JP2004165835A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業効率を向上させ、装置の高速化を図ることができる画像処理装置とする。
【解決手段】入力した画像データG1をデータ量の小さい参照用小画像データG3に変換して画像の編集を行い、当該画像の編集結果J1を変換前の標準色画像データG2に反映させて補正画像データG4を作成し、当該補正画像データを基にして出力手段4,5への出力用画像データG5,G6を作成する画像処理装置100である。標準色画像データよりデータ量の小さい標準色小画像データG7,G8を作成するようになっており、当該標準色小画像データに対して、編集後の前記補正画像データに対応させたプリント用及び/又は書込用の出力小画像を作成する。
【選択図】 図1
【解決手段】入力した画像データG1をデータ量の小さい参照用小画像データG3に変換して画像の編集を行い、当該画像の編集結果J1を変換前の標準色画像データG2に反映させて補正画像データG4を作成し、当該補正画像データを基にして出力手段4,5への出力用画像データG5,G6を作成する画像処理装置100である。標準色画像データよりデータ量の小さい標準色小画像データG7,G8を作成するようになっており、当該標準色小画像データに対して、編集後の前記補正画像データに対応させたプリント用及び/又は書込用の出力小画像を作成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮影済みの写真フィルムを顧客から預かり、現像及び印画紙へのプリントを行うアナログプリント方式のフォトサービスが行われている。
これに対し、近時、デジタルカメラによって撮影された写真の画像データを顧客から預かりデジタル方式でプリントするフォトサービスが行われるようになってきている。この場合は、デジタルカメラによって撮影された写真画像はすでに電子変換されたデジタル画像データであるので、画像の加工、修正、調整などの画像補正を容易に行うことができ、例えば、写真画像の傷、汚れなどが簡単に修正できるため、従来のアナログプリント方式に比べて、より顧客が満足できる写真プリントを提供することができる。
【0003】
また最近では、撮影済みの写真フィルムを顧客から預かり、現像及び印画紙へのプリントを行うアナログプリント方式のフォトサービスのほか、撮影済みの写真フィルムを現像処理したのち、又は、顧客から現像済フィルム若しくはプリントされた写真を預かって、それをスキャナにより読み取って電子変換し、アナログ方式ではなくデジタル方式で印画紙にプリントするサービスも行われるようになってきている。このようにアナログ素材を電子変換してデジタル方式でプリントする場合、写真画像を電子変換されたデジタルデータとして扱うため、写真画像の加工、修正、調整などの画像補正を容易に行うことができ、例えば、写真画像の傷、汚れなどが簡単に修正できる。そのため、顧客からアナログ素材を預かる場合においても、従来のアナログプリント方式に比べて、より顧客が満足できる写真プリントを提供することができる。
【0004】
また、デジタルデータとされた画像データを編集してデジタルフォトアルバムを構成しこれをコンパクトディスク(CDR)などの汎用のデジタルメディアに保存したものを顧客の注文枚数提供するサービスや、現像処理の際に普通プリントと共にインデックスプリントを作成するサービス(例えば、特許文献1参照。)など、フォトサービスにおける写真の提供形態も多様になってきた。
【0005】
以下、従来のフォトサービスシステム(画像処理装置)について、具体例を挙げて説明する。
【0006】
このうち、アナログ素材やデジタルデータを取り込んで、デジタル方式でプリントしたり、CDR等の記録媒体にデータを書き込んでデジタルアルバムなどを作成したりする場合には、フォトサービスシステム200で、図2のブロック図に示すような処理が行われる。
【0007】
まず、写真フィルム、写真プリント等のアナログ素材Aを入力手段1(スキャナ等)がスキャンして、画像処理部210(ここではフォトサービスシステムにおけるパソコンが相当する)の中に入力画像データG1として取り込み、この入力手段1に対応した入力機用プロファイルF1により入力画像データG1を標準色空間に変換して標準色画像データG2を取得する。
【0008】
一方、メモリーカード、CDRなどのデジタルメディアに保存されたデジタルデータDを読み取ることにより、又はインターネット等の通信回線を介したデジタルデータDの送信により、標準色画像データG2を取得する場合もある。このときには、デジタルデータDを、CD,DVD,フロッピー(登録商標)ディスク,メモリーカード,HD等の機器毎やそのメーカ毎又はモデル毎で定められたプロファイル(メディア別プロファイルF5)によって標準色画像データG2に変換するようになっている。
【0009】
次に、前記標準色画像データG2は、表示用プロファイルF2により、表示手段2(ここではパソコンのディスプレイ)に参照用小画像として表示させるための参照用小画像データG3に変換される。この参照用小画像データG3は、参照用小画像としてすぐに表示手段2に表示されるか、画像メモリ6に一旦記憶され、必要に応じて表示手段2に呼び出して表示するようにされる。
【0010】
また、この参照用小画像データG3は、前記標準色画像データG2に比べてデータ量が小さくなるように圧縮されているため、前記したような表示手段2に参照用小画像を表示させる他、画像の編集を行う際にも用いられるようになっている。これにより、小さい(軽い)データで編集を行うことができ、編集手段等への負担を少なくすると共に、編集の作業効率も向上させることができる。
なお、参照用小画像データG3を用いた編集結果は、最終的には補正条件情報J1として標準色画像データG2に送られ、これにより、標準色画像データG2を、参照用小画像データG3の編集後と同様の、補正画像データG4に変換するようになっている。
【0011】
前記したように、表示手段2に表示された参照用小画像データG3は、オペレータHの手で、パソコン内に備えられた編集ソフト等の編集手段3を用いて種々の編集を行うことも可能である。また、自動的に画像の補正を行う場合もある。そして、編集後の参照用小画像データG3は、画像メモリ6に再度記憶され、必要に応じて表示手段2に呼び出して表示される。
【0012】
また、前記したように、標準色画像データG2は、編集手段3での編集を受けて作成された補正条件情報J1により、画像の補正、編集を反映させた補正画像データG4に変換される。さらに、補正画像データG4は、出力する画像の大きさや画質等を決定する出力条件情報J2が付加される。
【0013】
また、その後、標準プロファイルF3を介して画像データを書き込むデータ書込手段に応じた書込用画像データG6とされるものと、プリント手段(プリンタ)に応じたプリント用プロファイルF4を介してプリント用画像データG5とされるものに分かれる。それから、前記プリント用画像データG5を圧縮するなどしてインデックスプリントP2を形成するためのプリント用小画像データG7を作成し、書込用画像データG6を圧縮するなどしてサムネイルデータC2を形成するための書込用小画像データG8を作成する。
【0014】
そして、プリント手段(プリンタ)4において、前記プリント用画像データG5に基づく普通プリントP1を出力し、プリント用小画像データG7に基づくインデックスプリントP2を出力する。また、データ書込手段(CDR書込装置)5において、記録媒体C(ここでは、CDR)に対して、書込用画像データG6に基づくフルサイズデータC1、書込用小画像データG8に基づくサムネイルデータC2を書き込む。
【0015】
【特許文献1】
