JP2004092903A - Pipe connector - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は管接続装置、特に水道配管等の接続作業に用いることができる管継手などの管接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平10−122460号公報
従来、水道埋設配管などの接続作業には、雌ねじ付きの管継手を用いるのが一般的である。すなわち、配管の端部に雄ねじを形成しておき、この雄ねじを管継手の雌ねじに螺合させることにより、配管を接続している。しかしながら、このような螺合による接続方式の場合、予め配管の端部に雄ねじを形成しておかなければならず、加工に手間がかかるとともに、現場での接合作業にも多大の手間がかかるという欠点があった。
【0003】
このような問題を解消するものとして、特許文献1には、雌体に対してスプリングと、ロック部材を収容した内カラーとを順に配置し、雌体と一体または別体とした外カラーによってスプリングおよび内カラーを覆い、外カラーの内周に深部側が大径となるテーパ面を設け、ロック部材の外側面がテーパ面に接するように構成するとともに、ロック部材の内側面に管を抜け止めするエッジを形成した構造の管継手が提案されている。
【0004】
この管継手を用いれば、管の端部に予め雄ねじを加工しておく必要がなく、しかも接合に際して管を内カラーおよび雌体に差し込むだけでよく、接合作業が簡素化される。また、内カラーが雌体に対して軸方向外側へ押されることで、ロック部材がテーパ面によって内側へ押圧され、それによってロック部材のエッジが管の外周に係合して管を抜け止めすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような構造の管継手の場合、ロック部材を管の外周に係合させるため、内カラーを雌体に対して軸方向外側へ押す必要がある。そのため、雌体と内カラーとの間にスプリングが配置されているが、スプリングだけでは押圧力が弱く、ロック部材を管の外周面との間に強く圧接させることが難しい。管が比較的柔らかな樹脂パイプであれば可能であるが、硬質樹脂パイプや金属パイプでは、スプリング力だけでロック部材のエッジを管に食い込ませることができず、所望の係止力を得ることができない。その結果、高い水圧などが作用して管に大きな引張力が作用すると、管が管継手から簡単に抜けてしまう恐れがあった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、接合作業が簡単で、管に対する係止力が大きく、硬質パイプでも確実に抜け止めできる管接続装置を提供することにある。
また、他の目的は、接合作業が簡単で、管に対する係止力が大きく、硬質パイプでも確実に抜け止めできる管接続具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、管を受け入れる口部を持ち、この口部の外周に雄ねじ部を持つ本体と、軸方向一端部の内面に雌ねじ部を有し、軸方向他端部の内面に上記一端部側に向かって漸次大径となるテーパ面が形成されたロックナットと、上記ロックナットの内周に配置され、周方向に所定間隔おきに複数のロック部材保持部が形成されたリング状のコアと、上記コアのロック部材保持部に周方向に所定間隔おきに保持され、内側面に上記本体の口部に挿入された管の外周面に係合する爪部が形成され、外側面にロックナットのテーパ面に接触する当接部が形成された複数のロック部材とを備え、上記ロック部材は上記コアのロック部材保持部に、上記ロック部材の爪部と当接部とがコアの内外周に露出するように保持されており、上記本体の口部の雄ねじ部にロックナットの雌ねじ部を螺合させることにより、上記テーパ面が上記当接部に接触してロック部材を内径方向へ押し、上記爪部を管の外周面に係合させて管を本体に対して抜け止めすることを特徴とする管接続装置を提供する。
【0008】
請求項6に記載の発明は、管を受け入れる口部を持ち、この口部の外周に雄ねじ部を持つ本体に対して、管を接続するための管接続具において、軸方向一端部の内面に雌ねじ部を有し、軸方向他端部の内面に上記一端部側に向かって漸次大径となるテーパ面が形成されたロックナットと、上記ロックナットの内周に配置され、周方向に所定間隔おきに複数のロック部材保持部が形成されたリング状のコアと、上記コアのロック部材保持部に周方向に所定間隔おきに保持され、内側面に上記本体の口部に挿入された管の外周面に係合する爪部が形成され、外側面にロックナットのテーパ面に接触する当接部が形成された複数のロック部材とを備え、上記ロック部材は上記コアのロック部材保持部に、上記ロック部材の爪部と当接部とがコアの内外周に露出するように保持されており、上記本体の口部の雄ねじ部にロックナットの雌ねじ部を螺合させることにより、上記テーパ面が上記当接部に接触してロック部材を内径方向へ押し、上記爪部を管の外周面に係合させて管を本体に対して抜け止めすることを特徴とする管接続具を提供する。
【0009】
本発明では、軸方向一端部側が大径となるテーパ面が、本体の口部に螺合されるロックナットの内周面に形成されている。そのため、ロックナットを本体に螺合させると、テーパ面がロック部材の外側面(当接部)に摺接してロック部材を内径側へ押圧する。この内径方向への押圧力は、スプリングによる付勢力とは異なり、ロックナットを本体にねじ込むことによって得られるので、管が硬質樹脂パイプや金属パイプであっても、ロック部材の内側の爪部を管の外周面に係合させる(食い込ませるかあるいは凹ませる)ことができ、極めて大きな係止力を発揮することができる。そのため、水圧などが作用して管に引張力が作用しても、管が本体から抜けることがない。
また、ロックナットを回すだけで簡単に接続できるので、接続作業に熟練を必要とせず、作業性が向上する。しかも、ロックナットを回すに従いそのテーパ面が複数のロック部材の外側面に均等に接触し、これらロック部材を内径方向に均等に押圧するので、管に対して周方向に均等な係止力を発揮することができる。
【0010】
本発明における本体とは、筒形の継手本体に限られるものではなく、管を受け入れる口部を持ち、この口部の外周に雄ねじ部を持つあらゆる部材あるいは機器を含む。
ロック部材の内側面に設けられる爪部は、厚肉管の場合には、管の外周面に食い込むことができるように尖った爪が望ましいが、薄肉管の場合には、爪部が管を内側へ凹ませることによって所望の係止力を発生するので、爪部は必ずしも尖っている必要はない。要するに、爪部の形状は、管に応じて任意に選定しうる。
【0011】
請求項2のように、ロック部材に幅方向に貫通する穴または幅方向に延びる内側面の溝を形成し、コアの外周面に略リング状のワイヤを保持し、ロック部材の貫通穴または溝にワイヤを挿通するのがよい。
