【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを利用した商品購入方法に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】
従来の商品購入のプロセスは、購入ニーズの発生に始まり、購入の行動（店舗訪問やｅコマース）の実施、購入・決済の実施、実際の利用・使用・消費となっている。
ところで、消費者は、より安価なものや希望に沿った物といった条件のもとに店舗や商品を検索しており、一般的には、テレビコマーシャル／新聞広告／インターネット上の仮想店舗／ダイレクトメール／口コミ情報などを情報源として利用している。
【０００３】
しかしながら、商品に関する情報量は膨大であり、個人の処理能力を遥かに超えているため、あるところで妥協して商品の実際の購入を行っているのが通常である。この点に関して、インターネットの世界においては、情報提供などを行うプロバイダやホームページがあり、それなりのメリットを消費者に与えているものの、それも膨大な情報の一つになってしまい、効果的な利用がなされていないのが実情である。
【０００４】
このため、これらの情報源の中から、消費者が本当に必要な商品を検索することは一般の主婦では困難であり、所望の商品を購入できなかったり、商品を購入することができても高くついているのが実情である。また、商品が例えば食品の場合は、食品を購入した後において、購入した食品の在庫管理は何らなされていないので、購入しなければならない必要な食品であることを忘れることで発生する所謂「買い忘れ」を生じ、必要な食品がない状態を甘受しなければならない。
【０００５】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、消費者が商品を安く購入することができると共に、買い忘れを防止することができる商品購入方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明によれば、情報提供プロバイダは、各種広告媒体から商品情報を広く収集することにより商品情報をデータベース化し、整理された商品情報をホームページで公開している。
【０００７】
さて、消費者は、情報提供プロバイダが公開しているホームページにアクセスすることにより所望の商品を検索し、所望の商品を見つけたときは情報提供プロバイダに発注する。情報提供プロバイダは、消費者から注文を受けたときは、商品を最も安く販売する業者に発注する。注文を受けた業者は、商品を消費者に発送する。そして、消費者は、決済プロバイダにアクセスすることにより商品の代金を決済する。これにより、消費者は、自宅に居ながら整理された商品情報に基づいて商品を検索して最も安く購入することができる。
【０００８】
請求項２の発明によれば、商品収納用のインターネット接続家電は、収納する商品の残りを検出しており、残りが少なくなったことを検出したときは、発注リストを作成して情報提供プロバイダに送信することにより商品を自動発注する。これにより、消費者は、インターネット接続家電が収容している商品の残りを意識することなく商品を補充することができる。
【０００９】
請求項３の発明によれば、商品を発注するタイミング或は量は商品の消費状態或は家族構成で変動することから、過去の履歴に基づいて発注リストを作成することにより商品を切らすことなく補充することができる。
【００１０】
請求項４の発明によれば、消費者が商品を多く発注したり、少なく発注したりする場合は、発注リストを変更することにより容易に対処することができる。
【００１１】
請求項５の発明によれば、消費者がリーダライタに決済用カードを読込ませると、決済プロバイダにアクセスして商品の代金を決済するので、消費者は自宅で代金の決済を行うことができる。
【００１２】
請求項６の発明によれば、リーダライタはインターネット接続家電に設けられているので、リーダライタを特別に購入することなく、商品の代金の決済を行うことができる。
【００１３】
請求項７の発明によれば、情報提供プロバイダは注文を受けた商品の数が所定数に達したところで商品を業者に発注するので、まとめ買いにより商品の値段をさらに低下させることが可能となる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を冷蔵庫に収納する食品の購入システムに適用した一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図１は食品の購入システムの全体を概略的に示している。この図１において、消費者が所有している冷蔵庫１は所謂情報家電（インターネット接続家電）と称されるもので、電話回線或は専用回線を通じて契約しているインターネットプロバイダ（以下、単にプロバイダと称する）に接続されている。つまり、冷蔵庫１には、固定のグローバルＩＰが設定されていたり、インターネットに接続した際にプロバイダからグローバルＩＰを取得したりするようになっており、そのグローバルＩＰに基づいてインターネットに接続可能となっている。尚、インターネットに接続する構成としては、家庭内に設置されたパソコンを介して接続するようにしてもよい。
【００１５】
冷蔵庫１の扉２には操作パネル３が設けられている。この操作パネル３は冷蔵庫１の庫内温度などをモニタできる液晶画面を備えていると共に、温度設定などが行えるようにジョグスイッチやボタンなどの入力装置（何れも省略）を備えているのに加えて、本実施の形態では、後述する発注リストの表示、或は発注リストの修正が可能なユーザインタフェース機能が設けられている。
