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JP2004030622A - Clerical procedure processing apparatus and clerical procedure processing system - Google Patents

Clerical procedure processing apparatus and clerical procedure processing system Download PDF

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JP2004030622A
JP2004030622A JP2003130945A JP2003130945A JP2004030622A JP 2004030622 A JP2004030622 A JP 2004030622A JP 2003130945 A JP2003130945 A JP 2003130945A JP 2003130945 A JP2003130945 A JP 2003130945A JP 2004030622 A JP2004030622 A JP 2004030622A
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上木戸 吉宣
Masaru Shikida
式田 優
Yasuhisa Noborio
登尾 保寿
Hitoshi Okuni
大▲くに▼ 仁
Hisami Toyofuku
豊福 久美
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a personnel procedure processing apparatus, a personnel procedure processing system and a personnel procedure processing method which enable a user to register the contents of required registration events without omission according to the event such as personal change occurring to a user without giving unnecessary labor to the user. <P>SOLUTION: The clerical procedure processing apparatus comprises: a combination-storage means which stores combination of one or a plurality of related registration events about each of procedural items regarding clerical procedures; and a plurality of guidance means, for each of the plurality of registration events, which perform guidance for making the user input the contents of the corresponding registration events. Furthermore, a registration-event-extraction means extracts one or a plurality of registration items related to prescribed procedural items selected by the prescribed user based on the combination stored in the combination-storage means. Next, a relation execution means operates one or a plurality of the guidance means corresponding to the registration events extracted by the registration-event-extraction means and a registered-content-storage means stores the contents of the registration events inputted by the prescribed user to the guidance means. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、事務手続に関する住所変更登録等、所定の登録事象の内容を、そのユーザに登録させる際の案内を行なう事務手続処理装置や事務手続処理システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、企業等の従業員は、結婚や住所変更等の身上異動が発生した場合には、上記企業等から受け取る手当て等が身上異動の発生前と後とで異なってくるので、企業等に、身上異動に関連する登録事象の内容を登録しなければならない。例えば、結婚をする場合であれば、当該結婚という身上異動に応じて、従業員は、配偶者に関する情報や、住所変更をしたときの変更後の住所や、氏名変更をしたときの変更後の氏名等を企業に登録しなければならない。
【0003】
そのような登録をするには、従業員は、身上異動の内容に応じて、登録すべき登録事象に関する書類を人事担当者から取り寄せ、その書類に必要事項を記入した上で、人事担当者に上記書類を返送する。そして、人事担当者が、送付された書類を点検し、記入漏れがないことを確認して、従業員の住所等、所定の登録事象の内容をパソコン等に入力して記憶装置に保存することで登録を行なう。
【0004】
また、上記のように書類を用いるのではなく、従業員が、身上異動の内容に応じて、登録すべき登録事象の内容を人事手続端末に入力し、その人事手続端末とネットワークを介して接続されている人事手続処理装置に、上記従業員が入力した内容を登録し、その人事手続処理装置で登録内容を管理するという人事手続処理システムが提案されている。
【0005】
以下に、従来の人事手続処理システムを、図35等を用いて説明する。尚、本明細書中における人事手続処理システムは事務手続処理システムの一実施形態であり、人事手続処理装置は事務手続処理装置と、人事手続端末は事務手続端末とそれぞれ対応する。
【0006】
当該人事手続処理システムは、図35に示すように、人事手続端末101と、ネットワーク102と、認証/認可装置103と、人事手続処理装置104とで構成されている。
【0007】
さて、従業員が身上異動の内容に応じた登録事象の内容を人事手続処理装置104に登録するには、まず、自身のID番号及びパスワードをマウスやキーボード等で構成される入力選択手段111を用いて人事手続端末101に入力する。入力されたID番号及びパスワードは、識別子受付手段113によって受け付けられ、通信手段110によってネットワーク102を介して認証/認可装置103へ送信される。
【0008】
認証/認可装置103では、通信手段130が上記従業員により入力されたID番号及びパスワードを受信し、認証/認可手段131が、通信手段130によって受信されたID番号とパスワードの組み合わせが識別子記憶手段132の中に存在するか否かを調べる。なお、識別子記憶手段132には、人事手続処理システムを使用できる人のID番号とパスワードの組み合わせが、予め登録されている。
【0009】
通信手段130が受信したID番号とパスワードの組み合わせが、識別子記憶手段132に存在していれば、認証/認可手段131は、上記従業員が人事手続処理システムを使用可能、と判断する。この判断に従って、認証/認可装置103は、上記ID番号を人事手続処理装置104に送信し、人事手続処理装置104の記憶手段145に記憶させる。
【0010】
他方、通信手段130が受信したID番号とパスワードの組み合わせが、識別子記憶手段132に存在していなければ、認証/認可手段131は、上記従業員は人事手続処理システムを使用不可能、と判断する。そして、認証/認可装置103は、その旨を示す否認情報を人事手続端末101に送信し、人事手続端末101のディスプレイ112に表示させることで、上記従業員に、再度自身のID番号及びパスワードを入力し直させる。
【0011】
さて、認証/認可手段131によって、上記従業員が人事手続処理システムを使用可能と判断されると、実行手段144は第一の案内を、通信手段140、通信手段130及びネットワーク102を介して人事手続端末101へ送信する。当該第一の案内は、図36に示すように、人事手続処理システムの使用者に、「使用者本人の手続」を行なうのか、又はその使用者の「親族の手続」を行なうのかを選択させる案内である。このような第一の案内は、人事手続端末101において、通信手段110により受信され、ディスプレイ112に表示される。
【0012】
そして、使用者である上記従業員が、「使用者本人の手続」を行なおうとしているのであれば、ディスプレイ112に表示された、図36に示す第一の案内の「使用者本人の手続」という項目を入力選択手段111により選択する。他方、上記従業員が、「親族の手続」を行なおうとしているのであれば、ディスプレイ112に表示された第一の案内の「親族の手続」という項目を入力選択手段111により選択する。このように、上記従業員によって「使用者本人の手続」と「親族の手続」のうちのいずれかが選択されると、選択判断手段114はいずれの項目が選択されたのかを判断し、その判断結果を、通信手段110により、ネットワーク2及び通信手段130を介して人事手続処理装置104へ送信する。
【0013】
人事手続処理装置104では、通信手段140が「使用者本人の手続」と「親族の手続」のうちのいずれが選択されたのかを示す判断結果を受信し、実行手段144が、その判断結果に基づいて、本人手続利用手段146又は親族手続利用手段147を起動させる。例えば、ディスプレイ112に第一の案内が表示されたときに、上記従業員が「使用者本人の手続」を選択したとすると、実行手段144は本人手続利用手段146を起動させ、他方、上記従業員が「親族の手続」を選択したとすると、実行手段144は親族手続利用手段147を起動させる。
【0014】
以下に、上記従業員が「使用者本人の手続」を選択した場合について説明する。この場合、実行手段144は本人手続利用手段146を起動させることになり、本人手続利用手段146は、「使用者本人の手続」の中のどの登録事象についての登録を行なうのかを、使用者である上記従業員に選択させる第二の案内を、通信手段140、通信手段130及びネットワーク102を介して人事手続端末101へ送信する。当該第二の案内は、例えば図37に示すような、「使用者本人の手続」の中の(A)「住所関連の手続」を行なうのか、又は、(3)「給与振込口座変更」、(4)「慶弔連絡」、(5)「従業員貯蓄金積立額変更」、(6)「氏名変更」、(7)「持株手続」、(8)「財形手続」を選択させるための案内である。このような第二の案内は、人事手続端末101において、通信手段110により受信され、ディスプレイ112に表示される。
【0015】
そして、使用者である従業員が、(A)「住所関連の手続」を行なおうとしているのであれば、ディスプレイ112に表示された、図37に示す第二の案内の「住所関連の手続」という項目を入力選択手段111により選択する。他方、上記従業員が、(3)「給与振込口座変更」〜(8)「財形手続」のうちのいずれかの登録事象の内容を登録しようとしているのであれば、ディスプレイ112に表示された第二の案内の登録しようとしている登録事象を入力選択手段111により選択する。このように、上記従業員によって「住所関連の手続」又はいずれかの登録事象が選択されると、選択判断手段114はいずれが選択されたのかを判断し、その判断結果を、通信手段110、ネットワーク102及び通信手段130を介して人事手続処理装置104へ送信する。
【0016】
仮に、第二の案内がディスプレイ112に表示されたとき、従業員が(A)「住所関連の手続」を選択したと仮定すると、実行手段144は、本人手続利用手段146を介して、住所関連利用手段148を起動させる。起動された住所関連利用手段148は、さらに(1)「住所変更」と(2)「通勤手当変更」のうちのいずれの登録事象についての登録を行なうのかを、使用者である上記従業員に選択させる第三の案内(図38参照)を人事手続端末101へ送信する。当該第三の案内は、人事手続端末101において、通信手段110により受信され、ディスプレイ112に表示される。
【0017】
そして、上記従業員は、変更後の住所を登録しようとするのであれば(1)「住所変更」という登録事象を、変更後の通勤手当を登録しようとするのであれば(2)「通勤手当変更」という登録事象を、入力選択手段111により選択する。このようにして、上記従業員によっていずれかの登録事象が選択されると、選択判断手段114はいずれの登録事象が選択されたのかを判断し、その判断結果を、人事手続処理装置104へ送信する。
【0018】
人事手続処理装置104では、通信手段140が(1)「住所変更」と(2)「通勤手当変更」とのうちのいずれかの登録事象が選択されたのかという判断結果を受信し、実行手段144は、本人手続利用手段146及び住所関連利用手段148を介して、上記従業員によって選択された登録事象に関連する案内手段149を起動させる。例えば、上記従業員によって(1)「住所変更」の登録事象が選択されたとすると、実行手段144は住所変更案内手段149aを起動させ、他方、上記従業員によって(2)「通勤手当変更」の登録事象が選択されたとすると、実行手段144は通勤手当変更案内手段149bを起動させる。
【0019】
そして、起動した住所変更案内手段149a又は通勤手当変更案内手段149bは、上記従業員が選択した登録事象に対応する案内データを人事手続端末101へ送信する。
【0020】
人事手続端末101へ送信された案内データは、ディスプレイ112に表示され、上記従業員は、表示されている案内の所定の記入欄に、上記のようにしてその記入欄に応じた内容を入力する。入力が完了すると、その入力された内容は上記のように人事手続処理装置104へ送信され、前もって記憶されているID番号と関連付けられて記憶手段145に記憶されるのである。
【0021】
つまり、複数の階層で構成されるメニューを順次従業員が選択し、所定の項目にたどりつくことにより、始めて内容を入力する案内データが人事手続端末に送信されるのである。
【0022】
尚、同様に第一の案内(図36参照)が表示されたときに、上記従業員によって「親族の手続」が選択された場合には、実行手段144は親族手続利用手段147を起動させ、「親族の手続」の中のどの登録事象についての登録を行なうのかを、使用者である上記従業員に選択させる第四の案内を人事手続端末101へ送信する。当該第四の案内は、図39に示すような、「親族の手続」の中の(9)「妻出産」、(10)「配偶者登録」、(11)「親族登録」のうちのいずれの登録事象の内容を登録するのかを、人事手続処理システムの使用者に選択させる案内である。このような第四の案内に対し、従業員が上記同様、メニューの選択、及び入力を行うことで、入力された内容は前もって記憶されているID番号と関連付けられてその記憶手段145に記憶される。
【0023】
このように、従来は、従業員が、自身に起きた身上異動の内容に応じて人事手続処理装置に登録すべき内容の登録事象を自身で選択し、その選択した登録事象の内容を人事手続処理装置に登録していた。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、企業等の従業員は、自身に身上異動が発生すると、その身上異動に関連する登録事象の内容を、例えば人事手続処理システムに登録しなければならない。しかしながら、自身に起きた身上異動の内容に対してどのような登録事象の内容を登録しなければならないかが不明なことが多い。例えば、結婚をする場合であれば、上記のように配偶者や、変更後の住所や、変更後の氏名等を登録しなければならないのであるが、配偶者や変更後の氏名の登録は行なったが、住所変更の登録を忘れてしまい、登録すべき事象の一部に登録漏れが発生することが起こり得る。当然、メニューを階層構造にすることにより、従業員の入力を多少なりともわかりやすくしているが、特に人事手続に関する業務において従業員が登録すべき内容は複雑多岐にわたるため、入力漏れなどのトラブルが絶えない状況であった。
【0025】
つまり、従来では、従業員に身上異動が起きた場合、その従業員は、人事手続に関する業務において、登録すべき登録事象の全てが把握できず、人事担当者に問い合わせなければならなかった。
【0026】
また、例えば図35に示す従来の人事手続処理システムでは、身上異動の内容に応じた登録事象を確認した従業員が「通勤手当」の変更をしようとする場合、上述したように、その従業員は、本人手続利用手段146を起動させ、さらに住所関連利用手段148を起動させた後に、(2)「通勤手当変更」の登録事象に対応する通勤手当変更案内手段149bを起動させなければならない。使用者である従業員の中には、「通勤手当」を変更する場合、本人手続利用手段146を起動させ、さらに住所関連利用手段148を起動させた後に、通勤手当変更案内手段149bを起動させなければならないという事情を知らない人もいる。仮にこのような事実を知っていたとしても、「通勤手当」の変更をしようとする従業員は、本人手続利用手段146及び住所関連利用手段148を起動させるための手間を要するという問題もある。
【0027】
そこで、本発明は、上記従来の課題を考慮し、ユーザに余計な手間をかけさせずに、そのユーザに起きた身上異動等の事象に応じて、漏れなく必要な登録事象の内容を登録させる人事手続処理装置、人事手続処理システム、及び人事手続処理方法を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下の手段を採用している。すなわち、本発明に係る事務手続処理装置は、事務手続に関する手続項目それぞれについて、関連する一又は複数個の登録事象の組み合わせを記憶している組み合わせ記憶手段と、複数個の前記登録事象毎に、対応する前記登録事象の内容をユーザに入力させるための案内を行なう複数個の案内手段とを備えている。またさらに、登録事象抽出手段は、組み合わせ記憶手段に記憶されている前記組み合わせに基づいて、所定のユーザにより選択された所定の手続項目に関連する一又は複数個の登録事象を抽出する。次に、関連実行手段は、登録事象抽出手段によって抽出された登録事象に対応する一個又は複数個の前記案内手段を動作させ、これに対して前記所定のユーザにより入力された登録事象の内容を登録内容記憶手段が記憶する。
【0029】
以上の構成では、組み合わせ記憶手段に基づいて、選択(入力)すべき関連する登録事象のみをユーザに提示するため、結果として本当に必要な情報をユーザに入力させることが可能となる。また、ユーザは、いくつかの手続をたどるのみで適切な入力が可能となるため、無関係な選択枠で悩むことなく、要求された登録事象の内容を即座に入力することが可能である。このようにして、ユーザは効率よく事務手続処理装置を利用することができる。
【0030】
また、ユーザにとって簡単で使いやすい事務手続処理装置であると共に、ユーザが悩むことなく入力した情報は信頼するに足りるため、企業にとっても、信頼する事務手続処理装置であると言える。
【0031】
また、事務手続に必要な、ユーザに起きた身上異動等の事象の登録を漏れなく行わせることができる。
【0032】
また、ユーザが入力した当該ユーザを識別するための識別子に基づいて、ユーザの属性を確認する属性確認手段を備え、登録事象抽出手段は、ユーザにより選択された手続項目と、属性確認手段が確認した属性とに基づいて、一又は複数個の登録事象を抽出する構成がある。
【0033】
この構成では、企業が分類したユーザの所属部署などに応じてユーザ毎に異なった登録事象を表示することができるため、企業内での所属等の違いを配慮した、ユーザ毎に独自のメニューを表示することができる。これにより、ユーザに無関係の登録事象を抽出することがなく、ユーザの不要な登録事象への入力を防止することができる。
【0034】
また、登録事象抽出手段は、さらに個人情報にも基づいて一又は複数個の前記登録事象を抽出する構成がある。
【0035】
この構成では、上記所属だけではなく、一人一人の条件に応じた登録事象のみを抽出することになり、一層、ユーザの不要な登録事象への入力を防止することができる。
【0036】
さらに、所定のユーザにより選択された項目と属性確認手段が確認した属性と個人情報とに基づいて、選択された項目に対応するマニュアルをユーザに提供するマニュアル呼出手段とを備える構成がある。
【0037】
この構成では、複雑である事務手続の処理を、個々のユーザそれぞれに対応した形でわかりやすく説明し、後述する登録事象の内容の記入漏れなどを事前に防止することができる。
【0038】
また、登録内容記憶手段が、ユーザからの登録事象の内容の登録を保留したい旨の保留意思を記憶し、関連実行手段が、保留意思が登録された後にユーザから保留意思に対応する前記登録事象の内容を登録する旨の登録再開意思があった場合、前記保留意思に対応する前記案内手段を動作させる構成がある。
【0039】
この構成では、入力に必要な情報を持ち合わせていないユーザが、後日即座に当該入力を行うことが可能になる。
【0040】
尚、事務手続に関する所定の手続項目を所定のユーザに選択させる手続項目選択手段と、前記所定のユーザが選択した手続項目に関連する登録事象の内容を前記所定のユーザに登録させるための案内を表示する表示手段と、前記登録事象の内容を前記所定のユーザから受け付ける登録内容受付手段とを有する事務手続端末と、上記事務手続処理装置とで事務手続処理システムを構成してもよい。
【0041】
上述した本発明の事務手続処理装置、事務手続処理システムを用いることにより、ユーザは、自身に身上異動が発生しても、その身上異動に対応する手続に伴う全ての登録事象の内容の登録を行なうことができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態における人事手続処理システムの構成を、その動作と共に図面を参照して説明する。
【0043】
図1に、人事手続処理システムの構成を示す。図1に示すように、本実施の形態の人事手続処理システムは、人事手続端末1と、ネットワーク2と、認証/認可装置3と、人事手続処理装置4と、マニュアル記憶装置5とで構成されている。上記人事手続端末1は、具体的には例えばパーソナルコンピュータであるが、汎用機に接続する入力端末などでもよい。また、上記人事手続処理装置4は、具体的にはワークステーションであるが、汎用機であってもよい。ここでは、上記人事処理装置4からの各種案内は、ML(Markup  Language)を用いて人事手続端末1に送信されるものとする。尚、図2は、上記人事手続き処理装置4の詳細構成を示す図である。また、図3及び図4に、本実施の形態の人事手続処理システムにおける動作手順であり、図5には、本実施の形態の人事手続処理装置4における主要な処理の概要を示す。
【0044】
本実施の形態では、結婚をする等の身上異動が発生した場合や年末調整前に、ある企業に勤務する従業員がその身上異動や年末調整に対応する人事手続を行う場合を例にとって説明する。ここに言う人事手続とは、給与の支払いや年末調整等、各従業員に対して企業が行う処理に必要な情報(人事情報)を収集・管理するための手続きである。この人事手続では、複数の手続が手続項目として場合分けされており、さらに当該手続項目は、関連する登録事象により構成されている。
【0045】
さて、例えば身上異動等の人事手続を上記企業内でする場合、上記従業員は、手続項目に関連する登録事象の内容を人事手続処理装置4に登録するのであるが、その登録を、人事手続端末1を用いて行なう。つまり、上記従業員は、身上異動や年末調整等に対応する手続を上記企業内でする際、人事手続端末1や人事手続処理装置4等で構成される本実施の形態の人事手続処理システムを使用する。
【0046】
上記人事手続処理システム使用の際には、当該システムは、まず従業員が人事手続処理システムを使用できるか否かを判断する認証処理を行なう。以下に、その認証処理の内容を説明する。
《認証処理》
人事手続処理システムを使用しようとする従業員は、まず人事手続端末1を起動させる。そして、人事手続端末1が起動すると、識別子受付手段11は、図6に示すような、従業員にID番号及びパスワードをそれぞれ入力させるための「ID番号記入欄81」及び「パスワード記入欄82」を有する画像をディスプレイ(表示手段)13に表示させる。
【0047】
このようにID番号記入欄81及びパスワード記入欄82がディスプレイ13に表示されると、上記従業員は、識別子入力手段12を用いて、自身のID番号及びパスワードを、上記の「ID番号記入欄81」及び「パスワード記入欄82」に順に入力する(ステップ1)。例えば、上記識別子入力手段12がマウスとキーボードとで構成されているとすると、上記従業員は、マウスを用いてカーソルをID番号記入欄81及びパスワード記入欄82に順に移動させ、キーボードを用いて自身のID番号及びパスワードを、上記の「ID番号記入欄81」及び「パスワード記入欄82」に順に入力する。入力されたID番号及びパスワードは、識別子受付手段11によって受け付けられ、通信手段10によってネットワーク2を介して認証/認可装置3へ送信される。
【0048】
認証/認可装置3では、通信手段30が上記従業員により入力されたID番号及びパスワードを受信し、認証/認可手段31が、識別子記憶手段32に記憶されているID管理マスタAの中に、通信手段30によって受信されたID番号とパスワードの組み合わせが存在するか否かを検索する(ステップ2)。なお、上記ID管理マスタAには、人事手続処理システムを使用できる人のID番号とパスワードの組み合わせが、予め登録されていて存在している。
【0049】
さて、通信手段30が受信したID番号とパスワードの組み合わせが、上記ID管理マスタAに存在していれば、認証/認可手段31は、ID番号とパスワードを入力した上記従業員は人事手続処理システムを使用できる、と判断する。そして、認証/認可手段31は、通信手段30が受信したID番号を、通信手段30を介して人事手続処理装置4及びマニュアル記憶装置5に送信する。
【0050】
このように、上記従業員が人事手続処理システムを使用できることが、認証/認可手段31によって判断されると、以下に述べるように、上記従業員は、登録事象の内容を人事手続端末1を用いて人事手続処理装置4に登録することができるようになる。なお、通信手段30が送信したID番号は、人事手続処理装置4では記憶手段45に、マニュアル記憶装置5では記憶手段53に、それぞれ一時的に記憶される。
【0051】
他方、通信手段30が受信したID番号とパスワードの組み合わせが、上記ID管理マスタAに存在していなければ、認証/認可手段31は、ID番号とパスワードを入力した上記従業員は人事手続処理システムを使用できない、と判断する。そして、認証/認可手段31は、上記従業員が人事手続処理システムを使用できないことを示す否認情報を、通信手段30、ネットワーク2を介して人事手続端末1へ送信する。当該否認情報は、人事手続端末1において通信手段10により受信され、ディスプレイ13に表示される。このように否認情報がディスプレイ13に表示されると、上記従業員は、自身のID番号及びパスワードを必要に応じて入力し直す(ステップ1)。
【0052】
次に、認証/認可手段31によって、上記従業員が人事手続処理システムを使用できると判断された後の、本実施の形態の処理を説明する。
【0053】