特開平7−333731号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、従来のフォトサービスシステム(画像処理装置)では、プリント手段用やデータ書込手段用の出力用画像データ(プリント用画像データ、書込用画像データ)を作成した後、その出力用画像データ(プリント用画像データ、書込用画像データ)を基に出力用小画像データ(プリント用小画像データ、書込用小画像データ)を作成していた。
しかし、本発明者は、画像の編集時に使用した参照用小画像データが画像の編集後、使用されていないことに着目した。そして、この画像データは、編集を行いやすくするためにデータ量を圧縮して作成されており、これを用いて出力用小画像データを作成すれば、効率良く出力用小画像データを作成することができることに着目した。
【0017】
本発明は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、特に出力用小画像データの作成に関して画像処理の作業効率を向上させ、装置の高速化を図ることができる画像処理装置を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
入力した画像データをデータ量の小さい参照用小画像データに変換して画像の編集を行い、当該画像の編集結果を変換前の標準色画像データに反映させて補正画像データを作成し、当該補正画像データを基にして出力手段への出力用画像データを作成する画像処理装置において、
前記標準色画像データよりデータ量の小さい標準色小画像データを作成するようになっており、当該標準色小画像データに対して、編集後の前記補正画像データに対応させたプリント用及び/又は書込用の出力小画像を作成することを特徴としている。
【0019】
請求項1に記載の発明によれば、出力小画像が、標準色小画像データを基にして出力用画像データの作成とほぼ同時に作成されるため、従来のように出力小画像を出力用画像データから作成するのに対し、効率良く出力小画像を作成することができる。これにより、画像処理装置の作業効率を向上させ、装置の高速化を図ることができる。
【0020】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、
入力した画像データを入力経路に応じたプロファイルを用いて標準色画像データに変換した後、当該標準色画像データを画像の編集に使用する表示手段に応じた表示用プロファイルを用いて表示手段用の画像データに変換すると共にデータ量を圧縮して参照用小画像データを作成し、当該参照用小画像データに対して画像の編集を行い、編集後の前記参照用小画像データを、前記表示用プロファイルによって標準色小画像データに逆変換し、当該標準色小画像データから出力手段に応じた出力用小画像データを作成することを特徴としている。
【0021】
請求項2に記載の発明によれば、入力画像データを一旦標準色画像データに変換してから出力用画像データにするような画像処理装置においても、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0022】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、
前記出力手段がプリント手段であり、出力用画像データ及び出力用小画像データの出力先が、プリント手段に対応したプリント用メディアであることを特徴としている。
【0023】
請求項3に記載の発明によれば、出力手段がプリンタ等のプリント手段であり、出力用小画像データの出力先がプリント手段から出力されるインデックス等のプリント用メディアである場合にも、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0024】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、
前記出力手段がデータ書込手段であり、出力用画像データ及び出力用小画像データの出力先が、データ書込手段に対応した記録媒体であることを特徴としている。
【0025】
請求項4に記載の発明によれば、出力手段がFD記録装置やCDR書込装置等のデータ書込手段であり、サムネイル形式のインデックス等として出力される出力用小画像データの出力先がデータ書込手段で書き込みが行われるFDやCDR等の記録媒体である場合にも、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0026】
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、
前記出力手段がデータ書込手段であり、出力用画像データ及び出力用小画像データの出力先が、データ書込手段に対応した記録媒体であると共に、前記記録媒体に記録される出力用小画像データの再生先が編集時の表示手段と同形式の表示手段である場合に、前記表示用プロファイルによる参照用小画像データの標準色小画像データへの逆変換を省略して出力用小画像データを作成可能であることを特徴としている。
【0027】
請求項5に記載の発明によれば、出力手段としてのデータ書込手段で記録媒体に書き込まれる出力用小画像データの再生先が編集時の表示手段と同形式の表示手段である場合に、表示用プロファイルによる参照用小画像データの標準色小画像データへの逆変換を省略して出力用小画像データを作成可能であるため、さらに効率良く処理を行うことができ、装置のさらなる効率化、高速化を図ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
【0029】
図1は本発明の一実施形態のフォトサービスシステム(画像処理装置)100を示すブロック図である。なお、従来例と同様のものについては、従来例と同じ符号を付している。また、図示しないが、この実施の形態のフォトサービスシステム(画像処理装置)100は、画像データを取り込む入力手段1としてのスキャナ(スキャナとしては、プリント用のものとフィルム用のものを備えている)、出力手段のうちのプリント手段4としてのプリンタ及び種々の作業の操作を行うパソコン(画像処理部110を含む)等が接続された構成となっている。
ここでは特に、フォトサービスシステム100において、アナログ素材やデジタルデータを取り込んで、デジタル方式でプリントしたり、CDR等の記録媒体にデータを書き込んでデジタルアルバムなどを作成したりする場合について説明する。
【0030】
まず、写真フィルム、写真プリント等のアナログ素材Aを、スキャナ等の入力手段1を用いて、画像処理部110(ここではフォトサービスシステムにおけるパソコンが相当する)の中に入力画像データG1として取り込む。そして、この入力手段1に対応した色再現特性を持つ入力機用プロファイルF1により入力画像データG1を標準色空間に変換して、当該標準色空間による標準色画像データG2を取得する。
【0031】
ここで、標準色空間について説明する。
【0032】
従来、スキャナ、デジタルカメラ、カラープリンタ、カラーコピー機、CRT、液晶モニタ等のカラー画像の入出力を行う画像機器は、機器の種類が異なる場合はもとより、同じ機器でもメーカやモデルが異なると、そのメーカやモデルによって色再現特性がばらつくことが知られる。
しかし、近年、画像機器の急速な普及に従い、画像機器の色再現特性の標準規格の策定が進められており、モニタ、スキャナ、プリンタといったデバイス間での正確な色再現を実現するカラーマネージメントシステムが種々提案されている。
【0033】
このような中で、ICCでは、各画像機器の色再現特性のデータファイルであるICCプロファイル形式を定義し、異なる画像機器の間で色を忠実に再現する枠組み、つまりカラーマネージメントシステムのデータファイルを標準化している。(International Color Consortium, ”File Format for Color Profiles”, Specification: ICC.1:1998−09, 1998.)