ロック部材をコアのロック部材保持部に、爪部と当接部とがコアの内外周に露出するように保持する必要がある。請求項2では、ロック部材の貫通穴または内側溝に略リング状ワイヤを挿通し、このワイヤをコアの外周面に保持することで、ロック部材をコアに対して簡単に保持することができる。このコアをロックナットの中に挿入すれば、ロック部材は外径方向にはテーパ面で保持され、内径方向にはリング状ワイヤで脱落が防止されるので、ロック部材を安定して保持することができる。ロック部材を弾性のあるワイヤによって支持することで、ロックナットの締め込みによってコアの内径側へ大きく突出させることができる。そのため、ロック部材と管との係合代を大きく取れ、管に対する係止力が増大する。
【0012】
請求項3のように、ロック部材の外側面の当接部を、ロックナットのテーパ面に対応した傾きを持つ傾斜面またはコーン面とするのがよい。
ロック部材の当接部の形状は任意であるが、上記のような傾斜面またはコーン面とすれば、ロック部材の傾きを防止できると同時に、ロックナットの締め込みによってロック部材が内径方向へ平行移動するので、管に対して安定した係止力を発揮できる。
【0013】
請求項4のように、本体の口部の内周面に、管の外周面をシールするOリングの軸方向一側面および外周面を保持する段差部を形成し、コアの軸方向一端部に、段差部に嵌合し、Oリングの軸方向他側面を押圧するボス部を一体に形成するのがよい。
本体と管との間をシールするシール部材としてOリングが広く用いられているが、管の外径寸法にはばらつきがあり、もし管が小径側にばらつくと、Oリングのシール力が低下し、水漏れなどの問題を引き起こす可能性がある。そのため、Oリングは最小径の管を用いた場合でもシール性を確保できる寸法に選定されるが、これでは外径の大きな管が挿入された場合に、挿入が非常に困難であり、Oリングが傷付きやすい。このようにOリングを用いた管継手では、管の外径寸法のばらつきに対して安定したシール性を確保しにくい。
請求項4では、ロックナットの締め込みによって、ロック部材が内径方向へ押されると同時に深部側へ押されるようにしたので、コアも本体の深部側へ押される。このコアの動きを利用して、本体の段差部とコアとの間でOリングの軸方向両側面を挟圧することで、Oリングの内径部が内側へ押されて管の外周面に密着する。そのため、管の外径寸法にばらつきがあっても安定したシール性を確保することができる。
【0014】
請求項5のように、本体の外周面に、ロックナットを所定量締め込むことでロックナットの軸方向一端部の端面が圧接するストッパ壁部を設けるのがよい。
ロックナットの締め込み量に応じてロック部材の爪部が管に係合し、締め込み量は管の係止力に大きく影響するが、作業者によっては締め込み量が過大になったり、あるいは締め込み不足となる場合がある。
そこで、請求項5では本体の外周面にストッパ壁部を設け、このストッパ壁部にロックナットの軸方向一端部の端面が圧接するまでロックナットを締め込むことで、常にほぼ一定の締め込み量とすることができると同時に、ロックナットとストッパ壁部との反発力によってねじの緩みを防止できるようにしている。
【0015】
請求項9のように、ロックナットの内面の雌ねじ部とテーパ面との間に内周溝を形成し、コアをロックナットの内周溝に装着されたストッパリングによって軸方向に抜け止めしてもよい。
ロックナットにコアおよびロック部材を組み付けた後、コアがロックナットから簡単に抜けると、ロック部材もコアから脱落する恐れがある。特に、管接続具単体で取り扱う際に不便となる。そこで、請求項9ではストッパリングを用いてコアをロックナットから軸方向に抜け止めしている。そのため、ロック部材がコアから脱落するのも防止でき、管接続具単体で容易に取り扱うことができる。
【0016】
請求項10では、ロックナットの内面の雌ねじ部とテーパ面との間に内周溝を形成し、コアの外周部に、ロックナットの内周溝に係合してコアを軸方向に抜け止めする突起部を一体に形成したものである。
この場合には、請求項9と同様に、コアがロックナットから抜け落ちるのを防止できるとともに、ストッパリングのような別部品を必要としないので、部品数が少なく、低コストになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1〜図8は本発明を管継手に適用した第1実施例を示し、この管継手は一般水道配管の接続に使用した例を示す。
この実施例の管継手1は、両方向に開口した筒体よりなる継手本体2を備えており、2本の水道配管(管)Pが継手本体2に対向して挿入される。管Pは例えば比較的小径で薄肉なステンレス鋼管(例えばJIS−G3448)などの金属管よりなる。管継手1は左右対称構造であるため、その一端側の構造についてのみ、以下に説明する。なお、図1で中央より左側は締め付け前、中央より右側は締め付け後である。
【0018】
継手本体2はステンレスなどの金属材料よりなり、図5に示すように、その両端の口部2hの内周面には段差部2aが形成され、中央部内周面には管Pの外周面を保持する保持面2bが形成され、この保持面2bの中央部に管Pの挿入深さを規定するためのストッパ壁2cが形成されている。上記段差部2aにはOリング3が嵌合され、Oリング3の軸方向一側面および外周面を保持している。継手本体2の口部2hの外周面には、雄ねじ部2dが形成され、この雄ねじ部2dの中央寄りの位置に樹脂あるいはゴムなどよりなる着色リング(締め込み表示部)4が装着されている。なお、着色リングに代えて塗料を塗ってもよい。継手本体2の中央部外周面には、レンチなどの工具が係合する例えば八角形の工具係合面2eが形成されている。
【0019】
継手本体2の雄ねじ部2dには、ステンレスなどの金属材料よりなるロックナット5が螺合されている。図6に示すように、ロックナット5の軸方向一端部の内周面に、雄ねじ部2dに螺合する雌ねじ部5aが設けられ、雌ねじ5aの先端には、ネジ部を有しない遮蔽部5bが設けられている。この遮蔽部5bが継手本体2に装着された着色リング4を覆うことで、締め込み完了を表示できる。ロックナット5の他端部内周面にテーパ面5cが設けられ、ロックナット5の他端部外周面には、例えば八角形の工具係合面5dが形成されている。
【0020】
ロックナット5の内側には、金属または樹脂によって円筒状に形成されたコア6が配置されている。コア6の内径は、継手本体2の保持面2bの内径とほぼ等しい。コア6の軸方向一端部(深部側端部)には、図7に示すように、継手本体2の段差部2aに嵌合し、Oリング3の軸方向他側面を押圧する円環状のボス部6aが一体に形成されている。コア6の中央部外周面には、ロックナット5の締め付け時に継手本体2の端面に当接し、Oリング3の圧縮代を規定するフランジ6bが設けられている。コア6の軸方向他端部には、テーパ状の外周面を持つ略円環状のガイド部6cが形成され、このガイド部6cには周方向に等間隔で複数のロック部材保持部6dが形成されている。この実施例のロック部材保持部6dは、軸方向一端側が開口し周方向に90°間隔で4箇所設けられた開口部であり、これら保持部6dにそれぞれロック部材7が保持されている。つまり、4個のロック部材7がコア6に周方向に一定間隔おきに保持されている。なお、コア6の強度を必要とする場合には、ロック部材保持部6dを、ロック部材7の周囲を取り囲む窓穴とすることもできる。ガイド部6cの外周面には周溝6eが形成されており、この周溝6eに後述する金属ワイヤ8が保持される。