このように、上記従業員が人事手続処理システムを使用できると判断されると、次に、上記従業員の参照権限及び所属(属性の一例)を確認する確認処理を行なう。以下に、その確認処理の内容を説明する。なお、上記参照権限とは、人事手続処理システムにおける多数の利用項目や情報のうちの、各従業員の役職に基づいて予め決められている利用可能又は参照可能な範囲を意味し、上記役職とは企業内における各従業員の役職を意味する。各従業員の参照権限によって、当該人事手続処理システムにおける利用可能又は参照可能な範囲が異なるので、人事手続処理システムを使用できると判断された従業員の参照権限を確認するのが確認処理である。また、同じ役職であっても、所属事業部が異なれば、上記の多数の利用項目や情報のうちの利用可能又は参照可能な範囲が異なるので、人事手続処理システムを使用できると判断された従業員の所属を確認するのである。
《認証されたユーザに応じたポータルサイトの表示》
さて、上述したように、上記従業員が人事手続処理システムを使用できると判断されると、その従業員のID番号は人事手続処理装置4へ送信される。そして、そのID番号は通信手段40により受信され、権限所属確認手段41(属性確認手段の一例)が、通信手段40によって受信されたID番号を有する従業員の参照権限及び所属を以下に示すようにして確認する(ステップ3)。
【0054】
すなわち、権限所属確認手段41は、まず、記憶手段45に記憶されている個人マスタB(図7参照)の中から、通信手段40によって受信されたID番号が記録されている個人マスタカードbを検索し、通信手段40によって受信されたID番号を有する従業員の所属事業部を示す事業場コードと、その従業員の参照権限を特定する役職コードとを検出する。
【0055】
上記の個人マスタBには、図7に示すように、従業員ID、事業場コード、氏名、及び役職コードが書かれた個人マスタカードbが多数の従業員それぞれについて存在しており、それら各従業員の個人マスタカードbは区別してファイルされている。例えば、従業員IDが「3900001」である従業員の個人マスタカードb1には、事業場コードが「20540」であり、氏名が「山下武」であって、役職コードが「07」であると書かれている。また、従業員IDが「3900001」である従業員の個人マスタカードb1と、従業員IDが「3900002」である従業員の個人マスタカードb2とは、個人マスタB内において、区別してファイルされている。
【0056】
したがって、例えば、通信手段40によって受信されたID番号が「3900001」であれば、権限所属確認手段41は、「3900001」というID番号が書かれている個人マスタカードb1を検索する。そして、権限所属確認手段41は、ID番号「3900001」を有する従業員の事業場コードが「20540」であり、役職コードが「07」であることを検出する。なお、上記の各個人マスタカードbは電子化されたデータである。
【0057】
次に、権限所属確認手段41は、記憶手段45に記憶されている事業場マスタC(図8参照)の中から、上記のようにして検出した事業場コードが記録されている事業場マスタカードcを検索し、その事業場コードの事業部が含まれる制度種別コードを検出する。当該制度種別コードとは、関連するいくつかの事業部を一つのグループにし、多数の事業部をいずれかのグループに所属させた場合に、どの事業部がどのグループに属するのかを示すコードである。例えば、「ビデオ事業部」と「テレビ事業部」は、いずれもオーディオ機器に関連する事業部である点で共通するので同じグループに属するとして、同じ制度種別コードが与えられている。
【0058】
上記の事業場マスタCには、図8に示すように、事業場コード、事業場名称、及び制度種別コードが書かれた事業場マスタカードcが多数の事業部それぞれについて存在しており、それら各事業部の事業場マスタカードcは区別してファイルされている。例えば、事業場コードが「20540」である事業部の事業場マスタカードc1には、事業場名称が「ビデオ事業部」であり、制度種別コードが「02」であると書かれている。また、事業場コードが「20540」であるビデオ事業部の事業場マスタカードc1と、事業場コードが「20095」である洗濯機事業部の事業場マスタカードc2とは、上記事業場マスタC内において、区別してファイルされている。
【0059】
したがって、例えば、上述したようにして上記権限所属確認手段41がID番号「3900001」の従業員の事業場コードが「20540」であることを検出したとすると、権限所属確認手段41は、その「20540」という事業場コードが書かれている事業場マスタカードc1を検索する。そして、権限所属確認手段41は、事業場コード「20540」を有する事業部の事業場名称が「ビデオ事業部」であり、制度種別コードが「02」であることを検出する。なお、上記の各事業場マスタカードcも電子化されたデータである。
【0060】
さらに、権限所属確認手段41は、記憶手段45に記憶されている役職マスタD(図9参照)の中から、上記のようにして検出した役職コードが記録されている役職マスタカードdを検索し、その役職コードを有する役職名称を検出する。
【0061】
上記の役職マスタDには、図9に示すように、役職コード及び役職名称が書かれた役職マスタカードdが複数の役職それぞれについて存在しており、それら各役職の役職マスタカードdは区別してファイルされている。例えば、役職コードが「07」である役職の役職マスタカードd1には、役職名称が「主任」であると書かれている。また、役職コードが「07」である役職の役職マスタカードd1と、役職コードが「05」である役職の役職マスタカードd2とは、上記役職マスタD内において、区別してファイルされている。
【0062】
したがって、例えば、上述したようにして上記権限所属確認手段41がID番号「3900001」の従業員の役職コードが「07」であることを検出したとすると、権限所属確認手段41は、その「07」という役職コードが書かれている役職マスタカードd1を検索し、役職コード「07」を有する役職の役職名称が「主任」であることを検出する。なお、各役職マスタカードdも電子化されたデータである。
【0063】
このようにして、権限所属確認手段41は、通信手段40によって受信されたID番号に対応する制度種別コード及び役職コードを検出すると、次に、その検出した制度種別コードと役職コードとの組み合わせに対応したポータル画像のデータを、通信手段40、通信手段30及びネットワーク2を介して人事手続端末1へ送信する。上記ポータル画像とは、認証/認可手段31によって人事手続処理システムを使用できると判断された従業員に提示される最初の案内である。
【0064】
そのポータル画像の一例を図10〜図13に示す。図10は制度種別コード「01」に所属し役職コード「01」〜「04」を有する従業員に提示されるポータル画像の一例であり、図11は制度種別コード「01」に所属し役職コード「05」〜「08」を有する従業員に提示されるポータル画像の一例である。また、図12は制度種別コード「02」に所属し役職コード「01」〜「04」を有する従業員に提示されるポータル画像の一例であり、図13は制度種別コード「02」に所属し役職コード「05」〜「08」を有する従業員に提示されるポータル画像の一例である。
【0065】
つまり、上記の例では、洗濯機事業部に所属する参事職の従業員の制度種別コードは「01」であり、役職コードは「03」であるので、洗濯機事業部に所属する参事職の従業員用のポータル画像は、図10に示されるポータル画像であるということになる。また、洗濯機事業部に所属する主任職の従業員の制度種別コードは「01」であり、役職コードは「07」であるので、洗濯機事業部に所属する主任職の従業員用のポータル画像は、図11に示されるポータル画像であるということになる。
【0066】
また、ビデオ事業部に所属する参事職の従業員の制度種別コードは「02」であり、役職コードは「03」であるので、ビデオ事業部に所属する参事職の従業員用のポータル画像は、図12に示されるポータル画像であるということになる。また、ビデオ事業部に所属する主任職の従業員の制度種別コードは「02」であり、役職コードは「07」であるので、ビデオ事業部に所属する主任職の従業員用のポータル画像は、図13に示されるポータル画像であるということになる。
【0067】
このように、ポータル画像は、人事手続処理システムを使用する従業員の参照権限及び所属によって内容が異なる。つまり、同じ洗濯機事業部に所属する従業員であっても、図10及び図11に示すように、参事職の従業員に提示されるポータル画像の内容と、主任職の従業員に提示されるそれとは異なる。同様に、同じビデオ事業部に所属する従業員であっても、図12及び図13に示すように、参事職の従業員に提示されるポータル画像の内容と、主任職の従業員に提示されるそれとは異なる。
【0068】
また、同じ参事職の従業員であっても、図10及び図12に示すように、洗濯機事業部に所属する従業員に提示されるポータル画像の内容と、ビデオ事業部に所属する従業員に提示されるそれとは異なる。同様に、同じ主任職の従業員であっても、図11及び図13に示すように、洗濯機事業部に所属する従業員に提示されるポータル画像の内容と、ビデオ事業部に所属する従業員に提示されるそれとは異なる。
【0069】
したがって、権限所属確認手段41は、通信手段40によって受信されたID番号に対応した制度種別コード及び役職コードを検出すると、その検出した制度種別コードと役職コードとの組み合わせに対応したポータル画像のデータを、記憶手段45から抽出して、人事手続端末1へ送信する。
【0070】
例えば、通信手段40によって受信されたID番号が「3900001」であれば、権限所属確認手段41は、そのID番号「3900001」に対応する制度種別コード「02」及び役職コード「07」に対応した、図13に示すポータル画像のデータを、通信手段40を介して人事手続端末1へ送信する。
【0071】
そして、人事手続端末1へ送信されたポータル画像のデータは、人事手続端末1において通信手段10により受信され、ディスプレイ13にポータル画像が表示される(ステップ4)。
《マニュアルNavi》
ところで、図10〜図13に示すように、ポータル画像には、「マニュアルNavi」という項目と、「業務システム」という項目とが含まれている。
【0072】
上記のようにポータル画像が人事手続端末1のディスプレイ13に表示されたとき、上記従業員は、上記の「業務システム」という項目を選択すると、手続項目に関連する登録事象の内容を、人事手続処理装置4に登録することができるようになる。尚、上記手続項目とは、従業員に発生した身上異動に対応する手続を示す項目である。また、上記登録事象とは、上記手続項目を構成する要素と言うことができ、一または複数個の登録事象が手続項目を構成する。例えば、従業員は発生した身上異動に対応する手続項目を選択することにより、当該手続項目を構成する一または複数個の登録事象について、その内容を入力可能となるのである。上記手続項目及び登録事象の具体例については後述する。
【0073】
ところで、上記従業員は、上記の手続項目に関する社内制度や手続の方法等、人事手続処理システムについてわからないことがある場合がある。このような場合に対応して、人事手続処理システムは、上記の社内制度や手続の方法等の説明を使用者に提供できるように、上記の社内制度や手続の方法等の説明が書かれているマニュアルを有している。当該マニュアルは、マニュアル記憶装置5の記憶手段53に記憶されている。尚、ここに言うマニュアルとは、端末装置や当該装置にインストールされているOS(Operating System)の操作方法についてのマニュアル(ヘルプ機能)ではなく、社内制度や手続の手順を案内するガイダンスと言うことができる。上記ヘルプ機能とは、具体的には例えば図10に示す「Help」ボタン1001をマウスなどで押下する事により、サブウインドウ1002にシステムの操作方法を表示するような機能を言う。
【0074】
そこで次に、上記従業員が上記の社内制度や手続の方法等がわからず、上記の社内制度や手続の方法等の説明が書かれているマニュアルをディスプレイ13に表示させる場面を説明する。
【0075】
上記従業員が、上記の手続項目に関する社内制度や手続の方法等、人事手続処理システムについてわからないことがある場合、ディスプレイ13に表示されているポータル画像上の「マニュアルNavi」を入力選択手段14を用いて選択する(ステップ5)。例えば、上記入力選択手段14がマウスで構成されているとすると、上記従業員は、ディスプレイ13に表示されているポータル画像上の「マニュアルNavi」と表示されている部分に、マウスを用いてカーソルを移動させた上でそのマウスの左ボタンをクリックして、「マニュアルNavi」を選択する。そうすると、選択判断手段15が「マニュアルNavi」が選択されたことを判断し、その判断結果が、通信手段10によってネットワーク2及び認証/認可装置3の通信手段30を介して、マニュアル記憶装置5へ送信される。
【0076】
ところで、上記の社内制度や手続の方法等の説明が書かれている上記マニュアルの内容は、上述したポータル画像と同様に、人事手続処理システムを使用する従業員の参照権限及び所属によって異なる。
【0077】
そのため、上記の「マニュアルNavi」が選択されたという判断結果がマニュアル記憶装置5へ送信され、その判断結果が通信手段50によって受信されると、権限所属確認手段51は、記憶手段53に一時的に記憶されているID番号を有する従業員の参照権限及び所属を確認する(ステップ6)。その権限所属確認手段51が行なう参照権限及び所属の確認は、図7〜図9を用いて既に説明した権限所属確認手段41が行なう参照権限及び所属の確認と同じ処理内容なので、説明を省略する。
【0078】
さて、権限所属確認手段51が、記憶手段53に一時的に記憶されているID番号を有する従業員の参照権限及び所属の確認、つまり、従業員の上記ID番号に対応する制度種別コード及び役職コードを検出すると、マニュアル呼出手段52は、検出された制度種別コードに対応したマニュアルのメインメニューを記憶手段53から抽出する。そして、マニュアル呼出手段52は、抽出したマニュアルのメインメニューを、通信手段50、通信手段30及びネットワーク2を介して人事手続端末1へ送信する。
【0079】
ここで、上記マニュアルのメインメニューの一例を図14及び図15に示す。図14は制度種別コード「01」に所属する従業員用のマニュアルのメインメニューの一例であり、図15は制度種別コード「02」に所属する従業員用のマニュアルのメインメニューの一例である。
【0080】
この例では、洗濯機事業部に所属する従業員であれば、その従業員が参事職であっても主任職であっても、その従業員の属する制度種別コードは「01」であるので、洗濯機事業部に所属する従業員には、図14に示されるマニュアルのメインメニューが提示される。また、ビデオ事業部に所属する従業員であれば、その従業員が参事職であっても主任職であっても、その従業員の属する制度種別コードは「02」であるので、ビデオ事業部に所属する従業員には、図15に示されるマニュアルのメインメニューが提示される。
【0081】
このように、マニュアルのメインメニューは、人事手続処理システムを使用する従業員の所属によって内容が異なる。したがって、マニュアル呼出手段52は、権限所属確認手段51によって検出された制度種別コードに対応したマニュアルのメインメニューを、記憶手段53から抽出して人事手続端末1へ送信する。
【0082】
例えば、記憶手段53に一時的に記憶されているID番号が「3900001」であれば、マニュアル呼出手段52は、そのID番号「3900001」に対応する制度種別コード「02」に対応した、図15に示すマニュアルのメインメニューを、通信手段50を介して人事手続端末1へ送信する。
【0083】
このようにしてマニュアルのメインメニューが人事手続端末1へ送信されると、そのマニュアルのメインメニューは、人事手続端末1において通信手段10により受信され、ディスプレイ13に表示される(ステップ7)。
【0084】
そして、マニュアルのメインメニューがディスプレイ13に表示されると、「マニュアルNavi」を選択した従業員は、上記マニュアルのメインメニューの中の実際に調べたい(ガイドしてほしい)項目を、入力選択手段14を用いて選択する(ステップ8)。そうすると、選択判断手段15が、上記従業員によって選択された項目がどの項目であるのかを判断し、その判断結果を、通信手段10、ネットワーク2及び通信手段30を介して、マニュアル記憶装置5へ送信する。
【0085】
例えば、従業員が結婚をすることになり、その結婚に関する社内制度や手続の方法等についてわからないことがあるとすると、ディスプレイ13に表示されるマニュアルのメインメニューの中の「50 結婚・出産・親族扶養・住所変更・通勤手当」という項目を選択する(図14及び図15参照)。そうすると、その「50 結婚・出産・親族扶養・住所変更・通勤手当」という項目が選択されたという判断結果がマニュアル記憶装置5へ送信される。
【0086】
マニュアル記憶装置5では、通信手段50が上記判断結果を受信し、マニュアル呼出手段52が、権限所属確認手段51によって既に検出された制度種別コードに対応するとともに、通信手段50によって受信された上記判断結果に対応した項目メニューを、記憶手段53から抽出する。そして、マニュアル呼出手段52は、抽出した項目メニューを、通信手段50を介して人事手続端末1へ送信する。
【0087】
ここで、上記項目メニューの一例を図16及び図17に示す。図16は、制度種別コード「01」に所属する従業員が、図14に示すマニュアルのメインメニューの中の「50 結婚・出産・親族扶養・住所変更・通勤手当」という項目を選択したときに、記憶手段53から抽出される項目メニューの一例である。他方、図17は、制度種別コード「02」に所属する従業員が、図15に示すマニュアルのメインメニューの中の「50 結婚・出産・親族扶養・住所変更・通勤手当」という項目を選択したときに、記憶手段53から抽出される項目メニューの一例である。
【0088】
例えば、記憶手段53に一時的に記憶されているID番号「3900001」を有する従業員が、図15に示すマニュアルのメインメニューの中の「50 結婚・出産・親族扶養・住所変更・通勤手当」という項目を選択したとする。その場合、マニュアル呼出手段52は、上記のID番号「3900001」に対応する制度種別コード「02」に対応するとともに、「50 結婚・出産・親族扶養・住所変更・通勤手当」という項目に対応する図17に示す項目メニューを、記憶手段53から抽出する。そして、マニュアル呼出手段52は、抽出した項目メニューを、通信手段50により人事手続端末1へ送信する。
【0089】
その人事手続端末1へ送信された項目メニューは、人事手続端末1において、通信手段10により受信され、ディスプレイ13に表示される。
【0090】
このようにして項目メニューがディスプレイ13に表示されると、上記従業員は、上記項目メニューの中の調べたい項目を入力選択手段14を用いて選択する。そうすると、選択判断手段15が、上記従業員によって選択された項目がどの項目であるのかを判断し、その判断結果を、通信手段10、ネットワーク2、通信手段30を介して、マニュアル記憶装置5へ送信する。
【0091】
例えば、従業員自身が結婚をすることになり、従業員本人が結婚する場合の社内制度等を知りたいとすると、上記従業員は、ディスプレイ13に表示される項目メニューの中の「50−01 本人結婚」という項目を選択する。そうすると、選択判断手段15が、「50−01 本人結婚」という項目が選択されたことを判断し、その判断結果がマニュアル記憶装置5へ送信される。
【0092】
マニュアル記憶装置5では、通信手段50が上記判断結果を受信し、マニュアル呼出手段52が、権限所属確認手段51によって、既に検出された制度種別コードと役職コードと通信手段50によって受信された上記判断結果とに対応したマニュアルを、記憶手段53から抽出する。そして、マニュアル呼出手段52は、抽出したマニュアルを、人事手続端末1へ送信する。
《マニュアルNaviの表示例》
ここで、上記マニュアルの一例を図18〜図21に示す。図18は、制度種別コード「01」に所属し役職コード「01〜04」の従業員が、図16に示す項目メニューの中の「50−01 本人結婚」という項目を選択したときに、記憶手段53から抽出されるマニュアルの一例である。また、図19は、制度種別コード「01」に所属し役職コード「05〜08」の従業員が、図16に示す項目メニューの中の「50−01 本人結婚」という項目を選択したときに、記憶手段53から抽出されるマニュアルの一例である。
【0093】
また、図20は、制度種別コード「02」に所属し役職コード「01〜04」の従業員が、図17に示す項目メニューの中の「50−01 本人結婚」という項目を選択したときに、記憶手段53から抽出されるマニュアルの一例である。また、図21は、制度種別コード「02」に所属し役職コード「05〜08」の従業員が、図17に示す項目メニューの中の「50−01 本人結婚」という項目を選択したときに、記憶手段53から抽出されるマニュアルの一例である。
【0094】
例えば、記憶手段53に一時的に記憶されているID番号「3900001」を有する従業員が、図17に示す項目メニューの中の「50−01 本人結婚」という項目を選択したとする。その場合、マニュアル呼出手段52は、上記のID番号「3900001」に対応する制度種別コード「02」及び役職コード「07」に対応するとともに、「50−01 本人結婚」という項目に対応する図21に示すマニュアルを、記憶手段53から抽出する。そして、マニュアル呼出手段52は、抽出したマニュアルを、人事手続端末1へ送信する。
【0095】
そして、人事手続端末1へ送信されたマニュアルは、人事手続端末1において、通信手段10により受信され、記憶手段16に記憶されて、一部がディスプレイ13に表示される(ステップ9)。
【0096】
このようにして、従業員が調べたい項目のマニュアルがディスプレイ13に表示されると、従業員はそのマニュアルを参照し、実際に調べたい事項を調べる。例えば、ID番号「3900001」を有する従業員が、図17に示す項目メニューの中の「50−01 本人結婚」という項目を選択したとすると、図21に示すマニュアルがディスプレイ13に表示される。ここで、上記のID番号「3900001」を有する従業員は、結婚に関する社内制度を知りたい場合であれば「社内制度」を選択し、結婚に関する手続の方法を知りたい場合であれば「本人の手続」を選択する。そうすると、選択された項目に関するマニュアルが記憶手段16から取り出されてディスプレイ13に表示される。
【0097】
以上の処理により、当該人事手続処理システムでは、企業内での所属の違いを配慮した、ユーザ毎に独自のマニュアルを表示することができる。これにより、複雑である人事手続の処理をユーザにわかりやすく説明し、後述する登録事象の内容の記入漏れなどを事前に防止することができる。
【0098】
ただし、上述した処理により、所属の違いによるマニュアルの表示は可能であるが、言い換えると所属が同じであれば同じマニュアルが表示されることになる。つまり、従業員は、自らがマニュアルに記載されている事項のどの条件に当てはまるかを判断しないとならない。この判断を間違うと、結果として入力すべき内容を間違ったり、あるいは記入漏れが生じたりするに至る。
【0099】
そこで、本実施の形態の人事手続処理システムでは、さらに従業員の現在の状態を考慮したマニュアルを表示可能となっている。
【0100】
【表1】

Figure 2004030622
【0101】
この場合、マニュアル呼出手段52は、上記マニュアルのメインメニューを表示する前に、さらに上記表1に示した個人情報を参照する。当該個人情報とは、企業が従業員を管理する上で直接的には必要としないが、システムでの操作性を向上させるために収集した従業員に関する情報等が該当する。尚、個人情報も本発明における属性として捉えることができる。当該個人情報は、例えば記憶手段53に格納されている。
【0102】
ここで、表1に示す従業員「C」が例えば図14における「50 結婚・出産・親族扶養・住所変更・通勤手当」を選択したとする。すると、マニュアル呼出手段52は、上記個人情報における「C」を参照し、婚姻状況「なし」及び親族「なし」という情報を得ることができる。これに応じて、例えば図16における「50−03 子女の結婚」や、(Cが男性の場合)「50−05 妻の出産」といった項目を省略することができる。
【0103】
また、さらに、例えば図16に示す項目の「50−01 本人結婚」を選択した場合、マニュアル呼出手段52は上記個人情報の「婚姻状況」を参照する。ここで、婚姻状況が「なし」である(即ち結婚していない)場合、結婚に際して必要となる手続のマニュアルの表示を行うが、婚姻状況が「あり」の場合、結婚に際して必要となる手続のマニュアルは表示しない、といったことが可能になる。
【0104】
上述した個人情報の利用は一例であるが、個人情報を用いることで、企業内における従業員の所属部署にとどまらず、各個人それぞれに対応したマニュアルを表示することが可能となる。これにより、ユーザは自らが該当しない処理についてのマニュアルを閲覧することがなくなり、即ち後述する登録事象の誤った入力を防止することができる。
【0105】
尚、従業員は、調べたい事項を調べ終わると、ディスプレイ13へのマニュアルの表示を停止させる操作を行なう。具体的には、上記従業員は、ディスプレイ13に表示されているマニュアルの中の「この画面を閉じる」を入力選択手段14を用いて選択する。そうすると、選択判断手段15は、「この画面をとじる」という項目が選択されたことを判断し、ポータル画像をディスプレイ13に再度表示させる指示を、ネットワーク2及び通信手段30を介して人事手続処理装置4へ送信する。
【0106】
このように、ポータル画像をディスプレイ13に表示させる指示が人事手続処理装置4へ送信されると、人事手続処理システムを使用している従業員の参照権限及び所属に基づいたポータル画像がディスプレイ13に再度表示される手順(ステップ4)に戻る。
【0107】
そして、ポータル画像が人事手続端末1のディスプレイ13に表示されると、上述したように、従業員がポータル画像内の「業務システム」という項目を選択することにより、その従業員は、身上異動や年末調整に対応する手続項目に関連する登録事象の内容を、人事手続端末1を用いて人事手続処理装置4に登録することができるようになる。
《業務システム》
次に、上記従業員が身上異動や年末調整に対応する手続項目に関連する登録事象の内容を人事手続処理装置4に登録する場面を説明する。
【0108】
その際、上記従業員は、ディスプレイ13に表示されているポータル画像上の「業務システム」を入力選択手段14を用いて選択する。そうすると、選択判断手段15が「業務システム」が選択されたことを判断し、その判断結果が、ネットワーク2及び通信手段30を介して、人事手続処理装置4へ送信される。
【0109】
人事手続処理装置4では、通信手段40が、「業務システム」が選択されたことを示す上記判断結果を受信し、記憶手段45に記憶されている業務システムメニューが、通信手段40によって人事手続端末1へ送信される。
【0110】
ところで、上記の業務システムメニューは、上述したポータル画像と同様に、人事手続処理システムを使用する従業員の参照権限及び所属によってその内容が異なる。そのため、上記「業務システム」が選択されたという判断結果が通信手段40によって受信されると、権限所属確認手段41は、記憶手段45に一時的に記憶されているID番号を有する従業員の参照権限及び所属を確認する(ステップ11)。つまり、権限所属確認手段41は、記憶手段45に一時的に記憶されているID番号に対応する制度種別コード及び役職コードを検出する(ステップ11)。なお、権限所属確認手段41が行なう参照権限及び所属の確認は、図7〜図9を用いて既に説明した権限所属確認手段41が行なう参照権限及び所属の確認と同じ処理内容なので、説明を省略する。
【0111】
このように、権限所属確認手段41は、記憶手段45に一時的に記憶されているID番号に対応する制度種別コード及び役職コードを検出すると、その検出した制度種別コード及び役職コードに対応した業務システムメニューを記憶手段45から抽出する。そして、権限所属確認手段41は、抽出した業務システムメニューを、通信手段30及びネットワーク2を介して人事手続端末1へ送信する。
