JP2004029935A - 質問受付システム及び質問受付方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】無駄なく効率的に質問することにより、質問の回答に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い回答を得ることができる質問受付システム及び質問受付方法を提供する。
【解決手段】管理サーバ14は、社員端末機11から質問を質問ID番号とともに受信すると、この受信した質問を他の社員端末機12,13に対して送信し(ステップS205)、この質問に関連する関連質問を募集する(ステップS205)。管理サーバ14は、社員端末機12から関連質問を受信すると、受信した関連質問に基づいて、この質問に関連する過去の質問及び回答を社員端末機12に送信する(ステップS210)。
【選択図】 図11
【解決手段】管理サーバ14は、社員端末機11から質問を質問ID番号とともに受信すると、この受信した質問を他の社員端末機12,13に対して送信し(ステップS205)、この質問に関連する関連質問を募集する(ステップS205)。管理サーバ14は、社員端末機12から関連質問を受信すると、受信した関連質問に基づいて、この質問に関連する過去の質問及び回答を社員端末機12に送信する(ステップS210)。
【選択図】 図11
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、質問受付システム及び質問受付方法に関するものであり、例えば専門家から専門性の高い質問の回答を得ることができる質問受付システム及び質問受付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、国際標準化機構(ISO)の規定や法律など専門性の高い質問が、ISOの専門家や法律の専門家(例えば弁護士・弁理士)などに問い合わせられることがある。この場合、その質問の回答の代償として相談料などを支払うのが普通である。これら専門性の高い質問は、仕事上では、その専門部署(総務部や法務部など)で生じることが普通である。しかしながら、専門部署とは全く異なる部署で、専門性の高い質問が発生した場合には、社内の担当者(例えばISOの担当者や法務部の担当者など)を介して、上記専門家に問い合わせられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、担当者に複数の部署から同じような質問が多数問い合わせられると、担当者は、これらの質問をきちんと問い合わせることができず、質問することを忘れたり、望む回答とは異なる回答をもらったりすることがあった。そのため、上述したように、その回答の代償として代金を支払っている場合には、その代金を有効に活用することができていなかった。
【0004】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされ、無駄なく効率的に質問することにより、質問の回答に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い回答を得ることができる質問受付システム及び質問受付方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶手段と、前記質問に対し回答者が行った回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶手段と、前記ユーザ端末機から受信し前記質問に関連する質問と、この質問に対応する回答を、前記質問記憶手段及び前記回答記憶手段からそれぞれ検索する過去質問回答検索手段と、この過去質問回答検索手段により検索された質問及び回答を、前記ユーザ端末機に送信する過去質問回答送信手段とを備えたことを要旨とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の質問受付システムにおいて、前記回答記憶手段は、前記質問記憶手段に記憶された前記質問を回答者の端末機に送信し、その回答者の端末機から受信した前記質問に対する回答を記憶することとを要旨とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の質問受付システムにおいて、前記質問及び前記回答が、前記質問記憶手段及び前記回答記憶手段に分類されて記憶されており、前記過去質問回答検索手段は、同一の分類に属する前記質問及び回答を抽出して、前記ユーザ端末機に送信することを要旨とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の質問受付システムにおいて、前記質問記憶手段に前記質問が記憶されてから所定時間内に、その質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付手段とを更に備え、前記質問記憶手段は、前記関連質問をも前記質問として記憶することを要旨とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶手段と、前記質問に対し回答者が行った回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶手段と、前記質問記憶手段に前記質問が記憶されてから所定時間内に、記憶した前記質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付手段を更に備え、前記質問記憶手段は、この関連質問受付手段により受け付けた関連質問を前記質問として記憶することを要旨とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載の質問受付システムにおいて、前記質問記憶手段に記憶されている前記質問から、前記回答者の端末機に送信する質問を選択する選択手段を更に備えたことを要旨とする。
【0011】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1つに記載の質問受付システムにおいて、前記回答を行う回答者についての回答者情報を記憶する回答者情報記憶手段を更に備えたことを要旨とする。
【0012】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の質問受付システムにおいて、前記質問記憶手段は、前記ユーザ端末機から受信したユーザの希望する回答者についての希望回答者特定情報を、前記質問と関連付けて記憶することを要旨とする。
【0013】
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1つに記載の質問受付システムにおいて、前記回答者情報記憶手段は、前記質問を送信したユーザ端末機に送信する回答と、この回答をした回答者の識別情報と、前記ユーザ端末機から受信した前記回答に対する評価とを、前記回答者と関連付けて記憶することを要旨とする。
【0014】
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1つに記載の質問受付システムにおいて、前記回答者に対する支払い情報を決定し、該情報を前記回答者と関連付けて記憶する手段を更に備えることを要旨とする。
【0015】
請求項11に記載の発明は、前記質問記憶手段は、前記ユーザ端末機を使用するユーザを特定するためのユーザ識別子を受信した場合にのみ、前記質問を受信することを要旨とする。
【0016】
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の質問受付方法において、ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶段階と、前記質問に対する回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶段階と、前記質問記憶段階において、前記質問を受信した際に、この質問に関連する質問及び回答を検出し、この検出された質問及び回答を前記ユーザ端末機に送信することを要旨とする。
【0017】
請求項13に記載の発明は、前記質問記憶段階において前記ユーザ端末機が前記質問を受信してから所定期間内に、前記質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付段階を更に備えたことを要旨とする。
【0018】
請求項14に記載の発明は、請求項11〜13のいずれか1つに記載の質問受付方法において、ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶段階と、前記質問に対する回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶段階と、前記回答記憶段階が行われた後に、前記回答を行った回答者に、その回答の支払いを行う決済段階とを備えた質問受付方法において、前記質問記憶段階において前記ユーザ端末機が前記質問を受信してから所定期間内に、前記質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付段階を更に備えたことを要旨とする。
【0019】
(作用)
請求項1又は12に記載の発明によれば、受け付けた質問に関連する過去の質問とその回答とを検索して、その受け付けた質問を送信したユーザ端末機に送信する。そのため、受け付けた質問と同様な質問がすでに過去に質問されていた場合には、過去の質問及び回答から、受け付けた質問に対する回答を得ることができる。従って、受け付けた質問に対する回答を迅速に得ることができるとともに、同様の質問を再度専門家に聞かなくてもよいので、無駄なく効率的に質問することができる。すなわち、過去の回答を有効活用して、質問の回答に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い質問の回答を得ることができる。
【0020】
請求項2に記載の発明によれば、質問を専門家である回答者の回答者端末に送信して、その質問の回答を得る。そのため、回答者を広く募集することができるので、より専門性の高い質問の回答やよりわかり易い回答を得ることも可能となる。
【0021】
請求項3に記載の発明によれば、過去の質問及び回答のうち抽出してユーザ端末機に送信することができるので、質問したユーザは、質問に関連する回答及び質問をより容易に見つけることができる。従って、質問に関連する回答及び質問から、自分がした質問の答えを得ることもできる。
【0022】
請求項4、5、13又は14に記載の発明によれば、1つの質問を受信してから所定時間内に、この質問に関連する関連質問を受け付ける。すなわち、関連質問を受け付けて、まとめて複数の質問を行うことができるので、回答者に効率よく質問することができ、より効率よく回答を得ることができる。
【0023】
請求項6に記載の発明によれば、受け付けた質問のうちから回答者に問い合わせする質問を選択する。そのため、重要な質問のみを問い合わせることができるので、回答に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い質問の回答を得ることができる。
【0024】
請求項7に記載の発明によれば、回答者情報記憶手段は、回答と、回答者の識別情報と、ユーザからのその回答に対する評価とを回答者の情報に関連付けて記憶する。そのため、回答者の評価を的確に得ることができ、次に質問するユーザが希望する回答者を容易に選択することができる。
【0025】
請求項8に記載の発明によれば、質問したユーザがその質問に対して回答する回答者の希望を送信することができるので、質問したユーザにとってよりわかり易い回答を得ることができる。
【0026】
請求項9に記載の発明によれば、質問を行ったユーザが、その質問に対して回答した回答者の評価を行う。そのため、実際の回答に応じて回答者を評価することができるので、この評価を参考にして、これから質問するユーザは、回答してほしい回答者を決定することができ、より適切な回答を得ることができる。また、よりわかり易い回答を得ることができるので、より効率的に回答を得ることができる。
【0027】
請求項10に記載の発明によれば、適宜、その回答者に対して適切な支払いを行うことが容易にできる。すなわち、よい回答をした回答者に対しては高額な支払いをしたり、不適切な回答をした回答者に対しては低額な支払いを行ったりすることが容易にできるので、回答者によりよい回答を行わせるようにすることができ、回答の質を向上させることができる。
【0028】
請求項11に記載の発明によれば、ユーザ端末機からユーザを特定するユーザ識別子を受信した場合にのみ、質問を受信することができる。そのため、全く関係ない人が紛れて質問を行うことを極力防止することができ、低コストで専門性の高い質問をすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した質問受付システムの一実施形態を図1〜図20に従って説明する。
【0030】