冷蔵庫１の扉２にはＩＣカードリーダライタ（以下、Ｒ／Ｗと称する）４が設けられており、消費者は、決済機能を有した図示しないＩＣカードをＲ／Ｗ４に挿入することにより食品の購入代金を決済することができるようになっている。
【００１６】
さて、冷蔵庫１が有する情報家電の機能の一つとして、収納されている食品の自動発注機能があり、それを実現する手段として、冷蔵庫は、収納している所定の食品に関してその量或は重さなどを測定する装置を有している。
具体的には、図２に示すように冷蔵庫１の扉２の内側にはボトル収納部５が設けられており、そのボトル収納部５に収納されたボトル６の重量を重量センサ７により検出すると共に、ボトル６の液面を液面センサ８により検出するようになっている。これらのセンサ７，８による検出情報は冷蔵庫１に内蔵されたマイクロコンピュータ９（図３参照）が収集するようになっており、その検出結果に基づいてボトル６の残量を管理するようになっている。このような管理は、冷蔵庫１に収納される特定の食品に対して行われるようになっている。
【００１７】
また、センサ７，８による検出が困難な食品に対しては、操作パネル３を操作することにより食品を使用したことを入力するようになっている。この場合、冷蔵庫１に食品を貯蔵した当初の重量及び１回の使用量を入力しておくことにより、以後における食品の残量を精度よく検出することができる。
【００１８】
尚、このような測定装置の代りに、例えば米国のアクセンチュア社の「オンライン・メディシン・キャビネット」での実施例によるスマートタグを使用した食品の取出し回数などから予測するようにしてもよい。つまり、スマートタグを使用した管理の場合、スマートタグはごく限られた範囲でしかアンテナと通信できないため、例えばピン底にタグを取り付けておき、冷蔵庫にアンテナを設置しておけば、取出した回数と通信が途切れた回数とが一致することから、これを利用して食品の残量を管理することができる。
【００１９】
図３は、冷蔵庫１の電気的構成のうち本発明に関連した部分を示すブロック図である。この図３において、マイクロコンピュータ９は、操作パネル３からの指令に応じて動作するようになっており、重量センサ７或は液面センサ８などの各種センサからの検出信号に基づいて管理している食品の残量を調査し、過去の統計データから食品の発注リストを自動的に作成し、モデム１０からインターネット１１を通じてサービスプロバイダ１２（図１参照）に送信するようになっている。
【００２０】
さて、図１に示すサービスプロバイダ（情報提供プロバイダに相当）１２は、各種検索エンジン、オンラインショッピング情報、コマーシャル情報、新聞広告情報及び各店舗情報などの各種広告媒体から商品情報を定期的に収集しており、収集した商品情報を整理してデータベース化を図っている。例えば、新聞広告情報は広告主からの直接情報入手や印刷会社と提携し、ＤＴＰ（Ｄｅｓｋｔｏｐ Ｐｕｂｌｉｓｈ）情報を基にデータ化することができる。このデータは、商品の入手先などから地域などの情報を加味するように加工してもよい。
【００２１】
ここで、サービスプロバイダ１２は、各種商品の製造者／販売者１３と提携しており、それらの生産者／販売者１３が扱っている商品の受発注を行える発注窓口機能を有する。この発注窓口機能は、商品の数や単価などの調整を行うことが可能な機能を有している。
【００２２】
生産者／販売者１３は、宅配業者１４と提携しており、商品発送を行える機能を有している。実際の配送については、グループ購入での一括配送（集会所等への）や個人宅への個別配送でもよい。この場合、宅配業者１４の空荷の車両などを使用する機能を有することにより、配送の効率化を図ることができる。
【００２３】
また、サービスプロバイダ１２は各種クレジット会社や銀行などの決済業者（図示せず）と提携しており、各種商品情報閲覧機能、発注窓口機能及び決済機能を有するホームページを持ち、一般的に公開している。この場合、決済用ホームページに関しては、消費者が決済用ＩＣカードをＲ／Ｗ４に読込ませたときは、そのＩＣカードから個人情報を読取って代金の決済を行うようになっており、サービスプロバイダ１２が決済プロバイダとしても機能するようになっている。
【００２４】
ところで、消費者個人が得られる商品情報は限られていることから、本当に必要な商品情報を検索することができず購入を断念することが往々にある。
そこで、本実施の形態では、消費者が商品を購入する際は、次のようにして膨大な商品情報から所望の商品を検索して購入できるようにした。
【００２５】
即ち、サービスプロバイダ１２は、各種検索エンジン、オンラインショッピング情報、コマーシャル情報、新聞広告情報及び各店舗情報に基づいて商品情報を定期的に収集することにより整理されたデータベースを製作しており、そのデータベースをホームページに公開している。従って、データベースは毎日変更されると共に、一日のうちでも定期的に変更され、消費者がホームページにアクセクすることにより最新の商品情報を入手できるようになっている。
【００２６】
さて、消費者が所望の商品を購入する際は、冷蔵庫１に設けられた操作パネル３を操作して検索操作を実行する。
すると、冷蔵庫１のマイクロコンピュータ９は、商品情報が公開されている所定のホームページにアクセスし、商品情報を操作パネル３に表示する。従って、操作パネル３には商品情報の一覧が表示されるので、消費者は、検索機能により所望の商品の一覧を作成することができる。