【0021】
ロック部材7は、図8に示すように、一端から他端にかけて漸次厚みが増大する断面略クサビ形の金属部品であり、焼入れ等によって管Pより高強度に形成されている。ロック部材7の外側面には、継手本体2の深部側に向かって大径となるコーン面7aが形成されており、コーン面7aのテーパ角はロックナット5のテーパ面5cのテーパ角とほぼ等しい。ロック部材7の内側面には、管Pを抜け止めする爪部7bが形成されている。爪部7bが管Pの外周に広い面積で係合できるよう、内側面は湾曲している。この実施例では、爪部7bは断面鋸歯状の複数の歯形セレーションで構成されている。ロック部材7の爪部7bが形成された内側面には、軸方向に延びる縦溝7cと、この縦溝7cに対して直交する幅方向に延びる横溝7dとが形成されている。縦溝7cはロック部材7の幅方向中心に設けられ、爪部7bを幅方向に2分割することによって、直径の異なる管Pに対しても効果的な係止力が得られるようにしてある。また、横溝7dは、ロック部材7の重心を通過する位置に形成されている。横溝7dは縦溝7cより深く、溝底が湾曲している。横溝7dには、略リング状の金属ワイヤ8が挿入され、ロック部材7がコア6の保持部6dから内径側へ脱落するのを防止している。ワイヤ8によってロック部材7をコア6の保持部6dに保持した状態において、ロック部材7が保持部6dから内外方向に突出するように、ロック部材7の半径方向厚みはコア6のガイド部6cの厚みに比べて厚く設定されている。そのため、ロックナット5の締め付け時にガイド部6cがテーパ面5cや管Pに圧接することがない。
【0022】
この実施例のワイヤ8は、図2に示すように、両端部がオーバーラップした略C字形状に形成されているが、ワイヤ8を無端円状としてもよい。C字形状とした場合、両端部をオーバーラップさせずに、両端を折り曲げてコア6に係止してもよい。この実施例のワイヤ8は外径方向への弾性を有している。つまり、自由状態におけるワイヤ8の外径は図示に比べて大きく設定されており、ロック部材7のコーン面7aがロックナット5のテーパ面5cに接するように、ロック部材7がワイヤ8によって外径方向へ付勢されている。そのため、管Pをコア6の中に挿入する際にロック部材7が邪魔にならず、円滑に挿入できる。
【0023】
ここで、継手本体2に対して管Pを接続する方法について説明する。
まず、継手本体2に対してOリング3とコア6とロック部材7とロックナット5とを一体的にアッセンブリする。アッセンブリに際し、ワイヤ8をコア6の周溝6eに嵌合させるとともに、ワイヤ8に対して横溝7dが嵌まるようにロック部材7をコア6の保持部6dに配置する。このようにしてロック部材7を保持したコア6をロックナット5の内側に挿入する。Oリング3を段差部2aに挿入した継手本体2の雄ねじ部2dに対して、上記ロックナット5の雌ねじ部5aを軽く螺合させると、図1の左側に示すように、コア6のボス部6aが段差部2aに嵌合すると共に、ロック部材7はワイヤ8によって外径方向に付勢されているので、そのコーン面7aがロックナット5のテーパ面5cに接触し、安定する。このようにアッセンブリした状態で、ロック部材7が脱落せずに保持され、コア6もロックナット5および継手本体2によって軸方向に抜け止めされる。
【0024】
上記のように組み立てられた管継手1に対して管Pを挿入すると、ロック部材7はワイヤ8によって外径方向に付勢されており、ロック部材7の内側面を結ぶ包絡円の直径は管Pの外径より大きいので、管Pは抵抗なく挿入される。また、Oリング3も軸方向両側面が押圧されていないので、内径方向に突出せず、管Pを円滑に挿入できる(図1の左半分に示す)。
【0025】
管Pをストッパ壁2cと当接する位置まで挿入した後、ロックナット5を継手本体2に対して締付方向に回すと、ロックナット5のテーパ面5cがロック部材7のコーン面7aに圧接し、ロック部材7を深部方向に押すと同時に内径方向に押す。そのため、ロック部材7の爪部7bが管Pの外周面に係合し(食い込むか、あるいは凹ませ)、強力な係止力を発揮する。特に、ロックナット5のテーパ面5cとロック部材7のコーン面7aとがほぼ同等なテーパ角を有するので、ロックナット5の締め付けに伴ってロック部材7は内径方向にほぼ平行移動し、爪部7bを管Pに均等に係合させることができる。ロック部材7が深部方向に押されると同時に、コア6のボス部6aも深部方向へ押されるので、ボス部6aがOリング3の側面を継手本体2の段差部2a方向に押し、Oリング3を内側へ撓ませる。その結果、Oリング3の内周面が管Pの外周面に密着し、良好なシール性を発揮する。
【0026】
ロックナット5を継手本体2に螺合させるに従い、ロックナット5のテーパ面5cが複数のロック部材5を均等に内径方向へ付勢するので、管Pに対するロック部材5の係合が均等になり、管Pの偏心を防止できる。ロックナット5を所定量締め付けると、ロックナット5の遮蔽部5bが継手本体2に装着された着色リング4を覆うことにより、締め付け完了を確認することができる(図1の右半分参照)。
【0027】
図9は本発明にかかる管継手の第2実施例を示す。
この実施例では、継手本体2を、筒型のボデー2Aと、ボデー2Aの両端口部2hの外周に相対回転可能に嵌合されたスリーブ2Bとで構成し、スリーブ2Bの外周部にロックナット5が螺合する雄ねじ部2dを形成したものである。なお、継手本体2(2A,2B)を除き、他の構成は第1実施例と同様であるため、同一符号を付して重複説明を省略する。
ボデー2Aの外周面とスリーブ2Bの内周面との対向位置には、それぞれ環状溝10,11が形成され、これら環状溝の間にCリングよりなる止め輪12を挿入して、スリーブ2Bをボデー2Aに対して相対回転可能とし、かつ軸方向に抜け止めしている。なお、スリーブ2Bをボデー2Aに対して相対回転可能とする手段は、止め輪12を用いる方法に限らない。スリーブ2Bの外周には工具係合面2eが形成されている。
この場合には、工具でスリーブ2Bの回転を止めながら、その雄ねじ部2dにロックナット5を螺合させることにより、第1実施例と同様にロック部材7を管Pに対して係合させることができる。
この実施例では、管Pを接続した状態において、一方の管Pに捩れ力が作用した場合に、ロック部材7、ロックナット5およびスリーブ2Bがこの管Pと一体に回転することで、管Pの捩れ力を吸収することができる。
【0028】
図10〜図14は本発明の第3実施例を示す。
この実施例では、継手本体2の中央部外周面に厚肉部2fが設けられ、厚肉部2fの両側面が、ロックナット5を締め込んだ時にロックナット5の軸方向一端部の端面が圧接するストッパ壁部2gとなっている。このようにロックナット5の端面をストッパ壁部2gに圧接させることで、ロックナット5の締め込み限度を規定するとともに、ロックナット5とストッパ壁部2gとの反発力によって、ねじの緩みを防止できる。厚肉部2fの外周面には、レンチなどが係合する工具係合面2eが形成されている。
【0029】