【0112】
ここで、上記業務システムメニューの一例を図22〜図25に示す。図22は制度種別コード「01」に所属し役職コード「01」〜「04」を有する従業員に提示される業務システムメニューの一例であり、図23は制度種別コード「01」に所属し役職コード「05」〜「08」を有する従業員に提示される業務システムメニューの一例である。また、図24は制度種別コード「02」に所属し役職コード「01」〜「04」を有する従業員に提示される業務システムメニューの一例であり、図25は制度種別コード「02」に所属し役職コード「05」〜「08」を有する従業員に提示される業務システムメニューの一例である。
【0113】
この例では、洗濯機事業部の参事職の従業員が人事手続処理システムを使用している場合、その従業員の属する制度種別コードは「01」であり、役職コードは「03」であるので、図22に示される業務システムメニューが抽出される。また、洗濯機事業部の主任職の従業員が人事手続処理システムを使用している場合、その従業員の属する制度種別コードは「01」であり、役職コードは「07」であるので、図23に示される業務システムメニューが抽出される。
【0114】
また、ビデオ事業部の参事職の従業員が人事手続処理システムを使用している場合、その従業員の属する制度種別コードは「02」であり、役職コードは「03」であるので、図24に示される業務システムメニューが抽出される。また、ビデオ事業部の主任職の従業員が人事手続処理システムを使用している場合、その従業員の属する制度種別コードは「02」でり、役職コードは「07」であるので、図25に示される業務システムメニューが抽出される。
【0115】
例えば、記憶手段45に一時的に記憶されているID番号が「3900001」であれば、権限所属確認手段41は、そのID番号「3900001」に対応する制度種別コード「02」及び役職コード「07」に対応した、図25に示す業務システムメニューを、通信手段40を介して人事手続端末1へ送信する。
【0116】
このようにして業務システムメニューが人事手続端末1へ送信されると、その業務システムメニューは、人事手続端末1において通信手段10により受信され、ディスプレイ13に表示される(ステップ12)。
【0117】
そして、業務システムメニューがディスプレイ13に表示されると、身上異動や年末調整に対応する手続項目に関連する登録事象の内容を人事手続処理装置4に登録しようとする従業員は、上記業務システムメニューの中の「人事手続」という項目を選択する。そうすると、選択判断手段15が、「人事手続」が選択されたということを判断し、その判断結果を、通信手段10、ネットワーク2及び通信手段30を介して、人事手続処理装置4へ送信する。
【0118】
人事手続処理装置4では、通信手段40が、「人事手続」が選択されたことを示す上記判断結果を受信し、記憶手段45に記憶されている手続メインメニューが、通信手段40によって人事手続端末1へ送信される。
《手続メインメニュー》
ところで、上記の手続メインメニューは、上述したポータル画像や業務システムメニューと同様に、人事手続処理システムを使用する従業員の所属によってその内容が異なる。そのため、上記の「人事手続」が選択されたという判断結果が通信手段40によって受信されると、権限所属確認手段41は、記憶手段45に一時的に記憶されているID番号を有する従業員の参照権限及び所属を確認する(ステップA1(図4参照))。つまり、権限所属確認手段41は、記憶手段45に一時的に記憶されているID番号に対応する役職コード及び制度種別コードを検出する(ステップA1)。なお、権限所属確認手段41が行なう参照権限及び所属の確認は、図7〜図9を用いて既に説明した権限所属確認手段41が行なう参照権限及び所属の確認と同じ処理内容なので、説明を省略する。
【0119】
次に、権限所属確認手段41は、記憶手段45に一時的に記憶されているID番号に対応する制度種別コードを検出すると、その検出した制度種別コードに対応した手続メインメニューを記憶手段45から抽出する。そして、権限所属確認手段41は、抽出した手続メインメニューを、通信手段40、通信手段30及びネットワーク2を介して人事手続端末1へ送信される。
【0120】
ここで、上記の手続メインメニューの一例を図26〜図27に示す。図26は制度種別コード「01」に所属する従業員に提示される手続メインメニューの一例であり、図27は制度種別コード「02」に所属する従業員に提示される手続メインメニューの一例である。
【0121】
この例では、洗濯機事業部の従業員が人事手続処理システムを使用している場合、その従業員の属する制度種別コードは「01」であるので、その従業員が参事職であっても主任職であっても、図26に示される手続メインメニューが抽出される。それに対し、ビデオ事業部の従業員が人事手続処理システムを使用している場合、その従業員の属する制度種別コードは「02」であるので、その従業員が参事職であっても主任職であっても、図27に示される手続メインメニューが抽出される。
【0122】
例えば、ID番号が「3900001」を有する従業員が人事手続処理システムを使用している場合、そのID番号「3900001」が記憶手段45に一時的に記憶されているので、権限所属確認手段41は、そのID番号「3900001」に対応する制度種別コード「02」に対応した、図27に示す手続メインメニューを、通信手段40を介して人事手続端末1へ送信する。
【0123】
その手続メインメニューは、人事手続端末1において通信手段10により受信され、ディスプレイ13に表示される(ステップA2)。
【0124】
次に、上記手続メインメニューの内容について説明する。その手続メインメニューとは、複数の登録事象と、複数の手続項目と、使用者が登録した内容を補充・修正する際に用いる項目と、年末調整に関する項目とを、使用者に提示するものである。以下に、それら登録事象、手続項目、使用者が登録した内容を補充・修正する際に用いる項目、及び年末調整に関する項目を、順に説明する。
【0125】
上記登録事象としては、例えば、(A)使用者本人に関する登録事象と、(B)使用者の親族に関する登録事象とが挙げられる。
【0126】
上記(A)使用者本人に関する手続項目及び登録事象の具体例としては、下記表2に示すような、(1)「住所変更手続」、(2)「通勤手当変更登録」、(3)「給与振込口座変更登録」、(4)「慶弔連絡登録」、(5)「従業員貯蓄金積立額変更登録」、(6)「氏名変更手続」、(7)「持株登録」、及び(8)「財形登録」等が挙げられる。「手続」と付くものは手続項目であり、「登録」と付くものは登録事象である。これらを入力項目と称する。
【0127】
上記入力項目は、図26及び図27に示す手続メインメニュー内では、「本人の手続(新規)」の欄に含まれている。
【0128】
【表2】
Figure 2004030622
【0129】
また、上記(B)使用者の親族に関する入力項目の具体例としては、上記表2に示すような、(9)「妻出産登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という登録事象が挙げられ、それらの登録事象は、図26及び図27に示す手続メインメニュー内では、「親族の手続(新規)」の欄に含まれている。
【0130】
手続項目の具体例としては、(b−1)「住所変更手続」、(b−2)「結婚手続」、及び(b−3)「氏名変更手続」が挙げられる。図26及び図27に示す手続メインメニュー内では、上記(b−1)「住所変更手続」、(b−2)「結婚手続」、及び(b−3)「氏名変更手続」という手続項目は、「本人の手続(新規)」の欄に含まれている。
【0131】
ところで、上記の各手続項目は、人事手続処理システムを使用している従業員の所属に応じて、その従業員が人事手続処理装置4に登録できる全ての登録事象と関連付けられている。
【0132】
手続項目として(b−1)「住所変更手続」を取り上げると、下記表3に示すように、制度種別コード「01」の従業員に関しては、(b−1)「住所変更手続」という手続項目は、上記表2に示す11個の登録事象のうちの(1)「住所変更登録」及び(2)「通勤手当変更登録」という2個の登録事象と関連付けられている。それに対して、制度種別コード「02」の従業員に関しては、(b−1)「住所変更手続」という手続項目は、上記表2に示す11個の登録事象のうちの(1)「住所変更登録」、(2)「通勤手当変更登録」、(7)「持株登録」、及び(8)「財形登録」という4個の登録事象と関連付けられている。
【0133】
【表3】
Figure 2004030622
【0134】
次に(b−2)「結婚手続」という手続項目を取り上げると、下記表4に示すように、制度種別コード「01」の従業員に関しては、(b−2)「結婚手続」という手続項目は、上記表2に示す11個の登録事象のうちの(1)「住所変更登録」、(2)「通勤手当変更登録」、(3)「給与振込口座変更登録」、(4)「慶弔連絡登録」、(6)「氏名変更登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という7個の登録事象と関連付けられている。それに対して、制度種別コード「02」の従業員に関しては、(b−2)「結婚手続」という手続項目は、上記表2に示す11個の登録事象のうちの(1)「住所変更登録」、(2)「通勤手当変更登録」、(3)「給与振込口座変更登録」、(4)「慶弔連絡登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という9個の登録事象と関連付けられている。
【0135】
【表4】
Figure 2004030622
【0136】
次に(b−3)「氏名変更手続」という手続項目を取り上げると、下記表5に示すように、制度種別コード「01」の従業員に関しては、(b−3)「氏名変更手続」という手続項目は、上記表2に示す11個の登録事象のうちの(3)「給与振込口座変更登録」及び(6)「氏名変更登録」という2個の登録事象と関連付けられている。それに対して、制度種別コード「02」の従業員に関しては、(b−3)「氏名変更手続」という手続項目は、上記表2に示す11個の登録事象のうちの(3)「給与振込口座変更登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」及び(8)「財形登録」という4個の登録事象と関連付けられている。
【0137】
【表5】
Figure 2004030622
【0138】
このように、各手続項目は、その手続項目に関連する登録事象と関連付けられているが、その関連付けは、表4を用いて説明した(b−2)「結婚手続」という手続項目の例のように、(A)使用者本人に関する登録事象と、(B)使用者の親族に関する登録事象とを区別することなくなされている。
【0139】
またこのような、従業員の所属に応じて決まる、手続項目とその手続項目に関連する登録事象との組み合わせは、人事手続処理装置4の記憶手段45に記憶されている手続−登録事象関連テーブルEに収められている。
【0140】
そして、後述するように、従業員がある手続項目を選択すると、その従業員の所属に応じた登録事象の内容を、人事手続処理装置4へ登録できるようになっている。
【0141】
なお、使用者である従業員が、過去に登録した登録事象の内容を、補充したり、変更したりする場合には、その使用者が登録した内容を補充・修正する際に用いる項目を選択する。
【0142】
次に、年末調整に関する項目について説明する。その年末調整に関する項目とは、使用者である上記従業員が、年末調整に関する登録事象の内容を人事手続処理装置4へ登録する際に用いる項目であって、その年末調整に関する項目を上記従業員が選択すると、次に年末調整に関する登録事象がディスプレイ13に表示されるように構成されている。
《入力項目の選択》
さて上述したように、手続メインメニューがディスプレイ13に表示されると、いずれかの登録事象の内容を人事手続処理装置4に登録しようとする従業員は、手続メインメニューに表示されている登録事象又は手続項目のいずれかを選択する(ステップA3)。本実施の形態では、従業員は、いずれか特定の登録事象を選択しようとする場合、その特定の登録事象を、入力選択手段14を用いて選択し、他方いずれか特定の手続項目を選択しようとする場合、その特定の手続項目を手続項目選択手段17を用いて選択するものとする。
《登録事象を選択した際の処理》
まず、上記従業員が手続メインメニューに含まれている特定の登録事象を選択した場合について説明する。手続メインメニューに含まれている複数の登録事象の中の特定の登録事象の内容を登録しようとする従業員は、その登録しようとする特定の登録事象を、上記のように入力選択手段14を用いて選択する。そうすると、選択判断手段15が、上記従業員によって上記特定の登録事象が選択されたことを判断し、その判断結果を、通信手段10、ネットワーク2及び通信手段30を介して、人事手続処理装置4へ送信する。
【0143】
人事手続処理装置4では、通信手段40が、上記特定の登録事象が選択されたことを示す上記判断結果を受信し、選択項目判定手段42がその判断結果に基づいて、複数の案内手段46のうちの上記特定の登録事象に関連する案内手段46を起動させるための指示を、単一実行手段44に出力する。その単一実行手段44は、選択項目判定手段42からの上記指示に従って、上記特定の登録事象に関連する案内手段46を起動させる。そして、単一実行手段44の制御により起動した案内手段46は、上記特定の登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内データを、通信手段40、通信手段30及びネットワーク2を介して人事手続端末1へ送信する。
【0144】
このようにして案内データが人事手続端末1へ送信されると、その案内データは人事手続端末1において通信手段10により受信され、その案内データに基づいた、上記特定の登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内が、ディスプレイ13に表示される。
【0145】
上記案内がディスプレイ13に表示されると、上記従業員は、入力選択手段14を用いて、各記入欄に応じた内容を記入し、「登録」を選択することで、記入したデータを入力する。入力された内容は、登録内容受付手段18によって受け付けられ、その登録内容受付手段18が、受け付けた内容を、通信手段10、ネットワーク2及び通信手段30を介して人事手続処理装置4へ送信する。そうすると、登録内容受付手段18が受け付けた内容は、人事手続処理装置4において、通信手段40により受信され、記憶手段45に前もって記憶されているID番号と関連付けられてその記憶手段45内のトランザクションテーブルF(登録内容記憶手段)に記録される。
【0146】
以下に、上記従業員が人事手続処理装置4の記憶手段45に記憶されている「給与振込口座登録」を変更しようとする例について説明する。その際、その従業員は、手続メインメニューに表示されている「給与振込口座変更登録」という登録事象を選択する。その選択に基づいて、選択項目判定手段42が、「給与振込口座変更登録」という登録事象に関連する給与振込口座変更案内手段46cを起動させるための指示を、単一実行手段44に出力する。そして、単一実行手段44は、その指示に従って、給与振込口座変更案内手段46cを起動させる。起動した給与振込口座変更案内手段46cは、図28に示すような、従業員が「給与振込口座」の変更をする際の案内のデータを、通信手段40を介して人事手続端末1へ送信する。
【0147】
そうすると、図28に示すような、「給与振込口座」を変更できる案内が、ディスプレイ13に表示される。このように、「給与振込口座」を変更できる案内が表示されると、従業員は、各記入欄にその記入欄に応じた内容を順に記入し、入力する。そして、登録内容受付手段18が、入力された内容を受け付けて、その受け付けた内容を、通信手段10を介して人事手続処理装置4へ送信する。そうすると、登録内容受付手段18が受け付けた内容、すなわち従業員が行なった「給与振込口座登録」の変更の内容が、人事手続処理装置4の記憶手段45内のトランザクションテーブルFに記録される。
《手続項目を選択した際の処理》
ここまでは、上記従業員が登録事象と手続項目とのうちの特定の登録事象を選択した場合について説明したが、次に、上記従業員がいずれかの手続項目を選択した場合について説明する。
【0148】
いずれかの手続項目に関連する登録事象の内容を登録しようとする従業員は、手続メインメニューに表示されている手続項目のうちの該当する特定の手続項目を、手続項目選択手段17を用いて選択する(ステップA3)。そうすると、選択判断手段15が、上記従業員によって特定の手続項目が選択されたことを判断し、その判断結果を、通信手段10、ネットワーク2及び通信手段30を介して、人事手続処理装置4へ送信する。
【0149】
人事手続処理装置4では、通信手段40が、上記特定の手続項目が選択されたことを示す上記判断結果を受信し、選択項目判定手段42がその判断結果に基づいて、登録事象抽出手段43に対して抽出指示を行う。当該抽出指示は、上記特定の手続項目に関連する登録事象であって、記憶手段45に一時的に記憶されているID番号に対応する制度種別コードに応じた登録事象の全てを抽出する指示である。
【0150】
登録事象抽出手段43は、その指示に従って、記憶手段45に記憶されている手続−登録事象関連テーブルE(組み合わせ記憶手段)内の組み合わせに基づき、上記特定の手続項目に関連し、かつ上記ID番号に対応する制度種別コードに応じた全ての登録事象を抽出し、その抽出した全ての登録事象を、通信手段40、通信手段30及びネットワーク2を介して人事手続端末1に送信する。
【0151】
尚、登録事象抽出手段43が抽出する際に、さらに上記表1に示した個人情報を参照するようにしてもよい。ここでは、当該個人情報は、例えば記憶手段45に格納されている。当該登録事象抽出手段43の処理手順は上記マニュアル呼出手段52の参照と同様であるため省略するが、上記個人情報を参照することにより、登録事象抽出手段43が抽出する登録事象をさらに個人情報に関連する事象まで絞り込むことが可能になる。これにより、ユーザに無関係の登録事象を抽出することがなく、ユーザの、不要な登録事象への入力を防止することができる。
【0152】
このようにして、従業員の所属する制度種別コードに応じて、その従業員が選択した手続項目に関連する全ての登録事象が人事手続端末1に送信されると、その従業員が選択した特定の手続項目に関連する全ての登録事象は、人事手続端末1において通信手段10により受信され、ディスプレイ13に表示される(ステップA4)。
【0153】
例えば、ID番号「3900001」を有する従業員が、手続メインメニューに表示されている手続項目のうちの(b−2)「結婚手続」という手続項目を選択したとすると(ステップA3)、選択判断手段15が、上記従業員によって(b−2)「結婚手続」という手続項目が選択されたことを判断し、その判断結果が、通信手段10により人事手続処理装置4に送信される。
【0154】
そして、人事手続処理装置4において、通信手段40が、(b−2)「結婚手続」という手続項目が選択されたことを示す上記判断結果を受信し、選択項目判定手段42がその判断結果に基づいて、(b−2)「結婚手続」という手続項目に関連する登録事象であって、ID番号「3900001」を有する従業員の所属に応じた登録事象の全てを抽出するように、登録事象抽出手段43に対して指示する。
【0155】
ID番号「3900001」を有する従業員の所属を示す制度種別コードは「02」であるので、登録事象抽出手段43は、記憶手段45の中の手続−登録事象関連テーブルEの上記表4に基づいて、(b−2)「結婚手続」という手続項目に関連する登録事象であって、制度種別コード「02」の従業員に対応した全ての登録事象を抽出する。つまり、登録事象抽出手段43は、(1)「住所変更登録」、(2)「通勤手当変更登録」、(3)「給与振込口座変更登録」、(4)「慶弔連絡登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という9個の登録事象を抽出する。
【0156】
そして、登録事象抽出手段43は、抽出した上記の9個の登録事象を、通信手段40を介して人事手続端末1に送信する。そうすると、上記の9個の登録事象は、人事手続端末1において通信手段10により受信され、ディスプレイ13に表示される(ステップA4)。
《登録事象のユーザによる選択》
ところで、人事手続端末1へ送信された登録事象のいくつかは、ディスプレイ13に表示される際、どの登録事象の内容を実際に登録するのかを使用者に対して問う形式で表示される。例えば、制度種別コード「02」の従業員が、手続メインメニューに表示されている手続項目のうちの(b−2)「結婚手続」という手続項目を選択したとすると、上述したように、上記の(1)「住所変更登録」、(2)「通勤手当変更登録」、(3)「給与振込口座変更登録」、(4)「慶弔連絡登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という9個の登録事象が人事手続端末1へ送信される。そして、(b−2)「結婚手続」という手続をする際には必ず(4)「慶弔連絡登録」及び(10)「配偶者登録」の登録をしなければならないので、上記9個の登録事象から(4)「慶弔連絡」及び(10)「配偶者登録」の2個の登録事象を除いた7個の登録事象が、ディスプレイ13に表示される(ステップA4)。その際、図29に示すように、上記の7個の登録事象のうちのどの登録事象の内容を登録するのかを、使用者に対して問う形式で、上記の7個の登録事象は表示される。
【0157】
例えば、(6)「氏名変更登録」という登録事象を取り上げると、「氏名の変更をしますか」という形式で、その(6)「氏名変更登録」という登録事象はディスプレイ13に表示される。
【0158】
なお、図29は、制度種別コード「02」の従業員が、手続メインメニューに表示されている手続項目のうちの(b−2)「結婚手続」という手続項目を選択したときに、ディスプレイ13に表示される登録事象を示す一例である。それに対し、制度種別コード「01」の従業員が、手続メインメニューに表示されている手続項目のうちの(b−2)「結婚手続」という手続項目を選択したときは、図30に示すように、(b−2)「結婚手続」という手続項目に関連する登録事象であって、制度種別コード「02」の従業員に対応した全ての登録事象のうち、(4)「慶弔連絡登録」及び(10)「配偶者登録」の2個の登録事象を除いた5個の登録事象が、ディスプレイ13に表示される。すなわち、表4に基づいて、(1)「住所変更登録」、(2)「通勤手当変更登録」、(3)「給与振込口座変更登録」、(6)「氏名変更登録」、及び(11)「親族登録」という5個の登録事象が、その5個の登録事象のうちのどの登録事象の内容を登録するのかを使用者に対して問う形式で、ディスプレイ13に表示される。
【0159】
さて、例えば図29又は図30に示すように、従業員の所属する制度種別コードに応じるとともに、その従業員が選択した手続項目に関連する全部又は一部の登録事象がディスプレイ13に表示されたとき、上記従業員は、上記の手続項目に関する社内制度や手続の方法等、人事手続処理システムについてわからないことがある場合がある。その場合、上記従業員は、登録事象が表示されている画面上の「マニュアルNavi」を、入力選択手段14を用いて選択する(ステップA5)。そうすると、選択判断手段15が「マニュアルNavi」が選択されたことを判断し、その判断結果が、通信手段10によってネットワーク2及び認証/認可装置3の通信手段30を介して、マニュアル記憶装置5へ送信される。
【0160】
そして、マニュアル記憶装置5において、上記の「マニュアルNavi」が選択されたという判断結果が通信手段50により受信され、マニュアル呼出手段52が、従業員によって選択された手続項目に関連するマニュアルを記憶手段53から抽出する。その抽出されたマニュアルは、通信手段50により、認証/認可装置3の通信手段30及びネットワーク2を介して人事手続端末1へ送信され、その人事手続端末1において、通信手段10によって受信されて、ディスプレイ13に表示される(ステップA6)。
【0161】
このようにして、従業員が選択した手続項目のマニュアルがディスプレイ13に表示されると、従業員はそのマニュアルを参照し、調べたい事項を調べる。そして、従業員は、調べたい事項を調べ終わると、ディスプレイ13へのマニュアルの表示を停止させる操作を行なう。
【0162】
なお、従業員によって選択された手続項目に関連するマニュアルをディスプレイ13に表示させる際の手順、及びディスプレイ13へのマニュアルの表示を停止させる際の手順は、上述した項目メニューの中の「50−01 本人結婚」という項目を従業員が選択したときに、その「50−01 本人結婚」という項目のマニュアルがディスプレイ13に表示される際の手順、及びディスプレイ13へのマニュアルの表示を停止させる際の手順と同様であるので、説明を省略する。また、ディスプレイ13へのマニュアルの表示を停止させると、例えば図29又は図30に示すような、従業員の所属する制度種別コードに応じるとともに、その従業員が選択した手続項目に関連する全部又は一部の登録事象がディスプレイ13に表示される。
【0163】
次に、従業員がディスプレイ13に表示されている登録事象のうちの実際に登録しようとする登録事象を選択する場面を説明する。
【0164】
その際、上記従業員は、ディスプレイ13に表示されている登録事象のうちの、実際に登録しようとする登録事象を、入力選択手段14を用いて選択する(ステップA7)。そうすると、選択判断手段15が、どの登録事象が選択されたのかを判断し、その判断結果を通信手段10、ネットワーク2及び通信手段30を介して人事手続処理装置4へ送信する。
【0165】
例えば、制度種別コード「02」の従業員が、手続メインメニューに表示されている手続項目のうちの(b−2)「結婚手続」という手続項目を選択したとすると、図29に示すように、(1)「住所変更登録」、(2)「通勤手当変更登録」、(3)「給与振込口座変更登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、及び(11)「親族登録」という7個の登録事象が、ディスプレイ13に表示される。その際、上記従業員が、上記の7個の登録事象の全ての内容を人事手続処理装置4に登録したいと考えている場合、上記の7個の登録事象の全てを選択する。そうすると、上記の7個の登録事象の全てが選択されたという判断結果が、人事手続処理装置4へ送信される。なお、(b−2)「結婚手続」という手続をする際には必ず(4)「慶弔連絡」及び(10)「配偶者登録」の登録をしなければならないという事情を考慮して、(4)「慶弔連絡登録」及び(10)「配偶者登録」の2個の登録事象は、上記従業員に選択されたものとして扱われる。
【0166】
また、変更後の住所及び変更後の通勤手当変更が不明で、(1)「住所変更」及び(2)「通勤手当変更」以外の登録事象の全てについて、その内容を人事手続処理装置4に登録したいと考えている場合、上記従業員は、上記の(1)「住所変更登録」、(2)「通勤手当変更登録」、(3)「給与振込口座変更登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、及び(11)「親族登録」という7個の登録事象のうちの(1)「住所変更登録」及び(2)「通勤手当変更登録」を除いた5個の登録事象を選択する。そうすると、(3)「給与振込口座変更登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株手続登録」、(8)「財形登録」、及び(11)「親族登録」という5個の登録事象が選択されたという判断結果が、人事手続処理装置4へ送信される。なお、(b−2)「結婚手続」という手続項目の特殊性を考慮して、上記のように、(4)「慶弔連絡登録」及び(10)「配偶者登録」の2個の登録事象は、上記従業員に選択されたものとして扱われる。
【0167】
