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JP2004004615A - 印刷装置 - Google Patents

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JP2004004615A
JP2004004615A JP2003071884A JP2003071884A JP2004004615A JP 2004004615 A JP2004004615 A JP 2004004615A JP 2003071884 A JP2003071884 A JP 2003071884A JP 2003071884 A JP2003071884 A JP 2003071884A JP 2004004615 A JP2004004615 A JP 2004004615A
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Daisuke Hiraoka
平岡 大介
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Aetas Technology Inc
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Aetas Technology Inc
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Abstract

【課題】粉体トナーを用いた印刷に比べて精細な印刷を可能とし、従来の液状の現像剤を用いた電子写真方式の印刷装置より遥かに小型化された現像ユニットを提供する。
【解決手段】現像ユニット20は、静電潜像が形成された感光体ベルト24に液状の現像剤37を接触させる現像ヘッド50と、現像ヘッドより高い位置に配置され現像ヘッドに供給する現像剤を貯留するタンク36とを備えている。現像ヘッドは、現像剤を送出する送出ノズル54と、送出された現像剤の少なくとも一部を流体ポンプ40の吸引により吸込む吸込ノズル58と、送出ノズル54の開口および吸込ノズル58の開口が形成された領域の周囲に開口して空気ポンプ44により送られた空気を噴出する空気ノズル62とを備えている。送出ノズル、吸込ノズル、および空気ノズルの開口端部は感光体ベルトに微小間隔をもって対向する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式の印刷装置に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】
近年、パーソナルコンピュータやデジタルカメラなどの高性能化や、インターネットなどの通信回線の高速化に伴い、家庭や職場において手軽に高品位のカラー印刷を行う需要が増大している。
【0003】
家庭用としては、現在、そのような高品位なカラー印刷の需要は主にインクジェットプリンタによって満たされている。しかしながら、インクジェットプリンタはプリントヘッドの幅の印刷を繰り返し行うことによって用紙全体を印刷するため、印刷に時間がかかってしまうという問題がある。また、インクジェットプリンタの各ドットは、そのサイズの微細化に限界があり、しかも互いに干渉して色が濁ってしまうのを防ぐために間隔を空けて配置される必要があるため、インクジェットプリンタの高精細化にも限界がある。
【0004】
業務用としては、印刷スピードが重要であるため、カラー印刷においても、粉体トナーを用いた電子写真方式の印刷装置であるページプリンタやコピー機の使用が増加している。ところが、粉体トナーの各粒子の径は10μm程度以上あるため、印刷の精細さには限度がある。また、カラー印刷が可能なものとなると、かなり大型となってしまうという難点もある。
【0005】
一方、高精細な印刷を可能とする印刷装置として、液状の現像剤を用いる電子写真方式の印刷装置が知られている。一般に、電子写真方式の印刷装置においては、まず、帯電器によって感光体の表面に均一帯電を施す。続いて、感光体の表面を印刷する画像の光像によって露光する。これによって、感光体の表面が光像に対応して放電され、静電潜像が形成される。そして、液状の現像剤を用いる電子写真方式の印刷装置では、前述した粉体トナーに換えて、帯電した微粒子を溶媒中に分布させた液状の現像剤が塗布されることによって、微粒子が静電潜像に対応して感光体に付着し、現像された画像が形成される。続いて、この現像された画像は感光体から基板(例えば紙、OHPフィルムなど)に転写される。なお、液状の現像剤に含まれる微粒子の径は1μm未満とすることができ、粉体トナーの径すなわち10μm程度より大幅に小さくできる。したがって、液状の現像剤を用いた電子写真方式の印刷装置は粉体トナーと用いたものに比べて、遥かに精細な印刷が可能となる。