【0034】
すなわちこの取り組みは、デバイスに依存しない色空間として標準色空間(標準カラースペース、PCS空間)を用意し、デバイス間の色のやりとりは全てこの標準色空間を介して行うことで正確な色あわせを実現するものである。詳細には、スキャナ、デジタルカメラ等の入力機器固有のカラースペースから標準色空間への変換を行う変換テーブルを備える入力機用プロファイルと、標準色空間からディスプレイ、プリンタ等の出力機器固有のカラースペースへの変換を行う変換テーブルを備える出力機用プロファイルとを用意し、両プロファイルに基づいて、画像データの色補正処理(すなわち、カラーマッチング処理)を行うことにより、入力機器で得られた画像を出力機器に正しい色の画像でもって再現する。
【0035】
PCS空間はRGBやCMYKのようにデバイスごとに異なる色の見えを持つ色空間ではなく、CIELABやCIEXYZといったデバイスに依存しない色空間である。そして、各画像機器メーカは、PCSからその機器固有の色空間への変換とその逆変換を可能とするその画像機器の色再現特性に関するデータファイルであるプロファイルを製品に添付することにより、接続される多様な機器を意識することなく、カラーマネージメントシステムに対応することができる。
【0036】
一方、前記した写真フィルム、写真プリント等のアナログ素材Aに対して、メモリーカード、CDRなどのデジタルメディアに保存されたデジタルデータDの場合は、このデジタルデータDを読み取ることにより、又はインターネット等の通信回線を介したデジタルデータDの送信により、標準色画像データG2を取得する。このときには、デジタルデータDを、CD,DVD,フロッピー(登録商標)ディスク,メモリーカード,HD等の機器毎やそのメーカ毎又はモデル毎で定められたプロファイル(メディア別プロファイルF5)によって標準色画像データG2に変換するようになっている。
【0037】
次に、前記標準色画像データG2は、表示用プロファイルF2により、表示手段2(ここでは、前記したパソコンのディスプレイ)に参照用小画像として表示させるための参照用小画像データG3に変換される。この参照用小画像データG3は、参照用小画像としてすぐに表示手段2に表示されるか、画像メモリ6に一旦記憶され、必要に応じて表示手段2に呼び出して表示するようにされる。
【0038】
また、この参照用小画像データG3は、前記標準色画像データG2に比べてデータ量が小さくなるように圧縮されているため、前記したような表示手段2に参照用小画像を表示させる他、画像の編集を行う際にも用いられるようになっている。これにより、小さい(軽い)データで編集を行うことができ、編集手段3等への負担を少なくすると共に、編集の作業効率も向上させることができる。
なお、参照用小画像データG3を用いた編集結果は、最終的には補正条件情報J1として標準色画像データG2に送られ、これにより、標準色画像データG2を、参照用小画像データG3の編集後と同様の、補正画像データG4に変換するようになっている。
【0039】
前記したように、表示手段2に表示された参照用小画像データG3は、オペレータHの手で、パソコン内に備えられた編集ソフト等の編集手段3を用いて種々の編集を行うことも可能である。また、編集手段3(ここではパソコン内のソフトが相当する)が自動的に画像の補正を行う場合もある。編集、補正の例としては、逆光補正、ハイコントラスト補正、アンダー・オーバー補正、シャープネス補正、ソフトフォーカス仕上げ、モノクロ仕上げ、セピア仕上げ、トリミング加工、赤目補正等が挙げられ、これらが手動又は自動で行われる。そして、編集後の参照用小画像データG3は、画像メモリ6に再度記憶され、必要に応じて表示手段2に呼び出して表示される。
【0040】
また、前記したように、標準色画像データG2は、編集手段3での編集を受けて作成された補正条件情報J1により、画像の補正、編集を反映させた補正画像データG4に変換される。さらに、補正画像データG4は、出力する画像の大きさや画質等を決定する出力条件情報J2が付加される。
【0041】
また、その後、標準プロファイルF3を介して画像データを書き込むデータ書込手段に応じた出力用画像データとしての書込用画像データG6とされるものと、プリント手段(プリンタ)に応じたプリント用プロファイルF4を介して出力用画像データとしてのプリント用画像データG5とされるものに分かれる。
なお、標準プロファイルとは、標準色空間の画像データ(標準色画像データ)をデータ書込手段の種類に応じた色空間の画像データに変換するものであり、ここでは、CDR書込装置に対応するプロファイルとなっている。また、プリント用プロファイルとは、標準色空間の画像データ(標準色画像データ)をプリント手段の種類に応じた色空間の画像データに変換するものであり、ここでは、このフォトサービスシステムで使用しているプリンタに対応するプロファイルとなっている。
【0042】
そして、プリント手段(プリンタ)4においてプリント用メディア(例えば銀塩カラーペーパー等)にプリントし、前記プリント用画像データG5に基づく普通プリントP1を出力する。また、データ書込手段(CDR書込装置)5において、記録媒体C(ここでは、デジタルアルバムを作成するCDR)に対して、書込用画像データG6に基づくフルサイズデータC1を書き込む。
【0043】
他方、本実施形態では、編集手段3による編集後の参照用小画像データG3を基にして、インデックスプリントP2用のプリント用小画像データG7やサムネイルデータC2用の書込用小画像データG8を作成するようになっている。
以下、参照用小画像データからプリント用小画像データG7及び書込用小画像データG8を作成するまでについて説明する。
【0044】
本実施形態では、まず、編集後の参照用小画像データG3を、前記表示手段2に対応した表示用プロファイルF2を用いて標準空間の画像データに逆変換する。このとき、データ量は変化しないので、標準色画像データG2よりデータ量の小さい標準色小画像データG9が作成される。
【0045】
次に、前記補正画像データG4に出力条件情報J2が付加される際に、それと同時に標準色小画像データG9にも出力条件情報J2を付加する。さらに、補正画像データG4に標準プロファイルF3を介するのと同時に標準色小画像データG9にも標準プロファイルF3を介し、出力用小画像データ(出力小画像)としての書込用小画像データG8を作成する。また、補正画像データG4にプリント用プロファイルF4を介するのと同時に標準色小画像データG9にもプリント用プロファイルF4を介し、出力用小画像データ(出力小画像)としてのプリント用小画像データG7を作成する。
なお、ここでは、補正画像データG4からプリント用画像データG5及び書込用画像データG6を作成するのと同時に、標準色小画像データG9からプリント用小画像データG7及び書込用小画像データG8を作成するようになっており(すなわち、出力用画像データを作成するのと同時に出力用小画像データを作成するようになっている)、これにより作業の効率化を図っている。