図1に示すように、社内Cには、各社員が使用する複数のユーザ端末機としての社員端末機11,12,13が管理サーバ14に接続されている。この管理サーバ14は、社内C内で、更に管理者端末機15に接続されている。この管理者端末機15は、質問を管理し、受け付けた質問のうち問い合わせる質問を選択する選択手段として機能する。また、前記管理サーバ14は、ネットワークNを介して、専門家の回答者がそれぞれ使用する複数の回答者端末機16に接続されている。各社員端末機11,12,13、管理者端末機15及び回答者端末機16には、それぞれ図示しないキーボード、マウス及びモニタが備えられている。
【0031】
前記管理サーバ14は、質問記憶手段、回答記憶手段、決済手段、過去質問回答検索手段、過去質問回答送信手段、関連質問受付手段及び回答者情報記憶手段として機能する。管理サーバ14は、社員情報記憶部21と、回答者情報記憶部22と、質問情報記憶部23と、過去質問回答情報記憶部24と、決済情報記憶部25とを備えている。社員情報記憶部21は、図2に示すように、ユーザである社員に関する社員情報、すなわち各社員端末機11,12,13を使用する社員名26、その社員の所属名27、社員ID番号28及びパスワード29が記憶されている。社員ID番号28及びパスワード29は、社員であるか否かを照合するためのユーザ識別子である。
【0032】
また、回答者情報記憶部22は、各分野の専門家である回答者に関する回答者情報を記憶している。この回答者情報は、図3に示すように、回答者名31、回答者のプロフィール32、回答者ID番号33、メールアドレス34、各評価及び評価コメント35、全体評価36及び契約情報37である。プロフィール32は、回答者の専門分野や自己紹介など回答者のプロフィールである。回答者ID番号33は、回答者を識別するために回答者毎に付された識別子であり、質問41を問い合わせて回答を得た後はその回答者の回答者ID番号であるが、質問41を問い合わせるまでは社員が希望した回答者の回答者ID番号となっている。メールアドレス34は、質問41を送付する際の送付先である回答者のメールアドレスである。評価及び評価コメント35は、回答を得た質問した社員がその回答に対して評価したときの評価(例えば5段階評価)と、その評価したときの評価コメントである。全体評価36は、評価及び評価コメント35の評価に基づいて定められる回答者の評価である。契約情報37は、その回答者に対しての単位当たりの支払額や契約期間などについての情報である。
【0033】
一方、質問情報記憶部23は、質問に関する質問情報が記憶されている。この質問情報とは、図4に示すように、社員ID番号28、質問41、質問ID番号42、質問受付日時43、カテゴリ44、キーワード45、原質問ID番号46、承認ID番号47、問い合わせ日時48、回答期限49、回答者ID番号33及び回答50である。
【0034】
ここにおいて、社員ID番号28は、質問41を行った社員の社員ID番号である。質問41は、社員端末機11,12から送信された質問事項であり、質問ID番号42は、その質問41を識別するために付与された識別番号である。質問受付日時43は、社員端末機11,12から質問41を受信した日時であり、質問ID番号42が付与される前に受信した日時と、質問ID番号42とともに受信した日時の2つである。カテゴリ44は、質問41の種類を示し、質問41が他の質問41に関連する関連質問の場合には、この関連質問が関連している原質問と同じとなる。キーワード45は、質問41に関連する過去の質問41及び回答50を検索するためのキーワードであり、質問41に使用された語句から抽出される。原質問ID番号46は、前記関連質問が関連した原質問の識別番号であって、原質問の場合には、質問ID番号と同じ番号となっている。承認ID番号47は、質問情報記憶部23に記憶した質問41のうち回答者に問い合わせると決定される際に付与される識別番号である。従って、承認ID番号47がない質問41は、問い合わせられる前か又は問い合わせないとされた質問である。問い合わせ日時48は、質問41を回答者に送信して問い合わせた日時である。回答期限49は、各質問41の回答者に対して設定される回答期限である。回答者ID番号33は、問い合わせ先の回答者の回答者ID番号33である。回答50は、回答者から送信された質問41に対する回答である。
【0035】
また、過去質問回答情報記憶部24は、図5に示すように過去に回答者に問い合わせした質問41に関する過去質問回答情報が記憶されている。この過去質問回答情報は、質問41と、この質問41の質問ID番号42、質問した社員の社員ID番号28、質問のカテゴリ44、質問のキーワード45及びその質問の回答50が記憶されている。この過去質問回答情報記憶部24は、質問情報記憶部23に記憶されていた質問のうちその回答が得て、その決済が終了した質問のみが記憶されている。
【0036】
更に、決済情報記憶部25は、回答者の回答の支払い決済に関する決済情報を承認ID番号47毎に記憶している。この決済情報は、図6に示すように回答した回答者ID番号33、回答受信日時51、決済方法52、決済日時53、決済部署54及び支払額55を承認ID番号47毎に記憶している。回答受信日時51は、問い合わせた質問41に対する回答を受信した日時である。また、決済方法52は、回答者の支払い先となる銀行口座番号などが記憶されている。決済日時53は、受信した回答者に支払いが行われる日時又は支払いが行われた日時が記憶されている。決済部署54は、回答に対する支払額を支払う部署、すなわち質問41をした社員が所属する部署が記載される。支払額55は、その決済日時53に、回答者に支払われる支払額である。
【0037】
次に、本実施形態の質問受付システムの作用について、図7〜図20を参照して説明する。ここで、説明を容易にするため、社員端末機11,12、13のうち、最初の質問(原質問)を送信する社員端末機を社員端末機11、この原質問に関連する関連質問を送信する社員端末機を社員端末機12及びその他の社員端末機を社員端末機13とする。
【0038】
(全体の処理手順)
本実施形態の質問受付処理は、図7に示すように、まず、原質問を受け付ける受付処理が行われ(ステップS1)、この原質問に関する関連質問を募集する募集処理が行われる(ステップS2)。次に、この原質問及び関連質問のうちから質問を選択し、この選択された質問を回答者に問い合わせる問い合わせ処理が行われる(ステップS3)。最後に、問い合わせた質問の回答を受信することにより回答受信処理が行われる(ステップS4)。
【0039】
(原質問受付処理)
次に、図8〜図10及び図14〜図18を参照して、受付処理(図7のステップS1)について詳細に説明する。
【0040】
ユーザである社員が、専門家に問い合わせたい質問が生じたとする。このとき、社員は、まず、質問を入力する質問入力画面を取得して(ステップS11)、自己の社員端末機11に備えられた図示しないモニタに表示させる。すなわち、図9に示すように、社員端末機11は、社員の操作により、初期画面の要求信号を管理サーバ14に送信する(S111)。この初期画面の要求信号を受信した管理サーバ14は、初期画面のデータを社員端末機11に送信する(ステップS112)。社員端末機11は、受信したデータに基づいて図14に示す初期画面FGを表示する(ステップS113)
この初期画面FGには、過去質問閲覧ボタン71、社員ID番号入力欄72、パスワード入力欄73、質問ID番号入力欄74及び質問入力画面ボタン75が表示されている。
【0041】
過去質問閲覧ボタン71は、過去に専門家に質問した質問41及び回答50を一覧表示させるためのボタンである。そのため、この過去質問閲覧ボタン71が社員によりクリックされると、図15に示すように過去の質問41を一覧表示するためのカテゴリ選択画面KGが表示される。社員ID番号入力欄72及びパスワード入力欄73は、社員ID番号28及びパスワード29をそれぞれ入力するための入力欄である。質問ID番号入力欄74は、質問した際に付与された質問ID番号を入力する入力欄である。質問入力画面ボタン75は、質問入力画面SGを取得するための信号を管理サーバ14に送信するためのボタンである。
【0042】
このとき、社員は、過去の質問41及び回答50を閲覧したい場合には、初期画面FGに示す過去質問閲覧ボタン71を選択する。これにより社員端末機11は、図10に示す処理を行い、カテゴリ選択画面KGの要求信号を管理サーバ14に送信する(ステップS151)。管理サーバ14は、この要求信号に応じて、カテゴリ選択画面KGのデータを社員端末機11に送信する(ステップS152)。社員端末機11は、図15に示すようなカテゴリ選択画面KGを、図示しないモニタに表示する(ステップS153)。このカテゴリ選択画面KGには、カテゴリ選択欄60、キーワード入力欄61、質問者名入力欄62、部署名選択欄63、回答者名入力欄64及び専門分野選択欄65とともに、条件送信ボタン66が表示されている。
【0043】
社員は、各欄60〜65に閲覧したい質問41に関する事項を入力し、条件送信ボタン66をクリックすると、社員端末機11は、入力された条件を管理サーバ14に送信する(ステップS154)。管理サーバ14は、過去質問回答情報記憶部24から、受信した条件に適合する過去の質問41及び回答50を検索して、社員端末機11に送信する(ステップS155)。そして、社員端末機11は、過去の質問41及び回答50を表示し、社員は過去の質問41及び回答50を閲覧する。
【0044】
一方、社員は、初期画面FGにおいて、質問をしたい場合には、初期画面FGの社員ID番号入力欄72及びパスワード入力欄73に社員ID番号28及びパスワード29をそれぞれ入力して、質問入力画面ボタン75をクリックする。これにより、社員端末機11は、質問入力画面の要求信号、社員ID番号28及びパスワード29を管理サーバ14に送信する(ステップS114)。管理サーバ14は、受信した社員ID番号28及びパスワード29を、社員情報記憶部21に記憶している社員ID番号28及びパスワード29と照合する(ステップS115)。管理サーバ14は、照合した結果、その社員ID番号28及びパスワード29が正しい場合には、社員が社員であると判断して、質問入力画面データを社員端末機11に送信する(ステップS116)。社員端末機11は、受信したデータに基づいて図16に示す質問入力画面SGを図示しないモニタに表示する(ステップS117)。
【0045】
質問入力画面SGには、カテゴリプルダウンメニュ76と、質問入力欄77と、関連質問選択ラジオボタン78と、原質問ID番号入力欄79、回答者用カテゴリ80と、回答者名プルダウンメニュ81、送信ボタン82とが表示されている。カテゴリプルダウンメニュ76は、質問41が属するカテゴリ44を選択するプルダウンメニュである。質問入力欄77は、質問41を入力するための入力欄である。関連質問選択ラジオボタン78は、この質問41が原質問又は関連質問のいずれかであるかを表示するためのラジオボタンである。また、原質問ID番号入力欄79は、関連質問がどの原質問に関連しているかを表すために原質問の質問ID番号42を入力する入力欄である。回答者用カテゴリ80は、表示された各カテゴリがクリッカブルになっており、クリックされると、そのカテゴリに属する回答者のプロフィールリストを表示する。回答者名プルダウンメニュ81は、社員が回答を希望する回答者名を選択するプルダウンメニュである。送信ボタン82は、社員により質問入力画面SGに入力された情報を送信するためのボタンである。
【0046】
社員は、表示された質問入力画面SGの回答者用カテゴリ80において、質問41の回答者が属すると思われるカテゴリ、例えば法律・特許のカテゴリをクリックする。これにより、その「法律・特許」のカテゴリの情報が、社員端末機11から管理サーバ14に送信される(図8のステップS12)。管理サーバ14は、そのカテゴリに属する回答者についての情報のデータを社員端末機11に送信する(ステップS13)。社員端末機11は、その受信した回答者の情報に基づいて、図17に示すように、回答者の所属や仕事内容及び全体評価36などのプロフィールリスト表示画面RGを表示する(ステップS14)。なお、このプロフィールリスト表示画面RGには、過去に回答した回答50及びその質問41を表示するための過去回答表示ボタン83が回答者毎に設けられているとともに、前の画面に戻るための戻りボタン84が設けられている。
【0047】
プロフィールリスト表示画面RGを表示した社員端末機11は、社員により前記戻りボタン84がクリックされると、前画面である質問入力画面SGを表示する(ステップS15)。そして、社員は、回答者名プルダウンメニュ81から質問41に対する回答を希望する回答者名を選択し、カテゴリプルダウンメニュ76から質問のカテゴリ44を選択し、質問入力欄77に質問41を入力する。また、社員は、この質問が関連質問ではないので、関連質問選択ラジオボタン78の「いいえ」を選択する。そして、社員は、送信ボタン82をクリックする。これにより、社員端末機11は、質問入力画面SGに入力された質問41、そのカテゴリ44、質問が原質問である旨及び回答を希望する回答者名31(これが希望回答者特定情報に相当)の情報を管理サーバ14に送信する(ステップS16)。