そして、所望の商品が見つかった場合は、操作パネル３により購入操作を実行する。
【００２７】
すると、冷蔵庫１のマイクロコンピュータ９は、購入の操作が行われたときは、そのことをサービスプロバイダ１２に通知するので、サービスプロバイダ１２は、操作パネル３に決済画面を表示する。この決済画面では、決済機能を有したＩＣカードをＲ／Ｗ４に挿入することを促すメッセージを表示する。
【００２８】
消費者が決済機能を有したＩＣカードをＲ／Ｗ４に挿入すると、サービスプロバイダ１２にカード情報が送信されるので、サービスプロバイダ１２は、ＩＣカードの真偽を確認し、真の場合は、決済業者により使用者の口座から商品の代金を引落とす。
以上のようにして、消費者は購入した商品の代金を決済することができる。
【００２９】
一方、サービスプロバイダ１２は、商品の代金の決済が終了したときは、データベースに基づいて最も安い製造者／販売者１３（図１参照）を探し、そこに商品を注文する。この場合、届け先として消費者の住所を設定することにより、製造者／販売者１３は、宅配業者１４により消費者に商品を配達することができる。
【００３０】
以上のようにして、消費者が有する商品情報が限られているにしても、サービスプロバイダ１２が収集して整理したデータベースにアクセスすることにより個人情報では得られない膨大な商品情報の中から所望の商品情報を容易に検索して発注することができる。
【００３１】
また、冷蔵庫１に貯蔵されている食品を一々取出して残りを確認することは困難であることから、食品の買い忘れを往々に生じることがある。
そこで、本実施の形態では、冷蔵庫１に貯蔵されている食品が残り少なくなったときは、自動的に食品の購入から配送までのプロセスを自動化するようにした。
【００３２】
即ち、冷蔵庫１のマイクロコンピュータ９は、貯蔵されている食品の残量を各種センサ７，８などの検出状態に基づいて調査し、残量が１回分の消費量を下回ると判断したときは、発注リストを作成する。この場合、１回分の消費量は、過去の使用履歴に基づいて求めることができる。つまり、特定の食品の１回の消費量は家族構成により略一定していることから、残量が１回分の消費量よりも少ない場合は、発注の対象として発注リストに登録されることになる。例えば、牛乳の消費を考えた場合、牛乳が無くなってから発注していては飲みたいときに牛乳が無い状態が発生するため、その家庭（牛乳がおかれた環境）での牛乳の日或は週当たりの牛乳の消費量を統計的に捕捉し、無くなる数日前に発注するようにする。
【００３３】
ここで、冷蔵庫１の操作パネル３にはユーザインタフェース機能が設けられており、マイクロコンピュータ９が作成した発注リストを消費者が参照してデータの修正或は追加を行うことが可能となっている。つまり、操作パネル３には、ユーザインタフェースを拡張する形で、数行数列のエクセルによる表などがモニタ表示され、各行には食品名とその残量や次回発注予定日などが表示されるので、この表示された表を入力装置により修正することができる。例えば、本来牛乳の次発注は明日だが、ケーキを作る予定があるので、１本追加するなどの操作を行う。
そして、作成された発注リストはサービスプロバイダ１２に送信されて登録される。
【００３４】
サービスプロバイダ１２は、発注リストを受けたときは、データベースに基づいて発注リストの商品を最も安く販売している業者に商品を発注する。この場合、商品が所定数まとまったところで業者に発注することにより、商品の販売価格をさらに低下させることが可能となる。
続いて、操作パネル３には決済用ホームページが表示されるので、消費者は、決済用ＩＣカードをＲ／Ｗ４に読込ませることにより商品の代金を決済することができる。
【００３５】
一方、注文を受けた製造者／販売者１３は、契約している宅配業者１４により商品を消費者に配送する。
以上のようにして、冷蔵庫１内の食品の残りが少なくなったときは、その食品が適正量だけ適切なタイミングで自動発注されるので、食品を切らすことなく補充することができる。
【００３６】
このような実施の形態によれば、サービスプロバイダ１２は商品情報を各種広告媒体から広く収集することによりデータベース化し、整理された商品情報をホームページで公開するようにしたので、消費者が有する商品情報に限りがあるにしても、消費者はサービスプロバイダ１２のホームページにアクセスすることにより所望の商品を検索して発注することができる。この場合、サービスプロバイダ１２は、消費者から商品を受注したときはデータベースに基づいて最も安い業者に商品を発注するので、消費者は、商品の価格を意識することがないと共に地域に左右されることなく商品を最も安く購入することができる。
【００３７】
また、新聞広告などの検索から開放されると共に、買い置きなどの処置からも開放され、さらには買い物に出かける必要もないし、実際のお金を使用することなく買い物ができる。
また、サービスプロバイダ１２が消費者の代わりに商品の発注をまとめて行うことから、集団購入の手続き或はまとめ買いを行うことなく商品を最も安く購入することができる。
さらに、冷蔵庫１の貯蔵食品の残りが少なくなったときは、食品を自動的に発注するので、消費者は食品の残りを意識することなく、最も安く購入することができる。
【００３８】
一方、製造者／販売者１３は、従来の広告と違い、消費者の反応が定量的に分ると共に、広告宣伝費などの削減が望める。また、消費者の購入条件に合致した場合、発注数が多く望め、発注数の早期確定により在庫のリスク分が減少すると共に、在庫管理や調整が不要となり、さらには自己の物流システムを使用する場合は、空き荷管理により物流システムの有効活用を図ることができる。