【0046】
そして、前記普通プリントP1と同様に、プリント手段(プリンタ)4においてプリント用メディア(例えば銀塩カラーペーパー等)にプリントし、前記プリント用小画像データG7に基づくインデックスプリントP2を出力する。また、前記フルサイズデータC1と同様に、データ書込手段(CDR書込装置)5において、記録媒体C(ここでは、CDR)に対して、書込用小画像データG8に基づくサムネイルデータC2を書き込む。
【0047】
なお、本実施形態においては、出力用小画像データを作成する際に、色空間を一旦標準色空間にするために参照用小画像データを標準色小画像データに変換した。しかし、出力手段がデータ書込手段(CDR書込装置等)であり、さらに書き込んだ画像データの再生先(すなわちCDR等を再生して表示する機器)が編集時の表示手段と同形式の表示手段である場合には、参照用小画像データを標準色小画像データに逆変換することなく、表示手段に表示したそのままの画像データ形式で出力用小画像データにすることが可能である。このときには、どちらかの表示手段が特別なカスタマイズを行っていない限り、標準プロファイルも必要なくなる。これにより、さらに効率良く処理を行うことができ、装置のさらなる効率化、高速化を図ることができる。なお、同形式の表示手段とは、例えば同じ機種のディスプレイである等、同じ色空間で表示が行われる(同じ色再現特性を有する)表示手段を指す。
【0048】
また、本実施形態においては、出力手段として、プリンタ及びCDR書込装置を用いたが、これに限るものではなく、FD記録装置やDVD書込装置等の他の手段を出力手段としても良い。
さらに、本実施形態では、画像処理部(ここでは、パソコン)に標準プロファイルやプリント用プロファイルを有しており、当該画像処理部において出力用画像データ(書込用画像データ、プリント用画像データ)や出力用小画像データ(書込用小画像データ、プリント用小画像データ)を作成し、出力手段(データ書込手段、プリント手段)に出力しているが、これに限るものではない。例えば、標準プロファイルやプリント用プロファイルを出力手段(データ書込手段、プリント手段)側が有しており、画像処理部から標準色空間の画像データ(補正画像データ、標準色小画像データ)を出力手段に送って、出力手段側でそれぞれの出力手段が有しているプロファイルを用いて出力用画像データや出力用小画像データを作成するようになっていても良い。
【0049】
また、本実施形態では、標準色画像データG2から作成された参照用小画像データG3を元にして、標準色小画像データG9を作成していたが、これに限らず、例えば、参照用小画像データG3を経ずに、直接、標準色画像データG2から標準色小画像データG9を作成するようになっていても良い。この場合は、編集手段3による編集結果が標準色小画像データG9に含まれていないことになるが、補正条件情報J1が標準色画像データG2に対して反映される際に、同時に標準色小画像データG9にも反映されるようになっていれば、効率がよい。または、補正条件情報J1が標準色画像データG2に対して反映された後の画像データから標準色小画像データG9を作成するようにしても良い。
【0050】
さらに、本実施形態とは異なり、標準色小画像データG9から出力用小画像データ(プリント用小画像データG7、書込用小画像データG8)を作成する際に、出力用画像データ(プリント用画像データG5、書込用画像データG6)に基づく補正データを加味して小画像データを作成するようにしても良い。
【0051】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、出力小画像が、標準色小画像データを基にして出力用画像データの作成とほぼ同時に作成されるため、従来のように出力小画像を出力用画像データから作成するのに対し、効率良く出力小画像を作成することができる。これにより、画像処理装置の作業効率を向上させ、装置の高速化を図ることができる。
【0052】
請求項2に記載の発明によれば、入力画像データを一旦標準色画像データに変換してから出力用画像データにするような画像処理装置においても、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0053】
請求項3に記載の発明によれば、出力手段がプリンタ等のプリント手段であり、出力用小画像データの出力先がプリント手段から出力されるインデックス等のプリント用メディアである場合にも、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0054】
請求項4に記載の発明によれば、出力手段がFD記録装置やCDR書込装置等のデータ書込手段であり、サムネイル形式のインデックス等として出力される出力用小画像データの出力先がデータ書込手段で書き込みが行われるFDやCDR等の記録媒体である場合にも、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0055】
請求項5に記載の発明によれば、出力手段としてのデータ書込手段で記録媒体に書き込まれる出力用小画像データの再生先が編集時の表示手段と同形式の表示手段である場合に、表示用プロファイルによる参照用小画像データの標準色小画像データへの逆変換を省略して出力用小画像データを作成可能であるため、さらに効率良く処理を行うことができ、装置のさらなる効率化、高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像処理装置を示すブロック図である。
【図2】従来の画像処理装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 フォトサービスシステム(画像処理装置)
110 画像処理部
1 入力手段
2 表示手段
3 編集手段
4 プリント手段(出力手段)
5 データ書込手段(出力手段)
6 画像メモリ
A アナログ素材
C CDR(記録媒体)
C1 フルサイズデータ
C2 サムネイルデータ
D デジタルデータ
F1 入力機用プロファイル
F2 表示用プロファイル
F3 標準プロファイル
F4 プリント用プロファイル
F5 メディア別プロファイル
G1 入力画像データ
G2 標準色画像データ
G3 参照用小画像データ
G4 補正画像データ
G5 プリント用画像データ(出力用画像データ)
G6 書込用画像データ(出力用画像データ)
G7 プリント用小画像データ(出力用小画像データ)
G8 書込用小画像データ(出力用小画像データ)
G9 標準色小画像データ
H オペレータ
J1 補正条件情報
J2 出力条件情報
P1 普通プリント(プリント用メディア)
P2 インデックスプリント(プリント用メディア)
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮影済みの写真フィルムを顧客から預かり、現像及び印画紙へのプリントを行うアナログプリント方式のフォトサービスが行われている。