【0048】
管理サーバ14は、受信した情報に質問ID番号42を付与し、この質問ID番号42と受信した情報とを質問情報記憶部23に記憶する(ステップS17)。次に、管理サーバ14は、受信した質問41中に含まれる語句、例えば名詞から、この質問のキーワード45を抽出し、この抽出したキーワード45と受信したカテゴリ44とから、この質問に関連する過去の質問41及び回答50を過去質問回答情報記憶部24から検索する(ステップS18)。次に、管理サーバ14は、付与された質問ID番号42と、検索した過去の質問41及びその回答50とを社員端末機11に送信する(ステップS19)。社員端末機11は、受信した情報を図18に示すように、過去質問回答一覧画面QGとして表示する(ステップS20)。
【0049】
過去質問回答一覧画面QGは、付与された質問ID番号42と、質問毎に過去の質問のキーワード45、質問受付日時43、質問した社員名26及び回答者名31などが表示される。また、過去質問回答一覧画面QGは、この質問ID番号42によって質問が行える有効期限DL(例えば、質問受付日時の5日後)が表示されている。社員は、これを閲覧することにより、質問した事項と実質的に同じような質問41が過去にある場合には、質問41の回答50を得る。
【0050】
(関連質問募集処理)
次に、主として図9、図11及び図19を参照しながら、関連質問募集処理(図7のステップS2)について詳細に説明する。
【0051】
過去質問回答一覧画面QGを閲覧しても社員が質問41の答えが不明である場合には、図16に示した質問入力画面SGを取得する(ステップS201)。すなわち、社員端末機11は、初期画面FGの要求信号を送信することにより(ステップS111)管理サーバ14から初期画面FGを取得する(ステップS112)。そして、社員端末機11は、社員により同初期画面FGに入力された社員ID番号28、パスワード29及び質問ID番号42を管理サーバ14に送信する(ステップS113)。管理サーバ14では、質問入力画面SGのデータを社員端末機11に送信する(ステップS114)。このとき、管理サーバ14は、質問入力画面SGのデータとともに、質問ID番号42に基づいて上記ステップS17で記憶された質問情報記憶部23の情報を送信する。そして、社員端末機11は、図示しないモニタに、受信した情報を挿入した状態で質問入力画面SGを表示する。
【0052】
社員は、表示された質問入力画面SGの情報(例えば、質問41、カテゴリ44又は回答者名31など)を変更したい場合には、質問入力画面SGの質問入力欄77に再入力したり、関連質問選択ラジオボタン78の項目や回答者名プルダウンメニュ81の項目を変更したりする。その後、社員は送信ボタン82をクリックする。これにより、社員端末機11は、カテゴリ44、質問41、質問ID番号42及び回答者名31を管理サーバ14に送信する(ステップS202)。
【0053】
管理サーバ14は、受信した質問ID番号42に基づいて、受信したそれらの情報を質問情報記憶部23に上書保存して記憶する(ステップS203)。このとき、同管理サーバ14は、これらの情報を受信した質問受付日時43を質問情報記憶部23に記憶する。
【0054】
次に、管理サーバ14は、質問情報記憶部23に記憶した質問ID番号42と原質問ID番号46とが同一か否かにより、その質問が原質問であるか否かを判断する(ステップS204)。そして、管理サーバ14は、その質問が原質問である場合には、質問ID番号42とともに記憶した質問受付日時43から関連質問募集期限(例えばその質問受付日時43から3日後)を算出する。
【0055】
そして、管理サーバ14は、質問41、質問ID番号42、回答者名31及び関連質問募集期限を、この質問41を送信した社員端末機11以外の社員端末機12,13に社内メールを介して送信する(ステップS205)。社員端末機12,13は、図19に示すように受信した情報を関連質問募集画面CGとして図示しないモニタに表示する(ステップS206)。すなわち、関連質問募集画面CGには、質問41、質問ID番号42、回答者名31及び関連質問募集期限Tが表示されている。また、同関連質問募集画面CGには、応募送信ボタン86が表示されている。この応募送信ボタン86は、関連質問を入力するために、上述の質問入力画面SGを取得するための送信ボタンである。
【0056】
表示された質問に関連する質問を有していた社員は、その社員端末機12のモニタに表示された関連質問募集画面CGの応募送信ボタン86をクリックする。これにより、社員端末機12は、図9に示される社員端末機11と管理サーバ14との間で行われた質問入力画面取得の処理と同様の処理を行って、質問入力画面SGを取得する(ステップS207)。なお、社員端末機12は、この質問入力画面SGを取得する際に、管理サーバ14に、その原質問の質問ID番号42を管理サーバ14に送信している。そのため、管理サーバ14は、社員端末機12に、質問入力画面SGのデータとともに、原質問の質問ID番号42、原質問のカテゴリ44及び原質問の回答者名31の情報を送信する。
【0057】
そして、社員端末機12を使用している社員は、表示された質問入力画面SGの質問入力欄77に質問41を入力するとともに、この質問が関連質問であるため、関連質問選択ラジオボタン78のボタンを「はい」に設定する。そして、社員は送信ボタン82をクリックする。これにより、社員端末機12は、質問入力欄77に記載された質問41、カテゴリ44、関連質問である旨及び原質問の質問ID番号42を管理サーバ14に送信する(ステップS208)。管理サーバ14は、受信した関連質問に新たな質問ID番号42を付与し、この質問ID番号42と受信した情報とを質問情報記憶部23に記憶する(ステップS209)。次に、管理サーバ14は、上記ステップS18と同様にして、受信した質問のキーワード45を抽出し、この抽出したキーワード45と受信した質問のカテゴリ44とから、この関連質問に関連する過去の質問41及び回答50を過去質問回答情報記憶部24から検索する。そして、管理サーバ14は、この関連質問の質問ID番号42と、検索した過去の質問41及び回答50とを社員端末機12に送信する(ステップS210)。社員端末機12は、関連質問に付与された質問ID番号42と、過去の質問41及び回答50とを図18の過去質問回答一覧画面QGとして表示する(ステップS211)。なお、このとき過去質問回答一覧画面QGに表示される関連質問の有効期限DLは、原質問の有効期限DLと同じに設定されている。
【0058】
この過去質問回答一覧画面QGに表示された過去の質問41及び回答50を閲覧しても、質問41の回答が得られない社員は、上記ステップS21と同様にして質問入力画面SGを取得し(ステップS201)、送信ボタン82をクリックする。これにより、社員端末機11は、カテゴリ44、質問41、質問ID番号42及び回答者名31を管理サーバ14に送信する(ステップS202)。管理サーバ14は、受信した44、質問41、質問ID番号42及び回答者名31を記憶する(ステップS203)。このとき、管理サーバ14は、この質問の質問ID番号42及び原質問ID番号46が異なっていることから関連質問であると判断し(ステップS204にてNO)、処理を終了する。
【0059】
(問い合わせ処理)
次に、受け付けた質問41を回答者に問い合わせる問い合わせ処理(図7のステップS3)について、主として図12を参照して説明する。
【0060】
管理サーバ14は、有効期限DLが経過した後に、質問ID番号42とともに質問受付日時43が記憶されたか否かに基づいて、図12に示す問い合わせ処理を行う。すなわち、管理サーバ14は、有効期限DL内に、質問ID番号42とともに受信した質問(関連質問も含む)41、原質問ID番号46、回答者ID番号33を管理者端末機15に送信する(ステップS301)。管理者端末機15は、受信したそれらの情報を図示しないモニタに表示する(ステップS302)。管理者は、図示しないモニタに表示された質問41から、管理者端末機15において、回答者に問い合わせする質問41を選択する(ステップS303)。そして、管理者端末機15は、選択された質問41に、承認ID番号47を付与し、回答期限49(例えば質問ID番号42とともに質問41を受け付けてから10日後など)を設定し、管理サーバ14に送信する(ステップS304)。
【0061】
次に、管理サーバ14は、選択されたの承認ID番号47及び回答期限49を質問情報記憶部23に記憶する(ステップS305)。次に、同管理サーバ14は、問い合わせると選択された質問41に対する回答の決済方法52、決済日時53、決済部署54及び支払額55を、回答者情報記憶部22に記憶されている契約情報37から決定する(ステップS306)。このとき、複数の問い合わせを一度に行う場合(例えば原質問とともに関連質問を問い合わせるなど)であって、問い合わせ回数により支払額55が決定されている場合には、それらの質問41を出したそれぞれの社員の所属部署の予算で均等割りする。すなわち、管理サーバ14は、その決済部署54及び支払額55を決済情報記憶部25に記憶する。
【0062】
次に、管理サーバ14は、問い合わせた質問41の質問ID番号42に対応する回答者ID番号33に基づいて、回答者情報記憶部22からその回答者の送信先であるメールアドレス34を取得する(ステップS307)。そして、管理サーバ14は、回答者に質問41を問い合わせるために、このメールアドレスを有する回答者端末機16に対して、質問41、承認ID番号47及び回答期限49を送信する(ステップS308)。また、同管理サーバ14は、その送信した日時を問い合わせ日時48として質問情報記憶部23に記憶する(ステップS309)。
【0063】
一方、回答者端末機16は、図示しないモニタに、受信した質問41、承認ID番号47及び回答期限49の情報を表示する(ステップS310)。
(回答受信処理)
次に、回答者から回答を受信した後に行われる回答受信処理(図7のステップS4)について、図13及び図20を参照して説明する。
【0064】
質問41を受信した回答者である専門家は、受信した質問41に対する回答50を作成する。そして、回答者端末機16は、承認ID番号47とともに、作成した回答50を管理サーバ14に送信する(ステップS401)。回答を受信した管理サーバ14は、その回答50を質問情報記憶部23に記憶するとともに(ステップS402)、その回答の決済を実行する(ステップS403)。
【0065】
すなわち、管理サーバ14は、回答を受信した承認ID番号47に基づいて、その回答の決済情報記憶部25に記憶されている決済情報に基づいて決済を行う。
【0066】
なお、決済日時53が後日に行われる場合には、その決済日時に決済が行われて、回答者に代金が支払われる。
次に、管理サーバ14は、回答者端末機16から受信した回答50の質問41を送信した社員の社員端末機11に、その回答50を送信する(ステップS404)。このとき、質問41が関連質問である場合には、関連質問を出した社員の社員端末機12に送信する。
【0067】
質問41の回答50を取得した社員端末機11,12は、図示しないモニタに図20に示すように、回答表示画面AGを表示する(ステップS405)。この回答表示画面AGには、質問41と質問受付日時43と回答50とともに、回答者評価プルダウンメニュ87、評価コメント入力欄88及び評価送信ボタン89が表示されている。回答者評価プルダウンメニュ87は、回答者(回答)の評価を例えば5段階などで評価できるようになっており、その項目が、回答を受信した社員により選択される。また、評価コメント入力欄88は、その回答者の評価についてのコメントを記載する入力欄である。評価送信ボタン89は、回答者の評価を管理サーバ14に送信するためのボタンである。
【0068】
そこで、回答表示画面AGにおいて、社員は、回答者評価プルダウンメニュ87から回答者の評価を選択し、評価コメント入力欄88にその評価コメントを入力した後に、評価送信ボタン89をクリックする。これにより、社員端末機11,12は、回答表示画面AGに表示された回答者名31、回答者評価プルダウンメニュ87の回答者評価、評価コメント入力欄88の評価コメントを社員端末機11に送信する(ステップS406)。
【0069】
管理サーバ14は、受信した回答者評価及び評価コメントを、評価及び評価コメント35として回答者情報記憶部22に記憶する(ステップS407)。次に、管理サーバ14は、この受信した評価及び評価コメント35と、いままで回答者情報記憶部22に記憶していた評価及び評価コメント35から、その回答者名31についての全体評価36を算出する。管理サーバ14は、算出した全体評価36が、記憶していた全体評価36と異なる場合には、算出した全体評価36を新たな全体評価として回答者情報記憶部22に記憶する(ステップS408)。
【0070】
次に、管理サーバ14は、質問情報記憶部23に記憶していた情報のうち、質問41、質問ID番号42、社員ID番号28、カテゴリ44、キーワード45及び回答50を抽出して、過去質問回答情報記憶部24に記憶する(ステップS409)。そして、管理サーバ14は、過去質問回答情報記憶部24に記憶した質問41についての情報を質問情報記憶部23から削除する(ステップS410)。