また、購買情報や消費情報の詳細なデータベース化が行われるため、データベース化の過程でのマーケットリサーチの結果により、精度と確度の高い情報を得ることができる。このことは、サービスプロバイダ１２は、蓄積した膨大なデータを製造者／販売者１４に販売することができると共に、新しい商品情報のリサーチ方法或はサービスを確立することにより新規のビジネスモデルを確立することを意味すると共に、製造者やサプライチェーンなどがサービスプロバイダとして効果的に機能することが期待できる。
【００３９】
本発明は、上記各実施に形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
冷蔵食品の自動発注だけでなく、ワインクーラーに冷温貯蔵されているワインを自動発注したり、商品の在庫管理に適用したりするようにしてもよい。
複数のサービスプロバイダのデータベースを共有利用できるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施に形態における全体のシステムを示す概略図
【図２】ペットボトルの残量を検出するセンサを示す概略図
【図３】冷蔵庫の電気的構成を示すブロック図
【符号の説明】
１は冷蔵庫（インターネット接続家電）、３は操作パネル、４はリーダライタ、６はボトル、７は重量センサ、８は液面センサ、９はマイクロコンピュータ、１１はインターネット、１２はサービスプロバイダ（情報提供プロバイダ、決済プロバイダ）である。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for purchasing goods using the Internet.
[0002]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional product purchase process begins with the occurrence of a purchase need, followed by purchase behavior (store visits and e-commerce), purchase / payment, and actual use / use / consumption.
By the way, consumers search for stores and products under conditions such as cheaper ones and goods according to their wishes. Generally, television commercials / newspaper advertisements / virtual stores on the Internet / direct mail / Uses word-of-mouth information as an information source.
[0003]
However, since the amount of information on a product is enormous and far exceeds the processing capacity of an individual, it is common practice to make a compromise at some point to actually purchase the product. In this regard, in the world of the Internet, there are providers and websites that provide information, etc., which provide consumers with reasonable merits, but they also become one of a vast amount of information, and are effectively used. The fact is that it has not been done.
[0004]
For this reason, it is difficult for a general housewife to search for a product that the consumer really needs from among these information sources, and even if a desired product cannot be purchased or a product can be purchased, it is very expensive. It is the fact that it is on. In addition, when the product is a food, for example, after purchasing the food, the inventory management of the purchased food is not performed at all, and so-called “buying” occurs when the user forgets that the product is a necessary food that must be purchased. You must accept that you have forgotten and that you do not have the food you need.