図11,図12に示すように、ロックナット5の内周面には、雌ねじ5aとテーパ面5cとの間に内周溝5eが設けられている。ロックナット5に対してロック部材7およびワイヤ8と共にコア6を組み込んだ後、ロックナット5の内周溝5eにストッパリング15を嵌め込むことによって、コア6は軸方向に抜け止めされる。ストッパリング15としては、例えば樹脂リングや金属製のC形リングなどの弾性リングを用いることができる。このように、コア6、ロック部材7およびワイヤ8がロックナット5に一体的に組み付けられ、アッセンブリ化されるため、図12のように管接続具として単独で取り扱うことができる。
この実施例では、ロックナット5の雌ねじ5aおよび内周溝5eが設けられた部位の外周面に、工具係合面5dが形成されている。
【0030】
図13に示すように、コア6の外周面のロック部材保持部6dと位相が異なる位置に複数個(ここでは4個)の突起6fが周方向に等間隔で設けられている。これら突起6fにはワイヤ8が嵌合する浅い溝6gがそれぞれ設けられ、この溝6gの溝底は周溝6eの溝底より高い位置にある。この実施例のワイヤ8は内向きの弾性を有しており、上記溝6gにワイヤ8を嵌合させることで、ワイヤ8は周溝6eの溝底に接触することなく、4箇所で安定して保持される。ワイヤ8を突起6fの溝6gに嵌合させた状態で、コア6のロック部材保持部6dに位置するワイヤ8の部位に外側からロック部材7の横溝7dを嵌合させる。そして、コア6をロックナット5の内側に挿入し、コア6の背面を内周溝5eに装着したストッパリング15で抜け止めすれば、簡単に組み付けができる。ワイヤ8は周溝6eより高い位置にある突起6fの溝6gで支持されているので、ロック部材7が外周側へ持ち上げられ、そのコーン面7aがロックナット5のテーパ面5cにほぼ安定に接触すると同時に、ロック部材7の内側の爪部7bがコア6の内周側へ突出するのを防止できる。そのため、管Pを容易に挿入できる。
【0031】
この実施例のロック部材7は薄肉管Pの接続に適したものであり、図14に示すように、内側面の中央部にはロック部材7の幅寸法より狭い爪部7bが形成されている。上記爪部7bも複数の鋸歯を持つ歯形セレーションで構成されている。ロック部材7の内側面には、重心を通る横溝7dが幅方向に設けられているが、縦溝7c(図8参照)は設けられていない。ロックナット5を強く締め込むと、ロック部材7の爪部7bが管Pを内側へ凹ませ、縦方向の凹みを形成する。そのため、管Pに作用する引張り力に対して強い係止力を発揮することができる。
爪部7bがロック部材7の幅より狭いので、ロックナット5の締付トルクが比較的小さくても、管Pを容易に凹ませることができる。爪部7bによって管Pに縦方向の凹みを形成するのは、管Pの流体通過面積をできるだけ減少させずに、大きな係止力を得るためである。
【0032】
図15,図16は本発明の第4実施例を示す。
この実施例では、コア6、ロック部材7およびワイヤ8をロックナット5に一体的に組み付けてアッセンブリ化するため、第3実施例におけるストッパリング15に代えて、コア6の外周部に、ロックナット5の内周溝5eに係合してコア6を軸方向に抜け止めする外向きの突起部6hを一体に形成したものである。このコア6は樹脂で形成されている。コア6をロックナット5の中に円滑に挿入できるように、突起部6hは内径方向に撓むことができる。
この実施例では、ロックナット5の軸方向一端部の内側に、テーパ面5cより内径方向に突出する内フランジ5fが形成されている。内フランジ5fは、ロックナット5を締め込んだ状態で管Pに強い引張力が作用した時、ロック部材7がロックナット5のテーパ面5cを越えて抜け出るのを防止するものである。
この実施例の継手本体2およびロック部材7は第3実施例と同じものを使用している。
【0033】
言うまでもないことであるが、本発明は、管継手以外に止水栓、減圧弁、逆止弁など種々の流体機器への管接続に適用することができる。
図17は本発明を止水栓に適用した一例を示す。
21,22は止水栓本体20の両端部に設けられた、管Pを受け入れるための入口部および出口部である。入口部21および出口部22の外周面にはロックナット5が螺合する雄ねじ部23,24が設けられている。止水栓本体20には、ボール弁26を回転操作するためのスピンドル25が取り付けられている。
管Pを入口部21および出口部22に挿入し、コア6、ロック部材7およびワイヤ8を予め組み込んだロックナット5をねじ込むことによって、管Pを止水栓本体20に簡単かつ確実に接続することができる。
【0034】
図18はロック部材7の第3実施例を示す。
図8,図14に示す実施例では、ロック部材7の内側面に金属ワイヤ8を挿通するための横溝7dを形成したが、この実施例では、幅方向に貫通する貫通穴7eを設けたものである。貫通穴7eの直径はワイヤ8の太さより大きければよい。この場合には、ワイヤ8を貫通穴7eに挿通することで、ロック部材7のコア6からの脱落を確実に防止でき、組付が容易になる。
この実施例では、横溝7dだけでなく縦溝7cも省略し、ロック部材7の内周面全面に爪部7bを設けてある。
【0035】
図19はロック部材7の第4実施例を示す。
この実施例では、ロック部材7に幅方向に貫通する鍵穴形状の穴7fを設けたものである。穴7fの開口部7f1 の幅はワイヤ8の線径とほぼ等しくするのがよい。この場合は、コア6に予め取り付けられたワイヤ8に対して、ロック部材7の穴7fの開口部7f1 を外側から嵌め込むことで、ロック部材7をコア6に簡単に組み付けることができるとともに、ロック部材7の脱落を防止できる。
【0036】
図20はロック部材7の第5実施例を示す。
この実施例では、ロック部材7の爪部7bを、基端部(厚みが厚い端部)から先端部(厚みが薄い端部)に向かって漸次幅広としたものである。
この場合は、ロックナット5の締付によって、ロック部材7の爪部7bの基端側が管Pに狭い面積で係合し、先端側が管Pに広い面積で係合する。管Pがロック部材7に対して図中左方向に引っ張られたとき、幅狭な爪部7bが先に管Pに係合して凹部を形成し、幅広な爪部7bがその凹部を押し広げる形となるので、一定幅の爪部に比べて係止力を増大させることができる。
【0037】
図21はロック部材7の第6実施例を示す。
この実施例では、ロック部材7の内側面に先端が尖っていない複数の爪部7bを設けたものである。この例では、半球状の爪部7bを先端側に1個、基端端に2個設けたが、先端側に2個、基端側に1個設けてもよい。
この実施例のロック部材7は、薄肉管に適したものであり、先端が尖っていない爪部7bが管Pを内側へ凹ませ、所望の係止力を発揮することができる。なお、幅方向に点在する複数の爪部7bを設けたのは、管Pが引っ張られた時、各爪部7bによる個別の条痕が発生し、大きな係止力が得られるからである。
【0038】
本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施例では略リング状のワイヤ8を用いてロック部材7の内径方向への脱落を防止するものについて説明したが、例えば図22に示すように、ロック部材7の両側部にピン7gを突設し、このピン7gをコア6の周溝6eに係合させて内径方向への脱落を防止してもよい。ピン7gは、例えばロック部材7の幅方向に貫通する貫通穴に圧入固定された短いワイヤで構成できる。