これに対し、近時、デジタルカメラによって撮影された写真の画像データを顧客から預かりデジタル方式でプリントするフォトサービスが行われるようになってきている。この場合は、デジタルカメラによって撮影された写真画像はすでに電子変換されたデジタル画像データであるので、画像の加工、修正、調整などの画像補正を容易に行うことができ、例えば、写真画像の傷、汚れなどが簡単に修正できるため、従来のアナログプリント方式に比べて、より顧客が満足できる写真プリントを提供することができる。
【0003】
また最近では、撮影済みの写真フィルムを顧客から預かり、現像及び印画紙へのプリントを行うアナログプリント方式のフォトサービスのほか、撮影済みの写真フィルムを現像処理したのち、又は、顧客から現像済フィルム若しくはプリントされた写真を預かって、それをスキャナにより読み取って電子変換し、アナログ方式ではなくデジタル方式で印画紙にプリントするサービスも行われるようになってきている。このようにアナログ素材を電子変換してデジタル方式でプリントする場合、写真画像を電子変換されたデジタルデータとして扱うため、写真画像の加工、修正、調整などの画像補正を容易に行うことができ、例えば、写真画像の傷、汚れなどが簡単に修正できる。そのため、顧客からアナログ素材を預かる場合においても、従来のアナログプリント方式に比べて、より顧客が満足できる写真プリントを提供することができる。
【0004】
また、デジタルデータとされた画像データを編集してデジタルフォトアルバムを構成しこれをコンパクトディスク(CDR)などの汎用のデジタルメディアに保存したものを顧客の注文枚数提供するサービスや、現像処理の際に普通プリントと共にインデックスプリントを作成するサービス(例えば、特許文献1参照。)など、フォトサービスにおける写真の提供形態も多様になってきた。
【0005】
以下、従来のフォトサービスシステム(画像処理装置)について、具体例を挙げて説明する。
【0006】
このうち、アナログ素材やデジタルデータを取り込んで、デジタル方式でプリントしたり、CDR等の記録媒体にデータを書き込んでデジタルアルバムなどを作成したりする場合には、フォトサービスシステム200で、図2のブロック図に示すような処理が行われる。
【0007】
まず、写真フィルム、写真プリント等のアナログ素材Aを入力手段1(スキャナ等)がスキャンして、画像処理部210(ここではフォトサービスシステムにおけるパソコンが相当する)の中に入力画像データG1として取り込み、この入力手段1に対応した入力機用プロファイルF1により入力画像データG1を標準色空間に変換して標準色画像データG2を取得する。
【0008】
一方、メモリーカード、CDRなどのデジタルメディアに保存されたデジタルデータDを読み取ることにより、又はインターネット等の通信回線を介したデジタルデータDの送信により、標準色画像データG2を取得する場合もある。このときには、デジタルデータDを、CD,DVD,フロッピー(登録商標)ディスク,メモリーカード,HD等の機器毎やそのメーカ毎又はモデル毎で定められたプロファイル(メディア別プロファイルF5)によって標準色画像データG2に変換するようになっている。
【0009】
次に、前記標準色画像データG2は、表示用プロファイルF2により、表示手段2(ここではパソコンのディスプレイ)に参照用小画像として表示させるための参照用小画像データG3に変換される。この参照用小画像データG3は、参照用小画像としてすぐに表示手段2に表示されるか、画像メモリ6に一旦記憶され、必要に応じて表示手段2に呼び出して表示するようにされる。
【0010】
また、この参照用小画像データG3は、前記標準色画像データG2に比べてデータ量が小さくなるように圧縮されているため、前記したような表示手段2に参照用小画像を表示させる他、画像の編集を行う際にも用いられるようになっている。これにより、小さい(軽い)データで編集を行うことができ、編集手段等への負担を少なくすると共に、編集の作業効率も向上させることができる。
なお、参照用小画像データG3を用いた編集結果は、最終的には補正条件情報J1として標準色画像データG2に送られ、これにより、標準色画像データG2を、参照用小画像データG3の編集後と同様の、補正画像データG4に変換するようになっている。
【0011】
前記したように、表示手段2に表示された参照用小画像データG3は、オペレータHの手で、パソコン内に備えられた編集ソフト等の編集手段3を用いて種々の編集を行うことも可能である。また、自動的に画像の補正を行う場合もある。そして、編集後の参照用小画像データG3は、画像メモリ6に再度記憶され、必要に応じて表示手段2に呼び出して表示される。
【0012】
また、前記したように、標準色画像データG2は、編集手段3での編集を受けて作成された補正条件情報J1により、画像の補正、編集を反映させた補正画像データG4に変換される。さらに、補正画像データG4は、出力する画像の大きさや画質等を決定する出力条件情報J2が付加される。
【0013】
また、その後、標準プロファイルF3を介して画像データを書き込むデータ書込手段に応じた書込用画像データG6とされるものと、プリント手段(プリンタ)に応じたプリント用プロファイルF4を介してプリント用画像データG5とされるものに分かれる。それから、前記プリント用画像データG5を圧縮するなどしてインデックスプリントP2を形成するためのプリント用小画像データG7を作成し、書込用画像データG6を圧縮するなどしてサムネイルデータC2を形成するための書込用小画像データG8を作成する。
【0014】
そして、プリント手段(プリンタ)4において、前記プリント用画像データG5に基づく普通プリントP1を出力し、プリント用小画像データG7に基づくインデックスプリントP2を出力する。また、データ書込手段(CDR書込装置)5において、記録媒体C(ここでは、CDR)に対して、書込用画像データG6に基づくフルサイズデータC1、書込用小画像データG8に基づくサムネイルデータC2を書き込む。
【0015】
【特許文献1】
特開平7−333731号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、従来のフォトサービスシステム(画像処理装置)では、プリント手段用やデータ書込手段用の出力用画像データ(プリント用画像データ、書込用画像データ)を作成した後、その出力用画像データ(プリント用画像データ、書込用画像データ)を基に出力用小画像データ(プリント用小画像データ、書込用小画像データ)を作成していた。
しかし、本発明者は、画像の編集時に使用した参照用小画像データが画像の編集後、使用されていないことに着目した。そして、この画像データは、編集を行いやすくするためにデータ量を圧縮して作成されており、これを用いて出力用小画像データを作成すれば、効率良く出力用小画像データを作成することができることに着目した。
【0017】