【0071】
本実施形態の質問受付システムによれば、以下のような効果を得ることができる。
・本実施形態では、質問41に関連する過去の質問41及び回答50を、その質問41を送信した社員端末機11,12に送信した(ステップS19、S210)。従って、質問41を行った社員は、これらに関連する過去の質問41及び回答50を閲覧することにより、自分が抱えていた質問41の回答を迅速に得ることもできる。また、同様の質問を、再度、専門家に聞かなくてもよいので、無駄なく効率的に回答者に質問することができ、過去の回答を有効活用することができる。すなわち、質問41の回答50に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い質問41の回答50を得ることができる。
【0072】
・本実施形態では、質問41は、社内Cではない外部の回答者の回答者端末機16に送信し、この回答者端末機16から回答を得た。そのため、より専門性の高い質問41に対して回答できる回答者や、よりわかり易い回答の回答者などから、質問41の回答を得ることも可能である。
【0073】
・本実施形態では、質問41に関連する過去の質問41及び回答50として、質問のキーワード45と同一のキーワード45を有する過去の質問41及び回答50を送信した。従って、質問41に関連する回答50及びその質問41を容易に見つけることができるので、より迅速にかつ容易に回答を得ることができる。
【0074】
・本実施形態では、1つの原質問を受信した際には、この原質問に関連する関連質問を募集した(ステップS2)。従って、関連質問を原質問とともにまとめて、すなわち複数の質問41を一度に行うことにより、より効率よく回答を得ることができる。そのため、より効率良く、専門性の高い質問の回答を得ることができる。
【0075】
・本実施形態では、関連質問に付与された質問ID番号42が使用できる有効期限DLは、その原質問の質問ID番号42が使用できる有効期限DLと同じとした。すなわち、過去の質問41及び回答50を閲覧しても答えが不明で再度問い合わせることができる期限を、関連質問と原質問とで同じとしたので、関連質問を原質問とともに同一の回答者に一度に問い合わせることができる。
【0076】
・本実施形態では、管理者端末機15は回答者に問い合わせる質問41を選択し(ステップS303)、管理サーバ14は、問い合わせると選択されて承認ID番号47が付された質問41のみを回答者端末機16に送信する(ステップS308)。従って、無駄なく効率的に質問することができるので、質問の回答に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い質問の回答を得ることができる。
【0077】
・本実施形態では、質問する社員が、その質問に回答する回答者を選択することができるので、例えばその回答者の過去の回答を参考にして、自分にとってよりわかり易い回答を得ることができる。
【0078】
・本実施形態では、回答者名31の情報を社員端末機11に送信した(ステップS14)ので、より的確な回答をする回答者を選択することができ、より的確な回答を得ることができる。
【0079】
・本実施形態では、質問41を行った社員が、その質問41に対して回答した回答者の評価を行うので、実際の回答に応じた評価を得ることができ、より適切な回答を得ることができる。
【0080】
・本実施形態では、回答者に対する支払う決済方法52、決済日時53及び支払額55を契約情報37から決定して、決済情報記憶部25に記憶する。従って、その回答者に対して適切な支払いを行うことができる。すなわち、よい回答をした回答者に対しては高額な支払いをしたり、不適切な回答をした回答者に対しては低額な支払いを行ったりすることが容易にできるので、回答者によりよい回答を行わせるようにすることができ、回答の質を向上させることができる。
【0081】
・本実施形態では、原質問と関連質問との複数の質問41を異なる社員端末機11,12から受信し、これら複数の質問41を同一の回答者に一度に問い合わせる場合には、その回答者に要する費用を、各社員端末機11,12を使用した社員の決済部署54の予算から均等割りする。従って、社員端末機11からの原質問のコストを低く押されることができるので、原質問を行うことを促進することができる。
【0082】
・本実施形態では、管理サーバ14は、社員端末機11から社員ID番号28及びパスワード29を受信し(ステップS114)、これらが照合されて正しい場合にのみ、質問41を入力する質問入力画面SGを社員端末機11に送信した(ステップS115、S116)。すなわち、社員端末機11は、これを使用した社員が社員である場合にのみ質問41を入力して管理サーバ14に送信することができる。従って、全く関係ない人が、社員に紛れて質問を行うことを極力防止することができ、低コストで専門性の高い質問をすることができる。
【0083】
・本実施形態では、回答者に質問41を問い合わせる際には、すでにその回答の決定について設定されている(ステップS305)ので、回答を受信すると、迅速に決済処理を行うことができる。
【0084】
・本実施形態では、初期画面FGから過去の質問41及び回答50を閲覧できる。そのため、専門性の高い回答を、より有効活用することができる。
・本実施形態では、社員が閲覧したい質問41及びその回答50の条件を入力して、これに基づいて過去の質問41及び回答50を検索することができるので、閲覧したい質問41及び回答50を、迅速にかつ容易に見つけることができる。
【0085】
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○管理サーバ14を、社内専用回線を介して社員が使用する携帯端末機に接続すること。この場合には、営業など社外にいる社員であっても容易に過去の質問41を閲覧したり、新たな質問を行ったりすることができる。
【0086】
○前記回答者端末機16を社内Cに設け、社内で運用するようにしてもよい。
○図16の質問入力画面SGにおいて、社員が希望する回答者を複数人に設定可能とすること。
【0087】
○複数の回答者に対して同じ質問して、その回答に基づいて社員が回答者を評価すること。この場合、各回答者の回答の仕方を容易に比較することができるので、自分にとってよりよい回答者を選択することができる。
【0088】
○管理サーバ14が、関連質問の質問ID番号42を受信した後に(ステップS202)、関連質問についての関連質問をも募集するようにすること。すなわち、質問ID番号42とともに受信した質問41が関連質問であっても、ステップS205〜S211の処理を行うこと。
【0089】
○管理サーバ14が受け付けた質問41から、例えばカテゴリ44、キーワード45などに基づいて自動的に選択して、回答者に問い合わせる質問41を選択すること。
【0090】
○質問情報記憶部23及び過去質問回答情報記憶部24を1つにすること。
○過去質問回答情報記憶部24に記憶されている過去の質問41及び回答50をカテゴリ44及びキーワード45毎とする代わりに、例えば、質問した社員の配属部署(例えば営業部、開発部など)毎に記憶するようにしてもよい。
【0091】
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a)前記決定手段が、異なる社員端末機からの相互に関連する複数の質問を、同一の前記回答者に一度に問い合わせると決定した場合には、前記決済手段は、その社員端末機を使用するユーザが属する予算から分割して支払いを行うことを特徴とする請求項10に記載の質問受付システム。
【0092】
従って、この(a)に記載の発明によれば、異なる社員端末機からの相互に関連する複数の質問を同一の回答者に一度に問い合わせる場合には、その回答者に要する費用を均等割りする。すなわち、関連質問が関連している原質問のコストを低く抑えることができるので、原質問を行うことを促進することができる。
【0093】
【発明の効果】
本発明は、無駄なく効率的に質問することにより、質問の回答に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い回答を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における質問受付システムの構成概略図。
【図2】社員情報記憶部が記憶しているデータのデータ構成図。
【図3】回答者情報記憶部が記憶しているデータのデータ構成図。
【図4】質問情報記憶部が記憶しているデータのデータ構成図。
【図5】過去質問回答情報記憶部が記憶しているデータのデータ構成図。
【図6】決済情報記憶部が記憶しているデータのデータ構成図。
【図7】質問受付システムの全体の処理手順の流れ図。
【図8】図7における原質問の受付処理の処理手順の流れ図。
【図9】図8における質問入力画面取得の処理手順の流れ図。
【図10】過去の質問及び回答を閲覧する際の処理手順の流れ図。
【図11】図7における関連質問の募集処理の処理手順の流れ図。
【図12】図7における問い合わせ処理の処理手順の流れ図。
【図13】図7における回答受信処理の処理手順の流れ図。
【図14】同実施形態における初期画面の説明図。
【図15】同実施形態におけるカテゴリ選択画面の説明図。
【図16】同実施形態における質問入力画面の説明図。
【図17】同実施形態におけるプロフィールリスト表示画面の説明図。
【図18】同実施形態における過去質問回答一覧画面の説明図。
【図19】同実施形態における募集通知画面の説明図。
【図20】同実施形態における回答表示画面の説明図。
【符号の説明】
11,12 ユーザ端末機としての社員端末機
14 質問記憶手段、回答記憶手段、決済手段、過去質問回答検索手段、過去質問回答送信手段、関連質問受付手段及び回答者情報記憶手段としての管理サーバ15 選択手段としての管理者端末機
16 回答者端末機
28 ユーザ識別子を構成する社員ID番号
29 ユーザ識別子を構成するパスワード
31 希望回答者特定情報としての回答者名
33 回答者の識別情報としての回答者ID番号
35 回答に対する評価となる評価及び評価コメント
41 質問
45 所定の分類としてのキーワード
50 回答
【発明の属する技術分野】
本発明は、質問受付システム及び質問受付方法に関するものであり、例えば専門家から専門性の高い質問の回答を得ることができる質問受付システム及び質問受付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、国際標準化機構(ISO)の規定や法律など専門性の高い質問が、ISOの専門家や法律の専門家(例えば弁護士・弁理士)などに問い合わせられることがある。この場合、その質問の回答の代償として相談料などを支払うのが普通である。これら専門性の高い質問は、仕事上では、その専門部署(総務部や法務部など)で生じることが普通である。しかしながら、専門部署とは全く異なる部署で、専門性の高い質問が発生した場合には、社内の担当者(例えばISOの担当者や法務部の担当者など)を介して、上記専門家に問い合わせられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、担当者に複数の部署から同じような質問が多数問い合わせられると、担当者は、これらの質問をきちんと問い合わせることができず、質問することを忘れたり、望む回答とは異なる回答をもらったりすることがあった。そのため、上述したように、その回答の代償として代金を支払っている場合には、その代金を有効に活用することができていなかった。