上記のほか、ロック部材7をコア6のロック部材保持部6dに対して保持する手段は、管を挿入する前の段階で、少なくともロック部材7がロック部材保持部6dから内径方向に脱落しないものであれば、採用可能である。
また、略リング状のワイヤ8を用いる場合であって、ワイヤ8が外径方向へのばね力を有する場合には、周溝6eをコア6の内周面に設けてもよい。
ロック部材7の外側面に形成される当接部はコーン面である必要はなく、単なる傾斜面でもよく、さらに周方向に延びるリブなどを設けてもよい。ロックナットを締め上げた時、ロック部材7がロックナット5のテーパ面5cの作用によって内径方向へ動き得る当接部であればよい。
ロック部材7の内側面に形成される爪部7bとしては、実施例のような断面鋸歯形状のセレーションや半球状突起に限るものではなく、管Pを抜け止めする機能を有するものであれば、例えばスパイク状の突起や先端が尖っていない尾根状の突起であってもよい。
上記実施例では、管Pの直径が比較的小さいため、コア6に4個のロック部材7を保持したものであるが、直径が大きな管Pを接続する場合には、コア6に4個以上のロック部材7を保持してもよい。
【0039】
第1〜第4実施例に示す管継手において、継手本体2を二方向に開口した接続口を有するソケット形とした場合を示したが、一端部が閉止され、他端部に接続口を設けた構造や、一端部にネジを形成して配管に螺着し、他端部に接続口を設けた構造としてもよい。さらに、継手本体2に3方向または4方向の接続口を設けてもよい。要するに、少なくとも1つの口部を有するものであれば、形状は自由に選択可能である。
本発明は、ステンレス鋼管のような金属管の接続だけでなく、架橋ポリエチレン管のような硬質樹脂管の接続にも使用できる。
また、継手本体やロックナット、コアは、金属材料や樹脂材料など如何なる材料を使用してもよい。
継手本体2と管Pとの間をシールするシール部材として、Oリング3を使用したが、リップを有するガスケットを使用してもよく、他の公知のシール部材を用いてもよい。
また、本発明の管接続装置は、液体配管の接続だけでなく、気体配管の接続に用いることも可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明にかかる管接続装置は、ロックナットを本体に螺合させることで、ロックナットの内周面に設けたテーパ面によってロック部材を内径側へ押圧し、ロック部材の爪部を管の外周面に係合させ、管を抜け止めするものである。ロック部材の内径方向への押圧力は、スプリングによる付勢力とは異なり、ロックナットを本体にねじ込むことによって得られるので、非常に大きく、ロック部材の爪部を管の外周面に確実に係合させることができ、極めて大きな係止力を発生する。そのため、管が硬質樹脂パイプや金属パイプなどの硬質パイプであっても、管を確実に抜け止めできる。
また、ロックナットを回すに従いそのテーパ面が複数のロック部材の外側面に均等に接触し、これらロック部材を内径方向に均等に押圧するので、管が本体に対して偏心せず、安定した抜け止め効果を発揮できる。
さらに、管の外周面にねじなどを予め加工しておく必要がなく、ロックナットを回すだけで簡単に接続作業が行えるので、接続作業に熟練を必要とせず、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を管継手に適用した第1実施例の全体断面図である。
【図2】図1に示す管継手の分解斜視図である。
【図3】図1の主要部の拡大断面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1に示す継手本体の半断面側面図である。
【図6】図1に示すロックナットの半断面側面図である。
【図7】図1に示すコアの正面図および半断面側面図である。
【図8】図1に示すロック部材の正面図、B−B線断面図および底面図である。
【図9】本発明を管継手に適用した第2実施例の全体断面図である。
【図10】本発明を管継手に適用した第3実施例の全体断面図である。
【図11】図10の一部拡大図である。
【図12】図10に示す管継手で用いられる管接続具の一部断面側面図である。
【図13】図10に示す管継手で用いられるコアの側面図、半断面図、C−C断面図である。
【図14】図10に示す管継手で用いられるロック部材の側面図および底面図である。
【図15】本発明を管継手に適用した第4実施例の全体断面図である。
【図16】図15の一部拡大図である。
【図17】本発明を止水弁に適用した例の全体断面図である。
【図18】ロック部材の第3実施例の正面図およびD−D線断面図である。
【図19】ロック部材の第4実施例の側面図および底面図である。
【図20】ロック部材の第5実施例の側面図および底面図である。
【図21】ロック部材の第6実施例の側面図および底面図である。
【図22】ロック部材の第7実施例の斜視図である。
【符号の説明】
P 管(水道配管)
1 管継手
2 継手本体(本体)
2d 雄ねじ部
2h 口部
3 Oリング
5 ロックナット
5c テーパ面
6 コア
7 ロック部材
7a コーン面
7b 爪部
8 ワイヤ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a pipe connection device, particularly to a pipe connection device such as a pipe joint that can be used for connection work of water pipes or the like.
[0002]
[Prior art]
[Patent Document 1] JP-A-10-122460
2. Description of the Related Art Conventionally, a pipe joint with a female thread is generally used for connection work such as buried water pipes. That is, a pipe is connected by forming a male screw at the end of the pipe and screwing the male screw to the female screw of the pipe joint. However, in the case of such a connection method by screwing, an external thread must be formed at the end of the pipe in advance, so that it takes time and effort to process and also takes a great deal of time to join on site. There were drawbacks.