【0006】
このような液状の現像剤を用いる電子写真方式の印刷装置では、前述したように帯電した微粒子を溶媒中に分布させた液状の現像剤が用いられる。そして、液状の現像剤の感光体への塗布においては、スポンジローラなどに液状の現像剤を多量に供給しておき、そのスポンジローラを回転させながら感光体に接触させることによって行う構成や、感光体の通過経路において液状の現像剤を噴水状に噴出させて行う構成がとられていた。しかしながら、このような構成によって液状の現像剤の感光体への塗布を行うと、液状の現像剤が飛散するとともに、液状の現像剤と雰囲気とが接触する機会が非常に多くなり、液状の現像剤に含まれる溶媒が室内雰囲気中へ大量に漏洩してしまう。そのため、飛散したり漏洩したりする液状の現像剤を回収するための構成が必要になったり、漏洩した溶媒が室内に拡散しないように周囲を覆う構成が必要になったりし、その結果、装置が非常に大型化してしまうという問題があった。また、そのような飛散や漏洩によって、液状の現像剤の無駄が生じてしまう。
【0007】
したがって、液状の現像剤を用いた電子写真方式の印刷装置は、非常に精細な印刷が可能であるという大きな利点をもっているものの、小型化が難しいという問題があった。
【0008】
また、多色印刷が可能な構成とする場合は、各色の微粒子を含む液状の現像剤を別々に用意する必要が生じるが、前述したように液状の現像剤が飛散する状態では、飛散した液状の現像剤が他の色の微粒子を含む液状の現像剤に混ざってしまう可能性が高くなる。そのような混色を防ぐためには、さらにそのための構成が必要となり、装置の一層の大型化を招いてしまう。
【0009】
なお、本出願人は、関連する発明として、既に現像装置および現像ユニットについての出願を行っており、本出願にかかる発明はその出願にかかる発明に関連するものである。(特許文献1参照)
【特許文献1】
特開2002−341665号公報
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであって、その目的は、以下に列記した少なくともいずれかの作用効果を奏することのできる、液状の現像剤を用いた電子写真方式の印刷装置を提供することにある。
1) 従来の液状の現像剤を用いた電子写真方式の印刷装置より小型化された印刷装置を構成できる。
2) 粉体トナーを用いた電子写真方式による印刷に比べて精細な印刷が可能である。
3) 従来の液状の現像剤を用いた電子写真方式の印刷に比べて、液状の現像剤の室内への拡散が少なく、その消費も少ない。
4) インクジェットプリンタに比べて高速な印刷装置を構成できる。
5) 混色の少ない多色印刷を大型化することなく実現できる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を実現するために、本発明の一つにおいては、電子写真プロセス原理を応用し、液体現像剤の漏れ抑制機能を持つ小型の直線型現像ヘッドにより液体現像剤をベルト型潜像体に接触させる現像方式と、構造の簡単な液体現像剤の供給ならびに復流方式を組み合わせた液体現像剤の循環流路を形成することにより可能とした。
【0011】
例えば、情報に従って形成された静電潜像をもって移動する潜像体(感光体)と、帯電微粒子を含む液体現像剤を接触させて顕在化する液体現像部(現像ユニット)において、潜像体(感光体)表面とそれぞれ微小間隔をもって潜像体(感光体)の移動方向に直交し、顕像幅以上の長さに層状に配列された隔壁ノズル群、すなわち中心部に液体現像剤を潜像体(感光体)表面に送出接触させる送出ノズル、送出ノズルの外周に液体現像剤を現像タンクに復流させる吸込ノズル、吸込ノズルの外周に液体現像剤の外部流出を空気圧により抑制する漏洩抑制ノズル(空気ノズル)から構成されている現像ヘッドを用いる電子写真プリンタである。
【0012】
潜像体(感光体)は、平面状移動膜面がほぼ水平状態を維持して回転運動するベルト構造より成る。現像ヘッドは、各ノズル先端面が下側ベルト下面に微小間隔をもって平行に位置し、ヘッド(現像ヘッド)の長手方向は、ベルトの移動方向に直交するようにベルト型潜像体の下側に位置する。液体現像剤タンクは、ベルト型潜像体の上側ベルト上面に位置する。
【0013】
直線状現像ヘッド(現像ヘッド)の液体現像剤漏洩抑制ノズル(空気ノズル)から送出される空気流は、潜像体(感光体)が可撓性のフィルム体の場合、潜像体(感光体)背面に位置する案内板に潜像体(感光体)を押し付けて接触させ、液体現像剤送出ノズル(送出ノズル)先端と潜像体(感光体)表面との空隙間隔を正確に維持することを可能としている。
【0014】