このように、従業員によってどの登録事象が選択されたのかという判断結果が人事手続処理装置4へ送信されると、その判断結果は、人事手続処理装置4において、通信手段40により受信される。そして、選択項目判定手段42が、その判断結果に基づいて、従業員によって選択された登録事象に関連する全ての案内手段46を順次起動させるための指示を、関連実行手段47に出力する。
【0168】
その関連実行手段47は、選択項目判定手段42からの上記指示に従って、従業員によって選択された登録事象のうちのいずれかの登録事象に関連する案内手段46を起動させる。そして、関連実行手段47の制御により起動した案内手段46は、その案内手段46に対応する登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内データを、通信手段40、通信手段30及びネットワーク2を介して人事手続端末1へ送信する。
【0169】
このようにして、従業員によって選択されたいずれかの登録事象を上記従業員に登録させるための案内データが人事手続端末1へ送信されると、その案内データは人事手続端末1において通信手段10により受信され、その案内データに基づいた、上記いずれかの登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内が、ディスプレイ13に表示される(ステップA8)。
【0170】
そして、上記案内がディスプレイ13に表示されると、その従業員は、ディスプレイ13に表示されている案内に関する登録事象の内容を登録することが可能となるのであるが、登録方法等ディスプレイ13に表示されている案内についてわからないことがある場合がある。その場合、上記従業員は、上記案内が表示されている画面上の「マニュアルNavi」を入力選択手段14を用いて選択する(ステップA9)。そうすると、選択判断手段15が「マニュアルNavi」が選択されたことを判断し、その判断結果が、通信手段10、ネットワーク2及び通信手段30を介して、マニュアル記憶装置5へ送信される。
【0171】
マニュアル記憶装置5では、上記の「マニュアルNavi」が選択されたという判断結果が通信手段50により受信され、マニュアル呼出手段52が、ディスプレイ13に表示されているいずれかの登録事象に関連するマニュアルを記憶手段53から抽出する。その抽出されたマニュアルは、通信手段50、通信手段30及びネットワーク2を介して人事手続端末1へ送信され、その人事手続端末1において、通信手段10によって受信され、ディスプレイ13に表示される(ステップA10)。
【0172】
このようにして、ディスプレイ13に表示されている案内に関連するマニュアルがディスプレイ13に表示されると、従業員はディスプレイ13に表示されている案内を理解できる。そして、従業員は、マニュアルを参照し終わると、ディスプレイ13へのマニュアルの表示を停止させる操作を行なう。
【0173】
なお、上記のいずれかの登録事象に関連するマニュアルをディスプレイ13に表示させる際の手順、及びディスプレイ13へのマニュアルの表示を停止させる際の手順は、上記の例えば図29又は図30に示す複数の登録事象がディスプレイ13に表示されたとき、その複数の登録事象に関連する手続項目に関するマニュアルをディスプレイ13に表示させる際の手順、及びディスプレイ13へのマニュアルの表示を停止させる際の手順と同じであるので、説明を省略する。また、ディスプレイ13へのマニュアルの表示を停止させると、そのマニュアルに関連する案内がディスプレイ13に再表示される。
【0174】
そして、所定の登録事象の内容をその従業員に登録させるための案内がディスプレイ13に表示されると、上記従業員は、入力選択手段14を用いて、各記入欄に応じた内容を記入し、「登録」を選択して記入したデータを入力する(ステップA11)。入力された内容は、登録内容受付手段18によって受け付けられ、その登録内容受付手段18が、受け付けた内容を、通信手段10、ネットワーク2及び通信手段30を介して人事手続処理装置4へ送信する。そうすると、登録内容受付手段18が受け付けた内容は、人事手続処理装置4において、通信手段40により受信され、記憶手段45に前もって記憶されているID番号と関連付けられてその記憶手段45内のトランザクションテーブルF(登録内容記憶手段)に記録される。このようにして、上記従業員が入力した内容は人事手続処理装置4へ登録される。
【0175】
このように、いずれかの登録事象に関する内容が人事手続処理装置4へ登録されると、関連実行手段47は、ステップA7においてその従業員によって選択された登録事象のうちで、人事手続端末1へ送信されていない案内データに関する登録事象があるか否かを確認する(ステップA13)。いいかえると、関連実行手段47は、従業員によって選択された登録事象の全ての案内のうちでディスプレイ13に表示されていないものがあるか否かを確認する(ステップA13)。
【0176】
その確認の結果、従業員によって選択された登録事象に関する案内のうちでディスプレイ13に表示されていない案内があることが判明した場合、関連実行手段47は、従業員によって選択された登録事象に関する案内のうちでディスプレイ13に既に表示された案内以外のいずれかの案内に対応する登録事象に関連する案内手段46を起動させる。
【0177】
そして、その起動した案内手段46に対応する登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内がディスプレイ13に表示される手順(ステップA8)から、その案内に関する内容を人事手続処理装置4へ登録する手順(ステップA12)までを繰り返す。
【0178】
以下に、制度種別コード「02」の従業員が、手続メインメニューに表示されている手続項目のうちの(b−2)「結婚手続」という手続項目を選択し、(1)「住所変更登録」、(2)「通勤手当変更登録」、(3)「給与振込口座変更登録」、(4)「慶弔連絡登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という9個の登録事象のうちの(1)「住所変更登録」及び(2)「通勤手当変更登録」を除いた7個の登録事象を選択した例について説明する。なおその場合、実際には、図29に示すように、(1)「住所変更登録」、(2)「通勤手当変更登録」、(3)「給与振込口座変更登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、及び(11)「親族登録」の7個の登録事象のみがディスプレイ13に表示され、その7個の登録事象のうちの(1)「住所変更」及び(2)「通勤手当変更」を除いた5個の登録事象を、上記従業員は選択することになる。そして、(4)「慶弔連絡」及び(10)「配偶者登録」の2個の登録事象は、実際には選択されていないが、選択されたものとして扱われる。
【0179】
さてその場合、従業員によって(3)「給与振込口座変更登録」、(4)「慶弔連絡登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という7個の登録事象が選択されたという判断結果が人事手続処理装置4へ送信される。そして、選択項目判定手段42が、その判断結果に基づいて、上記の7個の登録事象に関連する全ての案内手段46を順次起動させるための指示を、関連実行手段47に出力する。
【0180】
その関連実行手段47は、まず(3)「給与振込口座変更登録」という登録事象に関連する給与振込口座変更案内手段46cを起動させる。そして、給与振込口座変更案内手段46cは、(3)「給与振込口座変更登録」という登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内データを、通信手段40を介して人事手続端末1へ送信する。その(3)「給与振込口座変更登録」という登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内データは、人事手続端末1へ送信されて、図28に示すような(3)「給与振込口座変更登録」という登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内がディスプレイ13に表示される(ステップA8)。上記従業員は、(3)「給与振込口座変更登録」という登録事象の内容を所定の記入欄に記入し、入力する(ステップA11)。入力された内容は、登録内容受付手段18によって受け付けられた後、人事手続処理装置4へ送信され、記憶手段45内のトランザクションテーブルFに登録される(ステップA12)。
【0181】
そして、(3)「給与振込口座変更登録」という登録事象の内容がトランザクションテーブルFに登録されると、関連実行手段47は、(3)「給与振込口座変更登録」、(4)「慶弔連絡登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という7個の登録事象のうちに、ディスプレイ13に表示されていない登録事象の案内があるか否かを確認する(ステップA13)。この場合、(3)「給与振込口座変更登録」という登録事象の案内しかディスプレイ13に表示されていないので、関連実行手段47は、(4)「慶弔連絡登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という6個の登録事象の案内がまだディスプレイ13に表示されていないことを確認する(ステップA13)。
【0182】
そして、関連実行手段47は、(4)「慶弔連絡登録」という登録事象に関連する慶弔連絡案内手段46dを起動させる。そして、慶弔連絡案内手段46dは、(4)「慶弔連絡登録」という登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内データを、通信手段40を介して人事手続端末1へ送信する。その(4)「慶弔連絡登録」という登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内データは、人事手続端末1へ送信されて、図31に示すような(4)「慶弔連絡登録」という登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内がディスプレイ13に表示される(ステップA8)。上記従業員は、(4)「慶弔連絡登録」という登録事象の内容を所定の記入欄に記入し、入力する(ステップA11)。入力された内容は、登録内容受付手段18によって受け付けられた後、人事手続処理装置4へ送信され、記憶手段45内のトランザクションテーブルFに登録される(ステップA12)。
【0183】
このようにして(4)「慶弔連絡登録」という登録事象の内容がトランザクションテーブルFに登録されると、関連実行手段47は、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株手続登録」、(8)「財形登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という5個の登録事象の案内がまだディスプレイ13に表示されていないことを確認する(ステップA13)。
【0184】
そして、関連実行手段47は、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という5個の登録事象に関連する氏名変更案内手段46f、持株手続案内手段46、財形手続案内手段46h、配偶者登録案内手段4j、及び親族登録案内手段46kを順次起動させる。そして、順次起動した氏名変更案内手段46f、持株手続案内手段46、財形手続案内手段46h、配偶者登録案内手段4j、及び親族登録案内手段46kのうちの、持株手続案内手段46及び財形手続案内手段46hを除く3個の案内手段46は、(6)「氏名変更登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という3個の登録事象の内容を上記従業員に登録させるための各案内データを、通信手段40を介して人事手続端末1へ送信する。なお、持株手続案内手段46及び財形手続案内手段46hは、案内データを人事手続端末1へ送信せず、それぞれ(7)「持株登録」又は(8)「財形登録」という登録事象が選択されたという事実を、記憶手段45内のトランザクションテーブルFに記憶させる。
【0185】
さて上記の(6)「氏名変更登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という3個の登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内データは、人事手続端末1へ送信されて、図32〜図34に示すような上記の3個の登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内がディスプレイ13に表示される(ステップA8)。
【0186】
上記従業員は、上記の3個の登録事象の内容を所定の記入欄に記入し、入力する(ステップA11)。入力された内容は、登録内容受付手段18によって受け付けられた後、人事手続処理装置4へ送信され、上記従業員によって選択された(3)「給与振込口座変更登録」、(4)「慶弔連絡登録」、(6)「氏名変更登録」、(7)「持株登録」、(8)「財形登録」、(10)「配偶者登録」及び(11)「親族登録」という7個の登録事象について、上記従業員によって入力された各内容及び選択されたという事実が、記憶手段45内のトランザクションテーブルFに登録される(ステップA12)。
【0187】
このように、人事手続処理システムは、従業員によって所定の手続項目が選択されると、その手続項目に対応する全ての登録事象を自動的に抽出し、その全ての登録事象のうちの従業員によって選択された登録事象に対応する案内手段46を順次起動させる。そのため、人事手続処理システムを用いれば、従業員は、身上異動が発生した際に、その身上異動に対応した手続項目を選択するだけで、その手続項目に関連する登録事象を自ら確認して選択することなく、その手続項目に関連する全ての登録事象の内容を登録することができる。また、従業員は、選択した手続項目に関連する全ての登録事象のうちで、一部のみを選択して、その選択した登録事象の内容のみを登録することもできる。
【0188】
さて、関連実行手段47が従業員によって選択された登録事象の全ての案内のうちでディスプレイ13に表示されていないものがあるか否かを確認する手順(ステップA13)において、従業員によって選択された登録事象の全てに関する案内がディスプレイ13に表示されたことが判明した場合、関連実行手段47は以下の動作を行なう。すなわち、関連実行手段47は、上記従業員に対して他の登録事象の内容を人事手続処理装置4に登録するのか否かを問う画像データを、通信手段40、通信手段30及びネットワーク2を介して人事手続端末1へ送信する。
【0189】
その画像データは、人事手続端末1において通信手段40により受信され、上記の画像がディスプレイ13に表示される。
【0190】
上記従業員が、人事手続処理装置4に登録する事項がまだあると判断した場合、その旨の指示を、入力選択手段14を用いて人事手続端末1に入力する。そうすると、その旨の情報は、通信手段10、ネットワーク2及び通信手段30を介して人事手続処理装置4へ送信され、人事手続処理装置4において通信手段40により受信される。そして、権限所属確認手段41は、人事手続処理システムを使用している従業員の既に検出した制度種別コード及び役職コードに対応した業務システムメニューを、記憶手段45から抽出し、通信手段40を介して人事手続端末1に送信し、その業務システムメニューを、人事手続端末1のディスプレイ13に表示させる手順(ステップ12)に戻る。
【0191】
他方、上記従業員が、人事手続処理装置4に登録する事項はもう無いと判断した場合、その旨の指示を、入力選択手段14を用いて人事手続端末1に入力する。そうすると、人事手続処理システムにおける処理は終了する(ステップ14)。
【0192】
なお、上述した実施の形態では、本発明の人事手続処理装置、及び本発明の人事手続処理システムの人事手続処理装置における組み合わせ記憶手段の一例として、記憶手段45内の手続−登録事象関連テーブルEを用いた。また、上述した実施の形態では、本発明の人事手続処理装置、及び本発明の人事手続処理システムの人事手続処理装置における登録内容記憶手段の一例として、記憶手段45内のトランザクションテーブルFを用いた。
【0193】
また、上述した実施の形態では、本発明の人事手続処理装置における属性確認手段の一例として、権限所属確認手段41を用いた。また、上述した実施の形態では、その権限所属確認手段41が扱う従業員のID番号を所定のユーザの識別子の一例として用いた。同様に、従業員の参照権限及び所属を属性の一例として用いた。ただし、識別子は従業員のID番号に限定されるものではなく、また、属性も従業員の参照権限及び所属に限定されるものではない。
【0194】
また、上述した実施の形態では、本発明の人事手続処理システムの人事手続端末における手続項目選択手段17の一例として、マウスやキーボードを用いた。しかしながら、手続項目選択手段17は、マウスやキーボードで構成されているものと限定することはない。さらに、本発明の人事手続処理システムの人事手続端末における表示手段の一例として、ディスプレイ13を用いた。
《保留の処理》
また、上述した実施の形態では、所定の登録事象の内容をその従業員に登録させるための案内がディスプレイ13に表示されると、上記従業員は、所定の記入欄にその記入欄に応じた内容を記入し、その内容を人事手続処理装置4へ登録する場合を説明した。しかしながら、上記案内がディスプレイ13に表示されたとき、上記従業員は、その案内の所定の記入欄に記入すべき事項がわからない場合がある。例えば、(3)「給与振込口座変更登録」という登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内がディスプレイ13に表示されたとき、上記従業員は、変更後の給与振込口座に関する情報を持ち合わせていない場合がある。
【0195】
そのような場合、上記従業員は、上記案内の記入欄には何も記入せず、入力選択手段14を用いて「保留」を選択する。つまり、上記案内に関する登録事象の内容を後で入力する旨の保留意思を入力する。その保留意思は、登録内容受付手段18によって受け付けられ、通信手段10によりネットワーク2及び認証/認可装置3の通信手段30を介して人事手続処理装置4へ送信される。そうすると、上記保留意思は、人事手続処理装置4において、通信手段40により受信され、記憶手段45内のトランザクションテーブルFに記録される。
【0196】
その後、上記従業員は、上記案内に関する登録事象の内容を後で入力する旨の保留意思を入力したその登録事象の内容を登録できるとき、上述したようにして、図26及び図27に示すような手続メインメニューをディスプレイ13に表示させる。そして、上記従業員は、手続メインメニューの中の「手続の修正・再開」という項目を、入力選択手段14を用いて選択することで、登録再開意思を入力する。
【0197】
そうすると、選択判断手段15が「手続の修正・再開」という項目が選択されたことを判断し、つまり登録再開意思が入力されたことを判断し、その判断結果を、通信手段10、ネットワーク2及び通信手段30を介して人事手続処理装置4へ送信する。
【0198】
人事手続処理装置4では、選択項目判定手段42が、上記の「手続の修正・再開」という項目が選択されたことを示す判断結果(登録再開意思が入力されたという判断結果)に基づいて、上記の「留保」が選択された登録事象に関連する案内手段46を起動させるための指示を、関連実行手段47に出力する。その関連実行手段47は、上記指示に従って、記憶手段45内のトランザクションテーブルFに記録されている上記の「留保」が選択された登録事象に関連する案内手段46を起動させる。その関連実行手段47の制御により起動した案内手段46は、上記の「留保」が選択された登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内データを、上述したように通信手段40を介して人事手続端末1へ送信する。
【0199】
そうすると、上記の「留保」が選択された登録事象の内容を上記従業員に登録させるための案内がディスプレイ13に表示され、上述したように、上記従業員は、その案内における所定の記入欄にその記入欄に応じた内容を記入し、その内容を人事手続処理装置4へ登録できるようになる。
【0200】
また、上述した実施の形態における人事手続処理システムの各構成要素は、ハードウェアで構成されていてもよいし、ソフトウェアで構成されていてもよい。
【0201】
さらに、上述した実施の形態における人事手続処理システムの全部又は一部の構成要素としてコンピュータを機能させるためのプログラムを、所定のコンピュータに適用し、そのコンピュータで、上述した実施の形態における人事手続処理システムの全部又は一部の構成要素の機能を実現することも可能である。なお、上記プログラムの使用の実施態様の具体例としては、CD−ROM等の記録媒体に上記プログラムを記録することや、そのプログラムが記録された記録媒体を譲渡することや、インターネット等における通信手段で上記プログラムを通信すること等が含まれる。また、コンピュータに、上記プログラムをインストールすることも含まれる。
【0202】
尚、上述した人事手続処理システムが事務手続処理システムの一実施形態であることは上述したが、上記実施の形態にて述べた人事手続処理装置、システムは特に人事手続処理に限定するものではなく、複雑な手続を有する処理である、例えば経理手続処理や人事手続処理を含めた事務手続処理に適用することが可能である。
【0203】
【発明の効果】
以上説明したところから明らかなように、本発明は、ユーザに起きた身上異動等の内容に応じて登録すべき全ての登録事象を提示してユーザに選択実行させる構成であるので、ユーザに余計な手間をかけさせずに、登録事象の内容登録の漏れを低減させる事務手続処理装置、事務手続処理システム、及び事務手続処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における人事手続処理システムの構成図
【図2】本発明の実施の形態における人事手続処理装置の詳細構成図
【図3】本発明の実施の形態の人事手続処理システムにおける動作手順を示す第1の図
【図4】本発明の実施の形態の人事手続処理システムにおける動作手順を示す第2の図
【図5】本発明の実施の形態の人事手続処理装置における主要な処理の概要を示す図
【図6】本発明の実施の形態におけるID番号及びパスワードの入力画面を示す図
【図7】本発明の実施の形態における個人マスタの構成図
【図8】本発明の実施の形態における事業場マスタの構成図
【図9】本発明の実施の形態における役職マスタの構成図
【図10】本発明の実施の形態におけるポータル画像の一例を示す第1の図
【図11】本発明の実施の形態におけるポータル画像の一例を示す第2の図
【図12】本発明の実施の形態におけるポータル画像の一例を示す第3の図
【図13】本発明の実施の形態におけるポータル画像の一例を示す第4の図
【図14】本発明の実施の形態におけるマニュアルのメインメニューの一例を示す第1の図
【図15】本発明の実施の形態におけるマニュアルのメインメニューの一例を示す第2の図
【図16】本発明の実施の形態における項目メニューの一例を示す第1の図
【図17】本発明の実施の形態における項目メニューの一例を示す第2の図
【図18】本発明の実施の形態におけるマニュアルの一例を示す第1の図
【図19】本発明の実施の形態におけるマニュアルの一例を示す第2の図
【図20】本発明の実施の形態におけるマニュアルの一例を示す第3の図
【図21】本発明の実施の形態におけるマニュアルの一例を示す第4の図
【図22】本発明の実施の形態における業務システムメニューの一例を示す第1の図
【図23】本発明の実施の形態における業務システムメニューの一例を示す第2の図
【図24】本発明の実施の形態における業務システムメニューの一例を示す第3の図
【図25】本発明の実施の形態における業務システムメニューの一例を示す第4の図
【図26】本発明の実施の形態における手続メインメニューの一例を示す第1の図
【図27】本発明の実施の形態における手続メインメニューの一例を示す第2の図
【図28】本発明の実施の形態における「給与振込口座」の案内を示す図
【図29】本発明の実施の形態における所定の手続項目に関連する登録事象を示す第1の図
【図30】本発明の実施の形態における所定の手続項目に関連する登録事象を示す第2の図
【図31】本発明の実施の形態における「慶弔連絡」の案内を示す図
【図32】本発明の実施の形態における「氏名変更」の案内を示す図
【図33】本発明の実施の形態における「配偶者登録」の案内を示す図
【図34】本発明の実施の形態における「親族登録」の案内を示す図
【図35】従来の人事手続処理システムの構成図
【図36】従来の人事手続処理システムにおける第一の案内を示す図
【図37】従来の人事手続処理システムにおける第二の案内を示す図
【図38】従来の人事手続処理システムにおける第三の案内を示す図
【図39】従来の人事手続処理システムにおける第四の案内を示す図
【符号の説明】
1 人事手続端末
2 ネットワーク
3 認証/認可装置
4 人事手続処理装置
5 マニュアル記憶装置
10 通信手段
11 識別子受付手段
12 識別子入力手段
13 ディスプレイ
14 入力選択手段
15 選択判断手段
16 記憶手段
17 手続項目選択手段
18 登録内容受付手段
40 通信手段
41 権限所属確認手段
42 選択項目判定手段
43 登録事象抽出手段
44 単一実行手段
45 記憶手段
46a 住所変更案内手段
46b 通勤手当変更案内手段
46c 給与振込口座変更案内手段
46d 慶弔連絡案内手段
46e 従業員貯蓄金積立額変更案内手段
46f 氏名変更案内手段
46g 持株手続案内手段
46h 財形手続案内手段
46i 妻出産手続案内手段
46j 配偶者登録案内手段
46k 親族登録案内手段
47 関連実行手段
50 通信手段
51 権限所属確認手段
52 マニュアル呼出手段
53 記憶手段
81 ID番号記入欄
82 パスワード記入欄[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an office procedure processing apparatus, an office procedure processing system, and the like that provide guidance when a user registers a content of a predetermined registration event such as an address change registration relating to an office procedure.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, employees of a company or the like, when a physical transfer such as a marriage or address change occurs, the benefits received from the above-mentioned company etc. differ before and after the physical transfer occurs. In addition, the contents of the registration event related to the physical transfer must be registered. For example, in the case of marriage, in response to the physical transfer of the marriage, the employee will be given information on the spouse, the address after the address change, and the post-change address when the name is changed. Names must be registered with the company.