本発明は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、特に出力用小画像データの作成に関して画像処理の作業効率を向上させ、装置の高速化を図ることができる画像処理装置を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
入力した画像データをデータ量の小さい参照用小画像データに変換して画像の編集を行い、当該画像の編集結果を変換前の標準色画像データに反映させて補正画像データを作成し、当該補正画像データを基にして出力手段への出力用画像データを作成する画像処理装置において、
前記標準色画像データよりデータ量の小さい標準色小画像データを作成するようになっており、当該標準色小画像データに対して、編集後の前記補正画像データに対応させたプリント用及び/又は書込用の出力小画像を作成することを特徴としている。
【0019】
請求項1に記載の発明によれば、出力小画像が、標準色小画像データを基にして出力用画像データの作成とほぼ同時に作成されるため、従来のように出力小画像を出力用画像データから作成するのに対し、効率良く出力小画像を作成することができる。これにより、画像処理装置の作業効率を向上させ、装置の高速化を図ることができる。
【0020】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、
入力した画像データを入力経路に応じたプロファイルを用いて標準色画像データに変換した後、当該標準色画像データを画像の編集に使用する表示手段に応じた表示用プロファイルを用いて表示手段用の画像データに変換すると共にデータ量を圧縮して参照用小画像データを作成し、当該参照用小画像データに対して画像の編集を行い、編集後の前記参照用小画像データを、前記表示用プロファイルによって標準色小画像データに逆変換し、当該標準色小画像データから出力手段に応じた出力用小画像データを作成することを特徴としている。
【0021】
請求項2に記載の発明によれば、入力画像データを一旦標準色画像データに変換してから出力用画像データにするような画像処理装置においても、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0022】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、
前記出力手段がプリント手段であり、出力用画像データ及び出力用小画像データの出力先が、プリント手段に対応したプリント用メディアであることを特徴としている。
【0023】
請求項3に記載の発明によれば、出力手段がプリンタ等のプリント手段であり、出力用小画像データの出力先がプリント手段から出力されるインデックス等のプリント用メディアである場合にも、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0024】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、
前記出力手段がデータ書込手段であり、出力用画像データ及び出力用小画像データの出力先が、データ書込手段に対応した記録媒体であることを特徴としている。
【0025】
請求項4に記載の発明によれば、出力手段がFD記録装置やCDR書込装置等のデータ書込手段であり、サムネイル形式のインデックス等として出力される出力用小画像データの出力先がデータ書込手段で書き込みが行われるFDやCDR等の記録媒体である場合にも、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0026】
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、
前記出力手段がデータ書込手段であり、出力用画像データ及び出力用小画像データの出力先が、データ書込手段に対応した記録媒体であると共に、前記記録媒体に記録される出力用小画像データの再生先が編集時の表示手段と同形式の表示手段である場合に、前記表示用プロファイルによる参照用小画像データの標準色小画像データへの逆変換を省略して出力用小画像データを作成可能であることを特徴としている。
【0027】
請求項5に記載の発明によれば、出力手段としてのデータ書込手段で記録媒体に書き込まれる出力用小画像データの再生先が編集時の表示手段と同形式の表示手段である場合に、表示用プロファイルによる参照用小画像データの標準色小画像データへの逆変換を省略して出力用小画像データを作成可能であるため、さらに効率良く処理を行うことができ、装置のさらなる効率化、高速化を図ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
【0029】
図1は本発明の一実施形態のフォトサービスシステム(画像処理装置)100を示すブロック図である。なお、従来例と同様のものについては、従来例と同じ符号を付している。また、図示しないが、この実施の形態のフォトサービスシステム(画像処理装置)100は、画像データを取り込む入力手段1としてのスキャナ(スキャナとしては、プリント用のものとフィルム用のものを備えている)、出力手段のうちのプリント手段4としてのプリンタ及び種々の作業の操作を行うパソコン(画像処理部110を含む)等が接続された構成となっている。
ここでは特に、フォトサービスシステム100において、アナログ素材やデジタルデータを取り込んで、デジタル方式でプリントしたり、CDR等の記録媒体にデータを書き込んでデジタルアルバムなどを作成したりする場合について説明する。
【0030】
まず、写真フィルム、写真プリント等のアナログ素材Aを、スキャナ等の入力手段1を用いて、画像処理部110(ここではフォトサービスシステムにおけるパソコンが相当する)の中に入力画像データG1として取り込む。そして、この入力手段1に対応した色再現特性を持つ入力機用プロファイルF1により入力画像データG1を標準色空間に変換して、当該標準色空間による標準色画像データG2を取得する。
【0031】
ここで、標準色空間について説明する。
【0032】
従来、スキャナ、デジタルカメラ、カラープリンタ、カラーコピー機、CRT、液晶モニタ等のカラー画像の入出力を行う画像機器は、機器の種類が異なる場合はもとより、同じ機器でもメーカやモデルが異なると、そのメーカやモデルによって色再現特性がばらつくことが知られる。
しかし、近年、画像機器の急速な普及に従い、画像機器の色再現特性の標準規格の策定が進められており、モニタ、スキャナ、プリンタといったデバイス間での正確な色再現を実現するカラーマネージメントシステムが種々提案されている。
【0033】
このような中で、ICCでは、各画像機器の色再現特性のデータファイルであるICCプロファイル形式を定義し、異なる画像機器の間で色を忠実に再現する枠組み、つまりカラーマネージメントシステムのデータファイルを標準化している。(International Color Consortium, ”File Format for Color Profiles”, Specification: ICC.1:1998−09, 1998.)