液体現像剤を送出ノズルに送り出す送出力は、主として現像ヘッドのノズル先端部より高い位置にある液体現像タンクとの重力差を利用し、吸込ノズルの吸込み力は、現像ヘッド側に装着した液体ポンプにより発生し、吸込まれた液体現像剤は液体現像剤タンクに戻る液体現像剤の循環流をなしている。
【0015】
ベルト潜像体(感光体ベルト)の下面移動方向に複数の帯電器、光学系、現像ヘッドより成る現像系を逐次配列することにより、重ね合わせ多色現像が可能なプリンタとすることもできる。
【0016】
関連する発明のさらに具体的な構成は以下のとおりである。
【0017】
(1) 本発明の印刷装置は、感光体の表面に静電潜像を形成し、液状の現像剤に含まれる帯電した微粒子を前記感光体の表面に付着させて前記静電潜像を現像する印刷装置であって、
前記感光体の表面を帯電させる帯電器と、
現像させる画像に対応して前記感光体の表面を露光させる光学系部と、
露光された前記感光体に前記現像剤を接触させる現像ヘッドと、
前記現像ヘッドに供給する前記現像剤を貯留するタンクと、
前記現像剤を前記現像ヘッドから前記タンクに戻す還流用流体ポンプと、
前記現像ヘッドから噴出させる空気を供給する空気ポンプと、
を有し、
前記現像ヘッドは、
前記現像剤を送出する送出ノズルと、
送出された前記現像剤の少なくとも一部を前記還流用流体ポンプの吸引により吸込む吸込ノズルと、
前記送出ノズルの開口および前記吸込ノズルの開口が形成された領域を囲んで開口して前記空気ポンプにより送られた空気を噴出する空気ノズルと、を備え、
前記送出ノズル、前記吸込ノズル、および前記空気ノズルの各開口端部は前記感光体に微小間隔をもって対向する。
【0018】
本発明の印刷装置によれば、送出ノズル、吸込ノズル、および前記空気ノズルの各開口端部は、感光体に微小間隔を持って対向しているため、液状の現像剤の漏洩や飛散を少なく抑えて、現像剤を感光体に接触させることができる。このように、液状の現像剤の漏洩や飛散を少なく抑えて現像剤を感光体に接触させることが可能となるため、飛散したり漏洩したりした液状の現像剤を回収するための構成や、漏洩した溶媒が室内に拡散しないように周囲を覆う構成が不要となる。したがって、従来の液状の現像剤を用いた電子写真方式の印刷装置より遥かに小型化された印刷装置を構成できる。また、従来の液状の現像剤を用いた電子写真方式の印刷に比べて、液状の現像剤の室内への拡散や漏洩が少ないため、液状の現像剤の消費が少ない。しかも、粉体トナーに比べ大幅に微細化できる微粒子を含む現像剤が印刷装置に用いられているため、粉体トナーを用いた電子写真方式による印刷装置に比べて精細な印刷装置が実現できる。さらに、感光体に付着した微粒子を紙などの媒体に一度に転写することが可能となるため、プリントヘッドの幅の印刷を繰り返し行うことによって用紙全体を印刷するインクジェットプリンタに比べて、高速な印刷が可能な印刷装置を構成することができる。
【0019】
(2) なお、前記タンクは前記現像ヘッドより高い位置に配置されていてもよい。
このように、タンクが現像ヘッドより高い位置にあることによって、液状の現像剤を重力の作用によってタンクから現像ヘッドの送出ノズルに供給することができる。したがって、液状の現像剤を送出ノズルに供給するためのポンプなどの構成が不要となり、小型化できる。
【0020】
(3) 本発明の印刷装置は、(2)において、前記タンクと前記現像ヘッドとの間に前記現像剤の流れを制御するバルブをさらに有していてもよい。
このバルブを制御することによって、印刷時のみに現像ヘッドに現像剤を供給するように制御することが可能となる。
【0021】
(4) さらに、(2)または(3)において、前記還流用流体ポンプが当該印刷装置の動作中は作動し続けるように構成してもよい。
このように、当該印刷装置の動作中は還流用流体ポンプが作動し続ける構成とすることによって、液状の現像剤は、タンクから重力によって送出ノズルに流れて、感光体の表面付近に到達した後、吸込ノズルおよび還流用流体ポンプを経てタンクに戻る経路を循環し続けることになる。したがって、現像剤中の微粒子の沈殿が防止され、現像剤中に微粒子がほぼ均一に分布する懸濁状態が保たれる。
【0022】
(5) 本発明の印刷装置は、(1)において、前記現像剤を前記タンクから前記現像ヘッドに送る送出用流体ポンプをさらに有していてもよい。
この送出用ポンプによって、タンクの高さ位置に関わらずタンクから現像ヘッドへの現像剤の送出を行うことができる。また、送出用ポンプの制御によって現像剤の送出の制御を行うことができる。
【0023】
(6) なお、前記感光体は、環状で無限軌道の感光体ベルトとして形成されていてもよい。
このように感光体を環状で無限軌道の感光体ベルトとして形成することによって、感光体ベルトの内側にも部材を配置することが容易となり、小型化を促進することができる。また、感光体ベルトはその軌道を容易に変更することができるため、設計の自由度が増加する。