【0004】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされ、無駄なく効率的に質問することにより、質問の回答に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い回答を得ることができる質問受付システム及び質問受付方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶手段と、前記質問に対し回答者が行った回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶手段と、前記ユーザ端末機から受信し前記質問に関連する質問と、この質問に対応する回答を、前記質問記憶手段及び前記回答記憶手段からそれぞれ検索する過去質問回答検索手段と、この過去質問回答検索手段により検索された質問及び回答を、前記ユーザ端末機に送信する過去質問回答送信手段とを備えたことを要旨とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の質問受付システムにおいて、前記回答記憶手段は、前記質問記憶手段に記憶された前記質問を回答者の端末機に送信し、その回答者の端末機から受信した前記質問に対する回答を記憶することとを要旨とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の質問受付システムにおいて、前記質問及び前記回答が、前記質問記憶手段及び前記回答記憶手段に分類されて記憶されており、前記過去質問回答検索手段は、同一の分類に属する前記質問及び回答を抽出して、前記ユーザ端末機に送信することを要旨とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の質問受付システムにおいて、前記質問記憶手段に前記質問が記憶されてから所定時間内に、その質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付手段とを更に備え、前記質問記憶手段は、前記関連質問をも前記質問として記憶することを要旨とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶手段と、前記質問に対し回答者が行った回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶手段と、前記質問記憶手段に前記質問が記憶されてから所定時間内に、記憶した前記質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付手段を更に備え、前記質問記憶手段は、この関連質問受付手段により受け付けた関連質問を前記質問として記憶することを要旨とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載の質問受付システムにおいて、前記質問記憶手段に記憶されている前記質問から、前記回答者の端末機に送信する質問を選択する選択手段を更に備えたことを要旨とする。
【0011】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1つに記載の質問受付システムにおいて、前記回答を行う回答者についての回答者情報を記憶する回答者情報記憶手段を更に備えたことを要旨とする。
【0012】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の質問受付システムにおいて、前記質問記憶手段は、前記ユーザ端末機から受信したユーザの希望する回答者についての希望回答者特定情報を、前記質問と関連付けて記憶することを要旨とする。
【0013】
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1つに記載の質問受付システムにおいて、前記回答者情報記憶手段は、前記質問を送信したユーザ端末機に送信する回答と、この回答をした回答者の識別情報と、前記ユーザ端末機から受信した前記回答に対する評価とを、前記回答者と関連付けて記憶することを要旨とする。
【0014】
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1つに記載の質問受付システムにおいて、前記回答者に対する支払い情報を決定し、該情報を前記回答者と関連付けて記憶する手段を更に備えることを要旨とする。
【0015】
請求項11に記載の発明は、前記質問記憶手段は、前記ユーザ端末機を使用するユーザを特定するためのユーザ識別子を受信した場合にのみ、前記質問を受信することを要旨とする。
【0016】
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の質問受付方法において、ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶段階と、前記質問に対する回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶段階と、前記質問記憶段階において、前記質問を受信した際に、この質問に関連する質問及び回答を検出し、この検出された質問及び回答を前記ユーザ端末機に送信することを要旨とする。
【0017】
請求項13に記載の発明は、前記質問記憶段階において前記ユーザ端末機が前記質問を受信してから所定期間内に、前記質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付段階を更に備えたことを要旨とする。
【0018】
請求項14に記載の発明は、請求項11〜13のいずれか1つに記載の質問受付方法において、ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶段階と、前記質問に対する回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶段階と、前記回答記憶段階が行われた後に、前記回答を行った回答者に、その回答の支払いを行う決済段階とを備えた質問受付方法において、前記質問記憶段階において前記ユーザ端末機が前記質問を受信してから所定期間内に、前記質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付段階を更に備えたことを要旨とする。
【0019】
(作用)
請求項1又は12に記載の発明によれば、受け付けた質問に関連する過去の質問とその回答とを検索して、その受け付けた質問を送信したユーザ端末機に送信する。そのため、受け付けた質問と同様な質問がすでに過去に質問されていた場合には、過去の質問及び回答から、受け付けた質問に対する回答を得ることができる。従って、受け付けた質問に対する回答を迅速に得ることができるとともに、同様の質問を再度専門家に聞かなくてもよいので、無駄なく効率的に質問することができる。すなわち、過去の回答を有効活用して、質問の回答に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い質問の回答を得ることができる。
【0020】
請求項2に記載の発明によれば、質問を専門家である回答者の回答者端末に送信して、その質問の回答を得る。そのため、回答者を広く募集することができるので、より専門性の高い質問の回答やよりわかり易い回答を得ることも可能となる。
【0021】
請求項3に記載の発明によれば、過去の質問及び回答のうち抽出してユーザ端末機に送信することができるので、質問したユーザは、質問に関連する回答及び質問をより容易に見つけることができる。従って、質問に関連する回答及び質問から、自分がした質問の答えを得ることもできる。
【0022】
請求項4、5、13又は14に記載の発明によれば、1つの質問を受信してから所定時間内に、この質問に関連する関連質問を受け付ける。すなわち、関連質問を受け付けて、まとめて複数の質問を行うことができるので、回答者に効率よく質問することができ、より効率よく回答を得ることができる。
【0023】
請求項6に記載の発明によれば、受け付けた質問のうちから回答者に問い合わせする質問を選択する。そのため、重要な質問のみを問い合わせることができるので、回答に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い質問の回答を得ることができる。
【0024】
請求項7に記載の発明によれば、回答者情報記憶手段は、回答と、回答者の識別情報と、ユーザからのその回答に対する評価とを回答者の情報に関連付けて記憶する。そのため、回答者の評価を的確に得ることができ、次に質問するユーザが希望する回答者を容易に選択することができる。
【0025】
請求項8に記載の発明によれば、質問したユーザがその質問に対して回答する回答者の希望を送信することができるので、質問したユーザにとってよりわかり易い回答を得ることができる。
【0026】
請求項9に記載の発明によれば、質問を行ったユーザが、その質問に対して回答した回答者の評価を行う。そのため、実際の回答に応じて回答者を評価することができるので、この評価を参考にして、これから質問するユーザは、回答してほしい回答者を決定することができ、より適切な回答を得ることができる。また、よりわかり易い回答を得ることができるので、より効率的に回答を得ることができる。
【0027】
請求項10に記載の発明によれば、適宜、その回答者に対して適切な支払いを行うことが容易にできる。すなわち、よい回答をした回答者に対しては高額な支払いをしたり、不適切な回答をした回答者に対しては低額な支払いを行ったりすることが容易にできるので、回答者によりよい回答を行わせるようにすることができ、回答の質を向上させることができる。
【0028】
請求項11に記載の発明によれば、ユーザ端末機からユーザを特定するユーザ識別子を受信した場合にのみ、質問を受信することができる。そのため、全く関係ない人が紛れて質問を行うことを極力防止することができ、低コストで専門性の高い質問をすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した質問受付システムの一実施形態を図1〜図20に従って説明する。
【0030】
図1に示すように、社内Cには、各社員が使用する複数のユーザ端末機としての社員端末機11,12,13が管理サーバ14に接続されている。この管理サーバ14は、社内C内で、更に管理者端末機15に接続されている。この管理者端末機15は、質問を管理し、受け付けた質問のうち問い合わせる質問を選択する選択手段として機能する。また、前記管理サーバ14は、ネットワークNを介して、専門家の回答者がそれぞれ使用する複数の回答者端末機16に接続されている。各社員端末機11,12,13、管理者端末機15及び回答者端末機16には、それぞれ図示しないキーボード、マウス及びモニタが備えられている。
【0031】
前記管理サーバ14は、質問記憶手段、回答記憶手段、決済手段、過去質問回答検索手段、過去質問回答送信手段、関連質問受付手段及び回答者情報記憶手段として機能する。管理サーバ14は、社員情報記憶部21と、回答者情報記憶部22と、質問情報記憶部23と、過去質問回答情報記憶部24と、決済情報記憶部25とを備えている。社員情報記憶部21は、図2に示すように、ユーザである社員に関する社員情報、すなわち各社員端末機11,12,13を使用する社員名26、その社員の所属名27、社員ID番号28及びパスワード29が記憶されている。社員ID番号28及びパスワード29は、社員であるか否かを照合するためのユーザ識別子である。
【0032】
また、回答者情報記憶部22は、各分野の専門家である回答者に関する回答者情報を記憶している。この回答者情報は、図3に示すように、回答者名31、回答者のプロフィール32、回答者ID番号33、メールアドレス34、各評価及び評価コメント35、全体評価36及び契約情報37である。プロフィール32は、回答者の専門分野や自己紹介など回答者のプロフィールである。回答者ID番号33は、回答者を識別するために回答者毎に付された識別子であり、質問41を問い合わせて回答を得た後はその回答者の回答者ID番号であるが、質問41を問い合わせるまでは社員が希望した回答者の回答者ID番号となっている。メールアドレス34は、質問41を送付する際の送付先である回答者のメールアドレスである。評価及び評価コメント35は、回答を得た質問した社員がその回答に対して評価したときの評価(例えば5段階評価)と、その評価したときの評価コメントである。全体評価36は、評価及び評価コメント35の評価に基づいて定められる回答者の評価である。契約情報37は、その回答者に対しての単位当たりの支払額や契約期間などについての情報である。
【0033】
一方、質問情報記憶部23は、質問に関する質問情報が記憶されている。この質問情報とは、図4に示すように、社員ID番号28、質問41、質問ID番号42、質問受付日時43、カテゴリ44、キーワード45、原質問ID番号46、承認ID番号47、問い合わせ日時48、回答期限49、回答者ID番号33及び回答50である。
【0034】
ここにおいて、社員ID番号28は、質問41を行った社員の社員ID番号である。質問41は、社員端末機11,12から送信された質問事項であり、質問ID番号42は、その質問41を識別するために付与された識別番号である。質問受付日時43は、社員端末機11,12から質問41を受信した日時であり、質問ID番号42が付与される前に受信した日時と、質問ID番号42とともに受信した日時の2つである。カテゴリ44は、質問41の種類を示し、質問41が他の質問41に関連する関連質問の場合には、この関連質問が関連している原質問と同じとなる。キーワード45は、質問41に関連する過去の質問41及び回答50を検索するためのキーワードであり、質問41に使用された語句から抽出される。原質問ID番号46は、前記関連質問が関連した原質問の識別番号であって、原質問の場合には、質問ID番号と同じ番号となっている。承認ID番号47は、質問情報記憶部23に記憶した質問41のうち回答者に問い合わせると決定される際に付与される識別番号である。従って、承認ID番号47がない質問41は、問い合わせられる前か又は問い合わせないとされた質問である。問い合わせ日時48は、質問41を回答者に送信して問い合わせた日時である。回答期限49は、各質問41の回答者に対して設定される回答期限である。回答者ID番号33は、問い合わせ先の回答者の回答者ID番号33である。回答50は、回答者から送信された質問41に対する回答である。