【0034】
すなわちこの取り組みは、デバイスに依存しない色空間として標準色空間(標準カラースペース、PCS空間)を用意し、デバイス間の色のやりとりは全てこの標準色空間を介して行うことで正確な色あわせを実現するものである。詳細には、スキャナ、デジタルカメラ等の入力機器固有のカラースペースから標準色空間への変換を行う変換テーブルを備える入力機用プロファイルと、標準色空間からディスプレイ、プリンタ等の出力機器固有のカラースペースへの変換を行う変換テーブルを備える出力機用プロファイルとを用意し、両プロファイルに基づいて、画像データの色補正処理(すなわち、カラーマッチング処理)を行うことにより、入力機器で得られた画像を出力機器に正しい色の画像でもって再現する。
【0035】
PCS空間はRGBやCMYKのようにデバイスごとに異なる色の見えを持つ色空間ではなく、CIELABやCIEXYZといったデバイスに依存しない色空間である。そして、各画像機器メーカは、PCSからその機器固有の色空間への変換とその逆変換を可能とするその画像機器の色再現特性に関するデータファイルであるプロファイルを製品に添付することにより、接続される多様な機器を意識することなく、カラーマネージメントシステムに対応することができる。
【0036】
一方、前記した写真フィルム、写真プリント等のアナログ素材Aに対して、メモリーカード、CDRなどのデジタルメディアに保存されたデジタルデータDの場合は、このデジタルデータDを読み取ることにより、又はインターネット等の通信回線を介したデジタルデータDの送信により、標準色画像データG2を取得する。このときには、デジタルデータDを、CD,DVD,フロッピー(登録商標)ディスク,メモリーカード,HD等の機器毎やそのメーカ毎又はモデル毎で定められたプロファイル(メディア別プロファイルF5)によって標準色画像データG2に変換するようになっている。
【0037】
次に、前記標準色画像データG2は、表示用プロファイルF2により、表示手段2(ここでは、前記したパソコンのディスプレイ)に参照用小画像として表示させるための参照用小画像データG3に変換される。この参照用小画像データG3は、参照用小画像としてすぐに表示手段2に表示されるか、画像メモリ6に一旦記憶され、必要に応じて表示手段2に呼び出して表示するようにされる。
【0038】
また、この参照用小画像データG3は、前記標準色画像データG2に比べてデータ量が小さくなるように圧縮されているため、前記したような表示手段2に参照用小画像を表示させる他、画像の編集を行う際にも用いられるようになっている。これにより、小さい(軽い)データで編集を行うことができ、編集手段3等への負担を少なくすると共に、編集の作業効率も向上させることができる。
なお、参照用小画像データG3を用いた編集結果は、最終的には補正条件情報J1として標準色画像データG2に送られ、これにより、標準色画像データG2を、参照用小画像データG3の編集後と同様の、補正画像データG4に変換するようになっている。
【0039】
前記したように、表示手段2に表示された参照用小画像データG3は、オペレータHの手で、パソコン内に備えられた編集ソフト等の編集手段3を用いて種々の編集を行うことも可能である。また、編集手段3(ここではパソコン内のソフトが相当する)が自動的に画像の補正を行う場合もある。編集、補正の例としては、逆光補正、ハイコントラスト補正、アンダー・オーバー補正、シャープネス補正、ソフトフォーカス仕上げ、モノクロ仕上げ、セピア仕上げ、トリミング加工、赤目補正等が挙げられ、これらが手動又は自動で行われる。そして、編集後の参照用小画像データG3は、画像メモリ6に再度記憶され、必要に応じて表示手段2に呼び出して表示される。
【0040】
また、前記したように、標準色画像データG2は、編集手段3での編集を受けて作成された補正条件情報J1により、画像の補正、編集を反映させた補正画像データG4に変換される。さらに、補正画像データG4は、出力する画像の大きさや画質等を決定する出力条件情報J2が付加される。
【0041】
また、その後、標準プロファイルF3を介して画像データを書き込むデータ書込手段に応じた出力用画像データとしての書込用画像データG6とされるものと、プリント手段(プリンタ)に応じたプリント用プロファイルF4を介して出力用画像データとしてのプリント用画像データG5とされるものに分かれる。
なお、標準プロファイルとは、標準色空間の画像データ(標準色画像データ)をデータ書込手段の種類に応じた色空間の画像データに変換するものであり、ここでは、CDR書込装置に対応するプロファイルとなっている。また、プリント用プロファイルとは、標準色空間の画像データ(標準色画像データ)をプリント手段の種類に応じた色空間の画像データに変換するものであり、ここでは、このフォトサービスシステムで使用しているプリンタに対応するプロファイルとなっている。
【0042】
そして、プリント手段(プリンタ)4においてプリント用メディア(例えば銀塩カラーペーパー等)にプリントし、前記プリント用画像データG5に基づく普通プリントP1を出力する。また、データ書込手段(CDR書込装置)5において、記録媒体C(ここでは、デジタルアルバムを作成するCDR)に対して、書込用画像データG6に基づくフルサイズデータC1を書き込む。
【0043】
他方、本実施形態では、編集手段3による編集後の参照用小画像データG3を基にして、インデックスプリントP2用のプリント用小画像データG7やサムネイルデータC2用の書込用小画像データG8を作成するようになっている。
以下、参照用小画像データからプリント用小画像データG7及び書込用小画像データG8を作成するまでについて説明する。
【0044】
本実施形態では、まず、編集後の参照用小画像データG3を、前記表示手段2に対応した表示用プロファイルF2を用いて標準空間の画像データに逆変換する。このとき、データ量は変化しないので、標準色画像データG2よりデータ量の小さい標準色小画像データG9が作成される。
【0045】
次に、前記補正画像データG4に出力条件情報J2が付加される際に、それと同時に標準色小画像データG9にも出力条件情報J2を付加する。さらに、補正画像データG4に標準プロファイルF3を介するのと同時に標準色小画像データG9にも標準プロファイルF3を介し、出力用小画像データ(出力小画像)としての書込用小画像データG8を作成する。また、補正画像データG4にプリント用プロファイルF4を介するのと同時に標準色小画像データG9にもプリント用プロファイルF4を介し、出力用小画像データ(出力小画像)としてのプリント用小画像データG7を作成する。
なお、ここでは、補正画像データG4からプリント用画像データG5及び書込用画像データG6を作成するのと同時に、標準色小画像データG9からプリント用小画像データG7及び書込用小画像データG8を作成するようになっており(すなわち、出力用画像データを作成するのと同時に出力用小画像データを作成するようになっている)、これにより作業の効率化を図っている。
【0046】
そして、前記普通プリントP1と同様に、プリント手段(プリンタ)4においてプリント用メディア(例えば銀塩カラーペーパー等)にプリントし、前記プリント用小画像データG7に基づくインデックスプリントP2を出力する。また、前記フルサイズデータC1と同様に、データ書込手段(CDR書込装置)5において、記録媒体C(ここでは、CDR)に対して、書込用小画像データG8に基づくサムネイルデータC2を書き込む。
【0047】
なお、本実施形態においては、出力用小画像データを作成する際に、色空間を一旦標準色空間にするために参照用小画像データを標準色小画像データに変換した。しかし、出力手段がデータ書込手段(CDR書込装置等)であり、さらに書き込んだ画像データの再生先(すなわちCDR等を再生して表示する機器)が編集時の表示手段と同形式の表示手段である場合には、参照用小画像データを標準色小画像データに逆変換することなく、表示手段に表示したそのままの画像データ形式で出力用小画像データにすることが可能である。このときには、どちらかの表示手段が特別なカスタマイズを行っていない限り、標準プロファイルも必要なくなる。これにより、さらに効率良く処理を行うことができ、装置のさらなる効率化、高速化を図ることができる。なお、同形式の表示手段とは、例えば同じ機種のディスプレイである等、同じ色空間で表示が行われる(同じ色再現特性を有する)表示手段を指す。
【0048】
また、本実施形態においては、出力手段として、プリンタ及びCDR書込装置を用いたが、これに限るものではなく、FD記録装置やDVD書込装置等の他の手段を出力手段としても良い。