【0024】
(7) (6)に記載の印刷装置は、前記感光体ベルトを案内する案内板をさらに備え、前記案内板は前記感光体ベルトを挟んで前記現像ヘッドとは逆側に位置していてもよい。
これによって、現像ヘッドの空気ノズルから噴出される空気流によって感光体ベルトを案内板に押し付けた状態とすることができるため、感光体ベルトを正確な所定位置に配置することができる。
【0025】
(8) なお、前記送出ノズルの開口はスリット形状であり、その長手方向は前記感光体の移動方向にほぼ直交するようにしてもよい。
このように、送出ノズルの開口をスリット形状にすることによって送出ノズルを含んで構成される現像ヘッドを薄型化することができる。しかも、そのスリットは感光体の移動方向にほぼ直交するように配置されるため、送出ノズルの開口端部に微小間隔をもって対向する感光体の幅広い領域に効率的に液状の現像剤を塗布することが可能となる。
【0026】
(9) そして、前記微小間隔は2〜500μmであってもよい。このように、送出ノズルおよび吸込ノズルの各開口端部が感光体に2〜500μmの微小間隔をもって対向するようにすることによって、送出ノズルから送出されて感光体に塗布され吸込ノズルに吸込まれるまでの過程において液状の現像剤の漏れを少なくすることができる。
【0027】
(10) また、前記微粒子の直径は、0.01〜1.0μmであってもよい。
このように、感光体表面に付着させる微粒子の直径を0.01〜1.0μmとすることによって、感光体を構成する分子と微粒子を構成する分子とが接近する可能性が高まり、ファンデルワールス力による微粒子の感光体表面への付着が起きやすくなる。また、粉体トナーの10μm程度の粒子径に比べて、この微粒子の径は遥かに小さいため、粉体トナーを用いた電子写真方式による印刷に比べて遥かに精細な印刷が可能である。
【0028】
(11) そして、前記帯電器、前記光学系部、前記現像ヘッド、前記タンク、および前記還流用流体ポンプを複数組備え、前記各組において互いに異なる色の微粒子を含む前記現像剤を用い、前記感光体の移動方向に沿って前記各組を順次配列してもよい。
【0029】
前述した各印刷装置は、それらに用いられた帯電器、光学系部、現像ヘッド、タンク、および還流用流体ポンプを複数組備えた本発明の印刷装置においても、液状の現像剤の漏洩や飛散が少ないため、それら各組間で液状の現像剤が混ざり合う可能性が低い。したがって、飛散したり漏洩したりした液状の現像剤を回収するための構成が不要であり、混色の少ない多色印刷を大型化することなく実現できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0031】
1. <印刷装置>
まず、第1実施形態の概要について述べる。図1は、第1実施形態の印刷装置としてのプリンタ10の現像機構部の実用例を示す。第1実施形態の骨子となる現像機構部の独創的要素は、直線型現像ヘッド(現像ヘッド)50、ベルト型潜像体(感光体ベルト)24、液体現像剤(現像剤)37を蓄積するタンク36、液体現像剤を循環させる流体ポンプ(還流用流体ポンプ)40が主たるものとなる。各要素は、可撓性フィルムで構成されるベルト型潜像体24の水平に移動する平面部の上下面の近くに位置して配置される。すなわち、直線型現像ヘッド50、流体ポンプ40、空気ポンプ44は、水平案内板26の下面を走るベルトの下側に、液体現像剤タンク36は上側ベルト上面側に配置されることが構成上の特徴となる。
【0032】
符号28、32、12は、電子写真プロセスとして必要な部材、すなわち帯電器28、光学系32(透過型潜像体使用の場合)、転写機構(転写ローラ)12を示す。符号14、15は、プリンタ10に特徴的な印刷媒体(紙、フィルム等)に関する器材、すなわち用紙15、媒体容器14を示す。
【0033】
図2は、直線型現像ヘッド50の先端部の断面拡大図、および液体現像剤ならびに空気の流れを示す。すなわち現像ヘッド50の先端部は、現像剤送出ノズル(送出ノズル)54、吸込み復流ノズル(吸込ノズル)58、現像剤漏洩抑制空気ノズル62を含む。実線矢印38は液体現像剤の流れを、点線矢印46は空気流を示す。
【0034】
次に第1実施形態のプリンタ10の印字動作の概要を説明する。ベルト型光潜像体24の表面に帯電器28により一様な表面電位が与えられ、次いでこの一様電位にデジタル情報に従って光制御される光学系32により情報に相当する電位分布、すなわち静電潜像が形成される。この潜像面上に、直線型現像ヘッド50の液体現像剤送出ノズル54より現像剤37が潜像体24の表面に送出され、液体現像剤37に含まれる帯電微粒子が潜像部に選択的に付着固定される。潜像面に送り込まれた液体現像剤37は、送出ノズル54に隣接する復流ノズル58に、液体ポンプ40の吸引力により矢印38のように復流し、現像剤タンク36内に戻され、この循環流を繰り返す。この循環流により現像剤微粒子の安定懸濁と一様混合が維持される。