[0003]
To make such a registration, the employee must obtain documents related to the registration event to be registered from the HR representative in accordance with the nature of the personal transfer, fill out the required documents, and then contact the HR representative. Return the above documents. Then, the personnel manager checks the sent documents, confirms that there are no omissions, inputs the contents of the prescribed registration event, such as the address of the employee, to a personal computer etc. and saves it in the storage device Register with.
[0004]
Also, instead of using documents as described above, an employee inputs the contents of the registration event to be registered to the personnel procedure terminal according to the details of the physical transfer, and connects to the personnel procedure terminal via the network There has been proposed a personnel procedure processing system in which the contents input by the employee are registered in a personnel procedure processing device that has been registered, and the registered contents are managed by the personnel procedure processing device.
[0005]
Hereinafter, a conventional personnel procedure processing system will be described with reference to FIG. It should be noted that the personnel procedure processing system in this specification is an embodiment of a business procedure processing system, and a personnel procedure processing device corresponds to a business procedure processing device, and a personnel procedure terminal corresponds to a business procedure terminal.
[0006]
As shown in FIG. 35, the personnel procedure processing system includes a personnel procedure terminal 101, a network 102, an authentication / authorization device 103, and a personnel procedure processing device 104.
[0007]
Now, in order for the employee to register the content of the registration event corresponding to the content of the physical transfer in the personnel procedure processing device 104, first, the user inputs his / her ID number and password to the input selection unit 111 composed of a mouse, a keyboard, or the like. And input it to the personnel procedure terminal 101. The input ID number and password are received by the identifier receiving unit 113 and transmitted to the authentication / authorization device 103 via the network 102 by the communication unit 110.
[0008]
In the authentication / authorization device 103, the communication unit 130 receives the ID number and the password input by the employee, and the authentication / authorization unit 131 determines that the combination of the ID number and the password received by the communication unit 130 is the identifier storage unit. It is checked whether it exists in 132. The combination of the ID number and the password of the person who can use the personnel procedure processing system is registered in the identifier storage unit 132 in advance.
[0009]
If the combination of the ID number and the password received by the communication unit 130 exists in the identifier storage unit 132, the authentication / authorization unit 131 determines that the employee can use the personnel procedure processing system. In accordance with this determination, the authentication / authorization device 103 transmits the ID number to the personnel procedure processing device 104 and stores the ID number in the storage unit 145 of the personnel procedure processing device 104.
[0010]
On the other hand, if the combination of the ID number and the password received by the communication unit 130 does not exist in the identifier storage unit 132, the authentication / authorization unit 131 determines that the employee cannot use the personnel procedure processing system. . Then, the authentication / authorization device 103 transmits the rejection information indicating that to the personnel procedure terminal 101 and causes the display to be displayed on the display 112 of the personnel procedure terminal 101, so that the employee is again given his or her ID number and password. Re-enter.
[0011]
When the authentication / authorization unit 131 determines that the employee can use the personnel procedure processing system, the execution unit 144 gives the first guidance to the personnel unit via the communication unit 140, the communication unit 130, and the network 102. Transmit to procedure terminal 101. The first guidance, as shown in FIG. 36, causes the user of the personnel procedure processing system to select whether to perform "procedure for the user" or "proceed for relatives" of the user. Information. Such first guidance is received by the communication means 110 in the personnel procedure terminal 101 and displayed on the display 112.
[0012]
If the employee who is the user intends to perform the “procedure of the user himself / herself”, the first guidance shown on the display 112 shown in FIG. Is selected by the input selection means 111. On the other hand, if the employee is going to perform “procedure of relatives”, the item “procedure of relatives” of the first guidance displayed on the display 112 is selected by the input selection means 111. As described above, when one of the “procedure of the user” and the “procedure of the relative” is selected by the employee, the selection determining unit 114 determines which item is selected, and The determination result is transmitted by the communication means 110 to the personnel procedure processing device 104 via the network 2 and the communication means 130.
[0013]
In the personnel procedure processing device 104, the communication unit 140 receives the determination result indicating which of the “user's own procedure” and the “relative procedure” has been selected, and the execution unit 144 includes the determination result in the determination result. Based on this, the personal procedure using means 146 or the relatives procedure using means 147 is activated. For example, if the employee selects "user's own procedure" when the first guidance is displayed on the display 112, the executing means 144 activates the personal procedure using means 146, and Assuming that the member selects “procedure of relatives”, the execution means 144 activates the relative procedure use means 147.
[0014]
Hereinafter, a case where the above-mentioned employee selects “procedure of the user himself” will be described. In this case, the execution means 144 activates the personal procedure use means 146, and the personal procedure use means 146 determines which registration event in the "user's own procedure" to register with the user. The second guidance to be selected by the employee is transmitted to the personnel procedure terminal 101 via the communication means 140, the communication means 130 and the network 102. For example, as shown in FIG. 37, the second guidance is to perform (A) “procedure related to address” in “procedure of user” or (3) “change salary transfer account” (4) "Congratulations on congratulations", (5) "Change of savings for employees'savings", (6) "Change of name", (7) "Shareholding procedures", (8) Guidance for selecting "Financial procedures" It is. Such a second guidance is received by the communication means 110 in the personnel procedure terminal 101 and displayed on the display 112.
[0015]
If the employee who is the user intends to perform (A) “procedure related to address”, the second guide shown in FIG. Is selected by the input selection means 111. On the other hand, if the employee intends to register the contents of any of the registration events of (3) “change of salary transfer account” to (8) “property procedure”, the second information displayed on display 112 is displayed. The registration event for which the second guidance is to be registered is selected by the input selection means 111. As described above, when the “address-related procedure” or any of the registration events is selected by the employee, the selection determination unit 114 determines which is selected, and the determination result is transmitted to the communication unit 110, The information is transmitted to the personnel procedure processing device 104 via the network 102 and the communication unit 130.
[0016]
Assuming that the employee selects (A) “address-related procedure” when the second guidance is displayed on the display 112, the execution means 144 executes the address-related procedure via the personal procedure using means 146. The use unit 148 is activated. The activated address-related use means 148 further informs the employee as the user which of (1) “address change” and (2) “commuting allowance change” is to be registered. The third guidance to be selected (see FIG. 38) is transmitted to the personnel procedure terminal 101. The third guidance is received by the communication means 110 in the personnel procedure terminal 101 and displayed on the display 112.
[0017]
If the employee wants to register the changed address (1) the registered event "address change", if the employee wants to register the changed commuting allowance (2) "commuting allowance" The registration event “change” is selected by the input selection unit 111. In this way, when any of the registered events is selected by the employee, the selection determining means 114 determines which registered event has been selected, and transmits the result of the determination to the personnel procedure processing device 104. I do.
[0018]
In the personnel procedure processing device 104, the communication unit 140 receives the determination result as to whether any of the registration events of (1) “address change” and (2) “commuting allowance change” is selected, and executes the execution unit. 144 activates the guiding means 149 related to the registration event selected by the employee via the personal procedure using means 146 and the address-related using means 148. For example, if the registration event of (1) "address change" is selected by the employee, the execution means 144 activates the address change guidance means 149a, while the employee selects (2) "commuting allowance change" by the employee. Assuming that the registration event is selected, the execution means 144 activates the commutation allowance change guidance means 149b.
[0019]
Then, the activated address change guidance means 149a or commutation allowance change guidance means 149b transmits guidance data corresponding to the registration event selected by the employee to the personnel procedure terminal 101.
[0020]
The guidance data transmitted to the personnel procedure terminal 101 is displayed on the display 112, and the employee enters the content corresponding to the entry column in the predetermined entry column of the displayed guidance as described above. . When the input is completed, the input content is transmitted to the personnel procedure processing device 104 as described above, and is stored in the storage unit 145 in association with the ID number stored in advance.
[0021]
That is, when the employee sequentially selects a menu composed of a plurality of hierarchies and reaches a predetermined item, guidance data for inputting the content is transmitted to the personnel procedure terminal for the first time.
[0022]
Similarly, when the first guidance (see FIG. 36) is displayed and the above-mentioned employee selects “procedure of relatives”, the execution means 144 activates the relatives procedure utilization means 147, and The fourth guidance to allow the employee as the user to select which registration event to register in the “procedure of relatives” is transmitted to the personnel procedure terminal 101. As shown in FIG. 39, the fourth guidance includes any one of (9) “Wife's birth”, (10) “Spouse registration”, and (11) “Relative registration” in “Procedure of relatives”. This is a guide to allow the user of the personnel procedure processing system to select whether to register the contents of the registration event. In response to such fourth guidance, the employee selects and inputs a menu in the same manner as described above, and the input content is stored in the storage unit 145 in association with the previously stored ID number. You.
[0023]
As described above, conventionally, an employee himself / herself selects a registration event of the content to be registered in the personnel procedure processing device in accordance with the content of a personal transfer that has occurred to himself / herself, and determines the content of the selected registration event in the personnel procedure. Registered in the processing unit.
[0024]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, when a personal change occurs in an employee of a company or the like, it is necessary to register the contents of a registration event related to the personal change in, for example, a personnel procedure processing system. However, it is often unclear what type of registration event needs to be registered for the content of personal transfer that has occurred. For example, in the case of marriage, it is necessary to register the spouse, the changed address, the changed name, etc. as described above, but the spouse and the changed name must be registered. However, there is a possibility that the registration of the address change is forgotten, and the registration omission occurs in a part of the events to be registered. Naturally, the menu has a hierarchical structure to make the input of the employees somewhat more understandable. Was a constant situation.
[0025]
That is, in the past, when an employee was physically transferred, the employee could not grasp all the registration events to be registered in the work related to the personnel procedure, and had to contact a personnel manager.
[0026]
Further, for example, in the conventional personnel procedure processing system shown in FIG. 35, when an employee who confirms a registration event corresponding to the contents of a physical transfer attempts to change “commuting allowance”, as described above, Must activate the personal procedure utilization means 146 and further activate the address-related utilization means 148, and then activate the commutation allowance change guidance means 149b corresponding to the registration event of (2) "commuting allowance change". When the "commuting allowance" is changed for some of the employees who are the users, the personal procedure using means 146 is activated, the address-related using means 148 is activated, and then the commuting allowance change guiding means 149b is activated. Some people don't know that they have to. Even if such a fact is known, there is a problem that an employee who intends to change the “commuting allowance” needs time and effort to activate the personal procedure use means 146 and the address-related use means 148.
[0027]
In view of the above, the present invention allows the user to register all necessary registration events in accordance with an event such as a personal transfer that has occurred without giving the user extra time in consideration of the above conventional problems. It is an object to provide a personnel procedure processing device, a personnel procedure processing system, and a personnel procedure processing method.
[0028]
[Means for Solving the Problems]
The present invention employs the following means to achieve the above object. That is, the paperwork processing device according to the present invention, for each procedure item related to the paperwork, a combination storage means that stores a combination of one or more related registration events, for each of the plurality of registration events, A plurality of guidance means for providing guidance for the user to input the contents of the corresponding registration event. Still further, the registration event extraction means extracts one or a plurality of registration events related to a predetermined procedure item selected by a predetermined user, based on the combination stored in the combination storage means. Next, the related execution means operates one or a plurality of the guide means corresponding to the registration event extracted by the registration event extraction means, and displays the contents of the registration event input by the predetermined user in response thereto. The registered content storage means stores the information.
[0029]
In the above configuration, based on the combination storage means, only the related registration events to be selected (input) are presented to the user, and as a result, it is possible for the user to input really necessary information. In addition, since the user can perform an appropriate input only by following a few procedures, it is possible to immediately input the contents of the requested registration event without worrying about an irrelevant selection frame. In this way, the user can efficiently use the office procedure processing device.
[0030]
In addition, the information processing apparatus is simple and easy to use for the user, and the information input by the user without any trouble is sufficient to be trusted. Therefore, it can be said that the information processing apparatus is reliable for the company.
[0031]
In addition, it is possible to allow the user to complete registration of an event such as a personal transfer that has occurred, which is necessary for the paperwork.
[0032]
The information processing apparatus further includes attribute confirmation means for confirming the attribute of the user based on the identifier input by the user for identifying the user. The registered event extraction means confirms the procedure item selected by the user and the attribute confirmation means. There is a configuration in which one or more registration events are extracted based on the attribute that has been set.
[0033]
In this configuration, different registration events can be displayed for each user according to the department to which the user belongs, classified by the company, so that a unique menu is provided for each user in consideration of differences in affiliation within the company. Can be displayed. Thereby, it is possible to prevent the user from inputting unnecessary registration events without extracting registration events unrelated to the user.
[0034]
Further, there is a configuration in which the registration event extracting means further extracts one or a plurality of the registration events based on personal information.
[0035]
In this configuration, not only the affiliation but also the registration phenomena corresponding to the condition of each person are extracted, and it is possible to further prevent the user from inputting unnecessary registration phenomena.
[0036]
Further, there is a configuration including a manual calling unit that provides a user with a manual corresponding to the selected item based on the item selected by the predetermined user, the attribute confirmed by the attribute checking unit, and the personal information.
[0037]
In this configuration, the complicated processing of the business procedure can be explained in an easy-to-understand manner corresponding to each user, and it is possible to prevent omission of entry of the contents of the registration event described later in advance.
[0038]
Further, the registration content storage means stores a hold intention of holding the registration of the content of the registration event from the user, and the related execution means stores the registration event corresponding to the hold intention from the user after the hold intention is registered. If there is a registration resumption intention to register the contents of the above, there is a configuration in which the guidance means corresponding to the reservation intention is operated.
[0039]
With this configuration, a user who does not have the information necessary for input can perform the input immediately at a later date.
[0040]
A procedure item selecting means for allowing a predetermined user to select a predetermined procedure item relating to an office procedure, and guidance for causing the predetermined user to register the contents of a registration event relating to the procedure item selected by the predetermined user. A business procedure processing system may be constituted by a business procedure terminal having display means for displaying, a registered content receiving means for receiving the content of the registration event from the predetermined user, and the business procedure processing device.
[0041]
By using the above-described paperwork processing apparatus and paperwork processing system of the present invention, even when a personal transfer occurs, the user can register the contents of all registration events accompanying the procedure corresponding to the personal transfer. Can do it.
[0042]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the configuration of a personnel procedure processing system according to an embodiment of the present invention will be described together with its operation with reference to the drawings.
[0043]
FIG. 1 shows a configuration of a personnel procedure processing system. As shown in FIG. 1, the personnel procedure processing system according to the present embodiment includes a personnel procedure terminal 1, a network 2, an authentication / authorization device 3, a personnel procedure processing device 4, and a manual storage device 5. ing. The personnel procedure terminal 1 is specifically, for example, a personal computer, but may be an input terminal connected to a general-purpose machine. Further, the personnel procedure processing device 4 is specifically a workstation, but may be a general-purpose machine. Here, it is assumed that various kinds of guidance from the personnel processing device 4 are transmitted to the personnel procedure terminal 1 using ML (Markup Language). FIG. 2 is a diagram showing a detailed configuration of the personnel procedure processing device 4. 3 and 4 show an operation procedure in the personnel procedure processing system according to the present embodiment, and FIG. 5 shows an outline of main processing in the personnel procedure processing device 4 according to the present embodiment.
[0044]
In the present embodiment, a case will be described as an example where a personal transfer such as marriage occurs or before a year-end adjustment, an employee who works for a company performs a personnel procedure corresponding to the personal transfer or a year-end adjustment. . The personnel procedure referred to here is a procedure for collecting and managing information (personnel information) necessary for processing performed by each company for each employee, such as paying salary and year-end adjustment. In this personnel procedure, a plurality of procedures are classified as procedure items, and the procedure items are constituted by related registration events.
[0045]
For example, when a personnel procedure such as a personal transfer is performed in the company, the employee registers the contents of a registration event related to the procedure item in the personnel procedure processing device 4, and the registration is performed in the personnel procedure. This is performed using the terminal 1. In other words, when the employee performs a procedure corresponding to a personal transfer, a year-end adjustment, etc. in the company, the employee procedure processing system according to the present embodiment including the personnel procedure terminal 1 and the personnel procedure processing device 4 is used. use.
[0046]
When using the personnel procedure processing system, the system first performs an authentication process to determine whether an employee can use the personnel procedure processing system. Hereinafter, the contents of the authentication processing will be described.
《Authentication process》
An employee who intends to use the personnel procedure processing system first activates the personnel procedure terminal 1. Then, when the personnel procedure terminal 1 is activated, the identifier accepting means 11 transmits the “ID number entry field 81” and the “password entry field 82” for allowing the employee to enter the ID number and the password, respectively, as shown in FIG. Is displayed on the display (display means) 13.
[0047]
When the ID number entry field 81 and the password entry field 82 are displayed on the display 13 in this way, the employee uses the identifier input means 12 to enter his / her ID number and password in the above-mentioned “ID number entry field”. 81 "and" password entry field 82 "in this order (step 1). For example, assuming that the identifier input means 12 is composed of a mouse and a keyboard, the employee moves the cursor to the ID number entry field 81 and the password entry field 82 using a mouse, and uses the keyboard to move the cursor. The user inputs his / her ID number and password in the “ID number entry field 81” and the “password entry field 82” in this order. The input ID number and password are received by the identifier receiving unit 11 and transmitted to the authentication / authorization device 3 via the network 2 by the communication unit 10.
[0048]
In the authentication / authorization device 3, the communication unit 30 receives the ID number and the password input by the employee, and the authentication / authorization unit 31 stores the ID number and the password in the ID management master A stored in the identifier storage unit 32. A search is performed to determine whether a combination of the ID number and the password received by the communication unit 30 exists (step 2). In the ID management master A, a combination of an ID number and a password of a person who can use the personnel procedure processing system is registered in advance.
[0049]
If the combination of the ID number and the password received by the communication means 30 exists in the ID management master A, the authentication / authorization means 31 determines that the employee who has input the ID number and the password is a personnel procedure processing system. It is determined that can be used. Then, the authentication / authorization unit 31 transmits the ID number received by the communication unit 30 to the personnel procedure processing device 4 and the manual storage device 5 via the communication unit 30.
[0050]
As described above, when the authentication / authorization means 31 determines that the employee can use the personnel procedure processing system, as described below, the employee uses the personnel procedure terminal 1 to register the contents of the registration event. Registration with the personnel procedure processing device 4. The ID number transmitted by the communication unit 30 is temporarily stored in the storage unit 45 in the personnel procedure processing device 4 and in the storage unit 53 in the manual storage device 5.
[0051]
On the other hand, if the combination of the ID number and the password received by the communication means 30 does not exist in the ID management master A, the authentication / authorization means 31 sends the ID number and the password to the employee who has entered the personnel procedure processing system. It is determined that cannot be used. Then, the authentication / authorization unit 31 transmits the denial information indicating that the employee cannot use the personnel procedure processing system to the personnel procedure terminal 1 via the communication unit 30 and the network 2. The disapproval information is received by the communication means 10 in the personnel procedure terminal 1 and displayed on the display 13. When the disapproval information is displayed on the display 13, the employee re-enters his / her ID number and password as necessary (step 1).
[0052]
Next, processing of the present embodiment after the authentication / authorization means 31 determines that the employee can use the personnel procedure processing system will be described.
[0053]
As described above, when it is determined that the employee can use the personnel procedure processing system, a confirmation process for confirming the reference authority and affiliation (an example of an attribute) of the employee is performed. Hereinafter, the contents of the confirmation processing will be described. Note that the reference authority refers to a predetermined range of available or referable based on the position of each employee, among a large number of use items and information in the personnel procedure processing system. Means the position of each employee in the company. Depending on the reference authority of each employee, the available or referable range in the personnel procedure processing system differs, so the confirmation process is to confirm the reference authority of the employee who is determined to be able to use the personnel procedure processing system . In addition, even if they are in the same position, if the affiliation departments are different, the employees who are judged to be able to use the personnel procedure processing system because the usable or referable range of the above many use items and information are different. Check the member's affiliation.
<< Display of portal site according to authenticated user >>
As described above, when it is determined that the employee can use the personnel procedure processing system, the employee's ID number is transmitted to the personnel procedure processing device 4. The ID number is received by the communication means 40, and the authority affiliation confirmation means 41 (an example of an attribute confirmation means) receives the ID number received by the communication means 40 and shows the reference authority and affiliation of the employee as follows. And confirm (step 3).
[0054]
That is, the authority affiliation confirmation unit 41 firstly reads the personal master card b in which the ID number received by the communication unit 40 is recorded from the personal master B (see FIG. 7) stored in the storage unit 45. A search is performed to detect a business place code indicating the belonging division of the employee having the ID number received by the communication means 40, and a post code specifying the reference authority of the employee.
[0055]
As shown in FIG. 7, in the personal master B, a personal master card b in which an employee ID, a business place code, a name, and a post code are written exists for each of a large number of employees. The employee's personal master card b is filed separately. For example, in the personal master card b1 of the employee whose employee ID is “3900001”, the business place code is “20540”, the name is “Takeshi Yamashita”, and the post code is “07”. has been written. The personal master card b1 of the employee whose employee ID is "3900001" and the personal master card b2 of the employee whose employee ID is "3900002" are separately filed in the personal master B. I have.
[0056]
Therefore, for example, if the ID number received by the communication unit 40 is “3900001”, the authority affiliation confirmation unit 41 searches for the personal master card b1 in which the ID number “3900001” is written. Then, the authority affiliation confirmation unit 41 detects that the business establishment code of the employee having the ID number “3900001” is “20540” and the post code is “07”. Each of the personal master cards b is electronic data.
[0057]
Next, the authority affiliation confirmation means 41 reads the business place master card (see FIG. 8) stored in the storage means 45 and stores the business place code detected as described above. c is searched, and the system type code including the business unit of the business site code is detected. The system type code is a code indicating which business unit belongs to which group when several related business units are put into one group and many business units belong to one group. . For example, since the “video division” and the “television division” are common in that they are divisions related to audio equipment, they belong to the same group and are given the same system type code.
[0058]
As shown in FIG. 8, in the above-mentioned establishment master C, an establishment master card c in which an establishment code, an establishment name, and a system type code are written exists for each of a large number of divisions. The business site master card c of each business unit is filed separately. For example, the business establishment master card c1 of the business division whose business establishment code is "20540" describes that the business establishment name is "video business division" and the scheme type code is "02". Further, the business establishment master card c1 of the video business division whose business establishment code is "20540" and the business establishment master card c2 of the washing machine business division whose business establishment code is "20095" are in the business establishment master C. , Are filed separately.
[0059]
Therefore, for example, as described above, if the authority affiliation confirmation unit 41 detects that the business establishment code of the employee with the ID number “3900001” is “20540”, the authority affiliation confirmation unit 41 sets the “ A business place master card c1 in which a business place code of "20540" is written is searched. Then, the authority affiliation confirmation unit 41 detects that the business unit name of the business unit having the business site code “20540” is “video business unit” and the system type code is “02”. The above-mentioned establishment master card c is also digitized data.
[0060]
Further, the authority affiliation confirmation unit 41 searches the position master D (see FIG. 9) stored in the storage unit 45 for the position master card d in which the position code detected as described above is recorded. , The position name having the position code is detected.