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a product purchase method that enables a consumer to purchase a product at a low price and prevent forgetting to purchase.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the invention, the information providing provider makes the product information into a database by widely collecting the product information from various advertisement media, and publishes the organized product information on a homepage.
[0007]
The consumer searches for a desired product by accessing a homepage published by the information provider, and places an order with the information provider when finding the desired product. When receiving an order from a consumer, the information providing provider places an order with a company that sells the product at the lowest price. The merchant receiving the order ships the product to the consumer. Then, the consumer pays for the product by accessing the payment provider. As a result, the consumer can search for a product based on the organized product information while staying at home and purchase the product at the lowest cost.
[0008]
According to the invention of claim 2, the Internet-connected home appliance for storing products detects the remaining products to be stored, and when it detects that the remaining products are running low, creates an order list and provides an information provider. Automatically order products by sending to As a result, the consumer can replenish the product without being aware of the rest of the product stored in the Internet-connected home appliance.
[0009]
According to the invention of claim 3, since the timing or quantity of ordering the product varies depending on the consumption state of the product or the composition of the family, it is possible to create the order list based on the past history without cutting the product. Can be replenished.
[0010]
According to the fourth aspect of the present invention, when a consumer places an order for a large number of goods or a small number of goods, it can be easily dealt with by changing the order list.
[0011]
According to the invention of claim 5, when the consumer causes the reader / writer to read the settlement card, the consumer accesses the settlement provider to settle the price of the product, so that the consumer can settle the price at home. .