【0035】
現像ヘッド50の外周部に構成されている空気ノズル62より送出される空気流46は、復流ノズル58を超えて流出しようとする液体現像剤を、空気ノズル62先端部で発生する空気圧で漏洩抑制する。またこの空気流は、可撓性の潜像体ベルト(感光体ベルト)24を案内板26の表面に押し付け、ノズル先端部と潜像体(感光体ベルト)24の空隙間隔51を正確に維持する効果も果たす。
【0036】
感光体ベルト24に形成された潜像部に付着された現像微粒子は、転写ローラ8により媒体15の表面に転写され印字動作が終了される。
【0037】
多色印刷の場合は、図1に示すように、色数に相当する繰り返し現像を逐次行い、潜像体表面に重ね合わせた多色現像粒子層を形成し、転写機構12による一回の転写動作により多色印刷を媒体15の表面に形成することを可能とする。
【0038】
以下、第1実施形態についてさらに詳細に説明する。図1は、第1実施形態のプリンタ10の構成を模式的に示す図である。プリンタ10は、感光体ベルト24を備える複数の現像ユニット20と、駆動ローラ16と、転写ローラ12と、媒体容器14とを含んで構成される。転写ローラ12を含んで構成させる転写部は、駆動ローラ16に駆動される感光体ベルト24と転写ローラ12との間に紙15などの媒体とを通過させ、押圧力を印加することによって、現像された感光体ベルト24に付着した微粒子を紙15などの面状の媒体に転写させる。媒体容器14は、紙15またはフィルムなどの媒体を保持し、印刷時に転写ローラ12と感光体ベルト24との間を通過するように一枚ずつ供給する。媒体容器14から供給された媒体例えば紙15は、転写ローラ12によって感光体ベルト24に押圧されて、画像が転写される。
【0039】
また、現像ユニット20は、現像ヘッド50と、感光体としての感光体ベルト24と、案内板26と、帯電器28と、光学系部32と、タンク36と、流体ポンプ(還流用流体ポンプ)40と、空気ポンプ44とを含んで構成される。なお、感光体ベルト24は、各現像ユニット20において共用される。すなわち、帯電器28、光学系部32、現像ヘッド50、タンク36、および流体ポンプ40は、各現像ユニット20の数に対応した複数組が設けられ、それら各組は感光体の移動方向に沿って順次配列されている。また、それら各組において互いに異なる色の微粒子を含む現像剤が用いられ、それによって多色印刷が可能となっている。現像ヘッド50は、露光された感光体ベルト24の外面側の表面に液状の現像剤を接触させる。帯電器28は、感光体ベルト24を一様に帯電させる。光学系部32は、現像させる画像に対応して感光体ベルト24を露光させる。なお、光学系部32は、感光体ベルト24の下面側に配置するようにしてもよい。特に、感光体ベルト24が光透過性を持たない場合は、光学系部32は、感光体ベルト24の下面側に配置する必要がある。流体ポンプ40は、液状の現像剤を現像ヘッド50からタンク36に戻す。空気ポンプ44は、現像ヘッドから噴出させる空気を供給する。
【0040】
各現像ユニット20において、現像ヘッド50と、流体ポンプ40は感光体ベルト24の下面側に配置され、液状の現像剤が貯留されるタンク36と、案内板26と、光学系部32は感光体ベルト24の上面側に配置される。現像ユニット20は、感光体としての感光体ベルト24の表面に静電潜像を形成し、液状の現像剤に含まれる帯電した微粒子を感光体ベルト24の表面に付着させて静電潜像を現像する。
【0041】
なお、液状の現像剤は、溶媒中に、直径0.01〜1.0μm程度の微粒子を分布させた構成となっている。このように、感光体ベルト24の表面に付着させるための微粒子の直径を微細とすることによって、感光体ベルト24を構成する分子と微粒子を構成する分子とが接近する可能性が高まり、ファンデルワールス力による微粒子の感光体ベルト24の表面への付着が起きやすくなる。また、粉体トナーの10μm程度の粒子径に比べて、この微粒子の径は遥かに小さいため、粉体トナーを用いた電子写真方式による印刷に比べて遥かに精細な印刷が可能である。
【0042】
次に現像ユニット20の各部について説明する。
【0043】
感光体ベルト24は、少なくとも2つの駆動ローラ16にベルト状に掛けられ、無限軌道のベルトとして形成されている。感光体ベルト24は、例えば、光透過性を持つ内面側の層と、光導電性を持つ外面側の層とを備えて形成されている。光導電性を持つ外面側の層は、その電位状態を制御することによって、所定の電位に帯電させた微粒子を引き付けて保持したり開放したりすることができる。このように感光体ベルト24は、環状で無限軌道のベルトとして形成されているため、感光体ベルト24の内側にも部材を配置することが容易となり、小型化を促進することができる。また、感光体ベルト24は、ベルト状であり、その軌道を容易に変更することができるため、設計の自由度が増加する。
