から出光するので、正面から出光するまでの光路長が長くなる。その結果、複数の発光ダイオードから放射した光色の異なる光がよく混光されて均一になった後に出光されることになり、出光面における色むらが現れにくくなる。
【0041】
また、上記に伴い第2の側面が傾斜しているために、導光板の正面からの出光が正面全体に分散されやすくなるとともに、出光量が多くなる。そのため、バックライト装置としての輝度分布の均整度および輝度レベルも向上する。しかも、第2の側面は、平坦面からなるため、構造が簡単になり、導光板用成形型の製作も容易で、導光板を安価に得ることができる。
【0042】
長い光路を光が全反射しながら進行する過程で良好な混光が行われる上述の光学作用は、RGBの単光色を発光する3種の発光ダイオードを用いて導光板内で混光して白色光を出光させる場合に極めて好都合である。しかし、本発明は、RGBの単光色を発光する3種の発光ダイオードばかりでなく、白色発光や同一色の単光色を発光する発光ダイオードを複数用いる場合においても有効である。すなわち、発光ダイオードは、一般に色度およびまたは発光量など発光特性の発光ダイオード間のばらつきが大きいので、導光板内の光路長が長いことにより、複数の発光ダイオードの発光が十分に混光されるので、出光面全体として均一な色度および輝度およびそれらの良好な均整度が得られる。
【0043】
また、本発明によれば、導光板内の光路長が大きいとともに、傾斜した第2の側面を備えているため、正面から均一に出光するので、発光ダイオードの使用数が少なくても良好に混光した光が均整度よく得られる。
【0044】
さらに、本発明によれば、導光板の背面にフレネルレンズ面などの光学手段を付加することで、見かけ上の肉厚を均一にしながら、光学的に傾斜させることにより、上述した作用、効果を有しながら、加えて従来の一定肉厚の導光板と同様な薄形のバックライト装置を得ることもできる。
【0045】
さらにまた、本発明においては、RGB単光色を発光する3種の発光ダイオードを発光色ごとの点灯時間をPWM制御などにより発光色別に制御しながら点灯することにより、所望の色度の白色光やその他の有色光を発生させることができるとともに、いわゆる調色を行ったり、輝度を変化して調光したりすることが可能になる。
【0046】
なお、本発明のバックライト装置の光出力面に液晶表示ユニットなどの画像表示手段を載置することにより、画像表示装置を得ることができる。
【0047】
請求項2の発明のバックライト装置は、請求項1記載のバックライト装置において、導光板は、その背面が、正面に対してほぼ平行な基準面にフレネルレンズ面が形成されていることにより、光学的に傾斜していることを特徴としている。
【0048】
本発明は、背面を光学的に傾斜させるのに好適な構成を規定している。すなわち、複数のフレネルレンズ面を正面と平行な基準面に形成している。本発明において、「フレネルレンズ面」とは、見かけ上の傾斜面を有する背面をその傾斜面に沿って複数に分割した複数の微小レンズ素子を複数配列したものをいう。そして、各微小レンズ素子を見かけ上の傾斜面の位置から位置を正面に対して直角な方向にずらし圧縮して基準面に配置しているので、隣接するレンズ素子間には、基準面に対して垂直な段差が形成されている。なお、微小レンズ素子は、好ましくは第1および第2の側面の幅方向へ直線状に延在している。
【0049】
そうして、本発明においては、導光板が見かけ上均一の肉厚なので、バックライト装置が薄形でありながら見かけ上傾斜している背面と光学的に同様な導光作用を行うため、発光ダイオードから導光板内に入射した光の正面から出射するまでの光路長が大きくなり、その間に良好な混光が行われる結果、色むらがなく、しかも、輝度分布の均整度と輝度が向上する。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0051】
図1ないし図3は、本発明のバックライト装置における第1の実施の形態を示し、図1は略図的側面図、図2は平面図、図3は導光板内の光路の一例を示す説明図である。各図において、IDDは画像表示装置、BLはバックライト装置である。
【0052】
画像表示装置IDDは、バックライト装置BTおよび画像表示パネルIPからなる。バックライト装置BTは、本実施の形態のものであり、後述する構成である。画像表示パネルIPは、液晶表示ユニットなどからなり、バックライト装置BTの光出力面に背面から光照射されて、透過することにより、前面側に画像が表示されるように配置されている。
【0053】
バックライト装置BTは、導光板1、側面反射手段2、背面反射手段3、複数の発光ダイオード4、拡散シート5、第1および第2のプリズムシート6、7からなる。
【0054】