[0061]
As shown in FIG. 9, in the above-mentioned post master D, a post master card d in which a post code and a post name are written exists for each of a plurality of posts, and the post master cards d of the respective posts are distinguished from each other. Filed. For example, the title master card d1 of the title whose title code is "07" describes that the title is "chief". Further, the job title master card d1 of the job title having the job title “07” and the job title master card d2 of the job title having the job title “05” are filed separately in the job title D.
[0062]
Therefore, for example, as described above, if the authority affiliation confirmation unit 41 detects that the post code of the employee with the ID number “3900001” is “07”, the authority affiliation confirmation unit 41 sets the “07” Is searched for the position master card d1 in which the position code "07" is written, and it is detected that the position title of the position having the position code "07" is "chief". Each position master card d is also digitized data.
[0063]
As described above, when the authority affiliation confirmation unit 41 detects the system type code and the post code corresponding to the ID number received by the communication unit 40, the authority affiliation confirmation unit 41 next determines the combination of the detected system type code and the post code. The corresponding portal image data is transmitted to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 40, the communication means 30, and the network 2. The portal image is the first guidance presented to the employee who is determined by the authentication / authorization means 31 to be able to use the personnel procedure processing system.
[0064]
An example of the portal image is shown in FIGS. FIG. 10 is an example of a portal image presented to an employee who belongs to the system type code “01” and has post codes “01” to “04”, and FIG. 11 belongs to the system type code “01” and the post code It is an example of a portal image presented to an employee having "05" to "08". FIG. 12 is an example of a portal image that belongs to the system type code “02” and is presented to the employees having the post codes “01” to “04”, and FIG. 13 belongs to the system type code “02”. It is an example of a portal image presented to an employee having post codes "05" to "08".
[0065]
That is, in the above example, the system type code of the employee of the counselor belonging to the washing machine division is “01” and the post code is “03”. The portal image for the employee is the portal image shown in FIG. Also, since the system type code of the chief occupation belonging to the washing machine division is “01” and the position code is “07”, the portal for the chief occupation employee belonging to the washing machine division is provided. The image is the portal image shown in FIG.
[0066]
In addition, since the system type code of the counselor employee belonging to the video division is “02” and the post code is “03”, the portal image for the employee of the counselor belonging to the video division is , The portal image shown in FIG. Also, since the system type code of the chief employee belonging to the Video Division is “02” and the title code is “07”, the portal image for the employee of the Chief Position belonging to the Video Division is , The portal image shown in FIG.
[0067]
As described above, the portal image has different contents depending on the reference authority and the affiliation of the employee who uses the personnel procedure processing system. In other words, even if the employees belong to the same washing machine division, as shown in FIGS. 10 and 11, the contents of the portal image presented to the employee of the supervisor and the employee presented to the supervisor It is different from that. Similarly, even if the employees belong to the same video division, as shown in FIGS. 12 and 13, the contents of the portal image presented to the employee of the supervisor and the employee presented to the employee of the supervisor It is different from that.
[0068]
Also, as shown in FIGS. 10 and 12, even if the employee is in the same counselor, the contents of the portal image presented to the employee belonging to the washing machine division and the employee assigned to the video division Is different from that presented in Similarly, even if the employee is in the same chief position, as shown in FIGS. 11 and 13, the contents of the portal image presented to the employee belonging to the washing machine division and the Different from that presented to members.
[0069]
Therefore, upon detecting the system type code and the post code corresponding to the ID number received by the communication unit 40, the authority affiliation confirmation unit 41 detects the portal image data corresponding to the combination of the detected system type code and the post code. Is extracted from the storage means 45 and transmitted to the personnel procedure terminal 1.
[0070]
For example, if the ID number received by the communication unit 40 is “3900001”, the authority affiliation confirmation unit 41 corresponds to the system type code “02” and the post code “07” corresponding to the ID number “3900001”. The data of the portal image shown in FIG. 13 is transmitted to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 40.
[0071]
The portal image data transmitted to the personnel procedure terminal 1 is received by the communication means 10 in the personnel procedure terminal 1, and the portal image is displayed on the display 13 (step 4).
《Manual Navi》
By the way, as shown in FIGS. 10 to 13, the portal image includes an item “manual Navi” and an item “business system”.
[0072]
When the portal image is displayed on the display 13 of the personnel procedure terminal 1 as described above, when the employee selects the item “business system”, the content of the registration event related to the procedure item is changed to the personnel procedure. It can be registered in the processing device 4. Note that the above-mentioned procedure item is an item indicating a procedure corresponding to a personal transfer that occurred to an employee. The registration event can be said to be an element constituting the procedure item, and one or a plurality of registration events constitute the procedure item. For example, by selecting a procedure item corresponding to a personal transfer that has occurred, the employee can input the content of one or a plurality of registration events constituting the procedure item. Specific examples of the above procedure items and registration events will be described later.
[0073]
By the way, there is a case where the employee does not know about the personnel procedure processing system, such as the in-house system and the procedure of the procedure items. In response to such a case, the personnel procedure processing system has written the description of the above-mentioned internal system and procedure method so that the user can be provided with the description of the above-mentioned internal system and procedure method. Have a manual. The manual is stored in the storage unit 53 of the manual storage device 5. Note that the manual referred to here is not a manual (help function) on how to operate a terminal device or an OS (Operating System) installed in the device, but a guidance for guiding an in-house system or procedure. Can be. The help function specifically refers to a function of displaying a system operation method in the subwindow 1002 by, for example, pressing a “Help” button 1001 shown in FIG. 10 with a mouse or the like.
[0074]
Therefore, next, a case will be described in which the employee does not understand the above-mentioned in-house system and procedure method, and displays on the display 13 a manual describing the above-mentioned in-house system and procedure method.
[0075]
If the employee does not know about the personnel procedure processing system, such as the in-house system or procedure for the above-mentioned procedure items, the user selects the “manual Navi” on the portal image displayed on the display 13 by using the input selection means 14. To use (Step 5). For example, assuming that the input selecting means 14 is configured by a mouse, the employee can use a mouse to move a cursor to a portion of the portal image displayed on the display 13 where "manual Navi" is displayed. Is moved, and the left button of the mouse is clicked to select “Manual Navi”. Then, the selection determining unit 15 determines that “manual Navi” is selected, and the determination result is transmitted to the manual storage device 5 by the communication unit 10 via the network 2 and the communication unit 30 of the authentication / authorization device 3. Sent.
[0076]
By the way, the contents of the manual in which the explanation of the in-house system and the method of the procedure and the like are different depending on the reference authority and the affiliation of the employee using the personnel procedure processing system, similarly to the portal image described above.
[0077]
Therefore, the determination result that “manual Navi” has been selected is transmitted to the manual storage device 5, and when the determination result is received by the communication unit 50, the authority affiliation confirmation unit 51 temporarily stores the authority affiliation in the storage unit 53. Confirm the reference authority and affiliation of the employee having the ID number stored in (step 6). The confirmation of the reference authority and the affiliation performed by the authority affiliation confirmation unit 51 is the same as the confirmation processing of the reference authority and the affiliation performed by the authority affiliation confirmation unit 41 described above with reference to FIGS. .
[0078]
Now, the authority affiliation confirmation means 51 confirms the reference authority and affiliation of the employee having the ID number temporarily stored in the storage means 53, that is, the system type code and the title corresponding to the employee's ID number. When the code is detected, the manual calling means 52 extracts the main menu of the manual corresponding to the detected system type code from the storage means 53. Then, the manual calling unit 52 transmits the extracted main menu of the manual to the personnel procedure terminal 1 via the communication unit 50, the communication unit 30, and the network 2.
[0079]
Here, an example of the main menu of the manual is shown in FIGS. FIG. 14 is an example of a main menu of a manual for an employee belonging to the system type code “01”, and FIG. 15 is an example of a main menu of a manual for an employee belonging to the system type code “02”.
[0080]
In this example, if the employee belongs to the washing machine division, whether the employee is a counselor or a chief, the system type code to which the employee belongs is "01". The main menu of the manual shown in FIG. 14 is presented to the employees belonging to the washing machine division. If the employee belongs to the Video Division, whether the employee is a counselor or a chief, the scheme type code to which the employee belongs is “02”. The main menu of the manual shown in FIG. 15 is presented to the employees belonging to.
[0081]
As described above, the contents of the main menu of the manual differ depending on the affiliations of the employees using the personnel procedure processing system. Therefore, the manual calling unit 52 extracts the main menu of the manual corresponding to the system type code detected by the authority affiliation confirmation unit 51 from the storage unit 53 and transmits the main menu to the personnel procedure terminal 1.
[0082]
For example, if the ID number temporarily stored in the storage means 53 is “3900001”, the manual calling means 52 corresponds to the system type code “02” corresponding to the ID number “3900001” in FIG. Is transmitted to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 50.
[0083]
When the main menu of the manual is transmitted to the personnel procedure terminal 1 in this manner, the main menu of the manual is received by the communication means 10 in the personnel procedure terminal 1 and displayed on the display 13 (step 7).
[0084]
Then, when the main menu of the manual is displayed on the display 13, the employee who has selected “manual Navi” selects an item that he / she actually wants to check (want to guide) in the main menu of the manual by input selection means 14 is selected (step 8). Then, the selection determining unit 15 determines which item is selected by the employee, and sends the determination result to the manual storage device 5 via the communication unit 10, the network 2, and the communication unit 30. Send.
[0085]
For example, if an employee is to be married and may not be able to understand the in-house system or procedure for the marriage, for example, “50 Marriage / Birth / Relative” in the main menu of the manual displayed on the display 13 is displayed. Select the item "Dependency / Change of address / Commute allowance" (see FIGS. 14 and 15). Then, the determination result that the item “50 marriage / childbirth / relative support / address change / commutation allowance” is selected is transmitted to the manual storage device 5.
[0086]
In the manual storage device 5, the communication unit 50 receives the above determination result, and the manual calling unit 52 corresponds to the system type code already detected by the authority affiliation confirmation unit 51 and receives the determination result received by the communication unit 50. The item menu corresponding to the result is extracted from the storage unit 53. Then, the manual calling unit 52 transmits the extracted item menu to the personnel procedure terminal 1 via the communication unit 50.
[0087]
Here, an example of the item menu is shown in FIGS. FIG. 16 shows a case where an employee belonging to the system type code “01” selects the item “50 marriage / childbirth / relative support / address change / commuting allowance” in the main menu of the manual shown in FIG. Is an example of an item menu extracted from the storage unit 53. On the other hand, FIG. 17 shows that the employee belonging to the system type code “02” has selected the item “50 marriage / childbirth / relative support / address change / commuting allowance” in the main menu of the manual shown in FIG. This is an example of an item menu extracted from the storage unit 53 at times.
[0088]
For example, an employee having the ID number “3900001” temporarily stored in the storage unit 53 may select “50 marriage / childbirth / relative support / address change / commuting allowance” in the main menu of the manual shown in FIG. Suppose you select the item In this case, the manual calling means 52 corresponds to the system type code "02" corresponding to the ID number "3900001" and also corresponds to the item "50 marriage / childbirth / relative support / address change / commuting allowance". The item menu shown in FIG. 17 is extracted from the storage unit 53. Then, the manual calling unit 52 transmits the extracted item menu to the personnel procedure terminal 1 by the communication unit 50.
[0089]
The item menu transmitted to the personnel procedure terminal 1 is received by the communication means 10 in the personnel procedure terminal 1 and displayed on the display 13.
[0090]
When the item menu is displayed on the display 13 in this way, the employee selects an item to be examined in the item menu by using the input selection means 14. Then, the selection determining unit 15 determines which item is selected by the employee, and transmits the determination result to the manual storage device 5 via the communication unit 10, the network 2, and the communication unit 30. Send.
[0091]
For example, if the employee is to be married and wants to know the in-house system and the like when the employee himself is married, the employee is referred to as “50-01” in the item menu displayed on the display 13. Item "Personal marriage" is selected. Then, the selection determining unit 15 determines that the item “50-01 personal marriage” has been selected, and the result of the determination is transmitted to the manual storage device 5.
[0092]
In the manual storage device 5, the communication unit 50 receives the determination result, and the manual calling unit 52 determines the system type code and the post code detected by the authority affiliation confirmation unit 51 and the determination result received by the communication unit 50. A manual corresponding to the result is extracted from the storage unit 53. Then, the manual calling unit 52 transmits the extracted manual to the personnel procedure terminal 1.
<< Display example of manual Navi >>
Here, an example of the manual is shown in FIGS. FIG. 18 shows a case where an employee belonging to the system type code “01” and having the position code “01-04” selects the item “50-01 personal marriage” in the item menu shown in FIG. It is an example of the manual extracted from the means 53. FIG. 19 shows a case where an employee belonging to the system type code “01” and having the post code “05-08” selects the item “50-01 true marriage” in the item menu shown in FIG. Is an example of a manual extracted from the storage unit 53.
[0093]
FIG. 20 shows a case where an employee belonging to the system type code “02” and having the post code “01-04” selects the item “50-01 true marriage” in the item menu shown in FIG. Is an example of a manual extracted from the storage unit 53. FIG. 21 shows a case where an employee belonging to the system type code “02” and having the post code “05-08” selects the item “50-01 true marriage” in the item menu shown in FIG. Is an example of a manual extracted from the storage unit 53.
[0094]
For example, suppose that the employee having the ID number “3900001” temporarily stored in the storage unit 53 selects the item “50-01 Personal Marriage” in the item menu shown in FIG. In this case, the manual calling unit 52 corresponds to the system type code “02” and the post code “07” corresponding to the ID number “3900001” and also corresponds to the item “50-01 personal marriage” in FIG. Is extracted from the storage unit 53. Then, the manual calling unit 52 transmits the extracted manual to the personnel procedure terminal 1.
[0095]
Then, the manual transmitted to the personnel procedure terminal 1 is received by the communication means 10 in the personnel procedure terminal 1, stored in the storage means 16, and partially displayed on the display 13 (step 9).
[0096]
In this way, when the manual of the item that the employee wants to check is displayed on the display 13, the employee refers to the manual and checks the item that he actually wants to check. For example, if the employee having the ID number "3900001" selects the item "50-01 personal marriage" in the item menu shown in FIG. 17, the manual shown in FIG. Here, the employee having the ID number “3900001” selects “in-house system” if he / she wants to know the in-house system for marriage, and “employee's personal information” if he / she wants to know the procedure of marriage-related procedures. Select “Procedure”. Then, the manual for the selected item is retrieved from the storage means 16 and displayed on the display 13.
[0097]
Through the above processing, the personnel procedure processing system can display a unique manual for each user, taking into account the difference in affiliation within the company. As a result, it is possible to explain the complicated personnel procedure in a manner that is easy for the user to understand, and to prevent omission of entry of the contents of the registration event described later in advance.
[0098]
However, by the above-described processing, it is possible to display a manual depending on the affiliation. In other words, if the affiliations are the same, the same manual is displayed. In other words, employees have to determine which of the conditions described in the manual apply to themselves. If this determination is made incorrectly, as a result, the contents to be input may be wrong, or the entry may be omitted.
[0099]
Therefore, in the personnel procedure processing system according to the present embodiment, it is possible to further display a manual in consideration of the current state of the employee.
[0100]
[Table 1]
Figure 2004030622
[0101]
In this case, the manual calling means 52 further refers to the personal information shown in Table 1 before displaying the main menu of the manual. The personal information is not directly necessary for a company to manage employees, but corresponds to information on employees collected for improving operability in the system. Note that personal information can also be considered as an attribute in the present invention. The personal information is stored, for example, in the storage unit 53.
[0102]
Here, it is assumed that the employee "C" shown in Table 1 selects, for example, "50 marriage, childbirth, relatives support, address change, and commuting allowance" in FIG. Then, the manual calling means 52 can obtain information of the marital status “none” and the relative “none” by referring to “C” in the personal information. Accordingly, for example, items such as “50-03 marriage of child and woman” and (when C is a male) “birth of 50-05 wife” in FIG. 16 can be omitted.
[0103]
Further, for example, when the item “50-01 personal marriage” shown in FIG. 16 is selected, the manual calling unit 52 refers to the “marriage status” of the personal information. Here, if the marriage status is "none" (that is, they are not married), a manual of the procedure required for marriage is displayed, but if the marriage status is "present", the manual of the procedure required for marriage is displayed. It is possible to not display the manual.
[0104]
The use of the personal information described above is an example, but by using the personal information, it is possible to display not only the department to which the employee belongs in the company but also a manual corresponding to each individual. As a result, the user does not browse the manual for the process to which the user does not apply, that is, it is possible to prevent erroneous input of a registration event described later.
[0105]
When the employee has finished examining the item to be examined, the employee performs an operation to stop displaying the manual on the display 13. Specifically, the employee selects “close this screen” in the manual displayed on the display 13 using the input selection means 14. Then, the selection determining means 15 determines that the item “close this screen” is selected, and issues an instruction to display the portal image again on the display 13 via the network 2 and the communication means 30. Send to 4.
[0106]
As described above, when the instruction to display the portal image on the display 13 is transmitted to the personnel procedure processing device 4, the portal image based on the reference authority and the affiliation of the employee using the personnel procedure processing system is displayed on the display 13. The procedure returns to the procedure (step 4) displayed again.
[0107]
Then, when the portal image is displayed on the display 13 of the personnel procedure terminal 1, as described above, when the employee selects the item “business system” in the portal image, the employee can be transferred or removed. The contents of the registration event related to the procedure item corresponding to the year-end adjustment can be registered in the personnel procedure processing device 4 using the personnel procedure terminal 1.
"Business System"
Next, a case will be described in which the employee registers the contents of a registration event related to a procedure item corresponding to a personal change or a year-end adjustment in the personnel procedure processing device 4.
[0108]
At this time, the employee selects “business system” on the portal image displayed on the display 13 by using the input selection means 14. Then, the selection determining means 15 determines that “business system” has been selected, and the result of the determination is transmitted to the personnel procedure processing device 4 via the network 2 and the communication means 30.
[0109]
In the personnel procedure processing device 4, the communication means 40 receives the above determination result indicating that the “business system” has been selected, and the business system menu stored in the storage means 45 is transmitted to the personnel procedure terminal by the communication means 40. 1 is sent.
[0110]
By the way, the contents of the above business system menu differ depending on the reference authority and the affiliation of the employee who uses the personnel procedure processing system, similarly to the portal image described above. Therefore, when the determination result that the “business system” has been selected is received by the communication unit 40, the authority affiliation confirmation unit 41 refers to the employee having the ID number temporarily stored in the storage unit 45. The authority and affiliation are confirmed (step 11). That is, the authority affiliation confirmation unit 41 detects the system type code and the post code corresponding to the ID number temporarily stored in the storage unit 45 (step 11). Note that the confirmation of the reference authority and the affiliation performed by the authority affiliation confirmation unit 41 is the same as the confirmation processing of the reference authority and the affiliation performed by the authority affiliation confirmation unit 41 already described with reference to FIGS. I do.
[0111]
As described above, when the authority affiliation confirmation unit 41 detects the system type code and the position code corresponding to the ID number temporarily stored in the storage unit 45, the authority affiliation confirmation unit 41 performs the operation corresponding to the detected system type code and the position code. The system menu is extracted from the storage unit 45. Then, the authority affiliation confirmation unit 41 transmits the extracted business system menu to the personnel procedure terminal 1 via the communication unit 30 and the network 2.
[0112]
Here, an example of the business system menu is shown in FIGS. FIG. 22 shows an example of a business system menu belonging to the system type code “01” and presented to the employees having the post codes “01” to “04”. FIG. 23 shows the business system menu belonging to the system type code “01”. It is an example of a business system menu presented to an employee having codes "05" to "08". FIG. 24 is an example of a business system menu that is presented to employees who belong to the system type code "02" and have post codes "01" to "04", and FIG. 25 belongs to the system type code "02". It is an example of the business system menu presented to the employees having the post codes "05" to "08".
[0113]
In this example, when the employee of the counselor of the washing machine division uses the personnel procedure processing system, the system type code to which the employee belongs is "01" and the post code is "03". Then, the business system menu shown in FIG. 22 is extracted. Also, when the employee of the chief position of the washing machine division uses the personnel procedure processing system, the system type code to which the employee belongs is “01” and the position code is “07”. The business system menu shown in 23 is extracted.
[0114]
When the employee of the supervisor of the video division uses the personnel procedure processing system, the system type code to which the employee belongs is “02” and the post code is “03”. Is extracted. When the employee of the chief of the video division uses the personnel procedure processing system, the system type code to which the employee belongs is “02” and the post code is “07”. Is extracted.
[0115]
For example, if the ID number temporarily stored in the storage unit 45 is “3900001”, the authority affiliation confirmation unit 41 determines the system type code “02” and the post code “07” corresponding to the ID number “3900001”. Is transmitted to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 40.
[0116]
When the business system menu is transmitted to the personnel procedure terminal 1 in this way, the business system menu is received by the communication means 10 in the personnel procedure terminal 1 and displayed on the display 13 (step 12).
[0117]
Then, when the business system menu is displayed on the display 13, the employee who intends to register the contents of the registration event related to the procedure item corresponding to the personal transfer or the year-end adjustment in the personnel procedure processing device 4 has the above-mentioned business system menu. Select the item "Personnel Procedures" in. Then, the selection judging means 15 judges that the "personnel procedure" has been selected, and transmits the result of the judgment to the personnel procedure processing device 4 via the communication means 10, the network 2, and the communication means 30.
[0118]
In the personnel procedure processing device 4, the communication means 40 receives the above determination result indicating that “personnel procedure” has been selected, and the procedure main menu stored in the storage means 45 is transmitted to the personnel procedure terminal by the communication means 40. 1 is sent.
《Procedure main menu》
By the way, the contents of the procedure main menu differ depending on the affiliation of the employee who uses the personnel procedure processing system, like the portal image and the business system menu described above. Therefore, when the determination result that the above-mentioned “personnel procedure” has been selected is received by the communication means 40, the authority affiliation confirmation means 41 transmits the information of the employee having the ID number temporarily stored in the storage means 45. The reference authority and affiliation are confirmed (step A1 (see FIG. 4)). That is, the authority affiliation confirmation unit 41 detects the post code and the system type code corresponding to the ID number temporarily stored in the storage unit 45 (step A1). Note that the confirmation of the reference authority and the affiliation performed by the authority affiliation confirmation unit 41 is the same as the confirmation processing of the reference authority and the affiliation performed by the authority affiliation confirmation unit 41 already described with reference to FIGS. I do.
[0119]
Next, upon detecting the system type code corresponding to the ID number temporarily stored in the storage unit 45, the authority affiliation confirmation unit 41 reads the procedure main menu corresponding to the detected system type code from the storage unit 45. Extract. Then, the authority affiliation confirmation unit 41 transmits the extracted procedure main menu to the personnel procedure terminal 1 via the communication unit 40, the communication unit 30, and the network 2.
[0120]
Here, an example of the procedure main menu is shown in FIGS. FIG. 26 is an example of a procedure main menu presented to an employee belonging to the system type code “01”, and FIG. 27 is an example of a procedure main menu presented to an employee belonging to the system type code “02”. is there.
[0121]
In this example, if an employee of the washing machine division uses the personnel procedure processing system, the system type code to which the employee belongs is “01”, so even if the employee is a supervisor, Even for the job, the procedure main menu shown in FIG. 26 is extracted. On the other hand, if an employee of the Video Division uses the personnel procedure processing system, the system type code to which the employee belongs is “02”. Even if there is, the procedure main menu shown in FIG. 27 is extracted.
[0122]
For example, when an employee having the ID number “3900001” uses the personnel procedure processing system, the ID number “3900001” is temporarily stored in the storage unit 45, so that the authority belonging confirmation unit 41 The procedure main menu shown in FIG. 27 corresponding to the system type code “02” corresponding to the ID number “3900001” is transmitted to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 40.