【0044】
案内板26は、感光体ベルト24を挟んで現像ヘッド50とは逆側に位置する。また、前述したように、現像ヘッド50の空気ノズル62からは感光体ベルト24に向けて空気が噴出される。したがって、空気ノズル62から噴出される空気流によって、感光体ベルト24が案内板26に押し付けられた状態となる。その結果、案内板26は、感光体ベルト24を正確な所定位置に案内することができる。
【0045】
タンク36は現像ヘッド50に供給する液状の現像剤37を貯留する。タンク36は含まれている微粒子の色ごとに区分されており、タンク36に記された英文字は、Kが黒(ブラック)の微粒子を含む現像剤が貯留されていることを示し、Cがシアンすなわち青色の微粒子を含む現像剤が貯留されていることを示し、Mがマゼンタすなわち赤色の微粒子を含む現像剤が貯留されていることを示し、Yがイエローすなわち黄色の微粒子を含む現像剤が貯留されていることを示す。
【0046】
なお、タンク36は現像ヘッド50より高い位置に配置される。このように、タンク36は現像ヘッド50より高い位置にあるため、液状の現像剤を重力の作用によってタンク36から現像ヘッド50の送出ノズル54に供給することができる。したがって、液状の現像剤を送出ノズル54に供給するためのポンプなどの構成が不要となり、小型化できる。
【0047】
図2は、現像ヘッド50の先端付近を拡大して示す部分断面図とともに、液状の現像剤および空気の流れを示す模式図である。この図に示すように、現像ヘッド50は、液体の現像剤を送出する送出ノズル54と、その現像剤を吸い込む吸込ノズル58と、空気を噴出する空気ノズル62とを含んで構成される。送出ノズル54、吸込ノズル58、および空気ノズル62の各開口端部は、感光体ベルト24との間に微小間隔、例えば2〜500μm間隔、さらに好ましくは100〜300μmの間隔をもって位置するように現像ヘッド50が配置されている。このように、送出ノズル54および吸込ノズル58の開口端部が感光体ベルト24に微小間隔をもって対向する配置となっていることによって、送出ノズル54から送出されて感光体ベルト24に塗布され、吸込ノズル58に吸込まれるまでの過程において液状の現像剤の漏れを少なくすることができる。また、第1実施形態のプリンタ10は多色印刷を可能にするために複数の現像ユニット20を備えて構成されているが、送出ノズル54、吸込ノズル58、および空気ノズル62の各開口端部63と、感光体ベルト24との間の微小間隔を適切に保つことによって、既に塗布されている微粒子を掻き落としてしまうことを防止できる。
【0048】
送出ノズル54の開口は、スリット形状に形成されており、その長手方向が感光体ベルト24の移動方向にほぼ直交するように、現像ヘッド50が配置されている。このように、送出ノズル54の開口をスリット形状にすることによって送出ノズル54を含んで構成される現像ヘッドを薄型化することができる。しかも、スリット形状の送出ノズル54の開口は感光体ベルトの移動方向にほぼ直交するように配置されるため、送出ノズル54の開口端部に微小間隔をもって対向する感光体ベルト24の幅広い領域に効率的に液状の現像剤を塗布することが可能となる。また、送出ノズル54の開口をスリット形状すなわち狭い幅に形成するにすることによって、送出ノズル54から供給する現像剤の量を最小限に保ちながら、静電潜像が形成された感光体ベルト24の外面側の表面に液状の現像剤を接触させることができる。
【0049】
吸込ノズル58は、送出ノズル54から送出された現像剤の少なくとも一部すなわち感光体に塗布されずに残った現像液を流体ポンプ40の吸引により吸込む。吸込ノズル58の開口は、送出ノズル54の開口55の外周に沿ってスリット形状に形成されている。このように、吸込ノズル58の開口59が送出ノズル54の開口の外周に沿って形成されていることによって、送出ノズル54から送出されて感光体ベルト24に塗布された残りの液状の現像剤を確実に吸込むことができる。また、吸込ノズル58の開口は送出ノズル54の開口を囲むスリット形状に形成されているため吸込ノズル58を含んで構成される現像ヘッド50を薄型化することができる。
【0050】
空気ノズル62は、送出ノズル54の開口および吸込ノズル58の開口が形成された領域の外周に開口している。言い換えれば、空気ノズル62は、送出ノズル54の開口および吸込ノズル58の開口が形成された領域を囲むように開口している。空気ノズル62は空気ポンプ44から送られた空気を開口から噴出する。なお、前述したように、空気ノズル62の開口端部は感光体ベルト24の外面側に微小間隔をもって対向する。したがって、送出ノズル54から送出され吸込用ノズル58から吸い込まれる液状の現像剤を空気ノズル62から噴出される空気の壁でせきとめ、現像剤の飛散や漏洩を防ぐことができる。