[0003]
In order to solve such a problem,
[0004]
If this pipe joint is used, it is not necessary to machine an external thread into the end of the pipe in advance, and it is only necessary to insert the pipe into the inner collar and the female body at the time of joining, so that the joining operation is simplified. Further, when the inner collar is pushed outward in the axial direction with respect to the female body, the locking member is pressed inward by the tapered surface, whereby the edge of the locking member engages with the outer periphery of the tube to prevent the tube from coming off. be able to.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the pipe joint having the above structure, it is necessary to push the inner collar axially outward with respect to the female body in order to engage the lock member with the outer circumference of the pipe. For this reason, a spring is arranged between the female body and the inner collar. However, the pressing force is weak with only the spring, and it is difficult to make the locking member come into strong contact with the outer peripheral surface of the pipe. It is possible if the pipe is a relatively soft resin pipe, but with a hard resin pipe or metal pipe, the edge of the lock member cannot be cut into the pipe by the spring force alone, and the desired locking force can be obtained. Can not. As a result, when a large tensile force acts on the pipe due to high water pressure or the like, the pipe may easily come off from the pipe joint.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a pipe connecting device that can easily perform a joining operation, has a large locking force on a pipe, and can reliably prevent a hard pipe from coming off.
Another object of the present invention is to provide a pipe connector which can be easily joined, has a large locking force with respect to a pipe, and can reliably prevent a hard pipe from coming off.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to
[0008]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a pipe connector for connecting a pipe to a main body having a mouth for receiving a pipe and having a male thread on the outer periphery of the mouth, wherein an inner surface of one end in the axial direction is provided. A lock nut having a female screw portion, and a taper surface having a gradually increasing diameter toward the one end side formed on the inner surface of the other end portion in the axial direction; and a lock nut disposed on the inner circumference of the lock nut and predetermined in the circumferential direction. A ring-shaped core in which a plurality of lock member holding portions are formed at intervals, and a tube which is held at predetermined intervals in the circumferential direction by the lock member holding portion of the core and is inserted into the mouth of the main body on the inner side surface A plurality of lock members each formed with a claw portion that engages with an outer peripheral surface of the core and a contact portion that is formed on an outer surface of the lock member so as to contact a tapered surface of the lock nut; The claw portion and the contact portion of the lock member are inside the core. It is held so as to be exposed to the periphery, and by screwing the female thread of the lock nut to the male thread of the mouth of the main body, the tapered surface comes into contact with the contact portion and the lock member is moved in the radial direction. A pipe connector is characterized in that the pipe is engaged with the outer peripheral surface of the pipe by pushing the pawl to prevent the pipe from being pulled out from the main body.
[0009]
In the present invention, the tapered surface having a large diameter at one end in the axial direction is formed on the inner peripheral surface of the lock nut screwed into the mouth of the main body. Therefore, when the lock nut is screwed into the main body, the tapered surface slides on the outer surface (contact portion) of the lock member and presses the lock member toward the inner diameter side. This pressing force in the inner diameter direction is different from the biasing force of the spring, and is obtained by screwing the lock nut into the main body. Therefore, even if the pipe is a hard resin pipe or a metal pipe, the inner claw portion of the lock member can be used. It can be engaged (cut or recessed) with the outer peripheral surface of the tube, and can exert an extremely large locking force. Therefore, even if a hydraulic pressure or the like acts on the pipe to exert a tensile force, the pipe does not fall out of the main body.
Further, since the connection can be easily made simply by turning the lock nut, no skill is required for the connection work, and the workability is improved. Moreover, as the lock nut is turned, its tapered surface evenly contacts the outer surfaces of the plurality of lock members, and presses these lock members evenly in the inner diameter direction. Can be demonstrated.
[0010]
The main body in the present invention is not limited to a tubular joint main body, but includes any member or device having an opening for receiving a pipe and having a male thread on the outer periphery of the opening.
In the case of a thick-walled tube, the claw portion provided on the inner surface of the lock member is preferably a sharp claw so as to be able to bite into the outer peripheral surface of the tube. Since the desired locking force is generated by inwardly recessing, the claw portion does not necessarily need to be sharp. In short, the shape of the claw can be arbitrarily selected according to the pipe.
[0011]
As in
It is necessary to hold the lock member on the lock member holding portion of the core such that the claw portion and the contact portion are exposed on the inner and outer circumferences of the core. According to the second aspect, the substantially ring-shaped wire is inserted into the through hole or the inner groove of the lock member, and the wire is held on the outer peripheral surface of the core, so that the lock member can be easily held on the core. When this core is inserted into the lock nut, the lock member is held in a tapered surface in the outer diameter direction, and is prevented from falling off by a ring-shaped wire in the inner diameter direction, so that the lock member is stably held. Can be. By supporting the lock member with an elastic wire, the lock nut can be largely projected toward the inner diameter side of the core by tightening the lock nut. Therefore, a large allowance for engagement between the lock member and the pipe is obtained, and the locking force on the pipe increases.
[0012]
It is preferable that the contact portion on the outer surface of the lock member be an inclined surface or a cone surface having an inclination corresponding to the tapered surface of the lock nut.
The shape of the contact portion of the lock member is arbitrary, but if the inclined surface or the cone surface is used as described above, the inclination of the lock member can be prevented, and at the same time, the lock member is parallel to the inner diameter direction by tightening the lock nut. Since it moves, a stable locking force can be exerted on the pipe.
[0013]
As in
O-rings are widely used as sealing members to seal between the main body and the pipe. However, the outer diameter of the pipe varies, and if the pipe varies to the smaller diameter side, the sealing force of the O-ring decreases. Can cause problems such as water leaks. For this reason, the O-ring is selected to have such a size that the sealing performance can be ensured even when a minimum-diameter pipe is used. However, when a pipe having a large outer diameter is inserted, it is very difficult to insert the O-ring. But easily damaged. As described above, in the pipe joint using the O-ring, it is difficult to secure stable sealing performance with respect to variations in the outer diameter of the pipe.
According to the fourth aspect, the lock member is pushed in the inner diameter direction and at the same time as the lock member is pushed deeper by tightening the lock nut, so that the core is also pushed deeper in the main body. Utilizing this movement of the core, the inner surface of the O-ring is pressed inward by pressing both sides in the axial direction of the O-ring between the step portion of the main body and the core, so that the O-ring is brought into close contact with the outer peripheral surface of the pipe. . Therefore, even if there is a variation in the outer diameter of the pipe, a stable sealing property can be ensured.
[0014]
It is preferable to provide a stopper wall on the outer peripheral surface of the main body, by which the lock nut is tightened by a predetermined amount so that the end face of one end in the axial direction of the lock nut is pressed.
The claw of the lock member engages with the pipe according to the amount of tightening of the lock nut, and the amount of tightening greatly affects the locking force of the pipe. However, depending on the operator, the amount of tightening may be excessive, or The tightening may be insufficient.