[0123]
The procedure main menu is received by the communication means 10 in the personnel procedure terminal 1 and displayed on the display 13 (step A2).
[0124]
Next, the contents of the procedure main menu will be described. The procedure main menu presents the user with a plurality of registration events, a plurality of procedure items, items used when supplementing or modifying the contents registered by the user, and items relating to year-end adjustment. is there. In the following, these registration events, procedure items, items used when supplementing or modifying the contents registered by the user, and items relating to year-end adjustment will be described in order.
[0125]
Examples of the registration event include (A) a registration event relating to the user himself and (B) a registration event relating to the relative of the user.
[0126]
As specific examples of the above (A) procedure items and registration events relating to the user himself, (1) “address change procedure”, (2) “commuting allowance change registration”, (3) “ (Salary transfer account change registration), (4) "Congratulations for congratulations on congratulations", (5) "Registration change of employee savings reserve", (6) "Name change procedure", (7) "Shareholding registration", and (8) ) "Property registration". Those marked with "procedure" are procedural items, and those marked with "registration" are registration events. These are called input items.
[0127]
The above-mentioned input items are included in the column of “Procedure of the person (new)” in the procedure main menu shown in FIGS. 26 and 27.
[0128]
[Table 2]
Figure 2004030622
[0129]
Further, as specific examples of the input items relating to (B) relatives of the user, (9) “wife birth registration”, (10) “spouse registration”, and (11) “relatives” as shown in Table 2 above Registration events such as “registration” are included in the “procedure of relatives (new)” column in the procedure main menu shown in FIGS. 26 and 27.
[0130]
Specific examples of the procedure items include (b-1) "address change procedure", (b-2) "marriage procedure", and (b-3) "name change procedure". In the procedure main menu shown in FIGS. 26 and 27, the procedure items (b-1) “address change procedure”, (b-2) “marriage procedure”, and (b-3) “name change procedure” are , "Personal procedure (new)".
[0131]
By the way, each of the above-mentioned procedure items is associated with all registration events that the employee can register in the personnel procedure processing device 4 according to the affiliation of the employee using the personnel procedure processing system.
[0132]
Taking (b-1) "address change procedure" as a procedure item, as shown in Table 3 below, for an employee of the system type code "01", the procedure item of (b-1) "address change procedure" Are associated with two registration events of (1) “address change registration” and (2) “commuting allowance change registration” among the 11 registration events shown in Table 2 above. On the other hand, for the employee of the system type code “02”, the procedure item “(b-1)“ address change procedure ”corresponds to (1)“ address change procedure ”among the 11 registration events shown in Table 2 above. Registration, (2) “commuting allowance change registration”, (7) “holding registration”, and (8) “property registration”.
[0133]
[Table 3]
Figure 2004030622
[0134]
Next, taking the procedure item (b-2) “marriage procedure”, as shown in Table 4 below, for the employee of the system type code “01”, the procedure item (b-2) “marriage procedure” Of the 11 registration events shown in Table 2 above, (1) “address change registration”, (2) “commuting allowance change registration”, (3) “salary transfer account change registration”, (4) “congratulations It is associated with seven registration events of “contact registration”, (6) “name change registration”, (10) “spouse registration”, and (11) “relative registration”. On the other hand, for the employee of the system type code "02", the procedure item (b-2) "marriage procedure" has (1) "address change registration" among the 11 registration events shown in Table 2 above. , (2) "commuting allowance change registration", (3) "payment transfer account change registration", (4) "congratulations on congratulations", (6) "name change registration", (7) "holding registration", ( 8) “registration”, (10) “spouse registration”, and (11) “relative registration” are associated with nine registration events.
[0135]
[Table 4]
Figure 2004030622
[0136]
Next, taking the procedure item (b-3) “name change procedure”, as shown in Table 5 below, the employee with the system type code “01” is called (b-3) “name change procedure”. The procedure item is associated with two registration events (3) “salary transfer account change registration” and (6) “name change registration” among the 11 registration events shown in Table 2 above. On the other hand, for the employee of the system type code "02", the procedure item (b-3) "name change procedure" is (3) "salary transfer" among the 11 registration events shown in Table 2 above. Account registration ", (6)" name change registration ", (7)" holding registration ", and (8)" property registration ".
[0137]
[Table 5]
Figure 2004030622
[0138]
As described above, each procedure item is associated with the registration event related to the procedure item. The association is based on the example of the procedure item “marriage procedure” described with reference to Table 4 (b-2). In this way, (A) the registration event relating to the user and (B) the registration event relating to the relative of the user are performed without distinction.
[0139]
The combination of the procedure item and the registration event related to the procedure item, which is determined according to the employee's affiliation, is stored in the procedure-registration event relation table stored in the storage unit 45 of the personnel procedure processing device 4. E.
[0140]
Then, as described later, when an employee selects a certain procedure item, the contents of a registration event corresponding to the employee's affiliation can be registered in the personnel procedure processing device 4.
[0141]
When an employee who is a user supplements or changes the content of a registration event registered in the past, select an item to be used when supplementing or modifying the content registered by the user. I do.
[0142]
Next, items related to year-end adjustment will be described. The item relating to the year-end adjustment is an item used by the employee who is the employee to register the contents of the registration event relating to the year-end adjustment in the personnel procedure processing device 4, and the item relating to the year-end adjustment is referred to as the employee. Is selected, the registration event relating to the year-end adjustment is displayed on the display 13 next.
《Selection of input items》
As described above, when the procedure main menu is displayed on the display 13, the employee who intends to register any of the contents of the registration event in the personnel procedure processing device 4 can use the registration event displayed on the procedure main menu. Alternatively, one of the procedure items is selected (step A3). In the present embodiment, when an employee wants to select any specific registration event, the employee selects the specific registration event using the input selection means 14 and selects any one of the specific procedure items. In this case, the specific procedure item is selected using the procedure item selecting means 17.
<< Process when registration event is selected >>
First, a case where the employee selects a specific registration event included in the procedure main menu will be described. An employee who wants to register the contents of a specific registration event among a plurality of registration events included in the procedure main menu, inputs the specific registration event to be registered by inputting the input selecting means 14 as described above. Use to select. Then, the selection determining means 15 determines that the specific registration event has been selected by the employee, and transmits the result of the determination via the communication means 10, the network 2, and the communication means 30 to the personnel procedure processing device 4. Send to
[0143]
In the personnel procedure processing device 4, the communication means 40 receives the above-mentioned determination result indicating that the specific registration event has been selected, and the selection item determination means 42 determines the plurality of guidance means 46 based on the determination result. An instruction to activate the guidance means 46 related to the specific registration event is output to the single execution means 44. The single execution unit 44 activates the guidance unit 46 related to the specific registration event in accordance with the instruction from the selection item determination unit 42. Then, the guidance means 46 started under the control of the single execution means 44 transmits guidance data for causing the employee to register the contents of the specific registration event via the communication means 40, the communication means 30, and the network 2. It is transmitted to the personnel procedure terminal 1.
[0144]
When the guidance data is transmitted to the personnel procedure terminal 1 in this manner, the guidance data is received by the communication means 10 at the personnel procedure terminal 1, and the contents of the specific registration event based on the guidance data are described to the employee. Information for registering the member is displayed on the display 13.
[0145]
When the guidance is displayed on the display 13, the employee enters contents corresponding to the respective entry fields using the input selection means 14, and selects "register" to input the entered data. . The input content is received by the registered content receiving unit 18, and the registered content receiving unit 18 transmits the received content to the personnel procedure processing device 4 via the communication unit 10, the network 2, and the communication unit 30. Then, the contents received by the registration content receiving means 18 are received by the communication means 40 in the personnel procedure processing device 4 and are associated with the ID numbers stored in the storage means 45 in advance, and the transaction table in the storage means 45 is stored. F (registered content storage means).
[0146]
In the following, an example will be described in which the employee tries to change the “salary transfer account registration” stored in the storage unit 45 of the personnel procedure processing device 4. At that time, the employee selects the registration event “payment transfer account change registration” displayed on the procedure main menu. Based on the selection, the selection item determination unit 42 outputs to the single execution unit 44 an instruction to activate the payroll account change guide unit 46c related to the registration event “payroll account change registration”. Then, the single execution means 44 activates the salary transfer account change guidance means 46c according to the instruction. The activated salary transfer account change guidance means 46c transmits, to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 40, guidance data for the employee to change the "salary transfer account" as shown in FIG. .
[0147]
Then, as shown in FIG. 28, a guide for changing the “salary transfer account” is displayed on the display 13. As described above, when the guidance for changing the “salary transfer account” is displayed, the employee sequentially writes and inputs the contents corresponding to the entry fields in the entry fields. Then, the registered content receiving unit 18 receives the input content, and transmits the received content to the personnel procedure processing device 4 via the communication unit 10. Then, the content received by the registered content receiving means 18, that is, the content of the change of “salary transfer account registration” performed by the employee is recorded in the transaction table F in the storage means 45 of the personnel procedure processing device 4.
《Process when a procedure item is selected》
So far, the case has been described in which the employee has selected a specific registration event among the registration events and the procedure items. Next, the case in which the employee has selected any of the procedure items will be described.
[0148]
The employee who wants to register the contents of the registration event related to any one of the procedure items selects the corresponding specific one of the procedure items displayed on the procedure main menu by using the procedure item selecting means 17. Select (Step A3). Then, the selection judging means 15 judges that the specific procedure item has been selected by the employee, and sends the judgment result to the personnel procedure processing device 4 via the communication means 10, the network 2 and the communication means 30. Send.
[0149]
In the personnel procedure processing device 4, the communication means 40 receives the above-mentioned determination result indicating that the specific procedure item has been selected, and the selection item determination means 42 makes the registration event extracting means 43 based on the determination result. Then, an extraction instruction is issued. The extraction instruction is an instruction to extract all registration events corresponding to the system type code corresponding to the ID number temporarily stored in the storage unit 45, which are registration events related to the specific procedure item. is there.
[0150]
According to the instruction, the registration event extraction unit 43 relates to the specific procedure item based on the combination in the procedure-registration event association table E (combination storage unit) stored in the storage unit 45, and And extracts all the registered events corresponding to the system type code corresponding to the system type code, and transmits all the extracted registered events to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 40, the communication means 30, and the network 2.
[0151]
When the registration event extraction unit 43 extracts, the personal information shown in Table 1 may be referred to. Here, the personal information is stored in the storage unit 45, for example. The processing procedure of the registration event extracting means 43 is the same as that of the manual calling means 52, and thus the description is omitted. By referring to the personal information, the registration event extracted by the registration event extracting means 43 is further converted to personal information. It becomes possible to narrow down related events. Thus, it is possible to prevent the user from inputting unnecessary registration events without extracting registration events unrelated to the user.
[0152]
In this way, when all the registration events related to the procedure item selected by the employee are transmitted to the personnel procedure terminal 1 in accordance with the system type code to which the employee belongs, the identification selected by the employee is selected. All the registration events relating to the procedure item are received by the communication means 10 in the personnel procedure terminal 1 and displayed on the display 13 (step A4).
[0153]
For example, if the employee having the ID number "3900001" selects the procedure item (b-2) "marriage procedure" among the procedure items displayed on the procedure main menu (step A3), the selection decision is made. The means 15 determines that the procedure item (b-2) “marriage procedure” has been selected by the employee, and the result of the determination is transmitted to the personnel procedure processing device 4 by the communication means 10.
[0154]
Then, in the personnel procedure processing device 4, the communication means 40 receives the above-mentioned determination result indicating that the procedure item (b-2) “marriage procedure” has been selected, and the selection item determination means 42 adds the determination result to the determination result. (B-2) registration events related to the procedure item "marriage procedure", which are registered events corresponding to the affiliation of the employee having the ID number "3900001". An instruction is given to the extracting means 43.
[0155]
Since the system type code indicating the affiliation of the employee having the ID number “3900001” is “02”, the registration event extraction unit 43 performs the processing based on the above-mentioned Table 4 of the procedure-registration event relation table E in the storage unit 45. Then, (b-2) all registered events related to the procedure item "marriage procedure" corresponding to the employee of the system type code "02" are extracted. That is, the registration event extraction means 43 performs (1) “address change registration”, (2) “commutation allowance change registration”, (3) “salary transfer account change registration”, (4) “congratulations on congratulations”, (6) 9) Extract nine registration events of “name change registration”, (7) “holding registration”, (8) “property registration”, (10) “spouse registration”, and (11) “relative registration”.
[0156]
Then, the registration event extraction unit 43 transmits the extracted nine registration events to the personnel procedure terminal 1 via the communication unit 40. Then, the above nine registration events are received by the communication means 10 in the personnel procedure terminal 1 and displayed on the display 13 (step A4).
<< Selection of registration event by user >>
By the way, when some of the registration events transmitted to the personnel procedure terminal 1 are displayed on the display 13, the registration events are displayed in a form asking the user which registration event contents are actually registered. For example, if the employee of the system type code "02" selects the procedure item (b-2) "marriage procedure" among the procedure items displayed on the procedure main menu, as described above, (1) “Address change registration”, (2) “Commuting allowance change registration”, (3) “Salary transfer account change registration”, (4) “Congratulations to congratulations”, (6) “Name change registration”, ( Nine registration events of 7) “holding registration”, (8) “property registration”, (10) “spouse registration”, and (11) “relative registration” are transmitted to the personnel procedure terminal 1. (B-2) When performing the procedure of "marriage procedure", the registration of (4) "congratulations on congratulations" and (10) "spouse registration" must be performed. Seven registration events excluding the two registration events (4) “congratulations on congratulations” and (10) “spouse registration” are displayed on the display 13 from the events (step A4). At this time, as shown in FIG. 29, the seven registered events are displayed in a form in which the user is asked which of the seven registered events to register. You.
[0157]
For example, when the registration event (6) “name change registration” is taken up, the registration event (6) “name change registration” is displayed on the display 13 in the format “Do you want to change your name?”.
[0158]
FIG. 29 shows the display 13 when the employee of the system type code "02" selects the procedure item (b-2) "marriage procedure" from the procedure items displayed on the procedure main menu. 7 is an example showing a registration event displayed in FIG. On the other hand, when the employee of the system type code "01" selects the procedure item (b-2) "marriage procedure" from the procedure items displayed on the procedure main menu, as shown in FIG. (B-2) Among the registration events related to the procedure item of “marriage procedure” and corresponding to the employee of the system type code “02”, (4) “registration of congratulations and condolences” And (10) Five registered events excluding two registered events of “spouse registration” are displayed on the display 13. That is, based on Table 4, (1) “address change registration”, (2) “commutation allowance change registration”, (3) “salary transfer account change registration”, (6) “name change registration”, and (11) 5) The five registered events "Relative registration" are displayed on the display 13 in a form in which the user is asked which of the five registered events to register.
[0159]
Now, for example, as shown in FIG. 29 or FIG. 30, all or a part of registration events related to the procedure item selected by the employee are displayed on the display 13 while corresponding to the system type code to which the employee belongs. At times, the employee may not be able to understand the personnel procedure processing system, such as the in-house system and procedure method for the above-mentioned procedure items. In this case, the employee selects “manual Navi” on the screen on which the registration event is displayed using the input selection means 14 (step A5). Then, the selection determining unit 15 determines that “manual Navi” is selected, and the determination result is transmitted to the manual storage device 5 by the communication unit 10 via the network 2 and the communication unit 30 of the authentication / authorization device 3. Sent.
[0160]
Then, in the manual storage device 5, the determination result that the above “manual Navi” has been selected is received by the communication means 50, and the manual calling means 52 stores the manual related to the procedure item selected by the employee. Extract from 53. The extracted manual is transmitted by the communication means 50 to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 30 of the authentication / authorization device 3 and the network 2, and is received by the communication means 10 at the personnel procedure terminal 1, It is displayed on the display 13 (step A6).
[0161]
In this way, when the manual of the procedure item selected by the employee is displayed on the display 13, the employee refers to the manual and checks the item to be checked. When the employee has finished examining the item to be examined, the employee performs an operation to stop displaying the manual on the display 13.
[0162]
The procedure for displaying the manual related to the procedure item selected by the employee on the display 13 and the procedure for stopping the display of the manual on the display 13 are described in “50- When the employee selects the item “01 personal marriage”, the procedure when the manual of the item “50-01 personal marriage” is displayed on the display 13 and when the display of the manual on the display 13 is stopped Since the procedure is the same as that described above, the description is omitted. Further, when the display of the manual on the display 13 is stopped, for example, as shown in FIG. 29 or FIG. 30, according to the system type code to which the employee belongs, all or all items related to the procedure item selected by the employee are displayed. Some registration events are displayed on the display 13.
[0163]
Next, a case where the employee selects a registration event to be actually registered from among the registration events displayed on the display 13 will be described.
[0164]
At this time, the employee selects a registration event to be actually registered from among the registration events displayed on the display 13 by using the input selection means 14 (step A7). Then, the selection judging unit 15 judges which registration event has been selected, and transmits the judgment result to the personnel procedure processing device 4 via the communication unit 10, the network 2, and the communication unit 30.
[0165]
For example, if the employee of the system type code "02" selects the procedure item (b-2) "marriage procedure" among the procedure items displayed on the procedure main menu, as shown in FIG. , (1) “Address change registration”, (2) “Commuting allowance change registration”, (3) “Salary transfer account change registration”, (6) “Name change registration”, (7) “Holding registration”, (8) 7.) Seven registration events of “property registration” and (11) “relative registration” are displayed on the display 13. At this time, if the employee wants to register all the contents of the seven registered events in the personnel procedure processing device 4, the employee selects all of the seven registered events. Then, a result of the determination that all of the above seven registration events have been selected is transmitted to the personnel procedure processing device 4. In consideration of the fact that (b-2) "marriage procedure" must be performed, (4) "congratulations on congratulations" and (10) "spouse registration" must be taken into account. 4) “Registration of congratulations on congratulation” and (10) “Registration of spouse” are treated as being selected by the employee.
[0166]
In addition, it is unknown that the address after the change and the change in the commuting allowance after the change, and the contents of all registration events other than (1) “address change” and (2) “commuting allowance change” are transferred to the personnel procedure processing device 4. If the employee wants to register, the employee must register (1) “change address”, (2) change register for commuting allowance, (3) change register salary transfer account, (6) “name” (7) “Registration”, (7) “Registration”, (8) “Registration”, and (11) “Relative registration” (1) “Address change registration” and (2) “Registration registration” Select 5 registered events excluding "commuting allowance change registration". Then, (3) "payment transfer account change registration", (6) "name change registration", (7) "holding procedure registration", (8) "property registration", and (11) "relative registration" Is transmitted to the personnel procedure processing device 4. (B-2) Considering the specialty of the procedure item "marriage procedure", as described above, two registration events of (4) "registration of congratulations on congratulations" and (10) "spouse registration" Is treated as selected by the above employee.
[0167]
As described above, when the result of the determination as to which registration event is selected by the employee is transmitted to the personnel procedure processing device 4, the result of the determination is received by the communication means 40 in the personnel procedure processing device 4. Then, the selection item determination means 42 outputs an instruction to sequentially activate all the guidance means 46 related to the registration event selected by the employee to the related execution means 47 based on the determination result.
[0168]
The related execution means 47 activates the guidance means 46 related to any of the registered events selected by the employee in accordance with the above instruction from the selection item determination means 42. The guidance means 46 started under the control of the related execution means 47 transmits the guidance data for registering the contents of the registration event corresponding to the guidance means 46 to the employee through the communication means 40, the communication means 30, and the network 2. Is transmitted to the personnel procedure terminal 1 via.
[0169]
In this way, when the guidance data for registering any of the registration events selected by the employee to the employee is transmitted to the personnel procedure terminal 1, the guidance data is transmitted to the communication means 10 in the personnel procedure terminal 1. Is displayed on the display 13 on the basis of the guidance data for allowing the employee to register the contents of any of the registration events (step A8).
[0170]
When the guidance is displayed on the display 13, the employee can register the contents of the registration event related to the guidance displayed on the display 13. In some cases, you may not be able to understand the guidance provided. In this case, the employee selects “manual Navi” on the screen on which the guidance is displayed using the input selection means 14 (step A9). Then, the selection determining unit 15 determines that “manual Navi” has been selected, and the determination result is transmitted to the manual storage device 5 via the communication unit 10, the network 2, and the communication unit 30.
[0171]
In the manual storage device 5, the determination result that the “manual Navi” has been selected is received by the communication unit 50, and the manual calling unit 52 reads the manual related to any of the registration events displayed on the display 13. It is extracted from the storage means 53. The extracted manual is transmitted to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 50, the communication means 30, and the network 2, where the manual is received by the communication means 10 and displayed on the display 13 (step). A10).
[0172]
As described above, when the manual related to the guidance displayed on the display 13 is displayed on the display 13, the employee can understand the guidance displayed on the display 13. Then, when the employee finishes referring to the manual, the employee performs an operation to stop displaying the manual on the display 13.
[0173]
The procedure for displaying the manual related to any of the above registration events on the display 13 and the procedure for stopping the display of the manual on the display 13 are the same as those shown in FIG. 29 or FIG. When the registration event is displayed on the display 13, the procedure is the same as the procedure for displaying the manual relating to the procedure items related to the plurality of registration events on the display 13 and the procedure for stopping the display of the manual on the display 13. Therefore, the description is omitted. Further, when the display of the manual on the display 13 is stopped, the guidance related to the manual is displayed again on the display 13.
[0174]
Then, when a guide for causing the employee to register the content of the predetermined registration event is displayed on the display 13, the employee uses the input selection means 14 to fill in the content corresponding to each entry column. , "Registration" is selected and the entered data is entered (step A11). The input content is received by the registered content receiving unit 18, and the registered content receiving unit 18 transmits the received content to the personnel procedure processing device 4 via the communication unit 10, the network 2, and the communication unit 30. Then, the contents received by the registered contents receiving means 18 are received by the communication means 40 in the personnel procedure processing device 4 and are associated with the ID numbers previously stored in the storage means 45 and are stored in the transaction table in the storage means 45. F (registered content storage means). Thus, the contents input by the employee are registered in the personnel procedure processing device 4.
[0175]
As described above, when the contents relating to any of the registration events are registered in the personnel procedure processing device 4, the related execution means 47 sends the personnel event to the personnel procedure terminal 1 among the registration events selected by the employee in step A7. It is confirmed whether or not there is a registration event relating to the guidance data that has not been transmitted (step A13). In other words, the related execution means 47 confirms whether or not there is any guidance of the registration event selected by the employee that is not displayed on the display 13 (step A13).
[0176]
As a result of the confirmation, when it is found that there is a guidance that is not displayed on the display 13 among the guidances regarding the registration event selected by the employee, the related execution unit 47 performs the guidance regarding the registration event selected by the employee. Among them, the guidance unit 46 related to the registration event corresponding to any guidance other than the guidance already displayed on the display 13 is activated.
[0177]
Then, from the procedure (step A8) in which a guide for causing the employee to register the content of the registration event corresponding to the activated guide means 46 is displayed on the display 13 (step A8), the content related to the guide is sent to the personnel procedure processing device 4. The procedure up to registration (step A12) is repeated.
[0178]
Hereinafter, the employee of the system type code "02" selects the procedure item (b-2) "marriage procedure" from the procedure items displayed on the procedure main menu, and (1) "address change registration". , (2) "commuting allowance change registration", (3) "payment transfer account change registration", (4) "congratulations on congratulations", (6) "name change registration", (7) "holding registration", ( 8) “Registration of property”, (10) “Spouse registration”, and (11) “Relative registration” (1) “Address change registration” and (2) “Commuting allowance change registration” The following describes an example in which seven registration events are selected except for. In this case, as shown in FIG. 29, in actuality, (1) “address change registration”, (2) “commutation allowance change registration”, (3) “salary transfer account change registration”, (6) “name” Only the seven registration events "change registration", (7) "holding registration", (8) "property registration", and (11) "relative registration" are displayed on the display 13, and among the seven registration events, The employee selects five registration events excluding (1) “address change” and (2) “commutation allowance change”. The two registration events (4) “congratulations on congratulations” and (10) “spouse registration” are not actually selected, but are treated as selected.