【0035】
また、過去質問回答情報記憶部24は、図5に示すように過去に回答者に問い合わせした質問41に関する過去質問回答情報が記憶されている。この過去質問回答情報は、質問41と、この質問41の質問ID番号42、質問した社員の社員ID番号28、質問のカテゴリ44、質問のキーワード45及びその質問の回答50が記憶されている。この過去質問回答情報記憶部24は、質問情報記憶部23に記憶されていた質問のうちその回答が得て、その決済が終了した質問のみが記憶されている。
【0036】
更に、決済情報記憶部25は、回答者の回答の支払い決済に関する決済情報を承認ID番号47毎に記憶している。この決済情報は、図6に示すように回答した回答者ID番号33、回答受信日時51、決済方法52、決済日時53、決済部署54及び支払額55を承認ID番号47毎に記憶している。回答受信日時51は、問い合わせた質問41に対する回答を受信した日時である。また、決済方法52は、回答者の支払い先となる銀行口座番号などが記憶されている。決済日時53は、受信した回答者に支払いが行われる日時又は支払いが行われた日時が記憶されている。決済部署54は、回答に対する支払額を支払う部署、すなわち質問41をした社員が所属する部署が記載される。支払額55は、その決済日時53に、回答者に支払われる支払額である。
【0037】
次に、本実施形態の質問受付システムの作用について、図7〜図20を参照して説明する。ここで、説明を容易にするため、社員端末機11,12、13のうち、最初の質問(原質問)を送信する社員端末機を社員端末機11、この原質問に関連する関連質問を送信する社員端末機を社員端末機12及びその他の社員端末機を社員端末機13とする。
【0038】
(全体の処理手順)
本実施形態の質問受付処理は、図7に示すように、まず、原質問を受け付ける受付処理が行われ(ステップS1)、この原質問に関する関連質問を募集する募集処理が行われる(ステップS2)。次に、この原質問及び関連質問のうちから質問を選択し、この選択された質問を回答者に問い合わせる問い合わせ処理が行われる(ステップS3)。最後に、問い合わせた質問の回答を受信することにより回答受信処理が行われる(ステップS4)。
【0039】
(原質問受付処理)
次に、図8〜図10及び図14〜図18を参照して、受付処理(図7のステップS1)について詳細に説明する。
【0040】
ユーザである社員が、専門家に問い合わせたい質問が生じたとする。このとき、社員は、まず、質問を入力する質問入力画面を取得して(ステップS11)、自己の社員端末機11に備えられた図示しないモニタに表示させる。すなわち、図9に示すように、社員端末機11は、社員の操作により、初期画面の要求信号を管理サーバ14に送信する(S111)。この初期画面の要求信号を受信した管理サーバ14は、初期画面のデータを社員端末機11に送信する(ステップS112)。社員端末機11は、受信したデータに基づいて図14に示す初期画面FGを表示する(ステップS113)
この初期画面FGには、過去質問閲覧ボタン71、社員ID番号入力欄72、パスワード入力欄73、質問ID番号入力欄74及び質問入力画面ボタン75が表示されている。
【0041】
過去質問閲覧ボタン71は、過去に専門家に質問した質問41及び回答50を一覧表示させるためのボタンである。そのため、この過去質問閲覧ボタン71が社員によりクリックされると、図15に示すように過去の質問41を一覧表示するためのカテゴリ選択画面KGが表示される。社員ID番号入力欄72及びパスワード入力欄73は、社員ID番号28及びパスワード29をそれぞれ入力するための入力欄である。質問ID番号入力欄74は、質問した際に付与された質問ID番号を入力する入力欄である。質問入力画面ボタン75は、質問入力画面SGを取得するための信号を管理サーバ14に送信するためのボタンである。
【0042】
このとき、社員は、過去の質問41及び回答50を閲覧したい場合には、初期画面FGに示す過去質問閲覧ボタン71を選択する。これにより社員端末機11は、図10に示す処理を行い、カテゴリ選択画面KGの要求信号を管理サーバ14に送信する(ステップS151)。管理サーバ14は、この要求信号に応じて、カテゴリ選択画面KGのデータを社員端末機11に送信する(ステップS152)。社員端末機11は、図15に示すようなカテゴリ選択画面KGを、図示しないモニタに表示する(ステップS153)。このカテゴリ選択画面KGには、カテゴリ選択欄60、キーワード入力欄61、質問者名入力欄62、部署名選択欄63、回答者名入力欄64及び専門分野選択欄65とともに、条件送信ボタン66が表示されている。
【0043】
社員は、各欄60〜65に閲覧したい質問41に関する事項を入力し、条件送信ボタン66をクリックすると、社員端末機11は、入力された条件を管理サーバ14に送信する(ステップS154)。管理サーバ14は、過去質問回答情報記憶部24から、受信した条件に適合する過去の質問41及び回答50を検索して、社員端末機11に送信する(ステップS155)。そして、社員端末機11は、過去の質問41及び回答50を表示し、社員は過去の質問41及び回答50を閲覧する。
【0044】
一方、社員は、初期画面FGにおいて、質問をしたい場合には、初期画面FGの社員ID番号入力欄72及びパスワード入力欄73に社員ID番号28及びパスワード29をそれぞれ入力して、質問入力画面ボタン75をクリックする。これにより、社員端末機11は、質問入力画面の要求信号、社員ID番号28及びパスワード29を管理サーバ14に送信する(ステップS114)。管理サーバ14は、受信した社員ID番号28及びパスワード29を、社員情報記憶部21に記憶している社員ID番号28及びパスワード29と照合する(ステップS115)。管理サーバ14は、照合した結果、その社員ID番号28及びパスワード29が正しい場合には、社員が社員であると判断して、質問入力画面データを社員端末機11に送信する(ステップS116)。社員端末機11は、受信したデータに基づいて図16に示す質問入力画面SGを図示しないモニタに表示する(ステップS117)。
【0045】
質問入力画面SGには、カテゴリプルダウンメニュ76と、質問入力欄77と、関連質問選択ラジオボタン78と、原質問ID番号入力欄79、回答者用カテゴリ80と、回答者名プルダウンメニュ81、送信ボタン82とが表示されている。カテゴリプルダウンメニュ76は、質問41が属するカテゴリ44を選択するプルダウンメニュである。質問入力欄77は、質問41を入力するための入力欄である。関連質問選択ラジオボタン78は、この質問41が原質問又は関連質問のいずれかであるかを表示するためのラジオボタンである。また、原質問ID番号入力欄79は、関連質問がどの原質問に関連しているかを表すために原質問の質問ID番号42を入力する入力欄である。回答者用カテゴリ80は、表示された各カテゴリがクリッカブルになっており、クリックされると、そのカテゴリに属する回答者のプロフィールリストを表示する。回答者名プルダウンメニュ81は、社員が回答を希望する回答者名を選択するプルダウンメニュである。送信ボタン82は、社員により質問入力画面SGに入力された情報を送信するためのボタンである。
【0046】
社員は、表示された質問入力画面SGの回答者用カテゴリ80において、質問41の回答者が属すると思われるカテゴリ、例えば法律・特許のカテゴリをクリックする。これにより、その「法律・特許」のカテゴリの情報が、社員端末機11から管理サーバ14に送信される(図8のステップS12)。管理サーバ14は、そのカテゴリに属する回答者についての情報のデータを社員端末機11に送信する(ステップS13)。社員端末機11は、その受信した回答者の情報に基づいて、図17に示すように、回答者の所属や仕事内容及び全体評価36などのプロフィールリスト表示画面RGを表示する(ステップS14)。なお、このプロフィールリスト表示画面RGには、過去に回答した回答50及びその質問41を表示するための過去回答表示ボタン83が回答者毎に設けられているとともに、前の画面に戻るための戻りボタン84が設けられている。
【0047】
プロフィールリスト表示画面RGを表示した社員端末機11は、社員により前記戻りボタン84がクリックされると、前画面である質問入力画面SGを表示する(ステップS15)。そして、社員は、回答者名プルダウンメニュ81から質問41に対する回答を希望する回答者名を選択し、カテゴリプルダウンメニュ76から質問のカテゴリ44を選択し、質問入力欄77に質問41を入力する。また、社員は、この質問が関連質問ではないので、関連質問選択ラジオボタン78の「いいえ」を選択する。そして、社員は、送信ボタン82をクリックする。これにより、社員端末機11は、質問入力画面SGに入力された質問41、そのカテゴリ44、質問が原質問である旨及び回答を希望する回答者名31(これが希望回答者特定情報に相当)の情報を管理サーバ14に送信する(ステップS16)。
【0048】
管理サーバ14は、受信した情報に質問ID番号42を付与し、この質問ID番号42と受信した情報とを質問情報記憶部23に記憶する(ステップS17)。次に、管理サーバ14は、受信した質問41中に含まれる語句、例えば名詞から、この質問のキーワード45を抽出し、この抽出したキーワード45と受信したカテゴリ44とから、この質問に関連する過去の質問41及び回答50を過去質問回答情報記憶部24から検索する(ステップS18)。次に、管理サーバ14は、付与された質問ID番号42と、検索した過去の質問41及びその回答50とを社員端末機11に送信する(ステップS19)。社員端末機11は、受信した情報を図18に示すように、過去質問回答一覧画面QGとして表示する(ステップS20)。
【0049】
過去質問回答一覧画面QGは、付与された質問ID番号42と、質問毎に過去の質問のキーワード45、質問受付日時43、質問した社員名26及び回答者名31などが表示される。また、過去質問回答一覧画面QGは、この質問ID番号42によって質問が行える有効期限DL(例えば、質問受付日時の5日後)が表示されている。社員は、これを閲覧することにより、質問した事項と実質的に同じような質問41が過去にある場合には、質問41の回答50を得る。
【0050】
(関連質問募集処理)
次に、主として図9、図11及び図19を参照しながら、関連質問募集処理(図7のステップS2)について詳細に説明する。
【0051】
過去質問回答一覧画面QGを閲覧しても社員が質問41の答えが不明である場合には、図16に示した質問入力画面SGを取得する(ステップS201)。すなわち、社員端末機11は、初期画面FGの要求信号を送信することにより(ステップS111)管理サーバ14から初期画面FGを取得する(ステップS112)。そして、社員端末機11は、社員により同初期画面FGに入力された社員ID番号28、パスワード29及び質問ID番号42を管理サーバ14に送信する(ステップS113)。管理サーバ14では、質問入力画面SGのデータを社員端末機11に送信する(ステップS114)。このとき、管理サーバ14は、質問入力画面SGのデータとともに、質問ID番号42に基づいて上記ステップS17で記憶された質問情報記憶部23の情報を送信する。そして、社員端末機11は、図示しないモニタに、受信した情報を挿入した状態で質問入力画面SGを表示する。
【0052】
社員は、表示された質問入力画面SGの情報(例えば、質問41、カテゴリ44又は回答者名31など)を変更したい場合には、質問入力画面SGの質問入力欄77に再入力したり、関連質問選択ラジオボタン78の項目や回答者名プルダウンメニュ81の項目を変更したりする。その後、社員は送信ボタン82をクリックする。これにより、社員端末機11は、カテゴリ44、質問41、質問ID番号42及び回答者名31を管理サーバ14に送信する(ステップS202)。
【0053】
管理サーバ14は、受信した質問ID番号42に基づいて、受信したそれらの情報を質問情報記憶部23に上書保存して記憶する(ステップS203)。このとき、同管理サーバ14は、これらの情報を受信した質問受付日時43を質問情報記憶部23に記憶する。
【0054】
次に、管理サーバ14は、質問情報記憶部23に記憶した質問ID番号42と原質問ID番号46とが同一か否かにより、その質問が原質問であるか否かを判断する(ステップS204)。そして、管理サーバ14は、その質問が原質問である場合には、質問ID番号42とともに記憶した質問受付日時43から関連質問募集期限(例えばその質問受付日時43から3日後)を算出する。
【0055】
そして、管理サーバ14は、質問41、質問ID番号42、回答者名31及び関連質問募集期限を、この質問41を送信した社員端末機11以外の社員端末機12,13に社内メールを介して送信する(ステップS205)。社員端末機12,13は、図19に示すように受信した情報を関連質問募集画面CGとして図示しないモニタに表示する(ステップS206)。すなわち、関連質問募集画面CGには、質問41、質問ID番号42、回答者名31及び関連質問募集期限Tが表示されている。また、同関連質問募集画面CGには、応募送信ボタン86が表示されている。この応募送信ボタン86は、関連質問を入力するために、上述の質問入力画面SGを取得するための送信ボタンである。