[0012]
According to the invention of claim 6, since the reader / writer is provided in the Internet-connected home appliance, it is possible to settle the price of the product without specially purchasing the reader / writer.
[0013]
According to the invention of claim 7, since the information providing provider places an order for a product when the number of ordered products reaches a predetermined number, the price of the product can be further reduced by bulk buying.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is applied to a food purchase system to be stored in a refrigerator will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 schematically shows the whole food purchasing system. In FIG. 1, a refrigerator 1 owned by a consumer is a so-called information home appliance (internet-connected home appliance), and an Internet provider (hereinafter simply referred to as a provider) contracted through a telephone line or a dedicated line. )It is connected to the. That is, the refrigerator 1 is set with a fixed global IP, or acquires a global IP from a provider when connected to the Internet, and can connect to the Internet based on the global IP. ing. As a configuration for connecting to the Internet, a connection may be made via a personal computer installed in the home.
[0015]
An operation panel 3 is provided on a door 2 of the refrigerator 1. The operation panel 3 has a liquid crystal screen that can monitor the temperature inside the refrigerator 1 and the like, and has input devices such as jog switches and buttons (both omitted) so that the temperature can be set. In this embodiment, a user interface function capable of displaying an order list described later or modifying the order list is provided.
An IC card reader / writer (hereinafter, referred to as R / W) 4 is provided on the door 2 of the refrigerator 1, and a consumer inserts an IC card (not shown) having a payment function into the R / W 4 by inserting a food into the R / W 4. Can be settled.
[0016]
Now, as one of the functions of the information home appliance of the refrigerator 1, there is an automatic ordering function of the stored food, and as a means for realizing the function, the refrigerator uses the amount or weight of the predetermined food stored. It has a device for measuring the height and the like.
Specifically, as shown in FIG. 2, a bottle storage unit 5 is provided inside the door 2 of the refrigerator 1, and the weight of the bottle 6 stored in the bottle storage unit 5 is detected by a weight sensor 7. At the same time, the liquid level of the bottle 6 is detected by the liquid level sensor 8. Information detected by these sensors 7 and 8 is collected by a microcomputer 9 (see FIG. 3) built in the refrigerator 1, and the remaining amount of the bottle 6 is managed based on the detection result. ing. Such management is performed for a specific food stored in the refrigerator 1.
[0017]
For foods that are difficult to be detected by the sensors 7 and 8, the operation panel 3 is operated to input that the food has been used. In this case, by inputting the initial weight of the food stored in the refrigerator 1 and the amount used at one time, it is possible to accurately detect the remaining amount of the food thereafter.
[0018]
In addition, instead of such a measuring device, for example, the prediction may be made based on the number of times of taking out the food using the smart tag according to the embodiment in the “Online Medicine Cabinet” of Accenture, USA. In other words, in the case of management using smart tags, smart tags can communicate with the antenna only in a very limited range, so if you attach the tag at the bottom of the pin and install the antenna on the refrigerator, for example, Since the number of times that the communication has been interrupted matches the number of times the communication has been interrupted, the remaining amount of the food can be managed using this.
[0019]
FIG. 3 is a block diagram showing a portion related to the present invention in the electrical configuration of refrigerator 1. In FIG. 3, the microcomputer 9 operates according to a command from the operation panel 3 and manages the microcomputer 9 based on detection signals from various sensors such as the weight sensor 7 or the liquid level sensor 8. The food remaining amount is checked, a food order list is automatically created from past statistical data, and transmitted to the service provider 12 (see FIG. 1) from the modem 10 via the Internet 11.
[0020]
A service provider (corresponding to an information provider) 12 shown in FIG. 1 periodically collects product information from various advertisement media such as various search engines, online shopping information, commercial information, newspaper advertisement information, and store information. The company is organizing the collected product information into a database. For example, newspaper advertisement information can be obtained directly from an advertiser or converted to data based on DTP (Desktop Publish) information in cooperation with a printing company. This data may be processed so as to take into account information such as the region from the source of the product.