導光板1は、無色透明のアクリル樹脂を成形してなり、正面1a、第1ないし第4の側面1b、1c、1d、1eおよび背面1fからなる異形六面体形状をなしている。すなわち、導光板1は、その正面1aが表示面の大きさに対してほぼ同じ大きさである。第1の側面1bは、正面1aの図1において左端の側縁から垂直に背方へ延在し、図1において高さは入光面として必要な程度に相対的に小さくなっている。第2の側面1cは、平坦状をなし、かつ、正面の図1において右端の側縁から90°より小さい内角αを形成して背方、すなわち図1において下方へ延在し、その正面に直角な高さが第1の側面より大きくなっている。第3および第4の側面1d、1eは、互いに平行で、図2に示すように、第1および第2の側面1b、1cに対して直角をなして図2の紙面に対して裏面方向へ延在している。背面1fは、第1および第2の側面1b、1cのそれぞれの下端の間を平面で画成して形成されている。そして、背面1fと第2の側面1cとの交点が90°より大きい内角βを形成している。
【0055】
側面反射手段2は、鏡面反射シートなどからなり、第2の側面1cの外面に貼着されていて、第2の側面を透過した光を鏡面反射して導光板1の内部へ戻す。なお、鏡面反射シートは、透明ポリエステルなどの合成樹脂薄膜基材の表面に銀蒸着膜を被着して形成されている。
【0056】
背面反射手段3は、白色または鏡面性の反射面を備えており、導光板1の第3および第4の側面1e、1fならびに背面1fの外面に配設されている。そして、これらの各面から外部へ漏れ出た不所望な光を再び導光板1の内部へ反射してなるべく多くの光が損失なく正面から出射するのに寄与する。
【0057】
複数の発光ダイオード4は、複数の単光色発光形発光ダイオード4aおよび配線基板4bからなる。複数の単光色発光形発光ダイオード4aは、それぞれが基板4a1および発光ダイオード素子4a2からなる。基板4a1は、良導電性金属基板からなる一方のリードと、その表面に絶縁被膜を介して配置した他方のリードとからなる。発光ダイオード素子4a2は、基板4a1に支持されるとともに、上記一対のリードに接続している。また、複数の単光色発光形発光ダイオード4aは、RGBの単光色の発光を行う3種の発光ダイオードからなる組を複数含んで構成されている。RGBの単光色の発光を行う3種の発光ダイオードとして、例えば赤色発光形の発光ダイオードが定格電流350mA、定格電圧3Vのパワー発光ダイオードを用いる。緑色発光形および青色発光形の発光ダイオードがそれぞれ定格電流350mA、定格電圧3.5Vのパワー発光ダイオードを用いる。
【0058】
配線基板4bは、細長くて導光板1の第1の側面1bの外面に、その幅方向に沿って延在する。
【0059】
そうして、複数の発光ダイオード4は、RGBの単光色の発光を行う3種の発光ダイオードからなる組を複数備えた発光ダイオードアレイとして構成されている。
【0060】
拡散シート5は、導光板1の正面に重ねて配置されていて、導光板1の正面から出射した光を透過する際に拡散させる。
【0061】
第1および第2のプリズムシート6、7は、拡散シート5に重ねて配置されていて、拡散光を集光してバックライト装置BLの前方すなわち画像表示装置IDDの画像表示パネルIPの背面を照射する。
【0062】
次に、図3を参照して、入光面である導光板1の第1の側面1bから入光した光が正面1aから出光するまでのメカニズムを説明する。すなわち、発光ダイオード3から放射して導光板1の第1の側面1bから内部へ入光した光は、発光ダイオード3の比較的狭い配光特性のために、その殆どが導光板1の正面1aまたは背面1fの内面に大きな入射角で入射する。例えば、図示の方向に第1の側面1bから入光した光は、正面1aの内面に角度θ1で入射し、かつ、反射する。しかし、入射角θ1が臨界角より大きいため、入射した光は、全反射して背面1f側へ向かう。ところが、導光板1は、その肉厚が第1の側面1bから第2の側面1cに向かって順次大きくなる逆楔状をなしているので、次には背面1fの内面に対して角度θ2で入射し、かつ、反射する。さらに、再び正面1aの内面にはθ3で入射し、かつ、反射する。各角度は、θ1<θ2<θ3の関係となり、順次増大していく。そのため、第1の側面1bから入光した光は、殆ど確実に全反射して第2の側面1cへ到達する。
【0063】
第2の側面1cの内面に入射した光は、その入射角に応じて内面で全反射するか、反射手段2で鏡面反射して再び導光板1の内部へ戻る。ところが、第2の側面1cまたは側面反射手段2における反射は、第2の側面1cが第1の側面1bに比較して傾斜している角度(90−α)だけ入射角および反射角が小さくなる。そのため、帰路の正面1aに対する図3において最初の入射角および反射角がθ3´、次がθ2´、さらにθ1´となり、往路の各角度に対して、θ3<θ3´、θ2<θ2´、θ1<θ1´の関係になる。すなわち、光の帰路の入射角は、往路の入射角より大きくなる。そのため、光は、帰路の途中で正面から出光する。