【0056】
表示された質問に関連する質問を有していた社員は、その社員端末機12のモニタに表示された関連質問募集画面CGの応募送信ボタン86をクリックする。これにより、社員端末機12は、図9に示される社員端末機11と管理サーバ14との間で行われた質問入力画面取得の処理と同様の処理を行って、質問入力画面SGを取得する(ステップS207)。なお、社員端末機12は、この質問入力画面SGを取得する際に、管理サーバ14に、その原質問の質問ID番号42を管理サーバ14に送信している。そのため、管理サーバ14は、社員端末機12に、質問入力画面SGのデータとともに、原質問の質問ID番号42、原質問のカテゴリ44及び原質問の回答者名31の情報を送信する。
【0057】
そして、社員端末機12を使用している社員は、表示された質問入力画面SGの質問入力欄77に質問41を入力するとともに、この質問が関連質問であるため、関連質問選択ラジオボタン78のボタンを「はい」に設定する。そして、社員は送信ボタン82をクリックする。これにより、社員端末機12は、質問入力欄77に記載された質問41、カテゴリ44、関連質問である旨及び原質問の質問ID番号42を管理サーバ14に送信する(ステップS208)。管理サーバ14は、受信した関連質問に新たな質問ID番号42を付与し、この質問ID番号42と受信した情報とを質問情報記憶部23に記憶する(ステップS209)。次に、管理サーバ14は、上記ステップS18と同様にして、受信した質問のキーワード45を抽出し、この抽出したキーワード45と受信した質問のカテゴリ44とから、この関連質問に関連する過去の質問41及び回答50を過去質問回答情報記憶部24から検索する。そして、管理サーバ14は、この関連質問の質問ID番号42と、検索した過去の質問41及び回答50とを社員端末機12に送信する(ステップS210)。社員端末機12は、関連質問に付与された質問ID番号42と、過去の質問41及び回答50とを図18の過去質問回答一覧画面QGとして表示する(ステップS211)。なお、このとき過去質問回答一覧画面QGに表示される関連質問の有効期限DLは、原質問の有効期限DLと同じに設定されている。
【0058】
この過去質問回答一覧画面QGに表示された過去の質問41及び回答50を閲覧しても、質問41の回答が得られない社員は、上記ステップS21と同様にして質問入力画面SGを取得し(ステップS201)、送信ボタン82をクリックする。これにより、社員端末機11は、カテゴリ44、質問41、質問ID番号42及び回答者名31を管理サーバ14に送信する(ステップS202)。管理サーバ14は、受信した44、質問41、質問ID番号42及び回答者名31を記憶する(ステップS203)。このとき、管理サーバ14は、この質問の質問ID番号42及び原質問ID番号46が異なっていることから関連質問であると判断し(ステップS204にてNO)、処理を終了する。
【0059】
(問い合わせ処理)
次に、受け付けた質問41を回答者に問い合わせる問い合わせ処理(図7のステップS3)について、主として図12を参照して説明する。
【0060】
管理サーバ14は、有効期限DLが経過した後に、質問ID番号42とともに質問受付日時43が記憶されたか否かに基づいて、図12に示す問い合わせ処理を行う。すなわち、管理サーバ14は、有効期限DL内に、質問ID番号42とともに受信した質問(関連質問も含む)41、原質問ID番号46、回答者ID番号33を管理者端末機15に送信する(ステップS301)。管理者端末機15は、受信したそれらの情報を図示しないモニタに表示する(ステップS302)。管理者は、図示しないモニタに表示された質問41から、管理者端末機15において、回答者に問い合わせする質問41を選択する(ステップS303)。そして、管理者端末機15は、選択された質問41に、承認ID番号47を付与し、回答期限49(例えば質問ID番号42とともに質問41を受け付けてから10日後など)を設定し、管理サーバ14に送信する(ステップS304)。
【0061】
次に、管理サーバ14は、選択されたの承認ID番号47及び回答期限49を質問情報記憶部23に記憶する(ステップS305)。次に、同管理サーバ14は、問い合わせると選択された質問41に対する回答の決済方法52、決済日時53、決済部署54及び支払額55を、回答者情報記憶部22に記憶されている契約情報37から決定する(ステップS306)。このとき、複数の問い合わせを一度に行う場合(例えば原質問とともに関連質問を問い合わせるなど)であって、問い合わせ回数により支払額55が決定されている場合には、それらの質問41を出したそれぞれの社員の所属部署の予算で均等割りする。すなわち、管理サーバ14は、その決済部署54及び支払額55を決済情報記憶部25に記憶する。
【0062】
次に、管理サーバ14は、問い合わせた質問41の質問ID番号42に対応する回答者ID番号33に基づいて、回答者情報記憶部22からその回答者の送信先であるメールアドレス34を取得する(ステップS307)。そして、管理サーバ14は、回答者に質問41を問い合わせるために、このメールアドレスを有する回答者端末機16に対して、質問41、承認ID番号47及び回答期限49を送信する(ステップS308)。また、同管理サーバ14は、その送信した日時を問い合わせ日時48として質問情報記憶部23に記憶する(ステップS309)。
【0063】
一方、回答者端末機16は、図示しないモニタに、受信した質問41、承認ID番号47及び回答期限49の情報を表示する(ステップS310)。
(回答受信処理)
次に、回答者から回答を受信した後に行われる回答受信処理(図7のステップS4)について、図13及び図20を参照して説明する。
【0064】
質問41を受信した回答者である専門家は、受信した質問41に対する回答50を作成する。そして、回答者端末機16は、承認ID番号47とともに、作成した回答50を管理サーバ14に送信する(ステップS401)。回答を受信した管理サーバ14は、その回答50を質問情報記憶部23に記憶するとともに(ステップS402)、その回答の決済を実行する(ステップS403)。
【0065】
すなわち、管理サーバ14は、回答を受信した承認ID番号47に基づいて、その回答の決済情報記憶部25に記憶されている決済情報に基づいて決済を行う。
【0066】
なお、決済日時53が後日に行われる場合には、その決済日時に決済が行われて、回答者に代金が支払われる。
次に、管理サーバ14は、回答者端末機16から受信した回答50の質問41を送信した社員の社員端末機11に、その回答50を送信する(ステップS404)。このとき、質問41が関連質問である場合には、関連質問を出した社員の社員端末機12に送信する。
【0067】
質問41の回答50を取得した社員端末機11,12は、図示しないモニタに図20に示すように、回答表示画面AGを表示する(ステップS405)。この回答表示画面AGには、質問41と質問受付日時43と回答50とともに、回答者評価プルダウンメニュ87、評価コメント入力欄88及び評価送信ボタン89が表示されている。回答者評価プルダウンメニュ87は、回答者(回答)の評価を例えば5段階などで評価できるようになっており、その項目が、回答を受信した社員により選択される。また、評価コメント入力欄88は、その回答者の評価についてのコメントを記載する入力欄である。評価送信ボタン89は、回答者の評価を管理サーバ14に送信するためのボタンである。
【0068】
そこで、回答表示画面AGにおいて、社員は、回答者評価プルダウンメニュ87から回答者の評価を選択し、評価コメント入力欄88にその評価コメントを入力した後に、評価送信ボタン89をクリックする。これにより、社員端末機11,12は、回答表示画面AGに表示された回答者名31、回答者評価プルダウンメニュ87の回答者評価、評価コメント入力欄88の評価コメントを社員端末機11に送信する(ステップS406)。
【0069】
管理サーバ14は、受信した回答者評価及び評価コメントを、評価及び評価コメント35として回答者情報記憶部22に記憶する(ステップS407)。次に、管理サーバ14は、この受信した評価及び評価コメント35と、いままで回答者情報記憶部22に記憶していた評価及び評価コメント35から、その回答者名31についての全体評価36を算出する。管理サーバ14は、算出した全体評価36が、記憶していた全体評価36と異なる場合には、算出した全体評価36を新たな全体評価として回答者情報記憶部22に記憶する(ステップS408)。
【0070】
次に、管理サーバ14は、質問情報記憶部23に記憶していた情報のうち、質問41、質問ID番号42、社員ID番号28、カテゴリ44、キーワード45及び回答50を抽出して、過去質問回答情報記憶部24に記憶する(ステップS409)。そして、管理サーバ14は、過去質問回答情報記憶部24に記憶した質問41についての情報を質問情報記憶部23から削除する(ステップS410)。
【0071】
本実施形態の質問受付システムによれば、以下のような効果を得ることができる。
・本実施形態では、質問41に関連する過去の質問41及び回答50を、その質問41を送信した社員端末機11,12に送信した(ステップS19、S210)。従って、質問41を行った社員は、これらに関連する過去の質問41及び回答50を閲覧することにより、自分が抱えていた質問41の回答を迅速に得ることもできる。また、同様の質問を、再度、専門家に聞かなくてもよいので、無駄なく効率的に回答者に質問することができ、過去の回答を有効活用することができる。すなわち、質問41の回答50に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い質問41の回答50を得ることができる。
【0072】
・本実施形態では、質問41は、社内Cではない外部の回答者の回答者端末機16に送信し、この回答者端末機16から回答を得た。そのため、より専門性の高い質問41に対して回答できる回答者や、よりわかり易い回答の回答者などから、質問41の回答を得ることも可能である。
【0073】
・本実施形態では、質問41に関連する過去の質問41及び回答50として、質問のキーワード45と同一のキーワード45を有する過去の質問41及び回答50を送信した。従って、質問41に関連する回答50及びその質問41を容易に見つけることができるので、より迅速にかつ容易に回答を得ることができる。
【0074】
・本実施形態では、1つの原質問を受信した際には、この原質問に関連する関連質問を募集した(ステップS2)。従って、関連質問を原質問とともにまとめて、すなわち複数の質問41を一度に行うことにより、より効率よく回答を得ることができる。そのため、より効率良く、専門性の高い質問の回答を得ることができる。
【0075】
・本実施形態では、関連質問に付与された質問ID番号42が使用できる有効期限DLは、その原質問の質問ID番号42が使用できる有効期限DLと同じとした。すなわち、過去の質問41及び回答50を閲覧しても答えが不明で再度問い合わせることができる期限を、関連質問と原質問とで同じとしたので、関連質問を原質問とともに同一の回答者に一度に問い合わせることができる。
【0076】
・本実施形態では、管理者端末機15は回答者に問い合わせる質問41を選択し(ステップS303)、管理サーバ14は、問い合わせると選択されて承認ID番号47が付された質問41のみを回答者端末機16に送信する(ステップS308)。従って、無駄なく効率的に質問することができるので、質問の回答に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い質問の回答を得ることができる。
【0077】
・本実施形態では、質問する社員が、その質問に回答する回答者を選択することができるので、例えばその回答者の過去の回答を参考にして、自分にとってよりわかり易い回答を得ることができる。
【0078】
・本実施形態では、回答者名31の情報を社員端末機11に送信した(ステップS14)ので、より的確な回答をする回答者を選択することができ、より的確な回答を得ることができる。
【0079】
・本実施形態では、質問41を行った社員が、その質問41に対して回答した回答者の評価を行うので、実際の回答に応じた評価を得ることができ、より適切な回答を得ることができる。
【0080】
・本実施形態では、回答者に対する支払う決済方法52、決済日時53及び支払額55を契約情報37から決定して、決済情報記憶部25に記憶する。従って、その回答者に対して適切な支払いを行うことができる。すなわち、よい回答をした回答者に対しては高額な支払いをしたり、不適切な回答をした回答者に対しては低額な支払いを行ったりすることが容易にできるので、回答者によりよい回答を行わせるようにすることができ、回答の質を向上させることができる。
【0081】