【0051】
なお、流体ポンプ40は、現像ユニット20の動作中は作動し続けるようにされている。このように、現像ユニット20の動作中は流体ポンプ40が作動し続ける構成とすることによって、液状の現像剤は、タンク36から重力によって送出ノズル54に流れて、感光体ベルト24の外側の表面に到達した後、吸込ノズル58および流体ポンプ40を経てタンク36に戻る経路を循環し続けることになる。したがって、現像剤中の微粒子の沈殿が防止され、現像剤中に微粒子がほぼ均一に分布する懸濁状態が保たれる。
【0052】
以上のように、現像ユニット20は、タンク36が現像ヘッド50より高い位置にあるため、液状の現像剤を重力の作用によってタンク36から現像ヘッド50の送出ノズル54に供給することができる。したがって、液状の現像剤を送出ノズル54に供給するためのポンプなどの構成が不要となり、小型化できる。さらに、送出ノズル54の開口端部および吸込ノズルの開口端部は、感光体ベルト24の外面側の表面に微小間隔を持って対向しているため、液状の現像剤の漏洩や飛散を少なく抑えて、現像剤を感光体ベルト24の外面側の表面に接触させることができる。このように、液状の現像剤の漏洩や飛散を少なく抑えて現像剤を感光体ベルト24に接触させることが、現像ユニット20によって可能となるため、飛散したり漏洩したりした液状の現像剤を回収するための構成や、漏洩した溶媒が室内に拡散しないように周囲を覆う構成が不要となる。したがって、そのような構成を必要としていた従来の液状の現像剤を用いた電子写真方式の印刷装置より遥かに小型化された印刷装置を構成できる。また、従来の液状の現像剤を用いた電子写真方式の印刷に比べて、液状の現像剤の室内への拡散や漏洩が少ないため、液状の現像剤の消費が少ない。
【0053】
また、プリンタ10は、前述したように現像ユニット20が小型化できるため、装置全体の小型化が可能である。また、従来の液状の現像剤を用いた電子写真方式の印刷装置に比べて、液状の現像剤の室内への拡散や漏洩が少ないため、液状の現像剤の消費が少ない。さらに、さらに、感光体に付着した微粒子を紙などの媒体に一度に転写することが可能となるため、プリントヘッドの幅の印刷を繰り返し行うことによって用紙全体を印刷するインクジェットプリンタなどに比べて、高速な印刷が可能である。さらに、粉体トナーに比べ大幅に微細化できる微粒子を含む液状の現像剤が現像ユニットに用いられているため、粉体トナーを用いた電子写真方式による印刷装置に比べて精細な印刷装置が実現できる。
【0054】
さらに、プリンタ10は、前述した現像ユニット20が液状の現像剤の漏洩や飛散を少ないため、複数の現像ユニット20の間で液状の現像剤が混ざり合う可能性が低い。したがって、飛散したり漏洩したりした液状の現像剤を回収するための構成が不要であるため、混色の少ない多色印刷を大型化することなく実現できる。
【0055】
2. <変形例>
2.1 前述した実施形態においては、現像ユニットを複数用いる例、すなわち帯電器、光学系部、現像ヘッド、タンク、および流体ポンプを複数用いて多色印刷が可能な印刷装置を構成する例を示した。しかしながら、現像ユニットを一つのみ用いる例、すなわち帯電器、光学系部、現像ヘッド、タンク、および流体ポンプを一組のみ用いて、単色印刷を行う印刷装置を構成してもよい。
【0056】
2.2 前述した各実施形態においては、感光体としてベルト状の感光体ベルトを用いる例を示したが、感光体としてドラム形状のものを用いてもよい。
【0057】
2.3 前述した各実施形態において、タンク36と現像ヘッド50との間に現像剤37の流れを制御する例えば電子制御可能なバルブをさらに設けるようにしてもよい。このバルブを制御することによって、現像ユニットの使用時のみに現像ヘッド50に現像剤37を供給するように制御することが可能となる。
【0058】
2.4 また、前述した各実施形態において、現像剤37をタンク36から現像ヘッド50に送る送出用流体ポンプを、現像ユニット20がさらに備えるようにしてもよい。この送出用ポンプによって、タンク36の高さ位置に関わらずタンク36から現像ヘッド50への現像剤の送出を行うことができる。また、送出用ポンプを制御することによって現像剤37の送出の制御を行うことができる。
【0059】
2.5 前述した各実施形態においては、印刷装置としてプリンタの例を示したが、本発明の印刷装置はコピー機やファクシミリ装置などの一部を構成する印刷装置として形成されていてもよい。この場合、案内板26は不要となり、光学系部32は現像ヘッド50や帯電器28と同じ側に配置される。