Therefore, a stopper wall is provided on the outer peripheral surface of the main body, and the lock nut is tightened to the stopper wall until the end face of one end in the axial direction of the lock nut is pressed against the stopper wall. At the same time, loosening of the screw can be prevented by the repulsive force between the lock nut and the stopper wall.
[0015]
An inner circumferential groove is formed between the female screw portion on the inner surface of the lock nut and the tapered surface, and the core is prevented from coming off in the axial direction by a stopper ring mounted on the inner circumferential groove of the lock nut. Is also good.
After the core and the lock member are assembled to the lock nut, if the core easily comes off from the lock nut, the lock member may also fall off the core. In particular, it becomes inconvenient when handling the pipe connector alone. Therefore, in the ninth aspect, the core is prevented from coming off in the axial direction from the lock nut by using the stopper ring. Therefore, it is possible to prevent the lock member from falling off from the core, and it is possible to easily handle the pipe connector alone.
[0016]
In the tenth aspect, an inner circumferential groove is formed between the female screw portion on the inner surface of the lock nut and the tapered surface, and the outer circumferential portion of the core is engaged with the inner circumferential groove of the lock nut to prevent the core from coming off in the axial direction. That is, the projections are integrally formed.
In this case, similarly to the ninth aspect, the core can be prevented from falling off from the lock nut, and since no separate component such as a stopper ring is required, the number of components is reduced and the cost is reduced.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
1 to 8 show a first embodiment in which the present invention is applied to a pipe joint, and show an example in which this pipe joint is used for connection of a general water supply pipe.
The
[0018]
The joint
[0019]
A
[0020]
Inside the
[0021]
As shown in FIG. 8, the
[0022]
As shown in FIG. 2, the
[0023]
Here, a method of connecting the pipe P to the
First, the O-
[0024]
When the pipe P is inserted into the pipe joint 1 assembled as described above, the
[0025]
When the
[0026]
As the
[0027]
FIG. 9 shows a second embodiment of the pipe joint according to the present invention.
In this embodiment, the
In this case, while the rotation of the
In this embodiment, in a state where the pipe P is connected, when a torsional force is applied to one of the pipes P, the
[0028]
10 to 14 show a third embodiment of the present invention.
In this embodiment, a
[0029]
As shown in FIGS. 11 and 12, an inner
In this embodiment, a
[0030]
As shown in FIG. 13, a plurality (four in this example) of
[0031]
The
Since the
[0032]
15 and 16 show a fourth embodiment of the present invention.
In this embodiment, since the
In this embodiment, an
The
[0033]
Needless to say, the present invention can be applied to pipe connection to various fluid devices such as a stopcock, a pressure reducing valve, a check valve, and the like in addition to the pipe joint.
FIG. 17 shows an example in which the present invention is applied to a water stopcock.
The pipe P is inserted into the
[0034]
FIG. 18 shows a third embodiment of the
In the embodiment shown in FIGS. 8 and 14, the
In this embodiment, not only the
[0035]
FIG. 19 shows a fourth embodiment of the
In this embodiment, the
[0036]
FIG. 20 shows a fifth embodiment of the
In this embodiment, the
In this case, by tightening the
[0037]
FIG. 21 shows a sixth embodiment of the
In this embodiment, a plurality of
The
[0038]
The present invention is not limited to the above embodiments, but can be modified without departing from the spirit of the present invention.
For example, in the above-described embodiment, the
In addition to the above, the means for holding the
Further, when the
The contact portion formed on the outer surface of the
The
In the above embodiment, four
[0039]
In the pipe joints shown in the first to fourth embodiments, the case where the
The present invention can be used not only for connecting a metal pipe such as a stainless steel pipe, but also for connecting a hard resin pipe such as a crosslinked polyethylene pipe.
Further, any material such as a metal material or a resin material may be used for the joint body, the lock nut, and the core.
Although the O-
Further, the pipe connection device of the present invention can be used not only for connection of a liquid pipe but also for connection of a gas pipe.
[0040]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, the pipe connection device according to the present invention, by screwing the lock nut to the main body, presses the lock member toward the inner diameter side by the tapered surface provided on the inner peripheral surface of the lock nut, The claw of the lock member is engaged with the outer peripheral surface of the tube to prevent the tube from coming off. Unlike the biasing force of the spring, the pressing force in the inner diameter direction of the lock member is obtained by screwing the lock nut into the main body, so it is very large and the claw of the lock member is securely engaged with the outer peripheral surface of the pipe. And generate an extremely large locking force. Therefore, even if the pipe is a hard pipe such as a hard resin pipe or a metal pipe, the pipe can be reliably prevented from coming off.
Further, as the lock nut is turned, its tapered surface evenly contacts the outer surfaces of the plurality of lock members, and presses these lock members evenly in the inner diameter direction. The stop effect can be exhibited.
Furthermore, since it is not necessary to pre-process a screw or the like on the outer peripheral surface of the pipe, the connection operation can be easily performed just by turning the lock nut, so that the connection operation does not require skill and the workability is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall sectional view of a first embodiment in which the present invention is applied to a pipe joint.
FIG. 2 is an exploded perspective view of the pipe joint shown in FIG.
FIG. 3 is an enlarged sectional view of a main part of FIG.
FIG. 4 is a sectional view taken along line AA of FIG. 1;
FIG. 5 is a half sectional side view of the joint main body shown in FIG. 1;
FIG. 6 is a half sectional side view of the lock nut shown in FIG. 1;
FIG. 7 is a front view and a half sectional side view of the core shown in FIG. 1;
FIG. 8 is a front view, a sectional view taken along line BB, and a bottom view of the lock member shown in FIG. 1;
FIG. 9 is an overall sectional view of a second embodiment in which the present invention is applied to a pipe joint.
FIG. 10 is an overall sectional view of a third embodiment in which the present invention is applied to a pipe joint.
FIG. 11 is a partially enlarged view of FIG. 10;
12 is a partial cross-sectional side view of a pipe connector used in the pipe joint shown in FIG.
13 is a side view, a half sectional view, and a CC sectional view of a core used in the pipe joint shown in FIG. 10;
14 is a side view and a bottom view of a lock member used in the pipe joint shown in FIG.
FIG. 15 is an overall sectional view of a fourth embodiment in which the present invention is applied to a pipe joint.
FIG. 16 is a partially enlarged view of FIG.
FIG. 17 is an overall sectional view of an example in which the present invention is applied to a water stop valve.
FIG. 18 is a front view and a sectional view taken along line DD of a third embodiment of the lock member.
FIG. 19 is a side view and a bottom view of a fourth embodiment of the lock member.
FIG. 20 is a side view and a bottom view of a fifth embodiment of the locking member.
FIG. 21 is a side view and a bottom view of a sixth embodiment of the lock member.
FIG. 22 is a perspective view of a seventh embodiment of the lock member.