さらに、本実施形態では、画像処理部(ここでは、パソコン)に標準プロファイルやプリント用プロファイルを有しており、当該画像処理部において出力用画像データ(書込用画像データ、プリント用画像データ)や出力用小画像データ(書込用小画像データ、プリント用小画像データ)を作成し、出力手段(データ書込手段、プリント手段)に出力しているが、これに限るものではない。例えば、標準プロファイルやプリント用プロファイルを出力手段(データ書込手段、プリント手段)側が有しており、画像処理部から標準色空間の画像データ(補正画像データ、標準色小画像データ)を出力手段に送って、出力手段側でそれぞれの出力手段が有しているプロファイルを用いて出力用画像データや出力用小画像データを作成するようになっていても良い。
【0049】
また、本実施形態では、標準色画像データG2から作成された参照用小画像データG3を元にして、標準色小画像データG9を作成していたが、これに限らず、例えば、参照用小画像データG3を経ずに、直接、標準色画像データG2から標準色小画像データG9を作成するようになっていても良い。この場合は、編集手段3による編集結果が標準色小画像データG9に含まれていないことになるが、補正条件情報J1が標準色画像データG2に対して反映される際に、同時に標準色小画像データG9にも反映されるようになっていれば、効率がよい。または、補正条件情報J1が標準色画像データG2に対して反映された後の画像データから標準色小画像データG9を作成するようにしても良い。
【0050】
さらに、本実施形態とは異なり、標準色小画像データG9から出力用小画像データ(プリント用小画像データG7、書込用小画像データG8)を作成する際に、出力用画像データ(プリント用画像データG5、書込用画像データG6)に基づく補正データを加味して小画像データを作成するようにしても良い。
【0051】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、出力小画像が、標準色小画像データを基にして出力用画像データの作成とほぼ同時に作成されるため、従来のように出力小画像を出力用画像データから作成するのに対し、効率良く出力小画像を作成することができる。これにより、画像処理装置の作業効率を向上させ、装置の高速化を図ることができる。
【0052】
請求項2に記載の発明によれば、入力画像データを一旦標準色画像データに変換してから出力用画像データにするような画像処理装置においても、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0053】
請求項3に記載の発明によれば、出力手段がプリンタ等のプリント手段であり、出力用小画像データの出力先がプリント手段から出力されるインデックス等のプリント用メディアである場合にも、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0054】
請求項4に記載の発明によれば、出力手段がFD記録装置やCDR書込装置等のデータ書込手段であり、サムネイル形式のインデックス等として出力される出力用小画像データの出力先がデータ書込手段で書き込みが行われるFDやCDR等の記録媒体である場合にも、効率良く処理を行うことができ、装置の効率化、高速化を図ることができる。
【0055】
請求項5に記載の発明によれば、出力手段としてのデータ書込手段で記録媒体に書き込まれる出力用小画像データの再生先が編集時の表示手段と同形式の表示手段である場合に、表示用プロファイルによる参照用小画像データの標準色小画像データへの逆変換を省略して出力用小画像データを作成可能であるため、さらに効率良く処理を行うことができ、装置のさらなる効率化、高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像処理装置を示すブロック図である。
【図2】従来の画像処理装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 フォトサービスシステム(画像処理装置)
110 画像処理部
1 入力手段
2 表示手段
3 編集手段
4 プリント手段(出力手段)
5 データ書込手段(出力手段)
6 画像メモリ
A アナログ素材
C CDR(記録媒体)
C1 フルサイズデータ
C2 サムネイルデータ
D デジタルデータ
F1 入力機用プロファイル
F2 表示用プロファイル
F3 標準プロファイル
F4 プリント用プロファイル
F5 メディア別プロファイル
G1 入力画像データ
G2 標準色画像データ
G3 参照用小画像データ
G4 補正画像データ
G5 プリント用画像データ(出力用画像データ)
G6 書込用画像データ(出力用画像データ)
G7 プリント用小画像データ(出力用小画像データ)
G8 書込用小画像データ(出力用小画像データ)
G9 標準色小画像データ
H オペレータ
J1 補正条件情報
J2 出力条件情報
P1 普通プリント(プリント用メディア)
P2 インデックスプリント(プリント用メディア)
Claims (5)
- 入力した画像データをデータ量の小さい参照用小画像データに変換して画像の編集を行い、当該画像の編集結果を変換前の標準色画像データに反映させて補正画像データを作成し、当該補正画像データを基にして出力手段への出力用画像データを作成する画像処理装置において、
前記標準色画像データよりデータ量の小さい標準色小画像データを作成するようになっており、当該標準色小画像データに対して、編集後の前記補正画像データに対応させたプリント用及び/又は書込用の出力小画像を作成することを特徴とする画像処理装置。 - 入力した画像データを入力経路に応じたプロファイルを用いて標準色画像データに変換した後、当該標準色画像データを画像の編集に使用する表示手段に応じた表示用プロファイルを用いて表示手段用の画像データに変換すると共にデータ量を圧縮して参照用小画像データを作成し、当該参照用小画像データに対して画像の編集を行い、編集後の前記参照用小画像データを、前記表示用プロファイルによって標準色小画像データに逆変換し、当該標準色小画像データから出力手段に応じた出力用小画像データを作成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記出力手段がプリント手段であり、出力用画像データ及び出力用小画像データの出力先が、プリント手段に対応したプリント用メディアであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記出力手段がデータ書込手段であり、出力用画像データ及び出力用小画像データの出力先が、データ書込手段に対応した記録媒体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記出力手段がデータ書込手段であり、出力用画像データ及び出力用小画像データの出力先が、データ書込手段に対応した記録媒体であると共に、前記記録媒体に記録される出力用小画像データの再生先が編集時の表示手段と同形式の表示手段である場合に、前記表示用プロファイルによる参照用小画像データの標準色小画像データへの逆変換を省略して出力用小画像データを作成可能であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006058673A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Noritsu Koki Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012023594A (ja) * | 2010-07-15 | 2012-02-02 | Brother Ind Ltd | 画像処理装置 |
-
2002
- 2002-11-11 JP JP2002327234A patent/JP2004165835A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
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JP2006058673A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Noritsu Koki Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012023594A (ja) * | 2010-07-15 | 2012-02-02 | Brother Ind Ltd | 画像処理装置 |
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