[0021]
Here, the service provider 12 is affiliated with manufacturers / sellers 13 of various commodities, and has an order window function capable of ordering the commodities handled by the producers / sellers 13. The order window function has a function of adjusting the number of products, unit price, and the like.
[0022]
The producer / seller 13 is affiliated with the courier service 14 and has a function of shipping goods. As for actual delivery, batch delivery (to a meeting place or the like) by group purchase or individual delivery to individual homes may be performed. In this case, the delivery service 14 has a function of using an empty vehicle or the like, so that delivery efficiency can be improved.
[0023]
The service provider 12 is affiliated with settlement companies (not shown) such as various credit companies and banks, and has a homepage having various product information browsing functions, an order window function, and a settlement function. I have. In this case, regarding the settlement homepage, when the consumer reads the settlement IC card into the R / W4, the personal information is read from the IC card and the settlement is made, and the settlement is made. Has also become a payment provider.
[0024]
By the way, since the product information that can be obtained by an individual consumer is limited, it is often impossible to search for the really necessary product information and abandon the purchase.
Therefore, in the present embodiment, when a consumer purchases a product, he or she can search for and purchase a desired product from a vast amount of product information as follows.
[0025]
That is, the service provider 12 produces an organized database by periodically collecting product information based on various search engines, online shopping information, commercial information, newspaper advertisement information, and each store information. Is published on the homepage. Therefore, the database is changed every day, and is also changed regularly during the day, so that consumers can access the homepage to obtain the latest product information.
[0026]
When a consumer purchases a desired product, the user operates the operation panel 3 provided on the refrigerator 1 to execute a search operation.
Then, the microcomputer 9 of the refrigerator 1 accesses a predetermined homepage on which the product information is disclosed, and displays the product information on the operation panel 3. Accordingly, since a list of product information is displayed on the operation panel 3, the consumer can create a list of desired products using the search function.
When a desired product is found, a purchase operation is performed using the operation panel 3.
[0027]
Then, when the purchase operation is performed, the microcomputer 9 of the refrigerator 1 notifies the service provider 12 of the purchase operation, and the service provider 12 displays a payment screen on the operation panel 3. This payment screen displays a message prompting the user to insert an IC card having a payment function into the R / W4.
[0028]
When the consumer inserts the IC card having the settlement function into the R / W 4, the card information is transmitted to the service provider 12, so that the service provider 12 checks the authenticity of the IC card. The merchant withdraws the price of the product from the user's account.
As described above, the consumer can settle the price of the purchased product.
[0029]
On the other hand, when the payment for the product is completed, the service provider 12 searches for the cheapest manufacturer / seller 13 (see FIG. 1) based on the database and orders the product there. In this case, by setting the address of the consumer as the destination, the manufacturer / seller 13 can deliver the goods to the consumer by the home delivery company 14.
[0030]
As described above, even if the product information possessed by the consumer is limited, by accessing the database collected and organized by the service provider 12, it is possible to select from a vast amount of product information that cannot be obtained from personal information. Can be easily searched for and ordered.
[0031]
In addition, since it is difficult to take out the foods stored in the refrigerator 1 one by one and check the rest, it often happens that the user forgets to buy the foods.
Thus, in the present embodiment, when the amount of food stored in the refrigerator 1 becomes low, the process from purchase to delivery of the food is automatically automated.
[0032]
That is, the microcomputer 9 of the refrigerator 1 investigates the remaining amount of the stored food based on the detection states of the various sensors 7 and 8 and determines that the remaining amount is less than one consumption. Create an order list. In this case, the consumption amount for one use can be obtained based on the past use history. That is, since the consumption of a specific food at one time is substantially constant depending on the family structure, if the remaining amount is smaller than the consumption of one serving, the food is registered in the order list as an order target. . For example, when considering the consumption of milk, if there is no milk when you want to drink if you place an order after the milk has run out, the day of milk at the home (the environment where the milk is placed) or Statistically capture milk consumption per week and order several days before it disappears.