[Explanation of symbols]
P pipe (water supply pipe)
1 Fittings
2 Fitting body (body)
2d male thread
2h mouth
3 O-ring
5 Lock nut
5c tapered surface
6 core
7 Lock member
7a cone surface
7b Claw
8 wires
Claims (10)
軸方向一端部の内面に雌ねじ部を有し、軸方向他端部の内面に上記一端部側に向かって漸次大径となるテーパ面が形成されたロックナットと、
上記ロックナットの内周に配置され、周方向に所定間隔おきに複数のロック部材保持部が形成されたリング状のコアと、
上記コアのロック部材保持部に周方向に所定間隔おきに保持され、内側面に上記本体の口部に挿入された管の外周面に係合する爪部が形成され、外側面にロックナットのテーパ面に接触する当接部が形成された複数のロック部材とを備え、
上記ロック部材は上記コアのロック部材保持部に、上記ロック部材の爪部と当接部とがコアの内外周に露出するように保持されており、
上記本体の口部の雄ねじ部にロックナットの雌ねじ部を螺合させることにより、上記テーパ面が上記当接部に接触してロック部材を内径方向へ押し、上記爪部を管の外周面に係合させて管を本体に対して抜け止めすることを特徴とする管接続装置。A body having a mouth for receiving the tube, and having a male thread on the outer periphery of the mouth,
A lock nut having a female thread on the inner surface of one axial end, and a taper surface having a gradually increasing diameter toward the one end on the inner surface of the other axial end;
A ring-shaped core disposed on the inner periphery of the lock nut and having a plurality of lock member holding portions formed at predetermined intervals in a circumferential direction;
A claw portion is formed on the inner surface of the lock member holding portion of the core at predetermined intervals in the circumferential direction, the claw portion engaging with the outer peripheral surface of the tube inserted into the mouth of the main body is formed, and the lock nut of the lock nut is formed on the outer surface. A plurality of lock members formed with a contact portion that contacts the tapered surface,
The lock member is held by the lock member holding portion of the core such that the claw portion and the contact portion of the lock member are exposed on the inner and outer circumferences of the core,
By screwing the female thread of the lock nut into the male thread of the mouth of the main body, the tapered surface comes into contact with the contact portion and pushes the lock member in the inner diameter direction. A pipe connection device wherein the pipe is engaged to prevent the pipe from coming off the main body.
上記コアの外周面に略リング状のワイヤが保持され、
上記ロック部材の貫通穴または溝に上記ワイヤが挿通されて、上記ロック部材の内径側への脱落が規制されていることを特徴とする請求項1に記載の管接続装置。A hole penetrating in the width direction or a groove on the inner surface extending in the width direction is formed in the lock member,
A substantially ring-shaped wire is held on the outer peripheral surface of the core,
2. The pipe connection device according to claim 1, wherein the wire is inserted into a through hole or a groove of the lock member, so that the lock member is prevented from dropping toward the inner diameter side. 3.
上記コアの軸方向一端部には、上記段差部に嵌合し、Oリングの軸方向他側面を押圧するボス部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の管接続装置。On the inner peripheral surface of the mouth of the main body, a step portion for holding one axial side surface and the outer peripheral surface of the O-ring sealing the outer peripheral surface of the pipe is formed,
4. A boss portion, which is fitted to the step portion and presses the other side surface of the O-ring in the axial direction, is integrally formed at one end portion in the axial direction of the core. The pipe connection device according to item 1.
軸方向一端部の内面に雌ねじ部を有し、軸方向他端部の内面に上記一端部側に向かって漸次大径となるテーパ面が形成されたロックナットと、
上記ロックナットの内周に配置され、周方向に所定間隔おきに複数のロック部材保持部が形成されたリング状のコアと、
上記コアのロック部材保持部に周方向に所定間隔おきに保持され、内側面に上記本体の口部に挿入された管の外周面に係合する爪部が形成され、外側面にロックナットのテーパ面に接触する当接部が形成された複数のロック部材とを備え、
上記ロック部材は上記コアのロック部材保持部に、上記ロック部材の爪部と当接部とがコアの内外周に露出するように保持されており、
上記本体の口部の雄ねじ部にロックナットの雌ねじ部を螺合させることにより、上記テーパ面が上記当接部に接触してロック部材を内径方向へ押し、上記爪部を管の外周面に係合させて管を本体に対して抜け止めすることを特徴とする管接続具。A pipe fitting for connecting a pipe to a main body having a mouth for receiving a pipe and having a male thread on the outer periphery of the mouth,
A lock nut having a female thread on the inner surface of one axial end, and a taper surface having a gradually increasing diameter toward the one end on the inner surface of the other axial end;
A ring-shaped core disposed on the inner periphery of the lock nut and having a plurality of lock member holding portions formed at predetermined intervals in a circumferential direction;
A claw portion is formed on the inner surface of the lock member holding portion of the core at predetermined intervals in the circumferential direction, the claw portion engaging with the outer peripheral surface of the tube inserted into the mouth of the main body is formed, and the lock nut of the lock nut is formed on the outer surface. A plurality of lock members formed with a contact portion that contacts the tapered surface,
The lock member is held by the lock member holding portion of the core such that the claw portion and the contact portion of the lock member are exposed on the inner and outer circumferences of the core,
By screwing the female thread of the lock nut into the male thread of the mouth of the main body, the tapered surface comes into contact with the contact portion and pushes the lock member in the inner diameter direction. A pipe connector characterized in that the pipe is engaged with the main body to prevent the pipe from coming off from the main body.
上記コアの外周面に略リング状のワイヤが保持され、
上記ロック部材の貫通穴または溝に上記ワイヤが挿通されて、上記ロック部材の内径側への脱落が規制されていることを特徴とする請求項6に記載の管接続具。A hole penetrating in the width direction or a groove on the inner surface extending in the width direction is formed in the lock member,
A substantially ring-shaped wire is held on the outer peripheral surface of the core,
The pipe connector according to claim 6, wherein the wire is inserted through a through hole or a groove of the lock member, and the lock member is prevented from dropping toward the inner diameter side.
上記コアは、ロックナットの内周溝に装着されたストッパリングによって軸方向に抜け止めされていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の管接続具。An inner peripheral groove is formed between the female screw portion on the inner surface of the lock nut and the tapered surface,
The pipe connector according to any one of claims 6 to 8, wherein the core is prevented from coming off in the axial direction by a stopper ring attached to an inner circumferential groove of the lock nut.
上記コアの外周部には、ロックナットの内周溝に係合してコアを軸方向に抜け止めする突起部が一体に形成されていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の管接続具。An inner peripheral groove is formed between the female screw portion on the inner surface of the lock nut and the tapered surface,
9. The outer periphery of the core is integrally formed with a projection that engages with an inner peripheral groove of the lock nut and prevents the core from coming off in the axial direction. Pipe fitting as described.
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