【0060】
2.6 本発明は前述した各実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内、または、特許請求の範囲の均等範囲内で、さらに各種の変形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のプリンタの構成を模式的に示す図である。
【図2】図1に示した現像ヘッドの先端付近を拡大して示す部分断面図とともに、液状の現像剤および空気の流れを示す模式図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(印刷装置)
12 転写ローラ
15 紙(媒体)
20 現像ユニット
24 感光体ベルト(感光体)
26 案内板
28 帯電器
32 光学系部
36 タンク
37 現像剤
40 流体ポンプ(還流用流体ポンプ)
44 空気ポンプ
50 現像ヘッド
54 送出ノズル
58 吸込ノズル
62 空気ノズル

Claims (11)

  1. 感光体の表面に静電潜像を形成し、液状の現像剤に含まれる帯電した微粒子を前記感光体の表面に付着させて前記静電潜像を現像して印刷する印刷装置であって、
    前記感光体の表面を帯電させる帯電器と、
    現像させる画像に対応して前記感光体の表面を露光させる光学系部と、
    露光された前記感光体に前記現像剤を接触させる現像ヘッドと、
    前記現像ヘッドに供給する前記現像剤を貯留するタンクと、
    前記現像剤を前記現像ヘッドから前記タンクに戻す還流用流体ポンプと、
    前記現像ヘッドから噴出させる空気を供給する空気ポンプと、
    を有し、
    前記現像ヘッドは、
    前記タンクから供給された前記現像剤を送出する送出ノズルと、
    送出された前記現像剤の少なくとも一部を前記還流用流体ポンプの吸引により吸込む吸込ノズルと、
    前記送出ノズルの開口および前記吸込ノズルの開口が形成された領域を囲んで開口して前記空気ポンプにより送られた空気を噴出する空気ノズルと、を備え、
    前記送出ノズル、前記吸込ノズル、および前記空気ノズルの各開口端部は前記感光体に微小間隔をもって対向する、印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記タンクは前記現像ヘッドより高い位置に配置されている、印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置であって、
    前記タンクと前記現像ヘッドとの間に前記現像剤の流れを制御するバルブをさらに有する、印刷装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の印刷装置であって、
    前記還流用流体ポンプは、当該印刷装置の動作中は作動し続けるように構成された、印刷装置。
  5. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記現像剤を前記タンクから前記現像ヘッドに送る送出用流体ポンプをさらに有する、印刷装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の印刷装置であって、
    前記感光体は、環状で無限軌道の感光体ベルトとして形成されている、印刷装置。
  7. 請求項6に記載の印刷装置であって、
    前記感光体ベルトを挟んで前記現像ヘッドとは逆側に位置し、前記感光体ベルトを案内する案内板をさらに備える、印刷装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の印刷装置であって、
    前記送出ノズルの開口はスリット形状であり、その長手方向は前記感光体の移動方向にほぼ直交する、印刷装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の印刷装置であって、
    前記微小間隔は2〜500μmである、印刷装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の印刷装置であって、
    前記微粒子の直径は、0.01〜1.0μmである、印刷装置。
  11. 請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の印刷装置であって、
    前記帯電器、前記光学系部、前記現像ヘッド、前記タンク、および前記還流用流体ポンプを複数組備え、前記各組において互いに異なる色の微粒子を含む前記現像剤を用い、前記感光体の移動方向に沿って前記各組を順次配列した、印刷装置。
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