[0179]
In this case, depending on the employee, (3) "Salary transfer account change registration", (4) "Congratulations on congratulations", (6) "Name change registration", (7) "Holding registration", (8) "Property registration" , (10) “spouse registration” and (11) “Relative registration” are transmitted to the personnel procedure processing device 4. Then, the selection item judging means 42 outputs an instruction to sequentially activate all the guiding means 46 related to the above seven registration events to the related executing means 47 based on the judgment result.
[0180]
The related execution means 47 first activates (3) the payroll account change guide means 46c related to the registration event of "payroll account change registration". Then, the salary transfer account change guidance means 46c sends the guidance data for causing the employee to register the contents of the registration event “(3) registration of salary transfer account change” to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 40. Send. Guidance data for causing the employee to register the contents of the registration event of “(3) Payroll transfer account change registration” is transmitted to the personnel procedure terminal 1 and (3) “Payment transfer account change” as shown in FIG. The guidance for registering the contents of the registration event "account change registration" to the employee is displayed on the display 13 (step A8). The employee enters (3) the contents of the registration event "salary transfer account change registration" in a predetermined entry column and inputs it (step A11). After the input content is received by the registration content receiving means 18, it is transmitted to the personnel procedure processing device 4 and registered in the transaction table F in the storage means 45 (step A12).
[0181]
Then, when the contents of the registration event “(3)“ Salary transfer account change registration ”are registered in the transaction table F, the related execution means 47 executes (3)“ Salary transfer account change registration ”, Registration, (6) registration of name change, (7) registration of shareholding, (8) registration of property, (10) spouse registration, and (11) registration of relatives Among them, it is confirmed whether or not there is a guidance of a registration event not displayed on the display 13 (step A13). In this case, since only the guidance of the registration event of "(3) registration of salary transfer account change" is displayed on the display 13, the related execution means 47 performs (4) "registration of congratulations to congratulations" and (6) "registration change of name". , (7) “Registration of shares”, (8) “Registration of property”, (10) “Registration of spouse” and (11) Information of six registration events “Relative registration” are still displayed on the display 13. It is confirmed that there is no data (step A13).
[0182]
Then, the related execution means 47 activates the congratulations / condolences guidance means 46d related to the registration event of “(4) registration of congratulations / congratulations”. Then, the congratulations / congratulations communication means 46d transmits to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 40 guidance data for causing the employee to register the contents of the registration event "(4) registration of congratulations / congratulations". The guidance data for causing the employee to register the content of the registration event “(4) Registration of congratulations and condolences” is transmitted to the personnel procedure terminal 1, as shown in FIG. Is displayed on the display 13 (step A8). The employee enters (4) the contents of the registration event "registration of congratulations and congratulations" in a predetermined entry column and inputs it (step A11). After the input content is received by the registration content receiving means 18, it is transmitted to the personnel procedure processing device 4 and registered in the transaction table F in the storage means 45 (step A12).
[0183]
When the content of the registration event “(4) registration of congratulations and condolences” is registered in the transaction table F in this way, the related execution means 47 executes (6) “name change registration”, and (7) “holding procedure registration”. It is confirmed that the guidance of the five registration events of (8) “registration of property”, (10) “spouse registration” and (11) “relative registration” is not yet displayed on the display 13 (step A13). .
[0184]
The related execution means 47 includes (6) “name change registration”, (7) “holding registration”, (8) “property registration”, (10) “spouse registration”, and (11) “relative registration”. The name change guidance means 46f, the holding procedure guidance means 46, the property procedure guidance means 46h, the spouse registration guidance means 4j, and the relative registration guidance means 46k related to the five registration events are sequentially activated. The name change guidance means 46f, the holding procedure guidance means 46, the property procedure guidance means 46h, the spouse registration guidance means 4j, and the relative registration guidance means 46k, which are sequentially activated, are the holding procedure guidance means 46 and the property procedure guidance means. The three guidance means 46 except 46h register the contents of the three registration events (6) “name change registration”, (10) “spouse registration” and (11) “relative registration” with the above employee. Each piece of guidance data to be transmitted is transmitted to the personnel procedure terminal 1 via the communication means 40. Note that the holding procedure guidance means 46 and the property procedure guidance means 46h did not transmit the guidance data to the personnel procedure terminal 1, and the registration event of (7) "holding registration" or (8) "property registration" was selected, respectively. Is stored in the transaction table F in the storage unit 45.
[0185]
The guidance data for allowing the employee to register the contents of the above three registration events (6) “name change registration”, (10) “spouse registration”, and (11) “relative registration” is personnel information. The information transmitted to the procedural terminal 1 is displayed on the display 13 as shown in FIGS. 32 to 34 so that the employee can register the contents of the above three registration events (step A8).
[0186]
The employee enters and inputs the contents of the three registration events in a predetermined entry column (step A11). The input content is received by the registered content receiving means 18 and then transmitted to the personnel procedure processing device 4 and selected by the employee (3) “Salary transfer account change registration”, (4) “Congratulations on congratulations and condolences” Registration, (6) registration of name change, (7) registration of shareholding, (8) registration of property, (10) spouse registration, and (11) registration of relatives Are registered in the transaction table F in the storage means 45 (step A12).
[0187]
As described above, when a predetermined procedure item is selected by an employee, the personnel procedure processing system automatically extracts all registered events corresponding to the selected procedure item, and selects an employee out of all the registered events. The guide means 46 corresponding to the registration event selected by (1) is sequentially activated. Therefore, if the personnel procedure processing system is used, when a personal change occurs, the employee simply selects the procedure item corresponding to the personal change, and confirms and selects the registration event related to the procedure item. Without registration, the contents of all registration events related to the procedure item can be registered. Further, the employee can select only a part of all the registration events related to the selected procedure item and register only the contents of the selected registration event.
[0188]
Now, in the procedure (step A13) in which the related execution means 47 confirms whether or not there is any guidance of the registered event selected by the employee that is not displayed on the display 13, the relevant execution means 47 is selected by the employee. When it is determined that the guidance regarding all the registered events has been displayed on the display 13, the related execution means 47 performs the following operation. That is, the related execution means 47 sends the image data asking the employee whether to register the contents of another registration event to the personnel procedure processing device 4 via the communication means 40, the communication means 30, and the network 2. To the personnel procedure terminal 1.
[0189]
The image data is received by the communication means 40 in the personnel procedure terminal 1, and the above image is displayed on the display 13.
[0190]
If the employee determines that there is still an item to be registered in the personnel procedure processing device 4, the employee inputs an instruction to that effect to the personnel procedure terminal 1 using the input selection means 14. Then, the information to that effect is transmitted to the personnel procedure processing device 4 via the communication means 10, the network 2, and the communication means 30, and is received by the communication means 40 in the personnel procedure processing device 4. Then, the authority affiliation confirmation unit 41 extracts from the storage unit 45 the business system menu corresponding to the system type code and the post code detected by the employee using the personnel procedure processing system, via the communication unit 40. Then, the process returns to the procedure (step 12) for transmitting the business system menu to the display 13 of the personnel procedure terminal 1.
[0191]
On the other hand, if the employee determines that there are no more items to be registered in the personnel procedure processing device 4, he inputs an instruction to that effect to the personnel procedure terminal 1 using the input selection means 14. Then, the processing in the personnel procedure processing system ends (step 14).
[0192]
In the above-described embodiment, as an example of the combination storage means in the personnel procedure processing device of the present invention and the personnel procedure processing device of the personnel procedure processing system of the present invention, the procedure-registration event relation table E Was used. In the above-described embodiment, the transaction table F in the storage unit 45 is used as an example of the registered content storage unit in the personnel procedure processing device of the present invention and the personnel procedure processing device of the personnel procedure processing system of the present invention. .
[0193]
In the above-described embodiment, the authority affiliation confirmation unit 41 is used as an example of the attribute confirmation unit in the personnel procedure processing device of the present invention. In the above-described embodiment, the ID number of the employee handled by the authority affiliation confirmation unit 41 is used as an example of the identifier of the predetermined user. Similarly, the reference authority and the affiliation of the employee were used as an example of the attribute. However, the identifier is not limited to the employee's ID number, and the attribute is not limited to the employee's reference authority and affiliation.
[0194]
In the above-described embodiment, a mouse or a keyboard is used as an example of the procedure item selecting means 17 in the personnel procedure terminal of the personnel procedure processing system of the present invention. However, the procedure item selecting means 17 is not limited to the one configured with a mouse or a keyboard. Further, the display 13 is used as an example of the display means in the personnel procedure terminal of the personnel procedure processing system of the present invention.
<< Pending processing >>
Further, in the above-described embodiment, when the guidance for causing the employee to register the contents of the predetermined registration event is displayed on the display 13, the employee responds to the predetermined entry field in accordance with the entry field. The case where the contents are entered and the contents are registered in the personnel procedure processing device 4 has been described. However, when the guidance is displayed on the display 13, the employee may not know what to fill in a predetermined entry column of the guidance. For example, (3) when a guidance for causing the employee to register the content of the registration event "salary transfer account change registration" is displayed on the display 13, the employee displays information on the changed payroll account. May not have.
[0195]
In such a case, the employee does not write anything in the entry field of the guidance, and selects “hold” using the input selection means 14. In other words, the user inputs the intention of suspension to input the contents of the registration event related to the guidance later. The intention to suspend is received by the registration content receiving unit 18 and transmitted to the personnel procedure processing device 4 by the communication unit 10 via the network 2 and the communication unit 30 of the authentication / authorization device 3. Then, the intention of suspension is received by the communication means 40 in the personnel procedure processing device 4 and recorded in the transaction table F in the storage means 45.
[0196]
Thereafter, when the employee can register the contents of the registration event in which he / she has input a hold intention to input the contents of the registration event relating to the guidance later, as described above, as shown in FIGS. The main menu of the procedure is displayed on the display 13. Then, the employee inputs the intention of restarting the registration by selecting the item “Modify / Restart Procedure” in the procedure main menu using the input selection means 14.
[0197]
Then, the selection determination means 15 determines that the item “procedure correction / resumption” has been selected, that is, determines that the intention to restart registration has been input, and transmits the determination result to the communication means 10, the network 2, and the The information is transmitted to the personnel procedure processing device 4 via the communication means 30.
[0198]
In the personnel procedure processing device 4, the selection item judging means 42, based on the judgment result indicating that the item of "procedure correction / resume" is selected (judgment result that the registration restart intention has been input), An instruction to activate the guidance unit 46 related to the registration event for which “reserve” is selected is output to the related execution unit 47. In accordance with the instruction, the related execution means 47 activates the guidance means 46 related to the registration event in which the above “reserved” recorded in the transaction table F in the storage means 45 is selected. The guidance means 46 started under the control of the related execution means 47 transmits the guidance data for causing the employee to register the contents of the registration event in which the "reserve" is selected, via the communication means 40 as described above. To the personnel procedure terminal 1.
[0199]
Then, a guide for allowing the employee to register the content of the registration event in which the “reserve” is selected is displayed on the display 13, and as described above, the employee enters the information in a predetermined entry column in the guide. The content corresponding to the entry field is entered, and the content can be registered in the personnel procedure processing device 4.
[0200]
Further, each component of the personnel procedure processing system in the above-described embodiment may be configured by hardware or may be configured by software.
[0201]
Further, a program for causing a computer to function as all or a part of the personnel procedure processing system according to the above-described embodiment is applied to a predetermined computer, and the computer performs the personnel procedure processing according to the above-described embodiment. It is also possible to realize the functions of all or some components of the system. Specific examples of embodiments of the use of the program include recording the program on a recording medium such as a CD-ROM, transferring a recording medium on which the program is recorded, and communication means on the Internet or the like. And communicating the above program. It also includes installing the above program on a computer.
[0202]
Although the personnel procedure processing system described above is an embodiment of a business procedure processing system, it has been described above. However, the personnel procedure processing device and system described in the above embodiment are not particularly limited to personnel procedure processing. The present invention can be applied to processes having complicated procedures, for example, administrative procedures including accounting procedures and personnel procedures.
[0203]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, the present invention has a configuration in which all registration events to be registered are presented and selected and executed by the user in accordance with the content of a personal change or the like that has occurred to the user. It is possible to provide an office procedure processing apparatus, an office procedure processing system, and an office procedure processing method that can reduce omission of registration of the content of a registration event without any trouble.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a personnel procedure processing system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a detailed configuration diagram of a personnel procedure processing device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a first diagram showing an operation procedure in the personnel procedure processing system according to the embodiment of the present invention;
FIG. 4 is a second diagram showing an operation procedure in the personnel procedure processing system according to the embodiment of the present invention;
FIG. 5 is a diagram showing an outline of main processing in the personnel procedure processing device according to the embodiment of the present invention;
FIG. 6 is a diagram showing an input screen for an ID number and a password according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a configuration diagram of a personal master according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a configuration diagram of a business establishment master according to the embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a configuration diagram of a post master according to the embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a first diagram showing an example of a portal image according to the embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a second diagram illustrating an example of a portal image according to the embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a third diagram showing an example of a portal image according to the embodiment of the present invention;
FIG. 13 is a fourth diagram illustrating an example of a portal image according to the embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a first diagram showing an example of a main menu of a manual according to the embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a second diagram showing an example of a main menu of a manual according to the embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a first diagram showing an example of an item menu according to the embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a second diagram showing an example of an item menu according to the embodiment of the present invention.
FIG. 18 is a first diagram illustrating an example of a manual according to the embodiment of the present invention.
FIG. 19 is a second diagram illustrating an example of a manual according to the embodiment of the present invention.
FIG. 20 is a third diagram showing an example of a manual according to the embodiment of the present invention.
FIG. 21 is a fourth diagram showing an example of the manual according to the embodiment of the present invention;
FIG. 22 is a first diagram illustrating an example of a business system menu according to the embodiment of the present invention.
FIG. 23 is a second diagram showing an example of the business system menu according to the embodiment of the present invention.
FIG. 24 is a third diagram showing an example of the business system menu according to the embodiment of the present invention.
FIG. 25 is a fourth diagram showing an example of the business system menu according to the embodiment of the present invention.
FIG. 26 is a first diagram showing an example of a procedure main menu according to the embodiment of the present invention.
FIG. 27 is a second diagram showing an example of a procedure main menu according to the embodiment of the present invention.
FIG. 28 is a diagram showing guidance of a “payment transfer account” in the embodiment of the present invention.
FIG. 29 is a first diagram showing a registration event related to a predetermined procedure item in the embodiment of the present invention.
FIG. 30 is a second diagram showing registration events related to a predetermined procedure item in the embodiment of the present invention.
FIG. 31 is a diagram showing guidance of “contact for congratulations and condolences” in the embodiment of the present invention.
FIG. 32 is a diagram showing guidance of “name change” in the embodiment of the present invention.
FIG. 33 is a diagram showing guidance for “spouse registration” in the embodiment of the present invention.
FIG. 34 is a diagram showing guidance for “Relative registration” in the embodiment of the present invention.
FIG. 35 is a configuration diagram of a conventional personnel procedure processing system.
FIG. 36 is a diagram showing a first guidance in a conventional personnel procedure processing system.
FIG. 37 is a diagram showing a second guidance in the conventional personnel procedure processing system.
FIG. 38 is a view showing a third guidance in the conventional personnel procedure processing system.
FIG. 39 is a diagram showing a fourth guidance in the conventional personnel procedure processing system.
[Explanation of symbols]
1 Personnel procedure terminal
2 Network
3 Authentication / authorization device
4 Personnel procedure processing device
5 Manual storage device
10 Communication means
11 Identifier accepting means
12 Identifier input means
13 Display
14 Input selection means
15 Selection judgment means
16 Storage means
17 Procedure item selection means
18 Registration contents acceptance means
40 Communication means
41 Authority belonging confirmation means
42 Selection item determination means
43 Registration event extraction means
44 Single execution means
45 storage means
46a Address change guidance means
46b Commuting allowance change guidance means
46c Payroll account change guidance
46d Congratulations on congratulations
46e Employee savings reserve change guidance
46f Name change guidance means
46g Holding Procedure Guide
46h Property form procedure guide
46i wife delivery procedure guide
46j Spouse registration guidance means
46k relative registration guide
47 Related execution means
50 Communication means
51 Authority belonging confirmation means
52 Manual calling means
53 storage means
81 ID number entry field
82 Password entry field

Claims (8)

事務手続に関する手続項目それぞれについて、関連する一又は複数個の登録事象の組み合わせを記憶している組み合わせ記憶手段と、
複数個の前記登録事象毎に、対応する前記登録事象の内容をユーザに入力させるための案内を行なう複数個の案内手段と、
前記組み合わせ記憶手段に記憶されている前記組み合わせに基づいて、所定のユーザにより選択された所定の前記手続項目に関連する一又は複数個の前記登録事象を抽出する登録事象抽出手段と、
前記登録事象抽出手段によって抽出された登録事象に対応する一個又は複数個の前記案内手段を動作させる関連実行手段と、
前記所定のユーザからの前記登録事象の内容を記憶する登録内容記憶手段と
を備えたことを特徴とする事務手続処理装置。
Combination storage means for storing a combination of one or more related registration events for each of the procedure items relating to the business procedure;
For each of the plurality of registration events, a plurality of guidance means for providing guidance for the user to input the contents of the corresponding registration event,
Based on the combination stored in the combination storage means, registration event extraction means for extracting one or more registration events associated with the predetermined procedure item selected by a predetermined user,
Related execution means for operating one or a plurality of the guide means corresponding to the registration event extracted by the registration event extraction means,
And a registration content storage unit for storing the content of the registration event from the predetermined user.
前記所定のユーザからの前記所定のユーザを識別するための識別子に基づいて、前記所定のユーザの属性を確認する属性確認手段を備え、
前記登録事象抽出手段は、前記所定のユーザにより選択された前記手続項目と、前記属性確認手段が確認した属性とに基づいて、一又は複数個の前記登録事象を抽出する
請求項1に記載の事務手続処理装置。
Based on an identifier for identifying the predetermined user from the predetermined user, comprising an attribute confirmation unit that confirms the attribute of the predetermined user,
2. The registration event extraction unit according to claim 1, wherein the registration event extraction unit extracts one or a plurality of the registration events based on the procedure item selected by the predetermined user and an attribute confirmed by the attribute confirmation unit. Business procedure processing device.
前記登録事象抽出手段は、さらに個人情報にも基づいて一又は複数個の前記登録事象を抽出する請求項2に記載の事務手続処理装置。3. The business procedure processing device according to claim 2, wherein the registration event extracting unit further extracts one or a plurality of the registration events based on personal information. さらに、前記所定のユーザにより選択された項目と前記属性確認手段が確認した属性と個人情報とに基づいて、上記選択された項目に対応するマニュアルを上記所定のユーザに提供するマニュアル呼出手段を備える請求項2に記載の事務手続処理装置。Further, there is provided manual calling means for providing a manual corresponding to the selected item to the predetermined user based on the item selected by the predetermined user, the attribute confirmed by the attribute checking means, and personal information. The business procedure processing device according to claim 2. 前記登録内容記憶手段は、前記所定のユーザからの前記登録事象の内容の登録を保留したい旨の保留意思を記憶し、
前記関連実行手段は、前記保留意思が登録された後に前記ユーザから前記保留意思に対応する前記登録事象の内容を登録する旨の登録再開意思があった場合、前記保留意思に対応する前記案内手段を動作させる
請求項1に記載の事務手続処理装置。
The registration content storage means stores a hold intention of holding the registration of the content of the registration event from the predetermined user,
The related execution means, when the user has a registration resumption intention to register the content of the registration event corresponding to the reservation intention after the reservation intention is registered, the guide means corresponding to the reservation intention The office procedure processing device according to claim 1, which operates.
事務手続に関する所定の手続項目を所定のユーザに選択させる手続項目選択手段と、前記所定のユーザが選択した手続項目に関連する登録事象の内容を前記所定のユーザに登録させるための案内を表示する表示手段と、前記登録事象の内容を前記所定のユーザから受け付ける登録内容受付手段とを有する事務手続端末と、
事務手続に関する手続項目それぞれについて、関連する一又は複数個の登録事象の組み合わせを記憶している組み合わせ記憶手段と、複数個の前記登録事象毎に対応する前記登録事象の内容をユーザに入力させるための案内を行なう複数個の案内手段と、前記組み合わせ記憶手段に記憶されている前記組み合わせに基づいて、所定のユーザにより選択された所定の前記手続項目に関連する一又は複数個の前記登録事象を抽出する登録事象抽出手段と、前記登録事象抽出手段によって抽出された登録事象に対応する一個又は複数個の前記案内手段を動作させる関連実行手段と、前記所定のユーザからの前記登録事象の内容を記憶する登録内容記憶手段とを有する事務手続処理装置と
を備えたことを特徴とする事務手続処理システム。
Procedure item selection means for allowing a predetermined user to select a predetermined procedure item relating to an office procedure, and guidance for causing the predetermined user to register contents of a registration event related to the procedure item selected by the predetermined user. Display means, and an office procedure terminal having a registration content receiving means for receiving the content of the registration event from the predetermined user,
Combination storage means for storing a combination of one or more related registration events for each of the procedure items related to the business procedure, and for allowing the user to input the contents of the registration event corresponding to each of the plurality of registration events. A plurality of guidance means for performing the guidance of, and, based on the combination stored in the combination storage means, one or a plurality of the registration events related to the predetermined procedure item selected by a predetermined user. Registration event extraction means to be extracted, related execution means for operating one or a plurality of guidance means corresponding to the registration events extracted by the registration event extraction means, and contents of the registration event from the predetermined user. An office procedure processing system, comprising: an office procedure processing device having registered content storage means for storing.
事務手続に関する手続項目それぞれに関連付けられた一又は複数個の登録事象の組み合わせに基づいて、所定のユーザにより選択された所定の前記手続項目に関連する一又は複数個の前記登録事象を抽出する登録事象抽出ステップと、
前記登録事象の内容をユーザに入力させるための案内のうち、前記登録事象抽出ステップにおいて抽出した前記登録事象に対応する前記案内を行う関連実行ステップと、
前記所定のユーザからの前記登録事象の内容を記憶する登録内容記憶ステップと
を備えたことを特徴とする事務手続処理方法。
Registration for extracting one or more registration events related to a predetermined procedure item selected by a predetermined user based on a combination of one or more registration events associated with each procedure item related to an office procedure An event extraction step;
A related execution step of providing the guidance corresponding to the registration event extracted in the registration event extraction step, among the guidance for causing the user to input the content of the registration event,
A registration content storing step of storing the content of the registration event from the predetermined user.
事務手続に関する手続項目それぞれについて、関連する一又は複数個の登録事象の組み合わせを記憶している組み合わせ記憶手段と、
複数個の前記登録事象毎に、対応する前記登録事象の内容をユーザに入力させるための案内を行なう複数個の案内手段と、
前記組み合わせ記憶手段に記憶されている前記組み合わせに基づいて、所定のユーザにより選択された所定の前記手続項目に関連する一又は複数個の前記登録事象を抽出する登録事象抽出手段と、
前記登録事象抽出手段によって抽出された登録事象に対応する一個又は複数個の前記案内手段を動作させる関連実行手段と、
前記所定のユーザからの前記登録事象の内容を記憶する登録内容記憶手段として
コンピュータを機能させるためのプログラム。
Combination storage means for storing a combination of one or more related registration events for each of the procedure items relating to the business procedure;
For each of the plurality of registration events, a plurality of guidance means for providing guidance for the user to input the contents of the corresponding registration event,
Based on the combination stored in the combination storage means, registration event extraction means for extracting one or more registration events associated with the predetermined procedure item selected by a predetermined user,
Related execution means for operating one or a plurality of the guide means corresponding to the registration event extracted by the registration event extraction means,
A program for causing a computer to function as registered content storage means for storing the content of the registered event from the predetermined user.
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