[0033]
Here, the operation panel 3 of the refrigerator 1 is provided with a user interface function, and the consumer can refer to the order list created by the microcomputer 9 to correct or add data. . In other words, the operation panel 3 displays a table such as an Excel table with several rows and columns in an expanded form of the user interface, and each row displays the name of the food, its remaining amount, the date of the next order, and the like. The displayed table can be modified by the input device. For example, the next order for milk is tomorrow, but there is a plan to make a cake, so operations such as adding one bottle are performed.
Then, the created order list is transmitted to the service provider 12 and registered.
[0034]
When the service provider 12 receives the order list, the service provider 12 orders the merchandise that sells the merchandise on the order list at the lowest price based on the database. In this case, it is possible to further reduce the selling price of the product by placing an order with a trader when a predetermined number of products are collected.
Subsequently, the settlement homepage is displayed on the operation panel 3, so that the consumer can settle the price of the product by reading the settlement IC card into the R / W4.
[0035]
On the other hand, the manufacturer / seller 13 receiving the order delivers the product to the consumer by the contracted home delivery company 14.
As described above, when the remaining food in the refrigerator 1 becomes small, the food is automatically ordered by an appropriate amount at an appropriate timing, so that the food can be replenished without running out.
[0036]
According to such an embodiment, the service provider 12 collects the product information from various advertising media to create a database and publishes the organized product information on the homepage. Even if there is a limit, the consumer can search for a desired product and place an order by accessing the home page of the service provider 12. In this case, when the service provider 12 receives an order for a product from a consumer, the service provider 12 orders the product from the cheapest dealer based on the database, so that the consumer is not aware of the price of the product and is affected by the region. You can buy the cheapest products without any.
[0037]
In addition to being free from searching for newspaper advertisements and the like, it is also free from measures such as stocking, and it is not necessary to go shopping and shopping can be performed without using actual money.
Further, since the service provider 12 collectively orders the products on behalf of the consumer, it is possible to purchase the products at the lowest cost without performing a collective purchase procedure or bulk purchase.
Further, when the remaining food in the refrigerator 1 becomes low, the food is automatically ordered, so that the consumer can purchase the food at the lowest price without being conscious of the remaining food.
[0038]
On the other hand, unlike the conventional advertisement, the manufacturer / seller 13 can quantitatively understand the reaction of the consumer and hope to reduce advertising expenses and the like. In addition, if the purchase conditions are met by the consumer, the order quantity can be expected to be large, the risk of inventory is reduced due to the early confirmation of the order quantity, inventory management and adjustment are not required, and furthermore, own logistics system is used. In this case, the effective use of the distribution system can be achieved by managing the empty cargo.
Further, since a detailed database of purchase information and consumption information is created, highly accurate and accurate information can be obtained based on the results of market research in the process of creating the database. This means that the service provider 12 can sell the vast amount of accumulated data to the manufacturer / seller 14, and establish a new business model by establishing a new merchandise information research method or service. This means that manufacturers and supply chains can be expected to function effectively as service providers.
[0039]
The present invention is not limited to the above embodiments, but can be modified or expanded as follows.
In addition to the automatic ordering of refrigerated foods, it is also possible to automatically order wines stored cold and hot in a wine cooler, or to apply the method to inventory management of commodities.
A database of a plurality of service providers may be shared and used.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing an entire system according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a schematic diagram showing a sensor for detecting the remaining amount of a plastic bottle. FIG. 3 is a block diagram showing an electric configuration of a refrigerator. Explanation of code]
1 is a refrigerator (Internet connected home appliance), 3 is an operation panel, 4 is a reader / writer, 6 is a bottle, 7 is a weight sensor, 8 is a liquid level sensor, 9 is a microcomputer, 11 is the Internet, 12 is a service provider (information provision Provider, payment provider).