・本実施形態では、原質問と関連質問との複数の質問41を異なる社員端末機11,12から受信し、これら複数の質問41を同一の回答者に一度に問い合わせる場合には、その回答者に要する費用を、各社員端末機11,12を使用した社員の決済部署54の予算から均等割りする。従って、社員端末機11からの原質問のコストを低く押されることができるので、原質問を行うことを促進することができる。
【0082】
・本実施形態では、管理サーバ14は、社員端末機11から社員ID番号28及びパスワード29を受信し(ステップS114)、これらが照合されて正しい場合にのみ、質問41を入力する質問入力画面SGを社員端末機11に送信した(ステップS115、S116)。すなわち、社員端末機11は、これを使用した社員が社員である場合にのみ質問41を入力して管理サーバ14に送信することができる。従って、全く関係ない人が、社員に紛れて質問を行うことを極力防止することができ、低コストで専門性の高い質問をすることができる。
【0083】
・本実施形態では、回答者に質問41を問い合わせる際には、すでにその回答の決定について設定されている(ステップS305)ので、回答を受信すると、迅速に決済処理を行うことができる。
【0084】
・本実施形態では、初期画面FGから過去の質問41及び回答50を閲覧できる。そのため、専門性の高い回答を、より有効活用することができる。
・本実施形態では、社員が閲覧したい質問41及びその回答50の条件を入力して、これに基づいて過去の質問41及び回答50を検索することができるので、閲覧したい質問41及び回答50を、迅速にかつ容易に見つけることができる。
【0085】
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○管理サーバ14を、社内専用回線を介して社員が使用する携帯端末機に接続すること。この場合には、営業など社外にいる社員であっても容易に過去の質問41を閲覧したり、新たな質問を行ったりすることができる。
【0086】
○前記回答者端末機16を社内Cに設け、社内で運用するようにしてもよい。
○図16の質問入力画面SGにおいて、社員が希望する回答者を複数人に設定可能とすること。
【0087】
○複数の回答者に対して同じ質問して、その回答に基づいて社員が回答者を評価すること。この場合、各回答者の回答の仕方を容易に比較することができるので、自分にとってよりよい回答者を選択することができる。
【0088】
○管理サーバ14が、関連質問の質問ID番号42を受信した後に(ステップS202)、関連質問についての関連質問をも募集するようにすること。すなわち、質問ID番号42とともに受信した質問41が関連質問であっても、ステップS205〜S211の処理を行うこと。
【0089】
○管理サーバ14が受け付けた質問41から、例えばカテゴリ44、キーワード45などに基づいて自動的に選択して、回答者に問い合わせる質問41を選択すること。
【0090】
○質問情報記憶部23及び過去質問回答情報記憶部24を1つにすること。
○過去質問回答情報記憶部24に記憶されている過去の質問41及び回答50をカテゴリ44及びキーワード45毎とする代わりに、例えば、質問した社員の配属部署(例えば営業部、開発部など)毎に記憶するようにしてもよい。
【0091】
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a)前記決定手段が、異なる社員端末機からの相互に関連する複数の質問を、同一の前記回答者に一度に問い合わせると決定した場合には、前記決済手段は、その社員端末機を使用するユーザが属する予算から分割して支払いを行うことを特徴とする請求項10に記載の質問受付システム。
【0092】
従って、この(a)に記載の発明によれば、異なる社員端末機からの相互に関連する複数の質問を同一の回答者に一度に問い合わせる場合には、その回答者に要する費用を均等割りする。すなわち、関連質問が関連している原質問のコストを低く抑えることができるので、原質問を行うことを促進することができる。
【0093】
【発明の効果】
本発明は、無駄なく効率的に質問することにより、質問の回答に対して支払われる代金を低く抑えながら、専門性の高い回答を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における質問受付システムの構成概略図。
【図2】社員情報記憶部が記憶しているデータのデータ構成図。
【図3】回答者情報記憶部が記憶しているデータのデータ構成図。
【図4】質問情報記憶部が記憶しているデータのデータ構成図。
【図5】過去質問回答情報記憶部が記憶しているデータのデータ構成図。
【図6】決済情報記憶部が記憶しているデータのデータ構成図。
【図7】質問受付システムの全体の処理手順の流れ図。
【図8】図7における原質問の受付処理の処理手順の流れ図。
【図9】図8における質問入力画面取得の処理手順の流れ図。
【図10】過去の質問及び回答を閲覧する際の処理手順の流れ図。
【図11】図7における関連質問の募集処理の処理手順の流れ図。
【図12】図7における問い合わせ処理の処理手順の流れ図。
【図13】図7における回答受信処理の処理手順の流れ図。
【図14】同実施形態における初期画面の説明図。
【図15】同実施形態におけるカテゴリ選択画面の説明図。
【図16】同実施形態における質問入力画面の説明図。
【図17】同実施形態におけるプロフィールリスト表示画面の説明図。
【図18】同実施形態における過去質問回答一覧画面の説明図。
【図19】同実施形態における募集通知画面の説明図。
【図20】同実施形態における回答表示画面の説明図。
【符号の説明】
11,12 ユーザ端末機としての社員端末機
14 質問記憶手段、回答記憶手段、決済手段、過去質問回答検索手段、過去質問回答送信手段、関連質問受付手段及び回答者情報記憶手段としての管理サーバ15 選択手段としての管理者端末機
16 回答者端末機
28 ユーザ識別子を構成する社員ID番号
29 ユーザ識別子を構成するパスワード
31 希望回答者特定情報としての回答者名
33 回答者の識別情報としての回答者ID番号
35 回答に対する評価となる評価及び評価コメント
41 質問
45 所定の分類としてのキーワード
50 回答
Claims (14)
- ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶手段と、
前記質問に対し回答者が行った回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶手段と、
前記ユーザ端末機から受信し前記質問に関連する質問と、この質問に対応する回答を、前記質問記憶手段及び前記回答記憶手段からそれぞれ検索する過去質問回答検索手段と、
この過去質問回答検索手段により検索された質問及び回答を、前記ユーザ端末機に送信する過去質問回答送信手段と
を備えたことを特徴とする質問受付システム。 - 前記回答記憶手段は、前記質問記憶手段に記憶された前記質問を回答者の端末機に送信し、その回答者の端末機から受信した前記質問に対する回答を記憶することを特徴とする請求項1に記載の質問受付システム。
- 前記質問及び前記回答が、前記質問記憶手段及び前記回答記憶手段に分類されて記憶されており、
前記過去質問回答検索手段は、同一の分類に属する前記質問及び回答を抽出して、前記ユーザ端末機に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の質問受付システム。 - 前記質問記憶手段に前記質問が記憶されてから所定時間内に、その質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付手段とを更に備え、
前記質問記憶手段は、前記関連質問をも前記質問として記憶することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の質問受付システム。 - ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶手段と、
前記質問に対し回答者が行った回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶手段と、
前記質問記憶手段に前記質問が記憶されてから所定時間内に、記憶した前記質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付手段を更に備え、
前記質問記憶手段は、この関連質問受付手段により受け付けた関連質問を前記質問として記憶することを特徴とする質問受付システム。 - 前記質問記憶手段に記憶されている前記質問から、前記回答者の端末機に送信する質問を選択する選択手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の質問受付システム。
- 前記回答を行う回答者についての回答者情報を記憶する回答者情報記憶手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の質問受付システム。
- 前記質問記憶手段は、前記ユーザ端末機から受信したユーザの希望する回答者についての希望回答者特定情報を、前記質問と関連付けて記憶することを特徴とする請求項7に記載の質問受付システム。
- 前記回答者情報記憶手段は、
前記質問を送信したユーザ端末機に送信する回答と、この回答をした回答者の識別情報と、前記ユーザ端末機から受信した前記回答に対する評価とを、前記回答者と関連付けて記憶することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の質問受付システム。 - 前記回答者に対する支払い情報を決定し、該情報を前記回答者と関連付けて記憶する手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の質問受付システム。
- 前記質問記憶手段は、前記ユーザ端末機を使用するユーザを特定するためのユーザ識別子を受信した場合にのみ、前記質問を受信することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の質問受付システム。
- ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶段階と、
前記質問に対する回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶段階と、
前記質問記憶段階において、前記質問を受信した際に、この質問に関連する質問及び回答を検出し、この検出された質問及び回答を前記ユーザ端末機に送信することを特徴とする質問受付方法。 - 前記質問記憶段階において前記ユーザ端末機が前記質問を受信してから所定期間内に、前記質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付段階を更に備えたことを特徴とする請求項12に記載の質問受付方法。
- ユーザ端末機から受信した質問を記憶する質問記憶段階と、
前記質問に対する回答を、前記質問と関連付けて記憶する回答記憶段階と、
前記回答記憶段階が行われた後に、前記回答を行った回答者に、その回答の支払いを行う決済段階とを備えた質問受付方法において、
前記質問記憶段階において前記ユーザ端末機が前記質問を受信してから所定期間内に、前記質問に関連する関連質問を受け付ける関連質問受付段階を更に備えたことを特徴とする質問受付方法。
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JP2002181653A JP2004029935A (ja) | 2002-06-21 | 2002-06-21 | 質問受付システム及び質問受付方法 |
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JP2002181653A JP2004029935A (ja) | 2002-06-21 | 2002-06-21 | 質問受付システム及び質問受付方法 |
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Cited By (4)
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JP2009251701A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Okwave:Kk | 回答システム |
JP2011008538A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Fuji Xerox Co Ltd | データ出力装置、表示装置及びプログラム |
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2002
- 2002-06-21 JP JP2002181653A patent/JP2004029935A/ja active Pending
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