【0064】
以下、本発明のバックライト装置のその他の実施の形態について説明する。図において、図1ないし図3と同一部分について同一符号を付して説明は省略する。
【0065】
図4は、本発明のバックライト装置における第2の実施の形態を示す略図的側面図である。本実施の形態は、導光板1の正面1aの第2の側面1cに接近した領域に暗線部が生じる場合にこれを抑制するのに効果的な構成を具備している。
【0066】
すなわち、導光板1の正面1aに対して垂直な方向を見通したときの第2の側面1cの長さの1/2以上の大きさの正面反射手段8を導光板1の正面1aに貼付している。正面反射手段8は、鏡面反射性および拡散反射性のいずれの反射特性を有していてもよい。正面反射手段7を配設することによって導光板1としての有効表示面積が削減されるけれど、予め削減される分を見込んで導光板1の面積を大きく設定すればよい。
【0067】
本実施の形態においては、光が導光板1の第2の側面1cに接近した位置で正面1aを透過して外部へ出たときに、正面反射手段8によって反射され、再び導光板1内に入射し、背面1f側で反射して、暗線部が生じる位置から外部へ導出される確率が高くなる。その結果、暗線部が解消ないし低減する。
【0068】
図5および図6は、本発明のバックライト装置における第3の実施の形態を示し、図5は略図的側面図、図6は導光板内の光路の一例を示す側面説明図である。本実施の形態は、背面を光学的に傾斜させることにより、導光板1を均一肉厚に構成している。
【0069】
すなわち、正面1aに平行な仮想の基準面に多数のフレネルレンズ部Fを配設して背面1f´を形成している。フレネルレンズ部Fは、底面部分が斜面部aと、垂直な段差部bとで構成されている。斜面部aは、図1における背面1cの傾斜面と同じ傾斜面の一部を形成する。段差部bは、フレネルレンズ部Fの互いに隣接する境界部分を形成している。
【0070】
そうして、本実施の形態においては、図8に示すように、発光ダイオード4から導光板1の第1の側面1b内に入光した光線は、図3に基づいて説明したのと同様に全反射を繰り返して第2の側面1cに入射し、反射して戻る過程で正面1aから外部へ透過する。以上の過程で、多数のフレネルレンズ部Fの斜面部aが内面の全反射において図1のように一連の斜面部と同様に作用する。これに対し、段差部bは、光学的に殆ど無意味なので、上記の反射作用に対して影響しない。
【0071】
図7は、本発明のバックライト装置の第4の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図である。図において、9はヒートシンクである。
【0072】
ヒートシンク9は、熱伝導性金属例えばアルミニウムの板を折曲して形成されてなり、発光ダイオード4の配線基板4bの背面側に導熱的に配設されているとともに、導光板1の傾斜した背面1fにより形成された空所を利用して配置されている。すなわち、ヒートシンク9は、配線基板4bの背面に伝熱関係に接触して垂直に延在する背面9a、背面9aの下端から導光板1の背面1fに沿って延在する傾斜面9b、傾斜面9bの先端から背面9aの方向へ折り返して導光板1の正面1aに平行に延在する底面9cからなり、輪郭が楔状に構成されている。
【0073】
図8は、本発明のバックライト装置の実施の形態における発光ダイオードの温度−輝度特性の一例を示すグラフである。図において、横軸は発光ダイオードの温度(℃)を、縦軸は輝度(cd/m2)を、それぞれ示す。また、線Aは中央輝度、線Bは平均輝度、をそれぞれ示す。上記温度−輝度特性は、発光ダイオードの駆動電流を一定にして、発光ダイオードの温度を変化させたときのバックライト装置の光出力面における輝度を測定して得たものである。
【0074】
図から理解できるように、バックライト装置の輝度は、発光ダイオードの温度に反比例する。それゆえ、上記第4の実施の形態におけるように発光ダイオード4にヒートシンク9を配設すると、発光ダイオード4の温度が低下するので、発光量が増大して効果的である。
【0075】
図9ないし図12は、本発明のバックライト装置の第5ないし第8の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図である。これらの実施の形態においては、ヒートシンク9の構成が異なる。
【0076】
すなわち、図9に示す第5の実施の形態において、ヒートシンク9は、配線基板4bの背面に伝熱的に接触する垂直な背面9a、背面9aの下端から導光板1の正面1aに平行に延在する底面9c、および底面9cの先端から折り返して導光板1の背面1fに沿い、かつ、発光ダイオード4に向かって延在する傾斜面9bからなる外形が楔状に構成されている。
【0077】
図10に示す第6の実施の形態において、ヒートシンク9は、配線基板4bの背面、導光板1の背面1fおよび第2の側面1cの外面に伝熱的に接触して、バックライト装置の光出力面を除いて全体を包囲する形状の内面9dと、弁当箱形状をなした外面9eとの間が熱伝導性の金属が充満された構成であり、押出し成形または鋳造により形成されている。
【0078】
図11に示す第7の実施の形態において、ヒートシンク9は、輪郭が図10に示す第6の実施の形態におけるのと同様楔状であるが、内部に図に垂直な方向に貫通した複数の空隙9fを備えた構成であり、押出し成形により形成されている。
【0079】
図12に示す第8の実施の形態において、ヒートシンク9は、背面9a、底面9cおよび傾斜面9bを有し、外形が図9に示す第5の実施の形態における外形と類似した楔状をなしているが、底面9cに多数のフィン9gが形成された構成であり、押出し成形により形成されている。
【0080】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、正面、垂直に延在する第1の側面、正面の他方の側縁から背方へ垂直より小さな内角に傾斜して延在する第2の側面、ならびに第1および第2の側面の間に光学的に傾斜して形成されかつ第2の側面との交点が90°より大きな背面を備えた導光板と、第2の側面に入射した光を導光板の内部へ反射させる側面反射手段と、導光板の第1の側面から発光を入射させるように配設された複数の発光ダイオードとを具備していることにより、入光面の幅方向に沿って配置される複数の発光ダイオードの発光がたとえ発光ダイオードの数が少なくても良好に混光され、かつ、所要量の光が出光面から高効率で、しかも、均整度よく出光するとともに、導光板の構造が簡単で安価なサイドライト式のバックライト装置を提供することができる。
【0081】
請求項2の発明によれば、導光板の背面が、正面に対してほぼ平行な基準面に複数のフレネルレンズ面が形成されて光学的に傾斜していることにより、導光板の肉厚を一定にして薄形化されたサイドライト式のバックライト装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックライト装置における第1の実施の形態を示す略図的側面図
【図2】同じく平面図
【図3】同じく導光板内の光路の一例を示す説明図
【図4】本発明のバックライト装置における第2の実施の形態を示す略図的側面図
【図5】本発明のバックライト装置における第3の実施の形態を示し、図7は略図的側面図
【図6】同じく導光板内の光路の一例を示す側面説明図
【図7】本発明のバックライト装置の第4の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図
【図8】本発明のバックライト装置の実施の形態における発光ダイオードの温度−輝度特性の一例を示すグラフ
【図9】本発明のバックライト装置の第5の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図
【図10】本発明のバックライト装置の第6の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図
【図11】本発明のバックライト装置の第7の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図
【図12】本発明のバックライト装置の第8の実施の形態における導光板、発光ダイオードおよびヒートシンクを示す一部断面側面図
【図13】従来のバックライト装置における構造と光路を説明する略図的側面図
【符号の説明】
1…導光板、1a…正面、1b…第1の側面、1c…第2の側面、1f…背面、2…側面反射手段、3…背面反射手段、4…複数の発光ダイオード、4a…複数の単光色発光形発光ダイオード、4a1…発光ダイオード素子、4a2…基板、4b…配線基板、IDD…画像表示装置IDD、IP…画像表示パネル、IDDは画像表示装置、BLはバックライト装置
Claims (2)
- 出光面となる正面、正面の互いに対向する一対の側縁の一方から背方へ垂直に延在して入光面となる垂直な第1の側面、正面の他方の側縁から背方へ垂直より小さな内角で傾斜して延在して反射面となる第2の側面、ならびに正面から離間して第1および第2の側面の間に光学的に傾斜して形成されかつ第2の側面との交点が90°より大きな反射面となる背面を備えた導光板と;
第2の側面を透過した光を導光板の内部へ反射させる側面反射手段と;
導光板の第1の側面から発光を入射させるように配設された複数の発光ダイオードと;
を具備していることを特徴とするバックライト装置。 - 導光板は、その背面が、正面に対してほぼ平行な基準面に複数のフレネルレンズ面が形成されていることにより、光学的に傾斜していることを特徴とする請求項1記載のバックライト装置。
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